JP2767268B2 - 景品交換システム - Google Patents

景品交換システム

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JP2767268B2
JP2767268B2 JP1043276A JP4327689A JP2767268B2 JP 2767268 B2 JP2767268 B2 JP 2767268B2 JP 1043276 A JP1043276 A JP 1043276A JP 4327689 A JP4327689 A JP 4327689A JP 2767268 B2 JP2767268 B2 JP 2767268B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、遊技店に設置された遊技機での遊技におい
て遊技者が獲得した遊技媒体を、遊技者が所望する景品
に交換する景品交換システムに関するものである。
〈従来の技術〉 遊技店に設置された遊技機で遊技を行った遊技結果と
して遊技者が遊技媒体を獲得した場合、獲得した遊技媒
体の量に応じて、当該遊技店が用意した種々の景品と遊
技媒体とを変換できるような景品交換システムが一般の
遊技店で広く採用されている。
そして、このような景品交換を容易にするために、遊
技者が獲得した遊技媒体の量を計数して所定の情報記憶
手段に記憶させる遊技媒体記憶管理手段を遊技店内に設
置しておき、遊技媒体記憶管理手段を介して遊技者が獲
得遊技媒体の数を遊技媒体情報記憶手段に記憶させ(例
えば、獲得球数をレシートに印字し)、その遊技媒体情
報記憶手段を遊技者が景品カウンタ等へ持参して、景品
交換を行えるようにした景品交換システムが導入されて
いる。
なお、遊技者が獲得した遊技媒体を店外に持ち出され
たりすると、当該遊技店の営業管理が困難になってしま
うので、当日で全ての精算が完了するように、遊技者が
獲得した遊技媒体との景品交換は、当該遊技店で遊技を
行った当日に限り、遊技店が予め用意した景品とのみ交
換できるようになっている。
〈発明の解決しようとする課題〉 しかしながら、上記した従来の景品交換システムにお
いては、遊技店が予め用意した景品とだけしか遊技媒体
の交換ができないために、遊技者の希望する景品が用意
されていなかったり、品切れになっていたりすることも
あり、遊技者にとっては、非常に大きな不満となること
もあった。
このような遊技者の不満を極力解消するためには、遊
技店側が揃える景品の品種を増やしたり、交換用景品の
ストックを豊富にする必要があるものの、遊技店におけ
る景品の陳列用スペースが限られていることから、交換
用景品の品種を徒に増やすことは望ましくないし、ま
た、交換用景品のストックが増えると、それだけ景品の
管理などに対する遊技店側の負担が増大してしまう。
よって、遊技店としては、一般的な遊技者に望まれる
少品種の景品を必要数のみ随時仕入れるという営業形態
を採らざるを得ないのである。
加えて、遊技者が一日で獲得できる遊技利益の妥当な
範囲を越える高額の商品を交換用景品として仕入れた場
合には、そのような商品が交換の対象とされることは極
めて希であり、商品の回転率を下げてしまうと共に、高
額景品の商品価値を損なうことなく店内の景品コーナー
等に陳列しておくことは、遊技店にとっても大きな負担
であることから、高額商品を交換用景品として仕入れる
ことは遊技店のリスクが大きい。
このような事情からも、遊技店が用意できる景品の品
種が限られてしまい、景品交換に際しては、遊技者の選
択の幅を一層狭めてしまうこととなるのである。
一方、近年の遊技機としては、比較的短時間に多量の
遊技利益を獲得可能な特別遊技を行える遊技内容の遊技
機が主流となっており、斯かる遊技機で遊技を行うと、
比較的高額の商品と交換可能な程の遊技利益を短時間に
獲得できる場合も多くあり、遊技者が望むような魅力あ
る景品を用意しない遊技店に対する遊技者の不満は、従
来にも増して強いものとなっている。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は上記に鑑み提案されたもので、少なくとも遊
技機(例えば、パチンコ機6)での遊技において遊技媒
体(例えば、パチンコ球)を獲得した遊技店を識別可能
な遊技店識別情報が記憶される情報記憶媒体(例えば、
カード7)と、遊技店毎に設置され、遊技機での遊技に
おいて遊技者が獲得した遊技媒体を計数した後に、該計
数値を遊技媒体数情報として遊技媒体数記憶手段(例え
ば、管理装置2やカード7)へ記憶させる遊技媒体管理
手段(例えば、景品球精算機1)と、複数種類の景品の
取り扱い、該景品を遊技者へ供給する景品供給機関(例
えば、景品球管理センター5,デパート等)と、を含み、
上記景品供給機関は、遊技店とは別個に存在させると共
に、遊技者が遊技店において獲得した遊技媒体の計数値
として遊技媒体数記憶手段に記憶されている遊技媒体数
情報に基づいて遊技者の所望する景品を供給し、上記景
品供給機関から遊技者側へ供給した景品の対価を、景品
交換を行った遊技者が所持する情報記憶媒体に記憶され
ている遊技店識別情報に基づき特定される遊技店に請求
するようにした。
〈作用〉 遊技媒体記憶管理手段が、遊技者の獲得した遊技媒体
を計数して遊技媒体数記憶手段に遊技媒体数情報を記憶
させ、当該遊技媒体数記憶手段の遊技媒体数情報に基づ
き遊技者が景品との交換を希望すると、遊技店とは別個
に存在する景品供給機関が遊技者へ景品の供給を行い、
情報記憶媒体に記憶されている遊技店識別情報に基づき
特定される遊技店に遊技者へ供給した景品の対価を請求
する。
〈実施例〉 第1図に本発明に係る景品交換機構のシステム概念図
を示す。
遊技店内に設置された遊技媒体管理手段としての景品
球精算機1は、遊技店内の適宜な位置に設置された管理
装置2と店内伝送路を介して電気的に接続してある。ま
た、この管理装置2は店外伝送路4を介して景品供給機
関としての景品球管理センター5と電気的に接続してあ
る。なお、この景品球管理センター5は更にデパートと
接続してあり、実際の景品供給はデパートから行われる
ものとしてある。すなわち、本実施例においては、景品
球管理センター5とデパートによって、遊技者へ景品を
供給する景品供給機関となるのである。
一方、遊技店においては、遊技者はパチンコ機6で遊
技を行ない、遊技の結果として景品球を獲得した場合
に、この景品球を景品球精算機1に投入して、後に詳述
する景品球数(遊技媒体数情報)を記憶させた情報記憶
媒体としての一例であるカード7と余り玉を受け取る。
遊技者はこのカード7を使用して、所要の販売店(例え
ば、景品供給機関の一機能を担うデパート)においてカ
ード7に記憶された金額の範囲内で景品としての商品と
交換する。
斯くして、デパート等の販売店から景品交換に要した
商品代の請求が、カード書換更新機8によって景品球管
理センター5へ送信され、景品球管理センター5が各販
売店へ代金を支払うと共に、カード7に記憶されている
発行店舗コードに基づき特定される遊技店に対してカー
ド代金の精算を行なうのである。なお、景品交換に際し
ては、複数のカード7…を一度に使用できるものとし、
各カード7…の遊技媒体数情報の加算値に基づく景品交
換が行えるようにしても良い。
第2図、第3図に景品球精算機1を示す。
この景品球精算機1は、箱体9の上面に球受入部10を
設け、上面の後側に表示部11を立設し、表示部11には精
算中表示器12と精算中止表示器13を並設し、上面の前側
を傾斜面として操作部14を形成し、操作部14にはカード
発行スイッチ15、余り玉返却スイッチ16、余り玉募金ス
イッチ17、精算球数表示器18、余り玉数表示器19、余り
玉設定数表示器20が並設してある。球受入部10は、底面
21に球入口22を開設し、箱体上面に開口部23から底面21
に向って下り傾斜する側壁24が設けてある。また底面21
は側壁24の下端にあって球入口22へ向って下り傾斜して
おり、底面21の表面には球を導く複数の導入溝25が設け
てあり、球入口22には球の受入を阻止するシャッター装
置26が設けてある。このシャッター装置26はソレノイド
等よりなるシャッター駆動機構27により開閉する。また
箱体9の前面にはカード発行口28と球返却口29が設けて
ある。箱体9の内部にはカード発行口28に連通する位置
にカード発行装置30を設け、球入口22に連通する位置に
回収樋31の上端を連結し、回収樋31の上部に球計数器32
を設け、回収樋31から返却樋33を分岐させて返却樋33の
上部を球貯留部34となし、球貯留部34の下部には余り玉
排出装置35を設け、返却樋33の下端を返却口29に連通さ
せてある。また箱体9の内部にはカード7の発行制御を
除く各機器の制御および管理装置2との交信を制御する
ローカル制御装置36が設けてある。このローカル制御装
置36には、カード7を発行する際に記憶させる最低基準
球数を設定するための余り球数設定器37を設けてある。
第4図に余り玉排出装置35を示す。
この余り玉排出装置35は、球排出ソレノイド38の駆動
により返却樋33内に出没して球の流下を規制する球スト
ッパ部39と、通過する球を1個宛検出する球排出センサ
ー40を備え、上記球排出ソレノイド38及び球排出センサ
ー40をローカル制御装置36に電気的に接続してある。
上記した景品球精算機1により発行するカード7は、
第5図で示すように、紙、合成樹脂等から成る薄い板状
であり、表面には長手方向の上部に残高表示部41を設
け、残高表示部41の下方に印字領域部42を設け、長手方
向の下部に磁気データ記憶部43、セキュリティデータを
記憶するセキュリティ記憶部44を設けてある。
残高表示部41は、カード7の概ねの残高をパンチ穴、
マーキング等で表示し、カード使用者に当該カードの残
高を知らしめるようにしている。
印字領域部42には景品球精算機1においてカード7を
発行する際、精算球数、精算日(発行年月日)、当該カ
ード7を発行した遊技店が識別可能な発行店舗コードを
印字する。
磁気データ記憶部43には、精算球数、印字領域に印字
したデータと同一の発行年月日およびカード7を発行し
た遊技店が識別可能な発行店舗コード、セキュリティ記
憶部44に記憶させたセキュリティデータと同一のセキュ
リティデータが記憶してある。精算球数データ(遊技者
の獲得した遊技媒体の計数値である遊技媒体数情報)
は、遊技者がカード7により商品を購入した際にその商
品の金額に相当する球数が減算され更新記憶される。ま
た、この遊技媒体数情報は精算球数ではなく、直接金額
データを記憶させてもよい。セキュリティデータはカー
ドの偽造を防止するためのもので、カード書換更新機8
において磁気データ記憶部43とセキュリティ記憶部44の
両データを比較し、両データが一致した場合にのみ正規
カードとして商品の購入が許可される。すなわち、両デ
ータが不一致である場合には、不正カードとして摘発す
ることができる。
セキュリティ記憶部44は、上記したようにカード7の
偽造を防止するために設けたもので、磁気データ記憶部
43に記憶させたセキュリティデータと同一のデータを光
学的手段、磁気的手段等を用いて記憶し、かつ該データ
が外観からは読取られないように隠匿した状態で記憶し
てある。
また、カード7の表面には、矢印を表示して挿入方向
を示してカード7の挿入方向を分り易くしたり、挿入方
向の錯誤を防止するため、カード7の先端の一方の角を
予め斜めに切断しておいてもよい。
上記したカード7は景品球精算機1に設けられたカー
ド発行装置30内に貯留されて、発行される。このカード
発行装置30を第6図A、Bに示す。
カード発行装置30は、カード7を貯留するカードタン
ク45の下部に横向きU字状のカード搬送路46を設け、カ
ード搬送路46の奥に向って、カードタンク45からカード
7を一枚ずつ取り出すための取出装置47、カード7のセ
キュリティデータを読み出したり磁気データの記録をす
るためのカードリーダライタ48を設け、カード搬送路46
の屈曲部にカード7を反転して搬送する転送装置49を設
け、転送装置49からカード発行口28に向って、カード7
の印字領域部42に印字するための印字装置50、適正カー
ドと不良カードの搬送路を切り替える切換装置51、適正
カードを発行口28に導出する導出装置52を設けてある。
切換装置51にはカード搬送路46から分岐した不適正カー
ド搬送路53を設け、不適正カード搬送路53に連通する位
置に没収タンク54が設けてある。また、カードタンク45
の下部にはカードタンク45内のカード7の有無を検出す
る第1カードセンサー55が、没収タンク54には没収タン
ク54内のカード収納量を検出する第2カードセンサー56
が、転送装置49の下部にはメイン制御装置57が設けてあ
る。カード発行装置30の前面には、カード搬送路46の出
口にカード発行口28が開設してあり、カード発行口28と
カードタンク45の間には、カードタンク45のカードなし
情報や没収タンク54のカード満杯情報を表示するモニタ
表示器58を設け、カードタンク45の前面は外部からカー
ド残量が確認できるように窓部59が形成してある。ま
た、モニタ表示器58の下方には、カード発行装置30に異
常が発生して、従業員が異常を回復させた場合に、回復
情報をメイン制御装置57へ送るためのリスタートスイッ
チ60が設けてある。
上記したカード発行装置30は、メイン制御装置57から
のカード発行指令を受けると、カードタンク45から取出
装置47によりカード7を一枚ずつ取り出してカード搬送
路上46へ導き、カードリーダライタ48へ搬送する。カー
ドリーダライタ48では、発行するカード7のセキュリテ
ィデータを読取るとともに、磁気データを記録する。そ
して、記録した磁気データを再生し、正しく記憶された
かどうかを判定する。ここで、セキュリティデータが記
憶されていなかったり、磁気データの記憶が正常に行な
われなかった場合には不適正カードであると判断する。
カードリーダライタ48によりデータの書込み及び判定
がなされたカード7は、カード発行装置30の奥に向かっ
て搬送され、転送装置49により搬送方向を変えられ、カ
ード発行装置30の前面に向かって搬送される。カード7
が切換装置51に達すると、カードリーダライタ48の判定
結果により、適正カードは導出装置53へ、不適正カード
は没収タンク54へ搬送される。そして、適正カードは導
出装置52によりカード発行口28へ排出され、不適正カー
ドは没収タンク54内へ収納される。カードタンク45にカ
ード7が無くなったことを第1カードセンサー55が検出
したり、没収タンク54が不適正カードで満杯になったこ
とを第2カードセンサー56が検出すると、モニタ表示器
58にこれらを表示する。
なお、上記したカード発行装置30は、内部に貯留した
カードにデータを書込んで発行する機能のみを有するも
のとしたが、例えば、遊技者が既に所持しているカード
を受け入れて、カードリーダライタ28でデータをリライ
トすることにより、遊技媒体数情報を加算記憶させるよ
うな機能を付加しても良い。斯くすれば、比較的少額の
カード7…を多枚数発行するような無駄を省くことがで
きる。
上記したカード景品球精算機1の制御装置のブロック
図を第7図に示す。
この制御装置は、カード発行に関する制御を行なうメ
イン制御装置57と、これ以外の制御を行なうローカル制
御装置36とからなる。制御装置を二つに分離したのは、
カード7の仕様は秘密にして、カード7の偽造やカード
7に記憶されたデータの改竄を防ぐためである。
メイン制御装置57は、演算制御回路61、ROM62、RAM6
3、伝送制御回路64を有するメインCPU65からなり、この
メインCPU65にドライバ66、レシーバ67を介してカード
発行装置30の取出装置47、カードリーダライタ48、転送
装置49、印字装置50、切換装置51、導出装置52、モニタ
表示器58、第1カードセンサー55、第2カードセンサー
56、台番号設定器68、リスタートスイッチ60が接続さ
れ、これらを制御している。また、メインCPU65は、受
信データの波型整形、送信データ信号のドライブ能力を
上げるためのレベル変換回路69、送信信号と受信信号の
分岐および結合を図るための分岐回路70を介して店内伝
送路3により管理装置2と電気的に接続されている。
一方ローカル制御装置36は、演算制御回路71、ROM7
2、RAM73を有するローカルCPU74からなり、このローカ
ルCPU74にレシーバ75を介して球計数器32、余り玉返却
スイッチ16、余り玉募金スイッチ17、カード発行スイッ
チ15、球排出センサー40、余り玉数設定器37が接続され
てこれらから信号を受け取り、ドライバ76を介して精算
玉数表示器18、余り玉数表示器19、余り玉設定数表示器
20、精算中表示器12、精算中止表示器13、シャッタ駆動
機構27、球排出ソレノイド38が接続され、これらを駆動
している。
また、メイン制御装置57とローカル制御装置36とは電
気的に連絡されており、メイン制御装置57からローカル
制御装置36へは、レディ信号、発行完了信号等が送信さ
れ、ローカル制御装置36からメイン制御装置57へは、発
行指令信号、精算玉数信号、余り玉数信号、アラーム信
号、募金信号等が送信される。
景品球精算機1における処理のフローチャートを第8
図から第10図に基示す。
メイン制御装置57において、電源が投入されると、RA
M領域63がクリアされ、I/Oポートが初期化され、台番号
設定器68から台番号が読み込まれる。管理装置2から回
転指令信号を受信すると、管理装置2へ伝送する信号を
加工するための暗号コード、各遊技店に特有の店舗コー
ド、年月日情報を読み込み、開店指令信号を受信したこ
とを知らせる応答信号を管理装置2へ送信する。カード
発行装置30の異常を示すモニタを確認し、異常があれば
モニタ表示器58にモニタ要因を表示し、モニタ発生要因
をモニタ情報にセットし、異常の態様をモニタ情報とし
て管理装置2へ送信し、レディ信号をオフにしてリスタ
ートスイッチ60が押されるのを待つ。異常要因が除去さ
れリスタートスイッチ60が押されると、モニタ情報をリ
セットし、正常を表わすモニタ情報を管理装置2へ送信
し、モニタ表示器58の表示をオフにし、レディ信号をオ
ンにして、異常検出処理へ戻る。一方、異常が無い場合
で、ローカル制御装置36にも異常が発見されないと、レ
ディ信号をオンにして、ローカル制御装置36からの発行
指令信号を待つ。ローカル制御装置36からの発行指令信
号を受信して、精算玉数信号、余り玉数信号、募金信号
を受信すると、カード7をカードタンク45から取り出
し、カードリーダライタ48によりセキュリィデータを読
み取り、適正カードか否かの判別を行ない、適正カード
であればカード7に精算玉数、年月日、店舗コード、セ
キュリティデータを磁気的に記憶する。そして、記憶し
た磁気記録データを再生し、記憶したデータと一致した
場合のみにカード7を印字装置50へ転送し、カード7に
精算玉数、年月日、店舗コードを印字し、カード7をカ
ード発行口28へ搬送する。一方、不適正カードであった
場合、記憶したデータと再生したデータが一致しなかっ
た場合は、カード7を没収タンク54に搬送し、カード7
が没収タンク54内へ取り込まれたならば、カード7の発
行処理へ戻る。適正カードが正常にカード発行口28へ搬
送されると、発行完了信号をオンにして、起動時に読み
込んだ暗号により台番号、精算玉数、余り玉数、募金有
無等のデータを加工して精算データとして管理装置2へ
送信する。
その後、メイン制御装置57は管理装置2からの開店指
令信号を受信するとレディ信号をオフにして、処理を終
了する。
一方、ローカル制御装置36において、電源が投入され
ると、RAM領域73がクリアされ、I/Oポートが初期化され
る。余り玉数設定器37から余り玉とする球数を読み込
み、余り玉設定数表示器20に余り玉数を表示し、シャッ
ター装置26を閉じて景品球を受け入れない状態にして、
精算中止表示器13を点灯してメイン制御装置57からレデ
ィ信号を待つ。レディ信号を受信しないと、精算中止表
示器13を点灯し、精算中表示器12をオフにしてレディ信
号待ちの状態に戻る。
レディ信号を受信すると、余り玉排出装置35の異常を
示すモニタを確認し、異常があればアラーム信号をオン
にして、メイン制御装置57へローカル異常があることを
知らせる。一方、異常が無い場合には、アラーム信号を
オフにし、精算中止表示器13をオフにし、精算中表示器
12を点灯し、シャッター装置26を開いて景品球を受け入
れる状態にする。そして、余り玉排出装置35のモニタ要
因をリセットし、精算カウンタ、余り玉カウンタをクリ
アし、精算玉数表示器18、余り玉数表示器19をオフにす
る。
球計数器32が玉を検出すると、余り玉カウンタに
「1」を加算し、余り玉カウンタ値と余り玉設定値を比
較して余り玉数が予め定めた余り玉設定値と一致した場
合には、余り玉カウンタ値を精算カウンタ値に加算し、
余り玉カンウンタをクリアし、余り玉カウンタ値、精算
カウンタ値をそれぞれ余り玉数表示器19、精算玉表示器
18に表示する。一方、余り玉カウンタ値が予め定められ
た余り玉設定値に達しない場合は、その玉数は余り玉と
して処理する。そして精算玉が有って精算カウンタ値が
「0」でない場合、または精算玉が無く精算カウンタ値
が「0」であっても余り玉が有って余り玉カウンタ値が
「0」でない場合にはカード発行処理に移行する。
遊技者によりカード発行スイッチ15が押されると、シ
ャッター装置26を閉じて、それ以上精算球を受け入れな
い状態とする。そして、遊技者により余り玉返却スイッ
チ16が押された場合は、余り玉を遊技者に返却すること
を記憶し、精算玉数信号、余り玉数信号をメイン制御装
置57へ送信する。または遊技者により余り玉募金スイッ
チ17が押されると、募金信号をメイン制御装置57へ送信
する。そして、発行指令信号をメイン制御装置57へ送信
して、カード7を遊技者に発行する。
メイン制御装置57からの発行完了信号を受信し、余り
玉があり、かつ余り玉返却スイッチ16が押されていた場
合には、球排出ソレノイド38をオンにして、余り玉を遊
技者に返却する。この場合、排出監視タイマーをセット
し、予め設定した一定時間内に排出センサーが排出球を
検出する毎に、余り玉カウンタから「1」を減じ余り玉
数表示器19の表示を更新する。この余り玉排出動作は余
り玉カウンタの値が「1」になるまで繰り返される。一
方、予め設定した一定時間内に余り玉の排出が完了しな
い場合には、球排出ソレノイド38をオフにして排出装置
に異常があったことをモニタにセットする。全ての余り
玉が正常に排出されると、球排出ソレノイド38をオフに
して精算処理の初期段階へ戻る。
管理装置2は、第11図で示すように、中央処理装置77
と、主記憶装置78と、補助記憶装置79と、カレンダ80
と、キーボード81と、ブラウン管等よりなるディスプレ
イ装置82と、プリンタ83と、第1伝送制御装置84と、第
2伝送制御装置85とからなり、これらを電気的に接続し
ている。また、管理装置2へは、補助電源装置86、電源
装置87を経由して電源が供給される。
中央処理装置77は、管理装置2内の各制御装置を統括
的に管理するための装置であって、各装置間のデータを
受け渡しや、データの演算処理などを行なう。
主記憶装置78には、各景品精算機毎の精算データを記
憶する精算機ファイルおよび総精算データを記憶するコ
モンファイルを有するとともに、電源をオンにしたとき
に中央処理装置77の処理プログラムが記憶される。
補助記憶装置79は、例えばハードディスク等よりな
り、中央処理装置77の処理プログラムや景品球管理セン
ター5が各遊技店を識別するために利用する店舗番号等
の固有データを記憶するとともに、営業終了時に当日の
精算データを記憶する。
カレンダ80は、年月日、時間等を設定するためのもの
であり、年月日情報は各精算データを補助記憶装置79に
記憶するときや、景品球管理センター5に精算データを
送信する際に使用され、時間データは景品球精算機1か
らの精算情報を主記憶装置78に記憶する際に使用され
る。
キーボード81は、中央処理装置77に対する指令盤であ
り、第12図に示すように、盤面上にキースイッチ88、開
店スイッチ89、閉店スイッチ90、売上スイッチ91、印字
スイッチ92、送信スイッチ93、ファイルスイッチ94、テ
ンキー95等が設けてある。キースイッチ88は、開店スイ
ッチ89および閉店スイッチ90の誤操作を防止するための
スイッチで、スイッチをオンしないと各スイッチが作動
しないようになっている。開店スイッチ89は、景品球精
算機1における精算球の受付を開始させるためのスイッ
チで、このスイッチを操作することにより、景品球精算
機1に精算開始指令が送信される。閉店スイッチ90は、
景品球精算機1における精算球の受付を終了させるため
のスイッチで、このスイッチを操作することにより、景
品球精算機1に精算終了指令が送信される。売上スイッ
チ91は、景品球精算機1の稼動実績データをディスプレ
イ装置82に表示させるための指令スイッチである。印字
スイッチ92は、景品球精算機1の稼動実績データをプリ
ンタ83に印字させるための指令スイッチである。送信ス
イッチ93は、精算データ等を景品球管理センター5に送
信するための指令スイッチである。尚、景品球管理セン
ター5からの指令によって自動的に精算データ等を送信
させる場合には、この送信スイッチ93は不要となる。フ
ァイルスイッチ94は、精算データを補助記憶装置79に記
憶させるためのスイッチである。テンキー95は、特定の
景品球精算機1の売上を知りたい場合等に、景品球精算
機1の台番号等を入力するためのスイッチである。
プリンタ83は、上記した景品球精算機1における精算
実績等を印字するための装置である。
第1伝送制御装置84は、遊技店内の店内伝送路3上に
おける送受信権の確立および送受信データの規格化を行
い、中央処理装置77が必要とするデータの送受信管理を
行なうための装置である。
第2伝送制御装置85は、遊技店と景品球管理センター
5との店外伝送路4上における送受信権を確立および送
受信データの規格化を行なうための装置である。
電源装置87は、各制御装置へ電源を供給するための装
置であり、補助電源装置86は停電時におけるバックアッ
プ用の電源で、主記憶装置78に記憶された売上データ等
が停電により消失するのを防ぐために設けた装置であ
る。
上記した管理装置2における処理のフローチャートを
第13図から第15図に示す。
管理装置2においては、各景品球精算機1に関する精
算データは精算機ファイルとして、また精算機ファイル
に記憶したデータを統括してコモンファイルとして処理
している。すなわち、この管理装置2も、遊技媒体数情
報を記憶可能な遊技媒体情報記憶手段として機能するの
である。斯くすれば、カード7には当該カードのIDのみ
を記憶させるようにしても、遊技媒体数情報とカードID
とを直接関係付けて記憶することができる。
管理装置2において電源が投入されると、各ファイル
がクリアされ、景品球管理センター5からの暗号コー
ド、各遊技店に固有の店舗コードを受信して、この暗号
コード、店舗コードを記憶し、開店スイッチ89がオンに
なると景品球精算機1へ開店指令信号、暗号コード、店
舗コード、年月日情報を送信して、一定時間景品球精算
機1からの応答信号を待つ。ここで景品球精算機1から
の応答信号が受信されずに、精算機ファイルのモニタ情
報に通信異常がセットされていると、ディスプレイ装置
82、プリンタ83に異常が発生した景品球精算機1の台番
号、異常要因を出力する。そして、上記処理が全ての景
品球精算機1に対して終了するまで行なわれる。
上記した処理において、通信異常が発生した景品球精
算機1がある場合には、該当する異常台に、開店指令信
号、暗号コードを再度送信して一定時間応答を待つ。そ
して、応答信号を受信すると、該当ファイルのモニタ情
報の通信異常をリセットする。
ここで、景品球精算機1からのモニタ情報の受信の有
無を確認して、モニタ情報を受信した場合には、精算機
ファイルの該当台番号を検索し、該当するファイルに受
信モニタ情報を読み込み、異常が発生している場合には
ディスプレイ装置82、プリンタ83に異常が発生した景品
球精算機1の台番号、異常要因を出力し、異常が発生し
たことを係員に知らせる。
景品球精算機1からの精算データを受信すると、精算
機ファイルの該当台番号を検索し、カレンダ80より時刻
を読み出し、精算玉数合計、余り玉数合計に受信した精
算玉数、余り玉数を加算し、精算回数に「1」を加算す
る。ここで、余り玉募金が有る場合には、募金余り玉数
合計に受信した余り玉数を加算する。そして、時刻、精
算玉数、余り玉数、募金の有無を記憶し、コモンファイ
ルの総精算玉数、総余り玉数、総募金余り玉数、精算回
数を更新する。
売上スイッチ91が押されると、コモンファイルの精算
データをディスプレイ装置82に出力し、印字スイッチ92
が押されると、コモンファイルの精算データをプリンタ
83に出力する。
そして、閉店スイッチ90が押されると、景品球精算機
1へ閉店指令信号を送信する。送信スイッチ93が押され
ると、コモンファイルの精算データを読み出し、記憶し
ていた暗号により店舗コード、年月日情報、精算データ
を加工し、この加工した精算データを景品球管理センタ
ー5に送信する。ファイルスイッチ94が押されると、年
月日情報と共に、精算機ファイル、コモンファイルを補
助記憶装置79に格納して、管理装置2での処理が終了す
る。
尚、送信スイッチ93を操作することなく、閉店と同時
に景品球管理センター5へデータを送信したり、景品球
管理センター5からの送信要求指令によりデータを送信
するようにしてもよい。また、ファイルスイッチ94を操
作することなく、閉店と同時にファイルを自動的に補助
記憶装置79へ格納してもよい。
第16図にデパート等の販売店に設置するカード書換更
新機8を示す。
このカード書換更新機8は箱体96の上面に設けた操作
部97と、箱体96の後部に立設した表示部98と、箱体96の
前面に設けたカード挿入口99と、バーコードが付された
商品のバーコードを読み取るためのバーコード読み取り
装置100とからなる。
操作部97には表面の右側にテンキーからなる商品金額
入力スイッチ101と、金額の入力終了を後述する制御装
置102に指示するための金額確定スイッチ103とを設け、
該商品金額入力スイッチ101の上方にはカード7により
売上金額を景品球管理センター5へ送信するための送信
スイッチ104と、カード5に記憶された景品球数を更新
させるための更新スイッチ105を左右に並設し、商品金
額入力スイッチ101の左側にはレシート発行口106を開設
し、該レシート発行口106の下方には売上データを印字
させるための売上印字スイッチ107を設けてある。
表示部98には、前面の右側に入力された商品の金額を
表示する商品金額表示器108を設け、該商品金額表示器1
08の上方にはカード5の受付が可能であることを表示す
る受付表示器109と、挿入されたカード5が不適正カー
ドであった場合や商品の金額がカード5の残高を越えた
場合に点灯するアラーム表示器110を左右に並設し、前
面の左側には記憶されている玉数を表示する玉数表示器
111と、この玉数を金額に変換して表示する金額変換表
示器112が上下に並設してある。
また、箱体96の内部にはカード挿入口99に連通する位
置にカードリーダライタ113を、レシート発行口106に連
通する位置にレシートプリンタ114を設けると共に、各
機器の制御および売上データの演算記憶を行なうための
制御装置102と、売上データを景品球管理センター5に
伝送するための送受信権の確立、送受信データの規格化
を行なう伝送制御装置115が設けてある。
また、バーコード読み取り装置100には、読み取った
バーコードを制御装置102に送信するための読み取りス
イッチ100aが設けてある。
上記したカードリーダライタ113を第17図に示す。
このカードリーダライタ113は、カードに記憶された
磁気データの再生および更新、セキュリティデータの読
み出し、残玉数のマーキングをするための装置で、カー
ド挿入口99から内部に向ってカード搬送路116を設け、
該カード搬送路116上に搬送モータ117で駆動する第1搬
送ローラ118、第2搬送ローラ119を設け、第1搬送ロー
ラ118はカード挿入口99に臨ませ、第1搬送ローラ118の
カード挿入口99側に挿入検出センサー120を設け、第1
搬送ローラ118と第2搬送ローラ119の途中にセキュリテ
ィ読取りセンター121、リードライトヘッド122、マーキ
ング装置123を設け、カード搬送路116の終端部近傍に搬
送モータ117を設け、カード搬送路116の後方にカード没
収タンク124を設け、搬送モータ116とカード没収タンク
124の間のカード搬送路116上に反転位置検出センサー12
5を設け、搬送モータ117の軸126には搬送モータ117と同
時に回転するエンコーダー127を装着し、該エンコーダ1
27に位置決めセンサー128を臨ませてあり、上記搬送モ
ータ117、挿入検出センサー120、セキュリティ読取りセ
ンサー121、リードライトヘッド122、マーキング装置12
3を制御装置102に電気的に接続してある。
搬送モータ117は、カード7を搬送するローラを駆動
するための正逆回転可能なモータで、第1搬送ローラ11
8、第2搬送ローラ119に搬送ベルト129を介して連結さ
れている。挿入検出センサー120は、カード7の挿入を
検出して、搬送モータ117を正転駆動するための検出器
であって、カード排出時には、このセンサー位置にカー
ド7がなくなったときに、搬送モータ117を停止させ
る。セキュリティ読取りセンサー121は、カード7のセ
キュリティ記憶部44に隠匿されたデータを読取るための
センサーであって、セキュリティ記憶部44の記憶方法に
応じた、光学センサー、磁気センサー等からなる。リー
ドライトヘッド122は、カード7の磁気データ記憶部43
に記憶されたデータを読取り、該データを更新するため
のヘッドであり、磁気ヘッド等よりなる。マーキング装
置123は、カード7の残高表示部41へ残高を表示するた
めの装置で、残高表示方法に応じた、パンチ穴穿孔器、
印刷スタンプ等よりなる。エンコーダ127は、カード7
の磁気データ記憶部43のデータの読取り位置と更新位
置、セキュリティデータの読取り位置、残高表示部41へ
のマーキング位置等を決定するための位置決め信号を生
成するための装置であって、スリット円盤等よりなる。
位置決めセンサー128は、このエンコーダ127の位置決め
信号を検出して、各読取り位置等を決定するセンサーで
あって、エンコーダ127がスリット盤からなる場合に
は、スリット開閉状況を光学的に検出してこれをパルス
列に変換して制御装置102へ送出する。反転位置検出セ
ンサー125は、カード7の停止位置、搬送モータ117の逆
転位置を決定するためのセンサーで、カード7の先端等
を検出して逆転位置を決定するためのセンサーである。
カード没収タンク124は、残玉数がなくなったカード7
を収納するためのタンクである。
上記したカード書換更新機8の制御装置102のブロッ
ク図を第18図に示す。
この制御装置102は演算制御回路130、ROM131、RAM132
を有するCPU133からなり、このCPU133にカレンダ回路13
4、補助RAM135、カードリーダライタ113、バーコード読
み取り装置100、レシートプリンタ114、伝送制御装置11
5が電気的に接続され、これらを制御している。またCPU
133には、レシーバ136を介して商品金額入力スイッチ10
1、更新スイッチ105、送信スイッチ104、売上印字スイ
ッチ107、変換レート設定器137、店舗コード設定器13
8、機器番号設定器139、金額確定スイッチ103が電気的
に接続されて信号が入力されるとともに、ドライバ140
を介して玉数表示器111、金額変換表示器112、商品金額
表示器108、受付可表示器109、アラーム表示器110が電
気的に接続されてドライブ信号が出力される。
また、CPU133には停電時等に記憶されたデータが消失
することを防止するための補助電源装置141、電源装置1
42を介して電源が供給されている。
また、伝送制御装置115は電話回線等の伝送路143を介
して景品球管理センター5と連絡している。
上記したカード書換更新機8における処理のフローチ
ャートを第19図および第20図に示す。
カード書換更新機8において、電源が投入されると、
I/Oポートが初期化され、RAM132および補助RAM135がク
リアされる。そして、玉数から金額への変換レート、店
舗コード、機器番号、年月日情報を読み込み、変換レー
ト、店舗コード、機器番号、年月日情報を売上ファイル
に記憶する。上記処理が終了すると、受付可表示器109
を点灯してカード7が受付可能なことを知らせる。
カード挿入口99にカードが挿入され、挿入検出センサ
ー120がカード7を検出すると、後述するカード処理を
行なう。
売上印字スイッチ107が押されると、売上ファイル上
の金額合計、カード取り扱い回数、没収カード枚数をレ
シートプリンタ114に出力する。
送信スイッチ104が押されると、売上ファイル上のデ
ータを景品球管理センター5へ送信し、売上ファイルの
データをレシートプリンタ114に出力し、受付可表示器1
09を消灯してカード書換更新機8での処理を終了する。
上記した売上データを受け取った景品球管理センター
5では、受け取った売上データを監査し、売上データが
適正であると認めた場合に金融機関に売上金額の支払い
指令を出す。
カード7を受け付けた場合のカード処理を以下に説明
する。
カードリーダライタ113の挿入検出センサー120がカー
ド7を検出すると、搬送モータ117が駆動しカード7を
カードリーダライタ113内へ搬送する。そして、セキュ
リティ読取りセンサー121によりセキュリティ記憶部44
に記憶されたセキュリティデータを読取り、リードライ
トヘッド122により磁気データ記憶部43に記憶された磁
気データを読取る。磁気データ記憶部43に記憶されたセ
キュリティデータとセキュリティ記憶部44に記憶された
セキュリティデータが一致していて、記憶玉数(残高)
がある場合は、適正カードであるとして次の処理へ移行
する。
一方、両セキュリティデータが不一致の場合、または
記憶玉数(残高)がない場合にはアラーム表示器110を
一定時間点灯させて注意を促し、カード7をカード没収
タンク124内へ搬送する。そして、売上ファイルの没収
カード枚数に「1」を加算する。
カード7が適正カードであった場合には、読み込んだ
磁気データ中のカード玉数を玉数表示器111に表示し、
変換レートによりカード玉数を金額に変換して金額変換
表示器112に表示する。
遊技者が商品を選択し、販売店員が商品金額を入力し
た後、金額確定スイッチ103が押されるが、読み取りス
イッチ100aが押され読取り装置100により商品金額が読
取られると、遊技者が選択した商品の金額を商品金額表
示器108に表示する。そして、遊技者が選択した商品金
額の合計と、カード7から読取った残高を比較し、商品
金額の合計が残高の範囲内である場合に、商品の購入処
理を行なう。
一方、商品金額の合計が残高の範囲を越えた場合に
は、アラーム表示器110を一定時間点灯して注意を促
し、商品金額表示器108の表示をクリアして、商品金額
の入力処理へ戻る。
商品の購入処理では、カード金額値から商品金額値を
減算し、この減算値を金額変換表示器112に表示する。
また、変換レートによりこの商品金額を玉数に変換し、
カード7に記憶された玉数から購入した商品金額に相当
する玉数を減算し、この減算した玉数を玉数表示器111
に表示する。そして、商品金額値を売上金額として売上
ファイルに加算記憶する。上記した処理が終了すると、
商品金額表示器108の表示をクリアして商品金額の入力
処理に戻る。
更新スイッチ105が押されると、カレンダより日付、
時刻を読み出し、レシートプリンタ114に日付、時刻、
商品売上金額、カード残玉数を出力する。
ここで、カード玉数が「0」となると、カード7の磁
気データ記憶部43の玉数を更新し、残高表示部41にマー
キングをし、カード7をカード没収タンク124内へ搬送
し、売上ファイル上の没収カード枚数に「1」を加算す
る。一方、カード玉数が「0」でない場合、すなわち残
高がある場合には、カード7の磁気データ記憶部43の玉
数を更新し、残高表示部41にマーキングをし、カード7
を外部へ搬送する。
そして、売上ファイル上の売上金額合計に売上金を加
算し、カード取扱い回数に「1」を加算し、売上ファイ
ル上に売上時刻、売上金額、カード発行店舗コードを記
憶して処理を終了する。
第21図に精算機ファイルの概略を示す。
この精算機ファイルは、遊技者が景品球精算機1に景
品球を投入しカード発行スイッチ15を押した時に精算玉
数データと、精算が行なわれた景品球精算機の台番号デ
ータ、余り玉数データ、募金を有無が管理装置2へ送信
される。これらのデータは管理装置2において景品球精
算機一台毎のファイルとして記憶される。この景品球精
算機一台毎のデータは台番号、精算球数合計、余り玉数
合計、募金余り玉数合計、精算回数からなる合計データ
領域と、各精算時毎の精算時刻、精算玉数、余り玉数、
募金の有無からなる個別データ領域と、モニタ情報領域
からなる1日分のデータとにより構成されている。
また、景品球精算機1から管理装置2へは、台番号と
ともにモニタ情報も送信される。このモニタ情報は、8
ビットからなり、異常情報を統括する1ビットと、各ビ
ットに対応する2個の異常情報とからなる。尚、残り5
ビットは未使用である。そして、異常が回復され遊技店
員によりリスタートスイッチ60が押されると、回復を表
わすために再度モニタ情報が送信される。
第22図に、精算機ファイルのデータを統括したコモン
ファイルの概略を示す。
このコモンファイルは精算機ファイルのデータが更新
されるときに一緒に更新されるもので、総精算玉数、総
余り玉数、総募金余り玉数、暗号コード、店舗コード、
余り玉数設定値、およびワーキングエリアからなる。
尚、暗号データは日毎に変更してもよいし、余り玉数
の設定値を景品球管理センター5で設定し、この設定値
を各遊技店が中継受信して景品球精算機1に送信するよ
うにすれば、景品球精算機1の余り玉数設定器20が不要
となる。
景品球管理センター1へは、上記したコモンファイル
を伝送する。また、より詳細なデータが必要な場合は、
精算機ファイルの内容を付加して伝送してもよい。上記
のファイルを伝送することにより、遊技店は景品球管理
センター1に売上の精算を要求する。
第23図にカード書換更新機8で作成される売上ファイ
ルの概略を示す。
この売上ファイルはカード1枚毎の売上時刻、売上金
額、カード発行店舗コードと、これらデータを統括した
売上金額合計、カード取扱い回数、没収カード枚数と、
店舗コード、機器番号、年月日、変換レートからなる。
販売店では、上記した売上ファイルを景品球管理セン
ター1に伝送して、売上の精算を要求する。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、遊技媒体記憶
管理手段が、遊技者の獲得した遊技媒体を計数して遊技
媒体数記憶手段に遊技媒体数情報を記憶させ、当該遊技
媒体数記憶手段の遊技媒体数情報に基づき遊技者が景品
との交換を希望すると、遊技店とは別個に存在する景品
供給機関が遊技者へ景品の供給を行い、情報記憶媒体に
記憶されている遊技店識別情報に基づき特定される遊技
店に遊技者へ供給した景品の対価を請求する。
すなわち、遊技者は、遊技媒体数記憶手段に記憶され
た遊技媒体数情報に基づく景品交換を、遊技店外に存在
する景品供給機関で行うことが可能となるし、また、複
数の遊技店からの景品交換を一手に引き受ける景品供給
機関は、単一の遊技店では交換される頻度が少ない景品
(需要の少ない商品や比較的高価な商品等)を仕入れる
ことによりリスクが少ないので、従来の遊技店が取り扱
えなかった商品類を景品として揃えることが可能とな
る。
従って、遊技者が望む種々雑多な商品を景品ととして
取り揃えるリスクを遊技店が自ら負うことなく、遊技者
の景品交換に対する満足度を高ることができるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は景品交
換機構のシステム概念図、第2図は景品球精算機の斜視
図、第3図は球受入部の断面図、第4図は余り玉排出装
置の斜視図、第5図はカードの正面図、第6図Aはカー
ド発行装置の正面図、第6図Bはカード発行装置の横断
面図、第7図はカード発行装置の制御装置のブロック
図、第8図から第10図はカード発行装置における処理の
フローチャート、第11図は管理装置のブロック図、第12
図はキーボードの構成図、第13図から第15図は管理装置
での処理のフローチャート、第16図はカード書換更新機
の斜視図、第17図はカード発行装置の横断面図、第18図
はカード書換更新機のブロック図、第19図から第20図は
カード書換更新機での処理のフローチャート、第21図は
精算機ファイルの概略図、第22図はコモンファイルの概
略図、第23図は売上ファイルの概略図。 図中、1……景品球精算機、2……管理装置、5……景
品球管理センター、6……パチンコ機、7……カード、
8……カード書換更新機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63F 7/02 329 A63F 7/02 332 Z A63F 7/02 337

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも遊技機での遊技において遊技媒
    体を獲得した遊技店を識別可能な遊技店識別情報が記憶
    される情報記憶媒体と、 遊技店毎に設置され、遊技機での遊技において遊技者が
    獲得した遊技媒体を計数した後に、該計数値を遊技媒体
    数情報として遊技媒体数記憶手段へ記憶させる遊技媒体
    管理手段と、 複数種類の景品を取り扱い、該景品を遊技者へ供給する
    景品供給機関と、 を含み、 上記景品供給機関は、遊技店とは別個に存在させると共
    に、遊技者が遊技店において獲得した遊技媒体の計数値
    として遊技媒体数記憶手段に記憶されている遊技媒体数
    情報に基づいて遊技者の所望する景品を供給し、上記景
    品供給機関から遊技者側へ供給した景品の対価を、景品
    交換を行った遊技者が所持する情報記憶媒体に記憶され
    ている遊技店識別情報に基づき特定される遊技店に請求
    するようにしたことを特徴とする景品交換システム。
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