JP3195446B2 - 遊技機の管理システム - Google Patents
遊技機の管理システムInfo
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Description
機の管理システムに関する。
遊技機においては、特定の入賞口への遊技球の入賞に基
づき、複数の数字、図柄等の識別情報による可変表示ゲ
ームを実行可能な可変表示装置を設け、その可変表示ゲ
ームの結果態様が特別表示態様となった場合に、変動入
賞装置を開状態に変換する特別遊技状態を発生するよう
にしたものが知られている。
をより高めるために、予め設定した特定条件を満たして
特別遊技状態が発生した場合に、当該特別遊技状態の終
了後に、特別遊技状態の発生が容易となる特定遊技状態
を発生するようしたものが開発されてきている。
たした特別遊技状態が発生した場合に、その特別遊技状
態の終了後に、可変表示装置における可変表示ゲームで
特別表示態様が導出される確率を高めることにより、次
の特別遊技状態を高い確率で発生可能にしたものがあ
る。
を満たした特別遊技状態が発生した場合に、その特別遊
技状態の終了後に、特定の入賞口への遊技球の入賞率を
高めることにより、次の特別遊技状態が容易に発生する
ようにしたものもある。即ち、特定の入賞口を補助変動
入賞装置により構成して、特定遊技状態となった場合に
は、該補助変動入賞装置が遊技者にとって有利な状態に
変換する頻度を高めることにより、特定の入賞口への遊
技球を入賞率を高め、その結果、単位時間当たりの可変
表示ゲームの実行頻度が高まり次の特別遊技状態の発生
が容易となるのである。
うな遊技機にあっては、遊技店の閉店間際に特定条件を
満たした特別遊技状態が発生した場合、特定遊技状態の
発生中に遊技店の閉店時間が来てしまう可能性がある。
特別遊技状態の発生が実質的に約束されたこととなる
が、このような特定遊技状態がせっかく発生したにも拘
わらず、閉店時間によって遊技を止めるのでは、多量の
賞品球を獲得できるチャンスを失うこととなり、期待感
が大きく減少してしまう。
が近づくにつれ遊技者から敬遠されるようになるため、
稼働率が低下して遊技店の売り上げが減少してしまう虞
がある。
ったのでは、閉店時間が遅れることになり、また機種に
よっては遊技が終了するまで長い時間がかかり、遊技店
にとって、係員の労働が増える等、支障がある。
ブルが発生してしまう可能性がある。
回の特別遊技状態の発生が容易となる特定遊技状態が発
生している間に、遊技店の営業終了時間となったとき
に、トラブルなく遊技を終了することができる遊技機の
管理システムを提供することを目的とする。
め、請求項1に係る発明は、複数の識別情報による可変
表示ゲームを実行可能な可変表示装置と、該可変表示ゲ
ームの可変表示停止時における識別情報の組合わせ態様
に関連して遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生可
能な特別遊技発生手段と、を備えた遊技機の管理システ
ムであって、前記特別遊技発生手段は、識別情報の組合
わせ態様が所定の当たり態様の場合には通常の特別遊技
状態を発生させる一方、識別情報の組合わせ態様が特別
の当たり態様の場合には特定条件の特別遊技状態を発生
させるように構成され、前記特定条件の特別遊技状態
は、特別遊技状態の終了後に次の特別遊技状態の発生を
容易にするものであり、前記次の特別遊技状態の発生を
容易にする状態下で遊技店の営業終了条件が満たされた
ときに、その未消化分の特別遊技状態の発生を判定する
中途終了判定手段と、この中途終了判定手段で判定され
た判定内容を表示もしくは所定の記憶媒体に記憶する遊
技管理手段と、を備え、その判定内容の表示もしくは所
定の記憶媒体の記憶に基づき遊技者に対して未消化分の
特別遊技状態の発生を保証するようにした。
は、該当する遊技機の優先使用権を記憶した記憶媒体を
発行させる。 請求項3に係る発明は、前記遊技管理手段
は、未消化分の特別遊技状態の発生により獲得可能な賞
品球数に係わるデータを記憶した記憶媒体を発行させ
る。
発生を容易にする状態下で遊技店の営業終了時間が来る
と、中途終了判定手段が未消化分の特別遊技状態の発生
を判定し、その判定内容を遊技管理手段が表示もしくは
所定の記憶媒体に記憶する。
該当する遊技機の優先使用権を記憶した記憶媒体を発行
する。
段は、未消化分の特別遊技状態の発生により獲得可能な
賞品球数に係わるデータを記憶した記憶媒体を発行す
る。
する。
される管理装置、2はパチンコ遊技機である。
枠3に、遊技盤4(後述する)の前面を覆うカバーガラ
ス5の上方に賞球の表示ランプ6等が、カバーガラス5
の下方にパチンコ球の供給皿7、受け皿8と、供給皿7
からのパチンコ球を1個ずつ打ち出す打球発射装置の操
作部9が配設される。
専用のカード式の球貸機11が付設される。球貸機11
には、所定のプリペイドカードの挿入部(リーダ)12
と、プリペイドカードの挿入時に点灯する表示LED1
3と、球貸機11の正常時に点灯する確認用の表示LE
D14が設けられる。
れるプリペイドカードの残高の表示器15と、貸し球の
排出を選定する球貸しボタン16と、プリペイドカード
の返却を指示するカード返却ボタン17と、球貸しボタ
ン16の操作が有効のときに点灯する表示LED18
は、供給皿7の外面に配置される。
ドを挿入した状態で球貸しボタン16を押すと、カード
の残高の範囲で球貸しボタン16の1回の操作につき所
定数の貸し球が、パチンコ遊技機2の球排出装置を介し
て供給皿7に排出される。
びに賞球の排出時にその球数を表示する排出球数表示器
19が配設される。
21で囲われた遊技部22のほぼ中央に複数の数字、図
柄等の識別記号を表示可能な可変表示装置23が、その
下方に変動入賞装置24が配設される。
間には、チューリップ式の始動口(特定入賞口)25が
配設され、始動口25に入賞球を検出する始動スイッチ
26が設置される。
表示装置23の複数の識別記号の可変表示が開始され、
所定時間経過すると可変表示が停止される。この複数の
識別記号が当たりの組合わせ態様(同一記号の組合わ
せ)で停止すると、特別遊技を発生する(後述する)。
の大入賞口の開閉扉27が所定の期間、球を受け入れな
い閉状態(遊技者に不利な状態)から球を受け入れやす
い開状態(遊技者に有利な状態)に変換される。
サイクル継続を可とする継続スイッチ28、入賞数を計
数するカウントスイッチ29が配設される。
の上部の記憶表示器31に、大入賞口の入賞数等は可変
表示装置23に表示される。
般入賞口、36はアウト口を示す。なお、遊技釘は図示
省略してある。
で、37は球貯留タンク、38は球貯留タンク37のパ
チンコ球を球排出装置(図示されない)に誘導する誘導
樋、39は遊技盤4の各入賞装置、表示装置を制御する
遊技制御装置、41は遊技盤4から送られた入賞球(セ
ーフ球)の排出ユニット、球排出装置の排出ユニットを
制御する賞球排出制御装置である。
排出ユニット、球排出装置の排出ユニットが駆動され、
セーフ球に基づく賞球の排出および球貸機11からの指
令に基づく貸し球の排出が制御される。
との間で各種信号を送受するための情報端子である。
図5のように所定のプログラム、始動口25の始動スイ
ッチ26、変動入賞装置24の継続スイッチ28、カウ
ントスイッチ29等からの信号、および確率設定器43
(図4参照)の確率設定値に基づいて、行われる。
の入賞に基づき、可変表示装置23の識別記号の可変表
示を開始すると共に、所定時間後に可変表示を停止し、
この停止時の識別記号の組合わせ態様が、所定の当たり
態様(ラッキーナンバ以外の同一記号の組合わせ)のと
きは通常の特別遊技を、特別の当たり態様(ラッキーナ
ンバの同一記号の組合わせ)であれば特定条件の特別遊
技を発生する。
装置24の開閉扉27を所定の期間、球を受け入れやす
い開状態に変換、即ち所定数入賞または所定時間経過す
るまで開閉扉27を開き、これを継続スイッチ28のオ
ンを条件に繰り返し、規定サイクル数行うと特別遊技を
終了する。
に開閉扉27を所定数入賞または所定時間経過するまで
開き、継続スイッチ28のオンを条件に規定サイクル数
行うと特別遊技を終了するが、この終了と同時に、可変
表示装置23の識別記号が当たりの組合わせ態様で停止
する確率を高確率に切換え、この高確率をこれ以後特別
遊技が所定数回(例えば5回)発生するまで持続する。
件の特別遊技の発生確率を含む特別遊技の発生確率は、
確率設定器43の切換スイッチ44によって切換設定可
能になっている。特定条件中の特別遊技の発生確率も切
換設定可能にして良く、確率設定器43には切換スイッ
チ44の操作時に確率設定値を表示する確率設定表示器
を設けている。
連続的に特別遊技が発生するようになる。この場合、始
動口25等に開閉翼を設け、所定の通過球によって普通
図柄表示器の表示を可変すると共に、その停止時の表示
が当たりのときに開閉翼を開くようにしたものでは、特
定条件中に特別遊技の発生確率を高くする代わりに、普
通図柄表示器の表示が当たりになる確率を高くし、これ
を特別遊技が所定数回発生するまで続けるようにしても
良い。
に配置されるスピーカを示す。
に、それぞれ遊技制御装置39から情報端子42、通信
線を介して、確率設定器43の設定値信号、可変表示装
置23の始動信号、可変表示装置23が所定の当たり態
様のときに通常大当たり信号、特別の当たり態様のとき
に特定大当たり信号、賞球データ信号、パチンコ遊技機
2の台番号、後述する遊技情報信号等を送る。
視装置48、記憶装置49、画像表示装置51、コンソ
ール52、プリンタ53等のほかに、カード発行機54
を備え、各パチンコ遊技機2からの信号に基づき、遊技
機の遊技状態、特別遊技の発生回数、賞球状態、遊技機
の打止め、球貸機の状態等を管理すると共に、遊技店の
閉店時間になると、遊技機と連係して閉店処理を行う。
理)、図7(遊技機側の処理)のように遊技店の閉店時
間になると、管理装置1が各パチンコ遊技機2に閉店信
号を送り(図6のS1,S2)、この閉店信号を受ける
と、それぞれの遊技制御装置39が遊技機が前述の特定
条件の遊技中かどうかを判別する(図7のS11,S1
2)。
別遊技発生中かどうかによって当該遊技制御装置39が
所定の遊技終了タイマをセットし、タイムオーバー後、
打球発射装置の作動を停止して、当該遊技機の遊技を終
了する(図7のS13〜S15)。
置1に当該遊技機の特定条件の遊技情報(特定条件中の
特別遊技の発生回数)、および当該遊技機の台番号を送
信する(図7のS16)。
装置1が当該遊技機の台番号を設定し、特定条件の遊技
情報から、特定条件中の未消化分の遊技(特定条件中に
まだ発生してない特別遊技の回数等)および未消化分の
遊技を行ったときに獲得可能な賞品球数を判定(演算)
すると共に、その判定データ、有効期限、台番号をカー
ド発行機54に送り、カード発行機54から特定条件の
遊技の中途終了を保証する証明カード55を発行する
(図6のS3〜S5)。
限、台番号、遊技店名等を記載可能な表面に、データ、
情報を記憶する磁気記憶部56を設けてある。
有効期限、台番号等を画像表示装置51に表示する。
効期限、台番号および暗証番号等を証明カード55の磁
気記憶部56に書込むと共に、有効期限、台番号、遊技
店名等を証明カード55に印字する。
優先的に使用できる優先使用権を記録するようにしても
良い。
画像表示装置51の表示を見ながら所定のキーボードを
打ち込むことで、証明カードに各情報を記録するもので
も良い。
可変表示装置23の識別記号の組合わせ態様が特別の当
たり態様となって、特定条件の特別遊技が発生すると、
以後特別遊技が連続的に発生するようになるが、この特
定条件の遊技が遊技店の閉店時間にかかると、遊技が中
途にて終了されると共に、その中途終了の証明カード5
5が発行される。
置1からの閉店信号に基づき、遊技機の遊技制御装置3
9によって特別遊技中にないときに打球発射装置の作動
が停止され、このとき遊技制御装置39からの特定条件
の遊技情報に基づき、管理装置1によって中途終了によ
る未消化分の遊技、未消化遊技分の賞品球数が判定さ
れ、その判定データ、有効期限、遊技機の台番号等が証
明カード55に記録され、発行される。
ることになっているうち、2回の特別遊技が終了して閉
店時間となったときは、残りの3回の特別遊技を未消化
分の遊技、その3回の特別遊技分の賞品球数(例えば2
300個×3=6900個)を未消化遊技分の賞品球数
として判定され、証明カード55に記録される。
の証明カード55に記録された内容に基づいて、遊技店
側から遊技者に所定の賞品球が、つまり未消化分の特別
遊技を行った場合に獲得できるものと同様の賞品球が支
払われることになる。証明カード55の磁気記憶部56
にデータ、情報を記憶させたものでは、もちろん読取り
装置が用いられる。
店時間にかかった場合、遊技を中途終了でき、中途終了
による保証を確定でき、遊技者に的確な保証を行える。
ったり、閉店時間を気にして遊技を焦って行うようなこ
とはなく、遊技者は特別遊技が連続する可能性のある遊
技機にあって、遊技を楽しく安心して行うことができ
る。
ルを生じることはなく、この種の遊技機の評価も高ま
る。また、遊技店にとっては、所定の閉店時間に閉店で
きるようになり、労働条件を向上できる。
の賞品球を保証する代わりに、後日該当遊技機にて残り
の遊技を行わせる場合は、その遊技機の優先使用権を記
録した証明カード55が発行される。
たせれば、電源をオフしても、電源をオンすれば、遊技
機は元の状態に復帰され、このため翌日に遊技を再開さ
せることができる。
合わせて、遊技機を中途終了時の状態にセットできるよ
うに、管理装置1、遊技制御装置39を構成しても良
い。
の支払いと、未消化遊技の再開を選択できれば、好適で
ある。
持ち込まれた場合には、管理装置1により当該証明カー
ド55の真偽チェックを行い、合格した場合には該当遊
技機に信号を送信して遊技再開処理を行うようにしても
良い。
明によれば、遊技機において、特定条件の特別遊技状態
が発生して、その特別遊技状態の終了後に、次の特別遊
技状態の発生が容易な状態が発生して、実質的に次の特
別遊技状態が約束されたような状態中に、遊技店の営業
終了時間が来てしまっても、遊技者が本来得られるべき
特別遊技状態の発生を保証することができるので、営業
終了時に発生する遊技店側と遊技者との間のトラブルを
防止することができる。また、営業終了時間が近づいて
も、遊技者は安心して遊技を行うことができるの、営業
終了時間が近づくにつれ客離れが起きてしまうといった
ことも防止できる。
の優先使用権を保証することで、選択肢が拡がる。 請求
項3に係る発明によれば、未消化分の特別遊技状態の発
生により獲得可能な賞品球数を保証できる。
る。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の識別情報による可変表示ゲームを
実行可能な可変表示装置と、 該可変表示ゲームの可変表示停止時における識別情報の
組合わせ態様に関連して遊技者にとって有利な特別遊技
状態を発生可能な特別遊技発生手段と、 を備えた遊技機の管理システムであって、前記特別遊技発生手段は、 識別情報の組合わせ態様が所定の当たり態様の場合には
通常の特別遊技状態を発生させる一方、識別情報の組合
わせ態様が特別の当たり態様の場合には特定条件の特別
遊技状態を発生させるように構成され、 前記特定条件の特別遊技状態は、 特別遊技状態の終了後に次の特別遊技状態の発生を容易
にするものであり、 前記次の特別遊技状態の発生を容易
にする状態下で 遊技店の営業終了条件が満たされたとき
に、その未消化分の特別遊技状態の発生を判定する中途
終了判定手段と、この中途終了判定手段で判定された判
定内容を表示もしくは所定の記憶媒体に記憶する遊技管
理手段と、を備え、 その判定内容の表示もしくは所定の記憶媒体の記憶に基
づき遊技者に対して未消化分の特別遊技状態の発生を保
証するようにしたことを特徴とする遊技機の管理システ
ム。 - 【請求項2】 前記遊技管理手段は、該当する遊技機の
優先使用権を記憶した記憶媒体を発行させることを特徴
とする請求項1に記載の遊技機の遊技管理システム。 - 【請求項3】 前記遊技管理手段は、未消化分の特別遊
技状態の発生により獲得可能な賞品球数に係わるデータ
を記憶した記憶媒体を発行させることを特徴とする請求
項1に記載の遊技機の遊技管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29988792A JP3195446B2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 遊技機の管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29988792A JP3195446B2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 遊技機の管理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06142323A JPH06142323A (ja) | 1994-05-24 |
JP3195446B2 true JP3195446B2 (ja) | 2001-08-06 |
Family
ID=17878148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29988792A Expired - Fee Related JP3195446B2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 遊技機の管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3195446B2 (ja) |
-
1992
- 1992-11-10 JP JP29988792A patent/JP3195446B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH06142323A (ja) | 1994-05-24 |
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