JPH06254215A - 映像式パチンコ機 - Google Patents

映像式パチンコ機

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JPH06254215A
JPH06254215A JP5045392A JP4539293A JPH06254215A JP H06254215 A JPH06254215 A JP H06254215A JP 5045392 A JP5045392 A JP 5045392A JP 4539293 A JP4539293 A JP 4539293A JP H06254215 A JPH06254215 A JP H06254215A
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JP
Japan
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game
big hit
video
projection image
ball
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JP5045392A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Gondo
吉弘 権藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】大当りに際しての出玉交換の要否管理を、客の
意思と無関係にかつ簡単に行うことのできるパチンコ機
を提供する。 【構成】パチンコ機本体1の前面に臨んで配置されると
ともに、遊技画像が電気的に映し出される映像部2と、
映像部に映し出された遊技画像に対して映像球を発射す
る映像球発射ハンドル7と、遊技を精算するための精算
スイッチ9と、精算時に遊技結果を記録媒体に記録して
排出する記録排出装置10とを備えた映像式パチンコ機を
用いる。映像球のスタート入力により、数字、記号、図
柄等の表示体20が前記遊技画像上で変化するとともに、
該表示体が所定の表示で停止したときに大当りとなる大
当り機能を備える。かつ大当りの態様に応じて、遊技を
精算するための精算信号が選択的に出力されることによ
り、特定の大当り以外の大当りの時に遊技が強制的に精
算されるものとなされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、映像式パチンコ機即
ちCRTディスプレイや液晶画面等からなる映像部に遊
技画像を映し出して、該遊技画像に対して映像球を打ち
込むことにより遊技を行なう映像式パチンコ機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より一般に用いられている非映像式
パチンコ機、即ち遊技球を実際に遊技ハンドルを用いて
遊技面内に打ち込む形式のパチンコ機として、いわゆる
フィーバー台と称されるような大当りのチャンスを備え
たパチンコ機が広く普及している。このようなパチンコ
機では、遊技玉が所定のスタート入賞口に入り、あるい
は所定のチャッカーを通過することによりスタート入力
を生じ、このスタート入力により、例えば1ないし複数
個の回転ドラムに描かれた数字、記号、図柄あるいはダ
ジタルで表示された数字等の表示体が連続的に変化して
停止し、停止したときの表示が予め設定された大当り表
示に合致すると大当りとなり、多量の出玉が一度に獲得
できるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、多くのパチ
ンコ店では、上記のような大当りとなった場合、獲得し
た出玉の景品への全交換を原則としつつも、遊技のおも
しろさ、興趣性を増大させるべく、特定の大当りの場合
には出玉を獲得したままで継続遊技を認めている場合が
多い。たとえば、3列に並んだ表示体の数字が全て7で
停止したような大当りの場合には、次に4が全て並んで
大当りとなるまで出玉を保有したままの継続遊技を認
め、それ以外の大当りの場合には全玉交換を義務付ける
というように、店側が一定のルールを決めて営業を行っ
ている。
【0004】しかしながら、このような出玉交換不要の
大当りか否かの確認は、店の従業員が行わなければなら
ないため大変手間がかかるうえ、見落としや客のごまか
しも多く、十分な管理を行うことは実際上困難であり、
対策が求められている。
【0005】この発明は、かかる事情に鑑みてなされた
ものであって、大当りに際しての出玉交換の要否管理
を、客の意思と無関係にかつ簡単に行うことのできるパ
チンコ機の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、近時提案されている映像式パチンコ機
に着目し、かかる映像式パチンコ機によりこれを実現し
得たものである。
【0007】即ち、この発明は、図面の符号を参照して
示すと、パチンコ機本体(1)の前面に臨んで配置され
るとともに、遊技画像が電気的に映し出される映像部
(2)と、該映像部(2)に映し出された遊技画像に対
して映像球を発射する映像球発射ハンドル(7)と、遊
技を精算するための精算スイッチ(9)と、精算時に遊
技結果を記録媒体に記録して排出する記録排出装置(1
0)とを備えた映像式パチンコ機であって、前記映像球
のスタート入力により、数字、記号、図柄等の表示体
(20)が前記遊技画像上で変化するとともに、該表示体
(20)が所定の表示で停止したときに大当りとなる大当
り機能を備え、かつ大当りの態様に応じて、遊技を精算
するための精算信号が選択的に出力されることにより、
特定の大当り以外の大当りの時に遊技が強制的に精算さ
れるものとなされていることを特徴とする映像式パチン
コ機を要旨とする。
【0008】
【作用】特定の大当り以外の大当りの時に遊技が強制的
に精算されるものとなされているから、従業員による持
ち玉交換不要の大当りか否かの確認作業を要することな
く、かつ遊技者の意思と無関係に持ち玉交換の要否管理
が自動的にかつ迅速に行われる。
【0009】
【実施例】次に、この発明の実施例を示す。
【0010】図1は、この発明に係る映像式パチンコ機
の一例を示す正面図である。同図において、(1)はパ
チンコ機本体であり、該本体の前面上部には、CRTデ
ィスプレイや液晶表示装置等からなる映像部(2)が配
設されている。この映像部には、図示しない制御装置に
よって遊技画像が電気的に映し出されるものとなされて
いる。図1に示す映像部において、(3)は釘、(4)
は風車、(5)はスタート入賞口であり、いずれも画像
表示されたものである。
【0011】パチンコ機本体(1)の前面の上記映像部
(2)の下方には、遊技者の持ち玉数をデジタル表示す
る持ち玉数表示部(6)が設けられるとともに、持ち玉
数表示部(6)のさらに下方には、右から映像玉発射ハ
ンドル(7)、記録媒体排出口(8)、精算スイッチ
(9)が並設されている。前記映像玉発射ハンドル
(7)は、時計方向への回転操作により、映像部に映し
出された遊技画像に向けて遊技玉としての映像玉を発射
させるものであり、時計方向への回転中は連続的に映像
玉が発射されるとともに、回転を解除すると発射が停止
され、かつ回転角度を変化させることで映像玉の発射速
度を自在に調節可能となされている。また、前記精算ス
イッチ(9)は、遊技を途中で中止したい場合やパチン
コ機の故障時等に、それまでに行った遊技の精算を行う
ものであり、スイッチの投入により精算信号を出力する
ものとなされている。また、前記記録媒体排出口(8)
は、精算時点の持ち玉数を記録したバーコードシートや
磁気カード等の記録媒体が排出されてくるものである
が、持ち玉数の記録媒体への記録及び排出口(8)への
排出は、パチンコ機本体(1)の裏側に設けられた記録
排出装置(10)によって行われる。
【0012】さらに、パチンコ機本体(1)の前面にお
ける映像部(2)の側方には、硬貨投入口(11)、紙幣
投入返却口(12)が設けられるとともに、紙幣投入返却
口(12)の同列下方には硬貨返却口(13)が設けられて
いる。また、硬貨投入口(11)や紙幣投入返却口(12)
の裏側には、硬貨等選別装置(14)が設置されている。
この硬貨等選別装置(14)は、硬貨投入口(11)あるい
は紙幣投入返却口(12)から投入された硬貨等の種類や
真偽の判定選別を行うものであり、適正と判定した場合
には、所定の信号を送出するものとなされている。そし
て、この信号に応じて投入金額に対応する持ち玉数が初
期設定され、持ち玉数表示部(6)に表示されるものと
なされている。一方、不正硬貨、不正紙幣に対しては、
これを硬貨返却口(13)や紙幣投入返却口(12)から返
却し得るものとなされている。
【0013】前記映像部(2)に映し出された遊技画像
には、そのほぼ中央部に3桁のデジタル数字からなる大
当り的中用の表示体(20)が映像表示されるとともに、
その下方には前述したスタート入賞口(5)とさらにそ
の下方両側に2個のスタート入賞口(5)(5)が映像
表示されている。そして、映像玉がいずれかのスタート
入賞口(5)に入った場合に、スタート入力を生じて前
記表示体(20)のデジタル数字がしばらく連続的に変化
した後停止し、停止したときの数字が予め設定されてい
る例えば「777」「111」等の大当り表示に合致す
ると大当りとなるものである。なお、表示体(20)は数
字でなくても良く、記号、図柄等であっても良い。
【0014】而してこの発明では、大当りとなったとき
の上記表示体(20)の態様に応じて、遊技が精算され、
あるいはそのまま継続遊技が認められるものとなされて
いる。即ち、大当り表示が予め設定された表示(例えば
「777」)に合致した場合には、次の所定の表示(例
えば「444」)に合致した大当りとなるまで継続遊技
が認められ、それ以外の大当りでは自動的に遊技が精算
されるものとなされている。
【0015】図2は上記のような大当り時の選択的精算
処理を行うための処理回路を概念的に示すブロック図で
ある。同図において、(5)はスタート入賞口、(6)
は持ち玉数表示部、(8)は記録媒体排出口、(9)は
精算スイッチ、(10)は記録排出装置、(20)は表示体
であり、これらは前述したものと同一である。
【0016】(30)は表示体(20)が大当りの組み合わ
せで停止したときに、該大当りが継続遊技を許可する大
当りか、精算すべき大当りかを判別する大当り判別装置
である。この大当り判別装置(30)は、大当りになる
と、大当り信号(イ)を出玉制御装置(40)に出力した
うえで、精算すべき大当りのときは精算信号(ロ)をさ
らに出玉制御装置(40)に出力し、継続遊技可能な大当
りのときは精算信号(ロ)を出力しないように動作する
ものである。
【0017】出玉制御装置(40)は、大当り判別装置
(30)からの大当り信号(イ)を受領して、大当り前の
持ち玉数に大当りによる獲得玉数を加算演算し、その結
果を持ち玉数表示部(6)に表示させるとともに、大当
り判別装置(30)や精算スイッチ(9)からの精算信号
(ロ)に基いて出玉を停止させるといったような出玉の
制御を司るものである。なお、この出玉制御装置(40)
は、図2に示すように、硬貨等選別装置(14)から送ら
れてきた投入金額に応じた持ち玉数設定信号(ハ)や、
入賞口(5)に入賞した場合の入賞信号(ニ)等が入力
され、これらの信号に基いて持ち玉の初期設定を行うと
ともに使用玉数や獲得玉数を加減演算して、持ち玉数表
示部(6)に表示させるものとなされている。
【0018】図示実施例に係る映像式パチンコ機による
遊技方法を説明すると、遊技者が硬貨投入口(11)ある
いは紙幣投入返却口(12)から硬貨あるいは紙幣を投入
すると、硬貨等選別装置(14)により硬貨、紙幣の真
偽、選別が行われ、適正な場合は投入金額に応じた持ち
玉数設定信号(ハ)が出玉制御装置(40)に出力され
て、持ち玉数が初期設定され、持ち玉数表示部(6)に
表示される。一方、不適正な硬貨、紙幣は、硬貨返却口
(13)あるいは紙幣投入返却口(12)から返却される。
【0019】次いで、映像玉発射ハンドル(7)を操作
して、映像玉としての遊技玉を遊技画像面内に発射す
る。発射された映像玉は、遊技画像面を上方から落下
し、所定の入賞口(5)に入ったときには対応する遊技
玉が獲得される。一方、発射された映像玉の数だけ持ち
玉は減少するが、これら持ち玉の増減は出玉制御装置
(40)で演算処理され、その結果が持ち玉数表示部
(6)に逐一表示される。
【0020】発射した映像玉がスタート入賞口(5)に
入ったときは、スタート入力を生じ、表示体(20)に表
示された数字が連続的に変化したのち停止する。停止し
た3桁の数字が、予め設定された大当り表示に合致する
と大当りとなり、大当り判別装置(30)から出玉制御装
置(40)に向けて大当り信号(イ)が出力され、該出玉
制御装置(40)において大当り相当分の遊技玉数がそれ
までの持ち球数に加算され、持ち玉数表示部(6)に表
示される。同時に、大当り判別装置(30)によって大当
りの態様が判別され、例えば「777」等の特定の大当
り状態のとき以外は、出玉制御装置(40)に向けて精算
信号(ロ)が強制的に出力される。この精算信号(ロ)
により、出玉制御装置(40)は、大当り終了後の出玉を
停止する一方、記録排出装置(10)では持ち玉数の合計
値を記録媒体に記録して排出口(8)から排出し、遊技
を強制的に終了させる。一方、継続遊技可能な特定の大
当りであることが判別されたときには、精算信号(イ)
は出力されず、次の所定の大当りとなるまで継続遊技が
可能となる。
【0021】なお、遊技者が自己の意思により遊技を終
了したいときは、精算スイッチ(9)を操作すれば良
く、上記と同じく精算信号(イ)が出玉制御装置(40)
に向けて出力され、ゲームは終了精算される。
【0022】なお、大当りのときのゲーム精算手段は、
図2に示した信号処理によるものに限定されることはな
く、各種の変更が可能であることはいうまでもなく、要
は特定の大当り以外の大当りの時に遊技が強制的に精算
されるものとなされていれば良い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る映
像式パチンコ機は、大当り機能を備えるとともに、大当
りの態様に応じて選択的に精算信号を出力することによ
り、特定の大当り以外の大当りの時に遊技が強制的に精
算されるものとなされているから、従業員による持ち玉
交換不要の大当りか否かの確認作業を要することなく、
かつ遊技者の意思と無関係に、持ち玉交換の要否管理を
自動的にかつ迅速に行うことができる。その結果、パチ
ンコ店の管理運営上の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る映像式パチンコ機の
正面図である。
【図2】大当り時の選択的精算処理回路の一例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1…パチンコ機本体 2…映像部 7…映像玉発射ハンドル 9…精算スイッチ 30…大当り判別装置 40…出玉制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機本体(1)の前面に臨んで配
    置されるとともに、遊技画像が電気的に映し出される映
    像部(2)と、 該映像部(2)に映し出された遊技画像に対して映像球
    を発射する映像球発射ハンドル(7)と、 遊技を精算するための精算スイッチ(9)と、 精算時に遊技結果を記録媒体に記録して排出する記録排
    出装置(10)とを備えた映像式パチンコ機であって、 前記映像球のスタート入力により、数字、記号、図柄等
    の表示体(20)が前記遊技画像上で変化するとともに、
    該表示体(20)が所定の表示で停止したときに大当りと
    なる大当り機能を備え、かつ大当りの態様に応じて、遊
    技を精算するための精算信号が選択的に出力されること
    により、特定の大当り以外の大当りの時に遊技が強制的
    に精算されるものとなされていることを特徴とする映像
    式パチンコ機。
JP5045392A 1993-03-05 1993-03-05 映像式パチンコ機 Pending JPH06254215A (ja)

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JP5045392A JPH06254215A (ja) 1993-03-05 1993-03-05 映像式パチンコ機

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JP5045392A JPH06254215A (ja) 1993-03-05 1993-03-05 映像式パチンコ機

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007244922A (ja) * 2007-07-06 2007-09-27 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2018175538A (ja) * 2017-04-17 2018-11-15 ナツメアタリ株式会社 遊技装置

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JPS55132201A (en) * 1979-04-03 1980-10-14 Ota Masayuki Method of laterally stripping off raw veneer
JPH0245080A (ja) * 1988-08-02 1990-02-15 Sankyo Kk 遊技場の管理設備装置
JPH04200579A (ja) * 1990-11-30 1992-07-21 Daikoku Denki Co Ltd パチンコホール用遊技システム

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