JP4310310B2 - 電子部品ハンドリング装置用インサート、トレイおよび電子部品ハンドリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ICデバイスなどの電子部品を試験するために被試験電子部品を取り廻すことのできる電子部品ハンドリング装置ならびにこれに用いられるトレイおよびインサートに関し、特に、被試験電子部品のコンタクトミスや、外部端子の異常変形、コンタクト部の破損等の発生を減少させることのできるインサート、トレイおよび電子部品ハンドリング装置に関するものである。
ICデバイス等の電子部品の製造課程においては、最終的に製造された電子部品を試験する試験装置が必要となる。このような試験装置では、ハンドラと称される電子部品ハンドリング装置により、多数のICデバイスをトレイに収納して搬送し、各ICデバイスをテストヘッドに電気的に接触させ、試験用メイン装置(テスタ)に試験を行わせる。このとき、試験に供される各ICデバイスは、テストトレイに搭載された状態でテストヘッドに押し付けられる。そして、試験が終了すると、電子部品ハンドリング装置により、各ICデバイスをテストヘッドから搬出し、試験結果に応じたトレイに載せ替えることで、良品や不良品といったカテゴリへの仕分けを行う。
上記テストトレイには、インサートと呼ばれるICデバイスの搭載具が例えば32個または64個装着されており、ICデバイスはこのインサートに収納されるとともに、インサートから飛び出さないようにラッチにより保持されるようになっている。
ここで、従来のインサートにおけるICデバイスの保持方法について説明する。図15に示すように、インサート16Pは、IC収納部19Pを有するインサート本体161Pと、インサート本体161Pをカバーする駆動プレート162Pと、インサート本体161Pにおいて上下動可能な駆動部材165Pと、駆動部材165Pの上下動に伴って揺動可能なラッチ164Pとを備えている。
ラッチ164Pの下端部には、IC収納部19Pの両側に設けられた軸ピン166Pが貫通しており、ラッチ164Pはこの軸ピン166Pを支点として揺動可能となっている。ラッチ164Pの先端部IC収納部19P側には、抑え片164Paが設けられており、ラッチ164Pの先端部IC収納部19P反対側には、ピン167Pが摺動可能に貫通する長穴164Pbが形成されている。
駆動部材165Pは、その下端部において上記ピン167Pを保持しており、インサート本体161Pとの間に設けられたコイルバネ168Pによって上方にバネ付勢されている。
このようなインサート16Pにおいては、無負荷の状態では、図15(a)に示すように、駆動プレート162Pおよび駆動部材165Pは上側に位置しており、ラッチ164Pの抑え片164PaはIC収納部19Pに臨出している。
図15(b)に示すように、インサート16Pの駆動プレート162Pを押圧し、駆動部材165Pを下側に移動させると、ピン167Pはラッチ164Pの長穴164Pbを下がるように移動し、それに伴ってラッチ164Pは開く方向に揺動し、ラッチ164Pの抑え片164PaはIC収納部19Pから退避する。
この状態でICデバイス2をIC収納部19Pに収納した後、駆動プレート162Pの押圧を解除すると、図15(c)に示すように、駆動部材165Pが上側に移動し、ラッチ164Pが閉じる方向に揺動して、ラッチ164Pの抑え片164PaがIC収納部19Pに臨出する。このとき、ラッチ164Pの抑え片164PaはICデバイス2の上面を被うため、ICデバイス2のIC収納部19Pからの飛び出しが防止される。
ところで、ICデバイス2は、製品毎に外形寸法に誤差があるのが通常である。したがって、IC収納部19Pは、ICデバイス2を確実に収納するために、ICデバイス2の外形寸法の最大値よりも大きく形成する必要がある。そのため、ICデバイス2の外形公差が大きく、特にICデバイス2の外形寸法が小さいものがIC収納部19P内に収納された場合、そのICデバイス2のIC収納部19P内での遊びは大きくなり、ICデバイス2の外部端子2Bとテストヘッドに設けられたプローブピン51とのコンタクトミスが生じる可能性が高くなる。また、プローブピン51がICデバイス2の外部端子2Bの中心からずれた位置に突き刺さった場合には、外部端子2Bが異常変形したり、あるいはプローブピン51が曲がったり折れたりすることがあった。
このような問題は、最近のICデバイス2の小型化および外部端子2Bの狭ピッチ化に伴って深刻になりつつある。
従来のインサート16Pにおいては、ラッチ164PはICデバイス2の上面を被うだけで、ICデバイス2を位置決めする機能は有していなかったため、ラッチ164Pによって上記の問題を解決することはできなかった。
特許第3294978号公報には、上記従来のインサート16Pと同様の作用を有するインサート(ICキャリア)が開示されているが、このインサートも上記従来のインサート16Pと同様の問題を抱えていた。
本発明は、このような実状に鑑みてなされたものであり、被試験電子部品のコンタクトミスや、外部端子の異常変形、コンタクト部の破損等の発生を減少させることのできるインサート、トレイおよび電子部品ハンドリング装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1に本発明は、電子部品ハンドリング装置にて、テストヘッドのコンタクト部に電気的に接続される被試験電子部品を収納するインサートであって、被試験電子部品を収納する電子部品収納部が形成されているとともに、前記電子部品収納部に収納された被試験電子部品の側面が当接し得る当接部を有するインサート本体と、前記電子部品収納部に収納された前記被試験電子部品の側面に接して前記被試験電子部品を前記インサート本体の側壁部の前記当接部に押し付けることのできる押付部材と、前記インサート本体に上下動自在に取り付けられた駆動体とを備え、前記押付部材は、被試験電子部品が前記電子部品収納部に導入される時には前記電子部品収納部から退避しており、被試験電子部品が前記電子部品収納部に収納された後に前記電子部品収納部に臨出するものであり、かつ、前記押付部材は、前記インサート本体に揺動可能に取り付けられ、前記駆動体の下方移動または上方移動に伴い、前記電子部品収納部から退避または前記電子部品収納部に臨出するように揺動することを特徴とするインサートを提供する(発明1)。なお、後述する実施形態では、駆動プレートがここでいう駆動体に該当するが、本発明はこれに限定されるものではない。
上記インサート(発明1)においては、誤差によって外形寸法が小さく形成された被試験電子部品が電子部品収納部に収納された場合であっても、被試験電子部品は押付部材によって電子部品収納部の当接部に押し付けられて電子部品収納部内で遊ばないため、通常の誤差範囲内の電子部品(当接部に当接する電子部品側面から外部端子までの寸法に過大な誤差のない電子部品)であれば、その外部端子とテストヘッドのコンタクト部とを確実に接触させることができる。したがって、電子部品の外部端子とコンタクト部との位置ずれによるコンタクトミスや、コンタクト部が外部端子の中心からずれた位置に突き刺さることによる外部端子の異常変形、コンタクト部の破損等の発生を減少させることができる。また、上記のような構成にすることにより、被試験電子部品を電子部品収納部にスムーズに導入・収納することができる。
上記発明(発明)において、前記押付部材は、揺動支点となる揺動軸、および前記駆動体が当接する駆動体当接部を有する揺動腕部と、前記揺動軸を挟んで前記駆動体当接部の反対側の前記揺動腕部に連続し、前記電子部品収納部まで延在する本体部と、前記本体部に設けられ、前記電子部品収納部に収納された被試験電子部品に接触して被試験電子部品を前記インサート本体の当接部に押し付ける押付部とを備えたものであってもよい(発明)。
このような押付部材においては、駆動体に当接している駆動体当接部が駆動体の上下移動に連動して上下動すると、揺動軸を揺動支点として揺動腕部が揺動し、それに伴って本体部に設けられた押付部が電子部品収納部から退避し、または電子部品収納部に臨出して被試験電子部品をインサート本体の当接部に押し付ける。
このような構成を有する押付部材および駆動体は、低コストで製造することが可能である。ただし、本発明のインサートは、かかる構成に限定されるものではない。
第2に本発明は、電子部品ハンドリング装置にて、テストヘッドのコンタクト部に電気的に接続される被試験電子部品を収納するインサートであって、被試験電子部品を収納する電子部品収納部が形成されているとともに、前記電子部品収納部に収納された被試験電子部品の側面が当接し得る当接部を有するインサート本体と、前記電子部品収納部に収納された前記被試験電子部品の側面に接して前記被試験電子部品を前記インサート本体の側壁部の前記当接部に押し付けることのできる押付部材と、前記インサート本体に上下動自在に取り付けられた駆動体とを備え、前記押付部材は、前記インサート本体に平面方向に平行移動可能に取り付けられており、前記押付部材には、下方にかけて前記電子部品収納部に漸次近接する長穴が形成されており、前記駆動体には、前記押付部材の長穴に摺動可能に挿入されるピンが設けられており、被試験電子部品が前記電子部品収納部に導入される時に、前記駆動体が下方移動すると、前記駆動体のピンが前記押付部材の長穴を下方に摺動し、それにより前記押付部材は前記電子部品収納部から退避し、被試験電子部品が前記電子部品収納部に収納された後、前記駆動体が上方移動すると、前記駆動体のピンが前記押付部材の長穴を上方に摺動し、それにより前記押付部材は前記電子部品収納部に臨出することを特徴とするインサートを提供する(発明3)。
上記インサート(発明)においては、誤差によって外形寸法が小さく形成された被試験電子部品が電子部品収納部に収納された場合であっても、被試験電子部品は押付部材によって電子部品収納部の当接部に押し付けられて電子部品収納部内で遊ばないため、通常の誤差範囲内の電子部品(当接部に当接する電子部品側面から外部端子までの寸法に過大な誤差のない電子部品)であれば、その外部端子とテストヘッドのコンタクト部とを確実に接触させることができる。したがって、電子部品の外部端子とコンタクト部との位置ずれによるコンタクトミスや、コンタクト部が外部端子の中心からずれた位置に突き刺さることによる外部端子の異常変形、コンタクト部の破損等の発生を減少させることができる。また、上記のような構成にすることにより、被試験電子部品を電子部品収納部にスムーズに導入・収納することができる。
さらに、上記のような押付部材においては、駆動体が下方に移動するときに、ピンは押付部材の長穴を摺動しながら下方に移動し、それにより押付部材は電子部品収納部から退避するように平行移動する。また、駆動体が上方に移動するときに、ピンは押付部材の長穴を摺動しながら上方に移動し、それにより押付部材は電子部品収納部に臨出するように平行移動する。
このような構成を有する押付部材および駆動体は、低コストで製造することが可能である。ただし、本発明のインサートは、かかる構成に限定されるものではない。
上記発明(発明1〜3)において、前記インサート本体には、前記押付部材が前記電子部品収納部に臨出する方向に前記押付部材を付勢する弾性体が設けられているのが好ましい(発明)。このような構成にすると、押付部材が電子部品収納部に臨出する方向の動作は弾性体によって制御し、押付部材が電子部品収納部から退避する方向の動作は駆動体によって制御することができる。
弾性体としては、コイルバネ、トーションバネ、板バネ等のバネの他、ゴム、熱可塑性エラストマー、発泡プラスチック等の成型体や、密閉した液体または気体等を例示することができる。
上記発明(発明1〜)において、前記押付部材は、前記電子部品収納部に収納された被試験電子部品の上面を抑え得る電子部品抑え部を有していてもよい(発明)。かかる電子部品抑え部を有する押付部材は、電子部品収納部に収納された被試験電子部品が電子部品収納部から飛び出すことを防止することもできる。
上記発明(発明1〜)において、前記押付部材は、前記インサート本体における前記電子部品収納部の一辺に設けられていてもよいし(発明)、隣接する二辺に設けられていてもよい(発明)。なお、本明細書でいう「辺」は、線分を意味するものではなく、当該辺近傍の空間的な部分を意味するものとする。
第3に本発明は、電子部品ハンドリング装置にて、テストヘッドのコンタクト部に電気的に接続される被試験電子部品を収納するインサートであって、被試験電子部品を収納する電子部品収納部が形成されているとともに、前記電子部品収納部に収納された被試験電子部品の側面が当接し得る当接部を有するインサート本体と、前記電子部品収納部に収納された被試験電子部品を前記インサート本体の当接部に押し付けることのできる押付部材とを備えており、前記押付部材は、前記インサート本体における前記電子部品収納部の一辺に設けられており、前記インサート本体における前記電子部品収納部の前記押付部材に対向する辺には、被試験電子部品が前記電子部品収納部に導入される時には前記電子部品収納部から退避しており、被試験電子部品が前記電子部品収納部に収納された後に前記電子部品収納部に臨出して被試験電子部品の上面を抑え得る電子部品抑え部材が設けられていることを特徴とするインサートを提供する(発明)。
第4に本発明は、電子部品ハンドリング装置にて、テストヘッドのコンタクト部に電気的に接続される被試験電子部品を収納するインサートであって、被試験電子部品を収納する電子部品収納部が形成されているとともに、前記電子部品収納部に収納された被試験電子部品の側面が当接し得る当接部を有するインサート本体と、前記電子部品収納部に収納された被試験電子部品を前記インサート本体の当接部に押し付けることのできる押付部材とを備えており、前記押付部材は、前記インサート本体における前記電子部品収納部の隣接する二辺に設けられており、前記インサート本体における前記電子部品収納部の前記押付部材に対向する辺には、被試験電子部品が前記電子部品収納部に導入される時には前記電子部品収納部から退避しており、被試験電子部品が前記電子部品収納部に収納された後に前記電子部品収納部に臨出して被試験電子部品の上面を抑え得る電子部品抑え部材が設けられていることを特徴とするインサートを提供する(発明)。
上記インサート(発明8,9)においては、誤差によって外形寸法が小さく形成された被試験電子部品が電子部品収納部に収納された場合であっても、被試験電子部品は押付部材によって電子部品収納部の当接部に押し付けられて電子部品収納部内で遊ばないため、通常の誤差範囲内の電子部品(当接部に当接する電子部品側面から外部端子までの寸法に過大な誤差のない電子部品)であれば、その外部端子とテストヘッドのコンタクト部とを確実に接触させることができる。したがって、電子部品の外部端子とコンタクト部との位置ずれによるコンタクトミスや、コンタクト部が外部端子の中心からずれた位置に突き刺さることによる外部端子の異常変形、コンタクト部の破損等の発生を減少させることができる。また、上記のような電子部品抑え部材が設けられていると、電子部品収納部に収納された被試験電子部品が電子部品収納部から飛び出すことを防止することができる。
に本発明は、電子部品ハンドリング装置に接続されるテストヘッドのコンタクト部に被試験電子部品を搬送するトレイであって、前記インサート(発明1〜)を備えたことを特徴とするトレイを提供する(発明10)。インサートは、通常トレイに着脱可能に取り付けられるが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばトレイとインサートとが一体化されていてもよい。
に本発明は、電子部品の試験を行うために、被試験電子部品を取り廻すとともに被試験電子部品の端子をテストヘッドのコンタクト部に電気的に接続させることのできる電子部品ハンドリング装置であって、前記インサート(発明1〜)を備えたことを特徴とする電子部品ハンドリング装置を提供する(発明11)。
に本発明は、電子部品の試験を行うために、被試験電子部品を取り廻すとともに被試験電子部品の端子をテストヘッドのコンタクト部に電気的に接続させることのできる電子部品ハンドリング装置であって、前記トレイ(発明10)を備えたことを特徴とする電子部品ハンドリング装置を提供する(発明12)。
図1は、本発明の一実施形態に係るハンドラを含むICデバイス試験装置の全体側面図である。 図2は、図1に示すハンドラの斜視図である。 図3は、被試験ICデバイスの取り廻し方法を示すトレイのフローチャート図である。 図4は、同ハンドラのICストッカの構造を示す斜視図である。 図5は、同ハンドラで用いられるカスタマトレイを示す斜視図である。 図6は、同ハンドラのテストチャンバ内の要部断面図である。 図7は、同ハンドラで用いられるテストトレイを示す一部分解斜視図である。 図8は、同ハンドラで用いられるインサートの分解斜視図である。 図9(a),(b)は、同ハンドラで用いられるインサートの平面図および正面図である。 図10(a)〜(c)は、同ハンドラで用いられるインサートの動作を説明する断面図(図9(a)のA−A断面図およびB−B断面図)である。 図11(a)は、同ハンドラで用いられるプッシャ、インサート、ソケットガイドおよびソケットの正面図または断面図であり、(b)は、ICデバイスの外部端子およびプローブピンの拡大図である。 図12は、本発明の他の実施形態に係るインサートの分解斜視図である。 図13(a),(b)は、同インサートの平面図および正面図である。 図14(a)〜(c)は、同インサートの動作を説明する断面図(図13(a)のB−B断面図)である。 図15(a)〜(c)は、従来のインサートの動作を説明する断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、本実施形態に係る電子部品ハンドリング装置(以下「ハンドラ」という。)を備えたICデバイス試験装置の全体構成について説明する。図1に示すように、ICデバイス試験装置10は、ハンドラ1と、テストヘッド5と、試験用メイン装置6とを有する。ハンドラ1は、試験すべきICデバイス(電子部品の一例)をテストヘッド5に設けたソケットに順次搬送し、試験が終了したICデバイスをテスト結果に従って分類して所定のトレイに格納する動作を実行する。なお、本実施形態では、CSPタイプのICデバイスを試験するものとする。
テストヘッド5に設けたソケットは、ケーブル7を通じて試験用メイン装置6に電気的に接続してあり、ソケットに脱着可能に装着されたICデバイスを、ケーブル7を通じて試験用メイン装置6に接続し、試験用メイン装置6からの試験用電気信号によりICデバイスをテストする。
ハンドラ1の下部には、主としてハンドラ1を制御する制御装置が内蔵してあるが、一部に空間部分8が設けてある。この空間部分8に、テストヘッド5が交換自在に配置してあり、ハンドラ1に形成した貫通孔を通してICデバイスをテストヘッド5上のソケットに装着することが可能になっている。
このハンドラ1は、試験すべき電子部品としてのICデバイスを、常温よりも高い温度状態(高温)または低い温度状態(低温)で試験するための装置であり、ハンドラ1は、図2および図3に示すように、恒温槽101とテストチャンバ102と除熱槽103とで構成されるチャンバ100を有する。図1に示すテストヘッド5の上部は、図6に示すようにテストチャンバ102の内部に挿入され、そこでICデバイス2の試験が行われるようになっている。
なお、図3は本実施形態のハンドラにおける試験用ICデバイスの取り廻し方法を理解するための図であって、実際には上下方向に並んで配置されている部材を平面的に示した部分もある。したがって、その機械的(三次元的)構造は、主として図2を参照して理解することができる。
図2および図3に示すように、本実施形態のハンドラ1は、これから試験を行うICデバイスを格納し、また試験済のICデバイスを分類して格納するIC格納部200と、IC格納部200から送られる被試験ICデバイスをチャンバ部100に送り込むローダ部300と、テストヘッドを含むチャンバ部100と、チャンバ部100で試験が行われた試験済のICデバイスを取り出して分類するアンローダ部400とから構成されている。ハンドラ1の内部では、ICデバイスは、テストトレイTST(図7参照)に収納されて搬送される。
ハンドラ1にセットされる前のICデバイスは、図5に示すカスタマトレイKST内に多数収納してあり、その状態で、図2および図3に示すハンドラ1のIC収納部200へ供給され、そして、カスタマトレイKSTから、ハンドラ1内で搬送されるテストトレイTSTにICデバイス2が載せ替えられる。ハンドラ1の内部では、図3に示すように、ICデバイス2は、テストトレイTSTに載せられた状態で移動し、高温または低温の温度ストレスが与えられ、適切に動作するかどうか試験(検査)され、当該試験結果に応じて分類される。以下、ハンドラ1の内部について、個別に詳細に説明する。
第1に、IC格納部200に関連する部分について説明する。
図2に示すように、IC格納部200には、試験前のICデバイスを格納する試験前ICストッカ201と、試験の結果に応じて分類されたICデバイスを格納する試験済ICストッカ202とが設けてある。
これらの試験前ICストッカ201および試験済ICストッカ202は、図4に示すように、枠状のトレイ支持枠203と、このトレイ支持枠203の下部から侵入して上部に向かって昇降可能とするエレベータ204とを具備している。トレイ支持枠203には、カスタマトレイKSTが複数積み重ねられて支持され、この積み重ねられたカスタマトレイKSTのみがエレベータ204によって上下に移動される。なお、本実施形態におけるカスタマトレイKSTは、図5に示すように、10行×6列のICデバイス収納部を有するものとなっている。
図2に示す試験前ICストッカ201には、これから試験が行われるICデバイスが収納されたカスタマトレイKSTが積層されて保持してある。また、試験済ICストッカ202には、試験を終えて分類されたICデバイスが収納されたカスタマトレイKSTが積層されて保持してある。
なお、これら試験前ICストッカ201と試験済ICストッカ202とは、略同じ構造にしてあるので、試験前ICストッカ201の部分を、試験済ICストッカ202として使用することや、その逆も可能である。したがって、試験前ICストッカ201の数と試験済ICストッカ202の数とは、必要に応じて容易に変更することができる。
図2および図3に示すように、本実施形態では、試験前ストッカ201として、2個のストッカSTK−Bが設けてある。ストッカSTK−Bの隣には、試験済ICストッカ202として、アンローダ部400へ送られる空ストッカSTK−Eを2個設けてある。また、その隣には、試験済ICストッカ202として、8個のストッカSTK−1,STK−2,…,STK−8を設けてあり、試験結果に応じて最大8つの分類に仕分けして格納できるように構成してある。つまり、良品と不良品の別の外に、良品の中でも動作速度が高速のもの、中速のもの、低速のもの、あるいは不良の中でも再試験が必要なもの等に仕分けできるようになっている。
第2に、ローダ部300に関連する部分について説明する。
図2に示すように、ローダ部300における装置基板105には、カスタマトレイKSTが装置基板105の上面に臨むように配置される一対の窓部306,306が三対開設してある。それぞれの窓部306の下側には、カスタマトレイKSTを昇降させるためのトレイセットエレベータ(図示せず)が設けられている。また、図2に示すように、IC格納部200と装置基板105との間には、X軸方向に往復移動可能なトレイ移送アーム205が設けられている。
図4に示す試験前ICストッカ201のエレベータ204は、トレイ支持枠203に格納してあるカスタマトレイKSTを上昇させる。トレイ移送アーム205は、上昇したエレベータ204からカスタマトレイKSTを受け取り、X軸方向に移動してそのカスタマトレイKSTを所定のトレイセットエレベータに引き渡す。トレイセットエレベータは、受け取ったカスタマトレイKSTを上昇させて、ローダ部300の窓部306に臨出させる。
そして、このローダ部300において、カスタマトレイKSTに積み込まれた被試験ICデバイスを、X−Y搬送装置304によって一旦プリサイサ(preciser)305に移送し、ここで被試験ICデバイスの相互の位置を修正したのち、さらにこのプリサイサ305に移送された被試験ICデバイスを再びX−Y搬送装置304を用いて、ローダ部300に停止しているテストトレイTSTに積み替える。
カスタマトレイKSTからテストトレイTSTへ被試験ICデバイスを積み替えるX−Y搬送装置304は、図2に示すように、装置基板105の上部に架設された2本のレール301と、この2本のレール301によってテストトレイTSTとカスタマトレイKSTとの間を往復する(この方向をY方向とする)ことができる可動アーム302と、この可動アーム302によって支持され、可動アーム302に沿ってX方向に移動できる可動ヘッド303とを備えている。
このX−Y搬送装置304の可動ヘッド303には、吸着パッドが下向に装着されており、この吸着パッドが空気を吸引しながら移動することで、カスタマトレイKSTから被試験ICデバイスを吸着し、その被試験ICデバイスをテストトレイTSTに積み替える。こうした吸着パッドは、可動ヘッド303に対して例えば8本程度装着されており、一度に8個の被試験ICデバイスをテストトレイTSTに積み替えることができる。
第3に、チャンバ100に関連する部分について説明する。
上述したテストトレイTSTは、ローダ部300で被試験ICデバイスが積み込まれたのちチャンバ100に送り込まれ、当該テストトレイTSTに搭載された状態で各被試験ICデバイスがテストされる。
図2および図3に示すように、チャンバ100は、テストトレイTSTに積み込まれた被試験ICデバイスに目的とする高温または低温の熱ストレスを与える恒温槽101と、この恒温槽101で熱ストレスが与えられた状態にある被試験ICデバイスがテストヘッド上のソケットに装着されるテストチャンバ102と、テストチャンバ102で試験された被試験ICデバイスから、与えられた熱ストレスを除去する除熱槽103とで構成されている。
除熱槽103では、恒温槽101で高温を印加した場合は、被試験ICデバイスを送風により冷却して室温に戻し、また恒温槽101で低温を印加した場合は、被試験ICデバイスを温風またはヒータ等で加熱して結露が生じない程度の温度まで戻す。そして、この除熱された被試験ICデバイスをアンローダ部400に搬出する。
図2に示すように、チャンバ100の恒温槽101および除熱槽103は、テストチャンバ102より上方に突出するように配置されている。また、恒温槽101には、図3に概念的に示すように、垂直搬送装置が設けられており、テストチャンバ102が空くまでの間、複数枚のテストトレイTSTがこの垂直搬送装置に支持されながら待機する。主として、この待機中において、被試験ICデバイスに高温または低温の熱ストレスが印加される。
図6に示すように、テストチャンバ102には、その中央下部にテストヘッド5が配置され、テストヘッド5の上にテストトレイTSTが運ばれる。そこでは、図7に示すテストトレイTSTにより保持された全てのICデバイス2を順次テストヘッド5に電気的に接触させ、テストトレイTST内の全てのICデバイス2について試験を行う。一方、試験が終了したテストトレイTSTは、除熱槽103で除熱され、ICデバイス2の温度を室温に戻したのち、図2および図3に示すアンローダ部400に排出される。
また、図2に示すように、恒温槽101と除熱槽103の上部には、装置基板105からテストトレイTSTを送り込むための入口用開口部と、装置基板105へテストトレイTSTを送り出すための出口用開口部とがそれぞれ形成してある。装置基板105には、これら開口部からテストトレイTSTを出し入れするためのテストトレイ搬送装置108が装着してある。これら搬送装置108は、例えば回転ローラなどで構成してある。この装置基板105上に設けられたテストトレイ搬送装置108によって、除熱槽103から排出されたテストトレイTSTは、アンローダ部400に搬送される。
図7は本実施形態で用いられるテストトレイTSTの構造を示す分解斜視図である。このテストトレイTSTは、矩形フレーム12を有し、そのフレーム12に複数の桟(さん)13が平行かつ等間隔に設けてある。これら桟13の両側と、これら桟13と平行なフレーム12の辺12aの内側とには、それぞれ複数の取付け片14が長手方向に等間隔に突出して形成してある。これら桟13の間、および桟13と辺12aとの間に設けられた複数の取付け片14の内の向かい合う2つの取付け片14によって、各インサート収納部15が構成されている。
各インサート収納部15には、それぞれ1個のインサート16が収納されるようになっており、このインサート16はファスナ17を用いて2つの取付け片14にフローティング状態で取り付けられている。本実施形態において、インサート16は、1つのテストトレイTSTに4×16個取り付けられるようになっている。すなわち、本実施形態におけるテストトレイTSTは、4行×16列のICデバイス収納部を有するものとなっている。このインサート16に被試験ICデバイス2を収納することで、テストトレイTSTに被試験ICデバイス2が積み込まれることになる。
インサート16は、図8〜図11に示すように、インサート本体161とインサート本体161をカバーする駆動プレート162とを備えている。インサート本体161の中央部には、被試験ICデバイス2を収納する平面視略矩形のIC収納部19が形成されている。また、インサート本体161の両端中央部には、プッシャ30のガイドピン32が挿入されるガイド孔20が形成されており、インサート本体161の両端角部には、テストトレイTSTの取付け片14への取付け用孔21と、駆動プレート162を上方にバネ付勢する駆動プレート用コイルバネ163を収容するバネ収容孔22とが形成されている。
IC収納部19は、インサート本体161に形成された4つの側壁部191,191’,192,192’に囲まれて構成される。インサート本体161におけるIC収納部19の下側は、IC収納部19に収納されたICデバイス2の外部端子2Bが露出するように開口しており、その開口部の周囲には、ICデバイス2を支持するフランジ部193が設けられている。
インサート本体161において、IC収納部19周囲の互いに対向する二側壁部(ガイド孔20近傍の二側壁部)191,191’には、凹部161b,161cが形成されている。また、インサート本体161において、IC収納部19の上記二側壁部191,191’に挟まれる一方の側壁部192には、凹部161dが形成されており、凹部161dの両側にはさらにスリット161e,161eが形成されている。
IC収納部19を囲む側壁部のうち、上記側壁部191の下端部および上記側壁部192に対向する側壁部192’の下端部は、IC収納部19に収納されたICデバイス2の側面が当接する当接部194,195となっている。
インサート本体161に形成された凹部161bにはラッチ164および駆動部材165が収容されるようになっており、凹部161cには押付部材166および駆動部材165’が収容されるようになっている。また、インサート本体161に形成された凹部161dには押付部材166’が収容されるようになっており、各スリット161e,161eには駆動部材167,167と、それら2つの駆動部材167を連結するシャフト166fとが収容されるようになっている。
図9(b)に示すように、インサート本体161における凹部161bの下部両側には、凹部161bを介して連通する2つの貫通穴161fが形成されており、後述する軸ピン164dの両端部がこの貫通穴161fに嵌合するようになっている。また、インサート本体161における凹部161cの両側には、後述する2本のピン166d,166dの両端部が収められる溝(図示せず)が形成されており、凹部161dの両側には、後述する2本のピン166d,166dの両端部が収められる溝161g,161gが形成されている。
本実施形態におけるラッチ164は、側面視略T字状の形状を有する。ラッチ164の下端部には貫通穴164aが形成されており、その貫通穴164aに、凹部161bの下部両側に設けられた貫通穴に嵌合する軸ピン164dが貫通するようになっている。ラッチ164は、その軸ピン164dを支点として揺動可能となっている。ラッチ164のIC収納部19側の端部は、IC収納部19に収納されたICデバイス2の上面を抑え得る抑え部164cとなっており、ラッチ164のIC収納部19反対側の端部には、ピン164eが摺動可能に貫通する長穴164bが形成されている。
本実施形態における押付部材166,166’は、側面視略三角形の形状を有する。押付部材166,166’の下辺部には、2本のピン166d,166dが摺動可能に貫通する長穴166aが水平方向に形成されており、押付部材166のIC収納部19側の斜辺部には、ピン166eまたはシャフト166fが摺動可能に貫通する長穴166bが斜辺に沿って、すなわち下方にかけてIC収納部19に漸次近接するように形成されている。この押付部材166,166’のIC収納部19側の端部は、IC収納部19に収納されたICデバイス2の側面に接して、そのICデバイス2を側壁部191の当接部194または側壁部192’の当接部195に押し付ける押付部166cとなっている。
駆動部材165,165’は、水平断面視略コの字状になるように2つの側壁部165aを有しており、それら側壁部165aの間にはラッチ164が揺動可能に、または押付部材166が平行移動可能に収められる空隙が形成されている。各側壁部165aの内側下部には、ピン164eまたはピン166eの両端部が収められる凹部165bが形成されている。
本実施形態における駆動部材167は、略板状の形状を有する。駆動部材167の上部には、他方の駆動部材167と離隔する方向に突出した突部167aが形成されている。駆動部材167の下部には、シャフト166fの端部が収められる凹部167bが形成されている。
ラッチ164において長穴164bが形成されている部分は、その長穴164bにピン164eが貫通した状態で駆動部材165の2つの側壁部165aの間の空隙に収められ、ピン164eの両端部は、各側壁部165aの凹部に収められる。ラッチ164および駆動部材165は、この状態でインサート本体161の凹部161bに収容されるが、このとき駆動部材165の下側には、駆動部材165を上方にバネ付勢するコイルバネ168が介在せしめられる。そして、インサート本体161の貫通穴161fおよびラッチ164の軸穴164aを貫通するように、軸ピン164dがそれらに挿入される。
押付部材166において長穴166bが形成されている部分は、その長穴166bにピン166eが貫通した状態で駆動部材165’の2つの側壁部165aの間の空隙に収められ、ピン166eの両端部は、各側壁部165aの凹部に収められる。また、押付部材166の長穴166aには、2本のピン166d,166dが貫通せしめられる。押付部材166および駆動部材165は、この状態でインサート本体161の凹部161cに収容され、2本のピン166d,166dは凹部161cの両側に形成された溝(図示せず)に収められるが、このとき駆動部材165’の下側には、駆動部材165’を上方にバネ付勢するコイルバネ168が介在せしめられる。
押付部材166’の長穴166bには、シャフト166fが貫通せしめられ、シャフト166fの両端部はそれぞれ駆動部材167の凹部167bに収められる。また、押付部材166’の長穴166aには、2本のピン166d,166dが貫通せしめられる。押付部材166および駆動部材167,167は、それぞれこの状態でインサート本体161の凹部161dおよびスリット161e,161eに収容され、2本のピン166d,166dは凹部161dの両側に形成された溝161g,161gに収められるが、このとき各駆動部材167の突部167aの下側には、駆動部材167を上方にバネ付勢するコイルバネ168が介在せしめられる。
駆動プレート162は、インサート本体161のバネ収容孔22に収容されたコイルバネ163によって上方にバネ付勢された状態でインサート本体161に取り付けられ(図8参照)、駆動プレート162に形成された凸部162aと、インサート本体161に形成された凹部161aとが係合することで、駆動プレート162の上限の位置が規定されている。このようにして、駆動プレート162は、インサート本体161に対して弾性的に近接・離隔する。
図10に示すように、駆動部材165,165’および駆動部材167,167は、この駆動プレート162により押圧されるが、コイルバネ168により弾性的に上下動可能となっている。
駆動部材165が上下動すると、駆動部材165に取り付けられたピン164eがラッチ164の長穴164bを摺動し、それに連動してラッチ164は軸ピン164dを揺動支点として揺動する。すなわち、駆動部材165が上側に移動すると、ピン164eはラッチ164の長穴164bを上がるように移動し、それに伴ってラッチ164は揺動して凹部161bからIC収納部19に臨出する(図10(a))。一方、駆動部材165が下側に移動すると、ピン164eはラッチ164の長穴164bを下がるように移動し、それに伴ってラッチ164は揺動してIC収納部19から凹部161cに退避する(図10(b))。ラッチ164がIC収納部19に臨出したとき、ラッチ164の抑え部164cは、IC収納部19に収納されたICデバイス2の上面を抑え得るようになっている(図10(c))。
また、駆動部材165’が上下動すると、駆動部材165’に取り付けられたピン166eが押付部材166の長穴166bを摺動し、それに連動して押付部材166は長穴166aにおいてピン166d,166dに支持されつつ水平方向に平行移動する。すなわち、駆動部材165が上側に移動すると、ピン166eは押付部材166の長穴166bを上がるように移動し、それに伴って押付部材166は平行移動して凹部161cからIC収納部19に臨出する(図10(a))。一方、駆動部材165が下側に移動すると、ピン166eは押付部材166の長穴166bを下がるように移動し、それに伴って押付部材166は平行移動してIC収納部19から凹部161cに退避する(図10(b))。押付部材166がIC収納部19に臨出したとき、押付部材166の押付部166cは、IC収納部19に収納されたICデバイス2の側面に接して、そのICデバイス2を側壁部191の当接部194に押し付ける(図10(c))。
さらに、駆動部材167,167が上下動すると、駆動部材167,167に取り付けられたシャフト166fが押付部材166’の長穴166bを摺動し、それに連動して押付部材166’は長穴166aにおいてピン166d,166dに支持されつつ水平方向に平行移動する。すなわち、駆動部材167,167が上側に移動すると、シャフト166fは押付部材166’の長穴166bを上がるように移動し、それに伴って押付部材166’は平行移動して凹部161dからIC収納部19に臨出する(図10(a))。一方、駆動部材167,167が下側に移動すると、シャフト166fは押付部材166の長穴166bを下がるように移動し、それに伴って押付部材166’は平行移動してIC収納部19から凹部161dに退避する(図10(b))。押付部材166’がIC収納部19に臨出したとき、押付部材166’の押付部166cは、IC収納部19に収納されたICデバイス2の側面に接して、そのICデバイス2を側壁部192’の当接部195に押し付ける(図10(c))。
テストヘッド5の上には、図11(a)に示すようなプローブピン51を有するソケット50が配置されている。プローブピン51は、ICデバイス2の外部端子2Bに対応する数およびピッチで設けられており、スプリングによって上方向にバネ付勢されている。ソケット50には、ソケット基準穴501が形成されている。
ソケット50の周囲には、図11(a)に示すようなソケットガイド40が固定されている。ソケットガイド40の下側には、ソケット50のソケット基準穴501に嵌合される位置決めピン401、およびテストヘッド5(ソケットボード)に形成された穴に嵌合される位置決めピン411が形成されている。また、ソケットガイド40の上側には、プッシャ30に形成してある2つのガイドピン32が挿入されて、これら2つのガイドピン32との間で位置決めを行うためのガイドブッシュ41と、プッシャ30に形成してある2つのストッパピン33が当接するストッパ部42が設けられている。
図6および図11(a)に示すように、テストヘッド5の上側には、ソケット50の数に対応してプッシャ30が設けてある。プッシャ30の下側中央には、被試験ICデバイス2を押し付けるための押圧子31が下方に向かって設けられており、プッシャ30の下側両端部には、インサート16のガイド孔20およびソケットガイド40のガイドブッシュ41に挿入されるガイドピン32が設けられている。また、押圧子31とガイドピン32との間には、プッシャ30がZ軸駆動装置70にて下降移動する際に、ソケットガイド40のストッパ部42に当接して下限を規定することのできるストッパピン33が設けられている。
図6に示すように、各プッシャ30は、アダプタ62の下端に固定してあり、各アダプタ62は、マッチプレート60に弾性保持してある。マッチプレート60は、テストヘッド5の上部に位置するように、かつプッシャ30とソケット50との間にテストトレイTSTが挿入可能となるように装着してある。このマッチプレート60に保持されたプッシャ30は、テストヘッド5またはZ軸駆動装置70の駆動プレート(駆動体)72に対して、Z軸方向に移動自在である。なお、テストトレイTSTは、図6において紙面に垂直方向(X軸)から、プッシャ30とソケット50との間に搬送されてくる。チャンバ100内部でのテストトレイTSTの搬送手段としては、搬送用ローラなどが用いられる。テストトレイTSTの搬送移動に際しては、Z軸駆動装置70の駆動プレートは、Z軸方向に沿って上昇しており、プッシャ30とソケット50との間には、テストトレイTSTが挿入される十分な隙間が形成してある。
図6に示すように、駆動プレート72の下面には、押圧部74が固定してあり、マッチプレート60に保持してあるアダプタ62の上面を押圧可能にしてある。駆動プレート72には駆動軸78が固定してあり、駆動軸78にはモータ等の駆動源(図示せず)が連結してあり、駆動軸78をZ軸方向に沿って上下移動させ、アダプタ62を押圧可能となっている。
なお、マッチプレート60は、試験すべきICデバイス2の形状や、テストヘッド5のソケット数(同時に測定するICデバイス2の数)などに合わせて、アダプタ62およびプッシャ30とともに、交換自在な構造になっている。このようにマッチプレート60を交換自在にしておくことにより、Z軸駆動装置70を汎用のものとすることができる。
本実施形態では、上述したように構成されたチャンバ100において、図6に示すように、テストチャンバ102を構成する密閉されたケーシング80の内部に、温度調節用送風装置90が装着してある。温度調節用送風装置90は、ファン92と、熱交換部94とを有し、ファン92によりケーシング内部の空気を吸い込み、熱交換部94を通してケーシング80の内部に吐き出して循環させることで、ケーシング80の内部を、所定の温度条件(高温または低温)にする。
温度調節用送風装置90の熱交換部94は、ケーシング内部を高温にする場合には、加熱媒体が流通する放熱用熱交換器または電熱ヒータなどで構成され、ケーシング内部を、たとえば室温〜160℃程度の高温に維持するために十分な熱量を提供することが可能になっている。また、ケーシング内部を低温にする場合には、熱交換部94は、液体窒素などの冷媒が循環する吸熱用熱交換器などで構成され、ケーシング内部を、たとえば−60℃〜室温程度の低温に維持するために十分な熱量を吸熱することが可能になっている。ケーシング80の内部温度は、たとえば温度センサ82により検出され、ケーシング80の内部が所定温度に維持されるように、ファン92の風量および熱交換部94の熱量などが制御される。
温度調節用送風装置90の熱交換部94を通して発生した温風または冷風(エア)は、ケーシング80の上部をY軸方向に沿って流れ、装置90と反対側のケーシング側壁に沿って下降し、マッチプレート60とテストヘッド5との間の隙間を通して、装置90へと戻り、ケーシング内部を循環するようになっている。
第4に、アンローダ部400に関連する部分について説明する。
図2および図3に示すアンローダ部400にも、ローダ部300に設けられたX−Y搬送装置304と同一構造のX−Y搬送装置404,404が設けられ、このX−Y搬送装置404,404によって、アンローダ部400に運び出されたテストトレイTSTから試験済のICデバイスがカスタマトレイKSTに積み替えられる。
図2に示すように、アンローダ部400における装置基板105には、当該アンローダ部400へ運ばれたカスタマトレイKSTが装置基板105の上面に臨むように配置される一対の窓部406,406が二対開設してある。それぞれの窓部406の下側には、カスタマトレイKSTを昇降させるためのトレイセットエレベータ(図示せず)が設けられている。
トレイセットエレベータは、試験済の被試験ICデバイスが積み替えられて満杯になったカスタマトレイKST(満杯トレイ)を載せて下降する。図2に示すトレイ移送アーム205は、下降したトレイセットエレベータから満杯トレイを受け取り、X軸方向に移動してその満杯トレイを所定の試験済ICストッカ202のエレベータ204(図4参照)に引き渡す。このようにして、満杯トレイは試験済ICストッカ202に格納される。
次に、上記ICデバイス試験装置10において、ICデバイス2をインサート16に収納する方法およびICデバイス2を試験する方法について説明する。
ハンドラ1のローダ部300において、カスタマトレイKSTに搭載された被試験ICデバイス2は、X−Y搬送装置304の可動ヘッド303に装着された吸着パッドに吸着され、テストトレイTSTに取り付けられたインサート16のIC収納部19上に搬送される。この状態(無負荷の状態)のインサート16は、図10(a)に示される。
次に、吸着パッドに先立って、吸着パッドを囲繞するようにして設けられた位置決め装置(図示せず)が降下し、インサート16をカバーしている駆動プレート162を下方に押し下げ、インサート本体161に近接・接触させる。
駆動プレート162は駆動部材165,165’および駆動部材167,167を押圧し、それにより駆動部材165,165’および駆動部材167,167は下側に移動する。
図10(b)に示すように、駆動部材165が下側に移動すると、ラッチ164は軸ピン164dを支点として揺動してIC収納部19から退避し、駆動部材165’が下側に移動すると、押付部材166はピン166eおよびピン166d,166dに支持されつつ水平方向に平行移動してIC収納部19から退避し、駆動部材167,167が下側に移動すると、押付部材166’はシャフト166fおよびピン166d,166dに支持されつつ水平方向に平行移動してIC収納部19から退避する。
ラッチ164および押付部材166,166’がIC収納部19から退避したら、ICデバイス2を吸着した吸着パッドが降下し、ICデバイス2をIC収納部19に載置するとともに、ICデバイス2に対する吸着を停止する。このようにしてICデバイス2がインサート16のIC収納部19に収納されたら、吸着パッドおよび位置決め装置は上昇する。
位置決め装置が上昇すると、駆動プレート用コイルバネ163にバネ付勢された駆動プレート162がインサート本体161から離隔し、それに伴ってコイルバネ168にバネ付勢された駆動部材165,165’および駆動部材167,167が上側に移動する。
図10(c)に示すように、駆動部材165が上側に移動すると、ラッチ164は軸ピン164dを支点として揺動してIC収納部19に臨出する。このとき、ラッチ164の抑え部164cはICデバイス2の上面に被さるため、ICデバイス2を搭載したテストトレイTSTを搬送する際に、ICデバイス2がIC収納部19から飛び出すことを防止することができる。
図10(c)に示すように、駆動部材165’が上側に移動すると、押付部材166はピン166eおよびピン166d,166dに支持されつつ水平方向に平行移動してIC収納部19に臨出する。このとき、押付部材166の押付部166cは、IC収納部19に収納されたICデバイス2の側面に接して、そのICデバイス2を側壁部191の当接部194に押し付ける。
図10(c)に示すように、駆動部材167,167が上側に移動すると、押付部材166’はシャフト166fおよびピン166d,166dに支持されつつ水平方向に平行移動してIC収納部19に臨出する。このとき、押付部材166’の押付部166cは、IC収納部19に収納されたICデバイス2の側面に接して、そのICデバイス2を側壁部192’の当接部195に押し付ける。
ICデバイス2は、インサート16のIC収納部19に収納された状態で、恒温槽101にて所定の設定温度に加熱された後、テストチャンバ102内に搬送されてくる。
図6に示すように、ICデバイス2を搭載したテストトレイTSTがテストヘッド5上で停止すると、Z軸駆動装置70が駆動し、駆動プレート72に固定された押圧部74が、アダプタ62を介してプッシャ30を押圧し降下させる。そうすると、プッシャ30のガイドピン32がインサート本体161のガイド孔20に挿入され、プッシャ30、インサート16およびソケット50の位置決めがなされる。そして、プッシャ30の押圧子31は、ICデバイス2のパッケージ本体をソケット50側に押し付け、その結果、ICデバイス2の外部端子2Bがソケット50のプローブピン51に接続される。
この状態で、試験用メイン装置6からソケット50のプローブピン51を介して被試験ICデバイス2に対して試験用電気信号を送信し試験を行う。
ここで、誤差によって外形寸法が小さく形成されたICデバイス2がIC収納部19内に収納された場合であっても、ICデバイス2は、IC収納部19における側壁部191の当接部194および側壁部192’の当接部195に押し付けられてIC収納部9内で遊ばないため、通常の誤差範囲内のICデバイス2(当接部194に当接するデバイス側面および当接部195に当接するデバイス側面から外部端子2Bまでの寸法に過大な誤差のないICデバイス2)であれば、その外部端子2Bとプローブピン51とを確実に接触させることができる。したがって、ICデバイス2の外部端子2Bとプローブピン51との位置ずれによるコンタクトミスや、プローブピン51が外部端子2Bの中心からずれた位置に突き刺さることによる外部端子2Bの異常変形、プローブピン51の曲がり・折れ等の発生を減少させることができる。特に、一側面または隣接する二側面から外部端子2Bまでの寸法について公差の大きいICデバイス2においては、それらの側面に対向する側面を、IC収納部19における側壁部191の当接部194または側壁部192’の当接部195に当接させることにより、効果的にコンタクトミス、外部端子2Bの異常変形、プローブピン51の曲がり・折れ等の発生を減少させることができる。
図11を参照して詳細に説明する。図11(b)に示すICデバイス2の外部端子2Bとプローブピン51との位置の誤差Δzは、以下の式で表される。
Δz=√(Δa+Δb+Δc+Δd+Δe+Δf+Δg+Δh+Δi
Δa:デバイス側面から外部端子2Bまでの誤差量
Δb:IC収納部19内のICデバイス2の誤差量
Δc:IC収納部19中心からガイド孔20までの誤差量
Δd:インサート16とソケットガイド40との誤差量
Δe:ソケットガイド40中心から位置決めピン411までの誤差量
Δf:ソケットガイド40中心から位置決めピン401までの誤差量
Δg:ソケットガイド40とソケット50との誤差量
Δh:ソケット基準穴501からプローブピン用の穴までの誤差量
Δi:プローブピンの傾き量
(以上、図11(a)参照)
Δbは、誤差要素の中で占める割合が最も大きいが、本実施形態によれば、ICデバイス2をIC収納部19の当接部194,195に押し付けてΔbを0にすることができるため、結果としてICデバイス2の外部端子2Bとプローブピン51との位置の誤差Δzの値を小さくすることができる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、上記インサート16に設けられた押付部材166’および駆動部材167,167、または押付部材166および駆動部材165’は省略されてもよい。
また、前述したインサート16は、図12〜図14に示すようなインサート16’に置換されてもよい。
インサート16’は、図12〜図14に示すように、インサート本体161’とインサート本体161’をカバーする駆動プレート162とを備えている。インサート本体161’には、前述したインサート16のインサート本体161と同様に、IC収納部19、ガイド孔20、取付け用孔21およびバネ収容孔22が形成されている。
また、IC収納部19と各ガイド孔20との間には、後述するラッチ169,169’の揺動軸169bが収容される溝161h,161hと、ラッチ169,169’をバネ付勢するためのコイルバネ168,168が収容される凹部161i,161iとが形成されている。
インサート本体161’において、IC収納部19を囲む側壁部のうち、インサート本体161’の長手方向に平行な二側壁部192,192’には、凹部161d,161d’が形成されている。そして、片方の側壁部192’の下端部は、IC収納部19に収納されたICデバイス2の側面が当接する当接部195となっている。
インサート本体161’に形成された凹部161dにはラッチ169の中央部が収容されるようになっており、凹部161d’にはラッチ169’の中央部が収容されるようになっている。
ラッチ169は、インサート本体161’の上部においてIC収納部19と各ガイド孔20との間に互いに平行に設置される2つの揺動腕部169a,169aと、各揺動腕部169a,169aの一端部(IC収納部19の側壁部192側の端部)を相互に連結し、中央部においてIC収納部19の下部まで下垂する本体部169dとを備えている。
各揺動腕部169aの中央部外側には、揺動支点となる揺動軸169bが形成されており、各揺動腕部169aの他端部(本体部169dが連続している端部と反対側の端部)の上側は、駆動プレート162の下面が当接する当接部169cとなっている。
本体部169dの下垂部のIC収納部19側には、IC収納部19に収納されたICデバイス2の上面を抑え得る抑え部169eが形成されており、本体部169dの下垂部の下側には、IC収納部19に収納されたICデバイス2の側面に接して、そのICデバイス2を側壁部192’の当接部195に押し付ける押付部169fが形成されている。
一方、ラッチ169’は、押付部169fが形成されていない以外、上記ラッチ169と同じ構造を有する。
ラッチ169およびラッチ169’の揺動軸169bは、それぞれインサート本体161’に形成された溝161hに収容され、ラッチ169およびラッチ169’の本体部169d下垂部は、凹部161dおよび凹部161d’に収容されるが、このとき、ラッチ169およびラッチ169’の揺動腕部169aの当接部169c下側には、インサート本体161’の凹部161iに収容されたコイルバネ168が介在せしめられ、このコイルバネ168は、ラッチ169およびラッチ169’の揺動腕部169aの当接部169cを上方にバネ付勢する。
図14に示すように、駆動プレート162はコイルバネ163により弾性的に上下動可能となっており、駆動プレート162が上下動すると、それに連動してラッチ169およびラッチ169’は揺動軸169bを揺動支点として揺動する。
このようなインサート16’においては、無負荷の状態では、図14(a)に示すように、駆動プレート162は上側に位置しており、ラッチ169の抑え部169eおよび押付部169f、ならびにラッチ169’の抑え部169eはIC収納部19に臨出している。
図14(b)に示すように、インサート16’の駆動プレート162が下側に移動すると、ラッチ169およびラッチ169’の揺動腕部169aの当接部169cは、駆動プレート162の下面に押圧されて下方に移動する。それに伴って、揺動腕部169aは揺動軸169bを揺動支点として揺動し、本体部169d下垂部のIC収納部19側に形成された抑え部169eはIC収納部19から退避する。ラッチ169については、抑え部169eとともに押付部169fもIC収納部19から退避する。ICデバイス2は、この状態でIC収納部19に収納される。
図14(c)に示すように、インサート16’の駆動プレート162が上側に移動すると、ラッチ169およびラッチ169’の揺動腕部169aの当接部169cは、コイルバネ168にバネ付勢されて上側に移動する。それに伴って、揺動腕部169aは揺動軸169bを揺動支点として揺動し、本体部169d下垂部のIC収納部19側に形成された抑え部169eがIC収納部19に臨出する。IC収納部19に臨出した抑え部169eは、IC収納部19に収納されたICデバイス2の上面を抑え得るようになっている。
ラッチ169については、抑え部169eとともに押付部169fもIC収納部19に臨出する。IC収納部19に臨出した押付部169fは、IC収納部19に収納されたICデバイス2の側面に接して、そのICデバイス2を側壁部192’の当接部195に押し付ける。
以上説明したインサート16’においては、誤差によって外形寸法が小さく形成されたICデバイス2がIC収納部19内に収納された場合であっても、ICデバイス2は、IC収納部19における側壁部192’の当接部195に押し付けられてIC収納部9内で遊ばないため、通常の誤差範囲内のICデバイス2(当接部195に当接するデバイス側面から外部端子2Bまでの寸法に過大な誤差のないICデバイス2)であれば、その外部端子2Bとプローブピン51とを確実に接触させることができる。したがって、ICデバイス2の外部端子2Bとプローブピン51との位置ずれによるコンタクトミスや、プローブピン51が外部端子2Bの中心からずれた位置に突き刺さることによる外部端子2Bの異常変形、プローブピン51の曲がり・折れ等の発生を減少させることができる。特に、一側面から外部端子2Bまでの寸法について公差の大きいICデバイス2においては、その側面に対向する側面を、IC収納部19における側壁部192’の当接部195に当接させることにより、効果的にコンタクトミス、外部端子2Bの異常変形、プローブピン51の曲がり・折れ等の発生を減少させることができる。
以上説明したように、本発明のインサート、トレイまたは電子部品ハンドリング装置によれば、被試験電子部品のコンタクトミスや、外部端子の異常変形、コンタクト部の破損等の発生を減少させることができる。すなわち、本発明のインサート、トレイまたは電子部品ハンドリング装置は、電子部品、特に小型化され外部端子が狭ピッチ化された電子部品の試験を確実に行うのに有用である。

Claims (12)

  1. 電子部品ハンドリング装置にて、テストヘッドのコンタクト部に電気的に接続される被試験電子部品を収納するインサートであって、
    被試験電子部品を収納する電子部品収納部が形成されているとともに、前記電子部品収納部に収納された被試験電子部品の側面が当接し得る当接部を有するインサート本体と、
    前記電子部品収納部に収納された前記被試験電子部品の側面に接して前記被試験電子部品を前記インサート本体の側壁部の前記当接部に押し付けることのできる押付部材と、
    前記インサート本体に上下動自在に取り付けられた駆動体と
    を備え、
    前記押付部材は、被試験電子部品が前記電子部品収納部に導入される時には前記電子部品収納部から退避しており、被試験電子部品が前記電子部品収納部に収納された後に前記電子部品収納部に臨出するものであり、かつ、前記押付部材は、前記インサート本体に揺動可能に取り付けられ、前記駆動体の下方移動または上方移動に伴い、前記電子部品収納部から退避または前記電子部品収納部に臨出するように揺動する
    ことを特徴とするインサート。
  2. 前記押付部材は、揺動支点となる揺動軸、および前記駆動体が当接する駆動体当接部を有する揺動腕部と、
    前記揺動軸を挟んで前記駆動体当接部の反対側の前記揺動腕部に連続し、前記電子部品収納部まで延在する本体部と、
    前記本体部に設けられ、前記電子部品収納部に収納された被試験電子部品に接触して被試験電子部品を前記インサート本体の当接部に押し付ける押付部と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のインサート。
  3. 電子部品ハンドリング装置にて、テストヘッドのコンタクト部に電気的に接続される被試験電子部品を収納するインサートであって、
    被試験電子部品を収納する電子部品収納部が形成されているとともに、前記電子部品収納部に収納された被試験電子部品の側面が当接し得る当接部を有するインサート本体と、
    前記電子部品収納部に収納された前記被試験電子部品の側面に接して前記被試験電子部品を前記インサート本体の側壁部の前記当接部に押し付けることのできる押付部材と、
    前記インサート本体に上下動自在に取り付けられた駆動体と
    を備え、
    前記押付部材は、前記インサート本体に平面方向に平行移動可能に取り付けられており、
    前記押付部材には、下方にかけて前記電子部品収納部に漸次近接する長穴が形成されており、
    前記駆動体には、前記押付部材の長穴に摺動可能に挿入されるピンが設けられており、
    被試験電子部品が前記電子部品収納部に導入される時に、前記駆動体が下方移動すると、前記駆動体のピンが前記押付部材の長穴を下方に摺動し、それにより前記押付部材は前記電子部品収納部から退避し、
    被試験電子部品が前記電子部品収納部に収納された後、前記駆動体が上方移動すると、前記駆動体のピンが前記押付部材の長穴を上方に摺動し、それにより前記押付部材は前記電子部品収納部に臨出する
    ことを特徴とするインサート。
  4. 前記インサート本体には、前記押付部材が前記電子部品収納部に臨出する方向に前記押付部材を付勢する弾性体が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のインサート。
  5. 前記押付部材は、前記電子部品収納部に収納された被試験電子部品の上面を抑え得る電子部品抑え部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のインサート。
  6. 前記押付部材は、前記インサート本体における前記電子部品収納部の一辺に設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のインサート。
  7. 前記押付部材は、前記インサート本体における前記電子部品収納部の隣接する二辺に設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のインサート。
  8. 電子部品ハンドリング装置にて、テストヘッドのコンタクト部に電気的に接続される被試験電子部品を収納するインサートであって、
    被試験電子部品を収納する電子部品収納部が形成されているとともに、前記電子部品収納部に収納された被試験電子部品の側面が当接し得る当接部を有するインサート本体と、
    前記電子部品収納部に収納された被試験電子部品を前記インサート本体の当接部に押し付けることのできる押付部材と
    を備えており、
    前記押付部材は、前記インサート本体における前記電子部品収納部の一辺に設けられており、
    前記インサート本体における前記電子部品収納部の前記押付部材に対向する辺には、被試験電子部品が前記電子部品収納部に導入される時には前記電子部品収納部から退避しており、被試験電子部品が前記電子部品収納部に収納された後に前記電子部品収納部に臨出して被試験電子部品の上面を抑え得る電子部品抑え部材が設けられていることを特徴とするインサート。
  9. 電子部品ハンドリング装置にて、テストヘッドのコンタクト部に電気的に接続される被試験電子部品を収納するインサートであって、
    被試験電子部品を収納する電子部品収納部が形成されているとともに、前記電子部品収納部に収納された被試験電子部品の側面が当接し得る当接部を有するインサート本体と、
    前記電子部品収納部に収納された被試験電子部品を前記インサート本体の当接部に押し付けることのできる押付部材と
    を備えており、
    前記押付部材は、前記インサート本体における前記電子部品収納部の隣接する二辺に設けられており、
    前記インサート本体における前記電子部品収納部の前記押付部材に対向する辺には、被試験電子部品が前記電子部品収納部に導入される時には前記電子部品収納部から退避しており、被試験電子部品が前記電子部品収納部に収納された後に前記電子部品収納部に臨出して被試験電子部品の上面を抑え得る電子部品抑え部材が設けられていることを特徴とするインサート。
  10. 電子部品ハンドリング装置に接続されるテストヘッドのコンタクト部に被試験電子部品を搬送するトレイであって、請求項1〜9のいずれかに記載のインサートを備えたことを特徴とするトレイ。
  11. 電子部品の試験を行うために、被試験電子部品を取り廻すとともに被試験電子部品の端子をテストヘッドのコンタクト部に電気的に接続させることのできる電子部品ハンドリング装置であって、請求項1〜9のいずれかに記載のインサートを備えたことを特徴とする電子部品ハンドリング装置。
  12. 電子部品の試験を行うために、被試験電子部品を取り廻すとともに被試験電子部品の端子をテストヘッドのコンタクト部に電気的に接続させることのできる電子部品ハンドリング装置であって、請求項10に記載のトレイを備えたことを特徴とする電子部品ハンドリング装置。
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