JP2001096049A - 封入式遊技機 - Google Patents

封入式遊技機

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JP2001096049A
JP2001096049A JP27524399A JP27524399A JP2001096049A JP 2001096049 A JP2001096049 A JP 2001096049A JP 27524399 A JP27524399 A JP 27524399A JP 27524399 A JP27524399 A JP 27524399A JP 2001096049 A JP2001096049 A JP 2001096049A
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game
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balance
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JP27524399A
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English (en)
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 封入式遊技機において、引き落とし操作など
を行う操作表示部を再利用できるようにする。 【解決手段】 封入式遊技機1において、予め遊技者に
付与された有価価値の残高を表示する残高表示部及びこ
の残高から有価価値を引き落とすための引落操作部とが
少なくとも設けられた操作表示部13と、前面に遊技領
域8を構成する遊技盤9を含む遊技主要構成部と、遊技
領域に打玉を打ち込むための打球操作ハンドル11とを
備え、操作表示部と打球操作ハンドルを、遊技機設置島
に取り付けられる外枠2に設け、遊技主要構成部は、こ
れら操作表示部及び打球操作ハンドルの上側に位置して
外枠に着脱自在に取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機内部に封入
された打玉を繰り返し弾発発射して遊技領域に打ち込ん
で遊技が行われる封入式の遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の封入式遊技機においては、遊技
機内部に封入された打玉(封入玉)を繰り返し弾発発射
して遊技領域に打ち込むことにより遊技が行われ、遊技
領域に設けられた入賞領域に入賞した場合には、景品玉
の代わりに遊技者に得点が付与される構成とされてい
る。
【0003】一方、封入式遊技機にて遊技を行うにあた
っては、代金の支払いと引き替えに、その代金に見合う
残高が記録媒体に記録され、その残高から所定の有価価
値分(金額)を引き落として遊技が行われるというもの
が提案されている。
【0004】そして、このような有価価値の引き落とし
操作やその残高の表示は、遊技機にそれぞれ取り付けら
れた操作表示部に設けられたスイッチや液晶表示部にて
行うものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来提
案されている封入式遊技機では操作表示部が遊技盤の下
部などに打球操作ハンドルと一緒に遊技機自体に取り付
けられた構造とされていた。そのため、新台入れ替えの
際に、本来遊技上の興趣とは関係無いこれら操作表示部
も交換されることになり、改装費が高騰するおそれがあ
った。
【0006】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、封入式遊技機において、
引き落とし操作などを行う操作表示部を再利用できるよ
うにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の封入式
遊技機は、内部に封入された打玉を繰り返し弾発発射し
て遊技領域に打ち込むことにより遊技が行われるもので
あって、予め遊技者に付与された有価価値の残高を表示
する残高表示部及びこの残高から有価価値を引き落とす
ための引落操作部とが少なくとも設けられた操作表示部
と、前面に遊技領域を構成する遊技盤を含む遊技主要構
成部と、遊技領域に打玉を打ち込むための打球発射操作
部とを備えており、操作表示部と打球発射操作部を、遊
技機設置島に取り付けられる基体に設け、遊技主要構成
部は、これら操作表示部及び打球発射操作部の上側に位
置して基体に着脱自在に取り付けたことを特徴とする。
【0008】請求項1の発明によれば、内部に封入され
た打玉を繰り返し弾発発射して遊技領域に打ち込むこと
により遊技が行われる封入式遊技機において、予め遊技
者に付与された有価価値の残高を表示する残高表示部及
びこの残高から有価価値を引き落とすための引落操作部
とが少なくとも設けられた操作表示部と、前面に遊技領
域を構成する遊技盤を含む遊技主要構成部と、遊技領域
に打玉を打ち込むための打球発射操作部とがあり、操作
表示部と打球発射操作部を、遊技機設置島に取り付けら
れる基体に設け、遊技主要構成部は、これら操作表示部
及び打球発射操作部の上側に位置して基体に着脱自在に
取り付けたので、新台交換の際は、遊技主要構成部のみ
を基体から取り外して交換することができるようにな
る。
【0009】これにより、遊技の際の興趣に殆ど関係な
い操作表示部を、打球発射操作部と共に基体側に止めて
再利用することができ、コストの著しい低減を図ること
が可能となる。この場合、操作表示部や打球発射操作部
は遊技主要構成部の下側の基体に位置するので、遊技者
による残高確認、引き落とし操作及び打玉発射操作も支
障無く行えるものである。
【0010】請求項2の発明の封入式遊技機は、内部に
封入された打玉を繰り返し弾発発射して遊技領域に打ち
込むことにより遊技が行われるものであって、予め遊技
者に付与された有価価値の残高を表示する残高表示部及
びこの残高から有価価値を引き落とすための引落操作部
とが少なくとも設けられた操作表示部と、前面に遊技領
域を構成する遊技盤を含む遊技主要構成部と、遊技領域
に打玉を打ち込むための打球発射操作部とを備えてお
り、遊技機設置島に取り付けられる基体に操作表示部を
設け、打球発射操作部は遊技主要構成部の右下側に設け
ると共に、この遊技主要構成部を基体に着脱自在に取り
付け、打球発射操作部の左側に形成した切欠部に操作表
示部が臨むよう配置したことを特徴とする。
【0011】請求項2の発明によれば、内部に封入され
た打玉を繰り返し弾発発射して遊技領域に打ち込むこと
により遊技が行われる封入式遊技機において、予め遊技
者に付与された有価価値の残高を表示する残高表示部及
びこの残高から有価価値を引き落とすための引落操作部
とが少なくとも設けられた操作表示部と、前面に遊技領
域を構成する遊技盤を含む遊技主要構成部と、遊技領域
に打玉を打ち込むための打球発射操作部とがあり、遊技
機設置島に取り付けられる基体に操作表示部を設け、打
球発射操作部は遊技主要構成部の右下側に設けると共
に、この遊技主要構成部を基体に着脱自在に取り付け、
打球発射操作部の左側に形成した切欠部に操作表示部が
臨むよう配置したので、新台交換の際は、打球発射操作
部と共に遊技主要構成部のみを基体から取り外して交換
することができるようになる。
【0012】これにより、遊技の際の興趣に殆ど関係な
い操作表示部を基体側に止めて再利用することができ、
コストの著しい低減を図ることが可能となる。特にこの
場合、打球発射操作部は従来同様に遊技主要構成部の右
下側に位置しているので、配置関係の設計変更は不要と
なると共に、遊技者による打玉発射操作も支障無く行わ
れる。また、操作表示部はこの打球発射操作部の左側に
形成された切欠部に臨む配置とされているので、遊技者
による残高確認や引き落とし操作も支障無く行えるもの
である。
【0013】請求項3の発明の封入式遊技機は、上記各
発明において基体に有価価値の残高を特定可能な情報を
記録可能な記録媒体を処理するための記録媒体処理装置
を合わせて設けたことを特徴とする。
【0014】請求項3の発明によれば、上記各発明に加
えて基体に、有価価値の残高を特定可能な情報を記録可
能な記録媒体を処理するための記録媒体処理装置を合わ
せて設けたので、記録媒体処理装置も再利用することが
可能となり、更なるコストの低減を図ることができるよ
うになる。
【0015】請求項4の発明の封入式遊技機は、上記各
発明において遊技機裏側に位置して打玉を再び発射可能
なように揚送する打玉揚送装置を基体に設けたことを特
徴とする。
【0016】請求項4の発明によれば、上記各発明に加
えて遊技機裏側に位置して打玉を再び発射可能なように
揚送する打玉揚送装置を基体に設けたので、打玉揚送装
置も再利用することが可能となり、なお一層のコストの
低減が図れるものである。
【0017】請求項5の発明の封入式遊技機は、上記各
発明において遊技主要構成部は基体に一側を回動自在に
枢支されると共に、この遊技主要構成部の裏面に設けら
れた制御装置と操作表示部とを接続する配線は、遊技主
要構成部の裏面枢支側を引き回されて設けられているこ
とを特徴とする。
【0018】請求項5の発明によれば、上記各発明に加
えて遊技主要構成部は基体に一側を回動自在に枢支して
設けると共に、この遊技主要構成部の裏面に設けられた
制御装置と操作表示部とを接続する配線は、遊技主要構
成部の裏面枢支側を引き回して設けたので、遊技主要構
成部の回動の際に制御装置と操作表示部とを接続する配
線を挟んだり、或いは、捻れてしまう不都合を最小限に
抑え、配線処理の簡素化を図ることができるようになる
ものである。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は打玉がその内部に封
入された玉封入式の遊技機1及びこれに対応して並設さ
れたカードユニット16の正面図を示し、図2はそれら
の背面図を示している。遊技機1は、縦長の長方形に枠
組み形成された基体としての外枠2と、この外枠2にヒ
ンジ3、3によって向かって左側が着脱且つ回動自在に
枢支された前面枠4と、この前面枠4の下側に配置さ
れ、前記外枠2に一体に固定された前面パネル6とから
構成されている。
【0020】前記前面枠4が遊技主要構成部であり、こ
の遊技主要構成部の主な構成としては、前面枠4本体
と、前面枠4本体の前面に開閉自在に取り付けられたガ
ラス保持枠7と、前面の遊技領域8がこのガラス保持枠
7に保持された透明ガラスにてカバーされる遊技盤9な
どがある。
【0021】一方、この前面枠4の下側に配置された前
面パネル6には、その向かって左側前面に打球発射操作
部としての打球操作ハンドル11が設けられ、その裏側
には打球発射装置(モータ)12が取り付けられてい
る。更に、この操作ハンドル11の向かって左側の前面
パネル6の中央には、引き落としや残高表示を行うため
の操作表示部13が突出して着脱自在に当該前面パネル
6に取り付けられている。尚、14は灰皿である。
【0022】また、この実施例では遊技機1の向かって
左側に遊技者に打玉を貸し出すための記録媒体処理装置
としてのカードユニット16が並設されている。このカ
ードユニット16は遊技機1に対応してその左側面に遊
技機1毎に設けられており、当該カードユニット16が
右側の遊技機1と対応していることが連結方向指示器1
7の点灯により表示される。
【0023】このような遊技機1は、外枠2を遊技機設
置島18に固定することにより、図3に示す如く並設さ
れる。そして、カードユニット16は各遊技機1・・の
間に介設されるかたちとなる。尚、実施例では外枠2に
前面枠4を着脱且つ回動自在に枢支し、前面パネル6を
固定して1ユニット化した状態で遊技機設置島18に取
り付ける方式としたが、それに限らず、前面パネル6は
直接遊技機設置島18の図示しないフレームに取り付け
ておき、更に前面枠4をこの遊技機設置島18のフレー
ムに着脱且つ回動自在に枢支する方式でも良い。
【0024】即ち、その場合には遊技機設置島18のフ
レームが基体の役目をするので、外枠2は必要ないもの
となる。また、この遊技機設置島18の上部には、各遊
技機1・・の上側にそれぞれ対応して呼出装置19が取
り付けられている。
【0025】また、図4は前述した如く遊技機1の前面
パネル6より突出する態様で着脱自在に設けられた操作
表示部13の平面図である。操作表示部13の斜め前方
に指向された上面には、例えばドットマトリックスLE
D表示器で構成された第1の表示部としての残高表示部
21、第2の表示部としての持点表示部22と、各種操
作スイッチ(精算スイッチ(精算終了操作部)23、中
断スイッチ24、玉貸スイッチ26(引落操作部)、自
動玉貸スイッチ27、リプレースイッチ(引落モード切
換操作部)28、カードデータスイッチ(遊技結果価値
表示切換操作部)29)と、各種LED(カード残高L
ED31、リプレー回数LED32、遊技持玉LED3
3、景品持玉LED34、貯玉LED36、自動玉貸L
ED51、中断LED52)が集約して設けられてい
る。
【0026】これら残高表示部21、持点表示部22、
精算スイッチ23、中断スイッチ24、玉貸スイッチ2
6、自動玉貸スイッチ27、リプレースイッチ28、カ
ードデータスイッチ29、カード残高LED31、リプ
レー回数LED32、遊技持玉LED33、景品持玉L
ED34、貯玉LED36、自動玉貸LED51、中断
LED52は、操作表示部13内に設けられた操作表示
部制御基板38に電気的に接続されている。この操作表
示部制御基板38は、上記各種操作スイッチの押圧操作
信号を遊技機1内の持点制御用基板(制御装置)39や
カードユニット16内のカードユニット制御基板に出力
すると共に、これらの制御基板から各種信号の入力を受
け、各表示部及びLEDの点灯制御を実行する。
【0027】この場合、前記持点制御用基板39は図2
に示す如く遊技主要構成部である前面枠4(遊技盤9)
の裏面に取り付けられており、この持点制御用基板39
と操作表示部制御基板38とは配線41で電気的に接続
されている。更に、この配線41は図2に示す如く前面
枠4の枢支側である前面枠4の向かって左の裏面(図2
では右側となる)を引き回されて配設されている。尚、
上記遊技主要構成部の持点制御用基板39と基体にある
操作表示部の操作表示部制御基板38との電気的接続に
当たっては、前面枠4を閉じることによって嵌合して接
続され、開放すると外れて接続が解かれる構造のドッキ
ングコネクタを用いてもよい。その場合はコネクタとし
てフローティングコネクタを用いることが接続の容易性
並びに前面枠4の開閉の円滑化の面から更に望ましい。
また、前面枠4の非枢支側に施錠装置を設けた場合に
は、当該施錠装置側(非枢支側)にコネクタを設けるこ
とにより、コネクタの嵌合をより強固とすることが可能
となる。
【0028】ここで、前記打球発射装置12と共に前面
パネル6裏面に取り付けられたハンマー42は、回転し
て打玉を遊技領域8に打ち込むものであるが、発射位置
ではこのハンマー42は図2に示す如く前面パネル6の
上縁より上方に突出する。一方、このハンマー42の移
動範囲に対応する前面枠4の下縁部には切欠43が形成
されており、この切欠43により前面枠4を回動させて
もハンマー42が前面枠に引っかからないように配慮さ
れている。
【0029】尚、ハンマー42の発射位置に対応する部
分の切欠43に形成される孔は、打玉が通過できない寸
法とされているものとする。
【0030】このような遊技機1で遊技を行なうために
は、まずICカードから成る持点カードをカードユニッ
ト16に投入する。この持点カードは、例えば遊技場に
設置されたカード販売機で購入することができる。カー
ド販売機から発行された持点カードには、当該カードが
発行された遊技場を特定可能な遊技場コード、複数の持
点カードの中から当該持点カードを特定可能な識別情
報、持点カード購入の際に遊技者が支払った金額に応じ
てその上限が定められるカード残高などが記録されてい
る。
【0031】そして、上記持点カードがカードユニット
16のカード挿入・排出口44に挿入された場合には、
その記録情報がカードリーダライタ46により読み取ら
れて操作表示部13の上面に設けられた残高表示部21
に持点カードのカード残高が表示される。また、この場
合はカード残高LED31が点灯する。この場合、図4
に示す如く10000(円)がカード残高として存在し
ていることが表示されている。
【0032】尚、遊技者が後述する貯玉(遊技場預り持
点)で遊技する場合には、リプレースイッチ28を押
す。このリプレースイッチ28が押されると、残高表示
部21には貯玉のリプレー回数(回)が表示されると共
に、カード残高LED31が消灯し、リプレー回数LE
D32が点灯する。そして、もう一回リプレースイッチ
28を押せば残高表示に復帰する。
【0033】次に、自動玉貸スイッチ27が押されてい
ない場合には、遊技機1は持点カードからの有価価値の
引落モード、即ち、貸出モードが玉貸モードとなり、自
動玉貸LED51は消灯している。この貸出モードが玉
貸モードに設定されている場合には、遊技者が玉貸スイ
ッチ26を押す操作に基づいてカード残高が引き落とさ
れ、遊技に使用可能な持点が貸し出される。
【0034】尚、有価価値の引落モードには玉貸モード
の他、自動玉貸モード、再プレイモード、自動再プレイ
モードがある。リプレースイッチ28が押されていない
状態で、自動玉貸スイッチ27が押されると自動玉貸モ
ードとなり、自動玉貸LED51が点灯する。リプレー
スイッチ28が押されている状態で、自動玉貸スイッチ
27が押されていない場合には再プレーモードとなり、
自動玉貸LED51は消灯すると共に、その状態で自動
玉貸スイッチ27が押されると自動再プレーモードとな
り、自動玉貸LED51が点灯することになる。
【0035】上記玉貸モードにおいて、玉貸スイッチ2
6を押せば、持点カードのカード残高から所定数のカー
ド残高が引き落とされて残高表示部21でカード残高が
減算更新表示される。一方、カード残高の引き落としと
引き換えに所定数の持点が遊技者に付与され、付与され
た持点数が持点表示部22に加算更新表示される。図示
する持点表示部22には、20000個の持点が付与さ
れている状態が示されている。
【0036】持点表示部22に持点が存在する状態で打
球操作ハンドル11を操作すれば、遊技機1内に封入さ
れている打玉がハンマー42により一発ずつ遊技領域8
内に打ち込まれる。打ち込まれた打玉は発射玉検出器5
3により一つずつ検出され、検出のある毎に持点表示部
22の持点数が一つずつ減算更新表示される。
【0037】発射勢いが弱すぎて遊技領域8にまで到達
しなかったパチンコ玉はファール玉入口55より回収さ
れ、遊技盤9の裏面に設けられたファール玉検出器54
(図2参照)で検出される。ファール玉が検出されるご
とに持点表示部22で持点数が一つずつ加算更新表示さ
れる。これにより、遊技者の打玉が遊技領域8にまで到
達する機会を得ることなく減算更新された持点を有効に
再度使用することができる。
【0038】打玉が始動口56や通常入賞口57、或い
は、可変入賞球装置58に入賞すれば、その入賞に応じ
て所定数の持点が遊技者に付与される。遊技者に付与さ
れた持点は、持点表示部22に加算更新表示される。ま
た、いずれの入賞口にも入賞しなかった打玉はアウト口
59より回収される。
【0039】遊技領域8に打ち込まれた打玉が始動口5
6に入賞すれば可変表示装置61で図柄の可変表示が開
始される。そして、可変表示装置61の可変表示結果が
予め定められた特定の表示態様(たとえば777)とな
れば、所謂大当りが発生する。大当りが発生すれば、ソ
レノイド62が励磁されて可変入賞球装置58に設けら
れた開閉板63が開成状態となり遊技者にとって有利な
第一の状態となる。この第一の状態は打玉の可変入賞球
装置58への所定個数(たとえば10個)の入賞、ある
いは所定期間(たとえば30秒間)の経過のうち、いず
れか早い方の条件が成立することにより終了して遊技者
にとって不利な第二の状態、すなわち、開閉板63が閉
成した状態となる。
【0040】可変入賞球装置58が第一の状態となって
いる期間中に可変入賞球装置58内に進入した打玉は入
賞個数検出器66、或いは、特定入賞玉検出器67によ
り検出される。打玉が特定入賞玉検出器67により検出
されれば、その回の可変入賞球装置58の第一の状態が
終了するのを待って再度可変入賞球装置58を第一の状
態に制御する繰り返し継続制御が行なわれる。この繰り
返し継続制御の上限回数はたとえば16回と定められて
いる。
【0041】繰り返し継続制御がすべて終了して、所謂
大当り状態が終了すれば、その時点で持点表示部22に
表示されている持点はすべて景品交換用の景品交換持点
に変換され、遊技者が最終的に遊技を終えるまで操作表
示部制御基板38などで記憶される。そして、遊技者が
遊技終了操作を行ない、持点カードがカードユニット1
6から排出される際に持点カードにこの景品交換持点が
累積記憶される。
【0042】尚、持点表示部22に表示されていた持点
が景品交換持点に変換されると同時に持点表示部22の
表示は0にクリアされる。従って、大当りの終了後、遊
技を続行するためには、改めてカード残高の引落操作を
行なわなければならない。また、操作表示部制御基板3
8などに一時的に累積記憶されている景品交換持点を引
き落として遊技に使用することはできず、さらに持点カ
ードに既に記録されている景品交換持点が存在するとし
ても、直接これを引き落として遊技に使用することはで
きない。
【0043】景品交換持点は、原則として景品交換専用
の持点として定められているからである。なお、この景
品交換持点と区別する意味で、特に持点表示部22に表
示され遊技に直接使用可能な持点のことを遊技持玉と呼
ぶ。持点表示部22には通常この遊技持玉が表示され、
遊技持玉LED33が点灯している。この状態で、カー
ドデータスイッチ29を押すと、次に、持点表示部22
には次に上記景品交換持点を表示する。これを景品持玉
と呼び、この際には遊技持玉LED33が消灯して景品
持玉LED34が点灯する。
【0044】尚、先の説明では、大当り状態が終了した
時点で持点表示部22に表示されている遊技可能持点
(遊技持玉)が景品交換持点(景品持玉)に変換される
旨、説明したが、大当り成立時に可変表示装置61に停
止表示されている図柄が予め定められたラッキーナンバ
ーと一致する場合には、これに基づいた大当り状態終了
後、前述した持点の変換処理を実行することなく遊技可
能持点を継続して遊技に使用可能な「持点遊技」が許容
される。そして、予め定められたアンラッキーランバー
が可変表示装置61に停止表示され、大当りが発生した
ことを条件に持点遊技の許容状態が取り消されて大当り
の終了後に前述した持点の変換処理が実行される。
【0045】ここで、遊技機1での遊技状況に応じて持
点数(遊技持玉)が残り少なくなれば、再度玉貸スイッ
チ26を押圧操作することにより、カード残高が減算更
新されると共に、持点(遊技持玉)を加算更新させるこ
とができる。しかしながら、カード残高のこのような引
落操作が面倒である場合には、自動玉貸スイッチ27を
押圧操作して前述の自動玉貸モードに変更すればよい。
これにより、遊技可能持点が所定数以下になれば自動的
にカード残高が引き落とされて持点表示部22に所定数
の持点が加算更新表示されるようになる。モードが自動
玉貸モードにある場合には、自動玉貸LED51が点灯
してその旨が表示される。
【0046】次に、食事を採るなどの目的のために一旦
遊技を中断したい場合には、中断スイッチ24を押すこ
とにより、中断途中から遊技を再開させる権利を有した
状態で遊技を中断することができる。この中断中には中
断LED52が点灯すると共に、中断が行なわれた際に
カードユニット16に挿入されていた持点カード以外の
カードを使用した遊技が拒絶される。
【0047】遊技を終了する場合には、精算スイッチ2
3を押せばよい。これにより、残高表示部21に表示さ
れているカード残高、および持点表示部22に表示され
ている遊技可能持点(遊技持玉)が、それぞれ更新後の
情報として持点カードに記録される。また、景品交換持
点(景品持玉)が存在する場合には、これが持点カード
に記録される。
【0048】尚、既に持点カードに以前遊技で獲得した
景品交換持点が記録されている場合には、景品交換持点
が加算更新されることとなる。以上において、持点カー
ドには、カード残高の他、遊技可能持点(遊技持玉)お
よび景品交換持点(景品持点)がそれぞれ記録されてい
ることとなる。情報の書き換えが終了した持点カード
は、カードユニット16のカード挿入・排出口44から
排出される。
【0049】持点カードに記録される景品交換持点(景
品持玉)および遊技可能持点(遊技持玉)は、それぞれ
の持点を所有することとなった当日限りにおいて有効な
持点である。従って、遊技可能持点を当日中に遊技に使
用しない場合や景品交換持点および遊技可能持点を当日
中に景品交換に使用しない場合には、翌日以降はそれら
の持点は無効扱いとなる。遊技場内には、これらの持点
を当日以降も景品交換に有効に使用可能な有価価値であ
る「貯玉」に変換するための変換処理装置が設けられて
いる。
【0050】例えば、この種の変換処理装置は遊技場内
のスペースを有効活用するために景品交換操作を行なう
ための景品交換処理装置と兼用構成されている場合が多
い。景品交換持点あるいは遊技可能持点を「貯玉」に変
換したい場合には、それらの持点の記録された持点カー
ドを前記変換処理装置に挿入し、貯玉に変換したい持点
の種類(遊技可能持点、景品交換持点)および持点数を
指定して実行操作すればよい。これにより、指定された
持点が「貯玉」に変換され、持点カードに記録される。
尚、持点カードには直接記録されず、会員管理コンピュ
ータなどで記憶しておくようにしてもよい。
【0051】尚、操作以前に既に過去の変換操作に基づ
いて「貯玉」が存在する場合には、これに累積して加算
更新されることになる。ここで「貯玉」を定義付けるな
らば、「貯玉」とは、持点を遊技場預かりとして累積的
に保管された有価価値となる。持点を「貯玉」に変換す
ることにより、遊技行為当日のみならず過去において獲
得した持点を累積的に保管できることとなる。遊技者
は、貯玉を繰り返し行なうことにより、一度の遊技では
獲得することが困難な景品交換額の大きな景品を獲得す
ることが可能となる。また、「貯玉」の量に応じて遊技
場毎に様々なサービスも可能となる。
【0052】一方、持点カードに記録されているカード
残高や遊技可能持点を使用することなく、貯玉を用いて
遊技を行ないたいという遊技者のニーズがある。このよ
うな場合には、操作表示部13のリプレースイッチ28
を押して、持点の引き落としを行なう際に、これをカー
ド残高から行なうのか、貯玉から行なうのかを選択でき
るように構成されている。
【0053】即ち、操作部13に設けられたリプレース
イッチ28を押すことにより、貸出モードは貯玉からリ
プレー回数(貯玉数÷1回の引き落し玉数=持点で計算
されるリプレーの許容回数で、1回リプレーするごとに
リプレー1回に対応する貯玉数が減算される。)を引き
落とす前記再プレイモード或いは自動再プレイモードと
なる。尚、貸出モードが再プレイモードに設定されてい
る場合には、玉貸スイッチ26の押圧操作に基づいて貯
玉からリプレー回数が引き落とされ、貸出モードが自動
再プレイモードに選択されている場合には、遊技者の持
点数が所定数以下となれば自動的に貯玉から所定数のリ
プレー回数が引き落とされるように構成されている。
【0054】貸出モードが再プレイモードあるいは自動
再プレイモードに設定されている場合には、残高表示部
21にはカード残高に代えて遊技に使用可能なリプレー
回数が表示される。また、この場合はリプレー回数LE
D32が点灯する。ここで、「再プレイ(リプレー)」
とは、特に貯玉を用いて遊技を行なうこと、或いは、そ
の状態をいう。
【0055】尚、この貯玉数はカードデータスイッチ2
9を押すことにより、持点表示部22に切り換えて表示
させることができる。遊技中にカードデータスイッチ2
9が押された場合には、一定時間景品持玉或いは貯玉数
を表示して遊技持玉表示に復帰する。また、停止中に押
された場合には、打球操作ハンドル11が操作された時
点で持点表示部22の表示は遊技持玉表示に復帰する。
【0056】ここで、図4に示した操作表示部13の各
表示部や各種操作スイッチ、LEDの配置について説明
する。図4に示した実施例では操作表示部13の中央よ
り向かって左側に残高表示部21とカード残高LED3
1、リプレー回数LED32及びリプレースイッチ28
がまとめて配置され、それらが枠線68で囲まれて第一
のエリア69を構成している。また、中央より向かって
右側には持点表示部22と遊技持玉LED33、景品持
玉LED34、貯玉LED36及びカードデータスイッ
チ29がまとめて配置され、それらの周囲の上面が着色
されて第二のエリア71を構成している。更に、第一の
エリア69と第二のエリア71の間、即ち、操作表示部
13の中央部に玉貸スイッチ26、自動玉貸スイッチ2
7、中断スイッチ26、精算スイッチ23及び自動玉貸
LED51、中断LED52がまとめて配置され、その
部分は第三のエリア72とされている。
【0057】このように、操作表示部13には、残高表
示部21やリプレースイッチ28などの残高表示に関す
る機能は第一のエリア69に、持点表示部22やカード
データスイッチ29などの持点表示に関する機能は第二
のエリア71に、そして、玉貸や中断/精算に関する機
能は第三のエリア72へとそれぞれの機能面から区画し
て区別して表示部やスイッチ、LEDが配置されている
ので、遊技者は操作に当たって各表示部やスイッチの対
応関係が判別し易くなる。これにより、操作性が著しく
向上すると共に、誤操作も少なくすることができるよう
になる。
【0058】次に、図2は図1に示した遊技機1及びカ
ードユニット16の背面図である。図1に示した通常入
賞口57や始動口56、或いは、可変入賞球装置58内
に進入した入賞玉は遊技盤9の裏面に導かれて入賞玉集
合樋73に案内される。一方、アウト口59により回収
されたアウト玉はアウト玉集合樋74で誘導されて入賞
玉検出器76で検出された入賞玉と合流する。そして、
アウト玉および入賞玉は打込玉検出器77で検出された
後、打込玉集合樋78に案内される。また、ファール玉
入口55より回収されたファール玉はファール玉検出器
54で検出された後、打込玉集合樋78に案内される。
【0059】打込玉集合樋78に案内された打玉は傾斜
に沿って発射玉供給口79へ案内される。遊技者が打球
操作ハンドル11(図1参照)を操作すれば打球発射装
置12が駆動し、ハンマー42が間欠揺動される。ハン
マー42の間欠揺動に伴って発射玉供給口79に案内さ
れた打玉が一先ずつ遊技領域8(図1参照)へ単発発射
される。以上のようにして、遊技機1内に封入されてい
る打玉が繰り返し循環されて遊技用に使用されている。
【0060】遊技場の係員などが所定の玉抜きスイッチ
(図示省略)を操作すればソレノイド81が励磁され、
打込玉集合樋78の一部を形成している回動板82が所
定角度回動し、玉抜き樋83と打込玉集合樋78とを連
通させる。これにより、打込玉検出器77で検出された
後、打込玉集合樋78を案内される封入玉は発射玉供給
口79へ誘導されることなく玉抜き樋83へ案内され
る。玉抜き樋83へ案内された封入玉は遊技機1外部へ
排出される。
【0061】86は遊技用制御基板であり、遊技盤9の
裏面に設けられ、各種遊技内容の制御を行なう遊技用マ
イクロコンピュータが設けられている。また、39は前
述した持点用制御基板(制御装置)であり、持点の制御
を行なうための持点制御用マイクロコンピュータが設け
られている。この持点制御用基板39は前述の如く配線
41で操作表示部制御基板38と電気的に接続される
が、前述の如く配線41は前面枠4の枢支側である前面
枠4の向かって左の裏面を引き回されているので、前面
枠4の回動の際に配線41を挟んだり、或いは、配線4
1が捻れてしまう不都合を最小限に抑えられる。尚、8
7は遊技情報などを遊技場内に設置されたホールコンピ
ュータなどへ出力するための通信部である。
【0062】以上説明した如く本発明によれば、新台交
換の際は遊技主要構成部が設けられた前面枠4のみを外
枠2から取り外して交換することができるようになる。
これにより、遊技の際の興趣に殆ど関係ない操作表示部
13を、打球操作ハンドル11や打球発射装置12と共
に外枠2側の前面パネル6に止めて再利用することがで
き、コストの著しい低減を図ることが可能となる。この
場合、操作表示部13や打球操作ハンドル11は前面枠
4の下側の外枠2下部に位置するので、遊技者による残
高確認、引き落とし操作及び打玉発射操作も支障無く行
える。
【0063】次に、図5は本発明のもう一つの封入式遊
技機1の背面図を示している。尚、この図において図1
〜図4と同一符号で示すものは同一若しくは同様の機能
を奏するものとし、更に図1〜図4では示されている
が、図5では示されていないものも実際には図5の同様
に遊技機1に設けられているものとする。
【0064】この場合、遊技機1には研磨機能付きの打
玉揚送装置86を取り付けられている。この打玉揚送装
置86には打玉を揚送する歯車87と、この歯車87に
て揚送される打玉が通過する揚送パイプ88と、この揚
送パイプ88の上端に連結された研磨装置89が設けら
れており、ファール玉入口55から回収され、ファール
玉検出器54で検出されたファール玉はこの打玉揚送装
置86の受け樋91に回収され、歯車87に送られる。
また、前記玉抜きスイッチが操作されて図2と同様のソ
レノイドが励磁された場合には玉抜き通路83も受け樋
91に連通される。
【0065】このようにして受け樋91に回収された打
玉は、歯車87にて揚送パイプ88に送られ、研磨装置
89に揚送される。この研磨装置89には巻出しリール
92と巻き取りリール93との間に張られたテープ状の
研磨紙94が設けられており、研磨装置89に揚送され
た打玉は上下からこの研磨紙94が押し付けられて研磨
される。
【0066】研磨装置89にて研磨された打玉はその後
打込玉集合樋78に帰還する。この研磨装置89から戻
された打玉は検出器96にて検出され、後に打込玉検出
器77にて検出される数から減算され、検出玉数の調整
がとられる。
【0067】係る打玉揚送装置86は前面枠4の裏面側
において外枠2に取り付けられている。従って、図6に
示す如く前面枠4を取り外した際には、打玉揚送装置8
6のみが外枠2側に残るかたちとなる。このように、遊
技主要構成部が設けられた前面枠4の裏側に位置して打
玉揚送装置86を外枠2と一体に設けたので、打玉揚送
装置86も再利用することが可能となり、なお一層のコ
ストの低減が図れるものである。
【0068】次に、図7は更にもう一つの本発明の遊技
機1の正面図を示している。この場合、前面枠4の向か
って左下側に切欠部98が形成され、その右側(前面枠
4の右下側)に打球操作ハンドル11や打球発射装置1
2(この図では裏側となる)が前面枠4と一体に取り付
けられている。そして、切欠98内に前面パネル6が位
置し、操作表示部13と灰皿14が前面に臨むかたちと
されている。
【0069】即ち、この場合には操作表示部13と灰皿
14が外枠2に取り付けられた前面パネル6に設けら
れ、打球操作ハンドル11と打球発射装置12は、外枠
2に着脱且つ回動自在に枢支された前面枠4に一体化さ
れている。従って、新台交換の際は、打球操作ハンドル
11や打球発射装置12と共に遊技主要構成部が設けら
れた前面枠4のみを外枠2から取り外して交換すること
ができるようになる。
【0070】これにより、遊技の際の興趣に殆ど関係な
い操作表示部13を外枠2側に止めて再利用することが
でき、コストの著しい低減を図ることが可能となる。特
にこの場合、打球操作ハンドル11は従来同様に前面枠
4の右下側に位置しているので、配置関係の設計変更は
不要となると共に、遊技者による打玉発射操作も支障無
く行われる。また、操作表示部13はこの打球操作ハン
ドル11の左側に形成された切欠部98に臨む配置とさ
れているので、遊技者による残高確認や引き落とし操作
もも支障無く行えるものである。
【0071】尚、上記各実施例では記録媒体処理装置と
してのカードユニット16を遊技機1に並設したが、そ
れに限らず、操作表示部13などと共に前面パネル6に
一体に設けても良い。これにより、特に台間では無く遊
技機自体にカードユニットを装着する遊技機において
は、新台交換の際にカードユニットも再利用することが
可能となり、更なるコストの低減を図ることができるよ
うになる。
【0072】また、図8は操作表示部13と灰皿14が
設けられた前面パネル6をカードユニット16にヒンジ
97で回動自在に枢支した例を示している。この場合、
打球操作ハンドル11は上述同様に前面枠4と一体に設
けられており、前面パネル6はこの打球操作ハンドル1
1の向かって左方において、前面枠4の前側に回動自在
に配置されるかたちとなる。
【0073】係る構成によっても遊技の際の興趣に殆ど
関係ない操作表示部13をカードユニット16側に止め
て再利用することができ、コストの著しい低減を図るこ
とが可能となる。また、打球操作ハンドル11は従来同
様の構成で良く、前面パネル6の右方にて前方に臨むの
で、遊技者による打玉発射操作も支障無く行われる。ま
た、操作表示部13はこの打球操作ハンドル11の左側
にて前面枠4の前側に配置されるので、遊技者による残
高確認や引き落とし操作もも支障無く行えるものであ
る。
【0074】次に、図9は本発明の更にもう一つの遊技
機1の例を示した概略断面図である。この場合には、操
作表示部13は前面パネル6を介して外枠2にも取り付
けられず、遊技機設置島18のフレームに直接取り付け
られ、外枠2の前側に配置される。
【0075】係る構成によっても遊技の際の興趣に殆ど
関係ない操作表示部13を遊技機設置島18側に止めて
再利用することができ、コストの著しい低減を図ること
が可能となる。
【0076】次に、図10は操作表示部13の他の例を
示している。この場合、第二のエリア71は図4の如く
着色すること無く、持点表示部22と遊技持玉LED3
3、景品持玉LED34、貯玉LED36及びカードデ
ータスイッチ29の周囲を枠線101で囲むことにより
構成されている。係る構成によっても各表示部やスイッ
チ、LEDはそれぞれの機能面から区画して区別される
ので、遊技者は操作に当たって各表示部やスイッチの対
応関係を判別し易くなる。
【0077】次に、図11は操作表示部13の更に他の
例を示している。この場合、第二のエリア71は、図4
の如く着色し、或いは、図10の如く枠線で囲むこと無
く、持点表示部22と遊技持玉LED33、景品持玉L
ED34、貯玉LED36及びカードデータスイッチ2
9の周囲を操作表示部13の上面の他の部分より凹ま
せ、或いは、隆起させて段差102を作ることにより構
成されている。係る構成によっても各表示部やスイッ
チ、LEDはそれぞれの機能毎に区別されるので、遊技
者は操作に当たって各表示部やスイッチを判別し易くな
る。
【0078】次に、図12は操作表示部13の更に他の
例を示している。この場合、図10の例に比べて第一の
エリア69と第二のエリア71は左右に更に離間されて
いる。また、それらの間に玉貸スイッチ26、自動玉貸
スイッチ27、中断スイッチ24、精算スイッチ23及
び各LED51、52が配置されるが、このとき、精算
スイッチ23と中断スイッチ24及び中断LED52の
周囲は枠線103にて囲まれ、第三のエリア72内に更
に第四のエリア104を構成している。
【0079】係る構成によれば、第一のエリア69と第
二のエリア71が更に区別し易くなると共に、精算/中
断に関する機能が玉貸機能から更に区別されるので、遊
技者は操作に当たって各表示部やスイッチの対応関係を
一層判別し易くなる。
【0080】次に、図13は操作表示部13の更に他の
例を示している。この場合は、図10の構成において、
玉貸スイッチ26を操作表示部13の左端に移動し、更
に大きくしている。係る構成によれば、遊技中に最も操
作される玉貸スイッチ26の操作性が一層向上し、誤操
作も一層抑制されることになる。
【0081】次に、図14は操作表示部13において、
各スイッチや表示部、LEDをビジター機能と会員機能
とを分離した構成を示している。この場合、操作表示部
13の上面は区画線114と116により区画され(区
画線114と116は突出している、又は、凹状の溝で
あってもよい)、左端に第一のエリア111、右端に第
二のエリア112そして、それらの間に第三のエリア1
13が構成されている。
【0082】そして、第一のエリア111にはビジター
用表示部20A、遊技持玉LED33A、景品持玉LE
D34A、カード残高LED31及びカードデータスイ
ッチ29Aが配置される。また、第二のエリア112に
は会員用表示部20B、貯玉LED36、リプレー回数
LED32及びカードデータスイッチ29B、リプレー
スイッチ28が配置される。
【0083】また、第三のエリア113には図4と同様
に玉貸スイッチ26、自動玉貸スイッチ27、精算スイ
ッチ23、中断スイッチ24及び自動玉貸LED51と
中断LED52が配置される。
【0084】貯玉ができないビジターが持点カードを挿
入すると、自動的に残高がビジター用表示部20Aに表
示され、カード残高LED31が点灯される。そして、
カードデータスイッチ29Aを押して行くと、ビジター
用表示部20Aの表示は、遊技持玉や景品持玉への切り
替わる(同時に各LED33A、34Aが切り替わり点
灯する)。但し、この点については会員も同様である。
【0085】また、貯玉がある会員の場合には、持点カ
ードを挿入してリプレー回数が会員用表示部20Bで表
示されているときに、リプレースイッチ28を押すと、
リプレーによる引落しが行われる。(リプレー回数が
「1」減算表示、記憶されている貯玉数も減算処理さ
れ、遊技持玉数が加算される。)つまり、前述した実施
形態と異なり、リプレー(再プレイ)の引落し操作を玉
貸スイッチで兼用するのではなく、リプレー引落し用の
スイッチが追加され、引落し切り換え用のスイッチが削
除されている。また、リプレーの自動リプレースイッチ
を設けていない(自動リプレーできない)が、自動リプ
レースイッチを別途第二のエリア112に設けて、自動
リプレーできるようにしてもよい。尚、持点カード挿入
時に、貯玉数がリプレー1回分の貯玉数にみたないとき
は、その貯玉数を表示する。また、会員であっても貯玉
数が「0」であれば、会員用表示部20Bに「0」を表
示するだけで、ビジターとなんら操作は変わらない。そ
して、カードデータ29Bを押して行くと、会員表示器
20Bの表示は、リプレー回数から、貯玉への切り替わ
る(同時に各LED32、36が切り替わり点灯す
る)。
【0086】このように、第一、第三のエリア113に
配置された共用部分以外は、貯玉を有する会員のみ操作
するスイッチや表示部を完全に分けたので、遊技者の操
作性はなお一層向上すると共に、誤操作も解消される。
【0087】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、内部に封入された打玉を繰り返し弾発発射して遊技
領域8に打ち込むことにより遊技が行われる封入式遊技
機1において、予め遊技者に付与された有価価値の残高
を表示する残高表示部21及びこの残高から有価価値を
引き落とすための引落操作部(玉貸スイッチ26)とが
少なくとも設けられた操作表示部13と、前面に遊技領
域8を構成する遊技盤9を含む遊技主要構成部と、遊技
領域8に打玉を打ち込むための打球操作ハンドル11と
があり、操作表示部13と打球操作ハンドル11を、遊
技機設置島18に取り付けられる外枠2などの基体に設
け、前面枠4は、これら操作表示部13及び打球操作ハ
ンドル11の上側に位置して基体に着脱自在に取り付け
たので、新台交換の際は、遊技主要構成部である前面枠
4のみを外枠2などから取り外して交換することができ
るようになる。
【0088】これにより、遊技の際の興趣に殆ど関係な
い操作表示部13を、打球操作ハンドル11などと共に
外枠2側などに止めて再利用することができ、コストの
著しい低減を図ることが可能となる。この場合、操作表
示部13や打球操作ハンドル11は遊技主要構成部(前
面枠4)の下側に位置する(打球操作ハンドル11は従
来の高さ位置)ので、遊技者による残高確認、引き落と
し操作及び打玉発射操作も支障無く行えるものである。
【0089】また、請求項2の発明によれば、内部に封
入された打玉を繰り返し弾発発射して遊技領域8に打ち
込むことにより遊技が行われる封入式遊技機1におい
て、予め遊技者に付与された有価価値の残高を表示する
残高表示部21及びこの残高から有価価値を引き落とす
ための引落操作部とが少なくとも設けられた操作表示部
13と、前面に遊技領域8を構成する遊技盤9を含む遊
技主要構成部と、遊技領域に打玉を打ち込むための打球
操作ハンドル11とがあり、遊技機設置島18に取り付
けられる外枠2などの基体に操作表示部13を設け、打
球操作ハンドル11は前面枠4の右下側に設ける(従来
の高さ位置に設ける)と共に、この前面枠4を基体に着
脱自在に取り付け、打球操作ハンドル11の左側に形成
した切欠部98に操作表示部13が臨むよう配置したの
で、新台交換の際は、前面枠4のみを基体から取り外し
て交換することができるようになる。
【0090】これにより、遊技の際の興趣に殆ど関係な
い操作表示部13を基体側に止めて再利用することがで
き、コストの著しい低減を図ることが可能となる。特に
この場合、打球操作ハンドル11は従来同様に前面枠4
の右下側に位置しているので、配置関係の設計変更は不
要となると共に、遊技者による打玉発射操作も支障無く
行われる。また、操作表示部13はこの打球操作ハンド
ル11の左側に形成された切欠部98に臨む配置とされ
ているので、遊技者による残高確認や引き落とし操作も
支障無く行えるものである。
【0091】また、請求項3の発明の如く更に基体に、
有価価値の残高を特定可能な情報を記録可能なICカー
ドを処理するためのカードユニットを合わせて一体に設
けたので、カードユニットも再利用することが可能とな
り、更なるコストの低減を図ることができるようにな
る。
【0092】更に、請求項4の発明の如く前面枠4(遊
技盤9)の裏側に位置して打玉を再び発射可能なように
揚送する打玉揚送装置86を基体に設けたものでは、打
玉揚送装置86も再利用することが可能となり、なお一
層のコストの低減が図れるものである。
【0093】更にまた、請求項5の発明の如く前面枠4
の裏面に設けた持点用制御基板39と操作表示部制御基
板38とを電気的に接続する配線41を前面枠4の枢支
側である前面枠4の向かって左の裏面を引き回して配設
すれば、前面枠4の回動の際に配線41を挟んだり、或
いは、配線41が捻れてしまう不都合を最小限に抑えら
れるものである。
【0094】尚、以上の実施例から請求することができ
る発明としては、更に以下のものが考えられる。 (1) 内部に封入された打玉を繰り返し弾発発射して
遊技領域に打ち込むことにより遊技が行われる封入式遊
技機とカードユニットを並設して構成される遊技用装置
おいて、予め遊技者に付与された有価価値の残高を表示
する残高表示部及びこの残高から前記有価価値を引き落
とすための引落操作部とが少なくとも設けられた操作表
示部と、前面に前記遊技領域を構成する遊技盤を含む遊
技主要構成部と、前記遊技領域に打玉を打ち込むための
打球発射操作部とを備え、前記遊技主要構成部と打球発
射操作部を封入式遊技機に設けると共に、前記操作表示
部は前記カードユニットに回動自在に枢支し、前記遊技
主要構成部の下側であって、打球発射操作部の側方の前
記封入式遊技機前側に配置したことを特徴とする遊技用
装置。 (2) 内部に封入された打玉を繰り返し弾発発射して
遊技領域に打ち込むことにより遊技が行われる封入式遊
技機を並設して遊技機設置島を構成して成る遊技用施設
において、予め遊技者に付与された有価価値の残高を表
示する残高表示部及びこの残高から前記有価価値を引き
落とすための引落操作部とが少なくとも設けられた操作
表示部と、前面に前記遊技領域を構成する遊技盤を含む
遊技主要構成部と、前記遊技領域に打玉を打ち込むため
の打球発射操作部とを備え、前記操作表示部と打球発射
操作部を、前記遊技機設置島に固定し、前記遊技主要構
成部は、これら操作表示部及び打球発射操作部の上側に
位置して前記遊技機設置島に着脱自在に取り付けたこと
を特徴とする遊技用施設。 (3) 内部に封入された打玉を繰り返し弾発発射して
遊技領域に打ち込むことにより遊技が行われる封入式遊
技機を並設して遊技機設置島を構成して成る遊技用施設
において、予め遊技者に付与された有価価値の残高を表
示する残高表示部及びこの残高から前記有価価値を引き
落とすための引落操作部とが少なくとも設けられた操作
表示部と、前面に前記遊技領域を構成する遊技盤を含む
遊技主要構成部と、該遊技主要構成部が着脱自在に取り
付けられ、且つ、遊技機設置島に取り付けられる基体
と、前記遊技領域に打玉を打ち込むための打球発射操作
部とを備え、前記操作表示部と打球発射操作部を、前記
基体とは別体で前記遊技機設置島に固定し、前記遊技主
要構成部は、これら操作表示部及び打球発射操作部の上
側に位置することを特徴とする遊技用施設。
【0095】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、内部に封入された打玉を繰り返し弾発発射して遊技
領域に打ち込むことにより遊技が行われる封入式遊技機
において、予め遊技者に付与された有価価値の残高を表
示する残高表示部及びこの残高から有価価値を引き落と
すための引落操作部とが少なくとも設けられた操作表示
部と、前面に遊技領域を構成する遊技盤を含む遊技主要
構成部と、遊技領域に打玉を打ち込むための打球発射操
作部とがあり、操作表示部と打球発射操作部を、遊技機
設置島に取り付けられる基体に設け、遊技主要構成部
は、これら操作表示部及び打球発射操作部の上側に位置
して基体に着脱自在に取り付けたので、新台交換の際
は、遊技主要構成部のみを基体から取り外して交換する
ことができるようになる。
【0096】これにより、遊技の際の興趣に殆ど関係な
い操作表示部を、打球発射操作部と共に基体側に止めて
再利用することができ、コストの著しい低減を図ること
が可能となる。この場合、操作表示部や打球発射操作部
は遊技主要構成部の下側の基体に位置するので、遊技者
による残高確認、引き落とし操作及び打玉発射操作も支
障無く行えるものである。
【0097】また、請求項2の発明によれば、内部に封
入された打玉を繰り返し弾発発射して遊技領域に打ち込
むことにより遊技が行われる封入式遊技機において、予
め遊技者に付与された有価価値の残高を表示する残高表
示部及びこの残高から有価価値を引き落とすための引落
操作部とが少なくとも設けられた操作表示部と、前面に
遊技領域を構成する遊技盤を含む遊技主要構成部と、遊
技領域に打玉を打ち込むための打球発射操作部とがあ
り、遊技機設置島に取り付けられる基体に操作表示部を
設け、打球発射操作部は遊技主要構成部の右下側に設け
ると共に、この遊技主要構成部を基体に着脱自在に取り
付け、打球発射操作部の左側に形成した切欠部に操作表
示部が臨むよう配置したので、新台交換の際は、打球発
射操作部と共に遊技主要構成部のみを基体から取り外し
て交換することができるようになる。
【0098】これにより、遊技の際の興趣に殆ど関係な
い操作表示部を基体側に止めて再利用することができ、
コストの著しい低減を図ることが可能となる。特にこの
場合、打球発射操作部は従来同様に遊技主要構成部の右
下側に位置しているので、配置関係の設計変更は不要と
なると共に、遊技者による打玉発射操作も支障無く行わ
れる。また、操作表示部はこの打球発射操作部の左側に
形成された切欠部に臨む配置とされているので、遊技者
による残高確認や引き落とし操作も支障無く行えるもの
である。
【0099】更に、請求項3の発明によれば、上記各発
明に加えて基体に、有価価値の残高を特定可能な情報を
記録可能な記録媒体を処理するための記録媒体処理装置
を合わせて設けたので、記録媒体処理装置も再利用する
ことが可能となり、更なるコストの低減を図ることがで
きるようになる。
【0100】更にまた、請求項4の発明によれば、上記
各発明に加えて遊技機裏側に位置して打玉を再び発射可
能なように揚送する打玉揚送装置を基体に設けたので、
打玉揚送装置も再利用することが可能となり、なお一層
のコストの低減が図れるものである。
【0101】そして、請求項5の発明によれば、上記各
発明に加えて遊技主要構成部は基体に一側を回動自在に
枢支して設けると共に、この遊技主要構成部の裏面に設
けられた制御装置と操作表示部とを接続する配線は、遊
技主要構成部の裏面枢支側を引き回して設けたので、遊
技主要構成部の回動の際に制御装置と操作表示部とを接
続する配線を挟んだり、或いは、捻れてしまう不都合を
最小限に抑え、配線処理の簡素化を図ることができるよ
うになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施例の封入式遊技機及びカ
ードユニットの正面図である。
【図2】図1の封入式遊技機及びカードユニットの背面
図である。
【図3】図1の封入式遊技機及びカードユニットを並設
して構成される遊技機設置島の正面図である。
【図4】図1の封入式遊技機の操作表示部の平面図であ
る。
【図5】もう一つの本発明の封入式遊技機の背面図であ
る。
【図6】図5の封入式遊技機の前面枠を撤去した状態の
背面図である。
【図7】本発明を適用した他の実施例の封入式遊技機及
びカードユニットの正面図である。
【図8】本発明を適用した更に他の実施例の封入式遊技
機及びカードユニットの正面図である。
【図9】本発明を適用した更に他の実施例の封入式遊技
機下部の概略断面図である。
【図10】本発明の封入式遊技機の操作表示部の他の実
施例の平面図である。
【図11】本発明の封入式遊技機の操作表示部の更に他
の実施例の平面図である。
【図12】本発明の封入式遊技機の操作表示部の更にま
た他の実施例の平面図である。
【図13】本発明の封入式遊技機の操作表示部の更にま
た他の実施例の平面図である。
【図14】本発明の封入式遊技機の操作表示部の更にま
た他の実施例の平面図である。
【符号の説明】
1 封入式遊技機 2 外枠 3 ヒンジ 4 前面枠 6 前面パネル 8 遊技領域 9 遊技盤 11 打球操作ハンドル(打球発射操作部) 12 打球発射装置 13 操作表示部 16 カードユニット 18 遊技機設置島 21 残高表示部 22 持点表示部 23 精算スイッチ 24 中断スイッチ 26 玉貸スイッチ 27 自動玉貸スイッチ 28 リプレースイッチ 29 カードデータスイッチ 38 操作表示部制御基板 39 持点制御用基板(制御装置) 41 配線 42 ハンマー 68、103、114 枠線 69 第1のエリア 71 第2のエリア 72 第3のエリア 86 打玉揚送装置 97 ヒンジ 98 切欠部 102 段差
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 17/32 G07F 7/08 Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に封入された打玉を繰り返し弾発発
    射して遊技領域に打ち込むことにより遊技が行われる封
    入式遊技機において、 予め遊技者に付与された有価価値の残高を表示する残高
    表示部及びこの残高から前記有価価値を引き落とすため
    の引落操作部とが少なくとも設けられた操作表示部と、 前面に前記遊技領域を構成する遊技盤を含む遊技主要構
    成部と、 前記遊技領域に打玉を打ち込むための打球発射操作部と
    を備え、 前記操作表示部と打球発射操作部を、遊技機設置島に取
    り付けられる基体に設け、前記遊技主要構成部は、これ
    ら操作表示部及び打球発射操作部の上側に位置して前記
    基体に着脱自在に取り付けたことを特徴とする封入式遊
    技機。
  2. 【請求項2】 内部に封入された打玉を繰り返し弾発発
    射して遊技領域に打ち込むことにより遊技が行われる封
    入式遊技機において、 予め遊技者に付与された有価価値の残高を表示する残高
    表示部及びこの残高から前記有価価値を引き落とすため
    の引落操作部とが少なくとも設けられた操作表示部と、 前面に前記遊技領域を構成する遊技盤を含む遊技主要構
    成部と、 前記遊技領域に打玉を打ち込むための打球発射操作部と
    を備え、 遊技機設置島に取り付けられる基体に前記操作表示部を
    設け、前記打球発射操作部は前記遊技主要構成部の右下
    側に設けると共に、この遊技主要構成部を前記基体に着
    脱自在に取り付け、前記打球発射操作部の左側に形成し
    た切欠部に前記操作表示部が臨むよう配置したことを特
    徴とする封入式遊技機。
  3. 【請求項3】 基体には前記有価価値の残高を特定可能
    な情報を記録可能な記録媒体を処理するための記録媒体
    処理装置を合わせて設けたことを特徴とする請求項1又
    は請求項2の封入式遊技機。
  4. 【請求項4】 遊技機裏側に位置して打玉を再び発射可
    能なように揚送する打玉揚送装置を基体に設けたことを
    特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3の封入式遊
    技機。
  5. 【請求項5】 遊技主要構成部は基体に一側を回動自在
    に枢支されると共に、この遊技主要構成部の裏面に設け
    られた制御装置と操作表示部とを接続する配線は、遊技
    主要構成部の裏面枢支側を引き回されて設けられている
    ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請
    求項4の封入式遊技機。
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