JP3277038B2 - 光伝送装置 - Google Patents

光伝送装置

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JP3277038B2 JP19468493A JP19468493A JP3277038B2 JP 3277038 B2 JP3277038 B2 JP 3277038B2 JP 19468493 A JP19468493 A JP 19468493A JP 19468493 A JP19468493 A JP 19468493A JP 3277038 B2 JP3277038 B2 JP 3277038B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クロック信号と、クロ
ック信号に同期するパラレルデータの被伝送信号とを光
を用いて伝送する光伝送装置に係り、より詳細には、光
により伝送されるクロック信号の周波数を、1/2に分
周した周波数とする光伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周囲の雑音の影響が少なく、且つ高速の
データ伝送が可能であることから普及している光伝送装
置は、図6に示すように、送信装置40、光ファイバケ
ーブル44、および受信装置49により構成されてい
る。
【0003】そして、送信装置40には、外部との電気
接続のためのコネクタ41が設けられると共に、コネク
タ41を介して導かれた電気信号を光信号に変換するた
めの光電変換素子42、43、47が設けられている。
また、光電変換素子の構成は、クロック信号600用の
素子42、データ信号601〜608用の素子43、制
御信号609用の素子47の全てが同一となっている。
【0004】一方、受信装置49には、光ファイバケー
ブル44を介して導かれた光信号を電気信号に変換する
ための光電変換素子45、46、48が設けられてい
る。また、電気信号に変換されたクロック信号700の
立ち上がりエッジに同期して、変換されたデータ信号7
01〜708と制御信号709との各々をラッチする9
つのDフリップフロップ50が設けられている。また、
クロック信号700と、Dフリップフロップ50にラッ
チされた信号とを外部に出力するためのコネクタ51が
設けられている。
【0005】そして、光電変換素子45、46、48に
ついては、クロック信号700のための素子45は、高
い周波数帯域での動作を可能とするため、AC結合アン
プでもって構成されている。またデータ信号701〜7
08および制御信号709のための光電変換素子46、
48は、広い周波数帯域における動作を可能とするた
め、DC結合アンプによる構成となっている。この構成
を従来技術1とする。
【0006】また、その他の構成としては、従来技術1
の構成において、光電変換素子45、46、48の全て
を、高い周波数帯域で動作が可能であると共に広い周波
数帯域における動作が可能であるDC結合アンプとする
構成がある(この構成を従来技術2とする)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記構成における一般
的特性としては、データの伝送速度をf〔bps〕によ
り示すとすると、クロック信号の伝送速度は2×f〔b
ps〕が必要となる。またクロック信号の立ち上がりエ
ッジでもってその他の信号のラッチを行う関係から、ク
ロック信号の位相を、その他の信号の位相と揃える必要
がある。
【0008】このため、データ信号の各チャンネルの伝
送速度がf〔bps〕となる装置を実現するには、クロ
ック信号700用の光電変換素子45を、少なくとも2
×f〔bps〕の伝送が可能である高速な素子とする必
要がある。また伝送速度f〔bps〕が高い速度である
ときには、光電変換素子45、46、48の伝達特性の
ばらつきを抑える必要があり、かつ伝達特性の入力周波
数変動、周囲温度変動、電源電圧変動等を低減する必要
がある。
【0009】また、データ信号701〜708、制御信
号709については、DC成分を持つプロトコルとされ
るのが一般的であるため、これらの信号701〜709
用の光電変換素子46、48は、広い周波数帯域で動作
可能とする必要がある。
【0010】そのため、従来技術1においては、クロッ
ク信号700のための光電変換素子45と、データ信号
701〜708や制御信号709のための光電変換素子
46、48との回路構成が異なることから、光電変換素
子45の伝播時間と光電変換素子46、48の伝播時間
とを一致させることが困難となる。また、光電変換素子
45と光電変換素子46、48との間においては、入力
周波数に対する伝播時間の変動、周囲温度の変化に対す
る変動、電源電圧の変化に対する変動等が互いに一致し
ないという問題が生じる。
【0011】このことを図7を参照しつつ説明する。
【0012】同図(a)に示すように、コネクタ41に
導かれたクロック信号600の位相と、データ信号60
1〜608や制御信号609の位相とは、立ち上がりエ
ッジに対するセットアップ時間ts1とホールド時間t
h1のマージンが充分に確保される関係にある。また、
光ファイバケーブル44における互いの位相関係は同図
(b)に示す関係となる。そして、受信装置49におい
て電気信号に変換された各信号700〜709の位相関
係は、同図(c)に示すように、ホールド時間th2の
マージンは確保されても、セットアップ時間ts2のマ
ージンが確保されない関係となる。
【0013】そのため、コネクタ51を介して外部に出
力される、Dフリップフロップ50の出力であるデータ
信号711〜718および制御信号719は、セットア
ップ時間ts2のマージンが無く、Dフリップフロップ
50の読み込みの確実性が保証されない。つまり、同図
(d)に示すように、例えばデータ信号708が、本来
は、点線H718により示すようにHレベルとならなけ
ればならないところが、L718により示すように、L
レベルとなり、伝送エラーとなる。
【0014】そのため、従来技術1では、各チャンネル
のデータ伝送速度が光電変換素子46、48の伝送可能
な速度範囲内であっても、例えば10Mbpsを超える
ような高速度とするには困難が生じていた。
【0015】一方、従来技術2では、光電変換素子4
5、46、48は、その全ての構成が同一であるため、
これらの素子45、46、48においては、入力周波数
に対する伝播時間の変動、周囲温度の変化に対する変
動、電源電圧の変化に対する変動等が略一致した関係と
なる。そのため伝送速度を高めた場合にも、Dフリップ
フロップ50におけるセットアップ時間とホールド時間
とは、マージンが確保されることになり、データ伝送に
おけるエラーは生じない。
【0016】しかしながら、そのためには光電変換素子
45、46、48の全てを、高い周波数帯域での動作が
可能で、かつ広い周波数帯域における動作が可能な構成
とする必要がある。すなわち、データの最大伝送速度
が、例えば10Mbpsを超える高速伝送の装置とする
場合には、光電変換素子45、46、48の全てを、最
大伝送速度の2倍の速度の伝送が可能な素子とする必要
がある。そのため、光電変換素子が高価なものになると
いう問題が生じていた。
【0017】本発明は上記課題を解決するため創案され
たものであって、その目的は、クロック信号のための光
電変換素子と、クロック信号と同期した被伝送信号のた
めの光電変換素子とを同一な構成としたときにも、光電
変換素子が動作可能な最大伝送速度を被伝送信号の伝送
速度とすることのできる光伝送装置を提供することにあ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の光伝送装置は、クロック信号とこのクロック信
号に同期するパラレルデータの複数の被伝送信号とが電
気信号として導かれ、導かれたこれらクロック信号及び
複数の被伝送信号の全ての信号を当該全信号数と同数の
光電変換素子を用いて光信号に変換する送信装置と、前
記全信号数と同数の光ファイバケーブルを介して導かれ
た前記送信装置からの光信号を前記全信号数と同数の他
の光電変換素子を用いて電気信号に変換すると共に、変
換されたクロック信号に同期して変換された複数の被伝
送信号をラッチする受信装置とを備え、クロック信号の
伝送速度が被伝送信号の伝送速度の2倍に設定されてい
る光伝送装置において、前記送信装置には、電気信号と
しての前記クロック信号を、前記被伝送信号の伝送速度
と同じにすべく2分周し、この2分周したクロック信号
クロック信号用の光電変換素子に与える分周回路が設
けられ、前記受信装置には、他のクロック信号用の光電
変換素子により電気信号に変換されたクロック信号を元
の伝送速度と同じにすべく2逓倍する逓倍回路が設けら
れてなり、前記送信装置の全信号数と同数の光電変換素
子の全てが同一構成であると共に、前記受信装置の全信
号数と同数の他の光電変換素子の全てが同一構成であ
り、前記送信装置には、電気信号としての前記クロック
信号を、前記被伝送信号の伝送速度と同じにすべく2分
周し、この2分周したクロック信号を前記光電変換素子
に与える分周回路が設けられ、前記受信装置には、電気
信号に変換されたクロック信号を元の伝送速度と同じに
すべく2逓倍する逓倍回路が設けられてなり、前記受信
装置は、2逓倍されたクロック信号に同期して、電気信
号に変換された複数の被伝送信号をラッチするものであ
る。また、本発明の伝送装置は、上記構成において、逓
倍回路を遅延素子を用いて構成したものである。
【0019】
【作用】被伝送信号は、クロック信号の1周期において
はレベルが変化しないことから、被伝送信号の周波数の
最大値はクロック信号の1/2である(以下では、被伝
送信号の周波数がクロック信号の周波数の1/2となる
場合について述べる)。
【0020】しかしながら、送信装置においては、クロ
ック信号は分周回路によって1/2に分周されているこ
とから、光電変換素子からクロック信号と被伝送信号と
を見たときには、その周波数の比は1対1である。つま
り、光電変換素子に要求される動作可能な最大周波数
は、クロック信号と被伝送信号とにおいて一致する。
【0021】そのため、光ファイバケーブルを介して受
信装置に導かれた光信号の周波数も、クロック信号と被
伝送信号との双方において等しい。つまり、受信装置の
光電変換素子に要求される動作可能な最大周波数は、ク
ロック信号と被伝送信号との双方において等しい。
【0022】その結果、受信装置においては、光電変換
素子により電気信号に変換されたクロック信号および被
伝送信号は、その周波数が等しい信号となる。そして、
クロック信号は、逓倍回路により2逓倍されるが、この
2逓倍されたクロック信号は、送信装置に電気信号とし
て与えられたクロック信号に対応する信号となる。その
ため、受信装置では、この2逓倍されたクロック信号に
同期して、光電変換素子にて電気信号に変換された被伝
送信号のラッチを行う。また、逓倍回路は遅延素子を用
いて構成しているので、その回路構成が簡単となってい
る。そのため、クロック信号の周波数が予め決定されて
いる場合では、逓倍回路の構成を簡単なものとすること
が可能となっている。
【0023】
【実施例】以下に、本発明の一実施例について図面を参
照しつつ以下に説明する。
【0024】図1は、本発明に係る光伝送装置の一実施
例の電気的構成を示すブロック線図であり、図6に示す
従来技術と構成が同一であるブロックについては、同一
の符号を付与している。
【0025】本実施例の光伝送装置は、大別すると、電
気信号として与えられたクロック信号およびこのクロッ
ク信号と同期するパラレルデータの被伝送信号を光信号
に変換する送信装置11、光信号を伝送する光ファイバ
ケーブル44、光ファイバケーブル44を介して導かれ
た光信号を電気信号に変換し、変換されたクロック信号
に同期して、変換された被伝送信号をラッチする受信装
置16の3つのブロックにより構成されており、クロッ
ク信号の伝送速度が被伝送信号の伝送速度の2倍に設定
されている。
【0026】送信装置11に設けられたコネクタ41に
は、電気信号として、クロック信号600、データ信号
601〜608、および制御信号609が導かれてい
る。これらの信号のうち、データ信号601〜608
は、クロック信号600に同期した被伝送信号であり、
8ビットのパラレルデータを示す信号となっている。ま
た制御信号609は、クロック信号600に同期した被
伝送信号であり、制御のために用いられる信号となって
いる。
【0027】また、クロック信号600が導かれた分周
回路12は、図2に示すように、Dフリップフロップを
用いた分周回路となっていて、クロック信号600の位
相を維持しつつ、その周波数を1/2に分周するブロッ
クであり、分周したクロック信号610を光電変換素子
13に送出する。また、データ信号601〜608のそ
れぞれは、各々に対応する光電変換素子43に導かれて
おり、制御信号609は光電変換素子47に導かれてい
る。
【0028】そして、1/2に分周されたクロック信号
のための光電変換素子13、データ信号601〜608
のための複数(本実施例では8個)の光電変換素子4
3、および制御信号609のための光電変換素子47
は、導かれた電気信号を光信号に変換し、変換した光信
号を光ファイバケーブル44に送出するブロックとなっ
ている。また、光電変換素子13、43、47は、その
全てが同一構成となっており、DC結合アンプが使用さ
れている。
【0029】また光ファイバケーブル44を介して光信
号が導かれる光電変換素子14、48および複数(本実
施例では8個)の光電変換素子46は、光信号を電気信
号に変換するブロックとなっており、光電変換素子1
4、46、48の全ては、その構成が同一となってい
て、DC結合アンプが使用されている。
【0030】逓倍回路15は、PLL回路によって構成
されていて、信号位相を損なうことなくその周波数を2
逓倍するブロックとなっている。この逓倍回路15に
は、光電変換素子14により電気信号に変換されたクロ
ック信号720が導かれている。また、逓倍回路15
は、2逓倍したクロック信号730を、Dフリップフロ
ップ50のクロック入力とコネクタ51とに送出する。
【0031】また、光電変換素子46により電気信号に
変換されたデータ信号701〜708、および光電変換
素子48により電気信号に変換された制御信号709の
それぞれは、対応するDフリップフロップ50のデータ
入力に送出されている。
【0032】Dフリップフロップ50は、逓倍回路15
から出力される2逓倍されたクロック信号730に同期
して、電気信号に変換された被伝送信号であるデータ信
号701〜708と制御信号709とをラッチするブロ
ックとなっている。そして、クロック信号730および
Dフリップフロップ50の出力は、外部との電気的接続
のために設けられたコネクタ51に導かれている。
【0033】なお、コネクタ41の端子411、および
コネクタ51の端子511は、電源の供給端子となって
いる。
【0034】図3は、本発明の一実施例の主要信号のタ
イミングを示すタイミングチャートである。必要に応じ
て同図を参照しつつ、以下に本発明の一実施例の動作に
ついて説明する。
【0035】コネクタ41には、クロック信号600と
データ信号601〜608と制御信号609とが導かれ
る。このとき、これら信号の互いの位相関係は、図3
(a)に示すように、クロック信号600の立ち上がり
エッジに対して、セットアップ時間ts3とホールド時
間th3とが充分に確保された関係となっている。
【0036】そして、クロック信号600は、分周回路
12により2分周されるが、この分周においては位相が
変化しない。また分周されたクロック信号610のため
の光電変換素子13は、データ信号601〜608のた
めの光電変換素子43、制御信号609のための光電変
換素子47と同一構成であるため、光信号への変換にお
いても互いの位相関係が変化しない。
【0037】このため、光ファイバケーブル44におけ
る各信号の関係は、光信号であるクロック信号を80
0、光信号であるデータ信号を801〜808、同制御
信号を809により示すとすると、図3(b)に示すよ
うに、データ信号801〜808および制御信号809
は、クロック信号800の立ち上がりエッジに対して、
セットアップ時間ts4、ホールド時間th4の双方が
充分に確保された位相関係となる。
【0038】そして、これらの光信号800〜809
は、同一構成の光電変換素子14、46、48により電
気信号720、701〜709に変換されることから、
互いの関係は、図3(c)に示すように、クロック信号
720の立ち上がりエッジに対し、セットアップ時間t
s5、ホールド時間th5が確保された関係となる。
【0039】またクロック信号720は、逓倍回路15
において2逓倍されるのであるが、このときの逓倍は位
相を変化させない逓倍である。そのため、この逓倍回路
15から送出されるクロック信号730と、データ信号
701〜708および制御信号709との関係は、コネ
クタ41に導かれた各信号との関係に略一致した関係と
なる。つまり、データ信号701〜708および制御信
号709は、クロック信号730の立ち上がりエッジに
対して、セットアップ時間ts6、ホールド時間th6
が充分確保された信号となる。
【0040】そのため、Dフリップフロップ50におけ
るクロック信号730の立ち上がりエッジに同期した読
み込みは、その動作が保証された読み込みとなり、コネ
クタ51には、コネクタ41に与えられた信号601〜
609と等しい信号731〜739が送出されることと
なる。
【0041】図4は、逓倍回路15の第2の実施例の電
気的接続を示す回路図であり、この実施例においては、
遅延素子31を用いることによって逓倍を行う構成とし
ている。
【0042】そのため、図5に示すように、光信号に変
換され、再び電気信号に変換されたクロック信号(1/
2に分周されたクロック信号)720の周期をt1によ
り示し、
【0043】
【数1】t1=t2+t3+t4+t5
【0044】
【数2】t2=t3=t4=t5 とすると、出力out1は遅延時間=0、出力out2
は遅延時間=t2、出力out3は遅延時間=t2+t
3、出力out4は遅延時間=t2+t3+t4となる
ように設定されている。
【0045】遅延素子31の遅延時間が以上の設定とな
っているため、EXORゲート32の出力であるクロッ
ク信号は、クロック信号720を、その位相を変化させ
ることなく2逓倍した信号となる。この信号は、逓倍回
路15をPLL回路により構成した場合のクロック信号
730と同一となる。そのため、このクロック信号73
0に基づく動作は、既に説明した動作と同一となる。
【0046】以上説明したように、第2の実施例におい
ては、逓倍回路15を、遅延素子31を用いた構成とし
ているので、その回路構成が簡単となっている。そのた
め、クロック信号600の周波数が予め決定されている
場合では、逓倍回路15の構成を簡単なものとすること
が可能となっている。
【0047】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
被伝送信号については、8ビットのデータ信号と1ビッ
トの制御信号とした場合について説明したが、その他の
信号構成として、例えば1ビットのシリアル信号、ある
いは16ビットのパラレルデータ信号等とすることが可
能である。
【0048】
【発明の効果】本発明の光伝送装置は、送信装置の側
に、電気信号としてのクロック信号を2分周し、2分周
したクロック信号を光電変換素子に与える分周回路を備
えており、受信装置においては、電気信号に変換された
クロック信号を2逓倍する逓倍回路を備え、2逓倍され
たクロック信号に同期して、電気信号に変換されたパラ
レルデータの被伝送信号をラッチする構成としている。
そのため、送信装置および受信装置においては、クロッ
ク信号のための光電変換素子に要求される周波数は、電
気信号として与えられたクロック信号の1/2の周波数
となり、パラレルデータの被伝送信号の変換に要求され
る周波数と一致する。そのため、クロック信号用の光電
変換素子と、クロック信号と同期した複数の被伝送信号
用の光電変換素子とを同一の構成としても、光電変換素
子が動作可能な最大伝送速度を被伝送信号の伝送速度と
することが可能となっている。また、本発明の光伝送装
置は、逓倍回路を遅延素子を用いた構成としているの
で、クロック信号の周波数が予め決定されている場合に
は、逓倍回路の構成を簡単なものとすることが可能とな
っている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光伝送装置の一実施例の電気的構成を
示すブロック線図である。
【図2】分周回路の一実施例の電気的接続を示す回路図
である。
【図3】本発明の一実施例の主要信号のタイミングを示
すタイミングチャートである。
【図4】逓倍回路の第2の実施例の電気的接続を示す回
路図である。
【図5】図4に示す逓倍回路の遅延時間とクロック信号
の周期との関係を示すタイミングチャートである。
【図6】従来技術の電気的構成を示すブロック線図であ
る。
【図7】従来技術の主要信号のタイミングを示すタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
11 送信装置 12 分周回路 13 光電変換素子 14 光電変換素子 15 逓倍回路 16 受信装置 43 光電変換素子 44 光ファイバケーブル 46〜48 光電変換素子 600 クロック信号 601〜608 被伝送信号としてのデータ信号 609 被伝送信号としての制御信号 610 1/2分周されたクロック信号 730 2逓倍されたクロック信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小沢 香 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−67931(JP,A) 特開 昭62−35731(JP,A) 特開 平3−270331(JP,A) 特開 平4−22180(JP,A) 特開 平3−73586(JP,A) 特開 平4−280490(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 10/02 H04L 7/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号とこのクロック信号に同期
    するパラレルデータの複数の被伝送信号とが電気信号と
    して導かれ、導かれたこれらクロック信号及び複数の被
    伝送信号の全ての信号を当該全信号数と同数の光電変換
    素子を用いて光信号に変換する送信装置と、前記全信号
    数と同数の光ファイバケーブルを介して導かれた前記送
    信装置からの光信号を前記全信号数と同数の他の光電変
    換素子を用いて電気信号に変換すると共に、変換された
    クロック信号に同期して変換された複数の被伝送信号を
    ラッチする受信装置とを備え、クロック信号の伝送速度
    が被伝送信号の伝送速度の2倍に設定されている光伝送
    装置において、 前記送信装置には、電気信号としての前記クロック信号
    を、前記被伝送信号の伝送速度と同じにすべく2分周
    し、この2分周したクロック信号をクロック信号用の
    電変換素子に与える分周回路が設けられ、前記受信装置
    には、他のクロック信号用の光電変換素子により電気信
    号に変換されたクロック信号を元の伝送速度と同じにす
    べく2逓倍する逓倍回路が設けられてなり、前記送信装置の全信号数と同数の光電変換素子の全てが
    同一構成であると共に、前記受信装置の全信号数と同数
    の他の光電変換素子の全てが同一構成であり、 前記受信装置は、2逓倍されたクロック信号に同期し
    て、電気信号に変換された複数の被伝送信号をラッチす
    ることを特徴とする光伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記逓倍回路が遅延素子を用いて構成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の光伝送装
    置。
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