JP2014200414A - 遊技管理システム、遊技用装置及び遊技管理方法 - Google Patents

遊技管理システム、遊技用装置及び遊技管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】カードの取り忘れに対して適切な対処を行なうこと。
【解決手段】台間カード処理機10は、カメラにより遊技客を撮像し、遊技客を識別することで、その交代を検知する。そして、遊技客が取り出すべきカードが残された状態で遊技客が交代した場合には、交代後の遊技客による操作について制限を設ける。このため、カードの取り忘れが発生した場合であっても、交代後の遊技客が交代前の遊技客のカードを使用することを防止し、円滑に遊技可能な環境を提供することができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、遊技機による遊技を管理する遊技管理システム、遊技用装置及び遊技管理方法に関する。
従来、パチンコ店等の遊技店では、遊技媒体の貸出に使用可能なプリペイド価値や、獲得した遊技媒体数をカードに関連付けるサービスを行なっている。また、遊技店に会員登録した遊技客に対しては、会員カードを発行し、会員用のサービスを提供している。
例えば、特許文献1が開示する遊技システムでは、遊技機に併設した台間カード処理機に入金することでプリペイド価値を加算でき、プリペイド価値を減算することで遊技玉の貸出を受けることができる。また、獲得した遊技玉の数を持玉としてカードに関連付けることができ、持玉分を再度遊技に使用することができる。さらに、会員カードを使用する場合には、獲得した遊技玉の数を貯玉として預け入れ、翌日以降であっても貯玉を再度遊技に使用することができる。
台間カード処理機は、会員カードが挿入された状態で遊技を終了する場合には、会員カードを返却する。また、会員カードが挿入されていない状態で遊技を終了する場合に、プリペイド価値と持玉のいずれかに残数があるならば、その残数を関連付けた一般カードを排出することで、プリペイド価値や持玉の残数を他の遊技機で使用可能とする。
特開2011−217846号公報
しかしながら、上述した従来技術では、遊技客が遊技終了時にカードを取り忘れる場合があるという問題点があった。会員カードを用いずに遊技し、かつ遊技終了時にプリペイド価値も持玉も残数が0となった場合のように、遊技終了時にカードの排出が行なわれないケースもあるため、プリペイド価値も持玉も残数が0となったという誤解が発生したならば、遊技客はカードを取ることなく遊技機を離れてしまうのである。また、会員カードを用いたことを失念し、プリペイド価値と持玉の残数が双方0となったことだけを確認してカードを受け取ることなく遊技機を離れる場合もある。
カードを取り忘れた遊技客は、プリペイド価値や持玉の残りが使用できなくなる、貯玉等の会員用サービスが受けられなくなる、といった不利益を被ることとなる。また、次の遊技客は、前の遊技客のカード取り忘れに気付いたならば、店員を呼び出してカードを預けるという作業負担を強いられる。さらに、次の遊技客がカード取り忘れに気付かずに遊技を開始し、入金等を行なうと、前の遊技客のカードに加算されることとなり、遊技客間のトラブルに発展する可能性もある。
これらのことから、カードの取り忘れに対する適切な対処を行ない、円滑に遊技できる環境を提供することが重要な課題となっている。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであって、カードの取り忘れに対して適切な対処を行なうことができる遊技管理システム、遊技用装置及び遊技管理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、遊技機による遊技を管理する遊技管理システムであって、前記遊技機を用いて遊技を行なう遊技者を識別する遊技者識別手段と、記憶媒体を受け付ける記憶媒体受付手段と、前記記憶媒体受付手段が、前記遊技に使用可能な有価価値情報及び/又は前記遊技客を特定する遊技客特定情報が関連付けられた記憶媒体を受け付け中である状態で、前記遊技者識別手段の識別結果により前記遊技者の交代が検知された場合に、有価価値に関わる操作の制限を行う制限手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記制限手段は、前記遊技に使用する遊技媒体の貸出、事前に遊技店に預け入れられた預遊技媒体からの払出、前記遊技媒体の貸出に用いるための入金、前記遊技により獲得された遊技媒体の計数のうち、少なくともいずれか一つを禁止することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記遊技者識別手段の識別結果により前記遊技者の交代が検知された後、前記有価価値の加算を伴う操作が行われた場合に、店員に対する報知を行なう報知手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記制限手段は、前記記憶媒体受付手段が、前記遊技客特定情報が関連付けられた記憶媒体を受け付け中である状態で、前記制限を行なった場合に、前記遊技者からの認証情報入力を受け付けたことを条件に前記制限を解除することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記遊技者識別手段は、前記遊技者を撮像するカメラであり、前記遊技機の前に所定時間以上所在する人物を前記遊技者として撮像することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記記憶媒体受付手段が受け付け中の記憶媒体を特定する記憶媒体特定情報と、前記遊技者識別手段による識別結果とを対応付けて管理する遊技者識別結果管理手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、複数の遊技者を含む遊技者グループを管理する遊技者グループ管理手段をさらに備え、前記制限手段は、交代前の遊技者が前記遊技者グループに属するならば、該遊技者グループに属さない遊技者との交代を検知した場合に前記制限を行なうことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記制限手段は、前記記憶媒体受付手段が受け付け中の記憶媒体の排出を禁止し、店員の識別を条件に前記排出の禁止を解除することを特徴とする。
また、本発明は、遊技機に併設される遊技用装置であって、前記遊技機を用いて遊技を行なう遊技者を識別する遊技者識別手段と、記憶媒体を受け付ける記憶媒体受付手段と、前記記憶媒体受付手段が、前記遊技に使用可能な有価価値情報及び/又は前記遊技客を特定する遊技客特定情報が関連付けられた記憶媒体を受け付け中である状態で、前記遊技者識別手段の識別結果により前記遊技者の交代が検知された場合に、有価価値に関わる操作の制限を行う制限手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、遊技機による遊技を管理する遊技管理方法であって、前記遊技機を用いて遊技を行なう遊技者を識別する遊技者識別ステップと、記憶媒体を受け付ける記憶媒体受付ステップと、前記記憶媒体受付ステップにより、前記遊技に使用可能な有価価値情報及び/又は前記遊技客を特定する遊技客特定情報が関連付けられた記憶媒体を受け付け中である状態で、前記遊技者識別ステップの識別結果により前記遊技者の交代が検知された場合に、有価価値に関わる操作の制限を行う制限ステップとを含んだことを特徴とする。
本発明によれば、遊技機を用いて遊技を行なう遊技者を識別し、遊技に使用可能な有価価値情報及び/又は遊技客を特定する遊技客特定情報が関連付けられた記憶媒体を受け付け中である状態で、遊技者の交代が検知された場合に、有価価値に関わる操作の制限を行うよう構成したので、カードの取り忘れに対して適切な対処を行なうことができる。
図1は、実施例に係る遊技管理方法の概念を説明するための説明図である。 図2は、遊技店のシステム構成を示す図である。 図3は、図2に示した台間カード処理機の外観構成を示す図である。 図4は、図2に示した台間カード処理機の内部構成を示すブロック図である。 図5は、台間カード処理機の記憶部が記憶するデータを説明するための説明図である。 図6は、カード取り忘れ対応にかかる処理手順を説明するためのフローチャートである。 図7は、機能制限の開始後の処理手順を説明するためのフローチャートである。 図8は、図2に示したカード管理装置の内部構成を示すブロック図である。 図9は、カード管理装置の記憶部が記憶するデータを説明するための説明図である。
以下に、添付図面を参照して、本発明に係る遊技管理システム、遊技用装置及び遊技管理方法の好適な実施例を詳細に説明する。
本明細書中にあって持玉とは、遊技客が遊技において獲得した遊技媒体または当該遊技媒体数を示すデータであって、その当日中(閉店より前の時間)のみ遊技に再度供することができるものを言う。貯玉とは、遊技客が遊技において獲得した遊技媒体または当該遊技媒体数を示すデータであって、翌日以降(閉店より後の時間)も遊技に再度供することができるものを言う。持玉は、一般遊技客および会員遊技客の双方が使用可能であり、遊技台を移動した場合などに使用する。貯玉は通常、会員遊技客のみが使用可能であり、獲得した遊技媒体を翌日以降の遊技に用いる場合に使用する。貯玉の使用には所定の手数料を課すこととしてもよい。なお、貯玉の内、当日に貯玉された分、いわゆる「当日貯玉」については、持玉に含めて取り扱ってもよい。
まず、本実施例に係る遊技管理方法の概念について説明する。図1は、実施例に係る遊技管理方法の概念を説明するための説明図である。遊技機20には、台間カード処理機10が併設される。
図1(a)に示すように、遊技客Aが台間カード処理機10にカードを挿入したならば、台間カード処理機10は、挿入されたカードに関連付けられたプリペイド価値、持玉及び貯玉を遊技に使用可能とする。
具体的には、玉貸し操作を受け付けたならば、プリペイド価値を所定数減算して対応する数の遊技玉を払い出す。また、持玉再プレイ操作を受け付けたならば、持玉を所定数減算して対応する数の遊技玉を払い出し、貯玉再プレイ操作を受け付けたならば、貯玉を所定数減算して対応する数の遊技玉を払い出す。また、台間カード処理機10は、入金を受け付けた場合には、入金額に応じてプリペイド価値を加算し、遊技玉の計数を行なった場合には、計数結果を持玉に加算する。
さらに、台間カード処理機10は、遊技客Aを撮像し、遊技客を識別する処理を行なう。図1(b)に示すように、遊技客Aが遊技を終了した場合に、カードを取り忘れて遊技機20を離れ、次に遊技客Bが遊技機20の利用を開始した場合、図1(c)に示すように、台間カード処理機10は、遊技客Bを撮像して識別することで遊技客の交代を検知する。
台間カード処理機10は、遊技客の交代を検知した場合に、カードの取り忘れを判定する。具体的には、交代前の遊技客Aによりカードが取り出されずに残されており、残されたカードが会員カードであるか、若しくは残されたカードに関連付けられたプリペイド価値又は持玉の残数が0より大きい場合に、遊技客Aによるカードの取り忘れが発生したと判定する。
台間カード処理機10は、カードの取り忘れが発生したと判定したならば、機能の制限を行なう。具体的には、玉貸し、持玉再プレイ、貯玉再プレイ、入金の受付、並びに遊技玉の計数を禁止する。玉貸し、持玉再プレイ及び貯玉再プレイを禁止することにより、残されたカードに関連付けられたプリペイド価値、持玉及び貯玉が遊技客Bに使用されることを防止することができる。また、入金の受付を禁止することにより、遊技客Bの入金分が遊技客Aにより残されたカードに関連付けられることを防ぐことができる。同様に、計数を禁止することにより遊技客Bが獲得した遊技玉が遊技客Aにより残されたカードに関連付けられることを防ぐことができる。
なお、機能の制限を行なう際に、玉貸し、持玉再プレイ、貯玉再プレイ、入金の受付、並びに遊技玉の計数のうち、1又は複数を選択的に禁止してもよいが、残されたカードを遊技客Bが使用することを防ぐためには、全てを禁止することが好ましい。
このように、遊技客を識別してその交代を検知し、遊技客が取り出すべきカードが残された状態で遊技客が交代した場合には、交代後の遊技客による操作について制限を設けることにより、カードの取り忘れが発生した場合であっても、交代後の遊技客が交代前の遊技客のカードを使用することを防止できる。
次に、遊技店のシステム構成について説明する。図2は、遊技店のシステム構成を示す図である。図2に示すように、遊技店には、複数の遊技機20と、各遊技機20にそれぞれ対応して設けられた台間カード処理機10が設置される。台間カード処理機10は、島コントローラ30を介して店内のネットワークである通信回線と接続する。通信回線には、島コントローラ30と、カード管理装置40と、会員管理装置50と、景品管理装置60と、精算機80とが接続される。
遊技機20は、遊技玉を遊技盤面に打ち込んで遊技を行う装置である。この遊技機20の遊技盤面には、複数の入賞領域(入賞口)が設けられており、当該入賞領域を遊技玉が通過したことに基づいて所定個数の遊技玉を賞玉として付与するようになっている。また、遊技領域には、所定個数の始動領域(始動口)が設けられており、当該始動領域を遊技玉が通過したことに基づいて所定の抽選を行うこととなっている。当該抽選が大当りとなれば、所定の可動部材等の作動により、前述の入賞領域あるいは他の始動領域への遊技玉の通過確率を向上する等、遊技上有利となる作動が行われる。なお、始動領域と入賞領域を兼ねた領域があってもよい。
上記入賞領域には、当該入賞領域への遊技玉の通過を検出するために入賞センサが設けられており、入賞センサにより入賞領域へ打ち込まれた遊技玉の通過(入賞)を検知するようになっている。また、遊技機の制御装置は、入賞領域ごとに何個の遊技玉を賞玉として付与するかを記憶する賞玉メモリを有している。
したがって、打ち込んだ遊技玉の特定の入賞領域への通過が入賞センサにより検知されると、賞玉メモリの記憶内容と、入賞領域を通過した遊技玉数から付与すべき賞玉数を決定し、決定した賞玉数の遊技玉が払い出される。
台間カード処理機10は、入金の受付、遊技玉の貸し出し並びにカード管理装置40との通信を行う。台間カード処理機10は、遊技客が投入した紙幣を受け付けたならば、入金額を含む入金通知をカード管理装置40に送信することで、プリペイド価値をカード管理装置40が管理するプリペイド価値に加算させる。そして、所定の玉貸し操作がなされたならば、玉貸要求をカード管理装置40に送信し、カード管理装置40が管理するプリペイド価値を減算させて、減算したプリペイド価値分に対応する数の遊技玉を払い出す。
また、台間カード処理機10は、カードの挿入を受け付けたならば、カード管理装置40にカード挿入通知を送信する。また、台間カード処理機10は、カード管理装置40からプリペイド価値、持玉又は貯玉の残高を受信した場合には、該残高を記憶する。そして、持玉の残高を受信し、記憶した場合には、カード管理装置40に対して持玉減算要求を送信することで、カード管理装置40が管理する持玉の残高をゼロにクリアする。
また、台間カード処理機10は、持玉再プレイ操作を受け付けると、自装置が管理する持玉数を所定数減算し、減算した持玉数に対応する数の遊技玉を払い出す。また、台間カード処理機10は、貯玉再プレイ操作を受け付けると、カード管理装置40に対して貯玉再プレイ要求を送信することで、会員管理装置50が管理する貯玉数を所定数減算させ、減算させた貯玉数に対応する数の遊技玉を払い出す。
台間カード処理機10は、カード返却操作を受け付けたならば、自装置が管理する持玉数を含む持玉加算要求をカード管理装置40に送信し、カード管理装置40に持玉を加算させた後、カード排出通知をカード管理装置40に送信し、カードを排出制御する。
島コントローラ30は、遊技島に設けられた一群の遊技機20及び台間カード処理機10を束ねる中継装置である。カード管理装置40は、カードのプリペイド価値及び持玉数等をカードデータとして管理する管理装置である。
カード管理装置40は、台間カード処理機10からカード挿入通知を受信したならば、挿入されたカードのカードIDと台間カード処理機10とを関連づけて管理し、該カードIDに関連づけられたプリペイド価値及び持玉の残高を台間カード処理機10に送信する。また、カード挿入通知に示されたカードIDが会員カードのカードIDである場合には、カード挿入通知を会員管理装置50に送信し、会員管理装置50から受信した貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
また、カード管理装置40は、台間カード処理機10から持玉減算要求を受信した場合には、持玉口座の残高をゼロにクリアし、台間カード処理機10から持玉加算要求を受信した場合には、持玉加算要求に示された持玉数を持玉口座に加算する。
また、カード管理装置40は、台間カード処理機10から玉貸要求を受信した場合には、対応するプリペイド価値を所定値減算し、玉貸許可を台間カード処理機10に送信する。そして、貯玉再プレイ要求を受信した場合には、該貯玉再プレイ要求を会員管理装置50に送信し、会員管理装置50が貯玉再プレイデータを出力した場合には、貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
また、カード管理装置40は、景品管理装置60からカードIDを受信したならば、このカードIDに関連付けられた持玉数を景品管理装置60に対して通知する。さらに、精算機80からカードIDを受信したならば、このカードIDに関連付けられたプリペイド価値を精算機80に対して通知する。
会員管理装置50は、遊技店に会員登録された会員の会員管理データを管理する管理装置である。具体的には、会員に対して発行した会員カードIDに関連づけて、貯玉数、ポイント、暗証番号及び氏名等を管理する。
会員管理装置50は、台間カード処理機10からカード挿入通知を受信したならば、カード挿入通知に示されたカードIDに対応する貯玉口座の残高と暗証番号とを含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。また、会員管理装置50は、台間カード処理機10から貯玉再プレイ要求を受信したならば、貯玉再プレイ要求に示されたカードIDに関連づけられた貯玉口座の残高を所定数減算し、減算後の貯玉口座の残高を含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。なお、台間カード処理機10と会員管理装置50との通信は、カード管理装置40を介して行なわれる。
また、会員管理装置50は、景品管理装置60から貯玉数の問い合わせを受けたならば、指定されたカードIDに対応する貯玉口座の残高を景品管理装置60に通知する。
景品管理装置60は、遊技店内の景品交換カウンタに併設された景品交換用の端末装置であり獲得玉、貯玉及び持玉の景品交換処理を行う。この景品管理装置60には、カードのカードIDを読み取るリーダライタ及び景品を払い出す景品払出装置が接続されている。景品管理装置60は、リーダライタがカードを受け付けた場合には、リーダライタで読み出したカードのカードIDをカード管理装置40に送信して、該カードの持玉数を要求する。また、貯玉を景品交換する場合は、会員管理装置50に対して貯玉数を要求する。
精算機80は、プリペイド価値が対応付けられたカードが挿入されると、このカードのカードIDをカード管理装置40に送信し、該カードに関連付けられたプリペイド価値を取得し、取得したプリペイド価値に相当する現金の払出を行う。
図2に示したシステムで玉貸しを行う場合の玉貸処理について説明する。遊技客が台間カード処理機10に対して玉貸操作を行うと、台間カード処理機10は、カード管理装置40のローカルIPアドレスを宛先として指定した電文を送信する。この電文は、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するIPアドレス若しくは任意の識別情報と、玉貸要求とを含む。
カード管理装置40は、玉貸要求を含む電文を受信すると、該電文内のカードIDに関連付けられたプリペイド価値を所定値(例えば、100円=1度数の場合に5度数)減算してカード管理データを更新し、玉貸許可を送信元の台間カード処理機10に送信する。玉貸許可を受信した台間カード処理機10は、減算したプリペイド価値に対応する数(例えば125玉)の遊技玉を払い出す。
次に、図2に示したシステムで持玉の再プレイを行う場合の持玉再プレイ処理について説明する。台間カード処理機10は、一般カードあるいは会員カードの挿入を受け付けた場合に、カード管理装置40のローカルIPアドレスを宛先として指定した電文を送信する。この電文は、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するIPアドレス若しくは任意の識別情報と、台間カード処理機10のレートを特定するための情報と、カード挿入通知とを含む。
カード管理装置40は、台間カード処理機10からカード挿入通知を受信した場合には、該電文内のカードIDに関連付けられた持玉口座のうち、該電文により特定されたレートの持玉口座の残高を台間カード処理機10に通知する。
台間カード処理機10は、カード管理装置40から受信した持玉の残高を記憶する。そして、カードID及びレートを特定する情報と、持玉減算要求とを含む電文をカード管理装置40に送信する。カード管理装置40は、持玉減算要求を受信した場合には、カードID及びレートにより特定される持玉口座の残高をゼロにクリアする。台間カード処理機10は、持玉再プレイ操作を受け付けた場合には、記憶した持玉の残高を所定数減算し、対応する数の遊技玉を払い出す。
台間カード処理機10は、カード返却操作を受け付けた場合には、カード管理装置40に対して持玉加算要求を含む電文を送信する。この電文は、排出するカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するIPアドレス若しくは任意の識別情報と、台間カード処理機10のレートを特定するための情報と、持玉の残高と持玉加算要求とを含む。
カード管理装置40は、持玉加算要求を受け付けた場合には、該電文内のカードIDに関連付けられた持玉口座のうち、該電文により特定されたレートの持玉口座の残高を受信した残高の値に更新する。
その後、台間カード処理機10は、カード管理装置40にカード排出通知を送信し、カードを排出制御する。
次に、図2に示したシステムで貯玉の再プレイを行う場合の貯玉再プレイ処理について説明する。台間カード処理機10は、会員カードを挿入された場合、若しくは会員カードとして使用可能な携帯端末からカードIDに対応する識別情報を読み取った場合に、カード管理装置40のローカルIPアドレスを宛先として指定した電文を送信する。この電文は、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードID(若しくは携帯端末から読み取ったカードIDに対応する識別情報。以降、カードIDという)と、送信元である台間カード処理機10を特定するIPアドレス若しくは任意の識別情報と、台間カード処理機10のレートを特定するための情報と、カード挿入通知とを含む。
カード管理装置40は、カード挿入通知の電文を会員管理装置50に送信する。会員管理装置50は、カード挿入通知の電文を受信した場合には、該電文内のカードIDに関連付けられた暗証番号と、貯玉口座のうち、該電文により特定されたレートの貯玉口座の残高と、を含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
台間カード処理機10は、受信した貯玉再プレイデータを記憶し、貯玉再プレイデータに示された貯玉口座の残高が貯玉再プレイにおける遊技玉の払出単位数(貯玉再プレイ単位数。例えば125玉)以上である場合には貯玉再プレイ操作を受け付け可能とする。
台間カード処理機10は、貯玉再プレイデータの記憶後、最初に貯玉再プレイ操作を受け付けた場合に、遊技客に対して暗証番号の入力を求め、入力された暗証番号が貯玉再プレイデータに示された暗証番号と一致するかを確認する。
台間カード処理機10は、暗証番号が一致した場合に、カード管理装置40のローカルIPアドレスを宛先として指定した電文を送信する。この電文は、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するIPアドレス若しくは任意の識別情報と、台間カード処理機10のレートを特定するための情報と、貯玉再プレイ要求とを含む。
カード管理装置40は、貯玉再プレイ要求の電文を会員管理装置50に送信する。会員管理装置50は、貯玉再プレイ要求の電文を受信した場合には、該電文内のカードIDに関連付けられた貯玉口座のうち、該電文により特定されたレートの貯玉口座の残高を所定値減算し、減算後の残高を含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
台間カード処理機10は、貯玉再プレイデータを受信して貯玉口座の残高を更新し、遊技玉を貯玉再プレイ単位数だけ払い出す。また、更新後の貯玉口座の残高が貯玉再プレイ単位数未満となったかを判定し、貯玉再プレイ単位数未満となったならば、貯玉再プレイ操作を受け付け不能とする。更新後の貯玉口座の残高が貯玉再プレイ単位数以上であれば、再度貯玉再プレイ操作を受け付け可能であり、貯玉再プレイ操作を受け付けた場合には貯玉再プレイ要求を送信する。2回目以降の貯玉再プレイ操作では、暗証番号の確認は不要である。
次に、閉店処理における持玉からの貯玉への移行について説明する。カード管理装置40は、閉店処理時にカード管理データの持玉口座の残高を確認し、持玉の残高が「0」より大きい持玉口座が存在する場合には、該持玉口座の残高をカードID及びレートとともに会員管理装置50に通知する。会員管理装置50は、カードID及びレートにより特定される貯玉口座の残高に通知された持玉口座残高を加算して更新する。その後、カード管理装置40は、該持玉口座の残高をゼロにクリアする。
次に、図2に示した台間カード処理機10の外観構成について説明する。図3は、図2に示した台間カード処理機10の外観構成を示す図である。なお、図3には、遊技機20に接続された台間カード処理機10の外観構成を台間カード処理機10として示している。また、併設される遊技機は、破線で図示している。また、図3では、紙幣のみを受け付ける台間カード処理機10を図示したが、硬貨受け付け用のユニットを設けることもできる。
図3に示すように、台間カード処理機10は、台間カード処理機10の装置の状態を所定色のランプの点灯あるいは点滅で表示する状態表示部11と、遊技玉を貸し出す際の各種紙幣を受け付ける紙幣挿入口12aとを有する。また、台間カード処理機10は、タッチパネルディスプレイ等の表示操作部13と、カードを受け付けるカード挿入口14aと、携帯端末等をかざすためのかざし部14bと、遊技玉を遊技機に投出するノズルユニット18aと、遊技機の下皿から落下させた遊技玉を計数する計数ユニット18bとを有する。
次に、図2に示した台間カード処理機10の内部構成について説明する。図4は、図2に示した台間カード処理機10の内部構成を示すブロック図である。図4に示すように、台間カード処理機10は、紙幣搬送部12と、表示操作部13と、リーダライタ14と、かざし部14bと、通信部15と、記憶部16と、制御部17と、ノズルユニット18aと、計数ユニット18bと、カメラ19aと、カード忘れ対処ユニット19とを有する。
紙幣搬送部12は、紙幣挿入口12aから挿入された紙幣の金種及び真偽を判別しつつ図示しない紙幣収納部に搬送する搬送部である。表示操作部13は、有価価値等の各種情報の表示と、玉貸し操作等の各種操作の受け付けを行なうタッチパネルディスプレイ等の入出力装置である。
リーダライタ14は、カード挿入口14aに挿入されたカードからカードIDを読み取る読取部である。なお、カード挿入口14aに挿入されたカードは、このリーダライタ14を経て図示しないカード収納部に収納される。かざし部14bは、携帯端末等がかざされた場合に、近距離無線通信によりカードID等の各種情報を読み取るインタフェースである。
通信部15は、遊技機20及び通信回線との間のデータ通信を行なうためのインタフェース部である。ノズルユニット18aは、玉貸し又は再プレイにより遊技玉を払い出す際に、その一部又は全ての払い出しに使用される。本実施例では、遊技玉の払い出しをノズルユニット18aにより行う場合を例示したが、遊技玉の払い出しに用いる機構はノズルに限定されるものではなく、任意の形状のものを用いることができる。かかる遊技玉の払出機構としては、遊技玉を1玉単位で払い出すことができるものが好適である。計数ユニット18bは、遊技玉を計数するユニットである。
記憶部16は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等からなる記憶デバイスである。記憶部16は、カードID16a、有価価値データ16b、装置ID16c、遊技設定データ16d及び顔画像データ16eを記憶する。
カードID16aは、リーダライタ14により読み取られたカードIDである。図示しないカード収納部からカード挿入口14aにカードが搬送され、該カードが排出される場合には、この搬送途中でリーダライタ14により読み取られたカードIDによってカードID16aが更新される。また、カード挿入口14aから図示しないカード収納部にカードが搬送される場合にも、この搬送途中でリーダライタ14により読み取られたカードIDによってカードID16aが更新される。
有価価値データ16bは、遊技玉の払い出しを受けるために使用可能な有価価値を示すデータである。この有価価値には、玉貸しに使用可能なプリペイド価値の残高、持玉口座の残高、貯玉再プレイ用の暗証番号並びに貯玉口座の残高を含む。
装置ID16cは、台間カード処理機10を遊技店内で一意に識別するための識別情報である。遊技設定データ16dは、台間カード処理機10に設定された遊技種等を示すデータである。遊技店内で複数のレートの遊技玉を扱う場合には、4円レートの遊技玉に「玉1」、2円レートの遊技玉に「玉2」、1円レートの遊技玉に「玉3」のように、レート毎に遊技種名を設定して管理している。したがって、4円区画に設置された台間カード処理機10は、遊技設定データ16dとして「玉1」を記憶し、1円区画に設置された台間カード処理機10は、遊技設定データ16dとして「玉3」を記憶することとなる。
顔画像データ16eは、カメラ19aにより撮像された遊技客の画像であり、遊技客の交代を検知するために用いられる。
制御部17は、台間カード処理機10を全体制御する制御部であり、データ管理部17a及び計数処理部17bを有する。
データ管理部17aは、カードが挿入された場合に、カードID16a及び装置ID16cを含むカード挿入通知をカード管理装置40に送信する。また、データ管理部17aは、カード管理装置40から有価価値(プリペイド価値、持玉及び貯玉の少なくともいずれか)を含むデータを受信した場合に、受信した有価価値により有価価値データ16bを更新する。データ管理部17aは、有価価値データ16bに示されたプリペイド価値、持玉及び貯玉の値を適宜表示操作部13に表示制御する。
また、データ管理部17aは、遊技客により玉貸操作が行なわれた場合に、カードID16a及び装置ID16cを含む玉貸要求をカード管理装置40に送信する。この玉貸要求への応答として玉貸許可を受信したならば、データ管理部17aは、所定数の遊技玉を払い出す。
また、データ管理部17aは、遊技客により持玉再プレイ操作が行なわれた場合に、有価価値データ16bに示された持玉口座の残高を所定数減算し、対応する数の遊技玉を払い出す。
また、データ管理部17aは、有価価値データ16bに示された貯玉口座の残高が貯玉再プレイ単位数以上である場合には、表示操作部13に貯玉再プレイボタンを表示し、貯玉再プレイ操作を受け付け可能とする。データ管理部17aは、遊技客により貯玉再プレイ操作が行なわれた場合に、カードID16a及び装置ID16cを含む貯玉再プレイ要求をカード管理装置40に送信する。この貯玉再プレイ要求への応答として貯玉再プレイデータを受信したならば、貯玉口座の残高を更新し、貯玉再プレイ単位数の遊技玉を払い出す。なお、初回の貯玉再プレイ操作時には、暗証番号の入力を求め、有価価値データ16bに示された暗証番号と一致することを貯玉再プレイ要求を送信するための条件とする。
また、データ管理部17aは、遊技客によりカード返却操作が行なわれた場合に、カードID16a、装置ID16c並びに持玉数を含む持玉加算要求をカード管理装置40に送信して、自装置持玉口座の残高をゼロにクリアした後、カード排出通知をカード管理装置40に送信し、カードを排出する。
また、データ管理部17aは、紙幣挿入口12aに紙幣が挿入されると、挿入された紙幣の金額、カードID16a及び装置IDを含む入金通知をカード管理装置40に送信する。
計数処理部17bは、計数ユニット18bに遊技玉が投入された場合に、計数ユニット18bに遊技玉の計数を行わせ、計数結果を有価価値データ16bの持玉数に加算する処理を行なう。
カード忘れ対処ユニット19は、カメラ19a及び制御部17と接続する。また、カード忘れ対処ユニット19は、撮像制御部19b、交代判定部19c、取り忘れ判定部19d及び機能制限部19eを有する。
撮像制御部19bは、カメラ19aによる遊技客の撮像処理と、撮像により得られた画像から遊技客の外見の特徴量を算出する認識処理とを制御する処理部である。具体的には、撮像制御部19bは、台間カード処理機10に対して遊技客が操作を行ったことを検知した場合に、撮像処理及び認識処理を行なう。また、カメラ19aによる撮像を常時行なう場合には、遊技機20の前に所定時間以上所在する人物の像を認識処理の対象とする。
このように、台間カード処理機10に対する操作や、所定時間以上の所在を認識処理の条件とするのは、遊技機20の状態を確認するために短時間だけ遊技機20の前に所在した遊技客を除外し、台間カード処理機10を使用する意図を持った遊技客を選択的に識別対象とするためである。
交代判定部19cは、撮像制御部19bによる認識処理が行なわれた遊技客の顔画像を記憶部16に格納された既存の顔画像データ16eと比較し、一致しない場合に遊技客の交代が発生したと判定する。なお、記憶部16に顔画像データ16eが格納されていなければ、撮像制御部19bにより認識処理された遊技客の顔画像を顔画像データ16eとして記憶部16に格納する。
取り忘れ判定部19dは、交代判定部19cにより遊技客の交代が発生したと判定された場合に、カードの取り忘れの有無を判定する処理部である。具体的には、遊技客の交代時に、前の遊技客がカード返却操作を行なっておらず、残されたカードが会員カードであるか、若しくは有価価値(プリペイド価値、持玉及び貯玉)のいずれかが0より大きい場合に、カードの取り忘れが発生したと判定する。
取り忘れ判定部19dは、カードの取り忘れが発生したと判定した場合に、カード管理装置40に対してカード取り忘れ発生を通知する。この通知には、カードID16aと、装置ID16cと、顔画像データ16eに示された交代前の遊技客の顔画像と、認識処理が行なわれた交代後の遊技客の顔画像とを含む。
機能制限部19eは、取り忘れ判定部19dによりカード取り忘れ発生と判定された場合に、機能の制限を行なう処理部である。具体的には、機能制限部19eは、玉貸し、持玉再プレイ、貯玉再プレイ、入金の受付、遊技玉の計数、並びにカードの排出を禁止する。
機能制限部19eは、機能の制限中に、有価価値の加算を伴う操作、すなわち入金又は計数の操作が行われたならば、かかる操作を受け付けず、カード管理装置40に通知する。有価価値の加算を伴う操作は、遊技客が遊技機20を継続して使用する可能性が高いことを示すので、カード管理装置40を経由して遊技店員に報知し、早急な対処を求めるためである。
機能制限部19eは、カード管理装置40から機能制限の解除を指示された場合には、機能制限を解除する。また、取り忘れのカードが会員カードであり、遊技客により暗証番号が入力されたならば、入力された暗証番号が有価価値データ16bの暗証番号と一致することを条件に機能制限を解除する。また、遊技店員が店員用携帯端末をかざし部14bにかざし、機能制限部19eが店員を識別した場合には、取り忘れられたカードを排出し、機能制限を解除する。
機能制限部19eは、機能制限の解除時に、交代前の遊技客の顔画像データ16eを削除する。なお、顔画像データ16eは、カード排出時と、一般カードの挿入時に有価価値が全てゼロとなった場合にも削除される。
次に、図4に示した記憶部16が記憶するデータの具体例について説明する。図5は、台間カード処理機10の記憶部16が記憶するデータを説明するための説明図である。
図5(a)に示すカードID16aは、台間カード処理機10に挿入されたカードのIDが「2001」であることを示している。なお、ここでは、カードIDの上1桁がカードの種別を示しており、上1桁が「1」のカードが一般カード、上1桁が「2」のカードが会員カードである。
図5(b)に示す有価価値データ16bは、プリペイド価値が「20度数」である状態を示している。なお、ここではプリペイド価値の度数は1度数が100円相当である。また、有価価値データ16bは、玉1の持玉口座の残高が「1200玉」、玉2の持玉口座の残高が「0玉」、玉3の持玉口座の残高が「500玉」である状態を示している。また、有価価値データ16bは、貯玉再プレイ用の暗証番号が「7777」であり、玉1の貯玉口座の残高が「1000玉」、玉2の貯玉口座の残高が「0玉」、玉3の貯玉口座の残高が「0玉」である状態を示している。
図5(c)に示す装置ID16cは、台間カード処理機10のIDが「5006」である状態を示している。また、図5(d)に示す遊技設定データ16dは、台間カード処理機10の遊技種として「玉1」が設定された状態を示している。
図5(e)に示す顔画像データ16eは、カメラ19aが「2012年10月5日 13時20分」に撮像した画像「F0001.jpg」に画像ID「F0001」を関連付けて記憶した状態を示している。画像IDは、撮像制御部19bが画像を一意に識別するために付与した識別情報である。
次に、カード取り忘れ対応にかかる処理手順について説明する。図6は、カード取り忘れ対応にかかる処理手順を説明するためのフローチャートである。まず、カード忘れ対処ユニット19は、遊技客の検出を行なう(ステップS101)。具体的には、遊技客からの操作と、所定時間以上遊技機20の前に所在する遊技客を検出する。
遊技客からの操作を受け付けておらず、所定時間以上遊技機20の前に所在する人物もいない場合には(ステップS102;No)、ステップS101に移行し、遊技客の検出を行なう。一方、遊技客を検出した場合には(ステップS102;Yes)、撮像制御部19bは、カメラ19aにより遊技客を撮像し、撮像により得られた画像から遊技客の外見の特徴量を算出する認識処理を行なう(ステップS103)。
交代判定部19cは、撮像制御部19bによる認識処理が行なわれた遊技客の顔画像を記憶部16に格納された既存の顔画像データ16eと比較する(ステップS104)。比較の結果が一致したならば(ステップS105;Yes)、ステップS101に移行し、遊技客の検出を行なう。
一方、比較の結果が一致しなければ(ステップS105;No)、交代判定部19cは、遊技客の交代が発生したと判定する(ステップS106)。その後、取り忘れ判定部19dは、前の遊技客のカード返却操作によりカードが返却済であるか否かを判定する(ステップS107)。カードが返却済である場合には(ステップS107;Yes)、カード忘れ対処ユニット19は、そのまま処理を終了する。
前の遊技客がカード返却操作を行なっておらず、カードが未返却である場合には(ステップS107;No)、取り忘れ判定部19dは、未返却のカードが会員カードであるか否かを判定する(ステップS108)。
未返却のカードが会員カードでなければ(ステップS108;No)、取り忘れ判定部19dは、未返却のカードに関連付けられた有価価値(プリペイド価値、持玉及び貯玉)のいずれかが0より大きいかを判定する(ステップS109)。有価価値が全て0である場合には(ステップS109;No)、カード忘れ対処ユニット19は、そのまま処理を終了する。
未返却のカードが会員カードである場合(ステップS108;Yes)、若しくは有価価値のいずれかが0より大きい場合(ステップS109;Yes)、取り忘れ判定部19dは、カードの取り忘れが発生したと判定し(ステップS110)、カード管理装置40に対してカード取り忘れ発生を通知する。
ステップS110の後、機能制限部19eは、玉貸し、持玉再プレイ、貯玉再プレイ、入金の受付、遊技玉の計数、並びにカードの排出の機能制限を開始して(ステップS111)、処理を終了する。
次に、機能制限の開始後の処理手順について説明する。図7は、機能制限の開始後の処理手順を説明するためのフローチャートである。機能制限部19eは、機能の制限中に、有価価値の加算を伴う操作、すなわち入金又は計数の操作が行われたかを判定する(ステップS201)。有価価値の加算を伴う操作が行われた場合には(ステップS201;Yes)、機能制限部19eは、カード管理装置40に通知する(ステップS202)。
カード管理装置40への通知後、若しくは有価価値の加算を伴う操作を受け付けていない場合(ステップS201;No)、機能制限部19eは、カード管理装置40から機能制限の解除指示を受信したか否かを判定する(ステップS203)。カード管理装置40から機能制限の解除指示を受信した場合には(ステップS203;Yes)、機能制限部19eは、機能制限を解除して(ステップS208)、処理を終了する。
カード管理装置40から機能制限の解除指示を受信していない場合(ステップS203;No)、機能制限部19eは、未返却のカードが会員カードであるか否かを判定する(ステップS204)。
未返却のカードが会員カードであるならば(ステップS204;Yes)、機能制限部19eは、遊技客から暗証番号の入力を受け付け、受け付けた暗証番号が有価価値データ16bの暗証番号と一致する正しい暗証番号であるか否かを判定する(ステップS205)。正しい暗証番号を入力された場合には(ステップS205;Yes)、機能制限部19eは、機能制限を解除して(ステップS208)、処理を終了する。
未返却のカードが会員カードでない(ステップS204;No)、若しくは正しい暗証番号の入力を受け付けなかった場合(ステップS205;No)、機能制限部19eは、かざし部14bに店員用携帯端末をかざされ、店員を識別したかを判定する(ステップS206)。
店員を識別していない場合(ステップS206;No)、機能制限部19eは、ステップS201に移行し、有価価値の加算を伴う操作を受け付けたかを判定する。一方、店員を識別した場合には(ステップS206;Yes)、機能制限部19eは、カードを返却し(ステップS207)、機能制限を解除して(ステップS208)、処理を終了する。
次に、図2に示したカード管理装置40の内部構成について説明する。図8は、図2に示したカード管理装置40の内部構成を示すブロック図である。図8に示すように、カード管理装置40は、表示部41及び入力部42と接続され、店舗ネットワーク通信部44、記憶部45及び制御部46を有する。
表示部41は、液晶パネルやディスプレイ装置等である。入力部42は、キーボードやマウス等である。店舗ネットワーク通信部44は、通信回線を介して台間カード処理機10、会員管理装置50、景品管理装置60等とデータ通信するためのインタフェース部である。
記憶部45は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、カード管理データ45a、遊技客画像データ45b、グループデータ45c及び取り忘れカードデータ45dを記憶する。
カード管理データ45aは、カードIDに対し、プリペイド価値の残高と、各遊技種の持玉口座の残高と、該カードが挿入されている台間カード処理機のIDを示す使用先IDとを対応付けたデータである。
遊技客画像データ45bは、遊技客の画像データと該画像データを識別する画像IDとを関連付けたデータである。この遊技客画像データ45bには、台間カード処理機10から受信したカード取り忘れ発生の通知に含まれた、交代前後の遊技客の顔画像が登録される。
グループデータ45cは、複数の画像IDをグループ化して管理するデータである。複数の遊技客がカードを共有して遊技する場合には、カードを残したまま遊技客が交代したとしても機能制限を行なうべきではない。そこで、カードを共有する複数の遊技客をグループとして管理し、同一グループ内の遊技客交代については機能制限を行なわない。
取り忘れカードデータ45dは、カード取り忘れが発生した日時と、カード取り忘れが発生した台間カード処理機10のIDと、交代前後の遊技客の画像IDと、カードIDと、機能制限の状況と、カードの返却状況とを関連付けたデータである。
制御部46は、カード管理装置40を全体制御する制御部であり、カード管理部46a、遊技客画像管理部46b、グループ管理部46c及び取り忘れカード管理部46dを有する。実際には、これらの機能部に対応するプログラムを図示しないROMや不揮発性メモリに記憶しておき、これらのプログラムをCPU(Central Processing Unit)にロードして実行することにより、カード管理部46a、遊技客画像管理部46b、グループ管理部46c及び取り忘れカード管理部46dにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
カード管理部46aは、カード管理データ45aの管理を行なう処理部である。具体的には、カード管理部46aは、台間カード処理機10からカード挿入通知を受信した場合には、カード挿入通知に示されたカードIDの使用先を、同じくカード挿入通知に示された装置IDとする。また、カード挿入通知に示されたカードIDに関連付けられたプリペイド価値と各レートの持玉口座の残高とを有価価値として台間カード処理機10に通知する。また、挿入されたカードが会員カードである場合には、会員管理装置50にカード挿入通知を転送する。カード管理部46aは、台間カード処理機10から持玉減算要求を受信した場合に、持玉減算要求に示された持玉口座の残高をゼロにクリアしてカード管理データ45aを更新する。
また、カード管理部46aは、台間カード処理機10からカードIDを含む玉貸要求を受信した場合に、該カードIDに関連付けられたプリペイド価値が所定値以上であるか否かを判定する。プリペイド価値が所定値以上である場合には、カード管理部46aは、プリペイド価値を所定値減算してカード管理データ45aを更新し、台間カード処理機10に更新後のプリペイド価値を含む玉貸許可を送信する。一方、プリペイド価値が所定値未満である場合には、カード管理部46aは、台間カード処理機10に玉貸不可を通知する。
また、カード管理部46aは、台間カード処理機10から金額、カードID16a及び装置ID16cを含む入金通知を受信した場合に、該カードID関連付けられたプリペイド価値を入金通知に示された金額に対応する度数分加算して、カード管理データ45aを更新する。
また、カード管理部46aは、台間カード処理機10から貯玉再プレイ要求を受信した場合には、該貯玉再プレイ要求を会員管理装置50に転送する。また、貯玉再プレイ要求に対する会員管理装置50からの応答についても、カード管理部46aが転送をおこなう。
また、カード管理部46aは、持玉加算要求を受信した場合には、持玉加算要求に示された持玉口座の残高に受信した持玉数を加算して、カード管理データ45aを更新する。また、カード管理部46aは、カード排出通知を受信した場合には、該カードIDの使用先について値を消去し、カード管理データ45aを更新する。
また、カード管理部46aは、景品管理装置60からカードIDを受信したならば、このカードIDに対応づけられた各レートの持玉口座の残高を景品管理装置60に対して通知する。
遊技客画像管理部46bは、台間カード処理機10からカード取り忘れ発生の通知を受信した場合に、該通知に含まれる交代前の遊技客の顔画像と、交代後の遊技客の顔画像とを遊技客画像データ45bに登録する処理部である。
遊技客画像管理部46bは、台間カード処理機10からカード取り忘れ発生の通知を受信した場合に、該通知に含まれる交代前の遊技客の顔画像と、交代後の遊技客の顔画像とを遊技客画像データ45bに登録する処理部である。なお、交代前後の遊技客の顔画像には、台間カード処理機10が付した画像IDを関連付ける。
グループ管理部46cは、複数の遊技客をグループ化してグループデータ45cに登録する処理部である。具体的には、複数の遊技客が同一のグループとして遊技することを遊技店員に伝えた場合に、その遊技客の顔画像IDをグループ化し、グループIDを付してグループデータ45cに登録する。
取り忘れカード管理部46dは、台間カード処理機10からカード取り忘れ発生の通知を受信した場合に、カード取り忘れが発生した日時と、カード取り忘れが発生した台間カード処理機10のIDと、交代前後の遊技客の画像IDと、カードIDとを取り忘れカードデータ45dに登録する。また、機能制限の状況については「制限中」とし、カード返却については「未返却」とする。
さらに、取り忘れカード管理部46dは、グループデータ45cを参照し、交代前後の遊技客の画像IDが同一のグループに属するかを判定する。交代前後の遊技客の画像IDが同一のグループに属する場合には、台間カード処理機10に対して機能制限の解除指示を送信し、機能制限を「制限不要」、カード返却を「共有中」に書き換える。
また、取り忘れカード管理部46dは、台間カード処理機10が機能制限を解除した場合には、機能制限を「制限解除」に書き換える。そして、遊技店員がカードを正当な遊技客に返却することができた場合には、カード返却を「返却済」に書き換える。
なお、取り忘れられたカードは、上述したように、台間カード処理機10が遊技店員の認証を行なった場合に排出制御され、以降、遊技店員により管理される。カードの取り忘れに気付いた遊技客が遊技店員に対して問い合わせを行なうと、遊技店員は、遊技客から遊技を行なった遊技機や遊技時刻を聞き出して取り忘れカードデータ45dを参照し、交代前の画像IDを特定する。この交代前の画像IDに基づいて遊技客画像データ45bを参照することで、実際にカードを取り忘れた遊技客の顔画像が得られるので、遊技店員は、顔画像と問い合わせを行なった遊技客とが同一人物であるかを確認し、カードを返却することができる。
また、取り忘れカード管理部46dは、台間カード処理機10から機能制限中の有価価値加算操作受け付けを通知された場合には、遊技店員に対して報知する。この報知には、カードの取り忘れが発生した遊技機を識別するための情報と、次の遊技客が既に居ることを示す情報とを含むことが望ましい。
次に、カード管理装置40の記憶部45が記憶するデータの具体例について説明する。図9は、カード管理装置40の記憶部45が記憶するデータを説明するための説明図である。
図9(a)に示すカード管理データ45aでは、カードID「2001」にプリペイド価値「20度数」、各レートの持玉口座の残高「0」、使用先ID「5006」が関連付けられている。すなわち、カードID「2001」のカードは、装置ID「5006」の台間カード処理機10に挿入されており、持玉については台間カード処理機10に管理が移っている。このため、各レートの持玉口座の残高はゼロである。
図9(b)に示す遊技客画像データ45bは、日時「2012年10月5日 13時20分」、画像ID「F0001」及び画像データ「F0001.jpg」を関連付けている。また、日時「2012年10月5日 15時00分」、画像ID「F0002」及び画像データ「F0002.jpg」を関連付けている。ここで、日時は、台間カード処理機10が撮像した日時を、カード取り忘れの通知とともに受信したものである。
図9(c)に示すグループデータ45cは、画像ID「F0015」、「F0016」及び「F0022」が同一のグループID「G001」に関連付けられた状態を示している。
図9(d)に示す取り忘れカードデータ45dは、日時「2012年10月5日 15時00分」に装置ID「5006」の台間カード処理機10でカード取り忘れが発生したことを示している。また、交代前の画像IDが「F0001」、交代後の画像IDが「F0002」、取り忘れられたカードのカードIDが「2001」、機能制限「制限中」、カード返却「未返却」であることを示している。
上述してきたように、本実施例では、遊技客を識別してその交代を検知し、遊技客が取り出すべきカードが残された状態で遊技客が交代した場合には、交代後の遊技客による操作について制限を設けるよう構成したので、カードの取り忘れが発生した場合であっても、交代後の遊技客が交代前の遊技客のカードを使用することを防止し、円滑に遊技可能な環境を提供することができる。
また、暗証番号の入力により制限を解除可能としたので、遊技客が一時的に離席している間に他の遊技客がカメラ19aにより撮像され、遊技客が交代したと判定されたとしても、本来の遊技客による暗証番号入力操作により簡易に制限を解除することができる。
なお、上述の実施例では、遊技客を撮像し、画像認識を用いて遊技客を識別する場合について説明を行なったが、本発明はこれに限定されるものではなく、指紋や音声等の生体情報を取得して遊技客の識別を行ってもよいし、暗証番号等を用いて遊技客の識別を行ってもよい。
また、本実施例では、カード取り忘れの発生時に、カードの排出を禁止しつつ機能の制限を行なう場合について説明を行なったが、カード取り忘れの発生時に取り忘れられたカードを自動的に排出するよう制御してもよい。この場合、交代後の遊技客は、機能の制限を受けることなく遊技が可能になる。なお、取り忘れカードを自動的に排出する場合には、排出されたカードが交代後の遊技客に使用されることの無いように、遊技店員に対して速やかに報知を行なうことが好ましい。
また、上述の実施例では、遊技媒体数を関連づける媒体であるカードの形態についての詳細な説明を省略したが、かかるカードには、磁気カード、ICカード等が含まれる。また、ここでは説明の便宜上「カード」を例にとって説明したが、かかるカード以外に、チップ、スティック、携帯端末等を用いる場合に本発明を適用することもできる。特に、ICチップ付携帯端末を媒体として用いる場合は、当該携帯端末のICチップから非接触にて取得可能な識別情報を用いて携帯端末を一意に識別できるため、当該識別情報に関連付けて遊技媒体数を管理することができる。
また、図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部または一部を各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、本実施例では、台間カード処理機10がカメラ19a及びカード忘れ対処ユニット19を内蔵する構成について説明を行なったが、カメラ19a及びカード忘れ対処ユニット19を別装置として台間カード処理機10から分離した構成としてもよい。また、カード忘れ対処ユニット19が有する機能の全て又は一部(例えば、交代判定部19c、取り忘れ判定部19d及び機能制限部19e)をカード管理装置40等の管理装置にもたせてもよい。
以上のように、本発明に係る遊技管理システム、遊技用装置及び遊技管理方法は、カードの取り忘れに対して適切な対処を行なうことに適している。
10 台間カード処理機
11 状態表示部
12 紙幣搬送部
12a 紙幣挿入口
13 表示操作部
14 リーダライタ
14a カード挿入口
14b かざし部
15 通信部
16、45 記憶部
16a カードID
16b 有価価値データ
16c 装置ID
16d 遊技設定データ
16e 顔画像データ
17、46 制御部
17a データ管理部
17b 計数処理部
18a ノズルユニット
18b 計数ユニット
19 カード忘れ対処ユニット
19a カメラ
19b 撮像制御部
19c 交代判定部
19d 取り忘れ判定部
19e 機能制限部
20 遊技機
30 島コントローラ
40 カード管理装置
41 表示部
42 入力部
44 店舗ネットワーク通信部
45a カード管理データ
45b 遊技客画像データ
45c グループデータ
45d 取り忘れカードデータ
46a カード管理部
46b 遊技客画像管理部
46c グループ管理部
46d 取り忘れカード管理部
50 会員管理装置
60 景品管理装置
80 精算機

Claims (10)

  1. 遊技機による遊技を管理する遊技管理システムであって、
    前記遊技機を用いて遊技を行なう遊技者を識別する遊技者識別手段と、
    記憶媒体を受け付ける記憶媒体受付手段と、
    前記記憶媒体受付手段が、前記遊技に使用可能な有価価値情報及び/又は前記遊技客を特定する遊技客特定情報が関連付けられた記憶媒体を受け付け中である状態で、前記遊技者識別手段の識別結果により前記遊技者の交代が検知された場合に、有価価値に関わる操作の制限を行う制限手段と
    を備えたことを特徴とする遊技管理システム。
  2. 前記制限手段は、前記遊技に使用する遊技媒体の貸出、事前に遊技店に預け入れられた預遊技媒体からの払出、前記遊技媒体の貸出に用いるための入金、前記遊技により獲得された遊技媒体の計数のうち、少なくともいずれか一つを禁止することを特徴とする請求項1に記載の遊技管理システム。
  3. 前記遊技者識別手段の識別結果により前記遊技者の交代が検知された後、前記有価価値の加算を伴う操作が行われた場合に、店員に対する報知を行なう報知手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技管理システム。
  4. 前記制限手段は、前記記憶媒体受付手段が、前記遊技客特定情報が関連付けられた記憶媒体を受け付け中である状態で、前記制限を行なった場合に、前記遊技者からの認証情報入力を受け付けたことを条件に前記制限を解除することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の遊技管理システム。
  5. 前記遊技者識別手段は、前記遊技者を撮像するカメラであり、前記遊技機の前に所定時間以上所在する人物を前記遊技者として撮像することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の遊技管理システム。
  6. 前記記憶媒体受付手段が受け付け中の記憶媒体を特定する記憶媒体特定情報と、前記遊技者識別手段による識別結果とを対応付けて管理する遊技者識別結果管理手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の遊技管理システム。
  7. 複数の遊技者を含む遊技者グループを管理する遊技者グループ管理手段をさらに備え、前記制限手段は、交代前の遊技者が前記遊技者グループに属するならば、該遊技者グループに属さない遊技者との交代を検知した場合に前記制限を行なうことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の遊技管理システム。
  8. 前記制限手段は、前記記憶媒体受付手段が受け付け中の記憶媒体の排出を禁止し、店員の識別を条件に前記排出の禁止を解除することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の遊技管理システム。
  9. 遊技機に併設される遊技用装置であって、
    前記遊技機を用いて遊技を行なう遊技者を識別する遊技者識別手段と、
    記憶媒体を受け付ける記憶媒体受付手段と、
    前記記憶媒体受付手段が、前記遊技に使用可能な有価価値情報及び/又は前記遊技客を特定する遊技客特定情報が関連付けられた記憶媒体を受け付け中である状態で、前記遊技者識別手段の識別結果により前記遊技者の交代が検知された場合に、有価価値に関わる操作の制限を行う制限手段と
    を備えたことを特徴とする遊技用装置。
  10. 遊技機による遊技を管理する遊技管理方法であって、
    前記遊技機を用いて遊技を行なう遊技者を識別する遊技者識別ステップと、
    記憶媒体を受け付ける記憶媒体受付ステップと、
    前記記憶媒体受付ステップにより、前記遊技に使用可能な有価価値情報及び/又は前記遊技客を特定する遊技客特定情報が関連付けられた記憶媒体を受け付け中である状態で、前記遊技者識別ステップの識別結果により前記遊技者の交代が検知された場合に、有価価値に関わる操作の制限を行う制限ステップと
    を含んだことを特徴とする遊技管理方法。
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