JP6017838B2 - 遊技場用管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、当日において遊技者が獲得することにより記憶された遊技価値を再度遊技するための遊技価値として返却可能な遊技場用管理システムに関する。
従来、例えば特許文献1に記載されているように、一旦計数した玉を貯玉として記憶し、後日再プレイ玉として返却するシステムが一般化している。この場合、遊技場側の利益確保という目的で、再プレイ玉を返却する際には一定の手数料を徴収するのが普通である。但し、当日中に計数した貯玉を返却する際には持玉と同等の扱いをする必要があることから、手数料を徴収することなく返却されるようになっている。従って、当日貯玉と前日貯玉(前日までの貯玉)の両方を所有している場合には、先に当日貯玉から返却し、当日貯玉が無くなった時点で前日貯玉から返却するのが一般的である。
特開2012−40208号公報
ところで、実際に再プレイ玉を返却するときは、1回の返却動作で払出す単位玉数を予め設定するのが通常であり、例えば125玉を払出玉数、手数料を25玉というように設定し、払出玉数と手数料を合算した玉数を1度数として実際に払出可能な玉数を算出し、その払出可能玉数(又は払出可能玉数を示す度数)を表示するようにしている。例えば前日貯玉を700玉所有している遊技者は、前記貯玉数700=払出玉数500(=125×4)+手数料100(=25×4)+端数100となり、「500(4度数)」と表示される。但し、700玉全てが当日の貯玉である場合には手数料がゼロなので、当日貯玉700=払出玉数625(=125×5)+端数75となり、「625(5度数)」と表示されることになる。このように、実際に返却可能な玉数のみを遊技者に対して表示することによって、遊技者に手数料が差引かれていることをあまり意識させないというメリットがある。
しかしながら一方で、度数管理を前提としたシステムでは、1度数未満の玉数(単位遊技価値未満)が残ったときにそれを再プレイ玉として返却することができず、特に当日貯玉は1度数未満だが、前日貯玉と合計すれば1度数以上となる場合には、当日貯玉を再プレイ玉として使用できないことに納得できず、遊技者の不満が大きかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、当日において遊技者が獲得することにより記憶された遊技価値が遊技者に返却されることで1回の返却動作により返却される単位遊技価値未満となった場合であっても、再度遊技するための遊技価値として返却できる条件を設定することにより遊技者の満足感を高めることが可能な遊技場用管理システムを提供することにある。
本発明は、対価の支払により付与される遊技価値を消費して遊技を実行し、入賞が発生したときに遊技価値を獲得することが可能な遊技機が設置された遊技場における遊技場用管理システムにおいて、当日において遊技者が遊技により獲得した第1遊技価値を特定するための第1特定情報、及び前日以前において遊技者が遊技により獲得した第2遊技価値を特定するための第2特定情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段が記憶している第1特定情報及び第2特定情報により特定される第1遊技価値及び第2遊技価値を再度遊技に使用するために遊技者へ返却する遊技価値返却手段と、前記遊技価値返却手段が前記第1遊技価値及び第2遊技価値を遊技者へ返却する際に、1回の返却動作によって返却する単位遊技価値を設定する単位遊技価値設定手段と、前記遊技価値返却手段が前記第2遊技価値を遊技者へ返却する際に、手数料として徴収する第2遊技価値の大きさを設定する手数料設定手段と、前記第1遊技価値が前記単位遊技価値未満となったときに、その旨を遊技者に対して報知する報知手段と、前記単位遊技価値に満たない大きさの第1遊技価値を前記第2遊技価値に変換した上で第2遊技価値に加算する変換処理を実行する遊技価値変換手段と、遊技者が前記変換処理の実行を指示するために操作する操作手段と、を備え、前記遊技価値変換手段は、前記操作手段の操作に応じて前記変換処理を実行するものである(請求項1)。
求項記載の遊技場用管理システムにおいて、
前記遊技価値返却手段、前記報知手段、及び前記操作手段は、前記遊技機に対応して設けられていてもよい(請求項)。
請求項1の発明によれば、当日において記憶した遊技価値の残りが単位遊技価値未満であっても、当日の遊技価値の残りを前日の遊技価値へ変換して合算した結果単位遊技価値以上となる場合には、返却することが可能となる。従って、少しでも多くの再プレイ玉を望む遊技者は、所定の手数料は徴収されるものの、全ての当日の遊技価値を再遊技価値として返却することが可能となり、満足感が高まる。
さらに、遊技者の操作に応じて当日の遊技価値を前日の遊技価値へ変換して返却するようにしたので、遊技者の意思を反映することができる。
請求項の発明によれば、システムの構成を簡単化することができる。
本発明の一実施形態における遊技場用管理システムの全体構成を示す概略図 貸出ユニットの構成を示す機能ブロック図 会員カードの挿入中における通常画面を示す図 払出可能玉数が0になったときの図3相当図
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、遊技場用管理システムの全体構成を示す概略図である。遊技場内には多数の遊技機1が設置されており、各遊技機1に対応して貸出ユニット2が設置されている。これら遊技機1及び貸出ユニット2は、中継端末3及びLAN4を介して管理装置5(記憶手段、単位遊技価値設定手段、手数料設定手段、遊技価値変換手段に相当)と接続されている。管理装置5は、遊技機側(遊技機1、貸出ユニット2等)から送信される遊技信号を受信することにより遊技機1毎の遊技データを管理する共に、会員登録された会員毎の個人データも管理する。
遊技場には、計数機6(遊技価値返却手段に相当)、景品交換端末(POS)7、精算機8も設置されており、LAN4を介して管理装置5と接続されている。景品交換端末7は、一般カード9或いは会員カード10(図2参照)により特定される遊技価値(当日貯玉数(第1遊技価値に相当)・前日貯玉数(会員の場合。第2遊技価値に相当))、又は遊技者の貯玉口座から読出した貯玉数に基づいて景品交換処理を実行すると共に、後述するように一般カード9及び会員カード10の両方を受付けたときは両カード9,10により特定される遊技価値を合算して景品交換を行う。精算機8は、一般カード9又は会員カード10がカード挿入口11に挿入されると、挿入されたカード9,10に記録されている入金残高をカードリーダ(図示せず)により読取り、その読取った入金残高に対応する紙幣や硬貨を返却口12から返却する。
計数機6は、投入された玉を計数し、その計数結果である計数玉数を記録した一般カード9を発行すると共に管理装置5へ貯玉情報を送信する。会員カード10の挿入状態で玉を計数した場合は、会員カード10に当日貯玉を記録することはなく管理装置5へ貯玉情報を送信する。
尚、景品交換端末7及び精算機8においてカード9,10に記録されている遊技価値を取扱うときは、管理装置5がカード9,10に対応して予め記憶している遊技価値と照合し、真であると判定したことを条件として遊技価値の取扱いを有効とする。
管理装置5は、遊技場内の例えば事務室等に設置されており、遊技場の管理者が操作するキーボード13、モニタ14、図示しないプリンタ等が接続されている。尚、図1では図示を省略したが、実際には例えば数百台の遊技機1が管理装置5の管理対象となっている。管理装置5は、遊技場内に設置された遊技機1、貸出ユニット2、景品交換端末7等の稼動状況を管理すると共に、遊技機側からの信号に基づいて遊技者毎の遊技価値(当日貯玉数・前日貯玉数(会員の場合))を記憶管理する。
図1で示す遊技機1はCR(カードリーダ)パチンコ機であり、盤面15に玉を発射する発射装置を構成する操作ハンドル16、上部受皿17、下部受皿18を有すると共に、盤面15に、液晶表示部19、始動口20、大入賞口21を有する。遊技機1は以下に示す動作を行う。
(1)操作ハンドル16が操作されたことにより盤面15に発射された玉が始動口20に入賞(始動入賞)することに応じて大当たり抽選を行い、抽選結果に基づいて所謂特別図柄(特図)による図柄変動を液晶表示部19にて実行し、その結果に応じて大当たりを発生させる。尚、所謂保留玉の上限は各4個ずつであり、保留中に始動入賞した場合は上限まで保留し、図柄変動終了後に順次保留した図柄変動を実行する。
(2)大当たり抽選の当選確率(大当たり確率)は1/300であり、大当たりのうち大当たり後に確変状態(確変)となる大当たりの割合は66.6%(2/3)である。大当たりが発生すると対応するラウンド数(R)に応じた分だけ大入賞口21を開放する。尚、1Rの上限入賞数(上限数)は8個、上限開放時間は30秒であり、上限数又は上限開放時間の何れかが満たされた場合に1Rを終了する。
(3)大当たりに対応するラウンド数は5Rと16Rとがあり、その振分割合は5Rが25%であり、16Rが75%である。
(4)確変中は大当たり確率が1/30に向上する。確変は次回大当たりまで継続するため、大当たり後に通常状態(通常)となる大当たり(通常大当たり)が発生するまで継続し、通常大当たりが発生した場合は通常状態へと戻る。
遊技機1及び当該遊技機1に付設された周辺機器は、遊技者による玉の打込みや始動口20への始動入賞等の遊技の進行に伴って、以下に示す遊技信号を出力する。
・アウト信号:使用玉を回収するアウトBOX(図示せず)から出力される使用遊技価値(使用媒体数、アウト)を特定可能な信号である。回収玉(使用玉、打込玉)10玉に対して1パルスが出力されるので、アウト信号数×10をアウトとして特定する。尚、遊技機1から直接出力される信号であってもよい。アウト信号により特定されるアウトは、遊技に使用された遊技価値の量に相当する。
・セーフ信号:遊技機1から出力される払出遊技価値(払出媒体数、セーフ)を特定可能な信号である。払出玉10玉に対して1パルスが出力されるので、セーフ信号数×10をセーフとして特定する。尚、補給装置(図示せす)から出力される補給信号をセーフ信号としてもよい。セーフ信号により特定されるセーフは、入賞により付与された遊技価値の量に相当する。
・始動入賞信号:遊技機1から出力される始動口20への入賞(始動入賞)を特定可能な信号である。始動口20への入賞1回につき1パルスが出力されるので、始動入賞信号の受信に応じて始動入賞を特定する。
・図柄変動信号(スタート信号):遊技機1から出力される始動口20への始動入賞により変動(作動)を開始する図柄変動(役物作動)を特定可能な信号である。図柄変動の確定時(終了時)に出力されるので、図柄変動信号の受信に応じて図柄変動(スタート)を特定する。尚、図柄変動の開始時に出力される信号であってもよい。
・大当たり信号:遊技機1から出力される大当たり状態である期間を特定可能な信号である。大当たり状態中にレベル出力されるので、大当たり信号受信中を大当たり状態中として特定する。
・確率変動信号:遊技機1から出力される大当たりの当選確率が高い確変状態中である期間を特定可能な信号である。確変状態中にレベル出力されるので、確率変動信号受信中を確変状態中として特定する。
貸出ユニット2は、投入された紙幣の金額の範囲内で玉(遊技媒体)の貸出処理を行う。また、カード9,10を受付けたときは、入金残高及び計数玉数の範囲内で貸出・持玉返却処理を行うと共に、カード発行時に入金残高及び計数玉数(当日貯玉数)を一般カード9に記録したり、会員カード10に対応して管理装置5に記録したりする。
貸出ユニット2は、紙幣が投入される紙幣投入口22、遊技者からの操作入力を受付けると共に遊技の進行に伴って図柄変動回数(スタート回数)や大当たり確率等の遊技データを表示するタッチパネル式の液晶表示部23(報知手段に相当)、払戻された玉が通過する払出ノズル24、一般カード9或いは会員カード10が挿入されるカード挿入口25等を備えている。
図2は、貸出ユニット2の構成を示す機能ブロック図である。貸出ユニット2は、CPU26a、ROM26b、RAM26c、I/O26dを有するマイクロコンピュータにより構成される制御部26、当該制御部26と接続された周辺部を備えて構成されている。周辺部としては、管理装置5及び遊技機1との間で各種信号や各種情報を送受信するI/F部27、紙幣投入口22に投入された紙幣の真贋を判定する紙幣処理部28、液晶表示部23、カード挿入口25に挿入されたカード9,10に記録されている各種情報を読取ったり、書込んだりするカードリーダライタ29、最大5枚の一般カード9をストック可能なカードストック部30、液晶表示部23上に設けられたタッチパネル式の操作部31(操作手段に相当)、1単位分(例えば500円分)の玉を払出ノズル24から払出す払出部32を備えている。
一般カード9及び会員カード10にはICチップ9a,10aが内蔵されており、ICチップ9a,10aには一般ID、会員ID(第2特定情報に相当)がそれぞれ記憶されている。これらのカード9,10は、貸出ユニット2に入金された入金金額(残高情報)や当日貯玉数(第1遊技価値に相当)を特定するための貯玉情報(第1特定情報に相当)を記録(会員カード10の場合は管理装置5に記憶)するための記録媒体である。一般カード9は当日限り有効である。会員カード10は、貯玉や再プレイを利用するための会員特有の機能を有しており、予め設定されている有効期限まで有効である。
貸出ユニット2は、以下に示す機能を備えている。
(1)紙幣投入口22に投入された紙幣の金額(1000円単位)を記憶すると共に、投入金額(入金残高)を液晶表示部23に表示する。
(2)遊技機1に設けられた貸出ボタン33(図2参照)の操作に応じて入金残高の範囲内で1度数(500円)に相当する数の玉(125玉。単位遊技価値に相当)を遊技機1内部の払出機構から払出す。このとき、遊技機1から貸出ユニット2に1度数分の玉を払出したことを示す信号が出力されるので、液晶表示部23に表示されている入金残高から1度数に相当する金額(500円)を減額すると共に売上信号を出力する。この売上信号は1度数の玉の払出し毎に1パルスが出力されるので、1パルスを500円分の売上額として特定する。
(3)操作部31の操作に応じて計数玉数(当日貯玉数)又は前日貯玉数(会員の場合)の範囲内で1度数(125玉)ずつ払出す。尚、貯玉を払出すときは、その貯玉が後述の前日貯玉であるときは、125玉に対して25玉を手数料に相当する遊技価値として徴収する一方、当日貯玉であるときは計数玉数(当日貯玉数)と同様に手数料を徴収しない。
(4)遊技機1に設けられた返却ボタン34(図2参照)の操作に応じて入金残高及び当日貯玉数をカード挿入口25に挿入されている一般カード9に記録して発行する。会員カード10が挿入されている場合は、入金残高を会員カード10に記録すると共に暗証番号の入力を条件として当日貯玉数を管理装置5に送信してから会員カード10を発行する。カード9,10を発行する場合は、発行情報を管理装置5へ送信し、管理装置5側にも記憶する。尚、カード挿入口25に一般カード9も会員カード10も挿入されていない場合は、カードストック部30にストックしている一般カード9をカードリーダライタ29に繰出して入金残高及び当日貯玉数を記録して発行する。
(5)一般カード9がカード挿入口25に挿入された場合は、一般カード9に記録されている入金残高及び当日貯玉数を読出して液晶表示部23に表示する。会員カード10が挿入された場合は、会員カード10に記録されている入金残高を読出して液晶表示部23に表示すると共に暗証番号の入力を条件として管理装置5の会員口座に記憶されている貯玉数(当日貯玉数・前日貯玉数)も表示する。当日貯玉数とは当日に計数されて貯玉された貯玉数であり、前日貯玉数とは前日までの貯玉数である。営業終了後は、当日貯玉数は前日貯玉数に合算して記憶される。遊技者による払出操作に応じて貯玉数の範囲内で1度数分の玉を払出ノズル24から払出す。
(6)液晶表示部23に対する操作入力に応じて対応する遊技機1或いは指定された他の遊技機1の遊技データを表示したり、遊技場からのメッセージを表示したり、遊技者が会員であることが特定された場合は遊技機1の遊技データを表示する。
(7)当日貯玉を払出した結果端数が生じた場合は、遊技者による操作に応じてその端数を管理装置5の会員口座の前日貯玉に合算する。
管理装置5は、記憶しているコンピュータプログラムにしたがって作動し、遊技機1の稼動状況を示す遊技データを表示する遊技情報表示サービス、並びに遊技者が遊技により獲得した遊技媒体を一旦貯蓄し、当日或いは後日遊技に再利用できるようにする貯玉サービスを実行可能となっている。これらのサービスを実行するために、遊技機1や貸出ユニット2等から入出力部に入力される遊技信号に基づいて、遊技機1の稼動状態を特定して遊技機1毎に遊技データを管理するようになっている。
遊技機1毎に管理する遊技データは次の通りである。
・アウト
・セーフ
・差玉=セーフ−アウト
・出玉率=セーフ÷アウト
・大当たり確率=大当たり回数÷スタート回数
次に、上記構成の作用について説明する。
遊技機1で獲得した玉を計数する場合は、遊技機1の下部受皿18から玉を落下させて玉箱に収容し、計数機6に移動し玉箱から玉を投入して計数する。この場合、会員の遊技者は、計数機6に会員カードを挿入した状態で計数することで計数玉を貯玉することができる。計数機6は、計数結果である当日貯玉数を一般ID或いは会員IDと対応付けて管理装置5に送信する。
以上のようにして、計数機6で計数操作が行われると、当日貯玉数が記録された一般カード9が発行される(予め会員カード10が計数機6に挿入されている場合は、当日貯玉数は管理装置5の会員口座の当日貯玉に合算して記憶される)。そして、計数機6から発行された一般カード9(会員カード10)を移動先の貸出ユニット2に挿入することにより当該一般カード9に記録(会員カード10の場合は当該会員カード10に対応して管理装置5に記憶)されている当日貯玉数が表示されるので、その範囲内で1度数毎に玉の払戻しを受けて遊技することができる。尚、会員が前日貯玉を有している場合は、手数料に相当する玉数が差引かれた前日貯玉数の範囲内で1度数毎に玉の払戻しを受けることができる。
管理装置5は、貸出ユニット2からの要求に応じて当日貯玉はそのまま貸出ユニット2に送信するものの、前日貯玉を送信する場合は、前日貯玉数から手数料分を差引いた払出可能玉数を算出し、その払出可能玉数を貸出ユニット2に対して送信する。例えば、前日貯玉数=1000の場合、払出可能玉数=825玉、手数料=165玉、端数=10玉となるので、「825玉」を貸出ユニット2に送信する。
さて、一般の遊技者は、計数機6から発行された一般カードを貸出ユニット2に挿入することにより当該一般カードに記憶された当日貯玉数内で再プレイを行うことができる。つまり、一般カードは玉箱として機能することになる。この場合、再プレイ玉を1度数の125玉毎に払出すことから、残りの当日貯玉数が1度数(125玉)未満の端数となった場合は、それ以上の払出が不可能となる。従って、貸出ユニット2から端数が記憶された一般カードを発行し、景品交換端末7にて端数に相当する一般景品と交換することになる。
一方、遊技者が会員の場合は、計数機6で計数時に挿入した会員カードを使用することにより、一般カードと同様に当日貯玉の範囲内で1度数毎に再プレイ玉の払出を受けることができる。従って、会員カードは、一般カードと同様に玉箱として機能する。
貸出ユニット2は、会員カードの挿入に応じて管理装置5から当日貯玉数を受信したときは、液晶表示部23に通常画面を表示する。
図3は会員カードの挿入中における貸出ユニット2の通常画面を示している。通常画面には、1玉あたりの貸出単価を示す払出単位玉数を示すタイトル部23a、挿入されているカードの種別(一般カードまたは会員カード)23b、各種のメッセージ23c、入金残高23d、当日貯玉数23eが表示されている。
図3に示す例では、入金残高が7000円で、当日貯玉が610玉であることを示している。この当日貯玉は、当日において貸出ユニット2に対応する遊技機1に含む何れかの遊技機1で獲得した持玉を計数機6で計数して貯玉したもので、管理装置5から受信する。つまり、会員の場合は、計数機6に会員カードを挿入した状態で計数すると、計数機6から管理装置5に計数情報が会員IDと対応付けられて送信されるので、管理装置5の会員口座の当日貯玉数に計数玉数が記憶される。尚、管理装置5に記憶されている当日貯玉数は、営業終了時に前日貯玉数に加算される。また、一般カード9に対応して前日貯玉数が管理装置5に記憶されることはない。
遊技者が図3に示す状態から4度数(=125×4)再プレイすると、当日貯玉610玉から500玉が再プレイ玉として使用されるので、残りが110玉となる。この結果、当日貯玉数が1度数未満となるので、払出可能数が0となる。この場合、会員カードを使用して景品交換端末7にて端数を景品交換することは可能であるものの、遊技者の中には、会員カードを使用することにより当日貯玉の端数が残った際に、その端数を再プレイ玉として使用できないことに納得できず、当日中に端数を再プレイしたいと要望する者がいる。
このような事情から、貸出ユニット2は、遊技者の意思により端数を即座に前日貯玉に移行することで端数を再プレイ玉として払出可能とした。
図4は、当日貯玉610玉の払出可能玉数が0になったときの画面を示している。当日貯玉を前日貯玉に変換するかを確認するメッセージ23cが表示されていると共に、「YES」ボタン23f、「NO」ボタン23gが表示されている。当日貯玉数23eとして、当日貯玉数が0玉、端数が110玉であることが表示されている。「NO」ボタン23gがタッチされたとき、或いは表示から30秒が経過したときは、当日貯玉の端数はそのまま管理装置5の会員貯玉の当日貯玉数として記憶された状態が継続されるので、景品交換端末7にて景品交換可能となる。「YES」ボタン23fがタッチされたときは、端数を会員IDに対応付けて管理装置5に送信する。管理装置5では受信した会員IDに対応する会員口座の前日貯玉に端数を合算して記憶する。遊技者による表示操作に応じて当日貯玉の端数が合算された前日貯玉を表示した場合に、その値が1度数以上のときは、遊技者による払戻操作に応じて1度数の再プレイ玉を払出すことにより前日貯玉の端数を再プレイ玉として返却することが可能となる。
このような実施形態によれば、次のような効果を奏することができる。
当日貯玉が再プレイ単位玉数未満となった場合には、当日貯玉の端数を前日貯玉に変換し、前日貯玉と合算した上で再プレイ玉として返却できるようにしたので、少しでも多くの再プレイ玉を望む遊技者は、所定の手数料は徴収されるものの、全ての当日貯玉を再プレイ玉として返却することが可能となり、満足感が高まる。
遊技者の操作に応じて当日貯玉を前日貯玉に変換して返却するようにしたので、遊技者の意思を反映することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
当日貯玉を表示する際に前日貯玉も同時に表示し、遊技者が前日貯玉を確認した上で当日貯玉の端数を前日貯玉に合算する操作を可能としてもよい。
会員カード10に当日貯玉を記憶するようにしてもよい。
貯玉の払出を遊技機内部の払出機構を用いて行うようにしてもよい。この場合、貸出ユニット2の払出ノズル24が不要となる。
また、現金による貸出を遊技機内部の払出機構を用いて行う、いわゆるCR(カードリーディング)機を前提としたが、貸出ユニット2の払出ノズル24から貸出を行うようにしてもよい。
記録媒体としてICカードを例示したが、記録媒体の態様はこれに限定されず、どのような媒体でもよい。
計数機は各遊技機に対応して設けることもできる。
遊技機は、遊技媒体を払出さず、電子データとして加算記憶する封入式遊技機であってもよい。
遊技機は、パチンコ遊技機に限定されず、例えばスロットマシンであってもよい。
貸出ユニット2で当日貯玉を前日貯玉に変換できるようにしたが、景品交換端末7でも同様に変換できるようにしてもよい。
図面中、1は遊技機、5は管理装置(記憶手段、単位遊技価値設定手段、手数料設定手段、遊技価値変換手段)、6は計数機(遊技価値返却手段に相当)、23は液晶表示部(報知手段)、31は操作部(操作手段)である。

Claims (2)

  1. 対価の支払により付与される遊技価値を消費して遊技を実行し、入賞が発生したときに遊技価値を獲得することが可能な遊技機が設置された遊技場における遊技場用管理システムにおいて、
    当日において遊技者が遊技により獲得した第1遊技価値を特定するための第1特定情報、及び前日以前において遊技者が遊技により獲得した第2遊技価値を特定するための第2特定情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段が記憶している第1特定情報及び第2特定情報により特定される第1遊技価値及び第2遊技価値を再度遊技に使用するために遊技者へ返却する遊技価値返却手段と、
    前記遊技価値返却手段が前記第1遊技価値及び第2遊技価値を遊技者へ返却する際に、1回の返却動作によって返却する単位遊技価値を設定する単位遊技価値設定手段と、
    前記遊技価値返却手段が前記第2遊技価値を遊技者へ返却する際に、手数料として徴収する第2遊技価値の大きさを設定する手数料設定手段と、
    前記第1遊技価値が前記単位遊技価値未満となったときに、その旨を遊技者に対して報知する報知手段と、
    前記単位遊技価値に満たない大きさの第1遊技価値を前記第2遊技価値に変換した上で第2遊技価値に加算する変換処理を実行する遊技価値変換手段と、
    遊技者が前記変換処理の実行を指示するために操作する操作手段と、を備え、
    前記遊技価値変換手段は、前記操作手段の操作に応じて前記変換処理を実行することを特徴とする遊技場用管理システム。
  2. 前記遊技価値返却手段、前記報知手段、及び前記操作手段は、前記遊技機に対応して設けられていることを特徴とする請求項記載の遊技場用管理システム。
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