JP3011272B2 - 遊技用設備装置 - Google Patents

遊技用設備装置

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JP3011272B2
JP3011272B2 JP63152711A JP15271188A JP3011272B2 JP 3011272 B2 JP3011272 B2 JP 3011272B2 JP 63152711 A JP63152711 A JP 63152711A JP 15271188 A JP15271188 A JP 15271188A JP 3011272 B2 JP3011272 B2 JP 3011272B2
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詔八 鵜川
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、パチンコ遊技機やアレンジボールや雀球さ
らにはスロットマシン等の遊技機を含む遊技用設備装置
に関し、詳しくは、遊技場に設置された遊技機により遊
技を行なった後遊技者の所要となった持点を使用して景
品交換を行なうための遊技用設備装置に関する。
[従来の技術] 従来の遊技用設備装置は、遊技終了時においては、そ
の遊技者の持点情報が記録された記録媒体が遊技者に払
出され、その記録媒体により特定される持点を用いて景
品交換ができるように構成されていた。
[発明が解決しようとする課題] ところが、この従来の遊技用設備装置においては、遊
技を終了して遊技者に払出された前記記録媒体により特
定される持点情報に対し、後日遊技を行なって獲得した
持点情報を加算更新することができなかったために、持
点情報がそれほど大きな額にはならず、所望の品物が高
額である場合にはその品物との景品交換が行ないにくい
という欠点があった。
本発明は、係る実情に鑑み考え出されたものであり、
その目的は、所望の品物と景品交換しやすい遊技用設備
装置を提供することである。
[課題を解決するための手段] 請求項1に記載の本発明は、遊技場に設置された遊技
機により遊技を行なった後遊技者の所有となった持点を
使用して景品交換を行なうための遊技用設備装置であっ
て、 遊技場で遊技者が使用する記録媒体であって、記録媒
体同士を識別するための記録媒体識別情報が記録された
記録媒体と、 前記記録媒体識別情報毎に対応させて持点情報を格納
している持点格納手段と、 前記記録媒体の記録媒体識別情報を読取り、前記持点
格納手段に格納されている持点情報のうち前記読取った
記録媒体識別情報に対応する持点情報に対し、当該記録
媒体識別情報を記録している記録媒体を使用している遊
技者が前記遊技機により遊技を行なった後当該遊技者の
所有となった持点情報を加算更新可能な持点加算更新手
段と、 前記記録媒体の記録媒体識別情報を読取り、前記持点
格納手段に格納されている持点情報のうち前記読取った
記録媒体識別情報に対応する時点情報の範囲内で景品交
換が可能な景品交換手段とを含み、 数日間にわたって前記遊技機により遊技を行なった結
果、該数日間にわたって前記持点格納手段に格納されて
累積的に加算更新された持点情報による景品交換を可能
にするとともに、前記記録媒体には前記持点情報を記録
させないようにしたことを特徴とする。
[作用] 請求項1に記載の本発明によれば、遊技場で遊技者が
使用する記録媒体に記録されている記録媒体識別情報毎
に対応させた状態で持点情報が持点格納手段に格納され
ている。持点加算更新手段の働きにより、前記記録媒体
の記録媒体識別情報が読取られ、前記持点格納手段に格
納されている持点情報のうち前記読取られた記録媒体識
別情報に対応する持点情報に対し、当該記録媒体識別情
報を記録している記録媒体を使用している遊技者が前記
遊技機により遊技を行なった後当該遊技者の所要となっ
た持点情報が加算更新可能となる。景品交換手段の働き
により、前記記録媒体の記録媒体識別情報が読取られ、
前記持点格納手段に格納されている持点情報のうち前記
読取られた記録媒体識別情報に対応する持点情報の範囲
内で景品交換が可能となる。さらに、数日間にわたって
前記遊技機により遊技を行なった結果、該数日間にわた
って前記持点格納手段に格納されて累積的に加算更新さ
れた持点情報による景品交換が可能になるとともに、前
記記録媒体には、前記持点情報が記録されていない。
[実施例] 次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。なお、本実施例においては、遊技機の一例であるパ
チンコ遊技機について説明するが、本発明はこれに限ら
ず、アレンジボールやスロットマシンさらには雀球等、
記録媒体等の持点特定情報により特定された持点情報に
より遊技が可能な遊技機すべてを含む。
第1図は、本発明に係る遊技場の管理設備装置の一例
を示す全体概略図である。
遊技場の管理設備装置は、遊技機の一例であるパチン
コ遊技機20と景品交換手段が備えられているカード処理
機70と、前記パチンコ遊技機20およびカード処理機70を
制御するための管理装置10とから構成されている。
まず、前記パチンコ遊技機20から説明する。パチンコ
遊技機20の前面枠21には、遊技盤39が配設され、その遊
技盤39によって遊技領域43が形成されている。また、パ
チンコ遊技機20の下方右角には、操作ハンドル37が設け
られており、この操作ハンドル37の操作によって打球杆
38が間欠揺動し、パチンコ玉を順次前記遊技領域43内に
打込むよう構成されている。
遊技領域43内には、1対の開閉翼片44a,44bが設けら
れた可変入賞球装置44がその中央位置に設けられてい
る。また、遊技領域43の下方位置には、始動通過口の一
例である始動入賞口45が形成されている。さらに、遊技
領域43には、チューリップ式の入賞装置47や、通常の通
過口の一例である入賞口46が設けられている。なお、前
記可変入賞球装置44および入賞装置47は、上方から進入
したパチンコ玉がそのまま通過して下方から遊技盤に排
出される玉通過装置であってもよい。
前記操作ハンドル37の操作に応答して、前記打球杆38
が間欠揺動されることにより、その打球杆38によってパ
チンコ玉が弾発され、打球誘導レール40aと遊技領域形
成レール40bとの間を通って発射玉が遊技領域43内に進
入する。この遊技領域43内に進入する直前に、発射玉が
発射玉検出器41により検出される。図中、36は打玉供給
機構であり、打玉待機樋35内にあるパチンコ玉を打球杆
38による弾発発射位置にまで供給するためのものであ
る。
次に、前記打球杆38による弾発力が弱すぎた場合に
は、パチンコ玉が遊技領域43内に到達することなくその
まま逆方向に転がって元の位置に戻ろうとするのであ
り、その元の位置に戻ろうとするパチンコ玉すなわちフ
ァール玉がファール玉通路42に落入し打玉待機樋35に戻
される。なお、本実施例では、遊技領域43内に実際に進
入する発射玉すなわち有効発射玉を、前記遊技領域形成
レール40bの終端位置に設けた発射玉検出器41により検
出するよう構成したが、本発明はこれに限らず、発射玉
検出器をたとえば打球発射位置近傍の打球発射下手側に
設け、かつ、前記ファール玉通路42にファール玉を検出
するファール玉検出器を設け、発射玉検出器の検出出力
からファール玉検出器の検出出力を減算した値により、
実際の遊技領域43内に進入した有効発射玉を算出するよ
う構成してもよい。
前記遊技領域43に打込まれた有効発射玉が、前記始動
入賞口45のいずれかに入賞することにより、開閉翼片44
a,44bが所定回数(たとえば1回または2回)開閉する
ように制御され、その間にパチンコ玉が可変入賞球装置
44内に入賞できるよう構成している。なお、図中48はア
ウト口であり、遊技領域43に打込まれたパチンコ玉がい
ずれかの入賞口あるいは入賞球装置にも入賞することな
く落下した場合にその落下したアウト玉を回収するため
のものである。
一方、前記遊技領域43内に打込まれ、入賞口46や可変
入賞球装置44内に入賞したパチンコ玉は、入賞玉集合樋
51によって集合され、入賞玉検出器52により検出されて
打込玉排出樋53内に導かれる。また前記アウト口48に落
入したアウト玉も前記打込玉排出樋53内に導かれる。そ
してそのアウト玉と前記入賞玉とを寄せ集めた打込玉が
打込玉検出器54により検出され、その後打込玉排出口55
から打玉待機樋35内に排出されるよう構成されている。
この打込玉検出器54は、前記入賞玉検出器52とともにそ
れぞれの出力に基づいて演算を行なうことにより、打止
制御を行なったり遊技機の収支計算を行なったりするた
めのものである。
パチンコ遊技機20の下方には、その左角に記録媒体挿
入口の一例であるカード挿入・排出口25が形成されてお
り、記録媒体の一例である磁気カード60が挿入・排出可
能に構成されている。この磁気カード60には、後述する
ように、遊技者の持点が特定できる持点特定情報が記録
されており、その持点特定情報から直接あるいは間接的
に導き出される(本実施例では直接導き出される)持点
データに対応する数だけのパチンコ玉によりパチンコ遊
技が可能となる。この記録媒体60により、遊技者の持点
を特定するための持点特定手段が構成されている。さら
に、カード挿入・排出口25の右側には、遊技を終了させ
るための遊技終了ボタン26が設けられているとともに、
カード挿入・排出口25から挿入された磁気カード60が所
定の位置に保留されている旨の表示を行なうためのカー
ド保留表示器27が設けられている。そして、このカード
挿入・排出口25,遊技終了ボタン26ならびにカード保留
表示機27等により、後述するカード処理装置28が構成さ
れている。さらにそのカード処理装置28の右側には、可
変入賞球装置44が連続開閉するいわゆる大当り状態の発
生に伴って効果音を発生させたり、不正遊技が行なわれ
た場合の警報音を発生させたりするためのスピーカ29が
設けられている。
前面枠21の右角には、遊技者が硬貨を投入することが
できる硬貨投入口30と投入された硬貨が使用不可能なも
のである場合にそれを返却する返却口31とを含む硬貨処
理部32が設けられている。その硬貨処理部30の下方位置
には、遊技者が紙幣を挿入することができ、その挿入さ
れた紙幣が使用不可能なものである場合にそれを返却す
るための紙幣挿入・返却口33を含む紙幣処理部34が設け
られている。これら硬貨投入口30または紙幣挿入・返却
口33から挿入された貨幣、または、前記カード挿入・返
却口25から挿入された磁気カード60によって特定される
遊技者の持点情報に基づいて、遊技機20による遊技が可
能となる。
図中、50,49は遊技効果ランプであり、大当り状態等
のときに点灯または点滅し、遊技効果を向上させるため
のものである。56は遊技用持点表示器であり、遊技の過
程で刻々変化する遊技者の遊技用持点を表示し遊技者に
知らせるためのものである。この遊技用持点表示器56の
設置場所は、遊技盤43に限らず、前面枠21あるいは幕板
等の遊技機近傍の遊技機外部であってもよい。22は扉保
持枠であり、ガラス扉枠23および前面板24を保持するた
めのものであり、材質は金属に限らずプラスチック等で
もよい。
前記磁気カード60は、磁気記録部(記録領域)61とカ
ードナンバーや交換有効期限等を遊技者に表示するため
の可視表示部62とを含む。この磁気カード60は、ほぼ長
方形の扁平なプレート状の形状をしているが、棒状や円
板状等のものであってもよく形状は問わない。また、カ
ードの種類としては、磁気カードのほかに、ICカードや
光ディスクメモリを利用したカード、さらにはバーコー
ドを印刷したものあるいはパンチ孔を形成したもの等、
種々のものが考えられる。前記カード処理装置28や後述
するカード処理部73は、前述したカードの種類や形状等
に合わせて適宜変更可能である。
次にカード処理機70について説明する。
カード処理機70には、以下の表示部が設けられてい
る。つまり、カード挿入・排出口71から挿入されたカー
ドのカードナンバーを表示して記録媒体識別情報を表示
するための記録媒体識別情報表示部81が設けられてい
る。カード挿入・排出口71から挿入された磁気カードに
記録されている景品交換用持点情報を表示するための景
品交換用持点表示部82が設けられている。そしてその景
品交換用持点情報を景品交換に使用できる有効期限を表
示するための景品交換有効期限表示部83が設けられてい
る。カード挿入・排出口71から挿入された磁気カードに
記録されている遊技用持点情報を表示するための遊技用
持点表示部84が設けられている。そしてその遊技用持点
情報を遊技に使用できる有効期限を表示するための遊技
有効期限表示部85が設けられている。さらに、前記景品
交換用持点と遊技用持点との範囲内で遊技者の操作によ
り加減算を行ない景品交換を行なうための点数を表示す
る加減点数表示部86が設けられている。
また、カード処理機70には、カード処理部73が備えら
れており、このカード処理部73には、カード挿入・排出
口71,レシート発行口72ならびに各種のキーが備えられ
ている。前記各種キーには次のものがある。遊技用持点
情報を景品交換用持点情報に加算するための加算キー7
7,景品交換したい点数を景品交換用持点情報や遊技用持
点情報から減算するための減算キー78,景品交換を行な
うために押圧操作される精算キー76,キー操作に間違い
がなかった旨の確認を行なうための確認キー80,キー操
作に間違いがある場合にその間違いを訂正するための訂
正キー79ならびにテンキー74a〜74jさらにはクリアキー
75がある。このテンキー74a〜74jは、前記加算キー77の
操作により加算される点数を入力したり、前記減算キー
78の操作により減算される点数を入力したりするもので
ある。またクリアキー75は、テンキー74a〜74jの押圧操
作に間違いがあった場合にその間違いをクリアするため
ものである。そして、前記精算キー76を押圧操作すれ
ば、遊技者の操作により定められた点数等が印字された
レシートがレシート発行口72から排出され、遊技者はそ
のレシートにより景品交換が可能となる。なお、このカ
ード処理機70には、制御用のマイクロコンピュータが内
蔵されている。
次に、管理装置10を説明する。管理装置10には、制御
動作を所定の手順で実行することのできる演算部12と、
その演算部12の動作プログラムを格納するROMや必要な
データの書込み読出しができるRAM等からなる記憶部13
と、演算部12と外部回路との信号の整合性をとるための
入出力制御部11とを内蔵する。そして、この管理装置10
と前記パチンコ遊技機20のカード処理装置28と、前記カ
ード処理機70のカード処理部73とがそれぞれ配線で接続
されており、所定の情報の交換ができるよう構成されて
いる。
なお、前記遊技機20は記録媒体のみにより遊技可能な
ものであってもよく、その場合には記録媒体(カード)
販売機が遊技場の設備として追加されることとなる。そ
して、その記録媒体(カード)販売機に遊技者の手持ち
のカードを挿入するカード挿入口が設けられ、貨幣の投
入により手持ちのカードに遊技用持点を加算して記録で
きるように構成される。
第2図は、磁気カード60の磁気記録部(記録領域)61
と管理装置10の記憶部(記憶領域)13とに設けられてい
るそれぞれの記録領域,記憶領域を説明するための説明
図である。
まず、磁気カード60の磁気記録部(記録領域)61に
は、遊技店識別情報記録領域61Aが設けられており、こ
のカード60が使用可能な遊技店を識別するための識別情
報(たとえば12345)が記録されている。この遊技店識
別情報に基づいて、他店で発行された磁気カードを区別
して他店の磁気カードを転用しないよう制御される。ま
た、記録媒体識別情報記録領域61Bが設けられておお
り、記録媒体すなわち磁気カード60を識別するための情
報(たとえば12345678)が記録される。この記録媒体識
別情報は、磁気カード1枚1枚それぞれ別の情報が記録
されており、磁気カード60を1枚ずつ識別できるように
構成されている。次に、景品交換用持点情報記録領域61
Cが設けられており、遊技には使用できず景品交換にの
み使用できる持点情報の一例としての景品交換用持点情
報(たとえば1200)が記録されている。また、景品交換
有効期限情報記録領域61Dが設けられており、該景品交
換用持点情報を景品交換に使用できる第2の有効期限関
連情報の一例としての景品交換使用有効期限を定めた情
報(たとえば880630…'88年6月30日)が記録されてい
る。この景品交換有効期限情報に基づいて、たとえば'8
8年6月30日まで景品交換が可能である等のように景品
交換の有効期限が定められる。この景品交換有効期限
は、磁気カード60が発行されてから少なくとも2日以上
の有効期限であれば何日間であってもよい。
次に、遊技用持点情報記録領域61Eが設けられてお
り、遊技に使用可能な持点情報の一例としての遊技用持
点情報(たとえば300)が記録されている。さらに、遊
技有効期限情報記録領域61Fが設けられており、遊技用
持点情報を遊技に使用できる第1の有効期限関連情報の
一例としての遊技使用有効期限を定める情報(たとえば
880605…'88年6月5日)が記録されている。この遊技
有効期限情報に基づいて、たとえば'88年6月5日まで
遊技に使用できる等のように遊技用持点情報の遊技使用
有効期限が定められる。また、この遊技有効期限情報
は、通常磁気カードが発行されたその日限りに定められ
ているが、少なくとも景品交換有効期限よりも短い期限
であれば、必要に応じて2日以上の期限にしてもよい。
なお、前記景品交換有効期限情報と遊技有効期限情報と
を有効期限の終了日を定めた情報で構成したが、その代
わりに磁気カードの発行日を記録(記憶)するようにし
てもよい。
次に、管理装置10の記憶部(記憶領域)13にも、前記
磁気カード60の磁気記録部(記録領域)の各種記録領域
と対応して、記録媒体識別情報記憶領域13A,景品交換用
持点情報記憶領域13B,第2の有効期限関連情報領域の一
例としての景品交換有効期限情報記憶領域13C,遊技用持
点情報記憶領域13Dならびに第1の有効期限関連情報領
域の一例としての遊技有効期限情報記憶領域13Eが設け
られている。そして、記録媒体識別情報記憶領域13Aに
は、現在発行されている磁気カード60の1枚1枚の記録
媒体識別情報が記憶されている。そして、たとえば1234
5678の記録媒体識別情報を有する磁気カードの各種記録
領域61C〜61Fに記録されている情報が、記憶部(記憶領
域)13においては、記録媒体識別情報記憶領域13Aのた
とえば12345678が記憶された領域の横1行に各種記憶領
域13B〜13Eに記憶されている。つまり、記憶部(記憶領
域)13には、記録媒体識別情報記憶領域に記憶されてい
る記録媒体識別情報に対応した磁気カードに記録された
各種情報が、その記録媒体識別情報の記憶領域に対応し
た横1行に記憶されているのである。
このように、遊技店識別情報以外のすべての情報を、
磁気記録部(記録領域)61と記憶部(記憶領域)13との
両方に記録,記憶させることにより、それぞれの記録媒
体識別情報によって特定された各種情報を互いに照合し
て間違いがないかどうかを確かめることができる利点が
ある。しかし、本発明は、記録媒体識別情報以外の情報
については、記憶部(記憶領域)13にのみ記憶させたも
のである。
次に、カード処理装置28を第3図に基づいて説明す
る。この第3図はカード処理装置28の動作を説明するた
めの概略説明図である。
カード処理装置28には、磁気カード60が挿入・排出さ
れるカード挿入・排出口25が形成されている。このカー
ド挿入・排出口25に挿入された磁気カード60は、第1の
カード検出器101(SW1)により検出され、その検出出力
に基づいて搬送モータ107が正転を開始し、主回転ロー
ラ108が図示反時計方向に回転し、搬送ベルト110により
カード60が図示左方向に搬送される。なお、図中111は
遊転自在なガイドローラであり、カード60を搬送ベルト
110側に押圧することにより、カード60を確実に搬送さ
せるためものである。前記搬送ベルト110によりカード6
0が搬送されている途中で、読取手段の一例であるデー
タ読取機104でカード60のデータが読取られ、そのデー
タはパチンコ遊技機20に設けられている制御部(マイク
ロコンピュータ)130(第4図参照)に送られる。そし
て、カード60が第2のカード検出器102(SW2)で検出さ
れると前記搬送モータ107が停止し、前記第2のカード
検出器102(SW2)で検出されたところでカード60が停止
される。なお、図中、109は遊転自在に取付けられた従
回転ローラである。また、前記搬送モータ107は、制御
部130(第4図参照)からの制御信号に基づいて逆転可
能に構成されており、搬送モータ107が逆転することに
より磁気カード60を図示右方向に搬送してカード挿入・
排出口25から磁気カード60が排出できるよう構成されて
いる。そして、前記搬送モータ107が逆転して磁気カー
ドが図示右方向に搬送される途中で、データ消去器106
により磁気カードに記録されている各種データの消去が
可能となり、データ書込器105により新たなデータが書
込まれるよう構成されている。さらに、制御部130(第
4図参照)からの制御信号に基づいて、搬送モータ107
が正転することにより前記第2のカード検出器102(SW
2)による検出位置に保留されている磁気カード60を図
示左方向に搬送し、カード回収箱120内に回収できるよ
う構成されている。このカード回収箱120は取手120aが
設けられており、遊技場の係員が取手120aを保持してカ
ード回収箱120を取出し、そのカード回収箱120内に回収
されている磁気カード60を取出せるよう構成されてい
る。
なお、本実施例では、カード回収箱120により磁気カ
ード60を遊技機毎に収容するよう構成したが、遊技機裏
面にベルトコンベア等を設けて設置島の端1か所で集め
るようにしてもよい。
カード回収箱120の上方には、磁気カードをストック
しておくカードストッカ112が配設されている。このカ
ードストッカ112の底板113は、第1のカード搬送用ソレ
ノイド114(SOL1)が設けられており、この第1のカー
ド搬送用ソレノイド114(SOL1)を励磁することにより
そのプランジャ115が吸引されて前記底板113が下降し、
第1のカード搬送用ソレノイド114(SOL1)の励磁を解
除することにより図示しない復帰ばねの働きによりプラ
ンジャ115が伸長されて底板113が上昇するよう構成され
ている。この底板113の底面には、第3のカード検出器1
03(SW3)が設けられており、カードストッカ112内にカ
ードストックされているか否かが検出される。
カードストッカ112の図示左側には、第2のカード排
出用ソレノイド116(SOL2)が設けられており、前記第
1のカード排出用ソレノイド114(SOL1)を励磁制御し
て底板113を所定位置にまで下降させた状態で、第2の
カード排出用ソレノイド116(SOL2)を励磁することに
より、プランジャ117が吸引されてカード押出レバー118
の先端が透孔119から図示右方向に挿入されて底板113上
のカード60を1枚搬送ベルト110上に押出すよう構成さ
れている。そして、第2のカード排出用ソレノイド116
(SOL2)の励磁を解除することにより、図示しない復帰
ばねの働きによりプランジャ117が伸長されて透孔119か
らカードストッカ112内に挿入されていたカード押出レ
バー118の先端がカードストッカ120内から退避し、図示
一点鎖線で示す位置に復帰する。これら第1のカード排
出用ソレノイド114(SOL1)や第2のカード排出用ソレ
ノイド116(SOL2)等は、後述する制御部(マイクロコ
ンピュータ)130により制御される。
なお、本発明では、カード60を、搬送することなく挿
入された位置でロックするようにしてもよく、その場合
には、ロックされた位置が前記カードを保留すべき所定
位置となる。
第4図は、パチンコ遊技機20を制御するための制御回
路を示すブロック図である。
制御回路は、制御中枢としての制御部(マイクロコン
ピュータ)130を含む。制御部130は、以下に述べるよう
なパチンコ遊技機20の動作を制御する機能を有する。制
御部130は、たとえば数チップのLSIで構成されており、
その中には、制御動作を所定の手順で実行することので
きるMPU131とMPU131の動作プログラムを格納するROM132
と、必要なデータの書込み読出しができるRAM133とが含
まれている。さらに、MPU131と外部回路との信号の整合
性をとるための入出力回路134と、電源投入時にMPU131
にリセットパルスを与えるパワーオンリセット回路135
と、MPU131にクロック信号を与えるクロック発生回路13
6と、クロック発生回路136からのクロック信号を分周し
て割込パルスを定期的にMPU131に与えるパルス分周回路
(割込パルス発生回路)137と、MPU131からのアドレス
データをデコードするアドレスデコード回路138とを含
む。
MPU131はパルス分周回路137から定期的に与えられる
割込パルスに応じて、割込制御ルーチンの動作を実行す
ることが可能となる。また、アドレスデコード回路138
はMPU131からのアドレスデータをデコードし、ROM132,R
AM133,入出力回路134にそれぞれチップセレクト信号を
与える。
この実施例では、ROM132は、その内容の書き換え、す
なわち、必要が生じた場合にその中に格納されたMPU131
のためのプログラムを変更することができるように、プ
ログラマブルROM132が用いられている。そして、MPU131
は、ROM132内に格納されたプログラムに従って、かつ、
以下に述べる各制御信号の入力に応答して、前述した搬
送モータ107等に対し制御信号を与える。
まず、硬貨処理部32から、硬貨の真偽および金額を判
定するために必要な検出データが制御部130に与えられ
る。制御部130では、その検出データに基づいて硬貨の
真偽を判定し、その判定結果を硬貨処理部32に与え、適
正な硬貨の場合はその硬貨を硬貨収容部(図示せず)に
収容させ、不適正な硬貨の場合には硬貨返却口31(第1
図参照)から返却させるよう制御する。次に、紙幣処理
部34から、紙幣の真偽および金額を判定するための検出
データが制御部130に与えられる。制御部130ではこの検
出データに基づいて真偽を判定し、その判定結果が紙幣
処理部34に与えられ、適正な紙幣である場合には紙幣収
容部(図示せず)に収容させ、不適正な紙幣である場合
にはその紙幣挿入・返却口33(第1図参照)からその紙
幣を返却させる。なお、硬貨処理部32または紙幣処理部
34により制御部130の助けを借りることなく独立して前
記真偽の判定を行なうよう構成してもよい。
制御部130には、第1ないし第3のカード検出器101
(SW1)〜103(SW3)からの検出信号がカード検出回路1
39を介して与えられる。データ読取器104からの読取デ
ータ信号がデータ読取書込回路142を介して制御部130に
与えられる。遊技者の遊技終了ボタン26(第1図参照)
の押圧操作により、遊技終了スイッチ26′がON操作さ
れ、その信号が遊技終了スイッチ回路143を介して制御
部130に与えられる。発射玉検出器41からの発射玉検出
信号が発射玉検出回路144を介して制御部130に与えられ
る。入賞玉検出器52からの検出信号が入賞玉検出回路14
5を介して制御部130に与えられる。また、打込玉検出器
54からの検出信号が打込玉検出回路146を介して制御部1
30に与えられる。
次に、制御部130は以下の機器に制御信号を与える。
まず、搬送モータ回路140を介して搬送モータ107に搬
送モータ駆動制御信号を与える。ソレノイド回路141を
介して第1,第2のソレノイド114(SOL1),116(SOL2)
にソレノイド駆動用制御信号を与える。また、データ読
取書込回路142を介してデータ書込器105にデータ書込用
信号を与えるとともに、データ消去器106にデータ消去
のための制御信号を与える。次に、打球モータ回路147
を介して打球モータ90に打球モータ駆動用制御信号を与
える。ランプ回路148を介して、カード保留表示器27に
表示制御信号を与える。デジタル表示駆動回路149を介
して遊技用持点表示器56に表示制御信号を与える。な
お、前記構成の各回路には、電源回路150から所定の直
流電流が供給される。
第5A図および第5B図は、第4図に示した制御回路の動
作を説明するためのフローチャートである。
まず、第5A図において、ステップS1により第1のカー
ド検出器SW1がONになったか否かの判断がなされる。遊
技者が磁気カード60をカード挿入・排出口に挿入してい
ない場合にはステップS1によりNOの判断がなされ、ステ
ップS2に進み貨幣の投入があるか否かの判断がなされ
る。そして、遊技者が硬貨または紙幣を硬貨投入口30ま
たは紙幣挿入・排出口33に挿入していない場合にはステ
ップS2によりNOの判断がなされて再び前記ステップS1に
戻るDOループが形成されている。そして、遊技者が硬貨
または紙幣を投入すれば、硬貨処理部32または紙幣処理
部34からの検出出力に基づいて前記ステップS2によりYE
Sの判断がなされ、ステップS3に進む。つまり、遊技者
が磁気カードを持っていない場合には、貨幣の投入によ
り遊技を開始するのであり、その貨幣の投入によって開
始された遊技を終了するに際して、遊技用持点があると
きには、遊技終了ボタンを押圧操作すると、カード処理
装置では、管理装置で指定された記録媒体識別情報(カ
ードナンバー)のほか所定の情報(遊技店識別情報,景
品交換有効期限情報,遊技用持点情報,遊技有効期限情
報)を磁気記録部に記録するとともに(後述するステッ
プS53)、遊技者等に見せる必要のある内容(景品交換
有効期限やカードナンバー等)を可視表示部に印字ある
いは刻字し、カード挿入・排出口からカードを排出す
る。さらにカード処理装置は磁気記録部に記録した内容
と同じ内容の情報を管理装置に送り、管理装置ではこれ
を受けて記憶部に各情報を記録媒体識別情報(カードナ
ンバー)に対応させて記憶する。
次に、ステップS3では、第2または第3のカード検出
器SW2,SW3がONになっているか否かの判断を行ない、い
ずれの検出器もONになっていない場合にはステップS5に
進み投入貨幣を返却した後に再び前記ステップS1に戻
る。つまり、第2のカード検出器SW2がONになっていな
いということは、第2のカード検出器SW2(第3図参
照)による検出位置に磁気カードが保留されていないと
いうことであり、また第3のカード検出器SW3がONにな
っていないということはカードストッカ112(第3図参
照)内の磁気カードがなくなっているということであ
り、このような場合には遊技終了時に持点を記録させて
遊技者に払出す磁気カードが存在しないために、投入貨
幣を返却させてステップS1に戻り、カードの挿入があっ
て初めて遊技が開始されるよう制御するのである。次
に、第2または第3のカード検出器SW2,SW3のいずれか
がONの場合にはステップS3よりYESの判断がなされてス
テップS4に進み、投入された貨幣が正規の適正な貨幣か
否かの判断がなされ、不適正のものであればステップS5
に進みその不適正な貨幣を返却し、適正なものであると
判断された場合にはステップS6に進み、投入額に応じた
点数を遊技用持点に加算する処理がなされて第5B図に示
すステップS20に進む。
次に、遊技者がカード挿入・排出口25から磁気カード
を挿入した場合には、第1のカード検出器SW1がONに切
換わるため、ステップS1でYESの判断がなされてステッ
プS7に進み、搬送モータを正転させてカードを第3図に
おける図示左方向に搬送させ、ステップS8により磁気カ
ードに記録されているデータをデータ読取器104(第3
図参照)により読取らせ、ステップS9に進み、第2のカ
ード検出器SW2がONになったか否かの判断がなされ、未
だにONになっていないすなわちカードが第2のカード検
出器102(SW2)で検出される所定位置(第3図参照)ま
で搬送されていない場合には前記ステップS7に戻り、ス
テップS7およびステップS8の処理が続行される。そして
カードが第2のカード検出器102(SW2)で検出される位
置にまで搬送された場合にはステップS9によりYESの判
断がなされて、ステップS10に進み搬送モータが停止さ
れて、これによりカード60が第2のカード検出器102(S
W2)で検出される所定位置に保留される。次に、ステッ
プS11に進み、前記ステップS8で読取ったカードデータ
に基づいて、そのカードがこの遊技場で使用できるカー
ドであるか否かは偽造カードでないか否かあるいは遊技
有効期限情報に基づいて遊技使用有効期限が切れていな
いか否か等の判断がなされ、そしてすべて適正なもので
あるとの判断がなされた場合にステップS15に進み、カ
ード保留表示器を点灯させてカードを所定位置に保留し
ている旨の表示を行ない、次にステップS16に進み、遊
技用持点が0であるか否かの判断がなされ、0でないと
判断された場合には第5B図に示すステップS20に進む。
一方、前記ステップS8で読取ったカードデータにおい
て、たとえば遊技使用有効期限が切れている等、1つで
も不適正と判断される情報があれば、ステップS11によ
りNOの判断がなされてステップS12に進み、カード搬送
モータを逆転させ、ステップS13により第1のカード検
出器SW1がONからOFFに切換わったか否かの判断がなさ
れ、切換わるまでステップS12による処理が続行され
る。そして、カード挿入・排出口25から磁気カード60が
一部突出する状態まで搬送されることにより第1のカー
ド検出器SW1がONからOFFに切換わるのであり、その状態
でステップS13によりYESの判断がなされてステップS14
に進み、搬送モータが停止されて再び前記ステップS1に
戻る。つまり、遊技使用有効期限が経過している磁気カ
ードを遊技機に使用した場合には、前記ステップS11に
よりNOの判断がなされて結局その磁気カードが遊技者側
に返却され、その磁気カードによる遊技が禁止されるの
であり、前記ステップS11ないしステップS14により、後
述する有効期限設定手段により設定された遊技使用有効
期限を経過した前記持点情報の遊技への使用を絹糸する
遊技使用禁止手段が構成されている。
次に、挿入された磁気カードに記録されている遊技用
持点が0の場合には、前記ステップS16によりYESの判断
がなされてステップS17に進み、有効な貨幣の投入があ
るか否かの判断がなされ、有効な貨幣の投入がない場合
にはステップS18に進み遊技終了スイッチがONになった
か否かの判断がなされ、未だに遊技終了スイッチがONに
なっていない場合には再び前記ステップS17に戻るDOル
ープが形成されている。このDOループの巡回途中で、有
効な貨幣の投入があったと判断されれば、ステップS17
によりYESの判断がなされてステップS6に進み、投入額
に応じた点数を遊技用持点に加算する処理がなされて、
ステップS20に進む。また、遊技者が遊技終了ボタンを
押圧操作すればステップS18によりYESの判断がなされて
ステップS19に進み、カード保留表示器が消灯した後に
後述するステップS52に進み、カードを遊技者側に排出
する制御がなされる。つまり、挿入された磁気カードに
記録されている遊技用持点が0の場合には、貨幣の投入
によって初めて遊技が可能となるのであり、貨幣の投入
により前記ステップS17によりYESの判断がなされてステ
ップS20以降のパチンコ遊技が可能となるのである。
次に、第5B図に示すステップS20では、打球モータの
電源をONに制御してパチンコ玉の弾発発射が可能な状態
にし、ステップS21に進み発射玉検出器がONになったか
否かの判断がなされ、未だにONになっていないと判断さ
れた場合にはステップS22に進み、入賞玉検出器がONに
なったか否かの判断がなされ、未だにONになっていない
と判断された場合にはステップS23に進み、打込玉検出
器がONになったか否かの判断がなされ、未だにONになっ
ていないと判断された場合にはステップS24に進み有効
な貨幣投入または有効なカードの挿入があったか否かの
判断がなされる。このステップS24よりNOの判断がなさ
れた場合にはステップS31に進むが、YESの判断がなされ
た場合にはステップS30に進み、貨幣の投入額またはカ
ードに応じた持玉数を遊技用持点に加算する処理がなさ
れた後にステップS31に進む。このステップS24およびス
テップS30の具体的な処理内容は、第5A図に示したステ
ップS1ないしステップS19の処理と同様の処理である。
そして、遊技者が当初、磁気カードを挿入することなく
貨幣の投入によって遊技を開始した場合において、遊技
途中で自己が保有する有効な磁気カードをパチンコ遊技
機に挿入した場合には、前記ステップS24によりYESの判
断がなされ、その挿入された磁気カードに記録されてい
る遊技用持点が現在までのパチンコ遊技によって獲得し
ている遊技用持点に加算されるのである。なお、遊技者
が既に磁気カードをパチンコ遊技機内に挿入している場
合には、さらにそれに加えて磁気カードを挿入すること
ができないように構成している。
次に、ステップS31では、遊技用持点が0であるか否
かの判断がなされる。遊技者の遊技用持点が0でない場
合にはステップS31によりNOの判断がなされてステップS
32に進み、遊技終了スイッチがONになっているか否かの
判断がなされ、遊技者が遊技終了ボタンを押圧操作して
いなければステップS32によりNOの判断がなされてステ
ップS33に進み、(入賞玉数×n)−(打込玉数)≧m
の判断がなされる。このmは、打止設定数であり、たと
えば3000,4000程度の数字である。また、nは、後述す
るようにパチンコ玉の1回の入賞に伴って付与される得
点に相当する数でありたとえば13等の予め定められてい
る数である。(入賞玉数×n)−(打込玉数)がm未満
であれば、未だに打止とはならずステップS33によりNO
の判断がなされて再び前記ステップS20に戻るDOループ
が形成されている。
このDOループを巡回する途中で、パチンコ玉が弾発発
射されて発射玉検出器がONになれば、前記ステップS21
によりYESの判断がなされてステップS25に進み、遊技用
持点から1を減算する処理がなされ、ステップS26に進
み、発射玉カウンタを1インクリメントする処理がなさ
れ、ステップS31に進む。
そして、遊技領域に打込まれたパチンコ玉が入賞すれ
ば、入賞玉検出器がONになりステップS22によりYESの判
断がなされてステップS27に進み、遊技用持点にnを加
算する処理がなされる。このnはパチンコ玉の入賞に伴
って付与される得点に相当する数字であり、たとえば13
等の予め定められている数字である。次にステップS28
に進み、入賞玉カウンタを1インクリメントする処理が
なされ、ステップS31に進む。なお、遊技用持点に対す
る加算条件としては、パチンコ玉の入賞に代えてまたは
それに加えて、たとえば特定遊技状態の成立を選んでも
よく、特定遊技状態になったことに基づいて所定数加算
するように制御してもよい。
次に、遊技領域に打込まれて各種入賞口やアウト口に
落入した打込玉が打込玉検出器54(第1図参照)により
検出されれば、前記ステップS23によりYESの判断がなさ
れてステップS29に進み、打込玉カウンタを1インクリ
メントした後にステップS31に進む。また、前記ステッ
プS29による打込玉カウンタの値により打込玉数が定ま
り、前記ステップS28による入賞玉カウンタの値により
入賞玉数が定まるのであり、それら両数に基づいてステ
ップS33により打止が成立したか否かの判断が行なわれ
る。
次に、(入賞玉数×n)−(打込球数)がm以上とな
り打止が成立した場合にはステップS33によりYESの判断
がなされてステップS42に進む。また遊技者が遊技終了
ボタン26(第1図参照)を押圧操作して遊技終了スイッ
チがONに切換わった場合にはステップS32によりYESの判
断がなされてステップS42に進む。そして、ステップS42
では打球モータの電源がOFFに制御されて遊技不能状態
となる。この遊技不能状態にする方法としては、他に、
打球杆38(第1図参照)への打玉の供給を停止させた
り、発射玉通路途中に遮閉板等を出現させて発射玉をす
べて強制的にファール玉にする方法等が考えられる。次
にステップS43に進み、カードを所定位置に保留してい
る旨の表示を行なうカード保留表示器27(第1図参照)
を消灯する。次にステップS44に進み、第2のカード検
出スイッチSW2がONになっているか否かの判断がなさ
れ、磁気カードが第2のカード検出器102(SW2)(第3
図参照)により検出される所定位置に保留されている場
合にはステップS44によりYESの判断がなされてステップ
S52に進むが、前記所定位置に磁気カードが保留されて
いない場合にはステップS44によりNOの判断がなされて
ステップS45に進む。ステップS45では、第1のカード排
出用ソレノイドSOL1をONに制御するとともに、ステップ
S46により第2のカード排出用ソレノイドSOL2をONに制
御し、ステップS47に進み、第2のカード検出器SW2がON
になったか否かの判断がなされ、ONになるまで前記ステ
ップS45およびステップS46の制御が続行される。つま
り、ステップS45により第1のカード排出用ソレノイドS
OL1がONに制御されれば第3図に示す底板113が降下さ
れ、ステップS46による第2のカード排出用ソレノイドS
OL2がONに制御されることにより、第3図に示すカード
押出レバー118が図示右方向に移動されてカードストッ
カ112内のカード60が搬送ベルト110上に押出される。そ
して、第2のカード検出器SW2がONになった時点でカー
ドストッカ内のカードの排出が完了されるために、ステ
ップS48に進み、第2のカード排出用ソレノイドSOL2をO
FFに制御し、ステップS49により搬送モータを逆転させ
てカードを第3図における図示右方向に搬送させる。そ
してステップS50により第2のカード検出器SW2がONから
OFFに切換わったか否かの判断がなされ、OFFに切換わる
まで前記ステップS49の制御が続行される。この状態
で、カードが第3図における図示右方向に搬送されて第
2のカード検出器SW2によって検出できない位置にまで
移動するとステップS51に進み、第1のカード排出用ソ
レノイドSOL1をOFFに制御してステップS52に進む。
次に、ステップS52では、搬送モータを逆転させてカ
ードを第3図における図示右方向に搬送し、ステップS5
3によりカードにデータを書込む処理を行なう。このス
テップS53では、具体的には、データ消去器106(第3図
参照)により従前の記録データを消去するとともにデー
タ書込器105(第3図参照)より遊技者が獲得した遊技
用持点情報等を書込む処理が行なわれる。そして、この
ステップS53による処理を行なうとともに、パチンコ遊
技機の制御部130は、カード挿入時に読取りカード処理
装置内のRAM133に記憶した各情報のうち遊技用持点情報
のみを遊技終了時の遊技用持点情報に更新した後(結果
的に遊技終了時に更新されていれば遊技中常に更新する
ようにしてもよい)、記録した内容と同じ内容の情報を
管理装置10に送り、管理装置ではこれ受けて、記憶部の
記録媒体識別情報記憶領域に記憶されているカードナン
バーのうち送られてきたカードナンバーに対応する部分
の各情報を、送られてきた情報に更新する(実質的には
遊技用持点情報のみが更新される)。なお、前記ステッ
プS53では、前述したように、カードを挿入することな
く貨幣の投入によって遊技が行なわれ、遊技中において
も全くカードが挿入されることがなかった場合には、遊
技用持点情報以外にも遊技店識別情報や景品交換有効期
限情報さらには遊技有効期限情報等の所定の情報を磁気
記録部に記録するとともに、景品交換有効期限やカード
ナンバー等の遊技者等に見せる必要のある内容を可視表
示部に印字あるいは刻字する処理がなされる。前記景品
交換有効期限情報と遊技有効期限情報は、本実施例では
管理装置10から記録媒体識別情報とともに送られてくる
ように構成され、また管理装置10においてそれぞれ異な
った別々の期限に設定可能に構成されている。この管理
装置10により、前記持点情報を遊技に使用できる遊技使
用有効期限と前記持点情報を景品交換に使用できる景品
交換使用有効期限とをそれぞれ別々の期限に設定可能な
有効期限設定手段が構成されている。なお、本実施例で
は管理装置10において有効期限を設定するようにした
が、前記制御部130で設定するようにしてもよく、要す
るに、持点を遊技や景品交換に使用する際に、その使用
有効期限をきちんと管理できるように構成されていれば
設定する場所は特に限定されない。また有効期限の長さ
は、メーカ側で固定的に設定しておいてもよく、あるい
は、遊技場において自由に設定変更できるようにしてあ
ってもよい。そしてステップS54に進み、第1のカード
検出器SW1がONからOFFになるまで前記ステップS52およ
びステップS53の制御が続行され、OFFになったと判断さ
れた場合にはステップS55に進み、搬送モータを停止制
御させる。そして、前記第1のカード検出器SW1によっ
ては検出できない位置にまでカードが搬送されている状
態でカードの一部はカード挿入・返却口25(第3図参
照)から外方に一部突出した状態となるために、遊技者
はその磁気カードをカード挿入・返却口25から引抜くこ
とが可能となる。次にステップS56に進み、打止が成立
しているか否かの判断がなされ、打止が成立している場
合には制御が終了するが成立していない場合にはNOの判
断がなされて再び前記ステップS1に戻る。
次に、遊技中において遊技用持点情報が0になった場
合には、前記ステップS31によりYESの判断がなされてス
テップS34に進み、打球モータの電源をOFFに制御して遊
技不能状態とし、ステップS35に進み、発射球数と打込
球数とが等しいか否かの判断がなされ、未だに等しくな
いと判断された場合にはステップS20に戻るが、等しい
と判断された場合にはステップS36に進む。このステッ
プS35による判断は、遊技終了ボタンの押圧操作により
打球モータの電源がOFFに制御された後に、遊技領域に
残存する残留玉のすべてが遊技結果が確定したか否かを
判断するものであり、残留玉による入賞に伴う遊技価値
の付与を行なわんとするものである。つまり、前記遊技
領域に残留玉が存在する限りは、発射玉数の方が打込玉
数の値よりも大きくなるはずであり、その結果ステップ
S35によりNOの判断がなされるのである。そして、ステ
ップS35によりNOの判断がなされた場合にはステップS22
に再び戻り、前記残留玉による入賞があったか否かの判
断が行なわれるのである。その結果残留玉による入賞が
あった場合にはステップS27による遊技用持点にnを加
算する処理がなされ、遊技者に不満を抱かせないように
制御する。次に、前記遊技領域に存在する前記残留玉が
すべてアウト口に落入した場合にはステップS35によりY
ESの判断がなされてステップS36に進む。
ステップS36では、第2のカード検出器SW2がONになっ
ているか否かの判断がなされ、カードが第2のカード検
出器SW2によって検出される所定位置に保留されていれ
ばYESの判断がなされてステップS37に進む。また、カー
ドが前記所定位置に保留されていない場合にはステップ
S36によりNOの判断がなされてステップS1に再び戻る。
つまり、前記第2のカード検出器SW2によって検出され
る所定位置にカードが存在しない場合にはステップS36
によりNOの判断がなされるのであり、その場合には磁気
カードがパチンコ遊技機に挿入されていない場合である
ために、ステップS37以降のカード排出制御を何ら行な
うことなく直接ステップS1に戻ることができるのであ
る。一方、カードが前記第2のカード検出器SW2におい
て検出されて所定位置に存在する場合には、ステップS3
7に進み、景品交換用持点が0であるか否かの判断がな
され、0でないと判断された場合にはその磁気カードを
回収することなく遊技者側に排出し、景品交換用持点を
利用した景品交換が行なえるようにしなければならない
ために、ステップS17に進み、遊技者の遊技終了ボタン
の押圧操作に応じてカードの排出制御が行なわれるよう
構成している。一方、前記所定位置に保留されているカ
ードの景品交換用持点が0の場合には、遊技者側に排出
する必要がないために、ステップS38に進み、カード保
留表示器を消灯させステップS39に進み、搬送モータを
正転させてステップS40により第2のカード検出器SW2が
ONでなくなるまでその搬送モータの正転を継続させ、磁
気カードを第3図における図示左方向に搬送させる。そ
して磁気カード60がカード回収箱120内に回収されれば
(第3図参照)、第2のカード検出器102(SW2)による
検出が行なわれなくなり(第3図参照)、ステップS40
によりNOの判断がなされてステップS41に進み、搬送モ
ータが停止されてステップS1に戻る。この際、カード処
理装置内のRAMに記憶した各情報のうち遊技用持点情報
を「0」に更新した後各情報を管理装置に送り、管理装
置ではこれを受けて、景品交換用持点と遊技用持点がと
もに「0」であることに基づき、記憶部に記憶されてい
る送られてきたカードナンバーをそのカードナンバーに
対応する各情報とともに記憶部から消去する。
以上説明したように、本実施例では、遊技終了時に遊
技用持点を磁気記録部(記録媒体)61の遊技用持点情報
記録領域と記憶部(記憶領域)13の遊技用持点情報記憶
領域とに記録,記憶するように構成しているが、その他
に、遊技用持点を景品交換用持点情報記録領域と景品交
換用持点情報記憶領域にも記録,記憶するように構成し
てもよい。なおこの場合には、遊技用持点の増減に応じ
て景品交換用持点も増減するように制御する必要があ
る。
次に、カード処理機70の動作を説明する。
磁気カード60がカード挿入・排出口71に挿入される
と、カード処理部73はカードの記録内容を読取り、読取
った情報を管理装置10に送るとともにカード処理部73内
の記憶部に記憶する。管理装置10では、送られてきた情
報に基づいてカードの真偽等の判定を行ない、すべて適
正であると判定された場合に適正の旨を示す信号を、そ
うでない場合には不適正の旨を示す信号を、情報を送っ
てきたカード処理機70のカード処理部73に送り返す。そ
して、カードが適正である場合にのみ各情報が各表示部
81〜86に表示され、精算キー76の押圧操作に基づいた景
品交換等の処理が可能となる。なお、不適正の場合に
は、磁気カードを返却したりあるいは返却せずに警報音
を発したりする。
そして、持点をすべて精算(景品交換)したい場合に
は、遊技者が精算キー76を押すことにより、加減点数表
示部86には、景品交換用持点と遊技用持点の合計点数が
表示され、景品交換用および遊技用持点表示部82および
84には「0」が表示される。そして、確認キー80を押す
ことにより、記録媒体識別情報(カードナンバー)、景
品用持点と遊技用持点との合計点数、発行日時、カード
処理機ナンバー等が印字されたレシートがレシート発行
口72から発行されるとともに、カードが取込まれる。さ
らに、カード処理部73内の記憶部に記憶した各情報のう
ち景品交換用持点情報と遊技用持点情報が「0」に更新
された後各情報が管理装置10に送られ、管理装置10では
これを受けて景品用持点と遊技用持点がともに「0」で
あることに基づき、記憶部に記憶されている送られてき
た記録媒体識別情報(カードナンバー)をその記録媒体
識別情報(カードナンバー)に対応する各情報とともに
記憶部から消去する。
次に、遊技用持点を景品交換用持点に加算したい場合
には、まず遊技用持点の範囲内で加算したい点数をテン
キー74a〜74jで設定する。その点数は加減点数表示部に
表示される。次に加算キー77を押すと景品交換用持点表
示部82には景品交換用持点にテンキーで設定した点数を
加算した点数が表示され、遊技用持点表示部84には遊技
用持点からテンキー74a〜74jで設定した点数を減算した
点数が表示される。そして確認キー80を押すことによ
り、カード処理部73は、カード処理部内の記憶部に記憶
した各情報のうち遊技用持点情報および景品交換用持点
情報を、それぞれテンキーで設定した点数を減算および
加算した点数に更新した後各情報を挿入されたカードの
磁気記録部61に記録し、カード挿入・排出口71からカー
ドを排出するとともに、記録した内容と同じ内容の情報
を管理装置10に送る。管理装置10ではこれを受けて、記
憶部の記録媒体識別情報記憶領域に記憶されている記録
媒体識別情報(カードナンバー)のうち送られてきたカ
ードナンバーに対応する部分の各情報を、送られてきた
情報に更新する。実際には、送られてきたカードナンバ
ーに対応する景品交換用持点情報と遊技用持点情報とが
更新されることとなり、また、更新の結果遊技用持点情
報が「0」になった場合には遊技有効期限情報がクリア
され「000000」となる。前記管理装置10により、前記記
録媒体識別情報毎に対応させて持点情報を格納している
持点格納手段が構成されている。前記データ読取器104,
制御部130,管理装置10により、前記記録媒体の記録媒体
識別情報を読取り、前記持点格納手段に格納されている
持点情報のうち前記読取った記録媒体識別情報に対応す
る持点情報に対し、当該記録媒体識別情報を記録してい
る記録媒体を使用している遊技者が前記遊技機により遊
技を行なった後当該遊技者の所有となった持点情報を加
算更新可能な持点加算更新手段が構成されている。前記
カード処理機70により、前記記録媒体の記録媒体識別情
報を読取り、前記持点格納手段に格納されている持点情
報のうち前記読取った記録媒体識別情報に対応する持点
情報の範囲内で景品交換が可能な景品交換手段が構成さ
れている。前記景品交換用持点情報記憶領域13Bによ
り、遊技者の所有となった持点情報を、当該遊技者の記
録媒体から機械的に読取られた前記記録媒体識別情報に
対応させて累積的に加算記憶可能な持点情報領域が構成
されている。
次に、持点の一部を景品交換したい場合には、まず、
景品交換用持点と遊技用持点の合計点数の範囲内で景品
交換したい点数をテンキー74a〜74jで設定する。その点
数は加減点数表示部86に表示される。次に減算キー78を
押すと景品交換用持点表示部82には景品交換用持点から
テンキーで設定した点数を減算した点数が表示され、設
定した点数が景品交換用持点を越えている場合には、遊
技用持点から超過分の点数を減算した点数が遊技用持点
表示部に表示され、景品交換用持点表示部には「0」が
表示される。そして、確認キー80を押すことにより、カ
ード処理部73は、記録媒体識別情報(カードナンバ
ー)、テンキーで設定した点数、発行日時、カード処理
機ナンバー等が印字されたレシートをレシート発行口72
から発行するとともに、カード処理部73内の記憶部に記
憶した各情報のうち景品交換用持点情報を景品交換用持
点からテンキーで設定した点数を減算した点数に更新
し、また設定した点数が景品交換用持点を越えている場
合には景品交換用持点情報を「0」に更新し、さらに遊
技用持点情報を遊技用持点から超過分の点数を減算した
点数に更新し、その後に各情報を挿入したカードの磁気
記録部61に記録しカード挿入・排出口71からカードを排
出する。さらに、カード処理部73は、記録した内容と同
じ内容の情報を管理装置10に送り、管理装置ではこれを
受けて、記憶部の記録媒体識別情報記憶領域に記憶され
ている記録媒体識別情報(カードナンバー)のうち送ら
れてきたカードナンバーに対応する部分の各情報を、送
られてきた情報に更新する。実際には、送られてきたカ
ードナンバーに対応する景品交換用持点が更新されるこ
ととなるが、テンキーで設定した点数が景品交換用持点
を越えている場合にはそれに加えて遊技用持点情報も更
新されることとなる。なお、景品交換用持点と遊技用持
点の合計点数をそっくりテンキーで入力した場合には、
前述した持点をすべて精算(景品交換)したい場合に精
算キー76を押したときと同様の制御がなされる。
なお、カード挿入・排出口71から挿入された磁気カー
ドの景品交換用有効期限が切れている場合には、カード
挿入・排出口71が挿入された磁気カードを返却たりある
いは返却せずに警報音を発生したりして、その磁気カー
ドによる精算(景品交換)が禁止されてレシートの発行
が行なわれないのであり、このカード処理機70は、前記
有効期限設定手段により設定された景品交換使用有効期
限を経過した前記持点情報の景品交換への使用を禁止す
る景品交換使用禁止手段を含んでいる。
なお、前記管理装置10において、営業終了後、遊技用
持点情報記憶領域に残っている遊技用持点を自動的に景
品交換用持点情報記憶領域の景品交換用持点に加算する
よう制御してもよい。
[発明の効果] 請求項1に記載の本発明によれば、記録媒体の記録媒
体識別情報に対応する持点情報に対し、遊技機により遊
技を行なった後遊技者の所有となった持点情報を加算更
新可能であり、数日間にわたって遊技を行ない遊技者の
所有となった持点情報のそれぞれを累積的に加算更新し
て大きな持点情報となった段階で、景品交換手段により
景品交換を行なうことが可能となり、所望の品物と景品
交換しやすくなる。しかも、数日間にわたっての持点情
報の累積加算を行なうべく遊技者が数日間にわたって記
録媒体を持帰った場合に、その記録媒体自体には持点情
報が記録されていないために、記録媒体に記録されてい
る持点情報の改ざんを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る遊技用設備装置を示す全体概略
図である。 第2図は、磁気記録部(記録領域)と記憶部(記憶領
域)とにおけるそれぞれの各種記録領域,記憶領域を説
明するための説明図である。 第3図は、カード処理装置の働きを説明するための作用
説明図である。 第4図は、パチンコ遊技機を制御するための制御回路を
示すブロック図である。 第5A図および第5B図は、前記第4図に示す制御回路の動
作を説明するためのフローチャートである。 図中、20は遊技機の一例であるパチンコ遊技機、70は景
品交換手段を含むカード処理機、10は管理装置、61は磁
気記録部(記録領域)、61Aは遊技店識別情報記録領
域、61Bは記録媒体識別情報記録領域、61Cは景品交換用
持点情報記録領域、61Dは第2の有効期限関連情報領域
の一例である景品交換有効期限情報記録領域、61Eは遊
技用持点情報記録領域、61Fは第1の有効期限関連情報
領域の一例である遊技有効期限情報記録領域、13は記憶
部(記憶領域)、13Aは記録媒体識別情報記憶領域、13B
は景品交換用持点情報記憶領域、13Cは第2の有効期限
関連情報領域の一例である景品交換有効期限情報記憶領
域、13Dは遊技用持点情報記憶領域、13Eは第1の有効期
限関連情報領域の一例である遊技有効期限情報記憶領域
である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技場に設置された遊技機により遊技を行
    なった後遊技者の所有となった持点を使用して景品交換
    を行なうための遊技用設備装置であって、 遊技場で遊技者が使用する記録媒体であって、記録媒体
    同士を識別するための記録媒体識別情報が記録された記
    録媒体と、 前記記録媒体識別情報毎に対応させて持点情報を格納し
    ている持点格納手段と、 前記記録媒体の記録媒体識別情報を読取り、前記持点格
    納手段に格納されている持点情報のうち前記読取った記
    録媒体識別情報に対応する持点情報に対し、当該記録媒
    体識別情報を記録している記録媒体を使用している遊技
    者が前記遊技機により遊技を行なった後当該遊技者の所
    有となった持点情報を加算更新可能な持点加算更新手段
    と、 前記記録媒体の記録媒体識別情報を読取り、前記持点格
    納手段に格納されている持点情報のうち前記読取った記
    録媒体識別情報に対応する時点情報の範囲内で景品交換
    が可能な景品交換手段とを含み、 数日間にわたって前記遊技機により遊技を行なった結
    果、該数日間にわたって前記持点格納手段に格納されて
    累積的に加算更新された持点情報による景品交換を可能
    にするとともに、前記記録媒体には前記持点情報を記録
    させないようにしたことを特徴とする、遊技用設備装
    置。
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