JP4327504B2 - トランスミッタ回路、伝送回路及び駆動装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、トランスミッタ回路、伝送回路及び駆動装置に関し、特に、液晶表示装置、有機EL表示装置、プラズマ表示装置等に適用するトランスミッタ回路、伝送回路及び駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、マトリクス型の液晶表示装置、有機EL表示装置、プラズマ表示装置等においては、入力された1フレーム分の画像信号から水平1ライン分の階調データ信号と走査信号とを順次生成して出力するタイミングコントローラLSIと、階調データ信号を受けて表示パネルの各データ線を駆動する駆動装置としてのソースドライバLSIとは、ともにプリント配線基板上に実装され、タイミングコントローラLSIとソースドライバLSIとの間の信号伝送、カスケード接続された複数のソースドライバLSI間の信号伝送は、プリント配線の伝送路により行われる。そして、その伝送回路としては、例えば、高速インタフェース手段であるLVDS(Low Voltage Differential Signaling)インタフェースが使用される。
【0003】
従来のLVDSインタフェースのトランスミッタ回路は、図11に示すように、一端が高電位側電源VDDに接続された定電流源6と、一端が低電位側電源VSSに接続された定電流源7と、定電流源6の他端と定電流源7の他端との間に直列に接続されたスイッチング手段としてのNチャネル型MOSトランジスタN1及びNチャネル型MOSトランジスタN2と、定電流源6の他端と定電流源7の他端との間に直列に接続されたスイッチング手段としてのNチャネル型MOSトランジスタN3及びNチャネル型MOSトランジスタN4と、Nチャネル型MOSトランジスタN1及びNチャネル型MOSトランジスタN2の接続点に接続された非反転出力端子2と、Nチャネル型MOSトランジスタN3及びNチャネル型MOSトランジスタN4の接続点に接続された反転出力端子3と、を備えている。さらに、非反転出力端子2と反転出力端子3との間には、ペア線の伝送路を介してレシーバ回路の終端抵抗が接続され、レシーバ回路の電圧比較器が終端抵抗の両端電圧を判定して信号論理を認識する。入力端子1に入力されるCMOSレベルの非反転入力データ信号は、Nチャネル型MOSトランジスタN1のゲート端とNチャネル型MOSトランジスタN4のゲート端とに与えられ、非反転入力データ信号がCMOS型のインバータ回路5により反転された反転入力データ信号は、Nチャネル型MOSトランジスタN2のゲート端とNチャネル型MOSトランジスタN3のゲート端とに与えられる。そして、非反転入力データ信号が論理HとしてのVDDレベルのときNチャネル型MOSトランジスタN1及びNチャネル型MOSトランジスタN4がオンされ、Nチャネル型MOSトランジスタN2及びNチャネル型MOSトランジスタN3がオフされ、定電流源6からNチャネル型MOSトランジスタN1、非反転出力端子2、伝送路、終端抵抗、伝送路、反転出力端子3、Nチャネル型MOSトランジスタN4を経由して定電流源7にループ信号電流が流れ、レシーバ回路は、論理Hレベルを認識し、非反転入力データ信号が論理LとしてのVSSレベルのときNチャネル型MOSトランジスタN1及びNチャネル型MOSトランジスタN4がオフされ、Nチャネル型MOSトランジスタN2及びNチャネル型MOSトランジスタN3がオンされ、定電流源6からNチャネル型MOSトランジスタN3、反転出力端子3、伝送路、終端抵抗、伝送路、非反転出力端子2、Nチャネル型MOSトランジスタN2を経由して定電流源7に逆向きのループ信号電流が流れ、レシーバ回路は、論理Lレベルを認識するようになっている(例えば特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−31810号公報(図13)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年は、表示装置の小型化、軽量化、コストダウン等を目的として、ソースドライバLSIをマトリクス表示パネルのガラス基板上に実装したCOG(Chip On Glass)化が進んでおり、この場合、タイミングコントローラLSIとソースドライバLSIとの間の信号伝送、カスケード接続された複数のソースドライバLSI間の信号伝送は、ガラス基板上に形成されたアルミ配線や銅配線の伝送路により行われることになる。
【0006】
しかし、プリント配線基板上の銅配線による伝送路の抵抗成分が数10mΩ以下であるのに対し、ガラス基板上のアルミ配線や銅配線による伝送路の抵抗成分は、表示パネル用プロセスで作られるために配線厚が薄く配線幅も小さいため、数100Ωとなる。そして、トランスミッタ回路の出力容量とレシーバ回路の入力容量とが数pFであるため、表示パネルの高精細化や大画面化にともない100MHzを超えるような高周波領域での信号伝送を行おうとしても、レシーバ回路の入力端ではRC時定数による信号波形なまりが大きくなり、良好な信号伝送を行うことができないという問題がある。
【0007】
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであって、伝送路がガラス基板上のアルミ配線や銅配線のように高抵抗成分を有していても、レシーバ回路の入力端における信号波形なまりが低減されて高速信号伝送を行うことが可能なトランスミッタ回路、伝送回路及び駆動装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のトランスミッタ回路は、非反転出力端子及び反転出力端子を有して入力信号に基きループの向きが変わる信号電流を前記非反転出力端子及び反転出力端子に出力するドライバ回路と、前記入力信号の波形のエッジを検出して一時的に前記信号電流を増加させる出力波形制御回路と、を備えることを特徴とする。
【0009】
また、前記出力波形制御回路は、前記エッジを検出したとき検出信号を出力するエッジ検出回路と、前記検出信号によりオンされるスイッチ手段と、前記スイッチ手段がオンされたとき前記信号電流に加算される電流を供給する電流源と、を備えることを特徴とする。
【0010】
また、前記出力波形制御回路は、非反転入力信号が入力される第1のインバータ回路と、前記第1のインバータ回路の出力端に一端が接続され他端が前記反転出力端子に接続された第1の容量と、反転入力信号が入力される第2のインバータ回路と、前記第2のインバータ回路の出力端に一端が接続され他端が前記非反転出力端子に接続された第2の容量と、を備えることを特徴とする。
【0011】
また、前記ドライバ回路は、非反転出力端子及び反転出力端子を有し、非反転入力信号が入力されて高電位側電源からの電流を前記非反転出力端子に切替えて流す第1のトランジスタと、反転入力信号が入力されて前記高電位側電源からの電流を前記反転出力端子に切替えて流す第3のトランジスタと、前記非反転入力信号が入力されて前記反転出力端子からの電流を低電位側電源に切替えて流す第4のトランジスタと、前記反転入力信号が入力されて前記非反転出力端子からの電流を前記低電位側電源に切替えて流す第2のトランジスタと、を備えることを特徴とする。
【0012】
また、本発明のトランスミッタ回路は、非反転出力端子及び反転出力端子を有して入力信号に基き極性が変わる差動電圧を前記非反転出力端子及び反転出力端子に出力するドライバ回路と、前記入力信号の波形のエッジを検出して一時的に前記差動電圧を増加させる出力波形制御回路と、を備えることを特徴とする。
【0013】
また、前記出力波形制御回路は、前記波形の立上りエッジを検出したとき第1の検出信号を出力し前記波形の立下りエッジを検出したとき第2の検出信号を出力するエッジ検出回路と、前記第1の検出信号により前記非反転出力端子をプルアップするスイッチ手段と、前記第1の検出信号により前記反転出力端子をプルダウンするスイッチ手段と、前記第2の検出信号により前記非反転出力端子をプルダウンするスイッチ手段と、前記第2の検出信号により前記反転出力端子をプルアップするスイッチ手段と、を備えることを特徴とする。
【0014】
また、前記ドライバ回路は、高レベル及び低レベルの分圧電圧を生成する分圧回路と、非反転入力信号に基き前記分圧電圧を選択して前記非反転出力端子に出力するスイッチ手段と、前記非反転入力信号に基き前記分圧電圧を選択して前記反転出力端子に出力するスイッチ手段と、を備えることを特徴とする。
【0015】
本発明の伝送回路は、前記トランスミッタ回路と、前記トランスミッタ回路の前記非反転出力端子及び反転出力端子に一端が接続された伝送路と、前記伝送路の他端に接続されたレシーバ回路と、を備えることを特徴とする。
【0016】
本発明の駆動装置は、マトリクス表示パネルのデータ線を駆動するための階調データが入力されるシフトレジスタ回路と、前記シフトレジスタ回路のシリアル出力端に接続された前記トランスミッタ回路と、を備えることを特徴とする。
【0017】
また、前記伝送路を備えることを特徴とする。
【0018】
また、前記伝送路は、前記マトリクス表示パネルのガラス基板上の配線であることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態のトランスミッタ回路の構成図である。図1に示すように、本発明の第1の実施の形態のトランスミッタ回路は、入力端子1と、非反転出力端子2と、反転出力端子3と、ドライバ回路4と、出力波形制御回路8と、を備える。
【0020】
ドライバ回路4は、CMOS型のインバータ回路5と、信号電流ソース用の定電流源6と、信号電流シンク用の定電流源7と、Nチャネル型MOSトランジスタN1と、Nチャネル型MOSトランジスタN2と、Nチャネル型MOSトランジスタN3と、Nチャネル型MOSトランジスタN4と、を備える。定電流源6の一端は、高電位側電源VDDに接続され、定電流源6の他端は、Nチャネル型MOSトランジスタN1のドレイン端とNチャネル型MOSトランジスタN3のドレイン端とに接続されている。定電流源7の一端は、低電位側電源VSSに接続され、定電流源7の他端は、Nチャネル型MOSトランジスタN2のソース端とNチャネル型MOSトランジスタN4のソース端とに接続されている。Nチャネル型MOSトランジスタN1のソース端は、Nチャネル型MOSトランジスタN2のドレイン端に接続され、Nチャネル型MOSトランジスタN3のソース端は、Nチャネル型MOSトランジスタN4のドレイン端に接続されている。入力端子1は、Nチャネル型MOSトランジスタN1のゲート端とNチャネル型MOSトランジスタN4のゲート端とインバータ回路5の入力端とに接続され、インバータ回路5の出力端は、Nチャネル型MOSトランジスタN2のゲート端とNチャネル型MOSトランジスタN3のゲート端とに接続されている。そして、非反転出力端子2は、Nチャネル型MOSトランジスタN1のソース端に接続され、反転出力端子3は、Nチャネル型MOSトランジスタN3のソース端に接続されている。
【0021】
出力波形制御回路8は、エッジ検出回路9と、信号電流ソース用の定電流源12と、スイッチ手段13と、信号電流シンク用の定電流源15と、スイッチ手段16と、を備える。
【0022】
エッジ検出回路9は、CMOS型の非反転バッファ回路10と、CMOS型の排他的論理和回路11と、を備え、非反転バッファ回路10の入力端と排他的論理和回路11の第1入力端とが互いに接続されエッジ検出回路9の入力端として入力端子1に接続されている。非反転バッファ回路10の出力端は、排他的論理和回路11の第2入力端に接続されている。エッジ検出回路9は、入力端子1に入力される非反転入力データ信号の波形の立上りエッジと立下りエッジとを検出して排他的論理和回路11の出力端からエッジ検出信号EMPを出力する。エッジ検出信号EMPのパルス幅は、非反転バッファ回路10の遅延時間と等しく、その遅延時間を適宜設定することができる。非反転バッファ回路10を偶数段のインバータ回路で構成すれば、その段数を可変して遅延時間を変更することができる。
【0023】
スイッチ手段13は、CMOS型のインバータ回路14と、Pチャネル型MOSトランジスタP1と、を備え、Pチャネル型MOSトランジスタP1のソース端は、高電位側電源VDDに接続され、Pチャネル型MOSトランジスタP1のドレイン端は、定電流源12の一端に接続され、Pチャネル型MOSトランジスタP1のゲート端は、インバータ回路14の出力端に接続され、インバータ回路14の入力端は、エッジ検出回路9の出力端としての排他的論理和回路11の出力端に接続されている。Pチャネル型MOSトランジスタP1は、VDDレベル(論理Hレベル)のエッジ検出信号EMPが入力されたときオンされる。そして、スイッチ手段13と直列接続された定電流源12の他端は、Nチャネル型MOSトランジスタN1のドレイン端とNチャネル型MOSトランジスタN3のドレイン端とに接続されている。
【0024】
スイッチ手段16としてのNチャネル型MOSトランジスタN5のソース端は、低電位側電源VSSに接続され、Nチャネル型MOSトランジスタN5のドレイン端は、定電流源15の一端に接続され、Nチャネル型MOSトランジスタN5のゲート端は、排他的論理和回路11の出力端に接続されている。Nチャネル型MOSトランジスタN5は、VDDレベル(論理Hレベル)のエッジ検出信号EMPが入力されたときオンされる。そして、スイッチ手段16と直列接続された定電流源15の他端は、Nチャネル型MOSトランジスタN2のソース端とNチャネル型MOSトランジスタN4のソース端とに接続されている。
【0025】
図2は、本実施の形態のトランスミッタ回路を備える伝送回路の構成図である。図2に示すように、伝送回路は、本実施の形態のトランスミッタ回路43と、トランスミッタ回路43の非反転出力端子2及び反転出力端子3に一端が接続されたペア線による平衡型の伝送路44と、伝送路44の他端に接続されたレシーバ回路45と、を備える。レシーバ回路45は、伝送路44の他端に接続された終端抵抗RLと、終端抵抗RLの両端に非反転入力端子及び反転入力端子が接続された差動型の電圧比較器CMPと、を備え、電圧比較器CMPが終端抵抗RLの両端電圧を判定して信号論理を認識する。伝送路44は、マトリクス表示パネルのガラス基板上のアルミ配線や銅配線であって高抵抗成分を有し、非反転出力端子2は、低電位側電源VSSに対する寄生容量CO1を有し、反転出力端子3は、低電位側電源VSSに対する寄生容量CO2を有し、レシーバ回路45の非反転入力端子は、低電位側電源VSSに対する寄生容量CI1を有し、レシーバ回路45の反転入力端子は、低電位側電源VSSに対する寄生容量CI2を有している。
【0026】
トランスミッタ回路43において、入力端子1に入力されるCMOSレベルの非反転入力データ信号は、Nチャネル型MOSトランジスタN1のゲート端とNチャネル型MOSトランジスタN4のゲート端とに与えられ、非反転入力データ信号がCMOS型のインバータ回路5により反転された反転入力データ信号は、Nチャネル型MOSトランジスタN2のゲート端とNチャネル型MOSトランジスタN3のゲート端とに与えられる。
【0027】
Nチャネル型MOSトランジスタN1は、非反転入力データ信号が入力されて高電位側電源VDDからの電流を非反転出力端子2に切替えて流し、Nチャネル型MOSトランジスタN3は、反転入力データ信号が入力されて高電位側電源VDDからの電流を反転出力端子3に切替えて流し、Nチャネル型MOSトランジスタN4は、非反転入力データ信号が入力されて反転出力端子3からの電流を低電位側電源VSSに切替えて流し、Nチャネル型MOSトランジスタN2は、反転入力データ信号が入力されて非反転出力端子2からの電流を低電位側電源VSSに切替えて流す。
【0028】
非反転入力データ信号が論理HとしてのVDDレベルのときNチャネル型MOSトランジスタN1及びNチャネル型MOSトランジスタN4がオンされ、Nチャネル型MOSトランジスタN2及びNチャネル型MOSトランジスタN3がオフされ、定電流源6からNチャネル型MOSトランジスタN1、非反転出力端子2、伝送路44、終端抵抗RL、伝送路44、反転出力端子3、Nチャネル型MOSトランジスタN4を経由して定電流源7にループ信号電流が流れ、レシーバ回路45は、論理Hレベルを認識する。
【0029】
また、非反転入力データ信号が論理LとしてのVSSレベルのときNチャネル型MOSトランジスタN1及びNチャネル型MOSトランジスタN4がオフされ、Nチャネル型MOSトランジスタN2及びNチャネル型MOSトランジスタN3がオンされ、定電流源6からNチャネル型MOSトランジスタN3、反転出力端子3、伝送路44、終端抵抗RL、伝送路44、非反転出力端子2、Nチャネル型MOSトランジスタN2を経由して定電流源7に逆向きのループ信号電流が流れ、レシーバ回路45は、論理Lレベルを認識する。
【0030】
次に動作を説明する。図3は、図2に示す伝送回路における本発明の第1の実施の形態のトランスミッタ回路の動作説明図である。なお、図3において、波形V1は、入力端子1に与えられる非反転入力データ信号を示し、波形V2は、排他的論理和回路11の出力端から出力されるエッジ検出信号EMPを示し、波形V3は、非反転出力端子2と反転出力端子3との間の差動出力電圧を示し、波形V4は、終端抵抗RLの両端電圧を示し、波形V5は、図11に示す従来のトランスミッタ回路により信号伝送を行ったときの終端抵抗RLの両端電圧を示している。
【0031】
先ず、入力端子1に入力される非反転入力データ信号が変化しないとき、エッジ検出信号EMPは、VSSレベル(論理Lレベル)のままであり、VDDレベル(論理Hレベル)のエッジ検出信号EMPは出力されない。したがって、非反転入力データ信号がVDDレベル(論理Hレベル)のときは、定電流源6からNチャネル型MOSトランジスタN1、非反転出力端子2、伝送路44、終端抵抗RL、伝送路44、反転出力端子3、Nチャネル型MOSトランジスタN4を経由して定電流源7にループ信号電流が流れ、非反転入力データ信号がVSSレベル(論理Lレベル)のときは、定電流源6からNチャネル型MOSトランジスタN3、反転出力端子3、伝送路44、終端抵抗RL、伝送路44、非反転出力端子2、Nチャネル型MOSトランジスタN2を経由して定電流源7に逆向きのループ信号電流が流れ、非反転出力端子2と反転出力端子3との間の差動出力電圧は、定常状態の電圧振幅となっている。
【0032】
次に、非反転入力データ信号がVSSレベル(論理Lレベル)からVDDレベル(論理Hレベル)に変化したとすると、定電流源6からNチャネル型MOSトランジスタN1、非反転出力端子2、伝送路44、終端抵抗RL、伝送路44、反転出力端子3、Nチャネル型MOSトランジスタN4を経由して定電流源7にループ信号電流が流れるが、エッジ検出回路9が、非反転入力データ信号の波形の立上りエッジを検出してVDDレベル(論理Hレベル)のエッジ検出信号EMPを出力するため、スイッチ手段13がオンされて定電流源12の電流が定電流源6の電流に加算され、また、スイッチ手段16もオンされて定電流源15の電流が定電流源7の電流に加算され、ループ信号電流が増加される。そして、非反転入力データ信号の波形の立上り時刻からエッジ検出信号EMPのパルス幅時間だけ経過すると、再びスイッチ手段13及びスイッチ手段16がオフされて定常状態となるので、非反転出力端子2と反転出力端子3との間の差動出力電圧は、非反転入力データ信号の波形の立上り時刻からエッジ検出信号EMPのパルス幅時間だけ一時的に電圧振幅が定常状態に比べ大きい信号波形となる。
【0033】
また逆に、非反転入力データ信号がVDDレベル(論理Hレベル)からVSSレベル(論理Lレベル)に変化したとすると、定電流源6からNチャネル型MOSトランジスタN3、反転出力端子3、伝送路44、終端抵抗RL、伝送路44、非反転出力端子2、Nチャネル型MOSトランジスタN2を経由して定電流源7に逆向きのループ信号電流が流れるが、エッジ検出回路9が、非反転入力データ信号の波形の立下りエッジを検出してVDDレベル(論理Hレベル)のエッジ検出信号EMPを出力するため、スイッチ手段13がオンされて定電流源12の電流が定電流源6の電流に加算され、また、スイッチ手段16もオンされて定電流源15の電流が定電流源7の電流に加算され、ループ信号電流が増加される。そして、非反転入力データ信号の波形の立下り時刻からエッジ検出信号EMPのパルス幅時間だけ経過すると、再びスイッチ手段13及びスイッチ手段16がオフされて定常状態となるので、非反転出力端子2と反転出力端子3との間の差動出力電圧は、非反転入力データ信号の波形の立下り時刻からエッジ検出信号EMPのパルス幅時間だけ一時的に電圧振幅が定常状態に比べ大きい信号波形となる。
【0034】
ここで、エッジ検出信号EMPのパルス幅は、アルミ配線や銅配線の抵抗値、寄生容量CO1、寄生容量CO2、寄生容量CI1、寄生容量CI2、定電流源12の電流値、定電流源15の電流値との関係により、終端抵抗RLの両端電圧波形が良好となるように設定される。
【0035】
したがって、終端抵抗RLの両端電圧は、図3の波形V4のように、非反転入力データ信号によく追従した立上り立下りの速い良好な波形となる。一方、図11に示す従来のトランスミッタ回路は、出力波形制御回路8を備えていないため、図3の波形V5のように、なまりの大きい波形となってしまい、良好な信号伝送を行うことができない。
【0036】
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態のトランスミッタ回路によれば、出力波形制御回路8を備えて、入力データ信号波形のエッジから一時的に出力信号振幅を増大させるようにしたので、伝送路がガラス基板上のアルミ配線や銅配線のように高抵抗成分を有していても、レシーバ回路の入力端における信号波形なまりが低減されて高速信号伝送を行うことが可能になるという効果が得られる。
【0037】
次に、図4は、本発明の第2の実施の形態のトランスミッタ回路の構成図である。図1に示す本発明の第1の実施の形態のトランスミッタ回路の構成と、図4に示す本発明の第2の実施の形態のトランスミッタ回路の構成との相違部分は、出力波形制御回路8を出力波形制御回路17に変更した部分のみであり、他の構成部分は同一であるため、図1と図4とにおける同一構成部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
【0038】
図4に示すように、本発明の第2の実施の形態のトランスミッタ回路は、入力端子1と、非反転出力端子2と、反転出力端子3と、ドライバ回路4と、出力波形制御回路17と、を備える。
【0039】
出力波形制御回路17は、CMOS型のインバータ回路18と、容量19と、CMOS型のインバータ回路20と、容量21と、を備える。インバータ回路20の入力端は、入力端子1に接続されて非反転入力データ信号が入力される。容量21の一端は、インバータ回路20の出力端に接続され、容量21の他端は、反転出力端子3に接続されている。インバータ回路18の入力端は、インバータ回路5の出力端に接続されて反転入力データ信号が入力される。容量19の一端は、インバータ回路18の出力端に接続され、容量19の他端は、非反転出力端子2に接続されている。
【0040】
容量21は、インバータ回路20の出力電圧を微分して反転出力端子3に与え、容量19は、インバータ回路18の出力電圧を微分して非反転出力端子2に与える。
【0041】
次に動作を説明する。図5は、図2に示す伝送回路における本発明の第2の実施の形態のトランスミッタ回路の動作説明図である。なお、図5において、波形V1は、入力端子1に与えられる非反転入力データ信号を示し、波形V6は、非反転出力端子2と反転出力端子3との間の差動出力電圧を示し、波形V7は、終端抵抗RLの両端電圧を示している。
【0042】
先ず、入力端子1に入力される非反転入力データ信号が変化せずにVDDレベル(論理Hレベル)のときは、定電流源6からNチャネル型MOSトランジスタN1、非反転出力端子2、伝送路44、終端抵抗RL、伝送路44、反転出力端子3、Nチャネル型MOSトランジスタN4を経由して定電流源7にループ信号電流が流れ、非反転入力データ信号がVSSレベル(論理Lレベル)のときは、定電流源6からNチャネル型MOSトランジスタN3、反転出力端子3、伝送路44、終端抵抗RL、伝送路44、非反転出力端子2、Nチャネル型MOSトランジスタN2を経由して定電流源7に逆向きのループ信号電流が流れ、非反転出力端子2と反転出力端子3との間の差動出力電圧は、定常状態の電圧振幅となっている。
【0043】
次に、非反転入力データ信号がVSSレベル(論理Lレベル)からVDDレベル(論理Hレベル)に変化したとすると、定電流源6からNチャネル型MOSトランジスタN1、非反転出力端子2、伝送路44、終端抵抗RL、伝送路44、反転出力端子3、Nチャネル型MOSトランジスタN4を経由して定電流源7にループ信号電流が流れるが、インバータ回路20が非反転入力データ信号の波形の立上りエッジを検出して、インバータ回路20の出力電圧が容量21により微分された電圧が反転出力端子3に加算され、同時に、インバータ回路18が反転入力データ信号の波形の立下りエッジを検出して、インバータ回路18の出力電圧が容量19により微分された電圧が非反転出力端子2に加算され、ループ信号電流が増加される。したがって、非反転出力端子2と反転出力端子3との間の差動出力電圧は、非反転入力データ信号の波形の立上り時刻から一時的に電圧振幅が定常状態に比べ大きい信号波形となる。
【0044】
また逆に、非反転入力データ信号がVDDレベル(論理Hレベル)からVSSレベル(論理Lレベル)に変化したとすると、定電流源6からNチャネル型MOSトランジスタN3、反転出力端子3、伝送路44、終端抵抗RL、伝送路44、非反転出力端子2、Nチャネル型MOSトランジスタN2を経由して定電流源7に逆向きのループ信号電流が流れるが、インバータ回路20が非反転入力データ信号の波形の立下りエッジを検出して、インバータ回路20の出力電圧が容量21により微分された電圧が反転出力端子3に加算され、同時に、インバータ回路18が反転入力データ信号の波形の立上りエッジを検出して、インバータ回路18の出力電圧が容量19により微分された電圧が非反転出力端子2に加算され、ループ信号電流が増加される。したがって、非反転出力端子2と反転出力端子3との間の差動出力電圧は、非反転入力データ信号の波形の立下り時刻から一時的に電圧振幅が定常状態に比べ大きい信号波形となる。
【0045】
ここで、容量19及び容量21の容量値は、アルミ配線や銅配線の抵抗値、寄生容量CO1、寄生容量CO2、寄生容量CI1、寄生容量CI2との関係により、終端抵抗RLの両端電圧波形が良好となるように設定される。
【0046】
したがって、終端抵抗RLの両端電圧は、図5の波形V7のように、非反転入力データ信号によく追従した立上り立下りの速い良好な波形となる。
【0047】
以上説明したように、本発明の第2の実施の形態のトランスミッタ回路によれば、インバータ回路20により非反転入力データ信号の波形のエッジを検出してインバータ回路20の出力電圧の微分電圧を反転出力端子3に加算し、同時に、インバータ回路18により反転入力データ信号のエッジを検出してインバータ回路18の出力電圧の微分電圧を非反転出力端子2に加算するようにしたので、本発明の第1の実施の形態のトランスミッタ回路に比べ小さい回路規模で同様の効果が得られる。
【0048】
次に、図6は、本発明の第3の実施の形態のトランスミッタ回路の構成図である。図6に示すように、本発明の第3の実施の形態のトランスミッタ回路は、入力端子1と、非反転出力端子2と、反転出力端子3と、ドライバ回路22と、出力波形制御回路36と、を備える。
【0049】
ドライバ回路22は、CMOS型のインバータ回路23と、分圧回路24と、スイッチ手段25と、スイッチ手段26と、分圧回路27と、スイッチ手段28と、スイッチ手段29と、を備える。
【0050】
分圧回路24は、高電位側電源VDDと低電位側電源VSSとの間に互いに直列接続された抵抗R1、抵抗R2及び抵抗R3を備え、抵抗R1と抵抗R2との接続点から分圧電圧VH(高レベル)を生成し、抵抗R2と抵抗R3との接続点から分圧電圧VHより低い分圧電圧VL(低レベル)を生成する。
【0051】
同様に、分圧回路27は、高電位側電源VDDと低電位側電源VSSとの間に互いに直列接続された抵抗R4、抵抗R5及び抵抗R6を備え、抵抗R4と抵抗R5との接続点から分圧電圧VH(高レベル)を生成し、抵抗R5と抵抗R6との接続点から分圧電圧VHより低い分圧電圧VL(低レベル)を生成する。
【0052】
スイッチ手段25は、Nチャネル型MOSトランジスタN6と、Pチャネル型MOSトランジスタP2と、を備え、Nチャネル型MOSトランジスタN6のソースドレイン路とPチャネル型MOSトランジスタP2のソースドレイン路とが並列接続されたトランスファゲートである。スイッチ手段25の一端には、分圧回路24から分圧電圧VHが与えられ、スイッチ手段25の他端は、非反転出力端子2に接続されている。
【0053】
スイッチ手段26は、Nチャネル型MOSトランジスタN7と、Pチャネル型MOSトランジスタP3と、を備え、Nチャネル型MOSトランジスタN7のソースドレイン路とPチャネル型MOSトランジスタP3のソースドレイン路とが並列接続されたトランスファゲートである。スイッチ手段26の一端には、分圧回路24から分圧電圧VLが与えられ、スイッチ手段26の他端は、非反転出力端子2に接続されている。
【0054】
入力端子1は、Nチャネル型MOSトランジスタN6のゲート端とPチャネル型MOSトランジスタP3のゲート端とインバータ回路23の入力端とに接続され、インバータ回路23の出力端は、Pチャネル型MOSトランジスタP2のゲート端とNチャネル型MOSトランジスタN7のゲート端とに接続されている。スイッチ手段25及びスイッチ手段26は、入力端子1に入力されるCMOSレベルの非反転入力データ信号がVDDレベル(論理Hレベル)のとき分圧電圧VHを選択して非反転出力端子2に出力し、非反転入力データ信号がVSSレベル(論理Lレベル)のとき分圧電圧VLを選択して非反転出力端子2に出力する。
【0055】
スイッチ手段28は、Nチャネル型MOSトランジスタN8と、Pチャネル型MOSトランジスタP4と、を備え、Nチャネル型MOSトランジスタN8のソースドレイン路とPチャネル型MOSトランジスタP4のソースドレイン路とが並列接続されたトランスファゲートである。スイッチ手段28の一端には、分圧回路27から分圧電圧VHが与えられ、スイッチ手段28の他端は、反転出力端子3に接続されている。
【0056】
スイッチ手段29は、Nチャネル型MOSトランジスタN9と、Pチャネル型MOSトランジスタP5と、を備え、Nチャネル型MOSトランジスタN9のソースドレイン路とPチャネル型MOSトランジスタP5のソースドレイン路とが並列接続されたトランスファゲートである。スイッチ手段29の一端には、分圧回路27から分圧電圧VLが与えられ、スイッチ手段29の他端は、反転出力端子3に接続されている。
【0057】
入力端子1は、Pチャネル型MOSトランジスタP4のゲート端とNチャネル型MOSトランジスタN9のゲート端とに接続され、インバータ回路23の出力端は、Nチャネル型MOSトランジスタN8のゲート端とPチャネル型MOSトランジスタP5のゲート端とに接続されている。スイッチ手段28及びスイッチ手段29は、入力端子1に入力されるCMOSレベルの非反転入力データ信号がVDDレベル(論理Hレベル)のとき分圧電圧VLを選択して反転出力端子3に出力し、非反転入力データ信号がVSSレベル(論理Lレベル)のとき分圧電圧VHを選択して反転出力端子3に出力する。
【0058】
出力波形制御回路36は、エッジ検出回路30と、スイッチ手段37と、スイッチ手段39と、スイッチ手段40と、スイッチ手段42と、を備える。
【0059】
エッジ検出回路30は、CMOS型の非反転バッファ回路31と、CMOS型の排他的論理和回路32と、CMOS型のインバータ回路33と、CMOS型の論理積回路34と、CMOS型の論理積回路35と、を備え、非反転バッファ回路31の入力端と排他的論理和回路32の第1入力端とインバータ回路33の入力端と論理積回路34の第1入力端とが互いに接続されエッジ検出回路30の入力端として入力端子1に接続されている。非反転バッファ回路31の出力端は、排他的論理和回路32の第2入力端に接続されている。排他的論理和回路32の出力端は、論理積回路34の第2入力端と論理積回路35の第2入力端とに接続されている。インバータ回路33の出力端は、論理積回路35の第1入力端に接続されている。エッジ検出回路30は、入力端子1に入力される非反転入力データ信号の波形の立上りエッジを検出して論理積回路34の出力端からエッジ検出信号EMP(UP)を出力し、非反転入力データ信号の波形の立下りエッジを検出して論理積回路35の出力端からエッジ検出信号EMP(DN)を出力する。エッジ検出信号EMP(UP)及びEMP(DN)のパルス幅は、非反転バッファ回路31の遅延時間と等しく、その遅延時間を適宜設定することができる。非反転バッファ回路31を偶数段のインバータ回路で構成すれば、その段数を可変して遅延時間を変更することができる。
【0060】
スイッチ手段37は、CMOS型のインバータ回路38と、Pチャネル型MOSトランジスタP6と、を備え、Pチャネル型MOSトランジスタP6のソース端は、高電位側電源VDDに接続され、Pチャネル型MOSトランジスタP6のドレイン端は、反転出力端子3に接続され、Pチャネル型MOSトランジスタP6のゲート端は、インバータ回路38の出力端に接続され、インバータ回路38の入力端は、論理積回路35の出力端に接続されている。Pチャネル型MOSトランジスタP6は、VDDレベル(論理Hレベル)のエッジ検出信号EMP(DN)が入力されたときオンされ、反転出力端子3を高電位側電源VDDに向けてプルアップする。
【0061】
スイッチ手段40は、CMOS型のインバータ回路41と、Pチャネル型MOSトランジスタP7と、を備え、Pチャネル型MOSトランジスタP7のソース端は、高電位側電源VDDに接続され、Pチャネル型MOSトランジスタP7のドレイン端は、非反転出力端子2に接続され、Pチャネル型MOSトランジスタP7のゲート端は、インバータ回路41の出力端に接続され、インバータ回路41の入力端は、論理積回路34の出力端に接続されている。Pチャネル型MOSトランジスタP7は、VDDレベル(論理Hレベル)のエッジ検出信号EMP(UP)が入力されたときオンされ、非反転出力端子2を高電位側電源VDDに向けてプルアップする。
【0062】
スイッチ手段39としてのNチャネル型MOSトランジスタN10のソース端は、低電位側電源VSSに接続され、Nチャネル型MOSトランジスタN10のドレイン端は、反転出力端子3に接続され、Nチャネル型MOSトランジスタN10のゲート端は、論理積回路34の出力端に接続されている。Nチャネル型MOSトランジスタN10は、VDDレベル(論理Hレベル)のエッジ検出信号EMP(UP)が入力されたときオンされ、反転出力端子3を低電位側電源VSSに向けてプルダウンする。
【0063】
スイッチ手段42としてのNチャネル型MOSトランジスタN11のソース端は、低電位側電源VSSに接続され、Nチャネル型MOSトランジスタN11のドレイン端は、非反転出力端子2に接続され、Nチャネル型MOSトランジスタN11のゲート端は、論理積回路35の出力端に接続されている。Nチャネル型MOSトランジスタN11は、VDDレベル(論理Hレベル)のエッジ検出信号EMP(DN)が入力されたときオンされ、非反転出力端子2を低電位側電源VSSに向けてプルダウンする。
【0064】
次に動作を説明する。図7は、図2に示す伝送回路における本発明の第3の実施の形態のトランスミッタ回路の動作説明図である。なお、図7において、波形V1は、入力端子1に与えられる非反転入力データ信号を示し、波形V8は、論理積回路34の出力端から出力されるエッジ検出信号EMP(UP)を示し、波形V9は、論理積回路35の出力端から出力されるエッジ検出信号EMP(DN)を示し、波形V10は、非反転出力端子2と反転出力端子3との間の差動出力電圧を示し、波形V11は、終端抵抗RLの両端電圧を示している。
【0065】
先ず、入力端子1に入力される非反転入力データ信号が変化しないとき、エッジ検出信号EMP(UP)及びエッジ検出信号EMP(DN)は、VSSレベル(論理Lレベル)のままであり、VDDレベル(論理Hレベル)のエッジ検出信号EMP(UP)又はエッジ検出信号EMP(DN)は出力されない。したがって、非反転入力データ信号がVDDレベル(論理Hレベル)のときは、分圧電圧VHが非反転出力端子2に出力され、分圧電圧VLが反転出力端子3に出力されるので、非反転出力端子2から伝送路44、終端抵抗RL、伝送路44を経由して反転出力端子3にループ信号電流が流れ、非反転入力データ信号がVSSレベル(論理Lレベル)のときは、分圧電圧VHが反転出力端子3に出力され、分圧電圧VLが非反転出力端子2に出力されるので、反転出力端子3から伝送路44、終端抵抗RL、伝送路44を経由して非反転出力端子2に逆向きのループ信号電流が流れ、非反転出力端子2と反転出力端子3との間の差動出力電圧は、定常状態の電圧振幅となっている。
【0066】
次に、非反転入力データ信号がVSSレベル(論理Lレベル)からVDDレベル(論理Hレベル)に変化したとすると、分圧電圧VHが非反転出力端子2に出力され、分圧電圧VLが反転出力端子3に出力されるので、非反転出力端子2から伝送路44、終端抵抗RL、伝送路44を経由して反転出力端子3にループ信号電流が流れるが、エッジ検出回路30が、非反転入力データ信号の波形の立上りエッジを検出してVDDレベル(論理Hレベル)のエッジ検出信号EMP(UP)を出力するため、スイッチ手段39がオンされて反転出力端子3がプルダウンされ、また、スイッチ手段40もオンされて非反転出力端子2がプルアップされ、非反転出力端子2と反転出力端子3との間の差動出力電圧が増加されてループ信号電流が増加される。そして、非反転入力データ信号の波形の立上り時刻からエッジ検出信号EMP(UP)のパルス幅時間だけ経過すると、再びスイッチ手段39及びスイッチ手段40がオフされて定常状態となるので、非反転出力端子2と反転出力端子3との間の差動出力電圧は、非反転入力データ信号の波形の立上り時刻からエッジ検出信号EMP(UP)のパルス幅時間だけ一時的に電圧振幅が定常状態に比べ大きい信号波形となる。
【0067】
また逆に、非反転入力データ信号がVDDレベル(論理Hレベル)からVSSレベル(論理Lレベル)に変化したとすると、分圧電圧VHが反転出力端子3に出力され、分圧電圧VLが非反転出力端子2に出力されるので、反転出力端子3から伝送路44、終端抵抗RL、伝送路44を経由して非反転出力端子2に逆向きのループ信号電流が流れるが、エッジ検出回路30が、非反転入力データ信号の波形の立下りエッジを検出してVDDレベル(論理Hレベル)のエッジ検出信号EMP(DN)を出力するため、スイッチ手段37がオンされて反転出力端子3がプルアップされ、また、スイッチ手段42もオンされて非反転出力端子2がプルダウンされ、非反転出力端子2と反転出力端子3との間の差動出力電圧が増加されてループ信号電流が増加される。そして、非反転入力データ信号の波形の立下り時刻からエッジ検出信号EMP(DN)のパルス幅時間だけ経過すると、再びスイッチ手段37及びスイッチ手段42がオフされて定常状態となるので、非反転出力端子2と反転出力端子3との間の差動出力電圧は、非反転入力データ信号の波形の立下り時刻からエッジ検出信号EMP(DN)のパルス幅時間だけ一時的に電圧振幅が定常状態に比べ大きい信号波形となる。
【0068】
ここで、エッジ検出信号EMP(UP)及びエッジ検出信号EMP(DN)のパルス幅は、アルミ配線や銅配線の抵抗値、寄生容量CO1、寄生容量CO2、寄生容量CI1、寄生容量CI2との関係により、終端抵抗RLの両端電圧波形が良好となるように設定される。
【0069】
したがって、終端抵抗RLの両端電圧は、図7の波形V11のように、非反転入力データ信号によく追従した立上り立下りの速い良好な波形となる。
【0070】
なお、本実施の形態のトランスミッタ回路は、電圧出力型であるので、終端抵抗RLを接続しないで、ループ電流ではなく差動電圧信号による信号伝送を行うことができる。
【0071】
以上説明したように、本発明の第3の実施の形態のトランスミッタ回路によれば、本発明の第1の実施の形態のトランスミッタ回路と同様の効果が得られ、電圧出力型であるので、終端抵抗RLを接続しないで信号伝送を行うことができ、ダイナミックレンジの制限を少なくすることができるという効果も得られる。
【0072】
次に、図8は、本発明の第4の実施の形態のトランスミッタ回路の構成図である。図6に示す本発明の第3の実施の形態のトランスミッタ回路の構成と、図8に示す本発明の第4の実施の形態のトランスミッタ回路の構成との相違部分は、図6に示す本発明の第3の実施の形態のトランスミッタ回路における出力波形制御回路36を、図4に示す本発明の第2の実施の形態のトランスミッタ回路における出力波形制御回路17に置き換えた部分のみであり、他の構成部分は同一であるため、図4と図6と図8とにおける同一構成部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
【0073】
図8に示すように、本発明の第4の実施の形態のトランスミッタ回路は、入力端子1と、非反転出力端子2と、反転出力端子3と、ドライバ回路22と、出力波形制御回路17と、を備える。
【0074】
以上説明したように、本発明の第4の実施の形態のトランスミッタ回路によれば、本発明の第3の実施の形態のトランスミッタ回路に比べ小さい回路規模で同様の効果が得られる。
【0075】
次に、図9は、本発明の第5の実施の形態の駆動装置の構成図であり、本実施の形態の駆動装置としてのソースドライバLSI46が2個カスケード接続された構成を示している。さらに、図10は、本実施の形態の駆動装置を備えるマトリクス表示パネルの構成図である。図10に示すように、TFT液晶、有機EL、プラズマ等のマトリクス表示パネルのガラス基板50上にタイミングコントローラLSI51と、複数のソースドライバLSI46と、が直接実装されている。そして、ガラス基板50上にマトリクス表示パネルの製造プロセスにより形成されたアルミ配線や銅配線による伝送路を介してタイミングコントローラLSI51とソースドライバLSI46とが階調データ信号伝送を行い、複数のソースドライバLSI46がカスケードに階調データ信号伝送を行う。ここで、マトリクス表示パネルが例えば1024列のとき、例えば128列分を受け持つソースドライバLSI46が8個カスケード接続される。
【0076】
図9に示すように、ソースドライバLSI46は、トランスミッタ回路43と、レシーバ回路45と、シフトレジスタ回路47と、ラッチ回路48と、データ線ドライバ回路49と、を備える。トランスミッタ回路43は、図1に示す本発明の第1の実施の形態のトランスミッタ回路、図4に示す本発明の第2の実施の形態のトランスミッタ回路、図6に示す本発明の第3の実施の形態のトランスミッタ回路、図8に示す本発明の第4の実施の形態のトランスミッタ回路のうちの何れか1つである。また、トランスミッタ回路43と、レシーバ回路45と、トランスミッタ回路43とレシーバ回路45との間に接続された伝送路44とは、図2に示す伝送回路である。レシーバ回路45の入力端には前段から伝送路44が接続され、レシーバ回路45の出力端は、シフトレジスタ回路47のシリアル入力端に接続され、シフトレジスタ回路47のシリアル出力端は、トランスミッタ回路43の入力端子1に接続されている。
【0077】
タイミングコントローラLSI51は、1フレーム分の画像データをフレームメモリに格納すると、各ソースドライバLSI46に対しシフトクロック信号を与えながらマトリクス表示パネルのデータ線を駆動するための水平1ライン分の階調データをトランスミッタ回路43と伝送路44とレシーバ回路45とを介してカスケード接続されたシフトレジスタ回路47に順次入力して行く。シフトレジスタ回路47に受け持ち128列分の階調データが格納されると、タイミングコントローラLSI51からの制御信号により階調データがラッチ回路48に転送され、さらにラッチ回路48に保持された階調データに対応するアナログ駆動電圧がデータ線ドライバ回路49からマトリクス表示パネルのデータ線(TFTのソース線)に送出されて表示が行われる。
【0078】
以上説明したように、本発明の第5の実施の形態の駆動装置によれば、シフトレジスタ回路47のシリアル出力端に接続されたトランスミッタ回路43と、シフトレジスタ回路47のシリアル入力端に接続されたレシーバ回路45と、を備えたことにより、ソースドライバLSI46やタイミングコントローラLSI51がマトリクス表示パネルのガラス基板50上に実装され、ガラス基板50上に形成された高抵抗成分を有するアルミ配線や銅配線により信号伝送を行う場合であっても、レシーバ回路45の入力端における信号波形なまりが低減されて高速階調データ信号伝送を行うことが可能になるという効果が得られる。
【0079】
なお、本発明の第1及び第2の実施の形態のトランスミッタ回路におけるドライバ回路は、Nチャネル型MOSトランジスタとしたが、Pチャネル型MOSトランジスタに変更することもできる。
【0080】
また、本発明の第1及び第3の実施の形態のトランスミッタ回路における遅延用の非反転バッファは、非反転入力データ信号を遅延用クロックによりラッチする構成としてもよい。
【0081】
【発明の効果】
本発明による効果は、伝送路がガラス基板上のアルミ配線や銅配線のように高抵抗成分を有していても、レシーバ回路の入力端における信号波形なまりが低減されて高速信号伝送を行うことが可能なトランスミッタ回路、伝送回路及び駆動装置を実現することができることである。
【0082】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のトランスミッタ回路の構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のトランスミッタ回路を備える伝送回路の構成図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態のトランスミッタ回路の動作説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態のトランスミッタ回路の構成図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態のトランスミッタ回路の動作説明図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態のトランスミッタ回路の構成図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態のトランスミッタ回路の動作説明図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態のトランスミッタ回路の構成図である。
【図9】本発明の第5の実施の形態の駆動装置の構成図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態の駆動装置を備えるマトリクス表示パネルの構成図である。
【図11】従来例のトランスミッタ回路の構成図である。
【符号の説明】
1 入力端子
2 非反転出力端子
3 反転出力端子
4 ドライバ回路
5 インバータ回路
6 定電流源
7 定電流源
8 出力波形制御回路
9 エッジ検出回路
10 非反転バッファ回路
11 排他的論理和回路
12 定電流源
13 スイッチ手段
14 インバータ回路
15 定電流源
16 スイッチ手段
17 出力波形制御回路
18 インバータ回路
19 容量
20 インバータ回路
21 容量
22 ドライバ回路
23 インバータ回路
24 分圧回路
25 スイッチ手段
26 スイッチ手段
27 分圧回路
28 スイッチ手段
29 スイッチ手段
30 エッジ検出回路
31 非反転バッファ回路
32 排他的論理和回路
33 インバータ回路
34 論理積回路
35 論理積回路
36 出力波形制御回路
37 スイッチ手段
38 インバータ回路
39 スイッチ手段
40 スイッチ手段
41 インバータ回路
42 スイッチ手段
43 トランスミッタ回路
44 伝送路
45 レシーバ回路
46 ソースドライバLSI
47 シフトレジスタ回路
48 ラッチ回路
49 データ線ドライバ回路
50 マトリクス表示パネルのガラス基板
51 タイミングコントローラLSI
N1 Nチャネル型MOSトランジスタ
N2 Nチャネル型MOSトランジスタ
N3 Nチャネル型MOSトランジスタ
N4 Nチャネル型MOSトランジスタ
N5 Nチャネル型MOSトランジスタ
N6 Nチャネル型MOSトランジスタ
N7 Nチャネル型MOSトランジスタ
N8 Nチャネル型MOSトランジスタ
N9 Nチャネル型MOSトランジスタ
N10 Nチャネル型MOSトランジスタ
N11 Nチャネル型MOSトランジスタ
P1 Pチャネル型MOSトランジスタ
P2 Pチャネル型MOSトランジスタ
P3 Pチャネル型MOSトランジスタ
P4 Pチャネル型MOSトランジスタ
P5 Pチャネル型MOSトランジスタ
P6 Pチャネル型MOSトランジスタ
P7 Pチャネル型MOSトランジスタ
R1 抵抗
R2 抵抗
R3 抵抗
R4 抵抗
R5 抵抗
R6 抵抗
Claims (11)
- 非反転出力端子及び反転出力端子を有して入力信号に基きループの向きが変わる信号電流を前記非反転出力端子及び反転出力端子に対して所定の駆動能力によって出力するドライバ回路と、前記各出力端子に対して前記ドライバ回路とは並列に接続され、前記入力信号の波形のエッジを検出して一時的に前記信号電流を増加させる出力波形制御回路と、を備え、前記ドライバ回路は、前記一時的の期間において前記所定の駆動能力を維持し、前記出力波形制御回路は、前記入力信号に応答して、前記一時的の期間内に、前記ドライバ回路から前記維持された駆動能力によって出力される、前記ループの向きが変わった前記信号電流に対して、前記信号電流を増加させるための制御信号を加えることを特徴とするトランスミッタ回路。
- 前記出力波形制御回路は、非反転入力信号が入力される第1のインバータ回路と、前記第1のインバータ回路の出力端に一端が接続され他端が前記反転出力端子に接続された第1の容量と、反転入力信号が入力される第2のインバータ回路と、前記第2のインバータ回路の出力端に一端が接続され他端が前記非反転出力端子に接続された第2の容量と、を備えることを特徴とする請求項1記載のトランスミッタ回路。
- 前記ドライバ回路は、非反転入力信号が入力されて高電位側電源からの電流を前記非反転出力端子に切替えて流す第1のトランジスタと、反転入力信号が入力されて前記高電位側電源からの電流を前記反転出力端子に切替えて流す第3のトランジスタと、前記非反転入力信号が入力されて前記反転出力端子からの電流を低電位側電源に切替えて流す第4のトランジスタと、前記反転入力信号が入力されて前記非反転出力端子からの電流を前記低電位側電源に切替えて流す第2のトランジスタと、を備えることを特徴とする請求項1または2記載のトランスミッタ回路。
- 非反転出力端子及び反転出力端子を有して入力信号に基き極性が変わる差動電圧を前記非反転出力端子及び反転出力端子に対して所定の駆動能力によって出力するドライバ回路と、前記各出力端子に対して前記ドライバ回路とは並列に接続され、前記入力信号の波形のエッジを検出して一時的に前記差動電圧を増加させる出力波形制御回路と、を備え、前記ドライバ回路は、前記一時的の期間においても前記所定の駆動能力を維持し、前記出力波形制御回路は、前記入力信号に応答して、前記一時的の期間内に、前記ドライバ回路から前記維持された駆動能力によって出力される、前記極性が変わった前記差動電圧に対して、前記信号電圧を増加させるための制御信号を並列に供給することを特徴とするトランスミッタ回路。
- 前記ドライバ回路は、高レベル及び低レベルの分圧電圧を生成する分圧回路と、非反転入力信号に基き前記分圧電圧を選択して前記非反転出力端子に出力するスイッチ手段と、前記非反転入力信号に基き前記分圧電圧を選択して前記反転出力端子に出力するスイッチ手段と、を備えることを特徴とする請求項4記載のトランスミッタ回路。
- 前記出力波形制御回路は、前記波形の立上りエッジを検出したとき第1の検出信号を出力し前記波形の立下りエッジを検出したとき第2の検出信号を出力するエッジ検出回路と、前記第1の検出信号により前記非反転出力端子をプルアップするスイッチ手段と、前記第1の検出信号により前記反転出力端子をプルダウンするスイッチ手段と、前記第2の検出信号により前記非反転出力端子をプルダウンするスイッチ手段と、前記第2の検出信号により前記反転出力端子をプルアップするスイッチ手段と、を備えることを特徴とする請求項4または5記載のトランスミッタ回路。
- 前記出力波形制御回路は、前記波形に応答して内部制御信号を出力する制御回路と、一端が前記制御回路に接続され他端が前記非反転出力端子に接続された第1の容量素子と、一端が前記制御回路に接続され他端が前記反転出力端子に接続された第2の容量素子とを含むことを特徴とする請求項4または5記載のトランスミッタ回路。
- 請求項1から請求項7までの何れか1項記載のトランスミッタ回路と、前記トランスミッタ回路の前記非反転出力端子及び反転出力端子に一端が接続された伝送路と、前記伝送路の他端に接続されたレシーバ回路と、を備えることを特徴とする伝送回路。
- マトリクス表示パネルのデータ線を駆動するための階調データが入力されるシフトレジスタ回路と、前記シフトレジスタ回路のシリアル出力端に接続された請求項1から7までの何れかに記載のトランスミッタ回路と、を備えることを特徴とする駆動装置。
- マトリクス表示パネルのデータ線を駆動するための階調データが入力されるシフトレジスタ回路と、前記シフトレジスタ回路のシリアル出力端に接続された請求項1から7までのいずれかに記載のトランスミッタ回路と、前記トランスミッタ回路の前記非反転出力端子及び反転出力端子に一端が接続された伝送路を備えることを特徴とする駆動装置。
- 前記伝送路は、前記マトリクス表示パネルのガラス基板上の配線であることを特徴とする請求項10記載の駆動装置。
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