JP4492846B2 - 遊技用管理システム - Google Patents

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本発明は、遊技場外のカード管理会社等に設置される集中管理装置と、遊技場内に設置された遊技場内管理装置と、遊技場内に設置されて遊技媒体の貸与(貸し出し)を実施する遊技用装置とから成り、該遊技用装置における遊技媒体の貸与(貸し出し)において貸与される遊技媒体数を決定する基準となる単位遊技媒体貸与数を、消費税を考慮して集中管理装置から設定、管理することのできる遊技用管理システムに関する。
これら、消費税を考慮した1単位の遊技媒体の払出個数(単位遊技媒体貸与数)を、遊技場外、例えばカード管理会社等に設置された管理装置にて設定できるシステムとしては、カード管理会社等に設置された外部管理装置(カード会社コンピュータ)にて1単位の遊技媒体の払出個数(単位遊技媒体貸与数)を設定することで、該設定された1単位の遊技媒体の払出個数(単位遊技媒体貸与数)のデータが、インターネット並びに遊技場に設置された遊技媒体管理装置(Tボックス)を介して遊技媒体記録読取装置に送信されて記憶され、遊技者による貸与操作(貸出操作)が実施されると、該遊技媒体記録読取装置に記憶された1単位の遊技媒体の払出個数(単位遊技媒体貸与数)に基づいて、貸与(貸し出し)される遊技媒体数が決定されて貸与(貸し出し)されるものがある。(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−292101号公報(第4頁、第4図)
しかしながら、特許文献1のシステムにあっては、遊技場外部の外部管理装置(カード会社コンピュータ)にて1単位の遊技媒体の払出個数(単位遊技媒体貸与数)を設定を行った時、或いは、遊技場側から1単位の遊技媒体の払出個数(単位遊技媒体貸与数)の配信要求があったときに、1単位の遊技媒体の払出個数(単位遊技媒体貸与数)のデータを遊技場に設置された遊技媒体管理装置(Tボックス)に送信することで、該1単位の遊技媒体の払出個数(単位遊技媒体貸与数)のデータが遊技媒体記録読取装置に送信されて記憶されるようになるため、これら1単位の遊技媒体の払出個数(単位遊技媒体貸与数)のデータ送信後において、何らかの不具合、例えば、遊技媒体記録読取装置の故障や、データの消失、或いは当該データの不正な書き換えにより、1単位の遊技媒体の払出個数(単位遊技媒体貸与数)のデータが変化すると、当該変化した1単位の遊技媒体の払出個数(単位遊技媒体貸与数)に基づいた遊技媒体の貸与(貸し出し)が継続して実施され、遊技客または遊技場に不利益が生じるという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、前記単位遊技媒体貸与数のデータ送信後において、何らかの不具合により単位遊技媒体貸与数が変化したことを発見して迅速に対応することで、遊技客または遊技場に不利益が発生することを極力防止することのできる遊技用管理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の遊技用管理システムは、
遊技機に対応して設けられ、遊技媒体の貸与に使用される遊技用価値の大きさを特定可能な遊技用価値情報が記録された遊技用記録媒体の該遊技用価値情報から特定された遊技用価値の大きさの1単位に対して貸与される遊技媒体数である単位遊技媒体貸与数を記憶する単位遊技媒体貸与数記憶手段と、該遊技用価値情報から特定される遊技用価値の大きさの範囲内の所定の大きさの遊技用価値に相当する数の遊技媒体を、前記単位遊技媒体貸与数記憶手段に記憶された1単位に対応する数の遊技媒体を貸与するための処理を繰り返すことにより貸与する遊技媒体貸与処理手段と、該遊技媒体貸与処理手段にて遊技媒体の貸与に使用された使用遊技用価値の大きさを特定可能な使用遊技用価値情報を送信する使用遊技用価値情報送信手段と、を備える遊技用装置と、
遊技場外に設けられた前記遊技用記録媒体に関する情報を管理する管理機関に設置され、前記単位遊技媒体貸与数を入力する単位遊技媒体貸与数入力手段と、該単位遊技媒体貸与数入力手段にて入力された単位遊技媒体貸与数を特定可能な単位遊技媒体貸与数情報を前記遊技用装置に送信するための単位遊技媒体貸与数情報送信手段と、を備える集中管理装置と、
遊技場内に設置されるとともに、前記遊技媒体貸与処理手段によって実際に遊技者に貸与された遊技媒体数を特定可能な貸与遊技媒体数情報を収集するための貸与遊技媒体数情報収集手段と、該貸与遊技媒体数情報収集手段にて収集した実際に遊技者に貸与された遊技媒体数を集計するとともに、前記使用遊技用価値情報送信手段から送信される使用遊技用価値情報から特定される使用遊技用価値の大きさを集計する集計手段と、該集計手段にて集計した集計結果を前記集中管理装置に送信する集計結果送信手段と、備える遊技場内管理装置と、を有し、
前記単位遊技媒体貸与数記憶手段は、前記単位遊技媒体貸与数情報送信手段から送信された単位遊技媒体貸与数情報から特定される単位遊技媒体貸与数を記憶し、
前記集中管理装置は、前記集計結果送信手段から送信される集計結果に含まれる使用遊技用価値の集計結果と前記単位遊技媒体貸与数入力手段から入力された単位遊技媒体貸与数とから、当該集計結果としての使用遊技用価値の大きさに対して貸与されるべき遊技媒体数である基準貸与遊技媒体数を算出する算出手段と、該算出手段にて算出された基準貸与遊技媒体数と前記集計結果に含まれる実際に遊技者に貸与された遊技媒体数の集計結果との差が所定範囲内であるか否かを判定する判定手段と、該判定手段による判定結果を出力する出力手段と、前記判定手段による判定結果が所定範囲内でないとの判定結果であることを条件に、前記単位遊技媒体貸与数入力手段から入力された単位遊技媒体貸与数を特定可能な単位遊技媒体貸与数情報を、前記遊技用装置に再送信するための単位遊技媒体貸与数情報再送信手段と、を備え、
前記遊技用装置は、該単位遊技媒体貸与数情報再送信手段から再送信される単位遊技媒体貸与数情報から特定される単位遊技媒体貸与数を前記単位遊技媒体貸与数記憶手段に記憶する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、算出手段にて算出された基準貸与遊技媒体数と前記集計結果に含まれる実際に遊技者に貸与された遊技媒体数の集計結果との差が所定範囲内であるか否かを判定手段が判定することで、遊技用装置の単位遊技媒体貸与数記憶手段に記憶されている単位遊技媒体貸与数のデータが、集中管理装置から送信された単位遊技媒体貸与数のデータから変化しているか否かを発見でき、当該単位遊技媒体貸与数の変化に迅速に対応することで、遊技客または遊技場に不利益が発生することを極力防止することができる。また、算出手段にて算出された基準貸与遊技媒体数と前記集計結果に含まれる実際に遊技者に貸与された遊技媒体数の集計結果との差、或いは前記基準遊技用価値の大きさと前記集計結果に含まれる前記使用遊技用価値の集計結果との差が所定範囲内でないと前記判定手段により判定されたことに基づいて、単位遊技媒体貸与数情報が再送信されて、当該単位遊技媒体貸与数情報から特定される単位遊技媒体貸与数が単位遊技媒体貸与数記憶手段に記憶されて再設定されるようになるため、本来の単位遊技媒体貸与数のデータから変化している単位遊技媒体貸与数のデータの修復を、簡便かつ確実に実施することができる。
上記課題を解決するために、本発明の請求項2に記載の遊技用管理システムは、
遊技機に対応して設けられ、遊技媒体の貸与に使用される遊技用価値の大きさを特定可能な遊技用価値情報が記録された遊技用記録媒体の該遊技用価値情報から特定された遊技用価値の大きさの1単位に対して貸与される遊技媒体数である単位遊技媒体貸与数を記憶する単位遊技媒体貸与数記憶手段と、該遊技用価値情報から特定される遊技用価値の大きさの範囲内の所定の大きさの遊技用価値に相当する数の遊技媒体を、前記単位遊技媒体貸与数記憶手段に記憶された1単位に対応する数の遊技媒体を貸与するための処理を繰り返すことにより貸与する遊技媒体貸与処理手段と、該遊技媒体貸与処理手段にて遊技媒体の貸与に使用された使用遊技用価値の大きさを特定可能な使用遊技用価値情報を送信する使用遊技用価値情報送信手段と、を備える遊技用装置と、
遊技場外に設けられた前記遊技用記録媒体に関する情報を管理する管理機関に設置され、前記単位遊技媒体貸与数を入力する単位遊技媒体貸与数入力手段と、該単位遊技媒体貸与数入力手段にて入力された単位遊技媒体貸与数を特定可能な単位遊技媒体貸与数情報を前記遊技用装置に送信するための単位遊技媒体貸与数情報送信手段と、を備える集中管理装置と、
遊技場内に設置されるとともに、前記遊技媒体貸与処理手段によって実際に遊技者に貸与された遊技媒体数を特定可能な貸与遊技媒体数情報を収集するための貸与遊技媒体数情報収集手段と、該貸与遊技媒体数情報収集手段にて収集した実際に遊技者に貸与された遊技媒体数を集計するとともに、前記使用遊技用価値情報送信手段から送信される使用遊技用価値情報から特定される使用遊技用価値の大きさを集計する集計手段と、該集計手段にて集計した集計結果を前記集中管理装置に送信する集計結果送信手段と、備える遊技場内管理装置と、を有し、
前記単位遊技媒体貸与数記憶手段は、前記単位遊技媒体貸与数情報送信手段から送信された単位遊技媒体貸与数情報から特定される単位遊技媒体貸与数を記憶し、
前記集中管理装置は、前記集計結果送信手段から送信される集計結果に含まれる実際に遊技者に貸与された遊技媒体数の集計結果と前記単位遊技媒体貸与数入力手段から入力された単位遊技媒体貸与数とから、当該集計結果としての遊技媒体数に対して使用されるべき遊技用価値の大きさである基準遊技用価値の大きさを算出する算出手段と、該算出手段にて算出された基準遊技用価値の大きさと前記集計結果に含まれる前記使用遊技用価値の集計結果との差が所定範囲内であるか否かを判定する判定手段と、該判定手段による判定結果を出力する出力手段と、前記判定手段による判定結果が所定範囲内でないとの判定結果であることを条件に、前記単位遊技媒体貸与数入力手段から入力された単位遊技媒体貸与数を特定可能な単位遊技媒体貸与数情報を、前記遊技用装置に再送信するための単位遊技媒体貸与数情報再送信手段と、を備え、
前記遊技用装置は、該単位遊技媒体貸与数情報再送信手段から再送信される単位遊技媒体貸与数情報から特定される単位遊技媒体貸与数を前記単位遊技媒体貸与数記憶手段に記憶する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、算出手段にて算出された基準遊技用価値の大きさと前記集計結果に含まれる前記使用遊技用価値の集計結果との差が所定範囲内であるか否かを判定手段が判定することで、遊技用装置の単位遊技媒体貸与数記憶手段に記憶されている単位遊技媒体貸与数のデータが、集中管理装置から送信された単位遊技媒体貸与数のデータから変化しているか否かを発見でき、当該単位遊技媒体貸与数の変化に迅速に対応することで、遊技客または遊技場に不利益が発生することを極力防止することができる。また、算出手段にて算出された基準貸与遊技媒体数と前記集計結果に含まれる実際に遊技者に貸与された遊技媒体数の集計結果との差、或いは前記基準遊技用価値の大きさと前記集計結果に含まれる前記使用遊技用価値の集計結果との差が所定範囲内でないと前記判定手段により判定されたことに基づいて、単位遊技媒体貸与数情報が再送信されて、当該単位遊技媒体貸与数情報から特定される単位遊技媒体貸与数が単位遊技媒体貸与数記憶手段に記憶されて再設定されるようになるため、本来の単位遊技媒体貸与数のデータから変化している単位遊技媒体貸与数のデータの修復を、簡便かつ確実に実施することができる。
本発明の請求項3に記載の遊技用管理システムは、請求項1または2に記載の遊技用管理システムであって、
前記使用遊技用価値情報送信手段は、当該遊技用装置を個々に識別可能な遊技用装置識別情報を含む使用遊技用価値情報を送信し、
前記貸与遊技媒体数情報収集手段は、前記貸与遊技媒体数情報を各遊技用装置毎に収集し、
前記集計手段は、各遊技用装置毎に実際に遊技者に貸与された遊技媒体数と使用遊技用価値の大きさとを集計し、
前記算出手段は、各遊技用装置毎に前記基準貸与遊技媒体数或いは基準遊技用価値の大きさを算出し、
前記判定手段は、各遊技用装置毎に前記判定を実施し、
前記出力手段は、該判定手段による判定において、所定範囲内でないと判定された遊技用装置を特定可能に前記判定結果を出力することを特徴としている。
この特徴によれば、各遊技用装置毎に前記判定が実施され、該判定結果が所定範囲内でないとの判定結果であった遊技用装置を特定可能に前記判定結果が出力されることで、単位遊技媒体貸与数記憶手段に記憶されている単位遊技媒体貸与数のデータが変化している遊技用装置を簡便に特定できるようになり、より迅速に対応できる。
本発明の請求項4に記載の遊技用管理システムは、請求項1〜3のいずれかに記載の遊技用管理システムであって、
前記出力手段は、前記算出手段にて算出された基準貸与遊技媒体数と前記集計結果に含まれる実際に遊技者に貸与された遊技媒体数の集計結果との差、或いは前記算出手段にて算出された基準遊技用価値の大きさと前記集計結果に含まれる前記使用遊技用価値の大きさの集計結果との差をさらに出力することを特徴ことを特徴としている。
この特徴によれば、基準貸与遊技媒体数と前記集計結果に含まれる実際に遊技者に貸与された遊技媒体数の集計結果との差、或いは前記基準遊技用価値の大きさと前記集計結果に含まれる前記使用遊技用価値の集計結果との差がどれくらいであるのかを簡便に把握できる。
本発明の請求項に記載の遊技用管理システムは、請求項1〜4のいずれかに記載の遊技用管理システムであって、
前記判定手段は、前記単位遊技媒体貸与数情報の再送信の後、予め定められた時期に再度判定を実施することを特徴としている。
この特徴によれば、単位遊技媒体貸与数情報の再送信により不具合が解消されているか否かを確認でき、再設定しても不具合が解消されない場合には、再設定以外の別の対策を取ることができる。
本発明の実施例を以下に説明する。
本実施例1は請求項1に対応するものであり、図1は本実施例1の遊技用管理システムの構成を示す図であり、この遊技用管理システムは、遊技場において複数配置された遊技島に並設される遊技機としてのカードリーダ式パチンコ機(以下パチンコ機)2に対して1対1に設置される本発明の遊技用装置としてのカードユニット3と、当該遊技場内に設置され、カードユニット3において使用される遊技用記録媒体である会員カードやビジターカードの管理等を行うシステムコントローラ100と、遊技場外のカード管理会社に設置され、各遊技場において使用される会員カードやビジターカードに関する情報を管理する本発明の集中管理装置としての管理サーバ140とから主に構成されている。尚、図1に示す120は、当該遊技場において会員登録した会員である各会員遊技者に関する情報を管理するための会員管理コンピュータである。
各カードユニット3は、システムコントローラ100並びに会員管理コンピュータ120とハブ(HUB)8’(図3参照)並びに通信ケーブル8を介して双方向のデータ通信可能に接続されていて、各接続機器にはそれぞれローカルIPアドレスが付与されてローカルエリアネットワーク(LAN)が形成されており、該ローカルエリアネットワーク(LAN)に接続されている各機器には、ローカルIPアドレスが付与されているとともに、当該機器を個々に識別可能な装置IDが付与されており、各機器が装置IDとローカルIPアドレスとが対応付けられたIPアドレステーブルを当該LANに接続された各装置が有することで、装置IDからローカルIPアドレスを特定して、当該装置IDの装置との送受信を実施できるようになっており、システムコントローラ100と会員管理コンピュータ120との間においても、当該ローカルエリアネットワーク(LAN)を介して相互にデータ通信可能とされている。
また、システムコントローラ100は通信回線11を介してカード管理会社に設置された管理サーバ140と相互にデータ通信可能に接続されており、システムコントローラ100にて収集、管理されている当該遊技場の各カードユニット3にて使用された遊技用価値であるプリペイド度数(以下度数と略記)や入金等の情報、並びに実際に遊技者に貸し出されたパチンコ玉数の集計情報等の情報が、売上等の営業情報とともに管理サーバ140に送信されるとともに、管理サーバ140からの運用情報や、遊技用価値の大きさの1単位である1度数に対して貸与されるパチンコ玉数である単位玉貸数を特定可能な単位玉貸数情報がシステムコントローラ100に送信されるようになっている。
初めに、本実施例にて用いた遊技用記録媒体について説明すると、本実施例では予め会員登録をした会員遊技者に対して発行される会員カードと、カードユニット3に装着されているプリペイドカードであるビジターカードと、の2種類のICカードを遊技用記録媒体として使用している。
まず、本発明の会員カードについて説明すると、この会員カードには、カードユニット3内に設けられている後述のカードリーダライタ327と非接触にてデータ通信を行うことが可能な非接触式ICカードが適用されており、その内部メモリには、各会員カードを個別に識別可能なカードIDや、各会員を個々に識別可能な会員ID、カードユニット3とシステムコントローラ100との通信がオフライン状態の場合に使用されるセキュリティー情報等が書き換え不可に記録されているとともに、パチンコ玉の貸出しに使用される度数等の情報が書き換え可能に記憶されている。
また、本実施例に用いたカードユニット3に装着されるビジターカードも、各辺の長さが前記会員カードの各辺の長さより若干短い略長方形の非接触ICカードとされており、該ビジターカードに搭載されている集積回路の内部メモリには、各ビジターカードを個別に識別可能なシリアル番号やカードID並びに当該ビジターカードが使用される使用店等が書き換え不可に記録されているとともに、会員カードの未挿入時にカードユニット3に投入される金額に該当する大きさの遊技用価値情報である度数や、装着されているカードユニット3の装置ID、並びに書き換え回数情報等の情報等が書き換え可能に記憶されている。
次いで、本発明における遊技用装置としてのカードユニット3について説明すると、カードユニット3は、対応するパチンコ機2と直接、及び中継端末4を介して接続されており、カードユニット3と対応するパチンコ機2との間で各種信号の送受が可能とされているとともに、対応するパチンコ機2等から出力される各種遊技情報を示す信号や、当該パチンコ機から貸出したパチンコ玉数を示す貸出玉数信号や、パチンコ機2に供給されるパチンコ玉数を計数するための供給玉計数器6から出力される供給玉信号や、パチンコ機2から排出されるパチンコ玉数を計数するためのアウト玉計数器7から出力されるアウト玉信号が、中継端末4を介して対応するカードユニット3に入力され、これらカードユニット3に入力される各種信号の情報が、後述する入力信号情報としてシステムコントローラ100に送信されるようになっている。
この本実施例のカードユニット3の前面には、図2に示すように、各種表示部と紙幣挿入口302、硬貨投入口303、硬貨返却ボタン304、突出部305、硬貨返却口308、会員カード挿入口309、ビジターカード装着口310が設けられている。
カードユニット3の前面に設けられた会員カード挿入口309とビジターカード装着口310とは、遊技者から見て左右方向に並設配置されている。会員カード挿入口309は、内蔵されるカードリーダライタ327(図3参照)の会員カードスロット(図示略)に連設されており、この会員カード挿入口309を介して会員カードを会員カードスロットに挿入可能とされている。また、ビジターカード装着口310は、カードリーダライタ327のビジターカード収容室(図示略)に連設されており、このビジターカード装着口310を介してビジターカードをビジターカード収容室に装着可能とされている。
カードユニット3の前面には、前方に突出する態様にて突出部305が設けられている。該突出部305において、遊技者側に向けられた面には、表示部312と、メインメニュー画面を表示させるためのメニュースイッチ316と、データ画面(図示略)を表示させるためのデータスイッチ318と、遊技者が後述する貯蓄玉数を用いた再プレイ遊技を実施するための再プレイスイッチ319と、再プレイスイッチ319の操作が有効であることを報知するための再プレイ表示部320とが設けられており、該表示部312の表面には、表示部312に表示された表示項目を指触により入力可能とするためのタッチパネル314が設けられている。
図3は、本実施例のカードユニット3の構成を示すブロック図である。カードユニット3は、カードリーダライタ327と、表示制御基板329と、遊技媒体貸与処理手段、使用遊技用価値情報送信手段を構成する制御ユニット328と、から主に構成されており、カードリーダライタ327及び表示制御基板329は、制御ユニット328と接続され、各種データの送受が可能とされている。
カードリーダライタ327は、会員カードやビジターカードに記録されている会員カードIDやカードID、会員ID、並びに度数等の記録情報の読み取り並びに書き込みを行うとともに、HUB8’を介してシステムコントローラ100とデータ通信可能に接続されており、挿入された会員カードに記録された会員カードIDによる認証や度数の確認等をシステムコントローラ100との間で行う。
表示制御基板329には、前述した液晶表示器313、タッチパネル314、各種スイッチ類(メニュースイッチ316a、データスイッチ318a、再プレイスイッチ319a)や前述した再プレイ表示部320内に設けられた再プレイLED320a等の電子部品が接続されている。
表示制御基板329に接続されている電子部品のうちタッチパネル314、各種スイッチ類(メニュースイッチ316a、データスイッチ318a、再プレイスイッチ319a)は、表示制御基板329を介して制御ユニット328に接続されており、タッチパネル314による位置検出情報や各スイッチの検出信号が制御ユニット328に入力される。また、再プレイLED320aも、表示制御基板329を介して制御ユニット328に接続されており、その点灯制御が制御ユニット328により行われる。
また、表示制御基板329は、液晶表示器313の表示駆動を行う表示駆動回路や、前記タッチパネル314からの出力信号に基づいて押圧操作された位置を特定して該特定した入力位置情報を出力する入力位置検出回路や、表示駆動回路の表示処理や画像合成処理に使用されるVRAMや、各種スイッチが接続されてスイッチからの信号が入力されるI/Oポートを含み、制御ユニット328から出力された各種画面等の表示データを液晶表示器313に表示する制御を行う。
制御ユニット328には、表示制御基板329を介して接続されたスイッチや表示器等の電子部品に加えて、紙幣識別ユニット321、硬貨識別ユニット322が接続されている。
紙幣識別ユニット321は、紙幣挿入口302に投入された紙幣を取り込んでその真贋や紙幣種別の識別を行う。また、硬貨識別ユニット322は、硬貨投入口303より投入された硬貨の真贋並びに硬貨種別の識別を行う。
また、制御ユニット328には、特に図示しないが、接続されたパチンコ機2に設けられ、パチンコ玉の貸出に使用できる度数(遊技用価値)を表示する度数表示器や、パチンコ玉の貸出を行う際に操作される貸出ボタンの操作を検知する貸出スイッチ、受付け中の会員カードを返却させる際に操作される返却ボタンの操作を検知する返却スイッチが接続されている。
制御ユニット328は、各種スイッチの検出信号やタッチパネル314の位置検出情報、紙幣識別ユニット321や硬貨識別ユニット322による識別信号等を受けて、制御ユニット328に接続されているLED、カードリーダライタ327、表示コントローラ329の制御等、全体の動作制御、並びに遊技媒体貸与処理としての後述する玉貸処理や、払戻処理等の各種処理を実行する。
また、制御ユニット328は、対応するパチンコ機2の図示しない賞球数制御基板と接続されており、該賞球数制御基板との間において玉貸処理に伴う各種信号の送受が実施可能とされているとともに、通信部334並びにHUB8’を介して会員管理コンピュータ120とデータ通信可能に接続されており、各種データの送受が可能とされている。
また、制御ユニット328は、システムコントローラ100から送信される単位玉貸数情報の受信に基づいて、該単位玉貸数情報から特定される単位玉貸数のデータを制御ユニット328に設けられている単位遊技媒体貸与数記憶手段としてのRAM328b(図3参照)に記憶する単位玉貸数記憶(更新)処理を実施する。
また、制御ユニット328は、当該カードユニット3の装置IDとともに、対応するパチンコ機2から実際に貸出したパチンコ玉数が10玉に達する毎に中継端末4を介して入力される貸出玉数信号や、供給玉数信号並びにアウト玉数信号や、遊技情報の各種信号の入力状況(貸出玉数信号や供給玉数信号並びにアウト玉数信号は入力信号数の値)を特定可能な情報とを含む入力信号情報をシステムコントローラ100に送信する入力信号情報送信処理を実施する。
また、制御ユニット328は、会員カード挿入口309に挿入された会員カードに対してシステムコントローラ100と連携して利用の可/不可を判別する受付処理を行う。
また、制御ユニット328は、該受付処理において受付けられた会員カードより読み出された度数が残存する場合であって、パチンコ機2に備えられる貸出ボタンの操作が検出された場合に、カードリーダライタ327にて受付けた会員カードから読み出した遊技用価値情報である度数の大きさの範囲内であり、その時点において貸出単位に設定されている度数に相当する数のパチンコ玉を、前記RAM328bに記憶されている1単位となる1度数に対応するパチンコ玉数である単位玉貸数のパチンコ玉を貸与するための処理を、貸出単位に設定されている度数分だけ繰り返すことにより貸与する遊技媒体貸与処理となる貸出処理を行う。
また、該貸出処理に供された度数と装置IDとを含む会員貸出完了情報を、前記使用遊技用価値情報としてシステムコントローラ100に送信する使用遊技用価値情報送信処理を実施する。
また、制御ユニット328は、会員カードが受付中でかつ残存する度数が0度の場合であって、紙幣(1000円紙幣、2000円紙幣、5000円紙幣、10000円紙幣)または硬貨(100円硬貨、500円硬貨)が挿入または投入されて識別された場合に、この識別された金額に相当する度数を、受付けられている会員カードより読み出された度数に加算する追加入金処理を行う。
また、制御ユニット328は、会員カードが受付けられていない場合に低額紙幣(1000円紙幣)または硬貨(100円硬貨、500円硬貨)が挿入または投入されて識別された場合に、この識別された金額に相当する度数をビジターカード装着口310に装着されているビジターカードに記録した後、この記録した度数に相当する数のパチンコ玉数を、前記RAM328bに記憶されている1度数に対応するパチンコ玉数である単位玉貸数のパチンコ玉を貸与するための処理を、前記記録した度数分だけ繰り返すことにより貸与する遊技媒体貸与処理となる発行貸出処理を行う。
また、制御ユニット328は、該発行貸出処理に供された度数と装置IDとを含む発行貸出完了情報を、前記使用遊技用価値情報としてシステムコントローラ100に送信する使用遊技用価値情報送信処理を実施する。
また、制御ユニット328は、会員遊技者が以前の遊技にて貯蓄した貯蓄玉数を、会員管理コンピュータ120から入手し、この入手した貯蓄玉数を使用して、対応するパチンコ機2に対して払戻要求を出力し、所定数のパチンコ玉の払い戻しを実施させる払戻処理を行う。
また、制御ユニット328は、カードユニット3と1対1に並設されたパチンコ機2が備える返却ボタンが遊技者により操作された場合に、受付け中の会員カードの返却を実施する返却処理を行う。
ここで、本発明におけるプリペイド管理装置であるシステムコントローラ100の構成について図4に基づいて説明すると、該システムコントローラ100は、コンピュータ内部にてデータの送受を行うデータバス101に、後述する記憶装置105に記憶されている処理プログラムに基づいて、後述する会員カードマスターテーブル等の各種データベースの更新処理や、該会員カードマスターテーブルに登録データに基づいてカードユニット3にて受付けた会員カードの使用可否の判定処理等を行うCPU102、ワークメモリ等として使用されるRAM103、時刻情報やカレンダ情報を出力するRTC104、磁気ディスクや光磁気ディスクから成る記憶装置105、ファンクションメニュー等が独自に割り当てられた専用化されたキーボードである入力装置106、各種情報を表示出力する表示装置107、各種情報をプリント出力するプリンタ108、前記会員管理コンピュータ120や前記カードユニット3(カードリーダライタ327)とのデータ通信を行う通信部109、前記カード会社に設けられた管理サーバ140と電話回線11を通じてデータ通信を可能とするためのデジタルサービスユニット(DSU)111が接続された通常のコンピュータである。
また、前記記憶装置105には、該システムコントローラ100の処理を実施するための処理プログラムに加えて、図5(a)に示すカードマスターテーブルや図5(b)に示すカードユニット別データテーブルを含むカード管理データベース(DB)が記憶されている。
本実施例に用いた会員カードマスターテーブルには、図5(a)に示すように、会員カードの会員IDに対応付けて、会員カードIDと、前記カードユニット3における後述の追加入金処理が実施される毎に付与される入金(プリペイド)IDと、入金(プリペイド)IDに該当する入金処理が実施されたカードユニット3の装置IDと、該入金処理に供された入金額に相当する入金度数と、該入金度数のうち未だ貸出処理に使用されていない残存度数と、そのカードが前記カード会社の管理サーバ140から配信される運用情報に含まれるブラックリスト或いはあみかけリストに基づき、その会員カードが使用不可であるかを示す使用不可情報と、が対応付けて記憶されており、これら会員カードマスターテーブルに登録されている残存度数と各会員カードに記録されている残存度数とが一致するように管理されるとともに、これら残存度数を照合することで各会員カードの使用可否の判定が実施される。
本実施例に用いたカードユニット別データテーブルには、図5(b)に示すように、前記カードユニット3の装置IDに対応付けて、当該カードユニット3が設置されている遊技島の島番号と、その通信状況(通信中かオフラインか)と、対応するパチンコ機2の機種名である対応機種と、装着されているビジターカードのシリアル番号とビジターカードIDと、カードユニット3の貸出処理並びに発行貸出処理に使用された度数の集計値である総使用度数と、該総使用度数のうちビジターカードから使用されたV(ビジター)カード使用度数と、会員カードから使用された度数である会員カード使用度数と、当該カードユニット3にて入金された入金総額が相当する度数である会員カード入金度数、並びに各カードユニット3から送信される前記入力信号情報に基づく実貸出玉数とが登録されており、これらカードユニット別データテーブルにおける各種データは、前記カードユニット3から貸出処理や発行貸出処理の都度毎に送信される会員貸出完了情報(図6参照)や発行貸出完了情報等の各種情報や、前記入力信号情報に基づき更新されるようになっている。
また、本実施例のシステムコントローラ100のCPU102は、前記管理サーバ140から単位玉貸数情報の送信があった場合に、当該単位玉貸数情報を各カードユニット3に送信する単位玉貸数情報の中継処理を実施する。
また、本実施例のシステムコントローラ100のCPU102は、前記入力信号情報送信処理においてカードユニット3の制御ユニット328から送信される装置IDを含む入力信号情報を受信することで、カードユニット3における貸出処理並びに発行貸出処理によって実際に遊技者に貸与されたパチンコ玉数の情報を、カードユニット3毎に収集する収集処理を実施する。
また、本実施例のシステムコントローラ100のCPU102は、該入力信号情報を受信に基づいて、前記カードユニット別データテーブルにおいて当該入力信号情報に含まれる装置IDに対応付けられた実貸出玉数を更新することで、カードユニット3における貸出処理並びに発行貸出処理によって実際に遊技者に貸与されたパチンコ玉数を各カードユニット3毎に集計する集計処理を実施する。
また、本実施例のシステムコントローラ100のCPU102は、前記カードユニット3から貸出処理や発行貸出処理の都度毎に送信される使用遊技用価値情報としての会員貸出完了情報(図6参照)や発行貸出完了情報(図示略)の受信に基づいて、当該会員貸出完了情報や発行貸出完了情報に含まれる装置IDからカードユニット3を特定し、前記カードユニット別データテーブルにおいて当該装置IDに対応付けられた総使用度数と、Vカード使用度数或いは会員カード使用度数に、該会員貸出完了情報や発行貸出完了情報から特定される使用遊技用価値である度数の大きさを加算更新することで、各カードユニット3毎の使用遊技用価値の大きさである総使用度数を集計する集計処理を実施する。
また、本実施例のシステムコントローラ100のCPU102は、営業終了後の所定時間において、前記カードユニット別データテーブルにおいて集計した総使用度数と実貸出玉数とを集計結果として管理サーバ140に送信する集計結果送信処理を実施する。
ここで、本実施例におけるカードユニット3とシステムコントローラ100並びに会員管理コンピュータ120の間において、会員カードの受付けに伴って実施される各種のデータの授受の状況について、図6に基づいて、簡潔に説明すると、カードユニット3のカード挿入口309へ会員カードが挿入された場合には、カードリーダライタ327が、該挿入された会員カードから会員ID、会員カードID、度数、入金(プリペイド)IDとを読み出して一時記憶するとともに、会員カードID、度数、装置ID、入金(プリペイド)IDとを含む使用許諾要求を前記システムコントローラ100へ送信する。
システムコントローラ100は、使用許諾要求の受信に基づき、受信した会員カードIDと該会員カードID並びに入金IDとに対応して登録管理されている残存度数の照合や使用不可フラグの登録の有無に基づく認証を実施し、認証がOKであれば使用許諾をカードユニット3(カードリーダライタ327)に返信する使用可否の判定処理を実施する。
前記カードユニット3(カードリーダライタ327)が使用許諾を受信した場合には、挿入された会員カードを使用可能とし、前記読み出した会員IDと度数とを制御ユニット328に出力することで、制御ユニット328は、会員管理コンピュータ120に対して受付けた会員カードから読み出した会員IDと装置IDとを含む会員カード受付け通知を通信部334より送信する。
該会員カード受付け通知の送信を受けて会員管理コンピュータ120は、送信されてきた会員IDが会員情報テーブルに存在するか否かを判定し、存在する場合においては、当該会員IDに対応するポイントに100ポイントを加算更新した後、会員カード取込応答(図示略)を返信する。
前記会員カード取込応答の受信に基づいて制御ユニット328は、カードリーダライタ327から出力されて記憶している度数を表示部312並びにパチンコ機2に設けられた度数表示部(図示略)に表示し、該度数表示部の近傍に設けられた貸出ボタンスイッチ(図示略)の押圧操作待ちとなる。尚、会員カード排出応答を受信した場合には、制御ユニット328は、前記にて受付けた会員カードを会員カード挿入口309から排出、返却する。
この操作待ち段階において、遊技者が前記貸出ボタンスイッチを押圧操作した場合においては、残度数が「0」か否かの判定を実施した後、前記制御ユニット328は、前記パチンコ機2より出力される貸出可能を示す信号の有無を判定し、貸出可能の信号出力がある場合において、前記1度数に対応する単位玉貸数のパチンコ玉の払出を指示するための信号を、貸出単位として設定されている度数の大きさとなるまで繰返し出力する前記貸出処理を実施する。具体的には、制御ユニット328は、1度数に対応する単位玉貸数が例えば23玉である場合には、該23玉に相当する23パルスをパチンコ機2に出力し、該1度数に相当する23パルスの出力を、貸出単位、例えば5度数であれば5回繰返し実施することで、合計23パルス×5=115パルスをパチンコ機2に出力する。
これら払出を指示するための信号の出力回数が貸出単位として設定されている度数の大きさに対応する回数に達した場合には、制御ユニット328が貸出単位として設定されている度数(使用度数)をカードリーダライタ327に出力することで、該カードリーダライタ327に一時記憶されている残度数から該使用度数分が減算更新されるとともに、会員カードIDと入金(プリペイド)IDと装置IDと使用度数とを含む会員貸出完了情報がシステムコントローラ100に対して送信され、システムコントローラ100にて管理されている当該会員カードの残存度数が減算更新されるとともに、当該装置IDに対応してカードユニット別データテーブルに記憶されている総使用度数と会員カード使用度数に、使用度数が加算更新されてカードユニット別データテーブルが更新される。
これら遊技によって前記残度数が0度数になった場合、具体的には残度数が0度数になった会員カードが挿入中である場合に、本実施例のカードユニット3においては、前記紙幣挿入口302、硬貨投入口303より紙幣或いは硬貨を投入して、該挿入中の会員カードに対する追加入金(入金処理)を実施できるようになっている。
次いで、前記カード挿入口309に会員カードが挿入された場合に実施可能となる再プレイ処理について説明すると、再プレイを実施する場合には、会員遊技者が前記再プレイスイッチ319を押圧操作することで、暗証番号の入力画面が表示部312に表示されて暗証番号の受付けが実施されるとともに、該受付けた暗証番号と会員カードから読み出された会員IDと装置IDとを含む貯玉抽出要求が会員管理コンピュータ120に送信される。
該貯玉抽出要求の受信に基づいて会員管理コンピュータ120は、貯玉抽出要求に含まれる会員IDに対応して前記会員情報テーブルに記憶されている暗証番号と、貯玉抽出要求に含まれる暗証番号とを照合し、該照合において双方の暗証番号が一致した場合において、該会員カードの使用を許容する認証処理を実施し、貯玉抽出要求に含まれる会員IDに対応して登録されている貯蓄玉数を抽出してカードユニット3の制御ユニット328に返信する。
該返信に基づいて制御ユニット328は、返信されてきた貯蓄玉数に該当する再プレイ回数を算出し、該算出した再プレイ回数と貯蓄玉数とを表示部312に表示する。
この段階にて前記再プレイボタン319を操作すると、再プレイ回数が存在する場合に前記貸出処理の場合と同様にパチンコ玉の払出(払戻)が対応するパチンコ機2より実施されることで、遊技者は、一度遊技にて獲得した貯蓄玉数を再度遊技に使用することができる。
このパチンコ玉の払出(払戻)が完了した際に制御ユニット328は、前記表示部312に表示している再プレイ回数から1を減算表示するとともに、該1回の再プレイに対応する貯蓄玉数を表示部312に表示している貯蓄玉数から減算表示する。そして、これら払戻した貯蓄玉数である払戻玉数と、会員IDと、カードユニット3の装置IDとを含む払戻完了情報を会員管理コンピュータ120に送信する。
この払戻完了情報の受信に基づいて会員管理コンピュータ120は、払戻完了情報に含まれる会員IDに対応して会員情報テーブルに記憶されている貯蓄玉数から、払戻完了情報に含まれる払戻玉数を減算更新することで、再プレイ回数が残存する限り、繰返し再プレイを実施できるようになっている。
次いで、前記ビジターカードを使用して実施される発行貸出処理について簡潔に説明すると、前記会員カード37が受付中ではない場合に、低額紙幣(1000円紙幣)または硬貨(100円硬貨、500円硬貨)が挿入または投入されると、紙幣識別ユニット322または硬貨識別ユニット324において挿入された紙幣または投入された硬貨の金額が識別され、識別金額が前記制御ユニット328に出力される。これに基づき制御ユニット328は、前記出力された識別金額を度数(識別金額を100で除算した値)に変換し、該変換した度数(発行度数)をカードリーダライタ327に出力する。
この発行度数の出力を受けたカードリーダライタ327では、装着されているビジターカード38に出力を受けた発行度数を記録することで、ビジターカードを遊技者に対して発行する形態をとるとともに、該ビジターカードに記録した発行度数を再度読み取り、制御ユニット328に出力する。
カードリーダライタ327より当該発行度数の出力を受けた制御ユニット328では、出力を受けた発行度数をRAM328b内の度数記憶領域に記憶するとともに、対応するパチンコ機2の前記度数表示部(図示略)と前記表示部312に表示した後、前記制御ユニット328は、前記パチンコ機2より出力される貸出可能を示す信号の有無を判定し、貸出可能の信号出力がある場合において、前記1度数に対応する単位玉貸数のパチンコ玉数の払出を指示するための信号を、読み出した全ての度数の大きさとなるまで繰返し出力する前記発行貸出処理を実施した後、制御ユニット328は該発行貸出処理に供された使用度数と装置IDとを含む発行貸出完了をカードリーダライタ327に出力する。
そして、この発行貸出完了を受けてカードリーダライタ327は、前記ビジターカードによる発行貸出処理がなされたことを示すとともに、当該発行貸出処理に供された使用度数(1度または5度または10度)と装置ID並びに装着されているビジターカード38のビジターカードIDとを含む発行貸出完了情報をシステムコントローラ100に対して送信するようになっており、該システムコントローラ100では、発行貸出完了情報の受信に基づいて、前記カードユニット別データテーブルにおいて当該発行貸出完了情報に含まれる装置IDに対応付けられている総使用度数とVカード使用度数に、当該発行貸出完了情報に含まれる使用度数を加算更新する。
次いで、本発明における集中管理装置である管理サーバ140の構成について説明すると、管理サーバ140は、図7に示すように、コンピュータ内部にてデータの送受を行うデータバス141に、該管理サーバ140が実施する各遊技場にて使用される会員カードやビジターカードに残存する度数や使用度数、発行度数や入金度数の管理を行うための処理や、各遊技場のシステムコントローラ100に単位玉貸数情報を送信する単位玉貸数情報送信処理等の各種処理を行うCPU142、処理時の一時記憶領域等として使用されるRAM143、前記単位玉貸数等を入力するためのキーボードやマウス等の入力装置144、磁気ディスクや光磁気ディスクから成る記憶装置145、後述する単位玉貸数設定画面や、貸出玉数状況画面や、ブラックリスト画面等を表示出力する表示装置146、各遊技場に設置されたシステムコントローラ100とのデータ通信を行う通信部148、が接続された処理能力に優れた通常のコンピュータである。
また、記憶装置145には、管理サーバ140が実施する処理内容が記述された処理プログラムに加えて、図8(a)に示す各遊技場に関する情報を記憶するための遊技場情報テーブルや、図8(b)に示す各遊技場に設置されたカードユニット3における各種のデータを記憶するための遊技場別カードユニットテーブルが記憶されている。
本実施例の遊技場情報テーブルには、図8(a)に示すように、各遊技場を個々に識別可能とするための遊技場識別情報である遊技場IDに対応付けて、当該遊技場の遊技場名や、所在地等の当該遊技場に関する情報が記録されているとともに、当該遊技場に適用される消費税を考慮した単位遊技媒体貸与数となる一度数当たりの貸出玉数である単位玉貸数が記憶されており、各遊技場に設置されているカードユニット3に設定されている単位玉貸数を特定できるようになっている。
また、本実施例の遊技場別カードユニットテーブルには、図8(b)に示すように、各遊技場の遊技場IDに対応付けて、各遊技場に設置されているカードユニット3の装置IDが記憶されており、これら各装置IDに対応付けて当該カードユニット3の貸出処理並びに発行貸出処理に使用された度数の集計値である総使用度数と、実貸出玉数と、総使用度数と当該遊技場に設定されている単位玉貸数とに基づいて算出される基準貸出玉数と、実貸出玉数と基準貸出玉数との差である差数と、当該差数が所定値(本実施例では、0〜−9)の範囲であるか否かの判定結果と、当該判定結果が不良であるとの判定結果であるときに次回の判定が再度実施される日時である次回判定日時とが記憶されるようになっており、当該テーブルの総使用度数と実貸出玉数のデータは、各遊技場のシステムコントローラ100から営業終了後において営業情報とともに送信される後述する集計結果に基づいて更新される。
また、本実施例の管理サーバ140のCPU142は、前記表示装置146に表示される図9に示す単位玉貸数設定画面において、前記単位遊技媒体貸与数となる単位玉貸数の入力を受付ける単位玉貸数入力処理を実施し、該単位玉貸数入力処理にて入力された単位玉貸数を、前記遊技場情報テーブルの単位玉貸数設定画面において選択された設定対象に該当する遊技場IDに対応する単位玉貸数の項目に記憶する。
また、本実施例の管理サーバ140のCPU142は、該単位玉貸数設定画面において入力された単位玉貸数を特定可能な単位玉貸数情報を、前記システムコントローラ100を介してカードユニット3に送信する単位玉貸数情報送信処理を実施する。
また、本実施例の管理サーバ140のCPU142は、前記集計結果送信処理によりシステムコントローラ100から送信される集計結果に含まれる使用遊技用価値の集計結果である総使用度数と、前記単位玉貸数入力処理にて入力されて遊技場情報テーブルに記憶されている単位玉貸数とから、当該集計結果としての総使用度数の大きさに対して貸与されるべきパチンコ玉数である基準貸出玉数を、各カードユニット3毎に算出する算出処理を実施し、該算出した基準貸出玉数を、集計結果に含まれる総使用度数と実貸出玉数とともに前記遊技場別カードユニットテーブルに記憶する。具体的には、総使用度数に単位玉貸数を乗じた値を基準貸出玉数とする。
また、本実施例の管理サーバ140のCPU142は、該算出処理にて算出して遊技場別カードユニットテーブルに記憶した基準貸出玉数と、前記集計結果に含まれて前記遊技場別カードユニットテーブルに記憶した実貸出玉数との差が所定範囲内、具体的には0〜−9の範囲内であるか否かを、各カードユニット3毎に判定する判定処理を実施する。
また、本実施例の管理サーバ140のCPU142は、該判定処理における各カードユニット3毎の判定結果を、後述する貸出玉数状況画面(図10参照)に示すように、当該カードユニット3の装置ID並びに前記基準貸出玉数と実貸出玉数との差とに対応付けて出力する出力処理を実施する。
また、本実施例の管理サーバ140のCPU142は、前記判定処理による判定結果が所定範囲内でないとの判定結果であることを条件に、前記単位玉貸数入力処理にて入力されて遊技場情報テーブルに記憶されている単位玉貸数を特定可能な単位玉貸数情報を、前記システムコントローラ100を介してカードユニット3に再送信する単位玉貸数情報再送信処理を実施し、前記カードユニット3の制御ユニット328は、該再送信された単位玉貸数情報から特定される単位玉貸数を前記単位遊技媒体貸与数記憶手段としてのRAM328b(図3参照)に記憶する。
また、本実施例の管理サーバ140のCPU142は、前記単位玉貸数情報再送信処理による単位玉貸数情報の再送信後において、予め定められた時期となる、前記単位玉貸数設定画面(図9参照)における再設定後の判定期間の項目に設定されている期間の経過時において、前記判定処理を再度実施する。
これら本実施例の管理サーバ140の表示装置146に表示される前記単位玉貸数設定画面について説明すると、該単位玉貸数設定画面には、図9に示すように、単位玉貸数の設定対象とする遊技場を選択するための「設定対象」の項目と、当該設定対象に選択した遊技場のカードユニット3に設定する単位玉貸数を選択設定するための「単位玉貸数」の項目と、再設定後において再度判定処理による判定を実施する期間を選択設定するための「再設定後の判定期間」の項目と、再設定後の判定において再度、前記基準貸出玉数と実貸出玉数との差が所定範囲外であったカードユニット3の装置IDをブラックリストとして抽出するか否かを選択設定するための「ブラックリスト」の項目が設けられている。
以下、これら単位玉貸数設定画面の「単位玉貸数」の項目において選択することにより入力した単位玉貸数がカードユニット3に設定されるとともに、該カードユニットに設定されている単位玉貸数の良否が判定される流れについて、図12に基づいて説明する。
まず、管理サーバ140は、前記表示装置146に図9に示す単位玉貸数設定画面を表示することで、「単位玉貸数」を含む各項目の設定内容の入力を受付ける。
そして、該単位玉貸数設定画面の「単位玉貸数」の項目において選択することにより入力された単位玉貸数を特定可能な単位玉貸数情報を、「設定対象」の項目にて選択された遊技場、例えば「全遊技場」が選択されている場合には、前記遊技場情報テーブルに記憶されている全ての遊技場IDに対応する単位玉貸数に記憶するとともに、該記憶した新たな単位玉貸数を特定可能な単位玉貸数情報を、当該単位玉貸数に対応して遊技場情報テーブルに記憶されている遊技場IDから特定される遊技場に設置されているシステムコントローラ100に送信する。尚、本実施例の「設定対象」の項目においては、各遊技場の遊技場IDを選択することで、各遊技場毎に個別の単位玉貸数を設定できるようになっている。
そして、該単位玉貸数情報を受信したシステムコントローラ100は、管理サーバ140より受信した該単位玉貸数情報を当該システムコントローラ100に前記ローカルエリアネットワーク(LAN)を介して接続されている各カードユニット3に送信(中継)する。
このシステムコントローラ100から送信される単位玉貸数情報を受信したカードユニット3の制御ユニット328は、該受信した単位玉貸数情報から特定される単位玉貸数を前記RAM328bに記憶する。
そして、カードユニット3においては、前述したように、会員カードを使用した貸出処理や、ビジターカードを使用した発行貸出処理において、前記RAM328bに記憶された単位玉貸数に基づいたパチンコ玉数の払い出しが対応するパチンコ機2から実施され、これら会員カードを使用した貸出処理、或いはビジターカードを使用した発行貸出処理において使用された使用度数並びに装置ID等の情報を含む前記会員貸出完了情報や発行貸出完了情報がシステムコントローラ100に送信されることで、システムコントローラ100において、前記会員マスターテーブルの残度数等の情報が更新され(会員カードのみ)るとともに、カードユニット別データテーブルにおいて該会員貸出完了情報や発行貸出完了情報に含まれる装置IDに対応付けられている総使用度数と会員カード使用度数(会員カード)、或いは総使用度数とVカード使用度数(ビジターカード)に、該会員貸出完了情報や発行貸出完了情報に含まれる使用度数が加算更新されることで、各カードユニット3において遊技媒体であるパチンコ玉数の貸し出しに供された遊技用価値の大きさである総使用度数が、各カードユニット3毎に集計される。
また、これら貸出処理或いは発行貸出処理において、カードユニット3が対応するパチンコ機2からのパチンコ玉数の払い出しに伴って、該パチンコ機2からは、払い出されたパチンコ玉数が10玉に達する毎に1パルスの貸出玉数信号が出力されることで、該パチンコ機2から出力された貸出玉数信号が中継端末4を介してカードユニット3の制御ユニット328に入力される。
このようにして制御ユニット328へ貸出玉数信号が入力された場合には、該貸出玉数信号の入力が制御ユニット328にて検知されて、前記RAM328bの所定アドレスに設けられている貸出玉数信号レジスタに1が加算されるとともに、該加算後の貸出玉数信号レジスタの値である貸出玉数信号数の値と装置IDとを含む入力信号情報がシステムコントローラ100に送信されることで、システムコントローラ100は、カードユニット別データテーブルにて当該入力信号情報に含まれる装置IDに対応付けられている実貸出玉数のデータを、当該入力信号情報に含まれる貸出玉数信号数から特定される貸出玉数、具体的には貸出玉数信号数に10を乗じた値に更新することで、各カードユニット3において実際に貸し出しされたパチンコ玉数をカードユニット3毎に集計する。
そして、このようにしてカードユニット別データテーブルにて集計された各カードユニット3毎の集計結果(装置IDと総使用度数と実貸出玉数)は、営業終了後の所定時間において、当該営業日における売上等の営業情報並びに遊技場IDとともに管理サーバ140に送信される。
該営業情報を受信した管理サーバ140は、該営業情報に含まれる集計結果に基づいて、遊技場別カードユニットテーブルにて集計結果とともに受信した遊技場IDに対応付けられている各装置IDの総使用度数と実貸出玉数の値を、当該集計結果に含まれる装置IDに対応する総使用度数と実貸出玉数に更新する。
そして、該登録した総使用度数と当該遊技場の遊技場IDに対応して前記遊技場情報テーブルに記憶されている前記単位玉貸数設定画面にて入力された単位玉貸数とから、各装置IDに対応する基準貸出玉数をそれぞれ算出し、該算出した値を基準貸出玉数の項目にそれぞれ記憶する。
そして、管理サーバ140は、該記憶した基準貸出玉数を遊技場別カードユニットテーブルにおいて対応する実貸出玉数から減算した差を、各装置ID毎(カードユニット3毎)に算出し、該算出した差を対応する差数の項目に記憶するとともに、当該差数に記憶した差の値が所定範囲(本実施例では0〜−9)内にあるいか否かを判定し、当該判定結果、具体的には所定範囲内である場合には「良」を、所定範囲内でない場合には「不良」を、対応する判定結果の項目に記憶する。
そして、図8(b)に示すように、遊技場別カードユニットテーブルの該判定結果の項目に「不良」が記憶されている装置IDを、各遊技場毎に抽出し、当該抽出した装置IDと、当該遊技場の遊技場IDに対応して前記遊技場情報テーブルに記憶されている単位玉貸数とを含む再設定情報を、遊技場IDから特定される遊技場に設置されているシステムコントローラ100に対して送信するとともに、遊技場別カードユニットテーブルにて当該「不良」に対応する次回判定日時の項目に、前記単位玉貸数設定画面の「再設定後の判定期間」の項目に設定されている期間に基づいて特定される日時が、再判定を実施する時期となる次回判定日時として記憶する。尚、「再設定後の判定期間」の項目に設定されている期間が例えば2時間であって、再設定情報を送信した時点が営業開始前である場合には、営業開始時刻である例えば10時に2時間を加えた時間である12時が次回判定日時として特定されて記憶され、再設定情報を送信した時点が営業中である場合には、当該時点に2時間を加えた時間が記憶され、また、2時間を加えた時間が営業終了後である場合には、営業終了後に判定が実施されることから次回判定日時の記憶は実施しない。
また、本実施例では、図8(b)に示すように、前記各装置ID毎(カードユニット3毎)における判定において、いずれか1つの装置ID(カードユニット3)にて不良の判定があった場合には、当該遊技場全体の良、不良の判定を不良と判定して、当該遊技場全体の判定結果を、合計に対応する判定結果の項目に記憶する。このようにすることで、該遊技場全体の判定結果により、当該遊技場にて不良と判定されたカードユニット3が存在するか否かを容易に特定できるようになっている。
このようにして管理サーバ140から送信された再設定情報を受信したシステムコントローラ100は、該受信した再設定情報に含まれる装置IDから特定されるカードユニット3に対して、再設定情報に含まれる単位玉貸数を特定可能な単位玉貸数情報を送信することで、該送信された単位玉貸数情報から特定される単位玉貸数が、制御ユニット328によりRAM328bに記憶される。
そして、前記次回判定日時の項目に記憶されている日時となった時点において、管理サーバ140は、当該日時に該当する日時が次回判定日時の項目に記憶されている装置IDを遊技場毎に抽出し、該抽出した装置IDと当該装置IDに対応する集計結果の出力要求を、各遊技場に設置されているシステムコントローラ100に送信する。
システムコントローラ100は、該集計結果の出力要求の受信に基づいて、該出力要求に含まれる装置IDに対応してカードユニット別データテーブルに記憶されているその時点の総使用度数と実貸出玉数と装置IDとを集計結果として遊技場IDとともに管理サーバ140に送信する。
そして、該集計結果を受信した管理サーバ140は、該集計結果に含まれる各装置IDに対応する使用度数と、集計結果とともに受信した遊技場IDに対応付けて遊技場情報テーブルに記憶されている単位玉貸数とから各装置ID毎(各カードユニット3毎)の基準貸出玉数を算出するとともに、該算出した基準貸出玉数を受信した集計結果に含まれる実貸出玉数からそれぞれ減算して差を算出し、当該算出した差が所定範囲内、具体的には0〜−9の範囲内であるか否かを判定(再判定)する。
そして、該判定(再判定)においても不良と判定された場合であって、前記単位玉貸数設定画面のブラックリストの項目に「する」が選択設定されている場合には、当該判定(再判定)においても不良と判定された装置IDが遊技場IDに対応付けて、図示しないブラックリストテーブルに記憶される。
このようにして管理サーバ140の遊技場別カードユニットテーブルに記憶された各遊技場に設置された各カードユニット3の判定結果や、総使用度数や、実際に貸し出されたパチンコ玉数である実貸出玉数や、差数の情報は、管理サーバ140において所定の操作を実施することで、図10に示す貸出玉数状況画面において表示される。
本実施例の貸出玉数状況画面には、図10に示すように、表示対象とする遊技場を指定するための表示対象遊技場指定の項目が設けられており、該表示対象遊技場指定の項目において表示させたい遊技場を、その遊技場の遊技場ID、例えば「H0001」を指定すると、当該指定された遊技場IDに対応して遊技場別カードユニットテーブルに記憶されている遊技用装置識別情報である各装置IDと合計とが一覧表示されるとともに、遊技場別カードユニットテーブルにおいて各装置IDに対応付けられている総使用度数、実貸出玉数、基準貸出玉数、差数、判定結果、並びに次回判定日時の各データが、一覧表示された各装置ID並びに合計に対応付けて表示されることで、当該表示対象として指定した遊技場全体の判定結果や差数とともに、当該遊技場に設置されている各カードユニット毎の判定結果や差数を把握できる。更には、どのカードユニット3が不良であるかを特定できるとともに、該不良と判定されたカードユニット3の再判定が実施される時期も把握できるようになっている。
また、本実施例では、図10に示す貸出玉数状況画面の下部位置に、「ブラックリスト」の選択入力部が設けられており、該選択入力部を選択入力することで、前記単位玉貸数設定画面における「ブラックリスト」の項目において「する」が設定されて、前記ブラックリストテーブルに登録(記憶)が存在する場合において、図11に示すように、該ブラックリストテーブルに登録(記憶)されている遊技場IDと装置IDとが一覧表示されるととともに、該一覧表示された遊技場IDと装置IDに対応して前記遊技場別カードユニットテーブルに記憶されている総使用度数と実貸出玉数と基準貸出玉数と差数とが、各装置IDに対応付けて表示されることで、再設定された後の再判定においても再度、実貸出玉数と基準貸出玉数との差が所定範囲内でないと判定されて、再設定以外の対策を必要とするカードユニット3を簡便に把握できるとともに、当該再設定以外の対策を必要とするカードユニット3に関する情報を簡便に把握することができ、どのような不都合が生じているのか等の推定に、これら各カードユニット3に関する情報を資することもできるようになる。
以上、本実施例1によれば、算出処理にて算出された基準貸与遊技媒体数である基準貸出玉数と前記集計結果に含まれる実際に遊技者に貸与された遊技媒体数の集計結果である実貸出玉数との差が所定範囲内であるか否かを、管理サーバ140のCPU142が判定処理において判定することで、遊技用装置であるカードユニット3の単位遊技媒体貸与数記憶手段となるRAM328bに記憶されている単位遊技媒体貸与数である単位玉貸数のデータが、管理サーバ140から送信された単位玉貸数のデータから変化しているか否かを発見でき、当該単位玉貸数の変化に迅速に対応することで、遊技客または遊技場に不利益が発生することを極力防止することができる。
次に、本発明の請求項2に対応する本実施例2の遊技用管理システムについて説明すると、その構成は前記実施例1の遊技用管理システムと同一とされているが、本実施例2の遊技用管理システムの特徴点は、前記実施例1の遊技用システムにおいては、総使用度数に基づいて基準貸出玉数を算出するようにしているのに対し、本実施例2では、実貸出玉数と単位玉貸数とから、当該実貸出玉数の貸出に本来使用されるべき度数である基準使用度数と総使用度数との差に基づいて判定を実施するようにしている点が大きな特徴であり、その他の構成は、前記実施例1と同一であることから説明を省略し、これら基準使用度数が算出される流れと、該算出された基準使用度数と総使用度数との差に基づいて判定が実施される流れについて説明する。
尚、本実施例2の管理サーバ140の遊技場別カードユニットテーブルは、前記実施例1の遊技場別カードユニットテーブルにおける基準貸出玉数の項目に代えて、基準使用度数(図13の表示画面参照)の項目が設けられている。
また、本実施例2の管理サーバ140の構成は、前記実施例1の管理サーバ140と同一とされているが、本実施例2の管理サーバ140のCPU142は、前記集計結果送信処理によりシステムコントローラ100から送信される集計結果に含まれる実際に遊技者に貸与された遊技媒体数の集計結果である実貸出玉数と、前記単位玉貸数入力処理にて入力されて遊技場情報テーブルに記憶されている単位玉貸数とから、当該集計結果としての実貸出玉数に対して使用されるべき遊技用価値である基準使用度数を、各カードユニット3毎に算出する算出処理を実施し、該算出した基準使用度数を、集計結果に含まれる総使用度数と実貸出玉数とともに前記遊技場別カードユニットテーブルに記憶する。具体的には、実貸出玉数を単位玉貸数で除した値の小数点以下を繰り上げて基準使用度数とする。
また、本実施例2の管理サーバ140のCPU142は、該算出処理にて算出して遊技場別カードユニットテーブルに記憶した基準使用度数と、前記集計結果に含まれて前記遊技場別カードユニットテーブルに記憶した総使用度数との差が所定範囲内、具体的には0であるか否かを、各カードユニット3毎に判定する判定処理を実施し、当該判定結果、具体的には差数が0である場合には「良」を、差数が0でない場合には「不良」を判定結果の項目に記憶する。
また、本実施例2でも、前記実施例1と同様に、前記各装置ID毎(カードユニット3毎)における判定において、いずれか1つの装置ID(カードユニット3)にて不良の判定があった場合には、当該遊技場全体の良、不良の判定を不良と判定して、当該遊技場全体の判定結果を、合計に対応する判定結果の項目に記憶する。このようにすることで、該遊技場全体の判定結果により、当該遊技場に不良と判定されたカードユニット3が存在するか否かを容易に特定できるようになっている。
そして管理サーバ140は、前述したようにして遊技場別カードユニットテーブルの判定結果の項目に「不良」が記憶されている装置IDを、各遊技場毎に抽出し、当該抽出した装置IDと、当該遊技場の遊技場IDに対応して前記遊技場情報テーブルに記憶されている単位玉貸数とを含む再設定情報を、遊技場IDから特定される遊技場に設置されているシステムコントローラ100に対して送信するとともに、遊技場別カードユニットテーブルにて当該「不良」に対応する次回判定日時の項目に、前記単位玉貸数設定画面の「再設定後の判定期間」の項目に設定されている期間に基づいて特定される日時が、再判定を実施する時期となる次回判定日時として記憶する。
そして、該次回判定日時において前記実施例1と同様に集計結果の出力要求をシステムコントローラ100に送信して「不良」と判定されたカードユニット3の集計結果を入手し、該入手した集計結果含まれる各装置IDに対応する実貸出玉数と、集計結果とともに受信した遊技場IDに対応付けて遊技場情報テーブルに記憶されている単位玉貸数とから各装置ID毎(各カードユニット3毎)の基準使用度数を算出するとともに、該算出した基準使用度数を受信した集計結果に含まれる総使用度数から減算して差を算出し、当該算出した差が所定範囲内、具体的には0であるか否かを判定(再判定)し、該判定(再判定)においても不良と判定された場合であって、前記単位玉貸数設定画面のブラックリストの項目に「する」が選択設定されている場合において、当該判定(再判定)においても不良と判定された装置IDが遊技場IDに対応付けて、図示しないブラックリストテーブルに記憶される。
このようにして管理サーバ140の遊技場別カードユニットテーブルに記憶された各遊技場に設置された各カードユニット3の判定結果や、総使用度数や、実際に貸し出されたパチンコ玉数である実貸出玉数や、差数の情報は、管理サーバ140において所定の操作を実施することで、図13に示す貸出玉数状況画面において表示(出力)される。
本実施例の貸出玉数状況画面には、図13に示すように、前記実施例1の貸出玉数状況画面と同様とされており、表示対象遊技場指定の項目において表示させたい遊技場を指定すると、当該指定された遊技場IDに対応して遊技場別カードユニットテーブルに記憶されている遊技用装置識別情報である各装置IDと合計とが一覧表示されるとともに、遊技場別カードユニットテーブルにおいて各装置IDに対応付けられている総使用度数、実貸出玉数、基準使用度数、差数、判定結果、並びに次回判定日時の各データが、一覧表示された各装置ID並びに合計に対応付けて表示されることで、当該表示対象として指定した遊技場全体の判定結果とともに、当該遊技場に設置されている各カードユニット毎の判定結果や差数を把握できる。更には、どのカードユニット3が不良であるかを特定できるとともに、該不良と判定されたカードユニット3の再判定が実施される時期も把握できるようになっている。
以上、本実施例2によれば、算出処理にて算出された基準遊技用価値の大きさとなる基準使用度数と前記集計結果に含まれる前記使用遊技用価値の集計結果である総使用度数との差が所定範囲内であるか否かを、管理サーバ140のCPU142が判定処理において判定することで、遊技用装置であるカードユニット3の単位遊技媒体貸与数記憶手段となるRAM328bに記憶されている単位遊技媒体貸与数である単位玉貸数のデータが、管理サーバ140から送信された単位玉貸数のデータから変化しているか否かを発見でき、当該単位玉貸数の変化に迅速に対応することで、遊技客または遊技場に不利益が発生することを極力防止することができる。
また、前記各実施例によれば、各カードユニット3毎に判定が実施され、該判定結果が所定範囲内でないとの判定結果であった遊技用装置識別情報である装置IDが、図10並びに図13の貸出玉数状況画面において、当該判定結果とともに出力されることで、単位遊技媒体貸与数記憶手段となるカードユニット3のRAM328bに記憶されている単位玉貸数のデータが、管理サーバ140から送信された単位玉貸数のデータから変化しているカードユニット3を簡便に特定できるようになり、より迅速に対応できる。
また、前記各実施例によれば、図10並びに図13の貸出玉数状況画面に示すように、各カードユニット3毎並びに遊技場全体となる合計の差数が表示出力されることで、基準貸与遊技媒体数となる基準貸出玉数と実貸出玉数との差、或いは前記基準遊技用価値の大きさとなる基準使用度数と総使用度数との差がどれくらいであるのかを簡便に把握できる。
また、前記各実施例によれば、前記判定において所定範囲内でないと判定されたことに基づいて、単位遊技媒体貸与数情報となる単位玉貸数情報が再送信されて、カードユニット3のRAM328bに記憶されることで再設定されるようになるため、本来の単位玉貸数から変化している単位玉貸数のデータの修復を、簡便かつ確実に実施することができる。
また、前記各実施例によれば、単位玉貸数情報を再送信した後の所定期間後において、再判定を実施することで、単位玉貸数情報を再送信により不具合が解消されているか否かを確認でき、再設定しても不具合が解消されない場合には、再設定以外の別の対策を取ることができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、カードユニット3において使用可能な遊技用記録媒体として、プリペイド機能を有する会員カードと、カードユニット3に内封されたビジターカードとを使用するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えは、ビジターカードを内封することなく、プリペイド機能のみを有するビジターカードのみを受付けて、パチンコ玉の貸出を実施するカードユニット3であっても良いし、或いは、会員カードを受付けることなく、前記内封されたビジターカードのみを使用できるものであっても良い。
また、前記各実施例では、遊技用記録媒体をカードユニット3に対して着脱自在としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら遊技用記録媒体を、前記ビジターカードに代えてカードユニット3に内蔵した例えば前記制御ユニット328のRAM328bとして、着脱不能のものとし、該RAM328bにビジターカードへの記録と同様に投入金額に相当する遊技用価値である度数を記憶することで、該度数を貸出処理に使用できるようにしても良い。
また、前記実施例では、パチンコ玉の払い出しを対応するパチンコ機2から実施しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらパチンコ玉の払い出しを、カードユニットからパチンコ機へ払い出すようにしても良く、この場合には、当該カードユニットに供給されて当該カードユニットから実際に貸し出されるパチンコ玉数を計数し、該計数したパチンコ玉数の情報をシステムコントローラ100が、直接、或いはホールコンピュータや中継端末や呼び出しランプ等を介して収集するようにすれば良い。
また、前記各実施例では、遊技用装置であるカードユニット3が、再プレイ処理や追加入金処理を実施するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらのいずれか1つの処理機能を有するものであっても良いし、更には、これらのいずれの処理機能を有しないものであっても良い。
また、前記実施例では、貸与遊技媒体数情報となる入力信号情報を、各カードユニット3からシステムコントローラ100が受信して収集するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら各カードユニット3や遊技場全体の実貸出玉数の情報を、遊技場に設置されているホールコンピュータから収集するようにしても良いし、或いは、カードユニット3以外の例えば呼び出しランプ等や前記中継端末4からシステムコントローラ100が直接収集するようにしても良い。
また、前記実施例では、パチンコ機から出力されてきた貸出玉数信号の信号数をカードユニット3において貸出玉数信号レジスタに蓄積記憶しておき、該貸出玉数信号数の値を入力信号情報として送信することで、システムコントローラ100側において貸出玉数信号数の値に10を乗算した値をカードユニット別データテーブルの実貸出玉数のデータとして更新記憶するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、パチンコ機から貸出玉数信号の信号出力があった場合に、当該信号出力があった旨をシステムコントローラ100に通知することで、システムコントローラ100側においてカードユニット別データテーブルの実貸出玉数の値に所定値、例えば10を加算するようにしても良い。
また、前記実施例では、判定処理において用いる所定範囲を、前記パチンコ機2から出力される貸出玉数信号の仕様(10玉に1パルス)に基づいて予め定められたものとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、カードユニット3に対応する遊技機の機種により、貸出玉数信号の出力仕様が異なる場合に対応できるように、各カードユニット3毎に、これら判定処理において用いる所定範囲を設定できるようにしても良く、例えば前記貸出玉数信号の仕様が1玉に1パルスであれば、該所定範囲を0としても良い。
尚、前記実施例では、カードユニット3に対応するパチンコ機2に対して、パチンコ玉の払出を指示するための信号の形態として、貸出玉数1玉に対して1パルスを出力する形態としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら信号の形態としては、複数のパルスが連続した出力形態であるパルスの出力時間幅に基づいて貸出玉数を指示するものであっても良い。また、更には、予めパチンコ機2側に前記単位玉貸数を記憶させて設定し、当該設定されている単位玉貸数のパチンコ玉数の払い出しを、玉数指定することなく1パルスのみにて指示するようにしても良く、この場合には、カードユニット3とパチンコ機2とにより、本発明における遊技用装置が構成される。
尚、前記実施例では、パチンコ機2から出力される貸出玉数信号が中継端末4を介してカードユニット3に入力され、該カードユニット3から当該貸出玉数信号の入力状況を特定可能な入力信号情報がシステムコントローラ100に送信されて、システムコントローラ100においてパチンコ機2から払い出された実貸出玉数を把握できるようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらパチンコ機2から出力される貸出玉数信号を直接システムコントローラ100に入力するようにしても良い。
尚、前記各実施例においては、各装置ID毎(カードユニット3毎)における判定とともに、遊技場全体の判定を、当該遊技場内のいずれか1つのカードユニット3(装置ID)が不良と判定されることに基づいて不良と判定することで実施するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら各装置ID毎(カードユニット3毎)における判定を実施せずに遊技場全体の良、不良の判定のみを、例えば実施例1であれば、遊技場別カードユニットテーブルにおいて算出される各遊技場毎の総使用度数の合計と単位玉貸数とに基づいて、基準貸出玉数(合計)を算出し、実貸出玉数の合計から該算出された基準貸出玉数(合計)を差し引いた値が、所定範囲、例えば、0〜X(Xは当該遊技場に設置されているパチンコ機の設置台数に−9を乗じた値)の範囲内であるか否かを判定することで実施したり、例えば実施例2であれば、遊技場別カードユニットテーブルにおいて算出される各遊技場毎の実貸出玉数の合計と単位玉貸数とに基づいて、基準使用度数(合計)を算出し、総使用度数の合計から該算出した基準使用度数(合計)を差し引いた値が、所定範囲、例えば0であるか否かを判定することで実施するようにしても良い。
前記実施例における各要素は、本発明に対して以下のように対応している。
本発明の請求項1は、遊技機(パチンコ機2)に対応して設けられ、遊技媒体(パチンコ玉)の貸与に使用される遊技用価値(度数)の大きさを特定可能な遊技用価値情報(度数)が記録された遊技用記録媒体(会員カード、ビジターカード)の該遊技用価値情報から特定された遊技用価値の大きさの1単位に対して貸与される遊技媒体数である単位遊技媒体貸与数(単位玉貸数)を記憶する単位遊技媒体貸与数記憶手段(RAM328b)と、該遊技用価値情報から特定される遊技用価値の大きさの範囲内の所定の大きさの遊技用価値に相当する数の遊技媒体を、前記単位遊技媒体貸与数記憶手段に記憶された1単位に対応する数の遊技媒体を貸与するための処理を繰り返すことにより貸与する遊技媒体貸与処理手段(制御ユニット328;貸出処理、発行貸出処理)と、該遊技媒体貸与処理手段にて遊技媒体の貸与に使用された使用遊技用価値の大きさを特定可能な使用遊技用価値情報(会員貸出完了情報、発行貸出完了情報)を送信する使用遊技用価値情報送信手段(制御ユニット328;使用遊技用価値情報送信処理)と、を備える遊技用装置(カードユニット3)と、遊技場外に設けられた前記遊技用記録媒体に関する情報を管理する管理機関(カード管理会社)に設置され、前記単位遊技媒体貸与数を入力する単位遊技媒体貸与数入力手段(CPU142;単位玉貸数入力処理)と、該単位遊技媒体貸与数入力手段にて入力された単位遊技媒体貸与数を特定可能な単位遊技媒体貸与数情報(単位玉貸数情報)を前記遊技用装置に送信するための単位遊技媒体貸与数情報送信手段(CPU142;単位玉貸数情報送信処理)と、を備える集中管理装置(管理サーバ140)と、遊技場内に設置されるとともに、前記遊技媒体貸与処理手段によって実際に遊技者に貸与された遊技媒体数(実玉貸玉数)を特定可能な貸与遊技媒体数情報(入力信号情報)を収集するための貸与遊技媒体数情報収集手段(CPU102;収集処理)と、該貸与遊技媒体数情報収集手段にて収集した実際に遊技者に貸与された遊技媒体数を集計するとともに、前記使用遊技用価値情報送信手段から送信される使用遊技用価値情報から特定される使用遊技用価値(総使用度数)の大きさを集計する集計手段(CPU102;集計処理)と、該集計手段にて集計した集計結果を前記集中管理装置に送信する集計結果送信手段(CPU102
;集計結果送信処理)と、備える遊技場内管理装置(システムコントローラ100)と、を有し、前記単位遊技媒体貸与数記憶手段は、前記単位遊技媒体貸与数情報送信手段から送信された単位遊技媒体貸与数情報から特定される単位遊技媒体貸与数を記憶し、前記集中管理装置は、前記集計結果送信手段から送信される集計結果に含まれる使用遊技用価値の集計結果と前記単位遊技媒体貸与数入力手段から入力された単位遊技媒体貸与数とから、当該集計結果としての使用遊技用価値の大きさ(総使用度数)に対して貸与されるべき遊技媒体数である基準貸与遊技媒体数(基準貸出玉数)を算出する算出手段(CPU142;算出処理)と、該算出手段にて算出された基準貸与遊技媒体数と前記集計結果に含まれる実際に遊技者に貸与された遊技媒体数(実貸出玉数)の集計結果との差が所定範囲内であるか否かを判定する判定手段(CPU142;判定処理)と、該判定手段による判定結果を出力する出力手段(表示装置146;貸出玉数状況画面)と、前記判定手段による判定結果が所定範囲内でないとの判定結果であることを条件に、前記単位遊技媒体貸与数入力手段から入力された単位遊技媒体貸与数を特定可能な単位遊技媒体貸与数情報を、前記遊技用装置に再送信するための単位遊技媒体貸与数情報再送信手段と、を備え、前記遊技用装置は、該単位遊技媒体貸与数情報再送信手段から再送信される単位遊技媒体貸与数情報から特定される単位遊技媒体貸与数を前記単位遊技媒体貸与数記憶手段に記憶する。
本発明の請求項2は、遊技機(パチンコ機2)に対応して設けられ、遊技媒体(パチンコ玉)の貸与に使用される遊技用価値(度数)の大きさを特定可能な遊技用価値情報(度数)が記録された遊技用記録媒体(会員カード、ビジターカード)の該遊技用価値情報から特定された遊技用価値の大きさの1単位に対して貸与される遊技媒体数である単位遊技媒体貸与数(単位玉貸数)を記憶する単位遊技媒体貸与数記憶手段(RAM328b)と、該遊技用価値情報から特定される遊技用価値の大きさの範囲内の所定の大きさの遊技用価値に相当する数の遊技媒体を、前記単位遊技媒体貸与数記憶手段に記憶された1単位に対応する数の遊技媒体を貸与するための処理を繰り返すことにより貸与する遊技媒体貸与処理手段(制御ユニット328;貸出処理、発行貸出処理)と、該遊技媒体貸与処理手段にて遊技媒体の貸与に使用された使用遊技用価値の大きさを特定可能な使用遊技用価値情報(会員貸出完了情報、発行貸出完了情報)を送信する使用遊技用価値情報送信手段(制御ユニット328;使用遊技用価値情報送信処理)と、を備える遊技用装置(カードユニット3)と、遊技場外に設けられた前記遊技用記録媒体に関する情報を管理する管理機関(カード管理会社)に設置され、前記単位遊技媒体貸与数を入力する単位遊技媒体貸与数入力手段(CPU142;単位玉貸数入力処理)と、該単位遊技媒体貸与数入力手段にて入力された単位遊技媒体貸与数を特定可能な単位遊技媒体貸与数情報(単位玉貸数情報)を前記遊技用装置に送信するための単位遊技媒体貸与数情報送信手段(CPU142;単位玉貸数情報送信処理)と、を備える集中管理装置(管理サーバ140)と、遊技場内に設置されるとともに、前記遊技媒体貸与処理手段によって実際に遊技者に貸与された遊技媒体数(実玉貸玉数)を特定可能な貸与遊技媒体数情報(入力信号情報)を収集するための貸与遊技媒体数情報収集手段(CPU102;収集処理)と、該貸与遊技媒体数情報収集手段にて収集した実際に遊技者に貸与された遊技媒体数を集計するとともに、前記使用遊技用価値情報送信手段から送信される使用遊技用価値情報から特定される使用遊技用価値(総使用度数)の大きさを集計する集計手段(CPU102;集計処理)と、該集計手段にて集計した集計結果を前記集中管理装置に送信する集計結果送信手段(CPU102
;集計結果送信処理)と、備える遊技場内管理装置(システムコントローラ100)と、を有し、前記単位遊技媒体貸与数記憶手段は、前記単位遊技媒体貸与数情報送信手段から送信された単位遊技媒体貸与数情報から特定される単位遊技媒体貸与数を記憶し、前記集中管理装置は、前記集計結果送信手段から送信される集計結果に含まれる実際に遊技者に貸与された遊技媒体数の集計結果と前記単位遊技媒体貸与数入力手段から入力された単位遊技媒体貸与数とから、当該集計結果としての遊技媒体数(実貸出玉数)に対して使用されるべき遊技用価値の大きさである基準遊技用価値(基準使用度数)の大きさを算出する算出手段(CPU142;算出処理)と、該算出手段にて算出された基準遊技用価値の大きさと前記集計結果に含まれる前記使用遊技用価値(総使用度数)の集計結果との差が所定範囲内であるか否かを判定する判定手段(CPU142;判定処理)と、該判定手段による判定結果を出力する出力手段(表示装置146;貸出玉数状況画面)と、前記判定手段による判定結果が所定範囲内でないとの判定結果であることを条件に、前記単位遊技媒体貸与数入力手段から入力された単位遊技媒体貸与数を特定可能な単位遊技媒体貸与数情報を、前記遊技用装置に再送信するための単位遊技媒体貸与数情報再送信手段と、を備え、前記遊技用装置は、該単位遊技媒体貸与数情報再送信手段から再送信される単位遊技媒体貸与数情報から特定される単位遊技媒体貸与数を前記単位遊技媒体貸与数記憶手段に記憶する。
本発明の請求項3は、前記使用遊技用価値情報送信手段(制御ユニット328;使用遊技用価値情報送信処理)は、当該遊技用装置(カードユニット3)を個々に識別可能な遊技用装置識別情報(装置ID)を含む使用遊技用価値情報(会員貸出完了情報、発行貸出完了情報)を送信し、前記貸与遊技媒体数情報収集手段(CPU102;収集処理)は、前記貸与遊技媒体数情報(入力信号情報)を各遊技用装置毎に収集し、前記集計手段(CPU102;集計処理)は、各遊技用装置毎に実際に遊技者に貸与された遊技媒体数(実貸出玉数)と使用遊技用価値(総使用度数)の大きさとを集計し、前記算出手段(CPU142;算出処理)は、各遊技用装置毎に前記基準貸与遊技媒体数(基準貸出玉数)或いは基準遊技用価値(基準使用度数)の大きさを算出し、前記判定手段(CPU142;判定処理)は、各遊技用装置毎に前記判定を実施し、前記出力手段(表示装置146;貸出玉数状況画面)は、該判定手段による判定において、所定範囲内でないと判定された遊技用装置を特定可能に前記判定結果を出力する。
本発明の請求項4は、前記出力手段(表示装置146;貸出玉数状況画面)は、前記算出手段(CPU142;算出処理)にて算出された基準貸与遊技媒体数(基準貸出玉数)と前記集計結果に含まれる実際に遊技者に貸与された遊技媒体数(実貸出玉数)の集計結果との差、或いは前記算出手段にて算出された基準遊技用価値(基準使用度数)の大きさと前記集計結果に含まれる前記使用遊技用価値(総使用度数)の大きさの集計結果との差をさらに出力する。
本発明の請求項は、前記判定手段(CPU142;判定処理)は、前記単位遊技媒体貸与数情報(単位玉貸数情報)の再送信の後、予め定められた時期に再度判定を実施する。
本発明の実施例1における遊技用管理システムの構成を示す図である。 本発明の実施例1において用いたパチンコ機並びにカードユニットの正面図である。 本発明の実施例1におけるカードユニットの構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に用いたシステムコントローラの構成を示すブロック図である。 (a)は、本発明1の実施例に用いた会員カードマスターテーブルを示す図であり、(b)は、本発明の実施例1に用いたカードユニット別データテーブルを示す図である。 本発明の実施例1に用いた遊技用管理システムを構成するカードユニットと会員管理コンピュータとシステムコントローラとの間における各種情報のやりとりを示す図である。 本発明の実施例1に用いた管理サーバの構成を示すブロック図である。 (a)は、本発明の実施例1に用いた遊技場情報テーブルを示す図であり、(b)は、本発明の実施例1に用いた遊技場別カードユニットテーブルを示す図である。 本発明の実施例1に用いた管理サーバの表示装置に表示される単位玉貸数設定画面を示す図である。 本発明の実施例1に用いた管理サーバの表示装置に表示される貸出玉数状況画面を示す図である。 本発明の実施例1に用いた管理サーバの表示装置に表示されるブラックリスト画面を示す図である。 本発明の実施例1に用いた遊技用管理システムを構成するカードユニットとシステムコントローラと管理サーバとの間における各種情報のやりとりを示す図である。 本発明の実施例2に用いた管理サーバの表示装置に表示される貸出玉数状況画面を示す図である。
符号の説明
2 パチンコ機
3 カードユニット
11 通信回線
100 システムコントローラ
102 CPU
140 管理サーバ
142 CPU
146 表示装置
327 カードリーダライタ
328 制御ユニット
328b RAM
334 通信部

Claims (5)

  1. 遊技機に対応して設けられ、遊技媒体の貸与に使用される遊技用価値の大きさを特定可能な遊技用価値情報が記録された遊技用記録媒体の該遊技用価値情報から特定された遊技用価値の大きさの1単位に対して貸与される遊技媒体数である単位遊技媒体貸与数を記憶する単位遊技媒体貸与数記憶手段と、該遊技用価値情報から特定される遊技用価値の大きさの範囲内の所定の大きさの遊技用価値に相当する数の遊技媒体を、前記単位遊技媒体貸与数記憶手段に記憶された1単位に対応する数の遊技媒体を貸与するための処理を繰り返すことにより貸与する遊技媒体貸与処理手段と、該遊技媒体貸与処理手段にて遊技媒体の貸与に使用された使用遊技用価値の大きさを特定可能な使用遊技用価値情報を送信する使用遊技用価値情報送信手段と、を備える遊技用装置と、
    遊技場外に設けられた前記遊技用記録媒体に関する情報を管理する管理機関に設置され、前記単位遊技媒体貸与数を入力する単位遊技媒体貸与数入力手段と、該単位遊技媒体貸与数入力手段にて入力された単位遊技媒体貸与数を特定可能な単位遊技媒体貸与数情報を前記遊技用装置に送信するための単位遊技媒体貸与数情報送信手段と、を備える集中管理装置と、
    遊技場内に設置されるとともに、前記遊技媒体貸与処理手段によって実際に遊技者に貸与された遊技媒体数を特定可能な貸与遊技媒体数情報を収集するための貸与遊技媒体数情報収集手段と、該貸与遊技媒体数情報収集手段にて収集した実際に遊技者に貸与された遊技媒体数を集計するとともに、前記使用遊技用価値情報送信手段から送信される使用遊技用価値情報から特定される使用遊技用価値の大きさを集計する集計手段と、該集計手段にて集計した集計結果を前記集中管理装置に送信する集計結果送信手段と、備える遊技場内管理装置と、を有し、
    前記単位遊技媒体貸与数記憶手段は、前記単位遊技媒体貸与数情報送信手段から送信された単位遊技媒体貸与数情報から特定される単位遊技媒体貸与数を記憶し、
    前記集中管理装置は、前記集計結果送信手段から送信される集計結果に含まれる使用遊技用価値の集計結果と前記単位遊技媒体貸与数入力手段から入力された単位遊技媒体貸与数とから、当該集計結果としての使用遊技用価値の大きさに対して貸与されるべき遊技媒体数である基準貸与遊技媒体数を算出する算出手段と、該算出手段にて算出された基準貸与遊技媒体数と前記集計結果に含まれる実際に遊技者に貸与された遊技媒体数の集計結果との差が所定範囲内であるか否かを判定する判定手段と、該判定手段による判定結果を出力する出力手段と、前記判定手段による判定結果が所定範囲内でないとの判定結果であることを条件に、前記単位遊技媒体貸与数入力手段から入力された単位遊技媒体貸与数を特定可能な単位遊技媒体貸与数情報を、前記遊技用装置に再送信するための単位遊技媒体貸与数情報再送信手段と、を備え
    前記遊技用装置は、該単位遊技媒体貸与数情報再送信手段から再送信される単位遊技媒体貸与数情報から特定される単位遊技媒体貸与数を前記単位遊技媒体貸与数記憶手段に記憶する
    ことを特徴とする遊技用管理システム。
  2. 遊技機に対応して設けられ、遊技媒体の貸与に使用される遊技用価値の大きさを特定可能な遊技用価値情報が記録された遊技用記録媒体の該遊技用価値情報から特定された遊技用価値の大きさの1単位に対して貸与される遊技媒体数である単位遊技媒体貸与数を記憶する単位遊技媒体貸与数記憶手段と、該遊技用価値情報から特定される遊技用価値の大きさの範囲内の所定の大きさの遊技用価値に相当する数の遊技媒体を、前記単位遊技媒体貸与数記憶手段に記憶された1単位に対応する数の遊技媒体を貸与するための処理を繰り返すことにより貸与する遊技媒体貸与処理手段と、該遊技媒体貸与処理手段にて遊技媒体の貸与に使用された使用遊技用価値の大きさを特定可能な使用遊技用価値情報を送信する使用遊技用価値情報送信手段と、を備える遊技用装置と、
    遊技場外に設けられた前記遊技用記録媒体に関する情報を管理する管理機関に設置され、前記単位遊技媒体貸与数を入力する単位遊技媒体貸与数入力手段と、該単位遊技媒体貸与数入力手段にて入力された単位遊技媒体貸与数を特定可能な単位遊技媒体貸与数情報を前記遊技用装置に送信するための単位遊技媒体貸与数情報送信手段と、を備える集中管理装置と、
    遊技場内に設置されるとともに、前記遊技媒体貸与処理手段によって実際に遊技者に貸与された遊技媒体数を特定可能な貸与遊技媒体数情報を収集するための貸与遊技媒体数情報収集手段と、該貸与遊技媒体数情報収集手段にて収集した実際に遊技者に貸与された遊技媒体数を集計するとともに、前記使用遊技用価値情報送信手段から送信される使用遊技用価値情報から特定される使用遊技用価値の大きさを集計する集計手段と、該集計手段にて集計した集計結果を前記集中管理装置に送信する集計結果送信手段と、備える遊技場内管理装置と、を有し、
    前記単位遊技媒体貸与数記憶手段は、前記単位遊技媒体貸与数情報送信手段から送信された単位遊技媒体貸与数情報から特定される単位遊技媒体貸与数を記憶し、
    前記集中管理装置は、前記集計結果送信手段から送信される集計結果に含まれる実際に遊技者に貸与された遊技媒体数の集計結果と前記単位遊技媒体貸与数入力手段から入力された単位遊技媒体貸与数とから、当該集計結果としての遊技媒体数に対して使用されるべき遊技用価値の大きさである基準遊技用価値の大きさを算出する算出手段と、該算出手段にて算出された基準遊技用価値の大きさと前記集計結果に含まれる前記使用遊技用価値の集計結果との差が所定範囲内であるか否かを判定する判定手段と、該判定手段による判定結果を出力する出力手段と、前記判定手段による判定結果が所定範囲内でないとの判定結果であることを条件に、前記単位遊技媒体貸与数入力手段から入力された単位遊技媒体貸与数を特定可能な単位遊技媒体貸与数情報を、前記遊技用装置に再送信するための単位遊技媒体貸与数情報再送信手段と、を備え
    前記遊技用装置は、該単位遊技媒体貸与数情報再送信手段から再送信される単位遊技媒体貸与数情報から特定される単位遊技媒体貸与数を前記単位遊技媒体貸与数記憶手段に記憶する
    ことを特徴とする遊技用管理システム。
  3. 前記使用遊技用価値情報送信手段は、当該遊技用装置を個々に識別可能な遊技用装置識別情報を含む使用遊技用価値情報を送信し、
    前記貸与遊技媒体数情報収集手段は、前記貸与遊技媒体数情報を各遊技用装置毎に収集し、
    前記集計手段は、各遊技用装置毎に実際に遊技者に貸与された遊技媒体数と使用遊技用価値の大きさとを集計し、
    前記算出手段は、各遊技用装置毎に前記基準貸与遊技媒体数或いは基準遊技用価値の大きさを算出し、
    前記判定手段は、各遊技用装置毎に前記判定を実施し、
    前記出力手段は、該判定手段による判定において、所定範囲内でないと判定された遊技用装置を特定可能に前記判定結果を出力することを特徴とする請求項1または2に記載の遊技用管理システム。
  4. 前記出力手段は、前記算出手段にて算出された基準貸与遊技媒体数と前記集計結果に含まれる実際に遊技者に貸与された遊技媒体数の集計結果との差、或いは前記算出手段にて算出された基準遊技用価値の大きさと前記集計結果に含まれる前記使用遊技用価値の大きさの集計結果との差をさらに出力することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遊技用管理システム。
  5. 前記判定手段は、前記単位遊技媒体貸与数情報の再送信の後、予め定められた時期に再度判定を実施することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遊技用管理システム。
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