JP2012217456A - スロットマシン、遊技装置及び遊技システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 スロットマシン100の制御部は、クレジット数を監視し、入賞数の追加によってクレジット数が規定数を超えるときには、超過分のメダル数を示すメダル超過信号を出力部から台間装置10に出力し、入賞数の追加によって規定数を超える分のメダル数を、台間装置10に管理させる。
【選択図】 図6
Description
このようなスロットマシンは、投入した遊技媒体と払い出される遊技媒体とを規定数(例えば、メダル50枚)まで内部的に記憶するクレジット機能を備え、このクレジットされた遊技媒体は、ベットボタンを操作することによりゲームに投じる(掛ける)ことができるとともに、精算ボタンを操作することにより払い出すことができるようになっている。
また、払い出される遊技媒体によって規定数を超えるときには、この超過分の遊技媒体は、機外に直接払い出され、所定の受け皿に貯留されるようになっている(例えば、特許文献1)。
例えば、先端部に発光素子が設けられた特殊な不正器具を、遊技媒体の投入口から挿入し、その先端部を遊技媒体を検出するセンサ(例えば、透過型フォトインタラプタ)まで到達させた後、発光素子の点滅によってセンサを誤作動させ、クレジット数を短時間で最大値(規定数、例えば、50枚)まで上げるという不正が知られている。
図1に示すように、本実施形態に係るスロットマシン100、遊技装置として機能する台間装置10及び管理装置として機能する持ち玉管理装置70は、複数の遊技機が設置される遊技場(ホール)に設けられ、本発明に係る遊技システムSを構成する装置の一部として組み込まれている。
具体的には、遊技システムSは、スロットマシン100、台間装置10、持ち玉管理装置70に加え、台コンピュータ30、島コンピュータ40、会員管理装置50、ホールコンピュータ60、景品交換装置80、現金貸玉管理装置90、精算機91などで構成され、これらは所定のネットワーク(例えば、ローカル・エリア・ネットワーク)を介してデータ通信可能に接続されている。
また、予め預け入れた貯メダルがないときには、台間装置10に現金を投入することで、台間装置10から貸メダルが貸し出され、スロットマシン100において貸メダル遊技を行うことができる。
また、台間装置10は、入賞メダル数から遊技者に払い戻した分の払戻メダル数を管理するとともに、入賞メダル数から払戻メダル数を減算して入賞メダル数を更新する。
具体的には、持ち玉管理装置70は、各台間装置10からメダル超過信号とメダル払戻信号(後述)を受信して、台間装置10毎の入賞メダル数、払戻メダル数を記憶・管理する。また、入賞メダル数から払戻メダル数を減算して入賞メダル数を更新するとともに、各台間装置10からの要求に応じて、該当する台間装置10に現在の入賞メダル数、払戻メダル数を送信する。
さらに、持ち玉管理装置70は、台間装置10から送信されるICコイン82を特定可能な情報であるコインIDと入賞メダル数を含む後述の取得メダル数とを紐付けして記憶・管理し、景品交換装置80から送信されるコインIDを含む要求信号に応じて、このコインIDと紐付けされた取得メダル数を景品交換装置80に返信する。
具体的には、景品交換装置80は、ICコインリーダ81によりICコイン82からコインIDを読み込むとともに、このコインIDを含む要求信号を持ち玉管理装置70に送信することで、持ち玉管理装置70からこのコインIDと紐付けされた取得メダル数を受信し、この受信した取得メダル数とほぼ等価な価値を有する景品との決済処理を行う。
台間装置10は、入力されたメダル超過信号にもとづいて、スロットマシン100で取得した入賞メダル数を記憶・管理するとともに、記憶した入賞メダル数を表示し、記憶した入賞メダル数までのメダルを遊技者に払い出すとともに、記憶した入賞メダル数とコインIDとを持ち玉管理装置70に出力し、ICコイン82を発行するようになっている。
また、持ち玉管理装置70は、台間装置10から入力される、メダル超過信号とメダル払戻信号とにもとづいて、台間装置10と接続されたスロットマシン100における入賞メダル数、払戻メダル数とを、各信号にもとづいて記憶・管理するようになっている。
以下、スロットマシン100と、台間装置10と、持ち玉管理装置70について詳述する。
スロットマシン100は、図2、図3に示すように、前扉101aの前面側に、クレジット数表示部102と、掛け数表示部102aと、スタートレバー104と、メダル投入口106と、精算ボタン106aと、BETボタン107と、複数の停止ボタン105(105a〜105c)と、メダル返却口108とを備え、また、前扉101aの後面側に、メダルセレクタ109を備え、さらに、筐体101bの内部に、ドラムユニット120と、制御部150と、移送通路111を備えている。
クレジット機能は、メダル投入口106から投入された投入メダルや、入賞内容に応じて払い出される入賞メダルを、規定数(例えば、50枚)を上限として内部に記憶する機能であり、クレジットされたメダル数を示すクレジット数は、クレジット数表示部102に表示される。
また、上記のクレジット数は、入賞メダルのみならず、投入メダル数が最大掛け数までに達した後に投入された投入メダルによっても増加する。
なお、入賞時(リプレイ入賞を除く)に付与される入賞メダルは、掛け数に加えられることなくクレジット数に加算される。
メダルセレクタ109は、投入メダルが流下可能に傾斜する投入通路を形成しており、この投入通路において、投入メダルの真偽の選別と、経路の切り換えと、メダルの通過検出を行うように構成される。
経路の切り換えは、例えば、制御部150により駆動制御される電磁開閉機構(図示せず)により行われ、電磁開閉機構をオンにすると、投入メダルが筐体101b内へ導かれ、電磁開閉機構をオフにすると、投入メダルが受入口110aからシュート110内に取り込まれるとともに、メダル返却口108から排出される。この電磁開閉機構は、リール121の回転中においてオフされ、リール121の回転中に投入される投入メダルを、メダル返却口108から排出させる。
メダルの通過検出は、例えば、透過型や反射型のフォトインタラプタなどの光学センサを用いて行われ、この検出信号は制御部150に入力される。
リール121a〜121cの外周面には、複数の図柄が描かれている。これらの図柄は、前扉101aの表示窓103を介して、遊技者に目視される。
リール位置検出部は、リール121a〜121cの回転が停止すると、このリール121a〜121cに記されたマーカにもとづいて、リール121a〜121cの回転停止位置を検出し、この検出により制御部150が停止図柄の組合せを判定する。
この図柄の組合せが予め設定された入賞に係る組合せのときには、制御部150は、入賞により付与する入賞メダル数を示すメダル入賞信号を台コンピュータ30に対して出力するとともに、この付与によりクレジット数がクレジット可能な規定数を超えるときには、台間装置10に対して、超過分の入賞メダル数を示すメダル超過信号をさらに出力する。
流入口111aは、前扉101aを閉じた状態で、メダルセレクタ109の流出口109aと重なり、流出口111bは、筐体101b側面に形成された開口部に通じることで、併設される台間装置10に投入メダルを移送可能に構成されている。
このような外部出力端子板130から出力される遊技信号には、図6に示すように、メダル投入信号S1(投入数情報)、メダル入賞信号S2(入賞数情報)、BB信号S3、RB信号S4、メダル超過信号S5(超過数情報)、メダル精算信号S6(精算数情報)がある。
RAM153は、遊技に係る各種のワークデータを記憶する。このワークデータには、クレジットされるメダル数を示すクレジット数153a、掛け数表示部102aに表示される掛け数も含まれる。
以下に、制御部150で実行される上記の各処理について説明する。
また、リール制御処理では、停止ボタン105a〜105cの押下操作を検出すると、この押下タイミングと内部抽選処理における当選内容にもとづいて、当選内容に対応する図柄の組合せで停止するように、回転するリール121a〜121cを停止制御する。
また、入賞判定処理では、停止した各リール121に表された図柄の組合せを識別し、入賞の当否を判定する。
設定する入賞メダル数は、ROM152に記憶された小役の種類ごとの入賞メダル数を参照しながら、今回入賞した小役に係る入賞メダル数を設定する。
また、入賞メダル数の加算により、クレジット数153aが規定数を超えるときには、超える分の入賞メダル数を示すメダル超過信号を生成する。
例えば、クレジット数153aが「47枚」であり、今回ゲームで新たに設定された入賞メダル数が「10枚」のときには、「3枚」をクレジット数153aに加算するとともに、「7枚」が超過分の入賞メダルとなることから、「7枚分」の入賞メダル数を示すメダル超過信号を生成する。
メダル投入信号S1は、ゲームに掛けられた投入メダル数をそのパルス数により示す信号であり、例えば、スタートレバー104が操作されたタイミングで生成され、台コンピュータ30に対して出力される。
メダル入賞信号S2は、入賞メダル数をそのパルス数により示す信号であり、RAM153に入賞メダル数が設定されたタイミングで生成され、台コンピュータ30に対して出力される。
なお、メダル入賞信号S2は、停止した図柄の組合せがリプレイ役に対応する入賞と判定した場合にも出力され、このときには、投入メダル数と同数のメダル数をそのパルス数により示す信号が出力される。
ここで、メダル超過信号S5を生成・出力するメダル超過信号出力処理について、図7を参照しながら、以下に説明する。
一方、入賞のときは(S1−Yes)、さらに、入賞メダル数がゼロか否かの判定を行う(S2)。入賞メダル数がゼロの入賞には、例えば、ボーナス入賞やリプレイ入賞があり、入賞メダル数がゼロでない入賞には、小役入賞がある。
そして、入賞メダル数がゼロのとき(S2−Yes)、すなわち、ボーナス入賞やリプレイ入賞のときには、処理を終了する。
規定数を超えるときには(S3−Yes)、1パルスのメダル超過信号を外部出力端子板130から出力するとともに(S4)、入賞メダル数に達した否かを判定し(S5)、入賞メダル数に達しないときには(S5−No)、入賞メダル数となるまで、メダル超過信号を1パルスずつ繰り返し出力する(S3,S4)。そして、入賞メダル数に達したときには(S5−Yes)、処理を終了する。これにより、規定数を超える分の入賞メダル数を示すメダル超過信号が台間装置10に対して出力されることになる。
このようなメダル超過信号出力処理により、例えば、クレジット数153aが「47枚」であり、入賞メダル数が「10枚」のときは、S3の処理に次いでS5の処理を実行するループを「3回」繰り返した後、S3の処理に次いでS4とS5の処理を実行するループを「7回」繰り返して処理が終了され、その結果、超過分の入賞メダル数「7枚」を示す、「7パルス」のメダル超過信号が出力されることになる。
台間装置10は、図2に示すように、スロットマシン100毎に設置され、当該スロットマシン100の外部出力端子板130から出力される、メダル超過信号S5とメダル精算信号S6とを入力して、これらの入力にもとづいてスロットマシン100で取得した超過分の入賞メダルと精算メダルとをそれぞれ累計しながら記憶・管理するとともに、記憶した入賞メダル数と精算メダル数の合計数(以下、取得メダル数という)を表示し、また、遊技者による入力操作にもとづいて取得メダル数までのメダルの払い出しを行い、さらには、遊技者による精算操作にもとづいて取得メダル数とコインIDとを持ち玉管理装置70に出力し、ICコイン82を発行するようになっている。
このような動作を実現するために、台間装置10は、以下のように構成されている。
さらに、制御部21には、CPU22、ROM23、RAM24が設けられ、CPU151が、ROM23に記録されたプログラム及びデータにもとづいてRAM24をワーク領域として用いながら、上記各部を制御することで、前述の動作が実現されるようになっている。
また、この記憶された金額の範囲内において、入力部14に配置された貸出ボタンを操作することで、メダル払出部18が制御部21により駆動制御され、貸メダルがノズル18aから払い出されるようになっている。貸メダルは、投入金額1000円を一単位として払い出され、このとき払い出される貸メダル数は、1枚当りの貸メダル料金を20円とすると、50枚となっている。
これを受信した会員管理装置50は、会員ID等の照合一致を条件として、当該会員IDに該当する貯メダル会員の貯メダル数を、台間装置10に返送する。これにより、送信された貯メダル数が貯メダル数表示部12に表示されるとともに、貯メダル引出ボタン12aを操作することで、貯メダルを引き出す(払い出す)ことができる。
また、挿入された会員カードは、精算ボタン17の操作にもとづいて、会員カード挿入口15から排出される。
本実施形態では、このコインIDがスロットマシン100で取得した超過分の入賞メダル数と精算メダル数とを合計した取得メダル数を特定可能な情報となっており、持ち玉管理装置70においてこのコインIDと取得メダル数とが関連付けられて記憶・管理されている。
このとき、取得メダル数を、ICコインリーダ/ライタ16により記録媒体であるICコイン82に直接書き込むこともできるが、本実施形態では、コインIDと取得メダル数を、通信部19を介して持ち玉管理装置70に送信し、これらを持ち玉管理装置70に記憶・管理させるようになっている。
すなわち、メダル払出部29は、これらのボタンが操作されると、RAM24に記憶された、金額、貯メダル数、取得メダル数の範囲内において所定数(50枚)単位でメダルを払い出すようになっている。
つまり、遊技者は1000円の投入により貸し出される貸メダルを消化可能なゲーム数をカウントして、この回数を目安に、スロットマシンの設定確率を推測するので、1000円の投入により払い出される貸メダル数と同数を一単位としてメダルを払い出すことで、同じ目安で、消化可能なゲーム数をカウントすることができるからである。
また、上記のホッパーは、移送通路111の流出口111bと連通し、メダル投入口106から投入された投入メダルを貯留する。
これにより、外部から台間装置10にメダルを補給する必要がなくなることから、遊技場の店員による補給作業の軽減が図られる。
また、台コンピュータ30との間では、台コンピュータ30からは、メダル投入信号S1と、メダル入賞信号S2とを入力し、台コンピュータ30には、貸し出された貸出メダル数をパルス数で示すメダル貸出信号S7と、引き出された貯メダル数をパルス数で示すメダル引出信号S8とを出力する。
そして、台コンピュータ30に出力された信号は、後述の異常信号も含み、島コンピュータ40を介してホールコンピュータ60に入力される。
持ち玉管理装置70との間では、メダル超過信号S5と、メダル精算信号S6と、メダル払戻信号S10と、前述のコインID等の信号を送受する。
メダル払戻信号S10(払戻数情報)とは、取得メダル払戻ボタン13aの操作により払い出される払戻メダル数をパルス数により示す信号である。
このとき、精算メダル数24gがないときには(メダル精算信号S6が入力されず、精算メダル数24gがゼロのとき)、超過メダル数24eを取得メダル数として取得メダル数表示部13に表示させる。
また、制御部21は、取得メダル払戻ボタン13aの操作を検出すると、メダル払出部18を駆動制御して、取得メダル数表示部13に表示されている取得メダル数までの払い出しをメダル50枚単位で行なわせる。
一方、会員カードが会員カード挿入口15に挿入されていないときには、コインIDとともに取得メダル数を持ち玉管理装置70に送信して、コインIDと取得メダル数とを紐付けして持ち玉管理装置70に記憶・管理させるとともに、ICコイン82をICコイン返却口16bから発行する。
具体的には、投入メダル24cと、超過メダル数24eと、精算メダル数24gとを加算した第一の合計メダル数を算出するとともに、貸出メダル数24aと、引出メダル数24bと、入賞メダル数24dと、払戻メダル数24fとを加算した第二の合計メダル数を算出し、投入メダル数24c又は精算メダル数24gを更新する度に、第一の合計メダル数と第二の合計メダル数とを比較し、第一の合計メダル数が第二の合計メダル数より大きいか又は同じときに、不正行為に係る所定の異常と判定する。
例えば、スロットマシン間の台移動を禁止している遊技場では、あるスロットマシンで取得した取得メダルを、他のスロットマシンで使用すると、この他のスロットマシンでは、貸出メダルがないにもかかわらず投入メダルが発生することにより、第一の合計メダル数が第二の合計メダル数より大きいか又は同じになることがある。
このような不正行為に係る異常の判定は、制御部21が実行する不正判定処理において行なわれる。ここで、不正判定処理について、図8を参照しながら、以下に説明する。
その後、スロットマシン100又は台コンピュータ30からの上記各信号の入力又は自らの払い出し動作による、各メダル数24a〜24gの値の変化を監視し(S13)、変化がないときには、待ち状態となり(S13−No)、変化があると(S13−Yes)、そのメダル数24a〜24gの値を更新する(S14)。
一方、投入メダル数24c又は精算メダル数24gが変化(更新)したときには、第一の合計メダル数が第二の合計メダル数より大きいか又は同じか(24c+24e+24g≧24a+24b+24d+24f)否かを判定し(S16)、大きい又は同じときには(S16−Yes)、異常とみなし、報知部20(LED)を点灯制御して外部に異常を報知する(S19)。
なお、第一の合計メダル数が第二の合計メダル数より大きいか又は同じか否かを判定するタイミングを、投入メダル数24c又は精算メダル数24gが変化(更新)したときとしたのは、クレジット機能を悪用した不正行為では、不正に取得したメダルを、スロットマシンの精算ボタン106aを操作して獲得するか、又は、遊技に投入するかのいずれかであるため、これらの行為が数値として直ちに現れる投入メダル数24c又は精算メダル数24gの変化を監視することで、不正行為を迅速に判定できるからである。
ICコイン、又は会員カードが排出され、かつ、排出から所定時間経過したときには(S17−Yes)、遊技の終了と判定して、各メダル数24a〜24gの値をクリア(初期化)するとともに(S18)、処理を終了する。
例えば、第一の合計メダル数が第二の合計メダル数に許容数(例えば、50)を加算した値を超えたときにはじめて異常と判定させることもできる。
この許容数は、判定誤差を吸収するためのもので、クレジット機能を悪用した不正行為では、一度に50枚のメダルが窃取されることから、許容数を50以上としておくことで判定精度を向上させることができる。
持ち玉管理装置70は、複数の台間装置10と接続され、各台間装置10からメダル超過信号と、メダル精算信号と、メダル払戻信号とを受信して、台間装置10毎の超過分の入賞メダル数、精算メダル数、払戻メダル数を累計しなから記憶・管理するとともに、入賞メダル数と精算メダル数とを合計して取得メダル数を算出する。さらに、取得メダル数から払戻メダル数を減算して取得メダル数を更新する。
また、各台間装置10からの要求に応じて、該当する台間装置10に現在の入賞メダル数、払戻メダル数、取得メダル数を送信する。
これにより、景品交換装置80において、付設されたICコインリーダ81を用いてICコイン82からコインIDを読み込むとともに、このコインIDを含む要求信号を持ち玉管理装置70に送信することで、持ち玉管理装置70からこのコインIDと紐付けされた取得メダル数を受信し、この受信した取得メダル数とほぼ等価な価値を有する景品との決済処理を行うことができる。
例えば、本実施形態では、スロットマシン100に遊技媒体を払い出す払出装置及び遊技媒体を貯留するホッパーを設けていないが、従来のスロットマシンと同様に払出装置とホッパーを設けることもできる。
また、スロットマシン100からメダル超過信号とメダル精算信号とを出力したが、メダル超過信号のみ出力し、クレジットメダルは、精算ボタン106aの操作により、スロットマシン100に備える払出装置から払い出すこともできる。
また、本実施形態では、メダル投入口106から投入された投入メダルを台間装置10に移送したが、スロットマシン100の設置されている遊技機島に排出することもできる。
すなわち、本実施形態では、規定数を超える分のメダルとして入賞メダルに限り、メダル超過信号を生成・出力したが、入賞メダルに加え、メダル投入口106から投入される投入メダルにより規定数を超えるときに、その超える分の投入メダル数を示すメダル超過信号を生成・出力するとともに、台間装置10及び持ち玉管理装置70に、これを取得メダルとして管理させることもできる。
また、記録媒体は、ICコインに限らず、ICカード、磁気カード、取得メダル数を直接印刷したレシート等の記録紙でもよい。
この場合、メダルの払い出しのみを台間装置10に行なわせ、その他の機能、例えば、取得メダルの管理、不正行為に係る異常の判定等を、台コンピュータ30、島コンピュータ40、ホールコンピュータ60、呼出ランプのいずれかに行なわせ、又はこれらの機能を各装置に分散させることもできる。
また、本実施形態では、台間装置10(遊技装置)から貯メダルを引き出し可能に構成したが、貯メダル引出装置を別体に設け、台間装置10(遊技装置)がこの別体の貯メダル引出装置から貯メダル引出信号を受信する構成とすることもできる。
具体的には、例えば、掛け数が3枚であり、クレジット数153aが50枚のときに、精算ボタン106aを操作すると、53枚のメダル数を示すパルス信号を一度に出力することもできる。
13 取得メダル数表示部(表示部)
16 ICコインリーダ/ライタ(発行部)
16b ICコイン返却口(発行部)
18 メダル払出部(払出部,貯留部)
19 通信部
21 制御部(演算処理部)
70 持ち玉管理装置(管理装置)
100 スロットマシン
102 クレジット数表示部
102a 掛け数表示部
106 メダル投入口(投入口)
109 メダルセレクタ(投入通路,選別部)
111 移送通路(移送部)
130 外部出力端子板(出力部)
150 制御部(入賞判定部,入賞数設定部,クレジット部)
S1 メダル投入信号(投入数情報)
S2 メダル入賞信号(入賞数情報)
S5 メダル超過信号(超過数情報)
S6 メダル精算信号(精算数情報)
S7 メダル貸出信号(貸出数情報)
S8 貯メダル引出信号(引出数情報)
S10 メダル払戻信号(払戻数情報)
S 遊技システム
Claims (8)
- 遊技媒体の投入される投入口と、
前記投入口から投入された遊技媒体を機内へ導く投入通路と、
投入された遊技媒体の真偽を所定の選別基準で選別して真遊技媒体のみを機内に導くとともに、偽遊技媒体を機外に排出する選別部と、
ゲーム毎に入賞の当否を判定する入賞判定部と、
入賞により付与する遊技媒体の数量を示す入賞数を設定する入賞数設定部と、
前記投入口から投入された真遊技媒体及び入賞により付与される遊技媒体を規定数まで記憶するクレジット部と、
前記クレジット部で記憶する遊技媒体の数量を示すクレジット数を表示するクレジット表示部と、
外部から入力される遊技媒体の数量を示す数量情報にもとづいて遊技媒体の数量を記憶・管理するとともに、記憶した数量を表示し、記憶した数量までの遊技媒体を払い出し可能、及び/又は、記憶した遊技媒体の数量を特定可能な情報を記録した所定の記録媒体を発行可能な所定の遊技装置に対して、前記数量情報を出力する出力部と、
前記各部を制御してゲーム管理を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記クレジット数を監視し、
前記入賞数の追加によって前記クレジット数が前記規定数を超えるときには、超過分の遊技媒体の数量を示す超過数情報を前記出力部から前記遊技装置に出力し、
前記入賞数の追加によって前記規定数を超える分の遊技媒体の数量を、前記超過数情報にもとづいて前記遊技装置に管理させる
ことを特徴とするスロットマシン。 - 前記真遊技媒体として機内に導かれた遊技媒体を、前記遊技装置に移送する移送部を備え、前記移送部を介して真遊技媒体を遊技装置に貯留させることを特徴とする請求項1記載のスロットマシン。
- 前記制御部は、
遊技媒体の精算に係る所定の入力操作の検出にもとづいて、前記クレジット数、及び/又は、1回のゲームに掛ける遊技媒体の数量となる掛け数を示す精算数情報を出力部から前記遊技装置に出力して、当機の精算時における遊技媒体の数量を、前記精算数情報にもとづいて前記遊技装置に管理させるとともに、
前記入力操作の検出タイミングで、前記クレジット数と前記掛け数の双方がある場合において、
最初の前記入力操作を検出したタイミングで、前記掛け数を示す精算数情報を出力し、
その後、前記投入口からの遊技媒体の投入又は前記掛け数を設定する所定のベット操作がされることなく、二回目の前記入力操作を検出したタイミングで、前記クレジット数を示す精算数情報を出力する
ことを特徴とする請求項1又は2記載のスロットマシン。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のスロットマシンの出力部から前記超過数情報を入力する通信部と、
前記入賞数の追加によって前記規定数を超える分の遊技媒体の数量を、前記超過数情報にもとづいて記憶・管理する演算処理部と、
記憶した遊技媒体の数量を表示する表示部と、
所定の入力操作にもとづいて記憶した数量までの遊技媒体の払い出しを行う払出部と、
記憶した遊技媒体の数量を特定可能な情報を記録した所定の記録媒体を発行する発行部と、を備える
ことを特徴とする遊技装置。 - 前記払出部は、
前記スロットマシンから移送される前記真遊技媒体を貯留する貯留部を備えることを特徴とする請求項4記載の遊技装置。 - 前記通信部は、
前記クレジット数、及び/又は、1回のゲームに掛ける遊技媒体の数量となる掛け数を示す精算数情報と、
前記スロットマシンに投入された遊技媒体の数量を示す投入数情報と、
前記入賞数を示す入賞数情報と、を前記出力部から入力し、
所定の遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体の数量を示す貸出数情報、及び/又は、遊技者が遊技場に予め預け入れた貯遊技媒体からの引き出し数を示す引出数情報を取得し、
前記演算処理部は、
前記投入数情報と、前記超過数情報と、前記精算数情報とから、これらの情報の示す遊技媒体の数量をそれぞれ加算した第一の合計数量を算出するとともに、
前記入賞数情報と、前記貸出数情報と、前記引出数情報と、前記入賞数の追加によって前記規定数を超える分の遊技媒体の数量及び前記精算数情報の示す遊技媒体の数量から前記払出部が払い出した遊技媒体の数量を示す払戻数情報とから、これらの情報の示す遊技媒体の数量をそれぞれ加算した第二の合計数量を算出し、
前記投入数情報又は前記精算数情報を受信する度に、第一の合計数量と第二の合計数量とを比較し、
第一の合計数量が第二の合計数量より大きいときに、不正行為に係る所定の異常を判定することを特徴とする請求項4又は5記載の遊技装置。 - 前記払出部は、
投入金額にもとづいて遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出装置が所定の投入金額を対価として貸し出す遊技媒体の数量と同数の遊技媒体を一単位として、一回の入力操作により払い出す請求項4〜6のいずれか一項に記載の遊技装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のスロットマシンと、
請求項4〜7のいずれか一項に記載の遊技装置と、
前記遊技装置から、前記超過数情報と、前記入賞数の追加によって前記規定数を超える分の遊技媒体の数量から前記払出部が払い出した遊技媒体の数量を示す払戻数情報とを受信し、
前記入賞数の追加によって前記規定数を超える分の遊技媒体の数量と、前記払出部が払い出した遊技媒体の数量とを、受信した前記各情報にもとづいて記憶・管理する管理装置と、を備える
ことを特徴とする遊技システム。
Priority Applications (1)
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