JP2013138782A - 遊技システム、各台装置及び遊技管理方法 - Google Patents

遊技システム、各台装置及び遊技管理方法 Download PDF

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JP2013138782A JP2012000195A JP2012000195A JP2013138782A JP 2013138782 A JP2013138782 A JP 2013138782A JP 2012000195 A JP2012000195 A JP 2012000195A JP 2012000195 A JP2012000195 A JP 2012000195A JP 2013138782 A JP2013138782 A JP 2013138782A
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Yuka Choji
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Abstract

【課題】既存の開放式遊技システムと互換性のない封入式遊技システムが遊技店に新規に一部導入される場合に、遊技客に対して開放式遊技機及び封入式遊技機の双方での円滑な遊技を可能とすること。
【解決手段】封入式専用のカードC2に対応付けられたプリペイド価値及び持玉数を使用する封入式遊技機120に台間カード処理機30を併設し、台間カード処理機30が開放式用のカードC1からカードIDを読み取って第1カード管理装置40に問い合わせ、問い合わせに応答して管理装置から返送されるプリペイド価値及び/又は持玉数を封入式遊技機120側に通知する。また、台間カード処理機30が会員管理装置50に問い合わせ、問い合わせに応答して管理装置から返送される貯玉数を持玉数に換算して封入式遊技機120側に通知する。
【選択図】図1

Description

この発明は、遊技媒体が機外に投出される開放式遊技機と、該開放式遊技機にて遊技媒体の貸出処理に用いられる第1の有価価値及び/又は第1の持ち遊技媒体数を管理する管理装置とを含む遊技システム、各台装置及び遊技管理方法に関する。
従来、パチンコ店等の遊技店には、一般的に遊技機の機外にパチンコ玉等の遊技媒体を投出する遊技機(以下、「開放式遊技機」と言う)が配設されてきたが、最近になって、他店からの持込玉や異なる貸出レート間の持込玉の問題が顕在化してきたため、かかる持込玉が発生しない封入式遊技機が注目されている。
例えば、特許文献1には、遊技客がパチンコ玉に触れない構造とし、パチンコ玉が入賞すると該入賞分のパチンコ玉数を持玉数に加算し、入賞しない打込玉分のパチンコ玉数を持玉数から減算する封入式遊技機が開示されている。
このため、かかる封入機遊技機を遊技店に新規に一部導入した場合には、遊技店内に封入式遊技機が配設されたコーナーと開放式遊技機が配設されたコーナーが併設され、遊技客は封入式遊技機又は開放式遊技機を適宜選択して遊技できることになる。
特開2002−233635号公報
しかしながら、遊技店内に封入式遊技機が配設される際には、封入式遊技機のみに用いることができる専用カード(以下、「封入式専用カード」と言う)が導入される可能性があり、かかる封入式専用カードが導入されると、遊技客は、開放式遊技機用の従前のカード及び封入式専用カードを使い分ける必要が生じ、遊技客が円滑な遊技を行ううえでの阻害要因となる。
その理由は、封入式遊技機及び封入式遊技機用のカード管理装置を含む封入式遊技システムが遊技店に新規に導入される場合に、かかる封入式遊技システムと従前の開放式遊技システムとの間で互換性が確保されるとは限らないからである。加えて、封入式遊技機用の会員管理装置及び景品交換装置等を含めて遊技店に新規に導入される場合には、さらに互換性が大きな問題となる。
これらのことから、既存の開放式遊技システムと互換性のない封入式遊技システムが遊技店に新規に一部導入される場合に、遊技客に対して開放式遊技機及び封入式遊技機の双方での円滑な遊技を可能とする遊技システムをいかに実現するかが重要な課題となっている。
本発明は、上述した従来技術の課題を解消するためになされたものであって、既存の開放式遊技システムと互換性のない封入式遊技システムが遊技店に新規に一部導入される場合に、遊技客に対して開放式遊技機及び封入式遊技機の双方での円滑な遊技を可能とする遊技システム、各台装置及び遊技管理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、遊技媒体が機外に投出される開放式遊技機と、該開放式遊技機にて遊技媒体の貸出処理に用いられる第1の有価価値及び/又は第1の持ち遊技媒体数を該開放式遊技機にて利用される開放式用記録媒体の識別情報に対応付けて管理する管理装置とを含む遊技システムであって、前記開放式用記録媒体と異なる封入式用記録媒体を受け付け、該封入式用記録媒体に対応付けられた第2の有価価値及び/又は第2の持ち遊技媒体数を用いた遊技を提供する封入式遊技機に各台装置を併設し、前記各台装置は、前記開放式記録媒体の識別情報を読み取る読取手段と、前記読取手段で読み取られた識別情報に対応する第1の有価価値及び/又は第1の持ち遊技媒体数を前記管理装置に問い合わせる問合せ手段と、前記問合せ手段の問い合わせに応答して前記管理装置から返送される第1の有価価値及び/又は第1の持ち遊技媒体数を前記封入式遊技機に通知する通知手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記管理装置は、前記第1の持ち遊技媒体数を遊技種毎に管理し、前記各台装置は、前記封入式遊技機より遊技種情報を取得する遊技種情報取得手段をさらに備え、前記問い合わせ手段は、前記読取手段で読み取られた識別情報並びに遊技種情報取得手段で取得された遊技種情報に対応する第1の持ち遊技媒体数を前記管理装置に問い合わせることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記各台装置は、貯遊技媒体数を前記第1の持ち遊技媒体数に変換する貯遊技媒体数変換手段をさらに備え、前記通知手段は、前記貯遊技媒体数変換手段により変換された第1の持ち遊技媒体数を前記封入式遊技機にさらに通知することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記封入式遊技機は、記録媒体の返却操作を受け付けた場合に、遊技に使用した後の残有価価値及び/又は残遊技媒体数を前記各台装置に送信する送信手段を備え、前記各台装置は、前記封入式遊技機より受信した残有価価値及び/又は残遊技媒体数を前記第1の有価価値及び/又は第1の持ち遊技媒体数として前記開放式用記録媒体の識別情報に対応付けて、前記開放式用記録媒体を排出制御する制御手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、遊技媒体が機外に投出される開放式遊技機にて遊技媒体の貸出処理に用いられる第1の有価価値及び/又は第1の持ち遊技媒体数を該開放式遊技機にて利用される開放式用記録媒体の識別情報に対応付けて管理する管理装置と通信可能に接続されるとともに、前記開放式用記録媒体と異なる封入式用記録媒体に対応付けられた第2の有価価値及び/又は第2の持ち遊技媒体数を用いた遊技を提供する封入式遊技機に併設された各台装置であって、前記開放式記録媒体の識別情報を読み取る読取手段と、前記読取手段で読み取られた識別情報に対応する第1の有価価値及び/又は第1の持ち遊技媒体数を前記管理装置に問い合わせる問合せ手段と、前記問合せ手段の問い合わせに応答して前記管理装置から返送される第1の有価価値及び/又は第1の持ち遊技媒体数を前記封入式遊技機に通知する通知手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、遊技媒体が機外に投出される開放式遊技機と、該開放式遊技機にて遊技媒体の貸出処理に用いられる第1の有価価値及び/又は第1の持ち遊技媒体数を該開放式遊技機にて利用される開放式用記録媒体の識別情報に対応付けて管理する管理装置とを含む遊技システムの遊技管理方法であって、前記開放式用記録媒体と異なる封入式用記録媒体を受け付け、該封入式用記録媒体に対応付けられた第2の有価価値及び/又は第2の持ち遊技媒体数を用いた遊技を提供する封入式遊技機に併設された各台装置が、前記開放式記録媒体の識別情報を読み取る読取工程と、前記読取工程で読み取られた識別情報に対応する第1の有価価値及び/又は第1の持ち遊技媒体数を前記管理装置に問い合わせる問合せ工程と、前記問合せ工程の問い合わせに応答して前記管理装置から返送される第1の有価価値及び/又は第1の持ち遊技媒体数を前記封入式遊技機に通知する通知工程とを含んだことを特徴とする。
本発明によれば、遊技媒体が機外に投出される開放式遊技機と、該開放式遊技機にて遊技媒体の貸出処理に用いられる第1の有価価値及び/又は第1の持ち遊技媒体数を管理する管理装置とを含む遊技システムにおいて、開放式用記録媒体と異なる封入式用記録媒体に対応付けられた第2の有価価値及び/又は第2の持ち遊技媒体数を用いた遊技を提供する封入式遊技機に各台装置を併設し、各台装置が開放式記録媒体の識別情報を読み取って該識別情報に対応する第1の有価価値及び/又は第1の持ち遊技媒体数を前記管理装置に問い合わせ、問い合わせに応答して管理装置から返送される第1の有価価値及び/又は第1の持ち遊技媒体数を封入式遊技機に通知するよう構成したので、既存の開放式遊技システムと互換性のない封入式遊技システムが遊技店に新規に一部導入される場合に、遊技客に対して開放式遊技機及び封入式遊技機の双方での円滑な遊技を可能とすることができる。
図1は、本実施例に係る遊技システムの概念を説明するための説明図である。 図2は、本実施例に係る遊技システムのシステム構成を示す図である。 図3は、図2に示した台間カード処理機及び封入式遊技機の外観構成を示す図である。 図4は、図2に示した台間カード処理機の内部構成を示すブロック図である。 図5は、開放式遊技システムのカード管理装置が管理するプリペイド価値及び持玉数を封入式遊技システムで使用する場合の動作について説明するための説明図である。 図6は、封入式遊技システムで使用したプリペイド価値及び持玉数を開放式遊技システムのカード管理装置が管理する場合の動作について説明するための説明図である。 図7は、開放式遊技システムの会員管理装置が管理する貯玉を封入式遊技システムで使用する場合の動作について説明するための説明図である。 図8は、台間カード処理機にカードが挿入された場合の処理手順について説明するフローチャートである。 図9は、台間カード処理機の遊技中の処理手順について説明するフローチャートである。 図10は、封入式遊技システムの台間カード処理機にカードが挿入された場合の処理手順について説明するフローチャートである。 図11は、封入式遊技システムの台間カード処理機の遊技中の処理手順について説明するフローチャートである。
以下に、添付図面を参照して、本発明に係る遊技システム、各台装置及び遊技管理方法の好適な実施例を詳細に説明する。
本明細書中にあって持玉とは、遊技客が遊技において獲得した遊技媒体または当該遊技媒体数を示すデータであって、その当日中(閉店より前の時間)のみ遊技に再度供することができるものを言う。貯玉とは、遊技客が遊技において獲得した遊技媒体また当該遊技媒体数を示すデータであって、翌日以降(閉店より後の時間)も遊技に再度供することができるものを言う。持玉は、一般遊技客および会員遊技客の双方が使用可能であり、遊技台を移動した場合等に使用する。貯玉は通常、会員遊技客のみが使用可能であり、獲得した遊技媒体を翌日以降の遊技に用いる場合に使用する。貯玉の使用には所定の手数料が課される(手数料は遊技媒体数を減算することで徴収される)ことが通常であるが、時間帯や会員種別によって徴収しないこととしてもよい。
まず、本実施例に係る遊技システムの概念について説明する。図1は、本実施例に係る遊技システムの概念を説明するための説明図である。図1に示す遊技システムは、既存の開放式遊技システムと互換性のない封入式遊技システムが遊技店に新規に一部導入された状態となっている。
封入式遊技システムは、封入式遊技機120、台間カード処理機110及び第2カード管理装置140を有する。封入式遊技機120は、装置内部に封入されたパチンコ玉を遊技領域に打ち込んで遊技客がパチンコ遊技を行うパチンコ機等の装置である。台間カード処理機110は、封入式遊技機120に対応して設置され、封入式遊技機120に対するパチンコ玉の貸出を行う装置である。
台間カード処理機110は、封入式専用カードであるカードC2からカードIDを読取り、該カードIDに対応付けられた持玉数及びプリペイド価値を第2カード管理装置140から取得する。台間カード処理機110が第2カード管理装置140から取得した持玉数は、封入式遊技機120に送信され、封入式遊技機120による遊技に使用される。また、台間カード処理機110は、第2カード管理装置140から取得したプリペイド価値を記憶し、遊技客による玉貸し操作を受け付けた場合には記憶したプリペイド価値を減算して、減算したプリペイド価値に対応する持玉数を封入式遊技機120に送信する。
なお、本実施例では、封入式遊技機120に台間カード処理機110を併設する構成を例示して説明するが、封入式遊技機120に台間カード処理機110の機能を持たせてもよい。この場合、封入式遊技機120が封入式専用カードであるカードC2からカードIDを読取り、該カードIDに対応付けられた持玉数及びプリペイド価値を第2カード管理装置140から取得することとなる。
開放式遊技システムは、図示しない開放式遊技機と該開放式遊技機に対応して設置された台間カード処理機に加え、第1カード管理装置40、会員管理装置50及び台間カード処理機30を有する。開放式遊技機に対応して設置された台間カード処理機は、持玉払出処理又は玉貸し処理によりパチンコ玉を機外に投出する。遊技客は、このパチンコ玉を開放式遊技機に投入し、遊技領域に打ち込んでパチンコ遊技を行う。
開放式遊技機に対応して設置された台間カード処理機は、開放式遊技機用の従前のカードC1からカードIDを読取り、該カードIDに対応付けられた持玉数及びプリペイド価値を第1カード管理装置40から取得して記憶する。開放式遊技機に対応して設置された台間カード処理機は、遊技客による持玉払出操作を受け付けた場合には、持玉数を減算し、減算した持玉数と同数のパチンコ玉を払い出す。また、開放式遊技機に対応して設置された台間カード処理機は、遊技客による玉貸し操作を受け付けた場合には記憶したプリペイド価値を減算して、減算したプリペイド価値に対応する数のパチンコ玉を払い出す。
また、開放式遊技機に対応して設置された台間カード処理機は、カードIDに対応付けられた貯玉数を会員管理装置50から取得して記憶する。開放式遊技機に対応して設置された台間カード処理機は、遊技客による貯玉再プレイ操作を受け付けた場合には、貯玉数を減算し、減算した貯玉数に対応する数のパチンコ玉を払い出す。貯玉再プレイに手数料を掛けない場合には、貯玉数から減算する数と払い出されるパチンコ玉数が一致するが、貯玉再プレイに手数料を掛ける場合には、払い出されるパチンコ玉の数は、貯玉数から減算した数から手数料分を差し引いた数となる。
このように、本実施例にかかる遊技システムでは、開放式遊技システムで持玉及びプリペイド価値を管理する第1カード管理装置40と、封入式遊技システムで持玉及びプリペイド価値を管理する第2カード管理装置140とをそれぞれ設けている。また、貯玉を管理する会員管理装置50は、開放式遊技システムのみに設けられている。
そこで、開放式遊技システムで登録した持玉、プリペイド価値及び貯玉を封入式遊技機120で使用可能とするため、本実施例にかかる遊技システムは、台間カード処理機110に対応する台間カード処理機30を設けている。
この台間カード処理機30は、カードC1から読み取ったカードIDに基づいて、第1カード管理装置40から持玉数とプリペイド価値を取得し、台間カード処理機110に送信することで、開放式遊技システムで登録した持玉及びプリペイド価値を封入式遊技システムで使用可能とする。また、台間カード処理機30は、カードC1から読み取ったカードIDに基づいて、第1カード管理装置40から貯玉数を取得して記憶し、遊技客による貯玉再プレイ操作を受け付けたならば、貯玉数を減算して、対応する持玉数を台間カード処理機110に送信することで、封入式遊技システムで貯玉を使用可能とする。
また、封入式遊技機120は、店員又は遊技客の操作によりレートを変更可能である。そこで、台間カード処理機30は、台間カード処理機110に設定された設定レートを取得し、第1カード管理装置40にカードIDと設定レートとを送信することで、第1カード管理装置40から対応するレートの持玉数を取得する。同様に、台間カード処理機30は、会員管理装置50にカードIDと設定レートとを送信することで、会員管理装置50から対応するレートの貯玉数を取得する。
次に、本実施例に係る遊技システムのシステム構成について説明する。図2は、本実施例に係る遊技システムのシステム構成を示す図である。同図に示すように、この遊技システムは、複数の開放式遊技機20と、各開放式遊技機にそれぞれ対応して設けられた台間カード処理機10と、複数の封入式遊技機120と、各封入式遊技機120にそれぞれ対応して設けられた台間カード処理機110と、各台間カード処理機110にそれぞれ対応して設けられた台間カード処理機30と、第1カード管理装置40及び第2カード管理装置140と、会員管理装置50と、景品管理装置70と、カードリーダ70bとを有する。
開放式遊技機20、台間カード処理機10、台間カード処理機30、第1カード管理装置40、会員管理装置50及び景品管理装置70は、通信回線91を介して接続され、開放式遊技システムを構成する。台間カード処理機10及び台間カード処理機30は、開放式遊技機用のカードC1からカードIDを読み取ることができる。また、景品管理装置70は、内蔵されたカードリーダ70aにより、カードC1からカードIDを読み取ることができる。
封入式遊技機120、台間カード処理機110及び第2カード管理装置140は、通信回線92を介して接続され、封入式遊技システムを構成する。台間カード処理機110は、封入式専用のカードC2からカードIDを読み取ることができる。また、第2カード管理装置140は、景品管理装置70に外部接続されたカードリーダ70bと通信可能である。カードリーダ70bは、カードC2のカードIDを読み取り、該カードIDに対応する持玉数を第2カード管理装置140から取得し、景品管理装置70に送信することができる。
開放式遊技機20は、貯留皿に貯留したパチンコ玉を遊技領域に打ち込んで遊技客がパチンコ遊技を行うパチンコ機等の装置である。当該遊技領域には、複数の入賞領域(入賞口)が設けられており、当該入賞領域をパチンコ玉が通過したことに基づいて所定個数のパチンコ玉を賞玉として付与するようになっている。また、遊技領域には、所定個数の始動領域(始動口)が設けられており、当該始動領域をパチンコ玉が通過したことに基づいて所定の抽選を行うこととなっている。当該抽選が大当りとなれば、所定の可動部材等の作動により、前述の入賞領域あるいは他の始動領域へのパチンコ玉の通過確率を向上する等、遊技上有利となる作動が行われる。なお、始動領域と入賞領域を兼ねた領域があってもよい。
上記入賞領域には、当該入賞領域へのパチンコ玉の通過を検出するための所定の検出センサが設けられており、当該センサにより、入賞領域へ打ち込まれたパチンコ玉の通過(入賞)を検出するようになっている。また、開放式遊技機20は、入賞領域ごとに何個のパチンコ玉を賞玉として付与するかを記憶する賞玉メモリを有する。
したがって、打ち込んだパチンコ玉の特定の入賞領域への通過がセンサにより検出されると、賞玉メモリの記憶内容と、入賞領域を通過したパチンコ玉数から付与すべき賞玉数を決定し、決定した賞玉数のパチンコ玉を払い出す。
台間カード処理機10は、開放式遊技機20に対するパチンコ玉の貸し出しを行う装置である。台間カード処理機10は、遊技客が投入した紙幣を受け付けたならば、この紙幣分のプリペイド価値を記憶する。また、台間カード処理機10は、カードC1を受け付けたならば、該カードに対応付けられたプリペイド価値及び持玉数を第1カード管理装置40から取得して記憶する。また、該カードに対応付けられた貯玉数を会員管理装置50から取得して記憶する。
台間カード処理機10は、遊技客による玉貸操作を検知したならば、所定値をプリペイド価値から減算し、減算したプリペイド価値に対応する数のパチンコ玉を開放式遊技機20の貯留皿に払い出す。
また、台間カード処理機10は、遊技客による持玉払出操作を検知したならば、所定値を持玉数から減算し、減算した持玉数と同数のパチンコ玉を開放式遊技機20の貯留皿に払い出す。また、台間カード処理機10は、遊技客による貯玉再プレイ操作を検知したならば、所定値を貯玉数から減算し、減算したプリペイド価値に対応する数のパチンコ玉を開放式遊技機20の貯留皿に払い出す。
また、台間カード処理機10は、各台計数ユニットを有し、計数ユニットに投入されたパチンコ玉を計数して計数結果を持玉数に加算する。また、台間カード処理機10は、カード返却操作を受け付けたならば、プリペイド価値及び持玉数をカードC1に対応付けて排出する処理を行う。
封入式遊技機120は、装置内部に封入されたパチンコ玉を遊技領域に打ち込んで遊技客がパチンコ遊技を行うパチンコ機等の装置である。この封入式遊技機120は、持玉数の範囲内で、遊技領域にパチンコ玉を打ち込むことができる。当該遊技領域には、複数の入賞領域(入賞口)が設けられており、当該入賞領域をパチンコ玉が通過したことに基づいて所定個数のパチンコ玉を賞玉として付与するようになっている。また、遊技領域には、所定個数の始動領域(始動口)が設けられており、当該始動領域をパチンコ玉が通過したことに基づいて所定の抽選を行うこととなっている。当該抽選が大当りとなれば、所定の可動部材等の作動により、前述の入賞領域あるいは他の始動領域へのパチンコ玉の通過確率を向上する等、遊技上有利となる作動が行われる。なお、始動領域と入賞領域を兼ねた領域があってもよい。
上記入賞領域には、当該入賞領域へのパチンコ玉の通過を検出するための所定の検出センサが設けられており、当該センサにより、入賞領域へ打ち込まれたパチンコ玉の通過(入賞)を検出するようになっている。また、封入式遊技機120は、入賞領域ごとに何個のパチンコ玉を賞玉として付与するかを記憶する賞玉メモリを有する。また、封入式遊技機120は、遊技客が遊技に使用できる持玉数を記憶する持玉データを記憶部に記憶させている。
したがって、打ち込んだパチンコ玉の特定の入賞領域への通過がセンサにより検出されると、賞玉メモリの記憶内容と、入賞領域を通過したパチンコ玉数から付与すべき賞玉数を決定し、決定した賞玉数を持玉データが示す持玉数に加算して記憶内容を更新する。また、台間カード処理機110からカード排出操作に基づく持玉数の通知要求があったなら、持玉データが示す持玉数を台間カード処理機10に通知して、持玉データを「0」にクリアする。さらに、台間カード処理機110から玉貸し操作に基づく持玉数の通知を受けた場合には、通知された持玉数を持玉データに示された持玉数に加算して記憶内容を更新する。
台間カード処理機110は、封入式遊技機120に対するパチンコ玉の貸し出しを行う装置である。台間カード処理機110は、遊技客が投入した紙幣を受け付けたならば、この紙幣分のプリペイド価値を記憶する。
また、台間カード処理機110は、封入式遊技機120から設定レートを取得する。台間カード処理機110は、カードC2を受け付けたならば、該カードのカードID及び設定レートを第1カード管理装置40に送信する。台間カード処理機110は、第2カード管理装置140から受信したプリペイド価値を記憶し、第2カード管理装置140から受信した持玉数を封入式遊技機120に送信する。また、台間カード処理機110は、台間カード処理機30からプリペイド価値を受信したならば、受信したプリペイド価値を記憶し、台間カード処理機30から持玉数を受信したならば、受信した持玉数を封入式遊技機120に送信する。
台間カード処理機110は、遊技客により玉貸しボタンが操作されたならば、設定レートに対応付けられた値をプリペイド価値から減算し、減算したプリペイド価値及び設定レートに対応する持玉数を示すデータを封入式遊技機120に送信することでパチンコ玉の貸し出しを行う。
また、台間カード処理機110は、カード返却操作を受け付けた場合に、カードC2を挿入されているならば、プリペイド価値及び持玉数をカードに対応付けて排出し、カードC2を挿入されていなければ、プリペイド価値及び持玉数を台間カード処理機30に送信する。
台間カード処理機30は、カードC1に対応付けられたプリペイド価値、持玉及び貯玉を取得し、封入式遊技機120で利用可能とする装置である。台間カード処理機30は、台間カード処理機110から設定レートを取得して記憶する。台間カード処理機30は、カードC1を受け付けたならば、該カードのカードID及び設定レートを第1カード管理装置40及び会員管理装置50に送信する。
台間カード処理機30は、第1カード管理装置40から受信したプリペイド価値及び持玉数を台間カード処理機110に送信する。また、台間カード処理機30は、会員管理装置50から受信した貯玉数を記憶する。台間カード処理機30は、遊技客による貯玉再プレイ操作を検知したならば、所定値を貯玉数から減算し、減算したプリペイド価値に対応する持玉数を台間カード処理機110に送信する。
また、台間カード処理機30は、台間カード処理機110からプリペイド価値及び持玉数を受信したならば、プリペイド価値、持玉数及び貯玉数をカードC1に対応付けて排出する処理を行う。
第1カード管理装置40は、台間カード処理機10及び30からカードID、プリペイド価値及び持玉数を受信したならばカードデータを更新する。第1カード管理装置40は、台間カード処理機10からカードIDを受信したならば、該カードIDに対応付けられたプリペイド価値及び持玉数を台間カード処理機10に通知する。また、第1カード管理装置40は、台間カード処理機30からカードID及び設定レートを受信したならば、該カードIDに対応づけられたプリペイド価値と、該カードID及び設定レートに対応づけられた持玉数とを台間カード処理機30に通知する。また、第1カード管理装置40は、景品管理装置70からカードIDを受信したならば、このカードIDに対応づけられた持玉数を景品管理装置70に対して通知する。
第2カード管理装置140は、台間カード処理機110からカードID、設定レート、プリペイド価値及び持玉数を受信したならばカードデータを更新し、台間カード処理機110からカードID及び設定レートを受信したならば、該カードIDに対応付けられたプリペイド価値と、該カードID及び設定レートに対応付けられた持玉数とを台間カード処理機110に通知する。また、第1カード管理装置40は、カードリーダ70bからカードIDを受信したならば、このカードIDに対応付けられた持玉数をカードリーダ70bに対して通知する。
会員管理装置50は、遊技店に会員登録された会員の会員データを管理する管理装置である。具体的には、会員に対して発行した会員カードのカードIDに対応づけて、貯玉、ポイント、来店回数、遊技履歴、暗証番号及び氏名等を管理する。
景品管理装置70は、遊技店内の景品交換カウンタに併設された景品交換用の端末装置であり貯玉及び持玉の景品交換処理を行う。景品管理装置70には、カードC1からカードIDを読み取るカードリーダ70aが内蔵されるとともに、カードC2からカードIDを読み取るカードリーダ70b並びに景品を払い出す景品払出装置が接続されている。景品管理装置70は、カードリーダ70aがカードC1を受け付けた場合には、カードリーダ70aで読み出したカードのカードIDを第1カード管理装置40に送信して、該カードの持玉数を要求する。また、貯玉を景品交換する場合は、会員管理装置50に対して貯玉数を要求する。また、カードリーダ70bから持玉数を受信する。
カードリーダ70bは、カードC2を受け付けた場合には、カードC2からカードIDを読み出して第2カード管理装置140に送信し、該カードの持玉数を要求する。カードリーダ70bは、第2カード管理装置140から受信した持玉数を景品管理装置70に送信する。
次に、図2に示した台間カード処理機30、台間カード処理機110及び封入式遊技機120の外観構成について説明する。図3は、図2に示した台間カード処理機30、台間カード処理機110及び封入式遊技機120の外観構成を示す図である。同図には紙幣のみを受け付ける台間カード処理機110を図示したが、硬貨受け付け用のユニットを設けることもできる。
図3に示すように、台間カード処理機30は、ディスプレイなどの表示部並びにテンキーや各種ボタンを含む操作部からなる表示操作部31と、カードC1を受け付けるカード挿入口32aとが設けられている。
また、台間カード処理機110は、台間カード処理機110の装置の状態を所定色のランプの点灯あるいは点滅で表示する状態表示部11と、パチンコ玉を貸し出す際の各種紙幣を受け付ける紙幣挿入口12とを有する。また、台間カード処理機110は、ディスプレイなどの表示部並びにテンキーや各種ボタンを含む操作部からなる表示操作部13と、カードC2を受け付けるカード挿入口14とが設けられている。
また、封入式遊技機120には、封入されたパチンコ玉を遊技領域に打ち込む際に使用するハンドル21と、プリペイド価値の残数を表示するプリペイド価値表示部22と、持玉数を表示する持玉数表示部23とが設けられている。
次に、図2に示した台間カード処理機30及び台間カード処理機110の内部構成について説明する。図4は、図2に示した台間カード処理機30及び台間カード処理機110の内部構成を示すブロック図である。図4に示すように、台間カード処理機30は、表示操作部31と、カードリーダライタ32と、通信部33と、記憶部34と、制御部35とを有する。
カードリーダライタ32は、カード挿入口32aに挿入されたカードC1に記憶されたカードIDを読み取る読取部である。なお、カード挿入口32aに挿入されたカードは、このカードリーダライタ32を経て図示しないカード収納部に収納される。
通信部33は、第1カード管理装置40、会員管理装置50及び台間カード処理機110との間のデータ通信を行うためのインタフェース部である。この通信部33は、セキュリティチップ部を有している。セキュリティチップは、自己の識別ID及び所定の暗号化・復号化プログラムを有するものであり、台間カード処理機110のセキュリティチップとの間で通信を行うためのものである。セキュリティチップは、通信部33から入出力するデータが予め定められたセキュリティ性を要するデータ種別に該当するかどうかを判別し、該当しない場合はそのままデータの入出力を行う。一方、セキュリティ性を要するデータ種別に該当する場合は、データの入出力に際し、自己の識別IDと相手方の識別IDを用いて、台間カード処理機110のセキュリティチップとの間で相互認証処理を行う。ここで相互認証OKであれば、出力の場合は暗号化プログラムにより暗号化したデータを出力し、入力の場合は、相手方からのデータの入力待ちとなって、受信したデータの復号化を行う。台間カード処理機110のセキュリティチップとの間では、予め暗号化・復号化方式が取り決められており、相互に相手方が暗号化したデータを復号化することが可能となっている。ここで、セキュリティ性を要しないデータとは、返却ボタン等の入力信号等、不正に入力されても実質的に損害のないものが含まれる。セキュリティ性を要するデータとは、持玉数、不正検出信号、貸玉の通知、貸玉の使用通知、設定レートなど、遊技客・遊技店の利益に直接かかわるものが含まれる。また、セキュリティ性を要するデータ種別かどうかの判断は、制御部35で行っても良い。
また、台間カード処理機110との相互認証にてNGとなった場合には、台間カード処理機30は、上位装置および自機の表示部に異常を出力した上で、エラーダウンする。また、台間カード処理機110がエラーダウンした場合には、台間カード処理機30は台間カード処理機110のエラーダウンに連動してエラーダウンする。台間カード処理機110のエラーダウンは、例えば台間カード処理機110と遊技機との相互認証がNGとなった場合に発生する。また、台間カード処理機30は、会員管理装置50からの指示によりカードロック(カード排出禁止)した場合にも、エラーダウンする。また、台間カード処理機110あるいは台間カード処理機30でカードの取り忘れがあった場合には、カードの取り忘れの報知と連動してエラーダウンする。なお、カードの取り忘れがあった場合には、エラーダウンに代えて所定時間経過後にカードロックをしてもよい。
記憶部34は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等からなる記憶デバイスであり、カードID34a、貯玉データ34b及び設定レートデータ34cを記憶する。カードID34aは、カードリーダライタ32で読み取られたカードIDである。図示しないカード収納部からカード挿入口32aにカードが搬送され、該カードが排出される場合には、この搬送途中でカードリーダライタ32により読み取られたカードIDによりカードID34aが更新される。また、カード挿入口32aから図示しないカード収納部にカードが搬送される場合にも、この搬送途中でカードリーダライタ32により読み取られたカードIDによりカードID34aが更新される。
貯玉データ34bは、カードID34a及び設定レートデータ34cに対応付けられた貯玉数を示すデータである。カードID34a及び設定レートデータ34cを会員管理装置50に送信すると、会員管理装置50は、カードID34a及び設定レートデータ34cに対応付けられた貯玉数を送信される。貯玉データ34bは、会員管理装置50から貯玉数を受信した場合に更新される。また、貯玉再プレイ操作を検知した場合には、貯玉データ34bは、所定数減算される。
設定レートデータ34cは、パチンコ玉を貸し出す際のレートを示す。台間カード処理機110は、パチンコ玉1玉を何円で貸し出すかを遊技客又は店員の操作により変更することができる。台間カード処理機10は、台間カード処理機110より取得した設定レートを取得して、設定レートデータ34cとして記憶部34に記憶させる。
制御部35は、台間カード処理機30を全体制御する制御部であり、データ管理部35a、カード処理部35b、レート取得部35c及び貯玉再プレイ処理部35dを有する。データ管理部35aは、プリペイド価値、持玉及び貯玉を管理する管理部である。
データ管理部35aは、カードC1が挿入され、カードID34aが更新された場合に、記憶部34からカードID34a及び設定レートデータ34cを読み出して、第1カード管理装置40及び会員管理装置50に送信する。また、第1カード管理装置40よりプリペイド価値及び持玉数を受信したならば、受信したプリペイド価値及び持玉数を台間カード処理機110に送信する。また、会員管理装置50より貯玉数を受信したならば、受信した貯玉数を貯玉データ34bとして記憶部34に記憶させる。
また、データ管理部35aは、カード排出指示を受け付けたならば、カードID34a、貯玉データ34b及び設定レートデータ34cを読み出して会員管理装置50に送信し、会員管理装置50の会員データを更新させた後、貯玉データ34bを零にクリアする。また、カード排出指示を受け付けた際に、台間カード処理機10よりプリペイド価値及び持玉数を受信したならば、データ管理部35aは、受信したプリペイド価値、受信した持玉数、カードID34a及び設定レートデータ34cを第1カード管理装置40に送信し、第1カード管理装置40のカードデータを更新させる。
カード処理部35bは、カード挿入口32aにカードが挿入されたならば、該カードが開放式遊技システムで用いるカードC1であるか否かを判定する。挿入されたカードがカードC1でなければ、カード処理部35bはカードを排出する。対応する台間カード処理機110と通信可能な状態であれば、隣接する機器に挿入するよう促す表示を行ってもよい。一方、挿入されたカードがカードC1であるならば、カード処理部35bは、カードリーダライタ32によりカードIDを読み取らせ、カードID34aとして記憶部34に記憶させる。
また、カード処理部35bは、カードの排出時には、データ管理部35aによる会員データ及びカードデータの更新が行われた後に、カードを排出制御し、カードID34aをクリアする。
レート取得部35cは、台間カード処理機110から設定レートを取得し、設定レートデータ34cとして記憶部34に記憶させる処理を行う。台間カード処理機110からの設定レートの取得は、開店時や台間カード処理機110によるレート変更時に行う。
貯玉再プレイ処理部35dは、遊技客による持玉再プレイ操作を受け付けたならば、貯玉データ34bが示す貯玉数から所定値を減算し、減算した貯玉数に対応する持玉数を台間カード処理機110に送信する処理を行う。
台間カード処理機110は、表示操作部13と、カードリーダライタ10aと、紙幣搬送部10bと、通信部10cと、記憶部10eと、制御部10fとを有する。カードリーダライタ10aは、カード挿入口14に挿入されたカードに記憶されたカードIDを読み取る読取部である。なお、カード挿入口14に挿入されたカードは、このカードリーダライタ10aを経て図示しないカード収納部に収納される。
紙幣搬送部10bは、紙幣挿入口12から挿入された紙幣の金種及び真偽を判別しつつ図示しない紙幣収納部に搬送する搬送部である。通信部10cは、台間カード処理機30、封入式遊技機120及び第1カード管理装置40との間のデータ通信を行うためのインタフェース部である。
通信部10cは、セキュリティチップ部を有している。セキュリティチップは、自己の識別ID及び所定の暗号化・復号化プログラムを有するものであり、封入式遊技機120及び台間カード処理機30のセキュリティチップとの間で通信を行うためのものである。セキュリティチップは、通信部10cから入出力するデータが予め定められたセキュリティ性を要するデータ種別に該当するかどうかを判別し、該当しない場合はそのままデータの入出力を行う。一方、セキュリティ性を要するデータ種別に該当する場合は、データの入出力に際し、自己の識別IDと相手方の識別IDを用いて、封入式遊技機120又は台間カード処理機30のセキュリティチップとの間で相互認証処理を行う。ここで相互認証OKであれば、出力の場合は暗号化プログラムにより暗号化したデータを出力し、入力の場合は、相手方からのデータの入力待ちとなって、受信したデータの復号化を行う。封入式遊技機120及び台間カード処理機30のセキュリティチップとの間では、予め暗号化・復号化方式が取り決められており、相互に相手方が暗号化したデータを復号化することが可能となっている。ここで、セキュリティ性を要しないデータとは、返却ボタン等の入力信号等、不正に入力されても実質的に損害のないものが含まれる。セキュリティ性を要するデータとは、持玉数、不正検出信号、貸玉の通知、貸玉の使用通知、設定レートなど、遊技客・遊技店の利益に直接かかわるものが含まれる。また、セキュリティ性を要するデータ種別かどうかの判断は、制御部10fで行っても良い。また、相互認証にてNGとなった場合には、相互認証NGを検知した機器(遊技機あるいは台間カード処理機)は上位装置および自機の表示部に異常を出力した上で、エラーダウンする。
記憶部10eは、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等からなる記憶デバイスであり、カードID10e1、プリペイド価値データ10e3、設定レートデータ10e4を記憶する。
カードID10e1は、カードリーダライタ10aで読み取られたカードIDである。図示しないカード収納部からカード挿入口14にカードが搬送され、該カードが排出される場合には、この搬送途中でカードリーダライタ10aにより読み取られたカードIDによりカードID10e1が更新される。また、カード挿入口14から図示しないカード収納部にカードが搬送される場合にも、この搬送途中でカードリーダライタ10aにより読み取られたカードIDによりカードID10e1が更新される。
プリペイド価値データ10e3は、遊技客の現時点のプリペイド価値の残数を示す。プリペイド価値は、入金、台間カード処理機30からの受信、若しくはプリペイド価値が対応付けられたカードの挿入により加算され、玉貸し操作により減算される。
設定レートデータ10e4は、パチンコ玉を貸し出す際のレートを示す。台間カード処理機110は、パチンコ玉1玉を何円で貸し出すかを遊技客又は店員の操作により変更することができる。
制御部10fは、台間カード処理機110を全体制御する制御部であり、データ管理部10f1、紙幣処理部10f2、カード処理部10f3及びレート設定部10f4を有する。
データ管理部10f1は、記憶部10eに記憶したプリペイド価値データ10e3及び設定レートデータ10e4を用いて、プリペイド価値を管理する管理部である。データ管理部10f1は、遊技客により玉貸し操作が行われると、プリペイド価値データ10e3が示すプリペイド価値から所定値を減算し、設定レートデータ10e4に示されたレートに対応する持玉数を封入式遊技機120に送信し、封入式遊技機120の持玉数に加算させる。
また、データ管理部10f1は、紙幣挿入口12に紙幣が挿入されると、この紙幣分に相当するプリペイド価値をプリペイド価値データ10e3に加算する。また、データ管理部10f1は、カードC2が挿入され、カードID10e1が更新された場合に、記憶部10eからカードID10e1及び設定レートデータ10e4を読み出して、第2カード管理装置140に送信する。
データ管理部10f1は、第2カード管理装置140よりプリペイド価値を受信したならば、受信したプリペイド価値をプリペイド価値データ10e3に加算する。また、第2カード管理装置140より持玉数を受信したならば、受信した持玉数を封入式遊技機120に送信して、封入式遊技機120の持玉数に加算させる。
また、データ管理部10f1は、台間カード処理機30よりプリペイド価値を受信したならば、受信したプリペイド価値をプリペイド価値データ10e3に加算する。また、台間カード処理機30より持玉数を受信したならば、受信した持玉数を封入式遊技機120に送信して、封入式遊技機120の持玉数に加算させる。
なお、ここでは説明の便宜上、「加算」及び「減算」を行う場合を示しているが、例えばプリペイド価値データ10e3そのものに加算するのではなく、加算した値でプリペイド価値データ10e3を更新することも可能である。
また、データ管理部10f1は、遊技客によるカード返却操作を受け付けた場合に、カードC2が挿入されているならば、封入式遊技機120より持玉数を取得し、取得した持玉数、プリペイド価値データ10e3、設定レートデータ10e4及びカードID10e1を第2カード管理装置140に送信し、第2カード管理装置140のカードデータを更新させた後、プリペイド価値データ10e3を零にクリアする。
また、データ管理部10f1は、遊技客によるカード返却操作を受け付けた場合に、カードC2が挿入されていなければ、台間カード処理機30にカード排出指示を送信する。また、データ管理部10f1は、封入式遊技機120より持玉数を取得し、取得した持玉数とプリペイド価値データ10e3のいずれかが零より大きいならば、持玉数とプリペイド価値データ10e3とをカード排出指示とともに台間カード処理機30に送信し、プリペイド価値データ10e3を零にクリアする。
紙幣処理部10f2は、紙幣挿入口12から受け付けた紙幣を搬送制御しつつ該紙幣の金種識別及び真偽識別を行った後に、該紙幣を図示しない紙幣収納部に収納する処理部である。
カード処理部35bは、カード挿入口32aにカードが挿入されたならば、該カードが封入式遊技システムで用いるカードC2であるか否かを判定する。挿入されたカードがカードC2でなければ、カード処理部10f3はカードを排出する。台間カード処理機110は、排出時において台間カード処理機30と通信可能な状態であれば、隣接する機器に挿入するよう促進する旨の表示を行う。この際、台間カード処理機110は、カードC1の一部のデータ(コードなど)を読み取ることによって、カードの規格のみを識別できるようにしておき、カードC1であるときのみ、上述の促進表示を行ってもよい。一方、挿入されたカードがカードC2であるならば、カード処理部10f3は、カードリーダライタ10aによりカードIDを読み取らせ、カードID10e1として記憶部10eに記憶させる。また、カード処理部35bは、カードC2が会員カードであった場合には、カード管理装置30を介して会員管理装置50と通信する。
また、カード処理部10f3は、遊技客によるカード返却操作を受け付けた場合には、データ管理部10f1によるカードデータの更新が行われた後に、カードを排出制御し、カードID10e1をクリアする。
レート設定部10f4は、レートを設定する処理を行う処理部である。レート設定部10f4は、レート設定に係る動作モードとして、「遊技客の操作によりレートの変更を許可する動作モード」、「店員の操作によりレートの変更を許可するモード」及び「レートの変更を許可しない動作モード」を有する。動作モードの変更は、上位装置からの制御や、スイッチ操作により行う。店員の操作によるレート設定を許可する場合には、店員が携行する店員リモコン等の店員携帯端末(以下、店員端末)と赤外線通信などの非接触通信で通信し、該店員端末から受信した端末識別情報をもとに、上位装置に当該店員端末が正当なものであるかどうかの問い合わせを行うことにより、店員端末の認証を行う。また、認証に際しては端末識別情報だけでなく、店員を特定する識別情報をも店員端末から受信し、通信を行った店員をこれにより特定することが好ましい。なお、店員操作によるレート設定は、開店時や閉店時に行う場合と、営業中に遊技客の要望で行う場合とを含む。
店員の操作によるレート設定を許可するモードを使用し、開店時や閉店時、すなわち営業時間外にレート変更を行う場合には、レート設定部10f4は、開店による電源投入時に設定されたレートを読み込んで、その後の動作に用いる。
台間カード処理機110及び台間カード処理機30は、会員カードを受け付けている場合、他方への一般カードの受け付けは許容し、会員カードの受け付けは拒否して排出してもよい。また、一方にカード(会員カード又は一般カード)を受け付けている場合は、他方をロックしてカード挿入不能としてもよい。
また、台間カード処理機30でカードC1を受け付けたときには、持玉数の有無を確認し、持玉ありの場合には直前の遊技機が開放式か否かを確認する。直前遊技機が開放式の場合、前回持玉記録時のデータを第1カード管理装置40に問い合わせる。問い合わせの結果、持玉数が増加している場合は、増加量が適正範囲かどうかを確認する。増加量が適正範囲内であるならば、封入式側である台間カード処理機110に持玉数を示すデータを送信する。また、挿入されたカードがオフライン時に発行されたオフラインカードである場合も、同様に増加量を確認する。
増加量が適正範囲であるか否かの判定は、第1カード管理装置40が行う。また、増加量が適正範囲内であるか否かは、遊技店側が予め定めた範囲内の増加量であるか否かにより判定する。あるいは、単位時間当りの増加量の標準値を予め定め、前回受け付け時からの増加量が該標準値と時間との積算値の範囲内の増加量であるか否かにより判定してもよい。なお、ここでは持玉数が増加している場合に増加量が適正範囲内であるか否かを判定しているが、持玉数が前回と変化している場合には、減少している場合も含めて持玉数の変化量が適正範囲内であるか否かを判定してもよい。
増加量が適正範囲外であるならば、該カードは、景品管理装置70に読み取らせ、店員による確認を受けることを条件に使用可能とする。景品管理装置70でオフラインカードを受け付けた場合、オフラインで発行された旨を表示する。景品管理装置70には、景品交換処理用の操作ボタンに加え、増加量の適正判定用の操作ボタンを設ける。増加量の適正判定用の操作ボタンが店員により押下操作されると、操作を行った店員(担当者)の記録を残すとともにカードのオフラインフラグを消去することなる。
一方、直前の遊技機が封入式の場合は、通常通り該当データがあるかどうか確認して使用を許可する。
また、台間カード処理機10でカードC1を受け付けたときには、第2カード管理装置140に該当データの存在を確認し、該当データが存在するならば開放式で使用可能とする。
なお、台間カード処理機30でカードC1を受け付けたときには、封入式から開放式に持玉を移行した記録を残す。同様に、台間カード処理機10でカードC1を受け付けたときには、開放式から封入式に持玉を移行した記録を残す。
このように、カード(媒体)に記録された直前の遊技履歴が開放式遊技機によるものであるか封入式遊技機によるものであるかによって、媒体の持玉データの受付処理を異ならせる。この事により、開放式遊技機の遊技媒体データのセキュリティレベル・信頼性が封入式遊技機の遊技媒体データのセキュリティレベル・信頼性よりも著しく低い場合であっても、データの正当性を確認してから封入式遊技機側に移行させることができる。このため、封入式遊技機側のセキュリティレベル・信頼性が低下することはない。
次に、開放式遊技システムの第1カード管理装置40が管理するプリペイド価値及び持玉数を封入式遊技システムで使用する場合の動作について説明する。図5は、開放式遊技システムの第1カード管理装置40が管理するプリペイド価値及び持玉数を封入式遊技システムで使用する場合の動作について説明するための説明図である。
図5に示すように、台間カード処理機30は、台間カード処理機110より設定レートを取得している(1)。台間カード処理機30は、カードC1を挿入されると、カードC1よりカードIDを読み取って(2)、カードID及び設定レートを第1カード管理装置40に送信する(3)。
第1カード管理装置40は、カードIDと、プリペイド価値と、4円レートの持玉数と、2円レートの持玉数と、1円レートの持玉数とを対応付けたカードデータを管理している。第1カード管理装置40は、台間カード処理機30よりカードID及び設定レートを受信したならば、受信したカードIDに対応付けられたプリペイド価値と、受信したカードIDに対応付けられた持玉数のうち設定レートに対応するレートの持玉数とを台間カード処理機30に送信する。
台間カード処理機30は、第1カード管理装置40よりプリペイド価値及び持玉数を受信し(4)、受信したプリペイド価値及び持玉数を台間カード処理機110に送信する(5)。これにより、台間カード処理機110は、第1カード管理装置40で管理するプリペイド価値及び持玉数を使用することが可能となる。
次に、封入式遊技システムで使用したプリペイド価値及び持玉数を開放式遊技システムの第1カード管理装置40が管理する場合の動作について説明する。図6は、封入式遊技システムで使用したプリペイド価値及び持玉数を開放式遊技システムの第1カード管理装置40が管理する場合の動作について説明するための説明図である。
図6に示すように、台間カード処理機30は、台間カード処理機110よりプリペイド価値及び持玉数を受信すると(1)、受信したプリペイド価値、受信した持玉数、自装置で記憶したカードID並びに自装置で記憶した設定レートを第1カード管理装置40に送信する(2)。
第1カード管理装置40は、受信したカードIDに対応付けられたプリペイド価値を、受信したプリペイド価値に置き換えて更新する。また、受信したカードIDに対応付けられた持玉数のうち設定レートに対応するレートの持玉数と受信した持玉数に置き換えて更新する。かかるカードデータの更新の後、第1カード管理装置40は、更新完了通知を台間カード処理機30に送信する(3)。台間カード処理機30は、第1カード管理装置40より更新完了通知を受信した後、カードC1を排出する(4)。
次に、開放式遊技システムの会員管理装置50が管理する貯玉を封入式遊技システムで使用する場合の動作について説明する。図7は、開放式遊技システムの会員管理装置50が管理する貯玉を封入式遊技システムで使用する場合の動作について説明するための説明図である。
図7に示すように、台間カード処理機30は、台間カード処理機110より設定レートを取得している(1)。台間カード処理機30は、カードC1を挿入されると、カードC1よりカードIDを読み取って(2)、カードID及び設定レートを会員管理装置50に送信する(3)。
会員管理装置50は、カードIDと、4円レートの貯玉数と、2円レートの貯玉数と、1円レートの貯玉数と、会員の氏名などを対応付けた会員データを管理している。会員管理装置50は、台間カード処理機30よりカードID及び設定レートを受信したならば、受信したカードIDに対応付けられた貯玉数のうち設定レートに対応するレートの貯玉数を台間カード処理機30に送信する。
台間カード処理機30は、会員管理装置50より貯玉数を受信して(4)、遊技客の貯玉再プレイ操作を受け付けた場合に、貯玉再プレイ処理を実行する(5)。この貯玉再プレイ処理は、自装置が記憶する貯玉数から所定値を減算し、減算した貯玉数に対応する持玉数を算定する処理である。台間カード処理機30は、算定した持玉数を台間カード処理機110に送信する(6)。これにより、台間カード処理機110は、会員管理装置50で管理する貯玉数を使用することが可能となる。
次に、図2に示した台間カード処理機30にカードが挿入された場合の処理手順について説明する。図8は、台間カード処理機30にカードが挿入された場合の処理手順について説明するフローチャートである。
図8に示すように、台間カード処理機30のカード処理部35bは、カードの挿入を検知したならば(ステップS101;Yes)、挿入されたカードが開放式遊技システム用のカードC1であるか否かを判定する(ステップS102)。
挿入されたカードが開放式遊技システム用のカードC1でない場合(ステップS102;No)、カード処理部35bは、挿入されたカードを排出して(ステップS110)、処理を終了する。
挿入されたカードが開放式遊技システム用のカードC1である場合(ステップS102;Yes)、カード処理部35bは、カードリーダライタ32によりカードIDを読み取らせ、カードID34aとして記憶部34に記憶させる(ステップS103)。
データ管理部35aは、記憶部34の設定レートデータ34cより設定レートを取得し(ステップS104)、カードID及び設定レートを第1カード管理装置40に送信する(ステップS105)。データ管理部35aは、第1カード管理装置40よりプリペイド価値及び持玉数を受信する(ステップS106)と、受信したプリペイド価値及び持玉数を台間カード処理機110に送信する(ステップS107)。
データ管理部35aは、カードID及び設定レートを会員管理装置50に送信し(ステップS108)。データ管理部35aは、会員管理装置50より貯玉数を受信して記憶部34に記憶させ(ステップS109)、処理を終了する。
次に、図2に示した台間カード処理機30の遊技中の処理手順について説明する。図9は、台間カード処理機30の遊技中の処理手順について説明するフローチャートである。台間カード処理機30の貯玉再プレイ処理部35dは、遊技客による貯玉再プレイ操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS201)。貯玉再プレイ操作を受け付けたならば、(ステップS201;Yes)、貯玉再プレイ処理部35dは、記憶部34の貯玉データ34bが示す貯玉数から所定数を減算し(ステップS202)、減算した貯玉数に対応する持玉数を算定する(ステップS203)。貯玉再プレイ処理部35dは、算定した持玉数を台間カード処理機110に送信する(ステップS204)。
ステップS204の終了後若しくは貯玉再プレイ操作を受け付けていない場合(ステップS201;No)、台間カード処理機30のカード処理部35bは、台間カード処理機110よりカード排出指示を受信したか否かを判定する(ステップS205)。カード排出指示を受信していなければ(ステップS205;No)、台間カード処理機30は、ステップS201に移行する。
カード排出指示を受信したならば(ステップS205;Yes)、台間カード処理機30のデータ管理部35aは、台間カード処理機110よりプリペイド価値及び持玉数を受信したか否かを判定する(ステップS206)。
台間カード処理機110よりプリペイド価値及び持玉数を受信したならば(ステップS206;Yes)、データ管理部35aは、受信したプリペイド価値、受信した持玉数、カードID34a及び設定レートデータ34cを第1カード管理装置40に送信し、第1カード管理装置40のカードデータを更新させる(ステップS207)。
ステップS207の終了後、若しくは台間カード処理機110よりプリペイド価値及び持玉数を受信していない場合(ステップS206;No)、データ管理部35aは、カードID34a、貯玉データ34b及び設定レートデータ34cを読み出して会員管理装置50に送信し、会員管理装置50の会員データを更新させる(ステップS208)。ステップS208の終了後、カードID34a及び貯玉データ34bを零にクリアし、カードC1の排出(ステップS209)を行って、台間カード処理機30は処理を終了する。
次に、図2に示した台間カード処理機110にカードが挿入された場合の処理手順について説明する。図10は、台間カード処理機110にカードが挿入された場合の処理手順について説明するフローチャートである。
図10に示すように、台間カード処理機110のカード処理部10f3は、カードの挿入を検知したならば(ステップS301;Yes)、挿入されたカードが封入式遊技システム用のカードC2であるか否かを判定する(ステップS302)。
挿入されたカードが封入式遊技システム用のカードC2でない場合(ステップS302;No)、カード処理部10f3は、挿入されたカードを排出して(ステップS309)、処理を終了する。
挿入されたカードが封入式遊技システム用のカードC2である場合(ステップS302;Yes)、カード処理部10f3は、カードリーダライタ10aによりカードIDを読み取らせ、カードID10e1として記憶部10eに記憶させる(ステップS303)。
データ管理部10f1は、記憶部10eの設定レートデータ10e4より設定レートを取得し(ステップS304)、カードID及び設定レートを第2カード管理装置140に送信する(ステップS305)。データ管理部10f1は、第2カード管理装置140よりプリペイド価値及び持玉数を受信する(ステップS306)と、受信したプリペイド価値を記憶しプリペイド価値データ10e3として記憶部10eに記憶させ(ステップS307)、持玉数を封入式遊技機120に送信して(ステップS308)、処理を終了する。
次に、図2に示した台間カード処理機110の遊技中の処理手順について説明する。図11は、台間カード処理機110の遊技中の処理手順について説明するフローチャートである。台間カード処理機110のデータ管理部10f1は、台間カード処理機30から持玉数を受信したならば(ステップS401;Yes)、受信した持玉数を封入式遊技機120に送信する(ステップS402)。
ステップS403の終了後、若しくは台間カード処理機30から持玉数を受信していない場合(ステップS401;No)、データ管理部10f1は、台間カード処理機30よりプリペイド価値を受信したか否かを判定する。データ管理部10f1は、台間カード処理機30からプリペイド価値を受信したならば(ステップS403;Yes)、受信したプリペイド価値をプリペイド価値データ10e3に加算して記憶させる(ステップS404)。
ステップS404の終了後、若しくは台間カード処理機30からプリペイド価値を受信していない場合(ステップS403;No)、データ管理部10f1は、遊技客による玉貸し操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS405)。玉貸し操作を受け付けたならば、(ステップS405;Yes)、データ管理部10f1は、玉貸し処理を行う(ステップS406)。玉貸し処理は、記憶部34のプリペイド価値データ10e3が示すプリペイド価値から所定数を減算して、減算したプリペイド価値に対応する持玉数を封入式遊技機120に送信する処理である。
ステップS406の終了後、若しくは玉貸し操作を受け付けていない場合(ステップS405;No)、カード処理部10f3は、遊技客によるカード返却操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS407)。カード返却操作を受け付けていなければ(ステップS407;No)、台間カード処理機110は、ステップS401に移行する。
カード返却操作を受け付けたならば(ステップS407;Yes)、台間カード処理機110のカード処理部10f3は、カードC2が挿入されているか否かを判定する(ステップS408)。
カードC2が挿入されているならば(ステップS408;Yes)、データ管理部10f1は、封入式遊技機120から持玉数を取得し、取得した持玉数、プリペイド価値データ10e3、カードID34a及び設定レートデータ34cを第2カード管理装置140に送信し、第2カード管理装置140のカードデータを更新させる(ステップS410)。
カードC2が挿入されていなければ(ステップS408;No)、データ管理部10f1は、封入式遊技機120から持玉数を取得し、取得した持玉数とプリペイド価値データ10e3とを、台間カード処理機30に送信する(ステップS409)。
ステップS409又はステップS410の終了後、カードID10e1及びプリペイド価値データ10e3を零にクリアしてカードC2を排出し(ステップS411)、台間カード処理機110は処理を終了する。
上述してきたように、本実施例では、封入式専用のカードC2に対応付けられたプリペイド価値及び持玉数を使用する封入式遊技機120に台間カード処理機30を併設し、台間カード処理機30が開放式用のカードC1からカードIDを読み取って第1カード管理装置40に問い合わせ、問い合わせに応答して管理装置から返送されるプリペイド価値及び/又は持玉数を封入式遊技機120側に通知するよう構成したので、既存の開放式遊技システムと互換性のない封入式遊技システムが遊技店に新規に一部導入される場合に、遊技客に対して開放式遊技機及び封入式遊技機の双方での円滑な遊技を可能とすることができる。
また、会員管理装置50で管理された貯玉については、台間カード処理機30が貯玉再プレイ操作を受け付けて貯玉の一部を持玉数に換算し、換算した持玉数を封入式遊技機120側に通知するよう構成したので、封入式遊技機120の遊技に貯玉を使用することが可能となる。
また、台間カード処理機30は、封入式遊技機120の設定レートを取得し、該設定レートに対応した持玉数及び貯玉数を取得するので、封入式遊技機120のレート変更に対応することが可能となる。
なお、上述の実施例では、遊技機としてパチンコ玉を用いるパチンコ遊技機を例にとって説明したが、本発明はこれに限らず、遊技機がパチンコ玉を用いる回胴式遊技機および遊技メダルを用いる回胴式遊技機であっても適用することができる。つまり、回胴式遊技機においては、上記実施例における特定の遊技領域を遊技球が通過したことによる「入賞」の信号に代えて、複数の回胴上の図柄組み合わせのうち、特定の図柄組み合わせがライン上に揃ったことによる「入賞」の信号を各台間カード処理機10が受信して処理を行うことで構成が実現できる。
また、上述の実施例では、説明の便宜上、「複数のレートの中からレートを選択する場合」について説明したが、本発明は、「複数の遊技種の中から遊技種を選択する場合」に適用することもできる。この「遊技種」とは、レートが同一であっても交換率やプレミアの付与率が異なる場合など、運営上遊技に用いる遊技媒体を相互に分別して扱うべきものと定められている種別である。つまり、たとえ同一レートであっても複数の遊技種が存在し得る。
また、上述の実施例では、台間カード処理機30に封入式専用のカードC2が挿入された場合にはカードC2を排出する構成を示したが、台間カード処理機30が封入式専用のカードC2からカードIDを読取り可能であるならば、カードC2のカードIDを読み取って台間カード処理機110に送信するよう構成してもよい。この場合、台間カード処理機110は、台間カード処理機30より受信したカードIDを用いて第2カード管理装置140に問い合わせを行い、プリペイド価値及び持玉数を取得することとなる。また、挿入されたカードC2が一般カードであれば、カードC2を回収してカードC1を発行し、挿入されたカードC2が会員カードであればそのまま返却する制御を行ってもよい。
また、開放式遊技機用の台間カード処理機10を台間カード処理機30として台間カード処理機110に接続して使用してもよい。この場合、台間カード処理機110は、擬似的に遊技機としての信号を台間カード処理機10に送信し、台間カード処理機10からの指示を適宜変換して遊技機に送信する。
また、台間カード処理機30の機能のうち、プリペイド価値及び持玉に関する機能のみを備えた装置として構成してもよいし、貯玉に関する機能のみを備えた装置として構成してもよい。台間カード処理機30が貯玉に関する機能のみ(会員機能のみ)を備えた装置として動作する場合には、遊技客の操作によるレート選択を台間カード処理機110と台間カード処理機30の双方で受け付けることとし、カードを受け付けた装置がレート選択可能、他方がレート選択不可能となる。
また、台間カード処理機110と台間カード処理機30のいずれでレート選択を受け付けるかを上位装置(例えば会員管理装置50)で設定するようにしてもよい。また、一般カードを挿入してレートを選択して遊技し、会員機能のみを備えた台間カード処理機30にカードを挿入すると再度レート選択が可能となるように構成してもよい。また、保持している現在の持玉数や貯玉数により台間カード処理機110と台間カード処理機30のいずれでレート選択を受け付けるかを切り替えてもよい。
台間カード処理機30が会員機能のみを備える構成とした場合は、台間カード処理機110は、会員機能を備えないものとしてもよい。台間カード処理機110が会員機能を備えない構成では、会員カード(あるいは後述するように携帯端末等の会員媒体)による会員機能は、台間カード処理機30のみにて利用可能とし、台間カード処理機30が会員カードを受け付けたことに応じて、台間カード処理機110の一般カードを会員に対応付けて使用可能とするか、会員カードに対応付けて上位装置で管理しているプリペイド価値及び持玉数を台間カード処理機110側に送信して使用可能とすることができる。
また、台間カード処理機30と同様の構成により開放式遊技システムで管理されたプリペイド価値、持玉数及び貯玉数を取得して、封入式専用のカードC2に対応付けることで、従前のカードC1からカードC2へのデータ移行を実現することも可能である。かかるデータ移行を行う場合には、手数料を課すこととしてもよい。
また、封入機と開放式の持玉データを別管理し、プリペイド価値は共通で使用可能として、持玉の共通利用は不可能としてもよい。
また、本実施例では、カードの形態についての詳細な説明を省略したが、かかるカードには、磁気カード、ICカード等が含まれる。また、ここでは説明の便宜上「カード」を例にとって説明したが、かかるカード以外に、チップ、スティック、携帯端末等を用いる場合に本発明を適用することもできる。特に、ICチップ付携帯端末を媒体として用いる場合は、台間カード処理機に設けられたリーダライタ(R/W)に当該携帯端末を翳すことにより、ICチップとR/Wとの非接触通信により当該携帯端末と関連付けられたプリペイド価値及び持玉数を取得することができる。
また、図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部または一部を各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
以上のように、本発明に係る遊技システム、各台装置及び遊技管理方法は、既存の開放式遊技システムと互換性のない封入式遊技システムが遊技店に新規に一部導入される場合の、開放式遊技機及び封入式遊技機の双方での円滑な遊技に適している。
10、30、110 台間カード処理機
10a、32 カードリーダライタ
10b 紙幣搬送部
10c、33 通信部
10e、34 記憶部
10e1、34a カードID
10e3 プリペイド価値データ
10e4、34c 設定レートデータ
10f、35 制御部
10f1、35a データ管理部
10f2 紙幣処理部
10f3、35b カード処理部
10f4 レート設定部
11 状態表示部
12 紙幣挿入口
13、31 表示操作部
14、32a カード挿入口
20 開放式遊技機
21 ハンドル
22 プリペイド価値表示部
23 持玉数表示部
35c レート取得部
35d 貯玉再プレイ処理部
40 第1カード管理装置
50 会員管理装置
70 景品管理装置
70a、70b カードリーダ
91、92 通信回線
120 封入式遊技機
140 第2カード管理装置
C1、C2 カード

Claims (6)

  1. 遊技媒体が機外に投出される開放式遊技機と、該開放式遊技機にて遊技媒体の貸出処理に用いられる第1の有価価値及び/又は第1の持ち遊技媒体数を該開放式遊技機にて利用される開放式用記録媒体の識別情報に対応付けて管理する管理装置とを含む遊技システムであって、
    前記開放式用記録媒体と異なる封入式用記録媒体を受け付け、該封入式用記録媒体に対応付けられた第2の有価価値及び/又は第2の持ち遊技媒体数を用いた遊技を提供する封入式遊技機に各台装置を併設し、
    前記各台装置は、
    前記開放式記録媒体の識別情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段で読み取られた識別情報に対応する第1の有価価値及び/又は第1の持ち遊技媒体数を前記管理装置に問い合わせる問合せ手段と、
    前記問合せ手段の問い合わせに応答して前記管理装置から返送される第1の有価価値及び/又は第1の持ち遊技媒体数を前記封入式遊技機に通知する通知手段と
    を備えたことを特徴とする遊技システム。
  2. 前記管理装置は、前記第1の持ち遊技媒体数を遊技種毎に管理し、
    前記各台装置は、前記封入式遊技機より遊技種情報を取得する遊技種情報取得手段をさらに備え、前記問い合わせ手段は、前記読取手段で読み取られた識別情報並びに遊技種情報取得手段で取得された遊技種情報に対応する第1の持ち遊技媒体数を前記管理装置に問い合わせることを特徴とする請求項1に記載の遊技システム。
  3. 前記各台装置は、貯遊技媒体数を前記第1の持ち遊技媒体数に変換する貯遊技媒体数変換手段をさらに備え、前記通知手段は、前記貯遊技媒体数変換手段により変換された第1の持ち遊技媒体数を前記封入式遊技機にさらに通知することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技システム。
  4. 前記封入式遊技機は、記録媒体の返却操作を受け付けた場合に、遊技に使用した後の残有価価値及び/又は残遊技媒体数を前記各台装置に送信する送信手段を備え、
    前記各台装置は、前記封入式遊技機より受信した残有価価値及び/又は残遊技媒体数を前記第1の有価価値及び/又は第1の持ち遊技媒体数として前記開放式用記録媒体の識別情報に対応付けて、前記開放式用記録媒体を排出制御する制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の遊技システム。
  5. 遊技媒体が機外に投出される開放式遊技機にて遊技媒体の貸出処理に用いられる第1の有価価値及び/又は第1の持ち遊技媒体数を該開放式遊技機にて利用される開放式用記録媒体の識別情報に対応付けて管理する管理装置と通信可能に接続されるとともに、前記開放式用記録媒体と異なる封入式用記録媒体に対応付けられた第2の有価価値及び/又は第2の持ち遊技媒体数を用いた遊技を提供する封入式遊技機に併設された各台装置であって、
    前記開放式記録媒体の識別情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段で読み取られた識別情報に対応する第1の有価価値及び/又は第1の持ち遊技媒体数を前記管理装置に問い合わせる問合せ手段と、
    前記問合せ手段の問い合わせに応答して前記管理装置から返送される第1の有価価値及び/又は第1の持ち遊技媒体数を前記封入式遊技機に通知する通知手段と
    を備えたことを特徴とする各台装置。
  6. 遊技媒体が機外に投出される開放式遊技機と、該開放式遊技機にて遊技媒体の貸出処理に用いられる第1の有価価値及び/又は第1の持ち遊技媒体数を該開放式遊技機にて利用される開放式用記録媒体の識別情報に対応付けて管理する管理装置とを含む遊技システムの遊技管理方法であって、
    前記開放式用記録媒体と異なる封入式用記録媒体を受け付け、該封入式用記録媒体に対応付けられた第2の有価価値及び/又は第2の持ち遊技媒体数を用いた遊技を提供する封入式遊技機に併設された各台装置が、
    前記開放式記録媒体の識別情報を読み取る読取工程と、
    前記読取工程で読み取られた識別情報に対応する第1の有価価値及び/又は第1の持ち遊技媒体数を前記管理装置に問い合わせる問合せ工程と、
    前記問合せ工程の問い合わせに応答して前記管理装置から返送される第1の有価価値及び/又は第1の持ち遊技媒体数を前記封入式遊技機に通知する通知工程と
    を含んだことを特徴とする遊技管理方法。
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