JP2001310065A - 遊技機管理装置 - Google Patents

遊技機管理装置

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JP2001310065A JP2000128716A JP2000128716A JP2001310065A JP 2001310065 A JP2001310065 A JP 2001310065A JP 2000128716 A JP2000128716 A JP 2000128716A JP 2000128716 A JP2000128716 A JP 2000128716A JP 2001310065 A JP2001310065 A JP 2001310065A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】貸玉と景品玉とを共通の補給装置で補給しまた
共通の払出し装置で払い出す遊技機における補給払出し
系統の動作異常を的確に把握することのできる遊技機管
理装置を提供する。 【解決手段】遊技機管理装置100は、補給手段210
が賞玉タンク60に補給した補給玉の数を補給信号に基
づいて、賞玉タンク60から玉計数排出装置65が貸玉
として払い出した貸玉数を貸玉信号に基づいて、賞玉タ
ンク60から玉計数排出装置65が景品玉として払い出
した景品玉数を賞玉信号に基づいて把握し、貸玉総数と
景品玉総数の和と補給総玉数との差が許容範囲を超えて
いるとき、その遊技機の補給系あるいは払出系に異常が
あると判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現金等の投入に応
じて玉を払い出す貸玉払い出し機能を備えた遊技機であ
って、玉を貯留するための貯留タンクと、補給樋から前
記貯留タンクに玉を補給する補給手段と、現金等の投入
に応じて払い出す貸玉と遊技の賞として払い出す賞玉の
双方を貯留タンクから払い出す払出手段と、補給手段が
貯留タンクに補給した玉の個数を表した補給情報と払出
手段が払い出した玉の個数を表した払出情報とを送信す
る送信手段とを備えたものの動作を管理する遊技機管理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されているパチンコ機など
の遊技機では、台間玉貸機を遊技機毎に併設し、遊技の
開始時や途中で遊技に供する玉を貸玉としてすぐに入手
できるようになっている。現金を投入するタイプの台間
玉貸機は、通常、併設された遊技機とは完全に分離した
独立の構成になっている。すなわち、補給樋から玉を補
給するための補給装置(補給ライン)を、台間玉貸機と
遊技機のそれぞれに対して独立に設け、台間玉貸機の貯
留タンク内に貯留してある貸玉が不足すると、台間玉貸
機から対応する玉貸機用の補給装置に補給信号を送信
し、遊技機内の貯留タンクに貯留してある賞として払い
出すための景品玉が不足した場合には、遊技機本体から
対応する遊技機用の補給装置に対して補給信号を送信し
ていた。
【0003】台間玉貸機は、遊技機の上皿の上方に回動
可能な払出ノズルを備えており、自装置の有する払出機
構により貸玉を自装置の貯留タンクから払出ノズルを通
じて遊技機の上皿内に流出するようになっている。一
方、遊技機は独自の払出機構を用いて自装置の貯留タン
クから景品玉を上皿内に直接払い出すようになってい
る。
【0004】ところで、近年、磁気カードを媒介として
遊技を行うようにしたカード式の遊技機(いわゆるCR
機…Card Reader)がパチンコホールに多く導入されて
いる。この遊技機で使用されるプリペイドカードには、
貸玉の払い出しを受けるための権利(貸玉交換価値)が
所定の金額に相当する分だけ予め登録されており、この
カードに登録されている貸玉交換価値を使用して貸玉を
払いだすことができるようになっている。
【0005】カード式の遊技機は、通常、プリペイドカ
ードを挿入する部分となる玉貸機部と遊技機本体とが併
設した形を成しているが、遊技機本体側に設けた1つの
払出機構を用いて、貸玉と景品玉の双方を同じ排出口か
ら遊技機の上皿に払い出すようになっている。すなわ
ち、玉貸機部にプリペイドカードを挿入して貸し出しボ
タン等を押下すると、玉貸機部から貸玉信号が遊技機の
払出機構部に送出され、これを受けた払出機構部が指示
された個数の貸玉を払い出すようになっている。景品玉
を払い出す場合には、遊技機本体の入賞検知部等から払
出機構に対して景品玉を払い出す旨の賞玉信号が送信さ
れ、これを受けた払出機構部が指示された個数の景品玉
を払い出すようになっている。
【0006】このように1つの払出機構で貸玉と景品玉
の双方を払い出すので、これらの玉を貯留するための貯
留タンクや、補給樋からこの貯留タンクに玉を補給する
補給装置も1つに共通化されている。
【0007】台間玉貸機と遊技機とが完全に分離独立し
ている場合には、遊技場内の各種装置の動作を管理する
ホールコンピュータは、台間玉貸機が出力する貸玉信号
と台間玉貸機用の補給装置が出力する補給信号とに基づ
いて台間玉貸機への玉の出入りの整合性を監視したり、
遊技機が出力する出玉信号(景品玉信号あるいは賞玉信
号)と、遊技機用の補給装置が出力する補給信号とに基
づいて景品玉の払出機構や補給装置が正常に動作してい
るか否かを監視したりすることが可能であった。
【0008】一方、カード式の遊技機では、貯留タン
ク、補給装置、払出機構等を貸玉と景品玉用に別々に設
ける必要がないので、装置の価格低減や省スペース化な
どには有利であるが、1つの補給装置で貸玉と景品玉の
双方の補給を行うので、個別の補給数が把握できる。こ
のため、補給装置が出力する補給信号を使用せずに、遊
技機が出力する出玉信号や貸玉信号等だけをホールコン
ピュータでの管理に利用していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、カード
式の遊技機をホールコンピュータで管理する場合、補給
信号を利用せずに出玉(景品玉)の管理を行っていたの
で、出玉信号がまったく出ないような完全な故障の場合
には故障の発生を認識できるが、出玉信号が出たり出な
かったりするような故障の場合には、故障の発生を検知
できなかった。これは貸玉についても同様である。この
ため、動作不良の発生自体の発見やその原因を特定する
までに多大な時間を費やし、遊技客およびホール経営者
にとって甚大な損失が発生してしまうという問題があっ
た。
【0010】また特開平11-300000号公報に
は、1つの貯留タンクから景品玉用の払出し通路と貸玉
用の払出し通路とを独立に設け、景品玉と貸玉の払出し
要求が同時にあった場合でも、景品玉と貸玉とを同時に
並行して迅速に払出すことができるように改良した遊技
機が開示されている。しかしながら、この遊技機では、
貸玉用の通路と景品玉用の通路とが最終的に1つの排出
通路に統合されて上皿に通じているので、玉の払出しが
不完全になっても、その原因を把握することが依然とし
て困難であった。
【0011】本発明は、以上のような従来技術が有する
問題点に着目してなされたもので、貸玉と景品玉とを共
通の補給装置で補給しまた共通の払出装置で払い出す遊
技機における補給払出系統の動作異常を的確に把握する
ことのできる遊技機管理装置を提供することを目的とし
ている。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]現金等の投入に応じて玉を払い出す貸玉払い出し
機能を備えた遊技機であって、玉を貯留するための貯留
タンク(60)と、補給樋(201)から前記貯留タン
ク(60)に玉を補給する補給手段(210)と、現金
等の投入に応じて払い出す貸玉と遊技の賞として払い出
す賞玉の双方を前記貯留タンク(60)から払い出す払
出手段(65)と、前記補給手段(210)が前記貯留
タンク(60)に補給した玉の個数を表した補給情報と
前記払出手段(65)が払い出した玉の個数を表した払
出情報とを送信する送信手段(450)とを備えたもの
の動作を管理する遊技機管理装置において、受信手段
(101)と、比較判定手段(103)とを備え、前記
受信手段(101)は、前記遊技機が送信する前記補給
情報と前記払出情報とを受信するものであり、前記比較
判定手段(103)は、前記受信手段(101)が受信
した前記補給情報および前記払出情報に基づいて前記貯
留タンク(60)から払い出された貸玉の総数と賞玉の
総数の合計と前記補給手段(210)が前記貯留タンク
(60)に補給した玉の総数との差の個数を求め、前記
差の個数が所定の許容範囲を超えているとき、前記遊技
機における玉の補給系あるいは玉の払出系のいずれかに
異常が生じていると判定するものであることを特徴とす
る遊技機管理装置。
【0013】[2]前記遊技機は、現金等の投入に応じ
て所定の貸玉信号を送出する貸玉信号送出手段(45
3)と、遊技の賞として玉を払い出すべき際に所定の賞
玉信号を送出する賞玉信号送出手段(452)とを備
え、前記払出手段(65)は、前記貸玉信号を受けたと
きまたは前記賞玉信号を受けたとき、それぞれの信号に
対応付けて予め定められている個数の玉を前記貯留タン
ク(60)から払い出すものであり、前記送信手段(4
50)は、払出情報として前記貸玉信号および前記賞玉
信号を前記払出情報として送信するものであり、前記比
較判定手段(103)は、前記貸玉信号の受信回数に基
づいて前記貯留タンク(60)から払い出された貸玉の
総数を求め、前記賞玉信号の受信回数に基づいて前記貯
留タンク(60)から払い出された賞玉の総数を求める
ものであることを特徴とする[1]に記載の遊技機管理
装置。
【0014】[3]前記許容範囲を設定変更する補給差
玉設定手段(102)を有することを特徴とする[1]
または[2]に記載の遊技機管理装置。
【0015】[4]前記許容範囲を遊技機の機種別に設
定し得ることを特徴とする[1]、[2]または[3]
に記載の遊技機管理装置。
【0016】[5]各種の情報を表示するための表示手
段(104、106)を備え、遊技機毎に前記差の個数
を管理するとともに、遊技機毎に前記差の個数が前記許
容範囲を超えているか否かを判定し、前記表示手段(1
04、106)に、前記差の個数が前記許容範囲を超え
ている遊技機について少なくとも各遊技機を一意に特定
するための識別情報を表示することを特徴とする
[1]、[2]、[3]または[4]に記載の遊技機管
理装置。
【0017】[6]各種の情報を表示するための表示手
段(104、106)を備え、前記表示手段(104、
106)に、前記貯留タンク(60)から払い出された
貸玉の総数と、前記貯留タンク(60)から払い出され
た賞玉の総数と、前記補給手段(210)が前記貯留タ
ンク(60)に補給した玉の総数と、前記差の個数と、
遊技機を一意に特定するための識別情報とを遊技機毎に
対応付けて表示することを特徴とする[1]、[2]、
[3]または[4]に記載の遊技機管理装置。
【0018】[7]各種の情報を表示するための表示手
段(104、106)を備え、前記表示手段(104、
106)に、前記差の個数が前記許容範囲を超えている
遊技機だけを抽出し、これらの遊技機について前記貯留
タンク(60)から払い出された貸玉の総数と、前記貯
留タンク(60)から払い出された賞玉の総数と、前記
補給手段(210)が前記貯留タンク(60)に補給し
た玉の総数と、前記差の個数と、遊技機を一意に特定す
るための識別情報とを遊技機毎に対応付けて表示するこ
とを特徴とする[1]、[2]、[3]または[4]に
記載の遊技機管理装置。
【0019】[8]前記差の個数が前記許容範囲を超え
ている遊技機と他の遊技機とを区分して表示することを
特徴とする[5]、[6]または[7]に記載の遊技機
管理装置。
【0020】次に本発明の作用を説明する。この遊技機
管理装置に接続される遊技機は、現金等の投入に応じて
玉を払い出す貸玉払い出し機能を備えたものであって、
玉を貯留するための貯留タンク(60)と、補給樋(2
01)から貯留タンク(60)に玉を補給する補給手段
(210)と、現金等の投入に応じて払い出す貸玉と遊
技の賞として払い出す賞玉の双方を貯留タンク(60)
から払い出す払出手段(65)と、補給手段(210)
が貯留タンク(60)に補給した玉の個数を表した補給
情報と払出手段(65)が払い出した玉の個数を表した
払出情報とを送信する送信手段(450)とを備えてい
る。
【0021】たとえば、遊技機は、現金等の投入に応じ
て所定の貸玉信号を送出する貸玉信号送出手段(45
3)と、遊技の賞として玉を払い出すべき際に所定の賞
玉信号を送出する賞玉信号送出手段(452)とを備
え、払出手段(65)は、貸玉信号を受けたときまたは
賞玉信号を受けたとき、それぞれの信号に対応付けて予
め定められている個数の玉を貯留タンク(60)から払
い出す。また送信手段(450)は、貸玉信号および賞
玉信号を払出情報として遊技機管理装置に向けて送信す
る。
【0022】遊技機管理装置は、受信手段(101)
と、比較判定手段(103)とを備えており、受信手段
(101)は、各遊技機が送信する補給情報と払出情報
とを受信し、比較判定手段(103)は、受信手段(1
01)が受信した補給情報および払出情報に基づいて、
貯留タンク(60)から払い出された貸玉の総数と賞玉
の総数の合計と補給手段(210)が貯留タンク(6
0)に補給した玉の総数との差の個数を求め、この差の
個数が、所定の許容範囲を超えているか否かを判定す
る。
【0023】先の例で、遊技機からの払出情報が貸玉信
号および賞玉信号の場合には、貸玉信号の受信回数に基
づいて貯留タンク(60)から払い出された貸玉の総数
を求め、賞玉信号の受信回数に基づいて貯留タンク(6
0)から払い出された賞玉の総数を求めて、これらの和
と補給された玉の総数との差の個数を求め、これが許容
範囲を超えているか否かを調べ、差の個数が許容範囲を
超えているとき、遊技機における玉の補給系あるいは玉
の払出系のいずれかに異常が生じていると判定する。
【0024】このように、貸玉と景品玉の和の総数と補
給した玉の総数との差が一定の許容範囲を超えたとき、
玉の補給系あるいは払出系に何らかの異常があると判定
するので、管理対象の遊技機が貸玉と景品玉とを共通の
補給装置で補給しまた共通の払出し装置で払い出すもの
であっても、各遊技機で、玉の補給系あるいは払出系統
のいずれかに動作異常が発生しているか否かを的確に把
握することができる。
【0025】また許容範囲を設定変更する補給差玉設定
手段(102)を有するものでは、遊技機の有する貯留
タンク(60)のサイズの違いなどにも適切に対応する
ことができる。
【0026】さらに、遊技機毎に差の個数を管理すると
ともに、遊技機毎に差の個数が許容範囲を超えているか
否かを判定し、各種の情報を表示するための表示手段
(104、106)に、差の個数が許容範囲を超えてい
る遊技機について少なくとも各遊技機を一意に特定する
ための識別情報、たとえば、台番号などを表示するもの
では、動作異常の発生した遊技機を容易に認識すること
ができる。
【0027】また表示手段(104、106)に、貯留
タンク(60)から払い出された貸玉の総数と、貯留タ
ンク(60)から払い出された賞玉の総数と、補給手段
(210)が前記貯留タンク(60)に補給した玉の総
数と、差の個数と、遊技機を一意に特定するための識別
情報とを遊技機毎に対応付けて表示するものでは、遊技
機ごとの動作を詳細に把握することができる。
【0028】なお、差の個数が許容範囲を超えている遊
技機だけを抽出して上述のデータを表示するものでは、
異常のある遊技機を容易に把握でき、しかもその動作状
況を詳細に知ることができる。
【0029】また差の個数が許容範囲を超えている遊技
機と他の遊技機とを区分して表示すれば、どの遊技機で
動作異常が発生しているかが一目瞭然となる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施の形態を説明する。図2に示すように、本発明の一実
施の形態にかかる遊技機管理装置100に接続される遊
技機10は、遊技者が発射ハンドル11を回転操作する
ことにより遊技盤12上へ玉を打ち出し、かかる打玉の
入賞を競い楽しむパチンコ機である。
【0031】遊技盤12は、打ち出された玉が流下する
場であって略垂直に立設され、その前面は所定の隙間を
設けてガラス扉で覆われている。遊技盤12とガラス扉
との間の隙間は、玉が移動するための空間になってい
る。遊技盤12の周縁には、遊技領域を画するとともに
打ち出された玉を遊技盤12の上部へ導くためのレール
13が配設されている。
【0032】遊技盤12の略中央部には、カラー液晶デ
ィスプレイ(LCD)から成る特別図柄表示装置30が
配置されている。本遊技機では、特別図柄表示装置30
上で、「777」、「333」など同一の数字図柄が3
つ揃うと大当たりになるスロットマシンに見立てた図柄
合わせゲームが表示遊技として展開される。
【0033】特別図柄表示装置30の下方には、始動口
40が配設されている。始動口40は、特別図柄表示装
置30上で展開される表示遊技の実行権を確保するため
の入賞口である。
【0034】始動口40のさらに下方には、大入賞口5
0が配置されている。大入賞口50は、ソレノイド等の
駆動源によりその入賞口が玉の入賞し難い閉状態と入賞
容易な開状態とに変化し得るように構成されている。大
入賞口50の内部は複数に仕切られており、その一部が
特定領域になっている。
【0035】遊技盤12の最下部には、いずれの入賞口
にも入賞し得なかった玉を取り込んで遊技盤12の上か
ら排出するためのアウト口14が配置されている。アウ
ト口14に玉が入った場合には、遊技者に何らの特典も
与えられず、賞玉の払い出しも行われない。このほか、
遊技盤12には、各種の入賞口15や風車16のほか、
打ち出された玉の落下速度や方向を変化させるための多
数の障害釘(図示省略)などが配置されている。さらに
遊技盤12の左右両端には、表示遊技で特賞状態が出現
した際など、各表示遊技の進行状況に応じて点滅する電
飾ランプ17が配置されている。
【0036】遊技機10の正面であって遊技盤12の下
方には、遊技に供する玉を貯留するための上皿20、こ
の上皿20から溢れる玉を受け止めて貯留するための下
皿21が設けられている。下皿21の底面には、当該下
皿21の下方に置かれる玉箱(図示せず)に玉を排出す
るための開閉可能な排出口があり、下皿21前面下部に
は、この排出口の開閉操作を行うための玉抜きレバー2
2が設けてある。
【0037】下皿21の右横には、発射ハンドル11が
配置されている。回転操作式の発射ハンドル11を、回
転させると、その角度に応じた打ち出し力で玉を1個ず
つ遊技盤12上に発射するようになっている。
【0038】遊技機10の向かって左横には、薄型箱状
の玉貸機70が併設されている。玉貸機70は、常に遊
技機10と組にして使用されるものであり、玉貸機70
と遊技機10とを一体に構成してもよいものである。
【0039】玉貸機70の正面上部には、紙幣投入口7
1、硬貨投入口72が配置されている。また玉貸機70
の正面下部には、プリペイドカードなど貸玉交換価値媒
体を挿入するためのカード挿入口73が配置してある。
【0040】遊技機10の上方には、パチンコ玉の補給
樋201が渡してあり、補給樋201から分岐した玉補
給路202が、遊技機10の上部裏面に配置した賞玉タ
ンク60へと伸びている。この玉補給路202の途中に
は補給樋201から賞玉タンク60にパチンコ玉を補給
するか否か切り替える等を行う補給手段210が取り付
けてある。
【0041】賞玉タンク60の底部と上皿20との間
は、賞玉タンク60に貯留されているパチンコ玉を上皿
20まで案内するための排出筒61で接続されており、
さらにその途中に、玉計数排出装置65が介挿されてい
る。
【0042】上皿20の前面右側には、精算スイッチ2
3と、玉貸スイッチ24と、残金表示部25が設けてあ
り、上皿20の前面左端には、排出玉数表示部26が設
けてある。精算スイッチ23は、遊技を終了する際に押
下するスイッチであり、玉貸スイッチ24は、貸玉を出
すときに押下するスイッチである。残金表示部25に
は、カード挿入口73に挿入されているプリペイドカー
ドの残金が表示される。排出玉数表示部26には、遊技
を開始してから払い出された玉の総数が表示されるよう
になっている。
【0043】図3は、本発明の一実施の形態にかかる遊
技機管理装置100を適用した遊技場のシステム構成図
である。このシステムは、LON(Local Ope
rating Network:エシャロン社登録商
標)技術を応用した分散型ネットワークとして構築され
ている。
【0044】遊技場内には、遊技機10と玉貸機70を
組にしたものを多数併設した遊技島が通路を挟んで複数
列形成されている。各遊技島内には、中継器としての台
コントローラ91が複数設置され、各台コントローラ9
1には、遊技機10および玉貸機70等が接続されてい
る。台コントローラ91は、対応する遊技機10等の各
種動作や信号の送受信を検知、監視、制御するものであ
る。
【0045】各遊技島内に設けた複数台の台コントロー
ラ91は、ゲートウェイを兼ねた島コントローラ92に
接続されている。島コントローラ92は各遊技島の設備
機器である遊技機10、玉貸機70等の各データを一時
集積、記憶する機能を果たすものである。島コントロー
ラ92は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)
93と接続され、LAN93には遊技機管理装置として
の遊技機管理装置100、ホール管理端末機110、P
OS装置111、インターネット情報端末機112、イ
ンターネット対応情報端末機113、音声出力装置11
4等が接続されている。また、これらの中の主要な装置
には、ディスプレイ、プリンタ等が更に接続されてい
る。
【0046】図4は、遊技機10の概略の回路構成を示
すブロック図である。遊技機10は、装置の動作を統括
制御する主基板401と、賞玉の払出し制御等を行う賞
玉制御基板402と、電源基板403と、パチンコ玉の
発射制御を行う発射制御基板404と、外部のスイッチ
等を接続するための中継箇所となるターミナル基板40
5と、電飾ランプ17等を点灯制御するランプ制御基板
406と、特別図柄表示装置30の表示内容を制御する
表示器制御基板407と、効果音などを流すための制御
を司る音声制御基板408とを備えている。
【0047】遊技盤12に配置された入賞口15、始動
口40、大入賞口50等の入賞口には、それぞれパチン
コ玉の入賞を検知するためのスイッチである入賞玉検出
手段410が設けてあり、入賞玉検出手段410の検出
信号(賞玉信号)が主基板401および外部接続端子基
板421を通じて遊技機管理装置100へ出力されてい
る。入賞玉検出手段410によってパチンコ玉の入賞が
検知されると、その旨が主基板401を通じて賞玉制御
基板402に伝達される。
【0048】賞玉制御基板402は、所定数のパチンコ
玉の払出しを賞玉排出検出制御ユニット431に指示
し、賞玉排出検出制御ユニット431は玉計数排出装置
65を駆動して、指定された数のパチンコ玉(ここでは
10個)を景品玉として上皿20に払い出すようになっ
ている。なお、玉計数排出装置65はパチンコ玉を1つ
ずつ払い出す機能と、パチンコ玉が払い出されたことを
検知する機能を備えている。賞玉排出検出制御ユニット
431は、玉計数排出装置65からの払出検知信号に基
づいて、実際に払いだされたパチンコ玉の個数を計数
し、指定された数の玉が排出されたことを確認するよう
になっている。
【0049】玉貸機70は、カード挿入口73に挿入さ
れたプリペイドカードの読み書きを行うプリペイドカー
ドユニット441と、これを接続するためのプリペイド
カードユニット接続基板442を備えている。プリペイ
ドカードユニット441で読み取ったプリペイドカード
の残額などの情報は、プリペイドカードユニット接続基
板442を通じて遊技機管理装置100の賞玉制御基板
402に入力されている。
【0050】遊技機管理装置100の主基板401に
は、精算スイッチ23、玉貸スイッチ24、残金表示部
25、排出玉数表示部26等も接続されている。玉貸ス
イッチ24が押下されると賞玉制御基板402にその旨
が伝達され、プリペイドカードの残金が必要な額以上残
っていると、所定数のパチンコ玉を払い出す旨の指示が
賞玉排出検出制御ユニット431に送出され、賞玉タン
ク60に貯留されているパチンコ玉が玉計数排出装置6
5によって計数しながら上皿20に貸玉として排出され
るようになっている。ここでは100円で1パルスの貸
玉信号が出力され、当該貸玉信号1パルスに対して25
個の玉を払い出すようになっている。また貸玉を上皿2
0に払い出したとき、外部接続端子基板422を通じ
て、貸玉信号が遊技機管理装置100の送信されるよう
になっている。
【0051】図1は、遊技機10および遊技機管理装置
100の本発明にかかわりある主要部分を示したもので
ある。玉貸機70および遊技機10では、賞玉タンク6
0に貯留されているパチンコ玉が少なくなったことが図
示省略したセンサで検知されると、補給手段210によ
って補給樋201からパチンコ玉が補給されるようにな
っている。補給信号送信手段451は、パチンコ玉の補
給があったことを示す補給信号を遊技機管理装置100
に向けて送信するものである。
【0052】賞玉数信号送信手段452は、入賞玉検出
手段410によってパチンコ玉の入賞が検知されて賞玉
が払い出されたことを示す賞玉信号を遊技機管理装置1
00に向けて送信する機能を果たすものである。貸玉払
出信号送出手段453は、貸玉を払い出した旨を示す貸
玉信号を遊技機管理装置100に向けて送出する機能を
果たすものである。
【0053】賞玉信号および貸玉信号は玉計数排出装置
65にも入力されており、賞玉信号や貸玉信号を受けた
玉計数排出装置65は、入力された信号の種類に対応す
る所定数のパチンコ玉を賞玉タンク60から上皿20に
払い出すようになっている。
【0054】遊技機管理装置100は、受信手段101
と、補給差玉設定手段102と、比較手段103と、デ
ータ表示手段104と、データ抽出手段105と、デー
タ出力手段106を備えている。
【0055】このうち受信手段101は、遊技機10の
送信手段450から送られてくる補給信号、賞玉信号、
貸玉信号等を受信する機能を果たすものである。補給差
玉設定手段102は、遊技機10のパチンコ玉の補給系
あるいは払出系が正常か否かを判定するための基準とな
る基準差玉数を設定し記憶する機能を備えている。
【0056】比較手段103は、貸玉信号の受信回数に
基づいて賞玉タンク60から払い出された貸玉の総数を
求めるとともに、賞玉信号の受信回数に基づいて賞玉タ
ンク60から払い出された賞玉の総数を求め、これらの
和(貸玉総数と賞玉総数の和)と、補給信号に基づいて
求めた補給玉の総数との差を求め、この差の個数(補給
差玉数)の絶対値と基準差玉数とを比較し、差の個数の
絶対値が基準差玉数を超えているとき、遊技機の補給系
あるいは払出系のいずれかに異常が生じていると判定す
る機能を備えている。
【0057】データ表示手段104は、各種のデータを
ディスプレイ画面に表示するものであり、データ抽出手
段105は、補給系あるいは払出系に異常のある遊技機
だけを抽出する機能を果たす部分である。データ出力手
段106は、抽出結果がデータ表示手段104の表示内
容等を印刷出力するものである。
【0058】次に作用を説明する。補給手段210は、
賞玉タンク60内に貯留されているパチンコ玉が少なく
なると、補給樋201からパチンコ玉を賞玉タンク60
に補給する。このとき、補給手段210は、補給したパ
チンコ玉の個数を計数し、補給信号送信手段451は、
この補給手段210がパチンコ玉を補給している遊技機
10を一意に特定するための識別番号(台番号)の値
と、先の計数値とを含む補給信号を遊技機管理装置10
0に向けて送信する。
【0059】遊技機10の有する始動口40、大入賞口
50、入賞口15などいずれかの入賞口に玉が入賞する
と、所定数(ここでは10個)の玉が賞玉として賞玉タ
ンク60から上皿20に玉計数排出装置65により払い
出される。このとき賞玉数信号送信手段452からは遊
技機10の識別番号を含む賞玉信号を遊技機管理装置1
00に向けて送信する。
【0060】また玉貸機70の紙幣投入口71に現金が
投入されたり、あるいはカード挿入口73にプリペイド
カードが挿入されたりしている状態で精算スイッチ23
が押下されると、玉計数排出装置65は、所定数(ここ
では100円で25個)のパチンコ玉を貸玉として賞玉
タンク60から上皿20へ払い出す。このとき貸玉払出
信号送出手段453は、対応する遊技機10の識別番号
を含む貸出信号を、百円に対して1パルスの割合で遊技
機管理装置100に向けて送信する。
【0061】遊技機管理装置100は、各遊技機10か
ら送信されてくる補給信号、貸玉信号、賞玉信号に基づ
いて、遊技機毎に、補給玉の総数と、貸玉の総数と、賞
としての景品玉の総数を求めて管理する。そして、貸玉
の総数と景品玉の総数との和から補給玉の総数を差し引
いた個数の絶対値(補給差玉数)を遊技機毎に求め、こ
の値と補給差玉設定手段102に登録されている基準差
玉数とを比較して、遊技機の補給払出系が正常か否か遊
技機毎に判定する。この判定は、常時繰り返し行っても
よいし、数分ごとあるいは数時間ごと、営業日ごとなど
に行ってもよい。
【0062】基準差玉数=景品総玉数+貸玉総玉数−補
給総玉数 のときは正常な状態である。また基準差玉数
<景品総玉数+貸玉総玉数−補給総玉数 のときは少な
くとも補給手段210もしくは遊技機10の玉計数排出
装置65のどちらかに異常があると判別される。基準差
玉数>景品総玉数+貸玉総玉数−補給総玉数 のとき
は、遊技客の持ち玉の誤差を考慮しても許容範囲に入る
ので正常と判別する。
【0063】これにより、貸玉と景品玉の双方の供給を
1つの補給手段210で行うようにしても、遊技機のパ
チンコ玉供給系あるいは払出系の故障、特にまったく動
作しないような完全な故障に限らず、動作したり動作し
なかったりするような微妙な故障が起きた場合でも、こ
れを的確に検出することができ、動作不良の発生自体の
発見やその原因を特定するまでに多大な時間を費やして
遊技客やホール経営者に多大な損失を与えるようなこと
を防止することができる。
【0064】図5は、遊技機管理装置100のデータ表
示手段104(ディスプレイ装置)に表示される画面5
00の一例を示している。この例では、遊技機毎に、台
番号(識別番号)、補給差玉数、補給玉数、景品玉数、
貸玉数を表示するとともに、その遊技機の補給系あるい
は払出系に異常があるか否かを「*」記号の有無で表示
している。また画面の上部には、基準差玉数の値が±2
00であることが表示されている。
【0065】図5の例では、台番号1の遊技機は、補給
差玉の数が「820」で基準差玉数の「±200」の範
囲を超えているので、補給系あるいは払出系に異常があ
ると判定され「*」の記号が右端の異常欄に表示されて
いる。図5に示したものの例では、補給玉数、景品玉
数、貸玉数のそれぞれが適度にカウントアップされてい
るので、台番号1の遊技機で補給系が故障しているのか
払出系が故障しているかの判別はつけることができな
い。
【0066】しかしながら図6の例では、台番号29か
ら32の遊技機は、補給玉数が「0」になっているの
で、明らかに補給系の故障であることがわかる。図示省
略したが、景品玉総数や貸玉総数が「0」になるなど極
端に異常な値を示す場合には、その部分が故障している
ものと判定される。なおこの判定を自動で行うようにし
てもよい。
【0067】図6に示した表示画面600では、台番号
と対応つけて、遊技機ごとに補給差玉数、補給玉数、景
品玉総数、貸玉総数等をリスト表示するデータ表示部6
10と、異常の生じている台番号だけを独立してリスト
表示する異常台番号表示部620を設けてある。
【0068】図5あるいは図6に示すような表示を行う
ことにより、異常のある遊技機を視覚的に把握できるの
で、迅速にかつ容易に異常のある遊技機を認識でき、そ
の故障の回復に努めることができる。これにより、遊技
客やホール経営者に対する不利益を事前に排除し、ある
いは最小に抑えることができる。
【0069】以上説明した実施の形態では、カード式の
玉貸機と遊技機との組み合わせを示したが、貸玉と景品
玉とを同じ賞玉タンク60から払い出し、共通の補給手
段210で補給樋201から賞玉タンク60にパチンコ
玉を供給する構造のものであれば、玉貸機自体は現金専
用機であってもよい。また実施の形態では、貸玉と景品
玉の双方を玉計数排出装置65により払い出すようにし
たが、共通の賞玉タンク60から払い出すものであれ
ば、払出装置を貸玉用と景品玉用とで個別のものとし、
払出速度の高速化等を図るようにしてもよい。
【0070】このほか、補給差玉設定手段102に登録
する基準差玉数を適宜変更し得るようにすれば、賞玉タ
ンク60の容量等に応じた最適な基準差玉数を選択する
ことができ、異常の検出をより的確に行うことができ
る。なお、基準差玉数を遊技機の機種別に設定し得るよ
うにしてもよい。
【0071】また実施の形態では、判定結果等をディス
プレイに表示したが、印刷出力してもよい。
【0072】
【発明の効果】本発明にかかる遊技機管理装置によれ
ば、貸玉の総数と景品玉の総数の和と補給した玉の総数
と差が一定の許容範囲を超えたとき、玉の補給系あるい
は払出し系に何らかの異常があると判定するので、管理
対象の遊技機が貸玉と景品玉とを共通の補給装置で補給
し、また共通の払出し装置で払い出すものであっても、
各遊技機で補給系、払出系の動作異常が発生しているか
否かを的確に把握することができる。これにより、遊技
機の玉補給系あるいは払出系の動作不良の発生やその原
因を特定するまでに多大な時間を費やして遊技客やホー
ル経営者に多大な損失を与えるようなことを防止するこ
とができる。
【0073】また異常が発生している遊技機を、補給玉
数や貸玉総数などのデータや異常の有無を表示すること
で視覚的に把握できるので、異常の発見およびその故障
への対処を迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る遊技機管理装置お
よび管理対象となる遊技機の回路構成の主要部を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る遊技機管理装置が
管理対象とする玉貸機および遊技機を示す正面図であ
る。
【図3】本発明の一実施の形態に係る遊技機管理装置を
適用した遊技場のシステム構成を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明の一実施の形態に係る遊技機管理装置が
管理対象としている遊技機の回路構成を示すブロック図
である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る遊技機管理装置の
表示画面の一例を示す説明図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る遊技機管理装置の
表示画面の他の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
10…遊技機 11…発射ハンドル 12…遊技盤 13…レール 14…アウト口 15…入賞口 17…電飾ランプ 20…上皿 23…精算スイッチ 24…玉貸スイッチ 25…残金表示部 26…排出玉数表示部 30…特別図柄表示装置 40…始動口 50…大入賞口 60…賞玉タンク 61…排出筒 65…玉計数排出装置 70…玉貸機 71…紙幣投入口 72…硬貨投入口 73…カード挿入口 91…台コントローラ 92…島コントローラ 100…遊技機管理装置(ホール管理コンピュータ) 101…受信手段 102…補給差玉設定手段 103…比較手段 104…データ表示手段 105…データ抽出手段 106…データ出力手段 110…ホール管理端末機 111…POS装置 112…インターネット情報端末機 113…インターネット対応情報端末機 114…音声出力装置 201…補給樋 202…玉補給路 210…補給手段 401…主基板 402…賞玉制御基板 403…電源基板 404…発射制御基板 405…ターミナル基板 406…ランプ制御基板 407…表示器制御基板 408…音声制御基板 410…入賞玉検出手段 421…外部接続端子基板 422…外部接続端子基板 431…賞玉排出検出制御ユニット 441…プリペイドカードユニット 442…プリペイドカードユニット接続基板 450…送信手段 451…補給信号送信手段 452…賞玉数信号送信手段 453…貸玉払出信号送出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鶴見 正行 東京都台東区東上野3丁目12番9号 株式 会社エース電研内 Fターム(参考) 2C088 BA13 BA16 BA17 BA32 BA88 BC28 CA08 CA24 CA35

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現金等の投入に応じて玉を払い出す貸玉払
    い出し機能を備えた遊技機であって、玉を貯留するため
    の貯留タンクと、補給樋から前記貯留タンクに玉を補給
    する補給手段と、現金等の投入に応じて払い出す貸玉と
    遊技の賞として払い出す賞玉の双方を前記貯留タンクか
    ら払い出す払出手段と、前記補給手段が前記貯留タンク
    に補給した玉の個数を表した補給情報と前記払出手段が
    払い出した玉の個数を表した払出情報とを送信する送信
    手段とを備えたものの動作を管理する遊技機管理装置に
    おいて、 受信手段と、比較判定手段とを備え、 前記受信手段は、前記遊技機が送信する前記補給情報と
    前記払出情報とを受信するものであり、 前記比較判定手段は、前記受信手段が受信した前記補給
    情報および前記払出情報に基づいて前記貯留タンクから
    払い出された貸玉の総数と賞玉の総数の合計と前記補給
    手段が前記貯留タンクに補給した玉の総数との差の個数
    を求め、前記差の個数が所定の許容範囲を超えていると
    き、前記遊技機における玉の補給系あるいは玉の払出系
    のいずれかに異常が生じていると判定するものであるこ
    とを特徴とする遊技機管理装置。
  2. 【請求項2】前記遊技機は、現金等の投入に応じて所定
    の貸玉信号を送出する貸玉信号送出手段と、遊技の賞と
    して玉を払い出すべき際に所定の賞玉信号を送出する賞
    玉信号送出手段とを備え、 前記払出手段は、前記貸玉信号を受けたときまたは前記
    賞玉信号を受けたとき、それぞれの信号に対応付けて予
    め定められている個数の玉を前記貯留タンクから払い出
    すものであり、 前記送信手段は、払出情報として前記貸玉信号および前
    記賞玉信号を前記払出情報として送信するものであり、 前記比較判定手段は、前記貸玉信号の受信回数に基づい
    て前記貯留タンクから払い出された貸玉の総数を求め、
    前記賞玉信号の受信回数に基づいて前記貯留タンクから
    払い出された賞玉の総数を求めるものであることを特徴
    とする請求項1に記載の遊技機管理装置。
  3. 【請求項3】前記許容範囲を設定変更する補給差玉設定
    手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載
    の遊技機管理装置。
  4. 【請求項4】前記許容範囲を遊技機の機種別に設定し得
    ることを特徴とする請求項1、2または3に記載の遊技
    機管理装置。
  5. 【請求項5】各種の情報を表示するための表示手段を備
    え、 遊技機毎に前記差の個数を管理するとともに、遊技機毎
    に前記差の個数が前記許容範囲を超えているか否かを判
    定し、 前記表示手段に、前記差の個数が前記許容範囲を超えて
    いる遊技機について少なくとも各遊技機を一意に特定す
    るための識別情報を表示することを特徴とする請求項
    1、2、3または4に記載の遊技機管理装置。
  6. 【請求項6】各種の情報を表示するための表示手段を備
    え、 前記表示手段に、前記貯留タンクから払い出された貸玉
    の総数と、前記貯留タンクから払い出された賞玉の総数
    と、前記補給手段が前記貯留タンクに補給した玉の総数
    と、前記差の個数と、遊技機を一意に特定するための識
    別情報とを遊技機毎に対応付けて表示することを特徴と
    する請求項1、2、3または4に記載の遊技機管理装
    置。
  7. 【請求項7】各種の情報を表示するための表示手段を備
    え、 前記表示手段に、前記差の個数が前記許容範囲を超えて
    いる遊技機だけを抽出し、これらの遊技機について前記
    貯留タンクから払い出された貸玉の総数と、前記貯留タ
    ンクから払い出された賞玉の総数と、前記補給手段が前
    記貯留タンクに補給した玉の総数と、前記差の個数と、
    遊技機を一意に特定するための識別情報とを遊技機毎に
    対応付けて表示することを特徴とする請求項1、2、3
    または4に記載の遊技機管理装置。
  8. 【請求項8】前記差の個数が前記許容範囲を超えている
    遊技機と他の遊技機とを区分して表示することを特徴と
    する請求項5、6または7に記載の遊技機管理装置。
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