JP4201178B2 - 画像記録装置 - Google Patents

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    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/465Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using masks, e.g. light-switching masks

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、感光材料に画像を記録する画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)や液晶シャッタ等の空間光変調器により変調された光ビームを半導体基板やプリント基板あるいはフォトマスク用のガラス基板等(以下、「基板」という。)に形成されたフォトレジスト膜上に照射し、微細なパターンの描画(すなわち、画像の記録)を行う技術が知られている。
【0003】
特開昭62−21220号公報では、DMDの微小ミラー群により空間変調された光ビームを感光材料上に照射しつつ、感光材料を所定の距離だけ送りながらDMDへの信号を制御して微細なパターンを露光する手法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来より1つの空間光変調器のみを用いて画像記録を行う技術が提案されているが、1つの空間光変調器では広範囲に渡るパターンの描画を行うには長時間を要することとなる。描画を高速に行うために複数の空間光変調器を使用することも考えられるが、微細なパターンの場合は単に複数の空間光変調器を配列配置するのみでは各空間光変調器により描画される感光材料上の像を互いにつなぎ合わせることは容易ではない。
【0005】
すなわち、近年、形成されるパターンの微細化に伴って、基板の微小な変形や基板保持位置の微小なずれ等が描画パターンの精度に与える影響が大きくなってきており、これらの影響により、従来、微細パターンを高速に描画することができなかった。
【0006】
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、高速に高精度な微細パターンの画像を記録することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、感光材料に画像情報に基づいて変調された光ビームを照射して画像を記録する画像記録装置であって、それぞれが変調された光ビームを感光材料に向けて出射する複数の光照射部を有する露光ユニットと、複数の光ビームを感光材料に照射しつつ前記感光材料を前記露光ユニットに対して相対的に走査させる走査手段と、前記感光材料の走査方向にほぼ垂直な方向に関して、前記複数の光照射部に対応する複数の照射位置の間隔を変更する照射位置調整手段とを備え、前記複数の光照射部のそれぞれが、光源と、前記光源からの光を空間変調する空間光変調器と、前記空間光変調器からの光ビームを感光材料へと導く光学系とを有し、前記照射位置調整手段が、少なくとも前記空間光変調器を前記露光ユニットに対して移動する機構を有する。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像記録装置であって、前記照射位置調整手段が、前記複数の照射位置のそれぞれを独立して移動する。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の画像記録装置であって、感光材料の走査方向にほぼ垂直な方向に前記露光ユニットを移動する機構をさらに備える。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の画像記録装置であって、前記複数の光照射部のそれぞれが、ズームレンズを有する。
【0011】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像記録装置であって、各光照射部のズームレンズが、他の光照射部のズームレンズから独立して制御可能とされる。
【0012】
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の画像記録装置であって、前記走査手段による走査位置を検出する位置検出手段をさらに備え、前記光照射部による光ビームの出射が前記位置検出手段の出力に基づいて制御される。
【0015】
請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載の画像記録装置であって、前記照射位置調整手段が、各光照射部から出射される光ビームにより感光材料上に形成される前記空間光変調器の投影像を個別に回転する機構を有する。
【0016】
請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載の画像記録装置であって、前記複数の照射位置のうち少なくとも1つの照射位置からの光を受光する受光手段をさらに備える。
【0017】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の画像記録装置であって、前記受光手段が、光ビームが照射される感光材料上の少なくとも2箇所からの光を受光し、前記受光手段からの出力に基づいて前記照射位置調整手段が制御される。
【0018】
請求項10に記載の発明は、請求項またはに記載の画像記録装置であって、前記受光手段からの出力に基づいて前記複数の照射位置と前記露光ユニットとの相対的位置関係を確認する手段をさらに備える。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一の実施の形態に係る画像記録装置1の概略構成を示す図である。画像記録装置1は、入力される画像情報のデータに基づいて変調された光ビームを感光材料に向けて出射することにより画像を記録する(すなわち、露光によりパターンを描画する。)。画像記録装置1は、フォトレジスト膜が形成された基板9を保持するステージユニット2、ステージユニット2を図1中のY方向へと移動するステージ移動機構31、それぞれが変調された光ビームを基板9に向けて出射する複数の光照射部40を有する露光ユニット4、露光ユニット4を図1中のX方向へと移動する露光ユニット移動機構32、並びに、ステージ移動機構31、露光ユニット4および露光ユニット移動機構32に接続された制御部5を備える。
【0020】
ステージユニット2は、ステージ支持台21および基板9を保持するステージ22を有し、ステージ22の上面は基板9を吸着するチャックとなっている。ステージ支持台21とステージ22との間には図1中のZ方向を向く軸を中心にステージ22をわずかな角度回転させるステージ回転機構222が設けられ、ステージ回転機構222によりステージ22上の基板9が主面に垂直な軸を中心にわずかな角度回転する。なお、図1に示すステージ支持台21上の領域23には、後述する光照射位置補正用マークが設けられる。
【0021】
ステージ支持台21はリニアモータであるステージ移動機構31の移動体側に固定されており、制御部5がステージ移動機構31を制御することにより、基板9が図1中のY方向(主走査方向)に移動する。ステージ移動機構31には、リニアエンコーダ311がさらに取り付けられ、リニアエンコーダ311は主走査方向に関するステージユニット2の走査位置(装置に固定された座標に対するステージ22の位置)を検出し、走査位置を示す位置検出信号が制御部5へと出力される。
【0022】
露光ユニット4は露光ユニット移動機構32の移動体側に固定され、露光ユニット移動機構32により主走査方向にほぼ垂直な副走査方向に(図1中のX方向)に移動する。後述する画像記録時には、基板9のY方向への移動(すなわち、主走査)が終了する毎に露光ユニット移動機構32は次の主走査の開始位置へと露光ユニット4を移動する(すなわち、副走査を行う。)。
【0023】
以上のように、画像記録装置1では露光ユニット4がステージユニット2に対して図1中のX方向およびY方向へと相対的に移動することが可能とされており、これにより、複数の光照射部40から光が照射される基板9上の複数の領域が基板9に対してX方向およびY方向へと走査される。
【0024】
制御部5は、データ処理部51、露光制御部52および走査制御部53を有し、CAD等により生成された画像情報のデータがデータ処理部51において描画データに変換される。変換された描画データは露光制御部52および走査制御部53へと送信される。露光制御部52は描画データをラスタデータへと変換し、変換されたラスタデータに従って各光照射部40からの光の出射が制御される。また、走査制御部53はステージ移動機構31、露光ユニット移動機構32、ステージ回転機構222、および、後述する光照射部40内の各種構成を制御する。
【0025】
制御部5には、基板9上の光が照射される領域の位置や光照射部40内のDMDの投影像の大きさ等を補正するための補正演算部54がさらに設けられる。補正演算部54は露光ユニット4からの信号を受けて演算処理を行い、露光制御部52および走査制御部53に向けて露光動作を補正するための信号を出力する。
【0026】
図2は光照射部40の内部構造を示す図である。光照射部40は、光を出射するランプである光源41、および、格子状に配列された微小ミラー群が設けられたDMD42を有し、微小ミラー群により光源41からの光ビームが反射されることにより空間変調された光ビームが導き出される。
【0027】
具体的には、超高圧水銀灯(半導体レーザ、LED等であってもよい。)の光源41から出射された光がミラー431およびレンズ432により光量調整フィルタ44へと導かれ、光量調整フィルタ44において、光ビームが所望の光量に調整される。光量調整フィルタ44を透過した光ビームはロッドインテグレータ433、レンズ434およびミラー435を介してミラー436へと導かれ、ミラー436は光ビームを集光させつつDMD42へと導く。DMD42へと入射する光ビームは所定の入射角でDMD42の微小ミラー群に均一に照射される。以上のように、ミラー431、レンズ432、ロッドインテグレータ433、レンズ434、ミラー435およびミラー436により光源41からの光をDMD42へと導く照明光学系43aが構成される。
【0028】
DMD42の各微小ミラーのうち所定の姿勢にある微小ミラーからの反射光のみにより形成される光ビーム(すなわち、空間変調された光ビーム)はズームレンズ437へと入射し、ズームレンズ437により倍率が調整されてハーフミラー438を介して投影レンズ439へと導かれる。そして、投影レンズ439からの光ビームは微小ミラー群に対して光学的に共役な基板9上の領域へと照射される。このように、画像記録装置1ではズームレンズ437、ハーフミラー438および投影レンズ439により、各微小ミラーからの光を基板9上の対応する微小な光照射領域へと導く投影光学系43bが構成される。
【0029】
光照射部40には撮像部45がさらに設けられ、DMD42からの光が導かれた基板9上の領域の撮像が、投影レンズ439、ハーフミラー438およびレンズ451を介して行われる。撮像部45の撮像デバイスは、基板9上の領域の像を電気信号(すなわち、画像データ)に変換し、制御部5へと送信する(図1参照)。
【0030】
光照射部40は微小移動機構46をさらに有し、微小移動機構46はDMD42が取り付けられたDMD支持板421を露光ユニット4(より正確には、露光ユニット4に固定された座標軸)に対して図2中のX方向に移動させる。微小移動機構46は、一端に偏心カム462が取り付けられたシャフト463を有し、シャフト463の他端にはモータ464が接続される。モータ464が回転するとDMD支持板421の下部に取り付けられたローラ(図示省略)と当接しつつ偏心カム462が回転し、DMD支持板421がガイドレール461に沿ってX方向へと移動する。
【0031】
各光照射部40に微小移動機構46を設けることにより、露光ユニット4を基準とする各光照射位置(空間変調された光ビームが照射される領域の露光ユニット4に対する中心位置)を主走査方向にほぼ垂直な方向に互いに独立して移動することができ、複数の光照射位置の間隔が任意に変更可能とされる。
【0032】
また、投影レンズ439はモータ、ボールねじおよびガイドレール等を有する投影レンズ移動機構47に取り付けられ、投影レンズ移動機構47が駆動されることにより投影レンズ439が図2中のZ方向に移動する。そして、投影レンズ移動機構47により、基板9上にDMD42の像が結像されるように投影レンズ439と基板9との間の距離が調整される。
【0033】
図3はDMD42を示す図である。DMD42はシリコン基板422の上に多数の微小ミラーが格子状に配列された微小ミラー群423を有する空間光変調器であり、各微小ミラーに対応するメモリセルに書き込まれたデータに従って、各微小ミラーが静電界作用により所定の角度だけ傾く。
【0034】
図1に示す露光制御部52からDMD42にリセットパルスが入力されると、各微小ミラーは対応するメモリセルに書き込まれたデータに従って反射面の対角線を軸として所定の姿勢に一斉に傾く。これにより、DMD42に照射された光ビームは各微小ミラーの傾く方向に応じて反射され、各微小ミラーに対応する微小な光照射領域への光照射のON/OFFが行われる。つまり、メモリセルにONを示すデータが書き込まれた微小ミラーがリセットパルスを受信すると、その微小ミラーに入射する光はズームレンズ437へと反射され、対応する光照射領域に光が照射される。また、微小ミラーがOFF状態とされると、微小ミラーは入射した光をズームレンズ437とは異なる所定の位置(光遮断板437a(図2参照))へと反射し、対応する光照射領域に光が導かれない状態とされる。
【0035】
このようなDMD42としては、例えば、微小ミラーが768行1024列に配列されたものがあり、リセットパルスが入力されるとメモリセルのデータに従って各微小ミラーが(+10)度または(−10)度のいずれかの姿勢に傾く。
【0036】
図4は画像記録装置1が基板9上のフォトレジスト膜に画像を記録する際の動作の流れを示す図であり、図5は露光ユニット4、ステージ支持台21の領域23および基板9を示す平面図である。画像記録が行われる際には、まず、各光照射部40に対応する光照射位置と露光ユニット4との相対的位置関係の確認が行われる。なお、露光ユニット4とステージ22との相対的位置関係はステージ移動機構31のリニアエンコーダ311(図1参照)や露光ユニット移動機構32のエンコーダからの出力に基づいて検出可能であることから、光照射位置と露光ユニット4との位置関係の確認(以下、「光照射位置の確認」という。)は、実質的にステージ22と光照射位置との位置関係の確認となる。
【0037】
光照射位置の確認では、各光照射部40の光照射位置が領域23に形成された光照射位置補正用マーク231と一致するようにステージ22および露光ユニット4が移動される。続いて、各光照射部40が光ビームを出射して光照射位置補正用マーク231上に所定のパターンを示す像を投影し、光照射位置補正用マーク231近傍の画像データが撮像部45(図2参照)により取得される(ステップS11)。
【0038】
制御部5の補正演算部54では、取得された画像データに基づいて光照射位置補正用マーク231に対する各光照射位置のX方向およびY方向のずれ量を算出する(ステップS12)。X方向のずれ量は露光ユニット4(または、光照射部40)に対するDMD42のずれ量に対応し、Y方向のずれ量は露光ユニット4とステージ22とが所定の位置関係にあるときのステージ22と光照射部40とのずれ量に対応する。
【0039】
ずれ量が算出されると、制御部5により光照射位置のずれが補正される(または、補正の準備が行われる)(ステップS13)。取得されたX方向のずれ量が所定の範囲を超える場合には、各光照射部40の微小移動機構46を駆動してずれ量に応じて露光ユニット4に対する光照射位置の補正が行われる。Y方向に関するずれ量が所定の範囲を超える場合には、補正演算部54から露光制御部52および走査制御部53へと補正のための情報が送られる。これにより、画像記録時にDMD42へのリセットパルスの送信のタイミングが調整され、ステージ22に対する光照射位置が実質的に補正される。
【0040】
図6(a)および(b)は光照射位置補正用マーク231に対する光照射位置のずれ量を取得する様子を説明するための図である。図6(a)および(b)では、光照射位置補正用マーク231上に光照射部40により投影像232が投影されている様子を示しており、光照射位置補正用マーク231および投影像232は互いに異なる一定の間隔にて平行に配列された帯形状の領域(以下、「帯領域」という。)の集合(いわゆる、バーニアパターン)となっている。
【0041】
光照射位置補正用マーク231は図5に示す領域23において光の反射率が比較的高い材料により形成され、領域23の他の部分は反射率が比較的低い面となっている。したがって、図2に示す撮像部45により光照射位置補正用マーク231と投影像232とが重なる領域を示す像233(以下、「検出像」という。)が取得可能となる。
【0042】
図6(a)は光照射位置補正用マーク231に対して投影像232がずれることなく投影されている様子を示しており、図6(b)は光照射位置補正用マーク231に対して投影像232がずれている様子を示している。光照射位置補正用マーク231の帯領域の間隔と、投影像232の帯領域の間隔とは異なることから、図6(a)に示すように、光照射位置がずれていない場合には検出像233における複数の帯形状の領域うち中央の2つの面積が最も大きくなる。一方、光照射位置がずれている場合には図6(b)に示すように、ずれ量に応じて最も面積が大きい領域の位置が中央からずれる。したがって、検出像233中の最も面積が大きい領域の位置に基づいて、光照射位置補正用マーク231の帯領域の配列方向に対する光照射位置のずれ量を検出することが可能となる。
【0043】
なお、実際には配列方向が互いに垂直な2つの光照射位置補正用マーク231が領域23上の各光照射部40に対応する位置に設けられる。
【0044】
次に、画像記録装置1はステージ22に保持された基板9の位置決め(アライメント)を行う。具体的には、特定の光照射部40においてDMD42の全微小ミラーをONの状態とし、ステージ移動機構31および露光ユニット移動機構32を制御して図5に示す基板9に予め形成されたアライメントマーク92に光ビームを照射する。なお、基板9に形成されるアライメントマーク92は基板9の画像記録面に形成されたパターンや穴等である。
【0045】
そして、撮像部45による撮像が行われ(ステップS14)、補正演算部54がステージ22に対する光照射部40の位置および取得された画像データからアライメントマーク92のステージ22上の位置を求める(ステップS15)。アライメントマーク92の位置の検出は4つのアライメントマーク92のそれぞれに対して行われ(図4において図示省略)、複数のアライメントマーク92の位置によりステージ22に対する基板9上の基準位置(例えば、露光開始位置や基板9の中心の位置)および基板9の主走査方向に対する傾きと基板9の主走査方向及び副走査方向に対する伸縮率が算出される。
【0046】
基板9の傾きが所定の範囲内である場合には、制御部5は基板9上の基準位置が露光ユニット4に対する所定位置に位置するように露光ユニット4の位置をX方向に移動し、露光ユニット4に対する基板9の相対位置を補正する。また、基板9が傾いている場合には、ステージ回転機構222を制御することにより基板9の傾きを補正し、その後、再度アライメントマーク92の撮像を行い、基板9の位置決めが行われる(ステップS16)。
【0047】
光照射位置の補正および基板9の位置決めが終了すると、画像記録装置1は基板9に対して露光によるパターンの描画(すなわち、画像記録)を行う。このとき、光照射位置の露光ユニット4に対するずれ量(Y方向に関するもの)およびアライメントマーク92の位置の検出結果に基づいて露光制御の補正が行われる(ステップS17)。
【0048】
画像記録装置1では、露光ユニット4が基板9に対する1回の主走査方向の走査が完了するごとに主走査の方向を反転し、露光ユニット4が副走査方向に移動して次の主走査の開始位置に位置する。これにより、各光照射部40の光照射位置は基板9に対して図5中の矢印61に示すように主走査方向および副走査方向へと交互に移動する。そして、制御部5が光照射位置の主走査と各光照射部40のDMD42の制御とを同期させることにより、基板9上にパターンが描画される。
【0049】
図7は制御部5が光照射位置の主走査とDMD42へのリセットパルスの出力とを同期させる動作を説明するための図である。図7では、横軸が時間を示し、縦軸はリニアエンコーダ311から制御部5へと送信される位置検出信号71(正確には、リニアエンコーダ311からの信号を分周するこにより生成される。)と制御部5からDMD42へと送信されるリセットパルス72を示している。図7に示すように、制御部5はリニアエンコーダ311からの位置検出信号71のピークを所定の回数だけカウントする毎に、DMD42へリセットパルス72を出力する。すなわち、光照射部40による光ビームの出射の制御が位置検出信号71に基づいて行われ、これにより、画像記録装置1では光照射位置の主走査方向への移動とDMD42の駆動とが同期される。
【0050】
なお、図4のステップS13における光照射位置のY方向に関する補正は、位置検出信号71のピークを光照射部40毎にシフトする(あるいは、異なるピークにてリセットパルス72を発生する)ことにより実質的に実現される。
【0051】
次に、基板9が微小変形している場合にステップS17において行われる露光制御の補正について説明を行う。図8は変形した基板9を例示する図である。基板9は、例えば、先行工程における処理により当初の形状(符号9aを付した形状)に対して僅かに歪んだ形状となっている。
【0052】
露光制御の補正に際して、ステップS14における複数のアライメントマーク92の位置の測定結果に基づいて、1つの光照射部40の1回の主走査によりパターンが描画される領域(以下、「ストライプ91」という。)の描画開始位置、描画終了位置および伸縮率が予め求められる。各ストライプ91の描画時には、求められた描画開始位置、描画終了位置および伸縮率に応じて、画像記録装置1の各構成の制御が行われる。ここで、伸縮率とは描画するパターンの大きさの基準の大きさに対する拡大または縮小の割合であり、X方向の伸縮率は主走査方向(Y方向)に関して連続的に変化するものとみなされ、Y方向の伸縮率はストライプ91毎に一定とみなされた上で求められる。
【0053】
より具体的には、図8に示す基板9において、(+Y)側および(−Y)側においてX方向に互い対向するアライメントマーク92間の長さL1およびL2がそれぞれ求められる。求められた長さL1,L2を予め決められたストライプ91の総数で除することにより描画開始位置および描画終了位置における各ストライプ91の描画幅L3およびL4が求められる。
【0054】
ここで、図8に示すように(−X)側のストライプ91において(+Y)側の辺の中央の位置を描画開始点P1とし、(−Y)側の辺の中央の位置を描画終了点P2とし、さらに、描画開始点P1と描画終了点P2との間の距離がL5でありY方向の距離がL7であり、X方向の距離がL6であるものとする。
【0055】
制御部5の露光制御部52および走査制御部53は、先ず光照射位置がP1のX座標になるようにΔX微小移動機構により位置補正し、次に基板9を主走査方向に移動させつつ対応する光照射部40の光照射位置が描画開始点P1において描画を開始するようにリセットパルスを光照射部40に入力し、その後、位置検出信号に同期してリセットパルスが繰り返し入力される。その際、変形していない場合の描画開始点から描画終了点までの距離に対する実際の距離L5の割合だけ位置検出信号を生成するための分周比が変更される(あるいは、次のリセットパルスを発生するまでの位置検出信号のピークのカウント数が制御される。)。これにより、Y方向の伸縮率に従った描画が行われる。
【0056】
また、制御部5は光照射位置が描画開始点P1から主走査方向(Y方向)へ移動する距離の(L6/L7)倍の距離だけ光照射位置を微小移動機構46によりX方向に移動させる。さらに、ズームレンズ437の倍率も光照射位置が描画開始点P1から主走査方向(Y方向)へ移動する距離に対して線形に変化するように、描画開始点P1における倍率から描画終了点P2における倍率へと連続的に変更される。なお、描画開始点P1および描画終了点P2における倍率は、変形が生じていない場合のストライプのX方向の長さに対する長さL3およびL4の割合によりそれぞれ求められる。
【0057】
以上の説明では、(−X)側のストライプ91に対応した露光制御について述べたが、画像記録装置1では複数の光照射部40に対して上記補正動作と同様の動作が並行して行われる。これにより、大型基板やパターンの微細化に対応した露光制御が実現される。
【0058】
また、画像記録装置1では、微小移動機構46により光照射位置を副走査方向に移動させる距離、ズームレンズ437によりDMD42の投影像を拡大または縮小する倍率、および、リセットパルスの送信のタイミングが光照射部40毎に独立して制御可能であるため、変形により各ストライプ91の形状が異なる場合であっても、複数のストライプ91に対して適正なパターンの描画を並行して行うことができる。その結果、変形した基板9に対して所望の微細なパターンを高速かつ高精度に描画することができる。
【0059】
例えば、500mm×600mmの大きさである基板9において、変形による伸縮率がX、Y方向共、一様に±0.005%程度である場合には、基板9の変形量は縦横の方向に関して±25μmおよび±30μmとなる。ここで、ストライプ91の総数を80とすると、1つのストライプ91当たりの幅の変形量は±0.31μmまたは±0.38μmとなる。
【0060】
変形量がこの範囲内であり、かつ、高精度なパターンの描画が要求されない場合は、必ずしもズームレンズの倍率補正、微小移動機構の主走査中の連続移動や後述の傾け補正などの露光補正制御を行う必要はなく、X方向の伸縮補正は、微小移動機構の位置補正と露光ユニットの送り量の調整で行え、Y方向の伸縮補正は、リセットパルスのタイミング制御で行うことができる。伸縮率が±0.05%程度に大きい場合や、0.5μm以下の精度のパターンの描画が求められる場合には、画像記録装置1は各光照射部40を独立して制御し、ズームレンズの倍率補正も行い、適正にパターンを伸縮しつつ複数のストライプ91のパターンを高精度につなぎ合わせて微細なパターンを描画する。
【0061】
さらに、画像記録装置1は、投影像の倍率を制御するとともに複数の光照射位置間の距離を変更することができるため、描画データを変更することなく、基板9上のパターンを部分的に拡大または縮小して描画することもできる。
【0062】
また、投影光学系43bによりDMD42の像が縮小投影されるため、微小移動機構46によりDMD42を移動させる距離を光照射位置の副走査方向への移動距離よりも大きくすることができ、光照射位置を副走査方向(X方向)へと移動させる補正制御を容易かつ精度よく行うことができる。
【0063】
次に、各光照射部40においてDMD42のX方向への移動、ズームレンズ437の制御およびリセットパルスの生成が独立して行われる様子の具体例について説明する。なお、基板9上にパターンが描画される描画領域が図9に示すように2×3の区分93に分割されており、3つの光照射部40が5回の主走査を行うことにより(すなわち、図10に示すように各光照射部40が5つのストライプ91への描画を行うことにより)全領域への描画が行われるものとして説明を行う。図10中に示す範囲H1,H2,H3はそれぞれ、(−X)側、中央、(+X)側の光照射部40が描画を行う範囲を示している。
【0064】
図11は、3つの光照射部40を有する画像記録装置1の構成をブロックにて示す図である。図11において、各ヘッド駆動制御回路521はCPU50の制御の下、光照射部40の微小移動機構46およびズームレンズ437のズーミングを行うズーム機構437bへの制御信号を個別に生成する。リセットパルス生成回路522は、CPU50の制御の下、リニアエンコーダ311からの信号に従って各DMD42へのリセットパルスを生成する。図1中の露光制御部52はCPU50、ヘッド駆動制御回路521およびリセットパルス生成回路522が実現する機能に相当する。走査制御回路531はCPU50の制御の下、ステージ移動機構31および露光ユニット移動機構32への制御信号を生成する。図1中の走査制御部53は、CPU50および走査制御回路531が実現する機能に相当する。
【0065】
図1中の補正演算部54は、CPU50および補正用メモリ50aに相当し、補正用メモリ50aには、後述するように予めCPU50による演算等により補正データが求められて記憶されており、描画が行われる際には、補正データが順次CPU50へと送られる。
【0066】
図12および図13は、図9に示す描画領域に描画が行われる際の画像記録装置1の動作の流れを示し、図4中のステップS15〜S17に相当する。まず、光照射位置の補正を行い(図4:ステップS11〜S13)、図9中に示す各アライメントマーク92の位置が検出されると(ステップS14)、CPU50の演算により描画領域の区分93毎にX方向およびY方向の倍率が求められる(図12:ステップS151)。さらに、図10に示す各ストライプ91に対して、X方向およびY方向の倍率が求められる(ステップS152)。
【0067】
例えば、アライメントマーク92の測定により、図9中に示す範囲Rx1,Rx2において基板9のX方向に対する膨張または収縮の倍率がβx1,βx2であり、範囲Ry1,Ry2,Ry3において基板9のY方向に対する膨張または収縮の倍率がβy1,βy2,βy3であり、基板9がせん断変形していないものとする。この場合、図10に示す各ストライプ91に対してY方向の倍率として範囲Ry1,Ry2,Ry3毎に倍率βy1,βy2,βy3が設定される。
【0068】
一方、範囲H1の全ストライプ91は範囲Rx1に含まれることからX方向の倍率がβx1とされ、範囲H3の全ストライプ91は範囲Rx2に含まれることからX方向の倍率がβx2とされる。範囲H2では、(−X)側から1番目および2番目のストライプ91は完全に範囲Rx1に含まれるためX方向の倍率がβx1とされ、4番目および5番目のストライプ91は完全に範囲Rx2に含まれるためX方向の倍率がβx2とされる。(−X)側から3番目のストライプ91aに関しては、範囲Rx1と範囲Rx2との境界931が中央よりも(−X)側に位置するため、X方向の倍率がβx2とされる。3番目のストライプ91aのX方向の倍率は境界931の位置に基づいて倍率βx1,βx2を補間して求められることが好ましいが、誤差の影響が小さい場合には上述のように補間することなくβx1またはβx2とされてよい。
【0069】
次に、各光照射部40が各ストライプへの描画を行う際の微小移動機構46によるX方向の光照射位置の補正量が求められる(ステップS153前半)。図10に示すように、露光ユニット4の1回のX方向への移動量は、描画領域のX方向の幅をストライプ数で除算した距離Mとされる。これに対し、各ストライプ91のX方向の幅は距離Mに倍率を乗算したものとして決定されることから、図10において(−X)側からn番目のストライプ91への描画が行われる際には、n番目のストライプ91の(−X)側の位置と(−X)側のアライメントマーク92から距離Mの(n−1)倍の距離との差が微小移動機構46による補正量として求められる。図10において符号MΔ12,MΔ21,MΔ31は、それぞれ(−X)側の光照射部40による2番目のストライプ91、中央の光照射部40による最初のストライプ91、(+X)側の光照射部40による最初のストライプ91への描画が行われる際の微小移動機構46による光照射位置の補正量を示している。
【0070】
続いて、各ストライプ91のY方向に対する倍率に基づいて各ストライプ91が描画される際のリセットパルスの生成間隔の補正量が求められる(ステップS153後半)。図14(a)および(b)は、リセットパルス72の間隔(すなわち、位置検出信号71のパルスのカウント数)が補正される様子を例示する図である。図14(a)ではリセットパルス72が位置検出信号71の9パルス分の間隔71aにて生成され、図14(b)ではリセットパルス72が位置検出信号71の10パルス分の間隔71bにて生成される様子を示している。例えば、図10において範囲Ry1におけるストライプ91の倍率よりも範囲Ry2におけるストライプ91の倍率が10%程度大きく、範囲Ry1の描画の際に図14(a)に示すリセットパルス72が使用される場合、範囲Ry2の描画の際には図14(b)に示すリセットパルス72が使用される。範囲Ry2の倍率が範囲Ry1の倍率よりも10%以下だけ異なる場合には、範囲Ry2の倍率に応じて図14(a)と図14(b)に示すリセットパルス72の生成間隔が混在するようにされる。これにより、Y方向の倍率に応じた描画が実現される。なお、実際にはストライプ91毎にY方向の倍率が正確に求められ、リセットパルスの間隔の補正量はストライプ91毎に求められ、光照射部40毎のリセットパルスの生成が独立して行われる。
【0071】
各ストライプ91のX方向の倍率、微小移動機構46による光照射位置の補正量およびリセットパルスの間隔の補正量は補正データとして図11に示す補正用メモリ50aに保存される(ステップS154)。そして、基板9の露光ユニット4に対する初期位置の位置決めが行われることにより、画像記録の準備が整う(ステップS16)。
【0072】
実際に描画(画像記録)が行われる際には、まず、各光照射部40の最初のストライプ91に関する補正データのうち、X方向の倍率および微小移動機構46による補正量がCPU50へと読み出され(ステップS171)、倍率に合わせて各ズーム機構437bが個別に制御されてズームレンズ437による倍率が設定され、各微小移動機構46も補正量だけDMD42のX方向の位置を補正する(ステップS172)。
【0073】
その後、ステージ22のY方向への移動が開始される(ステップS173)。なお、この時点で光源41は点灯しており、DMD42の全微小ミラーはOFFの状態となっている。やがて、光ビームが照射される位置が各ストライプ91の描画開始位置に到達すると(ステップS174)、CPU50が補正データ中のリセットパルス生成間隔の補正量を順次読み出しながらリセットパルスを生成し、DMD42による描画が行われる(ステップS175)。
【0074】
光照射位置が各ストライプ91の描画終了点に到達すると(ステップS176)、DMD42の全微小ミラーが再びOFFの状態とされるとともにステージ22の移動が停止され(ステップS177)、次のストライプ91が存在する場合には露光ユニット4全体が所定の距離Mだけ(+X)方向へと移動する(ステップS178,S179)。そして、ステップS171へと戻り、ズームレンズ437および微小移動機構46の制御が行われた後、Y方向の倍率を考慮した描画が行われる(ステップS171〜S177)。露光ユニット4の(+X)方向へのステップ移動および描画が繰り返されて全光照射部40による全てのストライプ91への描画が完了すると、画像記録が終了する(ステップS178)。
【0075】
以上のように、画像記録装置1では各光照射部40に他の光照射部40から独立して制御可能なズームレンズ437、微小移動機構46およびDMD42を設けることにより、正確かつ高速な画像記録が実現される。
【0076】
なお、図12および図13に示す動作では、基板9にせん断歪みが生じていないものとして説明したが、基板9がせん断歪みを有する場合であってもズームレンズ437および微小移動機構46の制御をステージ22のY方向の移動に伴って行うことにより、正確な画像記録が実現される。
【0077】
図15は光照射部40の他の例を示す図であり、ハーフミラー438付近のみを図示している。図15に示す光照射部40では、ハーフミラー438とズームレンズ437の間に、微小回転機構46bを有した像回転プリズム46aが取り付けられている。
【0078】
ズームレンズ437を通過した光ビームは、像回転プリズム46aを介して、基板9上にDMD42の像を形成するが、微小回転機構46bにより、像回転プリズム46aをθ回転させることにより、投影像は、2θ回転する。
【0079】
前述したアライメントマークによる補正演算(図4中のステップS15)により求められた基板9の傾き角を補正するように像回転したプリズム46aを回転させることにより、各光照射部40から出射される光ビームにより基板9上に形成されるDMD42の投影像を個別に回転することが実現され、前述した位置決め(図4中のステップS16)における基板9の回転をせずに、描画することが可能となる。
【0080】
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
【0081】
画像記録装置1に設けられる空間光変調器はDMD42には限定されず、例えば、回折格子型の空間光変調器(いわゆる、GLV)や液晶シャッタ等を使用することも可能である
【0083】
上記実施の形態における微小移動機構46は一例にすぎず、例えば、図16に示すように、モータ465、ガイドレール466およびボールねじ(図示省略)によりDMD支持板421を移動する微小移動機構46が構成されてもよい。また、DMD支持板421はピエゾ素子やリニアモータ等により移動してもよい。
【0084】
撮像部45は必ずしもすべての光照射部40に設けられる必要はなく、基板9上のアライメントマーク92のステージ22に対する位置を検出するという目的を実現するためには、少なくとも1つの光照射部40に撮像部45が設けられるのみで足りる。この場合、基板9を移動させつつ必要に応じて複数回の撮像が行われることとなる。
【0085】
また、高速にアライメントマーク92の位置を検出するという観点からは、少なくとも2つの光照射部40に撮像部45を設けて基板9上の少なくとも2箇所からの光が同時に受光されることが好ましい。これにより、制御部5は撮像部45からの出力に基づいて高速に基板9の位置、主走査方向に対する傾き、あるいは、各ストライプの伸縮率等を求めて微小移動機構46やプリズム46aの微小回転機構等の各種構成を制御することができる。なお、撮像部45は光照射部40外に設けられてもよい。
【0086】
また、撮像部45に代えて光の強度を検出する光検出素子が設けられてもよい。例えば、光照射部40が図6(a)および(b)における光照射位置補正用マーク231に対して、DMDで形成した帯形状の投影パターン(投影像232を構成する帯形状の各投影パターン)を順に投影しつつ光検出素子により反射光の強度が検出されることにより、反射光の強度が最大であった投影パターンの位置に基づいて光照射位置のずれ量を求めることができる。
【0087】
また、光照射位置補正用マークは上記実施の形態に示す形状以外であってもよい。例えば、図17(a)に示すように十字形状の光照射位置補正用マーク231aが使用されてもよい。この場合、光照射位置補正用マーク231aに対して、図17(b)に示す投影像232aが光照射部40により投影され、図17(c)の検出像233aが撮像部45により取得される。そして、制御部5の補正演算部54が検出像233aの重心座標やエッジを求めることにより各光照射部40の光照射位置のX方向およびY方向のずれ量が算出される。
【0088】
ステージユニット2と露光ユニット4との主走査方向および副走査方向への相対移動(すなわち、基板9と光照射位置との相対移動)は、ステージユニット2または露光ユニット4のいずれかのみの移動により行われてもよい。
【0089】
形状が変形した基板9に対して各ストライプ91の描画開始位置、描画終了位置および伸縮率を求める手法は上記実施の形態に示したもの限定されず、変形状態をさらに理想的に反映する演算手法が採用されてもよい。
【0091】
【発明の効果】
請求項1ないし10の発明では、高速かつ高精度に画像を記録することができ、また、照射位置の移動の制御を容易に行うことができる。
【0092】
また、請求項4および5の発明では、画像の拡大または縮小を行うことができる。
【0093】
た、請求項の発明では、感光材料を回転させずに画像を記録することができる。
【0094】
また、請求項ないし10の発明では、照射位置を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像記録装置の概略構成を示す図である。
【図2】光照射部の内部構成を示す図である。
【図3】DMDを示す図である。
【図4】画像記録装置の動作の流れを示す図である。
【図5】画像記録装置の動作を説明するための図である。
【図6】(a)および(b)は光照射位置補正用マークに対する光照射位置のずれ量を取得する様子を説明するための図である。
【図7】位置検出信号とリセットパルスとを示す図である。
【図8】変形した基板を示す図である。
【図9】描画領域の区分を示す図である。
【図10】描画領域上のストライプを示す図である。
【図11】画像記録装置の構成を示すブロック図である。
【図12】画像記録装置の動作の流れを示す図である。
【図13】画像記録装置の動作の流れを示す図である。
【図14】(a)および(b)は位置検出信号およびリセットパルスを示す図である。
【図15】光照射部の他の例を示す図である。
【図16】微小回転機構を示す図である。
【図17】(a)ないし(c)は光照射位置補正用マークに対する光照射位置のずれ量を取得する様子を説明するための図である。
【符号の説明】
1 画像記録装置
4 露光ユニット
5 制御部
9 基板
31 ステージ移動機構
32 露光ユニット移動機構
40 光照射部
41 光源
42 DMD
43b 投影光学系
45 撮像部
46 微小移動機構
46a 像回転プリズム
46b 微小回転機構
50 CPU
50a 補正用メモリ
52 露光制御部
53 走査制御部
54 補正演算部
231,231a 光照射位置補正用マーク
232 投影像
311 リニアエンコーダ
437 ズームレンズ
437a ズーム駆動機構
521 ヘッド駆動制御回路
522 リセットパルス生成回路
531 走査制御回路

Claims (10)

  1. 感光材料に画像情報に基づいて変調された光ビームを照射して画像を記録する画像記録装置であって、
    それぞれが変調された光ビームを感光材料に向けて出射する複数の光照射部を有する露光ユニットと、
    複数の光ビームを感光材料に照射しつつ前記感光材料を前記露光ユニットに対して相対的に走査させる走査手段と、
    前記感光材料の走査方向にほぼ垂直な方向に関して、前記複数の光照射部に対応する複数の照射位置の間隔を変更する照射位置調整手段と、
    を備え
    前記複数の光照射部のそれぞれが、
    光源と、
    前記光源からの光を空間変調する空間光変調器と、
    前記空間光変調器からの光ビームを感光材料へと導く光学系と、
    を有し、
    前記照射位置調整手段が、少なくとも前記空間光変調器を前記露光ユニットに対して移動する機構を有することを特徴とする画像記録装置。
  2. 請求項1に記載の画像記録装置であって、
    前記照射位置調整手段が、前記複数の照射位置のそれぞれを独立して移動することを特徴とする画像記録装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像記録装置であって、
    感光材料の走査方向にほぼ垂直な方向に前記露光ユニットを移動する機構をさらに備えることを特徴とする画像記録装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像記録装置であって、
    前記複数の光照射部のそれぞれが、ズームレンズを有することを特徴とする画像記録装置。
  5. 請求項4に記載の画像記録装置であって、
    各光照射部のズームレンズが、他の光照射部のズームレンズから独立して制御可能とされることを特徴とする画像記録装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の画像記録装置であって、
    前記走査手段による走査位置を検出する位置検出手段をさらに備え、
    前記光照射部による光ビームの出射が前記位置検出手段の出力に基づいて制御されることを特徴とする画像記録装置。
  7. 請求項1ないしのいずれかに記載の画像記録装置であって、
    前記照射位置調整手段が、各光照射部から出射される光ビームにより感光材料上に形成される前記空間光変調器の投影像を個別に回転する機構を有することを特徴とする画像記録装置。
  8. 請求項1ないしのいずれかに記載の画像記録装置であって、
    前記複数の照射位置のうち少なくとも1つの照射位置からの光を受光する受光手段をさらに備えることを特徴とする画像記録装置。
  9. 請求項に記載の画像記録装置であって、
    前記受光手段が、光ビームが照射される感光材料上の少なくとも2箇所からの光を受光し、
    前記受光手段からの出力に基づいて前記照射位置調整手段が制御されることを特徴とする画像記録装置。
  10. 請求項またはに記載の画像記録装置であって、
    前記受光手段からの出力に基づいて前記複数の照射位置と前記露光ユニットとの相対的位置関係を確認する手段をさらに備えることを特徴とする画像記録装置。
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