JP2002123651A - 間接税徴収システム及び間接税徴収方法 - Google Patents

間接税徴収システム及び間接税徴収方法

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JP2002123651A JP2000312845A JP2000312845A JP2002123651A JP 2002123651 A JP2002123651 A JP 2002123651A JP 2000312845 A JP2000312845 A JP 2000312845A JP 2000312845 A JP2000312845 A JP 2000312845A JP 2002123651 A JP2002123651 A JP 2002123651A
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定男 井置
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英雄 田口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 間接税の的確な徴収が容易に行えるシステム
を提供する。 【解決手段】 有価価値を特定する情報を記録したカー
ド101と応答可能な応答手段125と、応答手段12
5によるカード101との応答に基づいて行われる有価
価値付加取引に関連して、カード101で特定される有
価価値のデータ、或いは前記有価価値のデータに対して
加算されるデータを、間接税相当分だけ減算することに
よって間接税を徴収する間接税徴収手段121とを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技場などにおい
て間接税の的確な徴収が容易に行える間接税徴収システ
ム及び間接税徴収方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、パチンコ店などの遊技店における
遊技提供サービスに対しても間接税である消費税が課税
されている。将来は、この消費税の引き上げが予想され
ており、他の間接税(例えば、遊技税)の導入の可能性
もあり得る。しかし、遊技店における間接税の徴収には
諸々の課題があり、遊技者が消費税を負担する仕組みが
確立されていないのが現状である。特に、遊技機やその
周辺設備を含む遊技設備においては、間接税の徴収を考
慮した仕組みが、従来は全く備えられていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため従来では、遊
技者の行為に基づく的確な徴収が必ずしも実現されてい
るとはいえない。遊技店は、税額を計上して納税する以
上、遊技提供サービスにおける何れかの場面でその税額
分を遊技者に直接的又は間接的に負担させる必要があ
る。ところが、遊技設備になんら間接税徴収のための機
能(間接税を的確に負担させる機能)が備えられていな
かった従来では、その負担の方法は、例えば景品交換の
交換率の調整や、釘調整などに基づくものとならざるを
得ず、場合によっては公平感がなく統一性のないもの
(例えば、一部の遊技者に負担が偏ったり、負担率のば
らつきが大きいもの)となる恐れがあった。また、遊技
店にとっても、そのような不具合の少ない的確な税の徴
収が困難でめんどうであるという問題もあった。
【0004】なお、間接税を考慮した遊技機の提案とし
ては、特開平11−70264号公報に記載されたもの
がある。しかし、この公報に開示された間接税徴収の仕
組みは、遊技者が、カード発行機において遊技媒体(貸
球)を払出すための記録媒体(磁気カード等)を予め消
費税分だけ高額で購入し(例えば遊技媒体5000円分
のカードを5250円で購入し)、遊技機に付設された
遊技媒体貸機にこの記録媒体を挿入すると、遊技機側で
は、予め支払われた消費税分や遊技者により指定された
遊技媒体の払出量を考慮して、遊技媒体の払出動作や、
記録媒体の残額及び消費税額の表示動作を行うものであ
る。つまり本質的には、遊技媒体貸出の際の遊技者によ
る入金額の増額分で消費税を徴収する方式である。
【0005】このため、カード発行機に100円未満の
小銭を含むつり銭の返却機能を設けなければならないと
ともに、遊技者が消費税に相当する小銭を含む入金額
(例えば、250円)を用意したり、小銭を含むつり銭
を受け取ったりする必要がある。したがって、カード発
行機をソフト的にもハード的にも改造(又は機種変更)
する必要や、100円未満の小銭を管理する負担増が遊
技店で発生するとともに、遊技者の利便性が害される問
題がある。ちなみに、現状のパチンコ店などでは、10
0円を最小単位として、貸球の払出やカードの発行など
を行っているため、100円未満のつり銭の取り扱いは
事実上困難である。特に、半端な税率や税額が将来設定
された場合には、1円単位での金銭の出し入れが必要に
なり、入金額の増額分で消費税を徴収する方式は、実用
的に無理がある。そこで本発明は、間接税の的確な徴収
が容易に行えるとともに、半端な税率や税額にも容易に
対応可能な間接税徴収システム及び間接税徴収方法を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1又は8記載の発明による間接税徴収システムは、
有価価値を特定する有価価値特定情報を記録可能な有価
価値特定情報記録媒体(以下場合により、単に記録媒体
という)と応答可能な記録媒体応答手段と、前記記録媒
体応答手段による前記有価価値特定情報記録媒体との応
答に基づいて行われる有価価値取引に関連して、前記有
価価値特定情報で特定される有価価値のデータ、或いは
前記有価価値特定情報で特定される有価価値のデータに
対して加算又は減算されるデータを、間接税相当分だけ
調整することによって間接税を徴収する間接税徴収手段
と、前記有価価値取引と前記間接税徴収手段による間接
税の徴収に対応して、前記有価価値特定情報で特定され
る有価価値のデータ更新を行う有価価値情報更新手段
と、前記間接税徴収手段により徴収された間接税の少な
くとも徴収税額に関する間接税徴収情報を記憶する間接
税徴収情報記憶手段と、前記間接税徴収情報を出力する
間接税徴収情報出力手段とを備えたことを特徴とする。
なお、請求項8記載の発明による間接税徴収システム
は、遊技媒体又は景品に交換可能な有価価値を特定する
有価価値特定情報を記録可能な有価価値特定情報記録媒
体を使用して遊技を行うことができる遊技場において、
遊技者から間接税を徴収する間接税徴収システムであ
る。ここで、「有価価値のデータ」は、ゼロ又は負の値
となる場合もあり得る。例えば、有価価値特定情報記録
媒体であるカードへの金額付加において、発券時のデー
タがゼロでそこに金額付加される場合や、また、会員に
対する信用保証の範囲内で有価価値が貸し出され、この
貸し出しに応じてデータが負の値となる場合などがあり
得る。
【0007】また、好ましい態様として、例えば請求項
2記載のように、前記有価価値取引が、前記有価価値特
定情報で特定される有価価値に、入金額に応じた有価価
値を加算する有価価値付加取引であり、前記間接税徴収
手段が、入金額に応じた間接税相当分を徴収し、前記有
価価値情報更新手段によるデータ更新が、前記有価価値
特定情報で特定される更新前の有価価値のデータに、入
金額から前記間接税相当分を差し引いた残額に相当する
データを加算して得られるデータ(データが一致してい
れば計算方法は限定されない。以下同様。)とし、該デ
ータを前記有価価値特定情報で特定される更新後の有価
価値のデータとする構成でもよい。
【0008】また、例えば請求項3記載のように、前記
有価価値取引が、前記有価価値特定情報で特定される有
価価値の一部又は全部を、別形態価値に交換する交換取
引であり、前記間接税徴収手段が、前記交換取引に応じ
た間接税相当分を徴収し、前記有価価値情報更新手段に
よるデータ更新が、前記有価価値特定情報で特定される
更新前の有価価値のデータから、前記間接税相当分と前
記交換取引分のデータを減算して得られるデータとし、
該データを前記有価価値特定情報で特定される更新後の
有価価値のデータとするものであってもよい。
【0009】また、例えば請求項4記載のように、前記
有価価値取引が、間接税の徴収と引き換えに前記有価価
値特定情報記録媒体の使用許可を得る使用許可取引であ
り、前記間接税徴収手段が、前記使用許可取引に応じた
間接税相当分を徴収し、前記有価価値情報更新手段によ
るデータ更新が、前記有価価値特定情報で特定される更
新前の有価価値のデータから、前記間接税相当分のデー
タを減算して得られるデータとし、該データを前記有価
価値特定情報で特定される更新後の有価価値のデータと
するものでもよい。
【0010】また、例えば請求項5記載のように、前記
有価価値特定情報記録媒体により前記有価価値取引を行
う間接税納税者に対して、前記間接税徴収情報を明示す
る明示手段を備える構成でもよい。また、例えば請求項
6記載のように、前記間接税徴収手段が徴収する間接税
の税額又は税率を変更可能に設定する設定手段を備えた
構成でもよい。また、例えば請求項7記載のように、前
記有価価値特定情報記録媒体が、前記間接税徴収情報記
憶手段とは別個に、前記間接税徴収情報を記録可能であ
る構成でもよい。
【0011】また、例えば請求項9記載のように、前記
有価価値取引が、前記有価価値特定情報で特定される有
価価値の一部又は全部を、遊技媒体に交換して遊技媒体
を貸し出す遊技媒体貸出取引であり、前記間接税徴収手
段が、前記遊技媒体貸出取引に応じた間接税相当分を徴
収し、前記有価価値情報更新手段によるデータ更新が、
前記有価価値特定情報で特定される更新前の有価価値の
データから、前記間接税相当分と前記遊技媒体貸出取引
分のデータを減算して得られるデータとし、該データを
前記有価価値特定情報で特定される更新後の有価価値の
データとするものであってもよい。
【0012】また、請求項10記載の間接税徴収方法
は、遊技媒体又は景品に交換可能な有価価値を特定する
有価価値特定情報を記録可能な有価価値特定情報記録媒
体を使用して遊技を行うことができる遊技場において、
遊技者から間接税を徴収する間接税徴収方法であって、
前記有価価値特定情報記録媒体に記録されている有価価
値特定情報で特定される有価価値のデータ更新を伴う有
価価値取引の際に、前記有価価値特定情報で特定される
有価価値のデータ、又はこの有価価値のデータに加算又
は減算されるデータを、遊技設備のデータ処理により間
接税相当分だけ調整することによって、前記有価価値特
定情報記録媒体を使用する遊技者から間接税を徴収する
ことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を遊技場(パチンコ
店)に適用した例について説明する。 A.間接税徴収システムの概念構成 まず、遊技場における間接税徴収システム(或いは間接
税徴収方法)の概念構成について、図1によって説明す
る。図1において、符号100は遊技場、符号101は
遊技者102が使用する有価価値特定情報記録媒体、符
号103は遊技設備、符号104は有価価値情報記録手
段、符号105は間接税徴収情報記憶手段、符号110
は第三者機関を示している。ここで、有価価値特定情報
記録媒体101は、具体的には磁気カードやICカード
である(以下場合により、単にカード101という)。
このカード101には、有価価値を特定する有価価値特
定情報が記録される。この場合の有価価値は、遊技媒体
又は景品に交換可能な有価価値であり、その具体的なデ
ータとしては、金額(円)、遊技球数(貸出し可能球数
又は/及び獲得賞球数)、遊技場で定められた度数(ポ
イント数)などがあり得る。また、カード101に記録
される有価価値特定情報は、有価価値のデータ(有価価
値情報)そのものでもよいが、有価価値情報を特定でき
るユーザ(遊技者)のID情報のみでもよい。また、カ
ード101には、図9の符号D1に示すように、有価価
値情報とID情報の両方が記録され、さらに間接税徴収
情報(徴収税額などの情報)が記録されてもよい。ま
た、カード101は、発行後に有価価値情報の加算がで
きない通常のプリペイドカードとして機能するものでも
よいし、発行後に有価価値情報の加算ができるものでも
よい。また、カード101には、図7に示すように、情
報の表示部101aが設けられて、例えば最新の間接税
徴収に関する情報や有価価値情報(カード残高のデー
タ)が表示可能となっていてもよい。
【0014】また、遊技設備103は、カード101と
応答する応答手段(例えばカード101を受け入れてそ
のデータの読み出し又は/及び書き込みを行う装置)を
備え、カード101を介して遊技者と有価価値取引を行
う遊技場100におけるなんらかの設備である。具体的
には、カード101を発行する券売機(カード発行機)
や、カード101を使用してパチンコ球(遊技媒体)を
貸し出す玉貸機(例えば、後述する図3に符号3で示す
もの)などである。なお、有価価値取引は、カード10
1との応答に基づいて行われて、有価価値情報の更新
(初期値書き込み含む)を伴う取引である。具体的に
は、遊技者の入金に対して新規のカード101を発行す
る発行取引や、カード101の有価価値特定情報で特定
される有価価値のデータを入金額に応じて増加させる有
価価値付加取引や、前記有価価値特定情報で特定される
有価価値の一部又は全部を別形態価値に交換する交換取
引や、間接税の徴収と引き換えにカード101の遊技場
における使用許可を得る使用許可取引などが、この有価
価値取引の態様としてあり得る。
【0015】また、有価価値情報記憶手段104は、前
記有価価値特定情報で特定される有価価値情報を含む情
報を記憶する手段であり、カード101内に設けられて
いてもよいし、カード101とは別個に設けられた記憶
手段(例えば、遊技場の管理装置内の記憶手段)でもよ
い。或いは、有価価値情報が、カード101にも、また
カード101とは別個の記憶手段にも記憶される態様
(有価価値情報記憶手段104が複数ある態様)でもよ
い。また、この有価価値情報記憶手段104には、例え
ば図9の符号D2に示すように、有価価値情報以外にも
多数の情報(パスワードなどの情報)が、ID情報に対
応して記憶される構成でもよい。次に、間接税徴収情報
記憶手段105は、間接税徴収情報が記録される記憶手
段であり、例えば、遊技場の管理装置内に設けられた記
憶手段である。この間接税徴収情報記憶手段105に
は、例えば図9の符号D3に示すように、個別の徴収税
額(有価価値取引毎の徴収税額)が、処理日(取引
日)、ID情報、及び処理端末の番号と対応付けて記録
される。なお、処理端末の番号とは、複数ある遊技設備
103を識別するために付された番号である。第三者機
関110は、間接税徴収に関する監督機関(例えば、税
務署など)であり、必要に応じて遊技場100との間で
間接税徴収に関する情報がやりとりされる。
【0016】そして図1の場合、遊技設備103が、本
発明の間接税徴収手段及び有価価値情報更新手段として
の機能を備えている。即ち、遊技設備103は、カード
101との応答に基づいて行われる有価価値取引に関連
して、カード101に記録された有価価値特定情報で特
定される有価価値のデータ、或いはこの有価価値のデー
タに対して加算又は減算されるデータを、間接税相当分
だけ調整することによって間接税を徴収する。また、こ
の有価価値取引と間接税の徴収に対応して、前記有価価
値特定情報で特定される有価価値のデータ更新を行う。
【0017】B.間接税徴収システムの具体例 (a)第1形態例 次に、間接税徴収システム(或いは間接税徴収方法)の
具体例である第1形態例を、図2乃至図5により説明す
る。図2は、間接税徴収処理を具体的に説明する図、図
3は、前述の遊技設備103(図1)のひとつであるパ
チンコ装置1の正面図、図4は、間接税徴収システムの
構成図、図5は、カード101による有価価値付加取引
(間接税徴収含む)の処理内容を説明する図である。 (パチンコ装置の正面構成)まず図3により、本例のパ
チンコ装置1(遊技機)の正面構成及び全体構造につい
て説明する。このパチンコ装置1は、図3に示すよう
に、この場合いわゆるCR機(カードリーディング機)
と称されるもので、大きく分けてパチンコ機2(遊技機
本体)と、遊技媒体貸出装置としてのカード式玉貸機3
とによって構成され、これらが対をなして設置される。
カード式玉貸機3には、カードリーダライタ(記録媒体
応答手段)が内蔵され、前面にはカード101が挿入さ
れるカード挿入口4、紙幣投入口4a、表示部4b等が
設けられている。なお、このカード式玉貸機3では、遊
技者が投入した入金額に応じてカード101で特定され
る有価価値のデータを増額する有価価値取引(即ち、有
価価値付加取引)が可能となっており、これによりパチ
ンコ装置1は、本例の間接税徴収システムにおいて、後
述する有価価値付加装置120として機能する。
【0018】パチンコ機2は、前面枠11がこの前面枠
11の裏面側に配された機枠(図示省略)に対して開閉
自在に取付けられ、遊技領域が形成された遊技盤10
は、この前面枠11の上側中央部に取付けられている。
また、この前面枠11には、その前面上側を覆うように
ガラス枠13が開閉自在に取付けられ、このガラス枠1
3により保持されるガラス14(ガラス板、或いは透明
プラスチックボード)を介して遊技盤10の遊技領域が
視認可能となっている。また、このガラス枠13の下側
には、開閉パネル15が配置され、前面枠11に対して
開閉自在に取付けられている。さらに、この開閉パネル
15の下側には、操作パネル16が前面枠11に対して
通常は固定状態に設けられている。
【0019】また、遊技盤10の前面には、パチンコ玉
などと呼ばれる遊技球(遊技媒体)を上方から落下させ
つつアウトあるいはセーフの判定を行う領域(後述する
遊技領域31)が形成され、入賞口に玉が入って有効に
セーフとなる場合は、所定数の遊技球が開閉パネル15
に設けられた上皿17に排出される(即ち、賞球として
排出される)ように制御される。前面枠11の開閉側
(図1において右側)の縁部には、前面枠11及びガラ
ス枠13の施錠装置(図示省略)の鍵挿入部21が形成
されている。ガラス枠13は、ほぼ中央に開口部13a
(遊技領域透視窓部)が形成され、この開口部13aに
対して前記ガラス14が保持されている。
【0020】開閉パネル15に設けられた上皿17は、
賞球として又は貸玉として排出された発射前の遊技球を
一時保持し、これら遊技球を前面枠11の裏面下側に設
けられた発射装置(図示省略)への玉送り装置(図示省
略)に順次供給するもので、この上皿17には、カード
操作部23と、上皿17の遊技球を後述の下皿26に移
す玉通路開閉用の押し釦24とが形成されている。ここ
で、カード操作部23には、玉貨機3に投入されたカー
ド101の残高(有価価値のデータ)などを表示する表
示器(図示略)と、遊技球を購入するときに操作される
玉貸釦(詳細図示略)と、カード101を排出するとき
に操作されるカード排出釦(詳細図示略)と、玉貸しの
有効状態を表示する玉貸し有効表示LED(図示略)と
が設けられている。また、操作パネル16には、灰皿2
5と、下皿26と、下皿26に貯留された玉を外部下方
に抜くための玉抜きレバー27と、前記発射装置の操作
を行う発射操作ハンドル28とが設けられている。な
お、図3において符号61は、パチンコ装置1が設置さ
れる遊技島における各パチンコ装置上方の幕板に設けら
れた呼び出しランプ部であり、この呼び出しランプ部6
1には、遊技者に対する情報を表示するための表示部6
2が設けられている。
【0021】(遊技盤の正面構成)次に、遊技盤10の
正面構成を説明する。図1に示すように、遊技盤10の
前面には、ガイドレール30で囲まれることにより略円
形の遊技領域31が形成されている。遊技盤10には、
アウト球流入口(後述の変動入賞装置34の取付部材の
後部にあり、図示省略)、変動表示装置32(変動表示
手段)、普通電動役物タイプの始動入賞口33、変動入
賞装置34(大入賞口)、普図始動ゲート35、36、
複数の一般入賞口37〜42,42a、特図始動記憶表
示器43、普図表示器44、普図始動記憶表示器45、
風車と呼ばれる打球方向変換部材46(一部のみ符号付
けで他は煩雑になるで略)、多数の障害釘(図示を省
略)が設けられている。変動表示装置12は、画像、図
柄などの識別情報(以下、場合により特図という)を表
示可能な画面を備え、その画面には複数の変動表示領域
を形成可能で、形成した変動表示領域のそれぞれに複数
の特図を表示可能である。例えば、画面の略中央部に三
つの変動表示領域が横3列に形成され、各変動表示領域
には、数字や文字等よりなる特図を停止状態で表示(停
止表示)したり、あるいは変動状態(例えば、縦方向に
スクロールする状態)で表示(変動表示)したりするこ
とが可能である。
【0022】また、遊技盤10の周囲には遊技盤装飾部
材51が配置されるとともに、サイドランプ52、53
が配置されている。サイドランプ52、53は、いわゆ
る大当りの際に点滅あるいは点灯して遊技を装飾する電
飾部材である。なお、遊技盤10における遊技領域31
は、パチンコ球を用いて遊技を行うものであれば、例え
ば、いわゆる「第1種」に属するもの、あるいは、変動
表示装置を備えた「第3種」に属するもの、あるいは他
の機種等であってもよく、任意の構成をとり得るが、一
例として本実施の形態では「第1種」に属するタイプの
ものを用いている。
【0023】(遊技設備全体構成)次に、パチンコ装置
1(遊技機及び玉貸機)を含む設備全体の構成(特に、
間接税徴収システムとしての構成)について、図4によ
って説明する。遊技店には、有価価値付加装置120と
して機能するパチンコ装置1などが複数設置されるとと
もに、図4に示すように、管理装置130が遊技店の管
理室などに設けられる。有価価値付加装置120は、遊
技者が所持するカード101で特定される有価価値デー
タを増額する有価価値付加取引が可能な装置であり、こ
の場合、前述のパチンコ装置1がこの有価価値付加装置
120に相当する。なお、パチンコ装置1以外の設備
(例えば、券売機)が、この有価価値付加装置120と
して機能する態様でもよい。この有価価値付加装置12
0は、間接税徴収手段121と、設定手段122と、表
示手段123と、入金手段124と、応答手段125
(記録媒体応答手段)とを備える。
【0024】応答手段125は、例えば、前述の玉貸機
3に設けられたリードライタである。間接税徴収手段1
21は、応答手段125によるカード101との応答に
基づいて行われる有価価値付加取引に関連して、カード
101の有価価値特定情報で特定される有価価値のデー
タ、或いはこのデータに対して加算されるデータ(入金
額に相当するデータ)から、入金額に応じた間接税相当
分を差し引くことによって間接税を徴収する手段であ
り、例えばパチンコ装置1の処理手段(玉貸機3の制御
装置、或いは遊技機2の制御装置)の処理機能によって
実現される。なお、この間接税徴収手段121による間
接税徴収機能は、具体的には、例えば図2に示すような
処理で実現される。即ち、カード101と1万円紙幣
が、例えば玉貸機3のカード挿入口4や紙幣投入口4a
から投入されたとすると、例えば税率5%の間接税相当
分(10000円×5/105)を入金額(10000
円)から差し引いたデータ(10000円×100/1
05)を、有価価値のデータに加算される有価価値付加
額(有価価値付加情報)として出力し、前記間接税相当
分(10000円×5/105=10000円−有価価
値付加額)を間接税徴収額(間接税徴収情報)として出
力する処理によって実現される。なお、間接税相当分の
1円未満の値は切り捨て、有価価値付加額の1円未満の
値は切り上げる。また、有価価値付加情報や間接税徴収
情報は、対応するID情報や日付情報とともに出力され
る(この場合、管理装置130へ送信される)。
【0025】次に、図4の設定手段122は、間接税の
税率や税額を変更可能に設定する手段であり、間接税徴
収手段121を構成する処理手段に対してデータ設定可
能なディップスイッチなどによって構成される。また、
表示手段123は、有価価値取引を行う遊技者(間接税
納税者)に対して、間接税徴収情報などを文字や数字と
して表示する手段で、本発明の明示手段に相当する。こ
の表示手段123は、例えば、前述した図3の玉貨機3
における表示部4bや、遊技機2におけるカード操作部
23の表示器や、変動表示装置32、或いは呼び出しラ
ンプ部61の表示部62によって構成できる。また、こ
の表示手段123は、有価価値付加装置120以外に設
けてもよい。例えば、前述したカード101の表示部1
01aによってこの表示手段123を構成してもよい。
なお図8は、この表示手段123による各種表示例(例
えば、変動表示装置32の画面での表示例)を示す図で
ある。このうち図8(a)は、投入金額,税率,有価価
値付加情報(加算される有価価値データ)としての付加
金額,及び間接税額を表示する例、図8(b)は、付加
金額と、更新後の有価価値データとしての合計額(取引
前の2821円に9524円を加えた額)を表示する
例、図8(c)は、投入金額,税率,有価価値付加情報
としての遊技球付加数(9524円÷4=2381
個),及び間接税額を表示する例である。また図7に
は、付加金額及び間接税額をカード101に表示する場
合を例示している。また、入金手段124は、現金を識
別して受け入れる機構であり、例えば、前述の紙幣投入
口4aに挿入された紙幣を玉貸機3の内部に取り込ん
で、紙幣の真偽や種類を判別した後、図示省略した紙幣
貯留部に紙幣を送り込んだり、偽札等であれば紙幣投入
口4aに送り返す手段である。
【0026】一方、図4における管理装置130は、遊
技店内に形成されたローカルエリアネットワーク(LA
N)などを経由して各有価価値付加装置120(パチン
コ装置1など)から送信される遊技情報や間接税徴収情
報などの信号を受信して、それら情報の出力や加工或い
は記憶などを行う装置で、例えばパーソナルコンピュー
タシステム(以下、パソコンという)によって構成され
る。この管理装置130は、前述の有価価値情報記憶手
段104(図1)に相当する有価価値情報記憶手段13
1と、有価価値情報更新手段132と、前述の間接税徴
収情報記憶手段105(図1)に相当する間接税徴収情
報記憶手段133と、間接税徴収情報出力手段134と
を備える。
【0027】ここで、各記憶手段131,133は、例
えば、前記パソコンに備えられたRAM、ハードディス
ク(HD)、光磁気ディスク(MO)、コンパクトディ
スク(CD−RW)、EEPROM、或いはフラッシュ
メモリなどの各種記憶デバイスによって構成することが
できる。但し、電力供給停止時にはデータの記憶保持が
不可能なデバイスの場合(例えば通常のRAMなどの場
合)には、電源遮断時にも電力供給が可能なバックアッ
プ電源手段を設けることが好ましい。また、有価価値情
報更新手段132は、前述の間接税徴収手段121の機
能によって生成され出力された有価価値付加情報(加算
すべき有価価値のデータ)に基づいて、有価価値情報記
憶手段131における該当する有価価値情報を更新する
手段であり、管理装置130の処理手段(例えば、前記
パソコンのCPU等)の処理機能によって実現される。
例えば、図2に示した前述の具体例の場合、金額では9
524円分の有価価値付加情報が有価価値付加装置12
0から送信されてくるので、これに基づいて該当するI
Dに対応する有価価値情報(有価価値のデータ)をその
分だけ増加させて更新するという処理機能が、管理装置
130の処理手段に備えられており、この処理機能が有
価価値情報更新手段132に相当する。なお管理装置1
30には、同様にして、有価価値取引等に伴う他のデー
タの更新を適宜行う機能も備えられている。例えば、間
接税徴収手段121の前記機能によって生成されて有価
価値付加装置20から送信されてくる間接税徴収情報に
基づいて、間接税徴収情報記憶手段133や有価価値情
報記憶手段131の間接税徴収情報のデータを更新する
処理(例えば、図9符号D3のデータの追加記憶)や、
遊技機2から適宜送信されてくる遊技情報に基づいて、
有価価値情報記憶手段131の遊技情報のデータを更新
する処理なども行われる。
【0028】また、間接税徴収情報出力手段134は、
図10に示すように、ディスプレイ135、プリンタ1
36、記録媒体137(フロッピディスクや光磁気ディ
スクなど)などに、間接税徴収情報記憶手段133に記
憶された間接税徴収情報を出力する管理装置130の機
能である。また、上記管理装置130の間接税徴収情報
出力手段134が、図10に示すように、第三者機関1
10のコンピュータシステムに、公衆通信網(公衆電話
網やインターネットなど)或いは専用電話回線などのネ
ットワーク138を介して接続され、間接税に関する情
報(間接税徴収情報など)を管理装置130から第三者
機関110に容易に送信可能となっていてもよい。
【0029】(有価価値付加取引の処理内容)次に、本
形態例の有価価値付加取引(間接税徴収含む)の処理内
容の一例について、図5により説明する。なお、有価価
値付加装置120としては、前述のパチンコ装置1(玉
貸機3)を例に挙げて説明するが、有価価値付加装置1
20として機能する他の設備(例えば券売機)でも同様
の処理でよい。またここでは、カード101に有価価値
情報が登録されていない場合について説明する。まず、
パチンコ装置1の玉貸機3のカード挿入口4からカード
101が挿入されると、応答手段125に相当する玉貸
機3内のリーダライタがカード101に記録されている
ID情報(有価価値特定情報)を読み取り、このID情
報が管理装置130に送信される(ステップS1)。
【0030】次いで管理装置130では、送信されたI
D情報が、有価価値情報記憶手段131に登録されてい
る何れかのID情報と一致するか否かの認証を行う(ス
テップS2)。そして、この認証結果が否定的であれ
ば、NG応答の信号が管理装置130からパチンコ装置
1に送信され、パチンコ装置1でNG処理が実行される
(ステップS3)。なお、NG処理は、例えば表示手段
123にてエラー表示を行い、カード101をカード挿
入口4に排出する(返却する)処理である。一方、前記
認証結果が肯定的であると、有価価値情報記憶手段13
1に登録されている当該ID情報に対応する有価価値情
報(例えば、残額が2821円であることを示すデー
タ)がパチンコ装置1に送信され、この有価価値情報
(即ち、カード残額)が表示手段123に表示される
(ステップS4)。なお、上記認証処理(ステップS
2)においては、例えばユーザID毎(遊技者毎)に設
定されたパスワードの照合確認をも行って、防犯性を向
上させてもよい。この場合には、遊技者のパスワード入
力の処理が必要になるとともに、例えば図9の符号D2
に示すように有価価値情報記憶手段にパスワードのデー
タを事前に登録しておく必要がある。
【0031】次に、パチンコ装置1では、玉貸機3の紙
幣投入口4aから紙幣が投入されたか否か判定され(ス
テップS5)、適正な紙幣(例えば、1万円札)が入金
された場合には、前述した間接税徴収手段121の機能
(図2参照)により、加算される有価価値付加額(有価
価値付加情報)や間接税徴収額(間接税徴収情報)が演
算されて管理装置130に送信される(ステップS
6)。そして、管理装置130では、送信された上記有
価価値付加額(例えば、9524円)や間接税徴収額
(例えば、476円)のデータに基づいて、有価価値情
報記憶手段131の該当する有価価値情報が更新される
とともに、間接税徴収情報記憶手段133や有価価値情
報記憶手段131の間接税徴収情報のデータが更新され
(ステップS7)、更新後の有価価値情報(カード残
額)がパチンコ装置1に送信される(ステップS8)。
【0032】次に、更新後の有価価値情報を受信したパ
チンコ装置1では、表示手段123によって、有価価値
取引や間接税徴収の内容を遊技者に明示するための表示
(例えば、前述した図8に示す表示)を行う(ステップ
S9)。なおここで、図8(a)に示すような表示(カ
ード残額を表示しないもの)を行う場合には、更新後の
有価価値情報をパチンコ装置1に送信するステップS8
の処理は必ずしも必要でない。その後、例えば前述のカ
ード操作部23のカード排出釦が押されることによっ
て、カード101がカード挿入口4に返却される(ステ
ップS10)。
【0033】(遊技媒体貸出取引の処理内容)次に、本
形態例における遊技媒体貸出取引の処理内容の一例につ
いて、説明する。なお、ここでいう遊技媒体貸出取引と
は、有価価値(カード残高)の減額に応じてパチンコ球
(遊技媒体)を貸し出す取引であり、本発明の有価価値
交換取引の一つである。まず、この場合も、カード挿入
口4からカード101が挿入されると、有価価値付加取
引における前述のステップS1〜S4(図5)と同じ処
理が実行される。そして、ステップS4が実行された状
態(カードの認証結果が肯定的になった状態)におい
て、カード操作部23の玉貸釦が操作されると、カード
残高の範囲内でこの操作で指定された分の遊技球(貸
球)が上皿17に排出される(貸し出される)。また、
貸球分の有価価値の情報又はカード残高から貸球分を差
し引いた更新後の有価価値の情報が、管理装置130に
送信されて、有価価値情報記憶手段131の有価価値情
報の更新(有価価値情報を貸球分だけ減額する更新)が
行われるとともに、必要に応じてカード101に記憶さ
れている有価価値情報も同様に更新される。さらに、表
示手段123には、更新後の有価価値の情報(減額後の
カード残高)が表示される。
【0034】例えば、カード残高が12345円の状態
で、500円分の玉貸しが指定されると、通常125
(=500÷4)個の遊技球が上皿17に排出され、カ
ード残高の記憶値は11845円に更新されるととも
に、表示手段123の残高表示が12345円から11
845円に切り替わる。なお、挿入されたカード101
の残高が玉貸しの最低単位(例えば100円)未満にな
ると、カード操作部23の前述した玉貸し有効表示LE
Dが消灯して、玉貸しが不可能であることを、遊技者に
知らせる。この場合遊技者は、前述の有価価値付加取引
を行って、カード残高を入金によって増額すれば、再度
玉貸し可能となる。即ち本形態例では、前述の有価価値
付加取引を適宜行うことで、カード101を繰り返し使
用して遊技を行うことができ、しかも前述の有価価値付
加取引において、間接税徴収が円滑にかつ的確に実現さ
れる。
【0035】(b)第2形態例 次に、間接税徴収システム(或いは間接税徴収方法)の
具体例である第2形態例を、図6により説明する。図6
は、間接税徴収システムの構成図である。なお、パチン
コ装置の構成や間接税徴収処理は、第1形態例の内容
(図2,3で説明したもの)と同じでよい。 (遊技設備全体構成)本形態例では、図6に示すよう
に、有価価値情報更新手段132が有価価値付加装置1
20(例えば、パチンコ装置1)の機能として設けら
れ、有価価値情報記憶手段131がカード101の機能
として設けられており、その他は図4に示した第1形態
例の構成と同じである。但しこの場合、ID情報やパス
ワードの情報等については、例えば管理装置130のな
んらかの記憶手段によって登録しておく必要がある。
【0036】(有価価値付加取引の処理内容)次に、本
形態例の有価価値付加取引(間接税徴収含む)の処理内
容の一例ついて、説明する。例えば、パチンコ装置1の
玉貸機3のカード挿入口4からカード101が挿入され
ると、応答手段125に相当する玉貸機3内のリーダラ
イタがカード101に記録されているID情報(有価価
値特定情報)を読み取り、このID情報が例えば管理装
置130に送信される。次いで管理装置130では、送
信されたID情報が、管理装置130に登録されている
何れかのID情報と一致するか否かの認証を行う(パス
ワードの照合確認も行ってもよい)。そして、この認証
結果が否定的であれば、NG応答の信号が管理装置13
0からパチンコ装置1に送信され、パチンコ装置1でN
G処理が実行される。一方、前記認証結果が肯定的であ
ると、その旨の信号(OK信号)がパチンコ装置1に送
信され、この信号をパチンコ装置1では、有価価値情報
記憶手段131(即ちカード101)に登録されている
有価価値情報(即ち、カード残高)がパチンコ装置1に
送信され、この有価価値情報が表示手段123に表示さ
れる。
【0037】次に、前記OK信号を受信したパチンコ装
置1では、玉貸機3の紙幣投入口4aから紙幣が投入さ
れたか否か判定され、適正な紙幣が入金された場合に
は、前述した間接税徴収手段121の機能(図2参照)
により、加算される有価価値付加額や間接税徴収額が演
算されて、この場合間接税徴収額の情報(間接税徴収情
報)のみが管理装置130に送信される。そして、パチ
ンコ装置1では、上記有価価値付加額や間接税徴収額の
データに基づいて、有価価値情報記憶手段131(カー
ド101)の有価価値情報や間接税徴収情報のデータが
更新され、更新後の有価価値情報(カード残額)などが
表示手段123によって表示される。一方、管理装置1
30では、送信された上記間接税徴収額のデータに基づ
いて、間接税徴収情報記憶手段133の間接税徴収情報
のデータが更新される。その後、例えば前述のカード操
作部23のカード排出釦が押されることによって、カー
ド101がカード挿入口4に返却される。
【0038】(遊技媒体貸出取引の処理内容)次に、本
形態例における遊技媒体貸出取引の処理内容の一例につ
いて、説明する。カード101が挿入され、カードの認
証結果が肯定的になった状態において、カード操作部2
3の玉貸釦が操作されると、カード残高の範囲内でこの
操作で指定された分の遊技球(貸球)が上皿17に排出
される。また、パチンコ装置1における有価価値情報更
新手段132や応答手段125(玉貸機3のリードライ
タ)の機能によって、カード残高から貸球分を差し引い
た更新後の有価価値の情報が、カード101に更新登録
される。さらに、表示手段123には、更新後の有価価
値の情報(減額後のカード残高)が表示される。これに
より、本形態例でも、前述の有価価値付加取引を適宜行
うことで、カード101を繰り返し使用して遊技を行う
ことができ、しかも前述の有価価値付加取引において、
間接税徴収が円滑にかつ的確に実現される。
【0039】(c)第3形態例 次に、間接税徴収システム(或いは間接税徴収方法)の
具体例である第3形態例を、図11乃至13により説明
する。図11は、間接税徴収処理を具体的に説明する
図、図12は、間接税徴収システムの構成図、図13
は、カード101による遊技媒体貸出取引(間接税徴収
含む)の処理内容を説明する図である。なお、パチンコ
装置の構成は、第1形態例の内容(図3で説明したも
の)と同じでよい。 (遊技設備全体構成)まず、パチンコ装置1(遊技機及
び玉貸機)を含む設備全体の構成(特に、間接税徴収シ
ステムとしての構成)について、図12によって説明す
る。管理装置130の構成は、図4(第1形態例)と同
じである。球貸し装置140は、遊技者が所持するカー
ド101で特定される有価価値データを貸球に交換する
遊技媒体貸出取引(有価価値交換取引の一種)が可能な
装置であり、この場合、前述のパチンコ装置1(特に、
玉貸機3)がこの球貸し装置140に相当する。なお、
パチンコ装置1以外の設備(例えば、パチンコ機とセッ
トで設置されていない単独の玉貸機)が、この球貸し装
置140として機能する態様でもよい。この球貸し装置
140は、間接税徴収手段141と、設定手段142
と、表示手段143と、球払出手段144と、応答手段
145(記録媒体応答手段)とを備える。このうち、設
定手段142、表示手段143、及び応答手段145
は、図4(第1形態例)における設定手段122、表示
手段123、及び応答手段125と同様の要素であるた
め、説明を省略する。また、球払出手段144は、貸球
の排出を行う手段で、遊技機2の裏面側に設けられたい
わゆる排出ユニットや排出制御装置によって構成され
る。
【0040】間接税徴収手段141は、応答手段145
によるカード101との応答に基づいて行われる遊技媒
体貸出取引(有価価値交換取引)に関連して、前記遊技
媒体貸出取引に応じた間接税相当分を、カード101の
有価価値特定情報で特定される有価価値のデータから直
接差し引くか、或いは前記有価価値のデータから減算さ
れる有価価値減算額のデータに加算することによって間
接税を徴収する手段であり、例えばパチンコ装置1の処
理手段(玉貸機3の制御装置、或いは遊技機2の制御装
置)の処理機能によって実現される。なお、この間接税
徴収手段141による間接税徴収機能は、具体的には、
例えば図11に示すような処理で実現される。即ち、カ
ード101が例えば玉貸機3のカード挿入口4から投入
され、500円分の玉貸しが遊技者の操作によって指令
されたとすると、500円分に相当する125個の貸球
を排出する一方で、例えば税率5%の間接税相当分(5
00円×5/100=25円)を間接税徴収額(間接税
徴収情報)として出力し、この間接税相当分(25円)
を球貸し分(500円)に加えたデータ(500円×1
05/100=525円)を、有価価値のデータから減
算される有価価値減算額(有価価値減算情報)として出
力する処理によって実現される。なお、有価価値減算情
報や間接税徴収情報は、対応するID情報や日付情報と
ともに出力される(この場合、管理装置130へ送信さ
れる)。
【0041】(遊技媒体貸出取引の処理内容)次に、本
形態例の遊技媒体貸出取引(間接税徴収含む)の処理内
容の一例について、図13により説明する。なお、球貸
し装置140としては、前述のパチンコ装置1(玉貸機
3)を例に挙げて説明する。またここでは、カード10
1に有価価値情報が登録されていない場合について説明
する。まず、パチンコ装置1の玉貸機3のカード挿入口
4からカード101が挿入されると、図5(第1形態
例)のステップS1〜S4と同様の処理が実行される
(ステップS11〜S14)。
【0042】次にパチンコ装置1では、ステップS12
の認証結果が肯定的になった状態において、球貸し要求
があったか否か、即ちカード操作部23の玉貸釦が操作
されたか否か判定される(ステップS15)。そして、
球貸し要求があった場合には、所定数の貸球の排出が球
払出手段144によって実行されるとともに、前述した
間接税徴収手段141の機能(図11参照)により、減
算される有価価値減算額(有価価値減算情報)や間接税
徴収額(間接税徴収情報)が演算されて管理装置130
に送信される(ステップS16)。そして、管理装置1
30では、送信された上記有価価値減算額(例えば、5
25円)や間接税徴収額(例えば、25円)のデータに
基づいて、有価価値情報記憶手段131の該当する有価
価値情報が更新されるとともに、間接税徴収情報記憶手
段133や有価価値情報記憶手段131の間接税徴収情
報のデータが更新され(ステップS17)、更新後の有
価価値情報(カード残額)がパチンコ装置1に送信され
る(ステップS18)。
【0043】次に、更新後の有価価値情報を受信したパ
チンコ装置1では、表示手段123によって、遊技媒体
貸出取引や間接税徴収の内容を遊技者に明示するための
表示を行う(ステップS19)。なおここで、カード残
額を表示しない場合には、更新後の有価価値情報をパチ
ンコ装置1に送信するステップS18は必ずしも必要で
ない。その後、例えば前述のカード操作部23のカード
排出釦が押されることによって、カード101がカード
挿入口4に返却される(ステップS20)。これによ
り、本形態例でも、間接税徴収が円滑にかつ的確に実現
される。また本形態例でも、前述の有価価値付加取引
(間接税徴収は不要)が可能な構成とすることで、カー
ド101を繰り返し使用して遊技を行うことができるよ
うにしてもよい。但し本形態例は、上述したような遊技
媒体貸出取引において間接税徴収を行うものであるの
で、有価価値付加取引(即ちカード残高の増額)が不可
能な通常のプリペードカードにも適用可能である。
【0044】(d)第4形態例 次に、間接税徴収システム(或いは間接税徴収方法)の
具体例である第4形態例を、図14乃至16により説明
する。図14は、間接税徴収処理を具体的に説明する
図、図15は、間接税徴収システムの構成図、図16
は、カード101の使用許可取引(間接税徴収含む)の
処理内容を説明する図である。なお、パチンコ装置の構
成は、第1形態例の内容(図3で説明したもの)と同じ
でよい。 (遊技設備全体構成)まず、パチンコ装置1(遊技機及
び玉貸機)を含む設備全体の構成(特に、間接税徴収シ
ステムとしての構成)について、図14によって説明す
る。管理装置130の構成は、図4(第1形態例)と同
じである。使用許可設定装置150は、間接税の徴収と
引き換えにカード101の遊技場における使用許可を得
る使用許可取引(有価価値交換取引の一種)が可能な装
置であり、この場合、前述のパチンコ装置1(特に、玉
貸機3)がこの使用許可設定装置150に相当する。な
お、パチンコ装置1以外の設備(例えば、券売機)が、
この使用許可設定装置150として機能する態様でもよ
い。この使用許可設定装置150は、間接税徴収手段1
51と、設定手段152と、表示手段153と、使用許
可設定手段154と、応答手段155(記録媒体応答手
段)とを備える。このうち、設定手段152、表示手段
153、及び応答手段155は、図4(第1形態例)に
おける設定手段122、表示手段123、及び応答手段
125と同様の要素であるため、説明を省略する。
【0045】使用許可設定手段154は、間接税の徴収
と引き換えにカード101に使用許可の情報(許可情
報)を設定する手段であり、例えばパチンコ装置1の処
理機能によって実現される。なお、この使用許可は、特
定の期間(例えば、当日のみなど)に限って有効なもの
とすべきであり、また、特定の遊技場(一つ又は複数の
遊技場)でのみ有効なものであってもよい。間接税徴収
手段151は、応答手段155によるカード101との
応答に基づいて行われる使用許可取引(有価価値交換取
引)に関連して、前記使用許可取引に応じた間接税相当
分を、カード101の有価価値特定情報で特定される有
価価値のデータから差し引くことによって間接税を徴収
する手段であり、例えばパチンコ装置1の処理手段(玉
貸機3の制御装置、或いは遊技機2の制御装置)の処理
機能によって実現される。なお、この間接税徴収手段1
51による間接税徴収機能は、具体的には、例えば図1
4に示すような処理で実現される。即ち、カード101
が例えば玉貸機3のカード挿入口4から投入され、その
カード101に有効な使用許可設定がなされていない
と、例えば1日当りの使用許可に対応する間接税500
円を間接税徴収額(間接税徴収情報)として出力し、こ
の間接税分のデータ(500円)を、有価価値のデータ
から減算される有価価値減算額(有価価値減算情報)と
して出力する処理によって実現される。なお、有価価値
減算情報や間接税徴収情報は、対応するID情報や日付
情報とともに出力される(この場合、管理装置130へ
送信される)。
【0046】(使用許可取引の処理内容)次に、本形態
例の使用許可取引(間接税徴収含む)の処理内容の一例
について、図16により説明する。なお、使用許可設定
装置150としては、前述のパチンコ装置1(玉貸機
3)を例に挙げて説明する。またここでは、カード10
1に有価価値情報や許可情報が登録されない場合につい
て説明する。まず、パチンコ装置1の玉貸機3のカード
挿入口4からカード101が挿入されると、図5(第1
形態例)のステップS1〜S4と同様の処理が実行され
る(ステップS21〜S24)。但し、ステップS22
の認証結果が肯定的になったときには、有価価値情報記
憶手段に登録されている有価価値情報に加えて許可情報
のデータが、管理装置130からパチンコ装置1に送信
される。
【0047】次にパチンコ装置1では、ステップS22
の認証結果が肯定的になったときに、使用許可が不要か
否か、即ちカード101のID情報に対して有効な許可
情報が設定されているか否か判定され、有効な許可情報
が設定されていない場合には、使用許可設定処理を行う
(ステップS25)。使用許可設定処理は、該当のID
情報に対してその日時からその遊技場で有効な許可情報
を設定するための情報(使用許可設定情報)を送信する
処理である。そして、パチンコ装置1では、上記使用許
可設定処理が使用許可設定手段154によって実行され
るとともに、前述した間接税徴収手段151の機能(図
14参照)により、減算される有価価値減算額(有価価
値減算情報)や間接税徴収額(間接税徴収情報)が演算
されて管理装置130に送信される(ステップS2
6)。そして、管理装置130では、送信された上記有
価価値減算額(例えば、500円)や間接税徴収額(例
えば、500円)のデータに基づいて、有価価値情報記
憶手段131の該当する有価価値情報が更新されるとと
もに、間接税徴収情報記憶手段133や有価価値情報記
憶手段131の間接税徴収情報のデータが更新され(ス
テップS27)、更新後の有価価値情報(カード残額)
がパチンコ装置1に送信される(ステップS28)。
【0048】次に、更新後の有価価値情報を受信したパ
チンコ装置1では、表示手段153によって、使用許可
取引や間接税徴収の内容や結果を遊技者に明示するため
の表示を行う(ステップS29)。なおここで、カード
残額を表示しない場合には、更新後の有価価値情報をパ
チンコ装置1に送信するステップS28は必ずしも必要
でない。その後、例えば前述のカード操作部23のカー
ド排出釦が押されることによって、カード101がカー
ド挿入口4に返却される(ステップS30)。なお、カ
ード排出釦が操作されなければ、この使用許可取引に引
き続いて例えば前述の遊技媒体貸出取引等が実行されて
もよい。これにより、本形態例でも、間接税徴収が円滑
にかつ的確に実現される。また本形態例でも、前述の有
価価値付加取引(間接税徴収は不要)が可能な構成とす
ることで、カード101を繰り返し使用して遊技を行う
ことができるようにしてもよい。但し本形態例は、上述
したような使用許可取引において間接税徴収を行うもの
であるので、有価価値付加取引(即ちカード残高の増
額)が不可能な通常のプリペードカードにも適用可能で
ある。
【0049】以上説明した間接税徴収システムによれ
ば、以下の効果を得ることができる。 (1)遊技場の設備が有価価値取引に関連して自動的に
間接税分の有価価値データを徴収する機能を備えるた
め、遊技店が間接税分を遊技者に課すために景品交換の
交換率の調整や釘調整といっためんどうな作業を行う必
要がなくなり、遊技店の税金処理負担が削減できる。 (2)遊技設備の処理機能として間接税分の有価価値デ
ータが徴収されるので、徴収が行われる有価価値取引の
種類や徴収率を所望の条件や値に設定することで、間接
税の税率や税制度の趣旨に合致した公平で的確な徴収
(遊技者への課金)が容易に可能となる。特に、釘調整
などによる従来の徴収方式(遊技者への課金方式)に比
べて、遊技店間或いは遊技機間でのばらつき(或いは時
間的なばらつき)のない安定的かつ統一的な徴収が可能
となる。
【0050】(3)また、記録媒体(カード101)に
対応する有価価値データを調整することで、間接税を徴
収するので、1円単位での徴収も容易であり、半端な税
率や税額にも容易に対応可能である。即ち、納税者(遊
技者)が小銭を用意したり、徴収する事業者側(遊技店
側)でつり銭を容易したり、記録媒体の発行機等の設備
に小銭の返却機能を設けたりする必要が全くない。ま
た、従来の設備に比べて、データの処理が変わるだけで
あるので、既設の設備をソフト的に改造するだけで、容
易に間接税の徴収が可能となる。 (4)また、徴収税額に関する間接税徴収情報を記憶す
る間接税徴収情報記憶手段133や、間接税徴収情報を
出力する間接税徴収情報出力手段134を備えるので、
徴収データを遊技店の税務担当者等が計算する必要や記
録しておく必要が必ずしもなく、必要に応じて出力手段
134によって読み取ったり第三者機関110に送信し
たりすることが可能であって、極めて便利となる。
【0051】(5)また、間接税を徴収する有価価値取
引が、入金額に応じた有価価値を加算する有価価値付加
取引である場合、或いは、有価価値の一部又は全部を遊
技媒体に交換する遊技媒体貸出取引である場合などに
は、税金が前払いされることになり、特に消費税の徴収
にとって好ましいものとなる。また、遊技の勝ち負けに
無関係に間接税の徴収が可能となる。 (6)また、間接税を徴収する有価価値取引が、間接税
の徴収と引き換えに記録媒体(カード101)の使用許
可を得る使用許可取引である場合には、実質的に、記録
媒体を使用する場所(この場合、遊技店)への入場に対
して税金が支払われることになり、特に入場税の徴収に
とって好ましいものとなる。また、遊技の勝ち負けに無
関係に間接税の徴収が可能となる。
【0052】(7)また、記録媒体により有価価値取引
を行う間接税納税者(この場合、遊技者)に対して、間
接税徴収情報を明示する明示手段(この場合、表示手段
123など)を備えるため、遊技者の理解が得られ易
く、透明性の高い間接税徴収が可能となる。 (8)また、徴収する間接税の税額又は税率を変更可能
に設定する設定手段122を備えるため、税制改正に伴
う税率の変更や地域毎の税額の違いなどに伴う有価価値
の徴収量又は徴収率の設定変更が容易に可能であり、間
接税を徴収する事業者(遊技店)の税金処理負担がさら
に削減できる。 (9)また、記録媒体(カード101)に、間接税徴収
情報記憶手段133とは別個に間接税徴収情報を記録す
る態様の場合には、別個に記憶された間接税徴収情報を
必要に応じて照合することで、不正を防止できる。ま
た、納税者である記録媒体の使用者(この場合、遊技
者)が、間接税徴収情報を確認可能となるように記録媒
体に記録すれば、過誤による不当な徴収などを防止可能
である。
【0053】なお、本発明は上記実施の形態に限られ
ず、各種の変形,応用があり得る。例えば、上記実施の
形態では、有価価値交換取引として遊技媒体貸出取引を
例に挙げたが、これに限られない。賞球として獲得され
た獲得球数のデータが有価価値として記録媒体に対応し
て記憶されていて、この有価価値を景品に交換する取引
において、同様に間接税を徴収する態様でもよい(例え
ば、2000個の獲得球データがあり、1200個の景
品と交換する場合、1200×5%=60個分の獲得球
データを消費税として徴収する態様でもよい)。なお、
景品には、一般景品(CD、たばこ、お菓子など)の
他、特殊景品(第三者への販売目的の景品)も含まれ
る。また、記録媒体で特定される有価価値(金額に等価
なもの)を、遊技価値(遊技球数などの遊技に直接使用
される有価価値)に変換する取引の際に、同様に間接税
を徴収する態様でもよい(例えば、2000円の金額デ
ータがあり、500円分を遊技球数データと交換する場
合、500×5%=25円分の金額データを消費税とし
て徴収する態様でもよい)。また、例えば有価価値交換
取引に関連して間接税を徴収する場合に、取り引きされ
る有価価値の量に応じて間接税額を決定するのでなく、
1回の取引毎に一定額の間接税を徴収する態様(例え
ば、1回の玉貸し当り100円を徴収するといった態
様)でもよい。
【0054】また、本発明の間接税徴収システムは、上
記実施の形態のように複数の装置からなる構成でもよい
が、一つの装置によって構成される態様(例えば、図4
における有価価値付加装置120に本システムの構成要
素である有価価値情報記憶手段などが全て内蔵された態
様)も当然あり得る。また本発明は、プリペイドカード
やICカードなどの記録媒体を使用してなんらかの取引
を行うことが可能な事業所(レストラン、小売店、デパ
ートなど)であれば、遊技場に限られず広く適用して、
同様の効果を得ることができる。但し遊技場では、既述
したとおり、間接税の的確な徴収が特に困難であるとい
う固有の問題点があり、効果が顕著である。また本発明
は、間接税の徴収に均等なものとして例えば手数料の徴
収にも応用可能であり、同様の効果が得られる。手数料
としては、遊技場設備の利用料や、リサイクル・廃棄な
どの処理費用の利用者負担に対する遊技者の応分の支払
等がある。また本発明は、間接税と例えば手数料の両方
の徴収に適用してもよい。また、今回開示された実施の
形態はすべての点で例示であって制限的なものではない
と考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明
ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の
範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれ
ることが意図される。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、有価価値取引に関連し
て自動的に間接税分の有価価値データが徴収されるた
め、間接税を徴収する事業者の税金処理負担が削減でき
る。特に、請求項8記載のように本発明が遊技場に適用
された場合には、遊技店が間接税分を遊技者に課すため
に景品交換の交換率の調整や釘調整といっためんどうな
作業を行う必要がなくなり、遊技店の税金処理負担が削
減できる。また、事業所の設備の処理機能として間接税
分の有価価値データが徴収されるので、徴収が行われる
有価価値取引の種類や徴収率を所望の条件や値に設定す
ることで、間接税の税率や税制度の趣旨に合致した公平
で的確な徴収(納税者への課金)が容易に可能となる。
特に遊技店の場合には、釘調整などによる従来の徴収方
式(遊技者への課金方式)に比べて、遊技店間或いは遊
技機間でのばらつき(或いは時間的なばらつき)のない
安定的かつ統一的な徴収が可能となる。
【0056】また、記録媒体に対応する有価価値データ
を調整することで、間接税を徴収するので、1円単位で
の徴収も容易であり、半端な税率や税額にも容易に対応
可能である。即ち、納税者が小銭を用意したり、徴収す
る事業者側でつり銭を容易したり、記録媒体の発行機等
の設備に小銭の返却機能を設けたりする必要が全くな
い。また、従来の設備に比べて、データの処理が変わる
だけであるので、既設の設備をソフト的に改造するだけ
で、容易に間接税の徴収が可能となる。また、徴収税額
に関する間接税徴収情報を記憶する間接税徴収情報記憶
手段や、間接税徴収情報を出力する間接税徴収情報出力
手段を備えるので、徴収データを事業所の税務担当者等
が計算する必要や記録しておく必要が必ずしもなく、必
要に応じて上記出力手段によって読み取ったり第三者機
関に送信したりすることが可能であって、極めて便利と
なる。
【0057】また、請求項2に記載のように、間接税を
徴収する有価価値取引が入金額に応じた有価価値を加算
する有価価値付加取引である場合、或いは、請求項9に
記載のように、有価価値の一部又は全部を遊技媒体に交
換する遊技媒体貸出取引である場合などには、税金が前
払いされることになり、特に消費税の徴収にとって好ま
しいものとなる。また遊技場の場合には、遊技の勝ち負
けに無関係に間接税の徴収が可能となる。また、請求項
4に記載のように、間接税を徴収する有価価値取引が、
間接税の徴収と引き換えに記録媒体の使用許可を得る使
用許可取引である場合には、実質的に、記録媒体を使用
する場所(例えば、遊技場)への入場に対して税金が支
払われることになり、特に入場税の徴収にとって好まし
いものとなる。また遊技場の場合、遊技の勝ち負けに無
関係に間接税の徴収が可能となる。
【0058】また、請求項5記載のように、記録媒体に
より有価価値取引を行う納税者(例えば、遊技者)に対
して、間接税徴収情報を明示する明示手段を備える場合
には、納税者の理解が得られ易く、透明性の高い間接税
徴収が可能となる。また、請求項6記載のように、徴収
する間接税の税額又は税率を変更可能に設定する設定手
段を備える場合には、税制改正に伴う税率の変更や地域
毎の税額の違いなどに伴う有価価値の徴収量又は徴収率
の設定変更が容易に可能であり、間接税を徴収する事業
者の税金処理負担がさらに削減できる。また、請求項7
記載のように、記録媒体に間接税徴収情報記憶手段とは
別個に間接税徴収情報を記録する態様の場合には、別個
に記憶された間接税徴収情報を必要に応じて照合するこ
とで、不正を防止できる。また、納税者である記録媒体
の使用者が、間接税徴収情報を確認可能となるように記
録媒体に記録すれば、過誤による不当な徴収などを防止
可能である
【0059】
【図面の簡単な説明】
【図1】間接税徴収システムの概念構成を示す図であ
る。
【図2】間接税徴収処理(第1形態例)を説明する図で
ある。
【図3】パチンコ装置の正面図である。
【図4】間接税徴収システムの構成(第1形態例)を示
す図である。
【図5】間接税徴収システムの処理内容(第1形態例)
を示す図である。
【図6】間接税徴収システムの構成(第2形態例)を示
す図である。
【図7】記録媒体を示す図である。
【図8】間接税徴収情報等の表示例を示す図である。
【図9】記録媒体等におけるデータ内容を示す図であ
る。
【図10】間接税徴収情報出力手段を説明する図であ
る。
【図11】間接税徴収処理(第3形態例)を説明する図
である。
【図12】間接税徴収システムの構成(第3形態例)を
示す図である。
【図13】間接税徴収システムの処理内容(第4形態
例)を示す図である。
【図14】間接税徴収処理(第4形態例)を説明する図
である。
【図15】間接税徴収システムの構成(第4形態例)を
示す図である。
【図16】間接税徴収システムの処理内容(第4形態
例)を示す図である。
【符号の説明】
1 パチンコ装置(遊技設備、有価価値付加装置、球貸
し装置、使用許可設定装置) 3 カード式玉貸機(記録媒体応答手段) 4b 表示部(明示手段) 23 カード操作部(明示手段) 32 変動表示装置(明示手段) 62 表示部(明示手段) 100 遊技場 101 有価価値特定情報記録媒体 101a 表示部(明示手段) 103 遊技設備 104,131 有価価値情報記憶手段 105,133 間接税徴収情報記憶手段 115 徴収情報出力部(徴収データ出力手段) 120 有価価値付加装置 121,141,151 間接税徴収手段 122,142,152 設定手段 123,143,153 表示手段(明示手段) 125,145,155 応答手段(記録媒体応答手
段) 130 管理装置 132 有価価値情報更新手段 134 間接税徴収情報出力手段 140 球貸し装置 150 使用許可設定装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A63F 7/02 352 A63F 7/02 352F Fターム(参考) 2C088 BB01 BB21 BB23 BB25 BB30 BC77 BC80 CA02 CA35 5B049 AA06 BB00 BB62 CC39 EE02 EE21 5B055 CB00

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有価価値を特定する有価価値特定情報を
    記録可能な有価価値特定情報記録媒体と応答可能な記録
    媒体応答手段と、 前記記録媒体応答手段による前記有価価値特定情報記録
    媒体との応答に基づいて行われる有価価値取引に関連し
    て、前記有価価値特定情報で特定される有価価値のデー
    タ、或いは前記有価価値特定情報で特定される有価価値
    のデータに対して加算又は減算されるデータを、間接税
    相当分だけ調整することによって間接税を徴収する間接
    税徴収手段と、 前記有価価値取引と前記間接税徴収手段による間接税の
    徴収に対応して、前記有価価値特定情報で特定される有
    価価値のデータ更新を行う有価価値情報更新手段と、 前記間接税徴収手段により徴収された間接税の少なくと
    も徴収税額に関する間接税徴収情報を記憶する間接税徴
    収情報記憶手段と、 前記間接税徴収情報を出力する間接税徴収情報出力手段
    とを備えたことを特徴とする間接税徴収システム。
  2. 【請求項2】 前記有価価値取引は、前記有価価値特定
    情報で特定される有価価値に、入金額に応じた有価価値
    を加算する有価価値付加取引であり、 前記間接税徴収手段は、入金額に応じた間接税相当分を
    徴収し、 前記有価価値情報更新手段によるデータ更新は、前記有
    価価値特定情報で特定される更新前の有価価値のデータ
    に、入金額から前記間接税相当分を差し引いた残額に相
    当するデータを加算して得られるデータとし、該データ
    を前記有価価値特定情報で特定される更新後の有価価値
    のデータとするものであることを特徴とする請求項1記
    載の間接税徴収システム。
  3. 【請求項3】 前記有価価値取引は、前記有価価値特定
    情報で特定される有価価値の一部又は全部を、別形態価
    値に交換する交換取引であり、 前記間接税徴収手段は、前記交換取引に応じた間接税相
    当分を徴収し、 前記有価価値情報更新手段によるデータ更新は、前記有
    価価値特定情報で特定される更新前の有価価値のデータ
    から、前記間接税相当分と前記交換取引分のデータを減
    算して得られるデータとし、該データを前記有価価値特
    定情報で特定される更新後の有価価値のデータとするも
    のであることを特徴とする請求項1記載の間接税徴収シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記有価価値取引は、間接税の徴収と引
    き換えに前記有価価値特定情報記録媒体の使用許可を得
    る使用許可取引であり、 前記間接税徴収手段は、前記使用許可取引に応じた間接
    税相当分を徴収し、 前記有価価値情報更新手段によるデータ更新は、前記有
    価価値特定情報で特定される更新前の有価価値のデータ
    から、前記間接税相当分のデータを減算して得られるデ
    ータとし、該データを前記有価価値特定情報で特定され
    る更新後の有価価値のデータとするものであることを特
    徴とする請求項1記載の間接税徴収システム。
  5. 【請求項5】 前記有価価値特定情報記録媒体により前
    記有価価値取引を行う間接税納税者に対して、前記間接
    税徴収情報を明示する明示手段を備えることを特徴とす
    る請求項1乃至4の何れかに記載の間接税徴収システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記間接税徴収手段が徴収する間接税の
    税額又は税率を変更可能に設定する設定手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の間接税
    徴収システム。
  7. 【請求項7】 前記有価価値特定情報記録媒体は、前記
    間接税徴収情報記憶手段とは別個に、前記間接税徴収情
    報を記録可能であることを特徴とする請求項1乃至6の
    何れかに記載の間接税徴収システム。
  8. 【請求項8】 遊技媒体又は景品に交換可能な有価価値
    を特定する有価価値特定情報を記録可能な有価価値特定
    情報記録媒体を使用して遊技を行うことができる遊技場
    において、遊技者から間接税を徴収する間接税徴収シス
    テムであって、 前記有価価値特定情報記録媒体と応答可能な記録媒体応
    答手段と、 前記記録媒体応答手段による前記有価価値特定情報記録
    媒体との応答に基づいて行われる有価価値取引に関連し
    て、前記有価価値特定情報で特定される有価価値のデー
    タ、或いは前記有価価値特定情報で特定される有価価値
    のデータに対して加算又は減算されるデータを、間接税
    相当分だけ調整することによって間接税を徴収する間接
    税徴収手段と、 前記有価価値取引と前記間接税徴収手段による間接税の
    徴収に対応して、前記有価価値特定情報で特定される有
    価価値のデータ更新を行う有価価値情報更新手段と、 前記間接税徴収手段により徴収された間接税の少なくと
    も徴収税額に関する間接税徴収情報を記憶する間接税徴
    収情報記憶手段と、 前記間接税徴収情報を出力する間接税徴収情報出力手段
    とを備えたことを特徴とする間接税徴収システム。
  9. 【請求項9】 前記有価価値取引は、前記有価価値特定
    情報で特定される有価価値の一部又は全部を、遊技媒体
    に交換して遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出取引であ
    り、 前記間接税徴収手段は、前記遊技媒体貸出取引に応じた
    間接税相当分を徴収し、 前記有価価値情報更新手段によるデータ更新は、前記有
    価価値特定情報で特定される更新前の有価価値のデータ
    から、前記間接税相当分と前記遊技媒体貸出取引分のデ
    ータを減算して得られるデータとし、該データを前記有
    価価値特定情報で特定される更新後の有価価値のデータ
    とするものであることを特徴とする請求項8記載の間接
    税徴収システム。
  10. 【請求項10】 遊技媒体又は景品に交換可能な有価価
    値を特定する有価価値特定情報を記録可能な有価価値特
    定情報記録媒体を使用して遊技を行うことができる遊技
    場において、遊技者から間接税を徴収する間接税徴収方
    法であって、 前記有価価値特定情報記録媒体に記録されている有価価
    値特定情報で特定される有価価値のデータ更新を伴う有
    価価値取引の際に、前記有価価値特定情報で特定される
    有価価値のデータ、又はこの有価価値のデータに加算又
    は減算されるデータを、遊技設備のデータ処理により間
    接税相当分だけ調整することによって、前記有価価値特
    定情報記録媒体を使用する遊技者から間接税を徴収する
    ことを特徴とする間接税徴収方法。
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