JP4667735B2 - 遊技媒体貸出システム - Google Patents

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本発明は、有価価値となる貨幣を受け入れて遊技媒体貸出処理を行う貸出処理機と、当該貸出処理機により通知された入金情報を売上情報として管理する管理サーバとを備えた遊技媒体貸出システムに関し、特に、システム全体の通信による負荷を軽減しつつ、効率良く通信をおこなうことができる遊技媒体貸出システムに関するものである。
従来より、パチンコ機やパチスロ機などの遊技機が設置された遊技店で遊技をおこなう場合には、カード発行機などから、一旦プリペイドカードなどの磁気カード(記録媒体)を購入する。そして、このプリペイドカードの識別IDに関連付けて記憶された有価価値に応じてパチンコ玉やメダルなどの遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出システムが一般的に採用されている。
例えば、特許文献1(従来技術1)には、カード発行機によるカードの売上情報とカード処理ユニットによるカードの利用情報を収集することにより売上情報を管理する遊技媒体貸出システムが開示されている。この従来技術1によれば、プリペイドカードの識別IDに基づいて売上情報を適正に管理できるため、脱税などの不正行為を防止することができる。
ところが、上記従来技術1のものは、遊技客によって入金される紙幣と遊技媒体との媒体としてプリペイドカードを用いるため、カードの製造費用、カード発行機の設置などに伴うランニングコストが嵩んでしまう。さらに、これに関連して、かかるプリペイドカードの利用に伴い、カードの偽造、カードコピーなどの不正行為を監視(防止)するためのシステムが必要となるうえ、遊技客にとっては、カードを購入する手間があり、遊技店にとっては、カードの紛失時などの対応に手間がかかるという利便性の面でも問題がある。
これらのことから、遊技媒体の貸出に際して、カードなどの媒体を(実質的に)用いずに遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出システム(従来技術2)が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。具体的には、遊技客により投入された紙幣(例えば、1000円札の現金)を受け入れた際にユニット単体でカードを発行する。そして、遊技媒体の貸し出し要求を受けて該カードを読み込み、遊技媒体である所定数の遊技玉(例えば、パチンコ玉)を遊技機に対して投出する機能とともに、この紙幣投入時の入金情報をメモリに一時記憶し、この入金情報を売上情報としてリアルタイムで管理装置に通知するものである。
特開2003−10525号公報 特開2001−134814号公報
しかしながら、この従来技術2では、貸出処理機(カード処理ユニットまたは遊技機制御装置)が管理サーバ(ターミナルコントローラまたは集計用コンピュータ)に通信を取引都度おこなうため、システムに多大な負荷がかかるという問題点があった。例えば、遊技媒体の貸し出しの需要が多いオープン時などには、複数の貸出処理機から入金情報の通知が同時に殺到するため、ネットワークおよび管理装置そのものに多大な負荷がかかり、システム全体が不安定になるおそれがある。さらに、関連して、管理サーバおよびネットワークは、常に通信量をMAX値として想定するため、装置自身またはシステム全体にスペックの高い機器を搭載する必要があり、コストパフォーマンスの低下を引き起こしていた。
そこで、本発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、システム全体の通信による負荷を軽減しつつ、効率良く通信をおこなうことができる遊技媒体貸出システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る遊技媒体貸出システムは、有価価値となる貨幣を受け入れて遊技媒体貸出処理を行う貸出処理機と、当該貸出処理機により通知された入金情報を売上情報として管理する管理サーバとを備えた遊技媒体貸出システムであって、前記貸出処理機は、前記遊技媒体貸出処理の度に入金情報を加算して記憶する前記貸出処理機本体の記憶手段と、前記管理サーバへ入金情報を送信できるか否かを確認する送信可否確認手段と、前記送信可否確認手段によって送信可能である旨が確認されている場合には、前記本体の記憶手段によって加算して記憶された入金情報を所定の通知設定に基づいて通知し、売上発生時に前記送信可否確認手段によって送信可能である旨が確認されていない場合には、前記通知設定に基づいて通知されるべき入金情報を前記貸出処理機が着脱可能に構成されるとともに店内に取り付け固定された枠体の記憶手段に記憶させて、前記管理サーバへ入金情報を送信可能となった後に前記枠体の記憶手段に記憶されている入金情報を通知する通知手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る遊技媒体貸出システムは、上記の発明において、前記管理サーバは、前記貸出処理機による入金情報の通知設定を受け付ける通知設定受付手段を備え、前記通知手段は、前記通知設定受付手段によって受け付けられた通知設定に基づいて前記記憶手段によって加算して記憶された入金情報を通知することを特徴とする。
また、本発明に係る遊技媒体貸出システムは、上記の発明において、前記通知設定受付手段は、前記貸出処理機による入金情報の通知時間の設定を受け付け、前記通知手段は、前記通知設定受付手段によって受け付けられた通知時間に前記入金情報を通知することを特徴とする。
また、本発明に係る遊技媒体貸出システムは、上記の発明において、前記通知設定受付手段は、一つまたは複数の貸出処理機を対象として入金情報を通知させる設定を受け付け、前記通知手段は、前記通知設定受付手段によって対象として受け付けられた貸出処理機について前記入金情報を通知することを特徴とする。
また、本発明に係る遊技媒体貸出システムは、上記の発明において、前記通知設定受付手段は、前記通知手段によって入金情報を通知させるに際して一度に通知させる貸出処理機の台数の設定を受け付け、前記通知手段は、前記通知設定受付手段によって受け付けられた貸出処理機の台数について前記入金情報を一度に通知することを特徴とする。
また、本発明に係る遊技媒体貸出システムは、上記の発明において、前記通知設定受付手段は、各貸出処理機による入金情報の通知に時間差を設ける際に、該通信間隔の設定を受け付け、前記通知手段は、前記通知設定受付手段によって受け付けられた通信間隔に基づいて各貸出処理機ごとに前記入金情報を通知することを特徴とする。
また、本発明に係る遊技媒体貸出システムは、上記の発明において、前記通知設定受付手段は、前記貸出処理機の中から最初に入金情報を通知させる貸出処理機の設定を受け付け、前記通知手段は、前記通知設定受付手段によって受け付けられた貸出処理機から前記入金情報を通知することを特徴とする。
また、本発明に係る遊技媒体貸出システムは、上記の発明において、前記管理サーバは、前記通知設定受付手段による通知設定に基づいて前記貸出処理機による入金情報の通知を要求する入金情報通知要求手段をさらに備え、前記通知手段は、前記入金情報通知要求手段による入金情報の通知要求に応じて前記記憶手段によって加算して記憶された入金情報を通知することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、貸出処理機は、遊技媒体貸出処理の度に入金情報を加算して記憶し、加算して記憶された入金情報を所定の通知設定に基づいて通知することとしたので、システム全体の通信による負荷を軽減しつつ、効率良く通信をおこなうことが可能な遊技媒体貸出システムが得られるという効果を奏する。さらに、これに関連して、管理サーバおよびネットワークにかかる通信による負荷を平滑化することにより、装置自身またはシステム全体にスペックの高い機器を搭載する必要がなくなり、コストパフォーマンスを向上させることが可能になる。
また、本発明によれば、貸出処理機は、管理サーバへ入金情報を送信できるか否かを確認し、送信可能である旨が確認されると入金情報を管理サーバへ通知することとしたので、管理サーバとの通信機能が途絶えた場合でも、通信機能が復旧した際に入金情報を確実に通知することが可能な遊技媒体貸出システムが得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、管理サーバは、貸出処理機による入金情報の通知設定を受け付け、通知設定に基づいて加算して記憶された入金情報を通知することとしたので、貸出処理から通知される通信量を通知設定により分散させることができ、システム全体の通信による負荷をより軽減しつつ、効率良く通信をおこなうことが可能な遊技媒体貸出システムが得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、貸出処理機による入金情報の通知時間の設定を受け付け、受け付けられた通知時間に入金情報を通知することとしたので、遊技媒体の貸し出しの需要に左右されずに任意のタイミングで通信をおこなうことができ、システム全体の通信による負荷を確実に軽減することが可能な遊技媒体貸出システムが得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、一つまたは複数の貸出処理機を対象として入金情報を通知させる設定を受け付け、対象として受け付けられた貸出処理機について入金情報を通知することとしたので、貸出処理機単位または中継器単位で通信をおこなうように設定でき、より効率良く通信をおこなうことが可能な遊技媒体貸出システムが得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、入金情報を通知させるに際して一度に通知させる貸出処理機の台数の設定を受け付け、受け付けられた貸出処理機の台数について入金情報を一度に通知することとしたので、同時通信をおこなう台数を任意に設定することができ、システムに搭載された機器のスペックに応じた通信をおこなうことが可能な遊技媒体貸出システムが得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、各貸出処理機による入金情報の通知に時間差を設ける際に、該通信間隔の設定を受け付け、受け付けられた通信間隔に基づいて各貸出処理機ごとに入金情報を通知することとしたので、貸出処理機から通知される通信量を平滑化することができ、システム全体の通信による負荷を大幅に軽減しつつ、効率良く通信をおこなうことが可能な遊技媒体貸出システムが得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、貸出処理機の中から最初に入金情報を通知させる貸出処理機の設定を受け付け、受け付けられた貸出処理機から入金情報を通知することとしたので、より効率良く通信をおこなうことが可能な遊技媒体貸出システムが得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、管理サーバは、通知設定に基づいて貸出処理機による入金情報の通知を要求し、入金情報の通知要求に応じて加算して記憶された入金情報を通知することとしたので、システム全体の通信による負荷を軽減しつつ、情報の取得側である管理サーバにおける大局的な視点からより効率良く通信をおこなうことが可能な遊技媒体貸出システムが得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、遊技媒体貸出処理の度に入金情報を通知する通知設定と、所定の通知設定とを併用して入金情報を通知することとしたので、リアルタイム通信の利点を活かしつつ、システム全体の通信による負荷を軽減することが可能な遊技媒体貸出システムが得られるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、パチンコ遊技に対して本発明に係る遊技媒体貸出システムを適用する場合の好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下では、本実施例に係る遊技媒体貸出システムの概要および特徴(遊技媒体貸出システムの概要および特徴)を説明した後に、本実施例1に係る遊技媒体貸出システム(実施例1)を説明し、その後、本実施例2に係る遊技媒体貸出システム(実施例2)を説明し、最後に、本実施例に対する種々の変形例(実施例3)を説明する。
(遊技媒体貸出システムの概要および特徴)
まず最初に、本実施例に係る遊技媒体貸出システムの概要および特徴を説明する。図1は、本実施例1に係る遊技媒体貸出システムの概要を示す説明図である。図2は、本実施例1に係る遊技媒体貸出システムの概略構成を示す機能ブロック図である。図3は、管理サーバ200の構成を示す機能ブロック図を、図4は、中央管理装置100の構成を示す機能ブロック図をそれぞれ示している。
すなわち、図1、2に示すように、この遊技媒体貸出システムでは、それぞれ「島」と呼ばれるグループごとに複数の遊技機(以下、『パチンコ機』と称する)が併設されるとともに、これらパチンコ機10にはそれぞれ1台ずつペアとなるように遊技媒体貸出処理機(以下、『玉貸出処理機』と称する)がパチンコ機10の相互間に挟まれるように据置されており、遊技客により各玉貸出処理機20に挿入された紙幣(現金)による入金情報は売上情報として、中継器300を介して接続された管理サーバ200に対して送信され、この管理サーバ200により各玉貸出処理機20の売上情報(金額)が個別に管理されている。
さらに、この管理サーバ200は、第三者機関によって管理される中央管理装置100に接続され、管理サーバ200により集計された各玉貸出処理機20の売上情報は、中央管理装置100に対して送信される。以上のように、中央管理装置100により複数の遊技店(遊技店A、B、C・・・)の総売上金額を統括的に管理する遊技媒体貸出システムが構築されている。
ここで、かかる遊技媒体貸出システムにおいて、玉貸出処理機20は、遊技媒体貸出処理の度に入金情報を加算して記憶し、加算して記憶された入金情報を所定の通知設定に基づいて通知する通知処理に主たる特徴があり、かかる通知処理によって、システム全体の通信による負荷を軽減しつつ、効率良く通信をおこなうことができるようにしている。
したがって、上記した従来技術の例で言えば、玉貸出処理機が管理サーバに対して入金情報の通知を取引都度おこなうのではなく、遊技媒体貸出処理の度に入金情報を加算して記憶し、加算して記憶された入金情報を所定の通知設定に基づいて通知するので、システム全体の通信による負荷を軽減しつつ、効率良く通信をおこなうことが可能になる。さらに、これに関連して、管理サーバおよびネットワークにかかる通信による負荷を平滑化することにより、装置自身またはシステム全体にスペックの高い機器を搭載する必要がなくなり、コストパフォーマンスを向上させることが可能になる。
また、本実施例に係る遊技媒体貸出システムは、上記の主たる特徴に関連して以下に列挙するような特徴も付加的に有するものである。つまり、本実施例では、玉貸出処理機は、管理サーバへ入金情報を送信できるか否かを確認し、送信可能である旨が確認されると入金情報を管理サーバへ通知する。すなわち、これによって、管理サーバとの通信機能が途絶えた場合でも、通信機能が復旧した際に入金情報を確実に通知することができるようにしている。
また、本実施例では、管理サーバは、玉貸出処理機による入金情報の通知設定を受け付け、通知設定に基づいて加算して記憶された入金情報を通知する。すなわち、これによって、玉貸出処理から通知される通信量を通知設定により分散させることができ、システム全体の通信による負荷をより軽減しつつ、効率良く通信をおこなうことができるようにしている。
また、本実施例に係る遊技媒体貸出システムでは、玉貸出処理機による入金情報の通知時間の設定を受け付け、受け付けられた通知時間に入金情報を通知する。すなわち、これによって、遊技媒体の貸し出しの需要に左右されずに任意のタイミングで通信をおこなうことができ、システム全体の通信による負荷を確実に軽減することができるようにしている。
また、本実施例に係る遊技媒体貸出システムでは、一つまたは複数の玉貸出処理機を対象として入金情報を通知させる設定を受け付け、対象として受け付けられた玉貸出処理機について入金情報を通知する。すなわち、これによって、玉貸出処理機単位または中継器単位で通信をおこなうように設定でき、より効率良く通信をおこなうことができるようにしている。
また、本実施例に係る遊技媒体貸出システムでは、入金情報を通知させるに際して一度に通知させる玉貸出処理機の台数の設定を受け付け、受け付けられた玉貸出処理機の台数について入金情報を一度に通知する。すなわち、これによって、同時通信をおこなう台数を任意に設定することができ、システムに搭載された機器のスペックに応じた通信をおこなうことができるようにしている。
また、本実施例に係る遊技媒体貸出システムでは、各玉貸出処理機による入金情報の通知に時間差を設ける際に、該通信間隔の設定を受け付け、受け付けられた通信間隔に基づいて各玉貸出処理機ごとに入金情報を通知する。すなわち、これによって、玉貸出処理機から通知される通信量を平滑化することができ、システム全体の通信による負荷を大幅に軽減しつつ、効率良く通信をおこなうことができるようにしている。
また、本実施例に係る遊技媒体貸出システムでは、玉貸出処理機の中から最初に入金情報を通知させる玉貸出処理機の設定を受け付け、受け付けられた玉貸出処理機から入金情報を通知する。すなわち、これによって、より効率良く通信をおこなうことができるようにしている。
また、本実施例に係る遊技媒体貸出システムでは、管理サーバは、通知設定に基づいて玉貸出処理機による入金情報の通知を要求し、入金情報の通知要求に応じて加算して記憶された入金情報を通知する。すなわち、これによって、システム全体の通信による負荷を軽減しつつ、情報の取得側である管理サーバにおける大局的な視点からより効率良く通信をおこなうことができるようにしている。
実施例1では、図1に示すように、管理サーバ200における通知設定テーブル212に記憶された通知設定に基づいて玉貸出処理機20による入金情報の通知を要求し、入金情報の通知要求に応じて売上情報記憶テーブル28(または、売上情報記憶テーブル33)に加算して記憶された入金情報を通知する遊技媒体貸出システムについて説明する。なお、ここでは、この遊技媒体貸出システムの構成について説明した後に、各種処理の手順を説明することとする。
[遊技媒体貸出システムの構成]
ここでは、本実施例1に係る遊技媒体貸出システムの構成を説明する。この遊技媒体貸出システムにおける玉貸出処理機20は、概略的に、遊技客により投入された紙幣(例えば、1000円札の現金)を受け入れて、遊技媒体である所定数の遊技玉(パチンコ玉)を投出するようにパチンコ機10の玉投出部13に指示する機能とともに、この紙幣投入時の入金情報をメモリ27内(図8参照)に記憶し、この入金情報を売上情報として管理サーバ200に通知する機能を備えている。このため、各玉貸出処理機20と管理サーバ200とは中継器300を介して通信自在に構成されている。
また、後述するように、玉貸出処理機20は、店内に取り付け固定された枠体30(図6および7参照)に対して着脱自在に構成されており、この枠体30にはジョイント基板31が設けられている。そして、通常(通信正常時)では、玉貸出処理機20による売上情報は、メモリ27内に格納され、玉貸出処理機20の交換時或いは、玉貸出処理機20と管理サーバ200間での通信断線時(通信異常時)には、玉貸出処理機20のメモリ27内に記憶された売上情報は枠体30側のメモリ32内(ジョイント基板31)に蓄積されることとなる。
中継器300(HUB)は、各「島」内に1基ずつ据置されており、各「島」内のネットワークケーブルを束ねる集線装置(コンセントレータ)としての機能を備えている。本実施例では、それぞれの中継器300は、シリアル接続(ディジーチェーン)により構成されている。
管理サーバ200は、概略的に、遊技媒体貸出システムを構成する各機器の制御をおこなうものであり、各玉貸出処理機20に投入された紙幣による入金情報を個別の売上情報として取得する機能を備えている。具体的には、各玉貸出処理機20の識別IDに基づいて、個々の玉貸出処理機20ごとに投入された紙幣による入金情報を売上情報として集計し、管理する機能を備えている。なお、この管理サーバ200は、遊技店内にあるが、中央管理装置100を管理する第三者機関により設置される。
この管理サーバ200は、記憶部210と、玉貸出機20および中央管理装置100と通信をおこなうための通信I/F220と、メニュー画面や売上情報を表示する表示部230と、各種指示入力を受け付ける入力部240と、管理サーバ200の全体制御用の制御部250とを備えている。
このうち、記憶部210は、制御部250による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納する格納手段(記憶手段)であり、機能概念的に、管理サーバデータベース211と、通知設定テーブル212とを備える。
管理サーバデータベース211は、玉貸出機20の設置場所ごとに売上情報を記憶する記憶手段である。具体的には、図10−1に示すように、各玉貸出機20の設置場所(号機)ごとに入金情報を記憶するものである。
通知設定テーブル212は、玉貸出処理機20による入金情報の通知設定を記憶するテーブルである。具体的には、図10−2に示すように、一つまたは複数の玉貸出処理機20を対象として入金情報を通知させる設定「通信単位の設定」、玉貸出処理機20(または、中継器号機)の中から最初に入金情報を通知させる玉貸出処理機20(または、中継器号機)の設定「通信開始ユニット号機」または「通信開始中継号機」の設定、および、一度に通知させる玉貸出処理機20の台数の設定「同時通信台数」の設定を記憶している。なお、本実施例では、玉貸出処理機20による入金情報の「通知時間」の設定の形態として、通信を開始する最初の時刻を設定し、その後については、次通信までの通信間隔を設定することとする。
通信I/F220は、玉貸出処理機20の通信I/F26(図8参照)および中継器300を介して、通知設定テーブル212に記憶された「通知設定」に基づいて玉貸出処理機20による入金情報の通知を要求する機能を備える。例えば、図10−2に示す例で言えば、「同時通信台数」の設定が「1台」であるため、「中継器01」に接続された「ユニット01号機」に対して玉貸出処理機20による入金情報の通知を「10分」サイクル(「通信間隔(次通信までの通信間隔)」)で要求する。このようにして、情報の取得側である管理サーバ200における大局的な視点からより効率良く通信をおこなうことができるようにしている。
表示部230は、管理サーバ200の操作をおこなう管理責任者に対して、管理サーバデータベース211の情報やメニュー画像(設定画面)を表示として出力する出力手段であり、モニタなどにより構成される。
入力部240は、各種の情報を入力するキーボード、マウスおよびトラックボールなどの指示入力手段であり、本発明に密接に関連する処理として、「通信間隔(次通信までの通信間隔)」の設定、「通信単位」の設定、「通信開始中継号機」の設定、「通信開始ユニット号機」の設定および「同時通信台数」の設定の受付をおこなう。なお、後述する中央管理装置100における入力部140において、上記の「通知設定」を受け付けてもよい。
中央管理装置100は、各遊技店(遊技店A、B、C・・・)に配置された管理サーバ200との間で相互に通信をおこなうことにより、管理サーバ200が取得した玉貸出処理機20の売上情報に基づいて、各遊技店ごとの総売上集計、各玉貸出処理機20の管理などをおこなう機能を有し、図4に示すように、遊技店管理データベース110と、管理サーバ200の通信I/F220(図3参照)を介して通信をおこなう通信I/F120と、表示部130と、入力部140と、中央管理制御部150とを備える。
ここで、玉貸出処理機20およびパチンコ機10における詳細な構成を説明する前に、かかる玉貸出処理機20およびパチンコ機10に適用する本発明に係る遊技媒体貸出システムの特徴について説明する。この遊技媒体貸出システムは、玉貸出処理機20に投入される紙幣(現金)による入金情報を売上情報として、管理サーバ200に通知をおこなうとともに、管理サーバ200により各玉貸出処理機20の売上情報を集計管理し、これら各玉貸出処理機20の集計データを中央管理装置100に通知する。
このため、玉貸出処理機20および枠体30のそれぞれには、予め個別の識別ID(玉貸出処理機20の識別ID、枠体30の枠体識別ID)が付与されており、これら2つの識別IDは、遊技店の開店時(玉貸出処理機の電源ON時)、この玉貸出処理機20から管理サーバ200に対して通信により通知され、管理サーバ200内に設けられた管理サーバデータベース211内に自動的に登録される。
一方、管理サーバ200では、玉貸出処理機20からの通信情報(売上金額)を受信し、玉貸出処理機20の識別IDに関連付けて、更新および集計をおこなう。なお、遊技店内には遊技機10および玉貸出処理機20に接続されたホールコンピュータ(図示せず)が備えられており、このホールコンピュータにより賞球、出球率などの遊技情報に基づいて遊技店内の総売上が管理されることとなっている。
次に、図5〜7を参照して玉貸出処理機20およびパチンコ機10における構成の詳細について説明する。図5は、図2に示した遊技媒体貸出システムで適用する玉貸出処理機20およびパチンコ機10の外観正面図であり、図6は、玉貸出処理機20を示す側面図(枠体30との連結状態)であり、図7は、枠体30と玉貸出処理機20との分離状態を示す図をそれぞれ示している。図8は、本実施例1に係る玉貸出処理機20の機能ブロック図を示している。
図5に示すように、玉貸出処理機20は、外見上縦長に構成したもので、貸出処理機本体部21と、この本体部21よりも前方(図6の右側)に向けて僅かに突出するように形成されたBVユニット部50とを備えている。
後述するように、このBVユニット部50は、リモコンによる解錠操作により本体部21から自動的に突出移動可能に構成されている。また、玉貸出処理機20の本体部21の前面パネルには、表示ランプ部22と、表示部23と、リモコン用受光部24とを具備する。
ここで、図6、7に示すように、この玉貸出処理機20は、遊技店内に取り付け固定された枠体30に対して着脱自在となっており、具体的には、玉貸出処理機20を枠体30に対して連結させ、玉貸出処理機20および枠体30の上下に位置するコネクタを相互に嵌め込むことにより、この玉貸出処理機20をパチンコ機10に隣接した位置に据置することができる。
BVユニット部50は、紙幣挿入口15と、紙幣収納部51と、紙幣識別部52とを具備する。紙幣挿入口15は、紙幣(例えば、1000円札)を受け入れて、該紙幣を紙幣収納部51に取り込むための開口である。紙幣収納部51は、遊技客により紙幣挿入口15から挿入された紙幣を収納する機能を備えている。本実施例1では、店員により紙幣収納部51内に収納された紙幣を回収するようにしているため、紙幣を島端へ搬送する紙幣搬送路および島端において紙幣を回収する紙幣回収ボックスが不要となる。
紙幣識別部52は、遊技客により紙幣挿入口15から挿入された紙幣に対する金額情報の判定(識別)および金額情報を記憶する紙幣処理機能を備えており、遊技客により挿入された紙幣を受け入れて識別し、正常と判定される紙幣については、その識別結果および金額情報は制御部25に通知される。そして、この制御部25では、入金情報を玉貸出処理機20の識別IDに関連付けて売上情報としてメモリ27内に格納する。一方、挿入された紙幣が識別不能な紙幣については、紙幣挿入口15を通じて返却する。
BVロック機構部53は、BVユニット部50の施錠をおこなう機構を備えており、このBVロック機構部53によるロック(施錠)の解錠は、遊技店の店員や管理者が所持するリモコンによる解錠操作によりおこなわれる。
これを具体的に説明すると、図11に示すように、店員が玉貸出処理機20のリモコン用受光部24に向けて、リモコンの解錠キーを押下するとBVユニット部50が玉貸出処理機20の前方(図11では、右側)に突出し、紙幣収納部51が開口する機構となっている。これにより、紙幣収納部51に収納された紙幣を回収することできる。一方、このBVユニット部50の施錠は、突出した状態のBVユニット部50を手で押し込むことにより、BVロック機構部53によるロックが作動するため、施錠を容易におこなうことができる。
このため、本実施例1におけるロック機構部53の場合には、リモコンによる操作で簡単に解錠をおこなうことができ、ロック(施錠)は手動により容易におこなうことができるため、従来のように店員が解錠時およびロック時に解錠用の鍵を貸出処理機の鍵穴へ挿入して操作する必要がなくなるうえ、紙幣収納部51内の紙幣を島端へ搬送する紙幣搬送機構や島端の紙幣収納金庫などが不要となり、コスト削減およびセキュリティの面で有効である。
表示ランプ部22は、玉貸出処理機20の稼動状況を報知する機能を備えており、状態に応じて3色(緑色、赤色、黄色)の表示ランプを選択して点灯させることができる。緑色ランプの点灯は、正常動作を、赤色ランプの点灯は、何らかの異常が発生して使用が不可能な状態を、黄色ランプの点灯は、通信経路の断線などの通信異常発生時の状態をそれぞれ示している。
表示部23は、玉貸出処理機20の状態を表示する機能を備えている。リモコン用受光部24は、リモコンにより送信された送信信号に基づいて、玉貸出処理機20のエラー状態をリセットするエラーリセット信号、解錠信号を受信する機能を具備している。電源部60は、玉貸出処理機20に電源を供給するための電源部である。
制御部25は、OS(Operating System)などの制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する処理部であり、機能概念的に、パチンコ機10に対して貸玉の投出を指示する機能を具備する玉貸出制御部70を備える。
通信I/F26(インターフェース)は、管理サーバ200における通信I/F220を介して受けた入金情報の通知要求に応じて売上情報記憶テーブル28(および/または、売上情報記憶テーブル33)に(累積)加算して記憶された入金情報を通知する機能を備える。具体的には、管理サーバ200からの入金情報の通知要求に応じて売上情報記憶テーブル28(および/または、売上情報記憶テーブル33)に(累積)加算して記憶された入金情報(図9参照)を通知する。このように、玉貸出処理機20が管理サーバ200に対して入金情報の通知を取引都度おこなうのではなく、遊技媒体貸出処理の度に入金情報を加算して記憶し、加算して記憶された入金情報を所定の通知設定に基づいて通知するので、管理サーバおよびネットワークにかかる通信による負荷を平滑化することができ、システム全体の通信による負荷を大幅に軽減することが可能になる。
売上情報記憶テーブル28は、「遊技媒体貸出処理」の度に入金情報を加算して記憶するテーブルである。例えば、図9に示すように、「1000円札」を受け入れる玉貸出処理機であれば、遊技客より紙幣を受け入れて「遊技媒体貸出処理」をおこなう度に、入金情報を「1000円」ずつインクリメントしてゆく。また、売上情報記憶テーブル28に(累積)加算して記憶された入金情報が管理サーバ200に対して正常に通知された場合(管理サーバ200よりデータ転送が正常であったという応答(ACK)があった場合)、(累積)加算して記憶された入金情報はクリアされる。
一方、枠体30の上部位置(図7参照)には、ジョイント基板31が設けられている。このジョイント基板31は、玉貸出処理機20を入れ替えた際および通信異常状態時(断線等)の売上情報(データ)の保存用として機能するメモリ32を備えている。このメモリ32の内部には、パチンコ機10の遊技台番号に対応するとともに、玉貸出処理機20の識別IDおよび枠体30の識別IDに関連付けた入金情報を格納する売上情報記憶テーブル33が設けられている。
また、遊技機であるパチンコ機10は遊技領域11および下方に設けた上皿12とにより構成され、その内部には玉投出機構部13が設けられている。この玉投出機構部13は、制御部25から貸玉投出要求が与えられた場合、並びにパチンコ機10による賞玉投出要求が与えられた場合に、それぞれパチンコ機10の上皿12に所定数のパチンコ玉を投出する部分である。
[各種処理の手順]
次に、本実施例1に係る遊技媒体貸出システムの処理手順を説明する。図12は、本実施例に係る遊技媒体貸出システムの処理手順を示すフローチャートである。この遊技媒体貸出システムは、大別して(1)開店時設定工程(ステップSA100)、(2)オンライン制御工程(ステップSA200)、(3)紙幣回収工程(ステップSA300)、(4)定期通信工程(ステップSA400)、(5)閉店時設定工程(ステップSA500)の5つの処理工程により構成されている。これら(1)〜(5)の各制御工程について詳細に説明する。
(1)開店時設定工程
開店時設定工程は、管理サーバ200により実行される開店通知による開店処理であり、この開店処理は、開店通知として、第三者機関によって管理される中央管理装置100および遊技店内の各玉貸出処理機20に対してその旨が通知されるものとなる。
すなわち、玉貸出処理機20および枠体30のそれぞれには、予め個別の識別ID(玉貸出処理機本体の識別ID、枠体の枠体識別ID)が付与されており、これら2つの識別IDは、玉貸出処理機20の電源ON時、この玉貸出処理機20から管理サーバ200に対して通信により通知されるとともに、これら玉貸出処理機20の識別ID、枠体の枠体識別IDは、管理サーバ200内に設けられた管理サーバデータベース211内に自動的に登録される。以降、管理サーバ200は、各玉貸出処理機20から通知される売上情報を管理サーバデータベース211内に格納することとなる。
(2)オンライン制御工程(通常時)
オンライン制御工程は、遊技客によって玉貸出処理機20に対して現金(紙幣)が投入された際、この玉貸出処理機20からパチンコ機10に対して、玉を貸し出す玉貸し出し命令を通知するとともに、投入された紙幣による入金情報を玉貸出処理機20の識別IDおよび枠体30の識別IDに関連付けて所定のタイミングで管理サーバ200に対して通知する処理工程である。
すなわち、管理サーバ200は、通知設定テーブル212に記憶された「通知設定」に基づいて玉貸出処理機20による入金情報の通知を要求する。そして、玉貸出処理機20は、管理サーバ200からの入金情報の通知要求に応じて売上情報記憶テーブル28(および/または、売上情報記憶テーブル33)に(累積)加算して記憶された入金情報(図9参照)を通知する。なお、「通信異常状態」では、ジョイント基板31のメモリ32(売上情報記憶テーブル33)に入金情報を保存して運用をおこなうことを追記しておく。
また、管理サーバ200は、入金情報の通知要求に対する玉貸出処理機20の折り返し通信が待機時間(任意の待ち時間)内にない場合、または、リトライ失敗などで得られない場合には、「通信異常状態」であるとして、情報の収集をおこなわない。そして、玉貸出処理機20(または、中継器300)との「定期通信」にて、「通信異常状態」から復旧したと認識した時点で、入金情報の通知要求をおこなって入金情報の取得を再度おこなう。
(3)紙幣回収工程
紙幣回収工程は、遊技店の店員或いは管理者が所持するリモコンの操作により玉貸出処理機20に備えたBVユニット部50の解錠をおこない、このBVユニット部50の内部に収納されている紙幣を回収する処理工程であり、遊技店の営業時間内および閉店時に適宜おこなわれる。実際の紙幣回収手順としては、管理サーバ200から回収(解錠)するパチンコ機10の台番号が通知され、該当する玉貸処理機のBVユニット部50がリモコン操作によって解錠される。なお、リモコン操作のみによって解錠する場合には、暗証番号の入力操作が必要となる。また、リモコンにより解錠がおこなわれた際には、該当する玉貸出処理機20から管理サーバ200に対して、解錠有信号が通知されることとなる。
(4)定期通信工程
定期通信工程は、遊技店の営業時間内において、管理サーバ200と中央管理装置100との間で実施される相互間の接続状態やエラーログなどを定期的に確認する処理工程である。
(5)閉店時通知工程
閉店時通知工程は、各玉貸出処理機20から1日の売上情報を管理サーバ200により全て取得するとともに、中央管理装置100に対して集計売上情報を送信する処理工程である。この際、管理サーバ200から閉店通知信号が中央管理装置100および玉貸出処理機20に対して送信される。
上述してきたように、本実施例1に係る遊技媒体貸出システムによれば、システム全体の通信による負荷を大幅に軽減しつつ、情報の取得側である管理サーバにおける大局的な視点からより効率良く通信をおこなうことが可能になる。さらに、これに関連して、管理サーバおよびネットワークにかかる通信による負荷を平滑化することにより、装置自身またはシステム全体にスペックの高い機器を搭載する必要がなくなり、コストパフォーマンスを向上させることが可能になる。
実施例2では、図13に示すように、管理サーバ200における通知設定テーブル212に記憶された「通知設定」を受信して、玉貸出処理機20における通知設定テーブル29に予め(「開店通知時」に)記憶しておき、該「通知設定」に基づいて売上情報記憶テーブル28(または、売上情報記憶テーブル33)に加算して記憶された入金情報を通知する遊技媒体貸出システムについて説明する。なお、ここでは、実施例1と重複する説明は省略することとする。
図14は、本実施例2に係る玉貸出処理機20の機能ブロック図である。この玉貸出処理機20は、同図に示すように、実施例1に比較して、玉貸出処理機20に通知設定テーブル29を備える点と、各玉貸出処理機20ごとの通知設定テーブル29に「通知設定」を予め通知するために、管理サーバ200における通知設定テーブル212において全ての玉貸出処理機20の「通知設定」を所持する点(図16参照)が相違する。
玉貸出処理機20における通知設定テーブル29は、管理サーバ200から通知された「通知設定」を記憶するテーブルである。具体的には、図15に示すように、一つまたは複数の玉貸出処理機20を対象として入金情報を通知させる設定「通信単位」の設定、通信を開始する最初の時刻の設定「通信開始時刻」の設定、一度に通知させる玉貸出処理機20の台数の設定「同時通信台数」の設定、玉貸出処理機20の中から最初に入金情報を通知させる玉貸出処理機20の設定「通信開始ユニット号機」の設定、各玉貸出処理機20による入金情報の通知に時間差を設けるための「通信間隔(各玉貸出処理機ごとに時間差を設けるための通信間隔)」の設定、および、「通信間隔(次通信までの通信間隔)」の設定を記憶している。
次に、本実施例2に係る遊技媒体貸出システムによる各種処理の手順を説明する。図12は、本実施例に係る遊技媒体貸出システムの処理手順を示すフローチャートである。この遊技媒体貸出システムは、実施例1と同様に、大別して(1)開店時設定工程(ステップSA100)、(2)オンライン制御工程(ステップSA200)、(3)紙幣回収工程(ステップSA300)、(4)定期通信工程(ステップSA400)、(5)閉店時設定工程(ステップSA500)の5つの処理工程により構成されている。これら(1)〜(5)の各制御工程について詳細に説明する。
(1)開店時設定工程
開店時設定工程は、管理サーバ200により実行される開店通知による開店処理であり、この開店処理は、開店通知として、第三者機関によって管理される中央管理装置100および遊技店内の各玉貸出処理機20に対してその旨が通知されるものとなる。
ここで、玉貸出処理機20は、開店時(または、電源投入時)に管理サーバ200より各種設定を受信するとともに、管理サーバ200における通知設定テーブル212に記憶された「通知設定」を受信し、玉貸出処理機20における通知設定テーブル29に予め(「開店通知時」に)記憶しておく。
(2)オンライン制御工程(通常時)
オンライン制御工程は、遊技客によって玉貸出処理機20に対して現金(紙幣)が投入された際、この玉貸出処理機20からパチンコ機10に対して、玉を貸し出す玉貸し出し命令を通知するとともに、投入された紙幣による入金情報を玉貸出処理機20の識別IDおよび枠体30の識別IDに関連付けて管理サーバ200に対して通知する処理工程である。
すなわち、玉貸出処理機20は、通知設定テーブル29によって記憶された「通知設定」に基づいて売上情報記憶テーブル28(または、売上情報記憶テーブル33)に(累積)加算して記憶された入金情報(図9参照)を通知する。なお、「通信異常状態」では、ジョイント基板31のメモリ32(売上情報記憶テーブル33)に入金情報を保存して運用をおこなうことを追記しておく。
また、玉貸出処理機20は、売上情報記憶テーブル28に(累積)加算して記憶された入金情報を管理サーバ200に対して通知した際に、管理サーバ200よりデータ転送が正常であったという応答(ACK)が待機時間(任意の待ち時間)内ない場合、または、リトライ失敗などで得られない場合には、「通信異常状態」であるとして、入金情報の通知をおこなわない。そして、管理サーバ200(または、中継器300)との「定期通信」にて、「通信異常状態」から復旧したと認識した時点で、入金情報の通知を再度おこなう。
(3)紙幣回収工程
紙幣回収工程は、遊技店の店員或いは管理者が所持するリモコンの操作により玉貸出処理機20に備えたBVユニット部50の解錠をおこない、このBVユニット部50の内部に収納されている紙幣を回収する処理工程であり、遊技店の営業時間内および閉店時に適宜おこなわれる。実際の紙幣回収手順としては、管理サーバ200から回収(解錠)するパチンコ機10の台番号が通知され、該当する玉貸処理機のBVユニット部50が解錠許可状態となり、更にリモコン操作によって解錠される。なお、リモコン操作のみによって解錠する場合には、暗証番号の入力操作が必要となる。また、リモコンにより解錠がおこなわれた際には、該当する玉貸出処理機20から管理サーバ200に対して、解錠有信号が通知されることとなる。
(4)定期通信工程
定期通信工程は、遊技店の営業時間内において、管理サーバ200と中央管理装置100との間で実施される相互間の接続状態やエラーログなどを定期的に確認する処理工程である。
(5)閉店時設定工程
閉店時設定工程は、各玉貸出処理機20から1日の売上情報を管理サーバ200により全て取得するとともに、中央管理装置100に対して集計売上情報を送信する処理工程である。この際、管理サーバ200から閉店通知信号が中央管理装置100および玉貸出処理機20に対して送信される。
上述してきたように、本実施例2に係る遊技媒体貸出システムによれば、システム全体の通信による負荷を大幅に軽減しつつ、より効率良く通信をおこなうことが可能になる。さらに、これに関連して、管理サーバおよびネットワークにかかる通信による負荷を平滑化することにより、装置自身またはシステム全体にスペックの高い機器を搭載する必要がなくなり、コストパフォーマンスを向上させることが可能になる。
さて、これまで本発明の実施例1および実施例2について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施例にて実施されてもよいものである。
例えば、本実施例では、所定の通知設定(「通信単位の」設定、「通信開始ユニット号機」の設定、「通信開始中継号機」の設定、「同時通信台数」の設定、「通信間隔(各玉貸出処理機ごとに時間差を設けるための通信間隔)」の設定、および、「通知時間」の設定)に基づいて累積加算して記憶された入金情報を通知する遊技媒体貸出システムについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技媒体貸出処理の度に入金情報の通知する通知設定と、所定の通知設定とを併用して入金情報を通知するようにしてもよい。すなわち、これによって、リアルタイム通信の利点を活かしつつ、システム全体の通信による負荷を軽減することが可能になる。
また、本実施例では、玉貸出処理機20による入金情報の「通知時間」の設定の形態として、通信を開始する最初の時刻を設定し、その後については、次通信までの通信間隔を設定することとすることとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、通信をおこなう時刻全てを設定するようにしてもよい。
また、本実施例では、本発明に係る遊技媒体貸出システムをパチンコ遊技に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、パチスロ機による遊技システムにおいても同様に適用することができる。
また、本実施例では、パチンコ機の内部から玉が投出される(所謂、CR機方式)について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、玉貸出処理機からノズルを介して玉が投出される方式においても同様に適用することができる。また、上述した実施例1または2に示されるような紙幣のみを受け付ける玉貸処理機だけではなく、カード(プリペイドカード、会員カード等)と紙幣の両方を受け付けることができ、少なくとも紙幣が機内に収納されるタイプのカード処理機にも適用することができる。
また、本実施例においては、カード媒体が全く介在しないタイプの玉貸出システムに適用したが、カード媒体が介在するタイプであっても、貸出処理機が貨幣を受け入れて遊技媒体の貸出処理を行うタイプのシステムであれば、同様に本発明を適用することができる。なお、受け入れた貨幣を一旦カード媒体に価値付けて玉貸しが行われる場合には、入金情報がカード媒体発行情報に置き換えられて管理装置へ通知されることになるが実質的に等価である。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
以上のように、本発明にかかる遊技媒体貸出システムは、有価価値となる貨幣を受け入れて遊技媒体貸出処理を行う貸出処理機と、当該貸出処理機により通知された入金情報を売上情報として管理する管理サーバとを備えた遊技媒体貸出システムに有用であり、特に、システム全体の通信による負荷を軽減しつつ、効率良く通信をおこなうことに適する。
本実施例1に係る遊技媒体貸出システムの概要を示す説明図である。 本実施例1に係る遊技媒体貸出システムの概略構成を示す機能ブロック図である。 図2に示した管理サーバの構成を示す機能ブロック図である。 図2に示した中央管理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図2に示した遊技媒体貸出システムで適用する玉貸出処理機およびパチンコ機の外観正面図である。 図5に示した玉貸出処理機を示す側面図である。 図5に示した玉貸出処理機と枠体との分離状態を示す図である。 本実施例1に係る玉貸出処理機の概略構成を示す機能ブロック図である。 売上情報記憶テーブルに記憶される情報の構成例を示す図である。 管理サーバデータベースに記憶される情報の構成例を示す図である。 通知設定テーブルに記憶される情報の構成例を示す図である。 BVロック機構部の解錠概略を示す説明図である。 本実施例に係る遊技媒体貸出システムの処理手順を示すフローチャートである。 本実施例2に係る遊技媒体貸出システムの概要を示す説明図である。 本実施例2に係る玉貸出処理機の概略構成を示す機能ブロック図である。 玉貸出処理機における通知設定テーブルに記憶される情報の構成例を示す図である。 管理サーバにおける通知設定テーブルに記憶される情報の構成例を示す図である。
符号の説明
10 パチンコ機
11 遊技領域
12 上皿
13 玉投出機構部
15 紙幣挿入口
20 玉貸出処理機
21 本体部
22 表示ランプ
23 表示部
24 リモコン用受光部
25 制御部
26、120、220 通信I/F
27、32 メモリ
28、33 売上情報記憶テーブル
29 通知設定テーブル
30 枠体
31 ジョイント基板
50 BVユニット部
51 紙幣収納部
52 紙幣識別部
53 BVロック機構部
60 電源部
70 玉貸出制御部
100 中央管理装置
110 遊技店管理データベース
130 表示部
140 入力部
150 中央管理制御部
200 管理サーバ
210 記憶部
211 管理サーバデータベース
212 通知設定テーブル
230 表示部
240 入力部
250 制御部
300 中継器

Claims (8)

  1. 有価価値となる貨幣を受け入れて遊技媒体貸出処理を行う貸出処理機と、当該貸出処理機により通知された入金情報を売上情報として管理する管理サーバとを備えた遊技媒体貸出システムであって、
    前記貸出処理機は、
    前記遊技媒体貸出処理の度に入金情報を加算して記憶する前記貸出処理機本体の記憶手段と、
    前記管理サーバへ入金情報を送信できるか否かを確認する送信可否確認手段と、
    前記送信可否確認手段によって送信可能である旨が確認されている場合には、前記本体の記憶手段によって加算して記憶された入金情報を所定の通知設定に基づいて通知し、売上発生時に前記送信可否確認手段によって送信可能である旨が確認されていない場合には、前記通知設定に基づいて通知されるべき入金情報を前記貸出処理機が着脱可能に構成されるとともに店内に取り付け固定された枠体の記憶手段に記憶させて、前記管理サーバへ入金情報を送信可能となった後に前記枠体の記憶手段に記憶されている入金情報を通知する通知手段と
    を備えたことを特徴とする遊技媒体貸出システム。
  2. 前記管理サーバは、
    前記貸出処理機による入金情報の通知設定を受け付ける通知設定受付手段を備え、
    前記通知手段は、前記通知設定受付手段によって受け付けられた通知設定に基づいて前記記憶手段によって加算して記憶された入金情報を通知することを特徴とする請求項1に記載の遊技媒体貸出システム。
  3. 前記通知設定受付手段は、前記貸出処理機による入金情報の通知時間の設定を受け付け、
    前記通知手段は、前記通知設定受付手段によって受け付けられた通知時間に前記入金情報を通知することを特徴とする請求項2に記載の遊技媒体貸出システム。
  4. 前記通知設定受付手段は、一つまたは複数の貸出処理機を対象として入金情報を通知させる設定を受け付け、
    前記通知手段は、前記通知設定受付手段によって対象として受け付けられた貸出処理機について前記入金情報を通知することを特徴とする請求項2または3に記載の遊技媒体貸出システム。
  5. 前記通知設定受付手段は、前記通知手段によって入金情報を通知させるに際して一度に通知させる貸出処理機の台数の設定を受け付け、
    前記通知手段は、前記通知設定受付手段によって受け付けられた貸出処理機の台数について前記入金情報を一度に通知することを特徴とする請求項2、3または4に記載の遊技媒体貸出システム。
  6. 前記通知設定受付手段は、各貸出処理機による入金情報の通知に時間差を設ける際に、該通信間隔の設定を受け付け、
    前記通知手段は、前記通知設定受付手段によって受け付けられた通信間隔に基づいて各貸出処理機ごとに前記入金情報を通知することを特徴とする請求項2〜5のいずれか一つに記載の遊技媒体貸出システム。
  7. 前記通知設定受付手段は、前記貸出処理機の中から最初に入金情報を通知させる貸出処理機の設定を受け付け、
    前記通知手段は、前記通知設定受付手段によって受け付けられた貸出処理機から前記入金情報を通知することを特徴とする請求項2〜6のいずれか一つに記載の遊技媒体貸出システム。
  8. 前記管理サーバは、
    前記通知設定受付手段による通知設定に基づいて前記貸出処理機による入金情報の通知を要求する入金情報通知要求手段をさらに備え、
    前記通知手段は、前記入金情報通知要求手段による入金情報の通知要求に応じて前記記憶手段によって加算して記憶された入金情報を通知することを特徴とする請求項2〜7のいずれか一つに記載の遊技媒体貸出システム。
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