JP2928339B2 - 遊技場の管理設備装置 - Google Patents

遊技場の管理設備装置

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JP2928339B2
JP2928339B2 JP2166048A JP16604890A JP2928339B2 JP 2928339 B2 JP2928339 B2 JP 2928339B2 JP 2166048 A JP2166048 A JP 2166048A JP 16604890 A JP16604890 A JP 16604890A JP 2928339 B2 JP2928339 B2 JP 2928339B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、遊技場の管理設備装置に関し、詳しくは、
所定の有価価値を特定可能な情報が記録されている記録
媒体と、遊技場に設置され、少なくとも前記記録媒体で
特定される有価価値の一部を引落して遊技に使用するこ
とが可能な遊技機とを含む遊技場の管理設備装置に関す
る。
[従来の技術] この種の遊技場の管理設備装置において、従来から一
般的に知られているものに、たとえば、特開昭63−2929
86号公報に記載のものがあった。この従来のものは、所
定の有価価値が記録された磁気カード等の記録媒体のパ
チンコ遊技機等の遊技機に挿入し、前記記録媒体に記録
されている前記有価価値を使用して遊技ができるように
構成されていた。そして、この記録媒体に記録されてい
る有価価値を使用して遊技を行なった結果獲得した獲得
有価価値が挿入されている記録媒体に記録され、その記
録媒体が遊技者に払い出される。このような従来の遊技
場の管理設備装置においては、この払い出された記録媒
体に記録されている獲得有価価値が何ら制限を受けるこ
となく再度遊技に使用できるように構成されていた。
[発明が解決しようとする課題] しかし、この従来の遊技場の管理設備装置において
は、前記獲得有価価値を含む記録媒体の有価価値が何ら
制限を受けることなく再度遊技に使用できるために、遊
技者が前記獲得有価価値を使用して何度も遊技を行なう
ようになる。その結果、獲得有価価値を一旦景品交換し
て記録媒体が有する新たな有価価値を購入してその新た
な有価価値を使用して遊技を行なうことが少なくなる。
その結果、遊技場において新たな有価価値の売上が低下
するという欠点が生ずる。
そこで、記録媒体で特定される有価価値の一部を引落
して一度でも遊技に使用すれば、その遊技によって獲得
した獲得有価価値および前記記録媒体の有価価値のうち
未だに遊技に引落し使用されていない残りの有価価値の
両方に使用制限等の一定の規制を課し、その規制の範囲
内で再度遊技への使用を許可し、一旦遊技に一部使用さ
れた有価価値の再度の遊技への使用を抑制し、新たな有
価価値の購入を促すように構成することが考えられる。
しかし、この場合には、遊技によって獲得した獲得有価
価値ばかりでなく記録媒体の有価価値の内遊技に未だに
使用されていない未使用部分に対しても前記使用に際し
ての規制が課せられるのであり、このような使用に際し
ての過度の規制により遊技者に不満を与えてしまうとい
う新たな技術的問題が発生する。
本発明は、かかる実情に鑑み、遊技場における新たな
有価価値の売上を向上できながらも、記録媒体の有価価
値の使用に際しての過度の規制による遊技者の不満を極
力減少することのできる遊技場の管理設備装置を提供す
ることが目的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項1に記載の本発明は、所定の有価価値を特定可
能な情報が記録されている記録媒体と、 遊技場に設置され、少なくとも前記記録媒体で特定さ
れる有価価値の一部を引落して遊技に使用することが可
能な遊技機とを含む遊技場の管理設備装置であって、 前記記録媒体を受付けて処理する記録媒体受付処理手
段を含み、 前記記録媒体は、前記有価価値のうち、未だに遊技に
引落し使用されていない第1の有価価値を特定可能な情
報を記録する第1の記録領域と、前記第1の有価価値以
外の第2の有価価値を特定可能な情報を記録する第2の
記録領域とを含み、 前記記録媒体受付処理手段に受付けられた記録媒体の
前記第1の記録領域の記録情報により特定される第1の
有価価値を使用して前記遊技機により遊技を行なった結
果遊技者の所有となった遊技結果価値を記憶する価値記
憶手段をさらに含み、 遊技終了時に前記価値記憶手段に記憶されている遊技
結果価値が第2の有価価値として前記記録媒体受付処理
手段に受付けられている前記記録媒体の第2の記録領域
の記録情報により特定可能となる処理がなされ、 前記記録媒体により特定され遊技に用いられる有価価
値が前記第2の有価価値である場合に、予め定められた
規制の範囲内で遊技への使用を許可する使用許可手段を
さらに含み、 前記使用許可手段は、使用規制する場合は、前記第2
の記録領域の記録情報により特定される前記第2の有価
価値すべてについて一律に規制することを特徴とする。
請求項2に記載の本発明は、所定の有価価値を特定可
能な情報が記録されている記録媒体と、 遊技場に設置され、少なくとも前記記録媒体で特定さ
れる有価価値の一部を引落して遊技に使用することが可
能な遊技機とを含む遊技場の管理設備装置であって、 前記記録媒体は、前記有価価値のうち、未だに遊技に
引落し使用されていない第1の有価価値を特定可能な情
報を記録する第1の記録領域と、前記第1の有価価値以
外の第2の有価価値を特定可能な情報を記録する第2の
記録領域とを含み、 前記記録媒体により特定され遊技に用いられる有価価
値が前記第2の有価価値である場合に、予め定められた
規制の範囲内で遊技への使用を許可する使用許可手段
と、 遊技者側は操作できず遊技場側が操作可能な設定手段
であって、前記使用許可手段による規制内容を変更設定
可能な規制内容可変設定手段とをさらに含むことを特徴
とする。
請求項3に記載の本発明は、請求項2に記載の発明の
構成に加えて、前記規制内容可変設定手段は、遊技機毎
に対応して個々に設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の本発明は、請求項2に記載の発明の
構成に加えて、前記規制内容可変設定手段は、中央から
の遠隔操作によって各遊技機に対し可変設定可能な遠隔
式可変設定手段で構成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の本発明は、請求項2〜請求項4のい
ずれかに記載の発明の構成に加えて、前記規制内容可変
設定手段は、前記遊技機の機種に応じて規制するか否か
が決まる機種規制状態に設定可能であることを特徴とす
る。
請求項6に記載の本発明は、請求項2〜請求項5のい
ずれかに記載の発明の構成に加えて、前記規制内容可変
設定手段は、いかなる場合にも前記第2の有価価値の使
用を禁止する使用禁止状態に設定可能であることを特徴
とする。
請求項7に記載の本発明は、請求項2〜請求項6のい
ずれかに記載の発明の構成に加えて、前記規制内容可変
設定手段は、何ら規制することなく無制限に前記第2の
有価価値が使用可能な無制限状態に設定可能であること
を特徴とする。
[作用] 請求項1に記載の本発明によれば、未だに遊技に引落
し使用されていない第1の有価価値を特定可能な情報が
記録媒体の第1の記録領域に記録され、前記第1の有価
価値以外の第2の有価価値を特定可能な情報が記録媒体
の第2の記録領域に記録される。遊技に用いられる有価
価値が前記第2の記録領域によって特定される第2の有
価価値である場合には、予め定められた規制の範囲内で
遊技の使用が許可される。
その結果、遊技者は使用に際して規制が課せられる第
2の有価価値よりはむしろ第1の有価価値の方を積極的
に遊技に使用するようになり、記録媒体における第1の
有価価値を使用し尽くした段階でまた新たな記録媒体の
有価価値を購入するようになり、遊技場において新たな
有価価値の売上が増大する。しかも、使用に際して規制
が課せられるのは第2の有価価値の方であり、未だに遊
技に引落し使用されていない第1の有価価値は前記規制
が課せられることなく遊技使用できるために、有価価値
の使用に際しての過度の規制による遊技者の不満が極力
防止できる。
また、使用許可手段が使用規制する場合は、第2の記
録領域の記録情報により特定される前記第2の有価価値
すべてについて一律に規制される。その結果、第2の有
価価値が使用規制される場合にはその第2の有価価値す
べてについて使用規制されることとなるために、第2の
有価価値よりはむしろ第1の有価価値の方を積極的に遊
技に使用する傾向がより顕著になる。
さらに、記録媒体受付処理手段で受付けられた記録媒
体で特定される有価価値の一部を引落して前記遊技機に
よる遊技に使用した結果遊技者の所有となった遊技結果
価値が価値記憶手段に記憶される。そして、遊技終了時
に前記価値記憶手段に記憶されている遊技結果価値が前
記記録媒体受付処理手段に受付けられている記録媒体の
前記第2の記録領域の記録情報により特定可能となるよ
うに処理される。
請求項2に記載の本発明によれば、未だに遊技に引落
し使用されていない第1の有価価値を特定可能な情報が
記録媒体の第1の記録領域に記録され、前記第1の有価
価値以外の第2の有価価値を特定可能な情報が記録媒体
の第2の記録領域に記録される。遊技に用いられる有価
価値が前記第2の記録領域によって特定される第2の有
価価値である場合には、予め定められた規制の範囲内で
遊技の使用が許可される。
その結果、遊技者は使用に際して規制が課せられる第
2の有価価値よりはむしろ第1の有価価値の方を積極的
に遊技に使用するようになり、記録媒体における第1の
有価価値を使用し尽くした段階でまた新たな記録媒体の
有価価値を購入するようになり、遊技場において新たな
有価価値の売上が増大する。しかも、遊技に使用して規
制が課せられるのは第2の有価価値の方であり、未だに
遊技に引落し使用されていない第1の有価価値は前記規
制が課せられることなく遊技使用できるために、有価価
値の使用に際しての過度の規制による遊技者の不満が極
力防止できる。
さらに、規制内容可変設定手段の働きにより、前記使
用許可手段による規制内容を遊技場において変更設定可
能となる。
請求項3に記載の本発明によれば、請求項2に記載の
発明の作用に加えて、規制内容可変設定手段が遊技機毎
に対応して個々に設けられている。
請求項4に記載の本発明によれば、請求項2に記載の
発明の作用に加えて、規制内容可変設定手段が、中央か
らの遠隔操作によって各遊技機に対し可変設定可能な遠
隔式可変設定手段で構成されている。
請求項5に記載の本発明によれば、請求項2〜請求項
4のいずれかに記載の発明の作用に加えて、規制内容可
変設定手段により、遊技機の機種に応じて規制するか否
かが決まる機種規制状態に設定可能となる。
請求項6に記載の本発明によれば、請求項2〜請求項
5のいずれかに記載の発明の作用に加えて、規制内容可
変設定手段により、いかなる場合にも前記第2の有価価
値の使用を禁止する使用禁止状態に設定可能となる。
請求項7に記載の本発明によれば、請求項2〜請求項
6のいずれかに記載の発明の作用に加えて、規制内容可
変設定手段により、何ら規制することなく無制限に前記
第2の有価価値が使用可能な無制限状態に設定可能とな
る。
[発明の実施例] 次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は、本発明に係る遊技用管理設備装置の全体を
示す概略図である。
遊技場1にはカード販売機2が設置されている。遊技
客がこのカード販売機2から記憶媒体の一例のパチンコ
カードを購入する。遊技客はその購入したパチンコカー
ドを使用して遊技場1に設置されている遊技機により遊
技が可能となる。遊技場1には、遊技機設置島が複数列
(図面では4列)設けられており、その遊技機設置島7a
〜7dの両側に遊技機が複数配設されている。遊技場1に
配設されている遊技機は複数種類用意されており、遊技
機設置島7aの図示上側の列および遊技機設置島7dの図示
下側の列に配列されているものはいわゆる飛行機タイプ
のパチンコ遊技機である。飛行機タイプのパチンコ遊技
機とは、打球の始動入賞に伴って可変入賞球装置が比較
的少ない所定回数(たとえば1回または2回)開閉し、
その開閉中に打球が可変入賞球装置内に進入し、所定箇
所に設けられている特定入賞口(Vポケット)に入賞す
れば大当り状態となり、可変入賞球装置が比較的多い所
定回数(たとえば18回)開閉するかまたは打球が所定個
数(たとえば10個)入賞するかのうちいずれか早い方の
条件が成立すれば可変入賞球装置の大当りに伴う開閉が
終了するように構成されたものである。なお、この大当
りに伴う可変入賞球装置の開閉制御は、開閉中の可変入
賞球装置内に進入したパチンコ玉が前記特定入賞口へ入
賞すれば繰返し継続制御され、その繰返し上限回数はた
とえば8回と定められている。遊技機設置島7aの図示下
側の列および遊技機設置島7bの図示上側の列に設置され
ている遊技機はいわゆるフィーバータイプのパチンコ遊
技機である。このフィーバータイプのパチンコ遊技機3f
とは、打球の始動入賞に伴って可変表示装置が可変開始
し、その可変表示装置の停止時の表示結果が予め定めら
れた特定の識別情報の組合せ(たとえば777)となれば
大当り状態となり、可変入賞球装置が開成制御され、所
定時間(たとえば30秒間)の経過または打球の所定個数
(たとえば10個)の入賞のうちいずれか早い方の条件が
成立すれば前記可変入賞球装置の開成が終了制御される
ものである。なお、この大当りに伴う可変入賞球装置の
開成制御は、開成している可変入賞球装置内に進入した
パチンコ玉が所定の箇所に設けられている特定入賞口
(Vポケット)に入賞することにより繰返し継続制御さ
れ、その繰返し継続制御の上限回数はたとえば10回と定
められている。遊技機設置島7bの図示下側の列に設けら
れている遊技機および遊技機設置島7cの図示上側の列に
設けられている遊技機は、大当りが1回発生すれば遊技
客に大量の得点が付与され打止まで達するタイプのパチ
ンコ遊技機である。遊技機設置島7cの図示下側の列およ
び遊技機設置島7dの図示上側の列に配設されている遊技
機はいわゆるカード式スロットマシンである。このカー
ド式スロットマシンとは、賭け率を決めた後リールを回
転し、そのリールが停止したときに予め定められた当り
ライン上に所定の識別情報の組合せ(たとえば777)が
成立すれば所定の大きさの得点が遊技客に付与されるも
のである。
遊技が結果遊技客が獲得した獲得得点を含む持点がカ
ードに記録され、そのカードが遊技客側に排出される。
その排出されたカードを遊技客がカード精算機4に挿入
すれば、その持点の範囲内で所望の景品が払出される。
なお、所望の景品を直接払出す代りにその持点の範囲内
で景品交換券を発行し、その景品交換券により景品交換
ができるように構成してもよい。遊技場1には、複数の
遊技機,カード販売機2ならびにカード精算機4を集中
管理するためのホール管理用コンピュータ6が設置され
ており、このホール管理用コンピュータ6を操作するた
めのコンピュータ端末5が所定箇所に設置されている。
ホール管理用コンピュータ6は、制御動作を所定の手順
で実行する演算部6bと、演算部6bの動作プログラムデー
タ等を格納する記憶部6cと、外部との信号の整合性をと
る入出力制御部6aとを含む。
遊技客がある機種の遊技機で遊技を行ないその遊技機
で獲得した得点を含む持点を即座にカード精算機4によ
り精算するのではなく、その持点が記録されたカードを
他の機種の遊技機に挿入してその持点により遊技を行な
うことも所定の使用制限の下で認められている。たとえ
ば、前記いわゆるフィーバータイプのパチンコ遊技機3f
は、機種コードAにセットされている遊技機で獲得した
獲得得点を含む持点を利用して遊技が可能である。機種
コードAにセットされている遊技機は、フィーバータイ
プのパチンコ遊技機3fと1回の大当りで打止まで達する
パチンコ遊技機3uとがある。カード式スロットマシン3s
の場合には、機種コードCにセットされた遊技機で獲得
した獲得得点を含む持点が使用可能となる。機種コード
Cにセットされている遊技機はカード式スロットマシン
3sのみのため、カード式スロットマシン3sで獲得した得
点を含む持点を使用して遊技を行なう場合には同じ機種
のカード式スロットマシン3sでのみ遊技が可能となる。
なお、カードに記録されている有価価値のうち遊技に未
だに使用されていない未使用の有価価値すなわちカード
の残額情報はすべての機種の遊技機で使用可能である。
なお、前述した遊技機の機種に関しては使用制限のある
旨およびその制限内容を張紙や表示器等により遊技客に
事前に報知することが望ましい。
第2図は、遊技機の一例のいわゆるフィーバータイプ
のパチンコ遊技機3fを示す全体正面図である。
パチンコ遊技機3fの右下隅に設けられている打球操作
ハンドル10を遊技客が回動操作することにより、所望の
弾発力でパチンコ玉が遊技盤17の前面に形成されている
遊技領域18内に弾発発射される。図中14は、玉送りソレ
ノイドを含む打球供給装置であり、打球操作ハンドル10
の回動に連動して間欠揺動する打球杆12の揺動を検出す
る打球杆センサ13(第3図参照)の検出出力に基づいて
この打球供給装置14が作動する。そして、打球杆12が1
回揺動される毎に打球供給装置14の玉送りソレノイドが
励磁されて打球待機樋16上のパチンコ玉が1つずつ打球
発射位置にまで供給される。この打球供給装置14によっ
て打球発射位置にまで供給されるパチンコ玉が送り玉セ
ンサ15により検出されて後述する制御に用いられる。
遊技領域18内には、複数の回転ドラム(図面では3
個)24a,24b,24cを有する可変表示装置22が設けられて
いる。その可変表示装置22の下方には、開閉自在に設け
られている開閉板25を有する可変入賞球装置23が配設さ
れている。この可変入賞球装置には、始動入賞口26aが
一体的に設けられている。また、可変表示装置22の側方
にも始動入賞26b,26cが設けられている。遊技領域18内
に打込まれたパチンコ玉が始動入賞口26a〜26cのいずれ
かに入賞すれば、可変表示装置22が可変表示を開始す
る。そして、所定時間経過して停止制御された各回転ド
ラム24a〜24cによって表示される識別情報が特定の組合
せ(たとえば777)になれば大当り状態となり、可変入
賞球装置23の開閉板25が開成制御される。この開閉板25
の開成は、所定時間(たとえば30秒間)の経過またはパ
チンコ玉の所定個数(たとえば10個)の入賞のうちいず
れか早いほうの条件が成立することにより終了し、開閉
板25が閉成される。なお、この開閉板25が開成している
最中に進入したパチンコ玉が特定入賞口27内に入賞すれ
ば、開閉板25の開成制御が繰返し継続制御される。この
繰返し継続制御の上限回数はたとえば「10」に定められ
ている。前記可変表示装置22の可変表示の最中や可変入
賞球装置23の開成制御の最中にパチンコ玉が始動入賞す
ればその始動入賞が記憶され、可変表示装置22の可変表
示が終了した後または前記大当りの制御が終了した後に
その記憶に基づいて再度可変表示装置22の可変表示が行
なわれる。その始動入賞記憶の上限値はたとえば「4」
に定められている。
図中28はアウト口であり、遊技領域18内に打込まれた
パチンコ玉がいずれの入賞口にも入賞しなかった場合に
アウト玉として回収するためのものである。図中31はフ
ァール玉センサであり、弾発発射されたパチンコ玉がそ
の弾発力が弱すぎて遊技領域18にまで到達しなかった場
合にファール玉として打球待機樋16内に回収されるので
あり、そのファール玉を検出するためのものである。
パチンコ遊技機3fの下方部分には、カードリーダライ
タ19が組込まれており、そのカードリーダライタ19に形
成されているカード挿入・排出口20からパチンコカード
21(第4図参照)を挿入する。その挿入されたパチンコ
カード21(第4図参照)に持点(制限使用得点)が記録
されている場合であってその記録されている持点(制限
使用得点)が第1図で説明した使用制限によって使用禁
止されるものでない場合には、その持点(制限使用得
点)が遊技機3f内に取込まれて持点として持点表示器37
により表示される。そして、パチンコ玉を1つずつ弾発
発射するごとに持点から「1」ずつ減算される。一方、
打込玉が入賞するごとに所定の得点(たとえば「13」
点)が持点に加算される。挿入されたカード21に持点が
記録されていない場合には、カード21に記録されている
残額から引落単位金額(たとえば「200」円)を減算し
その単位金額に相当する得点(たとえば「50」点)を持
点として持点表示器37により表示する。また、現在のカ
ード21の残額が残額表示器38により表示される。そし
て、パチンコ玉を弾発発射して持点が「0」になるごと
に再度「200」円が残額から減算されて再度「50」点が
持点として持点表示器37により表示される。なお、残額
表示器38は、金額を表示するものを示したが、それに代
えて残額に相当する得点で表示してもよい。
パチンコ遊技機3fの下方部分には照光式の引落禁止ボ
タン33が設けられている。この引落禁止ボタン33を遊技
中に遊技客が押圧操作することにより、引落禁止ボタン
33が点灯するとともにそれ以降持点が「0」になったと
しても残額から持点として「50」点が引落されないよう
に制御される。その引落禁止ボタン33は、本実施例では
遊技機の前面パネル中に設けたが、遊技機本体とは別の
遊技機枠等、遊技客が操作し得る遊技機に関連した位置
であればどこに設けてもよい。遊技客が遊技を終了した
い場合には照光式の精算ボタン32を押圧操作する。する
と、精算ボタン32が点灯するとともに現時点での持点と
残額が挿入されたパチンコカードに記録されてカード挿
入・排出口20からそのパチンコカードが遊技客側に排出
される。図中34は精算予定点数設定器であり、遊技客が
精算しようと予定している点数をこの精算予定点数設定
器34により予め設定しておくことにより、その設定され
た予定点数に持点が達した段階で自動的に精算されるよ
うに構成されている。この設定された精算予定点数は精
算予定点数表示器35により表示される。
図中29,30はランプであり、大当りの発生に伴って点
灯または点滅し大当りの雰囲気を盛上げるように構成さ
れている。36はスピーカであり、大当り時に効果音を発
生したり異常事態の発生に伴って警報音を発生したりす
るものである。このパチンコ遊技機3fにより、遊技場に
設置され、少なくとも前記記録媒体で特定される有価価
値の一部を引落して遊技に使用することが可能な遊技機
が構成されている。
第3図は、パチンコ遊技機3fの一部内部構造を示す全
体背面図である。
パチンコ遊技機3fの機枠40には、前面枠39が開閉自在
および着脱自在に設けられている。この前面枠39に遊技
盤保持枠41が取付けられており、この遊技盤保持枠41に
対し遊技盤17が着脱自在に取付けられている。つまり、
遊技盤17を取付けるための遊技盤固定部材42は図示矢印
に示すように回動自在に構成されており、この遊技盤固
定部材42を回動させることにより遊技盤17を遊技盤保持
枠41から取外し可能に構成してある。このように構成す
ることにより、機種の交換に伴う台の入替えに際し、機
枠40や前面枠39等をそのまま残して遊技盤17を入替える
ことにより他の機種の遊技機にすることができ、台の入
換えに際しての経費が節減できる利点がある。
図中11は打球機構であり、モータの駆動力によって打
球杆12を間欠揺動しその打球杆12によりパチンコ玉を1
つずつ弾発発射し得るように構成されている。この打球
杆12の揺動を検出する打球杆センサ13が打球機構11に設
けられており、この打球杆センサ13の検出出力に基づい
て前記打球供給装置14の玉送りソレノイドを励磁してパ
チンコ玉を1つずつ打球発射位置に供給するように制御
する。遊技領域に打込まれて始動入賞口26a〜26cに入賞
したパチンコ玉は始動入賞玉検出器43a,43b,43cにより
検出されて打込玉集合カバー体48により一箇所に誘導さ
れて入賞玉センサ45により検出される。図中22は可変表
示装置であり、この可変表示装置22は前述したように特
定の識別情報の組合せ(たとえば777)で停止した場合
にソレノイド47が励磁されて可変入賞球装置の開閉板25
(第2図参照)が開成される。その開成中に可変入賞球
装置内に進入したパチンコ玉は10カウント検出器44によ
り検出される。一方、可変入賞球装置内に進入したパチ
ンコ玉が特定入賞口(Vポケット)27内に入賞すれば、
その入賞玉が特定入賞玉検出器46により検出される。図
中28はアウト口であり、36はスパーカである。パチンコ
遊技機3fの前面枠39の下方内側部分に設けられた制御ユ
ニットボックス50には、カードリーダライタ装置19と、
残額および持点がともに「0」となったパチンコカード
を回収するカード回収箱91と、カードリーダライタ制御
用基板55と、精算操作センサ51と、引落禁止操作センサ
52と、使用禁止設定器53と、機種コード設定器54と、遊
技機制御用基板56とが設けられている。カードリーダラ
イタ制御用基板55はカードリーダライタ19を制御するた
めのものである。精算操作センサ51は、精算ボタン32
(第2図参照)が押圧操作されたことを検出するもので
ある。引落禁止操作センサ52は、引落禁止ボタン33(第
2図参照)が押圧操作されたことを検出するものであ
る。機種コード設定器54は、このパチンコ遊技機3fの機
種コードを設定入力するためのものであり、たとえばゲ
ーム方法の種類によってそれぞれに応じた機種コードを
設定する。本実施例の場合、第1図で説明したように機
種コードはA,B,Cの3種類が用意されており、パチンコ
遊技機3fの場合には機種コードAが設定される。そし
て、機種コードAが設定されているパチンコ遊技機で遊
技を行ない獲得した得点を含む持点(制限使用得点)が
パチンコカード21に記録されるのであり、その際にパチ
ンコカード21の磁気記録部90(第4図参照)の持点の欄
に機種コードAが併せて記録される。使用禁止設定器53
は、制限使用得点の使用制限を設定するためのものであ
る。この使用禁止設定器53は、(禁止,条件付,可)の
3態様に設定可能であり、「禁止」に設定した場合に
は、同一機種コードであっても制限使用得点の使用を一
切禁止するように制御される。「条件付」に設定した場
合には、機種コード設定器54で設定されている機種コー
ド(たとえばA)すなわち当該遊技機の機種コードに一
致する機種コードの制限使用得点に限って使用を許すよ
うに制御される。「可」に設定された場合には、すべて
の機種コードの制限使用得点の使用を許すように制御さ
れる。これら使用禁止設定器53,機種コード設定器54
は、通常時施錠されている前面枠39を開成して初めて操
作可能となるのであり、解錠用のキーをもっている遊技
場の係員のみが操作可能なものである。なお、本実施例
では、使用禁止の設定,機種コードの設定を各パチンコ
遊技機に設けられている使用禁止設定器53,機種コード
設定器54により行なうものを示したが、本発明はこれに
限らず、使用禁止設定,機種コード設定をホール管理用
コンピュータ6のコンピュータ端末5(第1図参照)に
より行なうようにしてもよい。さらに、機種コード設定
器54によりA,B,Cのいずれか1つを設定できるものを示
したが、それに代えて、「AとB」,「BとC」,「A
とC」のいずれかの組が設定できるようにしてもよい。
その場合に、たとえば「AとB」を設定した場合には、
この「AとB」が設定されている遊技機で獲得した得点
を含む接点(制限使用得点)を他の遊技機で使用するに
際し、Aの機種コードの制限使用得点の使用を許す遊技
機とBの機種コードの制限使用得点の使用を許す遊技機
との両方の遊技機で使用が可能となる。遊技機制御用基
板56は、使用禁止設定器53,機種コード設定器54等の設
定入力に基づいて遊技機を制御するためのものである。
前述した使用禁止設定器53と機種コード設定器54、ま
たは、前述した使用禁止設定,機種コード設定ができる
ホール管理用コンピュータ6により、遊技者側は操作で
きず遊技場側が操作可能な設定手段であって、前記使用
許可手段による規制内容を変更設定可能な規制内容可変
設定手段が構成されている。この規制内容可変設定手段
は、前述したように、遊技機毎に対応して個々に設けら
れている。またこの規制内容可変設定手段は、中央から
の遠隔操作によって各遊技機に対し可変設定可能な遠隔
式可変設定手段(ホール管理用コンピュータ6)で構成
してもよい。
前記規制内容可変設定手段は、前記遊技機の機種に応
じて規制するか否かが決まる機種規制状態(使用禁止設
定器53により条件付きに設定されかつ機種コード設定器
54により機種コードが設定されている状態)に設定可能
である。また、規制内容可変設定手段は、いかなる場合
にも前記第2の有価価値の使用を禁止する使用禁止状態
(使用禁止設定器53により「禁止」に設定されている状
態)に設定可能である。さらに、前記規制内容可変設定
手段は、何ら規制することなく無制限に前記第2の有価
価値が使用可能な無制限状態(使用禁止設定器53により
「可」に設定されている状態)に設定可能である。
第4図は、パチンコカード21を示す正面図である。パ
チンコカード21は、ほぼ長方形のプレート状のもので構
成されており、磁気ストライプ等からなる磁気記録部90
に、遊技店コード,カード発行年月日,カードNo.,残
額,持点,機種コード,セキュリティコード等の情報が
記録されている。遊技店コードとは、このパチンコカー
ド21が発行された遊技店を識別するためのコードであ
り、このパチンコカード21を他の遊技店での使用した際
にはこの遊技店コードが食違ってくるためにその使用が
禁止される。カード発行年月日はパチンコカード21がカ
ード販売機2(第1図参照)によって発行された年月日
であり、使用期限を設ける場合にはこのカード発行年月
日を基準として使用期限が経過しているか否かの判断が
行なわれる。カード番号は、このパチンコカード21に割
振られた番号であり、他のパチンコカードとの区別が可
能となる。残額は、パチンコカードの購入時の金額から
遊技に使用して引落された金額を減算した残りの金額で
あり、未だに遊技に使用されていない未使用金額であ
る。この残額により、記録媒体によって特定される有価
価値のうち未だに遊技に引落使用されていない第1の有
価価値が構成されている。持点とは、遊技機で遊技を行
なった後精算ボタン32を押圧操作したときの持点表示器
37で表示されている持点がその遊技機の機種コードとと
もに記録されたものである。この持点(制限使用得点)
により、記録媒体によって特定される有価価値のうち、
前記第1の有価価値以外の第2の有価価値が構成されて
いる。セキュリティコードとは、パチンコカード21のセ
キュリティを向上させるために設けられたものであり、
たとえば、カード番号や残額の情報を所定の法則に基づ
いて変換したものを記録している。カード21の記録情報
のうち、前記残額,持点,セキュリティコードが必須の
記録情報であり、他の記録情報は必ずしも必要ではな
い。本実施例では、記録媒体の一例として磁気カードを
示したが、本発明はこれに限らず、ICカード,磁気カー
ドに感熱記録部を施したもの,磁気カードにアルミ被膜
を蒸着したもの,感熱カード,光ディスクメモリにより
情報を記録する光カード等、所定の有価価値が特定可能
な情報が記録される記録媒体であれば何でもよい。さら
に、形状は偏平な長方形のものに限らず、棒状等どのよ
うな形であってもよい。また、パチンコカード21は0カ
ードになれば使い捨てるものでもよく、また、0カード
になれば、新たな有価価値を購入してそのカードに再記
録するものでもよい。
以上説明したように、残額等からなる第1の有価価値
と持点とうからなる第2の有価価値とをそれぞれ異なっ
た記録領域に別々に記録させることにより、以下のよう
な利点が生ずる。
後述するように第2の有価価値に使用制限等の所定
の規制を課することにより、第2の有価価値の景品交換
が促進され、第2の有価価値が短期間のうちに景品交換
されることになる。さらにこの第2の有価価値に比較的
短期間の使用期限を設けることにより第2の有価価値の
決済がより一層短期化される。その結果、遊技客との決
済が短期化されるので、遊技場では特に決済用資金額の
予測等が容易になりホール経営が容易になる。
決済が短期化することにより、決済までの期間内に
遊技場等が倒産する危険性が少なくなり消費者(遊技
客)保護が図りやすい。
前記第1の有価価値と第2の有価価値との使用範囲
を異ならせることにより、遊技客の利便性が向上すると
ともに遊技客とホールとの間での決済が簡単になる。
第2の有価価値に使用制限等の一定の規制を課する
ことにより遊技客が第1の有価価値の方を進んで遊技使
用するようになり、第1の有価価値を使用し尽した段階
でさらに新たな記録媒体の有価価値を購入することにな
り、ホールでの新たな記録媒体の有価価値の売上が向上
する。
第5図は、本発明に用いられる遊技機の制御回路を示
すブロック図である。遊技機制御用マイクロコンピュー
タ60は以下に述べる各種機器の動作を制御する機能を有
する。このため、遊技機制御用マイクロコンピュータ60
は、たとえば数チップのLSIで構成されており、その中
には制御動作を所定の手順で実行することのできるMPU6
1と、MPU61の動作プログラムデータを格納するROM62
と、必要なデータの書込みおよび読出しができるRAM63
とを含む。
さらに、遊技機制御用マイクロコンピュータ60は、入
力信号を受けてMPU61に入力データを与えるとともにMPU
61からの出力データを受けて外部に出力する入出力回路
64と、MPU61から音データを受けるサウンドジェネレー
タ69と、電源投入時にMPU61にリセットパルスを与える
パワーオンリセット回路65と、MPU61にクロック信号を
与えるクロック発生回路66と、クロック発生回路66から
のクロック信号を分周して割込パルスを定期的にMPU61
に与えるパルス分周回路(割込パルス発生回路)67と、
MPU61からのアドレスデータをデコードするアドレスデ
コード回路68とを含む。
MPU61はパルス分周回路67から定期的に与えられる割
込パルスに応じて、割込制御ルーチンの動作を実行する
ことが可能となる。また、アドレスデコード回路68はMP
U61からのアドレスデータをデコードし、ROM62,RAM63,
入出力回路64,サウンドジェネレータ69にそれぞれチッ
プセレクト信号を与える。
なお、この実施例ではROM62は、その内容の書換えす
なわち必要が生じた場合にはその中に格納されたMPU61
のためのプログラムデータを変更することができるプロ
グラマブルROMが用いられる。そして、MPU61は、このRO
M62内に格納されたプログラムデータに従って、かつ、
以下に述べる各制御信号の入力に応答して、種々の機器
に対し制御信号を与える。
遊技機制御用マイクロコンピュータ60には、入力信号
として次のような信号が与えられる。
まず、使用禁止設定器53(第3図参照)が遊技場の係
員により設定操作されたことに基づいて、使用禁止設定
信号が検出回路74を介して遊技機制御用マイクロコンピ
ュータ60に与えられる。機種コード設定器54(第3図参
照)が遊技場の係員により設定操作されたことに基づい
て、機種コード設定信号が検出回路74を介して遊技機制
御用マイクロコンピュータ60に与えられる。精算操作ボ
タン32(第2図参照)が遊技客により押圧操作されたこ
とに基づいて精算操作センサ51(第3図参照)がONにな
り、検出回路75を介して精算操作検出信号が遊技機制御
用マイクロコンピュータ60に与えられる。引落禁止ボタ
ン33(第2図参照)が遊技客により押圧操作されたこと
に基づいて引落禁止操作センサ52(第3図参照)がONに
なり、検出回路76を介して引落禁止操作検出信号が遊技
機制御用マイクロコンピュータ60に与えられる。精算予
定点数設定器34が遊技客により操作されたことに基づい
て精算予定点数設定信号が検出回路77を介して遊技機制
御用マイクロコンピュータ60に与えられる。パチンコ玉
が打球発射位置に送り込まれることにより送り玉センサ
15(第2図参照)がONになり送り玉検出信号が検出回路
78を介して遊技制御用マイクロコンピュータ60に与えら
れる。パチンコ玉が入賞したことに基づいて入賞玉セン
サ45(第3図参照)がONになり、検出回路79を介して入
賞玉検出信号が遊技制御用マイクロコンピュータ60に与
えられる。ファール玉がファール玉センサ31(第2図参
照)により検出されたことに基づいて、検出回路80を介
してファール玉検出信号が遊技機制御用マイクロコンピ
ュータ60に与えられる。打球杆12が間欠揺動しその揺動
が打球杆センサ13(第3図参照)により検出されたこと
に基づいて、検出回路81を介して打球杆検出信号が遊技
機制御用マイクロコンピュータ60に与えられる。カード
リーダライタ制御用マイクロコンピュータ70(第3図参
照)から、挿入されたカードの読取情報信号とカード処
理完了信号とが遊技機制御用マイクロコンピュータ60に
与えられる。ゲーム制御用マイクロコンピュータ71(第
3図参照)から大当り発生時や始動入賞等の稼働情報信
号が遊技機制御用マイクロコンピュータ60に与えられ
る。ホール管理用コンピュータ6(第1図参照)から打
止信号が遊技機制御用マイクロコンピュータ60に与えら
れる。なお、前述したように、使用禁止設定,機種コー
ド設定をホール管理用コンピュータ6のコンピュータ端
末5(第1図参照)により行なう場合には、ホール管理
用コンピュータ6からは、打止信号ばかりでなく使用禁
止設定情報や機種コード設定情報が遊技機制御用マイク
ロコンピュータ60に与えられる。
遊技機制御用マイクロコンピュータ60は以下の回路や
各種機器に対し制御信号を与える。
ソレノイド駆動回路82を介して玉送りソレノイド14a
に玉送りソレノイド制御用信号を与える。セグメントLE
D駆動回路83を介して持点表示器37,残額表示器38,精算
予定点数表示器35(第2図参照)にそれぞれ表示用制御
信号を与える、カードリーダライタ制御用マイクロコン
ピュータ70に対し、カードへの書込情報信号とカードの
真偽判定信号(OK,NG)が与えられる。ゲーム制御用マ
イクロコンピュータ71に対し、打止時や精算時における
ゲーム停止信号が与えられる。ホール管理用コンピュー
タ6に対し、入り玉および出玉に関する情報やゲーム制
御用マイクロコンピュータ71からの稼働情報が与えられ
る。アンプ84を介してスピーカ36に音発生用の制御信号
が与えられる。前記遊技機制御用マイクロコンピュータ
60や各種回路および各種機器には、電源回路73から所定
の直流電流が与えられる。なお、好ましくは、遊技機あ
るいは遊技場内にバックアップ電源を設置するのが望ま
しい。
第6A図および第6B図は、第5図に示した制御回路の動
作を示すフローチャートである。
まずステップS(以下単にSという)1により、カー
ドリーダライタ制御用マイクロコンピュータからデータ
の入力があるか否かの判断が行なわれ、データの入力が
あるまで待機する。カードリーダライタ制御用マイクロ
コンピュータからはカードの読取情報信号とカード処理
完了信号とが送信されてくるのであり、最初に送信され
てくるのはカード読取情報信号であり、その読取情報信
号が送信されてくればS2に進み、その送信されてきたカ
ード読取情報のチェックを行なう。次にS3に進み、その
チェックの結果適正なカードであるか否かの判断をおこ
ない、適正なカードでなかった場合にはS9に進み、NG信
号をカードリーダライタ制御用マイクロコンピュータに
出力してS1に戻る。カードリーダライタ制御用マイクロ
コンピュータはこのNG信号を受けて情報音を発生させた
りカードを排出させたり、さらには使用できない旨を表
示,報知させたりする等の異常時処理を行なう。一方、
S3によるチェックの結果適正カードであると判断された
場合にはS4に進み、使用を許可するか否かの判断が行な
われる。そして、当該遊技機が使用禁止設定器53(第3
図参照)により「禁止」に設定されている場合にはS4に
よりNOの判断がなされる。一方、使用禁止設定器53によ
り「条件付き」または「可」に設定されている場合には
S4によりYESの判断がなされる。S4によりNOの判断がな
された場合には挿入されたカードに記録されている制限
使用得点(持点)の使用はできないためにカードに記録
されている残額を使用して遊技を行なうことになるので
あり、そのためにS8に進みカード残額があるか否かの判
断がまず行なわれる。そしてカード残額がなかった場合
には前記S9に進むが、カード残額があった場合にはS10
に進み、カード残額から引落単位金額(たとえば200
円)を減算し、、その単位金額に対応する点数(たとえ
ば50点)をCT2にセットする。このCT2は制限使用得点を
カウントするための制限使用得点カウンタである。
一方、前記S4によりYESの判断がなされた場合にはS5
に進み、条件付きであるか否かの判断が行なわれる。当
該遊技機が使用禁止設定器53(第3図参照)により「条
件付き」に設定されていた場合にはこのS5によりYESの
判断がなされてS6に進み、機種コードが一致するか否か
の判断が行なわれる。このS6による判断は、具体的に
は、カード挿入・排出口に挿入されたカードの持点(制
限使用得点)の欄に記録されている機種コード情報と、
当該遊技機の機種コード設定器54(第3図参照)によっ
て設定されている機種コードとが一致するか否かを判断
する。そして一致しない場合にはその挿入カードに記録
されている制限使用得点(持点)は当該遊技機では使用
できないことになるためにカードの残額を使用して遊技
を行なうべく前記S8に進むのである。また、機種コード
が一致した場合にはその挿入カードに記録されている制
限使用得点(持点)が当該遊技機で使用できることによ
り、S7に進み、まず制限使用得点が存在するか否かの判
断を行ない、制限使用得点「0」の場合には前記S8に進
み「0」でない場合にはS11に進む。S11では、制限使用
得点をCT2にセットしてS12に進む。一方、使用禁止設定
器53(第3図参照)により「可」に設定されていた場合
には前記S5によりNOの判断がなされてS6の判断を行うこ
となく直接S7に進む。つまり、当該遊技機が使用禁止設
定器により「可」に設定されている場合には、如何なる
機種コードに設定されている遊技機で獲得した制限使用
得点も当該遊技機で使用できるために、S6により機種コ
ードが一致するか否かの判断を行なう必要がないのであ
る。前記S4,S5およびS6により、前記記録媒体により特
定され遊技に用いられる有価価値が前記第2の有価価値
である場合に、予め定められた規制の範囲内で遊技への
使用を許可する使用許可手段が構成されている。なお、
この使用許可手段は、たとえば挿入されたカードに記録
されている第2の有価価値(制限使用得点)のうち2割
まで使用を許可する等のように、一定の使用限度の範囲
内で前記第2の有価価値の使用を許可するものであって
もよい。さらに、この使用許可手段は、挿入されたカー
ドに記録されている第2の有価価値(制限使用得点)を
使用したい場合にその有価価値の大きさをたとえば4/5
に縮小した状態(100点であれば80点にした状態)で使
用を許可するものであってもよい。
前記S1,S2,S3,S4ならびにS8により、遊技客の遊技意
思に基づいた引落条件の成立を判定する引落条件判定手
段が構成されている。この引落条件判定手段は、本実施
例では遊技客がカードをカード挿入・排出口20(第2図
参照)に挿入することにより遊技意思があったものと見
なされて引落条件が成立したと判定するものを示した
が、本発明はそれに限らず、たとえば、ゲーム開始ボタ
ンを別途設け遊技客がそのゲーム開始ボタンを押圧操作
したことにより遊技意思ありと判断して引落条件が成立
した旨の判定を行なうものであってもよく、さらには、
遊技客の打球操作の開始,前記引落禁止スイッチが遊技
客によって禁止操作されず不能動化の状態となっている
こと,別途プレー額設定スイッチを設け現在の有価価値
の使用額がそのプレー額設定スイッチで設定された額の
範囲内であること等により引落条件の成立を判定するも
のであってもよい。なお、プレー額設定スイッチとは、
遊技客が遊技を行なうにおいて予めいくらまで有価価値
を使用するかを前もって遊技機に入力設定するためのも
のである。
次にS12では、カード残額をCT1にセットする処理がな
される。このカード残額とは、前記S10により引落単位
金額が減算された後のカード残額を意味する。CT1と
は、残額をカウントするための残額カウンタである。次
にS13に進み、OK信号をカードリーダライタ制御用マイ
クロコンピュータに出力する処理がなされ、S14に進
み、打球供給装置14(第2図参照)の玉送りソレノイド
等を能動化して玉送りを能動化する処理がなされる。こ
のS14の処理により、パチンコ玉が弾発発射可能となり
遊技が可能となる。
次にS15に進み、CT1の値を残額表示器38(第2図参
照)に表示させ、CT2の値を持点表示器37(第2図参
照)に表示させ、CT3の値を精算予定点数表示器35(第
2図参照)に表示させる処理がなされる。このCT3と
は、持点が遊技客の希望する点数になった段階で自動的
に精算を行なうために遊技客によって設定入力される精
算予定点数をカウントする精算予定点数カウンタであ
り、後述するS31によりその値が更新される。次にS16に
進み、送り玉センサがONになったか否かの判断がなさ
れ、ONになっていない場合にはS18に進む。一方、パチ
ンコ玉を弾発発射するべく打球杆12が揺動し打球杆セン
サ13(第3図参照)がONになり、その打球杆センサ13の
検出出力に応答して打球供給装置14の玉送りソレノイド
が励磁されてパチンコ玉が1個打球発射位置にまで供給
されれば、それに応答して送り玉センサ15(第2図参
照)が1回ONになりS17に進む。S17では、CT2を「1」
ディクリメントし、その後S18に進む。S18では、入賞玉
センサがONになったか否かの判断がなされ、ONになって
いない場合にはS20に進む。一方、打込玉が遊技領域に
設けられている各種入賞口や可変入賞球装置内に入賞す
れば入賞玉センサ45(第3図参照)により検出され、入
賞玉センサがONになりS19に進む。S19では、CT2に
「n」を加算する処理がなされてその後S20に進む。こ
の「n」は、パチンコ玉の1個の入賞に基づいて付与さ
れる得点でありたとえば「13」に定められている。次に
S20では、ファール玉センサがONになったか否かの判断
がなされ、ONになっていない場合にS22に進む。一方、
パチンコ玉の弾発力が弱すぎて遊技領域にまで到達しな
かった場合にはそのパチンコ玉がファール玉としてファ
ール玉センサ31(第2図参照)により検出されるのであ
り、その場合にはファール玉センサがONになりS21に進
む。S21ではCT2に「1」インクリメントすう処理がなさ
れてその後S22に進む。つまり、パチンコ玉を弾発発射
することにより前記S17によりCT2が「1」ディクリメン
トされるのであるが、その弾発発射されたパチンコ玉が
遊技領域に到達することなくファール玉として打球待機
樋16(第2図参照)に再び還元された場合には「1」減
算されたCT2の値に「1」を加算して±0にする必要が
あり、そのためにこのS21の処理が行なわれるのであ
る。
次に、S22では、CT2=「0」の判断が行なわれ、制限
使用得点(持点)がまだ残存している場合にはNOの判断
がなされてS26に進むが、制限使用得点(持点)が、
「0」になった場合にはS23に進み、CT1=「0」か否か
の判断が行なわれる。そして、残額がまだ残っている場
合にはS24に進み、引落禁止フラグがセットされている
か否かの判断が行なわれる。この引落禁止フラグは、遊
技客が引落禁止ボタン33(第2図参照)を押圧操作した
場合に後述するS33によりセットされ、再度遊技客が引
落禁止ボタンを押圧操作することにより後述するS35に
よりクリアされるものである。そして引落禁止フラグが
セットされていない場合にS25に進み、CT1から引落単位
金額(たとえば200円)を減算し、単位金額に対応する
得点(たとえば50点)をCT2にセットする処理が行なわ
れる。このS25による処理の結果、再びCT2に単位金額に
対応する得点がセットされるためにそのCT2にセットさ
れた制限使用得点を使用してパチンコ玉を弾発発射して
遊技が可能となる。一方、CT1=「0」の場合または引
落禁止フラグがセットされている場合には、残額から引
落単位金額を減算することができないために、その場合
にS36に進み挿入されたカードについての精算が自動的
に行なわれる。前記S22,S23およびS24により、記録媒体
で特定される有価価値の一部を遊技に使うべく引落した
引落有価価値の遊技使用に伴う残り度合いに基づいた繰
返し引落条件の成立を判定する繰返し引落条件判定手段
が構成されている。なお、繰返し引落条件判定手段は、
制限使用得点が「0」になった段階で(S22参照)繰返
し引落条件の成立を判定するものに限らず、制限使用得
点が所定値以下になった段階で繰返し引落条件の成立を
判定するものであってもよい。また、前記S22によりCT2
=「0」と判断される毎に音を発生させて遊技者にその
旨を報知してもよく、また、制限使用得点が前記「所定
値」になった段階で同様に音を発生させてもよい。S10
およびS25により、前記引落条件判定手段の判定出力に
基づいて、前記記録媒体で特定される有価価値の範囲内
で遊技に使うための有価価値を引落すとともに、前記繰
返し引落条件判定手段の判定出力に基づいて有価価値の
引落動作を自動的に繰返して行なう有価価値自動引落手
段が構成されている。なお、この有価価値自動引落手段
は、固定的に定められている引落単位金額(S10,S25参
照)を減算するものに限らず、この引落金額を遊技客ま
たは遊技場の係員が選択設定できるように構成し、その
選択設定された引落金額をカード残額から減算しその引
落金額に対応する得点をCT2にセットするものであって
もよい。さらに、この引落単位金額をパチンコ玉が一発
弾発発射されるのに要する金額(たとえば4円)に設定
し、パチンコ玉が1個ずつ発射位置に送り込まれるごと
にカード残額から前記引落単位金額(たとえば4円)を
減算するように制御してもよい。
次にS22によりNOと判断された場合にはS26に進み、打
止めに達しているか否かの判断が行なわれ、打止めに達
している場合にはS42に進み、挿入されたカードについ
ての精算を自動的に行なうための制御に移行するが、打
止めに達していない場合にはS27に進み、精算操作セン
サがONになっているか否かの判断がなされる。遊技客が
精算ボタン32(第2図参照)を押圧操作すれば、このS2
7によりYESの判断がなされ、前記S42に進むが、精算操
作ボタンがONになっていない場合にはS28に進み、CT2=
CT3の判断が行なわれる。そして、制限使用得点が遊技
客の設定した精算予定点数に達した場合にはS29に進
み、大当り中か否かの判断が行なわれ、大当り中でない
場合にS42に進み、挿入されたカードについての精算が
自動的に行なわれる。このように、遊技客が精算予定点
数を設定入力すれば、制限使用得点がその設定された精
算予定点数に達した段階で大当り中のときを除き自動的
に精算が行なわれるのである。一方、遊技客がカードに
記録されている制限使用得点(持点)よりも小さい値の
精算予定点数を設定入力することも可能であり、その場
合には制限使用得点が徐々に減算されて精算予定点数に
達した段階でS28によりYESの判断がなされることにな
る。一方、S28によりNOの判断がなされた場合またはS29
によりYESの判断がなされた場合にはS30に進み、精算予
定点数の更新入力があったか否かの判断が行なわれる。
遊技客が精算予定点数設定器34(第2図参照)を操作し
て精算予定点数の更新を行なえばS30によりYESの判断が
なされてS31に進み、CT3を入力された値に更新する処理
がなされた後にS32に進むのであるが、遊技客が精算予
定点数を更新入力しなかった場合には直接S32に進む。S
32では、引落禁止操作センサがONになったか否かの判断
が行なわれ、ONになっていない場合には前記S14に進み
遊技が続行可能となる。一方、遊技客が引落禁止ボタン
33(第2図参照)を押圧操作すればS32によりYESの判断
がなされてS33に進み、既に引落禁止フラグがセットさ
れているか否かの判断が行なわれ、未だにセットされて
いない場合にはS34に進み引落禁止フラグがセットされ
た後S1に進む。また、既に引落禁止フラグがセットされ
ている場合にはS35に進み、引落禁止フラグがクリアさ
れた後にS14に進む。このように、遊技客がが1回引落
禁止ボタンを押圧操作することにより引落禁止フラグが
セットされ、引落禁止フラグがセットされている状態で
再度引落禁止ボタンを押圧操作すれば引落禁止フラグが
クリアされて引落しの禁止が解除され、再び自動引落し
が可能となる。
次に、第6B図に示すS36では、タイマがセットされ、
次にS37に進み、玉送りを不能動化する処理がなされて
以降パチンコ玉が弾発発射できない状態となる。S36に
よってセットされるタイマは、パチンコ玉がS37により
弾発発射できない状態となった後における遊技領域に残
留している残留玉が遊技領域からなくなるまでの時間を
計時するためのものであり、たとえば4,5秒程度の時間
を計時するものである。次にS38に進み、入賞玉センサ
がONになったか否かの判断がなされ、ONになっていない
場合にはS39に進み、ファール玉センサがONになったか
否かの判断がなされ、ONになっていない場合にはS40に
進み、タイマが終了したか否かの判断がなされ、タイマ
が終了していない場合には再びS37に戻る。このS37ない
しS40のループの巡回途中で、残留玉が遊技領域内に形
成されている入賞口や可変入賞球装置内に入賞すれば、
S38によりYESの判断がなされて前記S19に進み、残留玉
の入賞に伴う「n」の加算処理が行なわれ、その残留玉
の入賞に伴って再び遊技が可能となる。さらに、前記ル
ープの巡回途中でファール玉がファール玉センサにより
検出されれば、S39によるYESの判断がなされてS21に進
み、制限使用得点カウンタCT2を「1」インクリメント
する処理がなされ、そのファール玉に基づく遊技が可能
となる。そして、入賞玉センサおよびファール玉センサ
がONになることなくタイマが終了した場合にはS41に進
み、制限使用得点カウンタCT2=0を確定させ、残額カ
ウンタCT1をカード残額,CT2を制限使用得点としてカー
ドリーダライタ制御用マイクロコンピュータに出力する
処理がなされる。この出力された情報を受けてカードリ
ーダライタ19(第2図参照)によりカードに新たなカー
ド残額と制限使用得点(持点)とが記録されて遊技客側
に排出される。なお、S36ないしS41において、タイマを
用いる代りに、遊技領域に実際に打込まれた有効発射玉
数と、アウト玉および入賞玉の合計である打込玉数とが
等しくなったことにより、前記S41によりCT1,CT2を確定
する処理を行なってもよい。
次に、S46に進み、カードリーダライタ制御用マイク
ロコンピュータからカード処理完了信号が入力されたか
否かの判断が行なわれ、未だにカード処理が完了してい
ない場合にはS47に進み、CT1の値を残額表示器に表示
し、CT2の値を持点表示器に表示し、CT3の値を精算予定
点数表示器に表示して再びS46に戻る。このS46に戻るル
ープの巡回途中でカードリーダライタがカード処理を完
了してカードリーダライタ制御用マイクロコンピュータ
からカード処理完了信号が送信されてきた場合には、S4
6によりYESの判断がなされてS48に進み、CT1ないしCT3
の値をクリアするとともに、引落禁止フラグをクリアし
てプログラムが終了する。
一方、前記S26,S27によりYESの判断がなされた場合お
よび前記S29によりNOの判断がなされた場合には、S42に
進み、玉送りが不能動化されて以降パチンコ玉の弾発発
射ができない状態になり、S43に進み、打止めに達して
いるか否かの判断が行なわれる。そして既に打止めに達
している場合にはS45に進み、CT1,CT2を確定させ、CT1
をカード残額,CT2を遊技使用禁止得点としてカードリー
ダライタ制御用マイクロコンピュータに出力した後前記
S46に進む。この遊技使用禁止得点とは、遊技には使用
できない得点であり、景品交換にのみ使用できる得点の
ことである。なお、S45によりCT2を遊技使用禁止得点と
して出力する代りに、CT2を制限使用得点として出力す
るようにしてもよい。一方、未だに打止めに達していな
い場合には前記S43によりNOの判断がなされてS44に進
み、CT1,CT2を確定させ、CT1をカード残額,CT2を制限使
用得点として機種コードとともにカードリーダライタ制
御用マイクロコンピュータに出力した後にS46に進む。
この機種コードとは、前述したように当該遊技機の機種
コード設定器54(第3図参照)によって設定されている
機種コードのことである。なお、S42ないしS45において
も、前記S36ないしS41と同様に、玉送りを不能動化した
後所定期間残留玉に基づいた入賞玉やファール玉の発生
をチェックし、発生すればCT2に加算するように制御し
てもよい。ただし、この場合はCT2に加算処理されたと
しても必ずしも再び玉送りを能動化させる必要はない。
また、前記S41,S45ならびにS44に基づいて、新たなカー
ド残額がカードに書込まれて遊技客側に排出されるので
あるが、カード残額についてはカード精算機4(第1図
参照)による精算時に金銭で返却するようにしてもよ
い。なお、CT1=0でかつCT2=0の場合には、カードを
遊技客側に排出することなくカード回収箱91(第3図参
照)内に回収する。なお、このようなCT1とCT2がともに
0となった0カードを回収することなく遊技客側に排出
してもよい。
第7A図,第7B図,第7C図は、持点と残額の時間の経過
に対する変動を説明するための説明図である。
第7A図を参照して、たとえば残額が1万円で持点が0
のカードをカード挿入・排出口20(第2図参照)に挿入
すれば、その残額から200円分が減算されてその200円分
に相当する得点すなわち50点が持点となり、遊技開始時
には、持点が「50」,残額が「9800」となり、持点表示
器37および残額表示器38(第2図参照)により表示され
る。次に、打込最大時(T1)すなわちカードに記録され
ている有価価値を遊技客が最大に使い込んだ時点では、
たとえば持点が「35」,残額が「8000」となったと仮定
する。次に、打込み=払出時(T2)すなわち遊技客が使
い込んだ有価価値と同じだけ遊技によって有価価値を獲
得した時点で、持点が「500」,残額が「8000」となっ
たと仮定する。なお、持点「500」を金額に換算すれば
「2000円」となるために、残額8000円+2000円=10000
円となり、カード挿入・排出口に当初挿入されたカード
に記録されている合計有価価値の金額に相当するものと
なる。次に、遊技終了時(T3)においては、持点が「30
00」,残額が「8000」となったと仮定する。
第7B図は、第7A図に示した残額の時間Tに対する変化
を表わすグラフを示す図である。カード挿入・排出口に
挿入されたカードの残額がMO(1万円)の場合には、そ
のMOから引落単位金額(たとえば200円でS10,S25参照)
が減算されたMO′が遊技開始時における残額となる。そ
して、遊技を開始した後持点が「0」になるごとに残額
MO′から前記引落単位金額が減算されるのであり、打込
最大時(T1)の時点で残額がM1(8000円)となる。この
打込最大時(T1)以降は持点が増加して残額カウンタか
らの引落しを行なう必要がなくなり、T2,T3の時点で
も、それぞれ前記M1(8000円)と同じ値の残額M2,M3と
なる。
第7C図は、前記第7A図に示した持点の時間Tに対する
変化を示すグラフを表わす図である。
遊技開始時においては、残額から減算された引落単位
金額に相当する点数PO(50点)が持点となり、その状態
で遊技を開始する。そして、遊技の進行に伴ってその持
点(制限使用得点)が減算され、「0」になった時点で
再度残額から引落単位金額が減算されてその単位金額に
対応する点数PO(50点)が持点に加算される。そして、
打込最大時(T1)に達した時点で持点がP1(35点)とな
り、それ以降大当り等が発生して持点が加算され(S19
参照)、持点が増加する。打込時=払出時(T2)の時点
では、持点はP2(500点)なる。それ以降は、一時的に
持点が加算されない時期があるが、その場合における打
球の弾発発射に伴う有価価値の減算(S17参照)はまず
持点(制限使用得点)の方から優先して減算するのであ
り(第7C図におけるT2とT3との間参照)、持点が「0」
になるまでは残額の方から減算されることはない(第7B
図におけるT2とT3との間参照)。そして、遊技終了時
(T3)の時点で、持点がP3(3000点)となる。
第8図は、カード精算機を示す全体正面図である。
カード精算機160は、挿入されたカードに記録されて
いる有価価値の範囲内で景品交換用の景品交換券を発行
するものであり、このようなカードによる精算制御を行
なうための制御基板171が組込まれている。カード精算
基160には、カード処理装置161が設けられており、カー
ド挿入口162から挿入されたカードに記録されている持
点情報が読取られる。その読取られた持点情報が持点表
示器166により表示される。遊技者がこの持点表示器166
により表示された持点全てを景品交換したい場合には全
額交換確認ボタン168を押圧する。すると、その持点表
示器166により表示された持点の全額が景品交換券発行
装置170により景品交換券に印字されその印字された景
品交換券が遊技者側に払出される。なお、景品交換券の
代わりに直接景品を払出すようにしてもよい。その後、
挿入されたカードにまだ持点や残額が残存しているか否
かの判断が行なわれ、残存していればカードをカード返
却口163から遊技者側に返却する。一方、持点や残額が
残っていない場合にはその有価価値が「0」になったカ
ードを機内に回収する。なおこの場合においても0カー
ドを遊技者側に返却するようにしてもよい。この返却す
るときには済マークやパンチ穴をつけることが望まし
い。
一方、持点表示器166に表示された持点のうち遊技者
が一部のみの景品交換を望む場合には、遊技者が交換額
設定器164を操作して希望する交換額を設定入力する。
この設定入力された交換額が交換額表示器167により表
示される。一方、交換額設定器164にはクリアボタン165
が設けられており、たとえばこのクリアボタン165を1
回操作すれば交換額表示器167の内容がクリアされ、2
回押圧することにより精算を行なわずにカードがカード
返却口163から遊技者側に返却される。交換額表示器167
により表示された交換額を確認するための交換確認ボタ
ン169を遊技者が押圧すれば、その交換額表示器167によ
り表示されている交換額が景品交換券発行装置170によ
り景品交換券に印字されその印字された景品交換券が遊
技者側に払出される。その後、前述したように挿入カー
ドに持点や残額が残っているか否かの判断が行なわれ、
残っている場合にはカードを遊技者側に返却する制御が
行なわれ、残っていない場合にはカードを機内に回収す
る制御が行なわれる。
次に、本発明の別実施例を説明する。
(1) 第1の有価価値の一例の残額や第2の有価価値
の一例の持点(機種コード情報を含む)をホール管理用
コンピュータ6(第1図参照)の記憶部6cに記憶させ、
記録媒体の方にはその第1の有価価値や第2の有価価値
を特定して呼出すための識別情報(たとえばカード番号
等)を記録させる。そして、その記録媒体を遊技機に挿
入することにより、その記録媒体に記録されているカー
ド番号等の識別情報を手掛りにホール管理用コンピュー
タ6から対応する第1の有価価値または第2の有価価値
を呼出し、その有価価値を使って遊技ができるようにす
る。この場合におけるパチンコカード21の記録情報は、
第4図に示した種々の情報のうちカード番号とセキュリ
ティコードが必須の記録情報となり地の情報は必ずしも
必要ではない。
(2) 前記第1の有価価値や第2の有価価値を、カー
ド等の記録媒体とホール管理用コンピュータとの両方に
記録,記憶させてもよい。
(3) 前記(1),(2)で説明した有価価値は、ホ
ール管理用コンピュータに記憶させる代りに各遊技機の
遊技機制御用マイクロコンピュータに記憶させてもよ
い。
前述したカードリーダライタ19により、前記記録媒体
を受付けて処理する記録媒体受付処理手段が構成されて
いる。前記CT2により、前記第1の有価価値を引落して
前記遊技機により遊技を行なった結果遊技者の所有とな
った遊技結果価値を記憶する価値記憶手段が構成されて
いる。そして、遊技終了時(S27によりYESの判断がなさ
れたとき)に前記価値記憶手段に記憶されている遊技結
果価値が前記記録媒体受付処理手段に受付けられている
記録媒体の前記第2の記録領域の記録情報により特定可
能となる処理が行なわれる(S44)。
前述したように、カード残額についてはCT1にセット
され(S12)、カード残額から引落した単位金額と遊技
の結果獲得した得点はCT2に累積的に記憶される(S12,S
19)。このように、第1の有価価値と第2の有価価値と
がそれぞれ別々に分離されてCT1とCT2に記憶され、使用
規制を受ける場合は(S4によるNO,S6によるNOの判断が
なされた場合は)、CT2に記憶されている第2の有価価
値のすべてが使用禁止されてCT1に記憶されている第1
の有価価値のみが使用可能となる(S10,S12)。
[発明の効果] 請求項1に記載の本発明によれば、第2の有価価値を
遊技使用するに際しては予め定められた規制が課せられ
るために、第1の有価価値の方の遊技使用が促進されて
遊技場において新たな記録媒体の有価価値の売上が向上
するばかりでなく、第1の有価価値の方には前記規制が
課せられないために有価価値の使用に際しての過度の規
制による遊技者の不満を極力減少できる。
さらに、使用許可手段による使用規制がなされる場合
には、第2の記録領域の記録情報により特定される第2
の有価価値すべてについて一律に規制されるために、一
部の第2の有価価値については規制を免れるということ
がなく、第1の有価価値の方の遊技使用がより一層促進
されて遊技場において新たな記録媒体の有価価値の売上
がより一層向上する。しかも、遊技機による遊技の結果
として遊技者の所有となった遊技結果価値がたとえば景
品玉等の形で遊技者に払出される場合には、その景品玉
を本来使用規制される態様で遊技使用することを禁止す
るべく遊技場の係員が監視する必要があるが、本発明の
場合には、その遊技結果価値が、記録媒体受付処理手段
に受付けられている記録媒体の第2の記録領域の記録情
報により特定可能となる処理がなされるために、その記
録媒体の第2の記録領域の記録情報により特定される第
2の有価価値を使用する際には自動的に使用許可手段に
よる規制を受けることとなり、遊技場の係員等が監視す
る必要がなくなる。
請求項2に記載の本発明によれば、第2の有価価値を
遊技使用するに際しては予め定められた規制が課せられ
るために、第1の有価価値の方の遊技使用が促進されて
遊技場において新たな記録媒体の有価価値の売上が向上
するばかりでなく、第1の有価価値の方には前記規制が
課せられないために有価価値の使用に際しての過度の規
制による遊技者の不満を極力減少できる。
さらに、遊技者側は操作できず遊技場側が操作可能な
規制内容可変設定手段により、前記使用許可手段による
規制内容が変更設定可能であるために、遊技場において
所望の規制内容に変更することができ、ケースバイケー
スでより適切な規制内容に変更設定することにより、よ
り高度な遊技場経営が可能となる。
請求項3に記載の本発明によれば、請求項2に記載の
発明の効果に加えて、規制内容可変設定手段が遊技機毎
に対応して個々に設けられているために、その遊技機の
遊技の状態を確かめながら規制内容を可変設定できる。
請求項4に記載の本発明によれば、請求項2に記載の
発明の効果に加えて、中央からの遠隔操作によって各遊
技機に対して規制内容を可変設定できるために、わざわ
ざ各遊技機の所にまで足を運んで可変設定する必要がな
くなり、簡単に可変設定操作できる。
請求項5に記載の本発明によれば、請求項2〜請求項
4のいずれかに記載の発明の効果に加えて、遊技機の機
種に応じて規制するか否かが決まる機種規制状態に設定
可能であるために、ある機種で獲得した第2の有価価値
を本来使用が規制されるべき他の機種の遊技機に使用し
て遊技を続行する不都合を防止することができる。
請求項6に記載の本発明によれば、請求項2〜請求項
5のいずれかに記載の発明の効果に加えて、いかなる場
合にも第2の有価価値の使用を禁止する使用禁止状態に
設定可能であるために、ケースバイケースで使用禁止状
態にしたいという遊技場のニーズに応えることができ
る。
請求項7に記載の本発明によれば、請求項2〜請求項
6のいずれかに記載の発明の効果に加えて、何ら規制す
ることなく無制限に第2の有価価値が使用可能な無制限
状態に設定可能であるために、ケースバイケースで使用
禁止状態にしたいという遊技場のニーズに応えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る遊技用管理設備装置の概略を示
す全体構成図である。 第2図は、本発明に用いられる遊技機の一例のパチンコ
遊技機を示す全体正面図である。 第3図は、パチンコ遊技機の一部内部構造を示す全体背
面図である。 第4図は、記録媒体の一例のパチンコカードを示す全体
正面図である。 第5図は、遊技機に用いられる制御回路を示すブロック
図である。 第6A図および第6B図は、第5図に示した制御回路の動作
を説明するためのフローチャートである。 第7A図,第7B図,第7C図は、残額や持点の時間に対する
変化を説明するための説明図である。 第8図は、カード精算機を示す全体正面図である。 図中、1は遊技場、3h、3f、3uは遊技機の一例のパチン
コ遊技機、3sは遊技機の一例のカード式スロットマシ
ン、2はカード販売機、4はカード精算機、6はホール
管理用コンピュータ、13は打球杆センサ、15は送り玉セ
ンサ、19はカードリーダライタ、21は記録媒体の一例の
パチンコカード、22は可変表示装置、23は可変入賞球装
置、31はファール玉センサ、32は精算ボタン、33は引落
禁止ボタン、34は精算予定点数設定器、37は持点表示
器、38は残額表示器、43a〜43cは始動入賞玉検出器、44
は10カウント検出器、45は入賞玉センサ、46は特定入賞
玉検出器、49はゲーム制御用基板ボックス、50は制御ユ
ニットボックス、51は精算操作センサ、52は引落禁止操
作センサ、53は使用禁止設定器、54は機種コード設定
器、55はカードリーダライタ制御用基板、56は遊技機制
御用基板、60は遊技機制御用マイクロコンピュータ、90
は磁気記録部である。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の有価価値を特定可能な情報が記録さ
    れている記録媒体と、 遊技場に設置され、少なくとも前記記録媒体で特定され
    る有価価値の一部を引落して遊技に使用することが可能
    な遊技機とを含む遊技場の管理設備装置であって、 前記記録媒体を受付けて処理する記録媒体受付処理手段
    を含み、 前記記録媒体は、前記有価価値のうち、未だに遊技に引
    落し使用されていない第1の有価価値を特定可能な情報
    を記録する第1の記録領域と、前記第1の有価価値以外
    の第2の有価価値を特定可能な情報を記録する第2の記
    録領域とを含み、 前記記録媒体受付処理手段に受付けられた記録媒体の前
    記第1の記録領域の記録情報により特定される第1の有
    価価値を使用して前記遊技機により遊技を行なった結果
    遊技者の所有となった遊技結果価値を記憶する価値記憶
    手段をさらに含み、 遊技終了時に前記価値記憶手段に記憶されている遊技結
    果価値が第2の有価価値として前記記録媒体受付処理手
    段に受付けられている前記記録媒体の第2の記録領域の
    記録情報により特定可能となる処理がなされ、 前記記録媒体により特定され遊技に用いられる有価価値
    が前記第2の有価価値である場合に、予め定められた規
    制の範囲内で遊技への使用を許可する使用許可手段をさ
    らに含み、 前記使用許可手段は、使用規制する場合は、前記第2の
    記録領域の記録情報により特定される前記第2の有価価
    値すべてについて一律に規制することを特徴とする、遊
    技場の管理設備装置。
  2. 【請求項2】所定の有価価値を特定可能な情報が記録さ
    れている記録媒体と、 遊技場に設置され、少なくとも前記記録媒体で特定され
    る有価価値の一部を引落して遊技に使用することが可能
    な遊技機とを含む遊技場の管理設備装置であって、 前記記録媒体は、前記有価価値のうち、未だに遊技に引
    落し使用されていない第1の有価価値を特定可能な情報
    を記録する第1の記録領域と、前記第1の有価価値以外
    の第2の有価価値を特定可能な情報を記録する第2の記
    録領域とを含み、 前記記録媒体により特定され遊技に用いられる有価価値
    が前記第2の有価価値である場合に、予め定められた規
    制の範囲内で遊技への使用を許可する使用許可手段と、 遊技者側は操作できず遊技場側が操作可能な設定手段で
    あって、前記使用許可手段による規制内容を変更設定可
    能な規制内容可変設定手段とをさらに含むことを特徴と
    する、遊技場の管理設備装置。
  3. 【請求項3】前記規制内容可変設定手段は、遊技機毎に
    対応して個々に設けられていることを特徴とする、請求
    項2に記載の遊技場の管理設備装置。
  4. 【請求項4】前記規制内容可変設定手段は、中央からの
    遠隔操作によって各遊技機に対し可変設定可能な遠隔式
    可変設定手段で構成されていることを特徴とする、請求
    項2に記載の遊技場の管理設備装置。
  5. 【請求項5】前記規制内容可変設定手段は、前記遊技機
    の機種に応じて規制するか否かが決まる機種規制状態に
    設定可能であることを特徴とする、請求項2〜請求項4
    のいずれかに記載の遊技場の管理設備装置。
  6. 【請求項6】前記規制内容可変設定手段は、いかなる場
    合にも前記第2の有価価値の使用を禁止する使用禁止状
    態に設定可能であることを特徴とする、請求項2〜請求
    項5のいずれかに記載の遊技場の管理設備装置。
  7. 【請求項7】前記規制内容可変設定手段は、何ら規制す
    ることなく無制限に前記第2の有価価値が使用可能な無
    制限状態に設定可能であることを特徴とする、請求項2
    〜請求項6のいずれかに記載の遊技場の管理設備装置。
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