JP4218552B2 - 鍵盤楽器 - Google Patents

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Description

本発明は、ソレノイドコイルに駆動電流を供給してペダルや鍵等の操作子を駆動する自動演奏ピアノ等の鍵盤楽器に関する。
従来、自動ピアノ等の鍵盤楽器には、演奏データに従って、アクチュエータとしてのソレノイドコイルに駆動電流を供給してペダルや鍵等の操作子を駆動することで自動演奏を行わせることができるものが知られている(例えば、下記特許文献1)。
例えば、演奏データ等に含まれる操作子の目標位置を規定する目標位置情報に基づいて目標電流値を生成し、これをソレノイドコイルに順次供給することで、プランジャの動作を介して操作子が駆動制御される。
特開平8−44348号公報
しかしながら、ソレノイドコイルが有するインダクタンス成分の影響により、目標電流値を与えてもソレノイドコイルにおける実際の電流値はその立ち上がりが遅延し、目標電流値に収束するまでにはソレノイドコイルの時定数に応じた時間がかかる。その結果、逐次変化する目標位置に、操作子を大きな遅れなく位置制御することが困難であるという問題があった。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、操作子を目標位置に速やかに制御することができる鍵盤楽器を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の請求項1の鍵盤楽器は、ソレノイドコイル(28)に電流を供給することで駆動される操作子を有する鍵盤楽器であって、前記操作子の目標位置を規定する目標位置情報を順次取得する目標位置情報取得手段(42)と、前記目標位置情報取得手段により取得された目標位置情報に基づき前記ソレノイドコイルに供給すべき目標電流値を順次生成する目標電流値生成手段(42)と、前記目標電流値生成手段により生成された目標電流値を前記ソレノイドコイルに順次供給して該ソレノイドコイルを駆動制御する駆動制御手段(42)とを有し、前記駆動制御手段は、前記生成された目標電流値を前記ソレノイドコイルに供給する際、前記ソレノイドコイルに現在供給している目標電流値を前記生成された目標電流値から差し引いた値を前記生成された目標電流値に加算することで補正目標電流値を算出すると共に、該算出した補正目標電流値を、前記現在供給している目標電流値に代えて所定時間に亘って供給し、その後、前記生成された目標電流値を供給することを特徴とする。
なお、上記括弧内の符号は例示である。
本発明によれば、操作子を目標位置に速やかに制御することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る鍵盤楽器である鍵盤装置の構成を、ある1つの鍵に着目して示した部分断面図である。本鍵盤装置30は、自動演奏ピアノとして構成される。鍵盤装置30は、通常のアコーステックピアノと同様、鍵31の運動をハンマ32に伝達するアクションメカニズム33と、ハンマ32により打撃される弦34と、弦34の振動を止めるためのダンパ36とを備えている。以降、鍵31の奏者側を「前方」と称する。
また、不図示のソレノイドコイルを有するキードライブユニット20が、鍵31ごとに設けられ、鍵31の後端部側の下方に配置されている。また、キーセンサユニット37が各鍵31に対応して設けられる。キーセンサユニット37は、各鍵31の前部下方に配置され、鍵31が押下された状態になると、その鍵31の押下位置を示す信号を出力する。
演奏データ中の発音イベントデータで規定される音高に対応するキードライブユニット20に駆動信号が供給されると、そのプランジャが上昇して対応する鍵31の後端部を突き上げる。これにより鍵31が押下され、弦34がハンマ32により叩かれることによりピアノ音が発音されるようになっている。
鍵盤装置30にはまた、ダンパ36を駆動するためのラウドペダルであるペダルPDが設けられる。また、ペダルPDを駆動するためのペダルアクチュエータ26と、ペダルPDの位置を検出する位置センサ27とが設けられている。詳細は図示しないが、ペダルアクチュエータ26は公知の構成のもので、ペダルPDに連結されたプランジャ29と、該プランジャ29に巻装されたソレノイドコイル28とを有し(いずれも図2参照)、駆動信号が供給されると、上記プランジャ29が動作してペダルPDが駆動されるようになっている。
鍵盤装置30はまた、ピアノコントローラ40、モーションコントローラ41及びサーボコントローラ42を備える。ピアノコントローラ40は、モーションコントローラ41に演奏データを供給する。この演奏データは、例えば、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)コードで構成され、鍵31及びペダルPDの動作を規定する。モーションコントローラ41は、供給された演奏データに基づいて、各時刻におけるペダルPD及び鍵31の各位置に対応した位置制御データPr(p)、Pr(k)をそれぞれ生成し、サーボコントローラ42に供給する。一方、位置センサ27の検出信号が、フィードバック信号Py(p)としてサーボコントローラ42に供給され、また、キードライブユニット20のソレノイドコイルからも、同様にフィードバック信号Py(k)がサーボコントローラ42に供給される。
サーボコントローラ42は、位置制御データPr(p)、Pr(k)に応じた励磁電流として電流指示値u(p)、u(k)を生成し、それぞれペダルアクチュエータ26、キードライブユニット20に供給する。これら電流指示値u(p)、u(k)は、実際には、ペダルアクチュエータ26、キードライブユニット20のそれぞれのソレノイドコイルに流すべき平均電流の目標値に応じたデューティ比となるようにパルス幅変調を施したPWM信号である。
演奏データに基づく自動演奏においては、サーボコントローラ42は、位置制御データPr(p)、Pr(k)とフィードバック信号Py(p)、Py(k)とをそれぞれ比較し、両者がそれぞれ一致するように電流指示値u(p)、u(k)を随時更新して出力することでサーボ制御を行う。これにより、演奏データに従って、ペダルPD及び鍵31が駆動されて、自動演奏がなされる。
図2は、鍵盤装置30の制御機構の構成を示すブロック図である。
鍵盤装置30の制御機構は、CPU11に、バス15を通じて、上記キードライブユニット20、ペダルアクチュエータ26、位置センサ27、キーセンサユニット37のほか、鍵盤部KB、ROM12、RAM13、MIDIインターフェイス(MIDII/F)14、タイマ16、表示部17、外部記憶装置18、操作部19、音源回路21、効果回路22及び記憶部25が接続されて構成される。音源回路21には効果回路22を介してサウンドシステム23が接続されている。
CPU11は、本装置30全体の制御を司る。ROM12は、CPU11が実行する制御プログラムやテーブルデータ等の各種データを記憶する。RAM13は、演奏データ、テキストデータ等の各種入力情報、各種フラグやバッファデータ及び演算結果等を一時的に記憶する。MIDII/F14は、不図示のMIDI機器等からの演奏データをMIDI信号として入力する。タイマ16は、タイマ割り込み処理における割り込み時間や各種時間を計時する。表示部17は、例えばLCDを含んで構成され、楽譜等の各種情報を表示する。外部記憶装置18は、フレキシブルディスク等の不図示の可搬記憶媒体に対してアクセス可能に構成され、これら可搬記憶媒体に対して演奏データ等のデータを読み書きすることができる。操作部19は、不図示の各種操作子を有し、自動演奏のスタート/ストップの指示、曲選択等の指示、各種設定等を行う。記憶部25は、フラッシュメモリ等の不揮発メモリで構成され、演奏データ等の各種データを記憶することができる。鍵盤部KBには、上記鍵31が含まれる。
音源回路21は、演奏データを楽音信号に変換する。効果回路22は、音源回路21から入力される楽音信号に各種効果を付与し、DAC(Digital-to-Analog Converter)やアンプ、スピーカ等のサウンドシステム23が、効果回路22から入力される楽音信号等を音響に変換する。
なお、上記モーションコントローラ41及びサーボコントローラ42の機能は、実際には、CPU11、タイマ16、ROM12、RAM13等の協働作用によって実現される。
図3は、本実施の形態におけるペダル制御処理の手順を示すフローチャートである。本処理は一定間隔で(例えば4msec毎に)実行される。
まず、モーションコントローラ41がピアノコントローラ40から演奏データを取得し(ステップS101)、その演奏データに基づいて、ペダルPDの深さ目標値である位置制御データPr(p)を生成する(ステップS102)。この位置制御データPr(p)はサーボコントローラ42に供給される。なお、このとき、サーボコントローラ42が、供給される位置制御データPr(p)に所定の補間処理を施すようにしてもよい。
次に、サーボコントローラ42は、ペダルPDの位置情報であるフィードバック信号Py(p)を取得すると共に、該フィードバック信号Py(p)からペダルPDの速度v(p)を算出する(ステップS103)。そして、サーボコントローラ42は、上記供給された位置制御データPr(p)、取得したフィードバック信号Py(p)及び算出した速度v(p)に基づいて、ペダルアクチュエータ26のソレノイドコイル28に次に供給すべき目標電流値ru1を演算する(ステップS104)。
図4は、ペダルアクチュエータ26に供給される目標電流値及びペダルアクチュエータ26のソレノイドコイル28の電流値の立ち上がりの遷移を示すタイムチャートである。
仮に、現在時刻t0において、サーボコントローラ42から、ソレノイドコイル28に電流指示値u(p)として目標電流値ru0が供給されているときに、ペダルPDの深さ目標値が変化し、新たな目標電流値ru1が生成されたとする。ここで、従来の手法であれば、深さ目標値が更新されるまでの間、例えば、時刻t0から時刻t2までの間(約4msec)、電流指示値u(p)として、現在の目標電流値ru0に代わって次の目標電流値ru1がそのまま供給されることになる。ソレノイドコイル28の電流値は、理想的には目標電流値ru1にほぼ従って直ちに立ち上がるのが好ましい。しかし、ソレノイドコイル28は時定数τの一時遅れ要素を有するため、その実際の電流値は第1曲線cAで示されるように遅延して立ち上がる。そこで、本実施の形態では、以下に説明するように、目標電流値ru1を補正した補正目標電流値ru(temp)を一時的に供給するようにする。
図3に戻り、続くステップS105では、サーボコントローラ42は、補正目標電流値ru(temp)を、現在供給している電流指示値u(p)(時刻t0においては目標電流値ru0)と新たに生成した目標電流値ru1とに基づいて、下記数式1により算出する。
(数1)
ru(temp)=ru1+(ru1−u(p))
次に、上記算出した補正目標電流値ru(temp)をペダルアクチュエータ26のソレノイドコイル28に供給し(ステップS106)、これを所定時間T(例えば1.5msec)に亘って(例えば、時刻t0から時刻t1まで)継続する(図4参照)。そして、所定時間T経過後に、上記生成した目標電流値ru1を供給する、すなわち、供給する電流指示値u(p)を補正目標電流値ru(temp)から目標電流値ru1に戻して(ステップS107)、本処理を終了する。
その結果、図4の例では、ソレノイドコイル28の電流値は、第2曲線cBで示されるように、時刻t0から時刻t1にかけては、補正目標電流値ru(temp)に向かって遷移するので、従来の制御手法の場合のように目標電流値ru1に向かって遷移するのに比し、速やかに立ち上がる。また、ソレノイドコイル28の電流値は、時刻t1から時刻t2にかけては、目標電流値ru1に向かって緩やかに遷移するが、時刻t1で既に目標電流値ru1に近い値になっているため、結果として、第1曲線cAに比し目標電流値ru1との差異が常に小さく遷移する。
図4では、現在供給している電流指示値u(p)よりも新たな目標電流値ru1が高いという例を示したが、電流指示値u(p)よりも新たな目標電流値ru1が低い場合にも同様に処理でき、例えばステップS105では、上記数式1により補正目標電流値ru(temp)を算出すればよい。
本実施の形態によれば、新たに生成された目標電流値ru1をソレノイドコイル28に供給するにあたって、現在供給している電流指示値u(p)に対する目標電流値ru1の変化方向に目標電流値ru1を補正した補正目標電流値ru(temp)を所定時間Tに亘って供給した後に、目標電流値ru1を供給するようにしたので、ペダルPDを、演奏データに従った目標位置に速やかに制御することができる。
また、上記数式1のような設定により、ソレノイドコイル28の電流値を安定的に目標電流値ru1に収束させ、ペダルPDにおいて、チャタリング(ペダルノイズ)等の不安定な動作の発生を回避することができる。
すなわち、上記数式1によると、現在の電流指示値u(p)が仮に0であるとすると、目標電流値ru1の2倍の値が補正目標電流値ru(temp)となることから、最高で目標電流値ru1の2倍の値が一時的に供給され得ることになる。また、所定時間Tは、目標電流値ru1の更新間隔(図3のペダル制御処理の実行間隔である4msec)の1.5/4倍という設定である。仮に、補正目標電流値ru(temp)を、目標電流値ru1の3倍、4倍といった大きすぎる値に設定し、あるいは所定時間Tをもっと長くして目標電流値ru1の更新間隔に近い値に設定したとすると、制御が発振し、第2曲線cBが目標電流値ru1を大きくオーバーシュートするおそれがある。少々のオーバーシュートは問題ないが、大きすぎると収束性が悪く制御が不安定となる。従って、上記数式1は一例であるが、目標電流値ru1の補正の度合いと、補正目標電流値ru(temp)を供給する所定時間Tとは、製品仕様に応じて個々に最適値となるように設定し、それに応じて補正のための式も設定するのが好ましい。
具体的には、例えば、第2曲線cBが目標電流値ru1に達すると想定される時刻tx(不図示)を求め、現在時刻t0から時刻txまでの時間Txより短い範囲で(例えば、時間Txの0.8倍等に)所定時間Tを定めてもよい。その場合、さらに、サーボコントローラ42におけるサンプリング間隔の整数倍とするのが望ましい。一方、目標電流値ru1の補正の度合いを決定する上で、補正目標電流値ru(temp)は、常に、デューティ比の変更限度の値としてもよい。すなわち、増大方向なら100(%)、減少方向なら0(%)である。その場合においても、所定時間Tは、上記のような手法で定めてもよい。あるいは、所定時間Tを先に定め、ソレノイドコイル28の電流値が所定時間T経過後に目標電流値ru1に達するような曲線(第2曲線cBよりもさらに立ち上がりが急な曲線)の漸近値を、補正目標電流値ru(temp)として設定してもよい。
なお、制御の収束性を高める観点からは、目標電流値ru1が現在の電流指示値u(p)に対して高い場合においては、現在の電流指示値u(p)が低いときほど上記補正の度合いを大きく、所定時間Tを長く設定するのが望ましく、逆に、目標電流値ru1が現在の電流指示値u(p)に対して低い場合においては、現在の電流指示値u(p)が高いときほど上記補正の度合いを大きく、所定時間Tを長く設定するのが望ましい。
ところで、電流指示値u(p)は、実際には、上述のように、流すべき平均電流の目標値に応じたデューティ比のPWM信号であって、デューティ比の変更限度は100(%)であるから、新たな目標電流値ru1が現在の電流指示値u(p)に対して高い場合において、現在の電流指示値u(p)と所定の関係を持つ(例えば「ru1−u(p)」が、ディーティ比50%以上である)ときは、上記数式1による補正目標電流値ru(temp)の供給が不可能な場合があり得る。そのような場合は、図3のステップS106において、デューティ比の変更限度(100%または0%)を供給する。
かかる観点からは、目標電流値ru1が、現在の電流指示値u(p)より非常に高い(例えばディーティ比50%以上)場合、及び現在の電流指示値u(p)より非常に低い場合は、収束性を高めるという効果があまり発揮されないとも考えられる。しかし、このような場合は、目標電流値ru1の電流指示値u(p)に対する変化量が小さくとも元々電流指示値u(p)が限度値に近い値である場合、若しくは上記変化量が元々大きい場合である。前者の場合は電流値の速やかな立ち上がりの要求が低く、後者の場合も限度値寄りの目標電流を与えることに変わりはない。従って、目標電流値ru1が電流指示値u(p)に対して大きく変化したときほどソレノイドコイル28の電流値の速やかな立ち上がりが要求されることに鑑みれば、本発明は実際上きわめて有用である。
なお、図3のペダル制御処理は、一定の間隔(4msec)で実行されるとしたが、例えば、前記ステップS101、S102に相当する処理をモーションコントローラ41において20msec間隔で実行すると共に、これと並行して、前記ステップS103〜S107に相当する処理をサーボコントローラ42において4msec間隔で実行するようにしてもよい。あるいは、サーボコントローラ42とペダルアクチュエータ26との間にマイクロコンピュータを設け、前記ステップS106、S107に相当する処理をマイクロコンピュータに実行させるようにしてもよい。
なお、本実施の形態では、制御対象としてラウドペダルを例示したが、これに限られず、例えば、シフトペダル等の他のペダルや、鍵31等、各種操作子に同様に本発明を適用することができる。
本発明の一実施の形態に係る鍵盤楽器である鍵盤装置の構成を、ある1つの鍵に着目して示した部分断面図である。 鍵盤装置の制御機構の構成を示すブロック図である。 本実施の形態におけるペダル制御処理の手順を示すフローチャートである。 ペダルアクチュエータに供給される目標電流値及びペダルアクチュエータのソレノイドコイルの電流値の立ち上がりの遷移を示すタイムチャートである。
符号の説明
26 ペダルアクチュエータ、 28 ソレノイドコイル、 30 鍵盤装置(鍵盤楽器)、 41 モーションコントローラ、 42 サーボコントローラ(目標位置情報取得手段、目標電流値生成手段、駆動制御手段)、 PD ペダル(操作子)、 Pr(p) 位置制御データ(目標位置情報)、 ru1 目標電流値、 u(p) 電流指示値(現在電流値)、 ru(temp) 補正目標電流値、 T 所定時間

Claims (1)

  1. ソレノイドコイルに電流を供給することで駆動される操作子を有する鍵盤楽器であって、
    前記操作子の目標位置を規定する目標位置情報を順次取得する目標位置情報取得手段と、
    前記目標位置情報取得手段により取得された目標位置情報に基づき前記ソレノイドコイルに供給すべき目標電流値を順次生成する目標電流値生成手段と、
    前記目標電流値生成手段により生成された目標電流値を前記ソレノイドコイルに順次供給して該ソレノイドコイルを駆動制御する駆動制御手段とを有し、
    前記駆動制御手段は、前記生成された目標電流値を前記ソレノイドコイルに供給する際、前記ソレノイドコイルに現在供給している目標電流値を前記生成された目標電流値から差し引いた値を前記生成された目標電流値に加算することで補正目標電流値を算出すると共に、該算出した補正目標電流値を、前記現在供給している目標電流値に代えて所定時間に亘って供給し、その後、前記生成された目標電流値を供給することを特徴とする鍵盤楽器。
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