JP2017136479A - 遊技場用システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】各台計数機2において、第2遊技価値(1円)の大きさを第1遊技価値(4円)の大きさを変換した場合に、端数を生じることがない第1遊技価値の大きさを遊技者に表示する(図6(c))。これにより、第2遊技価値の大きさでどの程度遊技を行うことができるかを遊技者が特定しにくくなることを抑制できる。
【選択図】図6
Description
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、他の種類の遊技価値を使用してどの程度遊技を行うことができるかを遊技者が特定することができる遊技場用システムを提供することにある。
識別情報記憶媒体が記憶する遊技者を識別可能な識別情報に対応付けて、遊技者が獲得した前記第1遊技価値及び前記第2遊技価値の大きさをそれぞれ記憶する記憶手段と、前記識別情報記憶媒体を受付けると共に、受付けた前記識別情報記憶媒体の前記識別情報に対応した各遊技価値の大きさを特定する受付遊技価値特定手段と、前記受付遊技価値特定手段が受付けた識別情報記憶媒体の各遊技価値の大きさを特定した場合に、前記第2遊技価値の大きさを前記第1遊技価値の大きさに換算する換算手段と、前記換算手段が前記第2遊技価値の大きさを前記第1遊技価値の大きさに換算した結果が、前記第1遊技価値に対して予め設定された最小遊技価値の大きさ以上あることを条件に、前記換算手段の換算結果を前記第1遊技価値の大きさとして前記第1コーナーで使用可能にする遊技価値使用手段と、前記換算手段の換算結果として、前記換算手段が前記第2遊技価値の大きさを前記第1遊技価値の大きさに換算してから、前記最小遊技価値の大きさ未満の端数を切り捨てた前記第1遊技価値の大きさを遊技者に対して表示する表示手段と、を備えたものである。
図1は、遊技場用システムの全体構成を示す概略図である。遊技場内には多数の遊技機1が設置されており、各遊技機1に対応して各台計数機2(受付遊技価値特定手段、換算手段、遊技価値使用手段に相当)が設置されている。これら遊技機1及び各台計数機2は、中継端末3及びLAN4を介して管理装置5(記憶手段に相当)と接続されている。管理装置5は、遊技機側(遊技機1、各台計数機2等)から送信される遊技信号を受信することにより遊技機1毎の遊技データを管理する共に、会員登録された会員毎の個人データも管理する。
図1で示す遊技機1はCR(カードリーダ)パチンコ機であり、盤面10に玉を発射する発射装置を構成する操作ハンドル11、上部受皿12、下部受皿13を有すると共に、盤面10に、液晶表示部14、始動口15、大入賞口16を有する。
(1)操作ハンドル11が操作されたことにより盤面10に発射された玉が始動口15に入賞(始動入賞)することに応じて大当たり抽選を行い、抽選結果に基づいて所謂特別図柄(特図)による図柄変動を液晶表示部14にて実行し、その結果に応じて大当たりを発生させる。尚、所謂保留玉の上限は各4個ずつであり、保留中に始動入賞した場合は上限まで保留し、図柄変動終了後に順次保留した図柄変動を実行する。
(4)確変中は大当たり確率が1/30に向上する。確変は次回大当たりまで継続するため、大当たり後に通常状態(通常)となる大当たり(通常大当たり)が発生するまで継続し、通常大当たりが発生した場合は通常状態へと戻る。
・アウト信号:使用玉を回収するアウトBOX(図示せず)から出力される使用媒体数(アウト)を特定可能な信号である。回収玉(使用玉、打込玉)10個に対して1パルスが出力されるので、アウト信号数×10をアウトとして特定する。尚、遊技機1から直接出力される信号であっても良い。アウト信号により特定されるアウトは、遊技に使用された遊技価値の量に相当する。
(1)紙幣投入口18に投入された紙幣の金額(1000円単位)を記憶すると共に、投入金額(入金残高)を液晶表示部19に表示する。
(4)払出ボタン20の操作に応じて計数玉数(持玉数)又は貯玉数(会員の場合)の範囲内で1度数ずつ払出す。
(1)取引データ(預入数、再プレイ数、景品交換数、残数)は、貸出単価(口座)毎に管理することを原則とする。
(3)乗入れ機能は、その都度、遊技者の意思確認をもって利用できることとする。
尚、貯玉及び持玉の乗入れは、オプションによりその運用が設定可能となっている。また、パチンコ機のみの乗入れが可能、パチスロ機のみの乗入れが可能、両方の乗入れが可能な運用も設定可能となっている。
図2は、非会員のコーナー毎の発行可能数を示している。発行可能数として、20円持メダルは5枚、5円持メダルは20枚、4円持玉は50個、1円持玉は100個が設定されている。尚、発行可能数は1よりも大きな整数に設定されている。
一方、貯玉については再プレイ時の最低払出数(払出個数)(最小遊技価値に相当)が設定されている。
会員の遊技者が例えば4円コーナーの各台計数機2に会員カードを挿入すると、各台計数機2は挿入された会員カードに記憶されている会員IDを管理装置5に通知し、管理装置5は問合せした各台計数機2が4円コーナーに設置されていることに応じて会員IDに対応して記憶している4円貯玉口座の貯玉数を各台計数機2に通知する。これにより、各台計数機2は液晶表示部19に再プレイ画面を表示する。
このような実施形態によれば、次のような効果を奏することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形又は拡張したり、各変形例を上記実施形態と組合せたり、各変形例を組合せるようにしてもよい。
会員か非会員かによって、各台計数機2にてサブ口座を選択できるか否か変更するようにしても良い。例えば、会員は各台計数機2にてサブ口座の選択を可能とするが、非会員についてはサブ口座の選択を各台計数機2にてできないようにしても良い。つまり、会員に対して乗入れ運用を許容する一方、非会員に対しては乗入れ運用を禁止しても良い。
上記実施形態では、貯玉数及び持玉数の両方を管理装置5が記憶するように構成したが、両方とも会員カード(IC持玉券の場合は持玉数のみ)を記憶するようにしても良いし、いずれか一方を管理装置5に記憶し、他方をカードに記憶するようにしても良い。
上記実施形態では、各台計数機2において合算表示する口座を遊技者が選択可能としたが、その選択操作を各台計数機2で行う必要はなく、例えばPOS6にて合算する口座を選択可能としても良い。
各台計数機は、パチンコ遊技機、及びスロットマシンの両方に設けられている必要はない。例えば、複数のパチンコ遊技機に対して一の計数機が設置されていれば良い。
持玉について一の種類の遊技価値(例えば20円持メダル)を対価として別の種類の遊技価値(例えば4円持玉)を付与する場合に換算した遊技価値を遊技者に対して表示する必要はない。
前日貯玉による再プレイ、及び前日貯玉による乗入れ運用する場合の最低払出数を変更しても良いし、最低払出数の設定がなくとも良い。
以下に、本明細書にて下記の課題が開示されていることを明示し、本願原出願の特許請求の範囲を付記する。
異なる種類の貸出単価の遊技価値の大きさを対価として遊技を可能とする場合、異なる種類の遊技価値でどの程度遊技を行うことができるか遊技者が特定しにくくなるという問題が生じる。特にこの問題は、持玉券を発行できる最低発行可能数や貯玉を再プレイするときの最低払出数の大きさの設定によって、異なる種類の遊技価値に半端分が生じること等の原因により異なる種類の遊技価値の一部については対価として使用することができない場合に顕著なものとなってしまう。したがって、異なる種類の遊技価値を対価として遊技を可能とする運用を採用する上で未だ改善の余地がある。そして、本明細書には、異なる種類の遊技価値でどの程度遊技を行うことができるか遊技者が特定することを目的とした発明が記載されている。
[1]遊技機にて使用する遊技価値の種類を複数設けた遊技場に対応した遊技場用システムにおいて、
遊技機に対応して設けられ、遊技者が遊技にて獲得した遊技価値の大きさを特定する獲得遊技価値特定手段と、
前記獲得遊技価値特定手段が特定した遊技価値の大きさが、前記遊技価値の種類毎に設定された発行価値以上である場合に、その前記遊技価値の大きさ及び当該遊技価値の種類を特定可能な識別情報を記憶した識別情報記憶手段を遊技者に対して発行する発行手段と、
前記識別情報記憶手段を受付けると共に、受付けた識別情報記憶手段の前記識別情報に対応した遊技価値の大きさを特定する受付遊技価値特定手段と、
前記受付遊技価値特定手段が受付けた識別情報記憶手段の前記遊技価値の種類を特定した結果、予め定められた遊技価値の種類である基準遊技価値の種類とは異なる種類の遊技価値が含まれている場合に、当該異なる種類の遊技価値を前記基準遊技価値の大きさに換算する換算手段と、
前記識別情報記憶手段から特定した一の異なる種類の遊技価値の大きさがその異なる種類の遊技価値に設定された前記発行価値未満となることがないように、当該異なる種類の遊技価値を対価として前記基準遊技価値を付与する付与手段と、
前記基準遊技価値とは異なる種類の遊技価値を対価として前記付与手段が付与可能な前記基準遊技価値を遊技者に対して表示する表示手段と、
を備えたことを特徴とする遊技場用システム。
[2]遊技機にて使用する遊技価値の種類を複数設けた遊技場に対応した遊技場用システムにおいて、
遊技者を識別可能な識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
遊技者が預入れた前記遊技価値の大きさである貯蓄遊技価値の大きさを前記遊技価値の種類別に別口座にて記憶するように、一の識別情報に対応付けて複数の口座を記憶する口座記憶手段と、
前記識別情報記憶手段を受付けると共に、受付けた前記識別情報記憶手段の前記識別情報に対応した遊技価値の大きさを特定する受付遊技価値特定手段と、
前記受付遊技価値特定手段が受付けた識別情報記憶手段の前記遊技価値の種類を特定した結果、予め定められた遊技価値の種類である基準遊技価値の種類とは異なる種類の遊技価値が含まれている場合に、当該異なる種類の遊技価値を前記基準遊技価値の大きさに換算する換算手段と、
前記識別情報記憶手段から特定した一の異なる種類の遊技価値の大きさが予め定められた付与単位価値以上である場合に、当該異なる種類の遊技価値を対価として前記基準遊技価値を付与する付与手段と、
前記基準遊技価値とは異なる種類の遊技価値を対価として前記付与手段が付与可能な前記基準遊技価値の大きさとして、前記換算手段が前記異なる種類の遊技価値を前記基準遊技価値の大きさに換算してから、前記付与単位価値未満の端数を切り捨てた前記基準遊技価値の大きさを遊技者に対して表示する表示手段と、
を備えたことを特徴とする遊技場用システム。
[3]前記表示手段は、前記受付遊技価値特定手段が一の識別情報記憶手段から複数種類の遊技価値の大きさを特定した場合、前記基準遊技価値とは異なる種類の遊技価値を対価として付与可能な前記基準遊技価値の大きさを表示した後に、複数種類の遊技価値を対価として前記付与手段が付与可能な前記基準遊技価値の大きさの合計を合算表示することを特徴とする[1]又は[2]記載の遊技場用システム。
異なる種類の遊技価値の大きさを対価として得ることが可能な基準遊技価値の大きさを遊技者に表示するので、異なる種類の遊技価値でどの程度遊技を行うことができるか遊技者が特定しにくくなることを抑制できる。
Claims (1)
- 第1遊技価値を使用する遊技機を設置した第1コーナーと、前記第1遊技価値とは単価が異なる第2遊技価値を使用する遊技機を設置した第2コーナーとがあり、前記第1コーナーにて前記第2遊技価値を前記第1遊技価値に換算して使用可能な遊技場に対応した遊技場用システムにおいて、
識別情報記憶媒体が記憶する遊技者を識別可能な識別情報に対応付けて、遊技者が獲得した前記第1遊技価値及び前記第2遊技価値の大きさをそれぞれ記憶する記憶手段と、
前記識別情報記憶媒体を受付けると共に、受付けた前記識別情報記憶媒体の前記識別情報に対応した各遊技価値の大きさを特定する受付遊技価値特定手段と、
前記受付遊技価値特定手段が受付けた識別情報記憶媒体の各遊技価値の大きさを特定した場合に、前記第2遊技価値の大きさを前記第1遊技価値の大きさに換算する換算手段と、
前記換算手段が前記第2遊技価値の大きさを前記第1遊技価値の大きさに換算した結果が、前記第1遊技価値に対して予め設定された最小遊技価値の大きさ以上あることを条件に、前記換算手段の換算結果を前記第1遊技価値の大きさとして前記第1コーナーで使用可能にする遊技価値使用手段と、
前記換算手段の換算結果として、前記換算手段が前記第2遊技価値の大きさを前記第1遊技価値の大きさに換算してから、前記最小遊技価値の大きさ未満の端数を切り捨てた前記第1遊技価値の大きさを遊技者に対して表示する表示手段と、
を備えたことを特徴とする遊技場用システム。
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JP2019180453A (ja) * | 2018-04-02 | 2019-10-24 | ダイコク電機株式会社 | 遊技場用システム |
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JP2000107430A (ja) * | 1998-10-05 | 2000-04-18 | Sankyo Kk | 遊技用取引決済システム |
JP2011083501A (ja) * | 2009-10-17 | 2011-04-28 | Daito Hanbai Kk | 貯遊技媒体払出システム |
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