JP2002007014A - 情報処理装置及び該情報処理装置を備えた楽器 - Google Patents

情報処理装置及び該情報処理装置を備えた楽器

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JP2002007014A
JP2002007014A JP2000183670A JP2000183670A JP2002007014A JP 2002007014 A JP2002007014 A JP 2002007014A JP 2000183670 A JP2000183670 A JP 2000183670A JP 2000183670 A JP2000183670 A JP 2000183670A JP 2002007014 A JP2002007014 A JP 2002007014A
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gui
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JP2000183670A
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Haruki Uehara
春喜 上原
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Yamaha Corp
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/0008Associated control or indicating means
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS OR SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L15/00Speech recognition
    • G10L15/26Speech to text systems
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS OR SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L17/00Speaker identification or verification

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作によってユーザの所望するGUI
画面を表示することができる情報処理装置及び該情報処
理装置を用いた楽器を提供する。 【解決手段】 GUI画像の表示が可能な情報処理装置
230に入力音声からユーザを特定する話者認識エンジ
ン300を設ける。またGUIデータベース部234
は、ユーザによって作成されたGUI画像情報と、該ユ
ーザに付与されるユーザIDとを対応付けて管理する。
ユーザがマイクロホン231に向かって所定の言葉を発
声すると、表示装置235の表示部にはユーザが所望す
るGUI画像が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置及び
情報処理装置を備えた楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、操作性の良いGUI(Guraphicl U
seer Interface)を用いた汎用パーソナルコンピュータ
等の情報処理装置が広く普及している。図15は、ユー
ザがGUIを用いた情報処理装置を操作する場合の表示
画像(以下、単にGUI画像という)を示した図であ
る。ユーザは、同図に示す表示画面を見ながらマウス等
を用いてパラメータの設定・変更等を行う。このよう
に、GUIを搭載した情報処理装置は、マウス等を用い
て簡単に操作することができ、複雑な操作(例えば、コ
ンピュータにコマンド文字列を入力する等)を必要とし
ないため非常に扱いやすいものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このGUI
を用いた情報処理装置の中には、予め決まったGUI画
面のデザインに飽き足らないユーザを満足させるべく、
ユーザが独自にGUI画面のデザインを設計し、これを
追加できるようにしたものがある。このような情報処理
装置において、ユーザが作成したオリジナルのGUI画
面を表示させるためには、ユーザはキーボード等を用い
て表示画面の選択を行う必要があった。このため、キー
ボード等からの入力を不得手とする人にとっては、この
選択操作が非常に苦痛となっていた。また、両手がふさ
がっているような場合、例えば両手を使用して該情報処
理装置を搭載した電子楽器の演奏を行っているような場
合には、いったん演奏を中断してから該情報処理の操作
を行う必要があった。本発明は、以上説明した事情を鑑
みてなされたものであり、簡単な操作によってユーザの
所望するGUI画面を表示することができる情報処理装
置及び該情報処理装置を備えた楽器を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した問題を解決する
ため、請求項1に記載の情報処理装置は、音声を入力す
る音声入力手段と、音声主とグラフィカルユーザインタ
フェース画像に含ませるべき表示項目とを対応付けて記
憶する記憶手段と、前記音声入力手段によって入力され
た音声の音声主を識別する音声主識別手段と、前記音声
主識別手段によって識別された音声主に対応する表示項
目を、前記記憶手段から抽出する表示項目抽出手段とを
具備することを特徴とする。
【0005】また、請求項2に記載の情報処理装置は、
音声を入力する音声入力手段と、音声主と複数種類のグ
ラフィカルユーザインタフェース画像毎に含ませるべき
表示項目とを対応付けて記憶する記憶手段と、前記音声
入力手段によって入力された音声主を識別する音声主識
別手段と、前記音声入力手段によって入力された音声を
認識する音声認識手段と、前記音声主識別手段によって
識別された音声主に対応する表示項目であり、かつ前記
音声認識手段の認識結果によって特定された種類のグラ
フィカルユーザインタフェース画像に含ませるべき表示
項目を、前記記憶手段から抽出する表示項目抽出手段と
を具備することを特徴とする。
【0006】また、請求項3に記載の情報処理装置は、
請求項1または2のいずれかに記載の構成において、前
記表示項目抽出手段によって抽出された表示項目を表示
するための表示手段を具備することを特徴とする。
【0007】また、請求項4に記載の情報処理装置は、
請求項1〜3のいずれか1の請求項に記載の構成におい
て、音声主に対応するGUI画像に含ませるべき表示項
目を自動的に設定し、設定した表示項目を当該音声主に
対応づけて前記記憶手段に書き込む自動書込手段をさら
に具備することを特徴とする。
【0008】また、請求項5に記載の楽器は、請求項1
〜4のいずれか1の請求項に記載の情報処理装置を具備
することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明をさらに理解しやす
くするため、実施の形態について説明する。かかる実施
の形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明
を限定するものではなく、本発明の範囲で任意に変更可
能である。
【0010】A.第1の実施形態 A−1;実施形態の構成 本実施形態においては、本発明に係る情報処理装置23
0を自動ピアノ200に適用した場合を例に説明を行
う。図1は、自動ピアノ200の外観を示す斜視図であ
り、図2は、自動ピアノ200の構成を説明するための
図である。
【0011】A−1−1;自動ピアノ200の機械的構
成 図2に示すように、自動ピアノ200は鍵1の運動をハ
ンマ2に伝達するアクション機構3と、ハンマ2によっ
て打撃される弦4と、鍵1を駆動するソレノイド5と、
弦4の振動を止めるダンパ6と、ハンマ2の移動を規制
するストッパ8(図中矢印方向に移動可能)からなる消
音機構とを備えている。そのほかにも、この自動ピアノ
200は従来のピアノに搭載される機構(例えば、ハン
マ2の暴れを防止するバックチェック7等)と同様のも
のを備えるが、発明の趣旨とは関係がないため、説明を
省略する。
【0012】A−1−2;自動ピアノ200の電気的構
成 この自動ピアノ200は、CPU、ROM、RAM等か
ら構成されるコントローラ240と、磁気ディスク、光
ディスク等からなる記録メディアを用いて演奏データを
記録する記録装置211と、コントローラ240から供
給される制御信号に基づいてサーボ機構の制御を行うサ
ーボコントローラ212と、本発明に係る情報処理装置
230とを有している。コントローラ240は、記録装
置から供給される演奏データに基づいて、各時刻で各鍵
の位置を制御するための制御信号をサーボコントローラ
212へと供給する。サーボコントローラ212は、コ
ントロ−ラ240から供給される制御信号に基づいて、
各鍵1に対応する各ソレノイドに対して各鍵1の位置に
対応する励磁電流を流すと共に、各鍵1に対応して設け
られている各ソレノイド5から入力されるフィードバッ
ク信号Vyを用いて各ソレノイドに流す励滋電流のフィ
ードバック制御を行う。またコントローラ240は、図
示せぬ駆動機構をオン・オフ駆動することによってスト
ッパ8の位置制御も行う。コントローラ240は、上述
したようにして記録装置29等から供給される演奏デー
タに基づいて、サーボコントローラ12を介して各鍵1
に対応して設けられている各ソレノイド5の位置制御を
行い、打弦による機械的な楽音発生制御を行う。
【0013】自動ピアノ200には、また、各鍵1の動
作を検出する複数のキーセンサ221が設けられてい
る。キーセンサ221は、各鍵1の下面に対応する位置
に設けられており、鍵1の状態変化(押鍵、離鍵等)に
応じた信号をコントローラ240に出力する。コントロ
ーラ240は、キーセンサ221から供給される信号に
基づいて、電子楽音発生部222に制御信号を供給し、
電子的な楽音の発生等を制御する。また、コントローラ
240は、鍵1の動作に応じて電子的に楽音を発生させ
る際、ストッパ8の位置制御を行うことによりハンマ2
による弦4の打撃を阻止し、打弦による発音を抑止する
制御をも行う。このように、自動ピアノ200は、打弦
による機械的な楽音発生制御を行う機能に加え、同じ演
奏データに基づいて音源やスピーカから構成される電子
楽音発声部222に制御信号を供給し、演奏データに応
じた電子的な楽音発生制御を行う機能をも備えている。
次に、情報処理装置230の具体的構成について図3〜
図5を参照して説明する。
【0014】<情報処理装置230の構成>図3は、情
報処理装置230の構成を示すブロック図である。情報
処理装置230は、話者の音声に基づいてGUI画像の
切り換えを行う役割を担っており、マイクロホン231
と、A/D変換部232と、話者認識エンジン300
と、GUI画像制御部233と、GUIデータベース部
234と、表示装置235とを具備している。マイクロ
ホン231は、所定の指向性を有するマイクロホンであ
り、ユーザが発する音声を拾いやすい向きに取り付けら
れている(図1参照)。A/D変換部232は、マイク
ロホン231を介して入力されるアナログ信号をデジタ
ル信号に変換し、話者認識エンジン300に出力する。
話者認識エンジン300は、マイクロホン231が拾っ
た音声を解析し、ユーザ情報を取得する。ここで、ユー
ザ情報とは、マイクロホン231を介して入力される音
声がGUIデータベース部234に登録されたいずれの
ユーザの音声であるか等を示す情報をいう。この話者認
識エンジンの300の具体的構成については、後に詳述
することとし、説明を続ける。
【0015】GUI画像制御部233は、話者認識エン
ジン300から供給されるユーザ情報を検索キーとし
て、GUIデータベース部234に格納された複数のG
UI画像に関する画像情報(以下、単にGUI画像情報
という)の中からユーザ情報に合致するGUI画像情報
を取得する。GUIデータベース部234は、この情報
処理装置230に登録したユーザに付与されるユーザ毎
に固有のIDと、該ユーザが作成したオリジナルのGU
I画像情報とを対応付けて管理している。ここで、GU
I画像情報には設定パラメータやメニュー項目等の表示
項目が含まれており、後述するGUI画像登録時にはユ
ーザが図示せぬ操作部を操作してGUIに含ませるべき
表示項目を選択等してGUI画像情報を作成する。例え
ば、同図に示す「GUI 1」は、ID「1」の付与さ
れたユーザ1が作成したGUI画像情報であることを示
しており、表示項目A、C等が含まれている。また、
「GUI 2」は、ID「2」の付与されたユーザ2が
作成したGUI画像情報あることを示しており、表示項
目B、D、F等が含まれている。また、図示は省略して
いるが、同様に「GUI 3」〜「GUI N」は、そ
れぞれID「3」〜「N」の付与されたユーザ3〜Nが
作成したGUI画像情報であることを示しており、複数
の表示項目が含まれている。いる。また、このGUIデ
ータベース部234には、未登録ユーザ向けに情報処理
装置100の設計者が作成したGUI画像(以下、この
GUI画像を基本GUI画像という。)情報「GUI
P」が記憶されている。なお、この基本GUI画像情報
「GUI P」には、未登録ユーザである旨のID
「P」(P>N)が対応付けられいる。
【0016】表示装置235は、例えば液晶表示装置
(LCD)であり、GUI画像制御部233から供給さ
れるGUI画像情報に基づきGUI画像を生成し、生成
したGUI画像を図示せぬ表示部に表示する。図4
(a)は、基本GUI画像を表示部に表示した場合を例
示する図であり、図4(b)は、ユーザによって作成さ
れたGUI画像を表示部に表示した場合を例示する図で
ある。なお、図4(a)及び図4(b)はいずれも、自
動ピアノ200における初期設定の操作画面を示してい
る。図4(a)に示す基本GUI画像は、楽曲の演奏速
度を調節するパラメータ(表示項目)「TEMPO」
と、楽曲の音量を調節するパラメータ「VOLUME」
と、ハンマ2による打弦音及び電子音の音量バランスを
調節するパラメータ「BALANCE」とにより構成さ
れている。
【0017】これに対し、図4(b)に示すユーザによ
って作成されたGUI画像は、図4(a)に示す基本G
UI画像に対して、残響音の深さを調節するパラメータ
「REVERB」、音の拡がりを調節するパラメータ
「CHORUS」を設けた構成となっている。この図4
(b)にのみ表示されるパラメータ「REVERB」及
び「CHORUS」は、基本GUI画像を構成するパラ
メータのみでは満足しないユーザが追加したパラメータ
である。すなわち、未登録ユーザが初期設定の操作画面
を呼び出した場合には、常に図4(a)に示す設定画面
が表示部に表示されるのに対し、GUI画像を作成した
既登録ユーザが初期設定の操作画面を呼び出した場合に
は、例えば図4(b)に示すユーザオリジナルの設定画
面が表示部に表示されるのである。そして、ユーザはこ
の表示部に表示されたGUI画像を確認しながら図示せ
ぬ操作部を操作することにより、パラメータの設定・変
更を行う。例えば、ユーザがマウス等を用いて音量「V
OLUME」を下げる操作を行った場合(図4(b)に
示す、矢印方向に回転)には、音量を下げるべき旨の制
御データが情報処理装置230からコントローラ240
に供給される。コントローラ240は情報処理装置23
0から制御データを受け取ると、音量を下げるための制
御を電子楽音発生部222に対して行う。なお、ユーザ
が初期設定画面を呼び出す操作については説明の重複を
避けるため、本実施形態の動作説明の項において詳細を
明らかにする。
【0018】<話者認識エンジン300の構成>図5
は、話者認識エンジン300の構成を示すブロック図で
ある。話者認識エンジン300は、信号処理部301
と、音声分析部310と、特徴パターン記憶部320−
k(k=1〜N)と、類似度計算部330−k(k=1
〜N)と、判定部340とを具備している。信号処理部
301は、A/D変換部232から供給されるデジタル
信号に対して信号処理を行い、信号処理を行った結果を
音声データとして、音声分析部310に供給する。信号
処理部301が行う信号処理の内容は、音声分析部31
0から供給される信号処理指示信号等に応じて変更され
る。音声分析部310は、マイクロホン231及びA/
D変換部232を介して入力される音声を音響分析する
ことによって音声パターンを作成し、作成した音声パタ
ーンを各類似度計算部330−kに供給する。特徴パタ
ーン記憶部320−kは、GUIデータベース部234
に登録された各話者の音声の特徴パターンを記憶してい
る。この特徴パターン記憶部320−kへ音声の特徴パ
ターンを登録したユーザには固有のID(以下、ユーザ
IDという)が付与され、この各ユーザに付与されたユ
ーザIDは、各特徴パターン記憶部320−kの所定領
域に格納される。特徴パターン記憶部320−kの所定
領域に格納されるユーザIDは、図示せぬID生成部に
おいて生成される。ID生成部は、重複したIDの発行
を防ぐべく、生成したIDを管理する役割も担ってい
る。特徴パターン記憶部320−kは、このようにして
新規ユーザの音声の特徴パターン及びユーザIDを記憶
すると、GUIデータベース部234へその旨を通知す
る。
【0019】類似度計算部330−kは、音声分析部3
10から音声パターンを受け取ると、特徴パターン記憶
部320−kから話者kの音声の特徴パターン及びユー
ザIDを読み出し、読み出したユーザkの音声の特徴パ
ターンと入力された音声パターンとの類似度を計算す
る。各類似度計算部320−kは、類似度の計算が終了
すると計算結果及び対応するユーザIDを判定部340
に出力する。判定部340は、各類似度計算部320−
kから供給される計算結果を比較し、最も値の大きなも
の(すなわち、最も類似度が高いもの)を選択すること
により、入力された音声が登録されているN人のユーザ
のうちの誰の音声であるかを判定する。ただし、類似度
計算部320−kから供給される計算結果の最も大きな
値が、予め定められた閾値よりも小さい場合、判定部3
40は未登録ユーザの音声であると判断する。
【0020】判定部340は入力された音声が既登録ユ
ーザの音声であると判断した場合には、対応する類似度
計算部から送られてきたユーザIDをユーザ情報として
GUI画像制御部233に出力する。一方、入力された
音声が未登録ユーザの音声であると判断した場合には、
予め判定部340の図示せぬ記憶部に格納されている未
登録ユーザである旨のユーザID「P」をユーザ情報と
して、GUI画像制御部233に出力する。GUI画像
制御部233は、話者認識エンジン300からのユーザ
情報を検索キーとして、GUIデータベース部234に
格納された複数のGUI画像情報の中からユーザ情報に
合致するGUI画像情報を取得し、これを表示装置25
0に供給する。表示装置250がGUI画像制御部23
3からGUI画像情報を受け取ることにより、表示部に
は音声入力を行ったユーザに対応するGUI画像が表示
されることとなる。次に、本発明に係る情報処理装置1
00を適用した自動ピアノ200の動作について、図3
及び図5を参照して説明する。
【0021】A−2;実施形態の動作 A−2−1;ユーザがオリジナルのGUI画像を登録す
る場合 まず、ユーザは図示せぬ情報処理装置230の操作部
(図示略)を操作し、表示部を確認しながら自分の名前
を入力する。例えば、ユーザの名前が「タロウ」であれ
ば、ユーザは操作部を操作し「TARO」と入力する。
次に、ユーザは音声の特徴パターンを登録するため、マ
イクロホン231に向かって約20秒間ほど任意の単語
を読み上げる。ユーザが任意の単語を読み上げることに
より、情報処理装置100に入力されたアナログ信号
は、A/D変換部232、信号処理部301等を介して
デジタル音声データに変換され、未使用の特徴パターン
記憶部320−kに保存される。ここでは、特徴パター
ン記憶部320−1が未使用であり、この特徴パターン
記憶部320−1にユーザ「TARO」の音声データが
保存されたとする。
【0022】音声データが特徴パターン記憶部320−
1に保存されると、ID生成部は新たなユーザIDを生
成し、生成したユーザID(ユーザID「1」とする)
を特徴パターン記憶部320−1の所定領域に書き込
む。特徴パターン記憶部320−1は、音声の特徴パタ
ーン及びユーザIDが書き込まれたことを確認すると、
その旨をGUIデータベース部234に通知する。一
方、単語の読み上げが終了し、音声の特徴パターンの登
録が終了すると、表示部151には図6に示す画面が表
示される。ユーザは、表示部151に表示された内容か
らユーザID「1」を取得したこと等を確認した後、オ
リジナルGUI画像の登録作業に取りかかる。ユーザ
は、まず図示せぬ操作部を操作してGUI画像に表示す
べきパラメータの選択等を行うことにより、オリジナル
のGUI画像を作成する。ユーザによってGUI画像が
作成されると、表示部には「ユーザID ?」といった
文字が表示される。これを受け、GUI画像を作成した
ユーザ「タロウ」は操作部を操作して自分に付与された
ユーザID「1」の入力を行う。このような一連の操作
が行われることにより、情報処理装置230のGUIデ
ータベース部234には、ユーザ「タロウ」によって作
成されたGUI画像情報(以下の説明では、このGUI
画像情報を「GUI 1」とする)と、ユーザID
「1」が対応付けて格納され、これによりGUI画像の
登録作業が終了する。
【0023】A−2−2;ユーザが登録したGUI画像
を表示部に表示させる場合 以下に、ユーザ「タロウ」が登録したGUI画像を表示
部に表示させる場合を例に説明を行う。ユーザ「タロ
ウ」によって作成されたGUI画像情報はGUIデータ
ベース部234に格納されている。さらに詳述すると、
GUIデータベース部234には、ユーザ「タロウ」に
付与されたユーザID「1」と、該ユーザ「タロウ」が
作成したオリジナルのGUI画像情報「GUI 1」と
が対応付けて格納されている。自動ピアノ200におけ
る初期設定の操作画面を表示部151に表示させる際、
ユーザ「タロウ」は、まずマイクロホン231に向かっ
て「ショキセッテイ」と発声する。マイクロホン231
を介して「ショキセッテイ」という言葉が入力される
と、話者認識エンジン300は、この「ショキセッテ
イ」という言葉が既登録ユーザによって発声されたもの
であるのか、あるいは未登録ユーザによって発声された
ものであるのかを判断する。
【0024】話者認識エンジン300に入力された音声
は、信号処理部301を介し音声データとして音声分析
部310に入力される。音声分析部310は、入力され
た音声データに基づき音声パターンを作成し、これを各
類似度計算部330−kに供給する。各類似度計算部3
30−kは、音声分析部310から音声パターンを受け
取ると、対応する各特徴パターン記憶部320−kから
音声の特徴パターン及びユーザIDを読み出し、読み出
したユーザkの特徴パターンと入力された音声パターン
との類似度の計算を行う。各類似度計算部330−k
は、類似度の計算が終了するとこの計算結果及びユーザ
IDを判定部340に出力する。判定部340は、各類
似度計算部320−kから供給される計算結果を比較
し、最も値の大きなもの(すなわち、最も類似度が高い
もの)を選択することにより、入力された音声が登録さ
れているN人のユーザのうちの誰の音声であるかを判定
する。
【0025】ここで、ユーザ「タロウ」の音声の特徴パ
ターンは、特徴パターン記憶部320−1に記憶されて
いる。従って、判定部340は、特徴パターン記憶部3
20−1に対応する類似度計算部330−1から供給さ
れるデータ値が最も大きく、かつこのデータ値が予め定
められた閾値よりも大きいことから、特徴パターン記憶
部320−1に登録されたユーザが発声したものと判断
する。このようにして、話者認識エンジン300は入力
された音声が特徴パターン記憶部320−1に登録され
たユーザID「1」の音声であると判断すると、ユーザ
ID「1」をユーザ情報として、GUI画像制御部23
3に供給する。GUI画像制御部233は、話者認識エ
ンジン300からユーザ情報を受け取ると、このユーザ
情報を検索キーとして、GUIデータベース部234に
格納された複数のGUI画像情報の中からユーザ情報
(ユーザID「1」)に合致するGUI画像情報「GU
I 1」を取得する。このようにして、GUI画像制御
部233は、GUIデータベース部234からユーザI
D「1」に対応するGUI画像情報、すなわちユーザ
「タロウ」が登録したGUI画像情報「GUI 1」を
取得し、これを表示装置235に供給する。これによ
り、表示装置235の表示部には、既登録ユーザ「タロ
ウ」が作成したGUI画像が表示される(図4(b)参
照)。
【0026】一方、未登録ユーザがマイクロホン231
に向かって「ショキセッテイ」と発声した場合、話者認
識エンジン300は上述した場合と同様に、既登録ユー
ザによって発声されたものであるのか、あるいは未登録
ユーザによって発声されたものであるのかを判断する。
この場合、各類似度計算部330−kに供給される音声
パターンは未登録ユーザの音声パターンである。従っ
て、各類似度計算部330ーkから判定部340へ供給
される計算結果の値はいずれも小さく、判定部340の
閾値を越えるものはない。これにより、判定部340は
未登録ユーザの音声であると判断し、判定部340の図
示せぬ記憶部に格納されている未登録ユーザである旨の
ユーザID「P」をユーザ情報として、GUI画像制御
部233に出力する。GUI画像制御部233は、ユー
ザID「P」を受け取ると、このユーザID「P」に対
応するGUI画像情報、すなわち未登録ユーザ用に情報
処理装置230の設計者が作成したGUI画像情報「G
UI P」をGUIデータベース部234から取得し、
これを表示装置235に供給する。これにより、表示装
置235の表示部には、情報処理装置100の設計者が
作成した未登録ユーザ用のGUI画像が表示される(図
4(a)参照)。
【0027】以上の説明から明らかなように、本発明に
係る情報処理装置230を自動ピアノ200に適用する
ことにより、話者に応じて表示項目の異なるGUI画像
を表示部に表示することが可能となる。また、ユーザが
自動ピアノ200を演奏し、両手がふさがっているよう
な場合であっても、ユーザは音声によって簡単にGUI
画像を表示部に表示させることができる。また、表示部
に表示されるGUI画像は、ユーザが自ら作成・登録し
たGUI画像である。言い換えれば、ユーザの使い勝手
が良いように、各ユーザが作成したGUI画像である。
従って、演奏中にパラメータの設定を変更しなければな
らない場合等においても、ユーザは瞬時にパラメータの
設定を変更することができ、これにより演奏の流れを中
断させるといった弊害を最小限に抑えることができる。
【0028】B.第2の実施形態 上述した第1の実施形態に係る情報処理装置230は、
話者認識エンジン300により話者を特定し、該当する
話者に応じてGUI画像を切り換える構成であった。こ
れに対し、本実施形態に係る情報処理装置230’は、
上述した情報処理装置230に加え、音声認識エンジン
400を設けた構成となっている。その他の構成は、上
述した第1の実施形態に係る情報処理装置100と同様
であるため、対応する部分には同一符号を付し、説明を
省略する。
【0029】<音声認識エンジン400の説明>図7
は、情報処理装置230’の構成を示すブロック図であ
り、図8は音声認識エンジン400の構成を示すブロッ
ク図である。図8に示すように、音声認識エンジン40
0は、信号処理部410と、音声認識部420と、比較
部430と、コマンド語・パラメータ語記憶部440と
を備えている。信号処理部410は、A/D変換部23
2から供給されるデジタル信号に対して信号処理を行
い、信号処理を行った結果を音声データとして、音声認
識部420に供給する。信号処理部410が行う信号処
理の内容は、音声認識部420から供給される信号処理
指示信号等に応じて変更される。
【0030】音声認識部420は、信号処理部410か
ら入力された音声データを所定のフレーム単位のデータ
に分割し、予め登録してある各音素モデルをモデル化し
た音響モデルを比較対照として、波形比較を行い両者が
マッチしている確率の高い音素を決定する音素解析を行
う。次に、音声認識部420は、音素解析処理によって
暫定的に決定された音素の並びと、単語辞書(図示略)
とを比較し、単語として成立する可能性が高い単語を決
定する。次に、それらの単語に対して言語モデルを用い
て構文解析を行い、例えば日本語として成立する分を決
定する。そして決定した文を認識データとして比較部4
30へ供給する。ここで、音声認識部420は単語辞書
として、予め自動ピアノ200の制御において用いられ
るコマンド及びパラメータの設定・変更に関連する単語
(例えば、制御の開始及び停止を指示する「スター
ト」、「ストップ」等の単語)の他、GUI画像の切り
換えに用いられるコマンドの設定・変更に関する単語
(例えば、初期設定を行うためのGUI画像の表示を指
示する「ショキセッテイ」、演奏設定を行うためのGU
I画像の表示を指示する「エンソウセッテイ」等の単
語)が登録されたものを用いるようにする。
【0031】比較部430は、コマンド語・パラメータ
語記憶部440に予め記録されているコマンド及びパラ
メータに対応するデータと、音声認識部420から供給
される認識データを参照・比較することによって、認識
データがどのようなコマンド及びパラメータに関する指
示を行うものなのかを決定する。そして、最も確率の高
い音声入力コマンド(パラメータの設定・変更を含む)
と、それに続くいくつかの他のコマンドの候補とをあわ
せて、GUI画像制御部233で一意に解釈できる形態
のデータ形式に変換し、コマンド語・パラメータ語認識
情報としてGUI画像制御部233へ送出する。次に本
実施形態に係るデータベース部234に格納されるデー
タについて図7を参照して説明する。
【0032】データベース部234内に示す「GUI
A1」は、ID「1」の付与されたユーザ1が作成した
演奏設定を行うためのGUI画像情報であり、「GUI
A2」は、ID「2」の付与されたユーザ2が作成し
た演奏設定を行うためのGUI画像情報であり、・・・、
「GUI AN」は、ID「N」の付与されたユーザN
が作成した演奏設定を行うためのGUI画像情報であ
る。また、上述した第1の実施形態と同様に、このGU
Iデータベース部234には、情報処理装置100の設
計者が作成した演奏設定を行うための基本GUI画像情
報「GUI AP」が記憶されている。このように、本
実施形態に係るGUIデータベース部234には、ユー
ザが作成した初期設定を行うためのGUI画像情報(例
えば、「GUI 1」等)の他に、演奏設定を行うため
のGUI画像情報(例えば、「GUI A1」等)が各
ユーザID毎に対応付けられて格納されている。すなわ
ち、本実施形態に係るGUIデータベース部234に
は、各ユーザID毎に複数種類のGUI画像が対応付け
られて格納されている。
【0033】このような構成の情報処理装置230’に
おいて、ユーザがマイクロホン231に向かって「ショ
キセッテイ」と発声すると、初期設定用に作成したオリ
ジナルのGUI画像が表示部に表示される。一方、ユー
ザがマイクロホン231に向かって「エンソウセッテ
イ」と発声すると、演奏設定用に作成したオリジナルの
GUI画像が表示部に表示される。このようにしてマイ
クロホン231を介して入力されたアナログ信号は、A
/D変換部232においてデジタル信号に変換され、音
声認識エンジン400及び話者認識エンジン300入力
される。音声認識エンジン400においては、入力され
た音声データとコマンド語・パラメータ語記録部194
に予め記録されているコマンド及びパラメータとを比較
することにより、音声データがどのようなコマンド及び
パラメータに関する指示を行うものなのかを決定し、コ
マンド語・パラメータ語認識情報としてGUI画像制御
部233に供給する。
【0034】上記音声認識処理と並行して、話者認識エ
ンジン300による話者認識処理が行われる。話者認識
エンジン300は、前述したように入力された音声デー
タから話者を特定し、対応するユーザIDをユーザ情報
として、GUI画像制御部233に供給する。GUI画
像制御部233は、音声認識エンジン400からコマン
ド語・パラメータ語情報を受け取ることにより、GUI
データベース部234から取得すべきGUI画像情報の
種類を判断し、話者認識エンジン300からユーザ情報
を受け取ることにより、GUIデータベース部234に
格納された複数のGUI画像情報のうち、どのユーザI
Dに対応するGUI画像を取得すべきかを判断する。こ
のようにして、GUI画像制御部233は、どのユーザ
が作成した、どの種類のGUI画像を取得すべきかを判
断し、GUIデータベース部234から判断結果に合致
するGUI画像情報を取得する。そして、GUI画像制
御部233がGUIデータベース部234から取得した
GUI画像情報を表示装置235に供給することによ
り、表示装置235の表示部には入力された音声データ
に対応するユーザオリジナルのGUI画像が表示され
る。
【0035】このように、本実施形態に係る情報処理装
置230’を自動ピアノ200に適用することにより、
ユーザは複数種類のGUI画像を該情報処理装置23
0’に保存しておくことができる。これにより、ユーザ
は作成した複数のGUI画像の中からユーザが所望する
任意のGUI画像を音声によって選択し、選択したGU
I画像を表示部に表示することができる。
【0036】C.変形例 <変形例1>以上説明した第1の実施形態に係る及び第
2の実施形態に係るデータベース部234は、GUI画
像情報及びユーザIDを対応付けて管理する構成であっ
たが(図3及び図7参照)、これに限定する趣旨ではな
く、例えばユーザの年齢、性別、ピアノの練習の進捗
度、曲目リスト(例えば、練習中の曲リスト、再生した
過去10曲分の曲リスト)等登録ユーザ毎の個人情報も
あわせて管理するようにする(図9及び図10参照)。
また、GUI画像制御部233は、これにあわせて、ユ
ーザIDに対応付けて管理されているGUI画像情報と
共に、これに対応付けられている個人情報をデータベー
ス部から取得し、これを表示装置235に供給するよう
にする。これにより、例えば図11に示す個人情報(同
図に示す、表示欄110)が掲載されたGUI画像を表
示部に表示するとができる。ここで、練習の進捗度や曲
目リスト等については、ユーザが自動ピアノ200を使
用して演奏する回数等に応じて自動で書き換えられるよ
うに情報処理装置を構成するようにしても良い。ピアノ
等の練習に励むユーザにとって、練習の進捗度等は大変
気になるものである。上述した構成の情報処理装置を用
いれば、ユーザはこの練習の進捗度等を簡単な操作によ
り容易に把握することができる。また、ユーザ自ら練習
の進捗度や曲目リスト等を書き換える必要がないため、
ユーザは自らの練習の進捗度等を把握するために煩わし
い思いをすることもない。また、個人情報は、楽器演奏
に関わるものに限らず、例えばメールアドレスのリスト
等も個人情報に含めることができる。また、GUI画像
の画像情報は、表示すべき文字や図形の大きさ、配置、
色等に関するデータのみならず、言語(例えば、英語、
日本語等)の設定、書式(ローマ字、ひらがな、カタカ
ナ、漢字等)の設定に関するデータをも含む構成とする
ことができる。
【0037】<変形例2>ここで、情報処理装置230
には、例えばユーザの演奏レベル(例えば、初級〜上級
レベル等)に応じて、GUI画像に含ませるべき表示項
目を自動的に設定し、設定した表示項目をGUIデータ
ベース部234の該当するユーザIDに対応づけて書き
込む自動書き込み手段500及び記憶手段510を設け
るようにしても良い(図12参照)。自動書き込み手段
500は、自動ピアノ200全体の制御を司るコントロ
ーラ240からユーザ毎の演奏レベルに関する制御デー
タを受け取り、これに基づき各ユーザの演奏レベルを自
動で判断する演奏レベル自動判断機能を具備している。
コントローラ240から供給される制御データは、例え
ば、ユーザの練習時間(例えば、1日当たり何時間練習
したか、1ヶ月でトータル何時間練習したか等)、練習
回数(例えば、同じ練習曲を何回演奏したか等)、練習
の進捗状況(例えば、練習曲として何を演奏したか
等)、キーセンサ221の検出結果(例えば、押鍵すべ
きタイミングでユーザは押鍵していたか等)等に関する
データであり、自動書き込み手段500はこの制御デー
タに基づき、ユーザの演奏レベルを判断する。記憶手段
510には、例えば上級レベル、中級レベル、初級レベ
ルといったレベル毎のGUI画像情報が格納されてい
る。このGUI画像情報は、図13に示すように各レベ
ル毎にGUI画像に含ませるべき表示項目が異なる構成
となっている。自動書き込み手段500は、コントロー
ラ240からの制御データに基づき、対応するユーザの
GUI画像情報の書き換え等を行う。具体的には、次の
通りである。例えば、自動書き込み手段500がコント
ローラ240からの制御データに基づき、これまで初級
レベルであったユーザ1のレベルが中級レベルにレベル
アップしたと判断したとする。このような場合、自動書
き込み手段500は、記憶手段510から中級レベルの
GUI画像情報を読み出し、読み出した中級レベルのG
UI画像をGUIデータベース部234のユーザ1のG
UI画像情報(すなわち、初級レベルのGUI画像情
報)が格納されていたエリアに上書きする。図14
(a)は、初級レベル用のGUI画像を表示部に表示し
た図であり、図14(b)は、中級レベル用のGUI画
像を表示部に表示した図である。図14に示すように、
初級レベルのGUI画像は、設定の簡単なパラメータの
みによって構成されており、中級レベルのGUI画像
は、ユーザを満足させるべく、詳細かつ複雑な設定の複
雑な複数のパラメータによって構成されている。これら
のGUI画像の書き換えは、ユーザのレベルに応じて自
動書き込み手段500が行うため、ユーザは常に自分の
レベルにあったGUI画像を表示部に表示させることが
できる。なお、以上の説明では、自動書き込み手段50
0が自動で各ユーザのレベルを判断する構成としたが、
これに限定する趣旨ではなく、各ユーザが自分のレベル
を情報処理装置230に入力し、入力されたレベルに応
じてGUI画像情報の書き換えを行うようにしても良
い。また、演奏レベルのみならず、年齢等に応じてGU
I画像を書き換える構成としても良い。また、情報処理
装置のデータベース部には、各レベル毎に練習スケジュ
ールデータ(例えば、練習すべき曲目リスト、1日に費
やすべき練習時間等)等を格納しておき、ユーザがレベ
ルアップした場合には、このレベルに対応した練習スケ
ジュール表を作成し、これをGUI画像に掲載するよう
にしても良い。これにより、ユーザは目標を持って練習
に励むことができる。また、上述した第1の実施形態及
び第2の実施形態においては、情報処理装置230を自
動ピアノ200に適用した場合を例に説明を行ったが、
これに限定する趣旨ではなく、ピアノ以外の楽器に適用
できるのは勿論のこと、楽器以外の全てのもの(例え
ば、電子機器等)に適用可能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な操作によってユーザの所望するGUI画面を表示
することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態による情報処理装置230を
備えた自動ピアノ200の外観を示す斜視図である。
【図2】 同実施形態における自動ピアノ200の構成
を説明するための図である。
【図3】 同実施形態における情報処理装置230の構
成を示すブロック図である。
【図4】 表示部におけるGUI画像の表示例を示す図
である。
【図5】 同実施形態における話者認識エンジン300
の構成を示すブロック図である。
【図6】 表示部における入力手続き画面を例示した図
である。
【図7】 第2の実施形態における情報処理装置23
0’の構成を示すブロック図である。
【図8】 同実施形態における音声認識エンジン400
の構成を示すブロック図である。
【図9】 同実施形態におけるGUIデータベース部2
34を説明するための図である。
【図10】 個人情報のデータ構成を説明するための図
である。
【図11】 表示部におけるGUI画像の表示例を示す
図である。
【図12】 変形例2におけるGUI画像の自動書き込
み処理を説明するための図である。
【図13】 各レベル毎のGUI画像情報の構成を説明
するための図である。
【図14】 表示部におけるGUI画像の表示例を示す
図である。
【図15】 従来のGUI画像の表示例を示す図であ
る。
【符号の説明】
200・・・自動ピアノ 230,230’
・・・情報処理装置 231・・・マイクロホン 300・・・話者
認識エンジン 234・・・GUIデータベース部 233・・・GU
I画像制御部 235・・・表示装置 500・・・自動
書き込み手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 15/28 G10L 3/00 551P

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声を入力する音声入力手段と、 音声主とグラフィカルユーザインタフェース画像に含ま
    せるべき表示項目とを対応付けて記憶する記憶手段と、 前記音声入力手段によって入力された音声の音声主を識
    別する音声主識別手段と、 前記音声主識別手段によって識別された音声主に対応す
    る表示項目を、前記記憶手段から抽出する表示項目抽出
    手段とを具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 音声を入力する音声入力手段と、 音声主と複数種類のグラフィカルユーザインタフェース
    画像毎に含ませるべき表示項目とを対応付けて記憶する
    記憶手段と、 前記音声入力手段によって入力された音声主を識別する
    音声主識別手段と、 前記音声入力手段によって入力された音声を認識する音
    声認識手段と、 前記音声主識別手段によって識別された音声主に対応す
    る表示項目であり、かつ前記音声認識手段の認識結果に
    よって特定された種類のグラフィカルユーザインタフェ
    ース画像に含ませるべき表示項目を、前記記憶手段から
    抽出する表示項目抽出手段とを具備することを特徴とす
    る情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記表示項目抽出手段によって抽出され
    た表示項目を表示するための表示手段を具備することを
    特徴とする請求項1または2のいずれか1の請求項に記
    載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 音声主に対応するGUI画像に含ませる
    べき表示項目を自動的に設定し、設定した表示項目を当
    該音声主に対応づけて前記記憶手段に書き込む自動書込
    手段をさらに具備することを特徴とする請求項1〜3の
    いずれか1の請求項に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1の請求項に記
    載の情報処理装置を備えた楽器。
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