JPH09294861A - 遊技用装置 - Google Patents

遊技用装置

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JPH09294861A
JPH09294861A JP11075796A JP11075796A JPH09294861A JP H09294861 A JPH09294861 A JP H09294861A JP 11075796 A JP11075796 A JP 11075796A JP 11075796 A JP11075796 A JP 11075796A JP H09294861 A JPH09294861 A JP H09294861A
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偽造された共通カードが不正使用されること
を極力防止する。 【解決手段】 遊技機に対応して設けられた共通カード
ユニットにおいて、玉貸操作が行なわれてから、当該玉
貸操作に基づいて供給されたパチンコ玉が所定数使用さ
れるまで、次の玉貸処理が実行できないように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機と遊技用記
録媒体処理装置とを含む遊技用装置に関し、詳しくは、
有価価値を特定可能な情報が記録された遊技者所有の遊
技用記録媒体を使用して遊技可能な遊技機と、前記遊技
用記録媒体を処理するための遊技用記録媒体処理装置と
を含む遊技用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技用装置として従来から一般
的に知られているものに、たとえば、遊技機に対応して
設けられ、有価価値を特定可能な情報が記録された遊技
者所有の遊技用記録媒体を挿入して使用するための遊技
用装置があった。そして、たとえば遊技者が所定の前記
有価価値の引落操作を行なうと前記有価価値から所定の
大きさの引落有価価値が減算更新され、前記引落有価価
値の大きさに相当する遊技媒体を用いた前記遊技機にお
ける遊技が可能となるように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年においては
不当な利益を得ることを目的にして偽造された遊技用記
録媒体を不正使用する者が増加しており、問題となって
いる。
【0004】そこで従来においては、このような不正使
用者を摘発すべく、遊技用記録媒体の照合を強化するな
どの試みがなされている。
【0005】しかしながら、それにもまして偽造が巧み
に行なわれるため、遊技用記録媒体の照合で検出できな
い大量の偽造された遊技用記録媒体が前記遊技用装置で
何らの制限なく使用されてしまい、健全なる遊技場経営
が阻害されるという不都合が生じていた。
【0006】本発明はかかる実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、偽造された遊技用記録媒体が不
正に使用されることを極力防止することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、有価価値を特定可能な情報が記録された遊技者所有
の遊技用記録媒体を使用して遊技可能な遊技機と、前記
遊技用記録媒体を処理するための遊技用記録媒体処理装
置とを含む遊技用装置であって、前記遊技用記録媒体に
より特定される前記有価価値から所定の大きさの引落有
価価値を減算更新し、前記引落有価価値の大きさに相当
する遊技媒体を用いた前記遊技機における遊技を可能に
するための減算更新処理手段と、遊技者の前記有価価値
の引落要求があったことを検出する引落要求検出手段
と、前記有価価値の減算更新が行なわれてから所定条件
が成立するまで前記引落要求検出手段の検出に基づいた
前記減算更新処理手段による前記減算更新の処理を不能
動化する減算更新処理不能動化手段とを含むことを特徴
とする。
【0008】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記有価価値の減算更新が行
なわれてから所定の大きさの遊技媒体が前記遊技機にお
ける遊技に使用されたことを条件に前記減算更新の処理
の不能動状態を解除する不能動状態解除手段を含むこと
を特徴とする。
【0009】請求項3に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記有価価値の減算更新が行
なわれてから所定時間が経過したことを条件に前記減算
更新の処理の不能動状態を解除する不能動状態解除手段
を含むことを特徴とする。
【0010】請求項4に記載の本発明は、請求項1ない
し3に記載の発明の構成に加えて、前記減算更新の処理
の不能動状態期間に前記引落要求検出手段で前記有価価
値の引落要求があったことが検出された場合にその旨を
報知するための報知手段を含むことを特徴とする。
【0011】請求項5に記載の本発明は、請求項1ない
し4に記載の発明の構成に加えて、前記遊技用記録媒体
処理装置は前記遊技用記録媒体を挿入して使用するため
の挿入部を含み、前記減算更新の処理の不能動状態期間
に前記引落要求検出手段で前記有価価値の引落要求があ
ったことが検出された場合に前記挿入部に挿入されてい
る前記遊技用記録媒体の排出を禁止する遊技用記録媒体
排出禁止手段を含むことを特徴とする。
【0012】請求項6に記載の本発明は、請求項5に記
載の発明の構成に加えて、前記遊技用記録媒体処理装置
は前記遊技用記録媒体を挿入して使用するための挿入部
を含み、前記遊技機は前記引落有価価値に対応する引落
持点の大きさに相当する遊技媒体を使用した遊技を許容
し遊技状況に応じて遊技者に所定の持点を付与するもの
であり、前記遊技用記録媒体排出禁止手段は、前記有価
価値の減算更新が行なわれてから所定の大きさの引落持
点が前記遊技機による遊技に使用されていない場合に前
記挿入部に挿入されている前記遊技用記録媒体の排出を
禁止することを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、減算更新処
理手段の働きにより、前記遊技用記録媒体により特定さ
れる前記有価価値から所定の大きさの引落有価価値が減
算更新され、前記引落有価価値の大きさに相当する遊技
媒体を用いた前記遊技機における遊技が可能となる。ま
た、引落要求検出手段の働きにより、遊技者の前記有価
価値の引落要求があったことが検出される。さらに、減
算更新処理不能動化手段の働きにより、前記有価価値の
減算更新が行なわれてから所定条件が成立するまで前記
引落要求検出手段の検出に基づいた前記減算更新処理手
段による前記減算更新の処理が不能動化される。
【0014】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、前記不能動状態解除手
段の働きにより、前記有価価値の減算更新が行なわれて
から所定の大きさの遊技媒体が前記遊技機における遊技
に使用されたことを条件に前記減算更新の処理の不能動
状態が解除される。
【0015】請求項3の記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、前記不能動状態解除手
段の働きにより、前記有価価値の減算更新が行なわれて
から所定時間が経過したことを条件に前記減算更新の処
理の不能動状態が解除される。
【0016】請求項4に記載の本発明によれば、請求項
1ないし3に記載の発明の作用に加えて、報知手段の働
きにより、前記減算更新の処理の不能動状態期間に前記
引落要求検出手段で前記有価価値の引落要求が検出され
た場合にその旨が報知される。
【0017】請求項5に記載の本発明によれば、請求項
1ないし4に記載の発明の作用に加えて、遊技用記録媒
体排出禁止手段の働きにより、前記減算更新の処理の不
能動状態期間に前記引落要求検出手段で前記有価価値の
引落要求があったことが検出された場合に挿入部に挿入
されている前記遊技用記録媒体の排出が禁止される。
【0018】請求項6に記載の本発明によれば、請求項
5に記載の発明の作用に加えて、前記遊技用記録媒体排
出禁止手段の働きにより、前記有価価値の減算更新が行
なわれてから所定の大きさの引落持点が前記遊技機によ
る遊技に使用されていない場合に前記挿入部に挿入され
ている前記遊技用記録媒体の排出が禁止される。
【0019】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を説明す
る。
【0020】図1〜図10は、本発明に係る第1実施形
態を説明するための図である。第1実施形態に係る遊技
機49は、遊技媒体の一例となるパチンコ玉が遊技機内
に封入され循環して使用される玉封入式パチンコ機であ
る。そして、本発明のポイントの一部となる後述する異
常変換検出処理、排出許容判定処理、確認操作処理の各
処理は遊技機49で制御されている。
【0021】一方、図11〜図18は、本発明に係る第
2実施形態を説明するための図である。
【0022】第2実施形態に係る遊技機1は、遊技媒体
の一例となるパチンコ玉を上皿5(図12参照)に投入
して遊技が可能となる非封入式パチンコ機である。そし
て、本発明のポイントの一部となる、後述する異常玉貸
検出処理、カード排出処理、確認操作処理の各処理は遊
技機1に対応して設けられたカード玉貸機2(図11参
照)により制御されている。
【0023】以下に図面に沿って第1、第2実施形態を
詳細に説明する。図1は、玉封入式の遊技機49および
これと対応して設けられたカードユニット50の正面図
である。また、図2は遊技機49の前面板3に対して突
出する態様で設けられた操作部45の上面図である。カ
ードユニット50は遊技機49に対応してその側面に遊
技機毎に設けられている。たとえば図においては、遊技
機49の図面に向かって左側面にカードユニット50が
設けられ、当該カードユニット50が右側の遊技機49
と対応していることが連結方向指示器20の点灯により
表示される。
【0024】利用可ランプ18が点灯しており、カード
ユニット50が利用可能状態にあることを確認して遊技
者が自己の持点カードをカード挿入・排出口22に挿入
すればカード挿入表示ランプ21が点灯表示する。
【0025】ここで持点カードについて説明する。持点
カードには、持点カードが発行された遊技場を特定する
ための店番号、遊技者がこれまでに遊技機49における
遊技の結果として得た持点(得点)数、持点カードの入
手の際に遊技場に支払った金額に応じてその上限が定め
られるカード残高等が記録されている。
【0026】この持点カードがカード挿入・排出口22
に挿入されれば、その記録情報がカードリーダライタ2
3により読取られて操作部45の上面に設けられた残高
表示部43(図2参照)に持点カードのカード残高が表
示される。そして、遊技者が変換スイッチ63(図2参
照)を押圧操作すれば、カード残高が所定値以上である
ことを条件に予め定められたカード残高数(たとえば5
00円分)が引落されて所定数の引落持点(たとえば1
25点)が遊技者に与えられる。その引落持点数は、持
点表示部62(図2参照)に加算更新表示される。ま
た、残高表示部43では、引落された残高数分だけカー
ド残高が減算更新表示される。さらに、引落処理の発生
した旨を表わす引落情報が通信部17からホールコンピ
ュータへ送信される。
【0027】持点表示部62に持点の存在する状態で遊
技者が打球操作ハンドル7を操作すれば、遊技機49内
に封入されているパチンコ玉がハンマー38により1発
ずつ遊技領域8内に打込まれる。打込まれたパチンコ玉
は発射玉検出器52により1つずつ検出され、検出のあ
る毎に持点表示部62の持点数が1つずつ減算更新され
る。
【0028】発射勢いが弱すぎて遊技領域8にまで到達
しなかったパチンコ玉はファール玉入口55より回収さ
れ、遊技盤の裏面に設けられたファール玉検出器54
(図3参照)で検出される。ファール玉が検出される毎
に持点表示部62の持点数が1つずつ加算更新される。
これにより、遊技者は打玉が遊技領域8にまで達する機
会を得ることなく減算更新された持点を有効に再度使用
することができる。
【0029】遊技領域8に打込まれた打玉が始動口9に
入賞すれば可変表示装置10で図柄の可変表示が開始さ
れる。そして、可変表示装置10の可変停止結果が予め
定められた特定の表示態様(たとえば777)となれば
いわゆる大当りが発生する。大当りが発生すれば、ソレ
ノイド13が励磁されて可変入賞球装置11に設けられ
た開閉板12が開成状態となり遊技者にとって有利な第
1の状態となる。この第1の状態はパチンコ玉の可変入
賞球装置11への所定個数(たとえば10個)の入賞、
あるいは所定期間(たとえば30秒間)の経過のうち、
いずれか早い方の条件が成立することにより終了して遊
技者に不利な第2の状態、すなわち、開閉板12が閉成
した状態となる。
【0030】可変入賞球装置11が第1の状態となって
いる期間中に可変入賞球装置11内に進入したパチンコ
玉は入賞個数検出器15あるいは特定入賞玉検出器14
により検出される。パチンコ玉が特定入賞玉検出器14
により検出されれば、その回の可変入賞球装置11の第
1の状態が終了するのを待って再度可変入賞球装置11
を第1の状態に制御する繰返し継続制御が行なわれる。
この繰返し継続制御の上限回数はたとえば16回と定め
られている。
【0031】その他、遊技領域8には、通常入賞口16
が設けられている。打玉が始動口9や通常入賞口16、
あるいは可変入賞球装置11に入賞すれば、その入賞に
応じて所定数の持点が遊技者に付与される。遊技者に付
与された持点は、持点表示部62に加算更新表示され
る。また、いずれの入賞口にも入賞しなかったパチンコ
玉はアウト口32より回収される。
【0032】なお、51はアナログ表示部であり、持点
表示部62に表示されている持点数がランプの点灯量に
より表示されている。また、4は透明板保持枠であり、
遊技領域8の前面を覆う透明板を保持している。
【0033】遊技機48における遊技を終了する場合に
は、返却精算スイッチ64(図2参照)を押圧操作すれ
ばよい。これにより、持点表示部62に表示されている
持点が、遊技開始前に持点カードに記録されていた持点
に加算更新されて記録されるとともに、残高表示部43
に表示されている残高がカード残高として持点カードに
更新記録される。そして、これらの更新記録の終了した
持点カードがカード挿入・排出口22より排出される。
【0034】持点カードに記録されている持点は、その
大きさに応じた所定の景品あるいは現金と交換すること
が可能である。したがって、たとえばカード残額に関す
る情報部分が不正に改変された持点カードを不当な利益
を得る目的で使用する不正使用者の多くは、持点カード
から不正に引落した持点を遊技にほとんど使用すること
なく金品と交換するものと考えられる。
【0035】そこでこの第1実施形態に係る遊技機49
は、持点カードのカード残額から持点が引落されてから
所定期間が経過するまでカードユニット50における引
落処理を不能動化する制御を行なうように構成されてい
る。たとえば、この遊技機49においては、1回のカー
ド残高の引落処理で遊技者に与えられる持点に相当する
パチンコ玉の全てを連続して遊技領域8に打込むのに必
要となる時間が前記所定時間として設定されている。よ
り具体的には、前記所定時間は75秒に設定されてい
る。この時間は、1回の引落処理で遊技者に付与される
125点の持点を利用して125発分のパチンコ玉を連
続して弾発発射させるのに必要な時間である。
【0036】したがって、遊技者がカード残高の引落処
理を実行してから75秒が経過するまでの間に変換スイ
ッチ63を押圧操作してもその操作に応じた引落処理は
実行されることなく無効とされる。また、そのようにカ
ード残高の引落処理が不能動化されている期間中に変換
スイッチ63の押圧操作が行なわれればカードユニット
50に設けられた通信部17、または遊技機49に設け
られた通信部68から異常変換報知情報がホールコンピ
ュータなどへ送信されるように構成されている。さら
に、異常変換報知情報が送出されて以降は、遊技者が返
却精算スイッチ64を押圧操作しても持点カードがカー
ドユニット50からは排出されないように制御される。
【0037】以上の構成より、持点カードの不正使用者
は短期間で不正なカード残高を引落す行為を行なうこと
ができなくなる。また、頻繁に変換スイッチ63の押圧
操作があればその旨が検出され、たとえばホールコンピ
ュータなどで把握できるために、持点カードの不正使用
の有無を発見することが容易となる。
【0038】一方、前記所定期間は1回の引落処理で遊
技者が最低限遊技を行なうことが可能な時間に設定され
ているために、不正使用者以外の正規の持点カードを使
用する遊技者には何ら不利益を与えることがない。
【0039】また、異常変換報知情報が出力されている
間は持点カードをカードユニット50から排出させるこ
とができないように構成されているために、状況を察知
した不正使用者がカードユニット50から持点カードを
排出させ、持ち去ってしまうことを阻止できる。
【0040】図3は、図1に示した遊技機49およびカ
ードユニット50の裏面図である。図1に示した通常入
賞口16や始動口9、あるいは可変入賞球装置11内に
進入した入賞玉は遊技盤の裏面に導かれて入賞玉集合樋
30に案内される。一方、アウト口32より回収された
アウト玉はアウト玉誘導樋53で誘導されて入賞玉検出
器31で検出された入賞玉と合流する。そして、アウト
玉および入賞玉は打込玉検出器33で検出された後、打
込玉集合樋34に案内される。また、ファール玉入口5
5より回収されたファール玉はファール玉検出器54で
検出された後、打込玉集合樋34に案内される。
【0041】打込玉集合樋34に案内された打玉は傾斜
に沿って発射玉供給口56へ案内される。遊技者が打球
操作ハンドル7(図1参照)を操作すれば打球モータ3
7が駆動し、ハンマー38が間欠揺動される。ハンマー
38の間欠揺動に伴って発射玉供給口56に案内された
パチンコ玉が1発ずつ遊技領域8(図1参照)へ弾発発
射される。以上のようにして、遊技機49内に封入され
ているパチンコ玉が繰返し循環して遊技機に使用されて
いる。
【0042】遊技場の係員などが所定の玉抜きスイッチ
(図示省略)を操作すればソレノイド58が励磁され、
打込玉集合樋34の一部を形成している回動板57が所
定角度回動し、玉抜き樋59と打込玉集合樋34とを連
通させる。これにより、打込玉検出器33で検出された
後打込玉集合樋34を案内される封入玉は発射玉供給口
56へ誘導されることなく玉抜き樋59ヘ案内される。
玉抜き樋59へ案内された封入玉は遊技機49外部へ排
出される。
【0043】28は遊技用制御基板であり、各種遊技内
容の制御を行なう遊技用マイクロコンピュータ67が設
けられている。また、60は持点用制御基板であり、持
点の制御を行なうための持点制御用マイクロコンピュー
タ66が設けられている。持点用制御基板60には、遊
技場の係員などが操作可能な確認スイッチ36が設けら
れている。この確認スイッチ36を押圧操作すれば、前
述した異常変換報知情報の出力は停止される。これによ
り、異常変換報知情報が出力されているがために排出さ
せることができなかった持点カードを排出可能となる。
なお、68は異常変換報知情報やその他の遊技情報など
をホールコンピュータなどへ出力するための通信部であ
る。
【0044】図4は、図1に示したカードユニット50
および遊技機49のブロック図である。カードユニット
制御部65は、カードユニット50に異常のないことを
条件に利用可ランプ18を点灯させる。カードユニット
50に持点カードを挿入すればその持点カードがカード
搬送機構45で搬送されてその記録情報がカードリーダ
ライタ23で読取られる。また、持点カードが挿入され
た旨が挿入検出スイッチ46で検出され、その検出信号
がカードユニット制御部65に入力される。カードユニ
ット制御部65はこれを受信して、カード挿入表示ラン
プ21を点灯表示させる。
【0045】一方、カードリーダライタ23で読取られ
た記録情報はカードユニット制御部65に入力され、記
憶される。また、カードユニット制御部65は、持点カ
ードから読取られた情報をもとにして残高表示部43に
カード残高を表示させる。
【0046】端数スイッチ19が操作されればカードユ
ニット制御部65はカード残高の端数を残高表示部43
に表示させる制御を行なう。また、カードユニット制御
部65は予め入力された情報に基づいて連結方向表示器
20を点灯表示させる。
【0047】変換スイッチ63の押圧操作があれば、そ
の押圧操作に基づいて出力される変換要求信号がカード
ユニット制御部65を介して持点制御用マイクロコンピ
ュータ66に入力される。持点制御用マイクロコンピュ
ータ66は、この変換要求信号が入力された旨を検出す
る。そして、前回カード残高の引落処理が実行されてか
ら75秒が経過しているか否かを判断する。75秒経過
していると判断した場合には、カードユニット制御部6
5に変換指令情報を出力するとともに持点の加算更新処
理を実行する。そして、その加算更新後の持点を記憶す
る。また、加算更新後の持点数を持点表示部62に表示
させる。
【0048】一方、持点制御用マイクロコンピュータ6
6から変換指令情報を受信したカードユニット制御部6
5は、記憶しているカード残高から所定単位の残高分を
減算更新して記憶する。
【0049】遊技が開始され、発射玉検出器52でパチ
ンコ玉の発射が1発ずつ検出される毎に持点制御用マイ
クロコンピュータ66は記憶している持点の減算更新を
行なうとともにその更新結果を持点表示部62に表示さ
せる。ファール玉検出器54でファール玉が検出されれ
ば持点制御用マイクロコンピュータ66は記憶している
持点を1点ずつ加算更新するとともにその加算更新結果
を持点表示部62に表示させる。入賞玉検出器31で入
賞玉が検出されれば持点制御用マイクロコンピュータ6
6は、遊技用マイクロコンピュータ67から受信した所
定数の持点を、記憶している持点に加算更新するととも
に、その更新結果を持点表示部62に表示させる。打込
玉検出器33で打込み玉が検出されれば、その検出信号
が持点制御用マイクロコンピュータ66に入力される。
持点制御用マイクロコンピュータ66は、これを検出し
て、打込玉総数をカウントする。
【0050】また、持点制御用マイクロコンピュータ6
6は、その得点の大きさに応じてアナログ表示部51を
表示制御する。
【0051】一方、変換要求信号が持点制御用マイクロ
コンピュータ66に入力された際に、前回カード残高の
引落処理を実行してから75秒が経過していないと持点
制御用マイクロコンピュータ66が判断した場合には、
異常変換報知情報が持点制御用マイクロコンピュータ6
6からカードユニット制御部65に出力される。カード
ユニット制御部65は、これを受信して異常変換報知情
報を通信部17へ出力する。通信部17は異常変換報知
情報をたとえばホールコンピュータへ出力する。さら
に、持点制御用マイクロコンピュータ66は異常変換報
知情報を通信部68へ出力する。通信部68は異常変換
報知情報をたとえばホールコンピュータへ出力する。
【0052】返却精算スイッチ64が押圧操作されれば
排出要求信号がカードユニット制御部65を介して持点
制御用マイクロコンピュータ66に入力される。排出要
求信号が持点制御用マイクロコンピュータ66で検出さ
れれば、持点制御用マイクロコンピュータ66は異常変
換報知情報を出力中であるか否かを判断する。異常変換
報知情報を出力中でない場合にはカードユニット制御部
65に排出許容信号、および持点制御用マイクロコンピ
ュータ66内に記憶されている持点を表わす持点情報を
出力する。カードユニット制御部65はこれらを受信し
て持点カードの記録情報の書換を行なう。そして、書換
終了後、持点カードをカードリーダライタ23より外部
へ排出させる。
【0053】一方、異常変換報知情報を出力中に持点制
御用マイクロコンピュータ66が変換要求信号を検出し
た場合には、排出許容信号および持点情報はカードユニ
ット制御部65へは出力されない。したがって、異常変
換報知情報出力中に返却精算スイッチ64が押圧操作さ
れても持点カードの返却処理は実行されることはない。
【0054】異常変換報知情報が出力されている状態で
確認スイッチ36が押圧されればその旨が持点制御用マ
イクロコンピュータ66で検出される。確認スイッチ3
6の押圧操作を検出した持点制御用マイクロコンピュー
タ66は、カードユニット制御部65および通信部68
への異常変換報知情報の出力を停止する。したがって、
確認スイッチ36が押圧操作された後は、返却精算スイ
ッチ64の押圧操作が有効となる。
【0055】図5〜図7は、図4に示した持点制御用マ
イクロコンピュータ66により実行される各種処理の手
順を示すフローチャートである。以下に説明する各フロ
ーチャートに基づく処理内容は、持点制御用マイクロコ
ンピュータ66内に構成されているROM内に記憶され
ている。
【0056】図5は、異常変換検出処理の処理手順を示
すフローチャートである。この処理手順により、不正に
改変されたカード残高が短期間に容易に引落されてしま
うことを防止できる。まず、S1において、変換要求信
号が検出された否かが判断される。変換要求信号が検出
された場合には、S4に進み、タイマのカウント中であ
るか否かが判断される。タイマは所定のカウンタで構成
されており、このカウンタは持点制御用マイクロコンピ
ュータ66に構成されているRAM内に記憶されてい
る。
【0057】S4において、タイマのカウント中でない
場合には、S6に進み、残高金額を持点に変換する処理
が実行される。より具体的には、持点制御用マイクロコ
ンピュータ66からカードユニット制御部65に変換指
令情報が出力されるとともに持点制御用マイクロコンピ
ュータ66内に記憶されている持点の加算更新が行なわ
れる。この加算更新は、カード残高の引落しに伴って行
なわれるものである。
【0058】次にS7に進み、タイマがセットされ、時
間の計時が開始される。そして、処理が終了する。
【0059】一方、S1において変換要求信号が検出さ
れていないと判断された場合には、S2に進み、タイマ
のカウント値が75であるか否かが判断される。具体的
には、タイマカウンタで75秒が計時されているか否か
が判断される。75秒が計時されていると判断された場
合には、S3に進みタイマの値がクリアされた後に処理
が終了する。一方、75秒が計時されていない場合に
は、そのまま処理が終了する。
【0060】一方、S4においてタイマのカウント中で
あると判断された場合には、S5に進み、異常変換報知
が行なわれた後、処理が終了する。具体的には、持点制
御用マイクロコンピュータ66から通信部68およびカ
ードユニット制御部65に対して異常変換報知情報が出
力される。
【0061】図6は、排出許容判定処理の処理手順を示
すフローチャートである。この処理手順により、持点カ
ードの排出要求を許可するか否かが制御される。まず、
S101において排出要求信号が検出されたか否かが判
断される。排出要求信号が検出されていない場合には、
処理が終了する。一方、排出要求信号が検出された場合
には、S102に進み、異常変換報知中であるか否かが
判断される。具体的には、異常変換報知情報が出力中で
あるか否かが判断される。異常変換報知中でない場合に
は、S104に進み、持点制御用マイクロコンピュータ
66からカードユニット制御部65に排出許容信号が出
力された後、処理が終了する。一方、S102において
異常変換報知中であると判断された場合には、持点制御
用マイクロコンピュータ66からカードユニット制御部
65へ排出禁止信号が出力された後、処理が終了する。
【0062】図7は、確認操作処理の処理手順を示すフ
ローチャートである。この処理手順により、確認スイッ
チ36が押圧操作された場合の処理内容が制御される。
まず、S201において確認スイッチが押圧操作された
か否かが判断される。押圧操作されていない場合には、
処理が終了する。一方、押圧操作された場合には、S2
02に進み異常変換の報知が終了される。具体的には、
持点制御用マイクロコンピュータ66からカードユニッ
ト制御部65および通信部68に出力されている異常変
換報知情報の出力が停止される。次にS203に進み、
排出許容信号がカードユニット制御部65に出力された
後、処理が終了する。また、この際に、タイマの値がク
リアされるように制御してもよい。
【0063】図8は、図5に示した異常変換検出処理の
処理手順に関し、その変形例を示す図である。先に説明
した異常変換検出処理の処理手順においては、カード残
高の引落処理が実行されてから所定期間(75秒)が経
過したことを条件に次の引落処理を許容するものであっ
た。しかしながら、この変形例においては、引落処理が
行なわれてから所定数(70発)の打玉が打込まれたこ
とを条件に次の引落処理を許容するように構成されてい
る。したがって、先に説明した異常変換検出処理と比較
して、実際に遊技を行なわない限り次の引落処理を実行
できない分、より一層不正なカード残高の引落しを行な
うメリットが少なくなるように構成されている。引落処
理によって得た持点は遊技に使用する必要が生ずるから
である。
【0064】まず、S301において変換要求信号が検
出されたか否かが判断される。変換要求信号が検出され
た場合には、S304に進み、打込玉数をカウント中で
あるか否かが判断される。打込玉数をカウント中である
場合には、S305に進み異常変換報知が行なわれた
後、処理が終了する。具体的には、持点制御用マイクロ
コンピュータ66からカードユニット制御部65および
通信部68に異常変換報知情報が出力される。
【0065】一方、S304においてカウント中でない
と判断された場合には、S306に進む。S306で
は、残高金額を持点に変換する処理が実行される。具体
的には、持点制御用マイクロコンピュータ66からカー
ドユニット制御部65に変換指令情報が出力されるとと
もに持点制御用マイクロコンピュータ66内に記憶され
ている持点の加算更新処理が実行される。これにより、
前述したカード残高の引落処理が行なわれることにな
る。
【0066】次にS307に進み、打込玉数のカウント
が開始される。具体的には、打込玉数計数カウンタによ
る打込玉数のカウントが開始される。打込玉数計数カウ
ンタは、持点制御用マイクロコンピュータ66に構成さ
れているRAM内に記憶されている。
【0067】S301において変換要求信号が検出され
ていないと判断された場合には、S302に進み、打込
玉数が70発よりも大きいか否かが判断される。具体的
には、打込玉数計数カウンタのカウント値が70よりも
大きいか否かが判断される。打込玉数が70発よりも大
きい場合にはS303に進みカウントが停止され、打込
玉数計数カウンタのカウント値がリセットされた後、処
理が終了する。一方、打込玉数が70発よりも大きくな
い場合には、そのまま処理が終了する。
【0068】図9は、図6に示した排出許容判定処理の
処理手順に関し、その変形例を示す図である。図6にお
いて説明した排出許容判定処理においては、排出要求信
号が検出された際に異常変換報知情報が出力中であるこ
とを条件として排出禁止信号が持点制御用マイクロコン
ピュータ66からカードユニット制御部65に出力さ
れ、これにより持点カードの排出が禁止されるように構
成されていた。一方、図9に示す変形例においては、さ
らに打込玉数が所定数に達しない限りは異常変換報知情
報の出力の有無にかかわらず持点カードを排出させるこ
とができないように構成されている。
【0069】図6に示した排出許容判定処理の処理手順
では、異常変換報知情報が出力されていることを条件に
排出禁止信号が出力され、持点カードの排出が禁止され
るように構成されていた。また、図5で説明したように
異常変換報知情報はタイマカウンタで75秒がカウント
されている途中に変換要求信号が検出されたこと、すな
わち、変換スイッチ63が押圧操作されたことを条件と
して出力されるように構成されていた。このため、図6
の排出許容判定処理では、持点カードがカードユニット
50に挿入されてから最初の引落処理により不正に引落
された持点のすべてが持点カード排出操作により即座に
遊技者によって持ち去られてしまうことを防止できな
い。初回の引落処理の後、再度変換スイッチ63を押圧
操作することなく返却精算スイッチ64を押圧すれば、
異常変換報知情報が出力されていない状態で持点制御用
マイクロコンピュータ66に排出要求信号が入力される
ため、図6のフローチャートにおけるS102において
NOの判断がなされてしまうからである。
【0070】一方、図9に示す排出許容判定処理の処理
手順においては、引落処理が実行されてから所定数の打
込玉が検出されない限り持点制御用マイクロコンピュー
タ66からカードユニット制御部65に排出禁止信号が
出力されるように構成されているのて、初回の引落処理
により引落された持点のすべてが持ち去られてしまうこ
とをも防止できる。
【0071】図9を参照して、まずS401において排
出要求信号が検出されたか否かが判断される。排出要求
信号が検出されていない場合には、処理が終了する。一
方、排出要求信号が検出された場合には、S402に進
み異常変換報知中であるか否かが判断される。具体的に
は、異常変換報知情報が出力されているか否かが判断さ
れる。異常変換報知情報が出力されている場合には、S
403に進み、持点制御用マイクロコンピュータ66か
らカードユニット制御部65に排出禁止信号が出力され
た後、処理が終了する。一方、異常変換報知情報が出力
されていない場合には、S404に進み、打込玉数が
(125−50)よりも大きいか否かが判断される。打
込玉数は、たとえば図8のS307で説明した打込玉数
計数カウンタより計数されている値である。ここで「1
25」とは、1回の引落処理で遊技者に付与される引落
持点数を示す。
【0072】打込み玉数が(125−50)よりも大き
くない場合には、S403に進み、持点制御用マイクロ
コンピュータ66からカードユニット制御部65に排出
禁止信号が出力される。したがって、たとえば、カード
ユニット50に持点カードを挿入してから初回の引落処
理が実行された場合であって、即座に返却精算スイッチ
64が押圧操作されるようなことがあっても、少なくと
も引落持点125点のうち(125−50)点の持点を
遊技に使用しない限りは排出禁止信号が出力されること
になる。
【0073】一方、S404において打込み玉数が(1
25−50)よりも多いと判断された場合には、S40
5に進み、持点制御用マイクロコンピュータ66からカ
ードユニット制御部65に排出許容信号が出力された
後、処理が終了する。
【0074】ここで、打込玉数は排出許容判定用打込玉
数計数カウンタにより計数されており、カードユニット
50に持点カードが挿入されてから当該持点カードが排
出されるまで打込玉数が累積的に計数される。
【0075】なお、これに代えて、持点の引落処理が実
行される毎に排出許容判定用の打込玉数計数カウンタの
カウンタ値がリセットされるように構成してもよい。排
出許容判定用の打込玉数計数カウンタは、持点制御用マ
イクロコンピュータ66のRAM内に記憶されている。
【0076】図10は、図9に示した排出許容判定処理
の処理手順に関し、当該処理をカードユニット制御部6
5で実行する場合の処理手順を示す。
【0077】まず、S501において排出要求信号が検
出されたか否かが判断される。この場合には、図9のS
401の場合と異なり、排出要求信号の有無をカードユ
ニット制御部65が検出することになる。排出要求信号
が検出されない場合には、処理が終了する。一方、排出
要求信号が検出された場合には、S502に進み、異常
変換報知中であるか否かが判断される。具体的には、異
常変換報知情報が出力されているか否かが判断される。
なお、この場合の異常変換報知情報はカードユニット制
御部65から直接出力されることになる。
【0078】すなわち、カードユニット制御部65から
持点制御用マイクロコンピュータ66および通信部17
に異常変換報知情報が出力されることになる。
【0079】異常変換報知中である場合には、処理が終
了する。一方、異常変換報知中でない場合には、S50
3に進み、打込玉数が(125−50)より大きいか否
かが判断される。打込玉数を計数するためのカウンタ
は、カードユニット制御部65に構成されているRAM
内に記録されている。打込玉数が(125−50)より
も大きくない場合には、処理が終了する。一方、打込玉
数が(125−50)よりも大きい場合には、S504
に進み持点カードの書込処理が実行される。具体的に
は、持点およびカード残高の更新情報が持点カードに書
込まれる。次にS505に進み持点カードの排出処理が
実行された後、すべての処理が終了する。
【0080】図11は、第2実施形態に関わる遊技機1
およびカード玉貸機の全体正面図である。なお、先に説
明した図1と比較して同符号に関わる構成部分について
は、図1の各構成部分の説明と重複するため、その説明
を省略しつつ、相違点について詳細に説明を行なう。
【0081】遊技機1の前面枠3には、上皿5が設けら
れている。図12に、図11に示す上皿5の上面図を示
す。上皿5には、パチンコ玉を滞留させるための玉滞留
部47が設けられている。また、上皿5の本体カバー部
48には、後述する各種操作スイッチや表示部が設けら
れている。遊技機1で遊技を行ないたい遊技者は、遊技
に先立って玉貯留部47にパチンコ玉を確保する必要が
ある。
【0082】カード玉貸機2は、遊技機1の玉貯留部4
7にパチンコ玉を貸出すための専用の玉貸機である。カ
ード玉貸機2を用いて玉貸を行ないたい場合には、遊技
者が所有する共通カードをカード挿入・排出口22に挿
入する必要がある。ここで共通カードとは、共通カード
システムに加盟している遊技場なら全国どこでも使用で
きる第三者発行型のプリペイドカードのことである。こ
の共通カードには、先に説明した持点カードと同様にカ
ード残高が記録されている。
【0083】共通カードをカード挿入・排出口22に挿
入すれば、カードリーダライタ23によりその記録情報
が読取られる。そして、共通カードのカード残高が上皿
5に設けられている残高表示部43に表示される。玉貸
可表示ランプ44が点灯しており玉貸が可能であること
を条件として玉貸スイッチ41を押圧操作すれば、予め
定められたカード残高数(たとえば500円分相当)が
引落されて、所定数(たとえば125個)のパチンコ玉
が玉貯留部47に供給される。遊技者は、供給されたパ
チンコ玉を用いて遊技を開始することが可能となる。
【0084】パチンコ玉が玉貯留部47に存在すること
を条件として、打球操作ハンドル7を操作すれば玉貯留
部47内のパチンコ玉が1発ずつ弾発発射されて遊技領
域8内に打込まれる。遊技領域8に打込まれたパチンコ
玉は、図1で説明した遊技機49と同様に始動口9,通
常入賞口16,あるいは大当り中においては可変入賞球
装置11にそれぞれ入賞し得る。打玉がいずれかの入賞
口に入賞すれば、所定数のパチンコ玉が玉貯留部47に
払出される。
【0085】玉貯留部47内のパチンコ玉は、その貯留
量に応じて所定の金品と交換することができる。
【0086】カード玉貸機2で玉貸を行なった後、共通
カードを共通カード挿入・排出口22より排出させたい
場合には、返却スイッチ42を押圧すればよい。これに
より、カード玉貸機2内に取込まれている共通カードが
共通カード挿入・排出口22より排出される。
【0087】なお、6は下皿であり、玉貯留部47に貯
留しきれなくなった余剰玉を貯留させるために設けられ
ている。
【0088】このカード玉貸機2においては、カード残
額に関する情報部分が改変された共通カードを用いて不
正に玉貸が行なわれることを極力防止すべく、玉貸処理
が実行されてから所定期間経過しないと次の玉貸操作を
行なうことができないように構成されている。具体的に
は、1回の玉貸処理で貸出される125個のパチンコ玉
を連続して遊技領域に打込むのに必要となる時間であ
る、75秒が前記所定時間として設定されている。
【0089】したがって、玉貸処理が実行されてから7
5秒が経過するまでに玉貸スイッチ41が押圧操作され
ても、その操作に応じた玉貸処理が実行されることはな
い。また、75秒が経過する以前において玉貸スイッチ
41が押圧操作された場合には、カード玉貸機2の通信
部17から異常玉貸報知情報がたとえばホールコンピュ
ータへ出力される。さらに、異常玉貸報知情報が出力さ
れている限り、返却スイッチ42を押圧しても共通カー
ドはカード玉貸機2から排出されないように構成されて
いる。したがって、第1実施形態と同様に、この第2実
施形態においても改変されたカード残高を短期間で連続
して引落すという不正行為の発生を防止することができ
る。また、異常玉貸報知情報がカード玉貸機2からホー
ルコンピュータなどへ出力されるため、不正行為の発生
の有無を監視できるという、第1実施形態と同様の効果
が奏される。
【0090】図13は、図11に示した遊技機1および
カード玉貸機2の全体背面図である。遊技機1の玉タン
ク25には、たとえば遊技機設置島毎に設置されている
玉循環装置(図示省略)から必要に応じてパチンコ玉が
供給されている。玉タンク25内のパチンコ玉は図示す
る矢印に沿って払出装置26へ誘導される。そして、カ
ード玉貸機2で玉貸処理が実行された場合、あるいは通
常入賞口16,始動口9,可変入賞球装置11に打玉が
入賞した場合、払出装置26は所定数のパチンコ玉を玉
貯留部47(図12参照)へ供給するための処理を実行
する。払出装置26から玉貯留部47へ供給されるパチ
ンコ玉数は払出玉検出器27により1つずつ検出され
る。払出装置26は、所定数のパチンコ玉が払出玉検出
器27で検出されたことを条件にパチンコ玉の供給を停
止させる。
【0091】遊技者が打球操作ハンドル7(図11参
照)を操作すれば打球モータ37が駆動する。打球モー
タ37が駆動することによりハンマー38が間欠揺動
し、玉貯留部47内のパチンコ玉がハンマー38により
1発ずつ遊技領域8(図11参照)へ打込まれる。遊技
領域8へ打込まれた打玉のうち、通常入賞口16,始動
入賞口9,可変入賞球装置11に入賞した入賞玉は遊技
盤裏面に導かれた後、入賞玉集合樋30で回収される。
そして、入賞玉検出器31で1つずつ検出された後、打
込玉集合樋34へ案内される。一方、いずれの入賞口に
も入賞しなかったパチンコ玉はアウト口32より回収さ
れて打込玉集合樋34へ案内される。そして、打込玉集
合樋34で合流したアウト玉と入賞玉は打込玉検出器3
3で検出された後、打込玉出口35から遊技機外部へ排
出され、遊技機設置島毎に設けられた循環装置へ案内さ
れる。
【0092】28は、遊技機1の遊技制御を行なう遊技
用マイクロコンピュータが設けられた遊技用制御基板で
ある。また、29は払出装置26を制御する玉貸制御マ
イクロコンピュータ40(図14参照)が設けられた賞
球玉貸制御基板である。賞球玉貸制御基板29は、打玉
の入賞に応じて払出装置26に所定数のパチンコ玉の払
出を行なうための制御信号を送出する。また、賞球玉貸
制御基板29は、カード玉貸機2からの玉貸要求に応じ
て払出装置26に所定数のパチンコ玉の払出を要求す
る。
【0093】また36は確認スイッチであり、異常玉貸
報知情報がカード玉貸機2より出力されている場合にこ
れを押圧すれば異常玉貸報知情報の出力が停止される。
【0094】図14は、図11に示した遊技機1および
カード玉貸機2のブロック図である。カード玉貸機制御
部39は、カード玉貸機2に異常のないことを条件に利
用可ランプ18を点灯表示させる。さらにカード玉貸機
制御部39は、玉貸制御マイクロコンピュータ40から
貸玉欠乏信号が送信されていないことを条件に玉貸可表
示ランプ44を点灯表示させる。また、予め入力設定さ
れた設定情報に基づいて連結方向表示器20を点灯表示
させる。
【0095】カード挿入・排出口22(図1参照)に共
通カードが挿入されれば、カード搬送機構45により共
通カードが取込まれる。そして、共通カードの記録情報
がカードリーダライタ23により読取られ、その記録情
報がカード玉貸機制御部39で記憶される。したがっ
て、カード玉貸機制御部39には、共通カードのカード
残高が記憶されることになる。また、共通カードが挿入
された旨が挿入検出スイッチ46で検出される。カード
玉貸機制御部39は、挿入検出スイッチ46の検出信号
を受信してカード挿入表示ランプ21を点灯表示させ
る。
【0096】また、カード玉貸機制御部39は、共通カ
ードのカード残高を残高表示部43に表示させる。遊技
者が残高表示部43に所定のカード残高のあることを確
認して玉貸スイッチ41を押圧操作すれば、玉貸要求信
号がカード玉貸機制御部39に入力される。カード玉貸
機制御部39は、前回玉貸処理を実行してから75秒が
経過しているか否かを判断する。75秒経過していない
場合には、通信部17に異常玉貸報知情報を出力する。
通信部17はこれを受信して、たとえばホールコンピュ
ータに異常玉貸報知情報を出力する。一方、前回玉貸処
理を実行してから75秒が経過していると判断した場合
には、玉貸制御用マイクロコンピュータ40に払出要求
信号を送信する。玉貸制御用マイクロコンピュータ40
はこれを受信して払出装置26に払出要求信号を送信す
る。
【0097】払出装置26は、払出要求信号に応じて所
定数のパチンコ玉を払出す処理を実行する。そして、払
出玉検出器27から所定数の払出玉検出信号を玉貸制御
用マイクロコンピュータ40が受信すると、払出終了信
号を払出装置26に送信するとともに、カード玉貸機制
御部39に払出終了信号を送信する。カード玉貸機制御
部39は払出終了信号が所定時間内に受信されたことを
条件にカード残高の減算更新処理を実行する。すなわ
ち、カード玉貸機制御部39に記憶されているカード残
高から所定数のカード残高を減算更新し、残高表示部4
3の表示を減算更新後の表示に切換える。一方、所定時
間内に払出終了信号が受信されなかった場合には、カー
ド玉貸機制御部39は通信部17にエラー報知情報を出
力する。通信部17はこれを受信してホールコンピュー
タなどにエラー報知情報を出力する。
【0098】遊技機1で打込まれるパチンコ玉は打込玉
検出器33により検出される。そして、その検出信号が
カード玉貸機制御部39に入力される。カード玉貸機制
御部39は打込玉数を累積的に記憶する。
【0099】返却スイッチ42が押圧されれば排出要求
信号がカード玉貸機制御部39に入力される。カード玉
貸機制御部39は、異常玉貸報知情報を通信部17へ出
力中であるか否かを判断する。異常玉貸報知情報を出力
中でない場合には、共通カードに記録されているカード
残高をカード玉貸機制御部39内に記憶されているカー
ド残高に書替えるための処理を実行し、カードリーダラ
イタ23にカード排出信号を送信する。一方、異常玉貸
報知情報を出力中である場合には、共通カードの書込処
理および排出処理は実行されない。
【0100】図15〜図17は、図14に示したカード
玉貸機制御部39で実行される各種処理手順を示すフロ
ーチャートである。これらの各種処理を実行するための
プログラムは、カード玉貸機制御部39に構成されてい
るROM内に記憶されている。
【0101】図15は異常玉貸検出処理の処理手順を示
すフローチャートである。まず、S601において、玉
貸要求信号が検出されたか否かが判断される。玉貸要求
信号が検出されていると判断された場合には、S604
に進む。S604では、所定のタイマカウンタが時間を
カウント中であるか否かが判断される。タイマカウンタ
は、カード玉貸機制御部39に構成されているRAM内
に記憶されている。タイマカウンタが時間をカウント中
であると判断した場合には、S605に進みカード玉貸
機制御部39から通信部17に異常玉貸報知情報が出力
され、処理が終了する。一方、タイマカウンタが時間を
カウント中でないと判断した場合にはS606に進み、
払出要求信号が出力される。具体的には、カード玉貸機
制御部39から玉貸制御用マイクロコンピュータ40に
払出要求信号が出力される。次にS607に進み、払出
終了信号が検出されたか否かが判断される。払出終了信
号は玉貸制御用マイクロコンピュータ40からカード玉
貸機制御部39に送信される信号である。そして、払出
終了信号が検出されていない場合には、S608に進
み、所定時間が経過したか否かが判断される。所定時間
が経過していない場合には、S607に戻る。一方、所
定時間が経過している場合には、S609に進みエラー
報知が行なわれる。具体的には、カード玉貸機制御部3
9から通信部17にエラー報知情報が出力される。この
エラー報知情報の出力の後、処理が終了する。
【0102】一方、S607において払出終了信号が検
出された場合には、S610に進み、残高金額を減算更
新する処理が実行される。具体的には、カード玉貸機制
御部39に記憶されている共通カードのカード残高から
所定の残高金額が減算更新される。
【0103】次にS611に進み、タイマがセットされ
る。具体的には、タイマカウンタで時間のカウントが開
始される。そして、その後処理が終了する。
【0104】S601において、玉貸要求信号が検出さ
れなかった場合には、S602に進む。S602では、
タイマカウンタのカウンタ値が75であるか否かが判断
される。すなわち、S610における残高金額の減算更
新処理が実行されてから75秒が経過したか否かが判断
される。そして、75秒が経過している場合には、S6
03に進みタイマカウンタのカウンタ値がクリアされ、
処理が終了する。一方、S602で75秒が経過してい
ないと判断された場合には、そのまま処理が終了する。
【0105】図16は、カード排出処理の処理手順を示
すフローチャートである。まず、S701において排出
要求信号が検出されたか否かが判断される。排出要求信
号が検出されなかった場合には、そのまま処理が終了す
る。一方、排出要求信号が検出された場合には、S70
2に進む。S702では異常玉貸報知中であるか否かが
判断される。具体的には、カード玉貸機制御部39から
通信部17に対し、異常玉貸報知情報が出力されている
状態であるか否かが判断される。
【0106】そして、異常玉貸報知中であると判断され
た場合には、そのまま処理が終了する。一方、異常玉貸
報知中でない場合には、S703に進む。S703で
は、カード書込処理が実行される。すなわち、共通カー
ドのカード残高がカード玉貸機制御部39内に記憶され
ているカード残高に書換えられる。次に、S704に進
み、カード排出処理が実行される。これにより、共通カ
ードがカード挿入・排出口22より排出される。カード
排出処理が実行された後、処理が終了する。
【0107】図17は、確認操作処理の処理手順を示す
フローチャートである。まず、S801において確認ス
イッチ36の押圧操作があったか否かが判断される。具
体的には、玉貸制御マイクロコンピュータ40からカー
ド玉貸機制器御部39に確認スイッチ押圧信号が入力さ
れたか否かが判断される。確認スイッチ36が押圧され
ていない場合には、処理が終了する。一方、確認スイッ
チ36が押圧されている場合には、S802に進む。S
802では、異常玉貸報知が終了される。具体的には、
カード玉貸機制御部39から通信部17への異常玉貸報
知情報の出力が停止される。次にS803に進みカード
書込処理が実行される。カード書込処理が終了した後、
S804に進むカード排出処理が実行される。なお、カ
ード書込処理およびカード排出処理の処理内容は、図1
6のS703およびS704と同様であるのでその説明
を省略する。
【0108】カード排出処理が終了した後、すべての処
理が終了する。図18は、図15において説明した異常
玉貸検出処理に関し、その変形例を示す。図15に示し
た異常玉貸検出処理の処理手順においては、残高金額の
減算更新処理(S610)が実行されてから所定時間
(75秒)が経過したことを条件に次の減算更新処理が
実行可能となるように構成されている。一方、図18に
示した変形例では、残高金額の減算更新処理が実行され
てから所定数(70発)の打込玉が発生したことを条件
に次の減算更新処理が実行可能となるように構成されて
いる。なお、このように構成した場合に発揮される効果
については、図8で説明した異常変換検出処理が実行さ
れることに伴って発揮される効果と同様であるので、こ
こではその説明を省略する。
【0109】図18を参照して、S901において玉貸
要求信号が検出されたか否かが判断される。玉貸要求信
号が検出されている場合には、S904に進み打込玉を
カウント中であるか否かが判断される。打込玉数をカウ
ントするための打込玉数計数カウンタは、カード玉貸機
制御部39に構成されているRAM内に記憶されてい
る。また、打込玉のカウントは、図14に示した打込玉
検出器33の検出に基づいて行なわれる。
【0110】打込玉をカウント中である場合には、S9
05に進み、異常玉貸報知が行なわれた後、処理が終了
する。一方、打込玉数をカウント中でない場合には、S
906に進み、払出要求信号を出力する。次にS907
に進み、払出終了信号があったか否かが判断される。払
出終了信号が検出されたか否かが判断される。払出終了
信号が検出されていない場合には、S908に進み所定
時間が経過したか否かが判断される。そして、所定時間
が経過していない場合には、S907に戻る。一方、所
定時間が経過している場合には、S909に進みエラー
報知を行なった後、処理が終了する。
【0111】一方、S907において払出終了信号が検
出されている場合には、S910に進む。S910で
は、残高金額の減算更新処理が実行される。次にS91
1に進み、打込玉数のカウントが開始され、処理が終了
する。
【0112】一方、S901において玉貸要求信号が検
出されていないと判断された場合には、S902に進
む。S902では、打込玉数が70よりも大きいか否か
が判断される。そして、打込玉数が70よりも大きい場
合には、S903に進む。S903では、打込玉数計数
カウンタのカウントが停止され、そのカウント値がリセ
ットされる。そして、処理が終了する。一方、S902
において打込玉数が70よりも大きくないと判断された
場合には、そのまま処理が終了する。
【0113】次に、以上説明した発明の実施の形態の変
形例や特徴点を以下に列挙する。 (1) 図1に示したカードユニット50および図11
に示したカード玉貸機2は、それぞれ遊技機49および
遊技機1に対応して設けられている。ここでカードユニ
ット50あるいはカード玉貸機2は、1台の遊技機49
あるいは遊技機1に対応して1台ずつ設けてもよく、複
数の遊技機49あるいは遊技機1に対して1台ずつ設け
てもよい。たとえば、図1を参照して、カードユニット
50は、その両側面に設置された遊技機49で使用可能
な構成としてもよい。その場合には、カード挿入口とカ
ード処理部を2つ設け、カード処理部を各遊技機に対応
させるようにすればよい。
【0114】また、図1に示したカードユニット50と
遊技機49、または図11に示したカード玉貸機2と遊
技機1を一体に構成してもよい。
【0115】(2) 持点カードには、持点数およびカ
ード残高が直接記録されるように構成した。しかしなが
ら、これに代えて持点数およびカード残高はホールコン
ピュータで管理されるように構成してもよい。この場合
には、持点カードを特定するための特定コードを持点カ
ードに記録し、当該特定コード別にホールコンピュータ
でカード残高および持点が管理されるように構成すれば
よい。
【0116】また、持点数用カードと残高用カードの2
枚に分けて構成してもよい。 (3) 異常玉貸報知情報あるいは異常変換報知情報
は、たとえばホールコンピュータに入力されるように構
成した。ホールコンピュータにこれらの情報が入力され
た場合、そのモニタ画面に所定の警報表示が行なわれる
ように構成するとよい。あるいは、所定の警告音が出力
されるように構成してもよい。また、これに代えて、遊
技機1あるいは遊技機49、またはカード玉貸機2ある
いはカードユニット50で所定の報知表示が行なわれる
ように構成してもよい。たとえば、連結方向表示器20
が点滅表示されるように構成したり、残高表示部43に
所定のメッセージが表示されるように構成することが考
えられる。
【0117】(4) 図5のS2における判断時間とし
て75秒を設定しているが特に限定するものではない。
また、この時間は、1回の玉貸処理により貸出されたパ
チンコ玉すべてを連続して弾発発射するのに要する時間
である。したがって、この判断時間については、1回の
玉貸処理で貸出されるパチンコ玉数の変化に応じて適宜
変更するように構成してもよい。なお、図5のS2に示
した判断時間についても同様に変更して設定することが
考えられる。
【0118】(5) 図6,図7、または図16,図1
7に示したように、異常変換報知情報または異常玉貸報
知情報が出力されている場合には確認スイッチ36が押
圧されることでそれらの報知情報が停止されるように構
成した。異常変換報知情報または異常玉貸報知情報が停
止することにより、持点カードまたは共通カードをカー
ドユニット50またはカード玉貸機2から排出させるこ
とが可能となる。したがって、確認スイッチ36を押圧
操作した遊技場の係員が持点カードまたは共通カードを
チェックすることができる。これにより、偽造カードが
使用されたか否かを確認することが可能となる。
【0119】(6) 図15のフローチャートにおい
て、残高金額の減算更新処理が実行されてから75秒が
経過するまでに玉貸要求信号が検出された場合には、異
常玉貸報知情報が出力されるように構成した。しかしな
がら、75秒が経過した後に再度玉貸要求信号が検出さ
れた場合には、異常玉貸報知情報は出力されることな
く、残高金額の減算更新処理が実行されるように構成さ
れている。この場合には、異常玉貸報知情報が1回出力
され、その後その出力が停止されることになる。そし
て、再び玉貸要求信号が検出された場合に前回の減算更
新処理が実行されてから75秒が経過していない場合に
は、再度異常玉貸報知情報が出力されることになる。す
なわち、2回目の異常玉貸報知情報が出力されることに
なる。しかしながら、その後、再度玉貸要求信号が検出
された際に既に75秒が経過しておれば、異常玉貸報知
情報は停止され、減算更新処理が実行されることにな
る。その後、図16のフローチャートにおいて、排出要
求信号が検出されれば異常玉貸報知情報は出力中でない
という判断がなされるため、カード書込処理およびカー
ド排出処理が実行されることになる。この場合、異常玉
貸報知情報が合計2回出力されたことになる。そして、
この異常玉貸報知情報の出力回数をカード書込処理が実
行される際に併せて共通カードに書込むように構成して
もよい。そして、共通カードがカード玉貸機2に挿入さ
れた際に異常玉貸報知情報の出力回数がホールコンピュ
ータへ送信されるように構成してもよい。なお、このよ
うな異常玉貸報知情報の書込処理は、図17のS803
でも行なわれるように構成してもよい。
【0120】(7) 図5〜図9に示した処理は、遊技
機49内に構成されている持点制御用マイクロコンピュ
ータ66で実行されるように構成した。しかしながらこ
れに代えて、カードユニット50に構成されているカー
ドユニット制御部65で実行されるように構成してもよ
い。
【0121】(8) 図15〜図18に示した処理は、
カード玉貸機2内に構成されているカード玉貸機制御部
39により実行されるように構成した。しかしながらこ
れに代えて、遊技機1内に構成されている玉貸制御用マ
イクロコンピュータ40により実行されるように構成し
てもよい。
【0122】(9) 図8のS302では打込玉数を判
断玉数としているが、これに限らず、発射玉数でもよ
い、その場合、ファウル玉数分を減算することが望まし
い。また、入賞玉数も減算してもよい。
【0123】(10) 玉貸および変換処理を自動にし
てもよい。また、その場合、その玉貸および変換のタイ
ミングを基準として減算更新処理の不能動化を決定して
もよい。
【0124】(11) 誤操作を防止するために、玉貸
スイッチ41および変換スイッチ63は、ある一定時間
押圧していないと動作(検出)しないようにしてもよ
い。また、ダブルクリックなどであってもよい。
【0125】(12) 図9のS402では異常変換報
知中か否かを判断しているが、これに代えて図5のS4
でタイマのカウント中に変換要求信号があったか否かの
判断結果でもよい。
【0126】(13) 減算更新の処理の不能動状態期
間に有価価値の引落要求があったことが検出された場合
に、挿入部に挿入されている遊技用記録媒体を挿入部で
保持してもよいし、取込んで所定の回収部に回収するよ
うにしてもよい。つまり、遊技者側に排出されないよう
にされていればよい。
【0127】
【課題を解決するための手段の具体例】図1に示した遊
技機49およびカードユニット50、または図11に示
した遊技機1およびカード玉貸機2により、有価価値を
特定可能な情報が記録された遊技者所有の遊技用記録媒
体を使用して遊技可能な遊技機と、前記遊技用記録媒体
を処理するための遊技用装置が構成されている。また、
遊技機1または遊技機49により、前記遊技機が構成さ
れている。また、カード玉貸機2またはカードユニット
50により、前記遊技用記録媒体処理装置が構成されて
いる。さらに共通カードまたは持点カードにより、有価
価値を特定可能な情報が記録された遊技者所有の遊技用
記録媒体が構成されている。また、共通カードまたは持
点カードに記録されているカード残高により、有価価値
を特定可能な情報が構成されている。
【0128】図4に示したカードユニット制御部65、
または図14に示したカード玉貸機制御部39により、
前記遊技用記録媒体により特定される前記有価価値から
所定の大きさの引落有価価値を減算更新し、前記引落有
価価値の大きさに相当する遊技媒体を用いた前記遊技機
における遊技を可能にするための減算更新処理手段が構
成されている。
【0129】図5のA1、図8のS301、または図1
5のS601により、遊技者の前記有価価値の引落要求
があったことを検出する引落要求検出手段が構成されて
いる。
【0130】図5もしくは図8に示した異常変換検出処
理の処理手順により、または図15もしくは図18に示
した異常玉貸検出処理の処理手順により、前記有価価値
の減算更新が行なわれてから所定条件が成立するまで前
記引落要求検出手段の検出に基づいた前記減算更新処理
手段による前記減算更新の処理を不能動化する減算更新
処理不能動化手段が構成されている。また、図5のS
2、図8のS302、図15のS602または図18の
S902により、前記所定条件が構成されている。
【0131】図8に示した異常変換検出処理の処理手順
または図18に示した異常玉貸検出処理の処理手順によ
り、前記有価価値の減算更新が行なわれてから所定の大
きさの遊技媒体が前記遊技機における遊技に使用された
ことを条件に前記減算更新の処理の不能動状態を解除す
る不能動状態解除手段が構成されている。
【0132】図5に示した異常変換検出処理の処理手順
または図15に示した異常玉貸検出処理の処理手順によ
り、前記有価価値の減算更新が行なわれてから所定時間
が経過したことを条件に前記減算更新の処理の不能動状
態を解除する不能動状態解除手段が構成されている。
【0133】図5のS5、図8のS305、図15のS
605または図18のS905により、前記減算更新の
処理の不能動状態期間に前記引落要求検出手段で前記有
価価値の引落要求が検出された場合にその旨を報知する
ための報知手段が構成されている。
【0134】カード挿入・排出口22により、前記遊技
用記録媒体を挿入して使用するための挿入部が構成され
ている。
【0135】図6および図9に示す排出許容判定処理の
処理手順、または図16に示したカード排出処理の処理
手順により、前記減算更新の処理の不能動状態期間に前
記引落要求検出手段で前記有価価値の引落要求があった
ことが検出された場合に前記挿入部に挿入されている前
記遊技用記録媒体の排出を禁止する遊技用記録媒体排出
禁止手段が構成されている。
【0136】図1に示した遊技機1により、前記引落有
価価値に対応する引落持点の大きさに相当する遊技媒体
を使用した遊技を許容し遊技状況に応じて遊技者に所定
の持点を付与する遊技機が構成されている。
【0137】図9に示した排出許容判定処理の処理手順
により、前記有価価値の減算更新が行なわれてから所定
の大きさの引落持点が前記遊技機による遊技に使用され
ていない場合に前記挿入部に挿入されている前記遊技用
記録媒体の排出を禁止する遊技用記録媒体排出禁止手段
が構成されている。
【0138】
【課題を解決するための手段の具体例の効果】請求項1
に関しては、前記有価価値の減算更新が行なわれてから
所定条件が成立するまで前記引落要求検出手段の検出に
基づいた前記減算更新の処理が不能動化されるために、
前記減算更新の処理が行なわれてから何らの制限もなく
次の減算更新の処理が行ない得てしまうという事態を回
避でき、これにより前記有価価値を特定可能な情報が不
正に改変された遊技用記録媒体を利用して極めて容易に
前記減算更新の処理が行なわれてしまうこと、特に、減
算更新の結果としての持玉や持点が全くあるいはほとん
ど遊技に使用されることなく景品交換されてしまうよう
な、景品交換を目的とした偽造記録媒体の使用を極力防
止できる。
【0139】請求項2に関しては、請求項1に関する効
果に加えて、前記有価価値の減算更新が行なわれてから
所定の大きさの遊技媒体が前記遊技機における遊技に使
用されたことを条件に前記減算更新の処理の不能動状態
が解除されるために、前記減算更新の処理が行なわれて
から次の減算更新の処理を実行可能とするためには前記
遊技媒体を遊技に使用する必要性が生じ、遊技が行なわ
れることのないまま前記有価価値を特定可能な情報が不
正に改変された遊技用記録媒体を利用して専ら前記減算
更新の処理が繰返し実行されてしまう不都合を防止でき
る。
【0140】請求項3に関しては、請求項1に関する効
果に加えて、前記有価価値の減算更新が行なわれてから
所定時間が経過したことを条件に前記減算更新の処理の
不能動状態が解除されるために、前記有価価値を特定可
能な情報が不正に改変された遊技用記録媒体を利用して
前記減算更新の処理が連続的に実行されてしまうという
不都合を防止できる。
【0141】請求項4に関しては、請求項1ないし3に
関する効果に加えて、前記減算更新の処理の不能動状態
期間に前記有価価値の引落要求が検出された場合にその
旨が報知されるために、前記有価価値を特定可能な情報
が不正に改変された遊技用記録媒体を利用した前記有価
価値の引落要求の発生の有無を推測することが可能とな
る。
【0142】請求項5に関しては、請求項1ないし4に
関する効果に加えて、前記減算更新の処理の不能動状態
期間に前記有価価値の引落要求が検出された場合に前記
挿入部に挿入されている前記遊技用記録媒体の排出が禁
止されるために、前記有価価値を特定可能な情報が不正
に改変された遊技用記録媒体が使用されているか否かを
確認する前に、当該遊技用記録媒体が遊技用装置から排
出され、持ち去られてしまう不都合を防止できる。
【0143】請求項6に関しては、請求項5に関する効
果に加えて、前記有価価値の減算更新が行なわれてから
所定の大きさの引落持点が前記遊技機による遊技に使用
されていない場合に前記挿入部に挿入されている前記遊
技用記録媒体の排出が禁止されるために、前記所定の大
きさの引落持点数が遊技に使用されていない間は前記遊
技用記録媒体を排出させることができず、したがって前
記有価価値を特定可能な情報が不正に改変された遊技用
記録媒体を利用して引落された引落持点のすべてが持出
されてしまうことを阻止可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る遊技機49および
カードユニット50の全体正面図である。
【図2】遊技機49に設けられている操作部61を説明
するための説明図である。
【図3】遊技機49およびカードユニット50の全体背
面図である。
【図4】遊技機49およびカードユニット50のブロッ
ク図である。
【図5】異常変換検出処理の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】排出許容判定処理の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図7】確認操作処理の処理手順を示すフローチャート
である。
【図8】図5に示した異常変換検出処理の処理手順に関
し、その変形例を示すフローチャートである。
【図9】図6に示した排出許容判定処理の処理手順に関
し、その変形例を示すフローチャートである。
【図10】図9に示す排出許容判定処理の処理手順に関
し、その変形例となるカード排出処理の処理手順を示す
フローチャートである。
【図11】本発明の第2実施形態に係る遊技機1および
カード玉貸機2の全体正面図である。
【図12】遊技機1に設けられた上皿5を説明するため
の説明図である。
【図13】遊技機1およびカード玉貸機2の全体背面図
である。
【図14】遊技機1およびカード玉貸機2のブロック図
である。
【図15】異常玉貸検出処理の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図16】カード排出処理の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図17】確認操作処理の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図18】図15に示した異常玉貸検出処理の処理手順
に関し、その変形例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1は遊技機、2はカード玉貸機、5は上皿、7は打球操
作ハンドル、17は通信部、22はカード挿入・排出
口、23はカードリーダライタ、26は払出装置、27
は払出玉検出器、28は遊技用制御基板、29は賞球玉
貸制御基板、33は打込玉検出器、36は確認スイッ
チ、39はカード玉貸機制御部、40は玉貸制御用マイ
クロコンピュータ、41は玉貸スイッチ、42は返却ス
イッチ、43は残高表示部、49は遊技機(玉封入
式)、50はカードユニット、52は発射玉検出器、6
0は持点制御基板、62は持点表示部、63は変換スイ
ッチ、64は返却精算スイッチ、65はカードユニット
制御部、66は持点制御用マイクロコンピュータ、67
は遊技用マイクロコンピュータ、68は通信部である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有価価値を特定可能な情報が記録された
    遊技者所有の遊技用記録媒体を使用して遊技可能な遊技
    機と、前記遊技用記録媒体を処理するための遊技用記録
    媒体処理装置とを含む遊技用装置であって、 前記遊技用記録媒体により特定される前記有価価値から
    所定の大きさの引落有価価値を減算更新し、前記引落有
    価価値の大きさに相当する遊技媒体を用いた前記遊技機
    における遊技を可能にするための減算更新処理手段と、 遊技者の前記有価価値の引落要求があったことを検出す
    る引落要求検出手段と、 前記有価価値の減算更新が行なわれてから所定条件が成
    立するまで前記引落要求検出手段の検出に基づいた前記
    減算更新処理手段による前記減算更新の処理を不能動化
    する減算更新処理不能動化手段とを含むことを特徴とす
    る、遊技用装置。
  2. 【請求項2】 前記有価価値の減算更新が行なわれてか
    ら所定の大きさの遊技媒体が前記遊技機における遊技に
    使用されたことを条件に前記減算更新の処理の不能動状
    態を解除する不能動状態解除手段を含むことを特徴とす
    る、請求項1記載の遊技用装置。
  3. 【請求項3】 前記有価価値の減算更新が行なわれてか
    ら所定時間が経過したことを条件に前記減算更新の処理
    の不能動状態を解除する不能動状態解除手段を含むこと
    を特徴とする、請求項1記載の遊技用装置。
  4. 【請求項4】 前記減算更新の処理の不能動状態期間に
    前記引落要求検出手段で前記有価価値の引落要求があっ
    たことが検出された場合にその旨を報知するための報知
    手段を含むことを特徴とする、請求項1ないし3記載の
    遊技用装置。
  5. 【請求項5】 前記遊技用記録媒体処理装置は前記遊技
    用記録媒体を挿入して使用するための挿入部を含み、 前記減算更新の処理の不能動状態期間に前記引落要求検
    出手段で前記有価価値の引落要求があったことが検出さ
    れた場合に前記挿入部に挿入されている前記遊技用記録
    媒体の排出を禁止する遊技用記録媒体排出禁止手段を含
    むことを特徴とする、請求項1ないし4記載の遊技用装
    置。
  6. 【請求項6】 前記遊技用記録媒体処理装置は前記遊技
    用記録媒体を挿入して使用するための挿入部を含み、 前記遊技機は前記引落有価価値に対応する引落持点の大
    きさに相当する遊技媒体を使用した遊技を許容し遊技状
    況に応じて遊技者に所定の持点を付与するものであり、 前記遊技用記録媒体排出禁止手段は、前記有価価値の減
    算更新が行なわれてから所定の大きさの引落持点が前記
    遊技機による遊技に使用されていない場合に前記挿入部
    に挿入されている前記遊技用記録媒体の排出を禁止する
    ことを特徴とする、請求項5記載の遊技用装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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