JP2821871B2 - 遊技場における遊技媒体の管理方法およびその管理装置 - Google Patents

遊技場における遊技媒体の管理方法およびその管理装置

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JP2821871B2 JP8044632A JP4463296A JP2821871B2 JP 2821871 B2 JP2821871 B2 JP 2821871B2 JP 8044632 A JP8044632 A JP 8044632A JP 4463296 A JP4463296 A JP 4463296A JP 2821871 B2 JP2821871 B2 JP 2821871B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偽造プリペイドカ
ードや偽硬貨等による不正行為を防止するための遊技場
における遊技媒体の管理方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技場においては、硬貨あるい
は紙幣によってパチンコ玉を貸し出す玉貸機の他に、不
特定のパチンコ遊技場において自由にパチンコ玉が借り
られるようにしたパチンコ業界共用のプリペイドカード
(以下、特に断らない限り「プリペイドカード」とはパ
チンコ業界共用のプリペイドカードをいう。)によって
パチンコ玉を貸し出す玉貸機が導入されている。このプ
リペイドカード用玉貸機は遊技機に対応して設けられて
おり、遊技者はプリペイドカード用玉貸機に対してカー
ドを挿入した状態で遊技を行い、適宜の時期に所望の金
額分の玉貸しを受けることができるようになっている。
前記プリペイドカードは特定のカード発行会社によって
販売される磁気カードであり、各パチンコ店毎の使用状
況(使用金額)がカード管理会社によって管理され、パ
チンコ店は使用金額に応じてカード管理会社から支払い
を受ける仕組みとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで一般に、パチ
ンコ遊技場においては、遊技客が賞球として得たパチン
コ玉は、遊技終了後に希望する景品と交換することがで
きるため、遊技を行わない場合であっても、パチンコ玉
を借りてそのパチンコ玉を希望する景品と交換すること
が可能である。そのため、一部のグループ等によって作
られた偽造カードを安い金額で購入した遊技者がこの偽
造カードによって遊技を行うことなく前記玉貸機からパ
チンコ玉を出してこれを景品と交換する不正行為が横行
している。
【0004】また従来機の場合であっても、500円硬
貨と重さ、形状を同じくした偽硬貨、偽コインを使って
同様の手口により不正が行われている。
【0005】従来の遊技玉の管理システムは、アウトメ
ーターによるアウト玉を計数値と玉貸機等から貸し出さ
れる貸玉の貸玉数がデータとしてコンピューターに送ら
れているのみであり、不正行為の防犯体制としては専ら
パチンコ店の店員による監視によって行われているだけ
であり、パチンコ業界では早急にこの問題を解決する方
策が望まれている。
【0006】そこで本発明の主たる課題は、偽造プリペ
イドカードや偽硬貨などによる不正行為の防止を、専ら
パチンコ店の従業員等による監視のみに頼るのではな
く、貸出機側で機械制御的に防止することにより、従業
員等の監視負担を軽減するとともに、確実に不正行為を
防止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、貨幣の情報または遊技用プリペイドカード
の情報に基づいて遊技媒体を遊技機本体に対して貸し出
す貸出機が前記遊技機本体に対応して設けられた遊技場
において、前記貸出機から貸し出された遊技媒体数、前
記貸出機から貸し出された遊技媒体数と前記遊技機本体
からアウト媒体として排出されるアウト遊技媒体数との
差数、貸出機および遊技機の作動情報、および前記貸出
機から貸し出された遊技媒体数または遊技機本体から排
出されたアウト遊技媒体数の計数信号の断線情報の内の
1または複数の情報に基づいて当該貨幣または遊技用プ
リペイドカードの正偽を判断し、この貨幣または遊技用
プリペイドカードが偽と判断されたならば遊技機本体に
対する遊技媒体の貸出しを停止するようにしたことを特
徴とするものである。
【0008】通常、遊技者はプリペイドカードまたは貨
幣等によりパチンコ玉やコインなどの遊技媒体を借り、
パチンコ遊技機やスロット機で遊技を楽しむ。その際に
は必ず、打ち出した遊技媒体がアウト媒体として遊技台
の内部や下部に流れ、貸し出された遊技媒体との関係で
は両者の間に一定のバランス関係が存在する。
【0009】しかし、不自然に大量の遊技媒体の貸出し
が行われている場合や、貸出機から大量に遊技媒体が貸
し出されているにも拘わらず、アウト媒体の数が少なく
両者の差が著しく大きくなる場合や、さらに貸し出しが
行われているにも拘わらず遊技が行われていない時間が
極端に長い場合、信号送線に断線が発生した場合など、
すなわち通常では生じないような両者のアンバランス関
係が発生しまたは不自然な作動状態となっている場合に
は、偽造プリペイドカードや偽造硬貨などによって不正
行為が行われている可能性が高い。したがって、本発明
では上記のような事態が生じた場合には不正行為が行わ
れているものとして遊技媒体の貸出しそのものに制限を
加えるようにしている。
【0010】この場合において、上記貨幣または遊技用
プリペイドカードの正偽判断情報に、さらに時間的パラ
メータを加えて前記貨幣または遊技用プリペイドカード
の正偽の判断を行うようにすることが望ましい。すなわ
ち、貸し出し遊技媒体数が基準値を超えた状態が所定時
間以上続いていること、貸し出し遊技媒体数からアウト
遊技媒体数を引いた差数が基準値を超えた状態が所定時
間以上続いていることを一つの条件とする。この時間的
パラメータを判断の一つに加えることにより誤判断が少
なくなり正偽判断の精度が増す。
【0011】また、所定時間毎に、前記貸出機から貸し
出された遊技媒体数、および前記貸出機から貸し出され
た遊技媒体数と前記遊技機本体からアウト媒体として排
出されるアウト遊技媒体数との差数をリセットし0値と
するが望ましい。ゲーム中にはパチンコ機盤面のセーフ
穴に入賞する度に所定個数の払出しがあり、また遊技者
が残り玉を持って遊技台を移動する場合もあり、さらに
は特賞による大量のパチンコ玉の払出しやゲーム途中で
の景品交換など様々な判断上の外乱が入り込んでくるた
め、所定時間毎にリセットを繰り返すことによってこれ
らの不確定要素を取り除くことができる。不正行為は任
意の所定時間の間だけを見ても上記した不自然な現象が
顕れるため、ごく短い時間単位でも十分に不正を判断す
ることができる。
【0012】なお、前記遊技機本体に対する遊技媒体の
貸出しを停止した後は、従業員等による手動操作または
タイマー等により自動的に遊技機本体に対する遊技媒体
の貸出しを再開させるようにする。
【0013】さらに、特に特賞当り時に玉貸しが停止す
るような事態を回避するためには、特賞センサーからの
情報を取り込み特賞当りが生じたならば、特賞開始時点
から所定の間は上記制御に優先して玉貸しが行えるよう
にし、特賞終了時点で前記貸出機から貸し出された遊技
媒体数、および前記貸出機から貸し出された遊技媒体数
と前記遊技機本体からアウト媒体として排出されるアウ
ト遊技媒体数との差数をリセットし0値とすることで対
処できる。
【0014】他方、本発明に係る遊技媒体の管理装置
は、貨幣の情報または遊技用プリペイドカードの情報に
基づいて遊技媒体を遊技機本体に対して貸し出す貸出機
と、この貸出機から貸し出された遊技媒体数、前記貸出
機から貸し出された遊技媒体数と前記遊技機本体からア
ウト媒体として排出されるアウト遊技媒体数との差数、
貸出機および遊技機の作動情報、および前記貸出機から
貸し出された遊技媒体数または遊技機本体から排出され
たアウト遊技媒体数の計数信号の断線情報の内の1また
は複数の情報に基づいて当該貨幣または遊技用プリペイ
ドカードの正偽を判断するとともに、この貨幣または遊
技用プリペイドカードが偽と判断されたならば前記貸出
機に対して遊技媒体の貸出しを停止するように信号を発
する正偽判別制御器と、前記貸出し停止信号に対応して
遊技機本体に対する遊技媒体の貸出しを停止するように
作動する遊技媒体の貸出停止手段とを備えたことを特徴
とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
的に説明する。図1は遊技場における貸玉管理システム
の概念図であり、図2および図3は制御ブロック図であ
る。図1において、通称CR機(カードリーダー機)と
呼ばれるプリペイドカード専用遊技機1は、遊技本体に
対応してプリペイドカード用玉貸機2が夫々付設された
ものであり、このプリペイドカード用玉貸機2の外面側
には、カード挿入部2aとカード挿入時点灯ランプ2b
が設けられているとともに、パチンコ遊技機1の玉受け
皿部分には玉貸しボタン1aとカード取出しボタン1b
とが設けられている。
【0016】遊技者は店内に設置してある券売機7から
プリペイドカード8を購入し、あるいは他店で購入した
プリペイドカード8Aを持ち込んで、これを前記プリペ
イドカード用玉貸機2のカード挿入部2aに差し込んだ
後、パチンコ遊技機1の玉貸しボタン1aを押して玉受
け皿に所定量のパチンコ玉の供給をうける。玉貸しボタ
ン1aは1回押す度に所定金額、例えば500円分の玉
貸しが行われるようになっており、遊技者はパチンコ玉
残量を確認しながら遊技を行い、パチンコ玉の残量が減
ってきたならば適宜の時期に玉貸しボタン1aを押して
パチンコ玉を補充することにより、席を立つことなく継
続的にパチンコ遊技を楽しむことができる。
【0017】なお、1cはプリペイドカード8、8Aの
残高を表示する液晶残高表示部であり、遊技者は自己の
プリペイドカードの残金を知ることができるようになっ
ている。
【0018】その後、遊技を終えたならば、カード取出
しボタン1bを押してプリペイドカード8(8A)をカ
ード挿入部2aから取り出す。
【0019】プリペイドカード用玉貸機2における使用
金額情報、およびパチンコ遊技機1におけるセーフ穴入
数、賞球数など情報はすべて店内にあるホールコンピュ
ーター3に送信されるようになっている。また、券売機
7の売上情報も確認のために前記ホールコンピューター
3に送信されるようになっている。
【0020】一方、前記プリペイドカード用玉貸機2に
おける使用金額情報は島毎に設置された子集計器4A、
4B…によって集計されるとともに、各子集計器4A、
4B…に記憶された情報は親集計器5によって統括的に
管理される。前記親集計器5によって管理されている使
用金額情報は店の閉店後にターミナルボックス6を介し
電話回線によりカード管理会社14に伝送される。カー
ド管理会社14では使用金額情報をすべて受け取ったな
らば遠隔操作によりターミナルボックス6の電源を切
る。カード管理会社14では1週間〜10日毎にプリペ
イドカード使用金額の集計を行い、各パチンコ店に対し
てプリペイドカードの使用金額に応じた支払いを行う。
【0021】以下、偽造プリペイドカードによる不正行
為を防止するための本発明貸出玉管理方法について詳述
すると、パチンコ遊技機1の盤面に打ち出されたパチン
コ玉は盤面の途中に形成されたセーフ穴(入賞穴)また
は盤面下部のアウト穴のいずれかに入る。セーフ穴に入
った場合には所定数の賞球、通常は5〜7個程度のパチ
ンコ玉の供給を受けることができる。これらセーフ穴ま
たはアウト穴に入ったパチンコ玉はパチンコ遊技機1の
裏側では合流されアウトメーターボックス9に流れる。
したがって、遊技台を流れたパチンコ玉は管理上はすべ
てアウト玉として管理され、前記アウトメーターボック
ス9の計数器9aによりアウト玉数がカウントされ、こ
のアウト玉計数情報が正偽判別制御器10に入力され
る。
【0022】一方、プリペイドカード用玉貸機2におい
ては貸玉数がパルス計数され、貸玉計数情報が前記正偽
判別制御器10に入力される。
【0023】さらに、パチンコ遊技機1内に設けられた
特賞センサーから特賞情報が正偽判別制御器10に入力
されるとともに、アウト玉計数情報および貸玉計数情報
の伝送線の断線信号が正偽判別制御器10に入力され
る。
【0024】前記正偽判別制御器10では、図3に示さ
れるように、アウト玉計数情報10a、貸玉計数情報1
0b、特賞情報10c、断線情報10dの情報に基づ
き、制御演算部10gで使用されているプリペイドカー
ドの真偽を判断し、不正が行われている可能性が高いと
判断したならば、貸玉機への信号発信部10fを通じて
プリペイドカード用玉貸機2に対して貸出し停止信号を
発する。プリペイドカード玉貸機2では前記貸出し停
止信号を受けて、貸玉供給路のシャッターを閉鎖するま
たは玉貸しボタンの操作を不能とするなどの方法により
強制的に玉貸しを停止する。
【0025】具体的に前記正偽判別制御器10の制御演
算部10gにおける正偽判別手法について詳述すると、
先ず、お客が全く遊技を行うことなく、プリペイドカー
用玉貸機2からパチンコ玉の貸出しを連続的に受けて
いる場合には不正行為である可能性が高いため、これを
一つの判断基準とすることができる。すなわち、パチン
コ遊技機1の1分間当りのパチンコ玉打出し数はほぼ規
定されているため、所定金額分の玉貸しが行われた後、
その持ち玉が消化されないにも拘わらず次々に玉貸しが
連続的に行われている場合には不正行為が行われている
可能性が高い。通常、1000円で250個の玉の貸し
出しが行われ、この持ち玉を消化するのに2分30秒〜
3分の時間が掛かる。したがって、この間に複数回連続
して玉貸しが行われている場合には不正と判断しプリペ
イドカード用玉貸機2の機能を強制的に停止させる。こ
の判断を数値上で行うためには判断基準値を予め設定
し、一定時間内の貸玉数が前記判断基準値を超えた場合
には不正行為の可能性が高いと判断する。但し、玉貸し
の累計計数値は当然に営業時間とともに増大するため、
制御上の演算処理は、好ましくは所定時間毎に計数値を
リセットして0値とすることとし、その間の計数値をカ
ウントすることにより行う。また、所定時間毎の累積計
数値の減算式から所定時間内での貸玉数を求めることで
もよい。
【0026】また、同様の考え方からプリペイドカード
玉貸機2から貸し出されたパチンコ玉数と前記遊技機
本体からアウト玉として排出されるアウト玉数との差数
も一つの判断基準となり得る。この場合には、より高い
精度で不正を判別できる。通常遊技者は、少ない投資で
特賞を狙うため持玉数が無くなりかけたところで玉貸し
ボタン1aを押すため両者の差は一定の範囲内にあるの
が普通であるが、不正行為者が通常の遊技を装いながら
不正を行うために玉貸しボタン1aを押し続ける場合
は、貸玉からアウト玉を引いた持玉数がゲーム中に異常
に上昇し続けることになる。したがって、アウト玉数を
カウントし、貸玉数からアウト玉数を差し引いた数値
(差数)が所定の判断基準値を超えたならば、不正行為
が行われているとして玉貸しを停止する。この場合にお
いて、遊技を続けているとセーフ穴にパチンコ玉が入賞
することにより所定の賞球の払出しが行われ、これらの
賞球も遊技に使われるため最後にはアウト玉として計数
されることになる。その結果、遊技者が遊技を続けてい
るうちに貸玉数からアウト玉数を差し引いた差数がマイ
ナス数値側に徐々に増大することになる。そして、マイ
ナス数値側の極大値状態のままで、仮にその後に不正行
為者がこの遊技台の前に座り遊技を行ったと考えると、
前記差数が判断基準値に届くまでは不正が行われてもそ
の不正を検出することができないという事態となるが、
前記差数を所定時間毎にリセットし0とするようにすれ
ば、この問題も簡単に解消することができる。
【0027】その他として、貸玉が出されているのに、
または連続的に貸玉が出されているのに遊技が行われて
いない時間が一定時間を経過した場合に貸出しを停止す
ることも不正行為防止となり得る。基本的にパチンコ玉
の貸出しがあればその後は遊技が行われるはずである
し、また貸し出した持玉があればその後に持玉数が少な
くなるかまたは無くなるまでは玉の貸出しが不要である
はずであることから、遊技をしない時間が一定時間を超
えた場合に玉貸しを停止することで不正防止に繋がる。
この場合、貸玉があった否か(貸出機の作動情報)は
プリペイドカード用玉貸機2の計数で知ることができ、
また遊技が行われているか否か(遊技機の作動情報)は
アウト玉の計数により知ることができる。
【0028】さらに、通信線が断線し貸玉計数信号また
はアウト玉計数信号が途絶えるようなことがあった場合
には、遊技者による行為の場合もあるため不正防止の観
点から玉の貸出しを停止する。
【0029】他方、パチンコ遊技機1内に設置してある
特賞センサーからの特賞情報が正偽判別制御器10に入
力されている。稀に、遊技者が特賞当り開始時点で持玉
数が無くなりそうになったために緊急に玉を借りようと
する場合もあるが、この際に玉貸しが停止されているよ
うな事態は絶対に回避する必要がある。したがって、正
偽判別制御器10では特賞当りの開始時点から数十秒
間、たとえば20〜30秒間は上記制御に優先して必ず
玉貸しが行えるようにし、その後に特賞当りにより大量
の玉の払出しが行われた時点ですべての計数値をリセッ
トする。これにより、遊技者が景品交換を行い再びゲー
ムを再開する場合、景品交換を行ってそのまま帰る場
合、あるいはその状態から継続して遊技を行う場合など
の考えられる行動パターンの内のどれを選択したとして
問題なく対処できる。
【0030】上記したこれら各判断基準はその一つの条
件を満足した場合に玉の貸出しを停止するようにしても
よいし、判断の精度を上げるために複数の条件の組合せ
を満足した場合に玉の貸出しを停止するようにしてもよ
い。
【0031】また、好ましくは図2に示されるように、
前記プリペイドカード玉貸機2における玉の貸出し停
止と同時に、ランプ点灯器、拡音器などの警告機器12
や監視カメラ11に対しても所定の信号を発するように
するのがよい。従業員等は前記ランプ点灯または音によ
り所定の遊技機において強制的玉貸し停止があった事を
知ることができるとともに、監視カメラによって不正行
為者をモニターに写し出し、その事実を確かめることが
できる。
【0032】その後は、従業員等が手動により玉貸しを
再開させることもできるし、または一定時間の経過後、
自動的に正偽判別制御器10から貸玉停止解除信号をプ
リペイドカード玉貸機2に発し玉貸しを再開させるこ
ともできる。
【0033】なお、前述した本発明に係る遊技媒体の管
理方法は、硬貨、紙幣によるパチンコ玉貸出機やコイン
を使用するスロット機などに対しても全く同様に適用可
能である。
【0034】
【発明の効果】以上詳説のとおり本発明によれば、偽造
プリペイドカードや偽硬貨などによる不正行為の防止
を、専らパチンコ店の従業員等による監視のみに頼るの
ではなく、貸出機側で機械制御的に防止することができ
るため、従業員等の監視負担を軽減することができると
ともに、確実に不正行為を減らしまたは無くすことがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技場における貸玉管理システムの概念図であ
る。
【図2】制御ブロック図である。
【図3】正偽判別制御器の制御ブロック図である。
【符号の説明】
1…パチンコ遊技機、2…プリペイドカード用玉貸機、
3…ホールコンピューター、4A〜4D……子集計器、
5…親集計器、6…ターミナルボックス、7…券売機、
8・8A…プリペイドカード、9…アウトメーターボッ
クス、10…正偽判別制御器、11…監視カメラ、12
…警告機器

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貨幣の情報または遊技用プリペイドカード
    の情報に基づいて遊技媒体を遊技機本体に対して貸し出
    す貸出機が前記遊技機本体に対応して設けられた遊技場
    において、 次記の各条件が成立するか否か判断し、各条件のいずれ
    かが成立する場合、当該貨幣または遊技用プリペイドカ
    ードの正偽を判断し、その貨幣または遊技用プリペイド
    カードが偽と判断されたならば遊技機本体に対する遊技
    媒体の貸出しを停止するようにしたことを特徴とする遊
    技場における遊技媒体の管理方法。 (1)前記貸出機から貸し出された遊技媒体数が基準値
    を超えた状態が所定時間以上続いているか否か。 (2)前記貸出機から貸し出された遊技媒体数と前記遊
    技機本体からアウト媒体として排出されるアウト遊技媒
    体数との差数が基準値を超えた状態がが所定時間以上続
    いているか否か。
  2. 【請求項2】さらに、貸出機および遊技機の作動情報、
    および前記貸出機から貸し出された遊技媒体数または遊
    技機本体から排出されたアウト遊技媒体数の計数信号の
    断線情報の内の1または複数の情報に基づいて当該貨幣
    または遊技用プリペイドカードの正偽を判断する請求項
    1記載の遊技場における遊技媒体の管理方法。
  3. 【請求項3】所定時間毎に、前記貸出機から貸し出され
    た遊技媒体数、および前記貸出機から貸し出された遊技
    媒体数と前記遊技機本体からアウト媒体として排出され
    るアウト遊技媒体数との差数をリセットし0値とする請
    求項1、2記載の遊技場における遊技媒体の管理方法。
  4. 【請求項4】前記遊技機本体に対する遊技媒体の貸出し
    を停止した後、手動または自動的に遊技機本体に対する
    遊技媒体の貸出しを開始させる請求項1〜3のいずれか
    1項に記載の遊技場における遊技媒体の管理方法。
  5. 【請求項5】特賞センサーからの情報を取り込み特賞当
    りが生じたならば、特賞開始時点から所定の間は上記制
    御に優先して玉貸しが行えるようにし、特賞終了時点で
    前記貸出機から貸し出された遊技媒体数、および前記貸
    出機から貸し出された遊技媒体数と前記遊技機本体から
    アウト媒体として排出されるアウト遊技媒体数との差数
    をリセットし0値とする請求項1〜4記載の遊技場にお
    ける遊技媒体の管理方法。
  6. 【請求項6】貨幣の情報または遊技用プリペイドカード
    の情報に基づいて遊技媒体を遊技機本体に対して貸し出
    す貸出機と: 次記の各条件が成立するか否か判断し、各条件のいずれ
    かが成立する場合、当該貨幣または遊技用プリペイドカ
    ードの正偽を判断するその貨幣または遊技用プリペイド
    カードが偽と判断されたならば前記貸出機に対して遊技
    媒体の貸出しを停止するように信号を発する正偽判別制
    御器と: (1)前記貸出機から貸し出された遊技媒体数が基準値
    を超えた状態が所定時間以上続いているか否か。 (2)前記貸出機から貸し出された遊技媒体数と前記遊
    技機本体からアウト媒体として排出されるアウト遊技媒
    体数との差数が基準値を超えた状態がが所定時間以上続
    いているか否か。前記貸出し停止信号に対応して遊技機
    本体に対する遊技媒体の貸出しを停止するように作動す
    る遊技媒体の貸出停止手段と: を備えてなる遊技場における遊技媒体の管理装置。
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