JPH024397A - 遊技場の管理設備装置 - Google Patents

遊技場の管理設備装置

Info

Publication number
JPH024397A
JPH024397A JP15271188A JP15271188A JPH024397A JP H024397 A JPH024397 A JP H024397A JP 15271188 A JP15271188 A JP 15271188A JP 15271188 A JP15271188 A JP 15271188A JP H024397 A JPH024397 A JP H024397A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
card
expiration date
points
game
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15271188A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3011272B2 (ja
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=15546482&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH024397(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP63152711A priority Critical patent/JP3011272B2/ja
Publication of JPH024397A publication Critical patent/JPH024397A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3011272B2 publication Critical patent/JP3011272B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、パチンコ遊技機やアレンジボールや雀球さら
にはスロットマシン等の遊技機が設置された遊技場の管
理設備装置に関する。
[従来の技術] 前記遊技場においては、遊技者の持点が記録された磁気
カード等の記録媒体を遊技機に挿入し、その持点情報に
より遊技を可能とし、さらに遊技終了時に獲得した持点
を前記記録媒体に記録させ、その記録された持点の合計
の範囲内で景品交換を行ない得るよう構成することが従
来から考えられていた。すなわち、前記記録媒体等によ
る持点特定手段により特定された持点情報により遊技が
可能な遊技機を設置し、その遊技終了時において、前記
持点特定手段により特定された持点情報の範囲内で景品
交換が可能となる景品交換手段をさらに備え、持点特定
手段によって遊技から景品交換までを可能とし、遊技場
の情報化を達成せんとしていた。
そして、この種の従来の遊技場の管理設備装置において
は、前記持点の使用有効期限が一律に定められており、
その使用有効期限の範囲内でのみ前記持点を使用した遊
技および景品交換が可能であった。
[発明が解決しようとする課題] ところが、遊技者にしてみれば、その日゛の遊技の結果
獲得した持点が所望の景品との交換に必要な持点に満た
ないものであった場合、比較的長期間にわたって遊技を
行ない多くの持点を獲得した上で前記所望の景品と交換
したいという要望があり、それを可能にするべく、前記
持点の景品交換への使用有効期限をなるべく長期間認め
てほしいという要望がある。
一方、遊技場の側にしてみれば、前記持点の使用有効期
限の間、持点の購入を行なうことなく前記持点を使用し
ての遊技が行なわれるおそれが生じ、前記使用有効期限
の間は持点購入に伴う収入が入ってこなくなり経営が困
難になるという不都合が生じる。ゆえに、遊技場にして
みれば、前記持点の使用有効期限は短い方がよいという
要求がある。
すなわち、持点を景品交換に使用する使用有効期限は成
る程度長く設定してほしいという遊技者側の要求があり
、持点の遊技使用への有効期限はあまり長く設定してほ
しくないという遊技場の経営面からの要求があり、それ
ぞれの要求主体をともに満足することができないという
欠点があった。
本発明は、持点の遊技使用への有効期限と景品交換使用
への有効期限とでそれぞれ要求主体が異なることに鑑み
、それぞれの要求主体をともに満足することのできる遊
技場の管理設備装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項1の記載の発明に係る遊技場の管理設備装置は、 持点情報を遊技に使用できる遊技使用有効期限と、前記
持点情報を景品交換に使用できる景品交換使用有効期限
とをそれぞれ別々の期限に設定可能な有効期限設定手段
と、 該有効期限設定手段により設定された遊技使用有効期限
を経過した前記持点情報の遊技への使用を禁止する遊技
使用禁止手段と、 前記有効期限設定手段により設定された景品交換使用有
効期限を経過した前記持点情報の景品交換への使用を禁
止する景品交換使用禁止手段と、を含むことを特徴とす
る 請求項2に記載の発明は、少なくとも前記媒体により遊
技可能な遊技機と少なくとも該遊技機を管理する管理装
置とを含む遊技場の管理設備装置において、 記録媒体に設けられた記録領域と、 前記管理装置に設けられた記憶領域と、前記記録領域お
よび前記記憶領域に設けられ、前記記録媒体を識別する
ための記録媒体識別情報を記録および記憶する記録媒体
識別情報領域と、前記記録領域に設けられ、遊技に使用
可能な遊技用持点情報を記録する遊技用持点情報領域、
および、前記記憶領域に設けられ、遊技に使用可能な遊
技用持点情報を前記記録媒体識別情報に対応させて記憶
する遊技用持点情報領域のうち、少なくとも一方の遊技
用持点情報領域と、 前記記録領域に設けられ、遊技に使用不可能な景品交換
用持点情報を記録する景品交換用持点情報領域、および
、前記記憶領域に設けられ、遊技に使用不可能な景品交
換用持点情報を前記記録媒体識別情報に対応させて記憶
する景品交換用持点情報領域のうち、少なくとも一方の
景品交換用持点情報領域と、 前記記録領域に設けられ、前記遊技用持点情報の有効期
限に関する情報を記録する第1の有効期限関連情報領域
、および、前記記憶領域に設けられ、前記遊技用持点情
報の有効期限に関する情報を前記記録媒体識別情報に対
応させて記憶する第1の有効期限関連情報領域のうち、
少なくとも一方の第1の有効期限関連情報領域と、 前記記録領域に設けられ、前記景品交換用持点情報の有
効期限に関する情報を記録する第2の有効期限関連情報
領域、および、前記記憶領域に設けられ、前記景品交換
用持点情報の有効期限に関する情報を前記記録媒体識別
情報に対応させて記憶する第2の有効期限関連情報領域
のうち、少なくとも一方の第2の有効期限関連情報領域
と、を備え、 前記遊技用持点情報の有効期限と前記景品交換用持点情
報の有効期限を別個に設定できるようにしたことを特徴
とする。
[作用] 請求項1に記載の発明では、有効期限設定手段により、
持点情報を遊技に使用できる遊技使用有効期限と持点情
報を景品交換に使用できる景品交換使用有効期限とをそ
れぞれ別々の期限に設定することができる。そして、そ
の有効期限設定手段により設定された遊技使用有効期限
を経過した前記持点情報の遊技への使用が遊技使用禁止
手段により禁止され、有効期限設定手段により設定され
た景品交換使用有効期限を経過した前記持点情報の景品
交換への使用が景品交換使用禁止手段により禁止される
つまり、持点情報を使用して、遊技を行なうことができ
る期間と景品交換を行なうことができる期間とをそれぞ
れ別々の期間にすることができる。
請求項2に記載の発明では、記録媒体識別情報領域に記
録および記憶されている記録媒体識別情報により、記録
媒体が識別可能となる。また、遊技用持点情報領域の遊
技用持点情報により遊技を行なうことが可能となる。景
品交換用持点情報領域の景品交換用持点情報により景品
交換が可能となる。
さらに、第1の有効期限関連情報領域の遊技用持点情報
の有効期限に関する情報により、遊技用持点情報を遊技
に使用可能な有効期限が定められる。また、第2の有効
期限関連情報領域の景品交換用持点情報の有効期限に関
する情報により、景品交換用持点情報を景品交換に使用
できる有効期限が定められる。
そして、前記遊技用持点情報の有効期限と前記景品交換
用持点情報の有効期限とをそれぞれ別個に設定すること
ができる情報設定領域を有することとなる。
[発明の実施例] 次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。なお、本実施例においては、遊技機の一例であるパチ
ンコ遊技機について説明するが、本発明はこれに限らず
、アレンジボールやスロ・ソトマシンさらには電球等、
記録媒体等の持点特定情報により特定された持点情報に
より遊技が可能な遊技機すべてを含む。
第1図は、本発明に係る遊技場の管理設備装置の一例を
示す全体概略図である。
遊技場の管理設備装置は、遊技機の一例であるパチンコ
遊技機20と景品交換手段が備えられているカード処理
機70と、前記パチンコ遊技機20およびカード処理機
70を制御するための管理装置10とから構成されてい
る。
まず、前記パチンコ遊技機20から説明する。
パチンコ遊技機20の前面枠21には、遊技盤39が配
設され、その遊技盤39によって遊技領域43が形成さ
れている。また、パチンコ遊技機20の下方有角には、
操作ハンドル37が設けられており、この操作ハンドル
37の操作によって打球杆38が間欠揺動し、パチンコ
玉を順次前記遊技領域43内に打込むよう構成されてい
る。
遊技領域43内には、1対の開閉翼片44a。
44bが設けられた可変入賞球装置44がその中央位置
に設けられている。また、遊技領域43の下方位置には
、始動通過口の一例である始動入賞口45が形成されて
いる。さらに、遊技領域43には、チューリップ式の入
賞装置47や、通常の通過口の一例である入賞口46が
設けられている。
なお、前記可変入賞球装置44および入賞装置47は、
上方から進入したパチンコ玉がそのまま通過して下方か
ら遊技盤に排出される玉通過装置であってもよい。
前記操作ハンドル37の操作に応答して、前記打球杆3
8が間欠揺動されることにより、その打球杆38によっ
てパチンコ玉が弾発され、打球誘導レール40aと遊技
領域形成レール40bとの間を通って発射玉が遊技領域
43内に進入する。
この遊技領域43内に進入する直前に、発射玉が発射玉
検出器41により検出される。図中、36は打玉供給機
構であり、打玉待機樋35内にあるパチンコ玉を打球杆
38による弾発発射位置にまで供給するためのものであ
る。
次に、前記打球杆38による弾発力が弱すぎた場合には
、パチンコ玉が遊技領域43内に到達することなくその
まま逆方向に転がって元の位置に戻ろうとするのであり
、その元の位置に戻ろうとするパチンコ玉すなわちファ
ール玉がファール玉通路42に落人し打玉待機樋35に
戻される。なお、本実施例では、遊技領域43内に実際
に進入する発射玉すなわち有効発射玉を、前記遊技領域
形成レール40bの終端位置に設けた発射玉検出器41
により検出するよう構成したが、本発明はこれに限らず
、発射玉検出器をたとえば打球発射位置近傍の打球発射
下手側に設け、かつ、前記ファール玉通路42にファー
ル玉を検出するファール玉検出器を設け、発射玉検出器
の検出出力からファール玉検出器の検出出力を減算した
値により、実際の遊技領域43内に進入した有効発射玉
を算出するよう構成してもよい。
前記遊技領域43に打込まれた有効発射玉が、前記始動
入賞口45のいずれかに入賞することにより、開閉翼片
44a、44bが所定回数(たとえば1回または2回)
開閉するように制御され、その間にパチンコ玉が可変入
賞球装置44内に入賞できるよう構成している。なお、
図中48はアウト口であり、遊技領域43に打込まれた
パチンコ玉がいずれかの入賞口あるいは入賞球装置にも
入賞することなく落下した場合にその落下したアウト玉
を回収するためのものである。
一方、前記遊技領域43内に打込まれ、入賞口46や可
変入賞球装置44内に入賞したパチンコ玉は、入賞玉検
出器51によって集合され、入賞玉検出器52により検
出されて打込玉排出樋53内に導かれる。また前記アウ
ト口48に落人したアウト玉も前記打込玉排出樋53内
に導かれる。
そしてそのアウト玉と前記入賞玉とを寄せ集めた打込玉
が打込玉検出器54により検出され、その後打込玉排出
口55から打玉待機樋35内に排出されるよう構成され
ている。この打込玉検出器54は、前記人賞玉検出器5
2とともにそれぞれの出力に基づいて演算を行なうこと
により、打止制御を行なったり遊技機の収支計算を行な
ったりするためのものである。
パチンコ遊技機20の下方には、その左角に記録媒体挿
入口の一例であるカード挿入・排出口25が形成されて
おり、記録媒体の一例である磁気カード60が挿入・排
出可能に構成されている。
この磁気カード60には、後述するように、遊技者の持
点が特定できる持点特定情報が記録されており、その持
点特定情報から直接あるいは間接的に導き出される(本
実施例では直接導き出される)持点データに対応する数
だけのパチンコ玉によりパチンコ遊技が可能となる。こ
の記録媒体60により、遊技者の持点を特定するための
持点特定手段が構成されている。さらに、カード挿入・
排出口25の右側には、遊技を終了させるための遊技終
了ボタン26が設けられているとともに、カード挿入・
排出口25から挿入された磁気カード60が所定の位置
に保留されている旨の表示を行なうためのカード保留表
示器27が設けられている。
そして、このカード挿入・排出口25.遊技終了ボタン
26ならびにカード保留表示機27等により、後述する
カード処理装置28が構成されている。さらにそのカー
ド処理装置28の右側には、可変入賞球装置44が連続
開閉するいわゆる大当り状態の発生に伴って効果音を発
生させたり、不正遊技が行なわれた場合の警報音を発生
させたりするためのスピーカ29が設けられている。
前面枠21の有角には、遊技者が硬貨を投入することが
できる硬貨投入口30と投入された硬貨が使用不可能な
ものである場合にそれを返却する返却口31とを含む硬
貨処理部32が設けられている。その硬貨処理部32の
下方位置には、遊技者が紙幣を挿入することができ、そ
の挿入された紙幣が使用不可能なものである場合にそれ
を返却するための紙幣挿入・返却口33を含む紙幣処理
部34が設けられている。これら硬貨投入口30または
紙幣挿入・返却口33から挿入された貨幣、または、前
記カード挿入・返却口25から挿入された磁気カード6
0によって特定される遊技者の持点情報に基づいて、遊
技機20による遊技が可能となる。
図中、50.49は遊技効果ランプであり、大当り状態
等のときに点灯または点滅し、遊技効果を向上させるた
めのものである。56は遊技用持点表示器であり、遊技
の過程で刻々変化する遊技者の遊技用持点を表示し遊技
者に知らせるためのものである。この遊技用持点表示器
56の設置場所は、遊技盤43に限らず、前面枠21あ
るいは幕板等の遊技機近傍の遊技機外部であってもよい
22は扉保持枠であり、ガラス扉枠23および前面板2
4を保持するためのものであり、材質は金属に限らずプ
ラスチック等でもよい。
前記磁気カード60は、磁気記録部(記録領域)61と
カードナンバーや交換有効期限等を遊技者に表示するた
めの可視表示部62とを含む。この磁気カード60は、
はぼ長方形の扁平なプレート状の形状をしているが、棒
状や円板状等のものであってもよく形状は問わない。ま
た、カードの種類としては、磁気カードのほかに、IC
カードや光デイスクメモリを利用したカード、さらには
バーコードを印刷したものあるいはパンチ孔を形成した
もの等、種々のものが考えられる。前記カード処理装置
28や後述するカード処理部73は、前述したカードの
種類や形状等に合わせて適宜変更可能である。
次にカード処理機70について説明する。
カード処理機70には、以下の表示部が設けられている
。つまり、カード挿入・排出ロア1から挿入されたカー
ドのカードナンバーを表示して記録媒体識別情報を表示
するための記録媒体識別情報表示部81が設けられてい
る。カード挿入・排出ロア1から挿入された磁気カード
に記録されている景品交換用持点情報を表示するための
景品交換用持点表示部82が設けられている。そしてそ
の景品交換用持点情報を景品交換に使用できる有効期限
を表示するための景品交換有効期限表示部82が設けら
れている。カード挿入・排出ロア1から挿入された磁気
カードに記録されている遊技用持点情報を表示するため
の遊技用持点表示部84が設けられている。そしてその
遊技用持点情報を遊技に使用できる有効期限を表示する
ための遊技有効期限表示部85が設けられている。さら
に、前記景品交換用持点と遊技用持点との範囲内で遊技
者の操作により加減算を行ない景品交換を行なうための
点数を表示する加減点数表示部86が設けられている。
また、カード処理機70には、カード処理部73が備え
られており、このカード処理部73には、カード挿入・
排出ロア1.レシート発行ロア2ならびに各種のキーが
備えられている。前記各種キーには次のものがある。遊
技用持点情報を景品交換用持点情報に加算するための加
算キー77、景品交換したい点数を景品交換用持点情報
や遊技用持点情報から減算するための減算キー78.景
品交換を行なうために押圧操作される精算キー76゜キ
ー操作に間違いがなかった旨の確認を行なうための確認
キー80.キー操作に間違いがある場合にその間違いを
訂正するための訂正キー79ならびにテンキー74a〜
74jさらにはクリアキー75がある。このテンキー7
4a〜74jは、前記加算キー77の操作により加算さ
れる点数を入力したり、前記減算キー78の操作により
減算される点数を入力したりするものである。またクリ
アキー75は、テンキー74a〜74jの押圧操作に間
違いがあった場合にその間違いをクリアするためもので
ある。そして、前記精算キー76を押圧操作すれば、遊
技者の操作により定められた点数等が印字されたレシー
トがレシート発行ロア2から排出され、遊技者はそのレ
シートにより景品交換が可能となる。なお、このカード
処理機70には、制御用のマイクロコンピュータが内蔵
されている。
次に、管理装置10を説明する。管理装置10には、制
御動作を所定の手順で実行することのできる演算部12
と、その演算部12の動作プログラムを格納するROM
や必要なデータの書込み読出しができるRAM等からな
る記憶部13と、演算部12と外部回路との信号の整合
性をとるための入出力制御部11とを内蔵する。そして
、この管理装置10と前記パチンコ遊技機20のカード
処理装置28と、前記カード処理機70のカード処理部
73とがそれぞれ配線で接続されており、所定の情報の
交換ができるよう構成されている。
なお、前記遊技機20は記録媒体のみにより遊技可能な
ものであってもよく、その場合には記録媒体(カード)
販売機が遊技場の設備として追加されることとなる。そ
して、その記録媒体(カード)販売機に遊技者の手持ち
のカードを挿入するカード挿入口が設けられ、貨幣の投
入により手持ちのカードに遊技用持点を加算して記録で
きるように構成される。
第2図は、磁気カード60の磁気記録部(記録領域)6
1と管理装置10の記憶部(記憶領域)13とに設けら
れているそれぞれの記録領域、記憶領域を説明するため
の説明図である。
まず、磁気カード60の磁気記録部(記録領域)61に
は、遊技店識別情報記録領域61Aが設けられており、
このカード60が使用可能な遊技店を識別するための識
別情報(たとえば12345)が記録されている。この
遊技店識別情報に基づいて、他店で発行された磁気カー
ドを区別して他店の磁気カードを転用しないよう制御さ
れる。また、記録媒体識別情報記録領域61Bが設けら
れておおり、記録媒体すなわち磁気カード60を識別す
るための情報(たとえば12345678)が記録され
る。この記録媒体識別情報は、磁気カード1枚1枚それ
ぞれ別の情報が記録されており、磁気カード60を1枚
ずつ識別できるように構成されている。次に、景品交換
用持点情報記録領域61Cが設けられており、遊技には
使用できず景品交換にのみ使用できる持点情報の一例と
しての景品交換用持点情報(たとえば1200)が記録
されている。また、景品交換有効期限情報記録領域61
Dが設けられており、該景品交換用持点情報を景品交換
に使用できる第2の有効期限関連情報の一例としての景
品交換使用有効期限を定めた情報(たとえば88063
0・・パ88年6月30日)が記録されている。この景
品交換有効期限情報に基づいて、たとえば゛88年6月
30日まで景品交換が可能である等のように景品交換の
有効期限が定められる。この景品交換有効期限は、磁気
カード60が発行されてから少なくとも2日以上の有効
期限であれば何日間であってもよい。
次に、遊技用持点情報記録領域61Eが設けられており
、遊技に使用可能な持点情報の一例としての遊技用持点
情報(たとえば300)が記録されている。さらに、遊
技有効期限情報記録領域61Fが設けられており、遊技
用持点情報を遊技に使用できる第1の有効期限関連情報
の一例としての遊技使用有効期限を定める情報(たとえ
ば880605・・・°88年6月5日)が記録されて
いる。
この遊技有効期限情報に基づいて、たとえば゛88年6
月5日まで遊技に使用できる等のように遊技用持点情報
の遊技使用有効期限が定められる。
また、この遊技有効期限情報は、通常磁気カードが発行
されたその日限りに定められているが、少なくとも景品
交換有効期限よりも短い期限であれば、必要に応じて2
日以上の期限にしてもよい。
なお、前記景品交換有効期限情報と遊技有効期限情報と
を有効期限の終了日を定めた情報で構成したが、その代
わりに磁気カードの発行日を記録(記憶)するようにし
てもよい。
次に、管理装置10の記憶部(記憶領域)13にも、前
記磁気カード60の磁気記録部(記録領域)の各種記録
領域と対応して、記録媒体識別情報記憶領域13A、景
品交換用持点情報記憶領域13B、第2の有効期限関連
情報領域の一例としての景品交換有効期限情報記憶領域
13C9遊技用持点情報記憶領域13Dならびに第1の
有効期限関連情報領域の一例としての遊技有効期限情報
記憶領域13Eが設けられている。そして、記録媒体識
別情報記憶領域13Aには、現在発行されている磁気カ
ード60の1枚1枚の記録媒体識別情報が記憶されてい
る。そして、たとえば1234567gの記録媒体識別
情報を有する磁気カードの各種記録領域61C〜61F
に記録されている情報が、記憶部(記憶領域)13にお
いては、記録媒体識別情報記憶領域13Aのたとえば1
2345678が記憶された領域の横1行の各種記憶領
域13B〜13Hに記憶されている。つまり、記憶部(
記憶領域)13には、記録媒体識別情報記憶領域に記憶
されている記録媒体識別情報に対応した磁気カードに記
録された各種情報が、その記録媒体識別情報の記憶領域
に対応した横1行に記憶されているのである。
このように、遊技店識別情報以外のすべての情報を、磁
気記録部(記録領域)61と記憶部(記憶領域)13と
の両方に記録、記憶させることにより、それぞれの記録
媒体識別情報によって特定された各種情報を互いに照合
して間違いがないかどうかを確かめることができる利点
がある。しかし、本発明はこれに限らず、記録媒体識別
情報以外の情報についてはいずれか一方の領域にのみ記
録あるいは記憶するように構成してもよい。
次に、カード処理装置28を第3図に基づいて説明する
。この第3図はカード処理装置28の動作を説明するた
めの概略説明図である。
カード処理装置28には、磁気カード60が挿入・排出
されるカード挿入・排出口25が形成されている。この
カード挿入・排出口25に挿入された磁気カード60は
、第1のカード検出器101、(SWI)により検出さ
れ、その検出出力に基づいて搬送モータ107が正転を
開始し、主回転ローラ108が図示反時計方向に回転し
、搬送ベルト110によりカード60が図示左方向に搬
送される。なお、図中111は逆転自在なガイドローラ
であり、カード60を搬送ベルト110側に押圧するこ
とにより、カード60を確実に搬送させるためものであ
る。前記搬送ベルト110によりカード60が搬送され
ている途中で、読取手段の一例であるデータ読取機10
4でカード60のデータが読取られ、そのデータはパチ
ンコ遊技機20に設けられている制御部(マイクロコン
ピュータ)130 (第4図参照)に送られる。そして
、カード60が第2のカード検出器102 (SW2)
で検出されると前記搬送モータ107が停止し、前記第
2のカード検出器102 (SW2)で検出されたとこ
ろでカード60が停止される。なお、図中、109は逆
転自在に取付けられた従回転ローラである。また、前記
搬送モータ107は、制御部130(第4図参照)から
の制御信号に基づいて逆転可能に構成されており、搬送
モータ107が逆転することにより磁気カード60を図
示右方向に搬送してカード挿入・排出口25から磁気カ
ード60が排出できるよう構成されている。そして、前
記搬送モータ107が逆転して磁気カードが図示右方向
に搬送される途中で、データ消去器106により磁気カ
ードに記録されている各種データの消去が可能となり、
データ書込器105により新たなデータが書込まれるよ
う構成されている。さらに、制御部130(第4図参照
)からの制御信号に基づいて、搬送モータ107が正転
することにより前記第2のカード検出器102(SW2
)による検出位置に保留されている磁気カード60を図
示左方向に搬送し、カード回収箱120内に回収できる
よう構成されている。このカード回収箱120には取手
120aが設けられており、遊技場の係員が取手120
aを保持してカード回収箱120を取出し、そのカード
回収箱120内に回収されている磁気カード60を取出
せるよう構成されている。
なお、本実施例では、カード回収箱120により磁気カ
ード60を遊技機毎に収容するよう構成したが、遊技機
裏面にベルトコンベア等を設けて設置島の端1か所で集
めるようにしてもよい。
カード回収箱120の上方には、磁気カードをストック
しておくカードストッカ112が配設されている。この
カードストッカ112の底板113は、第1のカード搬
送用ソレノイド114(SOLI)が設けられており、
この第1のカード搬送用ソレノイド114 (SOLI
)を励磁することによりそのプランジャ115が吸引さ
れて前記底板113が下降し、第1のカード搬送用ソレ
ノイド114 (SOLI)の励磁を解除することによ
り図示しない復帰ばねの働きによりプランジャ115が
伸張されて底板113が上昇するよう構成されている。
この底板113の底面には、第3のカード検出器103
 (SW3)が設けられており、カードストッカ112
内にカードがストックされているか否かが検出される。
カードストッカ112の図示左側には、第2のカード排
出用ソレノイド116 (SQL2)が設けられており
、前記第1のカード排出用ソレノイド114 (SOL
I)を励磁制御して底板113を所定位置にまで下降さ
せた状態で、第2のカード排出用ソレノイド116 (
SQL2)を励磁することにより、プランジャ117が
吸引されてカード押出レバー118の先端が透孔119
から図示右方向に挿入されて底板113上のカード60
を1枚搬送ベルト110上に押出すよう構成されている
。そして、第2のカード排出用ソレノイド116 (S
QL2)の励磁を解除することにより、図示しない復帰
ばねの働きによりプランジャ117が伸長されて透孔1
19からカードメトツカ112内に挿入されていたカー
ド押出レバー118の先端がカードストッカ120内か
ら退避し、図示−点鎖線で示す位置に復帰する。これら
第1のカード排出用ソレノイド114 (SOLI)や
第2のカード排出用ソレノイド116 (SQL2)等
は、後述する制御部(マイクロコンピュータ)130に
より制御される。
なお、本発明では、カード60を、搬送することなく挿
入された位置でロックするようにしてもよく、その場合
には、ロックされた位置が前記カードを保留すべき所定
位置となる。
第4図は、パチンコ遊技機20を制御するための制御回
路を示すブロック図である。
制御回路は、制御中枢としての制御部(マイクロコンピ
ュータ)130を含む。制御部130は、以下に述べる
ようなパチンコ遊技機20の動作を制御する機能を有す
る。制御部130は、たとえば数チップのLSIで構成
されており、その中には、制御動作を所定の手順で実行
することのできるMPU131とMPU131の動作プ
ログラムを格納するROM132と、必要なデータの書
込み読出しができるRAM133とが含まれている。
さらに、MPU131と外部回路との信号の整合性をと
るための入出力回路134と、電源投入時にMPU13
1にリセットパルスを与えるパワーオンリセット回路1
35と、MPU131にクロック信号を与えるクロック
発生回路136と、クロック発生回路136からのクロ
ック信号を分周して割込パルスを定期的にMPU131
に与えるパルス分周回路(割込パルス発生回路)137
と、MPU131からのアドレスデータをデコードする
アドレスデコード回路138とを含む。
MPU131はパルス分周回路137から定期的に与え
られる割込パルスに応じて、割込制御ルーチンの動作を
実行することが可能となる。また、アドレスデコード回
路138はMPU131からのアドレスデータをデコー
ドし、ROM132゜RAM133.入出力回路134
にそれぞれチップセレクト信号を与える。
この実施例では、ROM132は、その内容の書き換え
、すなわち、必要が生じた場合にその中に格納されたM
PU131のためのプログラムを変更することができる
ように、プログラマブルROM132が用いられている
。そして、MPUl31は、ROM132内に格納され
たプログラムに従って、かつ、以下に述べる各制御信号
の入力に応答して、前述した搬送モータ107等に対し
制御信号を与える。
まず、硬貨処理部32から、硬貨の真偽および金額を判
定するために必要な検出データが制御部130に与えら
れる。制御部130では、その検出データに基づいて硬
貨の真偽を判定し、その判定結果を硬貨処理部32に与
え、適正な硬貨の場合はその硬貨を硬貨収容部(図示せ
ず)に収容させ、不適正な硬貨の場合には硬貨返却口3
1(第1図参照)から返却させるよう制御する。次に、
紙幣処理部34から、紙幣の真偽および金額を判定する
ための検出データが制御部130に与えられる。制御部
130ではこの検出データに基づいて真偽を判定し、そ
の判定結果が紙幣処理部34に与えられ、適正な紙幣で
ある場合には紙幣収容部(図示せず)に収容させ、不適
正な紙幣である場合にはその紙幣挿入・返却口33(第
1図参照)からその紙幣を返却させる。なお、硬貨処理
部゛32または紙幣処理部34により制御部130の助
けを借りることなく独立して前記真偽の判定を行なうよ
う構成してもよい。
制御部130には、第1ないし第3のカード検出器10
1 (SWI)〜103 (SW3)からの検出信号が
カード検出回路139を介して与えられる。データ読取
器104からの読取データ信号がデータ読取書込回路1
42を介して制御部130に与えられる。遊技者の遊技
終了ボタン26(第1図参照)の押圧操作により、遊技
終了スイッチ26′がON操作され、その信号が遊技終
了スイッチ回路143を介して制御部130に与えられ
る。発射玉検出器41からの発射玉検出信号が発射玉検
出回路144を介して制御部130に与えられる。入賞
玉検出器52からの検出信号が入賞玉検出回路145を
介して制御部130に与えられる。また、打込玉検出器
54からの検出信号が打込玉検出回路146を介して制
御部130に与えられる。
次に、制御部130は以下の機器に制御信号を与える。
まず、搬送モータ回路140を介して搬送モータ107
に搬送モータ駆動制御信号を与える。ソレノイド回路1
41を介して第1.第2のソレノイド114 (SOL
I)、116 (SQL2)にソレノイド駆動用制御信
号を与える。また、データ読取書込回路142を介して
データ書込器105にデータ書込用信号を与えるととも
に、データ消去器106にデータ消去のための制御信号
を与える。次に、打球モータ回路147を介して打球モ
ータ90に打球モータ駆動用制御信号を与える。
ランプ回路148を介して、カード保留表示器27に表
示制御信号を与える。デジタル表示駆動回路149を介
して遊技用持点表示器56に表示制御信号を与える。な
お、前記構成の各回路には、電源回路150から所定の
直流電流が供給される。
第5A図および第5B図は、第4図に示した制御回路の
動作を説明するためのフローチャートである。
まず、第5A図において、ステップS1により第1のカ
ード検出器SWIがONになったか否かの判断がなされ
る。遊技者が磁気カード60をカード挿入・排出口に挿
入していない場合にはステップS1によりNOの判断が
なされ、ステップS2に進み貨幣の投入があるか否かの
判断がなされる。そして、遊技者が硬貨または紙幣を硬
貨投入口30または紙幣挿入・排出口33に挿入してい
ない場合にはステップS2によりN、Qの判断がなされ
て再び前記ステップS1に戻るDo小ループ形成されて
いる。そして、遊技者が硬貨または紙幣を投入すれば、
硬貨処理部32または紙幣処理部34からの検出出力に
基づいて前記ステップS2によりYESの判断がなされ
、ステップS3に進む。つまり、遊技者が磁気カードを
持っていない場合には、貨幣の投入により遊技を開始す
るのであり、その貨幣の投入によって開始された遊技を
終了するに際して、遊技用持点があるときには、遊技終
了ボタンを押圧操作すると、カード処理装置では、管理
装置で指定された記録媒体識別情報(カードナンバー)
のほか所定の情報(遊技店識別情報、景品交換有効期限
情報、遊技用持点情報。
遊技有効期限情報)を磁気記録部に記録するとともに(
後述するステップ853)、遊技者等に見せる必要のあ
る内容(景品交換有効期限やカードナンバー等)を可視
表示部に印字あるいは刻字し、カード挿入・排出口から
カードを排出する。さらにカード処理装置は磁気記録部
に記録した内容と同じ内容の情報を管理装置に送り、管
理装置ではこれを受けて記憶部に各情報を記録媒体識別
情報(カードナンバー)に対応させて記憶する。
次に、ステップS3では、第2または第3のカード検出
器SW2.SW3がONになっているか否かの判断を行
ない、いずれの検出器もONになっていない場合にはス
テップS5に進み投入貨幣を返却した後に再び前記ステ
ップS1に戻る。つまり、第2のカード検出器SW2が
ONになっていないということは、第2のカード検出器
5W2(第3図参照)による検出位置に磁気カードが保
留されていないということであり、また第3のカード検
出器SW3がONになっていないということはカードス
トッカ112(第3図参照)内の磁気カードがなくなっ
ているということであり、このような場合には遊技終了
時に持点を記録させて遊技者に払出す磁気カードが存在
しないために、投入貨幣を返却させてステップS1に戻
り、カードの挿入があって初めて遊技が開始されるよう
制御するのである。次に、第2または第3のカード検出
器SW2.SW3のいずれかがONの場合にはステップ
S3よりYESの判断がなされてステップS4に進み、
投入された貨幣が正規の適正な貨幣か否かの判断がなさ
れ、不適正のものであればステップS5に進みその不適
正な貨幣を返却し、適正なものであると判断された場合
にはステップS6に進み、投入額に応じた点数を遊技用
持点に加算する処理がなされて第5B図に示すステップ
S20に進む。
次に、遊技者がカード挿入・排出口25から磁気カード
を挿入した場合には、第1のカード検出器SW1がON
に切換わるため、ステップS1でYESの判断がなされ
てステップS7に進み、搬送モータを正転させてカード
を第3図における図示左方向に搬送させ、ステップS8
により磁気カードに記録されているデータをデータ読取
器104(第3図参照)により読取らせ、ステップS9
に進み、第2のカード検出器SW2がONになったか否
かの判断がなされ、未だにONになっていないすなわち
カードが第2のカード検出器102(SW2)で検出さ
れる所定位置(第3図参照)まで搬送されていない場合
には前記ステップS7に戻り、ステップS7およびステ
ップS8の処理が続行される。そしてカードが第2のカ
ード検出器102 (SW2)で検出される位置にまで
搬送された場合にはステップS9によりYESの判断が
なされて、ステップS10に進み搬送モータが停止され
て、これによりカード60が第2のカード検出器102
 (SW2)で検出される所定位置に保留される。次に
、ステップS11に進み、前記ステップS8で読取った
カードデータに基づいて、そのカードがこの遊技場で使
用できるカードであるか否かまたは偽造カードでないか
否かあるいは遊技有効期限情報に基づいて遊技使用有効
期限が切れていないか否か等の判断がなされ、そしてす
べて適正なものであるとの判断がなされた場合にステッ
プS15に進み、カード保留表示器を点灯させてカード
を所定位置に保留している旨の表示を行ない、次にステ
ップS16に進み、遊技用持点が0であるか否かの判断
がなされ、0でないと判断された場合には第5B図に示
すステップS20に進む。一方、前記ステップS8で読
取ったカードデータにおいて、たとえば遊技使用有効期
限が切れている等、1つでも不適正と判断される情報が
あれば、ステップSllによりNoの判断がなされてス
テップS12に進み、カード搬送モータを逆転させ、ス
テップS13により第1のカード検出器SW1がONか
らOFFに切換わったか否かの判断がなされ、切換わる
までステップS12による処理が続行される。そして、
カード挿入・排出口25から磁気カード60が一部突出
する状態まで搬送されることにより第1のカード検出器
SWIがONからOFFに切換わるのであり、その状態
でステップ813によりYESの判断がなされてステッ
プS14に進み、搬送モータが停止されて再び前記ステ
ップS1に戻る。つまり、遊技使用有効期限が経過して
いる磁気カードを遊技機に使用した場合には、前記ステ
ップs11によりNoの判断がなされて結局その磁気カ
ードが遊技者側に返却され、その磁気カードによる遊技
が禁止されるのであり、前記ステップSllないしステ
ップS14により、後述する有効期限設定手段により設
定された遊技使用有効期限を経過した前記持点情報の遊
技への使用を禁止する遊技使用禁止手段が構成されてい
る。
次に、挿入された磁気カードに記録されている遊技用持
点が0の場合には、前記ステップS16によりYESの
判断がなされてステップS17に進み、有効な貨幣の投
入があるか否かの判断がなされ、有効な貨幣の投入がな
い場合にはステップ318に進み遊技終了スイッチがO
Nになったが否かの判断がなされ、未だに遊技終了スイ
ッチがONになっていない場合には再び前記ステップS
17に戻るDo小ループ形成されている。このDO小ル
ープ巡回途中で、有効な貨幣の投入があったと判断され
れば、ステップS17によりYESの判断がなされてス
テップS6に進み、投入額に応じた点数を遊技用持点に
加算する処理がなされて、ステップS20に進む。また
、遊技者が遊技終了ボタンを抑圧操作すればステップS
18によりYESの判断がなされてステップS19に進
み、カード保留表示器が消灯した後に後述するステップ
S52に進み、カードを遊技者側に排出する制御がなさ
れる。つまり、挿入された磁気カードに記録されている
遊技用持点が0の場合には、貨幣の投入によって初めて
遊技が可能となるのであり、貨幣の投入により前記ステ
ップS17によりYESの判断がなされてステップS2
0以降のパチンコ遊技が可能となるのである。
次に、第5B図に示すステップS20では、打球モータ
の電源をONに制御してパチンコ玉の弾発発射が可能な
状態にし、ステップS21に進み発射玉検出器がONに
なったか否かの判断がなされ、未だにONになっていな
いと判断された場合にはステップS22に進み、入賞玉
検出器がONになったか否かの判断がなされ、未だにO
Nになっていないと判断された場合にはステップS23
に進み、打込玉検出器がONになったか否かの判断がな
され、未だにONになっていないと判断された場合には
ステップS24に進み有効な貨幣投入または有効なカー
ドの挿入があったか否かの判断がなされる。このステッ
プS24よりNoの判断がなされた場合にはステップS
31に進むが、YESの判断がなされた場合にはステッ
プS30に進み、貨幣の投入額またはカードに応じた持
玉数を遊技用持点に加算する処理がなされた後にステッ
プS31に進む。このステップS24およびステップS
30の具体的な処理内容は、第5A図に示したステップ
S1ないしステップS19の処理と同様の処理である。
そして、遊技者が当初、磁気カードを挿入することなく
貨幣の投入によって遊技を開始した場合において、遊技
途中で自己が保有する有効な磁気カードをパチンコ遊技
機に挿入した場合には、前記ステップS24によりYE
Sの判断がなされ、その挿入された磁気カードに記録さ
れている遊技用持点が現在までのパチンコ遊技によって
獲得している遊技用持点に加算されるのである。なお、
遊技者が既に磁気カードをパチンコ遊技機内に挿入して
いる場合には、さらにそれに加えて磁気カードを挿入す
ることができないように構成している。
次に、ステップS31では、遊技用持点が0であるか否
かの判断がなされる。遊技者の遊技用持点がOでない場
合にはステップS31によりN。
の判断がなされてステップS32に進み、遊技終了スイ
ッチがONになっているか否かの判断がなされ、遊技者
が遊技終了ボタンを押圧操作していなければステップS
32によりNoの判断がなされてステップ333に進み
、(入賞玉数×n)−(打込玉数)≧mの判断がなされ
る。このmは、打止設定数であり、たとえば3000.
4000程度の数字である。また、nは、後述するよう
にパチンコ玉の1回の入賞に伴って付与される得点に相
当する数でありたとえば13等の予め定められている数
である。(入賞玉数Xn)−(打込玉数)がm未満であ
れば、未だに打止とはならずステップ333によりNo
の判断がなされて再び前記ステップS20に戻るDo小
ループ形成されている。
このDO小ループ巡回する途中で、パチンコ玉が弾発発
射されて発射玉検出器がONになれば、前記ステップS
21によりYESの判断がなされてステップS25に進
み、遊技用持点から1を減算する処理がなされ、ステッ
プS26に進み、発射玉カウンタを1インクリメントす
る処理がなされ、ステップS31に進む。
そして、遊技領域に打込まれたパチンコ玉が入賞すれば
、入賞玉検出器がONになりステップS22によりYE
Sの判断がなされてステップS27に進み、遊技用持点
にnを加算する処理がなされる。このnはパチンコ玉の
入賞に伴って付与される得点に相当する数字であり、た
とえば13等の予め定められている数字である。次にス
テップS28に進み、入賞玉カウンタを1インクリメン
トする処理がなされ、ステップ531に進む。なお、遊
技用持点に対する加算条件としては、パチンコ玉の入賞
に代えてまたはそれに加えて、たとえば特定遊技状態の
成立を選んでもよく、特定遊技状態になったことに基づ
いて所定数加算するように制御してもよい。
次に、遊技領域に打込まれて各種入賞口やアウト口に落
人した打込玉が打込玉検出器54(第1図参照)により
検出されれば、前記ステップ823によりYESの判断
がなされてステップS29に進み、打込玉カウンタを1
インクリメントした後にステップS31に進む。また、
前記ステップS29による打込玉カウンタの値により打
込玉数が定まり、前記ステップS28による入賞玉カウ
ンタの値により入賞玉数が定まるのであり、それら両数
に基づいてステップ333により打止が成立したか否か
の判断が行なわれる。
次に、(入賞玉数Xn)−(打込球数)がm以上となり
打止が成立した場合にはステップ33BによりYESの
判断がなされてステップS42に進む。また遊技者が遊
技終了ボタン26(第1図参照)を抑圧操作して遊技終
了スイッチがONに切換わった場合にはステップS32
によりYESの判断がなされてステップS42に進む。
そして、ステップS42では打球モータの電源がOFF
に制御されて遊技不能状態となる。この遊技不能状態に
する方法としては、他に、打球杆38(第1図参照)へ
の打玉の供給を停止させたり、発射玉通路途中に遮閉板
等を出現させて発射上をすべて強制的にファール玉にす
る方法等が考えられる。
次にステップ543に進み、カードを所定位置に保留し
ている旨の表示を行なうカード保留表示器27(第1図
参照)を消灯する。次にステップS44に進み、第2の
カード検出スイッチSW2がONになっているか否かの
判断がなされ、磁気カードが第2のカード検出器102
 (SW2)(第3図参照)により検出される所定位置
に保留されている場合にはステップS44によりYES
の判断がなされてステップS52に進むが、前記所定位
置に磁気カードが保留されていない場合にはステップS
44によりNoの判断がなされてステップS45に進む
。ステップS45では、第1のカード排出用ソレノイド
5OL1をONに制御するとともに、ステップS46に
より第2のカード排出用ソレノイド5QL2をONに制
御し、ステップS47に進み、第2のカード検出器SW
2がONになったか否かの判断がなされ、ONになるま
で前記ステップS45およびステップS46の制御が続
行される。つまり、ステップS45により第1のカード
排出用ソレノイド5OLIがONに制御されれば第3図
に示す底板113が降下され、ステップS46による第
2のカード排出用ソレノイド5QL2かONに制御され
ることにより、第3図に示すカード押出レバー118が
図示右方向に移動されてカードストッカ112内のカー
ド60が搬送ベルト110上に押出される。そして、第
2のカード検出器SW2がONになった時点でカードス
トッカ内のカードの排出が完了されるために、ステップ
348に進み、第2のカード排出用ソレノイド5QL2
をOFFに制御し、ステップS49により搬送モータを
逆転させてカードを第3図における図示右方向に搬送さ
せる。そしてステップS50により第2のカード検出器
SW2がONからOFFに切換わったか否かの判断がな
され、OFFに切換わるまで前記ステップS49の制御
が続行される。この状態で、カードが第3図における図
示右方向に搬送されて第2のカード検出器SW2によっ
て検出できない位置にまで移動するとステップS51に
進み、第1のカード排出用ソレノイド5OL1をOFF
に制御してステップS52に進む。
次に、ステップS52では、搬送モータを逆転させてカ
ードを第3図における図示右方向に搬送し、ステ、ツブ
S53によりカードにデータを書込む処理を行なう。こ
のステップS53では、具体的には、データ消去器10
6(第3図参照)19より従前の記録データを消去する
とともにデータ書込器105(第3図参照)より遊技者
が獲得した遊技用持点情報等を書込む処理が行なわれる
。そして、このステップ353による処理を行なうとと
もに、パチンコ遊技機の制御部130は、カード挿入時
に読取りカード処理装置内のRAM133に記憶した各
情報のうち遊技用持点情報のみを遊技終了時の遊技用持
点情報に更新した後(結果的に遊技終了時に更新されて
いれば遊技中宮に更新するようにしてもよい)、記録し
た内容と同じ内容の情報を管理装置10に送り、管理装
置ではこれ受けて、記憶部の記録媒体識別情報記憶領域
に記憶されているカードナンバーのうち送られてきたカ
ードナシバーに対応する部分の各情報を、送られてきた
情報に更新する(実質的には遊技用持点情報のみが更新
される)。なお、前記ステップS53では、前述したよ
うに、カードを挿入することなく貨幣の投入によって遊
技が行なわれ、遊技中においても全くカードが挿入され
ることがなかった場合には、遊技用持点情報以外にも遊
技店識別情報や景品交換使効期限芦報さらには遊技有効
期限情報等の所定の情報を磁気記録部に記録するととも
に、景品交換有効期限やカードナンバー等の遊技者等に
見せる必要のある内容を可視表示部に印字あるいは刻字
する処理がなされる。前記景品交換有効期限情報と遊技
有効期限情報は、本実施例では管理装置10から記録媒
体識別情報とともに送られてくるように構成され、また
管理装置10においてそれぞれ異なった別々の期限に設
定可能に構成されている。この管理装置10により、前
記持点情報を遊技に使用できる遊技使用有効期限と前記
持点情報を景品交換に使用できる景品交換使用有効期限
とをそれぞれ別々の期限に設定可能な有効期限設定手段
が構成されている。
なお、本実施例では管理装置10において有効期限を設
定するようにしたが、前記制御部130で設定するよう
にしてもよく、要するに、持点を遊技や景品交換に使用
する際に、その使用有効期限をきちんと管理できるよう
に構成されていれば設定する場所は特に限定されない。
また有効期限の長さは、メーカ側で固定的に設定してお
いてもよく、あるいは、遊技場において自由に設定変更
できるようにしてあってもよい。そしてステップS54
に進み、第1のカード検出器SW1がONからOFFに
なるまで前記ステップS52およびステップS53の制
御が続行され、OFFになったと判断された場合にはス
テップS55に進み、搬送モータを停止制御させる。そ
して、前記第1のカード検出器SWIによっては検出で
きない位置にまでカードが搬送されている状態でカード
の一部はカード挿入・返却口25(第3図参照)から外
方に一部突出した状態となるために、遊技者はその磁気
カードをカード挿入・返却口25からり抜くことが可能
となる。次にステップS56に進み、打止が成立してい
るか否かの判断がなされ、打止が成立している場合には
制御が終了するが成立していない場合にはNoの判断が
なされて再び前記ステップS1に戻る。
次に、遊技中において遊技用持点情報が0になった場合
には、前記ステップS31によりYESの判断がなされ
てステップS34に進み、打球モータの電源をOFFに
制御して遊技不能状態とし、ステップS35に進み、発
射球数と打込球数とが等しいか否かの判断がなされ、未
だに等しくないと判断された場合にはステップS20に
戻るが、等しいと判断された場合にはステップS36に
進む。このステップS35による判断は、遊技終了ボタ
ンの抑圧操作により打球モータの電源がOFFに制御さ
れた後に、遊技領域に残存する残留玉のすべてが遊技結
果が確定したか否かを判断するものであり、残留玉によ
る入賞に伴う遊技価値の付与を行なわんとするものであ
る。つまり、前記遊技領域に残留玉が存在する限りは、
発射玉数の方が打込玉数の値よりも大きくなるはずであ
り、その結果ステップS35によりNoの判断がなされ
るのである。そして、ステップS35によりNOの判断
がなされた場合にはステップS22に再び戻り、前記残
留玉による入賞があったか否かの判断が行なわれるので
ある。その結果残留圧による入賞があった場合にはステ
ップS27による遊技用持点にnを加算する処理がなさ
れ、遊技者に不満を抱かせないように制御する。次に、
前記遊技領域に存在する前記残留玉がすべてアウト口に
落人した場合にはステップS35によりYESの判断が
なされてステップS36に進む。
ステップS36では、第2のカード検出器SW2がON
になっているか否かの判断がなされ、カードが第2のカ
ード検出器SW2によって検出される所定位置に保留さ
れていればYESの判断がなされてステップS37に進
む。また、カードが前記所定位置に保留されていない場
合にはステップS36によりNoの判断がなされてステ
ップS1に再び戻る。つまり、前記第2のカード検出器
SW2によって検出される所定位置にカードが存在しな
い場合にはステップS36によりNoの判断がなされる
のであり、その場合には磁気カードがパチンコ遊技機に
挿入されていない場合であるために、ステップS37以
降のカード排出制御を何ら行なうことなく直接ステップ
S1に戻ることができるのである。一方、カードが前記
第2のカード検出器SW2において検出されて所定位置
に存在する場合には、ステップS37に進み、景品交換
用持点が0であるか否かの判断がなされ、0でないと判
断された場合にはその磁気カードを回収することなく遊
技者側に排出し、景品交換用持点を利用した景品交換が
行なえるようにしなければならないために、ステップS
17に進み、遊技者の遊技終了ボタンの押圧操作に応じ
てカードの排出制御が行なわれるよう構成している。一
方、前記所定位置に保留されているカードの景品交換用
持点が0の場合には、遊技者側に排出する必要がないた
めに、ステップ338に進み、カード保留表示器を消灯
させステップS39に進み、搬送モータを正転させてス
テップS40により第2のカード検出器SW2がONで
なくなるまでその搬送モータの正転を継続させ、磁気カ
ードを第3図における図示左方向に搬送させる。そして
磁気カード60がカード回収箱120内に回収されれば
(第3図参照)、第2のカード検出器102(SW2)
による検出が行なわれなくなり(第3図参照)、ステッ
プS40によりNoの判断がなされてステップS41に
進み、搬送モータが停止されてステップS1に戻る。こ
の際、カード処理装置内のRAMに記憶した各情報のう
ち遊技用持点情報を「0」に更新した後各情報を管理装
置に送り、管理装置ではこれを受けて、景品交換用持点
と遊技用持点がともに「0」であることに基づき、記憶
部に記憶されている送られてきたカードナンバーをその
カードナンバーに対応する各情報とともに記憶部から消
去する。
以上説明したように、本実施例では、遊技終了時に遊技
用持点を磁気記録部(記録媒体)61の遊技用持点情報
記録領域と記憶部(記憶領域)13の遊技用持点情報記
憶領域とに記録、記憶するように構成しているが、その
他に、遊技用持点を景品交換用持点情報記録領域と景品
交換用持点情報記憶領域にも記録、記憶するように構成
してもよい。なおこの場合には、遊技用持点の増減に応
じて景品交換用持点も増減するように制御する必要があ
る。
次に、カード処理機70の動作を説明する。
磁気カード60がカード挿入・排出ロア1に挿入される
と、カード処理部73はカードの記録内容を読取り、読
取った情報を管理装置10に送るとともにカード処理部
73内の記憶部に記憶する。
管理装置10では、送られてきた情報に基づいてカード
の真偽等の判定を行ない、すべて適正であると判定され
た場合に適正の旨を示す信号を、そうでない場合には不
適正の旨を示す信号を、情報を送ってきたカード処理機
70のカード処理部73に送り返す。そして、カードが
適正である場合にのみ各情報が各表示部81〜86に表
示され、精算キー76の抑圧操作に基づいた景品交換等
の処理が可能となる。なお、不適正の場合には、磁気カ
ードを返却したりあるいは返却せずに警報音を発したり
する。
そして、持点をすべて精算(景品交換)したい場合には
、遊技者が精算キー76を押すことにより、加減点数表
示部86には、景品交換用持点と遊技用持点の合計点数
が表示され、景品交換用および遊技用持点表示部82お
よび84には「0」が表示される。そして、確認キー8
0を押すことにより、記録媒体識別情報(カードナンバ
ー)、景品用持点と遊技用持点との合計点数、発行日時
、カード処理機ナンバー等が印字されたレシートがレシ
ート発行ロア2から発行されるとともに、カードが取込
まれる。さらに、カード処理部73内の記憶部に記憶し
た各情報のうち景品交換用持点情報と遊技用持点情報が
「0」に更新された後各情報が管理装置10に送られ、
管理装置10てはこれを受けて景品用持点と遊技用持点
がともに「0」であることに基づき、記憶部に記憶され
ている送られてきた記録媒体識別情報(カードナンバー
)をその記録媒体識別情報(カードナンバー)に対応す
る各情報とともに記憶部から消去する。
次に、遊技用持点を景品交換用持点に加算したい場合に
は、まず遊技用持点の範囲内で加算したい点数をテンキ
ー74a〜74jで設定する。その点数は加減点数表示
部に表示される。次に加算キー77を押すと景品交換用
持点表示部82には景品交換用持点にテンキーで設定し
た点数を加算した点数が表示され、遊技用持点表示部8
4には遊技用持点からテンキー74a〜74jで設定し
た点数を減算した点数が表示される。そして確認キー8
0を押すことにより、カード処理部73は、カード処理
部内の記憶部に記憶した各情報のうち遊技用持点情報お
よび景品交換用持点情報を、それぞれテンキーで設定し
た点数を減算および加算した点数に更新した後各情報を
挿入されたカードの磁気記録部61に記録し、カード挿
入・排出ロア1からカードを排出するとともに、記録し
た内容と同じ内容の情報を管理装置10に送る。管理装
置10ではこれを受けて、記憶部の記録媒体識別情報記
憶領域に記憶されている記録媒体識別情報(カードナン
バー)のうち送られてきたカードナンバーに対応する部
分の各情報を、送られてきた情報に更新する。実際には
、送られてきたカードナンバーに対応する景品交換用持
点情報と遊技用持点情報とが更新されることとなり、ま
た、更新の結果遊技用持点情報が「0」になった場合に
は遊技有効期限情報がクリアされro 00000Jと
なる。
次に、持点の一部を景品交換したい場合には、まず、景
品交換用持点と遊技用持点の合計点数の範囲内で景品交
換したい点数をテンキー74a〜74jで設定する。そ
の点数は加減点数表示部86に表示される。次に減算キ
ー78を押すと景品交換用持点表示部82には景品交換
用持点からテンキーで設定した点数を減算した点数が表
示され、設定した点数が景品交換用持点を越えている場
合には、遊技用持点から超過分の点数を減算した点数が
遊技用持点表示部に表示され、景品交換用持点表示部に
は「0」が表示される。そして、確認キー80を押すこ
とにより、カード処理部73は、記録媒体識別情報(カ
ードナンバー)、テンキーで設定した点数、発行日時、
カード処理機ナンバー等が印字されたレシートをレシー
ト発行ロア2から発行するとともに、カード処理部73
内の記憶部に記憶した各情報のうち景品交換用持点情報
を景品交換用持点からテンキーで設定した点数を減算し
た点数に更新し、また設定した点数が景品交換用持点を
越えている場合には景品交換用持点情報を「0」に更新
し、さらに遊技用持点情報を遊技用持点から超過分の点
数を減算した点数に更新し、その後に各情報を挿入した
カードの磁気記録部61に記録しカード挿入・排出ロア
1からカードを排出する。さらに、カード処理部73は
、記録した内容と同じ内容の情報を管理装置101;送
り、管理装置ではこれを受けて、記憶部の記録媒体識別
情報記憶領域に記憶されている記録媒体識別情報(カー
ドナンバー)のうち送られてきたカードナンバーに対応
する部分の各情報を、送られてきた情報に更新する。実
際には、送られてきたカードナンバーに対応する景品交
換用持点が更新されることとなるが、テンキーで設定し
た点数が景品交換用持点を越えている場合にはそれに加
えて遊技用持点情報も更新されることとなる。なお、景
品交換用持点と遊技用持点の合計点数をそっくりテンキ
ーで入力した場合には、前述した持点をすべて精算(景
品交換)したい場合に精算キー76を押したときと同様
の制御がなされる。
なお、カード挿入・排出ロア1から挿入された磁気カー
ドの景品交換用有効期限が切れている場合には、カード
挿入・排出ロア1か挿入された磁気カードを返却たりあ
るいは返却せずに警報音を発生したりして、その磁気カ
ードによる精算(景品交換)が禁止されてレシートの発
行が行なわれないのであり、このカード処理機70は、
前記有効期限設定手段により設定された景品交換使用有
効期限を経過した前記持点情報の景品交換への使用を禁
止する景品交換使用禁止手段を含んでいる。
なお、前記管理装置10において、営業終了後、遊技用
持点情報記憶領域に残っている遊技用持点を自動的に景
品交換用持点情報記憶領域の景品交換用持点に加算する
よう制御してもよい。
[発明の効果] 前記構成を有する本発明は以下の効果を奏する。
請求項1に記載の発明は、持点情報を使用して、遊技を
行なうができる期間と景品交換を行なうことができる期
間とをそれぞれ別々の期間にすることができるために、
持点情報の遊技使用と景品交換使用とにおいてそれぞれ
異なった要求主体をともに満足させることのできる遊技
場の管理設備装置を提供し得るに至った。
請求項2に記載の発明では、遊技用持点情報と景品交換
用持点情報とをそれぞれ別個に設定することができる情
報設定領域を有しているために、遊技用持点情報の有効
期限に関する要求主体と景品交換用持点情報の有効期限
に関する要求主体とのそれぞれ異なった両生体をともに
満足させることができるよう両者の有効期限を設定する
ことのできる遊技場の管理設備装置を提供し得るに至っ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る遊技場の管理設備装置を示す全
体概略図である。 第2図は、磁気記録部(記録領域)と記憶部(記憶領域
)とにおけるそれぞれの各種記録領域。 記憶領域を説明するための説明図である。 第3図は、カード処理装置の働きを説明するための作用
説明図である。 第4図は、パチンコ遊技機を制御するための制御回路を
示すブロック図である。 第5A図および第5B図は、前記第4図に示す制御回路
の動作を説明するためのフローチャートである。 図中、20は遊技機の一例であるパチンコ遊技機、70
は景品交換手段を含むカード処理機、10は管理装置、
61は磁気記録部(記録領域)、61Aは遊技店識別情
報記録領域、61Bは記録媒体識別情報記録領域、61
Cは景品交換用持点情報記録領域、61Dは第2の有効
期限関連情報領域の一例である景品交換有効期限情報記
録領域、61Eは遊技用持点情報記録領域、61Fは第
1の有効期限関連情報領域の一例である遊技有効期限情
報記録領域、13は記憶部(記憶領域)、13Aは記録
媒体識別情報記憶領域、13Bは景品交換用持点情報記
憶領域、13Cは第2の有効期限関連情報領域の一例で
ある景品交換有効期限情報記憶領域、13Dは遊技用持
点情報記憶領域、13Eは第1の有効期限関連情報領域
の一例である遊技有効期限情報記憶領域である。 第λ図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)遊技者の持点を特定するための持点特定手段と、 該持点特定手段により特定された持点情報により遊技が
    可能な遊技機と、 前記持点特定手段により特定された持点情報の範囲内で
    景品交換が可能な景品交換手段と、を含む遊技場の管理
    設備装置において、 前記持点情報を遊技に使用できる遊技使用有効期限と、
    前記持点情報を景品交換に使用できる景品交換使用有効
    期限とをそれぞれ別々の期限に設定可能な有効期限設定
    手段と、 該有効期限設定手段により設定された遊技使用有効期限
    を経過した前記持点情報の遊技への使用を禁止する遊技
    使用禁止手段と、 前記有効期限設定手段により設定された景品交換使用有
    効期限を経過した前記持点情報の景品交換への使用を禁
    止する景品交換使用禁止手段とを含むことを特徴とする
    、遊技場の管理設備装置。
  2. (2)少なくとも記録媒体により遊技可能な遊技機と少
    なくとも該遊技機を管理する管理装置とを含む遊技場の
    管理設備装置において、 前記記録媒体に設けられた記録領域と、 前記管理装置に設けられた記憶領域と、 前記記録領域および前記記憶領域に設けられ、前記記録
    媒体を識別するための記録媒体識別情報を記録および記
    憶する記録媒体識別情報領域と、前記記録領域に設けら
    れ、遊技に使用可能な遊技用持点情報を記録する遊技用
    持点情報領域、および、前記記憶領域に設けられ、遊技
    に使用可能な遊技用持点情報を前記記録媒体識別情報に
    対応させて記憶する遊技用持点情報領域のうち、少なく
    とも一方の遊技用持点情報領域と、 前記記録領域に設けられ、遊技に使用不可能な景品交換
    用持点情報を記録する景品交換用持点情報領域、および
    、前記記憶領域に設けられ、遊技に使用不可能な景品交
    換用持点情報を前記記録媒体識別情報に対応させて記憶
    する景品交換用持点情報領域のうち、少なくとも一方の
    景品交換用持点情報領域と、 前記記録領域に設けられ、前記遊技用持点情報の有効期
    限に関する情報を記録する第1の有効期限関連情報領域
    、および、前記記憶領域に設けられ、前記遊技用持点情
    報の有効期限に関する情報を前記記録媒体識別情報に対
    応させて記憶する第1の有効期限関連情報領域のうち、
    少なくとも一方の第1の有効期限関連情報領域と、 前記記録領域に設けられ、前記景品交換用持点情報の有
    効期限に関する情報を記録する第2の有効期限関連情報
    領域、および、前記記憶領域に設けられ、前記景品交換
    用持点情報の有効期限に関する情報を前記記録媒体識別
    情報に対応させて記憶する第2の有効期限関連情報領域
    のうち、少なくとも一方の第2の有効期限関連情報領域
    と、を備え、 前記遊技用持点情報の有効期限と前記景品交換用持点情
    報の有効期限を別個に設定できるようにしたことを特徴
    とする、遊技場の管理設備装置。
JP63152711A 1988-06-21 1988-06-21 遊技用設備装置 Expired - Lifetime JP3011272B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63152711A JP3011272B2 (ja) 1988-06-21 1988-06-21 遊技用設備装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63152711A JP3011272B2 (ja) 1988-06-21 1988-06-21 遊技用設備装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH024397A true JPH024397A (ja) 1990-01-09
JP3011272B2 JP3011272B2 (ja) 2000-02-21

Family

ID=15546482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63152711A Expired - Lifetime JP3011272B2 (ja) 1988-06-21 1988-06-21 遊技用設備装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3011272B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02142585A (ja) * 1988-11-22 1990-05-31 Nissho:Kk パチンコ遊技場の持ち玉精算装置
JPH03244487A (ja) * 1990-02-21 1991-10-31 Sanyo Bussan Kk カード式遊技機
JPH06178864A (ja) * 1992-12-11 1994-06-28 Takeya:Kk 遊技場における景品玉返却機構
JPH06254237A (ja) * 1993-03-09 1994-09-13 Master Seimitsu Kogyo Kk Icカードを用いた遊技機システム
JPH0716347A (ja) * 1993-06-30 1995-01-20 Master Seimitsu Kogyo Kk Icカード対応型計数機
JPH0724122A (ja) * 1993-07-09 1995-01-27 Master Seimitsu Kogyo Kk Icカード対応型ターミナルコントローラー
JPH07185119A (ja) * 1993-12-28 1995-07-25 Oizumi Corp カード使用の遊技システム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52143131A (en) * 1976-05-24 1977-11-29 Sankyo Giken Kk Playing machine control system
JPS54120044A (en) * 1978-03-06 1979-09-18 Sofuia Kk Centralized control system for game machine
JPS602581U (ja) * 1984-05-23 1985-01-10 株式会社タイト− カ−ド式ゲ−ムシステム
JPS63277076A (ja) * 1987-01-30 1988-11-15 ダイコク電機株式会社 パチンコホ−ル用デ−タ集計システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52143131A (en) * 1976-05-24 1977-11-29 Sankyo Giken Kk Playing machine control system
JPS54120044A (en) * 1978-03-06 1979-09-18 Sofuia Kk Centralized control system for game machine
JPS602581U (ja) * 1984-05-23 1985-01-10 株式会社タイト− カ−ド式ゲ−ムシステム
JPS63277076A (ja) * 1987-01-30 1988-11-15 ダイコク電機株式会社 パチンコホ−ル用デ−タ集計システム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02142585A (ja) * 1988-11-22 1990-05-31 Nissho:Kk パチンコ遊技場の持ち玉精算装置
JPH03244487A (ja) * 1990-02-21 1991-10-31 Sanyo Bussan Kk カード式遊技機
JPH06178864A (ja) * 1992-12-11 1994-06-28 Takeya:Kk 遊技場における景品玉返却機構
JPH06254237A (ja) * 1993-03-09 1994-09-13 Master Seimitsu Kogyo Kk Icカードを用いた遊技機システム
JPH0716347A (ja) * 1993-06-30 1995-01-20 Master Seimitsu Kogyo Kk Icカード対応型計数機
JPH0724122A (ja) * 1993-07-09 1995-01-27 Master Seimitsu Kogyo Kk Icカード対応型ターミナルコントローラー
JPH07185119A (ja) * 1993-12-28 1995-07-25 Oizumi Corp カード使用の遊技システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3011272B2 (ja) 2000-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5578790B2 (ja) 遊技用管理装置
JPH024397A (ja) 遊技場の管理設備装置
JP3151208B2 (ja) 遊技用装置
JP2862995B2 (ja) 遊技場の管理設備装置
JP2688935B2 (ja) 遊技場の管理設備装置
JP2894557B2 (ja) 弾球遊技機
JP2588496B2 (ja) パチンコ機
JP3304470B2 (ja) 遊技用装置
JP2670620B2 (ja) 遊技用記録媒体発行装置
JPH01303181A (ja) 遊技機
JP2681363B2 (ja) 弾球遊技機
JP2928339B2 (ja) 遊技場の管理設備装置
JPH01293893A (ja) 遊技機
JP2000189641A (ja) 遊技用装置
JP2623518B2 (ja) カード式遊技機の制御装置
JP2945446B2 (ja) 遊技場の管理設備装置
JPH03136683A (ja) スロット式遊技装置
JP3514723B2 (ja) 遊技用システム
JP3439473B2 (ja) 遊技用装置
JPH01297090A (ja) 弾球遊技機
JP2862994B2 (ja) 遊技場の管理設備装置
JP2001113030A (ja) 記録媒体回収装置
JPH02107286A (ja) 遊技場の管理設備装置
JP2894589B2 (ja) 弾球遊技機
JP2683909B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081210

Year of fee payment: 9