JP4450277B2 - 遊技用システム - Google Patents

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本発明は、各遊技用記録媒体を個々に識別可能な遊技用記録媒体識別情報に対応付けて遊技に使用可能な遊技用価値の大きさを記憶する管理装置と、前記遊技用記録媒体を受け付けて、該受付けた遊技用記録媒体の遊技用記録媒体識別情報に対応付けて記憶されている遊技用価値の大きさの少なくとも一部を遊技に使用させる遊技使用処理を行う遊技用装置と、からなる遊技用システムに関する。
従来、この種の遊技用システムとしては、例えば、遊技用装置が遊技用記録媒体を受付けた状態で貨幣を受付けると、受付けた遊技用記録媒体に記録されたカードID(遊技用記録媒体識別情報)と受付けた受付貨幣額とを特定可能な情報を管理装置に送信し、該カードIDと受付貨幣額とを特定可能な情報を受信した管理装置は、該カードIDに対応して記憶している残額に受信した受付貨幣額を加算し、該加算処理が終了した旨を示す加算完了情報を遊技用装置に送信するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−190577号公報(第19頁、第18図)
しかしながら、特許文献1に記載の遊技用システムにあっては、例えば遊技用装置と管理装置とをデータ通信可能に接続する送信線に、送信された受付貨幣額を改ざんする不正基板が設置されたり、送信線にノイズの影響が及ぶこと等により、管理装置に送信された受付貨幣額が変化してしまうことがあり、このような場合、管理装置側においてカードIDに対応して記憶しているカード残額に加算する受付貨幣額と、実際に遊技用装置にて受付けた受付貨幣額と、が一致しなくなるといった不都合が生じることがあった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、遊技用装置にて受付けた貨幣の金額が管理装置に送信される途中で変化すること等により、遊技用装置にて受付けた貨幣の金額と管理装置にて遊技用記録媒体の残額に加算される受付貨幣額とが一致しなくなるといった不都合が生じることを回避できる遊技用システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の遊技用システムは、
各遊技用記録媒体を個々に識別可能な遊技用記録媒体識別情報に対応付けて、各遊技用記録媒体に残存する遊技に使用可能な遊技用価値の大きさを記憶するための残存遊技用価値記憶手段を備える管理装置と、
前記管理装置とデータ通信可能に接続され、前記遊技用記録媒体識別情報が記録された遊技用記録媒体を受付けて、該遊技用記録媒体に記録されている記録情報を読み取る読み取り手段と、該読み取り手段にて読み取った遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさの少なくとも一部を遊技に使用させる遊技使用処理を行う遊技使用処理手段と、貨幣を受付けて該受付けた貨幣を識別する貨幣識別手段と、前記遊技用記録媒体の受付け中において該貨幣識別手段にて識別された貨幣の金額である入金金額を特定可能な入金金額情報を記憶する入金金額情報記憶手段と、前記入金金額情報と前記読み取り手段にて読み取った遊技用記録媒体識別情報とを含む入金情報を前記管理装置に送信する入金情報送信手段と、を備える遊技用装置と、
から成る遊技用システムであって、
前記管理装置は、前記遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさから、前記遊技使用処理に供される遊技用価値の大きさを減算更新する遊技用価値減算更新手段と、前記入金情報送信手段からの前記入金情報の受信に基づいて、該受信した入金情報に含まれる入金金額情報から特定される入金金額に相当する遊技用価値の大きさを、当該受信した入金情報に含まれる遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさに加算更新する加算更新処理手段と、該加算更新処理手段にて加算した遊技用価値の大きさに相当する加算金額を特定可能な加算金額情報と前記加算更新処理手段による加算更新が完了した旨とを含む加算完了情報を前記遊技用装置に返信する加算完了情報返信手段と、を備え、
前記遊技用装置は、該加算完了情報返信手段からの前記加算完了情報の受信に基づいて、該受信した前記加算完了情報に含まれる加算金額情報から特定される加算金額と前記入金金額情報記憶手段に記憶された入金金額情報から特定される入金金額とが一致するか否かを判定する判定手段と、該判定手段による判定結果を示す判定結果情報を前記管理装置に送信する判定結果情報送信手段を備え、
前記管理装置は、該判定結果情報送信手段からの前記判定結果情報が示す判定結果が一致しない旨の判定結果であったときに、前記残存遊技用価値記憶手段に記憶された遊技用価値の大きさを、前記加算更新により前記入金金額に相当する遊技用価値の大きさが加算される前の遊技用価値の大きさに戻す遊技用価値修正手段を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、判定手段により加算金額と入金金額とが一致しないと判定されたときに、残存遊技用価値記憶手段に記憶された遊技用価値の大きさが加算が行われる前の遊技用価値の大きさに戻されるため、遊技用装置から管理装置に送信される入金金額情報が送信途中において不正に改ざんされたり、ノイズの影響等により変化した場合にも、遊技用装置にて受付けた貨幣の金額と管理装置にて加算更新される遊技用価値の大きさに相当する金額とが一致しないという不都合が生じることを回避できる。
本発明の請求項2に記載の遊技用システムは、
各遊技用記録媒体を個々に識別可能な遊技用記録媒体識別情報に対応付けて、各遊技用記録媒体に残存する遊技に使用可能な遊技用価値の大きさを記憶するための残存遊技用価値記憶手段を備える管理装置と、
前記管理装置とデータ通信可能に接続され、前記遊技用記録媒体識別情報が記録された遊技用記録媒体を受付けて、該遊技用記録媒体に記録されている記録情報を読み取る読み取り手段と、該読み取り手段にて読み取った遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさの少なくとも一部を遊技に使用させる遊技使用処理を行う遊技使用処理手段と、貨幣を受付けて該受付けた貨幣を識別する貨幣識別手段と、前記遊技用記録媒体の受付け中において該貨幣識別手段にて識別された貨幣の金額である入金金額を特定可能な入金金額情報を記憶する入金金額情報記憶手段と、前記入金金額情報と前記読み取り手段にて読み取った遊技用記録媒体識別情報とを含む入金情報を前記管理装置に送信する入金情報送信手段と、を備える遊技用装置と、
から成る遊技用システムであって、
前記管理装置は、前記遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさから、前記遊技使用処理に供される遊技用価値の大きさを減算更新する遊技用価値減算更新手段と、前記入金情報送信手段からの前記入金情報の受信に基づいて、当該受信した入金情報に含まれる入金金額情報から特定される入金金額に相当する遊技用価値の大きさを、当該受信した入金情報に含まれる遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさに加算更新する予定の加算予定遊技用価値として記憶する加算予定価値記憶手段と、該加算予定価値記憶手段に記憶された加算予定遊技用価値の大きさに相当する加算予定金額を特定可能な加算予定金額情報を前記遊技用装置に返信する加算予定金額情報返信手段と、を備え、
前記遊技用装置は、該加算予定金額情報返信手段からの前記加算予定金額情報の受信に基づいて、該受信した前記加算予定金額情報から特定される加算予定金額と前記入金金額情報記憶手段に記憶された入金金額情報から特定される入金金額とが一致するか否かを判定する判定手段と、該判定手段による判定結果を示す判定結果情報を前記管理装置に送信する判定結果情報送信手段を備え、
前記管理装置は、該判定結果情報送信手段からの前記判定結果情報が示す判定結果が一致する旨の判定結果であることを条件に、前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさに、前記加算予定価値記憶手段に記憶されている加算予定遊技用価値の大きさを加算更新する加算更新処理手段を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、判定手段により加算予定金額と入金金額とが一致すると判定されない限り、残存遊技用価値記憶手段に記憶された遊技用価値の大きさに加算予定遊技用価値の大きさが加算更新されることがないため、遊技用装置から管理装置に送信される入金金額情報が送信途中において不正に改ざんされたり、ノイズの影響等により変化した場合にも、遊技用装置にて受付けた貨幣の金額と管理装置にて加算更新される遊技用価値の大きさに相当する金額とが一致しないという不都合が生じることを回避できる。
本発明の請求項3に記載の遊技用システムは、
各遊技用記録媒体を個々に識別可能な遊技用記録媒体識別情報に対応付けて、各遊技用記録媒体に残存する遊技に使用可能な遊技用価値の大きさを記憶するための残存遊技用価値記憶手段を備える管理装置と、
前記管理装置とデータ通信可能に接続され、前記遊技用記録媒体識別情報並びに前記遊技用価値の大きさが記録された遊技用記録媒体を受付けて、該遊技用記録媒体に記録されている記録情報を読み取る読み取り手段と、該読み取り手段にて読み取った遊技用価値の大きさの少なくとも一部を遊技に使用させる遊技使用処理を行う遊技使用処理手段と、貨幣を受付けて該受付けた貨幣を識別する貨幣識別手段と、前記遊技用記録媒体の受付け中において該貨幣識別手段にて識別された貨幣の金額である入金金額を特定可能な入金金額情報または該入金金額と前記読み取り手段にて読み取った遊技用価値の大きさに相当する金額とを合計した合計金額を特定可能な合計金額情報を記憶する金額情報記憶手段と、前記入金金額情報と前記読み取り手段にて読み取った遊技用記録媒体識別情報とを含む入金情報を前記管理装置に送信する入金情報送信手段と、を備える遊技用装置と、
から成る遊技用システムであって、
前記管理装置は、前記遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさから、前記遊技使用処理に供される遊技用価値の大きさを減算更新する遊技用価値減算更新手段と、前記入金情報送信手段からの前記入金情報の受信に基づいて、該受信した入金情報に含まれる入金金額情報から特定される入金金額に相当する遊技用価値の大きさを、当該受信した入金情報に含まれる遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさに加算更新する加算更新処理手段と、該加算更新処理手段による加算更新後の遊技用価値の大きさに相当する加算後金額を特定可能な加算後金額情報と加算更新処理が完了した旨とを含む加算完了情報を前記遊技用装置に返信する加算完了情報返信手段と、を備え、
前記遊技用装置は、前記加算完了情報返信手段からの前記加算完了情報の受信に基づいて、前記金額情報記憶手段に記憶されている入金金額情報から特定される入金金額と前記読み取り手段にて読み取った遊技用価値の大きさに相当する金額との合計金額または前記合計金額情報から特定される合計金額と該受信した前記加算完了情報に含まれる加算後金額情報から特定される加算後金額とが一致するか否かを判定する判定手段と、該判定手段による判定結果を示す判定結果情報を前記管理装置に送信する判定結果情報送信手段を備え、
前記管理装置は、該判定結果情報送信手段からの前記判定結果情報が示す判定結果が一致しない旨の判定結果であったときに、前記残存遊技用価値記憶手段に記憶された遊技用価値の大きさを、前記加算更新により前記入金金額に相当する遊技用価値の大きさが加算される前の遊技用価値の大きさに戻す遊技用価値修正手段を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、判定手段により合計金額と加算後金額とが一致しないと判定されたときに、残存遊技用価値記憶手段に記憶された遊技用価値の大きさが加算が行われる前の遊技用価値の大きさに戻されるため、遊技用装置から管理装置に送信される入金金額情報が送信途中において不正に改ざんされたり、ノイズの影響等により変化した場合にも、遊技用装置にて受付けた貨幣の金額と管理装置にて加算更新される遊技用価値の大きさに相当する金額とが一致しないという不都合が生じることを回避できる。
本発明の請求項4に記載の遊技用システムは、
各遊技用記録媒体を個々に識別可能な遊技用記録媒体識別情報に対応付けて、各遊技用記録媒体に残存する遊技に使用可能な遊技用価値の大きさを記憶するための残存遊技用価値記憶手段を備える管理装置と、
前記管理装置とデータ通信可能に接続され、前記遊技用記録媒体識別情報並びに前記遊技用価値の大きさが記録された遊技用記録媒体を受付けて、該遊技用記録媒体に記録されている記録情報を読み取る読み取り手段と、該読み取り手段にて読み取った遊技用価値の大きさの少なくとも一部を遊技に使用させる遊技使用処理を行う遊技使用処理手段と、貨幣を受付けて該受付けた貨幣を識別する貨幣識別手段と、前記遊技用記録媒体の受付け中において該貨幣識別手段にて識別された貨幣の金額である入金金額を特定可能な入金金額情報または該入金金額と前記読み取り手段にて読み取った遊技用価値の大きさに相当する金額とを合計した合計金額を特定可能な合計金額情報を記憶する金額情報記憶手段と、前記入金金額情報と前記読み取り手段にて読み取った遊技用記録媒体識別情報とを含む入金情報を前記管理装置に送信する入金情報送信手段と、を備える遊技用装置と、
から成る遊技用システムであって、
前記管理装置は、前記遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさから、前記遊技使用処理に供される遊技用価値の大きさを減算更新する遊技用価値減算更新手段と、前記入金情報送信手段からの前記入金情報の受信に基づいて、当該受信した入金情報に含まれる入金金額情報から特定される入金金額に相当する遊技用価値の大きさを、当該受信した入金情報に含まれる遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさに加算更新する予定の加算予定遊技用価値として記憶する加算予定価値記憶手段と、当該受信した入金情報に含まれる遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさに相当する金額と前記加算予定遊技用価値の大きさに相当する金額とを合計した予定合計金額を特定可能な予定合計金額情報を前記遊技用装置に返信する予定合計金額情報返信手段を備え、
前記遊技用装置は、前記予定合計金額情報返信手段からの前記予定合計金額情報の受信に基づいて、前記金額情報記憶手段に記憶されている入金金額情報から特定される入金金額と前記読み取り手段にて読み取った遊技用価値の大きさに相当する金額との合計金額または前記合計金額情報から特定される合計金額と該受信した前記予定合計金額情報から特定される予定合計金額とが一致するか否かを判定する判定手段と、該判定手段による該判定結果を示す判定結果情報を前記管理装置に送信する判定結果情報送信手段を備え、
前記管理装置は、該判定結果情報送信手段からの前記判定結果情報が示す判定結果が一致する旨の判定結果であることを条件に、前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさに、前記加算予定価値記憶手段に記憶されている加算予定遊技用価値の大きさを加算更新する加算更新処理手段を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、判定手段により合計金額と予定合計金額とが一致すると判定されない限り、残存遊技用価値記憶手段に記憶された遊技用価値の大きさに加算予定遊技用価値の大きさが加算更新されることがないため、遊技用装置から管理装置に送信される入金金額情報が送信途中において不正に改ざんされたり、ノイズの影響等により変化した場合にも、遊技用装置にて受付けた貨幣の金額と管理装置にて加算更新される遊技用価値の大きさに相当する金額とが一致しないという不都合が生じることを回避できる。
本発明の請求項5に記載の遊技用システムは、請求項3または4に記載の遊技用システムであって、
前記遊技用装置は、
前記判定手段による判定結果が一致する旨の判定結果であることを条件に、前記遊技用記録媒体の受付け中において前記貨幣識別手段にて識別された貨幣の金額である入金金額に相当する遊技用価値の大きさと前記遊技用記録媒体に記録されている遊技用価値の大きさとを合計した合計遊技用価値の大きさを前記遊技用記録媒体に記録する記録手段を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、遊技用記録媒体に、管理装置の残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさと異なる遊技用価値の大きさが記録されることを回避できる。
本発明の請求項6に記載の遊技用システムは、請求項1〜5のいずれかに記載の遊技用システムであって、
前記判定結果情報送信手段は、前記判定結果情報とともに各遊技用装置を個々に識別可能とするために当該遊技用装置に付与された遊技用装置識別情報を前記管理装置に送信し、
前記管理装置は、
前記判定結果情報送信手段から一致しない旨の判定結果を示す前記判定結果情報を受信した受信回数を、該判定結果情報とともに受信した遊技用装置識別情報から特定される遊技用装置毎に集計する集計手段と、
該集計手段による集計結果を出力する集計結果出力手段と、
を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、遊技用装置から管理装置に送信される途中で入金金額が不正に改ざんされたり、ノイズの影響等により変化しやすい遊技用装置を特定し、迅速な対応策を講じることができる。
本発明の請求項7に記載の遊技用システムは、請求項1〜6のいずれかに記載の遊技用システムであって、
前記貨幣識別手段は、
受付けた貨幣を返却可能に保持するとともに、前記判定手段における判定結果が一致する旨の判定結果であったときには保持していた貨幣を回収し、一致しない旨を示す判定結果であったときには保持していた貨幣を返却することを特徴としている。
この特徴によれば、管理装置において残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさに入金金額に相当する遊技用価値の大きさを加算更新しないときは、貨幣識別手段にて受付けて識別された貨幣を遊技者に確実に返却することができる。
本発明の実施例を以下に説明する。
本実施例1は請求項1に対応するものであり、図1は本実施例1の遊技用管理システムの構成を示す図であり、この遊技用管理システムは、遊技場において複数配置された遊技島に並設される遊技機としてのカードリーダ式パチンコ機(以下パチンコ機)2に対して1対1に設置される本発明の遊技用装置としてのカードユニット3と、当該遊技場内に設置され、カードユニット3において使用される遊技用記録媒体である会員カードやビジターカードの管理等を行うシステムコントローラ100と、遊技場外のカード管理会社に設置され、各遊技場において使用される会員カードやビジターカードに関する情報を管理する本発明の集中管理装置としての管理サーバ140とから主に構成されている。尚、図1に示す120は、当該遊技場において会員登録した会員である各会員遊技者に関する情報を管理するための会員管理コンピュータである。
各カードユニット3は、システムコントローラ100並びに会員管理コンピュータ120とハブ(HUB)8’(図3参照)並びに通信ケーブル8を介して双方向のデータ通信可能に接続されていて、各接続機器にはそれぞれローカルIPアドレスが付与されてローカルエリアネットワーク(LAN)が形成されており、該ローカルエリアネットワーク(LAN)に接続されている各機器には、ローカルIPアドレスが付与されているとともに、当該機器を個々に識別可能な装置IDが付与されており、各機器が装置IDとローカルIPアドレスとが対応付けられたIPアドレステーブルを当該LANに接続された各装置が有することで、装置IDからローカルIPアドレスを特定して、当該装置IDの装置との送受信を実施できるようになっており、システムコントローラ100と会員管理コンピュータ120との間においても、当該ローカルエリアネットワーク(LAN)を介して相互にデータ通信可能とされている。
また、システムコントローラ100は通信回線11を介してカード管理会社に設置された管理サーバ140と相互にデータ通信可能に接続されており、システムコントローラ100にて収集、管理されている当該遊技場の各カードユニット3にて使用された遊技用価値であるプリペイド度数や入金等の情報、並びに実際に遊技者に貸し出されたパチンコ玉数の集計情報等の情報が、売上等の営業情報とともに管理サーバ140に送信されるとともに、管理サーバ140からの運用情報や、遊技用価値の大きさの1単位である1度数に対して貸与されるパチンコ玉数である単位玉貸数を特定可能な単位玉貸数情報がシステムコントローラ100に送信されるようになっている。
初めに、本実施例にて用いた遊技用記録媒体について説明すると、本実施例では予め会員登録をした会員遊技者に対して発行される会員カードと、カードユニット3に装着されているビジターカードと、の2種類のICカードを遊技用記録媒体として使用している。
まず、本発明の会員カードについて説明すると、この会員カードには、カードユニット3内に設けられている後述のカードリーダライタ327と非接触にてデータ通信を行うことが可能な非接触式ICカードが適用されており、その内部メモリには、各会員カードを個別に識別可能な会員カードID(遊技用記録媒体識別情報)や、各会員を個々に識別可能な会員ID、カードユニット3とシステムコントローラ100との通信がオフライン状態の場合に使用されるセキュリティー情報等が書き換え不可に記録されているとともに、パチンコ玉の貸出しに使用される度数等の情報が書き換え可能に記憶されている。
ここで、度数は遊技に使用可能な遊技用価値の大きさの一例であって、金額を100で除することにより得られる(例えば1000円は10度数となる)。
また、本実施例に用いたカードユニット3に装着されるビジターカードも、各辺の長さが前記会員カードの各辺の長さより若干短い略長方形の非接触ICカードとされており、該ビジターカードに搭載されている集積回路の内部メモリには、各ビジターカードを個別に識別可能なシリアル番号やカードID並びに当該ビジターカードが使用される使用店等が書き換え不可に記録されているとともに、会員カードの未挿入時にカードユニット3に投入される金額に該当する大きさの遊技用価値情報である度数や、装着されているカードユニット3の装置ID、並びに書き換え回数情報等の情報等が書き換え可能に記憶されている。
次いで、本発明における遊技用装置としてのカードユニット3について説明すると、カードユニット3は、対応するパチンコ機2と直接、及び中継端末4を介して接続されており、カードユニット3と対応するパチンコ機2との間で各種信号の送受が可能とされているとともに、対応するパチンコ機2等から出力される各種遊技情報を示す信号や、当該パチンコ機から貸出したパチンコ玉数を示す貸出玉数信号や、パチンコ機2に供給されるパチンコ玉数を計数するための供給玉計数器6から出力される供給玉信号や、パチンコ機2から排出されるパチンコ玉数を計数するためのアウト玉計数器7から出力されるアウト玉信号が、中継端末4を介して対応するカードユニット3に入力され、これらカードユニット3に入力される各種信号の情報が、後述する入力信号情報としてシステムコントローラ100に送信されるようになっている。
この本実施例のカードユニット3の前面には、図2に示すように、各種表示部と紙幣挿入口302、硬貨投入口303、硬貨返却ボタン304、突出部305、硬貨返却口308、会員カード挿入口309、ビジターカード装着口310が設けられている。
カードユニット3の前面に設けられた会員カード挿入口309とビジターカード装着口310とは、遊技者から見て左右方向に並設配置されている。会員カード挿入口309は、内蔵されるカードリーダライタ327(図3参照)の会員カードスロット(図示略)に連設されており、この会員カード挿入口309を介して会員カードを会員カードスロットに挿入可能とされている。また、ビジターカード装着口310は、カードリーダライタ327のビジターカード収容室(図示略)に連設されており、このビジターカード装着口310を介してビジターカードをビジターカード収容室に装着可能とされている。
カードユニット3の前面には、前方に突出する態様にて突出部305が設けられている。該突出部305において、遊技者側に向けられた面には、表示部312と、メインメニュー画面を表示させるためのメニュースイッチ316と、データ画面(図示略)を表示させるためのデータスイッチ318と、遊技者が後述する貯蓄玉数を用いた再プレイ遊技を実施するための再プレイスイッチ319と、再プレイスイッチ319の操作が有効であることを報知するための再プレイ表示部320とが設けられており、該表示部312の表面には、表示部312に表示された表示項目を指触により入力可能とするためのタッチパネル314が設けられている。
図3は、本実施例のカードユニット3の構成を示すブロック図である。カードユニット3は、カードリーダライタ327と、表示制御基板329と、制御ユニット328と、から主に構成されており、カードリーダライタ327及び表示制御基板329は、制御ユニット328と接続され、各種データの送受が可能とされている。
カードリーダライタ327は、会員カード挿入口309から受付けた会員カードやビジターカードに記録されている会員カードIDやカードID、会員ID、並びに度数等の記録情報の読み取り並びに書き込みを行うとともに、HUB8’を介してシステムコントローラ100とデータ通信可能に接続されており、挿入された会員カードに記録された会員カードIDによる認証や度数の確認等をシステムコントローラ100との間で行う。
表示制御基板329には、前述した液晶表示器313、タッチパネル314、各種スイッチ類(メニュースイッチ316a、データスイッチ318a、再プレイスイッチ319a)や前述した再プレイ表示部320内に設けられた再プレイLED320a等の電子部品が接続されている。
表示制御基板329に接続されている電子部品のうちタッチパネル314、各種スイッチ類(メニュースイッチ316a、データスイッチ318a、再プレイスイッチ319a)は、表示制御基板329を介して制御ユニット328に接続されており、タッチパネル314による位置検出情報や各スイッチの検出信号が制御ユニット328に入力される。また、再プレイLED320aも、表示制御基板329を介して制御ユニット328に接続されており、その点灯制御が制御ユニット328により行われる。
また、表示制御基板329は、液晶表示器313の表示駆動を行う表示駆動回路や、前記タッチパネル314からの出力信号に基づいて押圧操作された位置を特定して該特定した入力位置情報を出力する入力位置検出回路や、表示駆動回路の表示処理や画像合成処理に使用されるVRAMや、各種スイッチが接続されてスイッチからの信号が入力されるI/Oポートを含み、制御ユニット328から出力された各種画面等の表示データを液晶表示器313に表示する制御を行う。
制御ユニット328には、表示制御基板329を介して接続されたスイッチや表示器等の電子部品に加えて、紙幣識別ユニット321、硬貨識別ユニット322が接続されている。紙幣識別ユニット321は、紙幣挿入口302に投入された紙幣を取り込んで(受け付けて)その真贋や紙幣種別の識別を行う。また、硬貨識別ユニット322は、硬貨投入口303より投入された硬貨の真贋並びに硬貨種別の識別を行う。
また、制御ユニット328には、特に図示しないが、接続されたパチンコ機2に設けられ、パチンコ玉の貸出に使用できる度数(遊技用価値)を表示する度数表示器や、パチンコ玉の貸出を行う際に操作される貸出ボタンの操作を検知する貸出スイッチ、受付け中の会員カードを返却させる際に操作される返却ボタンの操作を検知する返却スイッチが接続されている。
制御ユニット328は、各種スイッチの検出信号やタッチパネル314の位置検出情報、紙幣識別ユニット321や硬貨識別ユニット322による識別信号等を受けて、制御ユニット328に接続されているLED、カードリーダライタ327、表示コントローラ329の制御等、全体の動作制御、並びに後述する貸出処理や、払戻処理等の各種処理を実行する。
また、制御ユニット328は、対応するパチンコ機2の図示しない賞球数制御基板と接続されており、該賞球数制御基板との間において貸出処理に伴う各種信号の送受が実施可能とされているとともに、通信部334並びにHUB8’を介して会員管理コンピュータ120とデータ通信可能に接続されており、各種データの送受が可能とされている。
また、制御ユニット328は、システムコントローラ100から送信される単位玉貸数情報の受信に基づいて、該単位玉貸数情報から特定される単位玉貸数のデータを制御ユニット328に設けられているRAM328b(図3参照)に記憶する単位玉貸数記憶(更新)処理を実施する。
また、制御ユニット328は、当該カードユニット3の装置IDとともに、対応するパチンコ機2から実際に貸出したパチンコ玉数が10玉に達する毎に中継端末4を介して入力される貸出玉数信号や、供給玉数信号並びにアウト玉数信号や、遊技情報の各種信号の入力状況(貸出玉数信号や供給玉数信号並びにアウト玉数信号は入力信号数の値)を特定可能な情報とを含む入力信号情報をシステムコントローラ100に送信する入力信号情報送信処理を実施する。
また、制御ユニット328は、会員カード挿入口309に挿入された会員カードに対してシステムコントローラ100と連携して利用の可/不可を判別する受付処理を行う。
また、制御ユニット328は、該受付処理において受付けられた会員カードより読み出された度数が残存する場合であって、パチンコ機2に備えられる貸出ボタンの操作が検出された場合に、カードリーダライタ327にて受付けた会員カードから読み出した遊技用価値の大きさである度数の大きさの範囲内(すなわち、カードリーダライタ327により読み取った会員カードIDに対応付けて後述するシステムコントローラ100の会員カードマスターテーブルに記憶されている残存度数の範囲内)であり、その時点において貸出単位に設定されている度数に相当する数のパチンコ玉を、前記RAM328bに記憶されている1単位となる1度数に対応するパチンコ玉数である単位玉貸数のパチンコ玉を貸与するための処理を、貸出単位に設定されている度数分だけ繰り返すことにより貸与する(すなわち、前記残存度数の少なくとも一部を遊技に使用させる)遊技使用処理となる貸出処理を行うとともに、該貸出処理に供された度数と装置IDとを含む会員貸出完了情報をシステムコントローラ100に送信する処理を実施する。
また、制御ユニット328は、後述するように、会員カードが受付中でかつ残存する度数が10度以下の場合であって、紙幣(1000円紙幣、2000円紙幣、5000円紙幣、10000円紙幣)または硬貨(100円硬貨、500円硬貨)が挿入または投入されて識別された場合に、この識別された金額(入金金額)に相当する度数(入金度数)を入金金額を特定可能な入金金額情報としてRAM328bに記憶するとともに、識別された金額に相当する度数と、受付けられている会員カードより読み出された会員カードIDと、を入金情報としてシステムコントローラ100に送信する入金金額情報送信処理と、該送信処理に応じてシステムコントローラ100から送信される加算完了情報に含まれる加算度数と前記RAM328bに記憶されている入金度数とが一致しているか否かを判定する判定処理と、該判定処理による判定結果を示す判定結果情報を当該カードユニット3を個別に識別可能とするために当該カードユニット3に付与された装置IDとともにシステムコントローラ100に送信する判定結果情報送信処理と、判定結果に基づいて紙幣または硬貨を回収または返却させる受付貨幣処理と、判定結果が一致する旨の判定結果である場合に会員カードより読み出された度数に入金度数を更新記録する更新記録処理と、をからなる追加入金処理を行う。なお、これら追加入金処理の詳細に関しては後述することとする。
また、本実施例の前記判定処理においては、加算度数と入金度数とが一致するか否かを判定しているが、加算度数及び入金度数から加算金額及び入金金額それぞれを特定できるため、当該加算度数と入金度数とが一致するか否かを判定する判定処理が加算金額と入金金額とが一致するか否かを判定する判定処理に該当する。
また、制御ユニット328は、会員カードが受付けられていない場合に低額紙幣(1000円紙幣)または硬貨(100円硬貨、500円硬貨)が挿入または投入されて識別された場合に、この識別された金額に相当する度数をビジターカード装着口310に装着されているビジターカードに記録した後、この記録した度数に相当する数のパチンコ玉数を、前記RAM328bに記憶されている1度数に対応するパチンコ玉数である単位玉貸数のパチンコ玉を貸与するための処理を、前記記録した度数分だけ繰り返すことにより貸与する発行貸出処理を行うとともに、該発行貸出処理に供された度数(使用度数)と装置IDとを含む発行貸出完了情報をシステムコントローラ100に送信する使用遊技用価値情報送信処理を実施する。
また、制御ユニット328は、会員遊技者が以前の遊技にて貯蓄した貯蓄玉数を、会員管理コンピュータ120から入手し、この入手した貯蓄玉数を使用して、対応するパチンコ機2に対して払戻要求を出力し、所定数のパチンコ玉の払い戻しを実施させる払戻処理を行う。
また、制御ユニット328は、カードユニット3と1対1に並設されたパチンコ機2が備える返却ボタンが遊技者により操作された場合に、受付け中の会員カードの返却を実施する返却処理を行う。
ここで、本発明におけるシステムコントローラ100の構成について図4に基づいて説明すると、該システムコントローラ100は、コンピュータ内部にてデータの送受を行うデータバス101に、後述する記憶装置105に記憶されている処理プログラムに基づいて、後述する会員カードマスターテーブル等の各種データベースの更新処理や、該会員カードマスターテーブルに登録データに基づいてカードユニット3にて受付けた会員カードの使用可否の判定処理等を行うCPU102、ワークメモリ等として使用されるRAM103、時刻情報やカレンダ情報を出力するRTC104、磁気ディスクや光磁気ディスクから成る記憶装置105、ファンクションメニュー等が独自に割り当てられた専用化されたキーボードである入力装置106、各種情報を表示出力する表示装置107、各種情報をプリント出力するプリンタ108、前記会員管理コンピュータ120や前記カードユニット3(カードリーダライタ327)とのデータ通信を行う通信部109、前記カード会社に設けられた管理サーバ140と電話回線11を通じてデータ通信を可能とするためのデジタルサービスユニット(DSU)111が接続された通常のコンピュータである。
また、前記記憶装置105には、該システムコントローラ100の処理を実施するための処理プログラムに加えて、図5(a)に示すカードマスターテーブルや図5(b)に示すカードユニット別データテーブルを含むカード管理データベース(DB)が記憶されている。
本実施例に用いた会員カードマスターテーブルには、図5(a)に示すように、会員カードの会員カードIDに対応付けて、前記カードユニット3における後述の追加入金処理が実施されたカードユニット3の装置IDと、該追加入金処理に供された入金額に相当する入金度数と、該入金度数から貸出処理に使用された使用度数と、前記入金度数のうち未だ貸出処理に使用されていない残存度数(すなわち、各会員カードに残存する遊技用価値の大きさ)と、そのカードが前記カード会社の管理サーバ140から配信される運用情報に含まれるブラックリスト或いはあみかけリストに基づき、その会員カードが使用不可であるかを示す使用不可情報と、が対応付けて記憶されており、これら会員カードマスターテーブルに登録されている残存度数と各会員カードに記録されている残存度数とが一致するように管理されるとともに、これら残存度数を照合することで各会員カードの使用可否の判定が実施される。
本実施例に用いたカードユニット別データテーブルには、図5(b)に示すように、前記カードユニット3の装置IDに対応付けて、当該カードユニット3が設置されている遊技島の島番号と、その通信状況(通信中かオフラインか)と、対応するパチンコ機2の機種名である対応機種と、装着されているビジターカードのシリアル番号とビジターカードIDと、カードユニット3の貸出処理並びに発行貸出処理に使用された度数の集計値である総使用度数と、該総使用度数のうちビジターカードから使用されたV(ビジター)カード使用度数と、会員カードから使用された度数である会員カード使用度数と、当該カードユニット3にて入金された入金総額が相当する度数である会員カード入金度数、並びに各カードユニット3から送信される前記入力信号情報に基づく実貸出玉数と、後述する判定処理において不一致と判定された不一致回数と、が登録されており、これらカードユニット別データテーブルにおける各種データは、前記カードユニット3から貸出処理や発行貸出処理の都度毎に送信される会員貸出完了情報(図6参照)や発行貸出完了情報等の各種情報や、後述する加算更新処理の都度毎に送信される加算完了情報や、前記入力信号情報に基づき更新されるようになっている。
本実施例のシステムコントローラ100のCPU102は、前記管理サーバ140から単位玉貸数情報の送信があった場合に、当該単位玉貸数情報を各カードユニット3に送信する単位玉貸数情報の中継処理を実施する。また、カードユニット3の制御ユニット328から送信される装置IDを含む入力信号情報を受信することで、カードユニット3における貸出処理並びに発行貸出処理によって実際に遊技者に貸与されたパチンコ玉数の情報を、カードユニット3毎に収集する収集処理を実施する。
また、本実施例のシステムコントローラ100のCPU102は、該入力信号情報の受信に基づいて、前記カードユニット別データテーブルにおいて当該入力信号情報に含まれる装置IDに対応付けられた実貸出玉数を更新することで、カードユニット3における貸出処理並びに発行貸出処理によって実際に遊技者に貸与されたパチンコ玉数を各カードユニット3毎に集計する貸与球数集計処理を実施する。
また、本実施例のシステムコントローラ100のCPU102は、前記カードユニット3から貸出処理や発行貸出処理の都度毎に送信される会員貸出完了情報(図6参照)や発行貸出完了情報(図示略)の受信に基づいて、当該会員貸出完了情報や発行貸出完了情報に含まれる装置IDからカードユニット3を特定し、前記カードユニット別データテーブルにおいて当該装置IDに対応付けられた総使用度数と、Vカード使用度数或いは会員カード使用度数に、該会員貸出完了情報や発行貸出完了情報から特定される使用遊技用価値である度数の大きさを加算更新することで、各カードユニット3毎の使用遊技用価値の大きさである総使用度数を集計する総使用度数集計処理を実施する。
また、本実施例のシステムコントローラ100のCPU102は、営業終了後の所定時間において、前記カードユニット別データテーブルにおいて集計した総使用度数と実貸出玉数とを集計結果として管理サーバ140に送信する送信処理を実施する。
ここで、本実施例におけるカードユニット3とシステムコントローラ100並びに会員管理コンピュータ120の間において、会員カードの受付けに伴って実施される各種のデータの授受の状況について、図6に基づいて簡潔に説明すると、カードユニット3のカード挿入口309へ会員カードが挿入された場合には、カードリーダライタ327が、該挿入された会員カードから会員ID、会員カードID、度数、とを読み出して一時記憶するとともに、会員カードID、度数、装置ID、とを含む使用許諾要求を前記システムコントローラ100へ送信する。
システムコントローラ100は、使用許諾要求の受信に基づき、受信した会員カードIDに対応して登録管理されている残存度数の照合や使用不可フラグの登録の有無に基づく認証を実施し、認証がOKであれば使用許諾をカードユニット3(カードリーダライタ327)に返信する使用可否の判定処理を実施する。
前記カードユニット3(カードリーダライタ327)が使用許諾を受信した場合には、挿入された会員カードを使用可能とし、前記読み出した会員IDと度数とを制御ユニット328に出力することで、制御ユニット328は、会員管理コンピュータ120に対して受付けた会員カードから読み出した会員IDと装置IDとを含む会員カード受付け通知を通信部334より送信する。
該会員カード受付け通知の送信を受けて会員管理コンピュータ120は、送信されてきた会員IDが会員情報テーブルに存在するか否かを判定し、存在する場合においては会員カード取込応答(図示略)を返信する。
前記会員カード取込応答の受信に基づいて制御ユニット328は、カードリーダライタ327から出力されて記憶している度数を表示部312並びにパチンコ機2に設けられた度数表示部(図示略)に表示し、該度数表示部の近傍に設けられた貸出ボタンスイッチ(図示略)の押圧操作待ちとなる。尚、会員カード排出応答を受信した場合には、制御ユニット328は、前記にて受付けた会員カードを会員カード挿入口309から排出して返却する。
この操作待ち段階において、遊技者が前記貸出ボタンスイッチを押圧操作した場合においては、残度数が「0」であるか否かの判定を実施した後、前記制御ユニット328は、前記パチンコ機2より出力される貸出可能を示す信号の有無を判定し、貸出可能の信号出力がある場合において、前記1度数に対応する単位玉貸数のパチンコ玉の払出を指示するための信号を、貸出単位として設定されている度数の大きさとなるまで繰返し出力する前記貸出処理を実施する。具体的には、制御ユニット328は、1度数に対応する単位玉貸数が例えば23玉である場合には、該23玉に相当する23パルスをパチンコ機2に出力し、該1度数に相当する23パルスの出力を、貸出単位、例えば5度数であれば5回繰返し実施することで、合計23パルス×5=115パルスをパチンコ機2に出力する。
これら払出を指示するための信号の出力回数が貸出単位として設定されている度数の大きさに対応する回数に達した場合には、制御ユニット328が貸出単位として設定されている度数(使用度数)をカードリーダライタ327に出力することで、該カードリーダライタ327に一時記憶されている残度数から該使用度数分が減算更新されるとともに、会員カードIDと装置IDと使用度数とを含む会員貸出完了情報がシステムコントローラ100に対して送信され、システムコントローラ100にて管理されている当該会員カードの残存度数が減算更新、具体的には、前記会員カードマスターテーブルにおいて受信した会員カードIDに対応付けて記憶されている残存度数から使用度数(遊技使用処理に供される遊技用価値の大きさ)が減算更新されるとともに(CPU102による減算更新処理)、当該装置IDに対応してカードユニット別データテーブルに記憶されている総使用度数と会員カード使用度数に、使用度数が加算更新されてカードユニット別データテーブルが更新される。。
これら遊技によって前記残度数が10度数未満になった場合、具体的には残度数が10度数未満になった会員カードが挿入中である場合に、本実施例のカードユニット3においては、後述するように前記紙幣挿入口302より紙幣を挿入して、該挿入中の会員カードに対する追加入金(追加入金処理)を実施できるようになっている。なお、本実施例においては、挿入された会員カードの残度数が10度数未満になった場合において追加入金受付け状態となるようになっているが、残度数が0度数となった時点で追加入金受付状態となるようにしてもよく、追加入金受付状態となる残度数の数値は任意に変更可能である。
次いで、前記カード挿入口309に会員カードが挿入された場合に実施可能となる再プレイ処理について説明すると、再プレイを実施する場合には、会員遊技者が前記再プレイスイッチ319を押圧操作することで、暗証番号の入力画面が表示部312に表示されて暗証番号の受付けが実施されるとともに、該受付けた暗証番号と会員カードから読み出された会員IDと装置IDとを含む貯玉抽出要求が会員管理コンピュータ120に送信される。
該貯玉抽出要求の受信に基づいて会員管理コンピュータ120は、貯玉抽出要求に含まれる会員IDに対応して前記会員情報テーブルに記憶されている暗証番号と、貯玉抽出要求に含まれる暗証番号とを照合し、該照合において双方の暗証番号が一致した場合において、該会員カードの使用を許容する認証処理を実施し、貯玉抽出要求に含まれる会員IDに対応して登録されている貯蓄玉数を抽出してカードユニット3の制御ユニット328に返信する。
該返信に基づいて制御ユニット328は、返信されてきた貯蓄玉数に該当する再プレイ回数を算出し、該算出した再プレイ回数と貯蓄玉数とを表示部312に表示する。この段階にて前記再プレイボタン319を操作すると、再プレイ回数が存在する場合に前記貸出処理の場合と同様にパチンコ玉の払出(払戻)が対応するパチンコ機2より実施されることで、遊技者は、一度遊技にて獲得した貯蓄玉数を再度遊技に使用することができる。
このパチンコ玉の払出(払戻)が完了した際に制御ユニット328は、前記表示部312に表示している再プレイ回数から1を減算表示するとともに、該1回の再プレイに対応する貯蓄玉数を表示部312に表示している貯蓄玉数から減算表示する。そして、これら払戻した貯蓄玉数である払戻玉数と、会員IDと、カードユニット3の装置IDとを含む払戻完了情報を会員管理コンピュータ120に送信する。
この払戻完了情報の受信に基づいて会員管理コンピュータ120は、払戻完了情報に含まれる会員IDに対応して会員情報テーブルに記憶されている貯蓄玉数から、払戻完了情報に含まれる払戻玉数を減算更新することで、再プレイ回数が残存する限り、繰返し再プレイを実施できるようになっている。
次いで、前記ビジターカードを使用して実施される発行貸出処理について簡潔に説明すると、前記会員カード37が受付中ではない場合に、低額紙幣(1000円紙幣)または硬貨(100円硬貨、500円硬貨)が挿入または投入されると、紙幣識別ユニット321または硬貨識別ユニット324において挿入された紙幣または投入された硬貨の金額が識別され、識別金額が前記制御ユニット328に出力される。これに基づき制御ユニット328は、前記出力された識別金額を度数(識別金額を100で除算した値)に変換し、該変換した度数(発行度数)をカードリーダライタ327に出力する。
この発行度数の出力を受けたカードリーダライタ327では、装着されているビジターカード38に出力を受けた発行度数を記録することで、ビジターカードを遊技者に対して発行する形態をとるとともに、該ビジターカードに記録した発行度数を再度読み取り、制御ユニット328に出力する。
カードリーダライタ327より当該発行度数の出力を受けた制御ユニット328では、出力を受けた発行度数をRAM328b内の度数記憶領域に記憶するとともに、対応するパチンコ機2の前記度数表示部(図示略)と前記表示部312に表示した後、前記制御ユニット328は、前記パチンコ機2より出力される貸出可能を示す信号の有無を判定し、貸出可能の信号出力がある場合において、前記1度数に対応する単位玉貸数のパチンコ玉数の払出を指示するための信号を、読み出した全ての度数の大きさとなるまで繰返し出力する前記発行貸出処理を実施した後、制御ユニット328は該発行貸出処理に供された使用度数と装置IDとを含む発行貸出完了をカードリーダライタ327に出力する。
そして、この発行貸出完了を受けてカードリーダライタ327は、前記ビジターカードによる発行貸出処理がなされたことを示すとともに、当該発行貸出処理に供された使用度数(1度または5度または10度)と装置ID並びに装着されているビジターカード38のビジターカードIDとを含む発行貸出完了情報をシステムコントローラ100に対して送信するようになっており、該システムコントローラ100では、発行貸出完了情報の受信に基づいて、前記カードユニット別データテーブルにおいて当該発行貸出完了情報に含まれる装置IDに対応付けられている総使用度数とVカード使用度数に、当該発行貸出完了情報に含まれる使用度数を加算更新する。
次に、会員カードに記録されている残度数が10度数未満になった場合、具体的には残度数が10度数未満になった会員カードが挿入中である場合において、カードユニット3の紙幣挿入口302に紙幣が挿入された場合におけるカードユニットとシステムコントローラとの間において行われる追加入金処理を、図6及び図7に基づいて説明する。なお、本実施例では会員カードに記録されている残度数が10度数未満になった場合において追加入金可能な追加入金額は500円、1000円、5000円、10000円とされているが、例えば1000円等、1金種のみを追加入金可能としてもよい。
図6に示されるように、会員カードに記録されている残度数が10度数未満となって追加入金受付状態であるときにおいて、紙幣(例えば1000円紙幣)が紙幣挿入口302に挿入されると、紙幣識別ユニット321に挿入された紙幣の金種及び真贋が識別され、該識別金額(1000円)が前記制御ユニット328に出力される。なお、紙幣識別ユニット321の内部に挿入された紙幣は、ユニット内部において返却可能な状態で保持される。
これに基づき制御ユニット328は、該識別金額を度数{(識別金額を100で除算した値)10度数}に変換し、該変換した度数(入金度数)をRAM328bに記憶するとともに、この入金度数及び該カードユニット3の装置ID及び該カードユニット3にて受付け中の会員カードIDを含む入金要求情報(入金情報)をシステムコントローラ100に送信する入金要求情報送信処理を行う。
該入金要求情報を受信したシステムコントローラ100のCPU102は、受信した入金要求情報に含まれる入金度数を、該入金要求情報に含まれる会員カードIDに対応して会員カードマスターテーブルに記憶されている残存度数に加算して更新する加算更新処理を行うとともに、該入金要求情報から特定した装置IDに対応してカードユニット別データテーブルに記憶されている会員カード入金度数に前記入金度数を加算更新する処理を行う。
次いでシステムコントローラ100のCPU102は、会員カードマスターテーブルの残存度数に加算した加算度数(加算金額情報)、すなわち、受信した入金要求情報から特定した入金度数に基づく加算度数と、残存度数に加算度数を加算更新する加算更新処理が終了した旨とを含む加算完了情報をカードユニット3に返信する加算完了情報送信処理を行う。
該加算完了情報を受信した制御ユニット328は、RAM328bに記憶されている入金度数と該入金加算完了情報に含まれる加算度数とが一致しているか否かを判定する判定処理を実施するとともに、該判定結果を示す判定結果情報及び当該カードユニット3の装置IDをシステムコントローラ100に送信する判定結果情報送信処理を行う。
該判定結果情報を受信したシステムコントローラ100のCPU102は、受信した判定結果情報から一致する旨の判定結果であることを確認した場合はそのまま追加入金処理を終了する。
また、受信した判定結果情報から一致しない旨の判定結果であることを確認した場合、前記加算更新処理において加算更新された会員カードマスターテーブルの残存度数を、前記加算更新処理において加算度数を加算する前の残存度数に戻す残存度数修正処理を行うとともに、該判定結果情報から特定した装置IDに対応してカードユニット別データテーブルに記憶されている会員カード入金度数を、加算更新前の入金度数に戻す処理を行う。次いで、入金度数と加算度数とが一致しなかった旨を示す判定結果情報を受信した旨を例えばシステムコントローラ100の表示装置107等に出力するとともに、前記判定結果情報とともに受信した装置IDから前記判定結果情報を受信したカードユニット3を特定し、入金度数と加算度数とが一致しなかった旨を示すエラーメッセージ及び前記判定結果情報を受信したカードユニット3を特定可能に表示するエラー報知処理を行う。さらに、カードユニット別データテーブルにおいて前記判定結果情報とともに受信した装置IDに対応付けられている不一致回数に1を加算する不一致回数加算処理を行う。
すなわち、システムコントローラ100のCPU102は、一致しない旨の判定結果を示す判定結果情報の受信回数を該判定結果情報に含まれる装置IDに基づいてカードユニット3毎に集計する。そして、カードユニット3毎に集計された判定結果情報の受信回数は、所定操作により表示装置107等に表示されることになる。
一方、制御ユニット328は、前記判定処理における判定結果が一致する旨の判定結果であった場合、加算更新処理が正常に行われたとして紙幣識別ユニット321の内部に保持していた紙幣を遊技島内部に搬送して回収させるとともに、RAM328bに記憶されている入金度数を受付中の会員カードに更新記録する更新記録処理(すなわち、当該入金度数と受付中の会員カードに記録されている残度数とを合計した合計度数を受付中の会員カードに記録する処理)を行う。
また、判定処理における判定結果が一致しない旨の判定結果であった場合、加算更新処理が正常に行われなかったとして、RAM328bに記憶されていた入金度数を受付中の会員カードに更新記録することなく、紙幣識別ユニット321の内部に保持していた紙幣を紙幣挿入口302から排出して遊技者に返却させることになる。
このように本発明の実施例1としての遊技用システムにおいては、カードユニット3からシステムコントローラ100に送信される入金度数が送信途中において不正に改ざんされたり、ノイズの影響等により変化し、システムコントローラ100においてカードユニット3にて受付けた実際の入金金額と異なる入金金額に相当する入金度数を会員カードマスターテーブルの残存度数に加算する加算更新処理を行ったとしたとしても、カードユニット3から一致しない旨の判定結果を受信したときには前記加算更新処理を行う前の残存度数に戻す処理を行うため、カードユニット3にて受付けた入金金額とシステムコントローラ100にて加算した加算度数に相当する加算金額とが一致しないという不都合が生じることを回避できる。
また、システムコントローラ100のCPU102は、前記判定処理において一致する旨の判定結果を示す判定結果情報を受信した場合、該判定結果情報とともに受信した装置IDから特定されるカードユニット3に対応付けてカードユニット別データテーブルの不一致回数に1を加算してカードユニット3毎に不一致回数を加算(集計)する不一致回数加算処理を行うとともに、該加算処理結果を表示装置107に出力してエラー表示するようになっていることで、カードユニット3毎からシステムコントローラ100に送信される途中で入金度数が不正に改ざんされたり、ノイズの影響等により変化しやすいカードユニット3を特定することができるため、対応策を講じることができる。
なお、本実施例においては、前述したようにシステムコントローラ100における所定の操作が行われる毎に表示装置107に不一致回数の表示を行うようにしているが、例えばカードユニット別データテーブルに記憶されている不一致回数が1日において予め定められた回数(例えば2回)に達した時点で不一致回数を表示装置107に表示するようにしてもよい。
また、このようなエラーメッセージの出力はシステムコントローラ100の表示装置107等による表示だけに限定されるものではなく、例えば遊技島に設置される表示装置等の他の表示装置により表示するようにしてもよいし、或いはエラー音等を出力するようにしてもよい。
また、制御ユニット328は、前記判定処理における判定結果が一致する旨の判定結果であった場合、加算更新処理が正常に行われたとして紙幣識別ユニット321の内部に保持していた紙幣を遊技島内部に搬送して回収させるとともに、判定処理における判定結果が一致しない旨の判定結果であった場合、加算更新処理が正常に行われなかったとして、紙幣識別ユニット321の内部に保持していた紙幣を紙幣挿入口302から排出して遊技者に返却させるため、システムコントローラ100の会員カードユニットマスターテーブルの残存度数に入金金額に相当する入金度数を加算更新しないときは、紙幣識別ユニット321に受付けて識別された紙幣を遊技者に確実に返却することができる。
次に、本発明の請求項2に対応する遊技用システムにおける追加入金処理の実施例2を、図8を参照して説明する。なお、上記実施例1と同一構成で重複する構成に関しては説明を省略することとする。
図8に示されるように、会員カードに記録されている残度数が10度数未満となって追加入金受付状態であるときにおいて、紙幣(例えば1000円紙幣)が紙幣挿入口302に挿入されると、紙幣識別ユニット321に挿入された紙幣の金種及び真贋が識別され、該識別金額(1000円)が前記制御ユニット328に出力される。なお、紙幣識別ユニット321の内部に挿入された紙幣は、ユニット内部において返却可能な状態で保持される。
これに基づき制御ユニット328は、該識別金額を度数{(識別金額を100で除算した値)10度数}に変換し、該変換した度数(入金度数)をRAM328bに記憶するとともに、この入金度数及び該カードユニット3の装置ID及び該カードユニット3にて受付け中の会員カードIDを含む入金要求情報をシステムコントローラ100に送信する入金要求情報送信処理を行う。
該入金要求情報を受信したシステムコントローラ100のCPU102は、受信した入金要求情報から特定した入金度数を、該入金要求情報から特定した会員カードIDに対応して会員カードマスターテーブルに記憶されている残存度数に加算して更新する予定の加算予定度数として、該加算予定度数をRAM103に記憶するとともに、該RAM103に記憶した加算予定度数(加算予定金額情報)を含む加算予定情報をカードユニット3に返信する加算予定情報送信処理を行う。
該加算予定情報を受信した制御ユニット328は、RAM328bに記憶されている入金度数と該受信した加算予定情報に含まれる加算予定度数とが一致しているか否かを判定する判定処理を実施するとともに、該判定結果を示す判定結果情報及び当該カードユニット3の装置IDをシステムコントローラ100に送信する判定結果情報送信処理を行う。
また、本実施例2の前記判定処理においては、加算予定度数と入金度数とが一致するか否かを判定しているが、加算予定度数及び入金度数から加算予定金額及び入金金額それぞれを特定できるため、当該加算予定度数と入金度数とが一致するか否かを判定する判定処理が加算予定金額と入金金額とが一致するか否かを判定する判定処理に該当する。
該判定結果情報を受信したシステムコントローラ100のCPU102は、受信した判定結果情報が一致する旨の判定結果であることを条件として、RAM103に記憶されている加算予定度数を、前記入金要求情報から特定した会員カードIDに対応して会員カードマスターテーブルに記憶されている残存度数に加算して更新する加算更新処理を行うとともに、該入金要求情報から特定した装置IDに対応してカードユニット別データテーブルに記憶されている会員カード入金度数に前記加算予定度数を加算更新する処理を行う。
また、受信した判定結果情報から一致しない旨の判定結果であることを確認した場合、RAM103に記憶されている加算予定度数を前記入金要求情報から特定した会員カードIDに対応して会員カードマスターテーブルに記憶されている残存度数に加算して更新する加算更新処理を行うことなく、入金度数と加算予定度数とが一致しなかった旨を示す判定結果情報を受信した旨を例えばシステムコントローラ100の表示装置107等に出力するとともに、前記判定結果情報とともに受信した装置IDから前記判定結果情報を受信したカードユニット3を特定し、入金度数と加算度数とが一致しなかった旨を示すエラーメッセージ及び前記判定結果情報を受信したカードユニット3を特定可能に表示するエラー報知処理を行う。さらに、カードユニット別データテーブルにおいて前記判定結果情報とともに受信した装置IDに対応付けられている不一致回数に1を加算する不一致回数加算処理を行う。
一方、制御ユニット328は、前記判定処理における判定結果が一致する旨の判定結果であった場合、加算更新処理が正常に行われたとして紙幣識別ユニット321の内部に保持していた紙幣を遊技島内部に搬送して回収させるとともに、RAM328bに記憶されていた入金度数を受付中の会員カードに更新記録する更新記録処理を行う。
また、判定処理における判定結果が一致しない旨の判定結果であった場合、加算更新処理が正常に行われなかったとして、RAM328bに記憶されていた入金度数を受付中の会員カードに更新記録することなく、紙幣識別ユニット321の内部に保持していた紙幣を紙幣挿入口302から排出して遊技者に返却させることになる。
このように本発明の実施例2としての遊技用システムにおいては、カードユニット3からシステムコントローラ100に送信される入金度数が送信途中において不正に改ざんされたり、ノイズの影響等により変化し、システムコントローラ100においてカードユニット3にて受付けた実際の入金金額と異なる入金金額に相当する入金度数を受信したとしても、カードユニット3から一致する旨の判定結果を受信しない限り会員カードマスターテーブルの残存度数に、前記受信した入金度数を加算更新することがないため、カードユニット3にて受付けた入金金額とシステムコントローラ100にて加算更新した加算度数に相当する加算金額とが一致しないという不都合が生じることを回避できる。
また、このようにカードユニット3から一致する旨の判定結果を受信しない限り会員カードマスターテーブルの残存度数に受信した入金度数を加算更新しないようにすることで、会員カードマスターテーブルにおける残存度数に入金度数を加算する加算更新処理後において加算更新前の残存度数に戻すといった処理を行う必要がないため、制御負荷が軽減される。
次に、本発明の請求項3に対応する遊技用システムにおける追加入金処理の実施例3を、図9を参照して説明する。なお、上記実施例1と同一構成で重複する構成に関しては説明を省略することとする。
図9に示されるように、会員カードに記録されている残度数が10度数未満となって追加入金受付状態であるときにおいて、紙幣(例えば1000円紙幣)が紙幣挿入口302に挿入されると、紙幣識別ユニット321に挿入された紙幣の金種及び真贋が識別され、該識別金額(1000円)が前記制御ユニット328に出力される。なお、紙幣識別ユニット321の内部に挿入された紙幣は、ユニット内部において返却可能な状態で保持される。
これに基づき制御ユニット328は、該識別金額を度数{(識別金額を100で除算した値)10度数}に変換し、該変換した度数(入金度数)と、受付け中の会員カードに記録されている残存度数(すなわち、図6に示す会員カード受付時において会員カードから読み出した度数)と、の合計度数(合計金額情報)をRAM328bに記憶するとともに、この入金度数及び該カードユニット3の装置ID及び該カードユニット3にて受付け中の会員カードIDを含む入金要求情報をシステムコントローラ100に送信する入金要求情報送信処理を行う。
該入金要求情報を受信したシステムコントローラ100のCPU102は、受信した入金要求情報から特定した入金度数を、該入金要求情報から特定した会員カードIDに対応して会員カードマスターテーブルに記憶されている残存度数に加算して更新する加算更新処理を行うとともに、該入金要求情報から特定した装置IDに対応してカードユニット別データテーブルに記憶されている会員カード入金度数に前記入金度数を加算更新する処理を行う。
次いでシステムコントローラ100のCPU102は、会員カードマスターテーブルの残存度数に加算した加算度数、すなわち、受信した入金要求情報から特定した入金度数に基づく加算度数と会員カードマスターテーブルに記憶されている残存度数とを合計した合計度数、すなわち、加算後の残存度数(加算後金額情報)と、残存度数に加算度数を加算更新する加算更新処理が終了した旨と、を含む加算完了情報をカードユニット3に返信する加算完了情報送信処理を行う。
該加算完了情報を受信した制御ユニット328は、RAM328bに記憶されている合計度数と該入金加算完了情報に含まれる加算後の残存度数とが一致しているか否かを判定する判定処理を実施するとともに、該判定結果を示す判定結果情報及び当該カードユニット3の装置IDをシステムコントローラ100に送信する判定結果情報送信処理を行う。
また、本実施例3の前記判定処理においては、合計度数と加算後の残存度数とが一致するか否かを判定しているが、合計度数及び加算後の残存度数から合計金額及び加算後金額それぞれを特定できるため、当該合計度数及び加算後の残存度数とが一致するか否かを判定する判定処理が合計金額及び加算後金額とが一致するか否かを判定するか否かを判定する判定処理に該当する。
該判定結果情報を受信したシステムコントローラ100のCPU102は、受信した判定結果情報から一致する旨の判定結果であることを確認した場合はそのまま追加入金処理を終了する。
また、受信した判定結果情報から一致しない旨の判定結果であることを確認した場合、前記加算更新処理において加算更新された会員カードマスターテーブルに記憶されている残存度数を、前記加算更新処理において加算度数を加算する前の残存度数に戻す残存度数修正処理を行うとともに、該判定結果情報から特定した装置IDに対応してカードユニット別データテーブルに記憶されている会員カード入金度数を、加算更新前の入金度数に戻す処理を行う。次いで、合計度数と加算後の残存度数とが一致しなかった旨を示す判定結果情報を受信した旨を例えばシステムコントローラ100の表示装置107等に出力するとともに、前記判定結果情報とともに受信した装置IDから前記判定結果情報を受信したカードユニット3を特定し、合計度数と加算後の残存度数とが一致しなかった旨を示すエラーメッセージ及び前記判定結果情報を受信したカードユニット3を特定可能に表示するエラー報知処理を行う。さらに、カードユニット別データテーブルにおいて前記判定結果情報とともに受信した装置IDに対応付けられている不一致回数に1を加算する処理を行う。
一方、制御ユニット328は、前記判定処理における判定結果が一致する旨の判定結果であった場合、加算更新処理が正常に行われたとして紙幣識別ユニット321の内部に保持していた紙幣を遊技島内部に搬送して回収させるとともに、RAM328bに記憶されていた合計度数を受付中の会員カードに更新記録する更新記録処理を行う。
また、判定処理における判定結果が一致しない旨の判定結果であった場合、加算更新処理が正常に行われなかったとして、RAM328bに記憶されていた合計度数を受付中の会員カードに更新記録することなく、紙幣識別ユニット321の内部に保持していた紙幣を紙幣挿入口302から排出して遊技者に返却させることになる。
このように本発明の実施例3としての遊技用システムにおいては、カードユニット3からシステムコントローラ100に送信される入金度数が送信途中において不正に改ざんされたり、ノイズの影響等により変化し、システムコントローラ100においてカードユニット3にて受付けた実際の入金金額と異なる入金金額に相当する入金度数を会員カードマスターテーブルの残存度数に加算する加算更新処理を行ったとしたとしても、カードユニット3から一致しない旨の判定結果を受信したときには前記加算更新処理を行う前の残存度数に戻す処理を行うため、カードユニット3にて受付けた入金金額とシステムコントローラ100にて加算した加算度数に相当する加算金額とが一致しないという不都合が生じることを回避できる。
また、本実施例においては、カードユニット3の制御ユニット328は、前記判定処理による判定結果が一致する旨の判定結果であることを条件に、会員カードの受付け中において紙幣識別ユニット321にて識別された紙幣の金額である入金金額に相当する入金度数と前記会員カードに記録されている度数とを合計した合計度数を会員カードに記録する記録処理を行うようになっているため、システムコントローラ100にて管理する会員カードマスターテーブルの残存度数と異なる合計度数が会員カードに記録されることを回避できる。
次に、本発明の請求項4に対応する遊技用システムにおける追加入金処理の実施例4を、図10を参照して説明する。なお、上記実施例1と同一構成で重複する構成に関しては説明を省略することとする。
図10に示されるように、会員カードに記録されている残度数が10度数未満となって追加入金受付状態であるときにおいて、紙幣(例えば1000円紙幣)が紙幣挿入口302に挿入されると、紙幣識別ユニット321に挿入された紙幣の金種及び真贋が識別され、該識別金額(1000円)が前記制御ユニット328に出力される。なお、紙幣識別ユニット321の内部に挿入された紙幣は、ユニット内部において返却可能な状態で保持される。
これに基づき制御ユニット328は、該識別金額を度数{(識別金額を100で除算した値)10度数}に変換し、該変換した度数(入金度数)と、受付け中の会員カードに記録されている残存度数と、の合計度数(合計金額情報)をRAM328bに記憶するとともに、この入金度数及び該カードユニット3の装置ID及び該カードユニット3にて受付け中の会員カードIDを含む入金要求情報をシステムコントローラ100に送信する入金要求情報送信処理を行う。
該入金要求情報を受信したシステムコントローラ100のCPU102は、受信した入金要求情報から特定した入金度数を、該入金要求情報から特定した会員カードIDに対応して会員カードマスターテーブルに記憶されている残存度数に加算して更新する予定の加算予定度数として該加算予定度数をRAM103に記憶するとともに、該RAM103に記憶した加算予定度数と会員カードマスターテーブルの残存度数とを合計した予定合計度数(予定合計金額情報)、すなわち、加算後の残存度数を含む加算予定情報をカードユニット3に返信する加算予定情報送信処理を行う。
該加算完了情報を受信した制御ユニット328は、RAM328bに記憶されている合計度数と該入金加算完了情報に含まれる加算後の残存度数とが一致しているか否かを判定する判定処理を実施するとともに、該判定結果を示す判定結果情報及び当該カードユニット3の装置IDをシステムコントローラ100に送信する判定結果情報送信処理を行う。
また、本実施例4の前記判定処理においては、合計度数と予定合計度数(加算後の残存度数)とが一致するか否かを判定しているが、合計度数及び予定合計度数から合計金額及び予定合計金額それぞれを特定できるため、当該合計度数及び予定合計度数とが一致するか否かを判定する判定処理が合計金額及び予定合計金額とが一致するか否かを判定する判定処理に該当する。
該判定結果情報を受信したシステムコントローラ100のCPU102は、受信した判定結果情報から一致する旨の判定結果であることを条件として、RAM103に記憶されている加算予定度数を、前記入金要求情報から特定した会員カードIDに対応して会員カードマスターテーブルに記憶されている残存度数に加算して更新する加算更新処理を行うとともに、該入金要求情報から特定した装置IDに対応してカードユニット別データテーブルに記憶されている会員カード入金度数に前記加算予定度数を加算更新する処理を行う。
また、受信した判定結果情報から一致しない旨の判定結果であることを確認した場合、RAM103に記憶されている加算予定度数を前記入金要求情報から特定した会員カードIDに対応して会員カードマスターテーブルに記憶されている残存度数に加算して更新する加算更新処理を行うことなく、合計度数と加算後の残存度数とが一致しなかった旨を示す判定結果情報を受信した旨を例えばシステムコントローラ100の表示装置107等に出力するとともに、前記判定結果情報とともに受信した装置IDから前記判定結果情報を受信したカードユニット3を特定し、合計度数と加算後の残存度数とが一致しなかった旨を示すエラーメッセージ及び前記判定結果情報を受信したカードユニット3を特定可能に表示するエラー報知処理を行う。さらに、カードユニット別データテーブルにおいて前記判定結果情報とともに受信した装置IDに対応付けられている不一致回数に1を加算する不一致回数加算処理を行う。
一方、制御ユニット328は、前記判定処理における判定結果が一致する旨の判定結果であった場合、加算更新処理が正常に行われたとして紙幣識別ユニット321の内部に保持していた紙幣を遊技島内部に搬送して回収させるとともに、RAM328bに記憶されていた合計度数を受付中の会員カードに更新記録する更新記録処理を行う。
また、判定処理における判定結果が一致しない旨の判定結果であった場合、加算更新処理が正常に行われなかったとして、RAM328bに記憶されていた合計度数を受付中の会員カードに更新記録することなく、紙幣識別ユニット321の内部に保持していた紙幣を紙幣挿入口302から排出して遊技者に返却させることになる。
このように本発明の実施例4としての遊技用システムにおいては、カードユニット3からシステムコントローラ100に送信される入金度数が送信途中において不正に改ざんされたり、ノイズの影響等により変化し、システムコントローラ100においてカードユニット3にて受付けた実際の入金金額と異なる入金金額に相当する入金度数を会員カードマスターテーブルの残存度数に加算する加算更新処理を行ったとしたとしても、カードユニット3から一致しない旨の判定結果を受信したときには前記加算更新処理を行う前の残存度数に戻す処理を行うため、カードユニット3にて受付けた入金金額とシステムコントローラ100にて加算した加算度数に相当する加算金額とが一致しないという不都合が生じることを回避できる。
また、本実施例においては、カードユニット3の制御ユニット328は、前記判定処理による判定結果が一致する旨の判定結果であることを条件に、会員カードの受付け中において紙幣識別ユニット321にて識別された紙幣の金額である入金金額に相当する入金度数と前記会員カードに記録されている度数とを合計した合計度数を会員カードに記録する記録処理を行うようになっているため、システムコントローラ100にて管理する会員カードマスターテーブルの残存度数と異なる合計度数が会員カードに記録されることを回避できる。
また、上記各実施例2〜4において、上記実施例1と同様に構成された部分に関しては、上記実施例1にて記載したものと同様の作用・効果を奏するため、ここでの記載を省略することとする。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、上記各実施例1〜4における追加入金処理においては、制御ユニット328でにおいて記憶、送信する入金金額情報(入金度数)や合計金額情報(入金度数と会員カードの残存度数との合計度数)、及びシステムコントローラ100において記憶、返信する加算金額情報(加算度数)・加算予定金額情報(加算予定度数)・加算後金額情報(加算後残存度数)・予定合計金額情報(予定合計度数)として度数を使用しているが、それぞれにおいて金額を使用するようにしてもよい。
また、例えば制御ユニット328でにおいて記憶、送信する入金金額情報や合計金額情報の単位を金額とし、システムコントローラ100において記憶、返信する加算金額情報・加算予定金額情報・加算後金額情報・予定合計金額情報の単位を度数とする等、制御ユニット328とシステムコントローラ100での単位が異なっていてもよく、この場合、少なくとも前述した制御ユニット328における判定処理時においてシステムコントローラ100から送信される各種情報の単位を制御ユニット328において使用している単位に揃えて判定できるようになっていればよい。
また、上記各実施例1〜4においては、会員カードのみ残存度数(残存遊技用価値の大きさ)をシステムコントローラ100にて管理しているが、ビジターカードについても会員カードと同様に残存度数(残存遊技用価値の大きさ)をシステムコントローラ100にて管理し、入金時にカードユニット3において図7〜図10における判定処理を行って入金するようにしてもよい。
また、本発明の請求項1に対応する上記実施例1及び請求項2に対応する実施例2においては、会員カードにも残度数が記録されており、制御ユニット328における判定処理において入金度数と加算度数が一致していると判定されたときに会員カードに記録されている残度数にRAM328bに記憶していた入金度数を加算更新するようになっていたが、請求項1及び請求項2に対応する発明においては、会員カードに残度数が記録されている必要はなく、システムコントローラ100における会員カードマスターテーブルにおいてのみ各会員カードに対応する残度数が管理されていてもよい。
また、上記各実施例1〜4における追加入金処理においては、制御ユニット328による判定処理による判定結果が一致または不一致であっても判定結果情報をシステムコントローラ100に送信するようになっていたが、例えば判定結果が不一致であるときのみシステムコントローラ100に判定結果情報を送信するようにしてもよい。この場合、システムコントローラ100においては、所定の判定結果情報受信待ち時間が経過するまでに判定結果情報を受信しないときには判定結果が一致していたと認識するようにすればよい。
また、上記各実施例3、4における追加入金処理においては、会員カードに記録されている残度数が10度数未満となって追加入金受付状態であるときにおいて入金があった場合、制御ユニット328は該入金金額に相当する入金度数と受付け中の会員カードに記録されている残存度数と、の合計度数をRAM328bに記憶するようになっていたが、入金度数のみをRAM328bに記憶し、入金度数と会員カードから読み出した残存度数との合計度数を判定処理時に算出して判定処理を行うようにしてもよい。
前記実施例における各要素は、本発明に対して以下のように対応している。
本発明の請求項1は、各遊技用記録媒体(会員カード)を個々に識別可能な遊技用記録媒体識別情報(会員カードID)に対応付けて、各遊技用記録媒体に残存する遊技に使用可能な遊技用価値の大きさ(残存度数)を記憶するための残存遊技用価値記憶手段(会員カードマスターテーブル)を備える管理装置(システムコントローラ100)と、前記管理装置とデータ通信可能に接続され、前記遊技用記録媒体識別情報が記録された遊技用記録媒体を受付けて、該遊技用記録媒体に記録されている記録情報(会員カードID、残存度数)を読み取る読み取り手段(カードリーダライタ327)と、該読み取り手段にて読み取った遊技用記録媒体識別情報(会員カードID)に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさの少なくとも一部を遊技に使用させる遊技使用処理を行う遊技使用処理手段{制御ユニット328(貸出処理)}と、貨幣(紙幣または硬貨)を受付けて該受付けた貨幣を識別(真贋及び金種を識別)する貨幣識別手段(紙幣識別ユニット321、硬貨識別ユニット322)と、前記遊技用記録媒体の受付け中において該貨幣識別手段にて識別された貨幣の金額である入金金額を特定可能な入金金額情報(入金度数)を記憶する入金金額情報記憶手段(RAM328b)と、前記入金金額情報と前記読み取り手段にて読み取った遊技用記録媒体識別情報とを含む入金情報(入金要求情報)を前記管理装置に送信する入金情報送信手段{制御ユニット328(入金要求情報送信処理)}と、を備える遊技用装置(カードユニット3)と、から成る遊技用システムであって、前記管理装置は、前記遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさから、前記遊技使用処理に供される遊技用価値の大きさ(使用度数)を減算更新する遊技用価値減算更新手段{CPU102(減算更新処理)}と、前記入金情報送信手段からの前記入金情報の受信に基づいて、該受信した入金情報に含まれる入金金額情報から特定される入金金額に相当する遊技用価値の大きさ(加算度数)を、当該受信した入金情報に含まれる遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさ(残存度数)に加算更新する加算更新処理手段{CPU102(加算更新処理)}と、該加算更新処理手段にて加算した遊技用価値の大きさに相当する加算金額を特定可能な加算金額情報(加算度数)と前記加算更新処理手段による加算更新が完了した旨とを含む加算完了情報を前記遊技用装置に返信する加算完了情報返信手段{CPU102(加算完了情報送信処理)}と、を備え、前記遊技用装置は、該加算完了情報返信手段からの前記加算完了情報の受信に基づいて、該受信した前記加算完了情報に含まれる加算金額情報から特定される加算金額(加算度数)と前記入金金額情報記憶手段に記憶された入金金額情報から特定される入金金額(入金度数)とが一致するか否かを判定する判定手段{制御ユニット328(判定処理)}と、該判定手段による判定結果を示す判定結果情報を前記管理装置に送信する判定結果情報送信手段{制御ユニット328(判定結果情報送信処理)}を備え、前記管理装置は、該判定結果情報送信手段からの前記判定結果情報が示す判定結果が一致しない旨の判定結果(入金度数と加算度数とが一致しない)であったときに、前記残存遊技用価値記憶手段に記憶された遊技用価値の大きさ(加算後の残存度数)を、前記加算更新により前記入金金額に相当する遊技用価値の大きさが加算される前の遊技用価値の大きさ(加算前の残存度数)に戻す遊技用価値修正手段{CPU102(残存度数修正処理)}を備える。
本発明の請求項2は、各遊技用記録媒体(会員カード)を個々に識別可能な遊技用記録媒体識別情報(会員カードID)に対応付けて、各遊技用記録媒体に残存する遊技に使用可能な遊技用価値の大きさ(残存度数)を記憶するための残存遊技用価値記憶手段(会員カードマスターテーブル)を備える管理装置(システムコントローラ100)と、前記管理装置とデータ通信可能に接続され、前記遊技用記録媒体識別情報が記録された遊技用記録媒体を受付けて、該遊技用記録媒体に記録されている記録情報(会員カードID、残存度数)を読み取る読み取り手段(カードリーダライタ327)と、該読み取り手段にて読み取った遊技用記録媒体識別情報(会員カードID)に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさの少なくとも一部を遊技に使用させる遊技使用処理を行う遊技使用処理手段{制御ユニット328(貸出処理)}と、貨幣(紙幣または硬貨)を受付けて該受付けた貨幣を識別(真贋及び金種を識別)する貨幣識別手段(紙幣識別ユニット321、硬貨識別ユニット322)と、前記遊技用記録媒体の受付け中において該貨幣識別手段にて識別された貨幣の金額である入金金額を特定可能な入金金額情報(入金度数)を記憶する入金金額情報記憶手段(RAM328b)と、前記入金金額情報と前記読み取り手段にて読み取った遊技用記録媒体識別情報とを含む入金情報(入金要求情報)を前記管理装置に送信する入金情報送信手段{制御ユニット328(入金要求情報送信処理)}と、を備える遊技用装置(カードユニット3)と、から成る遊技用システムであって、前記管理装置は、前記遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさから、前記遊技使用処理に供される遊技用価値の大きさ(使用度数)を減算更新する遊技用価値減算更新手段{CPU102(減算更新処理)}と、前記入金情報送信手段からの前記入金情報の受信に基づいて、当該受信した入金情報に含まれる入金金額情報から特定される入金金額に相当する遊技用価値の大きさを、当該受信した入金情報に含まれる遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさに加算更新する予定の加算予定遊技用価値(加算予定度数)として記憶する加算予定価値記憶手段(RAM103)と、該加算予定価値記憶手段に記憶された加算予定遊技用価値の大きさに相当する加算予定金額を特定可能な加算予定金額情報(加算予定情報)を前記遊技用装置に返信する加算予定金額情報返信手段{CPU102(加算予定情報送信処理)}と、を備え、前記遊技用装置は、該加算予定金額情報返信手段からの前記加算予定金額情報の受信に基づいて、該受信した前記加算予定金額情報から特定される加算予定金額(加算予定度数)と前記入金金額情報記憶手段に記憶された入金金額情報から特定される入金金額(入金度数)とが一致するか否かを判定する判定手段{制御ユニット328(判定処理)}と、該判定手段による判定結果を示す判定結果情報を前記管理装置に送信する判定結果情報送信手段{制御ユニット328(判定結果情報送信処理)}を備え、前記管理装置は、該判定結果情報送信手段からの前記判定結果情報が示す判定結果が一致する旨の判定結果(入金度数と加算予定度数とが一致する)であることを条件に、前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさ(残存度数)に、前記加算予定価値記憶手段に記憶されている加算予定遊技用価値の大きさ(加算予定度数)を加算更新する加算更新処理手段{CPU102(加算更新処理)}を備える。
本発明の請求項3は、各遊技用記録媒体(会員カード)を個々に識別可能な遊技用記録媒体識別情報(会員カードID)に対応付けて、各遊技用記録媒体に残存する遊技に使用可能な遊技用価値の大きさ(残存度数)を記憶するための残存遊技用価値記憶手段(会員カードマスターテーブル)を備える管理装置(システムコントローラ100)と、前記管理装置とデータ通信可能に接続され、前記遊技用記録媒体識別情報並びに前記遊技用価値の大きさが記録された遊技用記録媒体を受付けて、該遊技用記録媒体に記録されている記録情報(会員カードID、残存度数)を読み取る読み取り手段(カードリーダライタ327)と、該読み取り手段にて読み取った遊技用価値の大きさの少なくとも一部を遊技に使用させる遊技使用処理を行う遊技使用処理手段{制御ユニット328(貸出処理)}と、貨幣(紙幣または硬貨)を受付けて該受付けた貨幣を識別(真贋及び金種を識別)する貨幣識別手段(紙幣識別ユニット321、硬貨識別ユニット322)と、前記遊技用記録媒体の受付け中において該貨幣識別手段にて識別された貨幣の金額である入金金額を特定可能な入金金額情報(入金度数)または該入金金額と前記読み取り手段にて読み取った遊技用価値の大きさに相当する金額(会員カードの残度数)とを合計した合計金額を特定可能な合計金額情報(合計度数)を記憶する金額情報記憶手段(RAM328b)と、前記入金金額情報と前記読み取り手段にて読み取った遊技用記録媒体識別情報とを含む入金情報(入金要求情報)を前記管理装置に送信する入金情報送信手段{制御ユニット328(入金要求情報送信処理)}と、を備える遊技用装置(カードユニット3)と、から成る遊技用システムであって、前記管理装置は、前記遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさから、前記遊技使用処理に供される遊技用価値の大きさ(使用度数)を減算更新する遊技用価値減算更新手段{CPU102(減算更新処理)}と、前記入金情報送信手段からの前記入金情報の受信に基づいて、該受信した入金情報に含まれる入金金額情報から特定される入金金額に相当する遊技用価値の大きさを、当該受信した入金情報に含まれる遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさ(残存度数)に加算更新する加算更新処理手段{CPU102(加算更新処理)}と、該加算更新処理手段による加算更新後の遊技用価値の大きさに相当する加算後金額を特定可能な加算後金額情報(加算後の残存度数)と加算更新処理が完了した旨とを含む加算完了情報を前記遊技用装置に返信する加算完了情報返信手段{CPU102(加算完了情報送信処理)}と、を備え、前記遊技用装置は、前記加算完了情報返信手段からの前記加算完了情報の受信に基づいて、前記金額情報記憶手段に記憶されている入金金額情報から特定される入金金額と前記読み取り手段にて読み取った遊技用価値の大きさに相当する金額との合計金額(合計度数)または前記合計金額情報から特定される合計金額(合計度数)と該受信した前記加算完了情報に含まれる加算後金額情報から特定される加算後金額(加算後の残存度数)とが一致するか否かを判定する判定手段{制御ユニット328(判定処理)}と、該判定手段による判定結果を示す判定結果情報を前記管理装置に送信する判定結果情報送信手段{制御ユニット328(判定結果情報送信処理)}を備え、前記管理装置は、該判定結果情報送信手段からの前記判定結果情報が示す判定結果が一致しない旨の判定結果(合計度数と加算後の残存度数とが一致しない)であったときに、前記残存遊技用価値記憶手段に記憶された遊技用価値の大きさ(加算後の残存度数)を、前記加算更新により前記入金金額に相当する遊技用価値の大きさが加算される前の遊技用価値の大きさ(加算前の残存度数)に戻す遊技用価値修正手段{CPU102(加算更新修正処理)}を備える。
本発明の請求項4は、各遊技用記録媒体(会員カード)を個々に識別可能な遊技用記録媒体識別情報(会員カードID)に対応付けて、各遊技用記録媒体に残存する遊技に使用可能な遊技用価値の大きさ(残存度数)を記憶するための残存遊技用価値記憶手段(会員カードマスターテーブル)を備える管理装置(システムコントローラ100)と、前記管理装置とデータ通信可能に接続され、前記遊技用記録媒体識別情報並びに前記遊技用価値の大きさが記録された遊技用記録媒体を受付けて、該遊技用記録媒体に記録されている記録情報(会員カードID、残存度数)を読み取る読み取り手段(カードリーダライタ327)と、該読み取り手段にて読み取った遊技用価値の大きさの少なくとも一部を遊技に使用させる遊技使用処理を行う遊技使用処理手段{制御ユニット328(貸出処理)}と、貨幣(紙幣または硬貨)を受付けて該受付けた貨幣を識別(真贋及び金種を識別)する貨幣識別手段(紙幣識別ユニット321、硬貨識別ユニット322)と、前記遊技用記録媒体の受付け中において該貨幣識別手段にて識別された貨幣の金額である入金金額を特定可能な入金金額情報(入金度数)または該入金金額と前記読み取り手段にて読み取った遊技用価値の大きさに相当する金額(会員カードの残度数)とを合計した合計金額を特定可能な合計金額情報(合計度数)を記憶する金額情報記憶手段(RAM328b)と、前記入金金額情報と前記読み取り手段にて読み取った遊技用記録媒体識別情報とを含む入金情報(入金要求情報)を前記管理装置に送信する入金情報送信手段{制御ユニット328(入金要求情報送信処理)}と、を備える遊技用装置(カードユニット3)と、から成る遊技用システムであって、前記管理装置は、前記遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさから、前記遊技使用処理に供される遊技用価値の大きさを減算更新する遊技用価値減算更新手段{CPU102(減算更新処理)}と、前記入金情報送信手段からの前記入金情報の受信に基づいて、当該受信した入金情報に含まれる入金金額情報から特定される入金金額に相当する遊技用価値の大きさ(入金度数)を、当該受信した入金情報に含まれる遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさに加算更新する予定の加算予定遊技用価値(加算予定度数)として記憶する加算予定価値記憶手段(RAM103)と、当該受信した入金情報に含まれる遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさ(残存度数)に相当する金額と前記加算予定遊技用価値の大きさ(加算予定度数)に相当する金額とを合計した予定合計金額を特定可能な予定合計金額情報(加算予定情報)を前記遊技用装置に返信する予定合計金額情報返信手段{CPU102(加算予定情報送信処理)}を備え、前記遊技用装置は、前記予定合計金額情報返信手段からの前記予定合計金額情報の受信に基づいて、前記金額情報記憶手段に記憶されている入金金額情報から特定される入金金額と前記読み取り手段にて読み取った遊技用価値の大きさに相当する金額との合計金額(合計度数)または前記合計金額情報から特定される合計金額(合計度数)と該受信した前記予定合計金額情報から特定される予定合計金額(予定合計度数)とが一致するか否かを判定する判定手段{制御ユニット328(判定処理)}と、該判定手段による該判定結果を示す判定結果情報を前記管理装置に送信する判定結果情報送信手段{制御ユニット328(判定結果情報送信処理)}を備え、前記管理装置は、該判定結果情報送信手段からの前記判定結果情報が示す判定結果が一致する旨の判定結果(合計度数と加算後の残存度数とが一致する)であることを条件に、前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさに、前記加算予定価値記憶手段に記憶されている加算予定遊技用価値の大きさを加算更新する加算更新処理手段{CPU102(加算完了情報送信処理)}を備える。
本発明の請求項5は、前記遊技用装置(カードユニット3)は、前記判定手段{制御ユニット328(判定処理)}による判定結果が一致する旨の判定結果であることを条件に、前記遊技用記録媒体(会員カード)の受付け中において前記貨幣識別手段(紙幣識別ユニット321、硬貨識別ユニット322)にて識別された貨幣(紙幣または硬貨)の金額である入金金額に相当する遊技用価値の大きさ(入金度数)と前記遊技用記録媒体に記録されている遊技用価値の大きさ(残存度数)とを合計した合計遊技用価値の大きさ(合計度数)を前記遊技用記録媒体に記録する記録手段{制御ユニット328(更新記録処理)}を備える。
本発明の請求項6は、前記判定結果情報送信手段{制御ユニット328(判定結果情報送信処理)}は、前記判定結果情報とともに各遊技用装置(カードユニット3)を個々に識別可能とするために当該遊技用装置に付与された遊技用装置識別情報(装置ID)を前記管理装置(システムコントローラ100)に送信し、前記管理装置は、前記判定結果情報送信手段から一致しない旨の判定結果を示す前記判定結果情報を受信した受信回数を、該判定結果情報とともに受信した遊技用装置識別情報から特定される遊技用装置毎に集計する集計手段{CPU102(不一致回数加算処理)}と、該集計手段による集計結果を出力する集計結果出力手段(表示装置107)と、を備える。
本発明の請求項7は、前記貨幣識別手段(紙幣識別ユニット321)は、受付けた貨幣(紙幣)を返却可能に保持するとともに、前記判定手段{制御ユニット328(判定結果情報送信処理)}における判定結果が一致する旨の判定結果であったときには保持していた貨幣(紙幣)を回収し、一致しない旨を示す判定結果であったときには保持していた貨幣(紙幣)を返却する。
本発明の実施例1における遊技用管理システムの構成を示す図である。 本発明の実施例1において用いたパチンコ機並びにカードユニットの正面図である。 本発明の実施例1におけるカードユニットの構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に用いたシステムコントローラの構成を示すブロック図である。 (a)は、本発明1の実施例に用いた会員カードマスターテーブルを示す図であり、(b)は、本発明の実施例1に用いたカードユニット別データテーブルを示す図である。 本発明の実施例1に用いた遊技用管理システムを構成するカードユニットと会員管理コンピュータとシステムコントローラとの間における各種情報のやりとりを示す図である。 本発明の実施例1に用いたカードユニットとシステムコントローラとの間における追加入金処理のやりとりを示すブロック図である。 本発明の実施例2に用いたカードユニットとシステムコントローラとの間における追加入金処理のやりとりを示すブロック図である。 本発明の実施例3に用いたカードユニットとシステムコントローラとの間における追加入金処理のやりとりを示すブロック図である。 本発明の実施例4に用いたカードユニットとシステムコントローラとの間における追加入金処理のやりとりを示すブロック図である。
符号の説明
2 パチンコ機
3 カードユニット
11 通信回線
100 システムコントローラ
102 CPU
140 管理サーバ
142 CPU
146 表示装置
327 カードリーダライタ
328 制御ユニット
328b RAM
334 通信部

Claims (7)

  1. 各遊技用記録媒体を個々に識別可能な遊技用記録媒体識別情報に対応付けて、各遊技用記録媒体に残存する遊技に使用可能な遊技用価値の大きさを記憶するための残存遊技用価値記憶手段を備える管理装置と、
    前記管理装置とデータ通信可能に接続され、前記遊技用記録媒体識別情報が記録された遊技用記録媒体を受付けて、該遊技用記録媒体に記録されている記録情報を読み取る読み取り手段と、該読み取り手段にて読み取った遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさの少なくとも一部を遊技に使用させる遊技使用処理を行う遊技使用処理手段と、貨幣を受付けて該受付けた貨幣を識別する貨幣識別手段と、前記遊技用記録媒体の受付け中において該貨幣識別手段にて識別された貨幣の金額である入金金額を特定可能な入金金額情報を記憶する入金金額情報記憶手段と、前記入金金額情報と前記読み取り手段にて読み取った遊技用記録媒体識別情報とを含む入金情報を前記管理装置に送信する入金情報送信手段と、を備える遊技用装置と、
    から成る遊技用システムであって、
    前記管理装置は、前記遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさから、前記遊技使用処理に供される遊技用価値の大きさを減算更新する遊技用価値減算更新手段と、前記入金情報送信手段からの前記入金情報の受信に基づいて、該受信した入金情報に含まれる入金金額情報から特定される入金金額に相当する遊技用価値の大きさを、当該受信した入金情報に含まれる遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさに加算更新する加算更新処理手段と、該加算更新処理手段にて加算した遊技用価値の大きさに相当する加算金額を特定可能な加算金額情報と前記加算更新処理手段による加算更新が完了した旨とを含む加算完了情報を前記遊技用装置に返信する加算完了情報返信手段と、を備え、
    前記遊技用装置は、該加算完了情報返信手段からの前記加算完了情報の受信に基づいて、該受信した前記加算完了情報に含まれる加算金額情報から特定される加算金額と前記入金金額情報記憶手段に記憶された入金金額情報から特定される入金金額とが一致するか否かを判定する判定手段と、該判定手段による判定結果を示す判定結果情報を前記管理装置に送信する判定結果情報送信手段を備え、
    前記管理装置は、該判定結果情報送信手段からの前記判定結果情報が示す判定結果が一致しない旨の判定結果であったときに、前記残存遊技用価値記憶手段に記憶された遊技用価値の大きさを、前記加算更新により前記入金金額に相当する遊技用価値の大きさが加算される前の遊技用価値の大きさに戻す遊技用価値修正手段を備える
    ことを特徴とする遊技用システム。
  2. 各遊技用記録媒体を個々に識別可能な遊技用記録媒体識別情報に対応付けて、各遊技用記録媒体に残存する遊技に使用可能な遊技用価値の大きさを記憶するための残存遊技用価値記憶手段を備える管理装置と、
    前記管理装置とデータ通信可能に接続され、前記遊技用記録媒体識別情報が記録された遊技用記録媒体を受付けて、該遊技用記録媒体に記録されている記録情報を読み取る読み取り手段と、該読み取り手段にて読み取った遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさの少なくとも一部を遊技に使用させる遊技使用処理を行う遊技使用処理手段と、貨幣を受付けて該受付けた貨幣を識別する貨幣識別手段と、前記遊技用記録媒体の受付け中において該貨幣識別手段にて識別された貨幣の金額である入金金額を特定可能な入金金額情報を記憶する入金金額情報記憶手段と、前記入金金額情報と前記読み取り手段にて読み取った遊技用記録媒体識別情報とを含む入金情報を前記管理装置に送信する入金情報送信手段と、を備える遊技用装置と、
    から成る遊技用システムであって、
    前記管理装置は、前記遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさから、前記遊技使用処理に供される遊技用価値の大きさを減算更新する遊技用価値減算更新手段と、前記入金情報送信手段からの前記入金情報の受信に基づいて、当該受信した入金情報に含まれる入金金額情報から特定される入金金額に相当する遊技用価値の大きさを、当該受信した入金情報に含まれる遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさに加算更新する予定の加算予定遊技用価値として記憶する加算予定価値記憶手段と、該加算予定価値記憶手段に記憶された加算予定遊技用価値の大きさに相当する加算予定金額を特定可能な加算予定金額情報を前記遊技用装置に返信する加算予定金額情報返信手段と、を備え、
    前記遊技用装置は、該加算予定金額情報返信手段からの前記加算予定金額情報の受信に基づいて、該受信した前記加算予定金額情報から特定される加算予定金額と前記入金金額情報記憶手段に記憶された入金金額情報から特定される入金金額とが一致するか否かを判定する判定手段と、該判定手段による判定結果を示す判定結果情報を前記管理装置に送信する判定結果情報送信手段を備え、
    前記管理装置は、該判定結果情報送信手段からの前記判定結果情報が示す判定結果が一致する旨の判定結果であることを条件に、前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさに、前記加算予定価値記憶手段に記憶されている加算予定遊技用価値の大きさを加算更新する加算更新処理手段を備える
    ことを特徴とする遊技用システム。
  3. 各遊技用記録媒体を個々に識別可能な遊技用記録媒体識別情報に対応付けて、各遊技用記録媒体に残存する遊技に使用可能な遊技用価値の大きさを記憶するための残存遊技用価値記憶手段を備える管理装置と、
    前記管理装置とデータ通信可能に接続され、前記遊技用記録媒体識別情報並びに前記遊技用価値の大きさが記録された遊技用記録媒体を受付けて、該遊技用記録媒体に記録されている記録情報を読み取る読み取り手段と、該読み取り手段にて読み取った遊技用価値の大きさの少なくとも一部を遊技に使用させる遊技使用処理を行う遊技使用処理手段と、貨幣を受付けて該受付けた貨幣を識別する貨幣識別手段と、前記遊技用記録媒体の受付け中において該貨幣識別手段にて識別された貨幣の金額である入金金額を特定可能な入金金額情報または該入金金額と前記読み取り手段にて読み取った遊技用価値の大きさに相当する金額とを合計した合計金額を特定可能な合計金額情報を記憶する金額情報記憶手段と、前記入金金額情報と前記読み取り手段にて読み取った遊技用記録媒体識別情報とを含む入金情報を前記管理装置に送信する入金情報送信手段と、を備える遊技用装置と、
    から成る遊技用システムであって、
    前記管理装置は、前記遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさから、前記遊技使用処理に供される遊技用価値の大きさを減算更新する遊技用価値減算更新手段と、前記入金情報送信手段からの前記入金情報の受信に基づいて、該受信した入金情報に含まれる入金金額情報から特定される入金金額に相当する遊技用価値の大きさを、当該受信した入金情報に含まれる遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさに加算更新する加算更新処理手段と、該加算更新処理手段による加算更新後の遊技用価値の大きさに相当する加算後金額を特定可能な加算後金額情報と加算更新処理が完了した旨とを含む加算完了情報を前記遊技用装置に返信する加算完了情報返信手段と、を備え、
    前記遊技用装置は、前記加算完了情報返信手段からの前記加算完了情報の受信に基づいて、前記金額情報記憶手段に記憶されている入金金額情報から特定される入金金額と前記読み取り手段にて読み取った遊技用価値の大きさに相当する金額との合計金額または前記合計金額情報から特定される合計金額と該受信した前記加算完了情報に含まれる加算後金額情報から特定される加算後金額とが一致するか否かを判定する判定手段と、該判定手段による判定結果を示す判定結果情報を前記管理装置に送信する判定結果情報送信手段を備え、
    前記管理装置は、該判定結果情報送信手段からの前記判定結果情報が示す判定結果が一致しない旨の判定結果であったときに、前記残存遊技用価値記憶手段に記憶された遊技用価値の大きさを、前記加算更新により前記入金金額に相当する遊技用価値の大きさが加算される前の遊技用価値の大きさに戻す遊技用価値修正手段を備える
    ことを特徴とする遊技用システム。
  4. 各遊技用記録媒体を個々に識別可能な遊技用記録媒体識別情報に対応付けて、各遊技用記録媒体に残存する遊技に使用可能な遊技用価値の大きさを記憶するための残存遊技用価値記憶手段を備える管理装置と、
    前記管理装置とデータ通信可能に接続され、前記遊技用記録媒体識別情報並びに前記遊技用価値の大きさが記録された遊技用記録媒体を受付けて、該遊技用記録媒体に記録されている記録情報を読み取る読み取り手段と、該読み取り手段にて読み取った遊技用価値の大きさの少なくとも一部を遊技に使用させる遊技使用処理を行う遊技使用処理手段と、貨幣を受付けて該受付けた貨幣を識別する貨幣識別手段と、前記遊技用記録媒体の受付け中において該貨幣識別手段にて識別された貨幣の金額である入金金額を特定可能な入金金額情報または該入金金額と前記読み取り手段にて読み取った遊技用価値の大きさに相当する金額とを合計した合計金額を特定可能な合計金額情報を記憶する金額情報記憶手段と、前記入金金額情報と前記読み取り手段にて読み取った遊技用記録媒体識別情報とを含む入金情報を前記管理装置に送信する入金情報送信手段と、を備える遊技用装置と、
    から成る遊技用システムであって、
    前記管理装置は、前記遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさから、前記遊技使用処理に供される遊技用価値の大きさを減算更新する遊技用価値減算更新手段と、前記入金情報送信手段からの前記入金情報の受信に基づいて、当該受信した入金情報に含まれる入金金額情報から特定される入金金額に相当する遊技用価値の大きさを、当該受信した入金情報に含まれる遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさに加算更新する予定の加算予定遊技用価値として記憶する加算予定価値記憶手段と、当該受信した入金情報に含まれる遊技用記録媒体識別情報に対応付けて前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさに相当する金額と前記加算予定遊技用価値の大きさに相当する金額とを合計した予定合計金額を特定可能な予定合計金額情報を前記遊技用装置に返信する予定合計金額情報返信手段を備え、
    前記遊技用装置は、前記予定合計金額情報返信手段からの前記予定合計金額情報の受信に基づいて、前記金額情報記憶手段に記憶されている入金金額情報から特定される入金金額と前記読み取り手段にて読み取った遊技用価値の大きさに相当する金額との合計金額または前記合計金額情報から特定される合計金額と該受信した前記予定合計金額情報から特定される予定合計金額とが一致するか否かを判定する判定手段と、該判定手段による該判定結果を示す判定結果情報を前記管理装置に送信する判定結果情報送信手段を備え、
    前記管理装置は、該判定結果情報送信手段からの前記判定結果情報が示す判定結果が一致する旨の判定結果であることを条件に、前記残存遊技用価値記憶手段に記憶されている遊技用価値の大きさに、前記加算予定価値記憶手段に記憶されている加算予定遊技用価値の大きさを加算更新する加算更新処理手段を備える
    ことを特徴とする遊技用システム。
  5. 前記遊技用装置は、
    前記判定手段による判定結果が一致する旨の判定結果であることを条件に、前記遊技用記録媒体の受付け中において前記貨幣識別手段にて識別された貨幣の金額である入金金額に相当する遊技用価値の大きさと前記遊技用記録媒体に記録されている遊技用価値の大きさとを合計した合計遊技用価値の大きさを前記遊技用記録媒体に記録する記録手段を備える請求項3または4に記載の遊技用システム。
  6. 前記判定結果情報送信手段は、前記判定結果情報とともに各遊技用装置を個々に識別可能とするために当該遊技用装置に付与された遊技用装置識別情報を前記管理装置に送信し、
    前記管理装置は、
    前記判定結果情報送信手段から一致しない旨の判定結果を示す前記判定結果情報を受信した受信回数を、該判定結果情報とともに受信した遊技用装置識別情報から特定される遊技用装置毎に集計する集計手段と、
    該集計手段による集計結果を出力する集計結果出力手段と、
    を備える
    請求項1〜5のいずれかに記載の遊技用システム。
  7. 前記貨幣識別手段は、
    受付けた貨幣を返却可能に保持するとともに、前記判定手段における判定結果が一致する旨の判定結果であったときには保持していた貨幣を回収し、一致しない旨を示す判定結果であったときには保持していた貨幣を返却する請求項1〜6のいずれかに記載の遊技用システム。
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