JP5728669B2 - カード式の遊技機 - Google Patents
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Description
また、請求項3に係るカード式の遊技機では、払出手段は、予め定められた終了条件が満たされた場合に、遊技を終了させて払出処理を行う。
すなわち、請求項4に記載されているように、遊技制御手段は、予め定められた条件が満たされると、大量の遊技媒体を獲得可能な大当り遊技を行い、終了条件とは、大当り遊技が終了するという条件であっても良い。
一方、交換図柄以外の他の図柄で大当りとなった場合には、少なくとも次回の大当りまでは持たせ遊技を行うことが可能となる。これにより、遊技者は持球を多く有した状態で遊技を行い、更なる賞球の獲得にチャレンジすることができるため、遊技者に対しより一層出玉感を与えることができる。
このような構成によれば、遊技者が遊技により手持遊技媒体を獲得し、ある程度の利益を得た時点や、遊技を楽しむことができた時点で遊技を終了させ、施設使用料等を徴収することができるため、施設使用料等を支払うことへの遊技者の不満を抑えることができる。
このような構成によれば、長時間にわたり遊技が行われることを防ぐことができ、遊技者が遊技に過大な金額を投入してしまうことや、遊技者に過剰な利益が付与されてしまうことを防ぐことができる。
そこで、カード式の遊技機は、現在の時刻を特定する特定手段をさらに備え、終了条件とは、特定手段により、予め定められた時刻が特定されるという条件であること、を特徴としても良い。
ところで、遊技者が遊技により利益を得ていないにも関らず、大当り遊技の終了等により終了条件が満たされ、強制的に遊技が終了されて施設使用料等が徴収されてしまうとなると、遊技者に不満を与えてしまうおそれがある。
このような構成によれば、遊技者に損失が生じている場合や、十分な利益を得ていない場合等には、終了条件が充足されても遊技を継続することができ、遊技者に不満を与えてしまうことを防ぐことができる。
そこで、請求項8に係るカード式の遊技機は、遊技媒体を貸し出す際の貸出金額の設定を受け付ける貸出受付手段と、遊技媒体の貸し出しに用いられる記憶媒体に保存された残高情報により、貸出受付手段を介して設定された貸出金額に応じた遊技媒体の貸し出しが可能か否かを判定する判定手段と、判定手段により肯定判定がなされると、該判定に係る貸出金額に応じた数の遊技媒体を手持遊技媒体として遊技者に貸し出す貸出手段と、遊技期間内に貸し出された手持遊技媒体に応じた貸出金額と、手持数とに基づき、遊技者の利益を算出する利益算出手段と、をさらに備え、払出手段は、利益算出手段により算出された遊技者の利益が一定の水準に達していない場合には、払出処理において、手持数に応じて算出された原払出金額を払出金額として記憶媒体に保存させる。
本発明を適用した本実施形態の遊技機たるパチンコ機を説明する。本パチンコ機は、機台内に所定数の遊技球が封入されており、封入された遊技球を遊技盤の遊技領域に向けて発射するとともに、入賞した遊技球(入賞球)、入賞しなかったアウト球に関わらず発射された遊技球を回収し、回収した遊技球を再度発射することで内部の遊技球を循環的に使用して遊技を行う構成(封入式)となっている。
前枠11の下部の左右両側位置には、それぞれ、スピーカ112が設置してあり、これらにより遊技音が出力され、遊技の趣向性を向上させる。また、前枠11には、遊技状態に応じて発光する枠側装飾ランプ113のほか、遊技の異常を報知するLED類が設けてある。
CRユニット60に関連して、パチンコ機1には、前枠11の下半部の左側に貸出SW171、返却SW172および残高表示装置173が設けてある。
図2に示すように、発射装置31は、中央に発射台310が設けられ、該発射台310へは球送り機構312の作動により開口部313を経て遊技球Bが一球ずつ送り出される。そして、発射モータ314により駆動する発射槌311の作動により遊技球Bを打ち出して、遊技盤2の遊技領域20へ向けて発射する。
なお、電源基板には、例えば、大容量のコンデンサ等から構成された補助電源(特許請求の範囲における供給手段に相当)が設けられており、パチンコ機1の稼動中に該補助電源に電力が充電されると共に、パチンコ機1への電力供給が停止されると、該補助電源から各部位に電力が供給される構成となっている。これにより、パチンコ機1は、電力供給が停止した場合であっても一定期間にわたり動作を継続することができ、瞬間停電が発生しても遊技を継続することができる。
主制御装置40は、搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号などに基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成し、払出制御装置41,サブ統合制御装置42,演出図柄制御装置43へ向けてのコマンドの出力や、図柄表示装置中継端子板542を介して特図表示装置27、特図保留数表示装置271、普通図柄表示装置28及び普図保留数表示装置281の表示制御を行う。尚、これら表示装置27,271,28,281は、遊技盤2の前面の遊技領域20の外部に設けてある。
また、主制御装置40には、時計機能が設けられている。なお、払出制御装置41,CRユニット60を経由してホールコンピュータ500から現在の時刻を示す時刻情報を取得する構成としても良い。
そして、サブ統合制御装置42は、スピーカ112を駆動して音声を出力することや、各種LEDや各種ランプ113の点灯、消灯等を制御する。更に、演出図柄制御装置43へキャラクタなどを表示する擬似演出や特図の擬似図柄の表示態様のコマンドを送信する。
また、本パチンコ機1は、大当り遊技後に、遊技状態が特別図柄の当選確率が高確率となる「確変」機能が付与された遊技状態(確変状態)や、第2特図始動口24の普電役物の開放時間が延長される「開放延長」機能が付与された遊技状態(時短状態)へと移行可能な構成である。
以下、主制御装置40および払出制御装置41で実行される本発明に関わりの深いプログラム処理について説明する。
図5は、主制御装置40で実行される「メインルーチン」のフローチャートを示し、「メインルーチン」は本処理(S100〜S110,S115)と残余処理(S111)とで構成され、2ms又は4ms周期の割り込み信号に起因して開始され、最初に正常割り込みか否かを判断する(S100)。この判断はRAMの特定アドレスに特定の数値が書き込まれているか否かに基づいて行われ、ここで否定判断(S100:no)なら初期設定(S115)を実行する。前述の正常割り込みか否かを判断するための数値は、この初期設定の一環としてRAMに書き込まれる。
(2)始動入賞確認処理について
図6に示す「始動入賞確認処理」は、前記入賞確認処理(S107)のサブルーチンで、第1特図始動口23および第2特図始動口24への入球があれば(S200:yes)、入球に対応する特図の保留記憶が満杯か確認する(S201)。本実施形態における記憶可能な保留記憶数は4個である。
図7ないし図10は、「当否判定処理」のフローチャートを示す。図7に示すように「当否判定処理」は、先ず、役物連続作動装置の作動を確認して大当り遊技中であるか否かを確認し(S300)、大当り遊技中でなければ(S300:no)、第1、第2特図が変動中であるか否かを確認し(S301)、変動中でなければ(S301:no)、第1、第2特図の確定図柄が表示中であるか否かを確認する(S302)。尚、前記役物連続作動装置が作動中(S300:yes)であれば「特別遊技処理」に移行する。
続くS315の処理では、S313又はS314の処理の当否判定が大当りか否かの確認を行う。
S317の処理では、前記当否判定の対象となる保留記憶の変動パターン決定用乱数に基づいて、演出図柄表示装置21に表示される特図の大当り用の変動時間などといった変動パターンを決定する。
S342の処理で、大当りになる組合せでなければ(S342:no)、確変フラグが「1」であるか否かを確認し(S350)、確変フラグが「1」であり(S350:yes)、確変カウンタ(回数)が「0」であれば(S351:yes)、確変フラグを「0」にセットする(S352)。
続くS356の状態指定コマンド送信処理では、遊技状態を示す確変フラグや時短フラグの情報等を含む状態指定コマンドを、サブ統合制御装置42へ送信する。
次に、演出図柄表示装置21の持球数の表示に関して、主制御装置40で実行されるプログラム処理について説明する。図11に示す「持球数加減算処理」は、前記「メインルーチン」の「各出力処理」のサブルーチンであり、「持球数加減算処理」では先ず、主制御装置40において遊技に使用可能な遊技球である持球情報(持球の数を示す情報)の記憶が無いか否かを確認する(S400)。持球情報が無ければ(S400:yes)、続くS401の処理において、CRユニット60へのICカード挿入時にカードに持球数の記憶がある場合にカードから読み出された持球情報、又はカードに持球数の記憶がなく遊技者により新規ないし追加により持球として遊技球の貸出しがなされた持球情報を、払出制御装置41を介して受信したか否かを確認し、持球情報の受信を待つ。
また、主制御装置40は、持球情報の記憶の有無に関らず、球貸し等に応じた持球情報の受信があればこれを保存するか、或いは、既に保存されている持球情報が示す持球数に新たに受信した持球情報が示す持球数を加算し、該持球情報を更新する構成としても良い。
S400の処理で持球情報の記憶があれば(S400:no)、続くS403の処理において、第1,第2始動口SW503,504、左,右入賞口SW506,507、カウントSW508の検出信号により第1,第2特図始動口23,24や、大入賞口25ないし普通入賞口26への入賞があったか否かを確認する。入賞が検出されれば(S403:yes)、入賞に応じて付与される賞球の数を持球数に加算し、持球情報を更新する(S404)。次に、前記賞球数を演出図柄表示装置21に表示させる準備(処理)を行う(S405)。
この遊技期間内とは、例えば、同一のICカードがCRユニット60に挿入された状態で遊技が行われた期間であっても良い。このような場合には、払出制御装置41が、CRユニット60からの信号によりICカードの挿入を検知すると、その旨を主制御装置40に通知することが考えられる。そして、該通知を受け取った主制御装置40は、これに応じて発射球数をクリアし、以後、入賞球又はアウト球の検出に応じて発射球数をインクリメントすることが考えられる。
次に、計数SW174の操作に応じて遊技を終了させる終了処理について、図13に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、主制御装置40にて実行される処理であり、「メインルーチン」の「各出力処理」のサブルーチンとして構成されている。
S603では、主制御装置40は、払出制御装置41に対し、払出金額の算出の際に、付加料金を徴収することを指示すると共に、遊技期間における発射球数を送信し、S604に処理を移行する。
S605では、主制御装置40は、持球情報をクリアし、本処理を終了する。
(a)遊技期間における遊技者の利益が一定の水準に達していない。
(c)遊技者の遊技期間における投入金額が上限金額(例えば10,000円)に達しており、且つ、発射球数が上限数(3,000発)に達している。なお、上限数とは、上限金額により貸し出される貸球数に所定の遊技球数を加算或いは減算した球数であっても良い。
次に、例えば、大当り遊技や確変,時短の終了等といった、予め定められた終了条件が満たされた場合に強制的に遊技を終了させ、持球を精算して払出金額を算出する強制終了処理について説明する。
まず、強制終了処理1について、図14に記載のフローチャートを用いて説明する。
S610では、主制御装置40は、終了条件(詳細は後述する)が充足されたか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S610:Yes)、S611に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S610:No)、本処理を終了する。
S612では、主制御装置40は、免除条件が充足されたか否かに応じて、払出金額の算出時に付加料金を徴収するか否かを決定する。そして、付加料金を徴収する場合(免除条件が充足されていない場合)には(S612:Yes)、S613に処理を移行すると共に、付加料金を徴収しない場合(免除条件が充足された場合)には(S612:No)、S614に処理を移行する。
次に、上述した終了条件について説明する。主制御装置40は、以下の終了条件のうちの1つまたは複数を用いることが考えられ、複数の終了条件を用いる場合には、これらのうちのいずれかが充足された際に遊技を終了させ、持球を精算することが考えられる。
(b)予め定められた特別図柄或いは擬似図柄(交換図柄)が停止表示された大当りによる大当り遊技が終了した。
(d)特典状態(確変状態、時短状態、或いは、確変且つ時短状態)が終了した。
(e)発射球数が上限数(例えば5,000発)に達している。
(i)停電が生じた。
なお、主制御装置40は、終了条件(a),(b),(d)が用いられる場合であれば、遊技の進行状態等を参照して終了条件が充足されたか否かを判定すると考えられる。
また、終了条件(j)が用いられる場合であれば、主制御装置40は、時計機能により閉店時刻となったか否かを判定することが考えられる。
次に、強制終了処理2について、図15に記載のフローチャートを用いて説明する。
S620では、主制御装置40は、終了条件が充足されたか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S620:Yes)、S621に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S620:No)、本処理を終了する。
S622〜S625は、終了処理のS601,S603〜S605と同様であるため、説明を省略する。
(a)遊技期間における遊技者の利益が一定の水準に達している。
(c)遊技者の遊技期間における投入金額が上限金額(例えば10,000円)に達していない、或いは、発射球数が上限数(3,000発)に達していない。なお、上限数とは、上限金額により貸し出される貸球数に所定の遊技球数を加算或いは減算した球数であっても良い。
(6−3)強制終了処理3について
次に、強制終了処理3について、図16に記載のフローチャートを用いて説明する。
S633では、主制御装置40は、免除条件が充足されたか否かに応じて、払出金額の算出時に付加料金を徴収するか否かを決定する。そして、付加料金を徴収する場合(免除条件が充足されていない場合)には(S633:Yes)、S634に処理を移行すると共に、付加料金を徴収しない場合(免除条件が充足された場合)には(S633:No)、S635に処理を移行する。
(7)持球情報処理について
次に、持球情報に関して払出制御装置41で実行されるプログラム処理である「持球情報処理」について、図17を用いて説明する。なお、本処理は、払出制御装置41にて定期的に実行される。
S702では、払出制御装置41は、CRユニット60から、ICカード挿入時にICカードから読み出された持球情報や、S701での送信要求に応じて送信された持球情報を受信したか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S702:Yes)、S703に処理を移行し、否定判定が得られた場合には(S702:No)、S704に処理を移行する。
一方、S706では、払出制御装置41は、遊技を終了するために計数SW174が操作されたか否を判定し、肯定判定が得られた場合には(S706:Yes)、S707に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S706:No)、本処理を終了する。
次に、持球数に応じた払出金額を算出するプログラム処理である「払出処理」について、図18を用いて説明する。なお、本処理は、「持球情報処理」のサブルーチンとして構成されており、主制御装置40から持球情報を受信した払出制御装置41にて実行される。
一方、S804では、払出制御装置41は、原払出金額を払出金額とし、S805に処理を移行する。
次に、遊技球を持球として貸し出すプログラム処理である「貸出処理」について、図19を用いて説明する。なお、本処理は、払出制御装置41にて定期的に実行される。
S904では、払出制御装置41は、主制御装置40に対し、球貸しがなされた旨と、算出した貸球数分の持球数を示す持球情報と、貸出金額とを送信し、本処理を終了する。なお、持球情報を受信した主制御装置40では、「持球数加減算処理」のS402,S408の処理が行われ、主制御装置40が保持している持球数に貸球数が加算される。
本実施形態のパチンコ機1によれば、ICカードに保存された残高情報に基づき球貸しがなされると共に、遊技終了時には、その時点の遊技者の持球数に応じた払出金額が算出され、ICカードに保存される。このため、例えば、遊技者がICカードをパチンコ店の店員等に提示し、これを提示された店員がICカードに保存された払出金額の範囲内で景品を提供することで、持球が景品に交換される。
(1)本実施形態ではパチンコ機1を例に挙げて説明を行ったが、本発明は、封入式として構成されていないカード式のパチンコ機にも適用できる。
(2)さらに、本発明は、本実施形態と同様に、ICカードに保存された残高情報に基づき遊技メダルの貸し出しを行うと共に、遊技者の遊技メダルの枚数から払出金額を算出して該ICカードに保存するカード式の回胴式遊技機にも適用することができる。このような場合、パチンコ機1の主制御装置40や払出制御装置41に替わって、回胴式遊技機を統括制御する主制御基板が各種処理を行うことになる。
そして、貸出枚数の遊技メダルを上皿に排出するか、或いは、貸出枚数をクレジット数(遊技に用いることができる遊技メダルの枚数)に加算し、該クレジット数をクレジット情報として保存する。
(3)また、本実施形態のパチンコ機1では、遊技中に計数SW174が押されると、持球数に応じた払出金額が算出され、該払出金額がCRユニット60に挿入されているICカードに保存される。しかし、持球のICカードへの保存を指示する持球保存SWをさらに設け、主制御装置40は、遊技中に持球保存SWが押されると、その時点の持球情報を払出制御装置41に送信すると共に、該持球情報をクリアしてもよい。そして、持球情報を受信した払出制御装置41は、CRユニット60に該持球情報を送信し、ICカードに該持球情報を保存させても良い。
(4)本実施形態のパチンコ機1では、主制御装置40にて持球数や発射球数をカウントする構成となっているが、払出制御装置41にてこれらをカウントする構成としても良い。また、本実施形態のパチンコ機1では、払出制御装置41にて払出金額を算出する構成となっているが、主制御装置40にて払出金額を算出しても良い。このような場合であっても、同様の効果を得ることができる。
上記実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲の記載に用いた用語との対応を示す。
また、終了処理,強制終了処理1〜3,払出処理が払出手段に相当する。
また、終了処理のS602が利益算出手段,総額算出手段に、強制終了処理1のS610が総額算出手段,利益算出手段に、S612が利益算出手段,総額算出手段に相当する。
Claims (10)
- 記憶媒体に保存された残高情報により貸し出された遊技媒体である手持遊技媒体を用いて遊技を行うカード式の遊技機であって、
遊技者の操作に応じて前記遊技を進行させる遊技制御手段と、
前記遊技の進行に伴い、遊技者が前記遊技に用いることができる前記手持遊技媒体の数である手持数をカウントする手持数カウント手段と、
予め定められた時点から現在までの遊技期間内における前記遊技に用いられた前記手持遊技媒体の数である使用数をカウントする使用数カウント手段と、
前記遊技の終了時に、前記手持数と前記使用数とに基づき払出金額を算出し、前記記憶媒体に保存させる払出処理を行う払出手段と、
を備えることを特徴とするカード式の遊技機。 - 請求項1に記載のカード式の遊技機において、
前記カード式の遊技機は、発射装置により遊技盤に発射された前記遊技媒体である遊技球を回収し、回収した前記遊技球を前記発射装置により再度発射することで、内部に封入された所定数の前記遊技球を循環的に使用して前記遊技を行う封入式の弾球遊技機として構成されていること、
を特徴とするカード式の遊技機。 - 請求項1または請求項2に記載のカード式の遊技機において、
前記払出手段は、予め定められた終了条件が満たされた場合に、前記遊技を終了させて前記払出処理を行うこと、
を特徴とするカード式の遊技機。 - 請求項3に記載のカード式の遊技機において、
前記遊技制御手段は、予め定められた条件が満たされると、大量の前記遊技媒体を獲得可能な大当り遊技を行い、
前記終了条件とは、前記大当り遊技が終了するという条件であること、
を特徴とするカード式の遊技機。 - 請求項4に記載のカード式の遊技機において、
前記カード式の遊技機は、前記遊技媒体として遊技球が用いられる弾球遊技機として構成されており、
前記遊技制御手段は、
始動口への入球に起因して乱数を抽出すると共に、該乱数に基づき大当り抽選を行い、該大当り抽選に当選すると、大入賞口の開放を伴う前記大当り遊技を行い、
前記大当り抽選に伴い、表示部を介して複数の種類の図柄を用いて変動表示を行い、いずれかの前記図柄を停止表示させることで該大当り抽選の結果を報知し、
前記大当り抽選に当選した際には、前記表示部を介して、該大当り抽選に係る前記乱数に応じた前記図柄を停止表示させ、
前記終了条件とは、予め定められた前記図柄が停止表示されて前記大当り抽選に当選した後、該当選により開始された前記大当り遊技が終了するという条件であること、
を特徴とするカード式の遊技機。 - 請求項3に記載のカード式の遊技機において、
前記終了条件とは、前記手持数が予め定められた上限数に達したという条件であること、
を特徴とするカード式の遊技機。 - 請求項3に記載のカード式の遊技機において、
前記カード式の遊技機は、前記遊技媒体として遊技球が用いられる弾球遊技機として構成されており、
前記遊技制御手段は、
始動口への入球に起因して乱数を抽出すると共に、該乱数に基づき大当り抽選を行い、該大当り抽選に当選すると、大入賞口の開放を伴う大当り遊技を行い、
前記大当り抽選の当選に起因して、前記大当り抽選の当選確率と、前記始動口への入球確率とのうちの少なくとも一方が上昇する特典状態に移行すると共に、予め定められた条件が満たされると、該特典状態を終了させ、
前記終了条件とは、前記特典状態が終了するという条件であること、
を特徴とするカード式の遊技機。 - 請求項1から請求項7のうちのいずれか1項に記載のカード式の遊技機において、
前記遊技媒体を貸し出す際の貸出金額の設定を受け付ける貸出受付手段と、
前記遊技媒体の貸し出しに用いられる前記記憶媒体に保存された前記残高情報により、前記貸出受付手段を介して設定された前記貸出金額に応じた前記遊技媒体の貸し出しが可能か否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により肯定判定がなされると、該判定に係る前記貸出金額に応じた数の前記遊技媒体を前記手持遊技媒体として遊技者に貸し出す貸出手段と、
前記遊技期間内に貸し出された前記手持遊技媒体に応じた前記貸出金額と、前記手持数とに基づき、遊技者の利益を算出する利益算出手段と、
をさらに備え、
前記払出手段は、前記利益算出手段により算出された前記遊技者の利益が一定の水準に達していない場合には、前記払出処理において、前記手持数に応じて算出された原払出金額を前記払出金額として前記記憶媒体に保存させること、
を特徴とするカード式の遊技機。 - 請求項1から請求項8のうちのいずれか1項に記載のカード式の遊技機において、
前記遊技媒体を貸し出す際の貸出金額の設定を受け付ける貸出受付手段と、
前記遊技媒体の貸し出しに用いられる前記記憶媒体に保存された前記残高情報により、前記貸出受付手段を介して設定された前記貸出金額に応じた前記遊技媒体の貸し出しが可能か否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により肯定判定がなされると、該判定に係る前記貸出金額に応じた数の前記遊技媒体を前記手持遊技媒体として遊技者に貸し出す貸出手段と、
前記遊技期間内に貸し出された前記手持遊技媒体に応じた前記貸出金額の総額を算出する総額算出手段と、
をさらに備え、
前記払出手段は、前記総額算出手段により算出された前記貸出金額の総額が、予め定められた上限金額に達している場合には、前記払出処理において、前記手持数に応じて算出された原払出金額を前記払出金額として前記記憶媒体に保存させること、
を特徴とするカード式の遊技機。 - 請求項1から請求項9のうちのいずれか1項に記載のカード式の遊技機において、
前記遊技媒体を貸し出す際の貸出金額の設定を受け付ける貸出受付手段と、
前記遊技媒体の貸し出しに用いられる前記記憶媒体に保存された前記残高情報により、前記貸出受付手段を介して設定された前記貸出金額に応じた前記遊技媒体の貸し出しが可能か否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により肯定判定がなされると、該判定に係る前記貸出金額に応じた数の前記遊技媒体を前記手持遊技媒体として遊技者に貸し出す貸出手段と、
前記遊技期間内に貸し出された前記手持遊技媒体に応じた前記貸出金額の総額を算出する総額算出手段と、
をさらに備え、
前記払出手段は、前記総額算出手段により算出された前記貸出金額の総額が、予め定められた上限金額に達しており、且つ、前記使用数が予め定められた上限数に達している場合には、前記払出処理において、前記手持数に応じて算出された原払出金額を前記払出金額として前記記憶媒体に保存させること、
を特徴とするカード式の遊技機。
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