JPH06152658A - 通信制御装置のインタフェース回路 - Google Patents
通信制御装置のインタフェース回路Info
- Publication number
- JPH06152658A JPH06152658A JP29850692A JP29850692A JPH06152658A JP H06152658 A JPH06152658 A JP H06152658A JP 29850692 A JP29850692 A JP 29850692A JP 29850692 A JP29850692 A JP 29850692A JP H06152658 A JPH06152658 A JP H06152658A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receiver
- input terminal
- pull
- resistor
- interface circuit
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 受信器のオープン時等におけるノイズ等によ
る外乱を防止する。 【構成】 非反転側入力端子21から入力される非反転
側受信器入力23と、反転側入力端子22から入力され
る反転側受信器入力24とは、EIA標準規格書RS−
422A(CCITT.V11勧告)を満足するための
終端抵抗31を介して、レシーバ26の非反転側入力端
あるいは反転側入力端に入力される。受信器12Bの反
転側入力端子22には電源+Vに一端を接続されたプル
アップ抵抗の他端が接続されており、非反転側入力端子
21にはアースGNDに一端を接続されたプルダウン抵
抗33の他端が接続されている。これにより、入力がオ
ープン等のときにもレシーバ26の出力が確定する。
る外乱を防止する。 【構成】 非反転側入力端子21から入力される非反転
側受信器入力23と、反転側入力端子22から入力され
る反転側受信器入力24とは、EIA標準規格書RS−
422A(CCITT.V11勧告)を満足するための
終端抵抗31を介して、レシーバ26の非反転側入力端
あるいは反転側入力端に入力される。受信器12Bの反
転側入力端子22には電源+Vに一端を接続されたプル
アップ抵抗の他端が接続されており、非反転側入力端子
21にはアースGNDに一端を接続されたプルダウン抵
抗33の他端が接続されている。これにより、入力がオ
ープン等のときにもレシーバ26の出力が確定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信制御装置の平衡型複
流相互接続インタフェース回路等のインタフェース回路
に係わり、詳細にはノイズ等の影響を受けにくくした通
信制御装置のインタフェース回路に関する。
流相互接続インタフェース回路等のインタフェース回路
に係わり、詳細にはノイズ等の影響を受けにくくした通
信制御装置のインタフェース回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、伝送システムの一例を表わした
ものである。この伝送システムで送信器11と受信器1
2の間にはA点およびB点を介してケーブル13が接続
されている。このような伝送システムで、A点あるいは
B点においてケーブル13を取り外したり、送信器11
の電源をオフにしたとする。これにより、受信器12の
入力信号レベルは不安定になる。
ものである。この伝送システムで送信器11と受信器1
2の間にはA点およびB点を介してケーブル13が接続
されている。このような伝送システムで、A点あるいは
B点においてケーブル13を取り外したり、送信器11
の電源をオフにしたとする。これにより、受信器12の
入力信号レベルは不安定になる。
【0003】図3は、従来の受信器側の回路構成を表わ
したものである。受信器12Aは、非反転側入力端子2
1と反転側入力端子22の2つの入力端子を備えてい
る。非反転側入力端子21から入力される非反転側受信
器入力23と、反転側入力端子22から入力される反転
側受信器入力24とは、終端抵抗25を介してレシーバ
26の非反転側入力端子あるいは反転側入力端子に入力
される。レシーバ26の出力27は出力端子28から図
示しない通信制御装置に伝達されることになる。
したものである。受信器12Aは、非反転側入力端子2
1と反転側入力端子22の2つの入力端子を備えてい
る。非反転側入力端子21から入力される非反転側受信
器入力23と、反転側入力端子22から入力される反転
側受信器入力24とは、終端抵抗25を介してレシーバ
26の非反転側入力端子あるいは反転側入力端子に入力
される。レシーバ26の出力27は出力端子28から図
示しない通信制御装置に伝達されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図3に示したEIA標
準規格書RS422A(CCITT.V11勧告)で規
定した従来の平衡型複流相互接続インタフェース回路で
は、終端抵抗25を工夫することによって、前記した受
信器12の入力信号レベルの不安定さを低減させるよう
にしていた。しかしながら、これによってはノイズ等の
外乱を十分除去するすることができず、受信器26に悪
影響を与えることになった。
準規格書RS422A(CCITT.V11勧告)で規
定した従来の平衡型複流相互接続インタフェース回路で
は、終端抵抗25を工夫することによって、前記した受
信器12の入力信号レベルの不安定さを低減させるよう
にしていた。しかしながら、これによってはノイズ等の
外乱を十分除去するすることができず、受信器26に悪
影響を与えることになった。
【0005】そこで本発明の目的は、ノイズ等による外
乱を防止することのできる通信制御装置のインタフェー
ス回路を提供することにある。
乱を防止することのできる通信制御装置のインタフェー
ス回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、1対の入力端子に入力された受信データを終端抵抗
を介してレシーバの非反転型入力端子と反転型入力端子
にそれぞれ入力し、このレシーバの出力端子に現われた
信号を通信制御装置側に送出するようにした通信制御装
置のインタフェース回路において、前記した1対の入力
端子のうちのレシーバの反転型入力端子側にプルアップ
抵抗を接続すると共に、非反転型入力端子側にプルダウ
ン抵抗を接続している。
は、1対の入力端子に入力された受信データを終端抵抗
を介してレシーバの非反転型入力端子と反転型入力端子
にそれぞれ入力し、このレシーバの出力端子に現われた
信号を通信制御装置側に送出するようにした通信制御装
置のインタフェース回路において、前記した1対の入力
端子のうちのレシーバの反転型入力端子側にプルアップ
抵抗を接続すると共に、非反転型入力端子側にプルダウ
ン抵抗を接続している。
【0007】これにより、それぞれの端子はプルアップ
抵抗あるいはプルダウン抵抗によって所定の電位に固定
されるので、例えば入力がオープンのときでも入力が確
定し、出力もこれに応じて確定する。
抵抗あるいはプルダウン抵抗によって所定の電位に固定
されるので、例えば入力がオープンのときでも入力が確
定し、出力もこれに応じて確定する。
【0008】請求項2記載の発明では、レシーバの非反
転型入力端子に表われる電圧と反転型入力端子に表われ
る電圧の差が所定の負の値よりも大きくなるようにプル
アップ抵抗の接続される電源の電圧を設定し、かつプル
アップ抵抗およびプルダウン抵抗の抵抗値を定めること
にした。これにより、レシーバの出力を常にオフ固定と
することができる。
転型入力端子に表われる電圧と反転型入力端子に表われ
る電圧の差が所定の負の値よりも大きくなるようにプル
アップ抵抗の接続される電源の電圧を設定し、かつプル
アップ抵抗およびプルダウン抵抗の抵抗値を定めること
にした。これにより、レシーバの出力を常にオフ固定と
することができる。
【0009】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例として通信制御装
置の平衡型複流相互接続インタフェース回路の要部とし
て受信器の部分を表わしたものである。図3と同一部分
には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略
する。
置の平衡型複流相互接続インタフェース回路の要部とし
て受信器の部分を表わしたものである。図3と同一部分
には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略
する。
【0011】本実施例の受信器12Bで、非反転側入力
端子21から入力される非反転側受信器入力23と、反
転側入力端子22から入力される反転側受信器入力24
とは、EIA標準規格書RS−422A(CCITT.
V11勧告)を満足するための終端抵抗31を介して、
レシーバ26の非反転側入力端あるいは反転側入力端に
入力される。受信器12Bの反転側入力端子22には電
源+Vに一端を接続されたプルアップ抵抗の他端が接続
されており、非反転側入力端子21にはアースGNDに
一端を接続されたプルダウン抵抗33の他端が接続され
ている。
端子21から入力される非反転側受信器入力23と、反
転側入力端子22から入力される反転側受信器入力24
とは、EIA標準規格書RS−422A(CCITT.
V11勧告)を満足するための終端抵抗31を介して、
レシーバ26の非反転側入力端あるいは反転側入力端に
入力される。受信器12Bの反転側入力端子22には電
源+Vに一端を接続されたプルアップ抵抗の他端が接続
されており、非反転側入力端子21にはアースGNDに
一端を接続されたプルダウン抵抗33の他端が接続され
ている。
【0012】ただし、プルアップ抵抗32およびプルダ
ウン抵抗33の付加による終端抵抗31の抵抗値への影
響は、終端抵抗31の中で吸収されるようにそのパラメ
ータを従来のそれに対して適宜変更している。
ウン抵抗33の付加による終端抵抗31の抵抗値への影
響は、終端抵抗31の中で吸収されるようにそのパラメ
ータを従来のそれに対して適宜変更している。
【0013】本実施例の受信器12Bは以上のように構
成されており、これは図2に示したような伝送システム
に使用される。この場合、受信器12Bはプルアップ抵
抗32およびプルダウン抵抗33を付加しているので、
反転側受信器入力24は+Vに、また非反転側受信器入
力23はアースGNDにそれぞれ固定されることにな
る。そこで、終端抵抗31の出力電圧Va 、Vb が以下
の(1)式を満足するように電源+V、プルアップ抵抗
32およびプルダウン抵抗33の抵抗値を設定すれば、
レシーバ26の出力27は常に“オフ”固定となること
になる。
成されており、これは図2に示したような伝送システム
に使用される。この場合、受信器12Bはプルアップ抵
抗32およびプルダウン抵抗33を付加しているので、
反転側受信器入力24は+Vに、また非反転側受信器入
力23はアースGNDにそれぞれ固定されることにな
る。そこで、終端抵抗31の出力電圧Va 、Vb が以下
の(1)式を満足するように電源+V、プルアップ抵抗
32およびプルダウン抵抗33の抵抗値を設定すれば、
レシーバ26の出力27は常に“オフ”固定となること
になる。
【0014】
【数1】Va −Vb <−0.3V
【0015】このため、ケーブル13の送信端または受
信端を取り外すことによる受信器12入力のオープン、
あるいは送信器11の電源オフによるノイズ等の外乱に
よる受信器12の影響を防止することができる。ここ
で、“オフ”固定となるための“0.3V”という基準
値については、CCITT.V11勧告の4.2項受信
器の有意レベルの表に記載されているところである。
信端を取り外すことによる受信器12入力のオープン、
あるいは送信器11の電源オフによるノイズ等の外乱に
よる受信器12の影響を防止することができる。ここ
で、“オフ”固定となるための“0.3V”という基準
値については、CCITT.V11勧告の4.2項受信
器の有意レベルの表に記載されているところである。
【0016】なお、実施例では図1に示した受信器12
Bを図2に示した伝送システムに使用する場合について
説明したが、伝送システムの構成はこれに限るものでな
いことはもちろんである。
Bを図2に示した伝送システムに使用する場合について
説明したが、伝送システムの構成はこれに限るものでな
いことはもちろんである。
【0017】
【発明の効果】このように本発明によれば、1対の入力
端子のうちのレシーバの反転型入力端子側にプルアップ
抵抗を接続すると共に、非反転型入力端子側にプルダウ
ン抵抗を接続したので、例えば入力がオープンのときで
も出力が確定し、受信器に対するノイズ等の外乱の影響
を回避することができる。
端子のうちのレシーバの反転型入力端子側にプルアップ
抵抗を接続すると共に、非反転型入力端子側にプルダウ
ン抵抗を接続したので、例えば入力がオープンのときで
も出力が確定し、受信器に対するノイズ等の外乱の影響
を回避することができる。
【図1】本発明の一実施例としての通信制御装置の平衡
型複流相互接続インタフェース回路の受信器を表わした
ブロック図である。
型複流相互接続インタフェース回路の受信器を表わした
ブロック図である。
【図2】送信器と受信器をケーブルで接続した伝送シス
テムのシステム構成図である。
テムのシステム構成図である。
【図3】従来の受信器の構成を表わしたブロック図であ
る。
る。
11 送信器 12、12B 受信器 13 ケーブル 21 非反転側入力端子 22 反転側入力端子 26 レシーバ 31 終端抵抗 32 プルアップ抵抗 33 プルダウン抵抗
Claims (3)
- 【請求項1】 1対の入力端子に入力された受信データ
を終端抵抗を介してレシーバの非反転型入力端子と反転
型入力端子にそれぞれ入力し、このレシーバの出力端子
に現われた信号を通信制御装置側に送出するようにした
インタフェース回路において、 前記1対の入力端子のうちのレシーバの反転型入力端子
側にプルアップ抵抗を接続すると共に、非反転型入力端
子側にプルダウン抵抗を接続したことを特徴とする通信
制御装置のインタフェース回路。 - 【請求項2】 前記レシーバの非反転型入力端子に表わ
れる電圧と反転型入力端子に表われる電圧の差が所定の
負の値よりも大きくなるようにプルアップ抵抗の接続さ
れる電源の電圧を設定し、かつプルアップ抵抗およびプ
ルダウン抵抗の抵抗値を定めることを特徴とする請求項
1記載の通信制御装置のインタフェース回路。 - 【請求項3】 前記インタフェース回路は平衡型複流相
互接続インタフェース回路であることを特徴とする請求
項1記載の通信制御装置のインタフェース回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29850692A JPH06152658A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 通信制御装置のインタフェース回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29850692A JPH06152658A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 通信制御装置のインタフェース回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06152658A true JPH06152658A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=17860600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29850692A Pending JPH06152658A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 通信制御装置のインタフェース回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06152658A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11308251A (ja) * | 1998-04-17 | 1999-11-05 | Nec Eng Ltd | データ伝送回路 |
JP2009070150A (ja) * | 2007-09-13 | 2009-04-02 | Ricoh Co Ltd | メモリ制御装置 |
WO2020151586A1 (zh) * | 2019-01-21 | 2020-07-30 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 蓄电池监控系统、电池包及电动汽车 |
-
1992
- 1992-11-09 JP JP29850692A patent/JPH06152658A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11308251A (ja) * | 1998-04-17 | 1999-11-05 | Nec Eng Ltd | データ伝送回路 |
JP2009070150A (ja) * | 2007-09-13 | 2009-04-02 | Ricoh Co Ltd | メモリ制御装置 |
WO2020151586A1 (zh) * | 2019-01-21 | 2020-07-30 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 蓄电池监控系统、电池包及电动汽车 |
US11760226B2 (en) | 2019-01-21 | 2023-09-19 | Contemporary Amperex Technology Co., Limited | Rechargeable battery monitoring system, battery pack and electric vehicle |
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