JP2014124461A - 遊技場用管理システム - Google Patents

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喜之 代田
Yasutaka Iwasaki
安隆 岩崎
Hiroyuki Seguchi
浩之 瀬口
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Abstract

【課題】当日限り有効な記録媒体が持ち帰られてしまうことによる損失を抑制することが可能な遊技場用管理システムを提供する。
【解決手段】入金残高及び計数玉数を記録した一般カード9を発行可能な計数貸出ユニット2において、計数玉数が基準値未満で(S2:NO)入金残高が無い状態(S3:NO)で返却ボタンが操作されたときは、一般カードの発行を抑制するようにした。これにより、一般カードを持ち帰られてしまうことによる遊技場側の損失を抑制することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、遊技者が投入した貨幣を対価として付与される遊技価値を消費して遊技を実行し、遊技により入賞が発生したときには遊技価値を獲得可能な遊技機が設置された遊技場における遊技場用管理システムに関する。
従来の遊技場においては、例えば特許文献1に記載されているように、遊技媒体を貸出すための入金残高と、遊技により獲得した遊技媒体数とをカードに対応付けて記録し、遊技を終了したときには入金残高を払出すと共に、遊技媒体を景品に交換するシステムが実用化されている。
特開2010−131183号公報
カードの種類には、非会員向けの一般カードと会員向けの会員カードとがあり、一般カードは当日限り有効として遊技終了時に回収し、会員カードは予め定められた有効期限が到来するまで何日でも使用できるようになっているが、遊技者の中には故意、或いは過失により一般カードを持ち帰ってしまう者がおり、これが遊技場にとっての損失となっていた(カード1枚数百円〜1000円程度の損失となる)。特に、入金残高が無く、僅かな遊技媒体数だけが記録されている場合に損失が大きい。つまり、カード代を上回る入金残高か遊技媒体数が記録されていれば持ち帰られてもカード代を補填できるため損失にはならないが、そのような状態のカードを故意に持ち帰る遊技者はいないからである。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、当日限り有効な記録媒体が持ち帰られてしまうことによる損失を抑制することが可能な遊技場用管理システムを提供することにある。
本発明は、遊技者が投入した貨幣を対価として付与される遊技価値を消費して遊技を実行し、遊技により入賞が発生したときには遊技価値を獲得可能な遊技機が設置された遊技場における遊技場用管理システムにおいて、前記貨幣の未使用額を入金残高として記憶する入金残高記憶手段と、遊技者が所有している遊技価値の大きさを記憶する遊技価値記憶手段と、遊技者による発行操作に応じて、前記入金残高及び前記遊技価値の大きさを特定可能な情報を記録した記録媒体を発行する記録媒体発行手段と、遊技者による変換操作に応じて、遊技者が獲得した前記遊技価値を再度遊技に使用可能な状態とする遊技価値変換手段と、前記記録媒体を受付けたときに、当該記録媒体に記録されている情報により特定される入金残高に相当する貨幣を払出す精算処理を実行可能な精算装置と、前記記録媒体に記録されている情報により特定される遊技価値を景品に交換するための景品交換処理を実行可能な景品交換端末と、を備え、前記入金残高記憶手段が記憶している入金残高がゼロで、前記遊技価値記憶手段が記憶している遊技価値の大きさが基準値未満の状態においては、前記記録媒体発行手段は、前記遊技者による発行操作が行われた場合であっても前記記録媒体の発行を抑制するものである(請求項1)。
請求項1記載の遊技場用管理システムにおいて、
前記入金残高記憶手段が記憶している入金残高がゼロより大きく、前記遊技価値記憶手段が記憶している遊技価値の大きさが基準値未満の状態においては、前記記録媒体発行手段は、当該入金残高のみを特定可能な情報を記録した記録媒体を発行すると共に、前記遊技価値変換手段は、前記遊技者による変換操作が無くても当該遊技価値を遊技に使用可能な状態としてもよい(請求項2)。
請求項1又は2記載の遊技場用管理システムにおいて、
前記入金残高記憶手段が記憶している入金残高がゼロで、前記遊技価値記憶手段が記憶している遊技価値の大きさが基準値未満の状態において、遊技者による発行操作が行われたときに、遊技価値の大きさが基準値未満であるため記録媒体を発行することが不可能である旨を表示する表示手段を備えるようにしてもよい(請求項3)。
請求項1の発明によれば、入金残高が無く、僅かな遊技価値のみが存在する状態ではカードの発行が抑制されるため、記録媒体の持ち帰りによる損失を抑制することができる。
請求項2の発明によれば、遊技者の所有する遊技価値が僅かで入金残高が存在する場合には、その僅かな遊技価値を強制的に再遊技させ、遊技価値をゼロにした上で入金残高のみを記録した記録媒体を発行するので、入金残高の精算処理を行ったときに記録媒体を確実に回収することができる。
請求項3の発明によれば、遊技者に対して記録媒体を発行することができない旨を報知するので、記録媒体が発行されない理由を遊技者に周知させることができる。
本発明の一実施形態における遊技場用管理システムの全体構成を示す概略図 遊技機及び計数貸出ユニットを概略的に示す正面図 計数貸出ユニットの構成を示す機能ブロック図 計数貸出ユニットによる一般カード返却処理を示すフローチャート
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、遊技場用管理システムの全体構成を示す概略図である。遊技場内には多数の遊技機1が設置されており、各遊技機1に対応して計数貸出ユニット2(入金残高記憶手段、遊技価値記憶手段、記録媒体発行手段、遊技価値変換手段に相当)が設置されている。これら遊技機1及び計数貸出ユニット2は、中継端末3及びLAN4を介して管理装置5と接続されている。管理装置5は、遊技機側(遊技機1、計数貸出ユニット2等)から送信される遊技信号を受信することにより遊技機1毎の遊技データを管理する共に、会員登録された会員遊技者毎の個人データも管理する。
遊技場には、景品交換端末(POS)6、精算装置7も設置されており、LAN4を介して管理装置5と接続されている。景品交換端末6は、付属するカードリーダライタ8により読取った一般カード9或いは会員カード10(記録媒体に相当)(図3参照)により特定される遊技価値(持玉数・貯玉数)に基づいて景品交換処理を実行する。精算装置7は、一般カード9又は会員カード10がカード挿入口11に挿入されると、挿入されたカード9,10に記録されている入金残高をカードリーダ(図示せず)により読取り、その読取った入金残高に対応する紙幣や硬貨を返却口12から返却する。
尚、景品交換端末6及び精算装置7においてカード9,10に記録されている遊技価値を取扱うときは、管理装置5がカード9,10に対応して予め記憶している遊技価値と照合し、真であると判定したことを条件として遊技価値の取扱いを有効とする。
管理装置5は、遊技場内の例えば事務室等に設置されており、遊技場の管理者が操作するキーボード13、モニタ14、図示しないプリンタ等が接続されている。尚、図1では図示を省略したが、実際には例えば数百台の遊技機1が管理装置5の管理対象となっている。管理装置5は、遊技場内に設置された遊技機1、計数貸出ユニット2、景品交換端末6等の稼動状況を管理すると共に、遊技機側からの信号に基づいて遊技者毎の遊技価値(持玉数・貯玉数)と、入金残高とを記憶管理する。尚、持玉とは当日中に計数した玉であり、貯玉とは前日以前に計数した玉である。
図1で示す遊技機1はCR(カードリーダ)パチンコ機であり、盤面15に玉を発射する発射装置を構成する操作ハンドル16、上部受皿17、下部受皿18を有すると共に、盤面15に、液晶表示部19、始動口20、大入賞口21を有する。遊技機1は以下に示す動作を行う。
(1)操作ハンドル16が操作されたことにより盤面15に発射された玉が始動口20に入賞(始動入賞)することに応じて大当たり抽選を行い、抽選結果に基づいて所謂特別図柄(特図)による図柄変動を液晶表示部19にて実行し、その結果に応じて大当たりを発生させる。尚、所謂保留玉の上限は各4個ずつであり、保留中に始動入賞した場合は上限まで保留し、図柄変動終了後に順次保留した図柄変動を実行する。
(2)大当たり抽選の当選確率(大当たり確率)は1/300であり、大当たりのうち大当たり後に確変状態(確変)となる大当たりの割合は66.6%(2/3)である。大当たりが発生すると対応するラウンド数(R)に応じた分だけ大入賞口21を開放する。尚、1Rの上限入賞数(上限数)は8個、上限開放時間は30秒であり、上限数又は上限開放時間の何れかが満たされた場合に1Rを終了する。
(3)大当たりに対応するラウンド数は5Rと16Rとがあり、その振分割合は5Rが25%であり、16Rが75%である。
(4)確変中は大当たり確率が1/30に向上する。確変は次回大当たりまで継続するため、大当たり後に通常状態(通常)となる大当たり(通常大当たり)が発生するまで継続し、通常大当たりが発生した場合は通常状態へと戻る。
遊技機1及び当該遊技機1に付設された周辺機器は、遊技者による玉の打込みや始動口20への始動入賞等の遊技の進行に伴って、以下に示す遊技信号を出力する。
・アウト信号:使用玉を回収するアウトBOX(図示せず)から出力される使用遊技価値(使用媒体数、アウト)を特定可能な信号である。回収玉(使用玉、打込玉)10玉に対して1パルスが出力されるので、アウト信号数×10をアウトとして特定する。尚、遊技機1から直接出力される信号であってもよい。アウト信号により特定されるアウトは、遊技に使用された遊技価値の量に相当する。
・セーフ信号:遊技機1から出力される払出遊技価値(払出媒体数、セーフ)を特定可能な信号である。払出玉10玉に対して1パルスが出力されるので、セーフ信号数×10をセーフとして特定する。尚、補給装置(図示せす)から出力される補給信号をセーフ信号としてもよい。セーフ信号により特定されるセーフは、入賞により付与された遊技価値の量に相当する。
・始動入賞信号:遊技機1から出力される始動口20への入賞(始動入賞)を特定可能な信号である。始動口20への入賞1回につき1パルスが出力されるので、始動入賞信号の受信に応じて始動入賞を特定する。
・図柄変動信号(スタート信号):遊技機1から出力される始動口20への始動入賞により変動(作動)を開始する図柄変動(役物作動)を特定可能な信号である。図柄変動の確定時(終了時)に出力されるので、図柄変動信号の受信に応じて図柄変動(スタート)を特定する。尚、図柄変動の開始時に出力される信号であってもよい。
・大当たり信号:遊技機1から出力される大当たり状態である期間を特定可能な信号である。大当たり状態中にレベル出力されるので、大当たり信号受信中を大当たり状態中として特定する。
・確率変動信号:遊技機1から出力される大当たりの当選確率が高い確変状態中である期間を特定可能な信号である。確変状態中にレベル出力されるので、確率変動信号受信中を確変状態中として特定する。
計数貸出ユニット2は、入金残高の範囲内で玉(遊技媒体)の貸出処理を行うと共に、遊技機1の下部受皿18から払出される玉(遊技価値)を受入れて計数し、入金残高及び持玉数(計数玉数)を一般カード9又は会員カード10に記録して発行する。一般カード9を受け付けたときは、入金残高及び持玉数の範囲内で貸出・返却処理を行う。会員カード10を受け付けたときは、入金残高、持玉数・貯玉数の範囲内で貸出・返却処理を行う。
図2は遊技機1及び計数貸出ユニット2を概略的に示す正面図である。計数貸出ユニット2は、遊技機1の遊技状態を示す状態表示部22、紙幣が投入される紙幣投入口23、遊技者からの操作入力を受付けると共に遊技の進行に伴って図柄変動回数(スタート回数)や大当たり確率等の遊技データを表示するタッチパネル式の液晶表示部24(表示手段に相当)、1単位分(500円相当)の玉を払出すための払出ボタン25、払出された玉が通過する払出ノズル26、一般カード9或いは会員カード10が挿入されるカード挿入口27、遊技機1の下部受皿18の下方に位置する着脱可能な計数受皿28、この計数受皿28から流入する玉数を計数する計数部29等を備えている。
一方、遊技機1には貸出ボタン30及び返却ボタン31が設けられており、計数貸出ユニット2は、貸出ボタン30に対する操作に応じて貸出処理を実行し、返却ボタン31に対する操作に応じてカード発行処理を実行する。
図3は、計数貸出ユニット2の構成を示す機能ブロック図である。計数貸出ユニット2は、CPU32a、ROM32b、RAM32c、I/O32dを有するマイクロコンピュータにより構成される制御部32、当該制御部32と接続された周辺部を備えて構成されている。周辺部としては、管理装置5及び遊技機1との間で各種信号や各種情報を送受信するI/F部33、紙幣投入口23に投入された紙幣の真贋を判定する紙幣処理部34、液晶表示部24、当該液晶表示部24上に設けられたタッチパネル35、カード挿入口27に挿入されたカード9,10に記録されている各種情報を読取ったり、書込んだりするカードリーダライタ36、最大5枚の一般カード9をストック可能なカードストック部37、払出ボタン25、当該払出ボタン25が操作されたときに、1単位分(例えば500円分)の玉を払出ノズル26から払出す払出部38、計数部29等である。
一般カード9及び会員カード10にはICチップ9a,10aがそれぞれ内蔵されており、ICチップ9a,10aには一般ID、会員IDがそれぞれ記憶されている。これらのカード9,10は、計数貸出ユニット2に入金された入金金額(残高情報)や持玉数を特定するための持玉情報を特定するための記録媒体である。一般カード9は当日限り有効で、入金残高及び持玉数を記憶可能である。会員カード10は、予め設定されている有効期限まで有効であり、入金残高を記憶可能である一方、持玉数・貯玉数は管理装置5のみに記憶する。
計数貸出ユニット2は、以下に示す機能を備えている。
(1)紙幣投入口23に投入された紙幣の金額(1000円単位)を記憶すると共に、投入金額(入金残高)を液晶表示部24に表示する。
(2)遊技機1に設けられた貸出ボタン30の操作に応じて入金残高の範囲内で1度数(500円)に相当する数の玉(125玉)を遊技機1内部の払出機構から払出す。このとき、遊技機1から計数貸出ユニット2に1度数分の玉を払出したことを示す信号が出力されるので、液晶表示部24に表示されている入金残高から1度数に相当する金額(500円)を減額すると共に売上信号を出力する。この売上信号は1度数の玉の払出し毎に1パルスが出力されるので、1パルスを500円分の売上額として特定する。
(3)遊技機1の下部受皿18から落下して計数受皿28で受けられた玉が計数部29に流入することで玉数を計数して液晶表示部24に表示する。
(4)払出ボタン25の操作に応じて計数玉数(持玉数)又は貯玉数(会員遊技者の場合)の範囲内で1度数(125玉)ずつ払出す。尚、貯玉を払出すときは、その貯玉が後述の前日貯玉であるときは、125玉に対して25玉を手数料に相当する遊技価値として徴収する一方、当日貯玉であるときは計数玉数(持玉数)と同様に手数料を徴収しない。
(5)遊技機1に設けられた返却ボタン31に対する操作に応じて入金残高及び持玉数をカード挿入口27に挿入されている一般カード9に記録して発行する。会員カード10が挿入されている場合は、入金残高を会員カード10に記録すると共に暗証番号の入力を条件として持玉数を管理装置5に送信してから会員カード10を発行する。カード9,10を発行する場合は、発行情報を管理装置5へ送信し、管理装置5側にも記憶する。尚、カード挿入口27に一般カード9も会員カード10も挿入されていない場合は、カードストック部37にストックしている一般カード9をカードリーダライタ36に繰出して入金残高及び持玉数を記録して発行する。
(6)一般カード9がカード挿入口27に挿入された場合は、一般カード9に記録されている入金残高及び持玉数を読出して液晶表示部24に表示する。会員カード10が挿入された場合は、会員カード10に記録されている入金残高を読出して液晶表示部24に表示すると共に暗証番号の入力を条件として管理装置5の会員口座に記憶されている貯玉数(当日貯玉数・前日貯玉数)も表示する。当日貯玉数とは当日貯玉された貯玉数であり、前日貯玉数とは前日までの貯玉数である。営業終了後は、当日貯玉数は前日貯玉数に合算して記憶される。遊技者による払出操作に応じて貯玉数の範囲内で1度数分の玉を払出ノズル26から払出す。
(7)液晶表示部24に対する操作入力に応じて対応する遊技機1或いは指定された他の遊技機1の遊技データを表示したり、遊技場からのメッセージを表示したり、遊技者が会員遊技者であることが特定された場合は遊技機1の遊技データを表示する。
管理装置5は、記憶しているコンピュータプログラムにしたがって作動し、遊技機1の稼動状況を示す遊技データを表示する遊技情報表示サービス、並びに遊技者が遊技により獲得した遊技媒体を一旦貯蓄し、当日或いは後日遊技に再利用できるようにする貯玉サービスを実行可能となっている。これらのサービスを実行するために、遊技機1や計数貸出ユニット2等から入出力部に入力される遊技信号に基づいて、遊技機1の稼動状態を特定して遊技機1毎に遊技データを管理するようになっている。
遊技機1毎に管理する遊技データは次の通りである。
・アウト
・セーフ
・差玉=セーフ−アウト
・出玉率=セーフ÷アウト
・大当たり確率=大当たり回数÷スタート回数
次に、上記構成の作用について説明する。
遊技者が計数貸出ユニット2に紙幣を投入すると、計数貸出ユニット2は、投入された紙幣の金額を記憶すると共に、貸出可能な度数(1度数=125玉)を液晶表示部24に表示する。遊技者が遊技機1の貸出ボタン30を押下げると、貸出ボタン30に対する操作に応じて1度数ずつ遊技機内部の払出機構から玉を払い出す貸出処理を実行する。一方、会員遊技者が貯玉を有している場合は、払出ボタン25に対する操作により1単位分の玉を払出ノズル26から払出す払出処理を実行する。
さて、遊技の結果、遊技者が遊技機1で獲得した玉を計数する場合は、遊技機1の下部受皿18から玉を落下させる。落下した玉は計数貸出ユニット2の計数受皿28で受けられて計数貸出ユニット2内に流入し、計数部29にて計数される。計数貸出ユニット2は、計数部29で玉を計数すると、計数玉数を持玉数として液晶表示部24に表示する。払出ボタン25により持玉の払出操作が行われると、持玉数の範囲内で1度数(125玉)の玉が払出ノズル26から遊技機1に払出されると共に、液晶表示部24に表示されている持玉数が更新される。尚、持玉数が1度数未満の場合には全ての持玉数が払出される。遊技者が遊技機1の返却ボタン31を操作すると、その時点の入金残高・持玉数が記録された一般カード9を発行する(会員カード10がカード挿入口27に挿入されている場合は、その会員カード10に入金残高だけ記録して発行する。持玉数は管理装置5の会員口座の当日貯玉に合算して記憶される)。そして、発行された一般カード9(会員カード10)を移動先の計数貸出ユニット2に挿入することにより当該一般カード9に記録(会員カード10の場合は当該会員カード10に対応して管理装置5に記憶)されている入金残高・持玉数(貯玉数)が表示されるので、その範囲内で玉の貸出、或いは返却を受けて遊技することができる。遊技が終了したときは、遊技機1に設けられている返却ボタン31を操作することにより一般カード9或いは会員カード10に情報を記憶して返却(発行)することができる。
ここで、計数貸出ユニット2は、一般カードを返却する場合は、計数玉(持玉)数に応じて異なる返却処理を行うようになっている。
図4は計数貸出ユニット2による一般カード返却処理を示すフローチャートである。計数貸出ユニット2は、返却ボタン31がオンされたときは(S1:YES)、計数玉数≧基準値かを判定する(S2)。基準値としては、一般カード1枚の単価に相当する玉数以上を設定するのが望ましい。例えば、一般カード1枚が500円、玉単価が4円の場合、125玉以上を設定する。計数玉数≧基準値の場合は(S2:YES)、計数玉数及び入金残高を記録した一般カード9を発行し(S5)、計数玉数及び入金残高を初期化する(S6)。即ち、一般カード9には当該一般カード9の価値以上の遊技価値が記録されていることから、遊技者が一般カード9を持ち帰った場合であっても、遊技場が損失を被ることはないと共に、そもそも比較的大きな遊技価値が記録された一般カード9を遊技者が持ち帰ってしまうことはないことから、計数玉数及び入金残高を記録した一般カード9を発行するのである。
0<計数玉数<基準値の場合において(S2:NO)、入金残高>0のときは(S3:YES)、計数玉を全て払出してから(S4)、入金残高を記録した一般カード9を発行する(S5)。即ち、一般カード9には計数玉数が記憶されていないことから、遊技者はそのまま一般カード9を持ち帰ることなく、精算装置7で入金残高を精算するようになる。このように入金残高のみが記録された一般カード9を精算装置7で精算した場合は、一般カード9には何の遊技価値も記録されていないことから、精算装置7により回収される。
0<計数玉<基準値の場合において(S2:NO)、入金残高=0のときは(S3:NO)、一般カード9を発行せず、一般カード発行不可メッセージを表示する(S7)。この一般カード発行不可メッセージは、入金残高が無く、一般カード9を発行するには計数玉が不足していることを示すメッセージである。
このような実施形態によれば、次のような効果を奏することができる。
入金残高及び計数玉数を記録した一般カード9を発行可能な計数貸出ユニット2において、計数玉数が基準値未満で入金残高が無い状態で返却ボタン31が操作されたときは、一般カード9の発行を抑制するようにしたので、一般カード9を持ち帰られてしまうことによる遊技場側の損失を抑制することができる。
計数玉数が基準値未満で入金残高がある状態で返却ボタン31が操作されたときは、計数玉数を全て払出した上で入金残高のみを記録した一般カード9を発行するようにしたので、精算装置7で入金残高の精算処理を行ったときに一般カード9を確実に回収することができる。
一般カード9の発行を抑制する場合は、一般カード9の発行が不可である理由を示すメッセージを表示するようにしたので、一般カード9が発行されない理由を遊技者に周知させることができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
計数玉数が基準値未満且つ入金残高がある状態で返却ボタン31が操作されたときに、計数玉数を払い出すか否かを確認するメッセージを遊技者に対して表示するようにしてもよい。この場合、上記メッセージを見た遊技者が払出操作を行って計数玉数を全て払い出した後に一般カード9の払出処理を実行する。
一般カード9には持玉数を記憶するようにしたが、識別情報のみを記憶し、その識別情報に基づいて管理装置5が記憶している持玉数を特定するようにしてもよい。
会員カード10には識別情報のみを記憶し、持玉数・貯玉数を記憶しないようにしたが、持玉数・貯玉数を会員カード10にも記憶し、管理装置5が記憶している持玉数・貯玉数と照合した上で景品交換するようにしてもよい。
記録媒体の形態はカードに限定されず、どのような形態であってもよい。
遊技機は、遊技媒体を払い出さず、電子データとして加算記憶する封入式遊技機であってもよい。
遊技機は、パチンコ機に限定されず、例えばスロットマシンであってもよい。
図面中、1は遊技機、2は計数貸出ユニット(入金残高記憶手段、遊技価値記憶手段、記録媒体発行手段、遊技価値変換手段)、9は一般カード(記録媒体)、10は会員カード(記録媒体)、24は液晶表示部(表示手段)である。

Claims (3)

  1. 遊技者が投入した貨幣を対価として付与される遊技価値を消費して遊技を実行し、遊技により入賞が発生したときには遊技価値を獲得可能な遊技機が設置された遊技場における遊技場用管理システムにおいて、
    前記貨幣の未使用額を入金残高として記憶する入金残高記憶手段と、
    遊技者が所有している遊技価値の大きさを記憶する遊技価値記憶手段と、
    遊技者による発行操作に応じて、前記入金残高及び前記遊技価値の大きさを特定可能な情報を記録した記録媒体を発行する記録媒体発行手段と、
    遊技者による変換操作に応じて、遊技者が獲得した前記遊技価値を再度遊技に使用可能な状態とする遊技価値変換手段と、
    前記記録媒体を受付けたときに、当該記録媒体に記録されている情報により特定される入金残高に相当する貨幣を払出す精算処理を実行可能な精算装置と、
    前記記録媒体に記録されている情報により特定される遊技価値を景品に交換するための景品交換処理を実行可能な景品交換端末と、を備え、
    前記入金残高記憶手段が記憶している入金残高がゼロで、前記遊技価値記憶手段が記憶している遊技価値の大きさが基準値未満の状態においては、前記記録媒体発行手段は、前記遊技者による発行操作が行われた場合であっても前記記録媒体の発行を抑制することを特徴とする遊技場用管理システム。
  2. 前記入金残高記憶手段が記憶している入金残高がゼロより大きく、前記遊技価値記憶手段が記憶している遊技価値の大きさが基準値未満の状態においては、前記記録媒体発行手段は、当該入金残高のみを特定可能な情報を記録した記録媒体を発行すると共に、前記遊技価値変換手段は、前記遊技者による変換操作が無くても当該遊技価値を遊技に使用可能な状態とすることを特徴とする請求項1記載の遊技場用管理システム。
  3. 前記入金残高記憶手段が記憶している入金残高がゼロで、前記遊技価値記憶手段が記憶している遊技価値の大きさが基準値未満の状態において、遊技者による発行操作が行われたときに、遊技価値の大きさが基準値未満であるため記録媒体を発行することが不可能である旨を表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の遊技場用管理システム。
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Citations (2)

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JP2009172009A (ja) * 2008-01-21 2009-08-06 Glory Ltd 記録媒体取扱い装置、記録媒体取扱い方法、遊技場システム、記録媒体精算機及び景品管理装置
JP2010220968A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Sankyo Co Ltd 遊技用装置

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