JP7454932B2 - 景品交換装置 - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 令和1年7月10日、令和1年7月12日、令和1年7月17日、令和1年7月19日開催の「2019マース新製品発表展示会」にて発表 [刊行物等]2019年8月20日発行の雑誌「GreenBelt 9月号」に掲載 [刊行物等] 2019年9月10日発行の雑誌「Amusement Japan 9月号」に掲載 [刊行物等]2019年9月20日発行の雑誌「PLAYGRAPH 9月号」に掲載
本発明は、景品交換装置に関する。
遊技場における景品交換の効率化を図るために、遊技者の操作によって景品交換を行うことが可能な景品交換装置(セルフPOS(Point of sale system))が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。このような景品交換装置によれば、カウンターで従業員を待機させる必要がなくなるので、従業員が景品交換以外の業務を行うことができる。その結果、店舗運用の効率化を実現可能である。
特開2007-117776号公報
しかし上記のPOSはまだまだ、改善の余地があった。
本発明の景品交換装置は、記録媒体に記録された遊技価値を特定できる情報を記録媒体読取手段によって読取り、前記遊技価値を景品に交換するための景品交換装置であって、従業員に予め許容されている操作を受付ける第1モードと、遊技者に予め許容されている操作を受付ける第2モードとの切替えを実行可能であると供に景品を払い出す景品払出機と通信し、景品の払出し指令を前記景品払出機に送信可能に構成されており、前記第2モードでは、会員用記録媒体を前記記録媒体として受け付けた場合には、交換に使用する遊技価値数の自動換算を実行せず、一般用記録媒体を前記記録媒体として受け付けた場合には、前記自動換算を実行前記第1モードから前記第2モードへの切替えは、前記景品払出機との接続が確認されたこと、および/または、前記景品払出機においてエラーがない場合に実行され、前記第2モードにおいて、前記記録媒体が前記記録媒体読取手段から取り除かれたことを条件に、前記景品払出機に景品の払出し指令を送信する。
本発明によれば、景品交換装置を提供することができる。
図1は、実施形態に係る遊技用システム1の全体構成を模式的に示す図である。 図2は、実施形態において、カードIDに紐付けられる情報を示す概念図である。 図3は、実施形態に係る景品交換装置13の機能を示すブロック図である。 図4は、実施形態に係る景品交換装置13において、従業員操作モードから遊技者操作モードへの切替えを実行する際のフロー図である。 図5は、実施形態に係る景品交換装置13において、遊技者操作モードから従業員操作モードへの切替えを実行する際のフロー図である。 図6は、実施形態に係る景品交換装置13において、遊技者操作モードで遊技者自身が景品交換を実行するときの動作を示すフロー図である。 図7は、実施形態に係る景品交換装置13において、端数処理の選択を実行する際に表示する画像の一例を模式的に示す図である。
[A]遊技用システム1
図1は、実施形態に係る遊技用システム1の全体構成を模式的に示す図である。
本実施形態において、遊技用システム1は、図1に示すように、複数のパチンコ機2(遊技機)、複数の台間機3(遊技用装置)、複数のスロット機5(遊技機)、複数の台間機6(遊技用装置)を有し、各機器が島コンピュータ7を介してネットワーク8に接続されている。台間機3は、パチンコ機2に接続されており、台間機6は、スロット機5に接続されている。ここでは、台間機3および台間機6には、貯留機構付き紙幣識別装置10(ビルバリ)が取り付けられている。なお、台間機3および台間機6が紙幣識別装置を備えている場合には、貯留機構付き紙幣識別装置10を別途設置する必要がない。
図1に示すように、遊技用システム1には、上記機器以外の様々な機器が設けられている。たとえば、遊技用システム1は、計数機11、精算機12、景品交換装置13a(POS)、景品交換装置13(セルフPOS)、再プレー受付機14、発券機15、データ表示機16、データ公開機17を備えている。景品交換装置13aは、従業員の操作によって景品交換が行われる装置であって、景品払出機18aが併設されている。景品交換装置13は、原則、遊技者自身の操作によって景品交換が行われる装置であって、景品払出機18が併設されている。景品交換装置13の詳細については後述する。また、景品交換装置13には、自動販売機を接続してもよい。ネットワーク8には従業員端末としてウェアラブル端末などを接続してもよい。その場合、従業員端末は管理装置20から遊技データや来店情報を通知して従業員に知らせるようにしてもよい。
上記機器からの情報は、ネットワーク8を介して管理装置20(ホールコンピュータや島コンピュータなどの情報収集装置)に出力され、さらに、プロトコルコンバータ21とモデム22とを介してカードセンタ23に送信される。モデム22からカードセンタ23への情報の通信は、一般通信回線を介して行われる。
遊技用システム1において、遊技者は、貨幣や、会員用カード30(会員用記録媒体)および非会員用カード31(一般用記録媒体)などの記録媒体を用いて、パチンコ機2およびスロット機5において遊技を行う。つまり、遊技用システム1では、貨幣、会員用カード30、非会員用カード31により特定可能な度数(有価価値)に応じて、遊技ホールと遊技者(会員の遊技者,非会員の遊技者)との間で、パチンコ玉やメダル(コイン)などの遊技媒体の貸借が行われる。そして、遊技者は、その貸借された遊技媒体を使用して遊技を行う。
ここで、「度数」とは、入金された金額を遊技によって消費される数値に変換(度数化)したものであって、たとえば、1万円を度数化すると100度数となる。「会員の遊技者」とは、会員用カード30を有する遊技者である。「会員の遊技者」は、住所、氏名、年齢、性別、好きな台、連絡先、暗証番号などの属性情報が、会員の遊技者を個別に識別可能な会員番号と対応付けて、管理装置20に登録されている。「非会員の遊技者」とは、会員の遊技者として情報が登録されていない一般の遊技者である。
会員用カード30および非会員用カード31は、たとえば、ICチップおよびアンテナを有する非接触タイプの記録媒体である。非会員用カード31は、会員用カード30と区別されるように、たとえば、会員用カード30よりも、縦及び横の長さが短く、さらに、厚さが薄く構成されている。
会員用カード30は、遊技場で会員登録した遊技者に発行するカードである。カードID(記録媒体特定情報)を記憶しており、カードIDには、会員である遊技者に関する種々の情報が紐付けられている。紐付けられる情報は、たとえば、パチンコ機2、台間機3、スロット機5、台間機6、景品交換装置13a、景品交換装置13などの機器から送信される各種の情報である。
図2は、実施形態において、カードIDに紐付けられる情報を示す概念図である。
図2に示すように、カードIDに紐付けられる情報は、たとえば、遊技ID(収集用識別情報)、会員番号、度数残高、アウト(発射玉)、セーフ(入賞によって払い出される玉、遊技者の獲得玉)、利用した金額などの情報である。この他に、追加入金、貯玉数、ポイント、図示を省略した勝敗(セーフからアウトを減じたもの)、貸玉数(スロットの場合は、貸メダル数)、遊技台種別などの情報、これらの情報を履歴情報、日毎情報、週毎情報とした情報、住所、氏名、年齢、性別、好きな遊技台情報、好きな景品情報、連絡先、暗証番号などの情報が、適宜、紐付けらえる。また、遊技中は、たとえば、遊技者が遊技している各遊技機の番号や対応する台間機3または台間機6の番号を一時的に紐付けることもできる。
ここで、上記した度数残高や貸玉、貯玉など金銭的に価値のある情報を「遊技価値の情報」と呼ぶ。また、遊技を行った時間や発生した大当たり回数などを集計して紐づけてもよい。ここでいう貯玉とは、遊技者が遊技において獲得した玉のうち遊技場に預けられた玉のことである。
上記の「アウト(発射玉)」は、スロットでは「イン(投入枚数)」と呼ばれることもある。ここではスロットであってもパチンコと同様に「アウト」と称す。同様に上記の「セーフ」は、スロットでは、「アウト(払い出されたメダルの枚数)」と呼ばれることもある。ここでは、スロットであってもパチンコと同様に「セーフ」と称す。
「ポイント」には、来店ポイント(台間機3および台間機6に会員用カード30を差し込むと付与されるポイント)、貸玉ポイント(貸し玉数に応じて付与されるポイント)、勝敗ポイント(アウト数からセーフ数の差に応じて、負けた客に付与されるポイント)、稼動ポイント(アウト数に応じて付与されるポイント)などがある。
上記の情報は、管理装置20によって管理される。「管理」とは、これらの情報を更新したり、消去したり、保持したりすることである。管理される情報は、これらに限定されず、遊技ホールが、店舗運営や遊技者へのサービス向上を行うために必要な情報であれば適宜紐付けられる。
たとえば、会員用カード30には、会員番号またはカードIDだけが記録され、その他の情報が管理装置20において管理される。また、会員用カード30には、会員番号以外にも、上記した度数などの情報を全てまたは一部が記録され、さらに、管理装置20においても、それらの情報が管理されるように構成されていてもよい。この他に、会員用カード30には、カードIDを含む上記した度数などの情報が全てまたは一部が記録され、管理装置20においては、その記録された情報の全てまたは一部を管理しないように構成してもよい。
非会員用カード31は、会員用カード30と同様に、カードID(記録媒体特定情報)を記憶しており、カードIDには、非会員の遊技者に関する種々の情報が紐付けられている。
詳細には、遊技ID、度数、貸玉、入金、貸玉数などの情報が所定の期間に限ってカードIDに紐付けられる。ただし、紐付けられる情報は、上記事項に限定されず、店舗運営や遊技者へのサービス向上を行うために必要な情報であれば、適宜、カードIDに紐付けられる。紐付けられる情報は、会員用カード30に紐付けられる情報と同様に、管理装置20によって管理される。
たとえば、非会員用カード31には、カードIDだけが記録され、その他の情報については管理装置20において管理される。また、非会員用カード31には、カードID以外にも、上記した度数などの情報が全てまたは一部が記録され、さらに、管理装置20において、これらの情報が管理されるように構成されていてもよい。この他に、非会員用カード31には、カードIDを含む上記した度数などの情報が全てまたは一部が記録され、管理装置20においては、その記録された情報の全てまたは一部を管理しないように構成してもよい。この場合、非会員用カード31に記録された情報は、必要に応じて、適宜、管理装置20に送信される。
なお、非会員用カード31には、会員番号、ポイントなどの情報は紐付けられない。ただし、管理装置20は、これらの情報をいつでも紐付け可能なように、保持することができる。これは、非会員用カード31の保持者が会員カード30を発行した際に遊技データの移行ができるようにするためである。
管理装置20は、上記情報のうち遊技IDは、たとえば、遊技台において、アウトを検知したとき、台間機3および台間機6に貨幣を投入したときなど遊技を検知したときに付与されるIDであり、以後に実行された遊技の情報は、遊技IDに対応付けられて管理される。たとえば、会員用カード30および非会員用カード31を所有しない遊技者が貨幣によって遊技を開始した場合、まず、遊技IDが発行される。そして、その遊技IDに遊技情報が紐付けられて管理される。その後、たとえば、非会員用カード31が発行された場合、遊技IDに対して非会員用カード31に記憶されているカードIDが追加で紐付けられて管理される。
また、会員用カード30を所有している遊技者においては、貨幣を投入せずに会員用カード30を台間機3および台間機6に挿入して遊技を開始する場合がある。この場合、会員用カード30を受け付けた際に遊技IDを発行してもよい。
[B]景品交換装置13(セルフPOS)
上記の遊技用システム1を構成する景品交換装置13の詳細について説明する。
図3は、実施形態に係る景品交換装置13の機能を示すブロック図である。
図3に示すように、景品交換装置13は、制御部130、記録媒体読取手段131、従業員側表示部132、遊技者側表示部133、操作部134、通信部135、レシート発行部136を備える。
景品交換装置13は、たとえば、ホールの景品カウンターに設置され、遊技者が獲得した遊技媒体(玉、メダル)の遊技価値を所望の景品と交換する際に使用される。景品交換装置13は、セルフPOSであって、景品交換を行う際には、原則、遊技者自身が景品交換に関する操作を実行し、必要に応じて、従業員が景品交換に関する操作を実行するように構成されている。景品交換装置13と景品交換装置13aは同一のハードウェアであり、以下に記述するようにぞれぞれのモードに移行することができる。
景品交換装置13を構成する各部について順次説明する。
[B-1]制御部130
制御部130は、図示しない演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)などの各種電子部品を有し、制御回路、LANや専用回線用の接続口に接続されるインターフェース回路、電源回路、昇圧または降圧回路など各種の電気回路を有する。詳細については後述するが、制御部130は、入力された入力信号に基づいて各種の演算処理を実行し、その演算処理の結果に応じて各部の動作を制御するように構成されている。
[B-2]記録媒体読取手段131
記録媒体読取手段131は、記録媒体に記録された情報を読み取る装置である。ここでは、記録媒体は、会員用カード30および非会員用カード31などのカードの他に、紙媒体であるレシート(計数レシート)、アプリケーションにおいて会員登録が行われた携帯端末などを含み、記録媒体読取手段131は、非接触タイプの記録媒体の情報を読取り可能なリーダー(たとえば、近距離無線通信規格に準じたリーダ)、レシートにプリントされた情報を読み取り可能なスキャナなどを含む。記録媒体読取手段131は、上記記録媒体に記録された遊技価値などの情報を読み取る。記録媒体読取手段131において読み取られた情報は、読取り信号として制御部130に出力される。
[B-3]従業員側表示部132
従業員側表示部132は、たとえば、液晶表示ディスプレイなどの表示装置を含み、たとえば、景品カウンターにおいて従業員側に表示画面が向くように配置される。従業員側表示部132は、制御部130から入力されたUIデータである画像データに基づいて表示を行うように構成されている。ここでは、従業員側表示部132は、従業員に予め許容されている操作に関する事項を表示画面に表示する。
[B-4]遊技者側表示部133
遊技者側表示部133は、従業員側表示部132と同様に、たとえば、液晶表示ディスプレイなどの表示装置を含む。遊技者側表示部133は、たとえば、景品カウンターにおいて遊技者側に表示画面が向くように配置される。遊技者側表示部133は、制御部130から入力された画像データに基づいて表示を行うように構成されている。ここでは、遊技者側表示部133は、遊技者に予め許容されている操作に関する事項を表示画面に表示する。
[B-5]操作部134
操作部134は、たとえば、タッチパネルなどの位置入力装置を操作装置として含み、従業員側表示部132および遊技者側表示部133の表示画面に設けられている。操作部134においては、従業員側表示部132の表示画面に表示された事項を従業員が選択することによって操作指令が入力され、遊技者側表示部133の表示画面に表示された事項を遊技者が選択することによって操作指令が入力される。操作部134は、タッチパネルの他に、たとえば、音声入力装置であるマイク、マウスやキーボードなどの操作装置を含んでいてもよい。
[B-6]通信部135
通信部135は、図1に示したように、ネットワーク8を介して、各部と通信を行うインターフェースである。通信部135は、たとえば、記録媒体読取手段131において読み取られたカードIDなどの情報を管理装置20に送信する。また、通信部135は、景品払出機18との間において、たとえば、コマンドレスポンス方式で通信を行う。通信部135は、景品の払い出し指令を景品払出機18に出力すると共に、景品払出機18の状態に関する情報が入力信号として入力されるように構成されている。景品払出機18へは、交換玉数情報を送信し、景品払出機18が払い出すべき景品数に振り分ける。景品払出機18に、直接景品数情報を送信してもよい。
[B-7]レシート発行部136
レシート発行部136は、紙媒体であるレシートを発行するための装置である。
本実施形態では、景品交換装置13は、従業員に予め許容されている操作を受付ける従業員操作モード(第1モード)と、遊技者に予め許容されている操作を受付ける遊技者操作モード(第2モード)との切替えを制御部130が実行可能に構成されている。
景品交換装置13は、従業員操作モードでは、景品交換に関する操作を受付ける他に、たとえば、営業開始の処理である開店処理の実行、営業終了の処理である閉店処理の実行、任意の遊技価値数を入力して遊技者に付与する遊技価値数キー入力、遊技者の会員登録、会員登録した遊技者に記録媒体として会員用カード30(会員用記録媒体)を発行する操作、営業状態の確認及び照会、景品に関する設定を受付ける。ここで、「景品交換に関する操作」とは、遊技者が獲得した遊技媒体(玉、メダル)を所望の景品と交換する所謂一般的な交換操作の他に、年齢の確認、カードおよびレシートの受付など間接的に景品交換に必要な操作も含まれる。「営業状態の確認」とは、カードの使用履歴、各台の営業実績などのデータを管理装置20より受信して、照会する機能である。「景品に関する設定」とは、景品の在庫管理、景品の種類または交換玉数の設定などである。
景品交換装置13は、遊技者操作モードでは、上述した景品交換に関する操作のみを受付ける。つまり、景品交換に関する操作以外の操作に関しては、受け付けない。エラーなどが発生した際は、従業員側の表示部でその旨のポップアップを表示し、従業員による解除を促すようにしてもよい。
[C]モードの切替え動作
以下より、モードの切替えに関して説明する。
[C-1]従業員操作モードから遊技者操作モードへの切替え
図4は、実施形態に係る景品交換装置13において、従業員操作モードから遊技者操作モードへの切替えを実行する際のフロー図である。
従業員操作モードから遊技者操作モードへの切替えを実行する際には、図4に示すように、従業員の認証を受け付けたか否かの判断を行う(S11)。ここでは、たとえば、従業員IDが対応付けされた従業員識別媒体(たとえば、ICカード、スマートフォンなどの携帯端末)を用いて、操作者が従業員であるか否かを制御部130が識別する。この他に、パスワードの入力や、生体認証によって、従業員の認証を行ってもよい。このとき、従業員識別媒体に権限を設け、その権限によってモードの切替えを制限してもよい。
そして、操作者が従業員であると認証された場合には(S11のYes)、記録媒体読取手段131との接続の有無、記録媒体読取手段131自身のエラーが無いか(一般的なカードリーダライタで起こりうるエラーが無いか)、について、確認する(S12)。つまり、記録媒体読取手段131において読み取られた情報が、読取り信号として制御部130に出力される状態にあるのか、制御部130が判断する。
そして、記録媒体読取手段131との接続が有る場合には(S12のYes)、景品払出機18との通信に異常がなく、景品払出機18においてエラーがないか(ハードウェア異常、景品切れなどの一般的な景品払出機18で起こりうるエラーが無いか)、確認する(S13)。ここでは、景品払出機18の状態について制御部130が確認を行う。
その後、景品払出機18との通信に異常がなく、景品払出機18においてエラーがない場合には(S13のYes)、レシート発行部136との接続に異常が無いか、またレシート発行部136に異常が無いか(ハードウェア異常、レシート切れなど一般的なレシートプリンタで起こりうる異常が無いか)ついて確認する。(S14)そして、レシート発行部136との接続に異常が無く、レシート発行部136に異常が無い場合には、従業員操作モードから遊技者操作モードへの切替えを許諾する(S14)。ここでは、たとえば、従業員側表示部132に「モード切替え」などの切替操作に関する操作アイコンを制御部130が表示させる。
そして、たとえば、その操作アイコンを操作者が押すことで切替えの実行指令が入力されたときに、従業員操作モードから遊技者操作モードへの切替えを制御部130が実行する。従業員操作モードから遊技者操作モードへの切替えにより、遊技者側表示部133には、遊技者に予め許容されている操作を受付ける事項が表示される。一方で、従業員側表示部132においては、従業員に予め許容されている操作を受付ける事項は、表示されず、予め定めた待機用画像などの画像が表示される。
これに対して、操作者が従業員であると認証されない場合(S11のNo)、記録媒体読取手段131との接続が無い場合(S12のNo)、景品払出機18との通信に異常がある場合、または、景品払出機18においてエラーがある場合(S13のNo)には、モードの切替えが許諾されない。
なお、景品交換装置13が管理装置20と通信できないオフライン状態である場合には、従業員操作モードから遊技者操作モードへの切替えを禁止してもよい。
また、上記においては、従業員の認証受付け(S11)と、記録媒体読取手段131との接続確認(S12)と、景品払出機18との通信および景品払出機18のエラーの確認(S13)とを順次行う場合について説明したが、これに限らない。任意の順序で各処理を実行してもよい。その他、従業員の認証受付け(S11)を実行し、記録媒体読取手段131との接続確認(S12)と、景品払出機18との通信および景品払出機18のエラーの確認(S13)とについては実行しないように設定してもよい。
また、上記した処理に限定されずに例えば、表示部上には「モード切替」アイコンを常に表示させておき、その押下に基づいて、従業員の認証受付け(S11)からの処理を実行してもよい。
このとき、従業員の認証受付けS11の処理は省略して記録媒体読取手段131との接続確認(S12)から実行するようにしてもよい。
レシートを必要としない運用の場合は、レシート発行部136との通信およびレシート発行部136のエラーの確認(S14)を省略してもよい。
[C-2]遊技者操作モードから従業員操作モードへの切替え
図5は、実施形態に係る景品交換装置13において、遊技者操作モードから従業員操作モードへの切替えを実行する際のフロー図である。
遊技者操作モードから従業員操作モードへの切替えを実行する際には、図5に示すように、従業員の認証を受け付けたか否かの判断を行う(S21)。従業員の認証は、上述した各種方法で実行可能である。
そして、操作者が従業員であると認証された場合には(S21のYes)、遊技者操作モードから従業員操作モードへの切替えを許諾する(S22)。ここでは、たとえば、従業員側表示部132に「モード切替え」などの切替操作に関する操作アイコンを制御部130が表示させる。
そして、たとえば、その操作アイコンを操作者が押すことで切替えの実行指令が入力されたときに、遊技者操作モードから従業員操作モードへの切替えを制御部130が実行する。遊技者操作モードから従業員操作モードへの切替えにより、従業員側表示部132においては、従業員に予め許容されている操作を受付ける事項が表示される。一方で、遊技者側表示部133においては、遊技者に予め許容されている操作を受付ける事項は、表示されず、予め定めた待機用画像などの画像が表示される。
これに対して、操作者が従業員であると認証されない場合(S21のNo)には、モードの切替えが許諾されない。
また、従業員認証を取得したことのみに基づいてモードの切替えを実行してもよい。これによれば、緊急時などで早急に遊技客交換モードから従業員交換モードに移行させたいとき、素早く変更ができるためである。
[C-3]効果など
以上のように、本実施形態の景品交換装置13では、従業員に予め許容されている操作を受付ける従業員操作モード(第1モード)と、遊技者に予め許容されている操作を受付ける遊技者操作モード(第2モード)との切替えを実行可能である。そして、従業員の認証を受け付けたときに、従業員操作モードから遊技者操作モードへの切替え、および、遊技者操作モードから従業員操作モードへの切替えを実行するように構成されている。このため、本実施形態では、遊技者が操作を行う遊技者操作モード(第2モード)では、景品交換に関する操作以外の操作については実行することができない。つまり、遊技者は、たとえば、営業終了の処理である閉店処理の実行、任意の遊技価値数を入力して遊技者に付与する遊技価値数キー入力、遊技者の会員登録、会員登録した遊技者に記録媒体として会員用カード30(会員用記録媒体)を発行する操作、営業状態の確認及び照会、景品に関する設定について操作できない。したがって、本実施形態の景品交換装置では、遊技者の不正行為を的確に防止可能である。
また、本実施形態の景品交換装置13は、景品を払い出す景品払出機18と通信し、景品の払出し指令を景品払出機18に送信可能に構成されている。そして、本実施形態では、従業員操作モードから遊技者操作モードへの切替えは、従業員の認証を受け付けると共に、記録媒体読取手段131との接続が確認され、レシート発行部136との接続が確認され、景品払出機18との通信に異常がなく、景品払出機18においてエラーがない場合に実行される。このため、本実施形態では、遊技者自身で景品交換に関する操作を行う際に、トラブルがなく、効率的に景品交換を実行することができる。
なお、遊技者操作モードであるときに、景品交換装置13が管理装置20と通信できないオフライン状態であることを検知した場合には、遊技者操作モードから従業員操作モードへの切替えを実行するように構成してもよい。この場合は、従業員の認証を受け付けていなくてもモードの切替えが可能になる。
さらに、営業外の切替えとして、電源の供給がオフにされた場合には、遊技者操作モードから従業員操作モードへの切替えを実行して、従業員操作モードに戻してもよい。
[D]遊技者による景品交換動作
図6は、実施形態に係る景品交換装置13において、遊技者操作モードで遊技者自身が景品交換を実行するときの動作を示すフロー図である。
遊技者操作モードで遊技者自身が景品交換を実行する際には、年齢が18歳以上であるかを確認する確認画像を遊技客側表示部133に表示し、年齢が18歳以上であることが確認する操作が操作部134に入力されたときに、景品交換が開始される。たとえば、遊技者が年齢確認ボタンを押したときに、景品交換を開始する。
[D-1]記録媒体の情報の読取り(S31)
そして、図6に示すように、記録媒体の情報の読取りが行われる(S31)。
ここでは、記録媒体の情報の読取りに関する画像を遊技客側表示部133に表示し、遊技者に記録媒体の情報を読み取らせる。具体的には、会員用カード30および非会員用カード31などのカード、紙媒体であるレシート(計数レシート)、アプリケーションにおいて会員登録が行われた携帯端末などの記録媒体の情報を記録媒体読取手段131で読み取らせる。
このとき、遊技者が会員であると判断した場合には、遊技者に暗証番号の入力を遊技者に指示する画像を遊技客側表示部133に更に表示し、暗証番号が正確に入力されたときに次ステップへ進む。
[D-2]交換口座の選択(S32)
つぎに、交換口座の選択が実施される(S32)。
ここでは、交換口座の選択に関する画像を遊技客側表示部133に表示し、操作部134を用いて遊技者に景品の交換を行う口座を選択させる。たとえば、「4円パチンコ」、「3円パチンコ」、「2円パチンコ」、「1円パチンコ」、「0.5円パチンコ」「20円スロット」、「5円スロット」などの複数の口座を表示し、その複数の口座から、景品の交換を行う口座が遊技者に選択される。交換可能な口座が複数でなく単数である場合には、本ステップは、スキップされる。
[D-3]景品の選択(S34a)
つぎに、遊技者が会員である場合(S33のYes)には、景品の選択が実行される(S34a)。つまり、記録媒体の情報の読取り(S31)において、遊技者が会員であると判断された場合には、会員である遊技者に景品を選択させる。
ここでは、景品の選択に関する画像を遊技客側表示部133に表示し、会員である遊技者に操作部134を用いて景品を選択させる。たとえば、特殊景品である大景品、中景品、小景品などの景品から、会員である遊技者が所望する景品を選択し、選択を確定させる。一般景品の場合には、たとえば、一般景品に示されているバーコードなどの識別子をスキャンすることで選択が行われる。
[D-4]自動換算(S34b)
これに対して、会員用記録媒体以外を使用した景品交換の場合(S33のNo)には、自動換算が実行される(S34b)。自動換算とは、遊技価値数を交換可能な景品数に振り分けることである。交換者が所持している遊技価値の中で交換可能な(特殊)景品数を交換玉数に応じて、振り分ける。たとえば、4円パチンコにおける特殊景品の交換玉数が大景品1250玉、中景品250玉、小景品50玉であったとする。4円パチンコの持ち玉を3156玉所持した遊技者が景品交換を受け付けたとする。このとき自動換算を使用すると、大景品が2個、中景品が2個、小景品が3個で余り(端玉)が6玉といったように交換玉数が多い順から交換可能景品数を自動で振り分けることができる。
ここでは、記録された遊技価値の情報(玉数など)において交換可能な特殊景品の個数が算出される。そして、その算出された特殊景品の個数に関する画像が遊技客側表示部133に表示される。たとえば、大景品、中景品、小景品などの各種の特殊景品の個数が、会員でない遊技者に示される。会員でない遊技者は、必要に応じて、自動換算の実行によって選択された景品について、操作部134を用いて変更を行う。会員でない遊技者は、変更が不要な場合には、操作部134を用いて景品の選択を確定させる。その他、自動換算が不要な場合には、操作部134を用いて自動換算を解除することができる。解除した場合は、上記の場合と同様に景品の選択をさせる。上記の例では、会員用記録媒体以外を使用した景品交換については、最初から自動換算しない例を記載したが、これに限らず会員用記録媒体を当初に受け付けた景品交換でも最初から自動換算させてもよいし、一般用記録媒体を用いた景品交換でも最初から自動換算させない仕様にしてもよい。
[D-5]端数処理の選択(S35)
自動換算が実行され、景品の選択が確定された後には、端数処理(余り玉処理)の選択を実行させる(S35)。つまり、遊技価値の情報において景品の交換価値に満たない端数が発生したときの処理内容を選択する。
図7は、実施形態に係る景品交換装置13において、端数処理の選択を実行する際に表示する画像の一例を模式的に示す図である。
端数処理の選択を実行する際には、図7に示すように、「会員カードに貯玉」する旨の操作アイコンと、「景品に交換」する旨の操作アイコンと、「元のカードで再遊技」する旨の操作アイコンとを遊技客側表示部133に表示する。
「会員カードに貯玉」する旨の操作アイコンが操作部134において選択された場合には、たとえば、当初非会員カード31やレシートを受け付けた景品交換の操作を行っている遊技者が、既に取得済みの会員用カード30等の記録媒体に、端数の情報を記録する。このとき、会員登録を行う際には、この旨を従業員に報知するように構成されていてもよい。たとえば、従業員を呼び出す旨の操作ボタンを表示画面にポップアップで表示し、その操作ボタンが押された際に従業員を読み出すように構成されていてもよい。具体的には、従業員が装着するウェアラブル端末であったり、インカム装置にネットワークを介して情報を出力する。
「景品に交換」する旨の操作アイコンが操作部134において選択された場合には、端玉景品を含む一般景品に交換する操作を行う旨の指示を遊技者に示し、一般景品に交換させる。
「元のカードで再遊技」する旨の操作アイコンが操作部134において選択された場合には、今回の景品交換において用いられた非会員用カード31に記録媒体読取手段131を用いて端数の情報を記録する。尚、レシートを読み取っての景品交換の場合は、「元のカードで再遊技」のアイコンを表示させないように制御してもよい。景品交換装置は記録部に交換開始時に受け付けられた非会員用カードの識別番号を記録しておく。上述したように、「元のカードで再遊技」アイコンが操作されると、記録媒体読取部に非会員用カードを受け付けるようなアナウンス画像を表示する。このとき、制御部は、読み取られた非会員用カードの識別番号と、交換開始時に記録した識別情報を比較し、差異がある場合は、「カードが違います。最初のカードを受け付けてください。」といったようなアナウンスを表示してもよい。
会員カード30および非会員カード31を読み取っている状態において、各種カードに残り度数が対応付いている場合、例えば「残りの度数があります。精算してください」のようなポップアップを遊技客用表示部に表示させてもよい。度数価値の残りにかかわらず、来店ポイントや遊技媒体が対応付いている場合など「価値」が対応付いている場合は、取り忘れ防止のポップアップを表示してもよい。
非会員用記録媒体に対応付いている価値のすべてが「0」になった場合、「回収BOXに使用済みカードをいれてください」といったようなアナウンスを表示してもよい。
店舗によっては、会員の運用をしていない店舗もある。管理装置及び景品管理装置が会員の運用を行っていないと判定した場合、具体的には管理装置および景品管理装置内の設定項目で「会員運用しない」を選択した場合などは、「景品に交換」と「元のカードで再遊技」の2つのアイコンを選択可能に表示する。さらに「会員運用しない」状況下でレシートを読み取った場合は、「景品に交換」のアイコンのみ操作可能に表示するあるいは、アイコン選択画面をスキップして、景品払出機18に払出し指令を送信するステップに進んでもよい。
自動換算(S34b)において端数が発生しなかった場合には、本ステップは、スキップされる。
[D-6]景品の払い出し(S36)
上記のように、景品の選択(S34a)や端数処理の選択(S35)が実行された後には、景品の払い出しが行われる(S36)。
ここでは、景品払出機18に通信部135が景品の払い出し指令を出力することによって、上記のように選択された特殊景品が景品払出機18で払い出される。
本実施形態では、会員用カード30および非会員用カード31などのカード、会員登録が行われた携帯端末などのように非接触タイプの記録媒体の情報を読取り可能な記録媒体読取手段131であるリーダーから取り除かれたことを条件に、通信部135が景品払出機18に景品の払出し指令を送信する。これによってカードの取り忘れを防止できる。
景品払出機18に払出指令を出力し、景品払出機18より送信される払出完了通知を受信したことに基づいてレシート印字するように構成してもよい。このとき、払出完了通知には実際に払い出した景品情報を含むように構成する。これによれば景品切れに伴う代替え払出し(例:大景品5000円が景品切れのため中景品1000円×5個で払い出すこと)を行った場合でも実際に払い出した景品数をレシートに印字できるので買取所でレシート印字と実景品に差異があることを理由とした買い取り拒否される畏れを防止できる。
会員用カード30などの非接触タイプの記録媒体が記録媒体読取手段131であるリーダーから取り除かれていない状態であると判断した場合には、その記録媒体をリーダーから取り除く旨の指示を報知する。たとえば、「カードをお取りください」等の表示を遊技客側表示部133に表示する。同様に、「カードをお取りください」等の音声を景品交換装置および景品払出機18に備えられたスピーカーから出力してもよい。
景品払出機18から景品が取り除かれていない場合においても同様に、「景品をおとりください」などの報知を画像表示や音声出力で行ってもよい。
上記のように景品交換の取引が完了した場合には、取引終了を示す画像を遊技客側表示部133に表示し、下記する端玉ポイント数も表示する。
なお、端玉景品の割り当てがある場合には、通信部135が端玉景品の割り当てに関する情報をレシート発行機に送信し、レシート発行機が端玉景品の数(出庫数)をレシートにポイントとしてプリントする。たとえば、端数(残り玉数)が4円パチンコで30玉の場合には、100P(25玉)と20P(5玉)のレシートを印字し、遊技者が100P分のコーナーと20P分のコーナーから所望の景品を選択する所謂バイキング形式に対応させてもよい。店舗が複数のレートで運用をしている場合、複数のレート間で価値を統一するために、金額換算してもよく、レート情報と一緒に端玉数を表示してもよい(たとえば、「4P;50ポイント」か「200ポイント」)。100Pと20Pを合算して120Pとして算出してレシートを発行し、遊技者の裁量で選ばせてもよい。また、端玉景品の景品交換数が一意に定まっている場合、交換可能個数を表示してよい。例:4円パチンコにおいて、端玉景品の交換玉数が1つ2玉であったとする。このとき余り玉が10玉である場合、5つの端玉景品が交換可能になるので、「5P」と表示する。また、会員用カード31を受け付けている場合は、遊技客側表示部133における端玉ポイントの表示とレシート印字を抑制してもよい。
また、端玉も前述した自動換算機能を用いて交換可能な端玉ポイントを換算させてもよい。例えば4円パチンコで37玉余りが発生し、金額換算した端玉ポイントの種類が50P、20P、5P、1Pであったとする。金額換算すると、37玉*4円=148Pとなる。ここで、振り分けは50P×2、20P×2、5P×1、1P×3という振り分けを自動で行う。
[D-2]効果など
以上のように、本実施形態の遊技者操作モードでは、遊技者のうち会員登録を行った遊技者に発行する会員用カード30などの記録媒体を記録媒体読取手段131が受け付けた場合には、交換に使用する遊技価値数の自動換算を実行しない。これに対して、遊技者のうち会員登録を行っていない一般の遊技者が使用する非会員用カード31などの記録媒体を記録媒体読取手段131が受け付けた場合には、自動換算を実行する。会員でない一般の遊技者は、遊技で獲得した遊技価値の全てを特殊景品に交換することを望む傾向にある。これに対して、会員である遊技者は、所望の景品を選択し、残った端数(余り玉)については貯めておくことを望む傾向にある。このため、本実施形態では、会員でない一般の遊技者のニーズと、会員である遊技者のニーズとに応じて操作が異なるので、利便性が高まり、景品交換の操作を効率的に実施することが可能である。
また、本実施形態の遊技者操作モードでは、非会員用カード31などの記録媒体を記録媒体読取手段131が受け付けて、景品交換を行い、遊技価値の情報において景品の交換価値に満たない端数が発生した場合には、上記した3つの操作アイコンを表示し、選択させる。このため、本実施形態では、端数が発生した場合に、会員でない遊技者が容易に端数の処理を実行することが可能であり、利便性を高めることができる。
さらに、本実施形態の遊技者操作モードでは、会員用カード30などの記録媒体が記録媒体読取手段131から取り除かれたことを条件に、景品払出機18に景品の払出し指令を送信する。このため、本実施形態では、会員用カード30などの記録媒体が記録媒体読取手段131に置き忘れた状態になることを防止可能である。
[E]その他
上記のように本発明の実施形態を説明したが、上記の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
[E-1]変形例1
上記実施形態の景品交換装置13では、端数処理の選択(S35)を実行する際に「会員カードに貯玉」する旨の操作アイコンと、「景品に交換」する旨の操作アイコンと、「元のカードで再遊技」する旨の操作アイコンとを表示する場合(図7参照)について説明したが、これに限らない。たとえば、記録媒体の情報の読取り(S31)において、紙媒体であるレシート(計数レシート)の情報を読み取った場合には、「元のカードで再遊技」する旨の操作アイコンを表示せずに、「会員カードに貯玉」する旨の操作アイコンと、「景品に交換」する旨の操作アイコンとを表示するように構成してもよい。
さらに、自動換算を介さない景品選択により特殊景品の選択後に生じた端数が、たとえば、小景品の交換に必要な玉数などの所定値以上である場合には、「景品に交換」する旨の操作アイコンが選択できない状態になるように構成してもよい。たとえば、「景品に交換」する旨の操作アイコンについて、グレーアウトで表示し、操作の選択対象から外れていることを示してもよい。これにより、原則、特殊景品に交換するように導くことができる。
[E-2]変形例2
上記実施形態の景品交換装置13で実行される端数処理の選択(S35)において、「景品に交換」する旨の操作アイコンが選択された場合には、たとえば、一般景品を貯蔵し管理している自動販売機(図示省略)を用いて、一般景品の交換を実行するように構成してもよい。ここでは、景品交換装置13において選択された一般景品の情報を自動販売機へ送信してもよい。また、自動販売機において、端数で選択可能な一般景品を選択するボタンのライトを点灯させるように構成してもよい。その他、自動換算が行われていない状態で、遊技者が自動販売機のボタンを押して一般景品の交換が実行された場合、その一般景品の交換に要した遊技価値を元の遊技価値から差し引くように構成してもよい。
[E-3]変形例3
上記の実施形態の景品交換装置13において、景品の選択(S34a)が行われている際に、遊技者操作モードから従業員操作モードへの切替え、および従業員操作モードから遊技客操作モードへの切替えが実行されるときには、切替えの実行前に、その選択された景品の情報を記録するように構成してよい。これにより、従業員操作モードから遊技者操作モードへ戻されたときには、その記録している景品の選択情報に基づいて、選択された景品を表示させることができる。その結果、本実施形態では、景品の選択操作を再度実行する必要がなくなるので、操作性が向上する。
[E-4]変形例4
上記の実施形態の景品交換装置13において記録媒体の情報の読取り(S31)を行う際には、会員の遊技者が所有する会員用カード30等の他に、主に会員でない遊技者が所有する非会員用カード31の情報を読取ることが可能な場合について説明したが、これに限らない。たとえば、会員である遊技者の操作を受付け、会員でない遊技者の操作を受付けないように構成してもよい。具体的には、会員である遊技者の操作を受付け、会員でない遊技者の操作を受付けない場合には、遊技者操作モードの待機画面において、「会員カードのみ受付可」などの表示を行うように構成してよい。そして、会員である遊技者と共に、会員でない遊技者の操作を受付ける場合には、「会員カードと一般カード受付可」などの表示を行うように構成してもよい。「会員カードのみ受付可」に制御されているときに、非会員用カードを読み取らせた場合には、「使用不可のカードです。」といった旨の表示を行う。
通常、会員である遊技者(常連)の方が、会員でない遊技者(非常連)よりも、容易に景品交換の操作を行うことができる。このため、会員でない遊技者は、景品交換の操作が不明な場合、従業員を呼び出す可能性が高い。その結果、店舗運用の効率が低下する可能性がある。しかしながら、本変形例の場合には、店舗における遊技者の状況を考慮して、景品交換装置13における操作が可能な遊技者を適宜選択することができる。たとえば、会員である遊技者が多いと判断される場合には、「会員カードのみ受付可」などの表示を行う。そして、会員である遊技者(常連)が少ないと判断される場合には、「会員カードと一般カード受付可」などの表示を行う。その結果、店舗運用の効率化を実現することができる。これは例えばこのような「遊技者交換」の仕様を導入して日が浅い場合は「会員カードのみ受付可」に運用し、日が経っている場合は「会員カードと一般カード受付可」に運用する。
[E-5]変形例5
上記実施形態の景品交換装置13においては、たとえば、景品交換の操作が開始されてから、景品払出機18に通信部135が景品の払い出し指令を出力する前までの間に限って、モードの切替えを許容するように構成してもよい。景品払出機18に景品の払い出し指令を出力した後に、モードの切替えを行う場合、景品払出機18における負荷が高くなる。しかしながら、本変形例では、景品払出機18に景品の払い出し指令を出力した後には、モードの切替えが行われないので、景品払出機18の負荷が高くなることを防止可能である。
[E-6]変形例6
上記実施形態の景品交換装置13では、会員である遊技者が暗証番号の入力を実行可能な回数について特に規定していないが、暗証番号の入力回数を制限してもよい。暗証番号の入力エラーが所定回数を超えた場合には、従業員に報知する処理を行うように構成してもよい。これにより、不正行為を防止することができる。また、暗証番号を失念した遊技客の情報が、すぐに従業員に通知されるのでスムーズな対応ができる。
[E-7]変形例7
上記の実施形態の景品交換装置13において、景品の払い出し(S36)が実行されている際に、景品払出機18のエラーを通信部135が受信したときには、報知を行うように構成してもよい。たとえば、未払い景品がある旨の表示、従業員の呼出し、音声出力、その場から離れないように指示する旨の少なくとも1つを実行することが好ましい。これにより、景品の払い出しが不十分な状態になることが防止できるので、過少払いと遊技者からクレームを受ける可能性が低くなる。
[E-8]変形例8
上記の実施形態の景品交換装置13において、特殊景品の選択後に残った端数(余り玉)が所定数未満である場合には、非会員用カード31に端数の情報を記憶させずに、端数(余り玉)を一般景品に交換するためのレシートを発行するように構成してもよい。このとき、非会員用カード31における遊技価値の情報については、削除する。これにより、非会員用カード31を遊技者が持ち帰る必要がなくなり、非会員用カード31を効率的に回収可能である。これは、カード自身の価値よりも端玉の価値が少なくなる場合、持ち帰られたり破棄されたりすることを防止するためである。
[E-9]変形例9
上記の実施形態の景品交換装置13において、遊技者操作モードから従業員操作モードへの切替えを実行した後に、操作が実行されない時間が、予め定めた値を超えた場合には、従業員操作モードから遊技者操作モードへの切り替えを実行するように構成されていてもよい。これにより、従業員操作モード時で営業処理を行ってから遊技者操作モードへ戻すことを従業員が失念した場合であっても、従業員操作モードから遊技者操作モードへ戻る。その結果、遊技者には許容されずに従業員に許容されている操作を遊技者が実行できなくなるので、不正行為を防止することができる。
[E-10]変形例10
上記の実施形態の景品交換装置13とは別に、非会員用カード31を回収する回収ボックス(図示省略)を別途設けてもよい。これにより、非会員用カード31の回収を的確に実行することができる。この場合、景品交換を実行した後に、非会員用カード31が回収ボックスに回収されてないときには、その旨を従業員に報知するように構成してもよい。更に、回収ボックスにおいて回収可能な非会員用カード31の数まで非会員用カード31を回収した場合には、遊技者自身による景品交換の操作を禁止するように構成してもよい。
[E-11]変形例11
上記の実施形態において、レシート発行機でプリントが行われる紙媒体が無い場合などのように、レシートのプリントが行われない異常状態である旨の情報を受信した場合には、景品交換装置13において遊技者自身が景品交換の操作を行うことを禁止するように構成してもよい。景品交換所(自治体)によっては、レシートが無いときには、特殊景品の買い取りができない場合がある。しかしながら、上記のように構成することによって、レシートが無い状態で特殊景品への交換が行われることを防止することができる。その結果、特殊景品の買い取りにおいてレシートが必要な景品交換所であっても、遊技者は、レシートを確実に受領できるので、特殊景品の買い取りをスムーズに行うことができる。
[E-12]変形例12
上記の実施形態では、従業員操作モードから遊技者操作モードへの切替えを行う条件として、図4に示したように、従業員の認証受付け(S11)と、記録媒体読取手段131との接続確認(S12)と、景品払出機18との通信および景品払出機18のエラーの確認(S13)とを行う場合について説明したが、これに限らない。従業員操作モードにおいて、従業員が景品交換装置13の操作を習得するためのトレーニングモードが行われている際には、従業員操作モードから遊技者操作モードへの切替えを禁止するように構成してもよい。また、遊技者自身の操作で景品交換を行うことに関して禁止する設定にされている場合には、従業員操作モードから遊技者操作モードへの切替えを禁止するように構成してもよい。これにより、必要がないときに、従業員操作モードから遊技者操作モードへの切替えが行われることを防止可能である。
[E-13]変形例13
上記の実施形態では、モードの切替えが許諾されたときに、たとえば、「モード切替え」などの切替操作に関する操作アイコンを表示し、その操作アイコンが押されたときに、モードの切替えが実行される場合について説明したが、これに限らない。操作アイコンの操作無しに、モードの切替えを実行するように構成してもよい。たとえば、操作手段上での操作なしに従業員の認証等の条件を満たすと同時に、素早く、モードの切替えを実行してもよい。
[E-14]変形例14
上記の実施形態において、管理装置20は、複数の景品交換装置について、規定ライセンス数分だけ、上記実施形態等の景品交換装置13のようなセルフPOSとして運用するように制御を行ってもよい。これにより、ライセンス販売した際に、POSを限定せずにセルフPOSとしての運用を可能とするので、店舗運営の幅を広げることができる。つまり、同時使用ライセンスに対応することができる。
具体的には、同一のネットワーク内にセルフ機能利用中機器があらかじめ指定された「利用台数」を超える場合はセルフ機能利用不可とする。例えば管理装置20で「利用台数」を管理し、同一ネットワーク上に存在するセルフ機能利用中の景品交換装置13の台数(POS台数)を管理する。
(パターン1):
景品交換装置13(POS)において遊技客操作モードへの移行操作を受けつけると、ネットワークを介し管理装置20へモード移行要求を送信する。管理装置20は、景品交換装置13(POS)からのモード移行要求を受信すると、自身が管理するネットワークに接続された景品交換装置13(POS)で、現在、遊技客操作モードに制御されている景品交換装置13(POS)の台数を判定する。現在の遊技客交換モードのPOS台数に1を加算した台数が「利用台数」以下であると判定された場合は、景品交換装置13(POS)にモード移行許可通知を返信する。景品交換装置13(POS)は、モード移行許可通知受信したことに基づいて従業員操作モードから遊技客交換モードへの移行を制御する。モード移行要求受信時に現在の遊技客交換モードのPOS台数に1を加算した台数が「利用台数」以上であると判定された場合は、景品交換装置13(POS)にモード移行不許可通知を返信する。モード移行不許可通知を受信した景品交換装置13(POS)は、従業員操作画面にエラー通知を表示し、モード移行させない。
(パターン2):
景品交換装置13(POS)において、例えば管理装置20で入力された規定ライセンス数を受信し、自身の記憶部に記憶する。景品交換装置13(POS(自POS))において遊技客操作モードへの移行操作を受けつけると、制御部130が通信部135を通して同じネットワークに接続されている自POS以外のPOS(他POS)に現在の操作状態確認通知を要求する。他POSは、操作状態確認通知を受信した場合、現在の自身に制御されている操作モードが遊技客交換モードの場合はフラグ「1」を、従業員交換モードの場合はフラグ「0」を自POSに送信する。自POSは、同一ネットワークに管理されているすべての他POSのフラグを回収したか判定する。フラグを全回収したと判定された場合、全フラグの和に1を加えた数が「利用台数」以下であるか判定する。「利用台数」以下であると判定されるとモード変更を実行する。
このとき、オフライン中の景品交換装置13(POS)に関しては従業員操作モードであると判定する。これは、オフラインで現在のモードが確信できないためである。この状況でオフライン中の景品管理装置20を遊技客操作モード中と判定されてしまうと不用意に遊技者モードに変更可能な台数を少なくしてしまう畏れがあるためである。
[E-15]変形例15
上記の実施形態では、従業員操作モードであるときには、従業員側表示部132を構成するディスプレイにおいて、従業員に予め許容されている操作に関する画像が表示される。そして、遊技者操作モードであるときには、遊技者側表示部133を構成する他のディスプレイにおいて、遊技者に予め許容されている操作に関する画像が表示される。しかし、これに限らない。たとえば、ディスプレイは、複数でなく単数であってもよい。この場合には、切替えられたモードに応じて、従業員に予め許容されている操作に関する画像と、遊技者に予め許容されている操作に関する画像とを1つのディスプレイにおいて切替えて表示するように構成してもよい。
<付記項>
<付記項1>
遊技価値の情報が記録された各種記録媒体を記録媒体読取手段により読取り、景品と交換するための景品交換装置であって、
所定の第1モードと、
前記第1モードではない所定の第2モードと
をそれぞれ切り替え可能に備え、
前記第1モードは、景品交換に関する操作のほかに、営業終了の処理である閉店処理の実行、任意の前記遊技価値数を入力し遊技者に付与する遊技価値数キー入力、遊技者の会員登録及び前記各種記録媒体の一つであり前記会員登録した遊技者に向けた会員用記録媒体の発行、営業状態の確認及び照会、景品に関する設定のうち少なくとも一つの操作を受付可能であり、
前記第2モードは、景品交換に関する操作のみ可能である、
ことを特徴とした景品交換装置。
<付記項2>
前記景品交換装置は、景品を払い出す景品払出機と通信をとり、景品の払出し指令を送信可能に構成され、
前記第1モードから前記第2モードとの切り替えは、
・従業員による認証を受け付けたこと
・記録媒体読取手段の接続の確認が取れていること
・景品を払い出す景品払出機と通信が異常なくとれており、また前記景品払出機にもエラーがないこと
・景品交換の結果である交換明細を印字する印字手段との接続の確認が取れていること
前記第2モードから前記第1モードへの切り替えは、
・従業員による認証を受け付けたこと
上記条件を満たしたときに切り替え可能
ことを特徴とする付記項1記載の景品交換装置。
<付記項3>
前記第2モードは、前記遊技者のうち、前記会員用記録媒体を受け付けた場合には、交換に使用する遊技価値数の自動換算をしないが、前記各種記録媒体の一つであり会員登録していない一般の遊技者が使用する一般用記録媒体を受け付けた場合には、交換に使用する遊技価値数の自動換算をすることを特徴とした付記項1~3の景品交換装置。
<付記項4>
前記第2モードにおいて、前記一般用記録媒体を受け付けての景品交換を行い、景品の交換価値に満たない端数の前記遊技価値が発生した場合、
・前記会員用記録媒体に記録する
・一般景品に交換する
・前記一般用記録媒体に記録する
の3つの操作アイコンを同時に表示することを特徴とする付記項1~3の景品交換装置。
<付記項5>
前記第2モードにおいて、
前記各種記録媒体が前記記録媒体読取手段から取り除かれたことを条件に前記景品払出機に景品の払出し指令を送信することを特徴とした
付記項1~4の景品交換機。
1…遊技用システム、2…パチンコ機、3…台間機、5…スロット機、6…台間機、7…島コンピュータ、8…ネットワーク、10…紙幣識別装置、11…計数機、12…精算機、13…景品交換装置、13a…景品交換装置、14…再プレー受付機、15…発券機、16…データ表示機、17…データ公開機、18…景品払出機、18a…景品払出機、20…管理装置、21…プロトコルコンバータ、22…モデム、23…カードセンタ、27…会員用カード、31…非会員用カード、130…制御部、131…記録媒体読取手段、132…従業員側表示部、133…遊技者側表示部、134…操作部、135…通信部、136…レシート発行部

Claims (8)

  1. 記録媒体に記録された遊技価値を特定できる情報を記録媒体読取手段によって読取り、前記遊技価値を景品に交換するための景品交換装置であって、
    従業員に予め許容されている操作を受付ける第1モードと、遊技者に予め許容されている操作を受付ける第2モードとの切替えを実行可能であると供に景品を払い出す景品払出機と通信し、景品の払出し指令を前記景品払出機に送信可能に構成されており、
    前記第2モードでは、
    会員用記録媒体を前記記録媒体として受け付けた場合には、交換に使用する遊技価値数の自動換算を実行せず、
    一般用記録媒体を前記記録媒体として受け付けた場合には、前記自動換算を実行
    前記第1モードから前記第2モードへの切替えは、前記景品払出機との接続が確認されたこと、および/または、前記景品払出機においてエラーがない場合に実行され、
    前記第2モードにおいて、前記記録媒体が前記記録媒体読取手段から取り除かれたことを条件に、前記景品払出機に景品の払出し指令を送信する、
    景品交換装置。
  2. 前記第1モードでは、営業開始/終了の処理である開店/閉店処理の実行、任意の遊技価値数を入力して前記遊技者に付与する遊技価値数入力、前記遊技者の会員登録、会員登録した前記遊技者に前記記録媒体として会員用記録媒体を発行する操作、営業状態の確認及び照会、景品に関する設定のうち少なくとも一つの操作、および/または、景品交換に関する操作を受付け、
    前記第2モードでは、景品交換に関する操作のみを受付ける、
    請求項1に記載の景品交換装置。
  3. 前記従業員の認証を受け付けたときに、前記切替えを実行するように構成されている、
    請求項1または2に記載の景品交換装置。
  4. 景品交換の結果である交換明細を印字する印字手段と通信可能に構成されており、
    前記第1モードから前記第2モードへの切替えは、前記印字手段との接続が確認されたこと、および/または、前記印字手段においてエラーがない場合に実行される、
    請求項1~のいずれかに記載の景品交換装置。
  5. 前記第1モードから前記第2モードへの切替えは、前記記録媒体読取手段との接続が確認されたこと、および/または、前記記録媒体読取手段においてエラーがない場合に実行される、
    請求項1~のいずれかに記載の景品交換装置。
  6. 前記第2モードでは、
    一般用記録媒体を前記記録媒体として受け付けて、景品交換を行い、前記遊技価値の情報において景品の交換価値に満たない端数が発生した場合には、少なくとも、会員用記録媒体に前記端数の情報を対応付ける操作アイコンと、一般景品に交換する操作アイコンとを表示画面に表示する、
    請求項1からのいずれかに記載の景品交換装置。
  7. 一般用記録媒体を前記記録媒体として受け付けて、景品交換を行い、前記遊技価値の情報において景品の交換価値に満たない端数が発生した場合には、さらに、一般用記録媒体に前記端数の情報を対応付ける操作アイコンを表示画面に表示する、
    請求項1からのいずれかに記載の景品交換装置。
  8. 一般用記録媒体を前記記録媒体として受け付けて、景品交換を行い、前記遊技価値の情報において景品の交換価値に満たない端数が発生した場合には、会員用記録媒体に前記端数の情報を対応付ける操作アイコンと、一般景品に交換する操作アイコンと、一般用記録媒体に前記端数の情報を対応付ける操作アイコンのうち少なくとも2つのアイコンを表示画面に表示する、
    請求項1からのいずれかに記載の景品交換装置。
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