JPH0779286B2 - 伝送回路 - Google Patents
伝送回路Info
- Publication number
- JPH0779286B2 JPH0779286B2 JP63263486A JP26348688A JPH0779286B2 JP H0779286 B2 JPH0779286 B2 JP H0779286B2 JP 63263486 A JP63263486 A JP 63263486A JP 26348688 A JP26348688 A JP 26348688A JP H0779286 B2 JPH0779286 B2 JP H0779286B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- signal
- transmission circuit
- cable
- receiver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Dc Digital Transmission (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は伝送回路に関し、特に一対の電気ケーブルを使
用する差動モード伝送に使用する伝送回路に関する。
用する差動モード伝送に使用する伝送回路に関する。
従来技術 従来この種の伝送回路には第3図に示されているように
2線の伝送ケーブル6が使用されていた。そして、通信
データを差動モードに変換した後の電気信号をドライバ
1により各線に送出していた。さらに、伝送ケーブル6
によって伝送されてくる差動モードの電気信号をレシー
バ7にて受信して通信データに逆変換する事により、長
距離、高速伝送を行っていた。
2線の伝送ケーブル6が使用されていた。そして、通信
データを差動モードに変換した後の電気信号をドライバ
1により各線に送出していた。さらに、伝送ケーブル6
によって伝送されてくる差動モードの電気信号をレシー
バ7にて受信して通信データに逆変換する事により、長
距離、高速伝送を行っていた。
しかし、上述した従来の伝送回路においては、第4図に
示されているようにドライバ1からの差動出力信号の電
圧レベルが通常の方形波であるため、長距離の伝送ケー
ブル6を使用して信号を伝送した場合、伝送ケーブル6
の周波数特性により高周波成分の減衰が大きくなり、出
力信号がなまってしまう(信号の立上りと立下りとが遅
くなる)という欠点があった。つまり、結果的には伝送
ケーブル6によって信号が積分されていた。
示されているようにドライバ1からの差動出力信号の電
圧レベルが通常の方形波であるため、長距離の伝送ケー
ブル6を使用して信号を伝送した場合、伝送ケーブル6
の周波数特性により高周波成分の減衰が大きくなり、出
力信号がなまってしまう(信号の立上りと立下りとが遅
くなる)という欠点があった。つまり、結果的には伝送
ケーブル6によって信号が積分されていた。
そのため、レシーバ7で受信したデータに歪やジッタが
発生し、シリアルデータを正確に変換する事ができず、
いわゆるデータ化け等の通信エラーが発生する場合があ
るという欠点があった。
発生し、シリアルデータを正確に変換する事ができず、
いわゆるデータ化け等の通信エラーが発生する場合があ
るという欠点があった。
発明の目的 本発明の目的は、歪やジッタによる通信エラーの発生を
低減することができる伝送回路を提供することである。
低減することができる伝送回路を提供することである。
発明の構成 本発明による伝送回路は、送信器と受信器との間に設け
られた積分特性を有する差動信号伝送路を含む伝送回路
であって、前記伝送路と前記送信器との間にこの伝送路
の積分特性により生じる信号劣化を補償する微分特性を
有する補償手段を有することを特徴とする。
られた積分特性を有する差動信号伝送路を含む伝送回路
であって、前記伝送路と前記送信器との間にこの伝送路
の積分特性により生じる信号劣化を補償する微分特性を
有する補償手段を有することを特徴とする。
実施例 以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明による伝送回路の一実施例の構成を示す
ブロック図であり、第3図と同等部分は同一符号により
示されている。図において、第3図と異なる点はドライ
バ1とケーブル6との間に送信等価回路8が設けられて
いる点である。
ブロック図であり、第3図と同等部分は同一符号により
示されている。図において、第3図と異なる点はドライ
バ1とケーブル6との間に送信等価回路8が設けられて
いる点である。
送信等価回路8はケーブル6内の2線に夫々対応して接
続された抵抗2及び3を有している。また、抵抗2,3に
は夫々並列にコンデンサ4,5が接続されている。
続された抵抗2及び3を有している。また、抵抗2,3に
は夫々並列にコンデンサ4,5が接続されている。
ドライバ1は通信データを入力して差動モードの伝送信
号を出力するものであり、従来のドライバ(第3図参
照)より出力振幅が大きいものとする。
号を出力するものであり、従来のドライバ(第3図参
照)より出力振幅が大きいものとする。
抵抗2及び3はレシーバ7の入力インピーダンスとの分
圧によって伝送ケーブル6上でのドライバ1の出力電圧
の電圧レベルを従来のそれと同等に調整するためのもの
である。
圧によって伝送ケーブル6上でのドライバ1の出力電圧
の電圧レベルを従来のそれと同等に調整するためのもの
である。
コンデンサ4及び5はドライバ1の出力の高周波成分を
出力するためのものである。これらコンデンサ4及び5
の値は第4図に示されているような伝送ケーブル6の信
号の減衰特性を逆に補足できるような容量値とする。
出力するためのものである。これらコンデンサ4及び5
の値は第4図に示されているような伝送ケーブル6の信
号の減衰特性を逆に補足できるような容量値とする。
こうすれば伝送ケーブル6上で失われる周波数成分を予
め信号に余分に追加しておくことができるのである。し
たがって、出力波形は第2図に示されているようにな
り、伝送ケーブル6の入力部分の信号波形(送信等価回
路8の出力信号)の立上り電圧が高くなるのである。
め信号に余分に追加しておくことができるのである。し
たがって、出力波形は第2図に示されているようにな
り、伝送ケーブル6の入力部分の信号波形(送信等価回
路8の出力信号)の立上り電圧が高くなるのである。
つまり、本実施例においては伝送ケーブル6に送出する
前に予め出力信号を微分しておくことにより、伝送ケー
ブル6によって積分された場合でも効果的に相殺し、信
号の劣化を補償することができるのである。こうするこ
とにより、レシーバ7ではデータを正しく受信すること
ができるのである。
前に予め出力信号を微分しておくことにより、伝送ケー
ブル6によって積分された場合でも効果的に相殺し、信
号の劣化を補償することができるのである。こうするこ
とにより、レシーバ7ではデータを正しく受信すること
ができるのである。
発明の効果 以上説明したように本発明は、伝送ケーブルに送出する
信号を予め微分し、高周波成分を本来の信号より高くし
ておくことにより、伝送ケーブルにおいて減衰する高周
波成分を補償して歪及びジッタの影響を減らし、通信デ
ータのいわゆるデータ化け及び伝送エラーの発生を低減
できるという効果がある。
信号を予め微分し、高周波成分を本来の信号より高くし
ておくことにより、伝送ケーブルにおいて減衰する高周
波成分を補償して歪及びジッタの影響を減らし、通信デ
ータのいわゆるデータ化け及び伝送エラーの発生を低減
できるという効果がある。
第1図は本発明の実施例による伝送回路の構成を示すブ
ロック図、第2図は第1図の各部の波形図、第3図は従
来の伝送回路の構成を示すブロック図、第4図は第3図
の各部の波形図である。 主要部分の符号の説明 1……ドライバ 2,3……抵抗 4,5……コンデンサ 6……伝送ケーブル 7……レシーバ
ロック図、第2図は第1図の各部の波形図、第3図は従
来の伝送回路の構成を示すブロック図、第4図は第3図
の各部の波形図である。 主要部分の符号の説明 1……ドライバ 2,3……抵抗 4,5……コンデンサ 6……伝送ケーブル 7……レシーバ
Claims (1)
- 【請求項1】送信器と受信器との間に設けられた積分特
性を有する差動信号伝送路を含む伝送回路であって、前
記伝送路と前記送信器との間にこの伝送路の積分特性に
より生じる信号劣化を補償する微分特性を有する補償手
段を有することを特徴とする伝送回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63263486A JPH0779286B2 (ja) | 1988-10-19 | 1988-10-19 | 伝送回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63263486A JPH0779286B2 (ja) | 1988-10-19 | 1988-10-19 | 伝送回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02111126A JPH02111126A (ja) | 1990-04-24 |
JPH0779286B2 true JPH0779286B2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=17390183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63263486A Expired - Lifetime JPH0779286B2 (ja) | 1988-10-19 | 1988-10-19 | 伝送回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0779286B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004301562A (ja) * | 2003-03-28 | 2004-10-28 | Nec Corp | アクティブロードプル測定法及びアクティブロードプル測定回路 |
JP4327504B2 (ja) * | 2003-05-29 | 2009-09-09 | Necエレクトロニクス株式会社 | トランスミッタ回路、伝送回路及び駆動装置 |
WO2007091307A1 (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-16 | Fujitsu Limited | 差動信号伝送装置、差動信号送信装置、差動信号受信装置 |
JP4569497B2 (ja) * | 2006-03-06 | 2010-10-27 | 株式会社日立製作所 | 伝送線路損失の補償手段を有するドライバ回路 |
US20070230355A1 (en) | 2006-03-30 | 2007-10-04 | Advantest Corporation | Test apparatus and test method |
US7502980B2 (en) * | 2006-08-24 | 2009-03-10 | Advantest Corporation | Signal generator, test apparatus, and circuit device |
WO2008085943A2 (en) | 2007-01-09 | 2008-07-17 | Rambus, Inc. | Equalizing transmitter and method of operation |
JP5540479B2 (ja) * | 2008-08-26 | 2014-07-02 | 株式会社リコー | ドライバ回路 |
JP2012503415A (ja) * | 2008-09-18 | 2012-02-02 | ムーグ インコーポレーテッド | ブロードバンド・ツイスト・カプセル |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5958943A (ja) * | 1982-09-28 | 1984-04-04 | Fujitsu Ltd | デ−タ伝送システム |
JPS61191104A (ja) * | 1985-02-20 | 1986-08-25 | Fujitsu Ltd | 歪等化器 |
-
1988
- 1988-10-19 JP JP63263486A patent/JPH0779286B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02111126A (ja) | 1990-04-24 |
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Legal Events
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