JP2014212860A - 遊技管理システム及び遊技管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】会員登録の効果的な促進を行なうことのできる遊技管理システム及び遊技管理方法を提供することを課題とする。【解決手段】遊技終了時間のように会員/非会員で異なる設定がされていて、会員の方が遊技客にとってメリットのある遅い遊技終了時間が設定されている場合に、会員なのか非会員なのかを自動判定して、遊技客に応じた遊技終了時刻を遊技客ごとに遊技終了直前に通知するとともに、遊技状況が遊技終了時刻の延長に大きなメリットがある状況にある会員登録していない遊技客に対して、会員登録することのメリットを通知して、簡便な会員登録の手段をガイダンスすることによって、会員登録していない遊技客の会員登録を促進することができる。【選択図】図1

Description

この発明は、会員登録の効果的な促進を行なうことを実現する遊技管理システム及び遊技管理方法に関する。
従来、パチンコ店等の遊技店では、遊技客を識別する識別情報に関連付けて遊技客に関する各種情報を管理し、遊技客に対する様々なサービスを行なっている。例えば、特許文献1は、遊技店に会員登録した遊技客の会員IDに対応付けて遊技媒体数を管理し、該遊技媒体数を翌日以降も遊技や景品交換に使用可能とする貯玉サービスを提供する貯玉管理装置を開示している。
遊技客は、遊技において獲得した遊技媒体数である持玉を上述の貯玉管理装置に登録することで、持玉を貯玉に移行させることができる。持玉は、所定の期限内のみ(例えば当日の閉店時間まで)遊技や景品交換に使用可能であるが、貯玉に移行させることにより所定の期限を超えて使用できることとなる。このように、会員は貯玉サービスを使うことによって、持玉を必ずしも当日中に景品に交換する必要がないことから、会員登録していない一般遊技客と比較すると遊技終了時刻が後に設定されていることが多い。
特開2011−217846号公報
しかしながら、一般遊技客は会員になることで遊技終了時間が延長されるというメリットがあることを認知されていないケースが多い。また、遊技店の店内放送等で会員や一般遊技客に規定された遊技終了時刻等を報知したとしても、店内が騒がしくて聴き取れない場合があり、一般遊技客よりも遊技終了時刻が遅いという会員のメリットが会員登録促進に十分に活用されるとは言えない。
また、遊技終了時刻が近づいた一般遊技客が、会員登録することで遊技終了時刻が遅くなるというメリットを享受したいと考えたとしても、遊技機から離れてカウンタ等で会員登録を行なうことは遊技客にとって煩わしく、遊技に充てる時間を損なうこととなるため、会員登録を諦める場合がある。このため、会員登録への動機付けが機能せず、会員登録率が低下することとなる。
また、遊技終了時刻が近づいていない場合であっても、遊技機で遊技中の遊技客が会員登録をしたいと考える場面は多々あり、カウンタ等に赴かなければ会員登録できないことによって、会員を増やす機会をみすみす逃してしまう場合は多いと考えられる。
これらのことから、遊技客の遊技状況等に応じて、適切な会員登録への勧誘を行い、会員のメリットを認識させるとともに、会員登録の効果的な促進を行なうことが重要な課題となっていた。
本発明は、上述した従来技術の課題を解消するためのものであって、遊技客の遊技状況等に応じて、適切な会員登録への勧誘を行い、会員のメリットを認識させるとともに、会員登録の効果的な促進を行なうことのできる遊技管理システム及び遊技管理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、遊技客情報を管理する管理装置と、遊技機に対応して設けられた各台装置とを含む遊技管理システムであって、遊技中の遊技客について、遊技客区分を取得する遊技客区分取得手段と、遊技客の遊技状況を特定する遊技状況特定手段と、前記遊技客区分取得手段が取得した遊技客区分と、前記遊技状況特定手段により特定された遊技状況に基づいて、前記各台装置において前記遊技客区分の変更促進報知を行う変更促進報知手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記各台装置は、前記遊技客区分の変更操作を行う変更操作手段を更に備え、前記変更促進報知を行った後の所定期間において前記変更操作手段による変更操作を許容することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記遊技客区分取得手段により取得された前記遊技客区分に基づいて遊技終了時刻を記憶する遊技終了時刻記憶手段をさらに備え、前記各台装置は、前記終了時刻記憶手段に記憶された遊技終了時刻を識別可能に報知する報知手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記報知手段は、第1の遊技客区分の遊技客に遊技終了時刻を報知する場合には第1の遊技客区分に対応付けられた第1の遊技終了時刻を報知し、第2の遊技客区分の遊技客に遊技終了時刻を報知する場合には第2の遊技客区分に対応付けられた第2の遊技終了時刻に併せて第1の遊技客区分に対応付けられた第1の遊技終了時刻の認識が可能な情報を報知することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記各台装置は、遊技客区分を証明する操作を受け付ける証明操作受付手段を更に備え、遊技客を特定の遊技客区分の遊技客と認識している場合に、前記証明操作受付手段にて当該遊技客が他の遊技客区分であることが証明された場合には、当該他の遊技客区分の遊技客として当該遊技客を取り扱うことを特徴とする。
また、本発明は、遊技客情報を管理する管理装置と、遊技機に対応して設けられた各台装置とを含む遊技管理システムにおける遊技管理方法であって、遊技中の遊技客について、遊技客区分を取得する遊技客区分取得ステップと、遊技客の遊技状況を特定する遊技状況特定ステップと、前記遊技客区分取得ステップにおいて取得した遊技客区分と、前記遊技状況特定ステップにより特定された遊技状況に基づいて、前記各台装置において前記遊技客区分の変更促進報知を行う変更促進報知ステップとを含んだことを特徴とする。
本発明によれば、遊技中の遊技客の遊技客区分を取得して、遊技客の遊技状況を特定して、遊技客区分と遊技状況に基づいて、各台装置において遊技客区分の変更促進報知を行うよう構成したので、遊技客の遊技状況等に応じて、適切な会員登録への勧誘を行い、会員のメリットを認識させるとともに、会員登録の効果的な促進を行なうことができる。
図1は、本実施例に係る閉店準備時の遊技管理システムの概念を説明するための説明図である。 図2は、本実施例に係る遊技システムのシステム構成を示す図である。 図3は、図2に示した会員管理装置の内部構成を示すブロック図である。 図4は、図2に示した会員管理装置の本実施例に係るデータ構成について説明するための説明図である。 図5は、図2に示した遊技機及び台間カード処理機の外観構成を示す図である。 図6は、図2に示した台間カード処理機の内部構成を示すブロック図である。 図7は、図2に示した台間カード処理機の本実施例に係るデータ構成について説明するための説明図である。 図8は、図2に示した台間カード処理機による遊技終了予告メッセージの画面表示例の説明図である。 図9は、図2に示した台間カード処理機による遊技終了予告メッセージの表示処理手順を示すフローチャートである。 図10は、図2に示した台間カード処理機による会員登録処理手順を示すフローチャートである。 図11は、図2に示した台間カード処理機による、遊技終了処理手順を示すフローチャートである。
以下に、添付図面を参照して、本発明に係る遊技管理システム及び遊技管理方法の好適な実施例を詳細に説明する。
まず、本実施例に係る閉店準備時の遊技管理システムの概念について説明する。図1は、本実施例に係る閉店準備時の遊技管理システムの概念を説明するための説明図である。
遊技店においては、23時の閉店に向けて遊技客の退店前の景品交換等に要する時間を考慮して遊技終了時刻を規定している。また、会員は貯玉サービスを受けることが可能で、貯玉できることによって当日景品交換を行う必要のないことから、遊技終了時刻の設定に関して非会員を22時40分、会員を22時50分のように、会員/非会員で異なる設定を行う。また、22時30分には遊技終了に先立って遊技終了時間の予告のメッセージ表示を行う。
22時30分になると、遊技機20の液晶ディスプレイに遊技終了予定時刻のメッセージの表示を行う。会員カードリードまたは携帯電話機のICリードによる会員の認証が行われている場合(ケース1)には、22時50分が遊技終了である旨の遊技終了予告のメッセージ表示を行う。また、会員カードリードまたは携帯電話機のICリードによる会員の認証のいずれも行われていない場合(ケース2)には、22時40分が遊技終了である旨の、遊技終了予告のメッセージ表示を行う。
また、ケース2で、遊技状態が大当り中または確率変動中の場合(ケース3)には、会員向けには会員カードを挿入するか携帯タッチ操作をすれば22時50分まで遊技延長ができる旨のメッセージと、非会員向けには会員登録の勧誘のメッセージを表示する。ただし、ケース3で表示されたメッセージに対して、会員カードリードまたは携帯電話機のICリードによる会員の認証のいずれも行われず、且つ会員の登録も行われなかった場合(ケース4)には、22時40分になった時点で、非会員の遊技終了処理を開始する。また、ケース2で、遊技状態が大当り中または確率変動中のいずれでもない場合(ケース5)にも、22時40分になった場合に、非会員の遊技終了処理を開始する。
非会員の遊技終了処理では、遊技終了である旨のメッセージを表示して、挿入されているカードがある場合には当該カードを排出し、以降の一般カード挿入操作、入金操作、玉貸操作及び貯玉再プレイ操作を禁止とする遊技制限レベル1の状態に移行する。ただし、非会員の遊技終了処理実施前に、遊技状態を確認して大当り状態である場合(ケース6)には、大当りの終了を待ち合わせて遊技終了処理を実施する。また、図示しないが、遊技制限レベル1の状態においては、会員カードリード若しくは携帯電話機のICリードによる会員の認証操作は可能で、該会員認証操作により会員向けの22時50分で遊技終了の旨のメッセージ表示を行い、遊技制限は解除して22時50分までの継続遊技を可能とする。
また、ケース3で、会員カードリードまたは携帯電話機のICリードによる会員の認証操作を行うと(ケース7)、会員向けの22時50分で遊技終了の旨のメッセージ表示を行う。また、ケース3で、カード会員登録、携帯会員登録または会員登録予約のいずれかの操作を行った場合(ケース8)についても、会員向けの22時50分で遊技終了の旨のメッセージ表示を行う。
カード会員登録は、台間カード処理機10及び遊技機20の操作で可能であり、ケース3で表示された画面で遊技客がカード会員登録を選択して、遊技店従業員が新規会員カードを台間カード処理機10に挿入して、遊技客が遊技機20の表示操作部22により名前、暗証番号及び電話番号等の属性入力することにより実施することができる。
携帯会員登録は、台間カード処理機10及び遊技機20の操作で可能であり、ケース3で表示された画面で遊技客が携帯会員登録を選択して、台間カード処理機10にICチップ内蔵の携帯電話機の識別情報を読み込ませて、遊技客が遊技機20の表示操作部22により名前、暗証番号及び電話番号等の属性入力することにより実施することができる。
会員登録予約とは、前記カード会員登録や前記携帯会員登録が即時に会員登録を行うのと異なり、遊技客の切迫した状況を考慮して、属性入力などの手間のかかる操作は退店以降の事後処理で行うものとして、会員になることの予約のみを行うものである。また、会員登録予約を行うことによって、遊技終了は会員と同じ22時50分まで延長される。また、会員登録予約によって、遊技終了時にその時点の持玉やプリペイド残高に関連付けられた一般カードが発行され、所定の期限(例えば当日24:00まで)までに事後登録処理として発行された該カードに関連付けて属性登録を行う必要がある。事後登録処理は、パソコン90やスマートフォン91等から処理することが可能で、インターネット経由で会員管理装置50にアクセスすることにより実施することができる。また、遊技客は次回来店時に発行された一般カードを提示することによって、前回遊技終了時点の持玉が貯玉に移行された貯玉口座に関連付けられた会員カードと交換してもらうことが可能である。また、会員予約登録では、所定の期限(例えば当日24:00まで)までに事後登録処理が行われない場合には、会員予約登録は無効となり遊技終了時点の持玉も無効となる。
会員カードリードまたは携帯電話機のICリードによる会員の認証が行われていて22時50分になった場合(ケース9)には、会員の遊技終了処理を開始する。会員の遊技終了処理では、遊技終了である旨のメッセージを表示して、挿入されている会員カードがある場合には当該カードを排出し、以降の全てのカード挿入操作、入金操作、玉貸操作及び貯玉再プレイ操作を禁止とする遊技制限レベル2の状態に移行する。ただし、会員の遊技終了処理実施前に、遊技状態を確認して大当り状態である場合(ケース10)には、大当りの終了を待ち合わせて遊技終了処理を実施する。
このように、遊技終了時間のように会員/非会員で異なる設定がされていて、会員の方が遊技客にとってメリットのある遅い遊技終了時間が設定されている場合に、会員なのか非会員なのかを自動判定して、遊技客に応じた遊技終了時刻を遊技客ごとに遊技終了直前に通知するとともに、遊技状況が遊技終了時刻の延長に大きなメリットがある状況にある会員登録していない遊技客に対して、会員登録することのメリットを通知して、簡便な会員登録の手段をガイダンスすることによって、会員登録していない遊技客の会員登録を促進することができる。
次に、遊技店のシステム構成について説明する。図2は、遊技店のシステム構成を示す図である。図2に示すように、遊技店には、複数の遊技機20と、各遊技機20にそれぞれ対応して設けられた台間カード処理機10が設置される。台間カード処理機10は、島コントローラ30を介して店内のネットワークである通信回線80と接続する。通信回線80には、島コントローラ30と、カード管理装置40と、会員管理装置50と、景品管理装置70と、精算機60とが接続される。また、会員予約登録後の会員情報の事後登録のために店舗外のパソコン90やスマートフォン91等からインターネットを経由して会員管理装置50にアクセスが可能となっている。
遊技機20は、装置内部に封入された遊技玉を遊技盤面に打ち込んで遊技を行う装置である。この遊技機20の遊技盤面には、複数の入賞領域(入賞口)が設けられており、当該入賞領域を遊技玉が通過したことに基づいて所定個数の遊技玉を賞玉として付与するようになっている。また、遊技領域には、所定個数の始動領域(始動口)が設けられており、当該始動領域を遊技玉が通過したことに基づいて所定の抽選を行うこととなっている。当該抽選が大当りとなれば、所定の可動部材等の作動により、前述の入賞領域あるいは他の始動領域への遊技玉の通過確率を向上する等、遊技上有利となる作動が行われる。なお、始動領域と入賞領域を兼ねた領域があってもよい。
上記入賞領域には、当該入賞領域への遊技玉の通過を検出するために入賞センサが設けられており、入賞センサにより入賞領域へ打ち込まれた遊技玉の通過(入賞)を検知するようになっている。また、遊技機20の制御部は、入賞領域ごとに何個の遊技玉を賞玉として付与するかを記憶する賞玉メモリと、遊技者が遊技に使用できる持玉を記憶する持玉メモリ26aを有している。
したがって、打ち込んだ遊技玉の特定の入賞領域への通過が入賞センサにより検知されると、遊技機20は、賞玉メモリの記憶内容と、入賞領域を通過した遊技玉数から付与すべき賞玉数を決定し、決定した賞玉数を持玉メモリ26aにおいて記憶している持玉数に加算して記憶内容を更新する。また、遊技機20における所定の管理移行操作に基づいて、持玉メモリ26aに保持している持玉数を一定数ずつ台間カード処理機10に通知して、持玉メモリ26aに記憶している持玉数のデータを一定数ずつ減算する。さらに、台間カード処理機10から玉貸操作に基づく持玉数の通知を受けた場合には、通知された持玉数を持玉メモリ26aに記憶している持玉数に加算して記憶内容を更新する。また、台間カード処理機10からカード排出操作に基づく持玉数の通知要求があったなら、持玉メモリ26aに保持している持玉数を台間カード処理機10に通知して、持玉メモリ26aに記憶している持玉数のデータをゼロにクリアする機能を備えていてもよい。
また、遊技機20では、所定の条件を満たした場合には、試し打ちを行うことができる。試し打ちとは、遊技媒体を持玉として無償で貸し出して、通常と同様に遊技を可能とするもので、所定時間の経過等の終了条件を満たしたならば持玉をゼロとすることによって、試し打ちを終了とする。また、試し打ちができる条件の設定が可能で、例えば試し打ちが可能な遊技機20として登録されていて、入金を受け付けている若しくは一般カードを受け付けている若しくは会員カードを受け付けている等の条件が設定されることによって、遊技店にとって不利益となる冷やかし防止も考慮されている。また、試し打ちは、遊技客の操作による試し打ちだけではなく、遊技機20が使用されていない時間が所定の時間を過ぎた場合に非稼働台のデモンストレーションとして無人で試し打ちを実行させたり、営業時間外に遊技機20の性能等の検証目的で無人で試し打ちを実行させることも可能である。
台間カード処理機10は、入金の受付、遊技玉の貸し出し、カード管理装置40との通信、並びに遊技機20との通信を行う。台間カード処理機10は、遊技客が投入した紙幣を受け付けたならば、入金額を含む入金通知をカード管理装置40に送信することで、プリペイド価値をカード管理装置40が管理するプリペイド価値に加算させる。そして、所定の玉貸し操作がなされたならば、玉貸要求をカード管理装置40に送信し、カード管理装置40が管理するプリペイド価値を減算させて、減算したプリペイド価値分に対応する数の持玉数を遊技機20に通知し、持玉メモリ26aに加算させる。
また、台間カード処理機10は、カードの挿入を受け付けたならば、カード管理装置40にカード挿入通知を送信する。また、台間カード処理機10は、カード管理装置40からプリペイド価値、持玉又は貯玉の残高を受信した場合には、該残高を記憶する。そして、持玉の残高を受信し、記憶した場合には、カード管理装置40に対して持玉減算要求を送信することで、カード管理装置40が管理する持玉の残高をゼロにクリアする。さらに、記憶した持玉の残高は、所定の再使用操作によって遊技機20に一定数ずつ通知するようになっている。さらに、台間カード処理機10は、後述するように遊技機20の現在の持玉数を示すデータを取得することができるため、カード挿入時または再使用操作時に遊技機20に一定数以上(例えば100玉以上)の持玉数が存在し、なおかつ前回挿入されていたカードとカード識別番号が異なる場合には、所定の表示部にて警告を行うとともに、遊技機20にて後述の管理移行操作が行われて遊技機20に残存する持玉データが0となるまでは、挿入されたカードによる再使用操作および貸出操作を禁止する。管理移行操作によって台間カード処理機10に移行された持玉データは、挿入されたカードとは関連付けられずに別管理される。また、カード管理装置40から持玉の残高を受け付けたならば、前記再使用操作を行わずに、受け付けた持玉の残高を遊技機20に通知する機能を有し、上位装置(例えばカード管理装置40)からの設定により上述の一定数ずつの通知設定と、カード挿入により受付けた持玉の残高の一部または全部を遊技機20に通知する通知設定を切替えられるようになっていてもよい。
また、台間カード処理機10は、貯玉再プレイ操作を受け付けると、カード管理装置40に対して貯玉再プレイ要求を送信することで、会員管理装置50が管理する貯玉数を所定数減算させて一時的に記憶した後、減算させた貯玉数に対応する数の持玉数を遊技機20に通知し、持玉メモリ26aに加算させる。
また、台間カード処理機10は、遊技機20での管理移行操作により一定数の持玉データを受信した場合には、受信した持玉数を持玉記憶部に加算する。そして、カード返却操作を受け付けたならば、持玉記憶部に記憶している持玉数を含む持玉加算要求をカード管理装置40に送信し、カード管理装置40に持玉を加算させた後、カード排出通知をカード管理装置40に送信し、カードを排出制御する。さらに、台間カード処理機10は、後述するように遊技機20の現在の持玉数を示すデータを取得することができるため、設定により次の1〜3の3通りの動作を行うことができる。1−カード返却操作時、持玉記憶部に記憶している持玉数をカードに関連付けて返却する。2−カード返却操作時、遊技機20の現在の持玉数を示すデータが所定数以上(例えば1以上)であることを認識していれば、カード返却を制限する(確認操作を必要とする、あるいは管理移行操作により所定数未満となるまで返却できない等)。3−カード返却操作時、遊技機20の現在の持玉数を示すデータが所定数以上(例えば1以上)であることを認識していれば、警告表示を行った上で、持玉記憶部に記憶している持ち玉数をカードに関連付けて返却する。これらの設定は、上位装置(例えばカード管理装置40)からの指令、あるいは台間カード処理機10への従業員操作(リモコン操作)等で設定される。また、カード返却操作に際して、遊技機20に持玉が存在する場合には、当該持玉数の管理移行を遊技機20に要求し、遊技機20の持玉数をゼロにクリアさせる構成としてもよい。遊技機20の持玉数をゼロにクリアさせる構成とした場合には、上述の1〜3の設定に加えて、遊技機20の持玉数をゼロにクリアさせる設定が更に追加される。
また、台間カード処理機10は、所定の休憩要求操作(遊技を中断する操作)が行われた場合にも、遊技機20に持玉数が所定数以上(例えば1玉以上)存在しているかどうかを遊技機20から取得したデータにより判断し、存在していると判断した場合には警告を表示する。この場合、遊技機20の持玉数が台間カード処理機10に全て管理移行操作されることを条件に休憩要求を許容してもよいし、遊技機20の持玉数を自動的に台間カード処理機10に管理移行させるよう構成してもよい。さらに、警告のみにするか、管理移行操作を条件に休憩要求を許容するか、自動的に管理移行を行うかを設定で切替えられるようにしてもよい。
また、台間カード処理機10は、遊技機20から遊技機IDを取得し、取得した遊技機IDと、カード管理装置40から受信した認証キーとを用いて遊技機20の認証を行なう機能を有する。この認証は、開店処理時等に行なわれ、認証の成功を条件に遊技機20は遊技可能となる。
また、台間カード処理機10は、一定時間ごとに遊技機20と定期的に通信を行っており、遊技機20の遊技機状態(大当り、確率変動、時短遊技、各種異常、ドアオープン、休憩中など)と、現在の持玉数を示すデータを取得するようになっている。台間カード処理機10は、これらの情報を元に現在の遊技状況を把握し、遊技状況に応じた制御を行うことができる。また、台間カード処理機10は、遊技機20の遊技機状態と台間カード処理機10自身の状態(待機中、入金中、会員カード挿入中、カードエンプティ、各種異常、不正カード使用など)とを、それぞれの状態の変化時若しくは定期的にカード管理装置40に送付する。カード管理装置40は、遊技機20、台間カード処理機10の状況をほぼリアルタイムで把握し、状況に応じて従業員に報知を行う。何らかの従業員の対応が必要な異常(例えば紙幣詰まり)の発生が検知されたならば、従業員に異常の発生している装置の識別情報と異常の内容を報知する。また、不正が疑われる行為を検知した場合にも、従業員に不正が疑われる行為の検知された装置の識別情報と疑われる不正行為の内容を報知する。
また、台間カード処理機10は、所定の遊技終了時刻の所定時間前になると遊技機20の表示操作部22に遊技終了時刻を表示する。また、台間カード処理機10は、該遊技終了時刻になると、挿入済みのカードがあれば排出して、それ以降はカード挿入操作、入金操作、玉貸操作及び貯玉再プレイ操作等の遊技操作を制限する。
島コントローラ30は、遊技島に設けられた一群の遊技機20及び台間カード処理機10を束ねる中継装置である。カード管理装置40は、カードのプリペイド価値及び持玉数等をカードデータとして管理する管理装置である。
カード管理装置40は、台間カード処理機10からカード挿入通知を受信したならば、挿入されたカードのカードIDと台間カード処理機10とを関連づけて管理し、該カードIDに関連づけられたプリペイド価値及び持玉の残高を台間カード処理機10に送信する。また、カード挿入通知に示されたカードIDが会員カードのカードIDである場合には、カード挿入通知を会員管理装置50に送信し、会員管理装置50から受信した貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
また、カード管理装置40は、台間カード処理機10から持玉減算要求を受信した場合には、持玉口座の残高をゼロにクリアし、台間カード処理機10から持玉加算要求を受信した場合には、持玉口座の残高を持玉加算要求に示された持玉数に更新する。
また、カード管理装置40は、台間カード処理機10から玉貸要求を受信した場合には、対応するプリペイド価値を所定値減算し、玉貸許可を台間カード処理機10に送信する。そして、貯玉再プレイ要求を受信した場合には、該貯玉再プレイ要求を会員管理装置50に送信し、会員管理装置50が貯玉再プレイデータを出力した場合には、貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
また、カード管理装置40は、景品管理装置70からカードIDを受信したならば、このカードIDに関連付けられた持玉数を景品管理装置70に対して通知する。さらに、精算機60からカードIDを受信したならば、このカードIDに関連付けられたプリペイド価値を精算機60に対して通知する。
会員管理装置50は、遊技店に会員登録された会員の会員管理データ55aを管理する管理装置である。具体的には、会員に対して発行した会員カードIDに関連づけて、貯玉数、ポイント、暗証番号及び氏名等を管理する。
会員の登録処理は、台間カード処理機10及び遊技機20からの操作で実施することができる。会員の種類には、カード会員と携帯会員がある。カード会員は、会員カードの発行を受けて、該会員カードのカードIDに関連付けて貯玉数、ポイント、暗証番号及び氏名等が管理される。携帯会員は、会員カードは発行されず、当該会員の有するICチップ内蔵の携帯電話の識別情報に関連付けて貯玉数、ポイント、暗証番号等が管理される。また、カード会員の登録方法は台間カード処理機10及び遊技機20からの操作で暗証番号及び氏名等の属性情報の登録を行う通常の登録方式と、台間カード処理機10及び遊技機20では会員登録の予約のみで暗証番号及び氏名等の属性情報の登録は事後にインターネット経由でパソコン90やスマートフォン91から実施する多段階会員登録方式がある。
会員管理装置50は、台間カード処理機10からカード挿入通知を受信したならば、カード挿入通知に示されたカードIDに対応する貯玉口座の残高と暗証番号とを含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。また、会員管理装置50は、台間カード処理機10から貯玉再プレイ要求を受信したならば、貯玉再プレイ要求に示されたカードIDに関連づけられた貯玉口座の残高を所定数減算し、減算後の貯玉口座の残高を含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。なお、台間カード処理機10と会員管理装置50との通信は、カード管理装置40を介して行なわれる。
また、会員管理装置50は、景品管理装置70から貯玉数の問い合わせを受けたならば、指定されたカードIDに対応する貯玉口座の残高を景品管理装置70に通知する。
精算機60は、プリペイド価値が対応付けられたカードが挿入されると、このカードのカードIDをカード管理装置40に送信し、該カードに関連付けられたプリペイド価値を取得し、取得したプリペイド価値に相当する現金の払出を行う。
景品管理装置70は、遊技店内の景品交換カウンタに併設された景品交換用の端末装置であり獲得玉、貯玉及び持玉の景品交換処理を行う。この景品管理装置70には、カードのカードIDを読み取るリーダライタ及び景品を払い出す景品払出装置が接続されている。景品管理装置70は、リーダライタがカードを受け付けた場合には、リーダライタで読み出したカードのカードIDをカード管理装置40に送信して、該カードの持玉数を要求する。また、貯玉を景品交換する場合は、会員管理装置50に対して貯玉数を要求する。
図2に示したシステムで玉貸しを行う場合の玉貸処理について説明する。遊技客が台間カード処理機10に対して玉貸操作を行うと、台間カード処理機10は、カード管理装置40のローカルアドレスを宛先として指定した電文を送信する。この電文は、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するローカルアドレス若しくは任意の識別情報と、玉貸要求とを含む。
カード管理装置40は、玉貸要求を含む電文を受信すると、該電文内のカードIDに関連付けられたプリペイド価値を所定値(例えば、100円=1度数の場合に5度数)減算してカード管理データを更新し、玉貸許可を送信元の台間カード処理機10に送信する。玉貸許可を受信した台間カード処理機10は、減算したプリペイド価値に対応する数(例えば125玉)の持玉数を遊技機20に通知し、持玉に加算させる。
次に、図2に示したシステムで持玉の再プレイを行う場合の持玉再プレイ処理について説明する。台間カード処理機10は、一般カードあるいは会員カードの挿入を受け付けた場合に、カード管理装置40のローカルアドレスを宛先として指定した電文を送信する。この電文は、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するローカルアドレス若しくは任意の識別情報と、台間カード処理機10のレートを特定するための情報と、カード挿入通知とを含む。
カード管理装置40は、台間カード処理機10からカード挿入通知を受信した場合には、該電文内のカードIDに関連付けられた持玉口座のうち、該電文により特定されたレートの持玉口座の残高を台間カード処理機10に通知する。
台間カード処理機10は、カード管理装置40から受信した持玉の残高を記憶する。そして、カードID及びレートを特定する情報と、持玉減算要求とを含む電文をカード管理装置40に送信する。カード管理装置40は、持玉減算要求を受信した場合には、カードID及びレートにより特定される持玉口座の残高をゼロにクリアする。台間カード処理機10は、カード管理装置40から受信した持玉口座の残高を遊技機20に通知し、持玉に加算させる。
台間カード処理機10は、カード返却操作を受け付けた場合には、遊技機20から持玉数を取得し、カード管理装置40に対して持玉加算要求を含む電文を送信する。この電文は、排出するカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するローカルアドレス若しくは任意の識別情報と、台間カード処理機10のレートを特定するための情報と、遊技機20から取得した持玉数と持玉加算要求とを含む。
カード管理装置40は、持玉加算要求を受け付けた場合には、該電文内のカードIDに関連付けられた持玉口座のうち、該電文により特定されたレートの持玉口座の残高を受信した持玉数に更新する。
その後、台間カード処理機10は、カード管理装置40にカード排出通知を送信し、カードを排出制御する。
次に、図2に示したシステムで貯玉の再プレイを行う場合の貯玉再プレイ処理について説明する。台間カード処理機10は、会員カードを挿入された場合、若しくは会員カードとして使用可能な携帯端末からカードIDに対応する識別情報を読み取った場合に、カード管理装置40のローカルアドレスを宛先として指定した電文を送信する。この電文は、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードID(若しくは携帯端末から読み取ったカードIDに対応する識別情報。以降、カードIDという)と、送信元である台間カード処理機10を特定するローカルアドレス若しくは任意の識別情報と、台間カード処理機10のレートを特定するための情報と、カード挿入通知とを含む。
カード管理装置40は、カード挿入通知の電文を会員管理装置50に送信する。会員管理装置50は、カード挿入通知の電文を受信した場合には、該電文内のカードIDに関連付けられた暗証番号と、貯玉口座のうち、該電文により特定されたレートの貯玉口座の残高と、を含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
台間カード処理機10は、受信した貯玉再プレイデータを記憶し、貯玉再プレイデータに示された貯玉口座の残高が貯玉再プレイにおける遊技玉の払出単位数(貯玉再プレイ単位数。例えば125玉)以上である場合には貯玉再プレイ操作を受け付け可能とする。
台間カード処理機10は、貯玉再プレイデータの記憶後、最初に貯玉再プレイ操作を受け付けた場合に、遊技客に対して暗証番号の入力を求め、入力された暗証番号が貯玉再プレイデータに示された暗証番号と一致するかを確認する。
台間カード処理機10は、暗証番号が一致した場合に、カード管理装置40のローカルアドレスを宛先として指定した電文を送信する。この電文は、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するローカルアドレス若しくは任意の識別情報と、台間カード処理機10のレートを特定するための情報と、貯玉再プレイ要求とを含む。
カード管理装置40は、貯玉再プレイ要求の電文を会員管理装置50に送信する。会員管理装置50は、貯玉再プレイ要求の電文を受信した場合には、該電文内のカードIDに関連付けられた貯玉口座のうち、該電文により特定されたレートの貯玉口座の残高を所定値減算し、減算後の残高を含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
台間カード処理機10は、貯玉再プレイデータを受信して貯玉口座の残高を更新し、貯玉再プレイ単位数の持玉数を遊技機20に通知し、持玉に加算させる。また、更新後の貯玉口座の残高が貯玉再プレイ単位数未満となったかを判定し、貯玉再プレイ単位数未満となったならば、貯玉再プレイ操作を受け付け不能とする。更新後の貯玉口座の残高が貯玉再プレイ単位数以上であれば、再度貯玉再プレイ操作を受け付け可能であり、貯玉再プレイ操作を受け付けた場合には貯玉再プレイ要求を送信する。2回目以降の貯玉再プレイ操作では、暗証番号の確認は不要である。なお、本実施例では同一の遊技機20での同一会員の2回目以降の貯玉再プレイ操作では暗証番号の確認は不要としたが、暗証番号の入力を貯玉再プレイ操作の都度行うよう設定等で変更できてもよい。
次に、閉店処理における持玉からの貯玉への移行について説明する。カード管理装置40は、閉店処理時にカード管理データの持玉口座の残高を確認し、持玉の残高が「0」より大きい持玉口座が存在する場合には、該持玉口座の残高をカードID及びレートとともに会員管理装置50に通知する。会員管理装置50は、カードID及びレートにより特定される貯玉口座の残高に通知された持玉口座残高を加算して更新する。その後、カード管理装置40は、該持玉口座の残高をゼロにクリアする。
次に、閉店処理時に遊技機20に持玉が残っていた場合の処理について説明する。カード管理装置40は、閉店処理においてアウトパルス、セーフパルス等の遊技機内に加算された遊技媒体数と減算された遊技媒体数を遊技機20ごとに特定可能な情報を利用して店内の全ての遊技機20の持玉数がゼロであることのチェックを実施する。該チェックの結果、持玉数がゼロではない遊技機20が存在した場合には、持玉数がゼロではない遊技機20の一覧を出力するとともに、遊技機20の表示操作部22若しくは台間カード処理機10の表示操作部13に持玉の残留がある旨を示すメッセージを表示する。遊技店の従業員は、出力された一覧を利用するか、遊技機20の表示操作部22若しくは台間カード処理機10の表示操作部13を確認することによって、持玉数がゼロではない遊技機20において台間カード処理機10への持玉の管理移行操作を行うことによって、遊技機20の持玉数をゼロにクリアする。また、管理移行操作によって持玉数を受け付けた台間カード処理機10は、遊技機20の識別情報若しくは台間カード処理機10の識別情報と持玉数とを含む未処理持玉データを、カード管理装置40に送信する。カード管理装置40は、受け付けた未処理持玉データを受け付けると、受け付けた内容を記憶して所定期間保管する。また、上記の遊技機20における台間カード処理機10への持玉の管理移行操作による持玉の台間カード処理機10への移行処理を、台間カード処理機10から持玉管理移行要求を遊技機20へ送付することによって自動で動作させる構成としてもよい。この場合、管理移行要求は、カード管理装置40等の上位装置における特定の操作でおこなわれてもよいし、台間カード処理機10が閉店処理の指令を受け付けた時点で自動的におこなってもよい。
次に、図2に示した会員管理装置50の内部構成について説明する。図3は、図2に示した会員管理装置50の内部構成を示すブロック図である。同図に示すように、会員管理装置50は、表示部51及び入力部52と接続される。表示部51は、液晶パネルやディスプレイ装置等であり、入力部52は、キーボードやマウス等である。
また、会員管理装置50は、外部ネットワーク通信部53と、店舗ネットワーク通信部54と、記憶部55と、制御部56とを有する。外部ネットワーク通信部53は、遊技店外のネットワークを介して、会員登録予約後の会員の属性等の登録である事後登録処理のために、パソコン90やスマートフォン91とデータ通信するためのインタフェース部である。店舗ネットワーク通信部54は、遊技店内の通信回線80を介して景品管理装置70及びカード管理装置40等とデータ通信するためのインタフェース部である。
記憶部55は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、会員管理データ55a、遊技種設定データ55b、景品マスタ55c、会員予約データ55d及び会員勧誘条件データ55eを有する。会員管理データ55aは、会員に対して発行した会員カードのカードIDに関連づけて、氏名、貯玉、携帯IDm、住所、電話番号等を関連付けたデータである。
遊技種設定データ55bは、遊技種に対して貸出レート、交換レート及び表示名を関連付けたデータである。景品マスタ55cは、遊技玉を景品に交換する際に使用する景品と遊技種ごとの交換玉数のデータである。
会員予約データ55dは、一人の遊技客が会員登録予約を実施した時に1レコード作成されるデータであり、会員登録予約操作実施時に暫定的に採番された会員カードのカードIDと、会員登録予約操作時に発行された一般カードのカードIDと、会員登録状況とを記憶している。
会員勧誘条件データ55eは、会員登録を勧誘する条件を設定したデータである。具体的には、台間カード処理機10が把握可能な遊技機20の状態および台間カード処理機10自身の状態、あるいは時刻、営業モードなどの状態の設定である。会員勧誘条件データ55eに、会員登録の勧誘が有効なタイミングを設定することによって、会員登録の勧誘が有効なタイミングで会員勧誘が行われることから、会員登録の促進の効果が期待できる。
制御部56は、会員管理装置50を全体制御する制御部であり、会員管理部56a、景品マスタ管理部56b、会員予約処理部56c、事後会員情報登録処理部56d、予約会員貯玉移行処理部56e、会員カード発行処理部56f、会員勧誘条件設定部56g及び時刻管理部56hを有する。実際には、これらの機能部に対応するプログラムを図示しないROMや不揮発性メモリに記憶しておき、これらのプログラムをCPU(Central Processing Unit)にロードして実行することにより、それぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
会員管理部56aは、会員管理データ55aの管理を行なう処理部である。会員管理部56aは、カード管理装置40及び景品管理装置70と通信して、カードIDに関連付けられた貯玉口座の残高を更新する。また、会員管理部56aは、カード会員や携帯会員の会員登録要求を受け付けた場合には、会員管理データ55aに会員を追加する更新を行なう。景品マスタ管理部56bは、景品マスタ55cの管理を行なう処理部である。
会員予約処理部56cは、会員登録予約の操作時の処理で会員管理データ55aに暫定的に仮のカードIDを新規採番して他の属性情報等は未登録のレコードを作成する。また、会員予約処理部56cは、暫定的に新規採番したカードIDと会員予約時に発行された一般カードのカードIDを対応付けたレコードを会員予約データ55dに追加する。また、レコード追加時点では会員登録状況は「予約」として初期登録される。
事後会員情報登録処理部56dは、遊技店で実施された会員登録予約操作で作成された会員管理データ55aの会員の属性情報を、遊技客がパソコン90またはスマートフォン91からインターネットを経由して登録するための処理部である。具体的には、遊技客は、パソコン90またはスマートフォン91から会員登録予約操作時に発行された一般カードのカードIDと遊技客自身の属性を会員属性登録情報として会員管理装置50に送信する。事後会員情報登録処理部56dは、該会員属性登録情報に含まれるカードIDと会員予約データ55dとから会員予約データ55dの当該遊技客に対応するレコードを特定し、該レコードの属性情報を該会員属性登録情報に含まれる属性情報で更新する。また、事後会員情報登録処理部56dは、会員予約データ55dの当該遊技客に対応するレコードの会員登録状況は事後登録実施済みを示す「事後登録済」に更新する。
予約会員貯玉移行処理部56eは、通常の持玉の貯玉移行処理では貯玉に移行されない会員登録予約をした遊技客の持玉を当該遊技客の貯玉に移行する。通常の貯玉移行処理はカード管理装置40で会員のカードIDに対応付けられている持玉データを、同じカードIDに対応する会員管理データ55aの貯玉口座の残高に加算するものであるが、会員登録予約処理を行った場合には会員管理データ55aに暫定的に追加された会員登録予約に対するレコードのカードIDと、会員登録予約時に発行されたカードのカードIDは一致しない。よって、予約会員貯玉移行処理部56eは、通常の貯玉移行処理とは別に、会員登録予約を行った遊技客の持玉を会員管理データ55aに暫定的に追加された当該遊技客の会員登録予約に対応するレコードの貯玉の残高に加算する処理を実施する。会員登録予約を行った遊技客の持玉情報と、会員管理データ55aに暫定的に追加された当該遊技客の会員予約に対応するレコードとの対応付けは、会員予約処理部56cが生成した会員予約データ55dに記憶された、持玉が対応付けられている遊技客が受け取った一般カードのカードIDと、会員管理データ55aに追加されたレコードの暫定的に採番されたカードIDとの対応付けにより決定することができる。ただし、会員予約データ55dの会員登録状況が事後登録実施済みを示す「事後登録済」となっていない場合は、貯玉への移行対象外として貯玉への移行処理は実施せず、会員予約データ55dの会員登録状況は事後登録が実施されなかったことにより無効レコードとなったことを示す「無効」に変更する。
会員カード発行処理部56fは、会員予約を行った遊技客が後日、会員予約操作時に発行した一般カードと正式な会員カードとを引き換えるための処理部である。具体的には、まず、会員カード発行処理部56fは、遊技客に渡す新規の正式な会員カードのカードIDと遊技客の持参した一般カードのカードIDを入力させる。次に、会員カード発行処理部56fは、正式な会員カードのカードIDと遊技客の持参した一般カードのカードIDの対応付けの操作を受け付けたならば、遊技客の持参した一般カードのカードIDと会員予約データ55dから、持参した一般カードのカードIDに対応する会員管理データ55aのレコードを特定する。更に、会員カード発行処理部56fは、特定した会員管理データ55aのレコードのカードIDを新規の正式な会員カードのカードIDに更新する。また、会員カード発行処理部56fは、会員予約データ55dの会員登録状況が事後登録が実施されなかったことにより無効レコードとなったことを示す「無効」になっている場合には、上記処理は実行せずエラー終了とする。また、会員カード発行処理部56fは、正常終了した場合には、会員予約データ55dの会員登録状況を会員カード発行まで完了している「済」に更新する。
会員勧誘条件設定部56gは、会員勧誘条件データ55eの設定を行う処理部である。また、会員勧誘条件設定部56gは、開店処理時に設定された会員勧誘条件データ55eの台間カード処理機10への配信を行う。
時刻管理部56hは、会員管理装置50自身の時刻合わせと店内の全ての台間カード処理機10の時計の時刻合わせを行う。具体的には、店内若しくは店外のタイムサーバから標準時刻を入手して、会員管理装置50自身の時刻合わせを行い、所定のタイミング(例えば遊技終了予告の10分前など)で、店内の全ての台間カード処理機10の時刻を会員管理装置50の時計に合わせる。この時刻合わせによって、遊技終了の台間カード処理機10によって発生する誤差を最小限にすることができる。
次に、図2に示した会員管理装置50の本実施例に係るデータ構成について説明する。図4は、会員管理装置50の本実施例に係るデータ構成について説明するための説明図である。
会員予約データ55dは、暫定的に採番された会員カードの暫定会員カードIDと、会員登録予約操作時に発行された一般カードの一般カードIDと、会員登録状況とを1レコードの保有項目とする、複数レコードで構成されるデータである。会員登録状況には、会員登録予約のみ実施したことを示す「予約」と、事後登録実施済みを示す「事後登録済」と、会員カード発行まで完了している「済」と、事後登録が実施されなかったことにより無効レコードとなったことを示す「無効」とがある。
図4の会員予約データ55dは、暫定会員カードIDが「00150」で、一般カードIDが「80001」で、会員登録状況が事後登録実施済みを示す「事後登録済」のレコードを有することを示す。
会員勧誘条件データ55eは、条件番号に対して複数の条件の設定が可能である。また、条件番号の条件が成立するということは、条件番号に対応付けられた条件がすべて成立することである。また、会員勧誘条件データ55eは、複数の条件の設定が可能で、それぞれの条件は条件番号で識別され、条件番号のいずれかが成立した場合に、会員登録の勧誘動作を行うものとする。
図4の会員勧誘条件データ55eは設定の一例であり、条件番号「1」、「2」及び「3」の条件が設定されており、条件番号「1」、「2」若しくは「3」のいずれかの条件が成立した時に、会員登録の勧誘動作を行うことを示している。条件番号「1」の条件は、「遊技機の演出時間が一定時間以上」であり且つ「一般カード挿入中」であることを示している。また、条件番号「2」の条件は、「持玉数が5000玉以上」であり且つ「一般カード挿入中」であることを示している。また、条件番号「3」の条件は、「時刻が22:30超過」であり且つ「持玉数が1000玉以上又は大当り中又は確変中」であり且つ「会員カードが未挿入」であり且つ「携帯タッチ操作未実施」であることを示している。本実施例は、条件番号「3」の設定が行われた場合の説明である。
次に、図2に示した台間カード処理機10及び遊技機20の外観構成について説明する。図5は、図2に示した台間カード処理機10及び遊技機20の外観構成を示す図である。同図には、紙幣のみを受け付ける台間カード処理機10を図示したが、硬貨受け付け用のユニットを設けることもできる。
図5に示すように、台間カード処理機10は、台間カード処理機10の装置の状態を所定色のランプの点灯あるいは点滅で表示する状態表示部11と、各種紙幣を受け付ける紙幣挿入口12aと、タッチパネルディスプレイ等の表示操作部13と、カードID、プリペイド価値、貯玉データ及び持玉データが関連付けられたカードを受け付けるカード挿入口14aと非接触ICカード又はICチップ内蔵の携帯電話機との間で非接触のデータ送受信を行うためのかざし部14bとが設けられている。
遊技機20には、封入された遊技玉を遊技領域に打ち込む際に使用するハンドル21と、タッチパネルディスプレイ等の表示操作部22とが設けられている。
次に、図2に示した台間カード処理機10及び遊技機20の内部構成について説明する。図6は、図2に示した台間カード処理機10及び遊技機20の内部構成を示すブロック図である。図6に示すように、台間カード処理機10は、紙幣搬送部12と、表示操作部13と、リーダライタ14と、通信部15と、遊技機管理基板18と、記憶部16と、制御部17とを有する。
紙幣搬送部12は、紙幣挿入口12aから挿入された紙幣の金種及び真偽を判別しつつ図示しない紙幣収納部に搬送する搬送部である。表示操作部13は、有価価値等の各種情報の表示と、玉貸し操作等の各種操作の受け付けを行なうタッチパネルディスプレイ等の入出力装置である。
リーダライタ14は、カード挿入口14aに挿入されたカードからカードIDを読み取る読取部である。なお、カード挿入口14aに挿入されたカードは、このリーダライタ14を経て図示しないカード収納部に収納される。通信部15は、通信回線を介してカード管理装置40との間のデータ通信を行なうためのインタフェース部である。
遊技機管理基板18は、台間カード処理機10に内蔵された基板である。遊技機管理基板18は、遊技機20の認証と起動管理とを行なう。具体的には、カード管理装置40から受信した認証キーを使用して遊技機20の認証を実施する。認証が成功したならば、遊技機20へ動作許可を送信し、認証成功の結果をカード管理装置40に送信する。また、遊技機管理基板18は、台間カード処理機10と遊技機20との通信を行なう。具体的には、遊技機20からの遊技機IDの取得、台間カード処理機10から遊技機20への持玉の移行、遊技機20から台間カード処理機10への持玉の返却、遊技機20における打込玉数や賞出玉数等の遊技結果の受信を行なう。かかる台間カード処理機10と遊技機20との通信は、所定の暗号方式を用いた暗号通信を用いる。
この暗号通信についてさらに説明する。遊技機管理基板18は、セキュリティチップを有している。セキュリティチップは、自己の識別ID及び所定の暗号化・復号化プログラムを有するものであり、後述する遊技機20のセキュリティチップとの間で通信を行うためのものである。
セキュリティチップは、遊技機管理基板18から入出力するデータが予め定められたセキュリティ性を要するデータ種別に該当するかどうかを判別し、該当しない場合はそのままデータの入出力を行う。一方、セキュリティ性を要するデータ種別に該当する場合は、データの入出力に際し、自己の識別IDと相手方の識別IDを用いて、遊技機20のセキュリティチップとの間で相互認証処理を行う。このセキュリティチップの相互認証は、割り込み単位で行われる。相互認証OKであれば、出力の場合は暗号化プログラムにより暗号化したデータを出力し、入力の場合は、相手方からのデータの入力待ちとなって、受信したデータの復号化を行う。遊技機20のセキュリティチップとの間では、予め暗号化・復号化方式が取り決められており、相互に相手方が暗号化したデータを復号化することが可能となっている。
ここで、セキュリティ性を要しないデータとは、返却ボタン等の入力信号等、不正に入力されても実質的に損害のないものが含まれる。セキュリティ性を要するデータとは、持玉数データ、遊技機20における不正検出信号など、遊技者・遊技店の利益に直接かかわるものが含まれる。また、セキュリティ性を要するデータ種別かどうかの判断は、制御部17で行ってもよい。また、相互認証にてNGとなった場合には、相互認証NGを検知した機器(遊技機20あるいは台間カード処理機10)は上位装置および自機の表示部に異常を出力した上で、エラーダウンする。
記憶部16は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等からなる記憶デバイスである。記憶部16は、カードID16a、有価価値データ16b、遊技終了パラメータ16c、遊技終了データ16d及び会員勧誘条件データ16eを有する。
カードID16aは、リーダライタ14により読み取られたカードIDである。カード挿入口14aから図示しないカード収納部にカードが搬送される場合にも、この搬送途中でリーダライタ14により読み取られたカードIDによってカードID16aが更新される。また、カードが挿入されていない状態で入金が行なわれたならば、図示しないカード収納部からリーダライタ14にカードが搬送され、リーダライタ14により読み取られたカードIDによってカードID16aが更新される。なお、本実施例ではカードが挿入されていない状態の入金操作で、図示しないカード収納部からリーダライタ14にカードが搬送され、リーダライタ14により読み取られたカードIDによってカードID16aが更新されるとしたが、これに限定するものではない。最後にカードが排出された時に、図示しないカード収納部の一番上にあるカードをリーダライタ14に搬送して、カードIDを読み取って記憶しておくことによって、遊技客によるカード挿入がされていない状態で入金された場合には、記憶しているカードIDでカードID16aを更新するものとしてもよい。
有価価値データ16bは、持玉を加算するために使用可能な有価価値を示すデータである。この有価価値には、玉貸しに使用可能なプリペイド価値の残高、持玉口座の残高、貯玉再プレイ用の暗証番号並びに貯玉口座の残高を含む。
遊技終了パラメータ16cは、閉店に向けて実施する処理に係るパラメータであり、終了予告時刻、会員終了時刻、非会員終了時刻及び遊技終了時の遊技制限実施の有無の情報を有している。終了予告時刻は、遊技終了時刻に達する前に実施する終了予告のメッセージを遊技客に通知する時刻である。会員終了時刻は、会員の遊技終了の時刻である。非会員終了時刻は、非会員の遊技終了の時刻である。遊技終了時の遊技制限実施の有無は、遊技終了時点で入金制限、カード挿入制限、玉貸制限、貯玉再プレイ制限及びハンドルストップ等の制限を実施するか否かを示すパラメータである。
遊技終了データ16dは、閉店に向けて遊技終了パラメータ16cに従った処理の状況を記憶している。具体的には遊技の終了予告のメッセージ表示の実施の有無と、遊技終了した場合の遊技制限の対象者の情報を有している。
会員勧誘条件データ16eは、開店処理時に会員管理装置50から配信されたものを記憶したデータであって、台間カード処理機10が会員登録勧誘の処理を実行する条件を設定したデータである。データ形式、設定内容は会員管理装置50の会員勧誘条件データ55eと同じである。台間カード処理機10は、会員勧誘条件データ16eに登録した条件が成立したならば、遊技客に会員の登録を促す促進報知を行う。
制御部17は、台間カード処理機10を全体制御する制御部であり、データ管理部17a、レート設定処理部17b、遊技終了予告処理部17c、遊技状態取得処理部17d、会員登録処理部17e、遊技終了処理部17f、会員勧誘条件受付部17g及び時刻管理部17hを有する。
データ管理部17aは、カードが挿入された場合に、カードID16a及び台間カード処理機IDを含むカード挿入通知をカード管理装置40に送信する。また、データ管理部17aは、カード管理装置40から有価価値(プリペイド価値、持玉及び貯玉の少なくともいずれか)を含むデータを受信した場合に、受信した有価価値により有価価値データ16bを更新する。また、持玉口座の残高を受信した場合には、持玉再プレイ操作によって所定数の持玉数を遊技機20に通知して、有価価値データ16bの持玉数から所定数を減算する。また、カード管理装置40から持玉の残高を受け付けたならば、持玉再プレイ操作を行わずに、受け付けた持玉の残高全てを遊技機20に通知する構成としてもよい。
また、データ管理部17aは、紙幣挿入口12aに紙幣が挿入されると、挿入された紙幣の金額、カードID16a及び台間カード処理機IDを含む入金通知をカード管理装置40に送信する。
また、データ管理部17aは、遊技客により玉貸操作が行なわれた場合に、カードID16a及び台間カード処理機IDを含む玉貸要求をカード管理装置40に送信する。この玉貸要求への応答として玉貸許可を受信したならば、データ管理部17aは、所定数の持玉の加算を行なうよう遊技機20に通知する。
また、データ管理部17aは、有価価値データ16bに示された貯玉口座の残高が貯玉再プレイ単位数以上である場合には、表示操作部13又は表示操作部22に貯玉再プレイボタンを表示し、貯玉再プレイ操作を受け付け可能とする。データ管理部17aは、遊技客により貯玉再プレイ操作が行なわれた場合に、カードID16a及び台間カード処理機IDを含む貯玉再プレイ要求をカード管理装置40に送信する。この貯玉再プレイ要求への応答として貯玉再プレイデータを受信したならば、有価価値データ16bの貯玉口座の残高を更新し、貯玉再プレイ単位数の遊技玉を払い出す。なお、初回の貯玉再プレイ操作時には、暗証番号の入力を求め、有価価値データ16bに示された暗証番号と一致することを貯玉再プレイ要求を送信するための条件とする。
また、データ管理部17aは、遊技客によりカード返却操作が行なわれた場合にカードID16a、台間カード処理機ID並びに有価価値データ16bの持玉数を含む持玉加算要求をカード管理装置40に送信して、有価価値データ16bをゼロにクリアした後、カード排出通知をカード管理装置40に送信し、カードを排出する。また、カード返却操作に際して、遊技機20に持玉が存在する場合には、当該持玉数を遊技機20から取得して有価価値データ16bの持玉数に加算後して、遊技機20の持玉数をゼロにクリアさせた後に、カードID16a、台間カード処理機ID並びに有価価値データ16bの持玉数を含む持玉加算要求をカード管理装置40に送信する構成としてもよい。
また、データ管理部17aは、閉店処理時にカード管理装置40から遊技機20に持玉の残留のある旨の通知を受けて、その後遊技機20から残留していた持玉数を含む持玉の管理移行のデータを受け付けた場合には、受け付けた持玉数を未処理持玉データとしてカード管理装置40に送信する。また、閉店処理時にカード管理装置40から遊技機20に持玉の残留がある旨の通知を受け付けた時に、持玉管理移行要求を遊技機20へ送付することによって遊技機20の有する持玉を自動で取得する構成としてもよい。
レート設定処理部17bは、表示操作部13又は表示操作部22に対し、遊技終了パラメータ16cに設定された現在の遊技種に対応するレートを表示するとともに、遊技客によるレートの選択を受け付ける設定がされている場合は、表示操作部13又は表示操作部22に対して選択可能なレートを表示する。遊技客が所望のレートを選択すると、当該遊技機の遊技種を指定された遊技種とする。一方、遊技客によるレートの選択を受け付ける設定がされていない場合は、遊技中には選択可能なレートは表示されない。この場合、従業員によるリモコン操作等を受け付け、認証を行ったことを条件として、選択可能なレートが表示される。従業員のレートを選択すると、当該遊技機の遊技種を指定された遊技種とする。
遊技終了予告処理部17cは、遊技終了パラメータ16cに設定された終了予告時刻に、遊技客に対しての遊技終了となる時刻を遊技機20の表示操作部22に対してメッセージ通知を行う。表示するメッセージは、会員カードリードまたは携帯電話機のICリードによる会員の認証が行われている場合には、遊技終了パラメータ16cに規定された会員終了時刻に遊技終了となる旨を通知する。また、会員カードリードまたは携帯電話機のICリードによる会員の認証がいずれも行われていない場合には、表示するメッセージは、遊技終了パラメータ16cに規定された非会員終了時刻に遊技終了となる旨を通知する。また、遊技終了予告処理部17cは、遊技終了の予告メッセージの表示を行ったら、遊技終了データ16dの予告メッセージ表示有無を表示済であることを示す「済」を設定する。
遊技状態取得処理部17dは、遊技機20に問い合わせることによって遊技の状態を取得する。遊技終了予告処理部17cは、会員カードリードまたは携帯電話機のICリードによる会員の認証がいずれも行われていない場合で、遊技状態取得処理部17dによって取得した遊技状態が大当り中か確率変動中の場合には、遊技終了時刻以外に、会員カードリードまたは携帯電話機のICリードによる会員の認証をすることによって遊技時間が会員の遊技終了時間まで延長される旨のメッセージと、会員になっていないのであれば会員登録の勧誘のメッセージを併せて表示する。
また、遊技終了予告処理部17cは、会員カードリードまたは携帯電話機のICリードによる会員の認証がいずれも行われていない状態で、遊技終了パラメータ16cに設定された終了予告時刻に、非会員の遊技終了時刻で遊技終了予告メッセージの表示後に、会員カードリードまたは携帯電話機のICリードによる会員の認証のいずれかが行われた場合には、非会員の遊技終了時刻で遊技終了予告メッセージを消去して、会員の遊技終了時刻に変更して遊技終了予告メッセージの再表示を行う。
会員登録処理部17eは、遊技終了予告処理部17cが表示した会員登録の勧誘のメッセージに対して、会員登録を行うことが選択された場合に会員登録の処理を行う。会員登録の種類には、カード会員登録と携帯会員登録と会員登録予約とがある。
カード正式会員登録処理は、遊技客によってカード会員登録が選択されることにより実施される。また、カード会員登録は、従業員によるカード挿入口14aからの新規会員カードを挿入で読みとったカードIDと、遊技客が表示操作部22で入力した暗証番号や電話番号などの属性情報を、会員管理装置50に送付することにより実現される。
携帯会員登録は、遊技客によって携帯会員登録が選択されることにより実施される。また、携帯会員登録は、遊技客がICチップ付携帯電話機をかざし部14bにかざすことによって読みとった携帯電話機の識別情報と、遊技客が表示操作部22で入力した暗証番号や電話番号などの属性情報を、会員管理装置50に送付することにより実現される。
会員登録予約は、遊技客によって会員登録予約が選択されることにより実施される。また、会員登録予約は、会員登録することを予約することであり、正式に会員登録を完了させるには、会員登録予約後に所定の期限までに属性等の事後登録処理を行い、さらに会員登録予約時に発行される一般カードを後日持ち込んで正式な会員カードと交換するというプロセスが必要となる。
遊技終了処理部17fは、遊技終了パラメータ16cに設定された遊技終了時間になったならば遊技終了のメッセージを遊技機20の表示操作部22に表示し、カードを排出するとともに、遊技終了パラメータ16cに設定された遊技制限を実行する。ただし、遊技終了処理部17fは、カード排出等の遊技終了処理をする直前に遊技状態取得処理部17dによって遊技状態を確認し、大当り中である場合には、大当りの終了を待ち合わせて遊技終了処理を実施する。また、遊技終了処理部17fは、遊技終了処理を行うと遊技終了データ16dの遊技制限対象者を書き込む。遊技制限対象者は、非会員の終了時刻を過ぎている場合には、「非会員」が設定され、会員の終了時刻を過ぎている場合には「会員」が設定され、「会員」が設定されている場合には会員、非会員ともに制限対象となる。
会員勧誘条件受付部17gは、会員管理装置50の開店処理で配信される会員勧誘条件データ55eを受け付けて、会員勧誘条件データ16eに記憶する。
時刻管理部17hは、装置起動時に装置内の時計回路(RTC)等から現在時刻を取得して台間カード処理機10の管理する時刻を校正するとともに、その後の作動における時刻を演算して管理する。また、会員管理装置50から通知される時刻合わせの指示に従って台間カード処理機10の管理する時刻を会員管理装置50の時刻と合わせる処理を行う。この時刻合わせによって、台間カード処理機10の個体によって発生する誤差を最小限にすることができることから、台間カード処理機10の個体によって遊技終了時間に差異が出ることを問題のないレベルに抑えることができる。また、時刻管理部17hは、表示操作部13若しくは遊技機20の表示操作部22に現在時刻を表示する。この時刻表示によって、遊技客は遊技終了までの残り時間を正確に把握することができる。
遊技機20は、表示操作部22、通信部23、遊技制御部25及び遊技玉制御部26を有する。表示操作部22は、持玉数等の各種情報の表示と、会員登録処理等の各種操作の受け付けを行なうタッチパネルディスプレイ等の入出力装置である。
通信部23は、台間カード処理機10との間のデータ通信を行うためのインタフェース部である。通信部23は、セキュリティチップを有している。セキュリティチップは、自己の識別ID及び所定の暗号化・復号化プログラムを有するものであり、台間カード処理機10のセキュリティチップとの間で通信を行うためのものである。
セキュリティチップは、通信部23から入出力するデータが予め定められたセキュリティ性を要するデータ種別に該当するかどうかを判別し、該当しない場合はそのままデータの入出力を行う。一方、セキュリティ性を要するデータ種別に該当する場合は、データの入出力に際し、自己の識別IDと相手方の識別IDを用いて、台間カード処理機10のセキュリティチップとの間で相互認証処理を行う。ここで相互認証OKであれば、出力の場合は暗号化プログラムにより暗号化したデータを出力し、入力の場合は、相手方からのデータの入力待ちとなって、受信したデータの復号化を行う。台間カード処理機10のセキュリティチップとの間では、予め暗号化・復号化方式が取り決められており、相互に相手方が暗号化したデータを復号化することが可能となっている。
ここで、セキュリティ性を要しないデータとは、返却ボタン等の入力信号等、不正に入力されても実質的に損害のないものが含まれる。セキュリティ性を要するデータとは、持玉数、遊技機20における不正検出信号など、遊技者・遊技店の利益に直接かかわるものが含まれる。また、セキュリティ性を要するデータ種別かどうかの判断は、遊技制御部25で行ってもよい。
さらに、遊技機20は、営業を開始時に電源をONされると制御を開始するが、電源のON状態では通常の遊技制御(遊技可能)状態にはならず、待機制御状態にある。待機制御状態において、台間カード処理機10との間の相互認証が通信部23においてOKとなり、なおかつ通信部23を通して台間カード処理機10から遊技制御開始信号を受信した場合に遊技可能になる。
遊技制御部25は、遊技機20による遊技を制御する制御部である。具体的には、遊技制御部25は、ハンドル操作検出による遊技玉の遊技盤面への発射制御、遊技盤面における入賞口に入った遊技玉の検出、始動口に入った遊技玉による乱数(0〜65535の乱数値の中で、所定の範囲ごとに大当り、小当り、はずれの数値が割り当てられているもの)の取得及び抽選(特別図柄及び普通図柄)、遊技盤面に設けられる可動部材(チューリップ等)の制御、遊技盤面に設けられる特別図柄表示装置の表示制御、不正の虞がある異常(前枠が開いている、振動を検知した等)の検出及び上位装置への通知等を行う。
遊技盤面には多数の障害釘が植設されており、ハンドル操作によって遊技盤面に発射された遊技玉は、障害釘の間を落下していき、入賞口、始動口に入賞するか、入賞せずに遊技盤面のアウト口から遊技盤面外に排出される。遊技玉が始動口に入賞したことにより抽選が行われ、大当りとなると、遊技盤面上の所定の入賞口を複数回開放状態に制御する大当り遊技が行われ、この入賞口への遊技玉の入賞が容易になることにより、遊技者に賞玉を付与する。
また、大当りには、大当り遊技終了後、遊技者に所定の特典遊技を付与する特典付大当り遊技がある。特典付き大当り遊技には、確率変動大当りと時短大当りが含まれる。確率変動大当りと時短大当りは、それぞれ大当り後に特典遊技として確率変動遊技と時短遊技を付与するものである。時短遊技は、普通図柄抽選(上記する可動部材の開閉抽選)及び/又は特別図柄抽選(上記する遊技玉の入賞による大当り抽選)の変動時間(抽選処理を開始してから結果を表示するまでの時間)を短縮することにより、単位時間あたりの抽選回数を増大させ、単位時間あたりに大当りに当選する確率を高める特典遊技である。この特典遊技には、普通図柄の当選確率を高くする普通図柄確率変動を含んでいてもよい。時短大当りによる時短遊技は、特別図柄抽選の抽選回数が大当り後所定の回数行われた場合に終了する。確率変動遊技については後述する。
遊技制御部25は、確率変動機能を有する。確率変動機能とは、抽選結果が大当りのうち、特に定められた乱数範囲になった場合に、次回抽選に用いる大当りの乱数範囲を変更する(一般的には10倍程度にする)制御を行う機能である。確率変動遊技は、この変更された後の確率を用いて特別図柄抽選を行うものである。確率変動遊技は、次回大当り当選まで継続される。また、確率変動遊技と時短遊技を同時に付与してもよい。ただし、不測の遊技店の損害を予防するため、確率変動遊技あるいは時短遊技開始後、一定の遊技媒体を遊技者が獲得した場合は、打ち止め(一旦カードを排出し、景品交換あるいは台移動を要求する)処理としてもよい。この場合、確率変動遊技状態になった後の遊技媒体獲得数を封入式遊技機にて計数し、この計数値が所定値になった場合に遊技玉の発射を停止する等の遊技停止制御を行うことで実現できる。
遊技玉制御部26は、持玉数を制御する制御部である。具体的には、持玉数を持玉メモリ26aに記憶させ、遊技玉を発射する度に持玉数を1減算する。また、台間カード処理機10より持玉数を通知された場合には、通知された持玉数を持玉メモリ26aが記憶する持玉数に加算して、台間カード処理機10に対して持玉数を受信した旨を示す確認信号を送信する。そして、所定の操作部にて管理移行操作を受け付けた場合には、持玉メモリ26aが記憶する持玉数から一定数ずつの持玉データを読み出して台間カード処理機10に送信して当該数の持玉データの管理を台間カード処理機10に移行し、持玉メモリ26aから当該数の持玉を減算処理する。また、遊技玉制御部26は、遊技機20に封入された遊技玉(循環玉)のクリーニング制御を行うこともできる。
遊技制御部25と遊技玉制御部26とは、それぞれ個別の基板上に構成される。遊技制御部25が構成された遊技制御基板と遊技玉制御部26が構成された遊技玉制御基板は、それぞれ固有のIDを有する。遊技機20は、遊技制御基板のIDと遊技玉制御基板のIDとを組合せ、遊技機IDとして使用する。
次に、図2に示した台間カード処理機10の本実施例に係るデータ構成について説明する。図7は、台間カード処理機10の本実施例に係るデータ構成について説明するための説明図である。
遊技終了パラメータ16cは、終了予告時刻、会員終了時刻、非会員終了時刻及び遊技終了時の遊技制限の実施の有無を規定するパラメータである。遊技終了時の遊技制限実施の有無は、詳細には、遊技終了時点で入金制限、カード挿入制限、玉貸制限、貯玉再プレイ及び持玉再プレイの制限である再プレイ制限及びハンドルストップ等の制限を実施するか否かが規定されている。図7に示す遊技終了パラメータ16cは、終了予告時刻が「22:30」で、会員終了時刻が「22:50」で、非会員終了時刻が「22:40」で、遊技終了時点で入金制限を「実施」して、カード挿入制限を「実施」して、玉貸制限を「実施」して、再プレイ制限を「実施」して、ハンドルストップを「実施」することを示している。
また、図7に示す遊技終了パラメータ16cの値は一例であり、遊技店の閉店時刻や店舗運営方針に合わせて設定されるものとする。また、遊技終了パラメータ16cの遊技終了時の遊技制限に挙げている機能についても、ここに挙げた機能に限定するものではなく他の機能制限についての設定を可能としてもよい。
遊技終了データ16dは、遊技終了の時間の予告メッセージの表示が実施済か否かと、遊技終了済の場合には遊技制限の対象者を記憶する。図7の遊技終了データ16dは、遊技終了の時間の予告メッセージは「済」で表示済であることを示し、遊技制限対象者は「非会員」であることを示している。
次に、図2に示した台間カード処理機10による遊技終了予告メッセージの画面表示例を説明する。図8は、台間カード処理機10による遊技終了予告メッセージの画面表示例の説明図である。
図8の(1)は、台間カード処理機10によって遊技機20の表示操作部22に非会員向けの遊技終了予告のメッセージを表示したイメージ図である。表示されている時刻「22:40」は、遊技終了パラメータ16cの非会員終了時刻を反映したものである。
図8の(2)は、台間カード処理機10によって遊技機20の表示操作部22に、遊技状態が大当り中若しくは確率変動中若しくは持玉を1000玉以上持っている状態で会員カードリードまたは携帯電話機のICリードによる会員の認証が行われていない場合の遊技終了予告及び会員登録の勧誘のメッセージを表示したイメージ図である。図8の(2)に示す通り、会員カードリードまたは携帯電話機のICリードによる会員の認証が行われていないことから遊技終了が「22:40」であることを示している。また、遊技客が会員であるならば、会員カードリードまたは携帯電話機のICリードによる会員の認証が行われれば、会員用遊技終了時刻である「22:50」まで遊技延長可能である旨のメッセージを表示する。また、会員ではない遊技客に対しては、その場で会員の登録が可能であることを示し、会員登録処理開始のためのボタンを配置している。表示されている時刻「22:40」は遊技終了パラメータ16cの非会員終了時刻を反映したもので、時刻「22:50」は、遊技終了パラメータ16cの会員終了時刻を反映したものである。
会員登録処理開始のためには、「カード会員登録」、「携帯会員登録」及び「会員登録予約」の3種類のボタンがある。「カード会員登録」ボタン押下により、遊技機20及び台間カード処理機10における会員カードの発行を伴うカード会員の登録処理が開始される。「携帯会員登録」ボタン押下により、遊技機20及び台間カード処理機10におけるICチップ付属の携帯電話機によって会員認証ができる携帯会員の登録処理が開始される。「会員登録予約」ボタン押下では、会員登録の予約が行われる。「カード会員登録」ボタン押下及び「携帯会員登録」ボタン押下の場合には、後続の処理で名前や暗証番号などの属性入力を行ってカード会員または携帯会員登録処理が完結する。一方、「会員登録予約」ボタン押下による会員登録することの予約処理では、会員登録に本来必要な名前や暗証番号などの属性入力等の操作は行わず、遊技終了後の所定の期限までにパソコン90やスマートフォン91等を使用して属性情報等を入力する事後登録処理等が必要となる。
図8の(3)は、台間カード処理機10によって遊技機20の表示操作部22に会員向けの遊技終了予告のメッセージを表示したイメージ図である。表示されている時刻「22:50」は、遊技終了パラメータ16cの会員終了時刻を反映したものである。
次に、図2に示した台間カード処理機10による遊技終了予告メッセージの表示処理手順を説明する。図9は、台間カード処理機10による遊技終了予告メッセージの表示処理手順を示すフローチャートである。
遊技終了予告処理部17cは、遊技終了パラメータ16cの遊技終了予告時刻を超えているか否かを判定する(ステップS101)。まだ遊技終了予告時刻を超えていない場合(ステップS101;No)には、処理を終了する。また、遊技終了予告時刻を超えている場合(ステップS101;Yes)でも、遊技終了データ16dの予告メッセージ表示有無を参照して遊技終了予告メッセージ表示済(ステップS102;Yes)であれば、処理を終了する。
遊技終了予告処理部17cは、遊技終了データ16dの予告メッセージ表示有無を参照してまだ遊技終了予告メッセージを表示していない場合(ステップS102;No)には、会員カードリードまたは携帯電話機のICリードによる会員の認証が行われているか否かの判定を行う(ステップS103)。会員カードリードまたは携帯電話機のICリードによる会員の認証が行われている場合(ステップS103;Yes)には、ステップS110の処理に移行する。
次に、遊技終了予告処理部17cは、会員カードリードまたは携帯電話機のICリードによる会員の認証が行われていない場合(ステップS103;No)には、遊技機20の遊技状況の判定処理(ステップS104)を行う。遊技終了予告処理部17cは、遊技状態取得処理部17dで取得した遊技機20の遊技状態が大当り中でも確率変動中でもなく持玉が1000玉未満の場合(ステップS104;No)には、遊技終了パラメータ16cに設定されている非会員終了時刻で遊技終了する旨のメッセージ(図8の(1)非会員向け遊技終了予告メッセージ表示)を表示操作部22に表示して(ステップS105)、処理を終了する。
また、遊技終了予告処理部17cは、遊技状態取得処理部17dで取得した遊技機20の遊技状態が大当り中若しくは確率変動中若しくは持玉が1000玉以上の場合(ステップS104;Yes)には、非会員の遊技終了時刻を通知するメッセージに加えて、会員カード挿入等により会員の終了時刻まで遊技延長できる旨のメッセージと、会員登録勧誘のメッセージ及び会員登録を開始するためのボタン(図8の(2)会員登録勧誘と非会員向け遊技終了予告メッセージ表示)を、表示操作部22に表示する(ステップS106)。
ステップS106によって表示操作部22にメッセージが表示されている時に、会員カードリードまたは携帯電話機のICリードによる会員の認証が行われた場合(ステップS107;Yes)には、ステップS110の処理に移行する。
ステップS106によって表示操作部22にメッセージが表示されている時に、会員カードリードまたは携帯電話機のICリードによるいずれの会員の認証も行われていない場合(ステップS107;No)に、表示操作部22に表示された会員登録開始のボタン操作もされなかった場合(ステップS108;No)には、会員登録処理部17eは、ステップS107の判定処理に戻る。表示操作部22に表示された会員登録開始のボタン操作により会員登録を指示された場合(ステップS108;Yes)には、会員登録処理部17eは操作した遊技機20で遊技中の遊技客の会員登録処理を行う(ステップS109)。会員登録処理の処理内容の詳細は後述する。
遊技終了予告時間に会員カードリードまたは携帯電話機のICリードによる会員の認証が行われていた場合(ステップS103;Yes)や、ステップ106によるメッセージ表示中に会員カードリードまたは携帯電話機のICリードによる会員の認証が行われたか(ステップS107;Yes)、会員登録処理(ステップS109)が行われた場合には、遊技終了予告処理部17cは、遊技終了パラメータ16cに設定されている会員終了時刻に遊技終了する旨のメッセージ(図8の(3)会員向け遊技終了予告メッセージ表示)を表示操作部22に表示して(ステップS110)、処理を終了する。
次に、図2に示した台間カード処理機10による会員登録処理手順を説明する。図10は、台間カード処理機10による会員登録処理手順を示すフローチャートである。
会員登録処理は、図8の(2)で表示される会員登録関連のボタンである「カード会員登録」、「携帯会員登録」若しくは「会員登録予約」のいずれかのボタンを押下することによって開始される。押下されたボタンが「カード会員登録」であった場合(ステップS201;Yes)に、会員登録処理部17eは、従業員がカード挿入口14aから挿入した新規会員カードのカードIDをリーダライタ14で読み込んで、カードID16aに記憶する(ステップS202)。
次に、会員登録処理部17eは、表示操作部22で名前、暗証番号、電話番号等の属性情報を遊技客に入力させて(ステップS203)、ステップS202で取得したカードIDとステップS203で遊技客によって入力された属性を含んだカード会員登録要求を会員管理装置50に送信する(ステップS204)ことによって、カード会員の登録処理を完了する。
また、図8の(2)で表示される「携帯会員登録」のボタンを押下された場合(ステップS201;No、且つステップS205;Yes)に、会員登録処理部17eは、遊技客の有するICチップ内蔵の携帯電話機をかざし部14bにかざしてもらい該携帯電話機の識別情報を読み込んで記憶する(ステップS206)。
次に、会員登録処理部17eは、表示操作部22で名前、暗証番号、電話番号等の属性情報を遊技客に入力させる(ステップS207)。次に、ステップS206で取得した携帯電話機の識別情報とステップS207で遊技客によって入力された属性を含む携帯会員登録要求を会員管理装置50に送信して、該携帯会員登録要求の応答で新規採番されたカードIDを入手しカードID16aに記憶する(ステップS208)ことによって、携帯会員の登録処理を完了する。
また、図8の(2)で表示される「会員登録予約」のボタンを押下された場合(ステップS201;No、且つステップS205;No)に、会員登録処理部17eは、挿入されている一般カードのカードID若しくはカードが挿入されていない場合にはカード収納部の先頭の一般カードのカードIDを含む会員登録予約要求を会員管理装置50に送信する(ステップS209)ことで、会員登録予約処理を完了する。また、会員登録処理部17eは、遊技客に会員予約登録した後に実施しなければならない事後登録処理や、後日の会員カードの受け取り手続きに関するメッセージを表示操作部22に表示して(ステップS210)、処理を終了する。
会員登録予約要求を受け付けた会員管理装置50は、会員管理データ55aに新たなレコードを追加して暫定の会員のカードIDを採番する。さらに、会員管理装置50は、暫定的に採番したカードIDと、台間カード処理機10から会員登録予約要求で送付されてきた一般カードのカードIDと、「予約」を初期設定した会員登録状況を有するレコードを会員予約データ55dに追加する。
次に、図2に示した台間カード処理機10による、遊技終了処理手順を説明する。図11は、台間カード処理機10による、遊技終了処理手順を示すフローチャートである。
遊技終了処理部17fは、会員カードリードまたは携帯電話機のICリードによる会員の認証のいずれかが行われているかどうかの判定を行い(ステップS301)、会員カードリードまたは携帯電話機のICリードによる会員の認証のいずれも行われていない場合(ステップS301;No)には、ステップS302から始まる非会員の遊技終了処理に移行し、会員カードリードまたは携帯電話機のICリードによる会員の認証のいずれかの操作が行われている場合(ステップS301;Yes)には、ステップS307から始まる会員の遊技終了処理に移行する。
まず、非会員の遊技終了処理手順を説明する。遊技終了処理部17fは、現在時刻が遊技終了パラメータ16cに規定される非会員の終了時刻を超えているか否かの判定を行い(ステップS302)、非会員の終了時刻を超えていない場合(ステップS302;No)には、処理を終了する。
非会員の終了時刻を超えている場合(ステップS302;Yes)には、遊技終了処理部17fは、遊技状態取得処理部17dによって取得した遊技機20の遊技状態が大当り中であるか否かの判定を行う(ステップS303)。遊技機20の遊技状態が大当り中である場合(ステップS303;Yes)には、再度ステップS303に戻ることによって大当り中の状態が終了するのを待ち合わせる。遊技機20の遊技状態が大当り中ではない場合(ステップS303;No)には、遊技終了処理部17fは、表示操作部22に遊技終了の旨のメッセージを表示する(ステップS304)。
さらに、遊技終了処理部17fは、有価価値データ16bにプリペイド価値が残っているか遊技機20の持玉データが残っていればカード挿入口14aにカードを排出する(ステップS305)。また、遊技終了処理部17fは、遊技終了パラメータ16cの遊技終了時の遊技制限で遊技制限を実施する指定になっている機能制限を実施して、遊技終了データ16dの遊技制限対象者に「非会員」を設定して(ステップS306)、処理を終了する。この遊技制限処理(レベル1)が行われると、会員カードリードまたは携帯電話機のICリードされない限り遊技が制限された状態となり、非会員は遊技続行不可となる。
次に、会員の遊技終了処理手順を説明する。遊技終了処理部17fは、現在時刻が遊技終了パラメータ16cに規定される会員の終了時刻を超えているか否かの判定を行い(ステップS307)、会員の終了時刻を超えていない場合(ステップS307;No)には、処理を終了する。
会員の終了時刻を超えている場合(ステップS307;Yes)には、遊技終了処理部17fは、遊技状態取得処理部17dによって取得した遊技機20の遊技状態が大当り中であるか否かの判定を行う(ステップS308)。遊技機20の遊技状態が大当り中である場合(ステップS308;Yes)には、再度ステップS308に戻ることによって大当り中の状態が終了するのを待ち合わせる。遊技機20の遊技状態が大当り中ではない場合(ステップS308;No)には、遊技終了処理部17fは、表示操作部22に遊技終了の旨のメッセージを表示する(ステップS309)。
さらに、遊技終了処理部17fは、挿入されている会員カードがあればカード挿入口14aに排出する(ステップS310)。また、遊技終了処理部17fは、遊技終了パラメータ16cの遊技終了時の遊技制限で遊技制限を実施する指定になっている機能制限を実施して、遊技終了データ16dの遊技制限対象者に「会員」を設定して(ステップS311)、処理を終了する。この遊技制限処理(レベル2)が行われると、会員/非会員にかかわらず遊技続行不可となる。
上述してきたように、本実施例では、遊技終了時間のように会員/非会員で異なる設定がされていて、会員の方が遊技客にとってメリットのある遅い遊技終了時間が設定されている場合に、会員なのか非会員なのかを自動判定して、遊技客に応じた遊技終了時刻を遊技客ごとに遊技終了直前に通知するとともに、遊技状況が遊技終了時刻の延長に大きなメリットがある状況にある会員登録していない遊技客に対して、会員登録することのメリットを通知して、簡便な会員登録の手段をガイダンスするよう構成したので、会員登録していない遊技客の会員登録を促進することができる。
また、本実施例では、遊技終了時間間際のメッセージ表示処理及び遊技終了処理に対して会員登録促進のメッセージ表示や会員登録方法のガイダンスを行うことを説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技終了に係る処理以外の処理において会員登録していない遊技客が会員登録によって得られる特典の効果が大きいと想定されるタイミングに、会員登録促進のメッセージ表示や会員登録方法のガイダンスを行うこととしてもよい。例えば、台間カード処理機10が管理する持玉と、遊技機20が管理する持玉の合計が所定の持玉閾値以上となった場合に、会員登録促進のメッセージ表示や会員登録方法のガイダンスを行うこととしてもよい。また、非会員の遊技終了時刻までの残り時間によって、前記の持玉閾値を定めてもよい。また、遊技機20は単位時間あたりの発射可能な遊技媒体数の上限は決まっていることから、非会員の遊技終了時刻までの残り時間により、遊技終了時刻までに発射可能な最大遊技玉数を算出し、算出した発射可能な最大遊技玉数をその時点の持玉閾値としてもよい。
また、上述の本実施例では、遊技機20にて会員登録若しくは会員登録予約を行うことによって遊技終了時刻を会員向けの遊技終了時刻に変更して遊技継続した場合に、遊技終了後に景品交換に関する制限は行っていないが、本発明はこれに限定されるものではなく、このような場合には当日の景品交換をできないように制限してもよい。
また、上述の本実施例では、遊技機20を封入式の遊技機として説明を行ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技玉の現物を払い出し、遊技機に投入することで遊技可能とする開放式の遊技機で実現することも可能である。開放式の遊技機を用い、大当り状態を台間カード処理機10が検知できない場合には、遊技終了処理時に大当り状態による待ち合わせは行なわない。また、開放式の遊技機の場合には、遊技制限としてハンドルストップを行わなくともよい。また、開放式の遊技機では持玉再プレイ操作を明示的に行なうことから、遊技終了処理時には持玉再プレイ操作も制限対象の操作とする。
また、上述の本実施例では、遊技終了時刻の予告に関して遊技終了予告時刻を過ぎたならば、遊技終了時刻を表示操作部22に表示するものとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、終了予告時刻をすぎたならば、遊技終了までの残り時間をカウントダウンしながら表示することも可能である。
また、上述の実施例では、遊技玉を遊技媒体とする遊技システムにおける遊技客の管理する場合を例に説明を行なったが、遊技媒体は遊技玉に限定されるものではなく、メダル等の任意の遊技媒体を用いる場合にも適用可能である。
また、上述の実施例では、遊技媒体数を関連づける媒体であるカードの形態についての詳細な説明を省略したが、かかるカードには、磁気カード、ICカード等が含まれる。また、ここでは説明の便宜上「カード」を例にとって説明したが、かかるカード以外に、チップ、スティック、携帯端末等を用いる場合に本発明を適用することもできる。特に、ICチップ付携帯端末を媒体として用いる場合は、当該携帯端末のICチップから非接触にて取得可能な識別情報を用いて携帯端末を一意に識別できるため、当該識別情報に関連付けて遊技媒体数を管理することができる。
また、上述の実施例で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
以上のように、本発明に係る遊技管理システム及び遊技管理方法は、遊技店従業員に負荷をかけることなく、遊技店の業務に必要な閉店時の遊技客への退店促進や会員登録などの会員管理を効果的に実現することに適している。
10 台間カード処理機
11 状態表示部
12 紙幣搬送部
12a 紙幣挿入口
13、22 表示操作部
14 リーダライタ
14a カード挿入口
14b かざし部
15、23 通信部
16、55 記憶部
16a カードID
16b 有価価値データ
16c 遊技終了パラメータ
16d 遊技終了データ
16e、55e 会員勧誘条件データ
17、56 制御部
17a データ管理部
17b レート設定処理部
17c 遊技終了予告処理部
17d 遊技状態取得処理部
17e 会員登録処理部
17f 遊技終了処理部
17g 会員勧誘条件受付部
17h、56h 時刻管理部
18 遊技機管理基板
20 遊技機
21 ハンドル
25 遊技制御部
26 遊技玉制御部
26a 持玉メモリ
30 島コントローラ
40 カード管理装置
50 会員管理装置
51 表示部
52 入力部
53 外部ネットワーク通信部
54 店舗ネットワーク通信部
55a 会員管理データ
55b 遊技種設定データ
55c 景品マスタ
55d 会員予約データ
56a 会員管理部
56b 景品マスタ管理部
56c 会員予約処理部
56d 事後会員情報登録処理部
56e 予約会員貯玉移行処理部
56f 会員カード発行処理部
56g 会員勧誘条件設定部
60 精算機
70 景品管理装置
80 通信回線
90 パソコン
91 スマートフォン

Claims (6)

  1. 遊技客情報を管理する管理装置と、遊技機に対応して設けられた各台装置とを含む遊技管理システムであって、
    遊技中の遊技客について、遊技客区分を取得する遊技客区分取得手段と、
    遊技客の遊技状況を特定する遊技状況特定手段と、
    前記遊技客区分取得手段が取得した遊技客区分と、前記遊技状況特定手段により特定された遊技状況に基づいて、前記各台装置において前記遊技客区分の変更促進報知を行う変更促進報知手段と
    を備えたことを特徴とする遊技管理システム。
  2. 前記各台装置は、前記遊技客区分の変更操作を行う変更操作手段を更に備え、
    前記変更促進報知を行った後の所定期間において前記変更操作手段による変更操作を許容する
    ことを特徴とする請求項1記載の遊技管理システム。
  3. 前記遊技客区分取得手段により取得された前記遊技客区分に基づいて遊技終了時刻を記憶する遊技終了時刻記憶手段をさらに備え、
    前記各台装置は、
    前記終了時刻記憶手段に記憶された遊技終了時刻を識別可能に報知する報知手段をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技管理システム。
  4. 前記報知手段は、第1の遊技客区分の遊技客に遊技終了時刻を報知する場合には第1の遊技客区分に対応付けられた第1の遊技終了時刻を報知し、第2の遊技客区分の遊技客に遊技終了時刻を報知する場合には第2の遊技客区分に対応付けられた第2の遊技終了時刻に併せて第1の遊技客区分に対応付けられた第1の遊技終了時刻の認識が可能な情報を報知する
    ことを特徴とする請求項3に記載の遊技管理システム。
  5. 前記各台装置は、遊技客区分を証明する操作を受け付ける証明操作受付手段を更に備え、
    遊技客を特定の遊技客区分の遊技客と認識している場合に、前記証明操作受付手段にて当該遊技客が他の遊技客区分であることが証明された場合には、当該他の遊技客区分の遊技客として当該遊技客を取り扱う
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の遊技管理システム。
  6. 遊技客情報を管理する管理装置と、遊技機に対応して設けられた各台装置とを含む遊技管理システムにおける遊技管理方法であって、
    遊技中の遊技客について、遊技客区分を取得する遊技客区分取得ステップと、
    遊技客の遊技状況を特定する遊技状況特定ステップと、
    前記遊技客区分取得ステップにおいて取得した遊技客区分と、前記遊技状況特定ステップにより特定された遊技状況に基づいて、前記各台装置において前記遊技客区分の変更促進報知を行う変更促進報知ステップと
    を含んだことを特徴とする遊技管理方法。
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