JPH11308251A - データ伝送回路 - Google Patents
データ伝送回路Info
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- JPH11308251A JPH11308251A JP10107473A JP10747398A JPH11308251A JP H11308251 A JPH11308251 A JP H11308251A JP 10107473 A JP10107473 A JP 10107473A JP 10747398 A JP10747398 A JP 10747398A JP H11308251 A JPH11308251 A JP H11308251A
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- data
- pull
- voltage
- transmission circuit
- data transmission
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Abstract
動的に調整できるようにする。 【解決手段】 データを受信すると、電圧波形取得部1
3に電圧波形Va,Vbが入力される。電圧波形取得部
13は+の極性の電圧波形Vaの立上り部をサンプリン
グして検出し、Vaが予め設定した許容値より低い場合
は、波形になまりがあると判断して、プルアップ抵抗器
14のカウントを1ステップ下げる。Vaが許容値より
大きくかつ電位差VabがVdより小さい場合は、差動
入力ラインレシーバ12の出力が確定していないので、
プルアップ抵抗器14のカウントを1ステップ上げる。
Vaが許容値より大きくかつVabがVdよりも大きい
場合は、波形になまりは存在せず、出力が確定されて通
信ラインは良好になったとみなされ、処理を終わる。表
示器17は通信ラインの良好を示す。
Description
にペアケーブルを使用したデータ伝送回路に関する。
て、これらの装置間にデータの伝送を行う場合、平衡ペ
アケーブル(例えばツイストペア線)をバスラインとし
て、図3に示すように接続することがある。すなわち、
1次局1から2次局2〜nへバスライン(ペアケーブ
ル)11を介してデータを伝送する。バスライン11は
1次局1から2次局2〜nへデータを伝送するばかりで
はなく、任意の一局から他の任意の局へデータを伝送す
ることもできるが、説明の都合上、以下1次局1から2
次局2〜nへデータを伝送するものとして述べる。
イン11は各2次局2〜nを直列に(ブリッジ;各装置
2〜nの入り口にて折り返して)接続していく。従来の
かかる直列(データ)伝送(通信)回路においては、各
2次局2〜nのデータ受信入力回路は、図4に示すよう
に、折り返し(直列;ブリッジ)接続されたバスライン
11が差動入力ラインレシーバ(半導体集積回路;I
C)12に平衡入力される。
TTL(トランジスタ−トランジスタロジック)あるい
はCMOSロジックにて構成されている場合、バスライ
ン11の平衡ペア入力(±DATA)のレベル安定化及
びバスライン11の終端(反射によるデータ波形の歪み
を防ぐ)の目的にて、+5V及び接地(アース;グラウ
ンド;GND)間にプルアップ抵抗(器)R1及びプル
ダウン抵抗(器)R2がを設けられる。
来のデータ伝送回路では、直列伝送通信に用いる端末数
や通信ケーブルの長さが一定ではない問題がある。すな
わち、ペアケーブルを用いた直列(データ)伝送通信で
は、図3に示すように、通信を行う各機器端末2〜nを
並列にて1本のライン11に接続し、IDにより特定の
端末間の通信を確立させるデイジーチェインと呼ばれる
接続方法が採られる。
送路11のインピーダンスが一定とならないことや、信
号伝送路長の変化により信号伝送路の浮遊容量が不定と
なる状況が生じ、バスライン(信号伝送路)11の終端
条件(反射が少なくなるように)が複雑に変化して、機
器端末2〜nの設計段階でのプルアップ抵抗値R1、プ
ルダウン抵抗値R2が必ずしも適切な値ではなくなる。
ないため、不具合発生時に原因の切り分けがしにくいと
いう問題がある。すなわち、従来の端末は(機構的に)
通信の状態を外部に表示する手段を有していなかったた
めに、確認する手段がなかった。
自動的に調整できるデータ伝送回路を提供することであ
る。
回路は、平衡2線のバスラインからのデータ受信2入力
端子部にプルアップ及びプルダウン抵抗器と差動ライン
レシーバとを有するデータ伝送回路であって、前記デー
タ受信2入力端子の各電圧及びその電位差を検出する検
出手段と、これ等検出出力に応じて前記プルアップ及び
プルダウン抵抗器の抵抗値を可変制御する制御手段とを
含むことを特徴とする。
2入力端子の各電圧を検出する手段と、前記データ受信
2入力端子の電位差を検出する手段とを有し、前記制御
手段は、前記各電圧及び前記電位差のうち少なくとも一
つが許容値を満足していなければ、前記抵抗値の制御を
なすようにしたことを特徴とする。
前記電位差が全て前記許容値を満足していれば、前記抵
抗値の制御の処理を終了するようにしたことを特徴とす
る。
直列伝送通信の状態を各端末が自ら監視し、その通信状
態を良好に保つ機能を設け、端末間の通信の信頼性の向
上を図る。すなわち、データの受信時サンプリングによ
って、波形のなまりの有無及び出力の確定不確定の監視
を行う電圧波形取得部を設ける。また、制御機能を持つ
プルアップ及びプルダウン抵抗器として、可変抵抗器を
配置することにより、容易にCPU(中央処理装置;コ
ンピュータ)等により制御をなすことが可能となる。
ける。受信するデータの入力が無い場合は、ケーブルが
未接続あるいは接続先の端末が作動していない状況にあ
るため作動しないが、データが入力されると、電圧波形
取得部が作動し、データの立ち上がり部の波形がサンプ
リングされ、波形のなまりの有無、出力の確定不確定を
確認し、常に良好な状態での通信ができるように通信ラ
インに対して制御を行う。
図面を参照して説明する。
例の構成を示すブロック図であり、図4と同等部分は同
一符号にて示している。図1において、本発明によるデ
ータ伝送回路のデータ受信部は、固定値のプルアップ及
びプルダウン抵抗器R1,R2の代わりに、ディジタル
ポテンショメータ14,15を用い可変抵抗器としてい
る。
差動増幅回路とA/Dコンバータ(アナログ/ディジタ
ル変換器)とからなる構成であり、この電圧波形取得部
13にてデータの立ち上がり部の波形の監視が行われ、
常に良好な状態に保持されたデータが差動入力ラインレ
シーバ12に送られる。CPU16は表示器17を用い
て現在の通信ラインの状態を外部へ表示する。なお、C
PU16の制御プログラムはメモリー18に格納され
る。
RS−485型IC(半導体集積回路)であり、ディジ
タルポテンショメータ14,15は、例えば、ワイパ端
子のステップ数が100の10kΩのディジタルポテン
ショメータであり、ワイパ端子が1ステップ変化すると
100Ω等価抵抗値が変わるものとする。
DATAの電圧値Va、−DATAの電圧値Vbの立ち
上がり時の値をサンプリングし、ディジタル値に数値変
換するためのものであり、差動入力オペアンプ及びA/
Dコンバータにて構成される。また、Va,Vb間の電
位差Vabをこれにより取得する。
bに対して、これ以下の電圧波形を波形のなまりとする
基準値を設定する。VdはRS−485差動入力ライン
レシーバに用いられるICのスペック(仕様)にて定ま
る一種の基準値であり、電位差Vabがこの値以上であ
れば出力は確定される。表示器17により、通信ライン
が良好あるいは保全中であることが外部に表示される。
おいて、初期設定時、ディジタルポテンショメータ4,
5のワイパ(摺動)接点は上限にあって等価抵抗値は最
大である。データを受信すると、電圧波形取得部13に
電圧波形Va,Vbが入力される。+DATAにハイ、
−DATAにローの信号が入力された時、電圧波形取得
部13は+の極性の電圧波形Vaの立ち上がり部をサン
プリングして検出し、ディジタル値に数値化してCPU
16へ送信する。
は、波形になまりがあると判断して、プルアップ抵抗器
14のカウントを1ステップ下げ(等価抵抗値が100
Ω減る)、+DATAは電圧波形取得部13に再入力さ
れ、表示器17は保全中を示す。
Vdより小さい場合は、差動入力ラインレシーバ12の
出力が確定していないので、プルアップ抵抗器14のカ
ウントを1ステップ上げ(等価抵抗値が100Ω増え
る)、+DATAは電圧波形取得部13に再入力され、
表示器17は保全中を示す。Vaが許容値より大きく、
かつVabがVdよりも大きい場合は、波形になまりは
存在せず、出力が確定されて、通信ラインは良好になっ
たとみなされ、処理を終わる。表示器17は通信ライン
の良好を示す。
イの信号が入力された時、電圧波形取得部13は−の極
性の電圧波形Vbの立ち上がり部をサンプリングして検
出してディジタル値に数値化し、CPU16へ送信す
る。Vbが予め設定した許容値より低い場合は、波形に
なまりがあるとして、プルダウン抵抗器15のカウント
を1ステップ下げ(等価抵抗値が100Ω減る)、−D
ATAは電圧波形取得部13に再入力され、表示器17
は保全中を示す。
Vdより小さい場合は、差動入力ラインレシーバ12の
出力が確定していないので、プルダウン抵抗器15のカ
ウントを1ステップ上げ(等価抵抗値が100Ω増え
る)、−DATAは電圧波形取得部13に再入力され、
表示器17は保全中を示す。
よりも大きい場合は、波形になまりは存在せず、出力が
確定されて、通信ラインは良好になったとみなされ処理
を終わる。表示器17は通信ラインの良好を示す。
ートにより説明する。図2において、端末1〜nに電源
が投入されるとデータ入力の有無が確認される(ステッ
プ21)。受信するデータの入力がない場合(ステップ
21がNO)は、ケーブル11が未接続あるいは接続先
の端末1〜nが作動していない状況であるため、本実施
例は作動しない。1本の通信ライン11に複数の端末1
〜nがつながっている場合、プルアップ及びプルダウン
抵抗器14,15は端末1〜nの数と同じだけ接続され
ている。
サンプリングし(ステップ22)、VaがハイでVbが
ローであるかどうかを判定して(ステップ23)、NO
の場合はステップ26へ、YESの場合はステップ24
へ進む。その時、その等価抵抗値が小さい場合は、多く
の電流がドライブ(データ送信)側に流れ、ドライブ側
の駆動能力を超えて電圧降下を引き起こすため、取り得
る値の中で最大の値に設定する。
(Va,Vbが許容値より小さい)(ステップ24,2
6がNO)と、電圧波形の立ち上がりになまりが生じる
可能性があるため、CPU16は該当するディジタルポ
テンショメータ14,15に対して等価抵抗値を下げる
制御を行う(ステップ29,31)。
bがVdより小さい)(ステップ25,27がNO)
は、差動入力ラインレシーバ12の出力が確定しなくな
るため、CPU16は該当するディジタルポテンショメ
ータ14,15に対して等価抵抗値を上げる制御を行う
(ステップ30,32)。
れるまで繰返し行うことによって、常に通信ラインを良
好な状態(VabがVdより大きい、ステップ25,2
7がYES)に保つ(ステップ28)。
荷抵抗変動に対して自動調整が可能となるという効果が
ある。すなわち、従来のようにプルアップ、プルダウン
抵抗(器)が固定値にて与えられているものでは、実際
の運用中の通信の状態を変更することは容易ではない
が、ポテンショメータ等の可変抵抗器を使用することに
より、等価抵抗値を通信状態を監視しながら自動的に調
整し、より良好な状態に保てる。
がある。すなわち、CPUを介してポテンショメータを
調整することが可能であって、手動操作でも通信状態を
変更できる。
Claims (4)
- 【請求項1】 平衡2線のバスラインからのデータ受信
2入力端子部にプルアップ及びプルダウン抵抗器と差動
ラインレシーバとを有するデータ伝送回路であって、前
記データ受信2入力端子の各電圧及びその電位差を検出
する検出手段と、これ等検出出力に応じて前記プルアッ
プ及びプルダウン抵抗器の抵抗値を可変制御する制御手
段とを含むことを特徴とするデータ伝送回路。 - 【請求項2】 前記検出手段は、前記データ受信2入力
端子の各電圧を検出する手段と、前記データ受信2入力
端子の電位差を検出する手段とを有し、前記制御手段
は、前記各電圧及び前記電位差のうち少なくとも一つが
許容値を満足していなければ、前記抵抗値の制御をなす
ようにしたことを特徴とする請求項1記載のデータ伝送
回路。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記各電圧及び前記電
位差が全て前記許容値を満足していれば、前記抵抗値の
制御の処理を終了するようにしたことを特徴とする請求
項1または2記載のデータ伝送回路。 - 【請求項4】 前記制御手段は、バスラインの状態を表
示する表示手段を有することを特徴とする請求項1〜3
いずれか記載のデータ伝送回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10107473A JPH11308251A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | データ伝送回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10107473A JPH11308251A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | データ伝送回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11308251A true JPH11308251A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=14460102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10107473A Pending JPH11308251A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | データ伝送回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11308251A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007036546A (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Nec Electronics Corp | インピーダンス調整回路と方法 |
US10333745B1 (en) | 2018-03-20 | 2019-06-25 | Toshiba Memory Corporation | Receiving circuit |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06125261A (ja) * | 1992-10-13 | 1994-05-06 | Mitsubishi Electric Corp | 入力回路 |
JPH06152658A (ja) * | 1992-11-09 | 1994-05-31 | Nec Corp | 通信制御装置のインタフェース回路 |
JPH06152610A (ja) * | 1992-11-06 | 1994-05-31 | Olympus Optical Co Ltd | データ伝送装置 |
JPH09331342A (ja) * | 1996-06-11 | 1997-12-22 | Toshiba Corp | バス状態管理装置 |
-
1998
- 1998-04-17 JP JP10107473A patent/JPH11308251A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US10333745B1 (en) | 2018-03-20 | 2019-06-25 | Toshiba Memory Corporation | Receiving circuit |
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071002 |