JPH06254237A - Icカードを用いた遊技機システム - Google Patents

Icカードを用いた遊技機システム

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JPH06254237A
JPH06254237A JP4817493A JP4817493A JPH06254237A JP H06254237 A JPH06254237 A JP H06254237A JP 4817493 A JP4817493 A JP 4817493A JP 4817493 A JP4817493 A JP 4817493A JP H06254237 A JPH06254237 A JP H06254237A
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JP
Japan
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card
game
gaming machine
machine
balance
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JP4817493A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Takada
和彦 高田
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MASTER SEIMITSU KOGYO KK
Original Assignee
MASTER SEIMITSU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ICカードを媒介として金銭の出入りやメダ
ルなどの出入りを一元的に管理することができるととも
にICカードの保護機能を高めることができるシステム
を提供する。 【構成】 (a)ICカードライター部およびキー入力
部を備え、ICカードを発行する会員登録端末機、
(b)液晶画面(テレビ)を備えたゲーム機本体と該ゲ
ーム機本体に付設された貸し機とからなり、該貸し機
が、紙幣および(または)硬貨投入口、ICカード入
口、引き出しスイッチ、ICカードリーダ・ライタ、お
よび精算スイッチからなる一体型遊技機、(c)前記会
員登録端末機および一体型遊技機に接続されたターミナ
ルコントローラー、(d)前記ターミナルコントローラ
ーと一体型遊技機のあいだに設けられた中継管理器、お
よび(e)前記一体型遊技機に接続されたホールコンピ
ュターからなることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はICカードを用いた遊技
機システムに関する。さらに詳しくは、ICカードによ
りゲームを行なうことができるためコインやパチンコ球
などの使用を省略または併用することができ、またIC
カードの情報を中央のコントローラーで一元的に管理す
ることによりカードの誤用や悪用を防ぐことができる遊
技機システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、スロットマシンやパチンコな
どのゲーム機は、それぞれコインやパチンコ球を媒介と
してゲームが進行するようになっており、遊戯者はこれ
らコインなどを購入して、ゲーム機に投入して遊戯を行
なっている。また、近年、パチンコ業界においてプリペ
イドカードなるものが導入され、その都度紙幣や硬貨と
コインなどを交換することなく、前記プリペイドカード
により所望枚数のコインなどを交換することができる。
【0003】しかし、いずれにしても現状ではコインな
どをゲーム機に投入してゲームを行なわなければなら
ず、遊戯者にとって操作が煩わしいとともにスピード感
に欠けるという問題がある。また、プリペイドカードは
予め記憶されている度数が消費されるだけであり、消費
し尽したのちはカードを廃棄するしかなく、その処理に
問題を残している。
【0004】一方、最近、ICカードを用いてゲームを
行なうことができる遊技機が提案されているが、遊技機
とのあいだのコインなどのやり取りしか考慮されておら
ず、またICカードを紛失してしまうと当該ICカード
に記憶されている残高も無くなることになり、取い扱い
上問題を残していた。
【0005】本発明は、叙上の事情に鑑み、ICカード
を媒介として、金銭の出入りやコインなどの出入りを一
元的に管理することができるとともにICカードの保護
機能を高めることができるICカードを用いた遊技機シ
ステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のICカードを用
いた遊技機システムは、(a)ICカードライター部お
よびキー入力部を備え、前記キー入力部より入力された
会員情報を記憶したICカードを発行する会員登録端末
機、(b)液晶画面を備えたゲーム機本体と該ゲーム機
本体に付設された貸し機とからなり、該貸し機が、紙幣
および(または)硬貨投入口、ICカード入口、該IC
カードに記憶されているゲーム度数を貸し機側に移すた
めの引き出しスイッチ、前記ICカードの読み取りおよ
び書き込みを行なうICカードリーダ・ライタ、および
ゲーム終了後液晶画面に表示されている総ゲーム度数を
精算するための精算スイッチからなる一体型遊技機、
(c)前記会員登録端末機および一体型遊技機に接続さ
れたターミナルコントローラー、(d)前記ターミナル
コントローラーと一体型遊技機のあいだに設けられた中
継管理器、および(e)前記一体型遊技機に接続された
ホールコンピュターからなることを特徴としている。
【0007】
【実施例】以下、添付図面に基づき本発明のICカード
を用いた遊技機システム(以下、単にシステムという)
を詳細に説明する。
【0008】図1は本発明のシステムの概念説明図であ
る。
【0009】図1において、1は各種情報を記憶したI
Cカードを発行する会員登録端末機、2は会員の現時点
の人数や、男女比率、年令、貯メダル数、景品売上など
を管理し、資料としてホールコンピューターに送付する
ターミナルコントローラー、3は顧客ファイル情報など
をプリントアウトするためのプリンター、4は顧客の要
望に応じてICカードの残高確認を行なったり、ICカ
ードに記憶されているプレー度数の引き出しなどを行な
うホールカウンター、5は前記ターミナルコントローラ
ー2と後述する一体型遊技機6とのあいだに設けられ、
これらのあいだの情報のやり取りを中継する中継管理
器、6は液晶画面(テレビ)を備えたゲーム機本体と該
ゲーム機本体に付設された貸し機とからなる一体型遊技
機6、7は各遊技機6からの出玉情報などが集められる
ホールコンピュターである。以下、各構成要素について
説明する。
【0010】会員登録端末機1は、顧客の要望に応じて
ICカードを発行する部分であり、会員の識別および顧
客管理を行なうために、入会に際し、住所、氏名、電話
番号、暗証記号(たとえば4桁の数字)などを記入した
入会申込書を顧客に作成してもらう。これらを会員登録
データとし、この情報に基づいてICカードが作成され
る。
【0011】会員登録端末機1は、図2に示されるよう
にキー入力部11、ICカードライター部12、CPU
部13および電源部14を備えており、インターフェイ
スを介してワークステーションに接続されている。
【0012】前記端末機1では、顧客により作成された
入会申込書にしたがい、地域別コード(たとえば数字4
桁)、加入者コード(たとえば数字6桁)を作成し、こ
れに基づき当該顧客が新規加入であるか既加入であるか
のチェックを行なう。そして既加入であると判ったとき
は、既加入分のカードは登録抹消とし、一方新規加入で
あるときは、前記地域別コードおよび加入者コードに加
入者暗証番号を加えた、たとえば合計14桁の数字で構
成される加入者番号を作成するとともに、この作成の日
付をもって会員登録日とする。
【0013】ついで前記加入者番号、登録年月日、プリ
ペイド金額および残高からなるデータを前記ICカード
ライター部12にて書き込んだ(記憶させた)ICカー
ドを発行し顧客に渡す。
【0014】なお前記説明では、ICカード自体に要す
るコストとして顧客から受け取った金額の一部(たとえ
ば1000円)を基本料金として受領し、その差額を残
高としてICカードに記憶させるようにしている。した
がって、このばあい、顧客は1万円を払ったとしても、
実際にゲームできるのは9000円分となる。ただし、
本発明のシステムは、必ずしもこのやり方に限定される
ものではない。
【0015】ターミナルコントローラー2は、前記会員
登録端末機1、ホールカウンター4および一体型遊技機
6と光通信またはケーブル通信により接続されており、
会員の現時点の人数や、男女比率、年令、貯メダル数、
景品売上などを管理し、資料としてホールコンピュータ
ーに送付する。
【0016】本実施例では、前記ターミナルコントロー
ラー2にプリンター3が接続されている。このプリンタ
ー3により、地域別、あるいは生年月日をデータとして
インプットしているばあいには年令別の顧客ファイルを
作成することができる。
【0017】ホールカウンター4は、遊戯場内のフロン
トなどに設置される端末機であって、顧客がICカード
の残高を確認したり、その残高の一部を引き出して景品
と交換したりするばあいなどに用いられる。このばあ
い、顧客は、銀行のキャッシュディスペンサーと同様に
して、まずメニュー(残高確認、引き出しetc.)を
選択し、ついでICカードをホールカウンター4に挿入
する。そして、引き出すばあいは、顧客が入力した暗証
番号が正しいものであることを確認したのちに、顧客が
希望する額の返却レシートを発行するとともにICカー
ド内に記憶されている残高を更新する。この残高更新の
情報はターミナルコントローラーにも送られる。一方、
ホールカウンター4にてコインなどを預け入れて、その
分だけICカードの残高を更新させることも可能であ
る。このばあい、残高表示部が有限(たとえば3桁(9
99))であるのでICカードの残高に上限を設けてお
き、この上限をこえる分についてはオーバーフローとし
てレシートを発行する。顧客はこのレシートに表示され
た度数に応じて、景品との交換を行なうことになる。
【0018】中継管理器5は複数の一体型遊技機6とタ
ーミナルコントローラー2との通信を中継処理するため
の装置であり、一体型遊技機6およびターミナルコント
ローラー2との通信は光通信またはケーブル通信などに
より行なわれる。それぞれの一体型遊技機6は各一体型
遊技機6に予め付与された識別コード番号により識別さ
れるようになっている。
【0019】図3は光通信のばあいにおける中継管理器
のブロック図をあらわしている。一体型遊技機6側およ
びターミナルコントローラー2側それぞれに赤外受光部
51および赤外投光部52が設けられており、該赤外受
光部51に送られてきた情報はマルチプレクサー53を
経てCPU部54に送られる。このマルチプレクサー5
3は、複数の一体型遊技機6から送られてきた信号のう
ちの1個を選択する要素である。光通信にあたっては複
数の一体型遊技機6より重複して通信要求が発生したば
あいに通信が正常に行なわれなくなるので、中継管理器
5がイニシャリティブをとり一定間隔でシーケンシャル
にデータの授受が行なわれる。
【0020】複数個の一体型遊技機6に対して1機の中
継管理器5の取りうる通信視野範囲は中継管理器に中継
されうる最小角度を考慮し、半値角70°以上であるの
が好ましい。この通信視野範囲は一体型遊技機6側にお
いても同様である。
【0021】一体型遊技機6はリールディスプレイ部
(液晶画面)を備えたゲーム機本体と該ゲーム機本体に
付設された貸し機とからなっている。これらは別体とし
て配線により接続してもよいし、同一ケーシング内に隣
接して設けるようにしてもよい。図4は本発明のシステ
ムにおける一体型遊技機の一実施例の正面説明図、図5
は同じくブロック構成図をあらわしている。図4に示さ
れる実施例では本体と貸し機とが同一ケーシング内に一
体に設けられている。
【0022】本体側には登録スイッチ61、ならびにス
タートレバー62および3個のストップスイッチ63
a、63b、63cからなるゲーム用スイッチが設けら
れており、またメダルの払い出しを行なうための払出し
機(図示せず)が付設されている。そして、中央付近に
は液晶画面(テレビ)64が設けられており、従来のリ
ールの回転による絵柄の変化に代えて画面上で絵柄が変
化しうるようになっている。左側2個のストップスイッ
チ63a、63bの右側にはそれぞれセレクト表示ラン
プ65a、65bが設けられている。このセレクト表示
ランプ65a、65bはストップスイッチを押してから
所定時間(たとえば3秒)だけ点灯するかもしくは色が
変わり、そのあいだに遊戯者はストップスイッチを押し
た数だけ(たとえば最大限4コマまで)画面上のリール
を移動させて、自己の希望する絵柄に合わせることがで
きるようになっている。また本体の下部にはメダルの受
皿66が設けられている。一方、本体の上部にはルーレ
ット67が設けられている。これら各要素の制御は、本
体CPU部および払出し制御部により行なわれる。
【0023】一方、貸し機は紙幣投入口68およびIC
カード入口69を有しており、前記紙幣投入口68付近
には投入金額のチェックなどを行なう現金入力部が設け
られており、一方ICカード入口付近にはICカードの
読み取りおよび書き込みを行なうICカード制御部(I
Cカードリーダ・ライタ)が設けられている。なお、本
実施例では紙幣投入口を設けているが、硬貨投入口を設
けることも可能である。また、ICカードに記憶されて
いるゲーム度数を貸し機側に移すための引き出しスイッ
チ70およびゲーム終了後に貸し機に記憶されている総
ゲーム度数を精算するための精算スイッチ71が設けら
れている。また、本実施例では、液晶画面としてICカ
ードの残高を表示するための残高表示部72、入賞数を
表示するための入賞表示部73および総ゲーム度数を表
示するための総度数表示部74が設けられている。さら
に、本実施例ではメダルでもプレーができるようにコイ
ン投入口75が形成されている。
【0024】つぎに本体CPU部および貸し機CPU部
の機能について説明する。
【0025】本体CPU部はまず、スイッチ入力処理を
行なう。スイッチ入力処理はゲームを行なうために必要
な代償を取り込むための登録スイッチ、ゲームを開始す
るためのスタートレバー、および液晶テレビ画面上で変
化しているリールの動きを止めてゲーム結果を決定する
ための3個のスイッチ(ストップスイッチ1〜3)のそ
れぞれのスイッチに対する処理を行なう。また、貸し機
側より送られてくるプレー度数情報を受け取り、内部プ
レー度数メモリーにセットするとともに、受取確認用の
信号を貸し機側に返す処理を行なう。
【0026】本発明のシステムにおける遊技機において
は従来の回転式リールに代えて液晶テレビが採用されて
おり、ゲーム停止時およびゲーム進行時の動作状態など
が本体CPU部によって液晶テレビ64の画面に表示さ
れる。
【0027】また、メダル払出し機はメダル供給装置お
よびメダル払出し部からなっており、貸し機CPU部か
らの現金精算信号(ICカードを使用しないで現金でプ
レーを行なうばあいに、プレー後メダルで精算を行なう
ときの払出数信号)、全数払出し信号(ICカードを用
いてプレーしたばあいであっても払出しはメダルで行な
うことを遊戯者が希望したときの払出数信号)、または
オーバーフロー信号(ICカードの規定容量をこえたば
あいに、こえた分をメダルで払い出すときの払出し数信
号)を受けて、各信号の識別を行なったうえで規定数の
メダルを払い出す処理が行なわれる。また、ゲーム時に
発生する入賞情報を逐次貸し機側およびホールコンピュ
ター7に転送する処理を行なう。最後に、本体CPU部
の機能として、ランプコントロールがあり、これはゲー
ム効果を盛り上げるための各種ランプ類の点滅の制御、
あるいは効果音などの制御を行なうことである。
【0028】つぎに貸し機CPU部の機能について説明
する。
【0029】まず、現金にてプレーを行なう遊戯者に対
し、現金入力部からの現金投入信号を受けて、引き出し
スイッチが押された時点で本体CPU部に現金扱い信号
とプレー数情報を出力するとともに本体CPU部より情
報確認信号を受け取る処理を行なう。
【0030】また、ICカード制御部において、ICカ
ード入口より挿入されたICカードに記憶されている内
容とターミナルコントローラーに記憶されている内容と
の照合を行ない、内容が不一致のばあいはその旨を液晶
画面(テレビ)64上に表示して挿入されたICカード
を返却する。また、引き出しスイッチ70、本体CPU
部からの入賞数量および精算スイッチ71による加減算
を行ない、再度ICカードの残高更新処理を行なう。
【0031】また、貸し機CPU部は、ICカードより
貸し機CPU部にプレー度数を引き出す引き出しスイッ
チ70や、プレー終了時に押される精算スイッチ71な
どのスイッチ類に対応する処理を行なう。さらに、IC
カードより貸し機CPU部にプレー度数を引き出す引き
出し処理を行なうとともに、本体とのあいだで、本体C
PU部からの入賞情報の処理および本体に対する払出し
情報の提供などの処理を行なう。
【0032】また、本実施例のばあい、貸し機に各種表
示部が設けられており、貸し機CPU部はこれらの制御
をも行なう。すなわち、カード残高については、カード
挿入時、引き出しスイッチによる引き出し時、または精
算スイッチによる精算時などカード残高の表示の必要性
が生じたばあいに残高計算を行ない、残高表示部72に
その残高を表示する。また、入賞表示部73には、プレ
ー中に発生した入賞額をリアルタイムで表示し、総度数
表示はICカードよりプレー度数を引き出したとき、プ
レー中に入賞したとき、または登録スイッチ(プレース
イッチ)が押されたときの加減算処理を行なった結果を
リアルタイムで表示する。
【0033】貸し機CPU部は、また、挿入されたIC
カードが適切であるか否かの判定、出納処理などのすべ
ての情報処理を中継処理器5を介してホールの事務所な
どに設置されたターミナルコントローラー2とのあいだ
で行なう。この際、ターミナルコントローラー2との情
報処理を行なうための当該一体型遊技機6の識別番号を
識別コード番号設定部を介して入力設定する。この識別
番号の設定は、たとえば001〜999の範囲内で行な
うようにする。
【0034】また、一体型遊技機6の起動は、管理上、
起動専用ICカードを挿入することにより行ない、また
修理などによるメンテナンス上の装置の停止は停止専用
ICカードの挿入により行なうようにするのが好まし
い。なお、このばあいの停止は、ターミナルコントロー
ラー2に停止情報が送信される。
【0035】なお、装置の定義作動状態を維持できない
ばあい、たとえば前面部の開放、内部機器の修理・改造
などのばあいなどのチェックを当該装置自身が行ない、
かかる状態が発生したときに速やかに装置を停止させ、
本体側の液晶画面(テレビ)に使用不可情報を表示する
自己診断機能を備えているのが好ましい。
【0036】一体型遊技機6への電力の供給は、家庭用
電源(AC100V 50/60Hz)より電圧変換を
行ない、本体、貸し機、ランプコントロール部、その他
必要な箇所に電力を供給することにより行なうことがで
きる。
【0037】入賞情報、貯メダル数、景品交換可能数、
会員管理などの各種情報はホールコンピュター7に送ら
れ、各ホール毎に集中管理が行なわれるのであるが、こ
のホールコンピュターは、メダル補給や各遊技機のハズ
レと入賞を管理するとともに、打ち止めになった遊技機
およびその解除状況を管理する。また、たとえば特別ボ
ーナスゲームなどがあるばあいには、その発生確率を各
遊技機毎に管理することもでき、さらにはメダル貸し機
の貸し出し状況や精算の管理なども行なうことができ
る。
【0038】つぎに図6〜8に基づいて前述した一体型
遊技機の動作を説明する。なお、使用している数値はあ
くまでも例示であり、本発明のシステムはもとよりかか
る数値に限定されるものではない。
【0039】まず、装置(一体型遊技機)の起動は前記
のごとく起動専用ICカードを挿入することにより行な
われる。つまり電源投入後に起動専用ICカードの挿入
を待ち、該起動専用ICカードが挿入されたことを確認
したのちに各部の動作を起動させる。
【0040】ついで自己診断処理が行なわれる。装置が
定義動作を行なえるか否かのチェックを行ない(たとえ
ば、配線の切断の有無のチェックなど)、もし異常があ
れば本体の液晶画面(テレビ)64に「動作不可」を表
示して、その他の当該装置の動作を停止させる。このば
あいは、前述した停止専用ICカードを用いて装置のメ
ンテナンスが行なわれる。
【0041】自己診断の結果、異常がないばあいは、I
Cカードの挿入待ちとなり、ICカードが挿入されると
ターミナルコントローラー2に記憶されている加入者情
報と当該ICカードに書き込まれている加入者情報を比
較して同一であるか否かの判定を行ない、不当であれば
異常通知を行ない、正常であれば続く処理を行なう。
【0042】つぎに、ICカードに書き込まれている残
高とターミナルコントローラー2に記憶されている残高
の照合を行ない、残高が「0」のばあいには残高表示部
にその旨(たとえば「000」)を表示し、残高>0の
ばあいには引き出しスイッチのオン待ち状態となる。
【0043】ついで貸し機部の引き出しスイッチ70が
押されたか否かのチェックを行ない、引き出しスイッチ
70が押されていないばあいには登録スイッチ61のチ
ェックを行なうとともに前述した自己診断チェックも併
せて行ない、自己診断の結果、異常があればそのときま
での精算をして、本体の液晶画面(テレビ)64に異常
表示を行なったのち、待動作を停止する。一方、異常が
ないばあいには次の処理が行なわれる。また、停止専用
ICカードが挿入されたばあいには、残高更新の必要が
あれば残高更新をICカードおよびターミナルコントロ
ーラー2に対して行なったのちに動作を停止させる。
【0044】引き出しスイッチ70が押されると、残高
の照合を行ない残高が「0」のばあいには残高表示部7
2にその旨を表示し、最初のICカード挿入待ちの状態
になる。残高>0のときはICカードの残高から1を引
くとともにターミナルコントローラー2内に記憶されて
いる残高からも1だけ引いておく。このばあいの「1」
は所定数のプレー度数のかたまりであり、たとえばスロ
ットマシンのばあいメダル50枚に相当するプレー度数
50を「1」単位とする。そして、ICカードからはこ
の「1」単位毎に引き出しスイッチ70の操作により貸
し機側に移すことができる。そして、残高を減算すると
同時にホールコンピュター7にもこの情報を出力し、ト
ータルの値(総度数)を50増加させ、総度数表示部7
4に総度数を表示する。
【0045】なお、ICカードに代えて現金でもプレー
することができ、このばあい前記50度数分のゲーム料
を1000円とすると、1000円を紙幣投入口68よ
り投入すると前記総度数表示部74に「50」が表示さ
れる。
【0046】トータルの度数が更新されたばあいに、総
度数が表示部74の容量(たとえば、3桁の表示部のば
あいは「999」)をこえたときは、999をこえた分
をメダル払出し口より払い出し、残りの「999」を総
度数表示部74に表示し、トータルが999以下のばあ
いにはメダル払い出し動作は行なわずに総度数表示部7
4に表示するだけで次の処理を行なう。
【0047】つぎに、登録スイッチ61が押されたばあ
いに、総度数が1以上であれば、この総度数から「1」
だけ減算し、減算後の数値を総度数表示部74に表示
し、スタートレバーオン待ちとなる。登録スイッチ61
が押されないばあいには自己診断処理が行なわれる。
【0048】なお、登録スイッチ61を1回押すと、中
央のラインのみで入賞が判断される1ラインゲームとな
り、2回押すと上、中、下3本のラインで入賞が判断さ
れる3ラインのゲームとなり、また3回押すと、上、
中、下の3本と対角線2本の計5本のラインで入賞が判
断される5ラインゲームとなる。
【0049】つづいて、スタートレバー62が引かれる
とゲームが開始され、ストップスイッチ63a、63
b、63cを押すことにより液晶画面(テレビ)64の
画面上のリールが停止してゲームが決定し、入賞したば
あいには入賞度数が入賞表示部73に表示されるととも
に、当該度数が加算された値が総度数表示部74に表示
される。このばあい、前述したようにセレクト表示65
a、65bが点灯ないしは色が変わっているあいだは、
ストップスイッチを押すことにより画面上の絵柄を所定
コマ数だけ移動させることができる。スタートレバー6
2が引かれないばあいには後述する精算スイッチチェッ
クに移行する。
【0050】なお、本実施例では、通常のスロットマシ
ンによるゲームに加えてルーレット67によるゲームを
楽しむことができる。すなわち、たとえばボーナスゲー
ムになったばあいに、ルーレット67を回転させ、遊戯
者にスタートレバー62を引いてもらい、ルーレット6
7の出た目の数だけボーナスゲームができるようにす
る。このボーナスゲームの残り数はルーレット67の左
右の表示部にランプにて表示されるようになっている。
こうして、遊戯者がゲームに介入できるチャンスを増や
すことにより一層ゲームの面白味を増やすことができ
る。
【0051】こうしてゲームを繰り返していき、ゲーム
終了時に精算スイッチ71が押されたばあいにメダルの
精算が行なわれる。すなわち、総度数を50で除して、
商のうち整数分をAとし、B=総度数−A×50とする
と、Aが1以上のばあいにはその値をICカードに記憶
残高に加算して、再度ICカードの残高として記憶させ
る。また、Bが1より大きいばあいには端数分としてメ
ダル払い出し口より払い出す。
【0052】また、Aが1以上のばあいには更新された
ICカードと同一の情報はターミナルコントローラー2
にも転送され、最新の情報として登録される。この時点
で、総度数表示部74および入賞表示部73はゼロクリ
アされる。
【0053】具体的に、総度数表示部に「123」と表
示されていた状態で精算スイッチ71を押すと、123
÷50=2.46であり、「2」だけICカードの残高
に加算され、この加算後の残高はターミナルコントロー
ラー2に送られる。そして、残りの端数分「23」に相
当するメダル、つまり23枚のメダルがメダル払い出し
口から払い出されるのである。
【0054】なお、現金にてプレーしたのちに精算スイ
ッチ71が押されたばあい、ICカードが挿入されてい
るときは前述したようにしてICカードに精算し、IC
カードが挿入されていないばあいには全数メダル払い出
しにて精算する。
【0055】遊戯者は、このICカードの残高にもとづ
きホールカウンター4にて景品と交換することもできる
し、また次回以降の遊戯のためにそのままICカードを
保持してもよい。
【0056】なお、以上の説明は主としてスロットマシ
ンにもとづき行なったが、本発明のシステムはパチンコ
など他のゲーム機にも適用可能である。
【0057】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明のシステム
は、ICカードを媒介として金銭の出入りやメダルなど
の出入りを一元的に管理することができる。また、IC
カードの保護機能を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムの概念説明図である。
【図2】本発明のシステムにおける会員登録端末機のブ
ロック図である。
【図3】本発明のシステムにおける中継管理器の一実施
例のブロック図である。
【図4】本発明のシステムにおける一体型遊技機の一実
施例の正面説明図である。
【図5】本発明のシステムにおける一体型遊技機の一実
施例のブロック構成図である。
【図6】一体型遊技機の動作をあらわすフローチャート
である。
【図7】一体型遊技機の動作をあらわすフローチャート
である。
【図8】一体型遊技機の動作をあらわすフローチャート
である。
【符号の説明】
1 会員登録端末機 2 ターミナルコントローラー 3 プリンター 4 ホールカウンター 5 中継管理器 6 一体型遊技機 7 ホールコンピューター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G07F 7/08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)ICカードライター部およびキー
    入力部を備え、前記キー入力部より入力された会員情報
    を記憶したICカードを発行する会員登録端末機、
    (b)液晶画面を備えたゲーム機本体と該ゲーム機本体
    に付設された貸し機とからなり、該貸し機が、紙幣およ
    び(または)硬貨投入口、ICカード入口、該ICカー
    ドに記憶されているゲーム度数を貸し機側に移すための
    引き出しスイッチ、前記ICカードの読み取りおよび書
    き込みを行なうICカードリーダ・ライタ、およびゲー
    ム終了後液晶画面に表示されている総ゲーム度数を精算
    するための精算スイッチからなる一体型遊技機、(c)
    前記会員登録端末機および一体型遊技機に接続されたタ
    ーミナルコントローラー、(d)前記ターミナルコント
    ローラーと一体型遊技機のあいだに設けられた中継管理
    器、および(e)前記一体型遊技機に接続されたホール
    コンピュターからなることを特徴とするICカードを用
    いた遊技機システム。
  2. 【請求項2】 前記ターミナルコントローラーに顧客フ
    ァイルを作成するためのプリンターが接続されてなる請
    求項1記載のシステム。
JP4817493A 1993-03-09 1993-03-09 Icカードを用いた遊技機システム Pending JPH06254237A (ja)

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