JP4627630B2 - 回胴式遊技機及び回胴式遊技機における不正払出防止方法 - Google Patents

回胴式遊技機及び回胴式遊技機における不正払出防止方法 Download PDF

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Description

本発明は、たとえばパチンコ遊技機(以下、単に「パチンコ」と言う。)や回胴式遊技機(以下、単に「スロットマシン」と言う。)等の遊技機に対して、パチンコ玉やメダルといった遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出機(プリペイドカードユニットとも呼ばれている。以下、単に「カードユニット」と言う。)を装備した遊技機において、不正な払出行為を防止機能を有する回胴式遊技機及び回胴式遊技機における不正払出防止方法に関するものである。
近年、遊技機としてパチンコやスロットマシンが普及している。このパチンコは、遊技媒体としてたとえば1玉4円の玉の貸し出しを受けて遊技するもので、遊技CRカードを用いた第1種(セブン機)が主流である。そして遊技者は、所要額のCRカードを購入して、このCRカードをカードユニットに挿入して前記所要額までの玉貸しを適宜受けられるようになっている。
一方、スロットマシンは、遊技媒体としてたとえば1枚20円のメダルの貸し出しを受けて遊技するものであり、遊技者は、メダル貸出機より1000円で50枚のメダル貸し出しを受ける。そして、メダル投入口から遊技機にメダルを投入し、50枚を限度とする貯留装置(クレジット部)にメダルを貯留し、ベットボタンまたはマックスベットボタンを押して、遊技を開始する。ここで、賭数としてメダルを投入する行為をベットと言い、し所要回のベットを行う(一般的には3ベット)ことで、遊技を開始することができる。
このようなスロットマシンは、通常、メダル投入口に遊技媒体であるメダルを1〜3枚投入して遊技することも行われる。遊技において入賞が発生すると、その入賞に応じてメダルがメダル受け皿に払い出される。また、スロットマシンにおいては、遊技者がメダル投入口に投入したメダル、および入賞に応じて払い出される配当メダルを、上記貯留装置に貯留(クレジット)することも出来る。そして、クレジットされたメダルの枚数は、貯留枚数表示部にセグメントLED(発光ダイオード)等によって数値で表示される。
また、遊技場等に設置されるスロットマシンにあたっては、例えば、遊技場の特定の場所(管理者のみが入室可能な管理室等)に設置されている管理用の電子装置(以下、「ホールコンピュータ」と言う。)等に接続され、ホールコンピュータが遊技場に設置されている多数のスロットマシンを統括管理すると共に、各スロットマシンの出玉データ等の状況を管理運用している。
ところで、上述したような形態で遊技するスロットマシンに、パチンコで使用しているCRカードユニットを装備する構想があるが、巧妙な貸出行為を働くいわゆる不正行為者が問題となっている。たとえば、上述した現行のスロットマシンのように、メダル投入口からの遊技メダル投入と比べて、カードからの貸し出しでクレジットを電気的に増加させる場合、様々な不正が行われる危険性がある。また最近、メダル投入口より不正道具を挿入し、クレジットを増加させる不正が横行している。
そのため、カード式スロットマシンの場合、カードを減算させずにクレジットを増加させることが考えられるため、その対策が急務となっている。
そこで、プリペイドカードなどの記録媒体の記録情報に基づき特定される遊技者所有の有価価値を、所定量のメダルまたはクレジットと交換することを指示すると、これに応答して、所定量のメダルの払出またはクレジットの加算を行うが、遊技機のゲーム中においては、メダルの払出またはクレジットへの加算を禁止するようにした手段が提案されている。
特開2001−79144号公報
しかしながら、上記手段では、ゲームの結果による有価価値の付与と貸出手段による遊技のための遊技用価値の貸出とを明確に区別することにより、不正を判定するものとしているため、メダルまたはクレジット残量が少なくなっても連続して遊技を楽しみたい場合に、遊技機のゲーム中において貸出手段による遊技のための遊技用価値の払出が行うことが出来ないため、所定量のメダルの払出またはクレジットの加算のために、一旦遊技を中断しなければならない。
本発明はこのような課題を解決するために発案されたものであり、不正にクレジットの払い出しや、クレジットを増加させることを防止し、ゲーム中においても遊技を中断させることなくクレジットの加算が行える回胴式遊技機及び回胴式遊技機における不正払出防止方法を提供することを目的とする。
以上のような目的を達成する本発明は以下の構成を有する。
(1)遊技媒体貸出機から、貸出媒介物に記憶されている貸出許容数αの範囲内で回胴式遊技機の遊技に用いられる遊技媒体の貸出しを受ける回胴式遊技機であって、
貸出しを受けた遊技媒体をクレジットとしてクレジット限度内で貯留するクレジット部と、
前記遊技媒体貸出機から前記クレジット部への遊技媒体の貸出しを指示する貸出スイッチと、
ゲームの終了を検出するゲーム検出手段と、
前記貸出スイッチによる貸出し指示に基づき、所定遊技媒体数を1単位として予め定められたn回(nは2以上の整数で且つn×r≦α)の遊技媒体の貸出しを行い、最終的に1度の貸出しスイッチの操作によってn×rの遊技媒体を貸し出す貸出処理部とを有し、
前記貸出処理部は、前記貸出スイッチによる貸出し指示に基づく1回目の貸出し時であって、前記クレジット部に前記1単位分以上の貯留が可能な場合には、前記1単位分の遊技媒体の貸出を行うとともに、貸出回数をカウントし、
前記貸出スイッチによる貸出し指示に基づく1回目の貸出し後の貸出し時であって、前記ゲーム検出手段がゲームの終了を検知したときに、クレジット部のクレジット数が、前記1単位分以上の貯留が可能か否かを判定し、1単位分の貯留が可能なときには更に1単位の遊技媒体の貸出を行うと共に、前記貸出回数をカウントし、
前記貸出回数が前記n回に達したときに、当該貸出スイッチに基づく遊技媒体の貸出を終了する貸出終了判定手段とを有することを特徴とする回胴式遊技機。
(2)遊技媒体貸出機から、貸出媒介物に記憶されている貸出許容数αの範囲内で回胴式遊技機の遊技に用いられる遊技媒体の貸出しを受ける回胴式遊技機であって、
貸出しを受けた遊技媒体をクレジットとしてクレジット限度内で貯留するクレジット部と、
前記遊技媒体貸出機から前記クレジット部への遊技媒体の貸出しを指示する貸出スイッチと、
ゲームの終了を検出するゲーム検出手段と、
前記貸出スイッチによる貸出し指示に基づき、所定遊技媒体数を1単位として予め定められたn回(nは2以上の整数で且つn×r≦α)の遊技媒体の貸出しを行って、最終的に1度の貸出しスイッチの操作によるn×rの遊技媒体を貸し出す貸出処理部とを有し、
前記貸出処理部は、前記貸出スイッチによる貸出し指示に基づく1回目の貸出し時であって、前記クレジット部にm単位分以上の貯留が可能な場合には、前記m単位分の遊技媒体の貸出を行うとともに、貸出回数をカウントし、
前記貸出スイッチによる貸出し指示に基づく1回目の貸出し後の貸出し時であって、前回の貸出しからQ回目のゲームの終了を、前記ゲーム検出手段が検知したときに、クレジット部のクレジット数が、前記m単位分以上の貯留が可能か否かを判定し、
前記m単位分の貯留が可能なときには更に前記m単位の遊技媒体の貸出を行うと共に、前記貸出回数をカウントし、
前記貸出回数が前記n回に達したときに、当該貸出スイッチに基づく遊技媒体の貸出を終了する貸出終了判定手段とを有し、
ゲームを開始するために必要な規定枚数と前記所定遊技媒体数との最小公倍数を規定枚数で除した値をQとし、前記所定遊技媒体数で除した値をmとし、前記Qと前記mは2以上の整数であることを特徴とする回胴式遊技機。
(3)回胴式遊技機に隣接配置された遊技媒体貸出機に貸出媒介物を挿入し、回胴式遊技機に設けられた遊技媒体の貸出スイッチを操作して遊技媒体の貸し出しを要求する指示によって、貸出処理部が前記遊技媒体貸出機から、貸出媒介物に記憶されている貸出許容数αの範囲内で、回胴式遊技機のクレジット部へ貸出しを開始し、所定遊技媒体数を1単位として予め定められたn回(nは2以上の整数で且つn×r≦α)の遊技媒体の貸出しを行って、最終的に1度の貸出スイッチの操作によるn×rの遊技媒体をクレジット限度内で行う貸出処理であって、
前記貸出スイッチによる貸出し指示に基づく1回目の貸出し時において、前記クレジット部に前記1単位分以上の貯留が可能な場合には、前記1単位分の遊技媒体の貸出を行うとともに、貸出回数をカウントするステップと、
前記貸出スイッチによる貸出し指示に基づく1回目の貸出し後の貸出し時において、前記ゲームの終了を検知するゲーム検出ステップと、
前記ゲーム検出ステップがゲームの終了を検出した場合には、クレジット部のクレジット数が、前記1単位分以上の貯留が可能か否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップが1単位分の貯留が可能と判断した場合には、更に1単位の遊技媒体の貸出を行うと共に、前記貸出回数をカウントするステップと、
前記貸出回数が前記n回に達したときに、当該貸出スイッチに基づく遊技媒体の貸出を終了する貸出終了判定ステップとを有することを特徴とする回胴式遊技機における不正払出防止方法。
(4)回胴式遊技機に隣接配置された遊技媒体貸出機に貸出媒介物を挿入し、回胴式遊技機に設けられた遊技媒体の貸出スイッチを操作して遊技媒体の貸し出しを要求する指示によって、貸出処理部が前記遊技媒体貸出機から、貸出媒介物に記憶されている貸出許容数αの範囲内で、回胴式遊技機のクレジット部へ貸出しを開始し、所定遊技媒体数を1単位として予め定められたn回(nは2以上の整数で且つn×r≦α)の遊技媒体の貸出しを行って、最終的に1度の貸出スイッチの操作によるn×rの遊技媒体をクレジット限度内で行う貸出処理であって、
前記貸出スイッチによる貸出し指示に基づく1回目の貸出し時において、前記クレジット部にm単位分以上の貯留が可能な場合には、前記m単位分の遊技媒体の貸出を行うとともに、貸出回数をカウントするステップと、
前記貸出スイッチによる貸出し指示に基づく1回目の貸出し後の貸出し時において、前記ゲームの終了を検知するゲーム検出ステップと、
前回の貸出しからQ回目(Qは2以上の整数)のゲームの終了を前記ゲーム検出ステップが検出した場合には、クレジット部のクレジット数が、前記m単位分以上の貯留が可能か否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップが前記m単位分の貯留が可能と判断した場合には、更に前記m単位の遊技媒体の貸出を行うと共に、前記貸出回数をカウントするステップと、
前記貸出回数が前記n回に達したときに、当該貸出スイッチに基づく遊技媒体の貸出を終了する貸出終了判定ステップとを有し、
ゲームを開始するために必要な規定枚数と前記所定遊技媒体数との最小公倍数を規定枚数で除した値をQとし、前記所定遊技媒体数で除した値をmとし、前記Qと前記mは2以上の整数であることを特徴とする回胴式遊技機における不正払出防止方法。
以上本発明によれば、遊技媒体貸出機から前記クレジット部への遊技媒体の貸出しを行う際に、ゲーム検出手段によりゲームの検出を行い、所定回数のゲームが終了した時点で、1回の貸出しを行う為、常にゲームを継続していなければ、遊技媒体の貸出しが得られない。このため、ゲームを休止して、不正にクレジットを増加させるといった行為を抑止することができる。
1回の貸出し処理によってクレジット限度を越える場合には、貸出しが行われない構成とすることにより、クレジット限度を越える貸し出しが実行されず、オーバーフロー分の遊技媒体の払い出しを受けることが出来ない。このため遊技媒体貸出機から貸し出された遊技媒体は、ゲームの実行のために消費されることとなり、不正な払い出しが抑制される。
貸出しの終了を判断するゲーム実行数の判定値は、貸出スイッチによる貸出し指示の際のクレジットに応じて決定されるので、クレジットが多い場合には、貸出回数が少なく、少ない場合には、貸出回数を多くすることにより、継続して遊技を楽しむことができる。
以下、本発明の実施形態として、遊技場等に設置される回胴式遊技機であるスロットマシンを用いた場合について、図1乃至図4を参照して説明する。なお、図1は本スロットマシン100の外部構造を示した平面図、図2はカード表示部30の構成を示す部分拡大斜視図、図3は本スロットマシン100の内部構造を示した全体斜視図、図4は本スロットマシン10に設けられている制御システムの構成を示したブロック図である。
図1において、本スロットマシン100は、遊技者に面するフロントドア101と、フロントドア101が開閉可能に取り付けられた後述の筐体102とを備えて構成されている。フロントドア101は、上部パネル部103と中部パネル104と下部パネル部105とを備え、全体的に金属製のフレーム(図示略)と硬質プラスチックで成形された前面パネルとで形成されることによって、機械的に強固な構造を有している。
上部パネル部は103には、上部ランプと呼ばれる演出用ランプ103aと、スピーカが取り付けられた放音部103b、103cと、液晶ディスプレイ等で形成された演出表示装置103dとが設けられている。
中部パネル部104には、複数個(本実施形態では3個)の回胴リールR1,R2,R3を備えた回胴リール装置200が設けられる。なお、回胴リールR1,R2,R3の前面には、透明な硬質プラスチック板で形成された略長方形の透過窓WDが設けられ、これによって回胴リール装置200を外部から保護すると共に、遊技者が透過窓WDを介して回胴リールR1,R2,R3を見ることが可能となっている。
更に、中部パネル部104の下端には遊技者が操作するための操作部104cが設けられ、当該操作部104cには、遊技媒体である遊技メダルを投入するためのメダル投入部MDと、1ゲーム当たりのメダル数を提示するためのベッドボタンB1,マックスベッドボタンB2と、1ゲームの開始を指示するためのスタートレバーSTと、回転中の回胴リールR1,R2,R3を個別に停止させるための3個のストップボタンSP1,SP2,SP3が設けられている。マックスベッドボタンB2の近傍には、投入枚数表示部AAが設けられ、上下方向に等間隔で並んだ3つのLEDにより構成されている。投入枚数表示部AAは、投入枚数1枚毎に、LEDが1つ点灯する構成となっている。
また、透過窓WDの下側には、入賞により加算される獲得枚数を表示する獲得枚数表示部32と、クレジットの残数を表示するクレジット表示部31が設けられている。また、図2に示されているように、メダル投入部MDとマックスベッドボタンB2の間には、カード表示部30が設けられており、このカード表示部30は、貸出可能度数表示部33と、貸出スイッチである貸出ボタン34と、返却ボタン35と、貸出可状態表示部36とが設けられている。
この実施形態では、規定投入枚数(3枚)が、投入され、投入枚数表示部AAの3つのLEDが全て点灯されている状態で、スタートレバーSTの操作により、ゲームが開始される。規定投入枚数の投入は、メダル投入部MDからのメダル投入の他、ベットボタンB1を押し下げることにより行うことができる。ベットボタンB1の1回の操作で、1枚が、貯留装置より投入され、クレジット表示部31の表示が1つ減算される。また、マックスベットボタンB2を押し下げることにより、規定投入枚数(3枚)が一時に投入され、クレジット表示部31から、投入された枚数に相当する枚数が減算される。規定投入枚数の一部が既に投入されている場合には、マックスベットボタンB2の押し下げにより、不足分が投入される。
貯留装置には、貯留可能な上限の枚数が決められており、この実施形態では、50枚に決められている。この枚数を越えてメダル投入部MDから投入されたメダルは、後述の排出口105aから返却される。貯留装置に貯留されている枚数は、クレジット表示部31に表示される。
下部パネル部105には、本スロットマシン100のゲーム内容に関連した画象等(図示略)が描かれており、遊技者の取得したメダルを払い出すための排出口105a及び受皿105bと、スピーカが取り付けられた放音部105cが設けられている。
次に、図3を参照して、フロントドア101の裏面構造と、筐体102の内部構造を概説する。なお、図3はフロントドア101を開錠して筐体102から開いた状態を表している。同図において、フロントドア101の裏面上部に、上述の放音部103b,103cを構成するスピーカSR,SL(図示しない)が設けられると共に、演出表示装置103bの裏面側にサブ制御基板300が取り付けられている。
演出表示装置103b及びサブ制御基板300の下方には、上述の透過窓WDと中部パネル部104のパネル面とが形成された略長方形の枠体104bが取り付けられている。枠体104dの下方には、メダル投入部MDより投入される投入物を正規の遊技メダルか異物か判別して振り分ける振分機構G0で振分けられた遊技メダルを筐体102側に設けられているホッパ装置HPへ案内するガイド部材GIと、振分機構G0で振分けられた異物を排出口105aへ案内して排出するガイド部材G2と、ホッパ装置HPから出力される払い出し用のメダルを排出口105aへ案内して出力するガイド部材G3が設けられ、更に排出口105aの近傍に、スピーカSWが放音部105cに対応させて取り付けられている。
更に、上述の枠体104dと振分機構G0との間の領域に長尺状の中央表示基板400が取り付けられ、当該中央表示基板400の裏面側の一端に、設定ボタンCSと、数字の0から6までのセグメント表示を行う発光ダイオードで形成された設定表示素子CTが設けられている。
筐体102内には、主電源装置PWUと、ホッパ装置HPから溢れた遊技メダルを収容するための補助貯留部SHPと、状述の透過窓WDに対向する回胴リールR1,R2,R3を備えた回胴リール装置200の上端に回胴装置基板600、回胴リール装置200の上方に主制御基板700、筐体102の内壁の一端に外部集中端子装置としての外部集中基板800が夫々取り付けられている。
上述の主制御基板700と、サブ制御基板300、回胴装置基板600、中央表示基板400、電源装置基板500及び外部集中端子基板800は、何れも導電性配線パターンの形成された絶緑性樹脂基板上に集積回路装置(IC)やトランジスタ、抵抗、コンデンサ等の電子部品が搭載されて配線接続されたいわゆる電気回路基板として形成され、特に、主制御基板700とサブ制御基板300と外部集中端子基板800は、夫々硬質プラスチックの収納ケース内に個別に収納されたユニット構造となっている。
主制御基板700は、各信号の入出力を総括し、モニタを有しているものである。また、サブ制御基板300は、演出用の画像、ランプ、蛍光灯、及び効果音を制御し、スピーカから出力する効果音の音量を切り換えるための音量スイッチを有している。
カードユニット2は、スロットマシン100の側面に併設されている。カードユニット2は、薄型の筐体20と、その正面に設けられた上部蓋21、下部蓋22を有し、これらの蓋は、施錠可能に構成されている。
上部蓋21には、紙幣を受け付ける紙幣受付口211が、下部蓋22にはカードを搬入出するためのカード出入口221が、それぞれ形成されている。さらに、下部蓋22には、カード挿入スイッチ222や、遊技者に機械の状態を報知するための複数個の表示ランプ223〜226などが設けられる。
前記紙幣受付口211は紙幣の返却口を兼ねる。またカード出入口221には、これを覆う透明のカバー体227が開閉可能に配備される。前記表示ランプ223〜226のうち、下部蓋22の上部に設けられた表示ランプ223は、カード挿入中に点灯して、機械内部でカードの処理が行われていることを示す。また中央部の表示ランプ224は、遊技場内の通信回線が切断されるなどしてカードユニット2がオフライン状態になっていることを示し、表示ランプ225は、カード切れ状態であることを示す。さらに表示ランプ226は、カード出入口221にカードが搬出されたときに点灯して、遊技者にカードの抜き取りを促すためのものである。
この実施形態のカードユニット2は、千円札等の紙幣の投入を受け付けてその投入金額分の度数が記録されたカードを発行するとともに、前記カードを受け付けて隣接するスロットマシン100にメダルの貸出処理をするもので、前記貨幣受付口211に対応する位置には紙幣処理ユニット(図示せず。)が、カード出入口221に対応する位置には、カード処理ユニット(図示せず。)が、それぞれ配備される。ここで、度数とは、そのカードに記録されている有価価値(金額価値)で、貸し出し可能な回数を表す数字であり、1回の貸し出し(1度数)で、予め定められた所定枚数(5枚)が貸し出される。
前記カード処理ユニットは、内部に初期化状態のカードを1枚だけ収容できるカード収容部(図示せず。)を具備し、この収容カードに金額価値などの情報を書き込んでカード出入口221に発行するとともに、発行後のカードを受け付けてメダル貸出のための情報の読書きを行っている。なお、前記カード挿入スイッチ222は、発行後のカードをすぐに機体内に投入する際に操作される。
メダルの貸出処理によりカードの残度数がゼロとなったとき、前記カード収容部が空状態であれば、この使用済みのカードは、初期化された後、カード収容部に取り込まれてストックされる。したがって、発行されたカードが抜き取られない限り、同じ1枚のカードが繰り返し使用される。ただしこの実施形態のカードユニット2は、カード収容部にカードがストックされている状態下で他の装置で発行されたカードを受け付けることも可能である。この場合、メダル貸出処理後に受け付けたカードの残度数がゼロとなると、そのカードはカード出入口221に搬出され、遊技者に返却される。カード収容部に収容されたカードに記録されている度数に基づき、貸出可能度数表示部33に表示される。
カードユニット2側でカードを受け付けた後に、遊技者のメダル貸出ボタン34の押し下げにより、隣接するスロットマシン100に、度数単位で、所定枚数のメダルの貸出を行うようにしている。この処理に対応して、スロットマシン100側においては、メダル貸出処理として、電子データ化されたメダル数を貯留装置に貯留する処理(以下、「クレジット処理」という。)が行われる。また、返却ボタン35の押し下げによって、前記メダル払出機MPを駆動して貸出し数分のメダルをメダル払出口105aより払い出す処理(以下、「メダル払出処理」という。)が実行される。上記説明した貸出媒介物であるカードは、磁気的、電気的又は光学的にデータを書き込むことのできる記録媒体であって、磁気カード、ICカードなどが挙げられる。
更に、図4のブロック図を参照して制御システムの構成を述べると、主基板700は、スロットマシン100の動作全体を管理するシステムプログラム及びスロットマシンゲーム用の実行プログラムが予め記憶されている半導体メモリ等で形成された記憶部と、これらのプログラムを実行するマイクロプロセッサ(MPU)とを有し、上述のマイクロプロセッサに設けられている入力ポート及び出力ポートと残余の基板300,600,400,500,800との間が配線ケーブル(ハーネス)によって配線接続されている。
更に又、演出用スピーカSR,SWと演出用ランプ103aと演出表示装置103dが配線ケーブルを介してサブ基盤300に配線接続され、主基板700中の上記マイクロプロセッサから供給される演出制御信号に従って、サブ基板300に設けられている電気回路がこれら演出用スピーカSR,SWと演出用ランプ103aと演出表示装置103dを駆動することにより、遊技者の視覚と聴覚に訴える演出を行う。
また、回胴装置基板600は、図柄を回転させるための装置である各回胴を回転または停止させるために、主制御基板700と各回胴の回胴ステッピングモータ、及び回転中の回胴の基準位置を検知するための回胴センサとの間を中継していると共に、主制御基板700と外部集中端子基板800との間を中継しているものである。したがって、この回胴装置基板600には、電動モータによって回転駆動される回胴リールR1,R2,R3を備えた回胴リール装置200が配線接続されており、主基板700中の上記マイクロプロセッサから供給されるリール制御信号によって、上述の電動モータを制御することにより、回胴リールR1,R2,R3の回転と制動及び停止の制御を行う。
中央表示基板400は、再遊技表示部AD、投入表示部AC、打止表示部AE、獲得枚数表示部、状態表示部、クレジット表示部31、投入枚数表示部AA、遊技開始表示部、設定ボタンATを有すると共に、主制御基板700と精算ボタンAT、ベットボタンボタン(メダル1枚投入ボタン)B1、マックスベットボタン(メダル3枚投入ボタン)B2、メダル3枚投入表示部AV、エラー解除センサ、ブロッカ、メダル投入センサ、停止ボタンユニット、回胴回転始動装置センサ、及び2灯インバータユニットとの間を中継しているものである。
この再遊技表示部ADは、再遊技の動作を表示するものである。また、投入表示部ACは、遊技メダルの投入受付可能を表示するものである。また、打止表示部AEは、役物連続作動装置作動終了後の打ち止め時を表示するものである。また、獲得枚数表示部は、図柄入賞判定後の獲得枚数に応じた遊技メダル枚数を表示すると共に、遊技メダル投入から全回胴回転停止までの間、また役物連続作動装置作動終了となる遊技の終了から次回の遊技メダル投入までの間、及び遊技機の当り率の設定値、設定値の確定、エラーコードを表示するものである。
また、状態表示部は、役物連続作動装置の作動を表示するものである。また、クレジット表示部31は、メダル貯留装置に貯留されている遊技メダルの枚数を表示するものである。また、投入枚数表示部AAは、投入された遊技メダル枚数を表示するものである。また、遊技開始表示部は、規定枚数(3枚)の遊技メダルが投入され(ベットされ)、回胴回転開始装置の操作受付可能を表示するものである。
また、精算ボタンATは、投入された遊技メダルの払い戻し、及びメダル貯留装置に貯留されている遊技メダルを精算するときに使用するものである。また、ベットボタンB1は、貯留されている遊技メダルを1枚ずつ投入するときに使用するものである。また、マックスベットボタンB2は、貯留されている遊技メダル枚数及び規定枚数を超えない範囲で、貯留されている遊技メダルを最大3枚投入するときに使用するものである。また、メダル3枚投入表示部AVは、貯留されている遊技メダル枚数及び規定枚数を超えない範囲で、貯留されている遊技メダルが最大3枚投入可能を表示するものである。また、ブロッカは、遊技状態に応じ遊技メダルを返却するためのものである。また、メダル投入センサは、遊技メダルの投入を検知するためのものである。また、停止ボタンユニットは、回胴の回転を停止させるときに使用する停止ボタンの操作を検知するため、及び停止ボタン表示部を表示するためのものである。また、回胴回転始動装置センサは、回胴の回転及び段階設定の確定を行うときに使用する回胴回転始動装置の操作を検知するためのものである。
この中央表示基板400には、振分機構G0、ベットボタンB1マックスベッドボタンB2,スターレバーST,ストップボタンSP1,SP2,SP3、設定表示素子CT、及び設定ボタンCSが配線接続されており、振分機構G0から出力されるCT、及び設定ボタンCSが配線接続されており、振分機構G0から出力されるメダル検出信号と、ベットボタンB1,マックスベッドボタンB2,とスタートレバーST及びストップボタンSP1,SP2,SP3から夫々出力されるオンオフ信号を主基板700中の上記マイクロプロセッサへ転送すると共に、マイクロプロセッサから供給されるセグメント表示信号に基づいて、設定表示素子CTに0から6までの数字を表示させる。
電源装置基板500は、各部へ電源を供給すると共に、主制御基板700とメダル払出装置、電源モニタ基板、電源スイッチ、及び遊技メダル補助収納庫満杯検知電極との間を中継するものである。このメダル払出装置は、入賞、メダル貯留装置の精算、または投入された遊技メダルの払い戻しにより遊技メダルを排出するためのものである。なお、払い戻しにより払い出された遊技メダルは払出センサにより検知される。また、電源モニタ基板は、自動精算スイッチ、打ち止めスイッチ、各ヒューズを有すると共に、電源装置基板500と設定キースイッチ、及びリセットボタンとの間を中継しているものである。自動精算スイッチは、役物連続作動装置の作動終了後に、自動精算ありにするか、または自動精算無しにするかを設定するためのものである。打ち止めスイッチは、役物連続作動装置の作動終了後に、打ち止め有りにするか、または打ち止め無しにするかを設定するためのものである。また、設定キースイッチは、遊技機の入賞当り率の段階設定及び確認を行うためのものである。また、リセットボタンは、打ち止めまたはエラーの解除を行うものである。また、電源スイッチは、主電源のON.OFFを行うためのものである。また、遊技メダル補助収納庫満杯検知電極は、メダル払出装置の貯蔵容量を超えた遊技メダルを収納するための遊技メダル補助収納庫の満杯状態を検知するための電極である。
この電源装置基板500には、設定スイッチBO、電源スイッチBQ、ホッパ装置HP,電源装置PWUが配線接続され、設定スイッチBOと電源スイッチBQから夫々出力されるオンオフ信号を主基板700中の上記マイクロプロセッサへ転送する。更に、電源装置基板500には、電源装置PWUで発生される各種電源電圧をホッパ装置HPその他各所に配電する配電回路が形成されており、かかる配線回路からスロットマシン100の動作に必要な電源供給が行われている。
外部集中端子基板800は、主基板700中に上記マイクロプロセッサから出力される信号S1〜S6を並列入力することが可能な複数個の入力端子P1〜P6と、該当信号S1〜S6を管理用電子装置としてのホールコンピュータ側へ並列転送することが可能な複数個の出力端子Q1〜Q6とを備える他、ホールコンピュータ側から供給される信号INを入力する入力端子P7及び上記マイクロプロセッサへ転送する出力端子Q7を備えて構成されている。
すなわち、上述の出力端子Q1〜Q6および入力端子P1と、ホールコンピュータに設けられている入出力インターフェースとの間を例えばフラットケーブル等の配線ケーブルで接続することによって、主基板700からホールコンピュータ側へ信号S1〜S6を転送し、また、ホールコンピュータから主基板700側へ信号INを転送することが可能となっている。
なお、信号SIは、メダル投入部MDからホッパ装置HPへ遊技メダルが枚投入される毎に出力される「遊技メダル投入信号」、信号S2は、ホッパ装置HPから排出口105aへ遊技メダルが1枚払い出されるごとに出力される「遊技メダル払出信号」、信号S3は、レギュラーボーナス(RB)と呼ばれる特別役に入賞したときに出力される「役物連続作動装置本当たり信号」、信号S4は、ビックボーナス(BB)と呼ばれるレギュラーボーナス(RB)よりも大きな特別役に入賞したときに出力される「役物連続作動増加装置本当たり信号」、信号S5は、いわゆる出玉率の設定操作がなされたことを示す、「設定操作信号」である。
主基板700には、クレジット部37が接続され、貯留され、或は投入されて増減したクレジットが主基板700側から供給され、記憶される。このクレジットは、クレジット表示部31に供給され、表示される。

さらに、図5に示されるブロック図に基づいて、スロットマシン100と遊技媒体貸出機(カードユニット)2との情報通信の流れについて詳述する。
スロットマシン100に隣接配置された遊技媒体貸出機に、遊技媒体との交換を媒介する遊技媒体の貸出許容度数が予め記憶された貸出媒介物を挿入し、スロットマシンに設けられた遊技媒体の貸出スイッチを操作して遊技媒体の貸し出しを要求する指示によって、遊技媒体の貸し出しが行われるものである。また、スロットマシン100とカードユニット2とは、遊技媒体貸出機接続端子板としての中継基板50を介して接続される。
図5に示すように、中継基板50は、カードユニット2と一方的な情報の授受を行う第一コネクタ51と、中央表示基板400と一方的な情報の授受を行う第ニコネクタ52と、主制御基板700と一方的な情報の授受を行う第三コネクタ53と、電源装置基板500と一方的な情報の授受を行う第ニコネクタ54を有する。
第一コネクタ51は、スロットマシン100と中継基板50との接続確認を通知する遊技機接続確認情報をカードユニット2へ供給する。また、第一コネクタ51は、カードユニット2からの遊技媒体貸出機の準備完了を通知する遊技媒体貸出機READY情報、遊技媒体貸出要求の確認を通知する遊技媒体貸出要求確認情報を受けると共に、カードユニット2からの遊技媒体の貸出可能を通知する遊技媒体貸出可情報、貸出媒介物に予め記憶された貸出可能な残高度数の表示を通知する残高度数表示情報を受ける。
また、第一コネクタ51は、主制御基板700からの遊技機の準備完了を通知する遊技機READY情報、遊技機の貸出完了を通知する遊技機貸出完了情報をカードユニット2へ送ると共に、中央表示基板400からの遊技媒体貸出ボタンが操作されたことを通知する遊技媒体貸出ボタン操作情報、返却ボタンが操作されたことを通知する返却ボタン操作情報をカードユニット2へ送る。さらに、第一コネクタ51は、電源装置基板500からの電源をカードユニット2へ送る。
また、第二コネクタ52は、カードユニット2からの遊技媒体の貸出可能を通知する遊技媒体貸出可情報、貸出媒介物に予め記憶された貸出可能な残高度数の表示を通知する残高度数表示情報を中央表示基板400へ送ると共に、中央表示基板400からの遊技媒体貸出ボタンが操作されたことを通知する遊技媒体貸出ボタン操作情報、返却ボタンが操作されたことを通知する返却ボタン操作情報を受ける。
また、第三コネクタ53は、カードユニット2からの遊技媒体貸出機の準備完了を通知する遊技媒体貸出機READY情報、遊技媒体貸出要求の確認を通知する遊技媒体貸出要求確認情報を主制御基板700へ送ると共に、主制御基板700からの遊技機の準備完了を通知する遊技機READY情報、遊技機の貸出完了を通知する遊技機貸出完了情報を受ける。さらに、第三コネクタ54は、電源装置基板500からの電源を受ける。
したがって、カードユニット2とスロットマシン100とは、上述したように中継基板50を介して一方的な情報の授受が行われている。
次に、以上のような構成としたスロットマシン100において、遊技媒体の不正な貸出行為を抑制するメダルの貸出し処理を、図6に示されているフローチャートに基づき説明する。
カードユニット2からのメダルを貸出しを欲する場合には、遊技者は、貸出ボタン34を押し下げる。貸出ボタン34からのオン信号が入力される。主基板700側では、貸出ボタン34がオンされかた判断し(ステップS101)、オンされた場合(YES)には、クレジット部37の残クレジットAを確認する(ステップS103)。残クレジットAが45より大きいか判断する(ステップS103)。この判断の基準となる基準値45は、クレジット限度数である50から、1回の貸出し(1度数)で貸し出されるメダル枚数を差し引いた値である。残クレジットが45よりも大きい場合には(YES)、1回の貸し出しで、クレジットがオーバーフローしてしまうので、貸出は無効され(ステップS107)、以後の貸出処理を行われない。
残クレジットAが、45以下である場合には(NO)、1度数分の貸出しが行われる(ステップS109)。この実施形態では、1度数は、5枚相当であるため、5枚の貸出しが行われ、クレジットは5、増える。カウントKがインクリメントされる(ステップS111)。このカウントKが判定値Bに達したか判断する(ステップS113)。判定値Bは、この実施形態では、10となっている。この判定値Bは、クレジットが0であった場合に、クレジット限度(50)まで貯留できる回数に設定されている。判定値Bについては、特に10に限定されるものではなく、他の値であってよい。
カウントKが10に達していない場合には、ゲームが開始された判断する(ステップS117)。ゲーム開始の判断は、スタートレバーSTのオン信号の入力があったか否かにより判断する。スタートレバーSTの操作がない場合には(NO)、このステップを維持する。スタートレバーSTの操作があった場合には(YES)、ゲームが終了したか判断する(ステップS119)。ゲーム終了の判断は、3つのストップボタンSP1、SP2、SP3のオン信号が全て入力されたか否かにより判断する。ゲーム終了の結果、入賞した場合には、クレジットが増加している場合があるので、残クレジットAを再度確認する(ステップS121)。
残クレジットAがクレジット上限の50を越えているか判断する(ステップS123)。越えている場合には(YES)、超えた分(A−50)をホッパから払い出し(ステップS125)、貸出し(5枚の貯留)(ステップS109)とカウント(ステップS111)を行わずに、ステップS117に戻る。残クレジットAが、50を越えていない場合には(NO)、さらに、45を越えているか判断する(ステップS127)。この値を超えている場合には(YES)、1回の貯留で、クレジット上限を超えてしまい、越えた枚数分を払い出さなければならなくなるため、貸出し(5枚の貯留)(ステップS109)とカウント(ステップS111)を行わずに、ステップS117に戻る。このステップの判断の基準値は、クレジット限界から1度数分の貯留枚数を差し引いた数値となる。
残クレジットが45以下である場合(NO)には、残クレジットが10以下であるか判断する(ステップS129)。10以下である場合には、遊技者に報知が行われる(ステップS131)。このように、クレジットが所定値以下にとなった場合には、その旨を報知手段で遊技者に報知することによって、貸出スイッチの操作を促し、クレジットの不足による遊技の不意の中断を抑制することができる。
報知の方法は、視覚的な刺激による報知、聴覚的な刺激による報知などが挙げられる。例えば、視覚的な刺激による報知の例としては、演出用ランプ103a、104a、104bの点滅や、色の変化、演出用表示装置103dにおける演出内容の変化、又はクレジット表示部31における表示の点滅などを行う。聴覚的な刺激による報知の例としては、演出用スピーカSR、SWからの信号音、音声などによる報知がある。
このステップS129、S131は、残クレジットが残り少ないことを遊技者に知らせるためのステップである。ステップS131の後、及びステップS129において、残クレジットが10を越えている場合には、ステップS109に戻り、ステップS109〜131の処理が繰り替えされる。貸出が行われ(ステップS109)、ゲームが実行される度に、カウントKが加算され、K=10となった時点で(ステップS113:YES)、貸出処理が終了する(ステップS115)。貸出処理の終了を報知することによって、遊技者は、貸出処理を知ることが出来、続けて貸出スイッチを操作することよって、貸出しを継続して受けることが可能となる。
このような処理の結果、残クレジットが45以下の場合では、1ゲーム毎に1回の貸出処理が行われ、かつ、実際にメダルが払い出されるのは、入賞によってクレジット限度を越えた場合のみに限られる。また、遊技者は、ゲームを続けなければ、メダル貸出処理を受けることができないため、遊戯中に不正行為を行い、メダル払い出しを受けることが困難となる。
上記貸出処理では、1回のゲーム毎に1回の貸出しが行われているが、ゲームの回数に対する貸出しの回数は、この割合に限定されない。例えば、2回のゲームの終了に対して、1回の貸出しでもよい。
好ましくは、ゲームを開始するために必要な規定枚数と、1度数で貸出される枚数の最少公倍数Pを求め、Pを規定枚数で除した値をゲーム実行単位回数、Pを1度数の貸出枚数で除した値を、1回の貸出しで貸出される度数に設定すると、常にゲーム実行により消費された枚数が貸出されることとなり、好ましい。例えば、この実施形態における例を挙げれば、5回ゲームを行うと、15枚消費するが、この時点で、3度数分を一時に貸出せば、15枚がクレジット部に貯留されることとなり、消費枚数と同じ枚数を貯留することができる。判定値Bは、残クレジットが少なければ大きく、多ければ小さく設定することができる。また、クレジット限度から残クレジットを差し引いた値を、1度数で貸出される枚数で除した値に設定してもよい。この判定値Bの算出は、例えば、貸出ボタン34が押し下げられたとき(ステップS101)の残クレジット(ステップS103)に基づいて行うこともできる。
なお、ステップS117、S119でゲーム検出手段が構成され、ステップS111で計数手段が構成される。また、ステップS109、S127によって貸出実行手段が構成され、ステップS113、S115によって、貸出終了判定手段が構成される。
本発明の実施の形態で用いる遊技機(スロットマシン)の外部構造を示した平面図である。 本発明の実施の形態で用いる遊技機におけるカード表示部の構成を示す部分拡大斜視図である。 本発明の実施の形態で用いる遊技機の内部構造を示した全体斜視図である。 本発明の実施の形態で用いる遊技機に設けられている制御システムの構成を示したブロック図である。 本発明の実施の形態に係るシステムの構成及び情報の流れを概略的に説明するブロック図である。 本発明の実施の形態に係る貸出処理の一手順を示すフローチャートである。
2・・・遊技媒体貸出機(プリペイドカードユニット)、50・・・遊技媒体貸出機接続端子板(中継基板)、100・・・遊技機(スロットマシン)、300・・・サブ制御基板、400・・・中央表示基板、500・・・電源装置基板、600・・・回胴装置基板、700・・・な主制御基板

Claims (4)

  1. 遊技媒体貸出機から、貸出媒介物に記憶されている貸出許容数αの範囲内で回胴式遊技機の遊技に用いられる遊技媒体の貸出しを受ける回胴式遊技機であって、
    貸出しを受けた遊技媒体をクレジットとしてクレジット限度内で貯留するクレジット部と、
    前記遊技媒体貸出機から前記クレジット部への遊技媒体の貸出しを指示する貸出スイッチと、
    ゲームの終了を検出するゲーム検出手段と、
    前記貸出スイッチによる貸出し指示に基づき、所定遊技媒体数を1単位として予め定められたn回(nは2以上の整数で且つn×r≦α)の遊技媒体の貸出しを行い、最終的に1度の貸出しスイッチの操作によってn×rの遊技媒体を貸し出す貸出処理部とを有し、
    前記貸出処理部は、前記貸出スイッチによる貸出し指示に基づく1回目の貸出し時であって、前記クレジット部に前記1単位分以上の貯留が可能な場合には、前記1単位分の遊技媒体の貸出を行うとともに、貸出回数をカウントし、
    前記貸出スイッチによる貸出し指示に基づく1回目の貸出し後の貸出し時であって、前記ゲーム検出手段がゲームの終了を検知したときに、クレジット部のクレジット数が、前記1単位分以上の貯留が可能か否かを判定し、1単位分の貯留が可能なときには更に1単位の遊技媒体の貸出を行うと共に、前記貸出回数をカウントし、
    前記貸出回数が前記n回に達したときに、当該貸出スイッチに基づく遊技媒体の貸出を終了する貸出終了判定手段とを有することを特徴とする回胴式遊技機。
  2. 遊技媒体貸出機から、貸出媒介物に記憶されている貸出許容数αの範囲内で回胴式遊技機の遊技に用いられる遊技媒体の貸出しを受ける回胴式遊技機であって、
    貸出しを受けた遊技媒体をクレジットとしてクレジット限度内で貯留するクレジット部と、
    前記遊技媒体貸出機から前記クレジット部への遊技媒体の貸出しを指示する貸出スイッチと、
    ゲームの終了を検出するゲーム検出手段と、
    前記貸出スイッチによる貸出し指示に基づき、所定遊技媒体数を1単位として予め定められたn回(nは2以上の整数で且つn×r≦α)の遊技媒体の貸出しを行って、最終的に1度の貸出しスイッチの操作によるn×rの遊技媒体を貸し出す貸出処理部とを有し、
    前記貸出処理部は、前記貸出スイッチによる貸出し指示に基づく1回目の貸出し時であって、前記クレジット部にm単位分以上の貯留が可能な場合には、前記m単位分の遊技媒体の貸出を行うとともに、貸出回数をカウントし、
    前記貸出スイッチによる貸出し指示に基づく1回目の貸出し後の貸出し時であって、前回の貸出しからQ回目のゲームの終了を、前記ゲーム検出手段が検知したときに、クレジット部のクレジット数が、前記m単位分以上の貯留が可能か否かを判定し、
    前記m単位分の貯留が可能なときには更に前記m単位の遊技媒体の貸出を行うと共に、前記貸出回数をカウントし、
    前記貸出回数が前記n回に達したときに、当該貸出スイッチに基づく遊技媒体の貸出を終了する貸出終了判定手段とを有し、
    ゲームを開始するために必要な規定枚数と前記所定遊技媒体数との最小公倍数を規定枚数で除した値をQとし、前記所定遊技媒体数で除した値をmとし、前記Qと前記mは2以上の整数であることを特徴とする回胴式遊技機。
  3. 回胴式遊技機に隣接配置された遊技媒体貸出機に貸出媒介物を挿入し、回胴式遊技機に設けられた遊技媒体の貸出スイッチを操作して遊技媒体の貸し出しを要求する指示によって、貸出処理部が前記遊技媒体貸出機から、貸出媒介物に記憶されている貸出許容数αの範囲内で、回胴式遊技機のクレジット部へ貸出しを開始し、所定遊技媒体数を1単位として予め定められたn回(nは2以上の整数で且つn×r≦α)の遊技媒体の貸出しを行って、最終的に1度の貸出スイッチの操作によるn×rの遊技媒体をクレジット限度内で行う貸出処理であって、
    前記貸出スイッチによる貸出し指示に基づく1回目の貸出し時において、前記クレジット部に前記1単位分以上の貯留が可能な場合には、前記1単位分の遊技媒体の貸出を行うとともに、貸出回数をカウントするステップと、
    前記貸出スイッチによる貸出し指示に基づく1回目の貸出し後の貸出し時において、前記ゲームの終了を検知するゲーム検出ステップと、
    前記ゲーム検出ステップがゲームの終了を検出した場合には、クレジット部のクレジット数が、前記1単位分以上の貯留が可能か否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップが1単位分の貯留が可能と判断した場合には、更に1単位の遊技媒体の貸出を行うと共に、前記貸出回数をカウントするステップと、
    前記貸出回数が前記n回に達したときに、当該貸出スイッチに基づく遊技媒体の貸出を終了する貸出終了判定ステップとを有することを特徴とする回胴式遊技機における不正払出防止方法。
  4. 回胴式遊技機に隣接配置された遊技媒体貸出機に貸出媒介物を挿入し、回胴式遊技機に設けられた遊技媒体の貸出スイッチを操作して遊技媒体の貸し出しを要求する指示によって、貸出処理部が前記遊技媒体貸出機から、貸出媒介物に記憶されている貸出許容数αの範囲内で、回胴式遊技機のクレジット部へ貸出しを開始し、所定遊技媒体数を1単位として予め定められたn回(nは2以上の整数で且つn×r≦α)の遊技媒体の貸出しを行って、最終的に1度の貸出スイッチの操作によるn×rの遊技媒体をクレジット限度内で行う貸出処理であって、
    前記貸出スイッチによる貸出し指示に基づく1回目の貸出し時において、前記クレジット部にm単位分以上の貯留が可能な場合には、前記m単位分の遊技媒体の貸出を行うとともに、貸出回数をカウントするステップと、
    前記貸出スイッチによる貸出し指示に基づく1回目の貸出し後の貸出し時において、前記ゲームの終了を検知するゲーム検出ステップと、
    前回の貸出しからQ回目(Qは2以上の整数)のゲームの終了を前記ゲーム検出ステップが検出した場合には、クレジット部のクレジット数が、前記m単位分以上の貯留が可能か否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップが前記m単位分の貯留が可能と判断した場合には、更に前記m単位の遊技媒体の貸出を行うと共に、前記貸出回数をカウントするステップと、
    前記貸出回数が前記n回に達したときに、当該貸出スイッチに基づく遊技媒体の貸出を終了する貸出終了判定ステップとを有し、
    ゲームを開始するために必要な規定枚数と前記所定遊技媒体数との最小公倍数を規定枚数で除した値をQとし、前記所定遊技媒体数で除した値をmとし、前記Qと前記mは2以上の整数であることを特徴とする回胴式遊技機における不正払出防止方法。
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