JP2002204272A - 信号伝送装置および信号伝送システム - Google Patents

信号伝送装置および信号伝送システム

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JP2002204272A
JP2002204272A JP2000400801A JP2000400801A JP2002204272A JP 2002204272 A JP2002204272 A JP 2002204272A JP 2000400801 A JP2000400801 A JP 2000400801A JP 2000400801 A JP2000400801 A JP 2000400801A JP 2002204272 A JP2002204272 A JP 2002204272A
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ended
transmission
differential
circuit
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Osamu Shibata
修 柴田
Yoshiyuki Saito
義行 齊藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な回路構成で実現でき、かつ、シングル
エンド信号伝送の同相ノイズを排除できるようにした信
号伝送装置およびシステムを提供する。 【解決手段】 2本で一対の信号線100を介して差動
信号とシングルエンド信号とを伝送する信号伝送装置1
02において、上記一対の信号線100のそれぞれの終
端抵抗118・120の中間電位点P1に接続されたシ
ングルエンド送受信回路124を備えたことを特徴とす
る。また、2対の信号線を備えるとともに上記シングル
エンド送受信回路を相互に逆相となした構成を採用して
もよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号伝送装置およ
び信号伝送システムに関し、特に、差動線路を用いて差
動信号とシングルエンド信号とを同時に伝送する装置お
よびシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在多用されている種々の信号伝送媒体
の1つに、ツイストペアケーブルに代表されるような、
線路を2本づつ撚り合わせて対にした差動線路がある。
【0003】上記差動線路は同相分排除(Common Mode
Rejection )という性質を備えているため、非常にノイ
ズの多い環境でも使用することができる。これは、2本
の線路(以下「一対の信号線」という場合がある)の両
方に対し、振幅と位相の略々等しいノイズが混入した場
合は、これらノイズを相殺できるからである。
【0004】近年では、このような同相分排除という性
質を逆に利用し、差動線路の両線路に同相のシングルエ
ンド信号を注入することによって、差動信号だけでなく
シングルエンド信号をも同時に伝送する技術が開示され
ている。
【0005】例えば、特開平7−240757号に開示
される信号伝送システムでは、図8に示すように、既存
の差動線路を用いた差動信号伝送に極力影響を与えるこ
となくシングルエンド信号を送受信する二次送受信装置
と、シングルエンド信号伝送時のインピーダンス整合を
図る周波数選択性終端装置と、同相分排除の性質を逆に
利用している欠点(つまり、シングルエンド信号の伝送
は同相ノイズに弱いということ)を補うために同相ノイ
ズ除去フィルタ群とを追加する構成を採用している。
【0006】このように差動信号だけでなくシングルエ
ンド信号をも同時に伝送する構成を採用すればデータ転
送容量を増大できるのはもちろん、同一の差動線路を使
用して複数の通信プロトコルを利用できるという利点も
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、MPU(Mi
cro Processing Unit )やメモリなどの高速化に伴い、
近年、バスのデータ転送速度を高速化する要求が高まっ
てきている。そして、これに伴って電磁放射ノイズや消
費電力の増大が顕著となってきている関係上、一般的に
はシリアル線路に用いられていた差動信号伝送技術(低
ノイズ・低消費電力が特徴である)をパラレル線路に適
用することも提案されている。
【0008】しかしながら、上記特開平7−24075
7号に開示される従来技術をそのままパラレル差動線路
に拡張すると、回路構成が複雑であることから、ピン数
および回路規模の増大を避けることができない。すなわ
ち、上記従来技術で単純にパラレル差動線路を実現する
と、一対の差動線路あたり、周波数選択性終端装置2ピ
ン×2・二次送受信装置3ピン×2・同相ノイズ除去フ
ィルタ群の追加が最低必要になる。
【0009】また、シングルエンド信号伝送の同相ノイ
ズを上記同相ノイズ除去フィルタ群で除去する手法も、
差動線路が信号用グランドでシールドされている場合の
み有効である。すなわち、差動線路が信号用グランドで
シールドできない場合、上記従来技術では同相ノイズ除
去フィルタ群を用いることができないため、シングルエ
ンド信号伝送の同相ノイズを排除することができない。
【0010】本発明は、上記従来の事情に基づいて提案
されたものであって、簡単な回路構成で実現でき、か
つ、シングルエンド信号伝送の同相ノイズを排除できる
ようにした信号伝送装置およびシステムを提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下の手段を採用している。すなわち、本
発明は、図1に示すように、2本で一対の信号線100
を介して差動信号とシングルエンド信号とを伝送する信
号伝送装置102において、上記一対の信号線100の
それぞれの終端抵抗118・120の中間電位点P1に
接続されたシングルエンド送受信回路124を備えたこ
とを特徴とする。
【0012】以上のように、本発明では、シングルエン
ド送受信回路の端子を1端子のみとし、この端子を一対
の信号線の終端抵抗の中間電位点に連結することによ
り、この一対の信号線を介して差動信号とシングルエン
ド信号とを伝送するようになっている。すなわち、本発
明によれば、シングルエンド信号送信回路が1つで済む
ため、装置全体のピン数を削減できる結果、LSI全体
の小型化を図ることができる。
【0013】また、図2に示すように、2対の信号線2
00・201を備えるとともに、上記シングルエンド送
受信回路を相互に逆相となした構成(すなわち、シング
ルエンド信号についても差動信号伝送技術を適用した構
成)を採用してもよい。このようにすれば、差動線路が
グランドでシールドされていることの有無に依存するこ
となく二対の信号線に共通して混入する同相ノイズを排
除できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明を適用した信号伝送シ
ステムの構成図であり、この信号伝送システムは、抵抗
118・120・119・121で終端された一対の信
号線100の一方端に信号伝送装置102を接続すると
ともに、この信号線100の他方端に信号伝送装置10
3を接続してなる。
【0015】ここで、上記信号伝送装置102(10
3)は、以下に説明する差動送受信回路122(12
3)とシングルエンド送受信回路124(125)とで
構成されている。
【0016】すなわち、差動送受信回路122(12
3)は、差動信号を送受信する一対の差動端子対104
・106(105・107)と、差動信号を送信する差
動信号送信回路108(109)と、差動信号を受信す
る差動信号受信回路110(111)とからなる。ま
た、シングルエンド送受信回路124(125)は、シ
ングルエンド信号を送受信するシングルエンド端子11
2(113)と、シングルエンド信号を送信するシング
ルエンド信号送信回路114(115)と、シングルエ
ンド信号を受信するシングルエンド信号受信回路116
(117)とからなる。
【0017】ここで、上記差動信号送信回路108(1
09)と上記差動信号受信回路110(111)とは上
記差動端子対104・106(105・107)に接続
されており、この差動端子104・106(105・1
07)は、一般的な差動伝送と同様、上記一対の信号線
100の一方端(他方端)に連結しておく。また、上記
シングルエンド信号送信回路114(115)と上記シ
ングルエンド信号受信回路116(117)とは上記シ
ングルエンド端子112(113)に接続されており、
このシングルエンド端子112(113)は、上記一対
の信号線100の終端抵抗118・120(119・1
21)の中間電位点P1(P2)に連結しておく。
【0018】すなわち、本発明では、差動信号の中間電
位点にシングルエンド信号を印加することによって、差
動信号の並列終端抵抗をシングルエンド信号の直列終端
抵抗と兼用するようにしている。これによって、完全に
インピーダンスが整合されるわけではないが、信号反射
を低減する効果はあるため、上記従来のような周波数選
択性終端装置が不要となる。
【0019】以下、上記信号伝送システムが差動信号と
シングルエンド信号とを同時に伝送する様子を図7に示
す信号波形を用いて説明する。なお、以下の説明は、信
号伝送装置102の差動信号送信回路108から信号伝
送装置103の差動信号受信回路111へ差動信号が伝
送され、それと独立に、信号伝送装置103のシングル
エンド信号送信回路115から信号伝送装置102のシ
ングルエンド信号受信回路116へシングルエンド信号
が伝送されている場面を想定している。
【0020】まず、上記したようにシングルエンド端子
113は一対の信号線100の終端抵抗119・121
の中間電位点P2に連結されているため、このシングル
エンド端子113から送信されるシングルエンド信号7
05(図7(d)参照)は差動信号の中間電位をスイン
グさせることになる。すなわち、差動信号送信回路10
8から送信される差動信号送信波形700・701、及
び、差動信号受信回路111で受信される差動信号受信
波形702・703の中間電位は、図7(a)及び
(b)に示すように、上記シングルエンド信号705の
変位に追従するようにスイングする(なお、上記差動信
号送信波形700と701、及び、上記差動信号受信波
形702と703とは相互に逆相である)。
【0021】このように差動信号とシングルエンド信号
とが重畳して伝送される一方で、差動信号受信回路11
1は、上記重畳された差動信号受信波形702・703
の差を抽出し、図7(c)に示すように差動信号704
を復元する。
【0022】また、信号線100の終端抵抗118・1
20の中間電位点P1に連結されたシングルエンド信号
受信回路116は、図7(e)に示すように、上記重畳
された差動信号受信波形702・703の中間電位の変
位706を観測し、この観測結果と内部のリファレンス
電位Vrefとを比較することでシングルエンド信号を復元
する。
【0023】以上のように、本実施の形態では、シング
ルエンド送受信回路の端子を1端子のみとし、この端子
を一対の信号線の終端抵抗の中間電位点に連結すること
により、この一対の信号線を介して差動信号とシングル
エンド信号とを伝送するようになっている。すなわち、
本実施の形態によれば、シングルエンド信号送信回路が
1つで済むため、装置全体のピン数を削減できる結果、
LSI全体の小型化を図ることができる。
【0024】なお、上記の説明では、差動信号とシング
ルエンド信号の両方が双方向に伝送される場面を想定し
ているため、差動送受信回路およびシングルエンド送受
信回路が共に送信回路と受信回路の両方を備える構成を
例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、差動信号とシングルエンド信号とがそれぞれ
単方向に伝送できればよい場面なら、各々のチャネル
(図1中、破線で囲んだ部分が1チャネルに相当する)
で送信側は送信回路のみ、また受信側は受信回路のみ備
える構成であればよい。
【0025】また、上記の説明では、各抵抗118・1
20・119・121の抵抗値について特に言及してい
ないが、これら抵抗値は、一対の信号線100の差動イ
ンピーダンスをZdとするとR=Zd/2の値とするの
が好ましい。このようにすればインピーダンスが整合さ
れて信号の反射を抑えることができるからである。
【0026】更に、上記差動信号送信回路108(10
9)および上記差動信号受信回路110(111)には
特別なものを用いる必要はなく、通常の差動ドライバお
よび差動レシーバを用いればよい。
【0027】同じく、上記シングルエンド信号送信回路
114(115)および上記シングルエンド信号受信回
路116(117)にも特別なものを用いる必要はな
く、通常のプッシュプルタイプのCMOSドライバおよ
び差動レシーバを用いればよい。 (実施の形態2)以下、図2を用いて、本実施の形態に
おける信号伝送システムの構成を上記実施の形態1と異
なる点のみ説明する。
【0028】まず、この信号伝送システムは、二対の信
号線200・201の一方端に信号伝送装置202を接
続するとともに、これら信号線200・201の他方端
に信号伝送装置203を接続してなる。なお、上記二対
の信号線200・201は、それぞれ抵抗230〜23
3・234〜237で終端されている。
【0029】ここで、上記信号伝送装置202(20
3)は、以下に説明する第1の差動送受信回路238
(239)と第2の差動送受信回路240(241)と
シングルエンド送受信回路242(243)とで構成さ
れている。
【0030】すなわち、第1の差動送受信回路238
(239)は、差動信号を送受信する一対の第1の差動
端子対204・206(205・207)と、差動信号
を送信する第1の差動信号送信回路208(209)
と、差動信号を受信する第1の差動信号受信回路210
(211)とからなる。同じく、第2の差動送受信回路
240(241)は、差動信号を送受信する一対の第2
の差動端子対212・214(213・215)と、差
動信号を送信する第2の差動信号送信回路216(21
7)と、差動信号を受信する第2の差動信号受信回路2
18(219)とからなる。
【0031】また、シングルエンド送受信回路242
(243)は、正相のシングルエンド信号を送受信する
第1のシングルエンド端子220(221)と、逆相の
シングルエンド信号を送受信する第2のシングルエンド
端子222(223)と、正相のシングルエンド信号を
送信する正相シングルエンド信号送信回路224(22
5)と、逆相のシングルエンド信号を送信する逆相シン
グルエンド信号送信回路226(227)と、正相およ
び逆相のシングルエンド信号の差分信号を受信する差分
信号受信回路228(229)とからなる。なお、逆相
のシングルエンド信号とは、正相のシングルエンド信号
の論理が反転した信号をいう。
【0032】ここで、上記第1の差動信号送信回路20
8(209)と上記第1の差動信号受信回路210(2
11)とは上記第1の差動端子対204・206(21
3・215)に接続されており、この第1の差動端子対
204・206(213・215)は、一般的な差動伝
送と同様、上記一対の信号線200の一方端(他方端)
に連結しておく。同じく、上記第2の差動信号送信回路
216(217)と上記第2の差動信号受信回路218
(219)とは上記第2の差動端子対212・214
(213・215)に接続されており、この第2の差動
端子対212・214(213・215)は、一般的な
差動伝送と同様、上記一対の信号線201の一方端(他
方端)に連結しておく。
【0033】また、上記正相シングルエンド信号送信回
路224(225)は上記第1のシングルエンド端子2
20(221)に接続され、上記逆相シングルエンド信
号送信回路226(227)は上記第2のシングルエン
ド端子222(223)に接続され、上記差分信号受信
回路228(229)は上記第1のシングルエンド端子
220(221)と上記第2のシングルエンド端子22
2(223)の両方に接続されている。そして、この第
1のシングルエンド端子220(221)は、上記一対
の信号線200の終端抵抗230・232(231・2
33)の中間電位点P3(P4)に連結し、第2のシン
グルエンド端子222(223)は、上記一対の信号線
201の終端抵抗234・236(235・237)の
中間電位点P5(P6)に連結しておく。
【0034】以上のように、本実施の形態では、二対の
信号線を介して差動信号とシングルエンド信号の差分信
号とを伝送する構成を採用している。すなわち、シング
ルエンド信号についても差動信号伝送技術を適用するよ
うにしたので、差動線路がグランドでシールドされてい
ることの有無に依存することなく二対の信号線に共通し
て混入する同相ノイズを排除できる。
【0035】また、シングルエンド信号を差分で受信す
るようにしているため、受信感度のマージンも大きくな
り、よりノイズ耐性を強くできるという効果もある。 (実施の形態3)以下、図3を用いて、本実施の形態に
おける信号伝送システムの構成を上記実施の形態1と異
なる点のみ説明する。
【0036】すなわち、本実施の形態では、上記シング
ルエンド端子112(113)と、上記一対の信号線1
00の終端抵抗118・120(119・121)の中
間電位点P1 (P2 )との間に抵抗326(327)
を直列に挿入する構成を採用している。
【0037】このようにすれば、上記抵抗326(32
7)の抵抗値を調整することでシングルエンド信号の振
幅レベルを調整することが可能となり、また、シングル
エンド送信回路と一対の信号線とのインピーダンス整合
を図ることが可能となるため、消費電力の抑制でき、か
つ信号の反射を抑制できるという効果がある。 (実施の形態4)以下、図4を用いて、本実施の形態に
おける信号伝送システムの構成を上記実施の形態1と異
なる点のみ説明する。
【0038】すなわち、本実施の形態では、上記差動信
号送信回路108(109)および上記シングルエンド
信号送信回路114(115)の前段にフリップフロッ
プ426・428(427・429)を挿入するととも
に、このシングルエンド信号送信回路114(115)
のクロックラインに遅延回路430(431)を挿入)
するようにしている。
【0039】このようにすれば、上記差動信号送信回路
108(109)と上記シングルエンド信号送信回路1
14(115)とのハイレベルからローレベルあるいは
ローレベルからハイレベルへのスイッチングタイミング
を異ならせることができるため、同時スイッチングノイ
ズを抑制できるという効果がある。
【0040】すなわち、実施の形態1によると、上記ス
イッチングタイミングが同時である場合はノイズの影響
を受けるという不具合がある。これに対し、本実施の形
態では、上記スイッチングタイミングが同時となること
がないので、このような不具合は生じない。
【0041】なお、上記スイッチングタイミングが異な
る構成であれば、どんな構成にしてもよい。すなわち、
ここではシングルエンド信号送信回路側に遅延回路43
0(431)を挿入する構成を例示したが、この遅延回
路430(431)は差動信号送信回路側に挿入しても
よい。また、遅延回路430(431)を挿入するのは
フリップフロップのクロックラインに限定されるもので
はなく、データ出力ラインに挿入してもよいし、送信回
路の出力ラインに挿入してもよい。 (実施の形態5)上記実施の形態1では信号伝送システ
ムの構成を中心に説明したが、ここでは、当該信号伝送
システムの利用形態について説明する。
【0042】まず、本発明によると同方向の信号伝送に
おいてスキュー(スキュー:時間に差が生じること)が
発生しないので、図5に示すように、差動信号伝送でデ
ータを伝送し、また、シングルエンド信号伝送でクロッ
クを伝送するのが効果的である(なお、シングルエンド
信号として伝送するクロックは、差動信号として伝送す
るデータを制御するためのものである)。
【0043】すなわち、信号伝送装置502のフリップ
フロップ526にストアされたデータが差動信号送信回
路108から送信される同時に、この信号伝送装置50
2のシングルエンド送信回路114からクロックが送信
されるようになっている。そして、この重畳信号から、
信号伝送装置503の差動信号受信回路111で上記デ
ータが復元されるとともに、シングルエンド受信回路1
17で上記クロックが復元される。そして、このように
復元されたクロックを用いて差動信号受信回路111の
後段のフリップフロップ529に上記データがストアさ
れるようになっている。
【0044】以上のように、本発明によれば、共通の信
号線を介してデータとクロックとを同時に伝送すること
ができるため、上記のようにデータとクロックを重畳し
て伝送した場合は、データ受信のタイミングマージンを
広くできるという効果がある。
【0045】なお、ここでは、差動信号伝送でデータを
伝送し、またシングルエンド信号伝送でクロックを伝送
することとしているが、その逆であってもかまわない。
【0046】また、ここでは、クロックをそのまま伝送
することとしているが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。すなわち、図6に示すように、クロックを分
周回路636(637)で分周して送信し、受信側の逓
倍回路639(638)で逓倍して使用してもよい。 (実施の形態6)上記実施の形態5では、差動信号伝送
でデータを伝送し、シングルエンド信号伝送でクロック
を伝送する形態について説明したが、本発明によれば、
差動信号伝送で画像系データを伝送し、シングルエンド
信号伝送で音楽系データを伝送することも可能である。
すなわち、図9は、既存の画像系データ用インターフェ
イスであるDVI(Digital Visual Interface)に本発
明を適用したシステムの構成図であり、以下その構成に
ついて説明する。
【0047】まず、DVIでは、以下に説明するよう
に、クロック信号とRGB(Red Green Blue)信号の合
計4系統の画像系シリアルデータを4対の信号線を用い
て差動伝送する。
【0048】すなわち、上記クロック信号は、信号伝送
装置904の差動信号送信回路936から信号伝送装置
905の差動信号受信回路937へ差動伝送されるよう
になっている。
【0049】また、上記各RGB信号は、信号伝送装置
904の符号化/シリアル回路974・976・978
において制御信号とともに符号化されたうえでシリアル
化された後、この符号化/シリアル回路974・976
・978の後段に設けられた差動信号送信回路910・
916・930から信号伝送装置905の差動信号受信
回路911・917・931へ差動伝送されるようにな
っている。そして、このように差動伝送された各RGB
信号は、上記差動信号受信回路911・917・931
の後段に設けられた復号化/パラレル回路975・97
7・979において復号化されたうえでパラレル化され
るようになっている。
【0050】ここで、本発明では、ライト/レフトチャ
ネル識別信号の正相と逆相、及び、音声データの正相と
逆相の合計4系統の音声系データを上記画像系シリアル
データの差動信号に重畳する必要上、信号伝送装置90
4側(送信側)の中間電位点P7 ・P9 ・P11・P
13にシングルエンド信号送信回路966・972を接
続するとともに、信号伝送装置905側(受信側)の中
間電位点P8 ・P10・P12・P14にシングルエ
ンド信号受信回路967・973を接続する構成を採用
している。
【0051】すなわち、上記ライト/レフトチャネル識
別信号は、信号伝送装置904の正相シングルエンド信
号送信回路922と逆相シングルエンド信号送信回路9
24から信号伝送装置905の差分信号受信回路923
へ伝送されるようになっている。
【0052】また、上記音声データは、信号伝送装置9
04のシリアル回路980においてシリアル化された
後、このシリアル回路980の後段に設けられた正相シ
ングルエンド信号送信回路942と逆相シングルエンド
信号送信回路944から信号伝送装置905の差分信号
受信回路943へ伝送されるようになっている。そし
て、このように伝送された音声データは、上記差分信号
受信回路943の後段に設けられたパラレル回路981
においてパラレル化されるようになっている。
【0053】なお、画像と音声との同期をとるために、
音声系データ用のクロックは、画像系のクロックを分周
回路983で分周して使用する。
【0054】以上のように、本発明によれば、既存のD
VIのバス幅を広げることなく、画像系データに音楽系
データを多重化して伝送することが可能である。
【0055】なお、ここでは、単方向のデータ転送を想
定しているため、送信側には送信回路のみを備え、また
受信側には受信回路のみを備えた構成を例示したが、本
発明はこれに限定されるものではない。すなわち、双方
向のデータ転送を実現したい場合は、送信側・受信側と
もに送受信回路を備えればよい。
【0056】また、ここでは、DVIのシングルリンク
に音声系データを多重化する場合について説明したが、
本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、L
VDS(Low Voltage Differential Signaling)等に本
発明を適用してもよく、また、画像データのエンコード
方式・シリアル化方式も特に限定されるものではない。
【0057】
【発明の効果】以上のように、発明によれば、シングル
エンド信号送信回路が1つで済むため、装置全体のピン
数を削減できる結果、LSI全体の小型化を図ることが
できる。
【0058】また、発明によれば、二対の信号線に共通
して混入する同相ノイズを排除できる。また、シングル
エンド信号を差分で受信するようにしているため、受信
感度のマージンも大きくなり、よりノイズ耐性を強くで
きるという効果もある。
【0059】更に、発明によれば、シングルエンド信号
の振幅レベルを調整することが可能となり、また、シン
グルエンド送信回路と一対の信号線とのインピーダンス
整合を図ることが可能となるため、消費電力の抑制で
き、かつ信号の反射を抑制できる。
【0060】また更に、発明によれば、差動信号送信回
路とシングルエンド信号送信回路とのハイレベルからロ
ーレベルあるいはローレベルからハイレベルへのスイッ
チングタイミングを異ならせることができるため、同時
スイッチングノイズを抑制できる。
【0061】また更に、発明によれば、同方向の信号伝
送においてスキューが発生しないため、例えばデータと
クロックを重畳して伝送した場合は、データ受信のタイ
ミングマージンを広くできる。
【0062】また更に、本発明によれば、既存のDVI
のバス幅を広げることなく、画像系データに音楽系デー
タを多重化して伝送することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1における信号伝送システムの構成
【図2】実施の形態2における信号伝送システムの構成
【図3】実施の形態3における信号伝送システムの構成
【図4】実施の形態4における信号伝送システムの構成
【図5】実施の形態5における信号伝送システムの構成
【図6】実施の形態5における信号伝送システムの構成
【図7】実施の形態1における信号波形図
【図8】従来の信号伝送システムの構成図
【図9】実施の形態6における信号伝送システムの構成
【符号の説明】
100、200、201 信号線 102 信号伝送装置 122 差動送受信回路 124 シングルエンド送受信回路 104・106 差動端子対 108 差動信号送信回路 110 差動信号受信回路 112 シングルエンド端子 114 シングルエンド信号送信回路 116 シングルエンド信号受信回路 224 正相シングルエンド信号送信回路 226 逆相シングルエンド信号送信回路 228 差分信号受信回路 118、120 信号線の終端抵抗 P1 信号線の終端抵抗の中間電位点 526、528 フリップフロップ 430 遅延回路 636 分周回路 638 逓倍回路 700 差動信号送信波形(正) 701 差動信号送信波形(負) 702 差動信号受信波形(正) 703 差動信号受信波形(負) 704 差動信号受信波形(差) 705 シングルエンド信号送信波形 706 シングルエンド信号受信波形

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本で一対の信号線を介して差動信号と
    シングルエンド信号とを伝送する信号伝送装置におい
    て、 上記一対の信号線のそれぞれの終端抵抗の中間電位点に
    接続されたシングルエンド送受信回路を備えたことを特
    徴とする信号伝送装置。
  2. 【請求項2】 偶数対の信号線を備えるとともに、上記
    シングルエンド送受信回路を相互に逆相となした請求項
    1に記載の信号伝送装置。
  3. 【請求項3】 上記信号線のそれぞれの終端抵抗の中間
    電位点に共通のシングルエンド端子が設けられ、該端子
    を介してシングルエンド送受信回路が接続される請求項
    1又は2に記載の信号伝送装置。
  4. 【請求項4】 上記シングルエンド端子と、上記信号線
    の終端抵抗の中間電位点との間に抵抗を直列に挿入した
    請求項1又は2に記載の信号伝送装置。
  5. 【請求項5】 上記差動信号を送信する差動信号送信回
    路と、上記シングルエンド信号を送信するシングルエン
    ド信号送信回路とのハイレベルからローレベルあるいは
    ローレベルからハイレベルへのスイッチングタイミング
    が異なる請求項1又は2に記載の信号伝送装置。
  6. 【請求項6】 上記差動信号の伝送がデータの伝送であ
    り、上記シングルエンド信号の伝送がクロックの伝送で
    ある請求項1又は2に記載の信号伝送装置。
  7. 【請求項7】 4対の信号線を備えるとともに、上記シ
    ングルエンド送受信回路を相互に逆相となした請求項1
    に記載の信号伝送装置。
  8. 【請求項8】 上記差動信号の伝送が画像系データの伝
    送であり、上記シングルエンド信号の伝送が音楽系デー
    タの伝送である請求項7に記載の信号伝送装置。
  9. 【請求項9】 更に、上記クロックを分周する分周回路
    と、上記クロックを逓倍する逓倍回路とを備えた請求項
    5に記載の信号伝送装置。
  10. 【請求項10】 2本で一対の信号線を介して接続され
    た信号伝送装置間で差動信号とシングルエンド信号とを
    伝送する信号伝送システムにおいて、 上記信号伝送装置が、上記一対の信号線のそれぞれの終
    端抵抗の中間電位点に接続されたシングルエンド送受信
    回路を備えたことを特徴とする信号伝送システム。
  11. 【請求項11】 2対の信号線を備えるとともに、上記
    シングルエンド送受信回路を相互に逆相となした請求項
    10に記載の信号伝送システム。
  12. 【請求項12】 上記信号線のそれぞれの終端抵抗の中
    間電位点に共通のシングルエンド端子が設けられ、該端
    子を介してシングルエンド送受信回路が接続される請求
    項10又は11に記載の信号伝送システム。
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