JPH05177050A - 封入式パチンコ機 - Google Patents

封入式パチンコ機

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JPH05177050A
JPH05177050A JP35812891A JP35812891A JPH05177050A JP H05177050 A JPH05177050 A JP H05177050A JP 35812891 A JP35812891 A JP 35812891A JP 35812891 A JP35812891 A JP 35812891A JP H05177050 A JPH05177050 A JP H05177050A
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JP
Japan
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game
ball lending
pachinko machine
machine
card
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JP35812891A
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English (en)
Inventor
Kenkichi Nakajima
健吉 中島
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Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリペイドカードを利用することのできる封
入式のパチンコ機を提供する。 【構成】 封入式のパチンコ機1を、プリペイドカード
を利用可能な台間玉貸機2に通信可能に接続すると共
に、遊技店の管理装置3に通信可能に接続し、パチンコ
機1には、玉貸機操作手段9、玉貸機表示手段10、パ
チンコ機操作手段11、遊技情報表示手段12、遊技情
報記憶判別手段13を設け、該遊技情報記憶判別手段1
3により遊技用カードに遊技情報を書込み、及び読み出
して遊技可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、球技者が予め購入し
たプリペイドカードを使用して、遊技機内に封入された
遊技球を利用してゲームを行う封入式パチンコ機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、磁気媒体等に貨幣価値と
同等の価値情報を記録した所謂プリペイドカードを使用
するパチンコ機は種々開発されている。また、パチンコ
機内に封入した遊技球を利用して、遊技者が実際に遊技
球に触れることなくゲームが可能な封入式のパチンコ機
も種々開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】プリペイドカードは、
現金を扱う必要がなく、キャッシュレスでスマートな遊
技が可能になると共に、現金管理や労務管理の効率化が
可能になるなどメリットが多い。また、封入式のパチン
コ機は、遊技者側からみると球を借りたり運んだりする
手間が掛からないし、遊技店側からみても大量の球を準
備する必要がなく、設備が簡単になり、維持管理も容易
であるなどのメリットを有している。そこで、本発明
は、上記両方式のパチンコ機の長所を併せ持つ新規なパ
チンコ機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、遊技者に対する玉貸行為を実行する台間玉
貸機と、この台間玉貸機で借りた球を利用してパチンコ
ゲームを行うための諸装置を有するパチンコ機と、店内
の各パチンコ機を個別に制御可能な管理装置と、を備え
る遊技店において、遊技者が実際に球に触れることなく
遊技可能な封入式のパチンコ機であって、上記台間玉貸
機をプリペイドカードの利用により玉貸を実行するプリ
ペイドカード用台間玉貸機となし、該玉貸機とパチンコ
機との間を通信手段により通信可能とすると共に、管理
装置とパチンコ機との間を通信手段により通信可能とな
し、上記パチンコ機には、玉を借り出すなど台間玉貸機
を操作するための玉貸機操作手段と、台間玉貸機の状態
を表示するための玉貸機表示手段と、パチンコ遊技を開
始、中断、終了するためのパチンコ機操作手段と、パチ
ンコ機における遊技情報を可視表示するための遊技情報
表示手段と、上記遊技情報を可搬可能な記憶媒体に読み
書き可能であると共に、記憶媒体を判別する遊技情報記
憶判別手段とを設け、パチンコ機から台間玉貸機を操作
すると共に、遊技による遊技情報及び管理装置の管理信
号に基づく遊技情報を上記遊情報記憶判別手段に記憶可
能としたものである。
【0005】
【作用】パチンコ機に設けた玉貸機操作手段によりプリ
ペイドカードを使用する台間玉貸機を操作することがで
き、遊技による遊技情報及び管理装置の管理信号に基づ
く遊技情報を、可搬可能な記憶媒体にパチンコ機の遊情
報記憶判別手段により記憶し、この記憶媒体に記憶した
遊技情報を上記遊技情報記憶判別手段により読み取り判
別して遊技可能とすることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例について説明す
ると、図1は本発明に係るパチンコ機1を含む遊技店に
おける制御系の概略系統図であり、パチンコ機1にはプ
リペイドカード用台間玉貸機2と通信手段を介して通信
可能に接続すると共に、店内に配設した各パチンコ機1
を個別に制御可能な管理装置3と通信手段を介して通信
可能に接続する。また、管理装置3には後述するカード
精算機4を通信手段を介して通信可能に接続してある。
更に、管理装置3とカード精算機4とを通信手段を介し
て通信可能に接続する。尚、上記通信手段は、接続ケー
ブル5、コネクタ6、入出力インターフェース7等を含
むものである。
【0007】プリペイドカード用台間玉貸機2は、貨幣
と同等の価値を有する磁気カード等からなるプリペイド
カードを利用して、遊技球を借り出すことができ、正面
にはカードを挿入するためのプリペイドカードカード挿
入口8が設けてある。尚、この台間玉貸機2の内部には
挿入されたカードの情報を読取りまた書込むための読書
手段を始めとする諸々の電気回路や、カードを取り込ん
だり排出するための搬送装置等を内蔵している。
【0008】パチンコ機1は、遊技者が実際に球に触れ
ることなく遊技が可能なように、本体内に封入した遊技
球を循環使用する所謂封入式のパチンコ機である。そし
て、この封入式パチンコ機1には、玉を借り出すなど台
間玉貸機2を操作するための玉貸機操作手段9と、台間
玉貸機2の状態を表示するための玉貸機表示手段10
と、パチンコ遊技を開始、中断、終了するためのパチン
コ機操作手段11と、パチンコ機1における遊技情報を
可視表示するための遊技情報表示手段12と、上記遊技
情報を可搬可能な記憶媒体に対して読み書き可能である
と共に、記憶媒体を判別する遊技情報記憶判別手段13
等を設ける。
【0009】玉貸機操作手段9は、例えば一回操作する
ごとに25発分の球に相当する情報をパチンコ機本体の
遊技情報記憶判別手段13に送信すると共に、プリペイ
ドカードの記憶情報から100円分の価値を減算する玉
貸ボタン9aと、使用の済んだプリペイドカードをプリ
ペイドカードカード挿入口8から返却するプリペイドカ
ードカード返却ボタン9bを有している。
【0010】玉貸機表示手段10は、玉貸機に挿入した
プリペイドカードで、残り幾ら分の玉を借りれるかを可
視表示するプリペイドカード残高表示部10aを有して
いる。
【0011】パチンコ機操作手段11は、パチンコ機1
における遊技を、台間玉貸機2からパチンコ機本体の遊
技情報記憶判別手段13へ送られた情報に基づいて遊技
開始可能とし、或は後述する記憶媒体を判別して遊技可
能とする。また、現在の遊技情報、即ち持玉数等を記憶
して遊技を中断する中断スイッチ11a、或は遊技を中
止して現在の遊技情報を記憶した記憶媒体を排出する精
算スイッチ11bを有している。
【0012】また、遊技情報表示手段12は、遊技者の
持玉数を可視表示するもので、遊技に使用可能な持玉数
を表示する表示部A(12a)と、遊技者のものではあ
るが遊技には使用できない使用不可持玉数を表示する表
示部B(12b)とを有している。尚、使用不可持玉と
は、遊技者がパチンコ機1を「打止」にするなどして得
た玉であり、遊技店の営業方針に沿って使用を禁止する
ものである。
【0013】遊技情報記憶判別手段13は、可搬可能な
記憶媒体例えば磁気カードからなる遊技用カードを中心
に構成されるもので、該遊技用カードに、中断スイッチ
11aを操作したときや精算スイッチ11bを操作した
ときの遊技情報である使用可持玉数と使用不可持玉数を
記憶したり、遊技者が所有する遊技用カードを、パチン
コ機1の前面に設けた遊技用カード挿入口14に挿入し
た際に、この遊技用カードの記憶内容を読み取って、真
正なカードかどうか判別し、使用可持玉数を表示部A
(12a)に表示すると共に、表示部B(12b)に使
用不可持玉数を表示し、上記使用可持玉数に基づいてパ
チンコ遊技を可能にするものである。
【0014】また、パチンコ機1には、上記遊技情報記
憶判別手段13及び遊技用カードに付帯するカード読取
書取装置、遊技用カード挿入口14に挿入されたカード
を読取書込位置へ搬送し、カードを上記挿入口14から
排出するカード搬送装置、カードが挿入されたことを検
出するカード挿入検出装置を設ける。そして、パチンコ
機1から遊技情報に基づく遊技用カードを新規に発行す
るためのカードの貯蔵状態を検出する新規遊技用カード
検出装置を設ける。
【0015】尚、パチンコ機1はハンドル15を操作し
て通常のパチンコ遊技を行うため、或は営業データを収
集するための、発射球検出スイッチ、セーフ球検出スイ
ッチ、ファール球検出スイッチ、アウト球検出スイッ
チ、打球発射装置等が、前記した中断スイッチ11a、
精算スイッチ11bと共に設けてある。そして、これら
のスイッチ及び装置等は、入出力インターフェース7等
を介して管理装置3と通信可能に接続してある。
【0016】上記のようなパチンコ機1は、図2のブロ
ック図に示すような制御系によって制御される。この制
御系は、パチンコ機1に設けた主にパチンコ機本体側の
制御を実行する本体制御回路(装置)16と、主に役物
などゲームに関する制御を実行する遊技盤制御回路(装
置)17と、遊技店に設けた管理装置3とにより制御さ
れる。
【0017】次に、上記のような制御系を図3ないし図
7に示すフローチャートを参照して説明する。図3にお
いて、電源が投入されると、ステップ(以下、Sと略称
する。)1において初期設定が行われ、S2へ進む。S
2では遊技用カード“IN”フラグがセットされている
か否かを判定し、セットされていればS4へ進んで中断
フラグがセットされているか否かを判定する。一方、S
2で遊技用カード“IN”フラグがセットされていない
場合はS3へ進む。S4で中断フラグがセットされてい
るとS5へ進み、セットされている中断タイマが終了し
たか否かを判定し、終了していなければS2へ戻る。一
方、中断タイマが終了している場合は、S6へ進み中断
フラグをクリアし、次のS7において中断終了信号を管
理装置へ出力してS2へ戻る。
【0018】S4において中断フラグがセットされてい
ないと判定されるとS8へ進み、台間玉貸機のプリペイ
ドカードユニット(以下、PCユニットと略称する。)
から玉貸要求信号が出力されているか否かを判定し、こ
の玉貸要求信号の出力を検知するとS9へ進み、遊技用
カード“IN”フラグがセットされているか否かを判定
し、セットされている場合は、S11へ進む。一方、遊
技用カード“IN”フラグがセットされていない場合
は、S10へ進んで、新規発行用のカードが本体内に貯
蔵されているか否かを判定し、貯蔵されていなければS
2へ戻る。一方、貯蔵されていればS11へ進む。
【0019】そして、S11では、貸玉要求金額に相当
する数の玉数を使用可持玉数として変換し、玉貸信号を
次のS12でPCユニットと管理装置とに夫々出力す
る。このS8ないしS12の処理において、玉貸要求信
号がPCユニットから出力された場合、本体に遊技用カ
ードが挿入されている状態(遊技用カード“IN”フラ
グ)及び新規発行用のカードが本体内に貯蔵されている
状態の場合のみ、玉貸要求信号を受け付け、玉貸要求金
額分の玉数を使用可持玉数に変換している。これは、持
玉数が「0」でない場合に、精算や遊技を中断するた
め、持玉数を記録したカードを発行しなくてはならない
ので、記録するためのカードが全く存在しない場合に
は、遊技することを不能にし、これによって生ずる不都
合を防止している。そして、S12の処理が終了すると
S23へ進む。また、S8において玉貸要求信号が出力
されていないと判定するとS23へ進む。
【0020】一方、前記S2で遊技用カード“IN”フ
ラグがセットされていない場合はS3へ進み、S3にお
いて本体にカードが挿入されたことが検出されると、S
13へ進み、その挿入されたカードのセキュリティをチ
ェックする。このセキュリティチェックの結果がOKな
らば、S14へ進み、NGならばS22へ進んでカード
を返却する。S14では中断フラグがセットされている
か否かを判定し、セットされていなければS20へ進
み、中断フラグがセットされている場合はS15へ進
む。S15では中断タイマが終了したか否かを判定し、
中断タイマが終了していなければS16へ進んで、挿入
されたカードが中断時に発行されたカードか否かを判定
し、中断カードでなければS22へ進み、カードを返却
した後、S2へ戻る。
【0021】一方、S15において中断タイマが終了し
ていると判定された場合は、S17へ進んで中断タイマ
をクリアする。そして、次のS18では中断タイマをク
リアして、S19へ進み、中断終了信号を管理装置へ出
力する。次のS20では遊技用カード“IN”フラグを
セットし、S21では、表示部Aに使用可持玉数を表示
すると共に、表示部Bに使用不可持玉数を表示し、S2
3へ進む。
【0022】S23では、使用可持玉数が「0」になっ
たか否かを判定し、「0」になっていなければS24へ
進み、S24で打球の発射を可能にし、次のS25で遊
技中信号を管理装置へ出力してS28へ進む。一方、S
23において使用可持玉数が「0」になっていると判定
されると、S26へ進んで打球の発射を不能化し、次の
S27で遊技中信号の管理装置への出力を停止してS2
8へ進む。
【0023】S28では、発射された打球が発射球検出
スイッチにより検出されたか否かを判定し、検出される
とS29において使用可持玉数を「1」減算してS30
へ進む。
【0024】S30では、打球がセーフ球検出スイッチ
により検出されたか否かを判定し、セーフ球が検出され
た場合は、S31で使用可持球数に「N」(賞球数)を
加算した後、次のS32においてセーフ球信号(「N」
に相当)を管理装置へ出力し、同様にS33ではアウト
球信号(「I」に相当)を管理装置に出力してS34へ
進む。上記S30でセーフ球が検出されなかった場合は
直接S34へ進む。
【0025】S34では、打球がファール球検出スイッ
チにより検出されたか否かを判定し、ファール球が検出
されると、次のS35において使用可持玉数を「1」加
算してS36へ進む。一方、検出されなかったときは直
接S36へ進む。
【0026】S36では、アウト球検出スイッチにより
打球が検出されたか否かを判定し、アウト球が検出され
ると、次のS37においてアウト球信号(「I」に相
当)を管理装置に出力してS38へ進む。
【0027】S38では、遊技盤制御回路から大当り信
号が出力されているか否かを判定し、出力されている場
合はS39へ進み、大当りフラグがセットされているか
否かを判定する。S39で大当りフラグがセットされて
いる場合はS2へ戻り、セットされていない場合はS4
0へ進み、大当りフラグをセットし、次のS41では大
当り情報(大当り状態信号や大当り図柄信号など)を管
理装置へ出力した後、S2へ戻る。
【0028】一方、S38において、遊技盤制御回路か
ら大当り信号が出力されていないと判定するとS42へ
進み、大当りフラグをクリアしてS43へ進む。
【0029】S43では、管理装置から打止要求信号が
出力されたか否かを判定し、打止要求信号が出力されて
いればS47へ進み、出力されていなければ次のS44
へ進む。S44では、精算スイッチがオンされたか否か
を判定し、オンされていればS47へ進み、オンされて
いなければS45へ進む。
【0030】S45では、中断スイッチがオンされたか
否かを判定し、中断スイッチがオンされているとS46
へ進んで中断フラグをセットして、S47へ進む。一
方、中断スイッチがオンされていなければS2へ戻る。
そして、S47では打球の発射を不能化し、次のS48
において残り玉処理ウエイトタイマをスタートさせ、S
49へ進む。
【0031】以上のようにS38において、大当り信号
が遊技盤制御回路から出力されているか否かを判定し、
出力されている間は、打止要求信号の出力の検出や精算
スイッチ、中断スイッチの操作の検出を行わないように
しているので、大当り発生中に打止になったり、精算ス
イッチ、中断スイッチの誤操作による不都合(遊技の中
断、終了など)を回避することができる。
【0032】S49では、セーフ球検出スイッチが打球
を検出したか否かを判定し、検出されるとS50におい
て、使用可持玉数に[N」を加算処理し、次のS51で
[N]に相当するセーフ球数信号を管理装置に出力し、
S52では「I]に相当するアウト球信号を管理装置に
出力し、S53へ進む。一方、S49でセーフ球検出ス
イッチが打球を検出しないと直接S53へ進む。S53
では、ファール球検出スイッチにより打球が検出された
か否かを判定し、検出されるとS54において使用可持
玉数を「1」加算処理し、S55へ進む。S55では、
アウト球検出スイッチが打球を検出したか否かを判定
し、検出されるとS56において「I」に相当するアウ
ト球信号を管理装置へ出力する。一方、検出されないと
きはS57へ直接進む。
【0033】次のS57では、遊技盤制御回路から大当
り信号が出力されたか否かを判定し、出力されていれば
S39へ進み、出力されていなければS58へ進む。S
58では、残り玉処理ウエイトタイマが終了したか否か
を判定し、終了していなければS49へ進み、終了して
いればS59へ進む。S59では、遊技盤制御回路から
ゲーム中信号が出力されているか否かを判定し、出力さ
れていればS57へ進み、出力されていなければS60
に進んで遊技中信号を管理装置へ出力するのを停止す
る。
【0034】以上のように、S57、S59を設けるこ
とにより、打球の発射が不能となる以前に打球された球
により大当りや別遊技の権利が発生しても無効となら
ず、発生した権利を行使できるようになっている。
【0035】次のS61では、中断フラグがセットされ
ているか否かを判定し、中断フラグがセットされていな
ければS64へ進み、セットされていればS62におい
て中断タイマをスタートし、次のS63で中断信号を管
理装置へ出力して、S64へ進む。
【0036】S64では、管理装置から使用可持玉数を
使用不可持玉数に変換するための信号が出力されている
か否かを判定し、出力されている場合には、S65にお
いて使用可持玉数を使用不可持玉数に変換し、S66へ
進む。この使用可持玉数を使用不可持玉数に変換する信
号を出力する理由は、所定の打止条件を達成した場合
に、その獲得持玉を他の台で使用したり、同じ台で開放
後再使用することを防止するためなど、遊技店の経営に
則って設けられたものである。
【0037】S66では、遊技用カード“IN”フラグ
がセットされているか否かを判定し、セットされている
場合はS67へ進む。S67では使用可持玉数が「0」
になっているか否かを判定し、「0」になっていなけれ
ばS71へ進み、「0」なっていればS68に進んで、
使用不可持玉数が「0」か否かを判定する。S68にお
いて使用不可持玉数も「0」になっている場合は、S6
9へ進んで、遊技用カード“IN”フラグをクリアした
後、次のS70で遊技用カードを回収してS2へ戻る。
一方、S68において使用不可持玉数が「0」でない場
合は、S71へ進み、遊技用カードに各々のデータを書
き込み、次の72において、遊技用カード“IN”フラ
グをクリアし、S73へ進んで遊技用カードを返却して
から、S2へ戻る。
【0038】一方、S66において、遊技用カード“I
N”フラグがセットされていないと判定されると、S7
4へ進み、使用可持玉数が「0」か否かを判定し、
「0」でない場合はS76へ進み、「0」の場合はS7
5へ進む。S75では使用不可持玉数も「0」になって
いるか否かを判定し、「0」の場合はS2へ戻る。一
方、S75において「0」になっていなければ、S76
へ進み、内部に貯蔵してある新規発行用のカードをデー
タ書込位置まで搬送し、次のS77においてその新規発
行用カードに各々のデータを書き込み、S78でその新
規遊技用カードを遊技者に対して発行し、S2へ戻る。
【0039】そして、一つの台(パチンコ機1)で遊技
を終了し、或は台を変えるために、遊技情報を記憶した
遊技用カードの発行を受けた遊技者は、このカードを景
品交換所或は店内の適宜場所に配設したカード精算機4
に挿入してカードの精算を受けたり、使用可持玉数が記
憶されている場合は、他の台へ移動してその台の遊技用
カード挿入口14へ挿入して、遊技を再開できる。従っ
て、遊技者は、重い球を持って移動する必要がない。
【0040】このとき、管理装置3が蓄積している遊技
情報と、当該遊技用カードに記憶された遊技情報とを照
合して安全性を高めることができる。このようにすれ
ば、例えば、打止にした球を以後の遊技に使用すること
を禁じている遊技店において、「打止」の球を遊技用カ
ードに使用不可持玉として記憶するので、このカードの
遊技情報に基づいて景品と交換することはできるが、こ
のカードを使用して他の台で遊技することはできない。
【0041】以上本発明を図面の実施例について説明し
たが、本発明は上記した実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限り適
宜に実施できる。例えば、玉貸機操作手段は購入したい
金額を入力するようにしたり、玉数を入力するようにし
てもよい。
【0042】
【発明の効果】以上要するに本発明は、プリペイドカー
ドにより玉貸を実行するプリペイドカード用台間玉貸機
と、該台間玉貸機とパチンコ機との間を通信手段により
通信可能とすると共に、管理装置とパチンコ機との間を
通信手段により通信可能となし、パチンコ機には、玉を
借り出すなど台間玉貸機を操作するための玉貸機操作手
段と、台間玉貸機の状態を表示するための玉貸機表示手
段と、パチンコ機を操作するパチンコ機操作手段と、パ
チンコ機における遊技情報を可視表示するための遊技情
報表示手段と、上記遊技情報を可搬可能な記憶媒体に読
み書き可能であると共に、記憶媒体を判別する遊技情報
記憶判別手段とを設け、パチンコ機から台間玉貸機を操
作すると共に、遊技による遊技情報及び管理装置の管理
信号に基づく遊技情報を上記遊情報記憶判別手段に記憶
可能としたので、封入式パチンコ機の長所とプリペイド
カードによる営業の長所を兼ね備え、遊技者は重い球を
持ち歩かなくてよいし、貨幣を使用することもなく、ス
マートにゲームを楽しむことができる。また、遊技に関
する全ての操作がパチンコ機側から可能であって、遊技
者は手を延ばして玉貸機に貨幣を投入したり球を受け取
ったりする作業の必要がない。一方、遊技店にしても、
現金管理や労務管理を効率よく行え、また遊技設備にお
いても、準備する遊技球が少なくてよいし、貨幣の準備
も少なくてよい。また、営業方針に基づいて、大役一回
交換、持たせ営業、定量交換など、適宜に設定すること
が可能で営業成績の向上に寄与する。更に、パチンコ機
が発行した遊技用カードの遊技情報と、遊技店の管理装
置が蓄積する遊技情報とを照合することができ、安全性
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機を含む遊技店における制御系の概略
系統図である。
【図2】制御系のブロック図である。
【図3】本体制御回路における制御の一部を示すのフロ
ーチャートである。
【図4】本体制御回路における制御の一部を示すのフロ
ーチャートである。
【図5】本体制御回路における制御の一部を示すのフロ
ーチャートである。
【図6】本体制御回路における制御の一部を示すのフロ
ーチャートである。
【図7】本体制御回路における制御の一部を示すのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 パチンコ機 2 台間玉貸機 3 管理装置 9 玉貸機操作手段 10 玉貸機表示手段 11 パチンコ機操作手段 12 遊技情報表示手段 13 遊技情報記憶判別手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A63F 7/02 352 F 8804−2C M 8804−2C G07F 7/08

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技者に対する玉貸行為を実行する台間
    玉貸機と、この台間玉貸機で借りた球を利用してパチン
    コゲームを行うための諸装置を有するパチンコ機と、店
    内の各パチンコ機を個別に制御可能な管理装置と、を備
    える遊技店において、遊技者が実際に球に触れることな
    く遊技可能な封入式のパチンコ機であって、 上記台間玉貸機をプリペイドカードの利用により玉貸を
    実行するプリペイドカード用台間玉貸機となし、該玉貸
    機とパチンコ機との間を通信手段により通信可能とする
    と共に、管理装置とパチンコ機との間を通信手段により
    通信可能となし、 上記パチンコ機には、玉を借り出すなど台間玉貸機を操
    作するための玉貸機操作手段と、台間玉貸機の状態を表
    示するための玉貸機表示手段と、パチンコ遊技を開始、
    中断、終了するためのパチンコ機操作手段と、パチンコ
    機における遊技情報を可視表示するための遊技情報表示
    手段と、上記遊技情報を可搬可能な記憶媒体に読み書き
    可能であると共に、記憶媒体を判別する遊技情報記憶判
    別手段とを設け、 パチンコ機から台間玉貸機を操作すると共に、遊技によ
    る遊技情報及び管理装置の管理信号に基づく遊技情報を
    上記遊情報記憶判別手段に記憶可能としたことを特徴と
    するパチンコ機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09253315A (ja) * 1996-03-27 1997-09-30 Sankyo Kk 遊技用装置
JP2012066057A (ja) * 2010-08-23 2012-04-05 Glory Ltd 各台対応装置および遊技システム
JP2014217475A (ja) * 2013-05-02 2014-11-20 株式会社高尾 封入式遊技機

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