JPH0773629B2 - パチンコ玉の玉貸機 - Google Patents

パチンコ玉の玉貸機

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JPH0773629B2
JPH0773629B2 JP1341927A JP34192789A JPH0773629B2 JP H0773629 B2 JPH0773629 B2 JP H0773629B2 JP 1341927 A JP1341927 A JP 1341927A JP 34192789 A JP34192789 A JP 34192789A JP H0773629 B2 JPH0773629 B2 JP H0773629B2
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正博 竹内
芳生 若菜
誠 田結
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株式会社竹屋
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】 本発明は、パチンコ機に隣接し、且つ該パチンコ機で使
用される遊技玉を貸し出すパチンコ玉の玉貸機に関する
ものである。
【従来の技術】
従来、パチンコ遊技場におけるパチンコ島には、多数の
パチンコ機と、そのパチンコ機で使用される遊技玉を貸
し出す複数の玉貸機とが交互に配列されていた。このよ
うなパチンコ玉の玉貸機は、通称サンドウィッチと称さ
れ、投入された金額(一般的に、千円以下の小額貨幣が
使用可能)に応じた遊技玉が貸し出されるようになって
いた。この場合、遊技玉の貸出は、投入された金額分す
べてに対応する遊技玉が同時に払出されるようになって
いた。
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年のパチンコ機においては、打球が所定の
特賞口に入賞したりして特賞状態になると、短時間の間
に多量の入賞玉を発生させるものが数多く提供されてい
るが、このようなパチンコ機においては、特賞状態が発
生したときに、発射できる打球数が残り少ない場合に
は、即座に遊技玉を借り出して補充しないと、特賞状態
が解消してしまうおそれがある。しかし、従来の玉貸機
では、新たに遊技玉を借り受ける場合に、硬貨又は紙幣
等を捜し出して投入口に投入し、払出された遊技玉を補
充する必要があるため、遊技玉を借り受けるまでの時間
がかかって、その間に特賞状態が消滅してしまう不都合
があった。 また、補充するために投入された金額が高額(例えば、
5百円、千円)である場合には、一度にその金額分に対
応する多数の遊技玉が払出されるため、その払出された
多数の遊技玉を処理する際にこぼれたりして遊技に集中
できないという不都合があった。 更に、近年、金額情報が記憶されたプリペイドカードに
よって遊技玉を借り受ける玉貸機も提案されているが、
貨幣とプリペイドカードとを同時に使用できる玉貸機
は、今だ提案されておらず、このため、遊技したいパチ
ンコ機があってもそれに隣接する玉貸機が現金専用であ
れば、現金を用意し、プリペイドカード専用であれば、
プリペイドカードを購入して容易しなければならないと
いう不便があった。 本発明は、上記した不都合を解決するためになされたも
ので、その目的とするところは、遊技中に補充玉が必要
となった場合でも容易に借り受けることができると共
に、現金、プリペイドカードのいずれでも遊技玉を借り
受けることが可能なパチンコ玉の玉貸機を提供すること
にある。
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明に係る玉貸機
は、 パチンコ機に隣接し、且つ該パチンコ機で使用される遊
技玉を貸し出す玉貸機において、 該玉貸機は、少なくとも、 硬貨及び紙幣を投入する現金投入口と、 予め金額情報が記録さたプリペイドカードを投入するカ
ード投入口と、 前記現金投入口に投入された現金に基づく金額情報又は
前記カード投入口に投入されたプリペイドカードに記録
された金額情報を記憶する金額記憶手段と、 該金額記憶手段に記憶された金額情報の範囲内で遊技玉
を払出す玉払出手段と、 遊技客の操作毎に単位貸出金額に対応する所定数の遊技
玉を払出すべく、前記玉払出手段の作動を制御する払出
操作手段と、 前記玉払出手段によって払出された遊技玉を前記パチン
コ機の上皿に直接供給する供給手段と、 前記金額記憶手段に記憶されている金額を表示する表示
手段と、 前記現金投入口に硬貨あるいは紙幣が投入され、且つ前
記玉払出手段からの遊技玉の未払出し分として前記金額
記憶手段に残金額が記憶されているときに、その残金額
に対応する硬貨及び紙幣を遊技客に返却する残金精算手
段と、 遊技客の操作に基づいて、前記残金精算手段の作動を制
御する精算操作手段と、 から構成されていることを特徴とするものである。
【作用】
遊技客が所定の貨幣(硬貨及び紙幣)を現金投入口に投
入することにより、又は金額情報が記録されたプリペイ
ドカードをカード投入口に投入することにより、金額情
報が記憶される。そして、記憶された金額情報の範囲内
で遊技玉を借り受けることができるが、この際、遊技客
の操作毎に単位貸出金額(例えば、100円)に対応する
数の遊技玉が貸し出されるので、遊技客は、自分の望む
回数だけの操作すればよい。また、投入された金額が遊
技者の操作回数によって払出された金額よりも多い場
合、すなわち残金額がある場合には、その残金額は、記
憶されている。しかして、残金額が記憶された状態で遊
技玉を補充する必要が生じたときには、遊技客は、再度
操作することにより、単位貸出金額に相当する数の遊技
玉を直ちに借り受けることができる。したがって、遊技
客は、遊技中に貨幣を投入する操作や紙幣を硬貨に両替
する作業をする必要がない。なお、現金による残金額が
記憶された状態で、当該パチンコ機での遊技を終了する
場合には、遊技客の操作によってその残金額に対応する
硬貨及び紙幣が返却されて精算が行われる。 また、玉払出手段によって払出された遊技玉を供給手段
を介して当該パチンコ機の上皿に直接供給することによ
り、遊技玉をパチンコ機の上皿に移動させる作業も必要
ない。 また、金額記憶手段に記憶された金額を表示手段で表示
することにより、遊技客に残金を報知することができ
る。 更に、現金投入口とプリペイドカード投入口との両方が
設けられているので、現金、プリペイドカードのいずれ
でも隣接するパチンコ機で遊技を行うことができる。
【実施例】
以下、図面を参照して、本発明に係る実施例について説
明する。 まず、第4図及び第5図を参照して、実施例に係る玉貸
機20が適用されるパチンコ島1の構成について説明す
る。第4図と第5図との差異は、第4図に示す玉貸機20
によって貸し出される遊技玉がパチンコ島1の前面に露
出している供給管6によってパチンコ機1の上皿13に直
接払出されるのに対して、第5図に示す玉貸機20によっ
て貸し出される遊技玉がパチンコ島1の内部に配置され
た供給管又は玉貸機20を介して上皿13の裏面に払出され
るようになっている点である。いずれにしても、玉貸機
20から貸し出される遊技玉は、パチンコ機10の上皿13に
直接払出されるようになっている。しかして、パチンコ
島1には、多数のパチンコ機10が列設されていると共
に、そのパチンコ機10に1対1対応するように玉貸機20
が列設されている。そして、パチンコ島1の内部には、
それらのパチンコ機10に景品玉を供給するために、パチ
ンコ玉を循環させる機構が内蔵されている。すなわち、
パチンコ島1のほぼ中央には、パチンコ玉を上方に揚送
する揚送装置2が立設され、その揚送装置2から分配樋
3が傾斜して設けられる。分配樋3には、各パチンコ機
10に対応するように分離器4が設けられ、分配樋3を流
下するパチンコ玉を分岐させるようになっている。分離
器4には、その下方に計数装置5が付設され、その計数
装置5には、供給管6が接続されている。供給管6は、
パチンコ島1の上部でパチンコ島1の前面に突出し、そ
の下端の出口がパチンコ機10の上皿13に臨んでいる。し
かして、分離器4で分流されたパチンコ玉は、計数装置
5で計数された後に供給管6を通って上皿13に供給され
るが、この計数装置5が玉貸機20からの貸玉信号に基づ
いて作動するようになっている。 なお、第4図には図示しないが、分配樋3に各パチンコ
機10の裏面上部に設けられる景品玉タンクに景品玉を補
給する補給シュートが設けられ、入賞玉の発生により、
景品玉タンクの景品玉が所定個数(例えば、13個)ずつ
上皿13に排出される。ただし、分配樋3に補給シュート
を設けず、入賞玉による景品玉の払出も計数装置5によ
って行ってもよい。 また、第5図に示すパチンコ島1の内部も基本的には、
第4図に示すものと同じであり、ただ供給管6の先端が
上皿13の裏面上流側に臨むような構造にするか、あるい
は玉貸機20に一旦接続し、その玉貸機20から上皿13の裏
面に遊技玉を払出すような構造となっている。 次に、第1図及び第2図を参照してパチンコ機10及び玉
貸機20の詳細な構成について説明する。第1図は、第4
図のパチンコ島1に列設されるパチンコ機10及び玉貸機
20の正面図であり、第2図は、第5図のパチンコ島1に
列設されるパチンコ機10及び玉貸機20の正面図である
が、その基本的な構成は、全く同じであるため、主とし
て、第1図を参照して説明する。 図において、パチンコ機10は、周知のように、その上部
にガラス板を介して遊技盤11を臨ませている。遊技盤11
には、発射された打球が落下する遊技領域が形成される
と共に、その遊技領域に多数の入賞口や入賞装置が配置
されている。特に、図示の遊技盤11の中央には、特賞状
態を発生させる特賞役物12が配置され、特賞状態になっ
たときに、多数の入賞玉が発生するようになっている。 また、パチンコ機10の前面中央には、貸し出した遊技玉
を投入する上皿13が設けられている。この上皿13には、
貸し出された遊技玉が投入されるだけでなく、入賞玉の
発生に基づいて払出された景品玉も貯留されるものであ
る。この際、払出された景品玉の数が多くなると上皿13
に貯留できなくなるため、従来は、上皿13から溢れた景
品玉を下皿に導くように構成されていたが、図示のパチ
ンコ機10では、上皿13から溢れた景品玉は、図示しない
カウンターによって計数され、その計数された数値が上
皿13の一側上部に設けられる預り景品玉表示部15に表示
される。したがって、遊技客が獲得した景品玉は、上皿
13に貯留された景品玉と預り景品玉表示部15で表示され
る景品玉とを合計した数となる。なお、上皿13で貯留さ
れる景品玉が少なくなってきたときには、預り景品玉表
示部15で表示される景品玉があるときに限り、その預り
景品玉から所定個数を差し引いて計数装置5を介して景
品玉を上皿13に補充できるようになっている。この場
合、遊技客の操作に基づいて補充しても良いし、あるい
は残量を検出するセンサーの検出信号に基づいて自動的
に補充できるようにしてもよい。 更に、パチンコ機10の前面下部には、打球を発射し且つ
調節する操作ハンドル14と、後述する制御ボタン30を操
作したときに点灯する制御ボタン表示部16a〜16dと、遊
技に関連した効果音を発生するスピーカー17とが設けら
れる。操作ハンドル14は、遊技客が回動操作することに
より図示しない発射装置の打球モータを駆動して打球を
発射し、且つその回動量に応じて打球の発射勢を調節で
きるものである。また、この場合、玉貸機20からの貸出
信号があったときだけ打球モータを駆動できるようにし
てもよい。また、制御ボタン表示部16a〜16dは、制御ボ
タン30のいずれかを操作することにより対応する表示部
が点灯するものであるが、これを表示器内蔵スイッチと
して構成し、制御ボタン30、制御ボタン表示部16a〜16d
のいずれを操作しても良いように構成することもでき
る。 また、第1図に示すパチンコ機10の前面であって、その
上辺から側辺にかけて高額貨幣(例えば、千円)の残額
を表示する高額残額表示部18と小額貨幣(例えば、百
円)の残額を表示する小額残額表示部19とが設けられて
いる。これらは、玉貸器20に投入された金額から遊技客
が遊技玉として借り出した分の金額を差し引いた残額を
表示するもので、貨幣価値毎に表示し得るようになって
いる。例えば、千円につき1つのランプを対応させ、そ
のランプを9個配置し、百円につき1つのランプを対応
させ、そのランプを10個配置して残額に対応する数のラ
ンプを点灯させるようになっている。なお、第1図にお
いては、残額表示部は、パチンコ機10だけでなく対応す
る玉貸機20にも設けられている。もちろん、この場合、
いずれか一方だけに設けてもよい。 一方、第2図に示すパチンコ機10には、上記した高額残
額表示部18及び小額残額表示部19が設けられておらず、
従来と同様に特賞状態となったときに点滅してその旨を
報知する特賞ランプ10aが設けられているだけである。
この第2図に示すパチンコ機10においては、残額表示部
を対応する玉貸機20にだけ設けてある。 次に、玉貸機20の構成について説明すると、玉貸機20
は、その表面に第1表示部21、第2表示部24、現金投入
口27、カード投入口28、プリンター出口29、制御ボタン
30、スピーカー31、及び残金返却口32が臨むように設け
られている。 これらについて、以下詳細に説明すると、第1表示部21
には、トラブル表示部22と小額残額表示部23とが含まれ
ている。トラブル表示部22は、電源ランプや貸出可能ラ
ンプや動作不能ランプが含まれ、それらが正常に働いて
いるときには、消灯し、異常が生じたときに点灯してそ
の旨を報知するようになっている。また、小額残額表示
部23は、前記小額残額表示部19と同様に小額な貨幣(百
円)を貨幣価値毎に表示し得るようになっている。 第2表示部24には、金額数字表示部25と高額残額表示部
26とが含まれている。金額数字表示部25は、前記小額残
額表示部23及び高額残額表示部26に表示される全残額を
具体的な数字で表示するもので、遊技客に残額を容易に
視認できるようにしている。また、高額残額表示部26
は、前記高額残額表示部18と同様に高額な紙幣(千円)
を貨幣価値毎に表示し得るようになっている。 現金投入口27は、遊技客が遊技玉を借り受けるために現
金を投入するためのものであり、貨幣紙幣を問わず投入
することができる。現金投入口27の後方には、図示しな
いが、投入された貨幣の真贋及び種別等を確認する識別
機が設けられている。なお、硬貨と紙幣を別々に投入す
るようにそれぞれの投入口を設けてもよい。 カード投入口28は、現金の代りに予め現金で購入したカ
ードを差込むためのものである。そして、カード投入口
28の後方には、図示しないが、投入されたカードの真贋
及びカードに記憶された金額データ等を確認する識別機
が設けられている。 プリンター出口29は、遊技客が遊技を終了したときに、
その時点で獲得した景品玉数が記載されたレシートを発
行するもので、その後方には、図示しないが、プリンタ
ー機が設けられている。なお、このプリンター機は、現
金で遊技したときだけに発行されるようにし、カードで
遊技したときには、獲得景品玉数をカードに記載してカ
ード投入口28からカードを返却するようにすることもで
きる。 制御ボタン30は、払出操作手段としての金額ボタン30a
と精算操作手段としての精算ボタン30bと遊技中断ボタ
ン30cと中断解除ボタン30dとを含んでいる。金額ボタン
30aは、遊技客が遊技玉を借り出すときに操作するもの
で、金額ボタン30aを1回操作する毎に単位貸出金額
(例えば、百円)に対応する数の遊技玉が払出される。
ただし、その操作回数は、当然のことならが、投入金額
の範囲内である。精算ボタン30bは、遊技を終了すると
きに遊技客が操作するもので、これを操作することによ
り、残金があるときには、残金が残金返却口32から返送
されると共に、獲得した景品玉がある場合には、その数
が記載されたレシートがプリンター出口29から出され
る。遊技中断ボタン30cは、遊技の途中で遊技客が席を
立つ必要が生じたときに操作するもので、これを操作す
ることにより、操作した時点での玉貸機20及びパチンコ
機10の動作が不能動化される。また、この遊技中断状態
を解除するために中断解除ボタン30dが設けられる。こ
の中断解除ボタン30dを操作することにより、玉貸機20
及びパチンコ機10が能動化されて再度遊技を行うことが
できるが、他人に解除されないようにするため、中断解
除ボタン30dは、好ましくは解除キー付の操作ボタンで
構成するとよい。 スピーカー31は、前記制御ボタン30を操作したときや、
トラブルが生じたときに、音声又は効果音を発生させる
ものである。また、定期的に残金の額を音声によって報
知するようにすることもできる。 残金返却口32は、前記精算ボタン30bが操作されたとき
に、残金があった場合には、その残金が返却されるとこ
ろである。図示の場合には、紙幣も硬貨も同時に返却さ
れるものが示されているが、別々の返却口を設けて別々
に返却しても良い。なお、硬貨を返却する場合には、返
却ホッパーによって計数されて返却されるものが一般的
である。 上記のように構成されるパチンコ機10及び玉貸機20は、
第3図に示すように、マイクロコンピュータ・システム
を内蔵する制御基板40に接続されて、制御される。これ
について説明すると、現金投入口27から現金が投入され
ると、識別機によって識別された金額データが制御基板
40に送られて記憶される。制御基板40に記憶された金額
データは、金額数字表示部25や小額残額表示部19、23及
び高額残額表示部18、26に表示される。また、投入時の
効果音がスピーカー31から発せされる。また、現金に代
えてカードがカード投入口28に投入されたときには、カ
ードに記載される金額データが識別機によって読みとら
れ、その読取られた金額データが制御基板40に送られ
る。ただし、カードに記載された金額データは、遊技玉
数に変換されたデータの方が都合がよい。何故ならば、
遊技終了時に獲得した景品玉数を同様に記載できるから
である。 現金又はカードが投入された後には、制御ボタン30のう
ち金額ボタン30aを操作することにより、その操作信号
が制御基板40に送られて計数装置5(玉補給ドライブ)
が駆動され、単位貸出金額に相当する遊技玉が供給管6
から上皿13に補給される。したがって、遊技客は、必要
な回数だけ金額ボタン30aを操作して所望の遊技玉の貸
出を受けることができる。また、金額ボタン30aの操作
毎に投入された金額から単位貸出金額が減算され、その
減算信号が金額数字表示部25や小額残額表示部19、23に
送られて、数字を減算したり、ランプを消灯する。遊技
の途中で補充する遊技玉が必要となった場合にも、金額
ボタン30aを操作するだけの簡単な操作で所望の遊技玉
を借り受けることができる。したがって、従来のように
硬貨や紙幣を投入するという煩わしい作業を行う必要が
なく遊技に集中することができる。特に、図示の実施例
では、金額ボタン30aを操作するだけで遊技玉が供給管
6を介して自動的に上皿13に補給されるので、その煩わ
しさが解消される。更に、投入した金額のうち残金が金
額数字表示部25や小額残額表示部19、23及び高額残額表
示部18、26等で表示されるので、遊技玉を借り出すこと
ができるかどうかが容易に理解できる。 また、遊技の途中で席を立つ必要が生じたときには、遊
技中断ボタン30cを操作することにより、その操作信号
が制御基板40に送られて、玉貸機20及びパチンコ機10を
不能動化する。パチンコ機10の不能動化は、例えば、打
球を発射するための打球モータのモータドライブ42を駆
動不能にする。遊技を再開するためには、中断解除ボタ
ン30dを操作することにより、上記した玉貸機20及びパ
チンコ機10の不能動化が解除されて遊技を継続すること
ができる。 一方、遊技を終了したいときには、制御ボタン30の精算
ボタン30bを押圧することにより行うことができる。し
かして、精算ボタン30bを操作すると、現金投入に基づ
く残金がある場合には、残金返却口32から残金が返却さ
れる。この場合、残金のうち硬貨がある場合には、硬貨
ホッパーが駆動されて払出される。なお、図示の実施例
では、紙幣も残金返却口32から残金返却機で返却される
ようになっているが、これを現金投入口27から返却する
ようにしてもよい。 また、精算ボタン30bを押圧すると、遊技において獲得
した景品玉も精算される。この場合、図示のパチンコ機
10では、預り景品玉表示部15と上皿13に貯留された景品
玉が遊技客の獲得した景品玉の合計であるため、精算ボ
タン30bが操作されると、まず、上皿13に貯留されてい
る景品玉がパチンコ機10内に取込まれて計数され、その
計数信号41(第3図に示す)が制御基板40に送られて預
り景品玉表示部15に表示されている計数値と合計され
て、プリンターで印字され、そのレシートがプリンター
出口29から排出される。なお、上記した各制御ボタン30
を操作する毎に制御基板40に内蔵される音声データーか
らの効果音がスピーカー31から導出される。 なお、パチンコ機10の構成については、従来と同様に上
皿13だけでなく、下皿を有して獲得した景品玉を貯留で
きるようにしたものでもよい。
【発明の効果】
以上、説明したところから明らかなように、本発明に係
る玉貸機は、硬貨及び紙幣を投入する現金投入口と、予
め金額情報が記録されたプリペイドカードを投入するカ
ード投入口と、前記現金投入口に投入された現金に基づ
く金額情報又は前記カード投入口に投入されたプリペイ
ドカードに記録された金額情報を記憶する金額記憶手段
と、該金額記憶手段に記憶された金額情報の範囲内で遊
技玉を払出す玉払出手段と、遊技客の操作毎に単位貸出
金額に対応する所定数の遊技玉を払出すべく、前記玉払
出手段の作動を制御する払出操作手段と、前記玉払出手
段によって払出された遊技玉を前記パチンコ機の上皿に
直接供給する供給手段と、前記金額記憶手段に記憶され
ている金額を表示する表示手段と、前記現金投入口に硬
貨あるいは紙幣が投入され、且つ前記玉払出手段からの
遊技玉の未払出し分として前記金額記憶手段に残金額が
記憶されているときに、その残金額に対応する硬貨及び
紙幣を遊技客に返却する残金精算手段と、遊技客の操作
に基づいて、前記残金精算手段の作動を制御する精算操
作手段と、から構成されているので、遊技客は、払出操
作手段を自分の望む回数だけの操作をすることにより所
望の遊技玉を借り受けることができると共に、投入され
た金額が遊技者の操作回数によって払出された金額より
も多い場合には、その残金額は、記憶され、残金額が記
憶された状態で遊技玉を補充する必要が生じたときに
は、遊技客は、再度操作することにより、単位貸出金額
に相当する数の遊技玉を直ちに借り受けることができ
る。したがって、遊技者は、遊技中での貨幣の投入ある
いはプリペイドカードの投入という煩わしい操作をする
必要がなく、遊技に集中することができる。 また、金額情報を記憶する金額記憶手段は、硬貨のみな
らず紙幣の金額情報においても記憶を可能にしているた
め、紙幣を硬貨に両替する作業も不要となり、硬貨より
も紙幣を多く持っている多くの遊技客の実情にマッチし
た玉貸機とすることができると共に、プリペイドカード
も使用することができるので、現金、プリペイドカード
のいずれでも隣接するパチンコ機で遊技を行うことがで
きる。 また、残金額に対応する貨幣を遊技客に返却する残金精
算手段は、遊技客の貨幣携帯性を考慮した上で、硬貨及
び紙幣での返却を可能にしているため、当該玉貸機をよ
り一層ユーザーニーズに応じたものとすることができ
る。 また、玉貸機に、供給手段を設けることにより、遊技客
が操作するだけで遊技玉がパチンコ機の上皿に自動的に
払い出されるので、遊技玉を玉貸機からパチンコ機の上
皿に移動させる作業も必要ない。 また、金額記憶手段に記憶された金額を表示手段で表示
することにより、遊技客に残金を報知して、遊技客が安
心して遊技を行えるようにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、実施例に係る玉貸機とパチンコ機
の正面図、第3図は、玉貸機の動作を制御する制御回路
のブロック図、第4図及び第5図は、玉貸機及びパチン
コ機が適用されるパチンコ島の斜視図である。 10……パチンコ機 18……高額残額表示部(表示手段) 19……小額残額表示部(表示手段) 20……玉貸機 23……小額残額表示部(表示手段) 25……金額数字表示部(表示手段) 26……高額残額表示部(表示手段) 27……現金投入口 28……カード投入口 30a……金額ボタン(払出操作手段) 30b……精算ボタン(精算操作手段) 32……残金返却口 40……制御基板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パチンコ機に隣接し、且つ該パチンコ機で
    使用される遊技玉を貸し出す玉貸機において、 該玉貸機は、少なくとも、 硬貨及び紙幣を投入する現金投入口と、 予め金額情報が記録さたプリペイドカードを投入するカ
    ード投入口と、 前記現金投入口に投入された現金に基づく金額情報又は
    前記カード投入口に投入されたプリペイドカードに記録
    された金額情報を記憶する金額記憶手段と、 該金額記憶手段に記憶された金額情報の範囲内で遊技玉
    を払出す玉払出手段と、 遊技客の操作毎に単位貸出金額に対応する所定数の遊技
    玉を払出すべく、前記玉払出手段の作動を制御する払出
    操作手段と、 前記玉払出手段によって払出された遊技玉を前記パチン
    コ機の上皿に直接供給する供給手段と、 前記金額記憶手段に記憶されている金額を表示する表示
    手段と、 前記現金投入口に硬貨あるいは紙幣が投入され、且つ前
    記玉払出手段からの遊技玉の未払出し分として前記金額
    記憶手段に残金額が記憶されているときに、その残金額
    に対応する硬貨及び紙幣を遊技客に返却する残金精算手
    段と、 遊技客の操作に基づいて、前記残金精算手段の作動を制
    御する精算操作手段と、 から構成されていることを特徴とするパチンコ玉の玉貸
    機。
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