JPH01227780A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH01227780A
JPH01227780A JP5451188A JP5451188A JPH01227780A JP H01227780 A JPH01227780 A JP H01227780A JP 5451188 A JP5451188 A JP 5451188A JP 5451188 A JP5451188 A JP 5451188A JP H01227780 A JPH01227780 A JP H01227780A
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ball
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、パチンコ遊技機等で代表される弾球遊技機に
関し、詳しくは、遊技者の持玉数を特定できる持玉数特
定情報が記録された記録媒体を挿入することにより、そ
の記録媒体に基づいた遊技者の持玉数の範囲内で遊技が
可能となる弾球遊技機に関する。
[従来の技術] 遊技者の持玉数を特定できる持玉数特定情報(たとえば
持玉数データそのものあるいは遊技者の個人識別記号)
が記録された記録媒体(たとえば磁気カード)によって
遊技を行なう弾球遊技機が遊技場管理の合理化その他の
点から注目されて提唱されている。このような弾球遊技
機において従来提唱されているものは、記録媒体販売機
で購入した記録媒体を弾球遊技機の記録媒体挿入口に挿
入してその遊技者の持玉数の範囲内で遊技が行なえるよ
う構成されていた。
[発明が解決しようとする課題] そして、この種従来の弾球遊技機を使用して遊技を行な
って遊技者の持玉数が零または零に近くなった場合に、
もう少しその遊技機での遊技を続行したい場合がある。
そのような場合には、遊技の切りの良いところを見計ら
って遊技者が記録媒体を新たに購入し、記録媒体挿入口
に挿入して持玉数の増加を行なっていた。しかし、持玉
数の増加を行なうには、遊技者は一旦その弾球遊技機を
離れて記録媒体販売機まで足を運び、再び記録媒体を購
入して弾球遊技機に戻り記録媒体挿入口に記録媒体を挿
入しなければならず、遊技者に煩しさを与えてしまう欠
点があった。
本発明はかかる実情に鑑み、遊技の続行に必要となる持
玉数の増加を、弾球遊技機を離れることなく行ない得る
ようにし、持玉数を増加させる方法に伴う煩しさを軽減
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る弾球遊技機は、 遊技者の持玉数を特定できる持玉数特定情報が記録され
た記録媒体を挿入する記録媒体挿入口と、該記録媒体挿
入口に挿入された前記記録媒体の記録内容を読取る読取
手段と、 該読取手段で読取られた内容に基づいて前記記録媒体の
適否を判定する判定手段と、 貨幣を投入する貨幣投入口と、 遊技盤に形成された遊技領域と、 該遊技領域に向けて打玉を発射する打球発射装置とを備
え、 前記判定手段により前記記録媒体が適合するものである
旨の判定結果が得られたことに基づいて、その記録媒体
を所定位置に保留するとともに前記打球発射装置を能動
化して遊技可能な状態とする遊技可能化手段と、 該打球発射装置により前記遊技領域に向けて発射された
打玉による遊技結果に基づいて、前記持玉数特定情報か
ら導き出される持玉数データを更新する一方、前記記録
媒体が前記所定位置に保留されていることを条件として
、前記貨幣投入口への投入貨幣に基づいて前記持玉数デ
ータを更新する持玉数データ更新手段を備えたことを特
徴とする。
[作用] 記録媒体挿入口に挿入された記録媒体は、読取手段によ
りその記録内容が読取られる。そして、その読取られた
内容に基づいて判定手段が記録媒体の適否を判定し、適
合との判定に基づいて、打球発射装置が能動化されて遊
技が可能となる。そして、その遊技の結果に基づいて、
前記持玉数データを更新する。
一方、前記判定手段による適合との判定結果に基づいて
前記記録媒体が所定位置に保留されて、この保留されて
いることを条件として、貨幣投入口への投入貨幣に基づ
いて前記持玉数データが更新される。
すなわち、弾球遊技機に伴い、持玉数が零または零に近
くなり遊技の続行に必要となる持玉数の増加を行なうに
際し、貨幣の投入により持玉数データが更新されて持玉
数が増加されるのであり、弾球遊技機を離れることなく
持玉数の増加が可能となる。
[発明の実施例] 次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。なお
、実施例では弾球遊技機の一例であるパチンコ遊技機に
ついて説明するが、本発明はこれに限らず、玉を弾いて
遊技を行なう遊技機すべてを含む。
第1図は本発明に係る弾球遊技機の一例であるカード式
のパチンコ遊技機10を示す全体正面図である。
パチンコ遊技機10の前面枠12には、遊技盤40が配
設され、その遊技盤40によって遊技領域42が形成さ
れている。また、パチンコ遊技機10の下方右隅には、
操作ハンドル22が設けられており、この操作ハンドル
22の操作によって打球発射装置54が作動し、パチン
コ玉を順次前記遊技領域42内に打込むよう構成されて
いる。
前記遊技領域42内には、1対の開閉翼片44a、44
bが設けられた可変入賞球装置43がその中央位置に設
けられている。また、遊技領域42の下方位置には、始
動通過口の一例である始動入賞口48a、48b、48
cが形成されている。
さらに、遊技領域42には、チューリップ式の入賞装置
47a、47bや、通常の通過口の一例である入賞口4
5.46a、46bが設けられている。なお、前記可変
入賞球装置43および入賞装置47a、47bは、上方
から進入したパチンコ玉がそのまま通過して下方から遊
技盤に排出される玉通過装置であってもよい。
前記操作ハンドル22の操作に応答して、前記打球発射
装置54の打球杆5゛8が間欠揺動されることにより、
その打球杆58によってパチンコ玉が弾発され、打球誘
導レール41aと遊技領域形成レール41bとの間を通
って発射玉が遊技領域42内に進入する。この遊技領域
42内に進入する直前に、発射玉が発射玉検出器64に
より検出される。図中、56は打玉供給機構であり、打
玉待機樋70内にあるパチンコ玉を打球杆58による打
球発射位置にまで供給するためのものである。
次に、前記打球杆58による弾発力が弱すぎた場合には
、パチンコ玉が遊技領域42内に到達することなくその
まま逆方向に転がって元の位置に戻ろうとするのであり
、その元の位置に戻ろうとするパチンコ玉すなわちファ
ール玉がファール玉通路66に落人し打玉待機樋70に
戻される。なお、本実施例では、遊技領域42内に実際
に進入する発射玉すなわち有効発射玉を、前記遊技領域
形成レール41bの終端位置に設けた発射玉検出器64
により検出するよう構成したが、本発明はこれに限らず
、発射玉検出器をたとえば打球発射位置近傍の打球発射
下手側に設け、かつ、前記ファール玉通路66にファー
ル玉を検出するファール玉検出器を設け、発射玉検出器
の検出出力からファール玉検出器の検出出力を減算した
値により、実際に遊技領域42内に進入した有効発射玉
を算出するよう構成してもよい。
前記遊技領域42に打込まれた有効発射玉が、前記始動
入賞口48a、48b、48cのいずれかに入賞するこ
とにより、開閉翼片44a、44bが所定回数(たとえ
ば1回または2回)開閉するように制御され、その間に
パチンコ玉が可変入賞球装置43内に入賞できるよう構
成している。
なお、図中49はアウト口であり、遊技領域42に打込
まれたパチンコ玉がいずれかの入賞口あるいは入賞球装
置等にも入賞されることなく落下した場合にその落下し
たアウト玉を回収するためのものである。
パチンコ遊技機10の下方に設けられている前面装飾板
20には、その左隅に記録媒体挿入口の一例であるカー
ド挿入・排出口28が形成されており、記録媒体の一例
である磁気カード102(第4図参照)が挿入・排出可
能に構成されている。この磁気カード102には、後述
するように、遊技者の持玉数が特定できる持玉数特定情
報が記録されており、その持玉数特定情報から直接ある
いは間接的に導き出される(本実施例では直接導き出さ
れる)持玉数データに対応する数だけのパチンコ玉によ
りパチンコ遊技が可能となる。さらに、カード挿入・排
出口28の右方には、遊技を終了させるための終了ボタ
ン32および遊技が可能な状態を表示するための遊技可
表示器30さらには挿入したカードが所定位置に保留さ
れていることを表示するためのカード保留表示器31が
配設されている。これらカード挿入・排出口28゜終了
ボタン32.遊技可表示器30およびカード保留表示器
31は、前面装飾板20以外の位置たとえば前面枠12
や前面板18等に設けてもよい。
前面枠12の左部分には、硬貨投入口33と、その硬貨
投入口33から投入された硬貨を処理するための硬貨処
理部35および所定の場合に投入硬貨を返却するための
硬貨返却口34さらには投入硬貨を収容するための硬貨
収容部36が設けられている。さらに、前記硬貨投入口
33等の下方位置には、紙幣挿入・返却口37が形成さ
れておリ、この紙幣挿入・返却口37から挿入された紙
幣を処理するための紙幣処理部38さらには挿入された
紙幣を収容するための紙幣収容部39が設けられている
。前記硬貨投入口33と紙幣挿入・返却口37とにより
貨幣投入口が構成されている。
なお、前記硬貨収容部36および紙幣収容部39に収容
された硬貨や紙幣を遊技場の所定位置に自動的に回収で
きるよう構成してもよい。
なお、図中、26.50は遊技効果ランプであり、大当
り状態等のときに点灯または点滅し、遊技効果を向上さ
せるためのものである。52は持玉数データ表示器であ
り、遊技の過程で刻々変化する遊技者の持玉数データを
表示し遊技者に知らしめるためのものである。この持玉
数データ表示、 器52の設置場所は、遊技盤40に限
らず、前面枠12あるいは、幕板等の遊技機近傍の遊技
機外部であってもよい。14は卵保持枠であり、ガラス
扉枠16および前面板18を保持するためのものであり
、材質は金属に限らずプラスチックでもよい。また、図
中、24は打球モータ停止スイッチであり、押圧操作す
ることにより打球モータを一時的に停止しパチンコ玉の
弾発発射を停止させるためのものである。また、11は
機枠であり、68は打込玉排出口であり、後述する打込
玉排出連絡ロア7(第2図参照)からのパチンコ玉が打
    ゛玉待機樋70内に排出されるためのものであ
る。
第2図はパチンコ遊技機10の一部内部構造を示す全体
背面図である。
パチンコ遊技機10の機枠11には、前面枠12が開閉
自在および着脱自在に取付けられている。
この前面枠12には遊技盤取付枠80が設けられており
、この遊技盤取付枠80に対し、遊技盤40が遊技盤固
定部材82により着脱自在に取付けられている。つまり
、この遊技盤固定部材82は図示矢印で示すように回動
可能に構成されており、この遊技盤固定部材82を回動
させることにより遊技盤40を遊技盤取付枠80から取
り外し可能に構成している。このように、遊技盤40の
みを取替え可能に構成することにより、遊技場でのパチ
ンコ遊技機10の入替え時のコストを削減し得る利点が
ある。
遊技盤裏面側には、1組の入賞子集合カバ一体90a、
90bが配設されており、お互いに分割可能な構成とし
、パチンコ遊技機10の機種に応じて一方の入賞子集合
カバ一体のみを取替えて他の入賞子集合カバ一体で構成
して多くの機種に対処できるようにしている。この入賞
子集合カバー体90a、90bにより、遊技盤40に形
成されている各種の入賞口46a、46b、45さらに
は可変入賞球装置内に形成されている特定入賞口(Vポ
ケット)84あるいは通常入賞口86a。
86bに入賞したパチンコ玉が所定の径路に導かれて集
合されるよう構成されている。さらに、この入賞子集合
カバ一体90a、90bには、中継端子基板92や各種
の検出器94.96等が取付けられている。なお、88
a、88bは、可変入賞球装置43の開閉翼片44a、
44bを駆動するためのソレノイドであり、可変入賞球
装置43の裏側に取付けられている。
図中、72は入賞子集合樋であり、前記入賞子集合カバ
一体90a、90bによって集合された入賞子および始
動入賞口48a、48b、48c(第1図参照)に入賞
した入賞子さらには入賞装置47 a、 47 bから
入賞したパチンコ玉を集合させて入賞子・アウト王台流
樋76に導くものである。この入賞子集合樋72によっ
て集合された入賞子は入賞玉検出器73により検出され
その検出出力が後述する遊技制御に用いられる。本実施
例では入賞子集合樋72によって集合したすべての入賞
子を1つの入賞玉検出器73により検出するよう構成し
たが、本発明はこれに限らず、各入賞口ごとに設けても
よく、さらには、前記それぞれの入賞口をブロック毎に
区切りそのブロック毎に入賞玉検出器を設け、それぞれ
の入賞玉検出器の検出出力を加算してその合計により入
賞子の個数を算出するよう構成してもよい。入賞玉検出
器をブロック毎に設けた場合には、賞品子として遊技者
の持玉数データに加算される数値をそのブロック毎に異
ならせることも可能である。前記入賞・玉アウト王台流
樋76には、アウト口48に落大したアウト玉がアウト
子機74を通ってアウト玉検出器75により検出された
後に落人して入賞玉とアウト玉が合流するよう構成され
ている。そして、この入賞玉とアウト玉が合流した打込
玉が打込玉排出連絡ロア7を通って前記打込玉排出口6
8から打玉待機樋70内に排出されるよう構成されてい
る(第1図参照)。このように、本実施例では、打球発
射装置54によって打込まれたパチンコ玉が機外に排出
されることなくすべて遊技機内部を巡回し再び打球待機
樋70に戻ってくるよう構成されたいわゆる封入玉方式
の弾球遊技機を示したが、本発明はこれに限らず、打込
玉を磨いて打玉として補給する方式の弾球遊技機であっ
てもよい。
パチンコ玉を遊技領域に打込むための打球発射装置54
は、打球モータ62とその打球モータ62によって間欠
揺動される打球杆58とその打球杆58の間欠揺動に連
動して昇降する連動昇降体60とにより構成されている
。この連動昇降体60は、打玉供給機構56(第1図参
照)を作動させてパチンコ玉を打球発射位置に1つずつ
供給するためのものである。
前記可変入賞球装置43(第1図参照)内には、特定通
過口の一例である特定入賞口(Vポケット)84および
通常通過口の一例である通常入賞口86a、86bが形
成されており、特定入賞口84内に入賞したパチンコ玉
が特定入賞玉検出器94により検出され、前記開閉翼片
44a、44b(第1図参照)を連続開閉させる大当り
制御が行なわれる。この大当り制御における開閉翼片4
4a、44bの開閉は、所定回数(たとえば18回)に
達するかまたは可変入賞球装置内へのパチンコ玉の入賞
個数が所定個数(たとえば10個)に達するかのいずれ
かの条件が成立した時点で終了する。なお、可変入賞球
装置43内に入賞したパチンコ玉は、10カウント検出
器96により検出され、可変入賞球装置内に入賞したパ
チンコ玉が所定個数(たとえば10個)に達したことが
検出される。また、始動入賞口48a、48b、48c
(第1図参照)に入賞したパチンコ玉が始動入賞−16
= 玉検出器98a、98b、98cによって検出されるよ
う構成されている。この始動入賞玉検出器98a、98
b、98cの検出出力に基づいて、可変入賞球装置が所
定回数(たとえば1回または2回)開閉される。
遊技盤裏面にはさらに制御基板ボックス78が取付けら
れており、前記各入賞玉検出器からの信号を受けて、前
記大当り制御等の遊技制御を行なうよう構成されている
前面枠12の裏面側には記録媒体処理装置の一例である
カード処理装置が設けられている。このカード処理装置
100は、前記カード挿入・排出口28(第1図参照)
から挿入されたカードを収容するためのカード収容箱1
36と、そのカード収容箱136を取出してカードを収
集するための取手136aと、制御部(マイクロコンピ
ュータ)138とから構成されている。
図中、35は硬貨処理部、36は硬貨収容部、38は紙
幣処理部、39は紙幣収容部、50は遊技効果ランプで
ある。
なお、入賞口や入賞球装置に代えて落人した玉を再び遊
技盤に排出する通過口や玉通過装置にした場合には、前
記入賞玉集合カバ一体90a、  90bが不要となる
第3図は第2図における3−3断面図である。
パチンコ遊技機10の前面枠12の表面側には、硬貨投
入口33.硬貨返却口34および紙幣挿入・返却口37
が形成されている。なお、図中、16はガラス扉枠、1
8は前面板、20は前面装飾板、22は操作ハンドル、
28はカード挿入・排出口である。
前記硬貨投入口33の裏面側には、硬貨処理部35が設
けられており、前記硬貨投入口33から投入された硬貨
の真偽を判定するための硬貨の大きさや形状や重さ等を
検出するよう構成されている。その硬貨処理部35の下
方には硬貨収納部36が設けられており、前記硬貨投入
口33から投入された硬貨を収納し得るよう構成されて
いる。
前記紙幣挿入・返却口37の裏面側には、紙幣処理部3
8が設けられており、紙幣挿入・返却口37から挿入さ
れた紙幣の真偽を判定するために紙幣に付されている模
様等を検出するよう構成されている。さらにこの硬貨処
理部35と紙幣処理部38は、投入された硬貨や紙幣の
額を検出する機能も有する。この紙幣処理部38の下方
に紙幣収納部39が設けられており、前記紙幣挿入・返
却口37から挿入された紙幣を収納し得るよう構成され
ている。
図中、100はカード処理装置であり、磁気カードを搬
送するための第1の搬送用モータ116や第2の搬送用
モータ126さらには取手136aが設けられたカード
収納箱136等を含む。
図中、71は機構板、78は大当り制御等を行なう制御
基板ボックス、11は機枠である。
第4図はカード処理装置100の働きを説明するための
作用説明図である。
カード処理装置100には、磁気カード102が挿入・
排出されるカード挿入・排出口28が形成されている。
この磁気カード102は、はぼ長方形の扁平なプレート
状の形状をしているが、棒状等のものであってもよく形
状は問わない。また磁気カード102には、持玉数特定
情報の一例である遊技者の持玉数データが記録されてお
り、この持玉数データは、たとえば、遊技者が遊技の前
に支払った料金に相当する貸玉の数だけ磁気カード10
2に記録させたものである。なお、また、持玉数特定情
報としては、前記遊技者の持玉数データに限らず、たと
えば、遊技者を特定できる情報であってもよく、磁気カ
ードを通じて遊技者が特定され、遊技場におけるホスト
コンピュータに予め登録されている遊技者の持玉数デー
タを前記磁気カードからの遊技者特定情報に基づいて割
出し、その割出された持玉数データに基づいて遊技がで
きるよう構成してもよい。なお、この磁気カード102
には、他に、他店の磁気カードの使用を防止するための
遊技場特定情報やカードの真偽を判別するための暗号情
報等が記録されている。
また、カードの種類としては、ICカードや光デイスク
メモリを利用したカード、さらにはバーコードを印刷し
たものあるいはパンチ孔を形成したもの等、種々のもの
が考えられる。カード処理装置100は前述したカード
の種類や形状等に合わせて適宜変更可能である。
前記カード挿入・排出口28に挿入された磁気カード1
00には、第1のカード検出器104(SWI)により
検出され、その検出出力に基づいて第1の搬送用モータ
116が正転を開始し、主回転ローラ118が図示反時
計方向に回転し、搬送ベルト122によりカード102
が図示左方向に搬送される。なお、図中124は逆転自
在なガイドローラであり、カード102を搬送ベルト1
22側に押圧することにより、カード102を確実に搬
送させるためのものである。前記搬送ベルト122によ
りカード102が搬送されている途中で、読取手段の一
例であるデータ読取器110でカード102のデータが
読取られ、そのデータは制御部(マイクロコンピュータ
)13’8(第5図参照)に送られる。そして、カード
102が第2のカード検出器106 (SW2)で検出
されると前記第1の搬送用モータ116が停止し、前記
第2のカード検出器106 (SW2)で検出されたと
ころでカード102が一旦停止され、制御部138から
の判定結果を待つ。そして、判定の結果、カード102
か適正なものであると判断されれば、第1の搬送用モー
タ116は再び正転し、カード102がさらに図示左方
向に搬送されるとともに、第2の搬送用モータ126が
正転し、主回転ローラ128が図示反時計方向に回転し
て、搬送ベルト132によりカード102が図示左方向
に搬送され、カードが第3のカード検出器108 (S
W3)で検出される。すると、第1の搬送用モータ11
6と第2の搬送用モータ126とがとも停止し、カード
102が第3のカード検出器108 (SW3)で検出
されたところで停止され、そのまま保留される。なお、
図中、134は前記ガイドローラ124と同様の機能を
有するガイドローラである。また、120および130
は、遊転自在に取付けられた従回転ローラである。
磁気カード102がこの第3のカード検出器10g (
SW3)の検出位置に保留されている状態で、パチンコ
遊技が可能となる。そして、遊技者がパチンコ遊技を行
なって終了ボタン32(第1図参照)を抑圧操作するこ
とにより、第2の搬送用モータ126および第1の搬送
用モータ116が逆転し、カード102が図示右方向に
搬送され、その搬送途中で、データ消去器114により
持玉数データが消去されるとともに、データ書込器11
2により、遊技によって獲得した持玉数データが新たに
書込まれ、カード挿入・排出口28からカード102が
遊技者側に排出される。
次に、遊技者が遊技を行なうことによって、持玉数デー
タが零になった場合には、カード102はそのまま保留
され、貨幣の投入により、持玉数データを更新して再び
遊技を行なえるように構成されている。また、新たにカ
ードが挿入された場合には、そのカードが適正である場
合に限り、保留されていたカードに代わって新たに挿入
されたカードが第3のカード検出器108 (SW3)
の検出位置に保留され、それまで保留されていたカード
はカード収容箱136内に収容される。なお、この実施
例では、持玉数データが零である場合に限らず、零でな
い場合すなわち遊技中であっても、貨幣の投入または新
たなカードの挿入により持玉数データを更新可能なよう
に構成されている。また、このカード収容箱136には
取手136aが設けられており、遊技場の係員が取手1
36aを保持してカード収納箱136を取出し、そのカ
ード収納箱136内に収納されている磁気カード102
を取出せるよう構成されている。
なお、本発明では、カード102を、搬送することなく
挿入された位置でロックするようにしてもよく、その場
合には、ロックされた位置が前記カードを保留すべき所
定位置となる。
第5図は、前記演算部(マイクロコンピュータ)138
およびその演算部138に接続される各種機器からなる
制御回路を示すブロック図である。
制御回路は、制御中枢としての演算部(マイクロコンピ
ュータ)138を含む。演算部138は、以下に、述べ
るようなパチンコ遊技機10の動作を制御する機能を有
する。制御部138は、たとえば数チップのLSIで構
成されており、その中には、制御動作を所定の手順で実
行することのできるMPU140と、MPU、140の
動作プログラムを格納するR、0M142と、必要なデ
ータの書込み、読出しができるRAM144とが含まれ
ている。さらに、MPU140と外部回路との信号の整
合性をとるための入出力回路146と、電源投入時にM
PU140にリセットパルスを与えるパワーオンリセッ
ト回路148と、MPU140にクロック信号を与える
クロック発生回路150と、クロック発生回路150か
らのクロック信号を分周して割込パルスを定期的にMP
U140に与えるパルス分周回路(割込パルス発生回路
)152と、MPU140からのアドレスデータをデコ
ードするアドレスデコード回路154とを含む。
MPU140はパルス分周回路152から定期的に与え
られる割込パルスに応じて、割込制御ルーチンの動作を
実行することが可能となる。また、アドレスデコード回
路154はMPU1jOからのアドレスデータをデコー
ドし、ROM142゜RAM144.入出力回路146
にそれぞれチップセレクト信号を与える。
この実施例では、ROM142は、その内容の書き換え
、すなわち、必要が生じた場合にはその中に格納された
MPU140のためのプログラムを変更することができ
るように、プログラマブルROM142が用いられてい
る。そして、MPU140は、ROM142内に格納さ
れたプログラムに従って、かつ、以下に述べる各制御信
号の入力に応答して、前述した搬送用モータ116,1
18等に対して制御信号を与える。
まず、硬貨処理部35から、硬貨の平偽および金額を判
定するために必要な検出データが制御部138に与えら
れる。制御部138では、その検出データに基づいて硬
貨の真偽を判定し、その判定結果を硬貨処理部35に与
え、適正な硬貨の場合呼その硬貨を硬貨収容部36(第
1図参照)に収容させ、不適性な硬貨の場合には硬貨返
却口34(第1図参照)から返却させるよう制御する。
次に、紙幣処理部38から、紙幣の真偽および金額を判
定するための検出データが制御部138に与えられる。
制御部138ではこの検出データに基づいて真偽を判定
し、その判定結果を紙幣処理部38に与え、適正な紙幣
である場合には紙幣収容部39(第1図参照)に収容さ
せ、不適正な紙幣である場合には紙幣挿入・返却口37
(第1図参照)からその紙幣を返却させる。また、第3
のカード検出器108 (SW3)からのカード検出信
号がない場合には、硬貨や紙幣が適正であっても返却さ
せるように制御される。これは、貨幣を受は入れてしま
うことにより打止時や精算時に遊技者に払出すべき記録
媒体がないといったトラブルが発生するのを未然に防止
するためである。硬貨処理部35または紙幣処理部38
により制御部138の助けを借りることなく独立して行
なうよう構成してもよい。
制御部138には、第1.第2.第3のカード検出器1
04 (SWI)、106 (SW2)、108 (S
W3)からの検出信号がカード検出回路156を介して
与えられる。データ読取器110からの読取データ信号
がデータ読取書込回路160を介して制御部138に与
えられる。遊技者の終了ボタン32(第1図参照)の抑
圧操作により、遊技終了スイッチ32′がON操作され
、その信号が遊技終了スイッチ回路162を介して制御
部138に与えられる。発射玉検出器64からの発射玉
検出信号か発射玉検出回路164を介して制御部138
に与えられる。入賞玉検出器73からの検出信号が入賞
玉検出回路166を介して制御部138に与えられる。
また、アウト玉検出器75からの検出信号がアウト玉検
出回路168を介して制御部138に与えられる。
次に、制御部138は以下の機器に制御信号を与える。
まず、モータ回路158を介して第1、第2の搬送用モ
ータ116 (Ml)、126 (M2)に搬送用モー
タ駆動制御信号を与える。データ読取書込回路160を
介してデータ書込器112にデータ書込用信号を与える
。またデータ読取書込回路160を介してデータ消去器
114にデータ消去月信号を与える。次に、打球発射制
御回路170を介して打球発射装置54に打球発射制御
信号を与える。遊技可表示回路172を介して遊技可表
示器30 (Ll)に遊技可表示用制御信号を与える。
カード保留表示回路174を介してカード保留表示器3
1 (L2)にカード保留表示用制御信号を与える。持
玉数データ表示回路176を介して持玉数データ表示器
52に持玉数データ表示用制御信号を与える。なお、上
記構成の各回路には、電源回路178から所定の直流電
流が供給される。
第6A図および第6B図は、第5図に示した制御回路の
動作を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS1により第1のカード検出器SWIが
ONになったか否かの判断がなされる。
遊技者が磁気カード102をカード挿入・排出口28に
挿入すれば第1のカード検出器104(SWl)がON
になるのであり(第4図参照)、その場合にはステップ
S1によりYESの判断がなされ、ステップS2に進み
第1の搬送用モータM1を正転させ、カード102を第
4図における左方向に搬送する。次にステップS3によ
り、カードデータをデータ読取器110(第4図参照)
により読取り、ステップS4により第2のカード検出器
SW2がONになったか否かの判断を行ない、未だにO
Nになっていないと判断された場合は前記ステップS2
に戻るDo小ループ形成されている。そして、カード1
02が第4図に示す第2のカード検出器(SW2)の位
置まで搬送されたときに第2のカード検出器106 (
SW2)がONに切換わるのでありその状態で前記ステ
ップS4によりYESの判断がなされてステップS5に
進む。
ステップS5では、第1の搬送用モータM1を停止させ
る処理がなされ、これによりカード102が第2のカー
ド検出器106 (SW2)の位置で一旦停止される(
第4図参照)。次にステップS6に進み、前記ステップ
S3で読取ったカードデータに基づいて、そのカードが
この遊技場で使用できるカードであるか否かあるいは偽
造カードでないか否か等の判断がなされ、そして適正な
ものであるとの判断がなされた場合にはステップS6に
よりYESの判断がなされ、ステップS7に進み第1.
第2の搬送用モータMl、M2をともに正転させ、カー
ド102を第4図における左方向に搬送する。このステ
ップS6により、前記読取手段で読取られた内容に基づ
いて前記記録媒体の適否を判定する判定手段が構成され
ている。そしてステップS8により第3のカード検出器
SW3がOFFからONに切換わったか否かの判断がな
され、未だに切換わっていないと判断された場合はステ
ップS7に再び戻る。これにより、第4図に示す第3の
カード検出器108 (SW3)の位置までカード10
2が搬送される間中ステップS7により第1.第2の搬
送用モータMl、 M2が正転され続けるのであり、カ
ードが第3のカード検出器108(,5W3)の位置ま
で搬送されて第3のカード検出器108 (SW3)が
ONに切換われば、ステップS8によりYESの判断が
なされて次のステップS9に進む。ステップS9では第
一1.第2の搬送用モータM1.M2がともに停止され
てカードが第3のカード検出器108(SW3)の位置
で保留される。この状態でステップS10によりカード
保留表示ランプL2が点灯され、ステップSllにより
カードから読取った持玉数を弾球遊技機の持玉数データ
に加算する処理がなされる。なお、最初の遊技の場合に
は、弾球遊技機に記憶されている持玉数データは零で 
 。
あるため、カードから読取った持玉数がそのまま弾球遊
技機の持玉数データになる。次に、ステップS12に進
み持玉数データが零であるか否かの判断がなされ、零で
ある場合には前記ステップS1に戻るが零でない場合に
は第6B図に示すステップ821に進み発射装置のロッ
クが解除されて弾球遊技が可能な状態となる。前記ステ
ップ87゜S8,89およびS21により、前記判定手
段により挿入された記録媒体が適合するものである旨の
判定結果が得られたことに基づいてその記録媒体を所定
位置に保留するとともに前記打球発射装置を能動化して
遊技可能な状態とする遊技可能化手段が構成されている
前記ステップS6により見取ったカードデータが適正な
ものでないと判断された場合はステップ81Bに進み第
1の搬送用モータM1を逆転させ、ステップS14によ
り第1のカード検出器SWIがONからOFFに切換わ
ったか否かの判断がなされ、切換わるまでステップ81
3による処理が続行される。そして、カード挿入・排出
口28から磁気カード102が一部突出する状態まで搬
送されることにより第1のカード検出器104(SWl
)がONからOFFに切換わるのであり、その状態でス
テップ514によりYESの判断がなされてステップS
15により第1の搬送用モータM1が停止されて再び前
記ステップS1に戻る。
すなわち前記ステップS6により挿入されたカードが適
正なものであると判断された場合にのみステップS21
による発射装置のロック解除がなされるのである。
次にステップS1によりNOの判断がなされた場合には
ステップS16に進み、貨幣の投入があったか否かの判
断がなされ、ない場合には再びステップS1に戻るが貨
幣の投入があった場合にはステップ817に進み、投入
貨幣が正規の貨幣であるか否かの判断がなされ、正規の
ものでないと判断された場合にはステップS19に進み
その投入貨幣が返却されステップS1に戻る。また投入
貨幣が正規の貨幣であると判断された場合にはステップ
S17によりYESの判断がなされてステップ818に
進み、第3のカード検出器SW3がONになっているか
否かの判断がなされる。そして第4図に示す第3のカー
ド検出器108(SW3)の位置に磁気カード102が
保留されていない場合には第3のカード検出器SW3が
ONにはなっていないために、ステップ818によりN
の判断がなされてステップS19に進み投入貨幣が返却
されてステップS1に戻る。つまり、カード102が第
4図に示す第3のカード検出器108 (SW3)で検
出される位置に保留されていない場合にはいくら貨幣を
投入したとしてもその投入貨幣が返却されるのであり、
投入貨幣による持玉数データの更新はなされない。なお
、カードが前記第3のカード検出器SW3で検出される
位置に保留されていない場合には、硬貨投入口33およ
び紙幣挿入・返却口37(第1図参照)を閉塞し、貨幣
の投入ができないように構成してもよい。
次にカードが第3のカード検出器SW3で検出される位
置に保留されている場合にはステップ818によりYE
Sの判断がなされて、ステップS20に進み、投入額に
応じた持玉数を持玉数データに加算する処理がなされて
ステップ521に進む。
このステップS20により、貨幣投入口への投入貨幣に
基づいて持玉数データが更新される。
次に、第6B図に示すステップS21により発射装置の
ロックが解除された後にステップS22に進み、遊技可
表示ランプL1を点灯させる。この遊技可表示ランプL
1の点灯により遊技者に弾球遊技が可能になったことを
表示する。次にステップ82Bに進み発射玉検出器がO
Nになったか否かの判断がなされ、未だにONになって
いないと判断された場合はステップS24に進み、入賞
玉検出器がONになったか否かの判断がなされ、未だに
ONになっていないと判断された場合はステップS25
に進み、アウト玉検出器がONになったか否かの判断が
なされ、未だにONになっていないと判断された場合は
ステップS26に進み、有効な貨幣の投入または有効な
カードの挿入があったか否かの判断がなされる。このス
テップS26によりNoの判断がなされた場合にはステ
ップ333に進むが、YESの判断がなされた場合には
ステップS32に進み、貨幣の投入額またはカードに応
じた持玉数を持玉数データに加算する処理がなされた後
にステップ83Bに進む。このステップS26およびス
テップS32の具体的な処理内容は、前記第6A図に示
したステップS1ないしS20の処理と同様の処理であ
る。前記ステップ32BないしステップS26の判断が
、プログラムのDoループを巡回することに瞬時に繰返
し行なわれるのであり、このDO小ループ巡回途中で、
パチンコ玉が弾発発射されて発射玉検出器により検出さ
れれば前記ステップ823によりYESの判断がなされ
、ステップS27に進み持玉数データを1デイクリメン
トするとともにステップ828に進み発射玉カウンタを
1インクリメントしステップ833に進む。次に、遊技
領域に打込まれたパチンコ玉がいずれかの入賞口に入賞
して入賞玉検出器がONになった場合には前記ステップ
S24によりYESの判断がなされ、ステップS29に
進み持玉数データにnを加算し、ステップS30に進み
入賞玉カウンタを1インクリメントし、ステップS31
に進み打込玉カウンタを1インクリメントした後にステ
ップ33Bに進む。
前記ステップS29におけるnは、前記ステップS24
において入賞玉検出器が1回ONすることに伴って与え
られる景品玉数であり、たとえば13等の数字である。
このステップS29と前記ステップS20とにより、前
記打球発射装置により前記遊技領域に向けて発射された
打玉による遊技結果に基づいて、前記持玉数特定情報か
ら導き出される持玉数データを更新する一方、前記記録
媒体が所定位置に保留されていることを条件として、前
記貨幣投入口への投入貨幣に基づいて前記持玉数データ
を更新する持玉数データ更新手段が構成されている。な
お、持玉数データに対する加算条件としては、パチンコ
玉の入賞に代えてまたはそれに加えて、たとえば特定遊
技状態の成立を選んでもよく、特定遊技状態になったこ
とに基づいて所定数を加算するよう制御してもよい。ま
た、前記ステップS30および前記ステップS31にお
ける入賞玉カウンタと打込玉カウンタとの値は後述する
ステップS36により打止が成立したか否かの判断に用
いられる。次に、遊技領域に打込まれたパチンコ玉がア
ウト口に落人すれば、アウト玉検出器により検出され前
記ステップS25によりYESの判断がなされ、ステッ
プS31に進み打込玉カウンタを1インクリメントした
後にステップ83Bに進む。つまり、ステップS31に
よる打込玉カウンタを1インクリメントする処理は、入
賞玉検出器がONになった場合とアウト玉検出器がON
になった場合との両方の場合になされるのであり、これ
により、入賞子とアウト玉とを寄せ集めた打込玉の個数
が打込玉カウンタにより計数される。なお、本実施例の
ように入賞子とアウト玉との和をカウントすることに代
えて、たとえば、第2図に示す入賞子・アウト正合流樋
76に打込玉検出器を設け、その打込玉検出器がONさ
れる毎に打込玉カウンタを1インクリメントするよう制
御してもよい。
次にステップ833では、持玉終了フラグがセットされ
ているか否かの判断がなされる。この持玉終了フラグの
セットは、後述するステップS38によりなされるもの
であり、遊技者の持玉数データが零になったときにセッ
トされる。そして、持玉終了フラグがセットされていな
い場合にはステップ833によりNoの判断がなされて
、ステップS34に進み持玉数データが零であるか否か
の判断がなされる。遊技者の持玉数データが零でない場
合にはステップS34によりNOの判断がなされてステ
ップS35に進み、遊技終了フラグがセットされている
か否かの判断がなされる。この遊技終了フラグのセット
は、後述するステップS39によりなされるものであり
、弾球遊技機が打止の場合または遊技者によって遊技終
了スイッチがON操作されている場合にセットされる。
そして、遊技終了フラグが未だにセットされていない場
合にはステップS35によりNOの判断がなされ、ステ
ップS36に進み、(入賞玉カウンタの値Xn)−(打
込玉カウンタの値)≧mの判断がなされる。このmは、
打止設定数であり、たとえば3000.4000程度の
数字である。(入賞玉カウンタの値Xn)−(打込玉カ
ウンタの値)がm未満であれば、未だに打止とはならず
ステップS36によりNoの判断がなされてステップS
37に進み、遊技終了スイッチがONになっているかの
判断がなされ、遊技者が終了ボタン32(第1図参照)
を抑圧操作していなければNOの判断がなされて再び前
記ステップS23に戻る。
遊技の最中で遊技者の持玉数データが零となった場合に
はステップS34によりYESの判断がなされ、ステッ
プ838に進み持玉終了フラグがセットされ、ステップ
S40に進み発射装置がロックされてパチンコ玉の弾発
発射ができない状態となり、ステップS41に進み遊技
可表示ランプL1を消灯させて前記ステップS24に戻
る。前記ステップS40による発射装置のロックの方法
は、具体的には、打球モータの停止、打球の供給の停止
あるいは打球誘導レール41a(第1図参照)上に障害
物を突出させて発射子を強制的にすべてファール玉にす
る方法等種々のものが考えられ、各検出器の構成、設置
場所等に応じて適宜選択するのがよい。そして、前記ス
テップ838により既に持玉終了フラグがセットされて
いるために、以降のプログラム処理においてステップ8
33では、YESの判断がなされるのであり、その結果
ステップS42に進み、持玉数データが零であるか否か
の判断がなされ、持玉数データが零である場合にはステ
ップ84Bに進み、発射玉カウンタと打込玉カウンタと
の両値が等しいか否かの判断がなされる。このステップ
84Bによる判断は、遊技者の持玉数データが零となり
発射装置がロックされた後に、遊技領域に残存する残留
玉のすべてが遊技結果が確定したか否かを判断するもの
であり、前記残留玉による入賞に伴う遊技価値の付与を
行なわんとするためのものである。つまり、前記遊技領
域に残留玉が存在する限りは、発射玉カウンタの値の方
が打込玉カウンタの値よりも大きくなるはずであり、そ
の結果ステップ843によりNoの判断がなされるので
ある。そしてステップ843によりNOの判断がなされ
た場合にはステップS24に再び戻り、前記残留玉によ
る入賞があったか否かの判断が行なわれるのである。そ
の結果前記残留土による入賞があった場合には、ステッ
プS24によりYESの判断がなされ、ステップS29
により持玉数データをn加算する処理がなされるのであ
り、以降ステップS42によりNoの判断がなされる。
その場合には、その持玉数データに基づいて遊技が続行
できるように制御する必要があり、そのため、ステップ
S44により持玉終了フラグをクリアし、ステップS2
1に進み再び発射装置のロックを解除して以降遊技を再
開可能な状態に制御するのである。また、遊技領域に前
記残留玉が存在する期間中に、有効な貨幣の投入または
有効なカードの挿入がなされれば、ステップS26によ
りYESの判断がなされてステップS32に進み、持玉
数データに所定の持玉数が加算され、その結果前述と同
様にステップS42によりNOの判断がなされて遊技が
再開可能な状態となるのである。次に、遊技領域に存在
する前記残留玉がすべてアウト口に落人し、しかもその
間に貨幣の投入またはカードの挿入がなかった場合には
ステップ843によりYESの判断がなされ、第6A図
に示すステップs1に戻る。
次に、(入賞玉カウンタの値Xn)−(打込玉カウンタ
の値)がm以上となり打止が成立した場合にはステップ
S36によりYESの判断がなされてステップS39に
進む。また遊技者が終了ボタン32(第1図参照)を押
圧操作して遊技終了スイッチがONに切換わった場合に
はステップS37によりYESの判断かなされてステッ
プS39に進む。ステップS39では遊技終了フラグが
セットされ、ステップS40に進み発射装置がロックさ
れ、ステップS41に進み遊技可表示ランプL1が消灯
されて前記ステップS24に戻る。
そして以降の遊技処理においては、既に遊技終了フラグ
がセットされているために、前記ステップS35により
YESの判断がなされるのであり、ステップS45に進
み、発射玉カウンタと打込玉カウンタとの両値が等しい
か否かの判断がなされる。このステップ84.5による
判断は、打止または遊技終了スイッチがONに操作され
て発射装置がロックされた後に、遊技領域に残存する残
留玉のすべてが遊技結果が確定したか否かの判断を行な
うためのものであり、前記ステップ84Bと同様の目的
を有するものである。そして、遊技領域に前記残留玉が
残存している間はステップS45によりNOの判断がな
され、ステップS24に進み前記残留玉による入賞があ
ったか否かあるいは残留玉によるアウト玉検出器のON
があったか否か等の判断がなされるのである。これによ
り、残留玉による入賞に伴う持玉数データへn加算する
処理を行ない、遊技者に不満を抱かせないように制御す
るとともに、前記残留玉がアウト玉となり、打込玉カウ
ンタの値を増やすことに伴って、打止の成立が解除され
たか否かを判断するのである。
なお、本実施例では、アウト玉の増加に伴ない打止設定
数を若干下回るようになっても遊技終了フラグをクリア
せず発射装置をロックしたままにしたが、再び遊技でき
るようにしてもよい。そして、前記残留玉が遊技領域に
存在しなくなればステップS45によりYESの判断が
なされ、ステップS46に進みカード保留表示ランプL
2を消灯させ、ステップS47に進み、第1.第2の搬
送用モータMl、M2をともに逆転させ、ステップ84
8に進み現在の持玉数データその他必要なデータをカー
ドに書込み、ステップS49に進み、第1のカード検出
器SWIがONからOFFに切換わったか否かの判断が
なされ、切換わるまで前記ステップS47とステップ8
48との処理を続行する。そして、カード挿入・排出口
28からカード102が一部突出する状態まで搬送され
れば、第1のカード検出器SWIがONからOFFに切
換わるのであり、その結果ステップS49によりYES
の判断がなされ、ステップS50に進み、第1.第2の
搬送用モータMl、M2を停止させ、ステップS51に
進み打止条件が成立しているか否かの判断がなされる。
この打止条件の成立は前記ステップS36に示した判断
で行なわれるのであり、(入賞玉カウンタの値Xn)−
(打込玉カウンタの値)がm以上となれば打止条件が成
立してYESの判断がなされ、遊技制御が終了し、m未
満の値であれば、遊技終了ボタンの押圧操作により遊技
が終了したものであるから、その遊技機はまだ打止には
なっていないため、前記残留玉がアウト口に落人したこ
とにより打止条件が解除されたことになり、ステップS
51によりNoの判断がなされ、ステップS52に進み
遊技終了フラグがクリアされた後に第6A図に示すステ
ップS1に戻る。
[発明の効果] 前記構成を有する本発明は、遊技に伴って持玉数が零ま
たは零に近くなり遊技の続行に必要となる持玉数の増加
を行なうに際し、貨幣の投入により弾球遊技機を離れる
ことなく持玉数を増加させることができ、持玉数を増加
させる方法に伴う煩しさを軽減することができるに至っ
た。また、記録媒体が所定位置に保留されていることを
条件として投入貨幣に基づいた前記持玉数データの更新
を可能にしたので、打止時や精算時に遊技者に払出すべ
き記録媒体がないといったトラブルを未然に防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る弾球遊技機の一例であるパチンコ
遊技機を示す全体正面図である。 第2図は弾球遊技機の一部内部構造を示す全体背面図で
ある。 第3図は第2図における3−3断面図である。 第4図はカード処理装置の働きを説明するための作用説
明図である。 第5図は制御部およびそれに接続される各種機器からな
る制御回路を示すブロック図である。 第6A図および第6B図は、第5図に示した制御回路の
動作を説明するためのフローチャートである。 図面中、102は記録媒体の一例である磁気カード、2
8は記録媒体挿入口の一例であるカード挿入・排出口、
116は第1の搬送用モータ、118は主回転ローラ、
120は従回転ローラ、122は搬送ベルト、124は
ガイドローラ、110は読取手段の一例であるデータ読
取器、138は判定手段の一例である制御部(マイクロ
コンピュータ)、33は硬貨投入口、37は紙幣挿入・
返却口、40は遊技盤、42は遊技領域、54は打球発
射装置である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 遊技者の持玉数を特定できる持玉数特定情報が記録され
    た記録媒体を挿入する記録媒体挿入口と、該記録媒体挿
    入口に挿入された前記記録媒体の記録内容を読取る読取
    手段と、 該読取手段で読取られた内容に基づいて前記記録媒体の
    適否を判定する判定手段と、 貨幣を投入する貨幣投入口と、 遊技盤に形成された遊技領域と、 該遊技領域に向けて打玉を発射する打球発射装置とを備
    え、 前記判定手段により前記記録媒体が適合するものである
    旨の判定結果が得られたことに基づいて、その記録媒体
    を所定位置に保留するとともに前記打球発射装置を能動
    化して遊技可能な状態とする遊技可能化手段と、 該打球発射装置により前記遊技領域に向けて発射された
    打玉による遊技結果に基づいて、前記持玉数特定情報か
    ら導き出される持玉数データを更新する一方、前記記録
    媒体が前記所定位置に保留されていることを条件として
    、前記貨幣投入口への投入貨幣に基づいて前記持玉数デ
    ータを更新する持玉数データ更新手段を備えたことを特
    徴とする、弾球遊技機。
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