JP5291632B2 - インサート、トレイ及び電子部品試験装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品試験装置内で搬送されるトレイに微動可能に設けられ、半導体集積回路素子等の各種電子部品(以下、代表的にICデバイスとも称する。)を収容可能なインサート、並びに、それを備えたトレイ及び電子部品試験装置に関する。
ICデバイス等の電子部品の製造過程では、ICデバイスの性能や機能を試験するために電子部品試験装置が用いられている。
電子部品試験装置を構成するハンドラ(Handler)には、試験前或いは試験後のICデバイスを収容するためのトレイ(以下、カスタマトレイと称する。)と、電子部品試験装置内で循環搬送されるトレイ(以下、テストトレイと称する。)との間で、ICデバイスを載せ替えるタイプのものがある。
この種のハンドラでは、ICデバイスをテストヘッドに接触をさせてICデバイスのテストを行うテスト工程において、テストトレイにICデバイスを収容したままの状態でICデバイスがテストヘッドに押し付けられる。
テストトレイには、各ICデバイスを収容するインサートが微動可能に設けられている。ICデバイスの飛び出しを防止したインサートとして、ラッチ機構を採用したものが従来から知られている(例えば、特許文献1及び2参照。)。
こうしたインサートでは、ラッチ部材が所定量を移動可能であることにより、一つのインサートで異なるサイズのICデバイスに対応することが可能となっている。
しかしながら、上記のいずれのインサートも、ICデバイスの収容方向に直交する軸を中心としてラッチ部材が回転する構造となっているため、ICデバイスのサイズの幅が更に広がると汎用性が低下するという問題があった。
特開2001−33518号公報 国際公開第03/075024号パンフレット
本発明が解決しようとする課題は、被試験電子部品のサイズに対して汎用性の高いインサート、並びに、それを備えたトレイ及び電子部品試験装置を提供することである。
(1)上記目的を達成するために、本発明の第1の観点によれば、電子部品試験装置内で搬送されるトレイに微動可能に設けられ、被試験電子部品を収容可能なインサートであって、前記インサートに収容された前記被試験電子部品の上面に接近する閉位置と、前記インサートに収容された前記被試験電子部品の上面から退避する開位置と、の間を移動可能なラッチ部材と、前記ラッチ部材をインサート本体に回転可能に支持する支持部材と、を備えており、前記ラッチ部材は、前記インサート本体の主面に対して傾斜した平面上で、前記支持部材を回転中心として回転動作することを特徴とするインサートが提供される(請求項1参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記支持部材は、前記支持部材の軸方向が、前記被試験電子部品の収容方向に対して傾斜するように、前記インサート本体に設けられていることが好ましい(請求項2参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記ラッチ部材の回転動作に伴って、前記被試験電子部品の収容方向における前記ラッチ部材の先端の位置が変化することが好ましい(請求項参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記ラッチ部材は、前記開位置において前記インサート本体の長手方向に実質的に沿っていることが好ましい(請求項参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記インサート本体は、前記開位置において前記ラッチ部材が内部に収容される収容凹部を有することが好ましい(請求項参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記収容凹部は、前記インサート本体の長手方向に沿って設けられていることが好ましい(請求項参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記ラッチ部材を前記閉位置に付勢する第1の弾性体をさらに備えていることが好ましい(請求項参照)。
(2)上記目的を達成するために、本発明の第2の観点によれば、電子部品試験装置内で搬送されるトレイに微動可能に設けられ、被試験電子部品を収容可能なインサートであって、前記インサートに収容された前記被試験電子部品の上面に接近する閉位置と、前記インサートに収容された前記被試験電子部品の上面から退避する開位置と、の間を移動可能なラッチ部材と、前記ラッチ部材をインサート本体に回転可能に支持する支持部材と、前記ラッチ部材の後端を押圧可能に前記インサート本体に設けられたレバーと、を備え、前記ラッチ部材は、少なくとも前記インサートの平面視において、前記支持部材を回転中心として回転動作し、前記ラッチ部材の回転中心は、前記ラッチ部材の先端と後端との間に位置しており、前記レバーを介して前記ラッチ部材の後端が押圧されることで、前記ラッチ部材の先端が前記閉位置から前記開位置へ回転動作することを特徴とするインサートが提供される(請求項参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記レバーを前記インサート本体から離反方向へ付勢する第2の弾性体を備えていることが好ましい(請求項参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記インサート本体に設けられ、前記レバーを押圧可能なレバープレートをさらに備え、前記レバープレート及び前記レバーを介して前記ラッチ部材の後端に外力が作用することが好ましい(請求項10参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記インサートに収容された前記被試験電子部品を保持するキャリアをさらに備え、前記ラッチ部材は、前記閉位置において前記キャリアに保持されている前記被試験電子部品の上面に接近し、前記開位置において前記キャリアに保持されている前記被試験電子部品の上面から退避することが好ましい(請求項11参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記キャリアは、前記被試験電子部品の端子が挿入される複数の貫通孔を有していることが好ましい(請求項12参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記キャリアは、前記インサート本体から着脱可能となっていることが好ましい(請求項13参照)。
)上記目的を達成するために、本発明の第の観点によれば、電子部品試験装置内において搬送されるトレイであって、上記インサートと、前記インサートを微動可能に保持するフレーム部材と、を有することを特徴とするトレイが提供される(請求項14参照)。
)上記目的を達成するために、本発明の第の観点によれば、テストヘッドのコンタクト部へ被試験電子部品の端子を押し付けて前記被試験電子部品のテストを行う電子部品試験装置であって、前記被試験電子部品を上記トレイに収容した状態で、前記被試験電子部品を前記コンタクト部に押し付けるテスト部と、試験前の前記被試験電子部品を収容した前記トレイを前記テスト部に搬入するローダ部と、試験済みの前記被試験電子部品を収容した前記トレイを前記テスト部から搬出するアンローダ部と、を備え、前記トレイは、前記ローダ部、前記テスト部及び前記アンローダ部を循環搬送されることを特徴とする電子部品試験装置が提供される(請求項15参照)。
本発明では、ラッチ部材を少なくともインサートの平面視において回転動作させるので、ラッチ部材の先端の移動量を増やすことができ、被試験電子部品のサイズに対する汎用性が高くなる。
図1は、本発明の実施形態における電子部品試験装置を示す概略断面図である。 図2は、本発明の実施形態における電子部品試験装置を示す斜視図である。 図3は、本発明の実施形態におけるトレイの取り廻しを示す概念図である。 図4は、本発明の実施形態における電子部品試験装置に用いられるICストッカを示す分解斜視図である。 図5は、本発明の実施形態における電子部品試験装置に用いられるカスタマトレイを示す斜視図である。 図6は、本発明の実施形態における電子部品試験装置に用いられるテストトレイを示す分解斜視図である。 図7は、図6に示すテストトレイに用いられるインサートを示す分解斜視図である。 図8Aは、本発明の実施形態におけるインサートの平面図であり、ラッチ部材が閉位置にある状態を示す図である。 図8Bは、本発明の実施形態におけるインサートの平面図であり、ラッチ部材が開位置にある状態を示す図である。 図9Aは、図8AのIXA-IXA線に沿った断面図である。 図9Bは、図8BのIXB-IXB線に沿った断面図である。 図10Aは、図8AのXA-XA線に沿った断面図である。 図10Bは、図8BのXB-XB線に沿った断面図である。 図11は、本発明の実施形態における電子部品試験装置のプッシャ、インサート、ソケットガイド及びソケットの構造を示す断面図である。
符号の説明
1…ハンドラ
5…テストヘッド
50…ソケット
6…テスタ
TST…テストトレイ
701…フレーム部材
710…インサート
720…インサート本体
721…デバイス収容部
722…収容凹部
731…ラッチ部材
731a…先端
731b…回転中心
731c…後端
732…巻きバネ
733…シャフト
734…レバー
750…レバープレート
760…デバイスキャリア
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態における電子部品試験装置を示す概略断面図、図2は本発明の実施形態における電子部品試験装置を示す斜視図、図3は本発明の実施形態におけるトレイの取り廻しを示す概念図である。
なお、図3は、電子部品試験装置内におけるトレイの取り廻し方法を理解するための図であって、実際には上下方向に並んで配置されている部材を平面的に示した部分もある。従って、その機械的(三次元的)構造は、図2を参照して説明する。
本実施形態における電子部品試験装置は、ICデバイスに高温又は低温の熱ストレスを印加した状態で、テストヘッド5及びテスタ6を用いて、ICデバイスが適切に動作するか否かを試験(検査)し、当該試験結果に基づいてICデバイスを分類する装置である。この電子部品試験装置によるICデバイスのテストは、試験対象となるICデバイスが多数搭載されたカスタマトレイKST(図5参照)から、ハンドラ1内において循環搬送されるテストトレイTST(図6参照)にICデバイスを載せ替えて実施される。なお、ICデバイスは、図中において符号ICで示されている。
図1に示すように、ハンドラ1の下部には空間8が設けられており、この空間8にテストヘッド5が交換可能に配置されている。テストヘッド5上にはソケット50が設けられており、ケーブル7を通じてテスタ6に接続されている。そして、ハンドラ1に形成された開口部を通じて、ICデバイスとテストヘッド5上のソケット50とを電気的に接触させ、テスタ6からの電気信号によりICデバイスのテストを行うことが可能となっている。なお、ICデバイスの品種交換の際には、その品種のICデバイスの形状やピン数に適したソケットに交換される。
本実施形態におけるハンドラ1は、図2及び図3に示すように、試験前や試験済みのICデバイスを格納する格納部200と、格納部200から送られるICデバイスをテスト部100に送り込むローダ部300と、テストヘッド5のソケット50が内部に臨んでいるテスト部100と、テスト部100で試験が行われた試験済みのICデバイスを分類するアンローダ部400と、から構成されている。
以下に、ハンドラ1の各部について説明する。
<格納部200>
図4は本発明の実施形態における電子部品試験装置に用いられるICストッカを示す分解斜視図、図5は本発明の実施形態における電子部品試験装置に用いられるカスタマトレイを示す斜視図である。
格納部200は、試験前のICデバイスを収容したカスタマトレイKSTを格納する試験前ストッカ201と、試験結果に応じて分類されたICデバイスを収容したカスタマトレイKSTを格納する試験済ストッカ202と、を備えている。
これらのストッカ201,202は、図4に示すように、枠状のトレイ支持枠203と、このトレイ支持枠203の下部から進入して上部に向かって昇降するエレベータ204と、を備えている。トレイ支持枠203には、カスタマトレイKSTが複数積み重ねられており、この積み重ねられたカスタマトレイKSTのみがエレベータ204によって上下に移動するようになっている。なお、本実施形態におけるカスタマトレイKSTは、図5に示すように、ICデバイスを収容する凹状の収容部が例えば14行×13列に配列されている。
試験前ストッカ201と試験済ストッカ202とは同一構造となっているので、試験前ストッカ201と試験済ストッカ202とのそれぞれの数を必要に応じて適宜数に設定することができる。
本実施形態では、図2及び図3に示すように、試験前ストッカ201に2個のストッカSTK−Bが設けられ、その隣に空トレイストッカSTK−Eが2つ設けられている。それぞれの空トレイストッカSTK−Eは、アンローダ部400に送られる空のカスタマトレイKSTが積み重ねられている。
空トレイストッカSTK−Eの隣には、試験済ストッカ202に8個のストッカSTK−1,STK−2,…,STK−8が設けられており、試験結果に応じて最大8つの分類に仕分けして格納することができるように構成されている。つまり、良品と不良品の別の他に、良品の中でも動作速度が高速なもの、中速なもの、低速なもの、或いは、不良品の中でも再試験が必要なもの等に仕分けすることが可能となっている。
<ローダ部300>
上述したカスタマトレイKSTは、格納部200と装置基台101との間に設けられたトレイ移送アーム205によってローダ部300の2箇所の窓部370に、装置基台101の下側から運ばれる。そして、このローダ部300において、カスタマトレイKSTに積み込まれたICデバイスを、デバイス搬送装置310がプリサイサ(preciser)360に一旦移送し、ここでICデバイスの相互の位置関係を修正する。その後、このプリサイサ360に移送されたICデバイスを、デバイス搬送装置310が再び移動させて、ローダ部300に停止しているテストトレイTSTに積み替える。
ローダ部300は、上述の通り、カスタマトレイKSTからテストトレイTSTにICデバイスを積み替えるデバイス搬送装置310を備えている。このデバイス搬送装置310は、図2に示すように、装置基台101上に架設された2本のレール311と、これらのレール311に沿ってテストトレイTSTとカスタマトレイKSTとの間を往復移動する(この方向をY方向とする。)ことが可能な可動アーム312と、この可動アーム312によって支持され、X方向に移動可能な可動ヘッド320と、を備えている。
このデバイス搬送装置310の可動ヘッド320には、吸着パッド(不図示)が下向きに装着されており、この吸着ヘッドが吸引しながら移動することで、カスタマトレイKSTからICデバイスを保持し、そのICデバイスをテストトレイTSTに積み替える。こうした吸着パッドは、一つの可動ヘッド320に例えば8個程度設けられており、一度に8個のICデバイスをテストトレイTSTに積み替えることができるようになっている。
<テスト部100>
上述したテストトレイTSTは、ローダ部300でICデバイスが積み込まれた後、テスト部100に送り込まれ、ICデバイスをテストトレイTSTに搭載した状態で各ICデバイスのテストが実行される。
テスト部100は、図2及び図3に示すように、テストトレイTSTに搭載されたICデバイスに、目的とする高温又は低温の温度ストレスを印加するソークチャンバ110と、このソークチャンバ110で熱ストレスが印加された状態にあるICデバイスをテストヘッド5に押し付けるテストチャンバ120と、テストチャンバ120で試験されたICデバイスから熱ストレスを除去するアンソークチャンバ130と、から構成されている。
ソークチャンバ110でICデバイスに高温を印加した場合は、アンソークチャンバ130でICデバイスを送風により冷却して室温まで戻す。一方、ソークチャンバ110でICデバイスに低温を印加した場合は、アンソークチャンバ130でICデバイスを温風又はヒータ等で加熱して結露が生じない程度の温度まで戻す。
図2に示すように、テスト部100のソークチャンバ110及びアンソークチャンバ130は、テストチャンバ120よりも上方に突出している。また、ソークチャンバ110には、図3に概念的に示すように、垂直搬送装置が設けられており、テストチャンバ120が空くまでの間、複数枚のテストトレイTSTがこの垂直搬送装置に支持されながら待機する。主として、この待機中において、ICデバイスに高温又は低温の熱ストレスが印加される。
テストヘッド120には、その中央にテストヘッド5が配置され、テストヘッド5の上にテストトレイTSTが運ばれて、ICデバイスの入出力端子HB(図11参照)をテストヘッド5のソケット50のコンタクトピン51(図11参照)に電気的に接触させることによりテストが行われる。一方、試験が終了したテストトレイTSTは、アンソークチャンバ130で除熱され、ICデバイスの温度を室温に戻した後、アンローダ部400に搬出される。
ソークチャンバ110の上部には、装置基台101からテストトレイTSTを搬入するための入口が形成されている。同様に、アンソークチャンバ130の上部にも、装置基台101にテストトレイTSTを搬出するための出口が形成されている。そして、図2に示すように、装置基台101には、これら入口や出口を通じてテスト部100からテストトレイTSTを出し入れするためのトレイ搬送装置102が設けられている。このトレイ搬送装置102は、例えば回転ローラ等で構成されている。
このトレイ搬送装置102によって、アンソークチャンバ130から搬出されたテストトレイTSTは、搭載されている全てのICデバイスがデバイス搬送装置410(後述)により積み替えられた後に、アンローダ部400及びローダ部300を介してソークチャンバ110へ返送されるようになっている。
図6は本発明の実施形態における電子部品試験装置に用いられるテストトレイを示す分解斜視図である。
テストトレイTSTは、図6に示すように、方形のフレーム部材701と、フレーム部材701に平行且つ等間隔に設けられた桟702と、桟702或いはフレーム部材701の辺701aから等間隔に突出している複数の取付片703と、を有している。そして、桟702や辺701Aと取付片703によって、インサート収容部704が構成されている。
各インサート収容部704には、それぞれ1個のインサート710が収容されるようになっている。インサート710の両端には、当該インサート710を取付片703に取り付けるための取付孔706がそれぞれ形成されており、インサート710はファスナ705を用いて2つの取付片703にフローティング状態(三次元的に微動可能な状態)で取り付けられている。こうしたインサート710は、図6に示すように、1枚のテストトレイTSTに4行16列の配列で64個取り付けられており、インサート710にICデバイスが収容されることで、テストトレイTSTにICデバイスが積み込まれることとなる。
図7は図6に示すテストトレイに用いられるインサートを示す分解斜視図、図8A及び図8Bは本発明の実施形態におけるインサートの平面図、図9A〜図10Bは図8A及び図8Bの断面図である。
本実施形態におけるインサート710は、図7に示すように、インサート本体720、レバープレート750及びデバイスキャリア760を備えている。
インサート本体720の略中央には、図7に示すように、ICデバイスを収容するためのデバイス収容部721が設けられている。デバイス収容部721は、図9A〜図10Bに示すように、ICデバイスが進入する進入口721aを上部に有すると共に、デバイスキャリア740が装着される装着口721bを下部に有している。進入口721aと装着口721bとは連通しており、進入口721aからデバイス収容部721内に進入したICデバイスは、装着口721bに装着されたデバイスキャリア760に案内されるようになっている。なお、本実施形態では、一つのインサート710に1つのICデバイスを収容するように説明したが、本発明においては特にこれに限定されず、一つのインサート本体720に複数のデバイス収容部721を形成して、同一のインサート710に複数のICデバイスを収容するようにしてもよい。
インサート本体720は、図7に示すように、ラッチ部材731、巻きバネ732、シャフト733、レバー734及びコイルバネ735から構成されるラッチ機構を有している。
ラッチ部材731は、図9A及び図9Bに示すように、デバイス収容部721に収容されたICデバイスの上面に対して接近又は離反する先端731aと、レバー734により押圧される後端731cと、を有している。また、このラッチ部材731において先端731aと後端731cとの間には、回転中心731bとなる通孔が形成されており、この通孔にシャフト733が挿入されることで、ラッチ部材731がインサート本体720に回転可能に支持される。
ラッチ部材731はシャフト733を中心として回転することで、デバイス収容部721に収容されたICデバイスの上面に接近して、ICデバイスの飛び出しを防止する位置(図8A、図9A及び図10Aに示す状態であり、以下、単に閉位置と称する。)と、デバイス収容部721に収容されたICデバイスの上面から退避して、ICデバイスの出し入れを可能とする位置(図8B、図9B及び図10Bに示す状態であり、以下、単に開位置と称する。)との間を、ラッチ部材731の先端731aが移動できるようになっている。
本実施形態では、図8A及び図8Bに示すインサート710の平面視において、ラッチ部材731の先端731aを回転動作させるので、先端731aの大きな移動量を確保することができる。特に、本実施形態のインサート710では、ラッチ部材731の先端731aがデバイス収容部721の中央近傍まで移動することができるので、図8A、図9A及ぶ図10Aにおいて符号ICにて示す比較的サイズの小さなICデバイスを収容することもできるし、同図において符号ICで示す比較的サイズの大きなICデバイスを収容することもでき、ICデバイスのサイズに対する汎用性が高くなっている。
巻きバネ732は、図7、図10A及び図10Bに示すように、シャフト733を回転中心として、ラッチ部材731とインサート本体720との間に介在しており、その弾性力によりラッチ部材731を閉位置に付勢している。従って、巻きバネ732の弾性力を抗してラッチ部材731の後端731cが押圧されている場合には、ラッチ部材731の先端731aは開位置に移動する。これに対し、ラッチ部材731の後端731cへの押圧が解除されると、巻きバネ732の弾性力により、ラッチ部材731の先端731aが閉位置に戻るようになっている。
また、本実施形態では、図10A及び図10Bに示すように、インサート710へのICデバイスの収容方向(通常は鉛直方向)に対してシャフト733がICデバイス側にα度(例えば45°程度)傾斜した状態で、シャフト733がインサート本体720に挿入されている。このため、シャフト部材733の先端731aが、インサート本体720の主面に対して傾斜した平面PL上で、シャフト733を中心として回転動作するようになっている。このため、ラッチ部材731の回転動作に伴ってラッチ部材731の先端731aの高さが可変となっているので、品種交換に伴うICデバイスの厚みの変更にも対応することが可能となっている。
図9A〜図10Bに示すように、インサート本体720のデバイス収容部721の内壁面において、当該インサート本体720の長手方向に沿った面に、ラッチ部材731を収容するための収容凹部722が形成されている。本実施形態では、図8B、図9B及び図10Bに示すように、開位置において、ラッチ部材731が収容凹部722内に完全に収容されるようになっており、デバイス収容部721の開口寸法をICデバイスのサイズのために最大限活用することができるようになっている。また、本実施形態では、ラッチ部材731が開位置においてインサート本体720の長手方向に実質的に沿っているので、ラッチ部材731において回転中心731bから先端731aまでの距離を長くすることができ、先端731aの回転移動量を多くすることができる。
レバー734は、図7に示すように、インサート本体720に形成されたレバー挿入穴723に、コイルバネ735を介して挿入されている。図7、図9A及び図9Bに示すように、レバー734の下部には段差部734aが形成されていると共に、レバー挿入穴723が収容凹部722に連通しており、段差部734aがラッチ部材731の後端731cに当接可能となっている。
レバー734を押していない状態では、ラッチ部材731の先端731aは閉位置に位置しているが、レバー734が押されるとレバー734を介してラッチ部材731の後端731cが押圧され、ラッチ部材731の先端731aが開位置に回転移動するようになっている。なお、レバー734は、ラッチ部材731の後端731cを押し下げると共にインサート本体720の内側に向かって押し出すため、図7に示すように、段差部734aの接触面が平坦ではなく傾斜している。
コイルバネ735は、レバー734を上方(インサート本体720から離反する方向)に付勢している。このため、下方(インサート本体720に接近する方向)への押圧力を受けると、コイルバネ735の弾性力を抗して、レバー734が下方移動する。一方、レバー734への押圧力が解除されると、コイルバネ735の弾性力によってレバー734が上方に戻るようになっている。
図7、図9A及び図9Bに示すように、レバー734の下部に長孔734bが形成されており、ピン736がインサート本体720の外側からこの長孔734bに挿入されている。これにより、レバー734の上方への移動が制限されている。
さらに、インサート本体720は、図7に示すように、フック部材741、シャフト742及びコイルバネ743から構成されるクランプ機構を有している。
フック部材741は、デバイスキャリア760のフック受け部761に係合するフック741aを有している。このフック部材741は、コイルバネ742をと共に、インサート本体720のクランプ収容部724に収容されており、インサート本体720の外側から挿入されているシャフト743により回転可能に支持されている。フック部材741は、フック741aがインサート本体720の外側に向かうように、コイルバネ742により付勢されている。インサート本体720には、こうしたクランプ機構が2つ設けられており、デバイスキャリア760を着脱可能に保持することが可能となっている。なお、本発明においては、クランプ機構の数は複数であれば特に限定されず、例えば一つのインサート本体720に4つのクランプ機構を設けてもよい。
なお、デバイスキャリア760をインサート本体720から取り外す場合には、特に図示しないが、先ず、クランプ収容部724に上方からピン状の治具を挿入する。次いで、コイルバネ742の弾性力を抗して、フック741aを内側に回転させる。これにより、フック741aとフック受け部761の係合が解除されるので、デバイスキャリア760をインサート本体720から取り外すことができる。
インサート本体720の上側には、図7に示すように、コイルバネ754を介してレバープレート750が取り付けられている。このコイルバネ754は、レバープレート750を上方(インサート本体720から離反する方向)に付勢している。このため、下方(インサート本体720に接近する方向)への押圧力を受けると、コイルバネ754の弾性力を抗して、レバープレート750が下方へ移動し、当該押圧力が解除されるとコイルバネ754の弾性力によってレバープレート750が上方に戻るようになっている。なお、図7、図10A及び図10Bに示すように、レバープレート750の長辺751が、インサート本体720の側面に形成された溝725に係合することで、レバープレート750の上方への移動が制限されている。
レバープレート750の略中央には、図7に示すように、インサート本体720のデバイス収容部721が露出するように、開口752が設けられている。この開口752は、進入口721aを介したデバイス収容部721へのICデバイスの入出の妨げにならないように、進入口721aよりも若干大きめに形成されている。
また、レバープレート750には、図7に示すように、インサート本体720のクランプ収容部723に対応する位置に、貫通孔753が設けられている。この貫通孔753は、デバイスキャリア760をインサート本体720から着脱する際に使用される。
インサート本体720の下側には、図7に示すように、デバイスキャリア760が装着されている。
デバイスキャリア760には、その底面を貫通している多数のガイド孔762が設けられている。本実施形態では、ICデバイスの端子HB(図9A〜図11参照)をこれらのガイド孔762に嵌合させることで、ICデバイスをデバイスキャリア760に対して位置決めする。このため、ICデバイスの品種交換によりICデバイスの外形が変わった場合でも、端子HBの大きさやピッチが同じであればデバイスキャリア760の交換が不要となる場合があり、デバイスキャリア760の汎用性が高くなっている。なお、本実施形態では、一つの端子HBに対して一つのガイド孔762を対応させたが、本発明においては特にこれに限定されず、一つのガイド孔762を複数の端子HBに対応させてもよい。
デバイスキャリア760の上面において、同一対角線上の2箇所に、クランプ機構のフック部材741のフック741aが係合するフック受け部761が形成されている。例えば、ICデバイスの品種交換により端子HB間のピッチが変わった場合に、デバイスキャリア760を交換する。
図11は本発明の実施形態における電子部品試験装置のプッシャ、インサート、ソケットガイド及びソケットの構造を示す断面図である。
図11に示すように、プッシャ121は、テストチャンバ120においてテストヘッド5の上方に設けられており、特に図示しないZ軸駆動装置(例えば流体シリンダ)によってZ軸方向に上下動する。このプッシャ121は、同時にテストされるICデバイスに対応するように、例えば4行16列の配列でZ軸駆動装置に取り付けられている。
プッシャ121の中央には、ICデバイスを押し付けるための押圧子122が形成されている。また、プッシャ121の両端には、インサート710のガイド孔726及びソケットガイド55のガイドブッシュ56に挿入されるガイドピン123が設けられている。
また、インサート710の両端には、プッシャ121のガイドピン123及びソケットガイド55のガイドブッシュ56が上下からそれぞれ挿入されるガイド孔726が形成されている。
一方、テストヘッド5に固定されるソケットガイド55の両端には、プッシャ121の2つのガイドピン123が挿入されるガイドブッシュ56が設けられている。
ICデバイスの試験に際して、Z軸駆動装置が下降すると、プッシャ121のガイドピン123がインサート710のガイド孔726に挿入され、さらにソケットガイド55のガイドブッシュ56がインサート710のガイド孔726に挿入されると共に、プッシャ121のガイドピン123がガイドブッシュ56内に挿入されることで、プッシャ121、インサート710及びソケット50が相互に位置決めされる。
ICデバイスの試験は、ICデバイスの端子HBとソケット50のコンタクトピン51とを電気的に接触させた状態でテスタ6により実行される。そのICデバイスの試験結果は、例えば、テストトレイTSTに附された識別番号と、テストトレイTSTの内部で割り当てられたICデバイスの番号と、で決定されるアドレスに記憶される。
<アンローダ部400>
図2に戻り、アンローダ部400にも、ローダ部300に設けられたデバイス搬送装置310と同一構造のデバイス搬送装置410が2台設けられており、このデバイス搬送装置410によって、アンローダ部400に運び出されたテストトレイTSTから試験済みのICデバイスが、試験結果に応じたカスタマトレイKSTに積み替えられる。
図2に示すように、アンローダ部400における装置基台101には、格納部200からアンローダ部400に運び込まれたカスタマトレイKSTが装置基台101の上面に臨むように配置される一対の窓部470が二組形成されている。
また、図示は省略するが、それぞれの窓部370,470の下側には、カスタマトレイKSTを昇降させるための昇降テーブルが設けられている。アンローダ部400では、試験済みのICデバイスで満載となったカスタマトレイKSTを下降させて、当該満載トレイをトレイ移送アーム205に受け渡す。
以下に、図8A〜図10Bを参照して、本実施形態におけるインサートの動作について説明する。
例えば、デバイス搬送装置410を用いてテストトレイTSTに収容されたICデバイスを取り出す場合を例に挙げて説明する。図8A、図9A及び図10AはICデバイスがテストトレイTSTに収容された状態(ラッチ部材731の先端731aが閉位置の状態)を示しており、この状態でデバイス搬送装置410の吸着ヘッドが各インサート710に接近すると、その吸着ヘッドの一部でレバープレート750が押し下げられる。これに伴って、レバー734によりラッチ部材731の後端731cが押し下げられ、ラッチ部材731は、シャフト733を回転中心として回転して、ラッチ部材731の先端731aが開位置の状態へと遷移する。
この状態を図8B、図9B及び図10Bに示すが、ラッチ部材731は、ICデバイスの上面から退避して、インサート本体720の収容凹部722内に完全に収容されており、吸着ヘッドはICデバイスを保持することができる。
以上のように本実施形態では、ラッチ部材731を少なくともインサート710の平面視において回転動作させるので、ラッチ部材731の先端731aの移動量を増やすことができ、ICデバイスのサイズに対する汎用性を高くすることができる。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
上述の実施形態では、ラッチ部材731をインサート本体720の主面に対して傾斜した平面PL上で回転させるように説明したが、本発明においては特にこれに限定されない。例えば、ラッチ部材731をインサート本体720の主面に対して実質的に平行な平面上で回転させてもよい。なお、この場合には、レバー734からラッチ部材731に力を伝達する際に、例えば楔の原理などを利用して、レバーから入力される鉛直方向の力を水平方向に変換すればよい。

Claims (15)

  1. 電子部品試験装置内で搬送されるトレイに微動可能に設けられ、被試験電子部品を収容可能なインサートであって、
    前記インサートに収容された前記被試験電子部品の上面に接近する閉位置と、前記インサートに収容された前記被試験電子部品の上面から退避する開位置と、の間を移動可能なラッチ部材と、
    前記ラッチ部材をインサート本体に回転可能に支持する支持部材と、を備えており、
    前記ラッチ部材は、前記インサート本体の主面に対して傾斜した平面上で、前記支持部材を回転中心として回転動作することを特徴とするインサート。
  2. 前記支持部材は、前記支持部材の軸方向が、前記被試験電子部品の収容方向に対して傾斜するように、前記インサート本体に設けられていることを特徴とする請求項1記載のインサート。
  3. 前記ラッチ部材の回転動作に伴って、前記被試験電子部品の収容方向における前記ラッチ部材の先端の位置が変化することを特徴とする請求項1又は2に記載のインサート。
  4. 前記ラッチ部材は、前記開位置において前記インサート本体の長手方向に実質的に沿っていることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載のインサート。
  5. 前記インサート本体は、前記開位置において前記ラッチ部材が内部に収容される収容凹部を有することを特徴とする請求項1〜の何れかに記載のインサート。
  6. 前記収容凹部は、前記インサート本体の長手方向に沿って設けられていることを特徴とする請求項記載のインサート。
  7. 前記ラッチ部材を前記閉位置に付勢する第1の弾性体をさらに備えていることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載のインサート。
  8. 電子部品試験装置内で搬送されるトレイに微動可能に設けられ、被試験電子部品を収容可能なインサートであって、
    前記インサートに収容された前記被試験電子部品の上面に接近する閉位置と、前記インサートに収容された前記被試験電子部品の上面から退避する開位置と、の間を移動可能なラッチ部材と、
    前記ラッチ部材をインサート本体に回転可能に支持する支持部材と、
    前記ラッチ部材の後端を押圧可能に前記インサート本体に設けられたレバーと、を備え、
    前記ラッチ部材は、少なくとも前記インサートの平面視において、前記支持部材を回転中心として回転動作し、
    前記ラッチ部材の回転中心は、前記ラッチ部材の先端と後端との間に位置しており、
    前記レバーを介して前記ラッチ部材の後端が押圧されることで、前記ラッチ部材の先端が前記閉位置から前記開位置へ回転動作することを特徴とするインサート。
  9. 前記レバーを前記インサート本体から離反方向へ付勢する第2の弾性体を備えていることを特徴とする請求項記載のインサート。
  10. 前記インサート本体に設けられ、前記レバーを押圧可能なレバープレートをさらに備え、
    前記レバープレート及び前記レバーを介して前記ラッチ部材の後端に外力が作用することを特徴とする請求項又は記載のインサート。
  11. 前記インサートに収容された前記被試験電子部品を保持するキャリアをさらに備え、
    前記ラッチ部材は、前記閉位置において前記キャリアに保持されている前記被試験電子部品の上面に接近し、前記開位置において前記キャリアに保持されている前記被試験電子部品の上面から退避することを特徴とする請求項1〜10の何れかに記載のインサート。
  12. 前記キャリアは、前記被試験電子部品の端子が挿入される複数の貫通孔を有していることを特徴とする請求項11記載のインサート。
  13. 前記キャリアは、前記インサート本体から着脱可能となっていることを特徴とする請求項11又は12記載のインサート。
  14. 電子部品試験装置内において搬送されるトレイであって、
    請求項1〜13の何れかに記載のインサートと、
    前記インサートを微動可能に保持するフレーム部材と、を有することを特徴とするトレイ。
  15. テストヘッドのコンタクト部へ被試験電子部品の端子を押し付けて前記被試験電子部品のテストを行う電子部品試験装置であって、
    前記被試験電子部品を請求項14記載のトレイに収容した状態で、前記被試験電子部品を前記コンタクト部に押し付けるテスト部と、
    試験前の前記被試験電子部品を収容した前記トレイを前記テスト部に搬入するローダ部と、
    試験済みの前記被試験電子部品を収容した前記トレイを前記テスト部から搬出するアンローダ部と、を備え、
    前記トレイは、前記ローダ部、前記テスト部及び前記アンローダ部を循環搬送されることを特徴とする電子部品試験装置。
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