JP2005321676A - 描画装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 基板を連続的に搬送させている間に基板の位置ずれが生じてもパターンずれを生じず、高解像度のパターンを形成させる。
【解決手段】 4つの露光ヘッド12A〜12Dを基板SW上方に配置し、露光ヘッド12A〜12Dによる露光エリアEA1〜EA4を、基板SW上に規定される走査バンドS1〜S4に沿って相対移動させる。そして、露光ヘッド12A〜12Dにそれぞれ設けられた4つのDMDを、露光エリアEA1〜EA4の相対位置に応じて独立制御し、パターンに応じた露光動作を実行する。そして、ローラCR2の回転位置に応じた露光エリアの相対的位置ずれに従ってデータシフト量が読み出され、ビットマップメモリに書き込まれたラスタデータをデータシフト量だけシフトさせた領域から読み出す。
【選択図】 図2

Description

本発明は、マスク(レチクル)、ガラス基板などの回路パターン形成用基板や、記録用紙などの感光材料へパターンを描画する描画装置に関し、特に、感光材料を相対移動させるときに生じる位置ずれに合わせた描画処理に関する。
レーザビーム走査による描画装置、あるいはマイクロミラーなどの光変調素子を2次元配列させたDMD(Digital Micro-mirror Device)等の光変調ユニットを使用する描画装置では、ガラス基板やシート状基板を一定方向へ搬送させ、パターンに応じて露光動作(描画)を行う(例えば特許文献1参照)。レーザビーム走査の場合、基板を一定速度で連続的に搬送させ、基板の移動方向に垂直な方向(走査方向)に沿ってビームを走査させる。基板を移動させる間、ローラやステージなどの搬送機構の精度に起因して、基板の移動方向に直交する方向に沿って位置ずれが生じる。レーザビーム走査方式の場合、基板搬送中の位置ずれを補正するため、レーザビームの走査開始位置をずれ量に合わせてシフトさせる(特許文献2参照)。
特開2003−57837号公報 特開2000−227661号公報
基板の搬送速度は、ローラやテーブル移動機構などの搬送機構の精度に起因して一定とならず変動し、送りムラが生じる。そのため、照射領域である露光エリアの相対位置は、搬送速度が一定である場合の相対位置(以下、基準位置という)から搬送方向に沿って変動する。その結果、実際の露光エリアの位置に対応しない光束から成る光が照射され、パターンずれが生じる。
露光動作から次の露光動作までの間にはパターンデータのデータ処理が行われており、一定の時間間隔をもって露光動作が行われる。しかしながら、基板の速度等が一定でない場合、制御時間間隔と露光エリアの相対移動位置が一致せず、パターンの位置ずれが生じる。特に、基板の送り速度が早くなった場合、露光タイミングの遅延による調整ではずれの問題を解消できず、基板の搬送速度をあらかじめ予測して遅くしなければならない。
本発明の描画装置は、連続的に搬送される感光材料に光変調ユニットを使用して描画する描画装置であり、フォトマスク(レチクル)、フィルム状基板といったパターン形成用基板へ回路パターンを描画する描画装置、あるいは、記録用シートなどの感材にパターンを形成する画像形成用描画装置に適用される。
本発明の描画装置は、パターン形成のため光を放射する光源と、光変調ユニットと、走査手段と、描画手段とを備える。光変調ユニットでは、複数の光変調素子が規則的に配列され、パターンに応じて光源からの光をそれぞれ感光材料へ投影する。例えば、DMDやLCDなどが適用され、DMDの場合にはミラーがON/OFF制御されることによってパターンに応じた光が照射される。走査手段は、光変調ユニットの照射領域である露光エリアを感光材料に対して相対的に移動させる。例えば、ステージなど感光材料を支持する部材を一定方向へ一定速度で移動させる。描画手段は、複数の光変調素子の配列に応じたデータ配列をもつ描画データに基づいて、光変調ユニットを制御する。すなわち、露光エリアの相対位置に応じた描画データによって複数の光変調素子を制御し、パターンを形成する。
感光材料を相対的に移動させる場合、ローラやステージなどの搬送機構の精度に起因して、露光エリアが走査方向(搬送方向)に沿って相対的な位置ずれが生じる。すなわち、単位時間当たりの露光エリアの相対的移動量が一定である場合の露光エリアの相対位置(基準位置)と実際の露光エリアの相対位置とのずれが生じる。描画手段は、相対的位置ずれに従い、露光エリアの相対的位置に形成すべきパターンに応じた光を投影するように描画処理を行う。このように信号、データ処理によりパターンずれの発生を防ぐことができ、基板の送り速度を調整することなく高精度のパターンを形成することができる。
相対的位置ずれの変位量が規則的であってあらかじめ確認可能であれば、描画前に相対的位置ずれを測定し、描画時に位置ずれに合わせた描画処理を行えばよい。描画時にリアルタイムで露光エリアの相対位置を計測する場合、例えば、感光材料の位置を検出する基板位置計測手段と、感光材料の位置に基づいて位置ずれを検出する位置ずれ検出手段とを有する。
描画手段は、分割描画データを、感光材料に対する位置ずれ変位量に従って相対的にデータシフトさせる。データシフトは、感光材料における露光エリアの相対位置に合わせてデータ化されている描画データを、位置ずれに合わせて実際の露光エリアの位置に応じた描画データを抽出するように、描画データをシフトすることを表す。
例えば、描画手段は、描画データをラスタデータとして格納可能なメモリと、露光エリアの相対位置に応じて描画データをメモリへ順次書き込み、露光エリアの搬送方向幅より大きいデータサイズで分割描画データを読み出して出力するデータ変換処理手段とを有する。この場合、ラスタデータをデータシフト量だけずらしてメモリから読み出す。
本発明の描画方法は、複数の光変調素子が規則的に配列され、パターンに応じて光源からの光をそれぞれ感光材料へ投影し、光変調ユニットの照射領域である露光エリアを感光材料に対して相対的に移動ささせ、複数の光変調素子の配列に応じたデータ配列をもつ描画データに基づいて、光変調ユニットを制御し、感光材料の移動方向に沿った露光エリアの相対的位置ずれに従い、露光エリアの相対的位置に形成すべきパターンに応じた光を投影するように描画処理を行うことを特徴とする。
本発明によれば、基板を連続的に搬送させている間に位置ずれが生じてもパターンずれが生じず、高解像度のパターンが形成される。
以下では、図面を参照して本発明の実施形態である描画システムについて説明する。
図1は、第1の実施形態である描画システムを模式的に示した斜視図である。
描画装置10は基板SWを直接描画する描画装置であり、ワークステーションなどのパターンデータ処理部11と接続され、フォトレジストなどの感光材料が塗布された基板SWの搬送経路中に配置される。基板SWは、銅張積層板などによってシート状に形成され、数百メートルの長さを有する。基板SWはロールされた状態で設置されており、描画装置10外部にある搬送ローラCR1〜CR3などにより、搬送方向Mの方向に沿って略一定速度で絶え間なく搬送される。この間、基板SWは描画装置10の進入口10Aから出口10Bを通過していく。搬送ローラCR1〜CR3は、後述するようにスプロケット状に構成されている。 描画装置10は、連続的に一定速度で進入してくる基板SWに対して連続的に絶え間なく描画し続ける。描画装置10を通過した基板SWは現像処理、エッチングなど他の処理を行う装置へそのまま搬送されていく。なお、ローラCR1〜CR3は、図示しない筐体内に配置されている。
図2は、描画装置10の内部構成を模式的に示した斜視図である。図3は、1つの露光ヘッドの内部構成を模式的に示した図である。
描画装置10は、4つの露光ヘッド12A〜12Dを備え、基板SWから所定距離だけ鉛直上方に離れた場所に規則的に配置されている。4つの露光ヘッド12A〜12Dは、基板SWの搬送方向Mに対して斜め方向に一列に配置されており、搬送方向Mに沿って互いに一定間隔ずつ離れて配置される。ここでの基板SWの幅は、およそ100〜600mmの範囲にあり、各列の隣接する露光ヘッドの搬送方向に沿った距離間隔は、およそ200〜600mmの範囲にある。以下では、搬送方向Mに沿った方向を“X”、搬送方向Mに垂直な基板SWの幅方向を“Y”で表す。
4つの露光ヘッド12A〜12Dに対し、4つの半導体レーザ(ここでは図示せず)および反射ミラー(図示せず)が基板SWの上方に配置されており、各半導体レーザから放射された光は、それぞれ対応する反射ミラーを介して対応する露光ヘッドに導かれる。露光ヘッド12A〜12D各々は、複数のマイクロミラーを2次元配列させたDMD(Digital Micro-mirror Device)を備える。
図3に示すように、4つの露光ヘッドのうち露光ヘッド12Cは、DMD13C、照明光学系24、結像光学系26を備えており、半導体レーザから放射されたビームLBは照明光学系24へ導かれる。照明光学系24はレーザビームLBの光束を平行光束に成形し、照明光学系24を通過した光はDMD13Cの全体照射領域AMを照射する。DMD13Cでは、高さh、幅wであってM×N個のマイクロミラーがマトリクス状に配列されており、位置(i,j)に応じてマイクロミラーをXij(1≦i≦M,1≦j≦N)と表す。
マイクロミラーXijは、光を基板SW上へ導く第1の姿勢と基板SW外へ導く第2の姿勢のいずれかに選択的に位置決めされ、各ミラーは独立して制御される。マイクロミラーXijが第1の姿勢(ON状態)である場合、マイクロミラーXijに反射した光は、結像光学系26を介して基板SW上へ導かれる。一方、マイクロミラーXijが第2の姿勢(OFF状態)ある場合、マイクロミラーXijに反射した光は光吸収版29へ導かれる。なお、ここでは結像光学系26の結像倍率が1に定められている。他の露光ヘッド12A、12B、12Dについても、同様の構成である。
露光ヘッド12A〜12Dには、基板SWを搬送方向Mに沿って4つに分割することにより規定される描画領域がそれぞれ割り当てられ、露光ヘッド12A〜12Dに対して走査バンドS1〜S4が規定される(図2参照)。露光ヘッド12A〜12Dからの光の照射領域(ビームスポット)である露光エリアEA1〜EA4は、それぞれ走査バンドS1〜S4の幅に従って形成され、4つの露光エリアEA1〜EA4によって基板全体へ光が照射される。隣接する露光エリアは、搬送方向Mに沿って互いに所定距離間隔DLだけ離れて位置決めされる。
基板SWの両側には、搬送方向Mに沿ってスプロケット孔PRが形成されおり、露光エリアの距離間隔DLに比べて非常に短い距離間隔で規則的に形成されている。例えば、距離間隔DLが数百ミリ程度である場合、スプロケット孔PRは数ミリ程度の距離間隔で形成される。基板SWは、それぞれスプロケットCR4、CR5を両端に取り付けたローラCR2、CR3と係合し、ローラCR2、CR3の回転によって略一定速度で搬送方向Mへ移動する。この移動に伴い、露光エリアEA1〜EA4は、走査バンドS1〜S4に沿って基板SWに対し相対移動する。エンコーダ31は、ローラCR2を回転させるモータMKの回転量を計測することで基板SWの移動量を検出し、基板SWに対する露光エリアEA1〜EA4の相対位置が計測する。露光エリアEA1〜EA4の相対位置に応じて各DMDが制御され、その位置に形成すべきパターンに応じた光束から成る光が基板SWへ照射される。
図4は、描画装置10のブロック図である。
描画装置10は、第1〜第4のデータ変換部14A〜14D,第1〜第4の露光制御部16A〜16D、光源制御部33を備え、CPUを含むシステムコントロール回路32が描画装置10全体を制御する。光源駆動部33は、半導体レーザ11A〜11Dの発光を制御し、システムコントロール回路32からの制御信号に基づいて半導体レーザ11A〜11Dへ電流を送る。半導体レーザ11A〜11Dから放射された光は、それぞれDMD13A〜13Dを備えた露光ヘッド12A〜12Dへ導かれる。
データ処理部11では、CADデータ(ベクタデータ)であるパターンデータが生成され、描画装置10へ送られる。パターンデータは、4つの走査バンドS1〜S4に従って一連の分割パターンデータとして生成されており、分割パターンデータは、システムコントロール回路32を介してそれぞれ第1〜第4のデータ変換部14A〜14Dへ送られる。4つのデータ変換部14A〜14Dのうち第3のデータ変換部14Cでは、走査バンドS3に応じた分割パターンデータをベクタデータからラスタデータに変換するデータ変換処理が行われる。そして、変換されたラスタデータはビットマップメモリ15Cへ順次書き込まれ、露光制御部16Cへ順次出力される。ラスタデータは、走査バンドS3に沿ったパターンに応じて2値化されたビットデータであり、基板SW上に規定される各ドット位置に対応する。0または1いずれかのデータ値は、マイクロミラーのON/OFF状態を規定する。
パルス発生器17、19は、第1〜第4のデータ変換部14A〜14Dにおけるラスタデータの出力タイミングを制御する制御クロックパルス信号と、露光エリアEA1〜EA4の相対位置に応じて露光タイミングを制御する描画制御信号をそれぞれ第1〜第4のデータ変換部14A〜14D、第1〜第4の露光制御部16A〜16Dへ出力する。
露光制御部16Cでは、送られてくるラスタデータおよび描画制御信号に基づいて、DMD13Cの各マイクロミラーXijをON/OFF制御する信号が露光ヘッド12Cへ順次出力される。本実施形態では、いわゆる多重露光動作が実行され、各マイクロミラーがオーバラップ露光するように、各マイクロミラーXijの相対位置に合わせて描画制御信号が出力される。ビットマップメモリ15A、15B、15Dをそれぞれ備えた第1、第2、第4データ変換部14A、14B、14D、第1、第2、第4露光制御部16A、16B、16Dも、それぞれ第3のデータ変換部14C、第3の露光制御部16Cと同様の構成である。
エンコーダ31は、フォトインタラプタを備えたインクリメント型のフォトエンコーダであり、ローラCR2の回転位置を計る時の基準位置に応じた基準信号を出力するとともに、位相が互いに90度シフトされたA相、B相のパルス信号が出力される。カウンタ35は、基板SWが移動している間、エンコーダ31から送られてくる信号に基づいてモータMKの回転位置、すなわちローラCR2の回転位置を検出する。
メモリ34には、ローラCR2の回転位置それぞれに応じた一連のデータシフト量が格納されており、検出される回転位置に応じたデータシフト量が読み出される。一連のデータシフト量は、後述する基板SWの位置ずれに従ったデータであり、描画開始前にあらかじめ定められている。例えば、発光ダイオードとリニアセンサを備えた計測センサをスプロケット孔に光を通すように配置し、実際の基板SWの移動量とエンコーダ31により検出される回転位置にとの差に基づいて位置ずれ変位量が検出され、メモリ34に格納される。
図5は、ローラCR2のスプロケット形状を示した図である。図6は、パターンずれを示した図である。図5、図6を用いて、基板SWの位置ずれに伴うパターンずれについて説明する。ただし、図5では、一部のスプロケットのみ示している。
ローラCR2では、基板SWと係合するスプロケットCR4の曲率が一定とならず、真円度に誤差が生じて楕円形状である。ここでは、スプロケット形状が短軸Dmin、長軸Dmaxの楕円として示されている。また、他のローラCR1、CR3においても同様の真円度の誤差が生じる。基板SWはスプロケットが形成する曲線CKを通ることから、ローラCR2が回転している間、基板SWの単位時間当たりの送り量が一定にならず、送りムラが生じる。
図6に示すように基板SWの所定領域Jに文字「A」型のパターンを形成する場合、露光エリアEA1〜EA4の中で先頭位置にある露光エリアEA4が領域Jに位置するタイミング(時刻T1)でパターンK1を形成するように、描画処理が行われる。その後、ローラCR2の回転精度に起因して基板SWの送り量が変動した場合、移動量DLに応じた時刻T2に描画処理を行うと、変位量ΔLだけ基板SWに対して位置ずれが生じる。ただし、ΔLは、基板SWの送り量が一定である場合の露光エリアEA3の相対位置に対するずれを表す。この位置ずれの結果、「A」型のパターンのつなぎ目が一致せず、パターンずれが生じる。
図7は、描画補正処理を示したフローチャートであり、図8は、メモリ34に格納されたローラCR2の回転位置とデータシフト量とを示した図である。図9は、描画データのデータシフトを示した図である。なお、図7、図8では、走査バンドS3に応じた露光エリアEA3に対する描画処理、すなわち第3の露光ヘッド12C、第3のデータ変換部14C,第3の露光制御部16Cによる描画処理を示す。他の走査バンドに対しても、同様の描画処理が行われる。
描画開始命令が検出されると、基板SWを一定速度で移動させるようにローラCR2、CR3が回転する。そして、基板SWが一定速度になると、描画を開始するために露光動作が実行される。ステップS101では、エンコーダ31によりローラCR2の回転位置が検出される。
エンコーダ31は、基準位置1回転に1回出力するZ相のクロックパルス信号とともに、回転量を示す位相が90度ずれたA相、B相のクロックパルス信号を出力する。カウンタ35は、これらクロックパルス信号のパルス数をカウントし、Z相のクロックパルス信号の出力位置を基準としてモータMK、すなわちローラCR2の回転角度(回転位置)を検出する。ここでは、検出する時間間隔を最小にするため、A相のクロックパルス信号の1/4周期を1パルスとして回転位置が逐次検出される。
メモリ34には、基準位置からの回転位置に応じたデータシフト量があらかじめ格納されている。データシフト量は、ベクタデータから変換されたラスタデータをビットマップメモリ15Cへ書き込む時のアドレスのシフト量(座標変換移動量)を示しており、描画装置10において描画開始する前にあらかじめ算出される。ここでは、位置検出センサ(図示せず)などを用いて実際の基板SWの移動量とエンコーダ31により算出される基板SW速度一定である場合の理想的な移動量との差を位置ずれ変位量を計測し、それに応じたラスタデータのデータシフト量(DT1、DT2、DT3、・・・・DTi、・・・)が格納されている。データシフト量は、図8に示すように、0〜400パルスまではDT1、400〜1000まではDT2、・・・に定められる。ローラCR2に起因した露光エリアEA3の相対的位置ずれが、ローラCR2の一回転を周期として規則的に現われる。したがって、ローラCR2が回転するのに応じてデータシフト量が繰り返し読み出される。
ステップS102では、ローラCR2の回転位置(パルス数)に応じたデータシフト量がメモリ34から読み出される。そして、ステップS103では、読み出されたデータシフト量に基づいて、ビットマップメモリ15Cに書き込まれたラスタデータが順次読みだされる。図9に示すように、ビットマップメモリ15Cには、露光エリアEA3の搬送方向Mに沿った幅よりも大きいエリアに応じたラスタデータが格納されており、ここでは分割パターンデータPD3がラスタデータとして格納されている。露光エリアEA3の搬送方向Mの幅に応じたデータ幅を“EL”で表す。
露光エリアの位置ずれに応じてデータシフト量DTiがメモリ34から読み出されると、位置ずれを解消する方向にDTiだけシフトした領域からラスタデータが読み出される。図9では、ラインL0〜ラインLnまでのラスタデータ領域からラインL0+kからラインLn+kまでDTiだけシフトされたラスタデータ領域が読み出される。基板SWの実際の搬送量が多い、すなわち露光エリアEA3の相対位置が速度一定における位置(基準位置)より搬送方向Mに沿ってずれる場合、搬送方向Mに沿った方向へシフトさせた状態でラスタデータがビットマップメモリ15Cから読み出される。一方、基板SWの実際の搬送量が少ない場合、逆方向へシフトしてラスタデータが読み出される。
ステップS104では、ビットマップメモリ15Cから読み出されたラスタデータが第3の露光制御部16Cへ出力される。そして、露光制御部16Cへ送られてくる描画制御信号に同期しながら描画信号がDMD13Cへ出力される。
以上のように本実施形態によれば、4つの露光ヘッド12A〜12Dが基板SW上方に配置され、露光ヘッド12A〜12Dによる露光エリアEA1〜EA4が、基板SW上に規定される走査バンドS1〜S4に沿って相対移動する。そして、DMD13A〜DMD13Dが、それぞれ露光エリアEA1〜EA4の相対位置に応じて独立制御され、パターンに応じた露光動作が実行される。そして、ローラCR2の回転位置に応じてデータシフト量DTiが読み出され、ビットマップメモリに書き込まれたラスタデータがデータシフト量DTiだけシフトされた領域から読み出される。
露光ヘッドに設けられた結像光学系の倍率は任意に設定可能である。この場合、縮小率、倍率に応じてデータのシフト量、描画エリアのシフト量が定められる。スプロケット孔が形成されていない基板を使用してもよい。基板SWの両面が銅箔によってカバーされている場合、エッチング等の処理による剥離を防止するため、基板SWの裏面全体へ露光ヘッドにより光を照射すればよい。
なお、隣接する露光エリアの搬送方向Mに沿った距離間隔DLをローラCR2が一回転する時の基板SWの移動量の整数倍に等しくした場合、各露光エリアの時間経過に伴った位置ずれが同一になる。この場合、データシフトによる位置ずれ補正処理を行う必要がない。
次に図10〜12を用いて、第2の実施形態である描画システムについて説明する。第2の実施形態では、第1の実施形態と異なり、描画信号の出力タイミングを制御することによって位置ずれ補正を行う。その他の構成については、第1の実施形態と同じである。
図10は、エンコーダ31から出力されるパルス数を示した図である。第1の実施形態で説明したように、図2に示すモータMK、すなわちローラCR2の一回転を1周期とするZ相のパルス信号により、ローラCR2の基準位置が周期的に計測され、A、B相のパルス信号によりローラCR2の基準位置からの回転位置(回転角度)が検出される。A相、B相のパルス信号は位相互いに1/4周期ずれており、1周する間に回転位置をカウントするため、この1/4周期のパルス信号(以下では、分解能パルス信号という)に基づいてローラCR2の回転位置が検出される。ここでは、エンコーダ分解能が4096の場合、4096パルスカウントされる間にローラCR2が一回転する。
図11は、図2に示すメモリ34に格納されるシフトパルス数を示した図である。図12は、描画制御信号のパルスシフトを示した図である。シフトパルス数は、第1〜第4の露光制御部16A〜16Dにおける描画信号の出力タイミングを制御する描画制御信号を位相シフトさせるパルス数であり、分解能パルス信号よりも周波数の高い基準クロックパルス信号によってカウントされる。メモリ34には、ローラCR2の回転位置に従う一連のシフトパルス数が格納されており、描画前に各回転位置に応じたシフトパルス数があらかじめ測定されている。基板SWの実際の搬送量が基準搬送量より少ない場合、描画制御信号の出力タイミングを遅らせるようにシフトパルス数が正の値で定められる。逆に、基板SWの実際の搬送量が基準搬送量より少ない場合、描画制御信号の出力タイミングを早めるようにシフトパルス数が負の値で定められる。
描画開始されると、パルス発生器17から出力される描画制御信号が回転位置に応じたシフトパルス数だけ位相シフトされ、出力タイミングがシフトパルス数だけずれる。図12では、基準クロックパルス信号を基準として6パルス分位相がシフトされている。これにより、相対的に位置ずれしている露光エリアに対し、その位置に応じたパターンを形成する光が照射される。
次に、図13〜図15を用いて第3の実施形態である描画装置について説明する。第3の実施形態では、リアルタイムで位置ずれを検出しながら描画処理を行う。それ以外の構成については、第1の実施形態と同じである。
図13は、第3の実施形態である描画装置のブロック図である。
データ処理部11に接続された描画装置10’は、基板SWを搭載したステージ63をX方向へ移動させる描画装置であり、テーブル駆動部61、システムコントロール回路62、パルス発生器64、露光制御部66、露光ヘッド68、データ変換部70とを備える。データ処理部11から描画データがベクタデータとして送られてくると、データ変換部70においてベクタデータがラスタデータに変換される。そして、露光制御部66では、パルス発生器から出力される描画制御信号に基づいてDMD67を制御する描画信号が出力される。DMD67は、描画信号に基づいてマイクロミラーをON/OFF状態に変化させ、これによりパターンに応じた光が基板SWを照射する。基板SWがX方向に沿って移動することによって露光エリアが基板SWに対して相対的に移動する。そして、X方向に沿って順次走査することにより、基板SW全体にパターンが形成される。
ステージ63の裏面には、一定間隔で規則的にスリットが形成されたリニアエンコーダ65が配置されている。描画開始に合わせてリニアエンコーダ65へ光が照射されると、リニアエンコーダ65は、スリットを通過する光の時間間隔を検知することにより、ステージ63、すなわち基板SWの実際の位置を検出する。露光制御部10’は、リニアエンコーダ65によりカウントされる時間間隔に応じた距離間隔に従って露光動作を行う。すなわち、時間間隔が検出される度に描画処理を行う。
図14は、描画処理を示したフローチャートであり、図15は、描画開始からの基板SWの移動距離および位置ずれを示した図である。
ステップS201では、基板SWをX方向に対して移動させるため、テーブル駆動部61へ制御信号が送られる。そしてステップS202では、基準クロックパルス信号により所定の時刻を基準として時間間隔がカウントされる。描画開始直後は、描画開始からの時間間隔がカウントされる。ステップS203では、時間間隔がリニアエンコーダ65のスリット間隔に応じたモニタ時間間隔Csになったか否かが判断される。
ステップS203においてモニタ時間間隔Csであると判断されると、ステップS204において、実際の基板SWの位置Qが検出される。そして、基準クロックパルス信号によって計測される基板SWの基準位置Q0が算出される。基板SWの基準位置Q0は、基板SWがX方向に沿って一定速度である場合の基板SWの位置を表す。そしてステップS206では、ラスタデータに関するデータシフト量Δxが検出される。なお、ここでは、露光エリアに応じた描画データがX方向に従ってNライン分あり、X方向に沿ってN+Mライン分あるラスタデータがデータ変換部70に順次書き込まれ、読み出される。
図15では、一定の時間間隔Tsによる基板SWの相対位置GXを示した図である。速度が一定である場合、基板SWの相対位置は直線P0により表される。しかしながら、実際の基板SWの相対位置は、曲線Pにより表される。したがって、位置ずれΔXに応じたデータシフト量Δxが実際の検出位置Qと基準位置Q0との差に基づいて算出される。
ステップS207では、データ変換部70内のビットマップメモリ(図示せず)から、Δxだけシフトした領域からラスタデータが読み出される。そして、ステップS208では、読み出されたラスタデータに基づいて描画信号が露光制御部66から出力される。一定の時間間隔Tsごとに描画処理が実行され、ステップS202〜S208が繰り返し実行される。
なお、第2の実施形態のように、描画制御信号の出力タイミングをずらすように構成してもよい。ステージを移動させるかわりに露光ヘッドを相対移動させてもよい。
第1の実施形態である描画システムを模式的に示した斜視図である。 描画装置の内部構成を模式的に示した斜視図である。 1つの露光ヘッドの内部構成を模式的に示した図である。 描画装置のブロック図である。 ローラのスプロケット形状を示した図である。 パターンずれを示した図である。 描画補正処理を示したフローチャートである。 メモリに格納されたローラの回転位置とデータシフト量とを示した図である。 描画データのデータシフトを示した図である。 第2の実施形態におけるエンコーダから出力されるパルス数を示した図である。 第2の実施形態におけるメモリに格納されるシフトパルス数を示した図である。 第2の実施形態における描画制御信号のパルスシフトを示した図である。 第3の実施形態における描画装置のブロック図である。 第3の実施形態における描画処理を示したフローチャートである。 第3の実施形態における描画開始からの基板の移動距離および位置ずれを示した図である。
符号の説明
10 描画装置
11A〜11D 半導体レーザ(光源)
12A〜12D 露光ヘッド
13A〜13D DMD(光変調ユニット)
14A〜14D データ変換部(データ変換処理手段)
15A〜15D ビットマップメモリ(第2のメモリ)
16A〜16D 露光制御部
31 エンコーダ
32 システムコントロール回路
34 メモリ(第1、第3のメモリ)
SW 基板
M 搬送方向
EA1〜EA4 露光エリア
S1〜S4 走査バンド
PD3 分割パターンデータ

Claims (5)

  1. 感光材料に対して描画する描画装置であって、
    パターン形成のため光を放射する光源と、
    複数の光変調素子が規則的に配列され、パターンに応じて前記光源からの光をそれぞれ前記感光材料へ投影する光変調ユニットと、
    前記光変調ユニットの照射領域である露光エリアを前記感光材料に対して相対的に移動させる走査手段と、
    前記複数の光変調素子の配列に応じたデータ配列をもつ描画データに基づいて、前記光変調ユニットを制御する描画手段とを備え、
    前記描画手段が、前記感光材料の移動方向に沿った露光エリアの相対的位置ずれに従い、露光エリアの相対的位置に形成すべきパターンに応じた光を投影するように描画処理を行うことを特徴とする描画装置。
  2. 前記感光材料の位置を検出する基板位置計測手段と、
    前記感光材料の位置に基づいて位置ずれを検出する位置ずれ検出手段とをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の描画装置。
  3. 前記描画手段が、分割描画データを、前記感光材料に対する露光エリアの相対的位置ずれに従って相対的にデータシフトさせることを特徴とする請求項1に記載の描画装置。
  4. 前記描画手段が、
    描画データをラスタデータとして格納可能なメモリと、
    露光エリアの相対位置に応じて描画データを前記メモリへ順次書き込み、前記露光エリアの搬送方向幅より大きいデータサイズで分割描画データを読み出して出力するデータ変換処理手段とを有し、
    ラスタデータをデータシフト量だけずらして前記メモリから読み出すことを特徴とする請求項1に記載の描画装置。
  5. 複数の光変調素子が規則的に配列され、パターンに応じて光源からの光をそれぞれ前記感光材料へ投影し、
    前記光変調ユニットの照射領域である露光エリアを前記感光材料に対して相対的に移動させ、
    前記複数の光変調素子の配列に応じたデータ配列をもつ描画データに基づいて、前記光変調ユニットを制御し、
    前記感光材料の移動方向に沿った露光エリアの相対的位置ずれに従い、露光エリアの相対的位置に形成すべきパターンに応じた光を投影するように描画処理を行うことを特徴とする描画方法。

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