JPH11128501A - 遊技機システム - Google Patents

遊技機システム

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JPH11128501A
JPH11128501A JP9292265A JP29226597A JPH11128501A JP H11128501 A JPH11128501 A JP H11128501A JP 9292265 A JP9292265 A JP 9292265A JP 29226597 A JP29226597 A JP 29226597A JP H11128501 A JPH11128501 A JP H11128501A
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gaming machine
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lending
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JP9292265A
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Minoru Marui
稔 丸井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スロットマシンやパチンコなどの遊技場にお
いて、売上のみならずそれぞれの遊技台での配当をも明
朗化して遊技場を健全化させると共に、遊技者も射幸に
走らないで娯楽として楽しむことができる健全な娯楽場
とする。 【解決手段】 遊技機1と、遊技機1のために遊技具を
貸し出す貸機2と、遊技機1で大当りが発生したときに
払い出される遊技具の数をカウントし、該大当りの終了
時に前記カウントされた数量を記載した記録紙を貸機2
から発行する手段と、貸機2の売上および前記記録紙に
記載された払い出し数量を少なくとも管理する管理部4
とが設けられるシステムにするか、遊技機1のCPUの
主要データおよび貸機2の売上データを受理するターミ
ナルコンピュータ3と、ターミナルコンピュータと電話
回線により接続され、ターミナルコンピュータのデータ
を管理する管理部4とからなるシステムにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばスロット
マシンやパチンコなどの遊技場において、売上を明朗化
するため、プリペイドカードを用いた貸機によりメダル
やパチンコ球などの遊技具を貸し出し、遊技具の貸機を
遊技場とは別の団体が管理する遊戯機システムに関す
る。さらに詳しくは、売上のみならず、各遊技機本体の
少なくとも大きな配当なども前記貸機の売上と一元化し
て管理をすることができる遊技機システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスロットマシンは、何種類かの絵
柄が配列された回胴をたとえば3個並べて回転させ、遊
技者が回転する回胴を順次ストップボタンを押すことに
より、またはランダムタイマーによって設定された時間
後に、各回胴を停止させて、停止した状態での絵柄の組
合せに応じてメダルなどが排出される構成になってい
る。このような組合せには、種々のランクがあり、その
ランクに応じた数枚のメダルの払出しから連続役物増加
作動装置(いわゆる大ボーナスまたは大当り)という連
続的な入賞をさせやすくし、大量の配当をしてその遊技
機を打止めにするような組合せもある。このような打止
めになるほどの大量の配当がなされる場合、配当する遊
技具をその遊技台に供給するのは大変である。一方、そ
の大量に配当された遊技具は景品と引き換えられて終了
するのが健全な娯楽場としては好ましい。このような観
点から特公平6−30645号公報に開示されているよ
うに、大当りのときに遊技具を払い出さないでその量を
記録したカードを遊技機本体から発行する方法が開示さ
れている。
【0003】一方、今日のスロットマシンやパチンコな
どの遊技機システムは、プリペイドカードを用いてメダ
ルやパチンコ球などの遊技具を貸機から貸し出し、その
遊技具を用いて遊技をするものが主流になっている。こ
のようなシステムにすることにより、遊技具を貸し出す
売上が遊技場経営者とは別の団体が管理することがで
き、健全な娯楽場として期待されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、遊技機
本体と貸機とを別にして管理することにより、売上など
を明朗化することができるが、たとえば前述の大当たり
の配当などの各遊技機での実際の配当との関連がなされ
ておらず、売上の管理だけでは必ずしもガラス張りのシ
ステムとはいい難い。現実に、近年偽のプリペイドカー
ドを用いた不正が続発している。
【0005】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、スロットマシンやパチンコなどの遊
技場において、売上のみならずそれぞれの遊技台での少
なくとも大きな配当をも明朗化して遊技場を健全化させ
ると共に、遊技者も射幸に走らないで娯楽として楽しむ
ことができる健全な娯楽場となる遊技機システムを提供
することを目的とする。
【0006】本発明の他の目的は、大きな配当のみなら
ず、各遊技機における遊技具の入と出を少なくとも明朗
化して健全化を図ることができる遊技機システムを提供
することにある。
【0007】本発明のさらに他の目的は、遊技機と貸機
との間でメダルやパチンコ球などの遊技具を連通化させ
ることにより、貸機の構造を簡略化させることにある。
【0008】本発明のさらに他の目的は、貸機の管理な
どのように第3者の手を煩わせることなく、各遊技機で
の諸データを明朗化することができる遊技機システムを
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による遊技機シス
テムは、遊技機と、該遊技機のために遊技具を貸し出す
貸機と、前記遊技機本体で大当りが発生したときに払い
出される遊技具の数をカウントし、該大当りの終了時に
前記カウントされた数量を記載した記録紙を前記貸機か
ら発行する手段と、前記貸機の売上および前記記録紙に
記載された払い出し数量を少なくとも管理する管理部と
が設けられている。
【0010】ここに遊技具とは、パチンコにおけるパチ
ンコ球やスロットマシンにおけるメダル、コインなど、
そのゲームに使用し、または払い出されるものを意味す
る。また、大当りとは、連続作動増加装置や連続作動装
置のように、連続的に入賞させ易くする特別な入賞の一
種で、連続的に配当が行われて大量に配当されるものを
意味する。また、記録紙とは、レシートやカードなど払
出し数量を記録し得るものを意味する。
【0011】この構成にすることにより、少なくとも大
当りなどの大量のメダルやパチンコ球などの遊技具の払
出しを貸機で管理することができ、売上と共におおよそ
の配当の量を貸機の管理者側で把握することができる。
また、遊技者はレシートなどの記録紙で配当を受けるこ
とができるため、大量の遊技具を持ち歩くことなく景品
と交換して終了しやすく、健全な娯楽につながる。
【0012】また、遊技機と、該遊技機の隣に配設さ
れ、該遊技機に遊技具を貸し出す貸機と、前記遊技機の
CPUの主要データおよび前記貸機の売上データを受理
するターミナルコンピュータと、該ターミナルコンピュ
ータと電話回線により接続され該ターミナルコンピュー
タのデータを管理する管理部とから構成することもでき
る。この構成にすることにより、さらに詳細なデータを
第3者が把握することができ、明朗化に役立つ。
【0013】ここに主要データとは、少なくとも各遊技
機における遊技具の入と出の数(遊技者がその遊技機で
投入した遊技具の数と、遊技者に払い出した遊技具の
数)を意味し、必要により大当りの数、通常の入賞の数
などのデータを含み得る。
【0014】前記貸機から貸し出す遊技具を前記遊技機
の第1のクレジットに直接貸し出すと共に、前記クレジ
ットの遊技具が一定量以上になるときは該一定量をこえ
る遊技具を前記遊技機の受皿に払い出す遊技具貸出手段
と、前記遊技機で大当りが発生したときの配当を前記遊
技機の第2のクレジットに払い出す手段と、該第2のク
レジットに払い出された配当の数量を記録した記録紙を
前記貸機から発行する手段とを有する構造にすることが
できる。
【0015】ここにクレジットとは、遊技具を一々投入
しないで自動的に投入できるように、遊技具を一時的に
貯留する装置を意味する。
【0016】また、前記貸機から貸し出す遊技具を前記
遊技機のクレジットに直接貸し出す遊技具貸出手段と、
前記遊技機で大当りが発生したときの配当を前記クレジ
ットに払い出す手段と、遊技の終了時に前記クレジット
に残留する遊技具の数量を記録した記録紙を前記貸機か
ら発行する手段とを有する構造にすることもできる。
【0017】さらに、前記貸機から貸し出す遊技具を前
記遊技機のホッパから排出する遊技具貸出手段と、前記
遊技機に一定数量の遊技具を貯留し得る第1のクレジッ
トと、前記遊技機で大当りが発生したときの配当を払い
出す第2のクレジットと、ゲーム終了時に該第2のクレ
ジットに払い出された配当の数量を記録した記録紙を前
記貸機から発行する手段とを有する構造にすることもで
きる。
【0018】本発明の遊技機システムの他の形態は、遊
技機と、該遊技機内に設けられ該遊技機本体の諸データ
を集中させる集中端子板と、ホール内の各遊技機の前記
集中端子板から主要データを集めて管理するホールコン
ピュータとからなる遊技機システムであって、前記集中
端子板とホールコンピュータとの間に外部からデータ操
作を行うことができないブラックボックスが設けられ、
前記ホールコンピュータは前記ブラックボックスからの
み主要データを取り出せる構造とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照しながら本発
明の遊技機システムについて説明をする。
【0020】本発明の遊技機システムは、図1に一実施
形態のブロック図が示されているように、遊技機1と、
遊技機1の隣に配設され、遊技機1に遊技具を貸し出す
貸機2と、遊技機1のCPU11の主要データおよび貸
機2のマイコン部21に集計される売上データを受理す
るターミナルコンピュータ3と、ターミナルコンピュー
タ3と電話回線により接続され、ターミナルコンピュー
タ3のデータを管理する管理部4とから構成されてお
り、遊技機1のCPU11と貸機2のマイコン21との
間およびマイコン21とターミナルコンピュータ3との
間はそれぞれ双方向に通信できるように接続されて相互
にデータの交換がなされる。
【0021】遊技機がスロットマシンである場合の外観
構造が図2に示されている。すなわち、メダルの貸機2
が遊技機1の隣に配置され、図1に示されるように、遊
技機1のCPU11と貸機2のマイコン21とが前述の
ように接続されている。
【0022】遊技機1は、その正面に表示窓部12があ
り、メダル投入口13からメダルが投入されてスタート
ボタン14を押すことにより内部に設けられた3つの回
転体が回転し、ストップボタン15を順次押すことによ
り回転体が停止し、表示窓に絵柄が現れて停止する。ゲ
ームを行うごとにメダルをメダル投入口13に投入して
ゲームを行うこともできるが、ゲーム機の内部に、たと
えば50枚までのメダルを貯留することができる貯留装
置(以下、第1のクレジットという)が設けられ、投入
ボタン16を押すことにより、第1のクレジットからの
メダルを投入してゲームを始めることもできる。なお、
図示されていないが、第1のクレジットに残留するメダ
ルの枚数は遊技機の正面に表示される。
【0023】この遊技機1で、ゲームを行って表示窓の
所定の停止ライン(投入するメダルが1枚のときはL1
の1本のみ、メダルが2枚のときはL1〜L3の3本、
メダルが3枚のときはL1〜L5の5本)に停止する3
つの絵柄の組合せにより、入賞の場合はその入賞に合せ
てメダルが受皿17に払い出される。本発明では、大当
りが出た場合、メダルを受皿17に払い出さないで、第
1のクレジットとは別にその配当を貯留し得る第2のク
レジットが設けられていることに特徴がある。すなわ
ち、第1のクレジットは50枚程度の一定量以下のメダ
ルが貯留され、それ以上のメダルは貯留されないで受皿
17に戻されるが、第2のクレジットは第1のクレジッ
トとは別に大量の配当があった場合にその払出しを貯留
するものである。この第2のクレジットへの払出しは、
実際にメダルを第2のクレジットに貯留してもよいが、
その払い出す数量をカウントして数量のみを把握するよ
うにしてもよい。いずれにしても、第2のクレジットに
払い出される数量は、遊技機1の正面の第2のクレジッ
ト表示部18に表示される。
【0024】大当りは、たとえば一定回数の入賞を連続
的に発生しやすくするもので、連続的に入賞が発生して
次々と払出しがなされ、その払出しが第2のクレジット
に集計され、表示部18に順次増加する数量が表示され
る。通常、この大当りが発生すると、そのゲーム機は打
止めとなり終了する場合が多くその終了時に、打止めに
ならない場合でも遊技者がゲームを終了するときは図示
しない精算ボタンを押すことにより、その数量を記載し
たレシートが後述する貸機2から発行される。
【0025】CPU11は、投入されるメダルの数によ
る所定の停止ラインの検出、遊技機1内の回転体の回
転、停止の制御、停止した回転体の所定の停止ライン上
における停止絵柄の検出、停止した絵柄の組合せが入賞
しているか否か、入賞している場合には、その入賞に応
じた配当の払出しなどの遊技機の動作を司る一切の手順
が形成されていると共に、その遊技機1のメダルの投入
枚数(入の数)、入賞により払い出されたメダルの総量
(出の数)、大当りの出た数、大当り以外の入賞の数な
どの諸データがメモリ部に記憶されている。
【0026】貸機2は、プリペイドカードの投入口23
を有し、交換するメダルの枚数に応じた購入ボタン24
を押すことにより、プリペイドカードから遊技用のメダ
ルに変換され、変換されたメダルは遊技機1の第1のク
レジットに自動的に行く構造になっている(実際にはメ
ダルは動かないで、その数だけが第1のクレジットに計
上される)。25はプリペイドカードの残量を表示する
表示部である。前述のように、遊技機1のCPU11と
貸機2のマイコン21とは双方向ラインで接続されてお
り、遊技機1のCPU11に記録されている、大当りに
より第2のクレジットに集計された払出しの総量は貸機
2のマイコンにも入力され、打止めなどの終了時の精算
ボタンにより、貸機2に内蔵される記録紙にその数量を
記載する記録部(図示せず)と、記録された記録紙を排
出する記録紙排出部22とを有している。
【0027】ホール内にあるすべての貸機2のマイコン
21は、ターミナルコンピュータ3と接続されてCPU
11に記録される諸データおよび貸機2のマイコン21
に記録される売上や大当りによる払出しの数量などの諸
データがターミナルコンピュータ3に記録される。この
ターミナルコンピュータ3に記録されたデータは、電話
回線を通じて貸機の管理部門である管理部4により把握
されて管理される。
【0028】ホール経営者が、ホール内の各遊技機の入
と出の管理などをするためにホールコンピュータ5がタ
ーミナルコンピュータ3と接続されている。このホール
コンピュータ5にターミナルコンピュータ3に集められ
た全てのデータが伝達され、ホールコンピュータ5によ
りホール内の全ての遊技機の状況を把握することがで
き、入賞の確率の調整などを、ホールコンピュータ5か
らターミナルコンピュータ3を経由してリアルタイムで
各遊技機に指示することができる。
【0029】前述の構成の遊技機システムで、ゲームを
始め、大当りにより終了するときの主要部のフローチャ
ートを示す図3を参照しながらその動作を説明する。
【0030】まず、貸機2のカード投入口23にプリペ
イドカードを挿入する(S1)。ついで、購入量を選択
して購入ボタン24を押す(S2)。たとえば500円
分のボタンを押せば25枚のメダルが払い出され、10
00円分のボタンを押せば50枚のメダルが払い出され
る。払い出されたメダルの数は自動的に遊技機の第1の
クレジットに送られ、第1のクレジットのメダルが50
枚以上になるか検出され(S3)、50枚より多ければ
(YES)、50を超える数のメダルは受皿17に払い
出され、50以下であれば(NO)そのまま進行する。
そして、カード返却ボタン(図2には図示されていな
い)が押されているか否かを判定し(S5)、押されて
いれば(YES)返却する(S6)。返却ボタンが押さ
れていなければ(NO)、カード残高が0か否かを調べ
(S7)、0であればカードを返却する(S6)。0で
なければそのままで通常のゲームが開始される。通常の
ゲームについてはその説明を省略する。
【0031】そして、ゲーム中に大当りが発生すれば
(S11)、その払出しは第2のクレジットになされる
(S12)。そして、第2のクレジットに払い出される
量を順次カウントしてその数を追加していき(S1
3)、その数量は遊技機正面の表示部18に表示され
る。そして、打止めになったか否かを調べ(S14)、
打止めになれば(YES)、精算ボタンの作動(S1
5)により、第2のクレジットのカウント数を記録紙に
記録し(S16)、その記録されたレシートを発行する
(S17)。さらに第1のクレジットの残量を受皿に返
却する(S18)ことにより、打止めが解除されて通常
の遊技機に戻る。
【0032】本発明によれば、ターミナルコンピュータ
に各遊技機の諸データが記憶され、貸機の管理部で売上
のデータと共に把握される。そのため、ホールコンピュ
ータにより各遊技機のデータを改ざんしようとすると、
ターミナルコンピュータを介して行わざるを得ず、第3
者が管理する貸機の管理部に改ざんデータが流れてしま
う。その結果、ガラス張りの経営をすることになり、健
全な娯楽場になる。さらに、大当りが発生して打止めに
なった場合、遊技者はレシートにより受領してそのまま
景品と交換して終了するため、配当で受け取ったメダル
により、さらに大当りを狙ってゲームを続行して射幸心
を煽ることがなく、健全な娯楽に大きく寄与する。
【0033】以上の例では、主要データの全てをターミ
ナルコンピュータと接続して管理部と接続したが、全て
のデータを接続しなくても、大当りの払出し数が把握さ
れれば、おおよその出入りがガラス張りになるため、貸
機で大当りの払出しをレシートにより行うことにより、
売上と貸機からの大当りの払出し数、すなわち貸機での
データのみが管理部に送られるシステムにしても充分に
効果を発揮することができる。
【0034】さらに、主要のデータがターミナルコンピ
ュータと接続されて第3者の管理部にデータが把握され
れば、貸機から大当りの払出しをしてそのデータをつか
まなくても、各遊技機での入と出の数量を把握すること
ができるため、ガラス張り経営に充分に寄与する。しか
し、前述の例のように、貸機と遊技機とを連結すること
により、貸機にホッパを設ける必要がなく、レシート発
行部を設けても貸機を小形化することができるメリット
がある。
【0035】また、遊技機のCPUのデータを貸機のマ
イコンを介してターミナルコンピュータと接続したが、
大当りの払出しの量以外は貸機を介さないで直接ターミ
ナルコンピュータに接続してもよい。
【0036】図3に示される例は、クレジットを通常の
クレジットである第1のクレジットと、大当りの払出し
を受ける第2のクレジットに分離して行ったが、クレジ
ットの容量を大きくして1つのクレジットで共用し、す
べてのメダルをクレジットに入れる(実際にはメダルを
移動しないで、その数だけが電気信号で送られて計上さ
れる)ようにすることもできる。その例のフローチャー
トを図4に示す。図3と同じ部分には同じステップ番号
を付してある。
【0037】すなわち、プリペイドカードを挿入して購
入ボタンを押すことにより、貸し出すメダルをクレジッ
トにあげるのは一緒であるが、クレジットの容量が大き
く1個であるため、オーバーフローすることなくゲーム
が開始される。そして、通常の入賞も大当りが出たとき
もその払出しはすべてクレジットに払い出され、クレジ
ットの量がカウントされる。そして打止めなどにより終
了して精算ボタンが押されたら(S15)、クレジット
のカウント数を記録紙に記録し(S26)、レシートを
発行して(S17)、打止めが解除される(S19)。
【0038】図5に示される例はさらに図3の別の変形
例で、この例はプリペイドカードにより購入されたメダ
ルの払出しをクレジットにあげるのではなく、遊技機の
ホッパから払い出すもので、後の工程は図3に示される
のと同じである。このようにすることにより、貸機にホ
ッパを設ける必要がなく、しかも遊技者が実際にメダル
を自分で投入したり、自分でクレジットにあげることが
でき、ゲームをしているという実感が沸くメリットがあ
る。
【0039】図6は本発明の遊技機システムの他の実施
形態を示す図である。この例は、遊技機1のCPU11
の入、出、大当たりの数、通常の入賞の数などの主要デ
ータが集められた集中端子板19は、直接ホールコンピ
ュータ5と接続されるのではなく、その間に外部からデ
ータを変えることができないブラックボックス6が設け
られている。そして、各遊技機の集中端子板19のデー
タはブラックボックス6に集められ、ホールコンピュー
タ5はそのブラックボックス6から前述の主要データを
引き出すもので、各遊技機への当りの確率の調整の変更
などの指示はホールコンピュータ5からブラックボック
ス6を介してなされる。その結果、ブラックボックスを
見ればその経緯を全て知ることができ、データの改ざん
がなされておればすぐに判明し、改ざんをすることがで
きない。この場合、貸機2のデータもブラックボックス
6に入れることもできるし、貸機2のデータは従来と同
様にターミナルコンピュータ3を介して管理部4と電話
回線により接続するだけのシステムでもよい。さらに、
ブラックボックス6のデータを管理部4で電話回線によ
り接続するシステムにしてもよい。
【0040】前述の例ではスロットマシンの例であった
が、スロットマシンとは異なる回転体を回転させて同様
に絵柄の組合せにより配当をする遊技機や、パチンコな
どの遊技機でも同様である。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、スロットマシンなどの
遊技機場で、各遊技機の履歴を第3者が把握することが
でき、ガラス張りの経営となる。さらに、遊技者が大量
の配当を得た場合、記録紙への数量の記載により配当が
なされるため、遊技者がさらに大当りなどを期待してゲ
ームを続けることなく景品と交換して終了しやすく、射
幸に駆り立てることがなくなる。その結果、遊技場にお
いても、また遊技者においても健全な娯楽場として楽し
く遊ぶことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遊技機システムの一実施形態のブロッ
ク図である。
【図2】図1の遊技機および貸機の部分の斜視説明図で
ある。
【図3】図2の遊技機の動作例を示すフローチャート図
である。
【図4】図2の遊技機の他の動作例を示すフローチャー
ト図である。
【図5】図2の遊技機の他の動作例を示すフローチャー
ト図である。
【図6】本発明の遊技機システムの他の実施形態のブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 遊技機 2 貸機 3 ターミナルコンピュータ 4 管理部 5 ホールコンピュータ 6 ブラックボックス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機と、該遊技機のために遊技具を貸
    し出す貸機と、前記遊技機で大当りが発生したときに払
    い出される遊技具の数をカウントし、該大当りの終了時
    に前記カウントされた数量を記載した記録紙を前記貸機
    から発行する手段と、前記貸機の売上および前記記録紙
    に記載された払出し数量を少なくとも管理する管理部と
    が設けられてなる遊技機システム。
  2. 【請求項2】 遊技機と、該遊技機の隣に配設され、該
    遊技機に遊技具を貸し出す貸機と、前記遊技機のCPU
    の主要データおよび前記貸機の売上データを受理するタ
    ーミナルコンピュータと、該ターミナルコンピュータと
    電話回線により接続され該ターミナルコンピュータのデ
    ータを管理する管理部とからなる遊技機システム。
  3. 【請求項3】 前記貸機から貸し出す遊技具を前記遊技
    機の第1のクレジットに直接貸し出すと共に、前記クレ
    ジットの遊技具が一定量以上になるときは該一定量をこ
    える遊技具を前記遊技機の受皿に払い出す遊技具貸出手
    段と、前記遊技機で大当りが発生したときの配当を前記
    遊技機の第2のクレジットに払い出す手段と、該第2の
    クレジットに払い出された配当の数量を記録した記録紙
    を前記貸機から発行する手段とを有してなる請求項2記
    載の遊技機システム。
  4. 【請求項4】 前記貸機から貸し出す遊技具を前記遊技
    機のクレジットに直接貸し出す遊技具貸出手段と、前記
    遊技機で大当りが発生したときの配当を前記クレジット
    に払い出す手段と、遊技の終了時に前記クレジットに残
    留する遊技具の数量を記録した記録紙を前記貸機から発
    行する手段とを有してなる請求項2記載の遊技機システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記貸機から貸し出す遊技具を前記遊技
    機のホッパから排出する遊技具貸出手段と、前記遊技機
    に一定数量の遊技具を貯留し得る第1のクレジットと、
    前記遊技機で大当りが発生したときの配当を払い出す第
    2のクレジットと、ゲーム終了時に該第2のクレジット
    に払い出された配当の数量を記録した記録紙を前記貸機
    から発行する手段とを有してなる請求項2記載の遊技機
    システム。
  6. 【請求項6】 遊技機と、該遊技機内に設けられ該遊技
    機の諸データを集中させる集中端子板と、ホール内の各
    遊技機の前記集中端子板から主要データを集めて管理す
    るホールコンピュータとからなる遊技機システムであっ
    て、前記集中端子板とホールコンピュータとの間に外部
    からデータ操作を行うことができないブラックボックス
    が設けられ、前記ホールコンピュータは前記ブラックボ
    ックスからのみ主要データを取り出せる構造とした遊技
    機システム。
JP9292265A 1997-10-24 1997-10-24 遊技機システム Pending JPH11128501A (ja)

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