JP2000111612A - トレイ収納用ホルダ - Google Patents

トレイ収納用ホルダ

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JP2000111612A
JP2000111612A JP10279738A JP27973898A JP2000111612A JP 2000111612 A JP2000111612 A JP 2000111612A JP 10279738 A JP10279738 A JP 10279738A JP 27973898 A JP27973898 A JP 27973898A JP 2000111612 A JP2000111612 A JP 2000111612A
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Japan
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holder
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storage holder
test
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JP10279738A
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Akihiko Ito
明彦 伊藤
Yoshihito Kobayashi
義仁 小林
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Advantest Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ハンドリング作業性に優れたトレイ収納用ホル
ダを提供する。 【解決手段】電子部品を搭載するカスタマトレイKST
を積み重ねて収納するトレイ収納用ホルダHであり、対
向する一対の長辺壁面H21の互い違いの位置に把持部
H212が設けられ、それぞれの把持部H212に対向
する長辺壁面に切欠き部H211が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路素
子などの各種電子部品(以下、単にICともいう。)を
テストするための電子部品試験装置に用いて好ましいト
レイ収納用ホルダに関し、特に試験前または試験後のI
Cを搭載するカスタマトレイ(ユーザトレイ)用ホルダ
に関する。
【0002】
【従来の技術】ハンドラ(handler )と称される電子部
品試験装置では、カスタマトレイに収納された多数のI
Cを試験装置内に搬送し、各ICをテストヘッドに接続
されたソケットの端子に押し付け、試験装置本体(テス
タ、tester)に試験を行わせる。そして、試験を終了す
ると各ICをテスト工程から搬出し、試験結果に応じた
カスタマトレイに分類して載せ替えることで、良品や不
良品といったカテゴリへの仕分けが行われる。
【0003】従来のハンドラでは、作業者が、試験すべ
きICおよび試験後のICを搭載するカスタマトレイを
複数枚積み重ねて把持し、ハンドラのIC格納部(IC
ストッカ)に備え付けられた支持枠にセットしたり、あ
るいは当該支持枠から取り出す。また、こうした作業者
によるカスタマトレイ毎のハンドリング作業に代えて、
カスタマトレイをホルダに収納し、このホルダ単位でハ
ンドラに搬入および搬出することで、ハンドリング作業
の簡素化および自動化を図ることも検討されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これまで考
案されたトレイ収納用ホルダでは、ハンドリング作業性
に幾つかの問題点を有し、特に、ホルダの把持部の位置
によってはハンドラのICストッカにセットまたはリセ
ットする際に無理な作業姿勢になったりする。また、ハ
ンドラのICストッカには複数のホルダが隣接してセッ
トされるので一つのホルダを取り出す際に隣のホルダが
邪魔になって作業性が悪いことも少なくない。
【0005】こうしたホルダを用いると、電子部品試験
装置に対してホルダの供給および排出の自動化も期待で
きるが、手動供給の電子部品試験装置と自動供給の電子
部品試験装置とが混在した半導体製造ラインでは、供給
方式が自動であるか手動であるかによってホルダの種類
を変える必要もあって、かかる問題にも対処しなければ
ならない。
【0006】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、ハンドリング作業性および
汎用性に優れたトレイ収納用ホルダを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明の第1の観点による請求項1記載のト
レイ収納用ホルダは、電子部品を搭載するトレイを積み
重ねて収納するトレイ収納用ホルダにおいて、対向する
一対の第1壁面の互い違いの位置に把持部が設けられ、
それぞれの把持部に対向する第1壁面に切欠き部が設け
られていることを特徴とする。
【0008】請求項1記載の発明では、一対の第1壁面
のそれぞれに把持部が設けられているので、電子部品試
験装置にホルダを投入する場合も、電子部品試験装置か
らホルダを取り出す場合も、作業者は無理のない姿勢で
作業することができる。しかも、これらの把持部は第1
壁面に互い違いに設けられ、それぞれの把持部に対向す
る第1壁面に切欠き部が設けられているので、ある一つ
の把持部を掴んだときに、その隣のホルダの切欠き部が
掴んだ手の逃げとなる。したがって、複数のホルダがI
C格納部に並べて設けられていても、作業者の手が隣の
ホルダに干渉したりすることがなくなり、ホルダのハン
ドリング作業性が向上する。
【0009】(1−2)上記請求項1記載の発明におい
て、把持部の具体的構成は特に限定されず、ハンドル状
の部材を取り付けることも本発明に含まれる。特に、請
求項2記載のトレイ収納用ホルダでは、前記把持部は、
前記第1壁面の上端近傍に形成された開口を含むことを
特徴とする。
【0010】この請求項2記載の発明では、第1壁面自
体に開口を形成することでこれを把持部とすることがで
きるので、材料費や組立工数が少なくなり低コストのホ
ルダを提供することができる。
【0011】(1−3)上記請求項1および2記載の発
明における切欠き部は、少なくとも把持部を掴んだ作業
者の手が干渉しない範囲に設けられていれば足りるが、
請求項3記載のトレイ収納用ホルダでは、前記切欠き部
は、前記第1壁面の上端縁から底面の近傍まで延在する
ことを特徴とする。ここでいう底面近傍とは、第1壁面
の下端縁の近傍(手前)の意味も、第1壁面の全ておよ
び底面の一部である意味も含まれる。
【0012】この請求項3記載の発明では、ホルダから
トレイを取り出す際やホルダにトレイを収納する際に、
トレイを把持した手を切欠き部に沿って移動させれば、
トレイに衝撃を与えることなく出し入れを行うことがで
き、電子部品の飛び出し等を防止することができる。
【0013】(1−4)上記請求項1〜3の発明におい
て、第1壁面とは長辺壁面および短辺壁面の両者を含む
意味である。また、ホルダが正方形であるときにおいて
も何れの辺も含まれる。特に、請求項4記載のトレイ収
納用ホルダは、前記第1壁面は、長辺壁面であることを
特徴とする。
【0014】(1−5)上記請求項1〜4の発明におい
て、電子部品試験装置に対するホルダの投入および排出
方式は特に限定されない。たとえば、請求項5記載のト
レイ収納用ホルダでは、前記第1壁面の長辺方向に沿っ
て電子部品試験装置に着脱されることを特徴とする。
【0015】この請求項5記載の発明のように長辺方向
に沿ってホルダを着脱させる場合には特に、把持部を掴
んだときの作業者の姿勢が無理のないものとなり、本発
明の効果がより顕著となる。
【0016】(1−6)上記請求項1〜5記載の発明に
おいては特に限定されないが、請求項6記載のトレイ収
納用ホルダでは、対向する一対の第2壁面の少なくとも
一方に第2の把持部が設けられていることを特徴とす
る。
【0017】第2壁面に第2の把持部を設けておくこと
で、ホルダを電子部品試験装置へ投入する際または電子
部品試験装置から排出する際の作業に便利となり、さら
にハンドリング作業性が向上する。この場合の第2の把
持部は、作業者の手で掴むための把持部および自動機等
で掴むための把持部(係合部)の両者を含む趣旨であ
る。また、第2壁面は上記第1壁面以外の壁面を意味す
る。
【0018】(2)上記目的を達成するために、本発明
の第2の観点による請求項7記載のトレイ収納用ホルダ
は、電子部品を搭載するトレイを積み重ねて収納するト
レイ収納用ホルダにおいて、電子部品試験装置に設けら
れたガイド手段に合致する第1のガイド手段と、他の電
子部品試験装置に設けられた他のガイド手段に合致する
第2のガイド手段とを有することを特徴とする。
【0019】この請求項7記載の発明では、異なる電子
部品試験装置に設けられた異なるガイド手段にそれぞれ
合致する第1のガイド手段と第2のガイド手段とを有す
るので、一つのホルダを複数種の電子部品試験装置に用
いることができ、ホルダの汎用性が高まることになる。
【0020】(2−2)上記請求項7記載の発明におけ
る第1および第2のガイド手段の具体的構成は特に限定
されないが、請求項8記載のトレイ収納用ホルダでは、
前記第1のガイド手段がガイドレールであり、前記第2
のガイド手段がガイド孔またはガイドピンであることを
特徴とする。
【0021】ホルダの投入および排出の自動化を図る上
で、ホルダの投入および排出をスライド方式とすること
がより望ましいとされる一方で、手動によるホルダの投
入および排出はガイド孔およびガイドピンを用いたもの
がより簡便とされる。したがって、これら両者のガイド
手段を備えておくことで、自動化に対しても手動に対し
ても一つのホルダにて対応することができ、こうした電
子部品試験装置が混在する半導体製造ラインにおいても
同じホルダを使用することができる。
【0022】(3)上記第1および第2の観点によるト
レイ収納用ホルダにおいては特に限定されないが、請求
項9記載のトレイ収納用ホルダでは、収納されたトレイ
を固定する固定手段を有することを特徴とする。
【0023】ホルダに複数のトレイを収納するとトレイ
自体がガタガタしたり、トレイに搭載した電子部品が落
下するおそれがあるので、本発明のようにトレイを固定
する固定手段を設けることで、こうしたトレイのがたつ
きや電子部品の落下を防止することができる。
【0024】この場合の固定手段は特に限定されず、ホ
ルダにベルト掛けすることなども含まれるが、請求項1
0記載のトレイ収納用ホルダでは、前記固定手段は、収
納されたトレイのうちの最上段のトレイに被せられる飛
び出し防止板であることを特徴とする。
【0025】最上段以外のトレイは、その上に積み重ね
られるトレイによって電子部品の落下が防止される一方
で、本発明の飛び出し防止板により最上段のトレイに搭
載された電子部品の落下が防止される。この飛び出し防
止板は、トレイに対する重りとしても作用するので、ホ
ルダの搬送中にトレイ自体がガタガタすることが抑制さ
れる。
【0026】(4)上記発明においては特に限定されな
いが、請求項11記載のトレイ収納用ホルダでは、収納
されたトレイまたは搭載された電子部品の品種を識別す
るための識別手段を有することを特徴とする。識別手段
としては特に限定されないが、バーコード、磁気記録媒
体、あるいはIC等を有するデータキャリアカードなど
の各種記録媒体を挙げることができる。
【0027】ホルダに識別手段を設けておくことで、ト
レイの収納先の自動識別やホルダの投入・排出の自動化
などが実現できる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。まず図1乃至図4を参照しながら、
本発明のトレイ収納用ホルダHが適用される電子部品試
験装置1の概略構成を説明する。
【0029】図1は本発明のトレイ収納用ホルダHが適
用される電子部品試験装置1を示す一部破断斜視図、図
2は同装置1のカスタマトレイおよびテストトレイの取
り廻し方法を示す概念図、図3は図1の III-III線に沿
う断面図、図4は同装置1のトレイ移送アーム205を
示す斜視図である。
【0030】なお、図2は本実施形態の電子部品試験装
置1における2種類のトレイKST,TSTの取り廻し
方法を理解するための図であって、実際には上下方向に
並んで配置されている部材を平面的に示した部分もあ
る。したがって、その機械的(三次元的)構造は図1そ
の他の図面を参照して説明する。
【0031】本実施形態の電子部品試験装置1は、図1
および図2に示すように、テストヘッドを含むチャンバ
部100と、これから試験を行なう被試験ICを格納
し、また試験済のICを分類して格納するIC格納部2
00と、被試験ICをチャンバ部100に送り込むロー
ダ部300と、チャンバ部100で試験が行なわれた試
験済のICを分類して取り出すアンローダ部400とか
ら構成されている。
【0032】以下の説明では、本発明のトレイ収納用ホ
ルダHをチャンバ方式の電子部品試験装置1に適用した
場合を示すが、本発明のトレイ収納用ホルダHは被試験
ICが搭載されたカスタマトレイKSTを搬送するハン
ドラであれば適用することができ、下記のチャンバ方式
電子部品試験装置にのみ限定されるものではなく、たと
えばヒートプレート方式のものにも適用することができ
る。
【0033】IC格納部200 IC格納部200には、試験前の被試験ICを格納する
試験前ICストッカ201と、試験の結果に応じて分類
された被試験ICを格納する試験済ICストッカ202
とが設けられており、ここに本発明のトレイ収納用ホル
ダHが投入(セット)および排出(リセット)される。
【0034】また、それぞれの試験前ICストッカ20
1及び試験済ICストッカ202には、トレイ収納用ホ
ルダHの下部から侵入して上部に向って昇降可能とされ
たエレベータ204が設けられている。トレイ収納用ホ
ルダHには、図5に示すようなカスタマトレイKSTが
複数積み重ねられて収納され、この積み重ねられたカス
タマトレイKSTがエレベータ204によって上下に移
動する。
【0035】そして、試験前ICストッカ201にセッ
トされるホルダHには、これから試験が行われる被試験
ICが搭載されたカスタマトレイKSTが積み重ねられ
て収納される一方で、試験済ICストッカ202にセッ
トされるホルダHには、試験を終えた被試験ICが適宜
に分類されたカスタマトレイKSTが積み重ねられて収
納されている。
【0036】なお、これら試験前ICストッカ201と
試験済ICストッカ202とは同じ構造とされているの
で、試験前ICストッカ201と試験済ICストッカ2
02とのそれぞれの数を必要に応じて適宜数に設定する
ことができる。図1及び図2に示す例では、試験前スト
ッカ201に2個のストッカSTK−Bを設け、またそ
の隣にアンローダ部400へ送られる空ストッカSTK
−Eを2個設けるとともに、試験済ICストッカ202
に8個のストッカSTK−1,STK−2,‥・,ST
K−8を設けて試験結果に応じて最大8つの分類に仕分
けして格納できるように構成されている。つまり、良品
と不良品の別の外に、良品の中でも動作速度が高速のも
の、中速のもの、低速のもの、あるいは不良の中でも再
試験が必要なもの等に仕分けされる。
【0037】図9および図10は、異なる構造のIC格
納部200を示す斜視図であり、図9に示すタイプは、
IC格納部200に対して出没可能に構成された引き出
し部206を引き出して、ここにたとえば図12に示す
ようにホルダHを置き、再び引き出し部206を押し込
むことで、IC格納部200へホルダHをセットするも
のである。これに対して、図10に示すタイプは、IC
格納部200のドア207を利用して、このドア207
上にホルダHを置き、図示しないガイドレール手段など
を用いて滑らしながらホルダHをIC格納部200へ押
し込むものである。
【0038】トレイ移送アーム205 図1に示すように、被試験ICストッカ201及び試験
済ICストッカ202の上部には、基板105との間に
おいて、被試験ICストッカ201と試験済ICストッ
カ202の配列方向(ここではX方向)の全範囲にわた
って移動するトレイ移送アーム205が設けられてい
る。本例では、被試験ICストッカ201および試験済
ICストッカ202の直上(Y軸方向にずれることな
く)にローダ部300およびアンローダ部400の窓3
06,406が設けられているので、トレイ移送アーム
205もX軸およびZ軸方向にのみ移動可能になってい
る。ちなみに、IC格納部200とローダ部300また
はアンローダ部400との位置関係によっては、トレイ
移送アーム205をX軸、Y軸およびZ軸の全ての方向
に移動可能としても良い。
【0039】このトレイ移送アーム205は、カスタマ
トレイKSTを左右(X方向)に並べて保持するための
一対のトレイ収納部205a,205bを備え、ローダ
部300およびアンローダ部400と被試験ICストッ
カ201および試験済ICストッカ202との間でカス
タマトレイKSTの移送を行う。
【0040】図4に示すように、トレイ移送アーム20
5は、X軸方向に延在して動作するボールネジ31によ
って当該X軸方向に移動するベースプレート32を備
え、このベースプレート32の一主面に、Z軸方向に延
在するリニアガイド33を介してトレイ収納プレート3
4が設けられている。
【0041】このトレイ収納プレート34には、ベース
プレート32に固定された第1流体圧シリンダ36のロ
ッドが固定されており、当該第1流体圧シリンダ36が
作動することで、トレイ収納プレート34はリニアガイ
ド33に沿ってZ軸方向に移動する。
【0042】また、トレイ収納プレート34の下面に
は、カスタマトレイKSTの周縁をガイドするためのガ
イドピン38が適宜箇所に設けられており、これらのガ
イドピン38に沿ってカスタマトレイKSTを保持する
ことができる。
【0043】さらに、このトレイ収納プレート34は、
その下面にカスタマトレイKSTを保持するので、当該
カスタマトレイKSTが落下しないように保持用フック
機構39が設けられている。この保持用フック機構39
は、たとえば同図に示すように、カスタマトレイKST
の四隅に相当する位置に配されたフック40を、第2流
体圧シリンダ41で作動するリンク機構42で開閉する
ように構成されている。つまり、カスタマトレイKST
を保持する際には、フック40を開いておき、カスタマ
トレイKSTを保持した状態で当該フック40を閉じる
ことでカスタマトレイKSTがトレイ収納プレート34
に保持される。同様に、カスタマトレイKSTを解放す
る際には、フック40を閉じたまま目的とする位置に移
動し、ここでフック40を開くことでカスタマトレイK
STを解放することができる。
【0044】なお、ボールネジ31の回転駆動制御、第
1流体圧シリンダ36および保持用フック機構39の第
2流体圧シリンダ41の制御は、同じく図外の制御装置
によって実行される。
【0045】ちなみに、図4に示す例では、一つのベー
スプレート32に一つのトレイ収納プレート34が設け
られているが、図1に示すようにこのトレイ収納プレー
ト34をX軸方向にもう一つ配設し、2つのトレイ収納
プレート34のそれぞれで2枚のカスタマトレイKST
を一度に移送するように構成することもできる。
【0046】この場合、図3に示すように、一対のトレ
イ収納部のピッチP1と、後述するローダ部300およ
びアンローダ部400の窓部306,406のそれぞれ
のピッチP3,P4,P5、およびIC格納部200の
ストッカSTKのピッチP6との全てを等しく設定する
ことが望ましい。こうすることで、同じ位置で2つのカ
スタマトレイKSTを同時に移動させることができ、こ
れにより交換速度が高まることになる。
【0047】ローダ部300 上述したカスタマトレイKSTは、ローダ部300に運
ばれ、当該ローダ部300において、カスタマトレイK
STに積み込まれた被試験ICが、ローダ部300に停
止しているテストトレイTSTに積み替えられる。
【0048】カスタマトレイKSTからテストトレイT
STへ被試験ICを積み替えるIC搬送装置としては、
図1に示すように、基板105の上部に架設された2本
のレール301と、この2本のレール301によってテ
ストトレイTSTとカスタマトレイKSTとの間を往復
する(この方向をY方向とする)ことができる可動アー
ム302と、この可動アーム302によって支持され、
可動アーム302に沿ってX方向に移動できる可動ヘッ
ド303とを備えたX−Y搬送装置304が用いられ
る。
【0049】このX−Y搬送装置304の可動ヘッド3
03には、吸着ヘッドが下向に装着されており、この吸
着ヘッドが空気を吸引しながら移動することで、カスタ
マトレイKSTから被試験ICを吸着し、その被試験I
CをテストトレイTSTに積み替える。こうした吸着ヘ
ッドは、可動ヘッド303に対して例えば8本程度装着
されており、一度に8個の被試験ICをテストトレイT
STに積み替えることができる。
【0050】なお、一般的なカスタマトレイKSTにあ
っては、被試験ICを搭載するための凹状ポケットKS
T1が、被試験ICの形状よりも比較的大きく形成され
ているので、カスタマトレイKSTに格納された状態に
おける被試験ICの位置は、大きなバラツキを持ってい
る。したがって、この状態で被試験ICを吸着ヘッドに
吸着し、直接テストトレイTSTに運ぶと、テストトレ
イTSTに形成されたIC収納凹部に正確に落し込むこ
とが困難となる。
【0051】このため、本実施形態の電子部品試験装置
1では、カスタマトレイKSTの設置位置とテストトレ
イTSTとの間にプリサイサ305と呼ばれるICの位
置修正手段が設けられている。このプリサイサ305
は、比較的深い凹部を有し、この凹部の周縁が傾斜面で
囲まれた形状とされているので、この凹部に吸着ヘツド
に吸着された被試験ICを落し込むと、傾斜面で被試験
ICの落下位置が修正されることになる。これにより、
8個の被試験ICの相互の位置が正確に定まり、位置が
修正された被試験ICを再び吸着ヘッドで吸着してテス
トトレイTSTに積み替えることで、テストトレイTS
Tに形成されたIC収納凹部に精度良く被試験ICを積
み替えることができる。
【0052】図3は、図1の III-III線に沿う断面図で
あり、基板105、トレイ移送アーム205およびIC
格納部200の縦断面図である。同図に示されるよう
に、ローダ部300の基板105には、当該ローダ部3
00へ運ばれたカスタマトレイKSTが基板105の上
面に臨むように配置される一対の窓部306,306が
開設されている。また、この窓部306のそれぞれに
は、当該窓部306に運ばれたカスタマトレイKSTを
保持するための保持用フック306aが設けられてお
り、カスタマトレイKSTの上面が窓部306を介して
基板105の表面に臨む位置でカスタマトレイKSTが
保持される。
【0053】また、それぞれの窓部306の下側には、
カスタマトレイKSTを昇降させるための昇降テーブル
307が設けられており、ここでは試験前の被試験IC
が積み替えられて空になったカスタマトレイKSTを載
せて下降し、この空トレイをトレイ移送アーム205の
下側トレイ収納部に受け渡す。
【0054】チャンバ部100 この電子部品試験装置1では、ICに高温または低温の
温度ストレスを与え、その状態でICが適切に動作する
かどうかを試験(検査)するためのチャンバ部100を
有している。
【0055】チャンバ部100は、テストトレイTST
に積み込まれた被試験ICに目的とする高温又は低温の
温度ストレスを与える恒温槽(ソークチャンバ)101
と、この恒温槽101で熱ストレスが与えられた状態に
ある被試験ICをテストヘッドに接触させるテストチャ
ンバ102と、テストチャンバ102で試験された被試
験ICから、与えられた熱ストレスを除去する除熱槽
(アンソークチャンバ)103とで構成されている。
【0056】除熱槽103では、恒温槽101で高温を
印加した場合は、被試験ICを送風により冷却して室温
に戻し、また恒温槽101で例えば−30℃程度の低温
を印加した場合は、被試験ICを温風またはヒータ等で
加熱して結露が生じない程度の温度まで戻す。そして、
この除熱された被試験ICをアンローダ部400に搬出
する。
【0057】図1に示すように、チャンバ部100の恒
温槽101及び除熱槽103は、テストチャンバ102
より上方に突出するように配置されている。ここで、テ
ストトレイTSTは、ローダ部300で被試験ICを積
み込み、恒温槽101に運び込まれる。図示は省略する
が、恒温槽101には垂直搬送装置が設けられており、
この垂直搬送装置によって、テストチャンバ102が空
くまでの間、複数枚のテストトレイTSTが支持された
状態で待機する。そして、この待機中に被試験ICに高
温又は低温の温度ストレスが印加される。
【0058】テストチャンバ102には、その中央にテ
ストヘッド104が配置され、テストヘッド104の上
にテストトレイTSTが運ばれて、被試験ICをテスト
ヘッド104に電気的に接触させることにより試験が行
われる。試験が終了したテストトレイTSTは、除熱槽
103で除熱され、ICの温度を室温に戻したのち、ア
ンローダ部400に排出される。
【0059】また、恒温槽101と除熱槽103の上部
間には、図1に示すように基板105が差し渡され、こ
の基板105にテストトレイ搬送装置108が装着され
ている。この基板105上に設けられたテストトレイ搬
送装置108によって、除熱槽103から排出されたテ
ストトレイTSTは、アンローダ部400およびローダ
部300を介して恒温槽101へ返送される。
【0060】アンローダ部400 アンローダ部400にも、ローダ部300に設けられた
X−Y搬送装置304と同一構造のX−Y搬送装置40
4,404が設けられ、このX−Y搬送装置404,4
04によって、アンローダ部400に運び出されたテス
トトレイTSTから試験済の被試験ICがカスタマトレ
イKSTに積み替えられる。
【0061】図3の基板105、トレイ移送アーム20
5およびIC格納部200の縦断面図に示されるよう
に、アンローダ部400の基板105には、当該アンロ
ーダ部400へ運ばれたカスタマトレイKSTが基板1
05の上面に臨むように配置される一対の窓部406,
406が二対開設されている。また、この窓部406の
それぞれには、当該窓部406に運ばれたカスタマトレ
イKSTを保持するための保持用フック406aが設け
られており、カスタマトレイKSTの上面が窓部406
を介して基板105の表面に臨む位置でカスタマトレイ
KSTが保持される。保持用フック406aの具体的構
成は特に限定されず、たとえば機構的にカスタマトレイ
KSTを掴んだり、あるいは吸着手段によりカスタマト
レイKSTを保持することができる。
【0062】また、それぞれの窓部406の下側には、
カスタマトレイKSTを昇降させるための昇降テーブル
407が設けられており、ここでは試験済の被試験IC
が積み替えられて満杯になったカスタマトレイKSTを
載せて下降し、この満杯トレイをトレイ移送アーム20
5の下側トレイ収納部に受け渡す。なお、昇降テーブル
407の代わりに、それぞれの窓部406の直下に位置
するストッカSTKのエレベータ204によってカスタ
マトレイKSTの昇降を行うこともできる。
【0063】ちなみに、本実施形態の電子部品試験装置
1では、仕分け可能なカテゴリーの最大が8種類である
ものの、アンローダ部400の窓部406には最大4枚
のカスタマトレイKSTしか配置することができない。
このため、本実施形態の電子部品試験装置1では、アン
ローダ部400のテストトレイTSTと窓部406との
間にバッファ部405を設け、このバッファ部405に
希にしか発生しないカテゴリの被試験ICを一時的に預
かるようにしている。
【0064】トレイ収納用ホルダH 次に本発明のトレイ収納用ホルダの実施形態を説明す
る。図5は本発明のトレイ収納用ホルダの実施形態を示
す斜視図、図6乃至図8はそれぞれ本発明のトレイ収納
用ホルダの他の実施形態を示す斜視図、図9は図1に示
すIC格納部200の一実施形態を示す斜視図、図10
は同じくIC格納部200の他の実施形態を示す斜視
図、図11は本発明のトレイ収納用ホルダをIC格納部
200へセットする手順を説明するための斜視図および
断面図、図12は本発明のトレイ収納用ホルダを他の実
施形態のIC格納部200へセットする手順を説明する
ための斜視図である。
【0065】本実施形態のトレイ収納用ホルダH(以
下、単にホルダHともいう)は、底面を構成する底面プ
レートH1と、長辺壁面H21および短辺壁面H22を
構成する一対の壁面プレートH2,H2とが溶接などに
よって接合されてなる。
【0066】底面プレートH1には、上述したエレベー
タ204が貫通するための通孔H11が形成され、また
後述する壁面プレートH2の切欠き部H211に相当す
る位置には、当該切欠き部H211に連続する切欠き部
H12がそれぞれ形成されている。詳細は後述するが、
これらの切欠き部H211およびH12は、ホルダHに
カスタマトレイKSTを積み重ねて収納する際や取り出
す際に、複数のカスタマトレイKSTを掴んだ手の邪魔
にならないためのものである。したがって、底面プレー
トH1の切欠き部H12の深さは、カスタマトレイKS
Tを掴んだときに指先がかかる長さ程度である。
【0067】底面プレートH1と壁面プレートH2との
接合は、図5(図11も参照)に示すように、底面プレ
ートH1の周縁が、長辺壁面H21において壁面プレー
トH2から僅かに突出するようにされている。この底面
プレートH1の周縁の突出部分が、図11に示す電子部
品試験装置1側に設けられたガイドレールG1に合致す
るガイドレールH13を構成する。また、本実施形態の
ホルダHには、その底面プレートH1に2つのガイド孔
H14,H14が形成され、このガイド孔H14は、図
12に示す電子部品試験装置1側に設けられたガイドピ
ンG2に合致する。なお、本実施形態ではホルダHの構
成部品を極力少なくするためにガイドレールH13を底
面プレートH1の一部で構成したが、本発明のガイドレ
ールH13は、別体で取り付けられたガイドレールH1
3をも含む趣旨である。
【0068】一方、壁面プレートH2の長辺壁面H21
には、開口部からなる把持部H212が形成されてお
り、この把持部H212の対面位置に切欠き部H211
がそれぞれ形成されている。この把持部H212は、ホ
ルダHをIC格納部200にセットする際やIC格納部
200からリセットする際に作業者が把持するためのも
のであり、このように把持部H212を互い違いに設
け、かつそれぞれの対面位置に切欠き部H211を設け
ることで、図9に示すようにホルダHがIC格納部20
0においてX方向に並んでいる場合においても、作業者
の手が隣のホルダHに干渉することがなくなる。
【0069】なお、壁面プレートH2の短辺壁面H22
には、それぞれ切欠き部H221,H222が形成され
ており、一方の切欠き部(たとえばH221)は、トレ
イ移送アーム205との干渉を回避するための切欠きで
あり、他方(たとえばH222)は、昇降テーブル30
7,407との干渉を回避するための切欠きである。ま
た、壁面プレートH2の長辺壁面H22に設けられた切
欠き部H213,H213は、トレイ移送アーム205
のフック40との干渉を回避するための切欠きである。
【0070】さらに、本実施形態のホルダHには、その
壁面プレートH2の短辺壁面H22の手前側(電子部品
試験装置1のIC格納部200に向かって手前側)に第
2の把持部H223が図示する矢印方向に対して傾倒可
能に設けられている。この第2の把持部H223は、た
とえば電子部品試験装置1のIC格納部200にセット
されたホルダHを引き出したり、IC格納部200へ押
し込んだりする際に利用される。
【0071】また、壁面プレートH2の短辺壁面H22
には、当該ホルダHに収納されたカスタマトレイKST
(またはこれに搭載されたIC)の種類を識別するため
のバーコードH224やICカード(データカード)H
225が設けられており、奥側の短辺壁面H22に設け
られたバーコードH224は、たとえばトレイ移送アー
ム205などに設けられたバーコードリーダにより読み
とり、手前側の短辺壁面H22に設けられたICカード
H225は、IC格納部200のドアの内面に設けられ
た読み取り装置により読みとられ、図外の制御装置また
は管理装置に送出される。
【0072】ちなみに、図5に示すように、ホルダHに
複数枚のカスタマトレイKSTを積み重ねて収納する際
に、最上段のカスタマトレイKST上に飛び出し防止板
Cを載せ、ホルダを搬送中にこの最上段のカスタマトレ
イKSTに搭載されたICの姿勢が変わったりカスタマ
トレイKSTから飛び出したりするのを防止することが
望ましい。この場合、作業者によりホルダHをIC格納
部200へセットするときは当該セットする際に作業者
が飛び出し防止板Cを取り外しても良いし、飛び出し防
止板Cを載せたままホルダHをIC格納部200へセッ
トし、トレイ移送アーム205にて自動的に取り外して
も良い。
【0073】次に作用を説明する。本実施形態のホルダ
HをIC格納部200へセットする場合には、作業者が
把持部H212を掴んで、図9に示す引き出し部206
または図10に示すドア207に載せる。このとき、本
実施形態のホルダHの把持部H212は、その対面位置
に切欠き部H211がそれぞれ形成されているので、同
図に示すように複数個のホルダHを並べて置いても作業
者の手が隣のホルダHに干渉したりすることがない。ま
た、この切欠き部H211および底面プレートH1の切
欠き部H12により、ホルダHへカスタマトレイKST
を収納する際または取り出す際に、当該切欠き部H21
1,H12に沿ってカスタマトレイKSTを掴めるの
で、一度に全てのトレイを掴むことができ、その作業が
著しく容易となる。
【0074】また、ホルダHを引き出し部206へ置く
場合には、図12に示すように引き出し部206側に設
けられたガイドピンG2とホルダHのガイド孔H14と
を合致させる。このとき、引き出し部206側にホルダ
Hの底面プレートH1の四隅または対向する二隅を位置
決めするガイドを設けておけば、ガイドピンG2とガイ
ド孔H14との合致作業がより容易となる。こうして、
引き出し部206へホルダHを置いたら、引き出し部2
06をIC格納部200へ押し込む。これにより、当該
ホルダHはガイドピンG2とガイド孔206との係合に
より位置出しされた状態でIC格納部200へセットさ
れる。
【0075】一方、電子部品試験装置1が図10に示す
ようなスライド押し込みタイプの場合には、ホルダHを
ドア207へ置いたら、たとえば第2の把持部H223
を掴んでそのままホルダHをIC格納部200へ押し込
む。このとき、IC格納部200側に設けられたガイド
レールG1にホルダHのガイドレールH14が係合し、
これによりホルダHはIC格納部200に対して位置出
しされた状態でセットされる。
【0076】なお、以上説明した実施形態は、本発明の
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
【0077】たとえば本発明のトレイ収納用ホルダH
は、図5に示す構造にのみ限定されず、図6乃至図8に
示す構造のものも含まれる。図6に示す実施形態は、壁
面プレートH2の短辺壁面H22に設けられる第2の把
持部H223を両方の短辺壁面H22,H22に設けた
ものである。また、図7に示す実施形態は、この第2の
把持部H223の方向を変えたものであり、図8に示す
実施形態は、壁面プレートH2の長辺壁面H21に設け
られる把持部H212を開口部ではなく棒材などにより
構成したものである。
【0078】また、IC格納部200に対するホルダH
のセット・リセット操作を自動化する場合には、図6に
示すように、その引き出しおよび押し込み装置が係合す
るフックH226などを壁面プレートH2の短辺壁面H
22に設けても良い。
【0079】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の第1の観点
によれば、一対の第1壁面のそれぞれに把持部が設けら
れているので、電子部品試験装置にホルダを投入する場
合も、電子部品試験装置からホルダを取り出す場合も、
作業者は無理のない姿勢で作業することができる。しか
も、これらの把持部は、第1壁面に互い違いに設けら
れ、それぞれの把持部に対向する第1壁面に切欠き部が
設けられているので、ある一つの把持部を掴んだとき
に、その隣のホルダの切欠き部が掴んだ手の逃げとな
る。したがって、複数のホルダがIC格納部に並べて設
けられていても、作業者の手が隣のホルダに干渉したり
することがなくなり、ホルダのハンドリング作業性が向
上する。
【0080】本発明の第2の観点によれば、異なる電子
部品試験装置に設けられた異なるガイド手段にそれぞれ
合致する第1のガイド手段と第2のガイド手段とを有す
るので、一つのホルダを複数の電子部品試験装置に用い
ることができ、ホルダの汎用性が高まることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトレイ収納用ホルダが適用される電子
部品試験装置を示す斜視図である。
【図2】図1に示す電子部品試験装置のトレイの取り廻
し方法を示す概念図である。
【図3】図1の III-III線に沿う断面図である。
【図4】図1に示す電子部品試験装置のトレイ移送アー
ムを示す斜視図である。
【図5】本発明のトレイ収納用ホルダの実施形態を示す
斜視図である。
【図6】本発明のトレイ収納用ホルダの他の実施形態を
示す斜視図である。
【図7】本発明のトレイ収納用ホルダのさらに他の実施
形態を示す斜視図である。
【図8】本発明のトレイ収納用ホルダのさらに他の実施
形態を示す斜視図である。
【図9】図1に示す電子部品試験装置のIC格納部の実
施形態を示す斜視図である。
【図10】図1に示す電子部品試験装置のIC格納部の
他の実施形態を示す斜視図である。
【図11】本発明のトレイ収納用ホルダをIC格納部へ
セットする手順を説明するための斜視図および断面図で
ある。
【図12】本発明のトレイ収納用ホルダを他の形態のI
C格納部へセットする手順を説明するための斜視図であ
る。
【符号の説明】
H…トレイ収納用ホルダ H1…底面プレート H11…通孔 H12…切欠き部 H13…ガイドレール H14…ガイド孔 H2…壁面プレート H21…長辺壁面(第1壁面) H211…切欠き部 H212…把持部 H22…短辺壁面(第2壁面) H223…第2の把持部 H224…バーコード(識別手段) H225…ICカード(識別手段) C…飛び出し防止板(固定手段) KST…カスタマトレイ(トレイ)
フロントページの続き Fターム(参考) 2G003 AA07 AB19 AC04 AD01 AG01 AG11 AG14 AG16 AH04 3E062 AA20 AB07 AC01 DA02 DA06 HA01 HB07 HC01 3E096 BA08 CA06 CB03 FA30

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品を搭載するトレイを積み重ねて収
    納するトレイ収納用ホルダにおいて、対向する一対の第
    1壁面の互い違いの位置に把持部が設けられ、それぞれ
    の把持部に対向する第1壁面に切欠き部が設けられてい
    ることを特徴とするトレイ収納用ホルダ。
  2. 【請求項2】前記把持部は、前記第1壁面の上端近傍に
    形成された開口を含むことを特徴とする請求項1記載の
    トレイ収納用ホルダ。
  3. 【請求項3】前記切欠き部は、前記第1壁面の上端縁か
    ら底面の近傍まで延在することを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のトレイ収納用ホルダ。
  4. 【請求項4】前記第1壁面は、長辺壁面であることを特
    徴とする請求項1〜3の何れかに記載のトレイ収納用ホ
    ルダ。
  5. 【請求項5】前記第1壁面の長辺方向に沿って電子部品
    試験装置に着脱されることを特徴とする請求項1〜4の
    何れかに記載のトレイ収納用ホルダ。
  6. 【請求項6】対向する一対の第2壁面の少なくとも一方
    に第2の把持部が設けられていることを特徴とする請求
    項1〜5の何れかに記載のトレイ収納用ホルダ。
  7. 【請求項7】電子部品を搭載するトレイを積み重ねて収
    納するトレイ収納用ホルダにおいて、電子部品試験装置
    に設けられたガイド手段に合致する第1のガイド手段
    と、他の電子部品試験装置に設けられた他のガイド手段
    に合致する第2のガイド手段とを有することを特徴とす
    るトレイ収納用ホルダ。
  8. 【請求項8】前記第1のガイド手段がガイドレールであ
    り、前記第2のガイド手段がガイド孔またはガイドピン
    であることを特徴とする請求項7記載のトレイ収納用ホ
    ルダ。
  9. 【請求項9】収納されたトレイを固定する固定手段を有
    することを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載のト
    レイ収納用ホルダ。
  10. 【請求項10】前記固定手段は、収納されたトレイのう
    ちの最上段のトレイに被せられる飛び出し防止板である
    ことを特徴とする請求項9記載のトレイ収納用ホルダ。
  11. 【請求項11】収納されたトレイまたは搭載された電子
    部品の品種を識別するための識別手段を有することを特
    徴とする請求項1〜10の何れかに記載のトレイ収納用
    ホルダ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005215656A (ja) * 2004-02-02 2005-08-11 Ricoh Co Ltd プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
WO2008050443A1 (fr) * 2006-10-27 2008-05-02 Advantest Corporation Plateau client et appareil de test de composant électronique

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