JP2000296259A - 遊技用装置 - Google Patents

遊技用装置

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JP2000296259A
JP2000296259A JP2000100983A JP2000100983A JP2000296259A JP 2000296259 A JP2000296259 A JP 2000296259A JP 2000100983 A JP2000100983 A JP 2000100983A JP 2000100983 A JP2000100983 A JP 2000100983A JP 2000296259 A JP2000296259 A JP 2000296259A
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JP2000100983A
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English (en)
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技場において価値を累積して、その累積価
値をたとえば遊技者等に還元する等の有効活用を可能と
する。 【解決手段】 遊技機設置島に配設された複数のパチン
コ遊技機22A,22B,22C,22D…のうちのい
ずれかにおいて始動入賞が発生すればJACKPOTカ
ウンタにnを加算更新して、価値をプールできるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機や
コイン遊技機等で代表される弾球遊技機を含む遊技用装
置に関し、詳しくは、遊技領域に打玉を打込んで遊技が
行なわれる弾球遊技機を含む遊技用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技用装置において、従来から
一般的に知られているものに、たとえば、遊技領域に打
込まれた打玉が始動入賞領域等に入賞して所定条件が成
立すれば、その所定条件の成立に伴って付与される賞品
玉等の価値が遊技者に払出され、また、いわゆる大当り
等の特定の遊技状態が発生したことに伴って付与される
賞品玉等の価値が遊技者に払出されるように構成されて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、遊技場において
は、多数の遊技者が来店して遊技を行ない、その多数の
来店遊技者に応じて価値を累積加算するようにすれば、
たとえばその累積価値を所定の遊技者等に還元する等の
有効活用が可能になる。
【0004】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、遊技場において、価値を累積し
て、その累積価値をたとえば遊技者等に還元する等の有
効活用が可能となる遊技用装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、打玉を遊技領域に打込んで遊技が行なわれる弾球遊
技機を含む遊技用装置であって、価値記憶機能を有し、
前記弾球遊技機による遊技において所定条件が成立した
場合に記憶している価値を増加更新する増加更新記憶手
段を含み、該増加更新記憶手段は、数日間にわたって価
値を増加更新して記憶可能に構成されていることを特徴
とする。
【0006】請求項2に記載の本発明は、請求項1の発
明の構成に加えて、前記増加更新記憶手段に記憶されて
いる価値情報を遊技場の閉店後においてもバックアップ
するバックアップ手段をさらに含むことを特徴とする。
【0007】請求項3に記載の本発明は、請求項1また
は請求項2に記載の発明の構成に加えて、前記弾球遊技
機による遊技における予め定められた特別遊技状態の発
生に基づいて、前記増加更新記憶手段に記憶されている
価値の少なくとも一部を払出す価値払出手段をさらに含
むことを特徴とする。
【0008】請求項4に記載の本発明は、請求項1〜請
求項3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記弾
球遊技機は、前記遊技領域に打込まれた打玉が入賞可能
な入賞領域であって、入賞することにより所定の遊技装
置が始動するように定められた始動入賞領域を含み、前
記所定条件は、前記始動入賞領域に打玉が入賞した場合
に成立することを特徴とする。
【0009】請求項5に記載の本発明は、請求項1〜請
求項3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記弾
球遊技機は、前記遊技領域に打込まれた打玉の始動入賞
により始動した遊技装置の動作の結果所定状態となった
ことを条件に遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御
可能となり、前記所定状態は複数種類定められており、
該複数種類のうちの予め定められた特定種類の所定状態
になったことを条件として、前記特定遊技状態に制御可
能となりかつ前記特別遊技状態が発生し、前記所定条件
は、前記特定種類以外の所定状態になった場合に成立す
ることを特徴とする。
【0010】請求項6に記載の本発明は、請求項1〜請
求項5のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記弾
球遊技機は、前記遊技領域に打込まれた打玉が始動入賞
したことを条件に始動する遊技装置として可変表示装置
が備えられており、該可変表示装置の表示結果が予め定
められた複数種類の特定の表示態様のうちのいずれかに
なったことを条件に前記特定遊技状態に制御可能とな
り、前記複数種類の特定の表示態様のうちの予め定めら
れた特別表示態様になった場合に前記特別遊技状態が発
生することを特徴とする。
【0011】請求項7に記載の本発明は、請求項1〜請
求項4のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記弾
球遊技機は、前記遊技領域に打込まれた打玉が始動入賞
することを条件に始動する遊技装置としての可変表示装
置が備えられており、該可変表示装置の表示結果が予め
定められた特定の表示態様になったことを条件に遊技者
にとって有利な特定遊技状態に制御可能となり、前記可
変表示装置とは別の表示装置であって表示状態が変化可
能な別可変表示装置が備えられ、該別可変表示装置の表
示結果が所定表示態様になった場合に前記特別遊技状態
が発生することを特徴とする。
【0012】請求項8に記載の本発明は、請求項1〜請
求項7のいずれかに記載の発明の構成に加えて、乱数を
利用して前記特別遊技状態を発生させるか否かを決定す
る特別遊技状態決定手段をさらに含むことを特徴とす
る。
【0013】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、価値記憶機
能を有する増加更新記憶手段の働きにより、弾球遊技機
による遊技において所定条件が成立した場合に記憶して
いる価値が増加更新される。その増加更新記憶手段の働
きにより、数日間にわたって価値を増加更新して記憶す
ることが可能である。
【0014】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、バックアップ手段の働
きにより、前記増加更新記憶手段に記憶されている価値
情報が遊技場の閉店後においてもバックアップされる。
【0015】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
1または請求項2に記載の発明の作用に加えて、価値払
出手段の働きにより、弾球遊技機による遊技における予
め定められた特別遊技状態の発生に基づいて、前記増加
更新記憶手段に記憶されている価値の少なくとも一部が
払出される。
【0016】請求項4に記載の本発明によれば、請求項
1〜請求項3のいずれかに記載の発明の作用に加えて、
遊技領域に打込まれた打玉が入賞可能な始動入賞領域に
打玉が入賞することにより所定の遊技装置が始動する。
そして、前記所定条件は、前記始動入賞領域に打玉が入
賞した場合に成立する。
【0017】請求項5に記載の本発明によれば、請求項
1〜請求項3のいずれかに記載の発明の作用に加えて、
遊技領域に打込まれた打玉の始動入賞により始動した前
記遊技装置の動作の結果所定状態となったことを条件に
弾球遊技機が遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御
可能となる。前記所定状態は複数種類定められており、
その複数種類のうちの予め定められた特定種類の所定状
態になったことを条件に、前記特定遊技状態に制御可能
となりかつ前記特別遊技状態が発生する。そして、前記
所定条件は、前記特定種類以外の所定状態になった場合
に成立する。
【0018】請求項6に記載の本発明によれば、請求項
1〜請求項5のいずれかに記載の発明の作用に加えて、
遊技領域に打込まれた打玉が始動入賞したことを条件に
始動する遊技装置として可変表示装置が弾球遊技機に備
えられており、その可変表示装置の表示結果が予め定め
られた複数種類の特定の表示態様のうちのいずれかにな
ったことを条件に前記特定遊技状態に制御可能となる。
前記複数種類の特定の表示態様のうちの予め定められた
特別の表示態様になった場合に前記特別遊技状態が発生
する。
【0019】請求項7に記載の本発明によれば、請求項
1〜請求項4のいずれかに記載の発明の作用に加えて、
遊技領域に打込まれた打玉が始動入賞することを条件に
始動する遊技装置として可変表示装置が弾球遊技機に備
えられており、その可変表示装置の表示結果が予め定め
られた特定の表示態様となったことを条件に遊技者にと
って有利な特定遊技状態に制御可能となる。そして、前
記可変表示装置とは別の表示装置であって表示状態が変
化可能な別可変表示装置が備えられており、その別可変
表示装置の表示結果が所定表示態様になった場合に前記
特別遊技状態が発生する。
【0020】請求項8に記載の本発明によれば、請求項
1〜請求項7のいずれかに記載の発明の作用に加えて、
特別遊技状態決定手段の働きにより、乱数を利用して前
記特別遊技状態を発生させるか否かが決定される。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、本実施の形態におい
ては、弾球遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示す
が、本発明はこれに限らず、たとえばコイン遊技機等で
あってもよく、打玉を遊技領域に打込んで遊技が行なわ
れる弾球遊技機であればすべて対象になる。
【0022】図1は、遊技場に設けられた遊技機設置島
に弾球遊技機の一例のパチンコ遊技機が複数台設置され
ている状態を示す正面図である。遊技機設置島21に
は、複数台のパチンコ遊技機22A,22B,22C,
22D,…が設置されているとともに、そのパチンコ遊
技機それぞれに対応するカード処理装置23A,23
B,23C,23D,…が対応するパチンコ遊技機22
A,22B,22C,22D,…の向かって左側に設置
されている。各カード処理装置23A,…には、カード
リーダライタ25が設けられており、遊技者が遊技をす
るために購入した共通カードを、遊技がしたいパチンコ
遊技機22A,…に対応するカード処理装置23A,…
のカード挿入・排出口24に挿入することにより、その
挿入された共通カードに記録されている有価価値(残
高)がカードリーダライタ25により読取られ、その挿
入カードの残高がパチンコ遊技機22A,…に設けられ
ている残高表示器31により表示される。そして、遊技
者が玉貸スイッチ29を押圧操作することにより、所定
額(たとえば500円)に相当するパチンコ玉が玉払出
装置33から玉払出口34を介して玉貯留皿28内に払
出される。なお、共通カードとは、第三者発行型の遊技
用プリペイドカードであり、共通カードシステムに加盟
している全国の遊技場で共通に使用できるものである。
【0023】この状態で、遊技者が打球操作ハンドル2
7を操作することにより、玉貯留皿28内に貯留されて
いるパチンコ玉が1つずつ遊技盤1の前面に打込まれて
遊技が可能となる。なお、図中26はカード利用可表示
ランプであり、このカード利用可表示ランプ26が点灯
している場合にのみカードがカードリーダライタ25に
より受付可能となる。また、30は玉貸可表示器であ
り、この玉貸可表示器30が点灯している場合にのみ挿
入カードによる玉貸が可能となる。
【0024】遊技者が挿入カードを返却してもらいたい
場合には返却スイッチ32を押圧操作する。すると、遊
技に使用した有価価値が減額更新された残額データがカ
ードリーダライタ25により挿入カードに書込まれ、そ
の新たな残額データが書込まれた共通カードがカード挿
入・排出口24から遊技者側に排出される。各パチンコ
遊技機22A,…の上方位置にはトラブルランプ37が
設けられており、トラブル発生時に点灯または点滅表示
するとともに、後述する大当り発生時にも点滅する。ま
た、後述するJACK POT入賞時にはそのジャック
ポットの入賞が発生したことがわかるように特有の態様
で点灯または点滅する。各遊技機設置島21には、JA
CK POT制御装置38と、JACK POT払出数
表示器39とが設けられており、これらに関しては後に
説明する。
【0025】図2は、パチンコ遊技機の遊技盤面を示し
た正面図である。遊技者が打球操作ハンドル27(図1
参照)を操作することにより、パチンコ玉が1つずつ遊
技盤1の前面に形成された遊技領域2内に打込まれる。
遊技領域2内には、回転ドラム(4a,4b,4cで示
された部分)が回転することにより図柄等からなる識別
情報を可変表示して表示状態が変化可能な可変表示部4
a,4b,4cを複数有する可変表示装置3が設けられ
ている。そして、遊技領域2内に打込まれたパチンコ玉
が始動入賞口10に入賞することにより始動入賞玉検出
スイッチ(始動口スイッチ)11によりその入賞玉が検
出され、その検出信号に基づいて、複数の可変表示部4
a,4b,4cが同時に可変開始される。そして、所定
時間の経過により、まず左の可変表示部4aが停止し、
次に右の可変表示部4cが停止し、最後に中央の可変表
示部4bが停止する。この複数の可変表示部4a,4
b,4cのそれぞれにより、複数種類の表示態様を表示
結果として導出表示可能な可変表示が行なわれる。そし
て、上段,中段,下段の横3本と斜め対角線上に2本の
合計5本の当りラインが定められており、複数の可変表
示部4a,4b,4cの表示結果がいずれかの当りライ
ン上において特定の表示態様の組合せ(たとえば77
7)になった場合に、大当り状態が発生して可変入賞球
装置12の開閉板14が開成して遊技者にとって有利な
第1の状態となり、比較的多くのパチンコ玉が入賞でき
る所定の遊技価値が付与可能な状態となる。
【0026】この可変入賞球装置12は、通常時は開閉
板14が閉成した遊技者にとって不利な第2の状態とな
っているが、複数の可変表示部4a〜4cの表示結果が
特定の表示態様の組合せになり特定遊技状態が発生すれ
ば、ソレノイド15が励磁されて開閉板14が開成する
大当り状態が発生する。なお、可変入賞球装置12の第
2の状態としては、打玉が入賞可能ではあるが入賞困難
な状態であってもよい。この開閉板14が開成して入賞
開口13内に入賞したパチンコ玉のすべてが10カウン
ト検出器16または特定入賞玉検出器17により検出さ
れ、その検出個数が入賞個数表示器18により表示され
る。また、入賞開口13内には特定入賞領域(Vポケッ
ト)が形成されており、その特定入賞領域に入賞した特
定入賞玉が特定入賞玉検出器(Vスイッチ)17により
検出される。この可変入賞球装置12の第1の状態は、
所定期間(たとえば30秒間)の経過またはパチンコ玉
の所定個数(たとえば10個)の入賞のうちいずれか早
い方の条件が成立することにより終了して第2の状態と
なる。また、この可変入賞球装置12の第1の状態とな
っている期間中にパチンコ玉が特定入賞領域に入賞すれ
ば、可変入賞球装置12のその回の第1の状態が終了す
るのを待って可変入賞球装置12を再度第1の状態に繰
返し継続する制御が16回を上限として行なわれる。こ
の可変入賞球装置12の繰返し継続制御の回数は開放回
数表示器6により表示される。
【0027】複数の可変表示部4a,4b,4cが可変
表示している最中にパチンコ玉が始動入賞口10に入賞
すれば、その始動入賞が記憶され、可変表示部4a,4
b,4cが可変停止してから再度可変開始可能な状態と
なるのを待って、始動入賞記憶に基づいて可変表示部4
a〜4cが再度可変開始される。その始動入賞記憶の上
限値はたとえば「4」に定められている。また、現時点
での始動入賞記憶数が始動記憶表示器8により表示され
る。
【0028】パチンコ玉が始動入賞口10に入賞すれ
ば、所定個数(たとえば7個)の賞品玉が玉貯留皿28
(図1参照)に払出されるとともに、所定個数(たとえ
ば8個)の賞品玉に相当する点数がそのパチンコ遊技機
が設置されている遊技機設置島21のジャックポット点
数として累積記憶される。一方、前記大当り状態が発生
する特定の表示態様の組合せは複数種類(たとえば、8
図柄の5ラインで計40通り)用意されており、その複
数種類の特定の表示態様の組合せのうち予め定められた
特別の表示態様の組合せが成立した場合(たとえば横方
向中段の当りライン上に赤色の777が揃った場合)に
は、弾球遊技機による遊技における予め定められた特別
遊技状態(JACK POT入賞)が発生して、前述し
た大当り制御が行なわれるばかりでなく、そのパチンコ
遊技機が設置されている遊技機設置島21のジャックポ
ット得点の一部が賞品玉の形で玉貯留皿28内に払出さ
れる。
【0029】図中5は前方に出っ張った覆いである。ま
た回転ドラムの内側にはバックライト7a〜7iが設け
られており、たとえばリーチ状態(左,右の可変表示部
4a,4cが停止した段階で大当りが発生する表示条件
を満たしている状態)発生時におけるリーチ成立ライン
上の図柄や特定の表示態様の組合せ成立時におけるその
特定の表示態様の組合せが成立している当りライン上の
図柄等を点滅または点灯表示できるように構成されてい
る。なお、前記特別の表示態様の組合せが成立した場合
には、その旨がわかるようにバックライト7a〜7iが
特有の点滅状態または点灯状態となるように構成しても
よい。また図中9はパチンコ玉を始動入賞口10の上方
に誘導するための誘導部材である。19は遊技状態に応
じて点灯または点滅する装飾ランプである。なお、可変
表示装置12は、液晶,LED,7セグメント,ドット
マトリックス,エレクトロルミネセンス,プラズマ等を
利用した表示装置により構成してもよい。
【0030】図中19a〜19hは、ラッキーナンバ表
示器である。このラッキーナンバ表示器19a〜19h
は、大当り状態の発生毎に1〜8のうちの1つの数値を
ランダムに表示するものであり、このラッキーナンバ表
示器19a〜19hが表示した数値と、その遊技場が予
め定めたラッキーナンバとが一致した場合には、遊技者
にある特典をサービスとして提供するようにしてもよ
い。このある特典とは、たとえば、大当りの発生に伴っ
て付与された賞品玉等の遊技価値を景品交換することな
く継続して遊技に使用できるようにすること等が考えら
れる。また、弾球遊技機の遊技内容は前述したものに限
らず、たとえば、打玉の始動入賞に伴って可変入賞球装
置が1または2回第1の状態となり、その間に可変入賞
球装置内に進入した打玉が特定入賞領域に入賞した場合
に大当りが発生して可変入賞球装置が比較的大きな遊技
価値が付与可能な態様で第1の状態となるタイプのもの
でよい。さらには、打玉の所定領域への入賞毎に権利発
生状態と消滅状態とを繰返し、権利発生中に打玉が始動
領域に進入した場合に大当りとなり可変入賞球装置が第
1の状態となるタイプのものでもよい。
【0031】図3は、本発明に係る遊技用装置の制御回
路の概略構成を示すブロック図である。遊技機設置島2
1(図1参照)に設置されている各遊技機22A,22
B,22C,22D,…には、それぞれ遊技制御基板4
0A,40B,40C,40D,…と払出制御基板41
A,41B,41C,41D,…とが設けられており、
各遊技制御基板40A,…と各払出制御基板41A,…
とがJACK POT制御装置38に対しデータの送受
信が可能となるように電気配線により接続されている。
【0032】遊技制御基板40A,…は、パチンコ遊技
機22A…の遊技制御を行なうためのものであり、CP
U,RAM,ROM,I/Oポート等が実装されてい
る。そして、始動口スイッチ11による始動入賞玉の検
出信号と可変入賞球装置12から10カウント検出器1
6と特定入賞玉検出器17との検出信号とが遊技制御基
板40A,…に入力される。始動口スイッチ11からの
検出信号を受けた遊技制御用基板40Aは、大当りを発
生させるか否かを乱数を利用してランダムに事前決定す
る(たとえば確率250分の1)とともに、大当りと事
前決定された場合には複数の特定の表示態様の組合せ
(たとえば40通り)の中から実際に停止表示させる特
定の表示態様の組合せを1つ乱数を利用してランダムに
事前決定する。この場合、JACK POT入賞となる
大当りの発生確率は250分の1×40分の1すなわち
10000分の1となる。一方、はずれと事前決定され
た場合には、複数のはずれの図柄の組合せのうちから実
際に停止表示させる図柄の組合せを乱数を利用してラン
ダムに事前決定する。そして、遊技制御基板40Aは、
可変表示装置3を可変開始させた後事前決定された停止
図柄となるように可変表示装置3を停止制御する制御信
号を可変表示装置3に出力する。一方、可変表示装置3
が停止した後、大当りを発生させることが事前決定され
ている場合には、可変入賞球装置12に対しソレノイド
15の励磁制御信号を出力し、可変入賞球装置12を第
1の状態に駆動する。一方、各遊技制御基板40A,…
は、始動口スイッチ11からの始動入賞玉検出信号に基
づいて、前述した所定個数(たとえば8個)に相当する
点数データをJACK POT制御装置38に出力す
る。JACK POT制御装置38には、CPU,RO
M,RAM,I/Oポート等が内蔵されており、各遊技
制御基板40A,…から与えられた点数データを累積記
憶し、その累積記憶されたJACK POT点数の一部
がJACK POT払出数表示器39により表示される
とともに遊技制御基盤40A,…に送信され、払出数表
示器20により表示される。
【0033】一方、遊技制御基板40A,…は、始動口
スイッチ11からの検出信号があった旨を払出制御基板
41A,…に出力する。払出制御基板41A,…はCP
U,RAM,ROM,I/Oポート等が実装されてい
る。各パチンコ遊技機22A,…には、遊技領域に設け
られている種々の入賞口や可変入賞球装置に入賞した入
賞玉すべてを検出する入賞玉スイッチ42が設けられて
おり、その入賞玉スイッチ42からの入賞玉検出信号が
払出制御基板41A,…に入力される。払出制御基板4
1A,…では、入賞玉スイッチ42からの検出信号と遊
技制御基板40A,…からの始動口スイッチの検出信号
があった旨の信号とに基づいて、入賞玉スイッチ42と
始動口スイッチ11との両方の検出信号があった場合に
は賞品玉を所定個数(たとえば7個)払出すための制御
用信号を玉払出装置33に出力する。一方、入賞玉スイ
ッチ42からの検出信号のみがあった場合には、賞品玉
を所定個数(たとえば15個)払出すための制御信号を
玉払出装置33に出力する。さらに、JACK POT
入賞があった場合には、その入賞のあった遊技制御基板
40A,…からその旨の信号がJACK POT制御装
置38に伝送され、JACK POT制御装置38で
は、現時点でJACK POT払出数表示器39により
表示されている払出数の範囲内の払出数を払出制御基板
41A,…に伝送する。払出制御基板41A,…では、
伝送されてきた払出数に応じた数の賞品玉を払出すため
の制御用信号を玉払出装置33に出力し、玉貯留皿28
に賞品玉が払出される。なお、JACK POT払出数
信号をカード処理装置23A,…に出力するようにし、
カード処理装置23A,…からの信号により払出制御基
板41A,…が玉払出装置33によってJACK PO
T入賞ぶんの払出を行なうようにしてもよい。
【0034】一方、カード処理装置23A,…には、玉
貸スイッチ29,返却スイッチ32,玉貸可表示器3
0,残額表示器31が接続されており、現時点で玉貸が
可能な場合には玉貸可表示器30を点灯するための制御
用信号がカード処理装置23A,…から玉貸可表示器3
0に与えられる。一方、遊技者が共通カードをカード挿
入・排出口24(図1参照)に挿入すれば、その挿入カ
ードに記録されている残額を表示するための表示信号が
カード処理装置23A,…から残額表示器31に出力さ
れて残額が表示される。遊技者が玉貸スイッチ29を押
圧操作すれば、玉貸スイッチ29がONになった信号が
カード処理装置23A,…に与えられ、カード処理装置
23A,…からは、所定額(たとえば500円)の貸玉
を払出す旨の指令信号が払出制御基板41A,…に与え
られ、払出制御基板41A,…で、その与えられた指令
信号に従って所定額(たとえば500円)の貸玉を払出
すための制御用信号を玉払出装置33に与え、貸玉が玉
貯留皿28内に払出される。
【0035】図4は、図3に示した制御回路におけるJ
ACK POT制御装置の動作を説明するためのフロー
チャートである。この図4(a)〜(c)のフローチャ
ートはたとえば2msec毎に1回実行される。
【0036】まず、(a)に示すように、ステップS
(以下単にSという)1により、JACK POT制御
装置38が設置されている遊技機設置島21(図1参
照)に設置されている複数台のパチンコ遊技機のうち或
るパチンコ遊技機から始動情報の入力があったか否かの
判断が行なわれ、ない場合にはS3に進み、その遊技機
設置島21に設置されているパチンコ遊技機全台の確認
が終了したか否かの判断が行なわれ、未だに終了してい
ない場合にはS1に戻り、次のパチンコ遊技機から始動
情報入力があったか否かの判断が行なわれる。すなわ
ち、S1により、遊技機設置島21に設置されているす
べてのパチンコ遊技機に対しポーリングを行ない、始動
情報の入力があったか否かの判断を行なっているのであ
る。
【0037】そして、始動口スイッチ11からの検出信
号があった旨の信号が遊技制御用基板40A,…からJ
ACK POT制御装置38に入力されれば、S1によ
りYESの判断がなされてS2に進み、価値記憶手段の
一例のJACK POTカウンタを「n」加算する処理
が行なわれる。この「n」はたとえば8に定められてい
る。このように、JACK POT制御装置38は、J
ACK POT制御装置38が設けられている遊技機設
置島21に設置されているすべてのパチンコ遊技機をポ
ーリングし、始動情報の入力がある毎にS2の加算処理
を行なうのである。前記S2により、前記弾球遊技機に
よる遊技において所定条件が成立した場合に前記価値記
憶手段の価値を増加更新する増加更新手段が構成されて
いる。
【0038】次に、(b)に示すように、S4によりJ
ACK POTカウンタがm以上になったか否かの判断
が行なわれる。このmはたとえば10000等の予め定
められた値である。そして、JACK POTカウンタ
の値がm未満の場合にはS5に進み、JACK POT
カウンタの1/2の値をJACK POT払出カウンタ
にセットする処理が行なわれる。一方、JACK PO
Tカウンタの値がm以上であった場合には、S6に進
み、JACK POTカウンタの値からkを引いた値を
JACK POT払出カウンタにセットする処理が行な
われる。このkはたとえば5000等の予め定められた
値である。次にS7に進み、JACK POT払出カウ
ンタの値をJACK POT払出数表示器39(図1参
照)により表示させるとともに遊技制御基板40A,…
に出力する。
【0039】次に、(c)に示すように、S8により、
JACK POT入力があったか否かの判断が行なわ
れ、S10に進み、遊技機設置島21(図1参照)に設
置されているすべての遊技機に対する確認が終了したか
否かの判断が行なわれ、終了していない場合にはS8に
戻り、遊技機設置島21に設置されているすべての遊技
機に対しポーリングが行なう。そして、遊技機設置島2
1に設置されている複数台の遊技機のうちある遊技機に
おいて、JACK POT入賞があった場合(たとえば
前述した可変表示装置の表示結果が横中段の当りライン
上において赤色の777となった場合)に、その遊技機
からJACK POT入賞の信号がJACK POT制
御装置38に送信されてくるのであり、その送信があっ
た場合にはS8によりYESの判断がなされてS9に進
み、JACK POT入賞カウンタを「1」加算する処
理が行なわれてS10に進む。このように、遊技域設置
島21に設置されている複数台の遊技機においてJAC
K POT入賞があるごとにS9の加算処理が行なわれ
る。そして、遊技機設置島21に設置されているすべて
の遊技機に対する確認が終了した段階でS11に進み、
JACK POT入賞カウンタが「0」であるか否かの
判断がなされ、「0」の場合にはリターンする。一方、
JACK POT入賞カウンタが「1」以上であった場
合にはS12に進み、払出カウンタの値をJACK P
OT入賞カウンタの値で除した値(小数点以下切捨て)
をJACK POT入力のあったパチンコ台に送信する
処理が行なわれる。その結果、JACK POT入賞が
1台の遊技機のみの場合にはJACK POT払出カウ
ンタの値がそのまま送信され、同時に2台JACK P
OT入賞があった場合には払出カウンタの値の1/2の
値が送信され、JACKPOT入賞が3台あった場合に
は1/3の値が送信されて、それぞれの値に相当する賞
品玉が玉払出装置33から玉貯留皿28内に払出される
ことになる。次にS13に進み、JACK POTカウ
ンタの値から払出カウンタの値を減算更新する処理を行
ない、S14により、JACK POT入賞カウンタを
クリアする処理を行なった後にリターンする。なお、閉
店時におけるJACK POTカウンタの値はバックア
ップ装置等によりバックアップされ翌日に持ち越され
る。S12と玉払出装置33とにより、前記弾球遊技機
による遊技における予め定められた特別遊技状態の発生
に基づいて、前記価値記憶手段に記憶されている価値の
少なくとも一部を払出す価値払出手段が構成されてい
る。
【0040】以上説明したように、S12に従ってJA
CK POT入賞時に払出される数の総額は、JACK
POTカウンタの値がm未満の場合にはm/2,m以
上の場合にはそのJACK POTカウンタの値からk
(たとえば5000)を引いた値が払出されることにな
る。なお、JACK POT入賞時における価値の最低
保証の方法としては、JACK POTカウンタが所定
値を下回った場合にはJACK POTカウンタの値を
所定値に修正するようにしてもよい。また、同時に複数
台の遊技機でJACK POT入賞があった場合におい
ても同様に、最低保証をとして所定値に修正した値をJ
ACK POT入賞台に送信するようにしてもよい。さ
らに、JACK POT入賞時の払出数に上限値を設定
するようにしてもよく、また、払出数を固定的に定めら
れた一律の値としてもよい。さらに、JACK POT
入賞時にJACK POTカウンタ分全部を払出しても
よい。なお、JACK POT入賞時の払出は、賞品玉
の払出の代わりに、払出数が記録されたカードやレシー
ト等の記録媒体を払出すようにしてもよい。
【0041】本実施の形態では、JACK POT制御
装置38によるJACK POT制御を1つの遊技機設
置島を単位として行なうものを示したが、その代わり
に、たとえば、遊技機1台ごとを制御単位としてもよ
く、あるいは、遊技場に設置された複数台の遊技機にお
ける遊技機の機種ごと、所定台数の遊技機ごと、遊技場
内の全遊技機、遊技場がチェーン店を構成している場合
の系列遊技場に設置されているすべての遊技機、共通カ
ードシステムに加盟している遊技場のすべての遊技機を
制御単位として、JACK POT制御を行なうように
してもよい。
【0042】さらに、本実施の形態においては、パチン
コ玉を始動入賞ごとにJACK POT加算(S2参
照)を行なうようにしたが、その代わりに、遊技領域へ
の打込玉が所定値に達するごと、JACK POT入賞
以外の大当りが発生するごと(たとえばJACK PO
T以外の大当り発生時に可変入賞球装置12の繰返し継
続制御の回数をたとえば15回とし、入賞玉10個分と
して150点を加算する)、始動入賞に限らずすべての
入賞玉の発生するごと、等にJACK POT加算を行
なうようにしてもよい。
【0043】JACK POT入賞の発生条件として、
3つの可変表示部4a,4b,4cの表示結果に変え
て、あるいはそれに加えて、ラッキーナンバー表示器1
9a〜19hの表示結果が所定の態様になった場合にJ
ACK POT入賞を発生させてそれに伴う価値の払出
しを行なうようにしてもよい。
【0044】前記JACK POPカウンタとS2によ
り、価値記憶機能を有し、前記弾球遊技機の遊技におい
て所定条件(打玉の始動入賞等)が成立した場合に記憶
している価値を増加更新する増加更新記憶手段が構成さ
れている。本願の大元の原出願(特願平5−41444
号)の段落番号0025の後半部分にも記載されている
ように、前記増加更新記憶手段は、数日間にわたって価
値を増加更新して記憶可能に構成されている。また、前
述したバックアップ装置等により、前記増加更新記憶手
段に記憶されている価値情報を遊技場の閉店後において
もバックアップするバックアップ手段が構成されてい
る。
【0045】前記始動口10により、前記遊技領域に打
込まれた打玉が入賞可能な入賞領域であって、入賞する
ことにより所定の遊技装置(可変表示装置3または可変
入賞球装置)が始動する(可変表示装置3が可変開始す
るまたは可変入賞球装置が第1の状態となる)ように定
められた始動入賞領域が構成されている。前述したよう
に、前記所定条件は、前記始動入賞領域に打玉が入賞し
た場合に成立する。
【0046】前記遊技領域に打込まれた打玉の始動入賞
により始動した遊技装置の動作の結果所定状態(たとえ
ば表示結果が大当り図柄となった状態)となったことを
条件に遊技者にとって有利な特定遊技状態(大当り状
態)に制御可能となる。前記所定状態は複数種類(たと
えば8図柄の5ラインで計40通り)定められており、
該複数種類のうちの予め定められた特定種類の所定状態
(たとえば横方向中段の当りライン上に赤色の777が
揃った状態)になったことを条件として、前記特定遊技
状態に制御可能となりかつ前記特別遊技状態が発生す
る。前記所定条件は、前述したように、前記特定種類以
外の所定状態(たとえば横方向中段の当りライン上に赤
色の777が揃う状態以外の大当り図柄となった状態)
になった場合に成立する。
【0047】遊技領域に打込まれた打玉が始動入賞した
ことを条件に始動する遊技装置として可変表示装置が弾
球遊技機に備えられており、その可変表示装置の表示結
果が予め定められた複数種類の特定の表示態様のうちの
いずれかになったことを条件に前記特定遊技状態(大当
り状態)に制御可能となり、前記複数種類の特定の表示
態様のうちの予め定められた特別の表示態様(たとえば
横方向中段の当りライン上に赤色の777が揃った状
態)になった場合に前記特別遊技状態が発生する。
【0048】前記可変表示装置の表示結果が予め定めら
れた特定の表示態様になったことを条件に遊技者にとっ
て有利な特定遊技状態(大当り状態)に制御可能とな
る。前記ラッキーナンバー表示器19a〜19hによ
り、前記可変表示装置とは別の表示装置であって表示状
態が変化可能な別可変表示装置が構成されている。その
別可変表示装置の表示結果が所定表示態様になった場合
に前記特別遊技状態が発生する。
【0049】前記遊技制御用基板40Aにより、乱数を
利用して前記特別遊技状態を発生させるか否かを決定す
る特別遊技状態決定手段が構成されている。
【0050】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、弾球
遊技機による遊技において所定条件が成立した場合に増
加更新記憶手段の価値が増加更新されて累積されて大き
な価値になるのであり、その累積価値をたとえば遊技者
等に還元する等の有効活用が可能となる。しかも、その
増加更新記憶手段が数日間にわたって価値を増加更新し
て記憶可能であるために大きな価値に累積しやすくな
る。
【0051】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の効果に加えて、増加更新記憶手段に記
憶されている価値情報が遊技場の閉店後においてもバッ
クアップされるために、遊技場の閉店に伴なって増加更
新記憶手段の価値情報が消去されてしまう不都合を防止
できる。
【0052】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
1または請求項2に記載の発明の効果に加えて、特別遊
技状態の発生に基づいて増加更新記憶手段に記憶されて
いる価値の少なくとも一部が払出されるために、遊技に
伴う価値の付与状態を変化に富んだ面白味のあるものに
することができ、遊技者に対しより高い興奮を提供して
遊技の興趣を向上し得るに至った。
【0053】請求項4に記載の本発明によれば、請求項
1〜請求項3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、
始動入賞領域に打玉が入賞した場合に前記所定条件が成
立して前記価値記憶手段の価値の増加更新が行なわれる
ため、遊技を行なった遊技者全般から広く比較的満遍無
く価値の加算更新を行なわせることが可能となる。
【0054】請求項5に記載の本発明によれば、請求項
1〜請求項3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、
前記特定種類以外の所定状態になった場合に所定条件が
成立して前記価値記憶手段の価値が加算更新されるため
に、遊技者にとって有利な特定遊技状態となり利益を受
ける遊技者から価値の加算更新が行なわれることとな
り、受益者からの価値の加算更新により、加算更新に伴
う遊技者の不満を極力軽減させることができる。
【0055】請求項6に記載の本発明によれば、請求項
1〜請求項5のいずれにか記載の発明の効果に加えて、
複数種類の特定の表示態様のうちの予め定められた特別
の表示態様になった場合に前記特別遊技状態が発生し、
可変表示装置の表示結果に応じてただ単なる特定遊技状
態に制御可能となる場合とそれに加えて特別遊技状態が
発生する場合とが生じ、遊技者の可変表示結果に対する
面白味および期待感を増長させることができる。
【0056】請求項7に記載の本発明によれば、請求項
1〜請求項4のいずれかに記載の発明の効果に加えて、
別可変表示装置の表示結果が所定表示態様になった場合
に特別遊技状態が発生するために、特定遊技状態の発生
の条件としての特定の表示態様が表示される可変表示装
置と特別遊技状態の発生のための所定表示態様が表示さ
れる別可変表示装置とに役割分担が行なわれ、遊技者に
わかりやすくすることができる。
【0057】請求項8に記載の本発明によれば、請求項
1〜請求項7のいずれかに記載の発明の効果に加えて、
乱数を利用して特別遊技状態を発生させるか否かが決定
されるために、特別遊技状態の発生のランダム性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数台の遊技機が設置された遊技機設置島を示
す正面図である。
【図2】遊技機の一例のパチンコ遊技機の遊技盤面を示
す正面図である。
【図3】遊技用装置の一例に用いられる制御回路の構成
を示すブロック図である。
【図4】図3の制御回路におけるJACK POT制御
装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
21は遊技機設置島、38はJACK POT制御装
置、20,39はJACK POT払出数表示器、22
A,22B,22C,22D…は弾球遊技機の一例のパ
チンコ遊技機、23A,23B,23C,23D…はカ
ード処理装置、33は玉払出装置、10は始動入賞口、
11は始動口スイッチ、28は玉貯留皿である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打玉を遊技領域に打込んで遊技が行なわ
    れる弾球遊技機を含む遊技用装置であって、 価値記憶機能を有し、前記弾球遊技機による遊技におい
    て所定条件が成立した場合に記憶している価値を増加更
    新する増加更新記憶手段を含み、 該増加更新記憶手段は、数日間にわたって価値を増加更
    新して記憶可能に構成されていることを特徴とする、遊
    技用装置。
  2. 【請求項2】 前記増加更新記憶手段に記憶されている
    価値情報を遊技場の閉店後においてもバックアップする
    バックアップ手段をさらに含むことを特徴とする、請求
    項1に記載の遊技用装置。
  3. 【請求項3】 前記弾球遊技機による遊技における予め
    定められた特別遊技状態の発生に基づいて、前記増加更
    新記憶手段に記憶されている価値の少なくとも一部を払
    出す価値払出手段をさらに含むことを特徴とする、請求
    項1または請求項2に記載の遊技用装置。
  4. 【請求項4】 前記弾球遊技機は、前記遊技領域に打込
    まれた打玉が入賞可能な入賞領域であって、入賞するこ
    とにより所定の遊技装置が始動するように定められた始
    動入賞領域を含み、 前記所定条件は、前記始動入賞領域に打玉が入賞した場
    合に成立することを特徴とする、請求項1〜請求項3の
    いずれかに記載の遊技用装置。
  5. 【請求項5】 前記弾球遊技機は、前記遊技領域に打込
    まれた打玉の始動入賞により始動した遊技装置の動作の
    結果所定状態となったことを条件に遊技者にとって有利
    な特定遊技状態に制御可能となり、 前記所定状態は複数種類定められており、該複数種類の
    うちの予め定められた特定種類の所定状態になったこと
    を条件として、前記特定遊技状態に制御可能となりかつ
    前記特別遊技状態が発生し、 前記所定条件は、前記特定種類以外の所定状態になった
    場合に成立することを特徴とする、請求項1〜請求項3
    のいずれかに記載の遊技用装置。
  6. 【請求項6】 前記弾球遊技機は、前記遊技領域に打込
    まれた打玉が始動入賞したことを条件に始動する遊技装
    置として可変表示装置が備えられており、該可変表示装
    置の表示結果が予め定められた複数種類の特定の表示態
    様のうちのいずれかになったことを条件に前記特定遊技
    状態に制御可能となり、 前記複数種類の特定の表示態様のうちの予め定められた
    特別表示態様になった場合に前記特別遊技状態が発生す
    ることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれかに
    記載の遊技用装置。
  7. 【請求項7】 前記弾球遊技機は、前記遊技領域に打込
    まれた打玉が始動入賞することを条件に始動する遊技装
    置としての可変表示装置が備えられており、該可変表示
    装置の表示結果が予め定められた特定の表示態様になっ
    たことを条件に遊技者にとって有利な特定遊技状態に制
    御可能となり、 前記可変表示装置とは別の表示装置であって表示状態が
    変化可能な別可変表示装置が備えられ、該別可変表示装
    置の表示結果が所定表示態様になった場合に前記特別遊
    技状態が発生することを特徴とする、請求項1〜請求項
    4のいずれかに記載の遊技用装置。
  8. 【請求項8】 乱数を利用して前記特別遊技状態を発生
    させるか否かを決定する特別遊技状態決定手段をさらに
    含むことを特徴とする、請求項1〜請求項7のいずれか
    に記載の遊技用装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002315950A (ja) * 2001-04-20 2002-10-29 Takasago Electric Ind Co Ltd 遊技媒体貸出機、遊技装置及び遊技場システム
JP2004195003A (ja) * 2002-12-19 2004-07-15 Aruze Corp 遊技用装置
JP2006026030A (ja) * 2004-07-14 2006-02-02 Aruze Corp プログレッシブシステム
JP2006087719A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Heiwa Corp パチンコ機

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