JP2015097727A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技玉を用いる遊技機において、戻り玉の発生を防止すること。【解決手段】遊技盤面G10の左上方に投出機構28aを配置し、ハンドル21が所定量以上操作された場合に、投出機構28aから遊技盤面G10に直接遊技玉を投出する。このとき、遊技玉の投出角度は、ハンドル21の操作量に応じて異ならせる。遊技盤面G10に投出された遊技玉は、遊技盤面G10を流下した後、遊技機20内部の玉容器R3に集められる。玉容器R3から投出機構28aに遊技玉を運搬するリフト通路R4を設け、リフト通路R4により運搬された遊技玉は、再び投出機構28aから投出可能となる。【選択図】図1

Description

この発明は、遊技盤面を流下した遊技玉が所定の入賞口に入った場合に賞を付与する遊技機に関する。
従来、パチンコ店等の遊技店では、ハンドル操作によって遊技玉を発射して遊技盤面に投入し、遊技盤面を流下した遊技玉が所定の入賞口に入った場合に賞を付与する遊技機が用いられている。遊技玉の発射機構は、遊技盤面の下側に設けられており、発射された遊技玉は遊技盤面の外周に沿って半周程度移動した後、遊技盤面の上方から遊技盤面内に入る構造となっていた。
また、最近になって、他店からの持込玉や異なる貸出レート間の持込玉の問題が顕在化してきたため、かかる持込玉が発生しない封入式の遊技機が注目されている。例えば、特許文献1には、遊技客が遊技玉に触れない構造とし、遊技玉が入賞すると該入賞分の遊技玉数を遊技機が管理する遊技可能数に加算し、入賞しないアウト玉分の玉数を遊技可能数から減算する封入式の遊技機が開示されている。
特開2002−233635号公報
しかしながら、従来の遊技機では、発射機構から発射された遊技玉が遊技盤面に至らない場合があった。遊技玉が遊技盤面をどのように流下するかは、発射機構による遊技玉の発射強度によって異なるため、遊技客はハンドル操作により発射強度の強弱を調整しつつ遊技するのであるが、発射強度を弱くしすぎると遊技盤面に至る前に遊技玉が落下をはじめ、遊技盤面に至らないのである。
このため、遊技盤面に至らない遊技玉を戻り玉として回収し、再度発射可能としなければならないという問題点があった。また、封入式の遊技機では、遊技玉を発射した時点で遊技可能数が1減算されるので、戻り玉が発生したならばその分の遊技可能数を補填しなければならない。この場合、戻り玉を再度遊技に供する機構や制御が必要となる。
これらのことから、遊技玉を用いる遊技機において、戻り玉処理のための遊技領域の機構・制御の複雑化をいかにして防止するかが重要な課題となっていた。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであって、戻り玉の発生しない遊技機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、遊技盤面を流下した遊技玉が所定の入賞口に入った場合に賞を付与する遊技機であって、遊技者による遊技玉の投出指示操作を受け付ける投出指示操作受付手段と、前記投出指示操作受付手段により前記投出指示操作を受け付けた場合に前記遊技盤面に対して前記遊技玉を投出する投出機構とを備え、前記投出機構は、前記遊技玉の投出方向と前記遊技盤面における前記遊技玉の流下方向とが非干渉となる位置に設けられたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記遊技盤面の流下を終えた遊技玉を上方へ運搬するリフト機構をさらに備え、前記投出機構は、前記リフト機構により運搬された遊技玉を投出することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記投出機構は、前記遊技盤面の上端部に設けられたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記投出機構は、前記投出指示操作受付手段に対する前記投出指示操作の態様に基づいて、前記遊技玉を射出する方向を異ならせることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記投出機構は、前記投出指示操作受付手段に対する前記投出指示操作の態様に基づいて、前記遊技玉を射出する強度を異ならせて、水平方向よりも下方に向けて射出することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記投出機構は、前記投出指示操作受付手段に対する前記投出指示操作の態様に基づいて、前記遊技玉を落下させる方向を異ならせることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記投出機構及び前記リフト機構に設けられた前記遊技玉の有無を検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果に応じて前記投出機構及び前記リフト機構を制御する制御手段とをさらに備えたことを特徴とする。
本発明によれば、遊技盤面に対して遊技玉を投出する投出機構を、遊技玉の投出方向と遊技盤面における遊技玉の流下方向とが非干渉となる位置に設けたので、戻り玉の発生を防止することができる。
図1は、実施例1に係る遊技機における遊技玉の投出について説明するための説明図である。 図2は、遊技盤面の具体例について説明するための説明図である。 図3は、遊技店のシステム構成を示す図である。 図4は、図3に示した台間カード処理機及び遊技機の外観構成を示す図である。 図5は、図3に示した台間カード処理機及び遊技機の内部構成を示すブロック図である。 図6は、遊技機の内部構造について説明するための説明図である。 図7は、外枠の正面斜視図である。 図8は、回収容器から投出機構までの遊技玉の運搬経路を示す図である。(その1) 図9は、回収容器から投出機構までの遊技玉の運搬経路を示す図である。(その2) 図10は、内部パネルを閉じた状態を説明するための説明図である。 図11は、ハンドルの操作量と遊技玉の投出方向について説明するための説明図である。 図12は、センサの出力と投出及びリフト制御について説明するための説明図である。 図13は、遊技機による遊技玉の投出制御を説明するためのフローチャートである。 図14は、表示操作部の表示制御について説明するための説明図である。 図15は、遊技機の入賞等に係る処理手順について説明するフローチャートである。 図16は、遊技玉を射出する強度を変更可能な遊技機について説明するための説明図である。 図17は、遊技玉を落下させる投出機構を有する遊技機について説明するための説明図である。 図18は、図17に示した投出機構について説明するための説明図である。
以下に、添付図面を参照して、本発明に係る遊技機の好適な実施例を詳細に説明する。
本明細書中にあって持玉とは、遊技客が遊技において獲得した遊技媒体又は当該遊技媒体数を示すデータであって、その当日中(閉店より前の時間)のみ遊技に再度供することができるものを言う。貯玉とは、遊技客が遊技において獲得した遊技媒体又は当該遊技媒体数を示すデータであって、翌日以降(閉店より後の時間)も遊技に再度供することができるものを言う。持玉は、一般遊技客および会員遊技客の双方が使用可能であり、遊技機を移動した場合などに使用する。貯玉は通常、会員遊技客のみが使用可能であり、獲得した遊技媒体を翌日以降の遊技に用いる場合に使用する。貯玉の使用には所定の手数料を課すこととしてもよい。
まず、本実施例1に係る遊技機における遊技玉の投出について説明する。図1は、実施例1に係る遊技機における遊技玉の投出について説明するための説明図である。図1に示す遊技機20は、装置内部に封入された遊技玉を遊技盤面G10に投出して遊技を行う封入式の遊技機であり、遊技客が遊技玉に触れない構造となっている。また、遊技機20は、ハンドル21と表示操作部22とを有する。ハンドル21は、遊技玉の投出指示操作を受け付ける操作手段である。表示操作部22は、タッチパネルディスプレイ等であり、持玉数等の情報の表示や、遊技客からの操作の受け付けを行なうことができる。
遊技玉を投出する投出機構28aは、遊技盤面G10の左上方に配置され、ハンドル21が所定量以上操作された場合に、遊技玉を遊技盤面G10に直接投出する。このとき、遊技玉の投出角度は、ハンドル21の操作量に応じて異ならせる。
遊技盤面G10には、多数の障害釘が植設されている。遊技盤面G10に投出された遊技玉は、障害釘の間を流下していき、入賞口、始動口に入賞するか、入賞せずに遊技盤面G10のアウト口G11に入ることで遊技盤面G10から出る。その後、遊技玉は、入賞したか否かに関わらず、遊技機20内部の玉容器R3に集められる。
また、遊技機20の内部には、玉容器R3から投出機構28aに遊技玉を運搬するリフト通路R4が設けられている。このリフト通路R4により運搬された遊技玉は、再び投出機構28aから投出可能となる。
このように、本実施例1に係る遊技機20は、投出機構28aを遊技盤面G10の左上に配置し、遊技玉を遊技盤面G10に直接投出している。かかる配置により、遊技玉の投出方向と遊技盤面G10における遊技玉の流下方向とが非干渉となるため、投出後に遊技盤面G10に至らず戻り玉となる遊技玉は発生しない。
図2は、遊技盤面G10の具体例について説明するための説明図である。図2に示した遊技盤面G10では、その中央近傍にセンタ役物G12が配置されている。このセンタ役物G12は、液晶表示部などで構成され、各種演出画像の表示に用いられる。
センタ役物G12の右側上部には、ゲートG15が配置されている。このゲートG15は、遊技玉の通過が普通図柄抽選の開始契機となる普通図柄始動部である。センタ役物G12の右側下部には、第2始動口G16が配置されている。この第2始動口G16は、遊技玉の通過が役物付特別図柄抽選の開始契機となる役物付特別図柄始動口である。センタ役物G12の下部には、第1始動口G13が配置されている。この第1始動口G13は、遊技玉の通過が特別図柄抽選の開始契機となる特別図柄始動口である。そして、第1始動口G13の下には、大入賞口G14が配置されている。
この遊技盤面G10の構成において、例えば、次の遊技性能を設定する。
普通図柄当選確率を通常時に1/200(開放0.2秒)、時短時に199/200(開放3秒)とする。
特別図柄当選確率を通常時に1/100、確変(時短)時に1/20、第1始動口G13の継続率30%、第2始動口G16の継続率70%とする。
大入賞口G14は、大当り時4ラウンド(1ラウンドは10カウントで終了、賞玉15玉)とする。
この構成及び遊技性能では、通常時と大当り時には左打ち、時短時には右打ちが必要になる。すなわち、遊技客は、状況に応じて遊技玉を左右に打ち分けて遊技することとなる。
次に、遊技店のシステム構成について説明する。図3は、遊技店のシステム構成を示す図である。図3に示すように、遊技店には、複数の遊技機20と、各遊技機20にそれぞれ対応して設けられた台間カード処理機10が設置される。台間カード処理機10は、島コントローラ30を介して店内のネットワークである通信回線と接続する。通信回線には、島コントローラ30と、カード管理装置40と、会員管理装置50と、景品管理装置60と、精算機80とが接続される。
遊技機20は、装置内部に封入された遊技玉を遊技盤面G10に打ち込んで遊技を行う装置である。この遊技機20の遊技盤面G10には、複数の入賞領域(入賞口)が設けられており、当該入賞領域を遊技玉が通過したことに基づいて所定個数の遊技玉を賞玉として付与するようになっている。また、遊技盤面G10には、所定個数の始動領域(始動口)が設けられており、当該始動領域を遊技玉が通過したことに基づいて所定の抽選を行うこととなっている。当該抽選が大当りとなれば、所定の可動部材等の作動により、前述の入賞領域あるいは他の始動領域への遊技玉の通過確率を向上する等、遊技上有利となる作動が行われる。なお、始動領域と入賞領域を兼ねた領域があってもよい。
上記入賞領域には、当該入賞領域への遊技玉の通過を検出するために入賞センサが設けられており、入賞センサにより入賞領域へ打ち込まれた遊技玉の通過(入賞)を検知するようになっている。また、遊技機20の制御部は、入賞領域ごとに何個の遊技玉を賞玉として付与するかを記憶する賞玉メモリと、遊技者が投出可能な玉数を示す遊技可能数メモリを有している。
したがって、打ち込んだ遊技玉の特定の入賞領域への通過が入賞センサにより検知されると、遊技機20は、賞玉メモリの記憶内容と、入賞領域を通過した遊技玉数から付与すべき賞玉数を決定し、決定した賞玉数を遊技可能数メモリにおいて記憶していた遊技可能数に加算して記憶内容を更新する。また、遊技可能数を台間カード処理機10の持玉数として移行させる場合には、遊技可能数メモリに保持している遊技可能数を台間カード処理機10に通知して、遊技可能数をゼロにクリアする。さらに、台間カード処理機10から玉貸操作等による遊技可能数加算の通知を受けた場合には、通知された玉数を遊技可能数に加算して記憶内容を更新する。
台間カード処理機10は、入金の受け付け、遊技玉の貸し出し、カード管理装置40との通信、並びに遊技機20との通信を行う。台間カード処理機10は、遊技客が投入した紙幣を受け付けたならば、入金額を含む入金通知をカード管理装置40に送信することで、プリペイド価値をカード管理装置40が管理するプリペイド価値に加算させる。そして、所定の玉貸し操作がなされたならば、玉貸要求をカード管理装置40に送信し、カード管理装置40が管理するプリペイド価値を減算させて、減算したプリペイド価値分に対応する数を遊技機20に通知し、遊技可能数に加算させる。
また、台間カード処理機10は、カードの挿入を受け付けたならば、カード管理装置40にカード挿入通知を送信する。また、台間カード処理機10は、カード管理装置40からプリペイド価値、持玉又は貯玉の残高を受信した場合には、該残高を記憶する。そして、持玉の残高を受信し、記憶した場合には、カード管理装置40に対して持玉減算要求を送信することで、カード管理装置40が管理する持玉の残高をゼロにクリアする。
また、台間カード処理機10は、持玉再プレイ操作を受け付けると、自装置が管理する持玉数を所定数減算し、減算した持玉数に対応する数を遊技機20に通知し、遊技可能数に加算させる。また、台間カード処理機10は、貯玉再プレイ操作を受け付けると、カード管理装置40に対して貯玉再プレイ要求を送信することで、会員管理装置50が管理する貯玉数を所定数減算させ、減算させた貯玉数に対応する数を遊技機20に通知し、遊技可能数に加算させる。
また、台間カード処理機10は、カード返却操作を受け付けたならば、持玉数を含む持玉加算要求をカード管理装置40に送信し、カード管理装置40に持玉を加算させた後、カード排出通知をカード管理装置40に送信し、カードを排出制御する。なお、カード返却操作の前に、遊技機20から遊技可能数の移行操作を受け付けた場合には、移行した遊技可能数を持玉数に加算して、カード管理装置40の持玉口座残高を更新する。
また、台間カード処理機10は、遊技機20から遊技機IDを取得し、取得した遊技機IDと、カード管理装置40から受信した認証キーとを用いて遊技機20の認証を行なう機能を有する。この認証は、開店処理時等に行なわれ、認証の成功を条件に遊技機20は遊技可能となる。
また、台間カード処理機10は、遊技機20から遊技可能数やハンドル21の操作状態の通知を受けて、表示操作部22の表示制御と、表示操作部22に対する遊技客の操作の受付けとを行う。
島コントローラ30は、遊技島に設けられた一群の遊技機20及び台間カード処理機10を束ねる中継装置である。カード管理装置40は、カードのプリペイド価値及び持玉数等をカードデータとして管理する管理装置である。
カード管理装置40は、台間カード処理機10からカード挿入通知を受信したならば、挿入されたカードのIDと台間カード処理機10とを関連づけて管理し、該カードIDに関連づけられたプリペイド価値及び持玉の残高を台間カード処理機10に送信する。また、カード挿入通知に示されたカードIDが会員カードのカードIDである場合には、カード挿入通知を会員管理装置50に送信し、会員管理装置50から受信した貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
また、カード管理装置40は、台間カード処理機10から持玉減算要求を受信した場合には、持玉口座の残高をゼロにクリアし、台間カード処理機10から持玉加算要求を受信した場合には、持玉加算要求に示された持玉数を持玉口座に加算する。
また、カード管理装置40は、台間カード処理機10から玉貸要求を受信した場合には、カードIDに関連付けられたプリペイド価値を所定値減算し、玉貸許可を台間カード処理機10に送信する。そして、貯玉再プレイ要求を受信した場合には、該貯玉再プレイ要求を会員管理装置50に送信し、会員管理装置50が貯玉再プレイデータを出力した場合には、貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
また、カード管理装置40は、景品管理装置60からカードIDを受信したならば、このカードIDに関連付けられた持玉数を景品管理装置60に対して通知する。さらに、精算機80からカードIDを受信したならば、このカードIDに関連付けられたプリペイド価値を精算機80に対して通知する。
また、カード管理装置40は、台間カード処理機10から遊技機IDを取得し、自店舗に設置された遊技機20を管理する。そして、遊技店外の認証キー管理センタから自店舗に設定された遊技機20を認証するための認証キーを取得し、台間カード処理機10に配信する。
会員管理装置50は、遊技店に会員登録された会員の会員管理データを管理する管理装置である。具体的には、会員に対して発行した会員カードIDに関連づけて、貯玉数、ポイント、暗証番号及び氏名等を管理する。
会員管理装置50は、台間カード処理機10からカード挿入通知を受信したならば、カード挿入通知に示されたカードIDに対応する貯玉口座の残高と暗証番号とを含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。また、会員管理装置50は、台間カード処理機10から貯玉再プレイ要求を受信したならば、貯玉再プレイ要求に示されたカードIDに関連づけられた貯玉口座の残高を所定数減算し、減算後の貯玉口座の残高を含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。なお、台間カード処理機10と会員管理装置50との通信は、カード管理装置40を介して行なわれる。
また、会員管理装置50は、景品管理装置60から貯玉数の問い合わせを受けたならば、指定されたカードIDに対応する貯玉口座の残高を景品管理装置60に通知する。
景品管理装置60は、遊技店内の景品交換カウンタに併設された景品交換用の端末装置であり獲得玉、貯玉及び持玉の景品交換処理を行う。この景品管理装置60には、カードのカードIDを読み取るリーダライタ及び景品を払い出す景品払出装置が接続されている。景品管理装置60は、リーダライタがカードを受け付けた場合には、リーダライタで読み出したカードのカードIDをカード管理装置40に送信して、該カードの持玉数を要求する。また、貯玉を景品交換する場合は、会員管理装置50に対して貯玉数を要求する。
精算機80は、プリペイド価値が対応付けられたカードが挿入されると、このカードのカードIDをカード管理装置40に送信し、該カードに関連付けられたプリペイド価値を取得し、取得したプリペイド価値に相当する現金の払出を行う。
図3に示したシステムで玉貸しを行う場合の玉貸処理について説明する。遊技客が台間カード処理機10に対して玉貸操作を行うと、台間カード処理機10は、カード管理装置40のローカルアドレスを宛先として指定した電文を送信する。この電文は、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するアドレス若しくは任意の識別情報と、玉貸要求とを含む。
カード管理装置40は、玉貸要求を含む電文を受信すると、該電文内のカードIDに関連付けられたプリペイド価値を所定値(例えば、100円=1度数の場合に5度数)減算してカード管理データを更新し、玉貸許可を送信元の台間カード処理機10に送信する。玉貸許可を受信した台間カード処理機10は、減算したプリペイド価値に対応する数(例えば125)の遊技可能数への加算を要求する加算信号を遊技機20に送信する。
加算信号を受信した遊技機20は、遊技可能数を加算し、加算後の遊技可能数を台間カード処理機10に送信する。台間カード処理機10は、加算前の遊技可能数と加算の遊技可能数と、玉貸しを行った数とを用いて、遊技可能数の加算が適切に行われたか否かを確認する。
次に、図3に示したシステムで持玉の再プレイを行う場合の持玉再プレイ処理について説明する。台間カード処理機10は、一般カードあるいは会員カードの挿入を受け付けた場合に、カード管理装置40のローカルアドレスを宛先として指定した電文を送信する。この電文は、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するアドレス若しくは任意の識別情報と、台間カード処理機10のレートを特定するための情報と、カード挿入通知とを含む。
カード管理装置40は、台間カード処理機10からカード挿入通知を受信した場合には、該電文内のカードIDに関連付けられた持玉口座のうち、該電文により特定されたレートの持玉口座の残高を台間カード処理機10に通知する。
台間カード処理機10は、カード管理装置40から受信した持玉口座の残高を記憶する。そして、カードID及びレートを特定する情報と、持玉減算要求とを含む電文をカード管理装置40に送信する。カード管理装置40は、持玉減算要求を受信した場合には、カードID及びレートにより特定される持玉口座の残高をゼロにクリアする。また、台間カード処理機10は、持玉再プレイ操作を受付けると、持玉口座の残高を一定数ずつ減算し、対応する数を遊技機20に通知し、遊技可能数に加算させる。
台間カード処理機10は、遊技機20の遊技可能数を台間カード処理機10の持玉とすることでその管理を移行させる管理移行要求を遊技機20から受信したならば、送信されてきた一定数ずつの遊技可能数を自装置の持玉数に加算する。その後カード返却操作を受け付けたならば、カード管理装置40に対して持玉加算要求を含む電文を送信する。この電文は、排出するカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するアドレス若しくは任意の識別情報と、台間カード処理機10のレートを特定するための情報と、持玉数と、持玉加算要求とを含む。
カード管理装置40は、持玉加算要求を受け付けた場合には、該電文内のカードIDに関連付けられた持玉口座のうち、該電文により特定されたレートの持玉口座の残高を受信した持玉数に更新する。
その後、台間カード処理機10は、カード管理装置40にカード排出通知を送信し、カードを排出制御する。
次に、図3に示したシステムで貯玉の再プレイを行う場合の貯玉再プレイ処理について説明する。台間カード処理機10は、会員カードを挿入された場合、若しくは会員カードとして使用可能な携帯端末からカードIDに対応する識別情報を読み取った場合に、カード管理装置40のローカルアドレスを宛先として指定した電文を送信する。この電文は、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードID(若しくは携帯端末から読み取ったカードIDに対応する識別情報。以降、カードIDという)と、送信元である台間カード処理機10を特定するアドレス若しくは任意の識別情報と、台間カード処理機10のレートを特定するための情報と、カード挿入通知とを含む。
カード管理装置40は、カード挿入通知の電文を会員管理装置50に送信する。会員管理装置50は、カード挿入通知の電文を受信した場合には、該電文内のカードIDに関連付けられた暗証番号と、貯玉口座のうち、該電文により特定されたレートの貯玉口座の残高とを含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
台間カード処理機10は、受信した貯玉再プレイデータを記憶し、貯玉再プレイデータに示された貯玉口座の残高が貯玉再プレイにおける遊技玉の払出単位数(貯玉再プレイ単位数。例えば125玉)以上である場合には貯玉再プレイ操作を受け付け可能とする。
台間カード処理機10は、貯玉再プレイデータの記憶後、最初に貯玉再プレイ操作を受け付けた場合に、遊技客に対して暗証番号の入力を求め、入力された暗証番号が貯玉再プレイデータに示された暗証番号と一致するかを確認する。
台間カード処理機10は、暗証番号が一致した場合に、カード管理装置40のローカルアドレスを宛先として指定した電文を送信する。この電文は、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するアドレス若しくは任意の識別情報と、台間カード処理機10のレートを特定するための情報と、貯玉再プレイ要求とを含む。
カード管理装置40は、貯玉再プレイ要求の電文を会員管理装置50に送信する。会員管理装置50は、貯玉再プレイ要求の電文を受信した場合には、該電文内のカードIDに関連付けられた貯玉口座のうち、該電文により特定されたレートの貯玉口座の残高を所定値減算し、減算後の残高を含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
台間カード処理機10は、貯玉再プレイデータを受信して貯玉口座の残高を更新し、貯玉再プレイ単位数に対応する数を遊技機20に通知して遊技可能数に加算させる。また、更新後の貯玉口座の残高が貯玉再プレイ単位数未満となったかを判定し、貯玉再プレイ単位数未満となったならば、貯玉再プレイ操作を受け付け不能とする。更新後の貯玉口座の残高が貯玉再プレイ単位数以上であれば、再度貯玉再プレイ操作を受け付け可能であり、貯玉再プレイ操作を受け付けた場合には貯玉再プレイ要求を送信する。2回目以降の貯玉再プレイ操作では、暗証番号の確認は不要である。
次に、閉店処理における持玉からの貯玉への移行について説明する。カード管理装置40は、閉店処理時にカード管理データの持玉口座の残高を確認し、持玉の残高が「0」より大きい持玉口座が存在する場合には、該持玉口座の残高をカードID及びレートとともに会員管理装置50に通知する。会員管理装置50は、カードID及びレートにより特定される貯玉口座の残高に通知された持玉口座残高を加算して更新する。その後、カード管理装置40は、該持玉口座の残高をゼロにクリアする。
次に、図3に示した台間カード処理機10及び遊技機20の外観構成について説明する。図4は、図3に示した台間カード処理機10及び遊技機20の外観構成を示す図である。同図には、紙幣のみを受け付ける台間カード処理機10を図示したが、硬貨受け付け用のユニットを設けることもできる。
図4に示すように、台間カード処理機10は、台間カード処理機10の装置の状態を所定色のランプの点灯あるいは点滅で表示する状態表示部11と、各種紙幣を受け付ける紙幣挿入口12aと、タッチパネルディスプレイ等の表示操作部13と、カードIDが関連付けられたカードを受け付けるカード挿入口14aとが設けられている。
遊技機20には、遊技盤面G10と、封入された遊技玉を遊技盤面G10に投出する際に使用するハンドル21と、ハンドル21の操作に応じて遊技玉を遊技盤面G10に投出する投出機構28aと、タッチパネルディスプレイ等の表示操作部22と、計数ボタン23とが設けられている。
計数ボタン23は、遊技機20の遊技可能数を減算し、対応する数を台間カード処理機10の持玉に加算することで、投出可能な玉数の管理を遊技機20から台間カード処理機10に移行させる管理移行を行うための操作ボタンである。この管理移行は、入賞により現物の遊技玉が払い出される開放式の遊技機では、払い出された遊技玉を台間カード処理機10が計数して持玉に加算する計数処理に対応する。このため、管理移行を行うための操作ボタンを計数ボタンと称している。
表示操作部22は、遊技機20の前面に設けられているものの、その入出力の制御は台間カード処理機10によって行われる。
次に、図3に示した台間カード処理機10及び遊技機20の内部構成について説明する。図5は、図3に示した台間カード処理機10及び遊技機20の内部構成を示すブロック図である。図5に示すように、台間カード処理機10は、紙幣搬送部12と、表示操作部13と、リーダライタ14と、通信部15と、遊技機管理基板18と、記憶部16と、制御部17と、表示操作部22とを有する。
紙幣搬送部12は、紙幣挿入口12aから挿入された紙幣の金種及び真偽を判別しつつ図示しない紙幣収納部に搬送する搬送部である。表示操作部13は、有価価値等の各種情報の表示と、玉貸操作等の各種操作の受け付けを行なうタッチパネルディスプレイ等の入出力装置である。
リーダライタ14は、カード挿入口14aに挿入されたカードからカードIDを読み取る読取部である。なお、カード挿入口14aに挿入されたカードは、このリーダライタ14を経て図示しないカード収納部に収納される。通信部15は、通信回線を介してカード管理装置40との間のデータ通信を行なうためのインタフェース部である。
遊技機管理基板18は、台間カード処理機10に内蔵された基板である。遊技機管理基板18は、遊技機20の認証と起動管理とを行なう。具体的には、カード管理装置40から受信した認証キーを使用して遊技機20の認証を実施する。認証が成功したならば、遊技機20へ動作許可を送信し、認証成功の結果をカード管理装置40に送信する。また、遊技機管理基板18は、台間カード処理機10と遊技機20との通信を行なう。具体的には、遊技機20からの遊技機IDの取得、台間カード処理機10から遊技機20への遊技可能数加算通知の送信、遊技機20から台間カード処理機10への管理移行要求の受信、遊技機20における遊技可能玉数やハンドル21の操作状態等の受信を行なう。かかる台間カード処理機10と遊技機20との通信は、所定の暗号方式を用いた暗号通信を用いる。
遊技機管理基板18は、台間カード処理機10の起動時に、制御部17に設けられる制御CPUから識別情報を読み出し、識別情報が適切かどうかを確認し、適切であれば台間カード処理機10の起動を許可するとともに、遊技機20と通信が可能な状態を設定する。
遊技機管理基板18は、一定間隔ごとに遊技機20から送信されてくる信号を受信し、当該信号を受信したことに基づき、受信した旨の信号を遊技機20に返信する。遊技機20から送信されてくる信号には、例えば一定範囲の数字を用いた信号の通し番号(以下「信号通番」と称する)を示すデータと、遊技機20の状態を示すデータが含まれる。遊技機管理基板18は、少なくとも1回前に遊技機20から受信した信号の信号通番を記憶する記憶部を内蔵しており、今回遊技機20から受信した信号通番との比較によって、遊技機20からの情報の整合性を保つ制御を行う。例えば、受信した信号の信号通番が内蔵する記憶部に記憶された通番に1を加えたものと異なる場合(1を超える数字を加えたものになっている場合など)には、信号の受信もれがあったものとして、遊技機20に前回の信号の再送信を要求する。また、遊技機20に返信する返信信号にも信号通番が含まれ、信号通番は例えば1が送信ごとに加算される。また、受信した信号に含まれる遊技機20の状態を示すデータを遊技機状態データ16fとして格納する。また、遊技機管理基板18は、上記の一定間隔より長く定められた一定の期間において、遊技機20からの信号の送信が無い場合、当該状態を異常と判断して異常処理(報知出力、エラーダウン等)を行う機能を備えている。遊技機20から送信されてくる遊技機状態を示すデータには、現在の遊技可能数、ハンドル21の操作状態、確率変動の発生状況等が含まれる。
前述の暗号通信についてさらに説明する。遊技機管理基板18は、セキュリティチップを有している。セキュリティチップは、自己の識別ID及び所定の暗号化・復号化プログラムを有し、遊技機20のセキュリティチップとの間で通信を行うためのものである。
セキュリティチップは、遊技機管理基板18から入出力するデータが予め定められたセキュリティ性を要するデータ種別に該当するかどうかを判別し、該当しない場合はそのままデータの入出力を行う。一方、セキュリティ性を要するデータ種別に該当する場合は、データの入出力に際し、暗号化プログラムにより暗号化したデータを出力し、入力の場合には、相手方からのデータの入力待ちとなって、受信したデータの復号化を行う。遊技機20のセキュリティチップとの間では、予め暗号化・復号化方式が取り決められており、相互に相手方が暗号化したデータを復号化することが可能となっている。また、認証NGとなった場合には、認証NGを検知した遊技機20あるいは台間カード処理機10は、上位装置及び自機の表示部に異常を出力した上で、エラーダウンする。
ここで、セキュリティ性を要しないデータとは、計数ボタン23の入力信号等、不正に入力されても実質的に損害のないものが含まれる。セキュリティ性を要するデータとは、持玉数データ、遊技機20における不正検出信号など、遊技者・遊技店の利益に直接かかわるものが含まれる。また、セキュリティ性を要するデータ種別かどうかの判断は、制御部17で行っても良い。
記憶部16は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等からなる記憶デバイスである。記憶部16は、カードID16a、有価価値データ16b、遊技設定データ16c、台間カード処理機ID16d、遊技機ID16e及び遊技機状態データ16fを記憶する。
カードID16aは、リーダライタ14により読み取られたカードIDである。図示しないカード収納部からカード挿入口14aにカードが搬送され、該カードが排出される場合には、この搬送途中でリーダライタ14により読み取られたカードIDによってカードID16aが更新される。また、カード挿入口14aから図示しないカード収納部にカードが搬送される場合にも、この搬送途中でリーダライタ14により読み取られたカードIDによってカードID16aが更新される。
有価価値データ16bは、持玉を加算するために使用可能な有価価値を示すデータである。この有価価値には、玉貸しに使用可能なプリペイド価値の残高、持玉口座の残高、貯玉再プレイ用の暗証番号並びに貯玉口座の残高を含む。
遊技設定データ16cは、台間カード処理機10に設定された遊技種等を示すデータである。遊技店内で複数のレートの遊技玉を扱う場合には、4円レートの遊技玉に「玉1」、2円レートの遊技玉に「玉2」、1円レートの遊技玉に「玉3」のように、レート毎に遊技種名を設定して管理している。台間カード処理機10は、これらの遊技種から遊技に使用するレートを選択して、遊技設定データ16cとして記憶する。遊技設定データ16cは、台間カード処理機10が設置された区画毎に固定した遊技種を用いることとしてもよいし、遊技客の操作により変更可能としてもよい。
台間カード処理機ID16dは、台間カード処理機10を遊技店内で一意に識別するための識別情報である。遊技機ID16eは、遊技機管理基板18が遊技機20から受信した遊技機IDである。
遊技機状態データ16fは、遊技機20から所定のタイミングで送信されてくる遊技機の状態を示すデータであり、遊技機の現在時点の遊技可能数、ハンドル21の操作状態、確率変動の発生状況等を含む。
制御部17は、台間カード処理機10を全体制御する制御部であり、データ管理部17a、レート設定処理部17b、遊技機状態管理部17c及び表示制御部17dを有する。
データ管理部17aは、カードが挿入された場合に、カードID16a及び台間カード処理機ID16dを含むカード挿入通知をカード管理装置40に送信する。また、データ管理部17aは、カード管理装置40から有価価値(プリペイド価値、持玉及び貯玉の少なくともいずれか)を含むデータを受信した場合に、受信した有価価値により有価価値データ16bを更新する。
また、データ管理部17aは、紙幣挿入口12aに紙幣が挿入されると、挿入された紙幣の金額、カードID16a及び台間カード処理機ID16dを含む入金通知をカード管理装置40に送信する。
また、データ管理部17aは、遊技客により玉貸操作が行なわれた場合に、カードID16a及び台間カード処理機ID16dを含む玉貸要求をカード管理装置40に送信する。この玉貸要求への応答として玉貸許可を受信したならば、データ管理部17aは、有価価値データ16bのプリペイド価値を減算し、所定数の数を遊技機20に送信して遊技可能数に加算させる。
また、データ管理部17aは、持玉再プレイ操作を受け付けたならば、有価価値データ16bの持玉数を所定数単位で減算して更新し、対応する数を遊技機20に送信して遊技可能数に加算させる。
また、データ管理部17aは、有価価値データ16bに示された貯玉口座の残高が貯玉再プレイ単位数以上であり、表示操作部22に貯玉再プレイボタンを表示されている場合に、貯玉再プレイ操作を受け付け可能とする。データ管理部17aは、遊技客により貯玉再プレイ操作が行なわれた場合に、カードID16a及び台間カード処理機ID16dを含む貯玉再プレイ要求をカード管理装置40に送信する。この貯玉再プレイ要求への応答として貯玉再プレイデータを受信したならば、有価価値データ16bの貯玉口座の残高を更新し、貯玉再プレイ単位数を遊技機20に送信して遊技可能数に加算させる。なお、初回の貯玉再プレイ操作時には、暗証番号の入力を求め、有価価値データ16bに示された暗証番号と一致することを、貯玉再プレイ要求を送信するための条件とする。
また、データ管理部17aは、遊技客によりカード返却操作が行われた場合に、カードID16a、台間カード処理機ID16d並びに持玉数を含む持玉加算要求をカード管理装置40に送信して、有価価値データ16bをクリアした後、カード排出通知をカード管理装置40に送信し、カードを排出する。
また、データ管理部17aは、遊技機20から管理移行要求を受信した場合には、遊技機20から移行される遊技可能数を有価価値データ16bの持玉数に加算する。
レート設定処理部17bは、表示操作部13又は表示操作部22に対し、遊技設定データ16cに設定された現在の遊技種に対応するレートを表示するとともに、遊技客によるレートの選択を受け付ける設定がされている場合は、表示操作部13又は表示操作部22に対して選択可能なレートを表示する。遊技客が所望のレートを選択すると、レート設定処理部17bは、選択されたレートに対応する遊技種を遊技設定データ16cに設定する。一方、遊技客によるレートの選択を受け付ける設定がされていない場合は、遊技中には選択可能なレートは表示されない。この場合、従業員によるリモコン操作等を受け付け、認証を行ったことを条件として、選択可能なレートが表示される。従業員がレートを選択すると、レート設定処理部17bは、選択されたレートに対応する遊技種を遊技設定データ16cに設定する。また、この場合、カード管理装置40等の上位装置から遊技種の選択を指示する信号があった場合には、選択可能なレートを表示することなく、指示された遊技種を遊技設定データ16cに設定する。
遊技機状態管理部17cは、遊技機20の状態を管理する処理部である。遊技機状態管理部17cは、遊技機状態データ16fに示されたハンドル21の操作状態により、遊技玉の投出方向を判定し、表示制御部17dに出力する。
表示制御部17dは、表示操作部13及び表示操作部22の表示を制御する処理部である。表示操作部22には、プリペイド価値の残高、玉貸ボタン、持玉口座の残高、持玉再プレイ操作用のボタン、遊技玉数、投出方向、カード返却ボタン等が表示される。また、貯玉再プレイが可能であるならば、貯玉口座の残高と貯玉再プレイ用のボタンも表示される。
次に、遊技機20の内部構成について説明する。遊技機20は、ハンドル21、計数ボタン23、通信制御部24、演出制御部25、遊技制御部26、遊技玉制御部27、投出機構28a、リフト駆動機構28b、センサBS0〜BS4及び清掃装置R2を有する。
ハンドル21は、回動による操作が可能であり、初期位置からの回動量を操作量として遊技玉制御部27に出力する。投出機構28aは、遊技玉制御部27からの制御を受けて、遊技玉を投出する機構である。投出機構28aによる遊技玉の投出方向は、遊技玉制御部27からの制御により変更可能である。
リフト駆動機構28bは、リフト通路R4により遊技玉を運搬する駆動機構であり、遊技玉制御部27の制御を受けて動作する。センサBS0〜BS4は、遊技玉の運搬経路上の所定の位置にそれぞれ設けられ、各位置における遊技玉の有無を検出するセンサである。清掃装置R2は、封入された遊技玉をクリーニングする装置である。
通信制御部24は、台間カード処理機10との間のデータ通信を制御するための制御部である。通信制御部24は、セキュリティチップを有している。セキュリティチップは、自己の識別ID及び所定の暗号化・復号化プログラムを有するものであり、台間カード処理機10のセキュリティチップとの間で通信を行うためのものである。
通信制御部24は、遊技機20の起動時に、遊技制御部26及び/又は遊技玉制御部27に設けられる制御CPUから識別情報を読み出し、識別情報が適切かどうかを確認し、適切であれば遊技機20の起動を許可するとともに、台間カード処理機10と通信が可能な状態を設定する。
通信制御部24は、一定間隔ごとに遊技玉制御部27の遊技可能数管理部27aが遊技可能数メモリに格納した遊技可能数を読み出すとともに、ハンドル21の操作状態と確率変動等の状態を取得し、台間カード処理機10に向けて信号として送信する。この信号には、例えば一定範囲の数字を用いた信号の通し番号(以下「信号通番」と称する)を示すデータが含まれる。通信制御部24は、台間カード処理機10に向けて送信した信号に対して台間カード処理機10から返信される返信信号に含まれる信号通番を確認し、送信した信号通番との比較によって、情報の整合性を保つ制御を行う。また、通信制御部24は、信号通番を管理する機能を備え、前回送信した信号に付した信号通番を記憶しており、信号を送信する場合は、前回送信した信号通番を1インクリメントした値を信号に付して送信する。この信号通番は、一定の値に達すると初期値に復帰して循環する。また、遊技可能数メモリから読み出した遊技可能数を送信するにあたっては、遊技可能数の値そのままを送信する構成でもよいし、一定の桁で調整する等、大まかな数(概数)を示す情報を送信するものであってもよい。
また、通信制御部24は、台間カード処理機10からの遊技可能数の加算通知を受信し、遊技可能数に加算する制御に関与する。また、遊技玉制御部27から台間カード処理機10へ向けた管理移行要求の中継を行う。
セキュリティチップは、通信制御部24から入出力するデータが予め定められたセキュリティ性を要するデータ種別に該当するかどうかを判別し、該当しない場合にはそのままデータの入出力を行う。一方、セキュリティ性を要するデータ種別に該当する場合は、データの入出力に際し、暗号化プログラムにより暗号化したデータを出力し、入力の場合は、相手からからのデータの入力待ちとなって、受信したデータの復号化を行う。台間カード処理機10のセキュリティチップとの間では、予め暗号化・復号化方式が決められており、相互に相手方が暗号化したデータを復号化することが可能となっている。
さらに、遊技機20は、営業開始時に電源をONされると制御を開始するが、電源のON状態では通常の遊技可能状態にはならず、待機制御状態にある。待機制御状態において、台間カード処理機10との間の相互認証が通信制御部24においてOKとなり、なおかつ、通信制御部24を通して台間カード処理機10から遊技制御開始信号を受信した場合に遊技可能となる。
遊技制御部26は、遊技機20による遊技を制御する制御部である。具体的には、遊技制御部26は、遊技盤面における入賞口に入った遊技玉の検出、始動口に入った遊技玉による乱数(0〜65535の乱数値の中で、所定の範囲ごとに大当り、小当り、はずれの数値が割り当てられているもの)の取得及び抽選(特別図柄及び普通図柄)、遊技盤面G10に設けられる可動部材(チューリップ等)の制御、遊技盤面G10に設けられる特別図柄表示装置の表示制御、不正の虞がある異常(前枠が開いている、振動を検知した等)の検出及び上位装置への通知等を行う。
遊技盤面G10には多数の障害釘が植設されており、ハンドル21の操作によって遊技盤面に投出された遊技玉は、障害釘の間を流下していき、入賞口、始動口に入賞するか、入賞せずに遊技盤面G10のアウト口G11から遊技盤面G10の外に排出される。遊技玉が始動口に入賞したことにより抽選が行われ、大当りとなると、遊技盤面G10上の所定の入賞口を複数回開放状態に制御する大当り遊技が行われ、この入賞口への遊技玉の入賞が容易になることにより、遊技者に賞玉を付与する。
また、大当りには、大当り遊技終了後、遊技者に所定の特典遊技を付与する特典付大当り遊技がある。特典付き大当り遊技には、確率変動大当りと時短大当りが含まれる。確率変動大当りと時短大当りは、それぞれ大当り後に特典遊技として確率変動遊技と時短遊技を付与するものである。時短遊技は、普通図柄抽選(上記する可動部材の開閉抽選)及び/又は特別図柄抽選(上記する遊技玉の入賞による大当り抽選)の変動時間(抽選処理を開始してから結果を表示するまでの時間)を短縮することにより、単位時間あたりの抽選回数を増大させ、単位時間あたりに大当りに当選する確率を高める特典遊技である。この特典遊技には、普通図柄の当選確率を高くする普通図柄確率変動を含んでいても良い。時短大当りによる時短遊技は、特別図柄抽選の抽選回数が大当り後所定の回数行われた場合に終了する。確率変動遊技については後述する。
遊技制御部26は、確率変動機能を有する。確率変動機能とは、抽選結果が大当りのうち、特に定められた乱数範囲になった場合に、次回抽選に用いる大当りの乱数範囲を変更する(一般的には10倍程度にする)制御を行う機能である。確率変動遊技は、この変更された後の確率を用いて特別図柄抽選を行うものである。確率変動遊技は、次回大当り当選まで継続される。また、確率変動遊技と時短遊技を同時に付与してもよい。ただし、不測の遊技店の損害を予防するため、確率変動遊技あるいは時短遊技開始後、一定の賞玉を遊技者が獲得した場合は、打ち止め(一旦カードを排出し、景品交換あるいは台移動を要求する)処理としてもよい。この場合、確率変動遊技状態になった後の賞玉数を計数し、この計数値が所定値になった場合に遊技玉の投出を停止する等の遊技停止制御を行うことで実現できる。
演出制御部25は、遊技中の演出を制御する制御部であり、演出図柄抽選部25a及び演出抽選部25bを有する。演出図柄抽選部25aは、遊技制御部26での特別図柄抽選に基づく、演出図柄(遊技盤面内の表示装置等の演出図柄表示装置で表示する図柄)の抽選(具体的には表示を最終的に7,7,7で止めるかどうかなど)を行う。
演出抽選部25bは、演出図柄による抽選結果を表示するまでに行う演出の種類の抽選(キャラクタが出てきてリーチ演出をするなど)を行う。かかる演出は、メインの抽選結果に対して選択される演出が異なるように設定される。
演出制御部25は、各演出の演出データを記憶する。さらに、演出制御部25は、演出図柄表示装置の表示を制御し、演出実行時には、背景図柄データに演出データを重ねて演出表示を行う。また、確率変動時には、通常状態と異なる背景色データを設定する。
遊技玉制御部27は、遊技玉に関する制御を行う制御部であり、遊技可能数管理部27a、ハンドル制御部27b、投出制御部27c、リフト制御部27d、クリーニング処理部27e及び不正検出処理部27fを有する。遊技可能数管理部27aは、遊技可能数メモリに遊技可能数を格納しており、この遊技可能数を更新する処理を行う。
具体的には、遊技可能数管理部27aは、投出機構28aが遊技玉を投出する度に遊技可能数を「1」減算し、入賞が発生した場合に賞玉数を遊技可能数に加算する。また、台間カード処理機10より遊技可能数の加算を通知された場合には、通知された数を遊技玉可能数に加算して、台間カード処理機10に対して遊技可能数に加算した旨を示す確認信号を送信する。
また、遊技可能数管理部27aは、遊技可能数を定期的に台間カード処理機10に送信する。この場合には、遊技可能数管理部27aは、遊技可能数の減算を行わない。また、遊技可能数管理部27aは、計数ボタン23が操作された場合には、管理移行要求を台間カード処理機10に送信する。このとき、計数ボタン23の操作時間が所定時間未満であるならば、遊技可能数管理部27aは、所定数(例えば100)を持玉に加算させる管理移行要求を台間カード処理機10に送信し、持玉への加算完了を示す応答を受けて所定数を遊技可能数から減算する。また、計数ボタン23の操作時間が所定時間以上であるならば、遊技可能数管理部27aは、その時点での遊技可能数を全て持玉に加算させる管理移行要求を台間カード処理機10に送信し、持玉への加算完了を示す応答を受けて遊技可能数をゼロにクリアする。
ハンドル制御部27bは、ハンドル21の操作量と、ハンドル21の操作状態と、遊技可能数とに応じてハンドル21の制御を行う。ハンドル21の操作量が所定量未満で、ハンドル21の操作が行われなくなったならば、ハンドル制御部27bは、ハンドル21を初期位置に戻す。
ハンドル21の操作量が所定量以上となったならば、ハンドル制御部27bは、ハンドル21の操作量が一定時間同一となったか否かを判定する。ハンドル21の操作量が所定量以上で一定時間同一となったならば、ハンドル制御部27bは、当該操作量を投出制御部27cに通知する。この通知は、ハンドル21の操作量が変化した場合には終了する。
ハンドル制御部27bは、ハンドル21の操作量が所定量以上でハンドル21の操作が行われなくなったならば、遊技可能数が0より大きいかを判定する。遊技可能数が0より大きいならば、ハンドル制御部27bは、ハンドル21の位置を維持する。この結果、ハンドル操作量は一定時間同一となったならば、操作量の投出制御部27cへの通知が発生することとなる。
ハンドル21の操作量が所定量以上でハンドル21の操作が行われなくなった時に、遊技可能数が0であるならば、ハンドル制御部27bは、ハンドル21の位置を初期位置に戻す。
投出制御部27cは、ハンドル制御部27bからハンドルの操作量の通知を受けた場合に、当該操作量によって遊技玉の投出方向を決定し、投出機構28aを制御して遊技玉の投出を行わせる。なお、詳細については後述するが、センサBS0〜BS4の検出結果により投出不能であることが示されている場合には、遊技玉の投出は行われない。
リフト制御部27dは、センサBS0〜BS4の検出結果により遊技玉の運搬が可能(リフトアップ可能)であることが示された場合に、リフト駆動機構28bを制御し、リフト通路R4により遊技玉を運搬させる。
クリーニング処理部27eは、清掃装置R2による遊技玉のクリーニングを制御する処理部である。本実施例では、遊技盤面G10に投出された後、アウト口G11に入った遊技玉をリフト通路R4により遊技玉を運搬する前にクリーニングする構成について説明するが、遊技機20の非稼働中に一定数ずつ清掃装置R2に供給し、クリーニングを行うように構成してもよい。
不正検出処理部27fは、投出機構28aの状態と、入賞状態とに基づいて、不正の検出を行う処理部である。具体的には、不正検出処理部27fは、投出機構28aが遊技盤面G10の左側に遊技玉を投出しているにも関わらず、右側の入賞口での入賞が一定個数以上検出された場合に不正が行われたと判定する。また、不正検出処理部27fは、投出機構28aが遊技玉を投出していないにも関わらず、いずれかの入賞口で一定個数以上入賞が検出された場合に不正が行われたと判定する。
また、不正検出処理部27fは、投出機構28aが遊技玉を投出している状態で、開いていない入賞口(通常状態の大入賞口や役物始動口)への単位時間当りの入賞数が異常に高まった場合に、不正が行われたと判定する。また、不正検出処理部27fは、投出機構28aが遊技玉を投出している状態で、遊技盤面G10内に所在している遊技玉が一定以上となった場合に不正が行われたと判定する。
不正検出処理部27fは、不正が行われたと判定した場合には、台間カード処理機10に通知する、遊技機20の前面に設けられた図示しないエラーランプを点灯する、等の放置処理を行う。また、遊技が継続不能となるようにエラーダウンを行うこととしてもよい。
次に、遊技機20の内部構造について説明する。図6は、遊技機20の内部構造について説明するための説明図である。遊技機20は、外枠F1と、外枠F1に対して開閉可能な正面パネルF4とを有する。この正面パネルF4は、遊技盤面G10を被覆する。
また、正面パネルF4の下側には操作パネルF3が設けられている。操作パネルF3には、表示操作部22や計数ボタン23が設けられており、外枠F1に対して開閉可能である。さらに、正面パネルF4と外枠F1との間には、遊技盤面G10を固定した内部パネルF2を有する。内部パネルF2は、正面パネルF4を開放した状態で開閉可能である。
また、内部パネルF2の背面には、遊技機固有機能に関する基板等が取り付けられる。具体的には、演出制御部25、センタ役物G12の液晶表示部の表示制御回路、バックパック、中継基板、外部端子基板等が内部パネルF2の背面に取り付けられる。
そして、操作パネルF3の背面には、遊技機共有機能に関する基板が取り付けられる。具体的には、遊技制御部26、遊技玉制御部27、通信制御部24、電源部等が操作パネルF3の背面に取り付けられる。なお、内部パネルF2と操作パネルF3の基板は内部パネルF2の中継基板を介してケーブルで接続される。
図6(a)は、各パネル(正面パネルF4、操作パネルF3及び内部パネルF2)を閉じた状態での遊技機20の正面図である。図6(b)は、各パネル(正面パネルF4、操作パネルF3及び内部パネルF2)を開放した状態での遊技機20の正面斜視図である。図6(c)は、各パネル(正面パネルF4、操作パネルF3及び内部パネルF2)を開放した状態での遊技機20の背面斜視図である。
図7は、外枠F1の正面斜視図である。図7に示すように、外枠F1には、回収容器R1、清掃装置R2、玉容器R3、リフト通路R4及び投出機構28aが設けられている。遊技盤面G10を流下した遊技玉は、全て回収容器R1に流入する。そして回収容器R1に流入した遊技玉は、順次清掃装置R2に送られる。清掃装置R2は、遊技玉をクリーニングした後、玉容器R3に送る。玉容器R3に送られた遊技玉はリフト通路R4により投出機構28aに運搬されることとなる。
図8及び図9は、回収容器R1から投出機構28aまでの遊技玉の運搬経路を示す図である。図8(a)は、運搬経路の正面図であり、図8(b)は運搬経路の正面斜視図である。図9は、運搬経路の横断面図である。
図8及び図9に示すように、リフト通路R4の下部にはリフト駆動機構28bが設けられており、このリフト駆動機構28bが回転駆動することにより、遊技玉はリフト通路R4の内部でリフトアップする。
また、図9に示すように、玉容器R3の出口にはセンサBS0が設けられている。そして、投出機構28aには次回投出される遊技玉を検出するセンサBS1が設けられている。また、投出機構28aの直前にはセンサBS2が設けられ、投出機構28aとリフト通路R4との間の遊技玉待機通路にはセンサBS3が設けられている。そして、リフト通路R4の出口には、センサBS4が設けられている。
図10は、内部パネルF2を閉じた状態を説明するための説明図である。図10に示すように、内部パネルF2を閉じた状態では、投出機構28aは遊技盤面G10と同一平面となり、遊技玉を直接遊技盤面G10に投出可能である。
図11は、ハンドル21の操作量と遊技玉の投出方向について説明するための説明図である。図11(a)は、遊技機20の正面斜視図であり、図11(b)は、遊技機20の正面図である。図11(c)は、ハンドル21の操作量を示す図である。
図11(a)及び図11(b)に示すように、投出機構28aは、遊技玉を射出する角度を変更することで、遊技玉の投出方向を変更することができる。遊技玉を射出する角度は、ハンドル21の操作量によって決定するのであるが、ハンドル21の操作量はハンドル21の位置に対応する。
図11(c)では、ハンドル21の初期位置をH0、遊技玉の投出を開始する位置をH1、操作量が最大となる位置をH4としている。H0からH1の間では、遊技玉は投出されない。そして、H4では、遊技玉が最も右側に射出されるよう投出機構28aの角度を調整する。H1とH4の間では、その位置に応じて投出機構28aの角度が調整される。このH1とH4の間には、遊技玉が最も左側に射出される位置であるH2と、遊技玉が中央に射出される位置であるH3とが含まれることになる。
次に、センサBS0〜BS4の出力と投出及びリフト制御について説明する。図12は、センサBS0〜BS4の出力と投出及びリフト制御について説明するための説明図である。センサBS0〜BS4が遊技玉を検出した場合の出力を「有」、遊技玉を検出しない場合の出力を「無」とすると、正常時には、センサBS0の出力が「有」、センサBS1の出力が「有」、センサBS2の出力が「有」、センサBS3の出力が「無」、センサBS4の出力が「有」となる。この場合には、遊技玉の投出もリフトアップも可能である。
センサBS0の出力が「無」である場合には、リフトすべき遊技玉がないため「リフト玉無しエラー」となり、リフトアップ不能である。センサBS1の出力が「無」である場合には、投出すべき遊技玉がないため「待機玉無しエラー」となり、投出不能である。同様に、センサBS2の出力が「無」である場合には、投出すべき遊技玉がなくなるため「待機玉無しエラー」となり、投出不能である。
また、センサBS3の出力が「有」である場合には、遊技玉待機通路に空きがないため「保留スペース無し」となり、リフトアップ不能である。センサBS4の出力が「無」である場合には、リフト通路R4に異常が発生しているため「リフト通路エラー」となり、リフトアップ不能である。
なお、エラーにより遊技玉の投出不能となった場合には、遊技機20の前面に設けられた投出機構28aに係るエラーランプ(図示せず)の点灯を行う。
次に、遊技機20による遊技玉の投出制御について説明する。図13は、遊技機20による遊技玉の投出制御を説明するためのフローチャートである。まず、遊技可能数管理部27aは、遊技可能数が0より大きいかを判定する(ステップS101)。その結果、遊技可能数が0であるならば(ステップS101;No)、遊技玉の投出を行わずに処理を終了する。
遊技可能数が0より大きければ(ステップS101;Yes)、ハンドル制御部27bは、ハンドル位置がH1以上であるか否かを判定する(ステップS102)。ハンドル位置がH1未満であるならば(ステップS102;No)、遊技玉の投出を行わずに処理を終了する。
ハンドル位置がH1以上であるならば(ステップS102;Yes)、ハンドル制御部27bは、ハンドル位置が安定したか、即ちハンドル21の操作量が一定時間同一であるか否かを判定する(ステップS103)。ハンドル位置が安定していなければ(ステップS103;No)、遊技玉の投出を行わずに処理を終了する。
ハンドル位置が安定しているならば(ステップS103;Yes)、投出制御部27cは、センサBS0〜BS4の出力から遊技玉の投出が可能であるか否かを判定する(ステップS104)。遊技玉の投出が不能であるならば(ステップS104;No)、遊技玉の投出を行わずに処理を終了する。投出が不能である場合には、所定のエラーランプの点灯制御を行なうこととしてもよい。
遊技玉の投出が可能であるならば(ステップS104;Yes)、投出制御部27cは、ハンドル位置、即ちハンドル21の操作量に応じて遊技玉の投出方向を決定し(ステップS105)、投出機構28aに遊技玉を投出させる(ステップS106)。この投出により、遊技可能数管理部27aは、遊技可能数を1減算することとなる。その後、遊技機20は、遊技可能数と投出方向に対応するハンドル21の操作状態とを含む通知を台間カード処理機10に送信する(ステップS107)。
ステップS107の後、リフト制御部27dは、センサBS0〜BS4の出力から遊技玉のリフトアップが可能であるか否かを判定する(ステップS108)。遊技玉のリフトアップが不能であるならば(ステップS108;No)、遊技機20は処理を終了する。遊技玉のリフトアップが可能であるならば(ステップS108;Yes)、リフト制御部27dは、リフト駆動機構28bを制御して遊技玉をリフトアップし(ステップS109)、処理を終了する。
ステップS107の通知は、台間カード処理機10により表示操作部22の表示制御に用いられる。図14は、表示操作部22の表示制御について説明するための説明図である。
図14に示すように、台間カード処理機10は、プリペイド価値の残高、玉貸ボタン、持玉数、持玉再プレイボタン、遊技可能数、投出方向、カード返却ボタン等を表示操作部22に表示制御する。この遊技可能数は、遊技機20から通知されたものである。また、投出方向は、遊技機20から通知されたハンドル21の操作状態から判定し、その方向を図示したものである。このように、遊技可能数と投出方向を表示することにより、遊技客は遊技玉の投出に関する情報を簡易に確認可能となる。
次に、遊技機20の入賞等に係る処理手順について説明する。図15は、遊技機20の入賞等に係る処理手順について説明するフローチャートである。図15に示したフローチャートは、遊技中に繰り返し実行される。同図に示すように、遊技機20の遊技制御部26は、まず、始動入賞が発生したか、すわなち、始動領域を遊技玉が通過したかを判定する(ステップS201)。
始動入賞が発生したならば(ステップS201;Yes)、遊技制御部26は、入賞処理を実行する(ステップS202)。具体的には、遊技制御部26は、乱数を発生し、メモリに一時記憶する。メモリには、最大4つまでの乱数を記憶し、4つの乱数を一時記憶した状態で新たな始動入賞が発生した場合には当該始動入賞に基づく乱数の記憶は行わない。また、メモリに一時記憶した乱数について、順次抽選を行い、大当り、確率変動、演出当り、演出外れの判定を行う。
始動入賞が発生していなければ(ステップS201;No)、遊技制御部26は、入賞処理によって大当りが発生したか否かを判定する(ステップS203)。大当りが発生したならば、遊技制御部26は、大当り処理を行う(ステップS204)。具体的には、遊技制御部26は、所定の可動部材等の作動により、入賞領域あるいは他の始動領域への遊技玉の通過確率を向上する等、遊技上有利となる作動を行わせる。
大当りが発生していなければ(ステップS203;No)、遊技制御部26は、確率変動が発生したか否かを判定する(ステップS205)。確率変動が発生したならば(ステップS205;Yes)、遊技制御部26は、確率変動処理を行う(ステップS206)。具体的には、遊技制御部26は、抽選における当りの確率を上昇させる。
入賞処理(ステップS202)、大当り処理(ステップS204)又は確率変動処理(ステップS206)の後、若しくは確率変動が発生していない場合(ステップS205;No)、遊技機20は処理を終了する。
上述してきたように、本実施例1に係る遊技機20は、遊技玉の投出方向と遊技盤面G10における遊技玉の流下方向とが非干渉となるよう投出機構28aを遊技盤面G10の左上に配置し、遊技玉を遊技盤面G10に直接投出するので、戻り玉の発生を防止する事ができる。このため、投出機構28aから遊技盤面G10までの間に打出し通路が不要となり、戻り玉の回収口も不要となる。
また、遊技盤面G10の流下を終えた遊技玉を上方へ運搬するリフト通路R4を設け、リフト通路R4により運搬された遊技玉を投出するよう構成したので、遊技玉を遊技機20内で循環させるとともに、かかる循環を利用して戻り玉の発生を防止することが可能である。
また、投出機構28aは、ハンドル21の操作量に応じて遊技玉を射出する角度を変更するので、遊技客は任意の方向に遊技玉を投出することができる。さらに、ハンドル21の初期位置H0から所定位置H1までは遊技玉の投出を行わない操作マージンとし、ハンドル21の位置が安定してから遊技玉を投出するので、遊技玉の投出指示操作におけるミスを防止することができる。また、遊技可能数が残っている状態では、ハンドル21から手を離してもハンドル21の位置が固定され、遊技可能数がゼロとなった状態でハンドル21から手を離した場合にはハンドル21が初期位置に戻るのでハンドル21の操作を適切に補助することが可能である。
また、遊技盤面G10を遊技機20の外枠F1に対して開閉可能とし、遊技玉の回収容器R1から投出機構28aまでの運搬経路は外枠F1に固定したので、運搬経路上に継ぎ目を設ける必要が無く、遊技玉の運搬に関するエラーを抑制することができる。
さらに、遊技玉の運搬経路上にセンサBS0〜BS4を設け、その検出結果に応じて遊技玉の投出とリフトアップを制御することとしたので、遊技玉の投出とリフトアップを適正に制御可能である。
また、遊技可能数と遊技玉の投出方向を表示操作部22に表示制御するよう構成したので遊技客は遊技玉の投出に関する情報を簡易に確認可能である。
実施例1では、遊技玉を射出する角度を変更可能な投出機構28aを設けた遊技機20について説明したが、遊技玉を射出する角度を一定とし、射出する強度を変更可能な投出機構を用いてもよい。
図16は、遊技玉を射出する強度を変更可能な遊技機について説明するための説明図である。図16(a)に示す遊技機120では、遊技玉を投出する投出機構128aは、遊技盤面G10の左上方に配置され、ハンドル21が所定量以上操作された場合に、遊技玉を遊技盤面G10に直接投出する。このとき、遊技玉を射出する角度は一定であるが、ハンドル21の操作量に応じて射出の強度を異ならせる。
この場合には、図16(b)に示すように、表示操作部22には、投出方向ではなく、射出強度を表示してもよい。具体的には、ハンドル21の操作量が最大である場合の射出強度を100%とし、ハンドル21の操作量に対応する射出強度の比率を図示すればよい。
その他の構成及び動作については実施例1に示した遊技機20と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。この実施例2に示した遊技機120においても、実施例1と同様の効果を奏することができる。
実施例1及び2では、遊技玉に付勢して射出する構成について説明したが、遊技玉に付勢することなく落下させる投出機構を用いてもよい。
図17は、遊技玉を落下させる投出機構を有する遊技機について説明するための説明図である。図17(a)は、遊技玉を落下させる投出機構228aを有する遊技機220の正面斜視図であり、図17(b)は遊技玉を落下させる投出機構228aを有する遊技機220の正面図である。
図17(a)及び図17(b)に示す遊技機220では、遊技玉を投出する投出機構228aは、遊技盤面G10の上方中央に配置され、ハンドル21が所定量以上操作された場合に、遊技玉を遊技盤面G10に直接投出する。このとき、遊技玉には付勢を行わずに落下させ、ハンドル21の操作量に応じて落下の方向を異ならせる。
図18は、投出機構228aについて説明するための説明図である。図18(a)は投出機構228aの正面斜視図であり、図18(b)は投出機構228aの正面図である。また、図18(c)は、投出機構228a、リフト通路R4及びリフト駆動機構28bの横断面図である。
図18に示すように、投出機構228aは、左右に回動可能であり、その回動量がハンドル21の操作量に対応する。このため、ハンドル21の操作によって遊技玉の落下方向を制御することができる。
その他の構成及び動作については実施例1に示した遊技機20と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。この実施例3に示した遊技機220においても、実施例1と同様の効果を奏することができる。
なお、上記実施例1、2及び3は本発明を限定するものではなく、適宜変形して実施可能である。例えば、上記実施例では封入式の遊技機を例に説明を行ったが、開放式の遊技機に本発明を適用してもよい。また、清掃装置R2を介さずに回収容器R1から玉容器R3へ遊技玉を移動させるバイパス通路を設け、清掃装置R2に異常が発生した場合にはバイパス通路を使用するように構成してもよい。
また、上述の実施例では、発射操作を受け付ける操作部の形態としてハンドル形態を例にとって示しているが、投出方向を操作できる形態であればこの形態には限定されず、ボリュームスイッチ、トグルスイッチ、トラックボール、キーボードなどの形態であってもよい。
また、上述の実施例では、遊技媒体数を関連づける媒体であるカードの形態についての詳細な説明を省略したが、かかるカードには、磁気カード、ICカード等が含まれる。また、ここでは説明の便宜上「カード」を例にとって説明したが、かかるカード以外に、チップ、スティック、携帯端末等を用いる場合に本発明を適用することもできる。特に、ICチップ付携帯端末を媒体として用いる場合は、当該携帯端末のICチップから非接触にて取得可能な識別情報を用いて携帯端末を一意に識別できるため、当該識別情報に関連付けて遊技媒体数を管理することができる。
また、図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部または一部を各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
以上のように、本発明に係る遊技機は、遊技領域の機構・制御の複雑化防止に適している。
10 台間カード処理機
11 状態表示部
12 紙幣搬送部
12a 紙幣挿入口
13、22 表示操作部
14 リーダライタ
14a カード挿入口
15 通信部
16 記憶部
16a カードID
16b 有価価値データ
16c 遊技設定データ
16d 台間カード処理機ID
16e 遊技機ID
16f 遊技機状態データ
17 制御部
17a データ管理部
17b レート設定処理部
17c 遊技機状態管理部
17d 表示制御部
18 遊技機管理基板
20、120、220 遊技機
21 ハンドル
23 計数ボタン
24 通信制御部
25 演出制御部
25a 演出図柄抽選部
25b 演出抽選部
26 遊技制御部
27 遊技玉制御部
27a 遊技可能数管理部
27b ハンドル制御部
27c 投出制御部
27d リフト制御部
27e クリーニング処理部
27f 不正検出処理部
28a、128a、228a 投出機構
28b リフト駆動機構
30 島コントローラ
40 カード管理装置
50 会員管理装置
60 景品管理装置
80 精算機
BS0〜BS4 センサ
F1 外枠
F2 内部パネル
F3 操作パネル
F4 正面パネル
R1 回収容器
R2 清掃装置
R3 玉容器
R4 リフト通路

Claims (7)

  1. 遊技盤面を流下した遊技玉が所定の入賞口に入った場合に賞を付与する遊技機であって、
    遊技者による遊技玉の投出指示操作を受け付ける投出指示操作受付手段と、
    前記投出指示操作受付手段により前記投出指示操作を受け付けた場合に前記遊技盤面に対して前記遊技玉を投出する投出機構と
    を備え、
    前記投出機構は、前記遊技玉の投出方向と前記遊技盤面における前記遊技玉の流下方向とが非干渉となる位置に設けられたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記遊技盤面の流下を終えた遊技玉を上方へ運搬するリフト機構をさらに備え、
    前記投出機構は、前記リフト機構により運搬された遊技玉を投出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記投出機構は、前記遊技盤面の上端部に設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記投出機構は、前記投出指示操作受付手段に対する前記投出指示操作の態様に基づいて、前記遊技玉を射出する方向を異ならせることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の遊技機。
  5. 前記投出機構は、前記投出指示操作受付手段に対する前記投出指示操作の態様に基づいて、前記遊技玉を射出する強度を異ならせて、水平方向よりも下方に向けて射出することを特徴とする請求項1,2又は3に記載の遊技機。
  6. 前記投出機構は、前記投出指示操作受付手段に対する前記投出指示操作の態様に基づいて、前記遊技玉を落下させる方向を異ならせることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  7. 前記投出機構及び前記リフト機構に設けられた前記遊技玉の有無を検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果に応じて前記投出機構及び前記リフト機構を制御する制御手段と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項2〜6のいずれか一つに記載の遊技機。
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