JP2002078937A - 遊技場の統合管理方法および遊技場の統合管理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

遊技場の統合管理方法および遊技場の統合管理プログラムを記録した記録媒体

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JP2002078937A
JP2002078937A JP2000269154A JP2000269154A JP2002078937A JP 2002078937 A JP2002078937 A JP 2002078937A JP 2000269154 A JP2000269154 A JP 2000269154A JP 2000269154 A JP2000269154 A JP 2000269154A JP 2002078937 A JP2002078937 A JP 2002078937A
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card
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JP2000269154A
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English (en)
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Koichi Morimoto
浩一 森本
Kuniaki Sano
邦明 佐野
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Mars Engineering Corp
Original Assignee
Mars Engineering Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲーム台の稼働データ、台利用客の個人情
報、履歴情報をリアルタイムで取得して表示可能な遊技
場の統合管理方法。 【解決手段】 所定時刻或は所定時間経過毎に遊技台夫
々の稼働データを収集して記憶し、且つ、要求されると
遊技台の稼働データを収集する遊技台情報管理手段1a
と、会員カードB毎に遊技者の個人情報を記憶する会員
情報管理手段1bと、会員カードB毎に履歴情報を記憶
する遊技媒体情報管理手段1cと、遊技台情報管理手段
1a、会員情報管理手段1b、遊技台情報管理手段1a
の稼働データ、会員情報管理手段1bの個人情報、およ
び、遊技媒体情報管理手段1cの履歴情報から所望する
情報を複数呼び出して出力すると共に、遊技台情報管理
手段1aに所望する遊技台の情報を収集させて出力する
制御手段1dとからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 この発明は、複数の遊技台
を一元管理する遊技場の統合管理に係り、詳細には、パ
チンコホール等複数の遊技台を提供して遊戯させる遊技
場において、各遊技台毎の情報管理、遊技を行っている
利用客(顧客)の情報管理、及び、利用者に貸し出した
或は利用者が獲得した遊技媒体の情報管理を統合する遊
技場の統合管理に関する。
【0002】
【従来の技術】 パチンコホール、或は、回動式遊技機
等のゲームホールでは(以下、回動式遊技機をパチスロ
台といい、同ゲームホールをパチスロホールとい
う。)、遊戯させる各パチンコ台或はパチスロ台の状態
を各台毎に管理することによって、営業時間帯毎の各台
利用データを取得する等してホール経営を円滑に行って
いた。又、パチンコホール等のゲームホールを円滑に経
営するためには、定期的に利用する顧客を多く確保する
ことが望ましい。そこで、パチンコホール等のゲームホ
ールでは、ホールを利用する利用客に関する各種情報の
管理装置を設け、顧客の利用時間帯や顧客の年齢層等を
把握して集客効率を促すと共に、新装開店時にダイレク
トメールによる案内を行ったり、顧客の誕生日には特定
のサービスを提供する等、顧客に関する情報を有効に利
用してホールの経営を行っていた。更に又、利用客が獲
得した遊技媒体(パチンコ玉、遊技メダル等)と交換す
る景品を管理する景品管理装置を設け、景品の過不足の
管理、利用者に好まれる景品の選択等を行うことで集客
効率を促していた。
【0003】以下に、各ゲーム台毎に台の状態を管理す
る台の管理装置について従来例を説明すると、例えば、
『遊技場用管理装置』(特開平11−207001)が
提案されていた。以下、『遊技場用管理装置』(特開平
11−207001)を従来例1という。
【0004】従来例1は、『(請求項1) 遊技場の営
業時間における遊技機の稼働データを時間経過に従って
集計するデータ集計手段と、遊技場の営業時間において
指定された複数の時間帯をグループとして登録するグル
ープ登録手段と、このグループ登録手段によりグループ
として登録された複数の時間帯に対応して前記データ集
計手段が集計した各集計データに基づくグループ全体の
稼働データと他の時間帯の稼働データとを区分するデー
タ区分手段とを備えたことを特徴とする遊技場用管理装
置。(請求項2) 前記データ区分手段が集計したグル
ープ全体の稼働データと他の時間帯のデータとを比較可
能な状態で出力する出力手段を備えたことを特徴とする
請求項1記載の遊技場用管理装置。(請求項3) 前記
所定の時間帯は、遊技客に対して所定の特典が付与され
た状態で遊技を行うことができるサービスタイムである
ことを特徴とする請求項1または2記載の遊技場用管理
装置。』を提供し、その作用は、
【0005】『遊技場の営業時間における遊技機の稼働
データを時間経過に従って集計するデータ集計手段を設
け、遊技場の営業時間において指定された複数の時間帯
をグループとして登録するグループ登録手段を設け、こ
のグループ登録手段によりグループとして登録された複
数の時間帯に対応して前記データ集計手段が集計した各
集計データに基づくグループ全体の稼働データと他の時
間帯の稼働データとを区分するデータ区分手段を設けた
ものである(請求項1)。このような構成によれば、複
数の時間帯を他の時間帯と区分けした状態で稼働データ
の管理を望む場合は、グループ登録手段により複数の時
間帯をグループとして登録する。さて、遊技場の営業が
開始すると、データ集計手段は、遊技場の営業時間にお
ける遊技機の稼働データを時間経過に従って集計する。
そして、遊技場の営業を終了したときは、データ区分手
段は、グループ登録手段によりグループとして登録され
た複数の時間帯に対応して前記データ集計手段が集計し
た各集計データに基づいてグループ全体の稼働データと
他の時間帯の稼働データとを区分けする。これにより、
データ区分手段が集計した複数の時間帯における稼働デ
ータと他の時間帯における稼働データとを比較検討する
ことが可能となる。
【0006】上記構成において、前記データ区分手段が
集計したグループ全体の稼働データと他の時間帯のデー
タとを比較可能な状態で出力する出力手段を設けるよう
にしてもよい(請求項2)。このような構成によれば、
出力手段は、グループデータ集計手段が集計したグルー
プデータと他の時間帯のデータとを比較可能な状態で出
力するので、データ比較を容易に行うことができる。ま
た、前記所定の時間帯は、遊技客に対して所定の特典が
付与された状態で遊技を行うことができるサービスタイ
ムであってもよい(請求項3)。このような構成によれ
ば、営業時間中に複数の時間帯でサービスタイムが設定
されているにしても、サービスタイムによる客寄せ効果
を容易に判断することができる。』であり、遊技場の営
業時間における複数の時間帯の遊技機の稼働データをグ
ループとして管理し、他の時間帯の稼働データと区分け
して管理することで、複数の所定時間帯における遊技機
の稼働データと他の時間帯における遊技機の稼働データ
とを比較検討可能にするものである。
【0007】次いで、ホール利用者に関する各種情報の
管理及び利用者毎の遊技媒体の貸出・獲得情報の管理つ
いて従来例を説明すると、例えば、『個人データ収集及
び顧客管理方法』(特開平7−47169)が提案され
ていた。以下、『個人データ収集及び顧客管理方法』
(特開平7−47169)を従来例2という。従来例2
は、利用客(顧客)個人に関する情報管理、及び、利用
者に貸し出した或は利用者が獲得した遊技媒体の情報管
理の一部を合わせた従来例であり、『(請求項1)顧客
より顧客カード発行申込み手続きをすることによって、
ホール側は当該顧客を特定するための顧客番号、店番号
等を付して個人登録をホール側に設置のコンピューター
に入力すると共に、登録処理後顧客カードを顧客に発行
し、顧客がホール内に設置の100円、500円硬貨及
び1,000円紙幣が使用可能な台間玉貸機及びプリペ
イドカード発券機等の挿入口に、前記顧客カードを挿入
することを条件に、当該顧客が所定金額に見合うパチン
コ玉の貸し出しを受けたり、あるいは所定金額に見合う
プリペイドカードの発券を受ける度毎に、これらの情報
が前記各玉貸機及びカード発券機等と接続しているホス
トコンピューターに読取り及び記録し各種情報を収集管
理し、さらに玉計数機にもホストコンピューターと接続
する顧客カード挿入口を設け、景品玉数の計数時には前
記カードを挿入しながら玉を計数し、当該顧客が景品と
して獲得した玉数の情報をホストコンピューターに読取
り収集し、前記ホストコンピューターと接続する情報提
供装置に顧客カードを挿入すると、顧客に関する収集管
理された情報に見合う予めホール側が用意した顧客にと
って有利な所定の情報等を提供すると共に、ホール側か
らの所定情報提供終了後は当該顧客に関する管理情報を
0戻しにするようにして顧客に関するデータ収集と顧客
管理を施すようにしたことを特徴とする個人データ収集
及び顧客管理方法。』である。
【0008】そして、その作用は、『先ず第1にホール
側に備え付けの顧客の住所、氏名、生年月日、性別、職
業、家族構成、趣味等の所定の事項を記録する顧客カー
ド申込書を予め用意する。入店してきた顧客に上記申込
書に記録して貰った後、ホール側はホストコンピュータ
ーに申込まれた客専用の顧客番号、店番号等の登録処理
をする。前記のように登録処理が完了したら顧客カード
を発行する。発行の手段は郵送等を介して行なうもので
あって特に限定しない。ホール内に設置されている10
0円、500円硬貨、1,000円紙幣使用可能な玉貸
機、台間玉貸機、プリペイドカード発券機、景品玉計数
機及び情報提供機等には、既存の内蔵機器の外に発行済
顧客カードの挿入口を設ける。そして前記挿入口には、
ホストコンピューターと接続する。また挿入されたカー
ドの読取り装置等も上記の各機に装着されている。顧客
カードと玉貸機等との関係は以下のとおりである。まず
カードを玉貸機のカード挿入口に挿入した後、100円
または500円硬貨を投入するか、あるいは1,000
円紙幣を挿入してやる。そして所定の金員の選択ボタン
を押すか、あるいは投入した金員に見合う玉数が自動的
に玉取出口より排出される。その結果、挿入された顧客
カードを介してホストコンピューターに当該顧客に貸し
出された玉数に関する情報が読取られ記録される。従っ
て上記のようにして、カードを挿入する毎に、上述のよ
うな動作が継続反復する。
【0009】さらに玉貸機以外にプリペイドカード発券
機の場合も、カード挿入口に顧客カードを挿入し、所定
の金員に見合うカードの発行がなされる。その際ホスト
コンピューターにもその情報が入力され、当該顧客のカ
ードの発行情況を掌握することができる。また景品玉計
数機の場合も、カード挿入口に前記カードを挿入した
後、玉の計数をする。計数終了後は、ホストコンピュー
ターにカードの持主である顧客に関する情報が収録され
る。以上のように、発行済み顧客カードをホール内に設
置の玉貸機等に挿入する毎に、個人データが確実に記録
収集される。つぎにホール側が顧客に対するサービスを
提供する手段について説明する。ホール側は、店のデー
タ、機械台の情報、新台入替の時期、誕生日のプレゼン
ト等の情報を対象とする。
【0010】以上のような情報を情報提供機にホストコ
ンピューターを介して入力しておき、顧客がカードを前
記の提供機に挿入すると、ランク付けされた所定の情報
が、カードに蓄積されている情報量に比例して提供する
ものである。また上述のようにすることによって、開店
時だけに来店するプロ連中を確実に発見し締め出すこと
ができる。以上のようにして、顧客カードに蓄積された
情報量に見合うホール側が予め用意した所定量のサービ
スを受けた後、ホール側は蓄積された情報を0に戻すよ
うホストコンピューターを処理する。従って、顧客カー
ドが0戻しになっても、再度上述した玉の貸し出しやプ
リペイドカードの発券を受けることによって、ホストコ
ンピューターにこれらの各種の情報が読取り記録される
と共に、所定量の情報に達したら、予めホール側が用意
したサービスが受けられる。上述の場合はパチンコ玉の
貸し出しや玉計数機等に関するものであったが、本発明
においては、メダルの貸し出しや計数機等の場合にも利
用できる。また本発明においては、景品と交換するとき
にも、カードを使用することができる。』ものである。
【0011】従来例2のパチンコホールでの具体的な利
用方法としては、顧客カードを各顧客毎に発行する。顧
客カードには、各顧客カード毎にその顧客を識別可能な
ID情報を記録しておく。一方、顧客に関するデータを
記憶可能な顧客管理コンピュータを設け、顧客カード発
行時に得た顧客に関する情報、例えば、顧客の住所、氏
名、生年月日、性別、職業、家族構成、趣味等を各カー
ドのIDに対応させて各カード毎に記憶しておく。
【0012】パチンコホールでは、顧客がパチンコホー
ルを利用した時に顧客カードを利用可能に、玉貸機、台
間玉貸機、プリペイドカード発券機、景品玉計数機及び
情報提供機等に予め設けた発行済顧客カードの挿入口を
設けてカードリーダ/ライタを設けておく。そして、例
えば、プリペイドカード発券機によってプリペイドカー
ドの発行を受けてパチンコ玉の貸し出しを受ける場合に
は、カード挿入口に顧客カードを挿入し、所定の金員を
プリペイドカード発券機に挿入すると、挿入金員に見合
うカードの発行がなされると共に、ホールコンピュータ
(以下、ホールコンピュータはホストコンピューターを
表す。)にも貸出玉数の情報及び顧客カードからカード
リーダ/ライタによって読み取ったID情報を送信し、
当該顧客カードを所有する利用者への発行情況を掌握す
ることができる。更に、例えば、顧客が台間玉貸機でパ
チンコ玉の貸し出しを受ける場合には、台間玉貸機にプ
リペイドカードを挿入すると共に、台間玉貸機に設けた
発行済み顧客カード挿入口に顧客カードを挿入して貸し
出しを受けるようにする。従って、顧客カードに記録さ
れたID情報は、台間玉貸機に設けられたカードリーダ
/ライタが読み取って、ホールコンピュータへ送信する
と共に、貸し出したパチンコ玉数情報をホールコンピュ
ータへ送信する。
【0013】ホールコンピュータでは、パチンコ玉数情
報を顧客管理コンピュータへ送信して受信したID情報
に対応させて顧客管理コンピュータへ記憶させる。以
後、同カードを使用して貸し出すパチンコ玉は、全てパ
チンコ玉数情報としてホールコンピュータへ記憶させ
る。顧客カード利用者がゲームを終了し、獲得したパチ
ンコ玉を玉数計数機で計数する際には、予め顧客カード
からID情報を読み取り可能なカードリーダ/ライタを
玉数計数機に備えておき、パチンコ玉を計数すると共に
顧客カードからID情報を読み取り、計数結果を表す取
得玉数情報とID情報とをホールコンピュータへ送信す
る。ホールコンピュータでは、送信されたID情報に対
応させて取得玉数情報を加算記憶する。
【0014】そして、利用者が獲得したパチンコ玉を景
品と交換する場合には、ホールカウンタに設置されたP
OSシステムによって交換した景品に相当するパチンコ
玉数を取得してパチンコ玉数情報を取得すると共に、P
OSシステムに設けたカードリーダ/ライタによって顧
客カードのID情報を読み取り、ID情報及びパチンコ
玉数情報をホールコンピュータへ送信する。ホールコン
ピュータでは、POSシステムからのID情報及びパチ
ンコ玉数情報なので、ID情報に既に記憶されている獲
得した玉数情報から景品と交換した玉数情報を減算して
記憶する。従って、従来例2は、利用者に関する情報管
理と合わせて、利用客が獲得した遊技媒体(パチンコ
玉、遊技メダル等)及び獲得した遊技媒体と交換する景
品を管理する景品管理を行うものであった。そして、こ
れら従来例1及び2は、いずれも集客効率を促すもので
あった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、従来
例1に於ては、各遊技台毎のデータは、例えば1時間毎
等、所定時間毎にデータを取得するだけなので、例え
ば、不正行為によって生ずるパチンコ台に異常な数の出
玉がある等の現象があった場合でも、次のデータエント
リ時迄は現象が表面化しないと共に、リアルタイムでパ
チンコ台個別の情報を表示して確認することができなか
った。又、従来例2では、利用者の個人情報、例えば、
生年月日が把握できるので誕生日に来場した際に誕生日
サービスを行うことができ、又、遊技媒体の利用状況或
は獲得状況が把握できるので、所定の貸出利用数毎に特
典ポイントを付与する等が可能であったが、現在利用し
ている或は過去に利用した遊技台の特定ができない(利
用時間の特定も含めて)という問題点を有し、ホール新
装時等に利用者の嗜好に合う遊技台を選択できなかっ
た。更に、従来は、各遊技台毎の情報管理と顧客に関す
る情報及び景品に関する情報管理とが独立して行われて
いたので、例えば、あるパチンコ台に異常な出玉があっ
た等、特定台に異常があったことが遊技台毎の管理情報
によって判明しても、その時間に当該遊技台を使用して
いた利用者の特定ができないという問題点を有した。そ
こでこの発明は、これら問題点に鑑み、各ゲーム台の稼
働データおよび台利用客の情報をリアルタイムで取得し
て表示可能な統合管理方法および統合管理プログラムを
記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】 この発明は、
【0017】複数の遊技台夫々の稼働データを、予め定
められる時刻あるいは所定の時間経過毎に各遊技台に対
応させて収集して記憶可能であり、且つ、要求されるこ
とで所定の遊技台または全遊技台の稼働データを収集可
能な遊技台情報管理手段と、遊技者に予め発行され自身
を識別するための識別情報が記録された会員カードに対
応させて遊技者の個人情報を記憶可能な会員情報管理手
段と、会員カードの識別情報と共に履歴情報が入力さ
れ、入力する履歴情報を会員カードに対応させて記憶可
能な遊技媒体情報管理手段と、遊技台情報管理手段の記
憶した稼働データから所望する稼働データを呼び出して
出力可能であると共に、遊技台情報管理手段に所望する
遊技台の情報を収集させ、該情報を呼び出して出力可能
であり、会員情報管理手段の記憶した会員情報から所望
する会員情報を呼び出して出力可能であり、遊技媒体情
報管理手段の記憶した履歴情報から所望する履歴情報を
呼び出して出力可能である制御手段とからなり、制御手
段は、遊技台情報管理手段の稼働データ、会員情報管理
手段の個人情報、および、遊技媒体情報管理手段の履歴
情報から所望する情報を複数呼び出して出力可能である
ことを特徴とする遊技場の統合管理方法、
【0018】及び、
【0019】複数の遊技台夫々の稼働データを、予め定
められる時刻あるいは所定の時間経過毎に各遊技台に対
応させて収集して記憶可能であり、且つ、要求されるこ
とで所定の遊技台または全遊技台の稼働データを収集可
能な遊技台情報管理手段と、遊技者に予め発行される自
身を識別するための識別情報が記録された会員カードに
対応させて遊技者の個人情報を記憶可能な会員情報管理
手段と、会員カードの識別情報と共に履歴情報が入力さ
れ、入力する履歴情報を会員カードに対応させて記憶可
能な遊技媒体情報管理手段と、遊技台情報管理手段の記
憶した稼働データから所望する稼働データを呼び出して
出力可能であると共に、遊技台情報管理手段に所望する
遊技台の情報を収集させ、該情報を呼び出して出力可能
であり、会員情報管理手段の記憶した会員情報から所望
する会員情報を呼び出して出力可能であり、遊技媒体情
報管理手段の記憶した履歴情報から所望する履歴情報を
呼び出して出力可能である制御手段とからなり、制御手
段は、遊技台情報管理手段の稼働データ、会員情報管理
手段の個人情報、および、遊技媒体情報管理手段の履歴
情報から所望する情報を複数呼び出して同一画面に出力
表示可能であることを特徴とする遊技場の統合管理方
法、
【0020】及び、
【0021】複数の遊技台夫々の稼働データを収集して
遊技台毎に記憶させる遊技台情報管理ステップと、会員
カードを識別するための識別情報に対応させて会員カー
ドを所有する遊技者の個人情報を記憶させる会員情報管
理ステップと、取得された会員カードの識別情報および
遊技履歴を識別情報に対応させて履歴情報として記憶さ
せる遊技媒体情報管理ステップと、稼働データ、個人情
報、及び、履歴情報から、所望する情報を複数呼び出し
て出力させる制御ステップとからなることを特徴とする
遊技場の統合管理プログラムを記録した記録媒体、
【0022】及び、
【0023】複数の遊技台夫々の稼働データを収集して
遊技台毎に記憶させる遊技台情報管理ステップと、会員
カードを識別するための識別情報に対応させて会員カー
ドを所有する遊技者の個人情報を記憶させる会員情報管
理ステップと、取得された会員カードの識別情報および
遊技履歴を識別情報に対応させて履歴情報として記憶さ
せる遊技媒体情報管理ステップと、稼働データ、個人情
報、及び、履歴情報から、所望する情報を複数呼び出し
て同一画面に出力表示させる制御ステップとからなるこ
とを特徴とする遊技場の統合管理プログラムを記録した
記録媒体、を提供する。そして、この発明の作用は、以
下の通りである。
【0024】統合管理方法では、遊技台情報管理手段
が、予め定められた時刻あるいは所定時間経過毎に各遊
技台の稼働データを収集し、収集した稼働データを各遊
技台に対応させて記憶する。また、会員情報管理手段
は、遊技者に対して発行された会員カード毎に、会員カ
ードが発行された遊技者の個人情報を記憶する。更にま
た、遊技媒体情報管理手段は、会員カードの識別情報及
び履歴情報が入力されると、入力された会員カードに対
応させて履歴情報を記憶する。そして、制御手段は、所
望する遊技台の稼働データを、遊技台情報管理手段から
呼び出して出力する。また、制御手段は、遊技台情報管
理手段に遊技台の稼働データを収集させて呼び出し、収
集させた稼働データを出力する。その際、遊技台情報管
理手段に収集させるのは、所定の遊技台の稼働データで
もよく、あるいは全遊技台の稼働データでもよい。更に
また、制御手段は、会員情報管理手段から所望する会員
の個人情報を呼び出して出力し、同様に、遊技媒体情報
管理手段から所望する履歴情報を呼び出して出力する。
その際、制御手段は、遊技台の稼働データ、個人情報、
および、履歴情報を複数呼び出して出力できる。
【0025】従って、制御手段では、所望する遊技台の
稼働データを出力状態でも、所望する会員の個人情報ま
たは履歴情報、あるいは両方の情報を稼働データと同時
に出力できる。また、制御手段の行う稼働データ、個人
情報、および、履歴情報の出力が、表示画面に行う場合
には、所望する遊技台の稼働データを表示画面に出力表
示状態でも、所望する会員の個人情報または履歴情報、
あるいは両方の情報を稼働データを出力表示している画
面と同一画面に出力表示する。そして、記録媒体に記録
された統合管理プログラムでは、稼働データの収集・記
憶、個人情報の記憶、および、履歴情報記憶が、遊技台
情報管理ステップ、会員情報管理ステップ、遊技媒体情
報管理ステップによって行われる。
【0026】即ち、各遊技台の稼働データは、遊技台情
報管理ステップによって、複数の遊技台夫々の稼働デー
タが収集され記憶される。また、会員カードを所有する
遊技者の個人情報は、会員情報管理ステップによって、
遊技者の所有する会員カードを識別する識別情報に対応
させて記憶される。更にまた、履歴情報は、遊技媒体情
報管理ステップによって、履歴情報と共に取得された会
員カードの識別情報に対応させて記憶される。これら記
憶された稼働データ、個人情報、及び、履歴情報は、制
御ステップによって、そのうちの所望する情報、あるい
は、複数の情報が呼び出されて出力される。
【0027】また、稼働データ、個人情報、及び、履歴
情報を同一画面に出力表示させる場合には、稼働デー
タ、個人情報、及び、履歴情報は、制御ステップによっ
て、そのうちの所望する情報、例えば稼働データが呼び
出されて出力表示されると共に、個人情報あるいは履歴
情報、あるいは両方の情報が呼び出され稼働データを出
力表示している画面と同一画面に出力表示される。
【0028】
【発明の実施の形態】 以下に、この発明の実施の形態
を図面に基づき説明する。図1はこの発明の実施の形態
を実施するパチンコホールの説明図であり、図2はこの
発明の実施の形態を模式的に表す説明図であり、図3は
台間玉貸機の説明図であり、図4はカード発行機の説明
図であり、図5は個人データ入力部の説明図であり、図
6および図7はこの発明の実施の形態のフローチャート
を表す説明図であり、図8は図6に表すフローチャート
に基づいて表示された表示画面の説明図を表し、図9は
図7に表すフローチャートに基づいて表示された表示画
面の説明図を表す。
【0029】Aは、ゲームホールである。ゲームホール
Aには、複数のゲーム機が設置され、遊技者に対して遊
技媒体を貸し出し、遊技者はこの遊技媒体によってゲー
ムを行い、ゲームによって遊技媒体を獲得した場合に
は、獲得した遊技媒体を景品と交換して遊技者に景品と
して提供する。ゲームホールAでは、複数のゲーム機を
統合管理しており、この発明に係る統合管理方法は、統
合管理装置1によって行われ、統合管理装置1は、ゲー
ムホールAのゲーム機、遊技媒体、および、利用客であ
る遊技者を統合して管理するものである。この実施の形
態では、ゲームホールAはパチンコホールからなるもの
として、第1の実施の形態を説明する。以下、ゲームホ
ールAをパチンコホールAという。
【0030】パチンコホールAは、図1に表すように、
ゲーム機であるパチンコ台2、台間玉貸機3等の機器か
ら形成され、遊技者にパチンコ玉を貸し出し、そのパチ
ンコ玉でパチンコゲームを行わせる。
【0031】統合管理装置1は、図2に表すように、遊
技台情報管理手段である遊技台情報管理装置1a、会員
情報管理手段である会員情報管理装置1bと、遊技媒体
情報管理手段である遊技媒体情報管理装置1cと、制御
手段である制御装置1dと、出力表示装置であるディス
プレイ1eと、他の出力装置であるプリンタfとからな
る。そして、統合管理装置1は、パチンコ台2等の遊戯
機器と通信可能に接続され、パチンコ台2等の遊戯機器
から送信される会員カードBから読み取った情報によっ
て会員を特定し、会員に関する個人情報、遊技客が遊戯
しているパチンコ台2および遊技時刻、会員が獲得した
遊技媒体であるパチンコ玉数あるいは利用したパチンコ
玉数、等の情報を記録管理する。
【0032】会員カードBは、磁気カードまたはICカ
ードからなり、記録部を有しており、会員カードB毎に
異なる識別情報を記録部に記録されてなる。この実施の
形態では、会員カードBは磁気カードからなる。そし
て、会員カードBは、遊技客である会員毎に発行され、
記録部に記録された識別情報を読み取られることで会員
カードBを利用している会員を特定可能とさせる。この
ように、会員カードBによって利用する会員を特定でき
ることで、パチンコホールAへの来店日、来店回数等に
関わらず継続的に会員の管理が可能となると共に、不正
等があったときには、会員を撮像して記憶した画像デー
タと実際の遊技客とを比較して不正使用であるか否かが
瞬時に判断可能となる等、パチンコホールAの管理を容
易にできる。この実施の形態では、会員カードBは各会
員に対し発行するが、実際の運用では、パチンコホール
Aを利用する頻度の高い遊技客に対してのみ発行し、所
謂一見客に対しては会員カードBではなく、所定の金額
分のパチンコ玉を貸し出し可能な貸玉カードを発行し、
遊戯させてもよく、会員カードBを利用することで常連
客である会員と一見客とを区別して管理することもでき
る。また、会員カードBには識別情報が記録されるだけ
であり、会員カードBの識別情報に対応して記憶される
会員の氏名等からなる個人情報、貸し出し可能なパチン
コ玉数および賞品と交換可能な景品貯玉、並びに、それ
らの記憶が行われたパチンコ台2番号および時間等から
なる稼働データは、夫々会員情報管理装置1b、遊技媒
体情報管理装置1cに記憶され、会員カードBには記憶
されていないため、会員カードBの改竄等による事故の
発生を防止可能である。そして会員が会員カードBを利
用する際、会員カードBの利用者が正規の利用者か否か
を判断するには、会員カードBに暗証番号を記憶させて
おくと共に会員情報管理装置1bにも暗証番号を記憶さ
せておき、且つ、会員カードBが台間玉貸機3等に挿入
された際に、台間玉貸機3等に暗証番号を入力可能な入
力部を設けておき暗証番号の入力を促し、暗証番号の照
合をして正規の利用者か否かを判断するように形成すれ
ばよい。
【0033】遊技台情報管理装置1aは、主に記憶装置
であり、通信可能に接続される各パチンコ台2から稼働
データを収集して記憶するものであり、各パチンコ台2
に対し稼働データを送信するよう指令し、パチンコ台2
から送信される稼働データを受信してパチンコ台2毎に
記憶可能である。そして、遊技台情報管理装置1aによ
る稼働データの収集は、統合管理装置1に内蔵されるタ
イマー機能によって予め設定される時刻毎に行われ、収
集された稼働データはパチンコ台2毎且つ時刻と共に記
憶する。あるいは、パチンコホールA開店からの所定経
過時間毎に収集するようにしても良い。更に、遊技台情
報管理装置1aは、特定のパチンコ台2の稼働データを
収集可能である。即ち、制御装置1dから特定のパチン
コ台2の稼働データを収集するよう指令があると、特定
のパチンコ台2に対し稼働データを送信するよう指令
し、指令したパチンコ台2から送信される稼働データを
受信して記憶可能である。この場合の記憶は、予め定め
られる時刻に収集した稼働データとは別に一時的に記憶
されるが、予め定められる時刻に収集した稼働データと
して記憶するようにしても良い。そして、遊技台情報管
理装置1aは、収集した稼働データの出力を求められる
と、出力を求められたパチンコ台2の稼働データを出力
可能である。
【0034】この実施の形態で用いる稼働データは、パ
チンコ台2で使用されアウト玉となったパチンコ玉数の
データ、パチンコ台2の入賞口に入賞して獲得した獲得
玉数のデータ、パチンコ台2へ供給したパチンコ玉数の
データであり、データ収集された日時と共に記憶あるい
は表示されるデータである。会員情報管理装置1bは、
会員カードBを識別する識別情報毎に、その会員カード
Bを発行した会員の情報を記憶する装置であり、会員カ
ード発行時に取得する会員の住所、氏名、年齢、電話番
号、および、画像データ等の個人情報を会員データとし
て記憶可能である。そして会員情報管理装置1bは、識
別情報に対応する会員データの出力を求められた場合に
は、識別情報に対応して記憶した会員データを出力可能
である。
【0035】遊技媒体情報管理装置1cは、遊技台情報
管理装置1aと同様、主に記憶装置であり、各会員カー
ドBに対応して履歴情報を記憶可能であり、玉貸装置に
よって遊技者に対し遊技媒体を貸し出す際に、会員カー
ドBから読み取る識別情報と共に貸し出したパチンコ玉
数を受信し、貸し出したパチンコ玉数を識別情報に対応
させて履歴情報として記憶可能であると共に、玉数計数
機によって遊技者が獲得して計数したパチンコ玉数を会
員カードBから読み取る識別情報と共に受信し、獲得し
た玉数を履歴情報として記憶可能である。更に、遊技媒
体情報管理装置1cは、履歴情報によって記憶されてい
る獲得したパチンコ玉を景品と交換する際にも、記憶さ
れている獲得したパチンコ玉数から交換する玉数を減算
し、会員カードBに対応して読み取る識別情報と共に減
算した後のパチンコ玉数を記憶可能である。そして、こ
れらの記憶は、その都度履歴として記憶されるので、後
に記憶された情報を見ることで履歴の記憶があった日時
と共に履歴の内容を見ることが可能である。更に、遊技
媒体情報管理装置1cは、識別情報に対応する履歴情報
の出力を求められた場合には、その識別情報に対応して
記憶した履歴情報を出力可能である。
【0036】この実施の形態で用いる履歴情報は、会員
カードBの識別情報に対応して記憶される貸出可能な貸
玉貯玉および貸玉を所定の率で換算した景品貯玉夫々の
数が変更される都度その時刻と共に変更される内容が記
憶される情報と、会員カードBがパチンコホールAに設
置された機器に差し込まれ、会員カードから識別情報が
読み取られる都度その時刻と共に読み取られた機器が記
憶される情報である。尚、貸玉貯玉は会員カードB利用
者に対して貸出可能なパチンコ玉数であり、会員は遊戯
して獲得したパチンコ玉を計数後貸玉貯玉として記憶さ
れる。景品貯玉は、景品と交換可能な玉数であり、会員
が獲得した貸玉貯玉を景品と交換する際には所定の率で
変換されて景品貯玉として記憶される。但し、貸玉貯玉
は当日限り有効であり、パチンコホールAの営業時間を
過ぎると或いは0時を過ぎると、その数が所定の率で変
換されて景品貯玉として新たに記憶される。また、景品
貯玉は、再び貸し出しを希望する場合には、景品貯玉の
数を再び所定の率で換算して貸玉貯玉に記憶し貸し出し
可能な玉数とする。そして、パチンコ玉の貸し出しは一
般に4円相当で貸し出されるので、貸し玉貯玉も4円相
当であり、景品に交換する際には、2円50銭で交換さ
れるので景品貯玉は2円50銭相当であり、換算する率
は0.625となる。
【0037】尚、貸玉貯玉は、当日限り遊技可能な玉数
であり、パチンコホールAが営業当日の売り上げ等の閉
店処理を行った際に自動的に所定の変換率で景品貯玉へ
変換されて景品貯玉に積算記憶され、貸玉貯玉は0とな
る。尚、変換時に端数が出る場合には、切り上げて変換
する。貸玉貯玉から景品貯玉への変換は、閉店処理時で
なく、翌日の0時、開店処理時等他の時間に行っても良
い。更に、貸玉貯玉は、所定の時刻をもって景品貯玉に
変換され、当日限り利用可能としたが、所定の時刻をも
って景品貯玉せずに貸玉貯玉として記憶したままでもよ
い。また、履歴情報は、プリペイドカードの識別情報に
対応して記憶される貸出し可能な貸玉数が変更される都
度その時刻と共に変更される内容が記憶される情報と、
プリペイドカードがパチンコホールAに設置された機器
に差し込まれ、プリペイドカードから識別情報が読み取
られる都度その時刻とともに読み取られた機器が記憶さ
れる情報としても良い。
【0038】制御装置1dは、パチンコホールAを経営
するスタッフによって操作され、遊技台情報管理装置1
aに対し、遊技台情報管理装置1aの記憶されている稼
働データから所望するパチンコ台2の稼働データを呼び
出してディスプレイ1eへ表示可能である。この場合の
所望するパチンコ台2は、パチンコホールA全体のパチ
ンコ台2を対象としてもよく、島A1毎のパチンコ台2
を対象としてもよく、あるいは、予め定めておくパチン
コホールAのパチンコ台2の纏りであるパチンコ台2群
でもよく、そのパチンコホールAの形態によって複数種
用意すればよい。そして、遊技台情報管理装置1aに記
憶された複数台のパチンコ台2の稼働データを表示させ
る場合には、縦にパチンコ台2の台番号、横に各時刻に
おける稼働状況というように一覧表形式で表示させる。
【0039】また、制御装置1dは、遊技台情報管理装
置1aに対して特定のパチンコ台2の今現在の稼働デー
タを収集させるよう指示信号を出力し、遊技台情報管理
装置1aにそのデータを収集させて出力させると共に取
得した稼働データをディスプレイ1eへ表示されること
が可能である。そして、特定のパチンコ台2の今現在の
稼働データを収集してディスプレイ1eへ表示させる場
合には、そのデータを単独で表示させることも可能であ
り、或いは、島A1毎等の複数台のパチンコ台2の稼働
データを表示させながら、特定のパチンコ台2の今現在
の稼働データを抜き出して、ディスプレイ1e同時に他
のパチンコ台2の稼働データより大きく表示させること
が可能である。
【0040】更に、制御装置1dは、会員情報管理装置
1bに対して会員情報管理装置1bに記憶された会員デ
ータを出力させる指示信号を出力可能であり、出力され
た会員データをディスプレイ1eへ出力表示させること
が可能である。この場合、会員情報管理装置1bへの指
示信号には、出力させる会員データを特定するための識
別情報が含まれているか、これに相当する情報が含まれ
る。そして、ディスプレイ1eへの出力表示は、既に表
示されているデータと共に表示可能である。同様に、制
御装置1dは、遊技媒体情報管理装置1cに対して遊技
媒体情報管理装置1cに記憶された履歴情報を出力させ
る指示信号を出力可能であり、出力された履歴情報を出
力装置であるディスプレイ1e或はプリンタ1fへ出力
表示させることが可能である。この場合、遊技媒体情報
管理装置1cへの指示信号には、出力させる履歴情報を
特定するための識別情報が含まれているか、或はこれに
相当する情報が含まれる。そして、ディスプレイ1eへ
の出力表示は、既に表示されているデータと共に表示さ
れ、且つ、制御装置1dの制御下にある。
【0041】従って、制御装置1dは、ディスプレイ1
eへ稼働データ、会員データ、履歴情報を同一画面上に
同時に表示可能である。次にパチンコホールAに設けら
れる機器について説明する。パチンコホールAは、複数
のパチンコ台2が並べられてなる島A1を複数並べてな
る。島A1に設けられた各パチンコ台2は夫々統合管理
装置1に電気的に接続され、パチンコ台2の情報を統合
管理装置1へ送信可能である。島A1に並べられたパチ
ンコ台2には、各パチンコ台2に対応して台間玉貸機3
が設置され、島A1はパチンコ台2、台間玉貸機3、パ
チンコ台2、台間玉貸機3・・・・というように台間玉
貸機3とパチンコ台2とが交互に連続して設置されて形
成される。更に、島A1には、台間計数機4が各パチン
コ台2に対応してパチンコ台2下方のカウンタに設置さ
れる。そして、島A1に設置されるパチンコ台2および
パチンコ台2に対応して設置される台間玉貸機3、台間
計数機4が一組に関連づけて認識され、パチンコ台2で
の遊技に際し遊技の稼働データおよび履歴情報が関連づ
けられた組の台間玉貸機3および台間計数機4から収集
されて統合管理装置1へ出力される。
【0042】パチンコ台2は、台本体に近接設置される
遊技台情報検出装置(図示せず)を含み形成するものと
する。そして、パチンコ台2は、遊技台情報検出装置
(図示せず)によって、パチンコ台2で使用されアウト
玉となったパチンコ玉数および入賞口に入賞して払い出
した獲得玉数を積算計数可能であると共に、島A1から
パチンコ台2へ供給されたパチンコ玉数を積算計数可能
であり、遊技台情報管理装置1aからデータ収集の指示
があると、アウト玉数のデータ、獲得玉数のデータ、パ
チンコ台2へ供給したパチンコ玉数のデータを遊技台情
報管理装置1aへ出力可能である。また、パチンコ台2
には、遊技台情報検出装置(図示せず)に接続されて制
御されるCCDカメラからなる監視カメラが設けられ、
パチンコ台利用者の顔を常時撮像可能であり、制御装置
1dから撮像している映像情報を出力するよう指示があ
ると、制御装置1dへ撮像しているデータを送信可能で
ある。パチンコ台2の台本体に隣接設置される遊技台情
報検出装置(図示せず)は、呼出ランプに代表される。
【0043】台間玉貸機3は、図3に表すように、遊技
媒体であるパチンコ玉を貸し出す装置であり、台間玉貸
機3には、会員カードを挿入されるカード挿入口31が
設けられ、カード挿入口31内部には、挿入された会員
カードBから識別情報を読取り可能であるリーダ/ライ
タ部32が設けられる。更に、台間玉貸機3には、貸出
スイッチ33を設ける。貸出スイッチ33は、押圧され
る毎に予め定める金額に相当するパチンコ玉の貸し出し
を、供給口がパチンコ台2の受け皿上部に回動自在に設
置される貸玉供給管34によって行う。従って、貸出ス
イッチ33が押圧される度に、対応するパチンコ台2へ
パチンコ玉を貸し出すと共に、貸し出したパチンコ玉数
を履歴情報として統合管理装置1へ出力可能である。こ
の実施の形態では、台間玉貸機3は、貸出スイッチ33
が押圧される毎に200円分の貸し玉を行うが、100
円分、500円分或いはそれ以外の金額に設定しても良
く、或は、貸し出しを希望するパチンコ玉の貸出数を入
力可能な貸出数入力部を設けても良い。更に、台間玉貸
機3には、現金挿入口を設けると共に内部に金額検知部
を設け、挿入された現金の金額分のパチンコ玉を貸出可
能とする通常の玉貸し機の機能を有するよう形成しても
よく、この場合にも貸し出されたパチンコ玉の情報を履
歴情報として統合管理装置1へ出力する。更にまた、台
間玉貸機3は、会員カードBが挿入されていない場合に
は、現金による場合のみパチンコ玉の貸し出しが可能に
形成してもよい。更にまた、台間玉貸機3は、識別情報
の記憶されているプリペイドカードが挿入されている場
合には、プリペイドカードによる場合のみパチンコ玉の
貸出しが可能に形成しても良い。
【0044】台間計数機4は、上面に獲得したパチンコ
玉を挿入可能な挿入口を設け、パチンコ台2下方のカウ
ンタ内には挿入されたパチンコ玉を計数する計数部を設
け、更に、パチンコ台2の背面側には、挿入されて計数
されたパチンコ玉を排出する排出口を設けてなる。そし
て、台間計数機4は、挿入口から挿入されたパチンコ玉
を計数してその結果を履歴情報として統合管理装置1へ
出力可能である。台間計数機4によって計数されたパチ
ンコ玉数は、貸玉貯玉として遊技媒体情報管理装置1c
に記憶される。台間計数機4は、台間玉貸機3に会員カ
ードBが挿入された時のみ稼働可能であり、上部の挿入
口も会員カードBが台間玉貸機3に未挿入では閉状態と
なり、台間計数機4は使用不能に形成する。
【0045】5は、ホール計数機である。ホール計数機
5は、島A1毎に或いはパチンコホールAの景品の交換
を行う等するホールカウンタ(図示せず)に設置され
る。ホール計数機5は、統合管理装置1と信号入出力可
能に接続され、会員カードBを挿入されるカード挿入口
が設けられ、カード挿入口内部には、挿入された会員カ
ードから識別情報を読取り可能なリーダ/ライタ部が設
けられる。そして、カード挿入口に会員カードBが挿入
されることでリーダ/ライタ部が会員カードBから識別
情報を読取り統合管理装置1へ出力可能である。更に、
ホール計数機5には、挿入されたパチンコ玉を計数可能
な計数部が設けられると共に、計数部へパチンコ玉を投
入する投入口を設けられ、更に、計数結果を表示する表
示部が設けられる。そして、ホール計数機5は、投入さ
れるパチンコ玉を計数して計数結果をリーダ/ライタ部
によって読取った識別情報と共に統合管理装置1へ出力
可能である。この実施の形態では、ホール計数機5はホ
ールカウンタに設置したが、各島A1毎に島A1端部に
設置する等適宜設置しても良い。
【0046】6は、カード発行機である。カード発行機
6は、図4に表すように、パチンコホール内に数カ所、
例えば、パチンコ台2を複数設置したパチンコ島A1の
両端に設置し、統合管理装置1と信号入出力可能に接続
する。ホール玉貸し装置6には、千円、五千円、一万円
等の紙幣が投入される現金投入口61とカードの挿入・
返却がされるカード挿入口62と、現金が返却される現
金返却口63が設置される。更に、カード発行機6に
は、カード挿入口62から挿入される会員カードBの識
別情報を読み取り可能なリーダ/ライタ部64が設けら
れ、リーダ/ライタ部64によって読み取った識別情報
を統合管理装置1へ出力可能であり、且つ、挿入された
現金の金額を認識して金額情報を統合管理装置1へ出力
可能である。更にまた、カード発行機6には、パチンコ
玉の貸出希望数を入力する入力部65を設ける。入力部
65は、この実施の形態では、会員が暗証情報を入力可
能な0乃至9の数字を表すテンキースイッチと、貸し出
しを受ける玉数に相当する金額を所定金額毎に入力する
よう、「1000」「2000」「3000」の表示を
施した金額ボタンスイッチとからなる。従って、会員は
暗証情報をテンキー部分から入力すると共に、貸し出し
を受けたい玉数に相当する金額を夫々の金額ボタンスイ
ッチを押圧することで入力する。更に、カード発行機6
には現金投入口61から挿入された現金の金額を識別可
能な現金識別部66を設け、挿入された現金に相当する
パチンコ玉数を貸し出し可能とするよう履歴情報を統合
管理装置1へ信号出力可能である。その際、入力部65
に設けた金額ボタンスイッチを併用することで、釣り銭
がある5000円札或は10000円札を挿入されたと
きでも、所定額に相当するパチンコ玉の貸し出しを可能
とさせる履歴情報を出力し、釣り銭を返却するよう形成
する。この実施の形態では、入力部65をテンキースイ
ッチと金額ボタンスイッチとから形成したが、例えば、
金額ボタンスイッチ用いずに、テンキースイッチのみか
ら形成し、貸し出しを受ける玉数を表す金額もテンキー
スイッチから入力するよう形成してもよい。尚、図4に
表す62aは、会員以外の客に、当日限り有効なプリペ
イドカードを発行するカード発行口である。
【0047】7は、景品払出機である。景品払出機7
は、パチンコホールAのホールカウンタ(図示せず)に
設置し、統合管理装置1と信号入出力可能に接続され
る。景品払出機7には、会員カードBを挿入可能なカー
ド挿入口を設け、カード挿入口内部には挿入された会員
カードBから識別情報を読み取り可能なリーダ/ライタ
部を設ける。更に、景品払出機7には、各種景品を自動
払い出し可能な景品払い出し部を設ける。そして、景品
払出機7は、カード挿入口に会員カードBが挿入される
とリーダ/ライタ部によって会員カードBの識別情報を
読取り統合管理装置1へ送信可能であると共に、送信し
た識別情報に対応して遊技媒体情報管理装置1cに記憶
されている履歴情報中の景品貯玉情報を統合管理装置1
から入力すると共に景品払い出し指示信号を入力して、
景品貯玉に相当する景品の払い出しが可能である。尚、
詳説しないが、景品払出機7には、払い出しを受けたい
金額を入力可能な入力部を設けて景品貯玉の範囲で必要
とする払出金額の景品払い出しを受けるようにしてもよ
い。この実施の形態では、景品の払い出しを景品払出機
7によって自動的に行えるようにしたが、会員カードB
の識別情報に対応して記憶されている景品貯玉の情報の
みを統合管理装置1から読み出し可能な景品情報読み取
り機によって景品払出機7同様統合管理装置1からの払
い出し指示信号によって景品貯玉数のみを印字するよう
構成し、景品の実際の払い出しは、印字内容を確認した
パチンコホールAの係員が行うように形成してもよい。
【0048】8は、個人データ入力部である。個人デー
タ入力部8は、図5に表すように、会員カードBを発行
可能なカード発行口81を設け、カード発行口81内部
には予め複数の会員カードBが収納されており、収納さ
れた会員カードBへ識別情報を書き込み可能なリーダ/
ライタ部82を設ける。更に、利用者の顔を撮像可能な
CCDカメラからなる撮像装置83が設けられると共に
通常のパソコン同様入力部84およびディスプレイ部8
5を設け、利用者が会員カードBの発行を求めると、デ
ィスプレイ部85に氏名、年齢、住所、電話番号等個人
情報を入力するよう促すと共に撮像装置83によって会
員の顔を撮像可能であり、入力されたデータおよび撮像
された画像データを統合管理装置1へ送信すると共に、
統合管理装置1から識別情報を受信してリーダ/ライタ
部82によって会員カードBへ識別情報を書き込み可能
である。
【0049】次いで、第1の実施の形態の作用を以下に
説明する。統合管理装置1は、パチンコホールAに於い
て、稼働データの収集記憶および管理、入力された個人
情報の記憶および管理、履歴情報の管理を行う。
【0050】先ず、稼働データの収集について説明す
る。パチンコ台2は、島A1全体に供給される各パチン
コ玉から所定数のパチンコ玉の供給を受ける。また、各
パチンコ台2では、ゲーム中に賞品口に入賞しなかった
パチンコ玉はアウト玉として回収され、再び島A1へ戻
される。他方、入賞した場合には、予め定められる数の
パチンコ玉をパチンコ台2の上皿へ払い出す。また、パ
チンコ台2は、島A1から供給された玉数、アウト玉と
なった玉数、賞品として払い出した玉数を夫々積算記憶
しておく。遊技台情報管理装置1aは、このようにパチ
ンコ玉が流通するパチンコ台2に対し、予め定められた
時刻、に情報収集信号を送信し、パチンコ台2に対し、
積算した島A1から供給された玉数の情報、回収された
アウト玉数の情報、遊技者に払い出した玉数の情報を送
信するように指示する。そして、情報収集信号を受信し
た各パチンコ台2は、これらの情報を稼働データとして
遊技台情報管理装置1aへ送信する。この実施の形態で
は、予め定められた時刻毎に稼働データを収集する場合
を説明したが、予め定められた経過時間毎に稼働データ
を収集するよう形成しても良い。遊技台情報管理装置1
aでは、各パチンコ台2から稼働データを入力すると、
各パチンコ台2の台番号に対応させて稼働データを日時
と共に記憶する。従って、各パチンコ台2から送信され
た稼働データはパチンコ台2毎に且つ情報収集された時
間毎に遊技台情報管理装置1aに記録されることとな
る。そして、各パチンコ台2稼働データの遊技台情報管
理装置1aへの記憶作業は、制御装置1dによって制御
されるが、遊技台情報管理装置1a自身が制御するよう
にしても良い。
【0051】次いで、会員情報管理装置1bによって行
われる個人情報の記憶および管理について説明する。会
員は、会員カードBの付与を受けるために、個人データ
入力部8によって会員個人の氏名・住所・年齢・電話番
号・暗証情報等の個人情報を入力すると共に、個人デー
タ入力部8の撮像装置83によって会員の頭部の画像デ
ータが撮像される。そして入力および撮像された夫々の
データは個人情報として会員情報管理装置1bへ送信さ
れる。会員情報管理装置1bでは、個人データ入力部8
から個人情報を受信し、受信した個人情報に対して識別
情報を生成すると共に、生成した識別情報に対応させて
受信した個人情報を記憶する。識別情報の生成は、他の
会員の個人情報の記憶させる為に既に生成されたもので
はなく、新たな異なる識別情報を生成する。次いで、個
人データ入力部8で会員カードBを発行させる為に、生
成した識別情報を発行信号と共に会員情報管理装置1b
へ送信する。
【0052】個人データ入力部8では、会員情報管理装
置1bから発行信号および識別情報を受信すると、カー
ド発行口81内部に収納した会員カードBに、同じく受
信した識別情報をリーダ/ライタ部82によって記録
し、カード発行口81から発行する。会員は発行された
会員カードBを入手する。この実施の形態では、会員カ
ードBの発行は、個人データ入力部8によって会員が行
ったが、パチンコホールAの係員が行っても良く、この
場合には、個人データ入力部8はパソコンとデジタルカ
メラから構成し、会員の申告或は運転免許証等の証明書
に従ってパソコンから入力すると共に、画像データはデ
ジタルカメラで撮影して画像データとして取込むように
しても良い。そして、各個人情報の会員情報管理装置1
bへの記憶作業は、制御装置1dによって制御される
が、会員情報管理装置1b自身が制御するようにしても
良い。
【0053】次いで、遊技媒体情報管理装置1cによっ
て行われる履歴情報の記憶および管理について説明す
る。会員カードBを所有する会員は、台間玉貸機3によ
ってパチンコ玉の貸し出しを受けるために、カード発行
機6のカード挿入口62に会員カードBを挿入すると共
に貸し出しを希望する金額の現金を現金投入口61に投
入する。カード発行機6では、挿入された会員カードB
の識別情報がリーダ/ライタ部64によって読み取られ
ると共に、現金投入口61に投入された現金の金額が認
識される。次いで、入力65から貸出希望する貸玉数が
入力されると、投入金額内ならば入力された貸玉数を表
す貸玉情報と識別情報とが統合管理装置1へ送信され
る。もし、希望する貸玉数が投入金額に相当する玉数よ
り多い場合には投入金額に相当する玉数を貸玉情報とし
て統合管理装置1へ送信するか、不足している旨をカー
ド発行機6の表示部(図示せず)へ表示させる。遊技媒
体情報管理装置1cでは、カード発行機6から貸玉情報
と識別情報とを入力すると、貸玉情報によって表される
貸玉数を履歴情報である貸玉貯玉として識別情報に対応
させて記憶すると共に、カード発行機6へ会員カードB
を返却させる指示信号を送信する。履歴情報の貸玉貯玉
として記憶される玉数は、以後、この会員カードBによ
って貸玉を受ける際の上限となる。履歴情報の貸玉貯玉
は、会員が貸玉を受けた場合には記憶された玉数が減算
記憶され、獲得した玉数が台間計数機4によって計数さ
れた場合には加算記憶される。
【0054】カード発行機6では、会員カードBを返却
する指示信号を受信したので、会員カードBをカード挿
入口62から返却する。次いで、会員は遊技を希望する
パチンコ台2へ移動し、パチンコ台2に対応して設置さ
れる台間玉貸機3のカード挿入口31へ会員カードBを
挿入し、パチンコ玉の貸玉を受ける為に貸出スイッチ3
3によって所望する貸玉数(金額)を入力する。台間玉
貸機3では、リーダ/ライタ部32によって挿入された
会員カードBから識別情報を読み取り、統合管理装置1
へ識別情報を送信する。更に、貸出スイッチ33によっ
て入力された貸玉数(金額)の情報を統合管理装置1へ
出力する。従って、会員カードBを台間玉貸機3に挿入
することによって識別情報が読み取られ統合管理装置1
へ送信されるので、以後、会員カードBが台間玉貸機3
から抜き取られるまで台間玉貸機3が設置されたパチン
コ台2で遊戯している会員が誰であるかが統合管理装置
1に認識される。統合管理装置1では、台間玉貸機3か
ら識別情報および貸玉数(金額)の情報を受信すると、
遊技媒体情報管理装置1cが識別情報に対応して記憶し
た貸玉貯玉と受信した貸玉数(金額)とを比較し、受信
した貸玉数(金額)が識別情報に対応して記憶された貸
玉貯玉数以下であれば、台間玉貸機3に対し受信した貸
玉数(金額)を貸し出す貸出許可信号を送信すると共
に、自身に記憶されている貸玉貯玉から貸し出した玉数
を減算して記憶する。遊技媒体情報管理装置1cが受信
した貸玉数(金額)が識別情報に対応して記憶された貸
玉貯玉数以下であれば、台間玉貸機3へは貸玉貯玉の全
数を貸し出す貸出許可信号を送信する。従って、貸し出
されるパチンコ玉は貸玉貯玉の範囲となる。また、遊技
媒体情報管理装置1cは、台間玉貸機3から識別情報お
よび貸玉情報を受信すると、受信した日時と共に貸出希
望を受けた貸玉数(金額)を識別情報に対応させて履歴
情報として記憶する。
【0055】台間玉貸機3では、統合管理装置1から貸
出許可信号を受信し、受信した信号によって指示された
数の貸玉数(金額)を貸玉供給管34からパチンコ台2
の上皿へ貸し出すと共に、貸し出しを終了した旨を統合
管理装置1へ送信する。また、台間玉貸機3では、統合
管理装置1から貸出許可信号を受信し、受信した信号に
よって指示された数を直接パチンコ台2へ送信すること
もできる。遊技媒体情報管理装置1cでは、貸し出しを
終了した旨の信号を受信すると、貸し出した玉数と共に
日時を履歴情報として記憶する。従って、パチンコ玉の
貸し出しが行われると、その都度その日時と貸し出しが
行われた玉数とが履歴情報として遊技媒体情報管理装置
1cに記録されることとなる。また、現金によって貸玉
を受ける場合には、台間玉貸機3に投入された現金の金
額に相当するパチンコ玉数を貸し出し、貸し出したパチ
ンコ玉数(貸玉数)と識別情報とが遊技媒体情報管理装
置1cへ送信され、履歴情報として貸玉数とその日時が
識別情報に対応して記憶される。会員は、貸玉によって
パチンコ台2で遊戯するが、途中貸玉がなくなった場合
には、再び同様に貸玉を受け遊技を続行できる。
【0056】尚、会員がパチンコ台2で遊戯している間
でも、予め定める時刻になると、遊技台情報管理装置1
aによる稼働データの収集が行われる。会員がパチンコ
台2で遊戯した結果、多数のパチンコ玉を獲得すると、
台間計数機4によって、獲得したパチンコ玉の計数を行
う。即ち、獲得したパチンコ玉が台間計数機4の挿入孔
から投入されると、カウンタ内に設けた計数部によって
挿入されたパチンコ玉が計数される。そして、計数され
たパチンコ玉はパチンコ台2の背面側に設けた排出口か
ら排出される。一方、計数された獲得したパチンコ玉の
玉数は、遊技媒体情報管理装置1cへ送信される。遊技
媒体情報管理装置1cでは、台間計数機4から獲得した
パチンコ玉の玉数を受信すると、その台間計数機4が属
する組の台間玉貸機3に挿入されている会員カードBの
識別情報に対応して、履歴情報として遊技媒体情報管理
装置1cの記憶する貸玉貯玉に積算記憶されると共に、
その日時と計数された玉数も履歴情報として記憶する。
【0057】また、会員がホール計数機5によって獲得
したパチンコ玉を計数する場合には、ホール計数機5の
カード挿入口に会員カードBを挿入すると共に、パチン
コ玉を投入口から投入する。ホール計数機5では、リー
ダ/ライタ部が挿入された会員カードBの識別情報を読
み取り、更に、投入口から投入されたパチンコ玉の数を
計数部が計数し、識別情報および計数したパチンコ玉数
の情報を統合管理装置1へ送出すると共に、表示部に計
数結果を表示する。統合管理装置1では、ホール計数機
5から識別情報およびパチンコ玉数情報を受信し、遊技
媒体情報管理装置1cが識別情報に対応させてパチンコ
玉数情報の表す玉数を履歴情報として既に記憶されてい
る貸玉貯玉に積算記憶すると共に、その日時と計数され
た玉数も履歴情報として記憶する。会員がパチンコ玉を
景品に交換する為に、景品払出機7のカード挿入口に会
員カードBを挿入する。景品払出機7は、会員カードB
が挿入されたので、景品払出機7のリーダ/ライタ部が
会員カードBの識別情報を読み取る。そして景品払出機
7は、読み取った識別情報を統合管理装置1へ送信す
る。統合管理装置1では、景品払出機7から識別情報を
受信し、この識別情報に対応して記憶された履歴情報で
ある景品貯玉に対応する景品を払い出すよう景品払出機
7に払出情報を送信すると共に、景品貯玉から払い出す
景品分を減算記憶する。同時に、景品を払い出した各金
種別の数量とその日時および払出機番号を履歴情報とし
て記憶する。この実施の形態では、景品の払出は、景品
貯玉全てなので、景品貯玉は「0」となる。
【0058】景品払出機7では、遊技媒体情報管理装置
1cから払出情報を受信すると、払出情報によって指示
される景品を払い出す。この実施の形態では、景品払出
機7による景品の払い出しは、景品貯玉全ての分を払い
出すが、景品払出機7に予め払出希望額を選択可能な払
出スイッチを設け、希望額分の景品を払い出すよう形成
しても良く、この場合には、景品貯玉は払出後に「0」
とはならない。また、精算機を別途設置し、会員カード
Bの識別情報に対応して記憶された履歴情報である貸玉
貯玉を所定の変換率で全て景品貯玉へ変換して会員カー
ドBに対応して記憶された貸玉貯玉および景品貯玉を全
て景品貯玉としてから景品払出機7によって景品の払出
を受けるよう形成しても良い。
【0059】次いで、統合管理装置1の遊技台情報、個
人情報、および、稼働データの各データをディスプレイ
1eへ出力表示する場合を説明する。通常時は、ディス
プレイ1eには、遊技台情報管理装置1aに定期的に記
憶された稼働データが各パチンコ台2毎に一覧表示され
る。即ち、制御装置1dがディスプレイ1eに各パチン
コ台2毎に稼働データを時系列に表示させる。
【0060】パチンコホールAのパチンコ台2の稼働デ
ータが、供給した玉数より遊技者に払い出した獲得玉数
の方が多い等異常であるらしい場合には、パチンコホー
ルAを管理している管理者が制御装置1dをマウス(図
示せず)或はキーボード(図示せず)等の入力装置から
操作して、異常なパチンコ台2で遊戯している会員の個
人情報を表示するよう選択する。すると、制御装置1d
では、会員情報管理装置1bから異常であるらしいパチ
ンコ台2から取得している識別情報に対応して記憶され
た個人情報を表示する。この時、会員の画像データも表
示する。この表示は、制御装置1dによって先に表示さ
せている稼働データに重ねて表示するが、稼働データの
情報は制御装置1d内に取込まれた状態であり、且つ、
重ねて表示させた個人情報も制御装置1d内に取込まれ
た状態である。また、この状態で、或は、会員の個人情
報を表示しない状態で、異常であるらしいパチンコ台2
の現在の稼働データを表示させるべく遊技台情報管理装
置1aへ異常であるらしいパチンコ台2の稼働データを
収集するよう指示する。遊技台情報管理装置1aでは、
制御装置1dに指示されたので、指示されたパチンコ台
2に対して稼働データを送信するよう指令し、指令した
パチンコ台2から送信される稼働データを受信して日時
と共に記憶し、更に、制御装置1dへ出力する。制御装
置1dでは、この稼働データをディスプレイ1eへ表示
させる。パチンコ台2に設けられたCCDカメラによっ
て、現在の遊技者を撮像した画像データをディスプレイ
1eに表示させる。この状態を表した説明図を図9に表
す。即ち、図9はディスプレイ1eの表示画面であり、
画面Cは遊技台情報管理装置1aに定期的に記憶された
パチンコ台2毎の稼働データを一覧表示した画面であ
る。そして画面Dは、異常であるらしいパチンコ台2の
現在の稼働データを画面Cに重ねて表示させた表示画面
であり、所望のパチンコ台2の稼働データを選択して表
示させている。更に、このパチンコ台2で現在遊戯して
いる会員の個人情報を、画面C、画面Dに重ねて表示さ
せた画面が画面Eであり、画面Dで表示したパチンコ台
2の遊技者の個人情報が表示されている。そして、図示
しないが、前記したように、このパチンコ台2で現在遊
戯している利用客をパチンコ台2に備えたCCDカメラ
によって撮像し、会員カードに対応して記憶された画像
に有る会員か否かを判断できる。また、CCDカメラを
パチンコ台2に備えていなくとも、画面Eに表示した会
員の画像をPOSシステム等を利用してホール従業員に
送信し、ホール従業員が直接パチンコ台2へ行き確認で
きる。図9には表さないが、個人データ同様会員の履歴
情報も同様に表示可能である。
【0061】次いで、これら情報を複数表示する流れ
を、フローチャートを表す図6および図7、並びに、表
示画面を表す図8および図9に基づき説明する。パチン
コ台2の過去に収集した稼働データと、現在の稼働デー
タとを同時に出力表示するには、図6および図8に表す
ように、統合管理装置1の制御装置1dによって処理選
択11がなされる。即ち、プログラムを終了するか、定
められた時刻毎に稼働データが収集されて遊技台情報管
理装置1aに記憶されたパチンコ台2毎の稼働データ
を、全パチンコ台2毎、島A1毎、或は、パチンコ台2
の機種毎に表示するか、特定のパチンコ台2の稼働デー
タを選択して表示するかを選択する。この選択処理11
の選択肢には、必要に応じて会員の個人情報の表示、会
員の履歴情報の表示等を加えても良い。例えば、選択処
理11ステップで「パチンコ台2の機種毎に表示する」
を選択する。次いで、画面表示判断12ステップで、複
数画面の表示が可能であるか否かを判断する。判断した
結果、既に表示されているデータを重複して表示する二
重起動を行おうとしている場合等、複数画面表示不可で
ある場合には、パチンコ台2の機種毎の稼働データを表
示することなく再び処理選択11ステップへ戻る。画面
表示判断12での判断が複数画面表示が可能である場合
には、画面Fが表示された状態で、子プロセス処理がな
され、画面作成13ステップによって遊技台情報管理装
置1aに記憶された各パチンコ台2の機種毎の稼働デー
タを表示する画面構成Gが作成され、パチンコ台2の機
種毎の稼働データの表示準備がなされる。
【0062】次いで、現在データ表示判断14ステップ
によって現在のパチンコ台2の機種毎の稼働データを表
示するか否かが求められ、表示するを選択すると現在デ
ータ作成15ステップによって現在のパチンコ台2の機
種毎の稼働データの表示画面Hが作成されて表示され、
表示しないを選択するとパチンコ台2の機種毎の現在の
稼働データを表示せず、過去データ作成16ステップに
よってパチンコ台2の機種毎の過去の各時刻に収集され
た稼働データを表示する。そして、各表示画面F、G、
Hには、稼働データを収集した時刻も表示される。次
に、表示を終了させるには、画面上の所定の位置をマウ
スでクリックする等所定の作業をすることで、表示の終
了を判断する終了17ステップが表示の終了を判断し、
画面消去処理18ステップが実行され、表示されている
画面の表示を消去する。
【0063】また、図7および図9に表すように、現在
の画面表示Cに加えて、特定のパチンコ台2のみの遊技
台情報管理装置1aに記憶された稼働データを表示させ
ると共に、特定のパチンコ台2の現在の履歴情報を表示
させるために、再び処理選択11ステップによって個別
のパチンコ台に関する稼働データの表示を選択すると、
再び画面表示判断12によって複数画面の表示が可能か
否かを判断し、可能な場合には、再び子プロセス処理の
画面作成13ステップによって特定のパチンコ台2の稼
働データを画面Dのように表示する。この実施の形態で
は、パチンコ台2の管理番号002とする。従って、画
面上には、新たに管理番号002のパチンコ台2の稼働
データが表示されていることとなる。尚、先に表示した
現在のパチンコ台2の機種毎の稼働データ表示を画面消
去処理18によって消去処理させないで、即ち、終了1
7ステップで「YES」となるような画面操作をしない
で管理番号002のパチンコ台2の履歴情報を表示させ
る場合には、先に表示した現在のパチンコ台2の機種毎
の稼働データ等が表示されたままなので、これらと共に
管理番号002のパチンコ台2の稼働データが表示され
ることとなる。次いで、識別情報判断19ステップによ
って管理番号002のパチンコ台2が会員によって利用
されており、識別情報の受信があるか否かを判断し、識
別情報がある場合には、会員データ作成20ステップに
よって管理番号002のパチンコ台2に対応する台間玉
貸機3に挿入された会員カードBの識別情報に対応して
会員情報管理装置1bに記憶された個人情報を画面Eの
ように表示させる。また、会員カードBが台間玉貸機3
に挿入されることなくパチンコ台2が使用されている場
合等識別情報判断19ステップで「NO」と判断した場
合には、表示する個人情報が存在しないので、画面表示
しない。
【0064】次いで、画面上の所定の位置をマウスでク
リックする等所定の作業をおこない終了17ステップで
表示終了を判断すると、画面消去処理18ステップが実
行され、表示されている画面C,D,Eの表示を消去す
る。この実施の形態では、機種毎の稼働データ、およ
び、特定のパチンコ台2の稼働データ並びに会員の個人
情報を表示する場合を説明したが、これらと同様に、稼
働データ、個人情報、および、履歴情報を夫々同時にあ
るいは選択的にディスプレイ1eに表示可能である。ま
た、この実施の形態では、制御装置1dからの出力はデ
ィスプレイ1eへ表示されることで実現したが、プリン
タ等他の手段によっても良い。
【0065】
【発明の効果】 従って、この発明によれば、遊技台情
報、各ゲーム台の稼働データ、台利用客の個人情報、履
歴情報をリアルタイムで取得して表示可能なので、稼働
データを出力状態でも、所望する会員の個人情報または
履歴情報、あるいは両方の情報を稼働データと同時に出
力表示でき、出玉異常等の異常時あるいは不正等の疑い
があった場合に、瞬時にして特定のパチンコ台の稼働デ
ータを表示できると共にそのパチンコ台利用客の個人情
報、例えば、取り込んだ利用客の顔の画像データを表示
して、稼働データで取得した利用客の顔の画像データと
比較して正規の会員カード利用者でるか否かを特定確認
することができる等、会員カード利用者に利用されてい
るパチンコ台の稼働データと、その会員カードに対応し
て記憶した個人情報と、その会員カードに対応して記憶
した履歴情報とを同時に利用して、会員カードの不正利
用あるいはパチンコ台に対する不正行為が行われている
現場での対処が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態を実施するパチンコホ
ールの説明図
【図2】 この発明の実施の形態を模式的に表す説明図
【図3】 この発明の実施の形態に用いられる台間玉貸
機の説明図
【図4】 同カード発行機を表す説明図
【図5】 同個人データ入力部を表す説明図
【図6】 この発明の実施の形態のフローチャートを表
す説明図
【図7】 この発明の実施の形態のフローチャートを表
す説明図
【図8】 図6に表すフローチャートに基づいて表示さ
れた表示画面の説明図
【図9】 図7に表すフローチャートに基づいて表示さ
れた表示画面の説明図
【符号の説明】
A ゲームホールであるパチンコホール A1 島 B 会員カード 1 統合管理装置 1a 遊技台情報管理装置 1b 会員情報管理装置 1c 遊技媒体情報管理装置 1d 制御装置 1e ディスプレイ 1f 出力装置 11 選択処理 12 画面表示判断 13 画面作成 14 現在データ表示判断 15 現在データ作成 16 過去データ作成 17 終了 18 画面消去処理 19 識別情報判断 20 会員データ作成 2 パチンコ台 3 台間玉貸機 31 カード挿入口 32 リーダ/ライタ部 33 貸出スイッチ 34 貸玉供給管 4 台間計数機 5 ホール計数機 6 カード発行機 61 現金投入口 62 カード挿入口 63 現金返却工 64 リーダ/ライタ部 65 入力部 7 景品払出機 8 個人データ入力部 81 カード発行口 82 リーダ/ライタ部 83 撮像装置 84 入力部 85 ディスプレイ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 172 G06F 17/60 172

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の遊技台夫々の稼働データを、予め
    定められる時刻あるいは所定の時間経過毎に各遊技台に
    対応させて収集して記憶可能であり、且つ、要求される
    ことで所定の遊技台または全遊技台の稼働データを収集
    可能な遊技台情報管理手段と、 遊技者に予め発行される自身を識別するための識別情報
    が記録された会員カードに対応させて遊技者の個人情報
    を記憶可能な会員情報管理手段と、 会員カードの識別情報と共に履歴情報が入力され、入力
    する履歴情報を会員カードに対応させて記憶可能な遊技
    媒体情報管理手段と、 遊技台情報管理手段の記憶した稼働データから所望する
    稼働データを呼び出して出力可能であると共に、遊技台
    情報管理手段に所望する遊技台の情報を収集させ、該情
    報を呼び出して出力可能であり、会員情報管理手段の記
    憶した会員情報から所望する会員情報を呼び出して出力
    可能であり、遊技媒体情報管理手段の記憶した履歴情報
    から所望する履歴情報を呼び出して出力可能である制御
    手段とからなり、 制御手段は、遊技台情報管理手段の稼働データ、会員情
    報管理手段の個人情報、および、遊技媒体情報管理手段
    の履歴情報から所望する情報を複数呼び出して出力可能
    であることを特徴とする遊技場の統合管理方法。
  2. 【請求項2】 複数の遊技台夫々の稼働データを、予め
    定められる時刻あるいは所定の時間経過毎に各遊技台に
    対応させて収集して記憶可能であり、且つ、要求される
    ことで所定の遊技台または全遊技台の稼働データを収集
    可能な遊技台情報管理手段と、 遊技者に予め発行される自身を識別するための識別情報
    が記録された会員カードに対応させて遊技者の個人情報
    を記憶可能な会員情報管理手段と、 会員カードの識別情報と共に履歴情報が入力され、入力
    する履歴情報を会員カードに対応させて記憶可能な遊技
    媒体情報管理手段と、 遊技台情報管理手段の記憶した稼働データから所望する
    稼働データを呼び出して出力可能であると共に、遊技台
    情報管理手段に所望する遊技台の情報を収集させ、該情
    報を呼び出して出力可能であり、会員情報管理手段の記
    憶した会員情報から所望する会員情報を呼び出して出力
    可能であり、遊技媒体情報管理手段の記憶した履歴情報
    から所望する履歴情報を呼び出して出力可能である制御
    手段とからなり、 制御手段は、遊技台情報管理手段の稼働データ、会員情
    報管理手段の個人情報、および、遊技媒体情報管理手段
    の履歴情報から所望する情報を複数呼び出して同一画面
    に出力表示可能であることを特徴とする遊技場の統合管
    理方法。
  3. 【請求項3】 複数の遊技台夫々の稼働データを収集し
    て遊技台毎に記憶させる遊技台情報管理ステップと、 会員カードを識別するための識別情報に対応させて会員
    カードを所有する遊技者の個人情報を記憶させる会員情
    報管理ステップと、 取得された会員カードの識別情報および遊技履歴を識別
    情報に対応させて履歴情報として記憶させる遊技媒体情
    報管理ステップと、 稼働データ、個人情報、及び、履歴情報から、所望する
    情報を複数呼び出して出力させる制御ステップとからな
    ることを特徴とする遊技場の統合管理プログラムを記録
    した記録媒体。
  4. 【請求項4】 複数の遊技台夫々の稼働データを収集し
    て遊技台毎に記憶させる遊技台情報管理ステップと、 会員カードを識別するための識別情報に対応させて会員
    カードを所有する遊技者の個人情報を記憶させる会員情
    報管理ステップと、 取得された会員カードの識別情報および遊技履歴を識別
    情報に対応させて履歴情報として記憶させる遊技媒体情
    報管理ステップと、 稼働データ、個人情報、及び、履歴情報から、所望する
    情報を複数呼び出して同一画面に出力表示させる制御ス
    テップとからなることを特徴とする遊技場の統合管理プ
    ログラムを記録した記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005087401A (ja) * 2003-09-16 2005-04-07 Snk Playmore Corp 遊技機及び遊技機システム
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