JP4196888B2 - 電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、パーソナルコンピュータや携帯電話機等に用いられる電気光学装置及びその電気光学装置を用いた電子機器に関する。
従来、パーソナルコンピュータや携帯電話機等といった電子機器の表示装置として液晶装置等の電気光学装置が広く用いられている。
ところが、パーソナルコンピュータや携帯電話機等はより小型化、軽量化が求められると共に持ち運びに伴い外部衝撃についても耐衝撃性が求められており、その小型化、耐衝撃性を目的として液晶パネルと接着する接着部を有する衝撃吸収部材を設ける等の方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−308023号公報(段落[0009]から[0011]、図1)。
しかしながら上述の方法により小型化が図られ、耐衝撃性も向上させることが可能となったが、更なる液晶装置等の表示領域の拡大と外形のよりいっそうの小型化等から、バックライトユニット等の照明装置と一緒に液晶パネルを保持するフレームの保持力が弱くなり、例えば電子機器の外部衝撃等により液晶装置のフレームから液晶パネルが飛び出てしまう等の可能性が問題となってきていた。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされるもので、液晶パネル等のフレームからの飛出し、位置ずれ等を防ぐことができる電気光学装置及びその電気光学装置を用いた電子機器を提供することを目的とする。また、新たな部品や工程を増やさず容易にしかも低コストで液晶駆動用IC等の光による誤動作を防止しながら、液晶パネル等のフレームからの飛出し、位置ずれ等を防ぐことを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の主たる観点に係る電気光学装置は、電気光学材料を保持する基板を備え、画像を表示する側の面に表示領域及び非表示領域を有する電気光学パネルと、前記電気光学パネルを保持し、少なくとも前記電気光学パネルの側面と対応する側壁を備えるフレームと、少なくとも前記非表示領域から前記側壁に渡る連続した形状であり、該非表示領域及び該側壁に接着された接着基材とを具備することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の主たる観点に係る電気光学装置は、第1の基板と、前記第1の基板に電気光学材料を挟んで対向し前記第1の基板から張出し、前記電気光学材料を駆動するICが実装された張出し部を備えた第2の基板とを有する電気光学パネルと、前記電気光学パネルを保持し、少なくとも前記電気光学パネルの側面と対応する側壁を備えるフレームと、前記電気光学パネルに電気的に接続されたフレキシブル回路基板と、前記張出し部の前記ICが実装された側とは反対側に接着された、前記ICへの光を遮光する遮光部材と、を有し、前記側壁は、前記電気光学パネルの側面に対応すると共に前記張出し部を挟んで対向する第1の側壁及び第2の側壁を有し、前記張出し部は、前記第1の側壁側の第1の領域と、前記第2の側壁側の第2の領域とを有し、前記フレキシブル回路基板は、少なくとも第1の領域から前記第1の側壁の外面に沿って延設され、該第1の領域及び該第1の側壁の外面に接着されており、前記遮光部材は、少なくとも前記第2の領域から前記第2の側壁の外面に沿って延設され、該第2の領域及び該第2の側壁の外面に接着されていることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の主たる観点に係る電気光学装置は、前記フレームは、前記第1の側壁及び前記第2の側壁に連続して設けられ、前記電気光学パネルに対向する底部を有し、前記フレキシブル回路基板は、少なくとも前記第1の側壁の外面から前記底部の前記電気光学パネル側とは反対側の面に延設され、該反対側の面に接着されていることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の主たる観点に係る電気光学装置は、前記フレキシブル回路基板は、前記張出し部から前記第2の側壁の外面に延設され、該第2の側壁の外面に接着されていることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の主たる観点に係る電気光学装置は、前記電気光学パネルに固定され、該電気光学パネルに光を導く導光板を更に有し、前記フレキシブル回路基板には、前記導光板に光を供給する光源が実装されており、前記底部には、前記光源を挿入する為の開口部が設けられており、前記フレキシブル回路基板は、前記開口部を覆うように配置され、前記遮光部材は、前記フレキシブル回路基板の前記光源が実装された側とは反対側に接着されていることを特徴とする。
前記遮光部材は、前記フレキシブル回路基板の少なくとも一部に重なり、該フレキシブル また、上記目的を達成するために、本発明の主たる観点に係る電気光学装置は、回路基板に接着されていることを特徴とする。
ここで、「接着基材」とは、例えば接着面を有する遮光部材や同じく接着面を有するフレキシブル基板等をいうものとする。また、接着基材として、別途接着テープなどを設けても飛出し、位置ずれ等を防ぐことができる。
本発明は、電気光学パネルの画像を表示する側の面の非表示領域とその電気光学パネルを保持するフレームの側壁とに渡る連続した形状である接着基材を、該非表示領域及び該側壁に接着させることとしたので、フレームに加えられる衝撃等により電気光学パネルがフレームより飛出したり、位置ずれしたりすることを防ぐことができる。また、電気光学パネルの非表示領域に接着させることとしたので、接着基材が電気光学装置の表示の妨げになることを防げることとなる。
本発明の一の形態によれば、前記側壁は、前記電気光学パネルの側面に対応すると共に前記非表示領域を挟んで対向する第1及び第2の側壁を有し、前記接着基材は、少なくとも前記非表示領域から前記第1の側壁に渡る連続した形状であり、前記非表示領域及び前記第1の側壁に接着されていることを特徴とする。これにより、例えばフレームの第1の側壁の一部から電気光学パネルの非表示領域の一部にかけて接着基材を接着することができ、接着基材をコンパクトに用いてフレームからの電気光学パネルの飛び出し、位置ずれ等を防止可能となる。また、電気光学パネルの非表示領域を挟むようにフレームの第1及び第2の側壁を設けているのでより確実に電気光学パネルの位置ずれ等を防ぐことができる。
本発明の他の観点に係る電気光学装置は、第1の基板と、前記第1の基板に電気光学材料を挟んで対向し前記第1の基板から張出し、前記電気光学材料を駆動するICが実装された張出し部を備えた第2の基板とを有する電気光学パネルと、前記電気光学パネルを保持し、少なくとも前記電気光学パネルの側面と対応する側壁を備えるフレームと、少なくとも前記張出し部から前記側壁に渡る連続した形状であり、該張出し部及び該側壁に接着された接着基材とを具備することを特徴とする。
本発明は、電気光学パネルの第2の基板の張出し部とその電気光学パネルを保持するフレームの側壁とに渡る連続した形状である接着基材を、該張出し部及び該側壁に接着させることとしたので、フレームに加えられる衝撃等により電気光学パネルがフレームより飛出したり、位置ずれしたりすることを防ぐことができる。また、電気光学パネルの非表示領域でもある張り出し部に接着させることとしたので、接着基材が電気光学装置の表示の妨げになることを防げることとなる。
本発明の一の形態によれば、前記側壁は、前記電気光学パネルの側面に対応すると共に前記張出し部を挟んで対向する第1及び第2の側壁を有し、前記接着基材は、少なくとも前記張出し部から前記第1の側壁に渡る連続した形状であり、該張出し部及び該第1の側壁に接着されていることを特徴とする。これにより、例えばフレームの第1の側壁の一部から電気光学パネルの張出し部の一部にかけて接着基材を接着することができ、接着基材をコンパクトに用いてフレームからの電気光学パネルの飛び出し、位置ずれ等を防止可能となる。また、電気光学パネルの張出し部を挟むようにフレームの第1及び第2の側壁を設けているのでより確実に電気光学パネルの位置ずれ等を防ぐことができる。
本発明の一の形態によれば、前記フレームは、前記第1の側壁及び前記第2の側壁に連続して設けられ、前記電気光学パネルに対向する底部を有し、前記接着基材は、少なくとも前記第1の側壁から前記底部の前記電気光学パネル側とは反対側の面に延設され、該反対側の面に接着していることを特徴とする。これにより、接着基材とフレームとの接着面積をより大きくさせ、フレームからの電気光学パネルの飛び出しや位置ずれ等をより強固に防止できることとなる。
本発明の一の形態によれば、前記接着基材は、前記張出し部から前記第2の側壁に延設され、該第2の側壁に接着されていることを特徴とする。これにより、接着基材が一方の第1の側壁から張出し部を横断し対向する他方の第2の側壁に渡って連続的に接着され、電気光学パネルをしっかりと上からフレーム内に押さえつけることができ、より完全にフレームからの電気光学パネルの飛び出しや位置ずれ等を防止できることとなる。
本発明の一の形態によれば、前記張出し部は、前記第1の側壁側の第1の領域と、前記第2の側壁側の第2の領域とを有し、前記接着基材は、少なくとも前記第1の領域から前記第1の側壁に渡る連続した形状であり、該第1の領域及び該第1の側壁に接着されている第1の接着基材と、少なくとも前記第2の領域から前記第2の側壁に渡る連続した形状であり、該第2の領域及び該第2の側壁に接着されている第2の接着基材とを有することを特徴とする。これにより、該接着基材で両側壁側からバランスよく電気光学パネルをフレーム内に固定することができると共に、電気光学パネルにかかる面積を可能な限り小さくして張出し部が平坦な形状でない場合や、張り出し部に電子部品などが実装されている場合でも、平坦でない部分や電子部品などをできる限り避けて接着することでより効率よく接着できるようにすることが可能となる。
本発明の一の形態によれば、前記接着基材は、前記張り出し部の前記ICが実装された側とは反対側に接着された、前記ICへの光を遮光する遮光部材であることを特徴とする。これにより、張出し部に例えば液晶駆動用ICが実装されている場合も該液晶駆動用ICへの光を遮光し、該液晶駆動用ICの光による誤動作を防ぐことができると共に該遮光部材により電気光学パネルのフレームからの飛び出しや位置ずれ等を防止可能となる。また、遮光部材をそのまま電気光学パネル等の飛出し防止等に用いるので新たな部品を必要とせず、低コストで目的を達成できる。更に、遮光部材を貼着する従来からある工程で接着部材を接着できるので工程が増えることもない。
本発明の一の形態によれば、前記電気光学パネルに電気的に接続されたフレキシブル回路基板を更に有し、前記接着基材は、前記フレキシブル回路基板から延設された延設部であることを特徴とする。これにより、電気光学パネルに電気的に接続されたフレキシブル回路基板を一部延設させて延設部とし、例えば該延設部をフレーム側壁側から折り曲げて張出し部に両面接着テープ等で接着させ、電気光学パネルのフレームからの飛び出しや位置ずれ等を抑えることが可能となる。
本発明の一の形態によれば、前記電気光学パネルに電気的に接続されたフレキシブル回路基板を更に有し、前記接着基材は、前記張り出し部の前記ICが実装された側とは反対側に接着された、前記ICへの光を遮光する遮光部材である第1の接着基材と、前記フレキシブル回路基板から延設された延設部である第2の接着基材とを有することを特徴とする。これにより、例えばフレキシブル基板でまず電気光学パネルを押さえ、更にその上から遮光部材で覆い接着するので、より強固に電気光学パネルのフレームからの飛び出しや位置ずれ等を抑えることが可能となる。また、遮光部材で覆うので、張出し部に例えば液晶駆動用ICが実装されている場合も該液晶駆動用ICへの光を遮光し、該液晶駆動用ICの光による誤動作を防ぐことができる。
本発明の一の形態によれば、前記電気光学パネルに固定され、該電気光学パネルに光を導く導光板と、前記電気光学パネルに電気的に接続されたフレキシブル回路基板とを更に有し、前記フレキシブル回路基板には、前記導光板に光を供給する光源が実装されており、前記底部には、前記光源を挿入する為の開口部が設けられており、前記フレキシブル回路基板は、前記開口部を覆うように配置され、前記接着基材は、前記フレキシブル回路基板の前記光源が実装された側とは反対側に接着されていることを特徴とする。これにより、例えばフレキシブル回路基板の光源が実装された側とは反対側に接着されている接着基材により、該フレキシブル回路基板を電気光学パネルに向かって押さえて固定できるので、電気光学パネルに固定された導光板からフレキシブル回路基板が浮いて、光源が導光板から上下方向にずれてしまうことを防げる。従って、光源から射出する光を確実に導光板に入射させることができることとなる。勿論、該接着基材により電気光学パネルのフレームからの飛び出しや位置ずれ等を防止することも可能である。ここで、開口部は例えば穴や切欠き、底部のフレキシブル基板側が切り取られている構造など、光源に対応する部分にフレームが存在しない部分が設けられているものであればよい。
本発明の一の形態によれば、前記第1の接着基材は、前記第2の接着基材の少なくとも一部に重なり、該第2の接着基材に接着されていることを特徴とする。これにより、例えば第2の側壁から張出し部の第2の領域に接着されたフレキシブル基板の上に、遮光部材を重ねるように第1の側壁及び第1の領域から延設させるので、フレキシブル基板も遮光部材によりしっかり固定される。また、遮光部材も張出し部で第1の領域から第2の領域まで電気光学パネルを覆うので遮光の効果が大きくなる。なお、逆にフレキシブル回路基板が遮光部材を固定するように接着されていても良い。
本発明の他の観点にかかる電子機器は、上述の電気光学装置を備えたことを特徴とする。
本発明は、新たな部品や工程を増やさず容易にしかも低コストで液晶パネル等のフレームからの飛出し、位置ずれ等を防ぐことができる電気光学装置を備えるので、製造コストの低減と品質の高い電子機器を提供することができる。
以下、本発明に実施形態を図面に基づき説明する。なお、以下実施形態を説明するにあたっては、電気光学装置の例として液晶装置、具体的には反射半透過型のパッシブマトリックス方式の液晶装置、また、その液晶装置を用いた電子機器について説明するが、これに限られるものではない。また、以下の図面においては各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等が異なっている。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る液晶装置の概略斜視図、図2は図1のA−A線断面図(液晶駆動用IC及び光源は切断していない。)及び図3は液晶装置の概略分解斜視図である。
(液晶装置の構成)
液晶装置1は、例えば図1、図2及び図3に示すように電気光学パネルとしての液晶パネル2、その液晶パネル2に電気的に接続されたフレキシブル回路基板としてのフレキシブル基板3、更に液晶パネル2に光を照射する照明装置4、当該液晶パネル2と照明装置4とを保持するフレーム5及び光を遮光する遮光部材6等を有する。ここで、液晶装置1には、フレーム5の他にもその他の付帯機構が必要に応じ付設される(図示しない)。
液晶パネル2は例えば図1、図2及び図3に示すようにシール材7を介して貼り合わされた基板である第1の基板8及び第2の基板9と、両基板の隙間に封入された電気光学材料、例えばSTN(Super Twisted Nematic)型の液晶10とを有し、フレーム5内に第2の基板9側が表示面となるように収容されている。
第1の基板8には、例えば図2及び図3に示すように液晶側表面に複数のコモン電極11が所定のパターンで形成されており、そのコモン電極11の上(液晶側)にはオーバーコート層12が形成され、更にその上に図示しない配向膜が形成されている。また、第1の基板8の外側(液晶10と反対側)には図示しない偏光板等が配置されている。
一方、第2の基板9には、例えば図2及び図3に示すように液晶側表面に、複数のセグメント電極13が所定のパターンで形成されており、そのセグメント電極13の上(液晶側)にはオーバーコート層14が形成され、更にその上に図示しない配向膜が形成されている。また、第2の基板9の外側(液晶10と反対側)には図示しない偏光板等が配置されている。
更に第2の基板側の表示面には、例えば図1に示すように内側に略矩形状の液晶の駆動により画像等が表示される表示領域Bとその周囲の見切り部分や第2の基板9の張出し部等の画像等が表示されない非表示領域Cとが形成されている。
尚、第1の基板8及び第2の基板9のいずれか一方の内側表面には図示しないが必要に応じて下地層、反射層、着色層及び光遮蔽層等を形成する。
ここで、第1の基板8及び第2の基板9は、図2及び図3に示すように例えばガラスや合成樹脂といった光透過性材料から形成された板状部材であり、第2の基板9は第1の基板8に対し外側へ(図2及び図3中のY軸方向)張出した張出し部15を有している。
コモン電極11は、例えばITO(Induium Tin Oxide)の透明導電材料でストライプ状に複数形成されているが、図2及び図3に示すように一方方向(図中のX軸方向)で平行になるように形成されている。
また、セグメント電極13はコモン電極11と同様にITO等の透明導電材料でストライプ状に複数形成されているが、図2及び図3に示すようにコモン電極11と交差するように図中のY軸方向に形成されている。
張出し部15は、例えば図2及び図3に示すようにコモン電極11及びセグメント電極13がシール材7で囲まれる領域から当該張出し部15に延びたコモン電極用配線16及びセグメント電極用配線17、その各電極用配線に例えば液晶駆動用電流を供給する液晶駆動用IC18等を有する。
また、張出し部15はフレキシブル基板3等からの電流を受取る外部用端子19、その外部からの電流を液晶駆動用IC18に供給する図示しない入力用配線等を有する。
液晶駆動用IC18は、例えばフレキシブル基板3及び外部用端子19を介して表示画像等に関わる各種の信号を受信すると、この信号に応じた駆動用信号を生成するものであり、その駆動用信号はコモン電極用配線16及びセグメント電極用配線17に供給される。
次に、フレキシブル基板3は例えば図1、図2及び図3に示すようにベース基材20(20a,20b)の上に配線パターン21(21a,21b)が形成されると共に図示しないコンデンサーやIC等の電子部品が実装されている。ここで、ベース基材20(20a,20b)は可撓性を有するフイルム状の部材であり、配線パターン21(21a,21b)は例えば銅等から形成されている。また、図示しないが例えばフレーム5等に固定される面には両面接着シートが接着されている。これにより、後述するようにフレキシブル基板3によっても液晶パネル2のフレーム5からの飛び出しや位置ずれ等を防ぐことが可能となる。
更にフレキシブル基板3は、本体部22と、該本体部22から延設された延設部としての右側分岐部23とを有しており、該右側分岐部23は図示しない外部回路に電気的に接続されている。
また、本体部22は液晶パネル側の端に図示しない本体部接続用端子が形成されており液晶パネル2の外部用端子19に図示しないACF(Anisotropic conductive film)を介して電気的に接続されている。
更に右側分岐部23は、例えば図1、図2及び図3に示すように本体部22の右側から分岐しており、該本体部22のベース基材20a上に設けられた配線パターン21aの一部が右側分岐部23のベース基材20b上に設けられた配線パターン21bに電気的に接続されている。
次に照明装置4は、例えば図2及び図3に示すようにフレーム5内に収められており、液晶パネル2と該フレーム5の凹部の内部底面とに挟まれている。
具体的には光源24、導光板25、2枚のプリズムシート26,27、拡散シート28、反射シート29及び遮光シート30等を有する。
光源24は例えばLED(Light Emitting Diode)が用いられ、図2及び図3に示すように本体部22のベース基材20a上に実装されている。更に光源24は、該本体部22を図1に示すようにフレーム5の開口部を覆うように折り込んだときに第2の基板9の張出し部15側の導光板25の端面である受光面に該光源24からの光が入射するように配置されている。
また、導光板25は例えば図2及び図3に示すように略矩形状をなし、光源24から入射された光を拡散シート28の全体に照射させるものであり、プリズムシート26,27は導光板25から射出された光の輝度を向上させるものである。
更に遮光シート30は例えば図2及び図3に示すように中央部分が少なくとも第2の基板9の表示に関与する領域である表示領域Bと一致するように開口部が形成された額縁状に形成されており、張出し部15付近等の表示に関与できない非表示領域Cの光を遮蔽している。また、遮光シート30は例えば液晶パネル側は黒色でプリズムシート側は白色等の光を反射する構成としてもよい。これにより、光源24等から漏れた光を遮光シート30で反射し、外部からの光も黒色面で吸収され例えば液晶駆動用IC18への反射による影響を少なくさせることができる。
ここで、導光板25の光の射出面側には例えば拡散シート28、2枚のプリズムシート26,27及び遮光シート30の順に配置されており、導光板25の射出面と反対側には反射シート29が配置されている。更に導光板25、拡散シート28、2枚のプリズムシート26,27及び反射シート29は略同じ大きさを有している。
次に、フレーム5は例えば図1、図2及び図3に示すように液晶パネル2側に開放された略箱型の形状で内側に凹部31を有しており、その凹部31に丁度照明装置4及び液晶パネル2が収まるように形成されている。具体的には、その凹部31の内側底面32と照明装置4の例えば反射シート29とが図示しない両面接着シート等により接着固定されている。
また、フレーム5は図1、図2及び図3に示すように底部としての内側底面32と、液晶パネル2の側面に対応するように平行に形成されると共に、液晶パネル2の非表示領域C(張出し部15)を挟むように形成された相対向する第1の側壁33(図3中、張出し部15に向かって左側の側壁)及び第2の側壁34(図3中、張出し部15に向かって右側の側壁)とを有し、更に当該第1及び第2の側壁に挟まれた液晶パネル2の張出し部側の第3の側壁35を有する。
該第1の側壁33及び第2の側壁34は液晶パネル2の張出し部付近を挟むように第1の側壁33には第1側壁凹部36を、第2の側壁34には第1側壁凹部36に対応するように第2側壁凹部37を夫々有し、第3の側壁35は該第3の側壁35の略中央に第3側壁凹部38が形成されている。
ここで、第1側壁凹部36は表示面側の第1の側壁33の上面(図中のZ軸方向に向く面)が例えば図3に示すように張出し部15付近で該上面から底面方向(図中のZ軸方向)に向けて略後述する遮光部材の厚さ分凹んでおり、その凹み36aの横幅は該遮光部材の幅分になるよう形成されている。
また、第1側壁凹部36は上面側の凹みと反対側に底面方向から上面方向に向けて略遮光部材の厚さ分凹んでおり、その図示しない凹み36bの横幅は該遮光部材の幅分になるよう形成されている。
更に第1側壁凹部36は、その上下面の凹みに挟まれる外面(図中のX軸方向に向く面)もその外面から内側に向けて(図中のX軸方向)遮光部材の厚さ分凹んでおり、その凹み36cの横幅は該遮光部材の幅分になるよう形成されている。これにより、遮光部材の貼付けにより遮光部材がフレーム5の第1の側壁33からはみ出ることがなく液晶装置1を小型化でき、更に遮光部材の位置決めが容易となる。
また、第2側壁凹部37も表示面側の第2の側壁34の上面(図中のZ軸方向に向く面)が例えば図3に示すように張出し部15付近で該上面から底面方向(図中のZ軸方向)に向けて略フレキシブル基板の右側分岐部23の厚さ分凹んでおり、その凹み37aの横幅は該右側分岐部23の幅分になるよう形成されている。
更に第2側壁凹部37は、上面側の凹みと反対側に底面方向から上面方向に向けて略右側分岐部23の厚さ分凹んでおり、その凹み37bの横幅は該右側分岐部23の幅分になるよう形成されている。
また、第2側壁凹部37はその上下面の凹みに挟まれる外面(第1側壁凹部の外面と反対側の)もその外面から内側に向けて(第1側壁凹部と反対方向)右側分岐部23の厚さ分凹んでおり、その凹み37cの横幅は該右側分岐部23の幅分になるよう形成されている。これにより、右側分岐部23の貼付けにより右側分岐部23がフレーム5の第2の側壁34からはみ出ることがなく液晶装置1を小型化でき、更に右側分岐部23の位置決めが容易となる。
更に第3側壁凹部38は、表示面側の第3の側壁35の上面(図中のZ軸方向に向く面)が例えば図2及び図3に示すように略中央付近で該上面から底面方向(図中のZ軸方向)に向けて略第2の基板9と外部用端子19及びフレキシブル基板の本体部22の厚さの合計分凹んでおり、その凹み38aの横幅は該本体部の幅分になるよう形成されている。
また、第3側壁凹部38は上面側の凹みと反対側に底面方向から上面方向に向けて少なくとも略フレキシブル基板の本体部22の厚さの分凹んでおり、その凹み38bの横幅は該本体部の幅分になるよう形成されている。
更に第3側壁凹部38は、その上下面の凹みに挟まれる外面(図中のY軸方向に向く面)もその外面から内側に向けて(図中のY軸方向)本体部22の厚さ分凹んでおり、その凹み38cの横幅は該本体部22の幅分になるよう形成されている。これにより、フレキシブル基板3の本体部22の貼付けにより本体部22がフレーム5の第3の側壁35からはみ出ることがなく液晶装置1を小型化でき、更に本体部22の位置決めが容易となる。
また、内側底面32は例えば図3に示すように張出し部15に重なる中央付近で第1側壁凹部36及び第2側壁凹部37側に一部内側底面を残すように開口部40が設けてある。
開口部40は、図2に示すように本体部22によりフレーム5の外側から覆われ、丁度当該本体部22に実装されている光源24がその開口部40からフレーム内部に挿入されて導光板25の図示しない受光面に配置されるように形成されている。
更にフレーム5は、該一部残された張出し部15に重なる内側底面32の反対面(液晶パネル側とは反対側の面)に外部底面としての一部外側底面39を有する。かかる一部外側底面39は、張出し部15に平面的に重なることとなる。勿論、フレーム5は一部外側底面以外にも例えば表示領域Bに平面的に重なるところにも内側底面32に対応し外側底面を有する。
ここで、フレキシブル基板3は図1及び図2に示すように第1の基板8の外部用端子19に電気的に接続された本体部22が、例えば第3側壁凹部38の上面側の凹み38aから一旦フレーム5の外側に延びてそのまま該第3側壁凹部38の外面の凹み38cを伝う。更に該本体部22は、該第3側壁凹部38の下面側の凹み38bからフレーム5の底に回りこんで開口部40を覆い、その本体部22の端部が内側底面32の反対面に接着されている。勿論、該本体部22はその他の第3側壁凹部38等との接触面にも接着されている。
また、本体部22から分岐した右側分岐部23は例えば図1及び図3に示すように第2側壁凹部37の上面側と反対側の凹み37bから一旦フレーム5の外側に延びてそのまま該第2側壁凹部37の外面の凹み37cを伝い接着されている。
更に外面の凹み37cに接着された右側分岐部23は、該第2側壁凹部37の上面側の凹み37aからフレーム5内に戻り、第2の側壁34に隣接する張出し部15(非表示領域C)の表面の一部である第2の領域Dに接着されている。
また、その右側分岐部23の先端は第3側壁凹部38の上面側の凹み38aから本体部22の上を通りフレーム5の外に延在されることとなる。尚、その先端部は例えばコネクタ等により図示しない外部回路に電気的に接続されている。
次に、遮光部材6は例えば黒色印刷されたPET(ポリエチレンテレフタレート)フイルム等のフイルム基材の上に両面接着シートが接着されており、図1及び図2に示すように張出し部15の表示面側表面に接着された右側分岐部23を覆い、第1の側壁33に隣接する張出し部表面の一部である第1の領域Eを含み該張出し部表面の略全面にかかるように配置され接着されている。
更に張出し部15に接着された該遮光部材6は、図1に示すように張出し部15の表示面側表面から第1側壁凹部36の上面側の凹み36aに延び、該第1側壁凹部36の外面の凹み36cを伝いその上面と反対側の凹み36bからフレーム5の一部外側底面39に回り込み該一部外側底面39接着されている。勿論、遮光部材6は一部外側底面39から更にフレキシブル基板3の本体部22にまで延びて最終的に該本体部22の表面に接着されてもよい。これにより、フレキシブル基板3と遮光部材6とが一つに繋がりフレーム5と液晶パネル2とをより強固に固定し、液晶パネル2のフレーム5からの飛び出しや位置ずれを防止できることとなる。
尚、上述した開口部40は図2及び図3に示すように略矩形状に形成されているが、これに限られるものではなく、例えば穴や切欠き、フレーム5の底面(内部底面)のフレキシブル基板側が切り取られている構造等、光源24に対応する部分にフレーム5が存在しない部分が設けられているものであればよい。
また、上述の第1側壁凹部36、第2側壁凹部37及び第3側壁凹部38の夫々の上面側、その反対側及び外面の凹みは夫々遮光部材6、右側分岐部23及び本体部22の厚さ及び幅と略同じ大きさで凹んでいるとしたが、これに限られるものではなく例えばそれらの大きさより少し大きめであっても勿論よい。これにより、多少の誤差もカバーできることとなる。
更に第1及び第2の側壁33,34の遮光部材6やフレキシブル基板3がかかる箇所が一部切りかかれており、液晶パネル2の表示側面と各側壁上面との間に段差がないように構成されていることが好ましい。これにより、接着基材である遮光部材6やフレキシブル基板3が液晶パネル2の張出し部15等の表面から浮くことを防ぐことができる。
(液晶装置の製造方法)
次に、以上のように構成された液晶装置1の製造方法についてフレキシブル基板3と遮光部材6とを液晶パネル2及びフレーム5に接着する工程を中心に説明する。
図4はフレームに照明装置及び液晶パネルを収納した状態の説明図、図5はフレキシブル基板の本体部を折り曲げた状態の説明図、図6はフレキシブル基板の右側分岐部を折り曲げた状態の説明図及び図7は遮光部材を張出し部に接着した状態の説明図である。
まず、概知の方法により液晶パネル2及び照明装置4を製造し用意する。
次に、図4に示すようにフレーム5の内側底面32に図示しない両面接着シートにより照明装置4の反射シート29を接着させ、更にその上に液晶パネル2の第1の基板側を配置し、照明装置4及び液晶パネル2をフレーム5の凹部31内に収容する。
その際、第2の基板9の外部用端子19に図示しないACFを介し電気的に接続されたフレキシブル基板3の本体部22は、図4に示すように第3側壁凹部38の上面側の凹み38aから一旦フレーム5の外に出す。
そして、フレーム5の外に出ている右側分岐部23が付いている本体部22を図4に示すFの矢印の方向に折り曲げ、本体部22の端面をフレーム5の第3側壁凹部38の下面側の凹みからフレーム5の底に回り込ませる。そして、図2及び図5に示すように該開口部40を覆いながら本体部22に実装されている光源24を開口部40から挿入して導光板25の受光面にセットし、フレーム5の内側底面32の反対側面の端部に本体部22の端部を図示しない両面接着シートで接着する。
その際、本体部22の右側から分岐している右側分岐部23は、図5に示すように第2側壁凹部37側の一部外側底面39に接着させ第2側壁凹部37の下面側の凹み37bからフレーム5の外側に引き出す。
また、フレーム5の外側に引き出した右側分岐部23は、図5に示す矢印Gのように曲げて第2側壁凹部37の外面側の凹み37cに接着させ、更に第2側壁凹部37の上面側の凹み37aで曲げて図6に示すようにフレーム5内に戻り、第2の基板9の表示面側の張出し部15の表面の一部に接着されて、その右側分岐部23の先端は第3側壁凹部38の上面側の凹み38aから本体部22の上を通り、フレーム5の外に引き出されることとなる。なお、右側分岐部23の先端には外部に接続されるコネクタが設けられていても良い。
更に例えば図7に示すように張出し部15の表示面側表面に接着された右側分岐部23を覆うように、遮光部材6が略張出し部15の全面に配置され接着されている。
次に、張出し部15に接着された該遮光部材6を図7に示すように張出し部15の表示面側表面から第1側壁凹部36の上面側の凹み36aに延ばし、図中の矢印Hの方向に該第1側壁凹部36の外面の(図示しない)凹み36cを伝いその上面と反対側の(図示しない)凹み36bからフレーム5の一部外側底面39に回り込み図1に示すように該一部外側底面39に接着する。勿論、遮光部材6は一部外側底面39から更にフレキシブル基板3の本体部22にまで延ばして最終的に該本体部22の表面に接着させてもよい。これにより、フレキシブル基板3と遮光部材6とが一つに繋がりフレーム5と液晶パネル2とをより強固に固定し、液晶パネル2のフレーム5からの飛び出しや位置ずれを防止できることとなる。
以上で液晶装置1の製造方法の説明を終了する。
このように本実施形態によれば、液晶装置1の非表示領域Cでもある張出し部15等とその液晶パネル2等を保持するフレーム5とに連続的に接着基材、例えば遮光部材6を接着させることとしたので、フレーム5に加えられる衝撃等により液晶パネル2がフレーム5より飛出したり、位置ずれしたりすることを防ぐことができる。また、液晶パネル2の非表示領域に接着させることとしたので、遮光部材6が液晶装置1の表示の妨げになることを防げることとなる。
また、接着基材に遮光部材6を用いれば非表示領域でもある張り出し部15に例えば液晶駆動用IC18が実装されている場合も該液晶駆動用IC18への光を遮光し、該液晶駆動用IC18の光による誤動作を防ぐことができると共に該遮光部材6により液晶パネル2のフレーム5からの飛び出しや位置ずれ等を防止可能となる。更に遮光部材6をそのまま液晶パネル等の飛出し防止等に用いるので新たな部品を必要とせず、低コストで目的を達成できる。また、遮光部材6を貼着する従来からある工程で接着部材を接着できるので工程が増えることもない。
更に遮光部材6は、第2の側壁34から張出し部15の第2の領域Dに接着されたフレキシブル基板3の上に重ねるように、第1の側壁33及び第1の領域Eから略張出し部表面の全面に延設されるので、フレキシブル基板3も遮光部材6によりしっかり固定される。また、遮光部材6も非表示領域で第1の領域Eから第2の領域Dまで、少なくとも略張出し部表面の全面で液晶パネル2を覆うので遮光の効果が大きくなる。
また、フレキシブル基板3の右側分岐部23が第2の領域Dにフレーム5の第2の側壁外側から回り込むように折り曲げられ、更にフレーム5の第1の側壁側には遮光部材6を第1の領域Eとその第1の側壁33とに接着させることとしたので、既存のフレキシブル基板3と遮光部材6とで電気光学パネルの飛び出し等の防止を図ることができる。更に遮光部材6を少し大きめに非表示領域でもある張出し部15に接着すれば実装される液晶駆動用IC等の光の誤動作を防止できることとなる。
更に遮光部材6をフレーム5の一部外側底面39にまで延設させたので、接着基材としての遮光部材6とフレーム5との接着面積をより大きくさせ、フレーム5からの液晶パネル2等の飛び出しや位置ずれ等をより強固に防止できることとなる。
また、本体部22の光源24が実装された側とは反対側に接着されている接着基材、例えば遮光部材6により、該本体部22を液晶パネル2に向かって押さえて固定できるので、液晶パネル2に固定された導光板25から本体部22が浮いて、光源24が導光板25から上下方向にずれてしまうことを防げる。従って、光源24から射出する光を確実に導光板25に入射させることができることとなる。
(変形例1)
次に、本発明に係る液晶装置の第1の実施形態の変形例1について説明する。本変形例1においては遮光部材を用いないこと及び両側面にフレキシブル基板の分岐部が接着されている点が第1の実施形態と異なるのでその点を中心に説明する。尚、第1の実施形態の構成要素と共通する構成要素については、第1の実施形態の構成要素と同一の符号を付しその説明を省略する。
図8は変形例1の液晶装置の概略斜視図である。
液晶装置101は、例えば図8に示すように液晶パネル2、その液晶パネル2に電気的に接続されたフレキシブル回路基板としてのフレキシブル基板103、更に液晶パネル2に光を照射する図示しない照明装置4及び当該液晶パネル2と照明装置4とを保持するフレーム5等を有する。ここで、液晶装置101には、フレーム5の他にもその他の付帯機構が必要に応じ付設される(図示しない)。
ここで、フレキシブル基板103は例えば図8に示すようにベース基材120(120a,120b,120c)の上に図示しない配線パターン121(121a,121b,121c)が形成されると共にやはり図示しない光源24、コンデンサーやIC等の電子部品が実装されている。ここで、ベース基材120(120a,120b,120c)は可撓性を有するフイルム状の部材であり、配線パターン121(121a,121b,121c)は例えば銅等から形成されている。また、図示しないが例えばフレーム5等に固定される面には両面接着シートが接着されている。
また、フレキシブル基板103は本体部122と、図8中の張出し部15に向かって該本体部122から延設された延設部としての右側の右側分岐部123と左側の左側分岐部124とを有している。更に夫々の右側及び左側分岐部は図示しない外部回路に電気的に接続されている
本体部122は、液晶パネル側の端に図示しない本体部接続用端子が形成されており液晶パネル2の外部用端子19に図示しないACFを介して電気的に接続されている。
また、本体部122は例えば図8に示すように第1の実施形態と同様にフレーム5の第3側壁凹部38の上面側の凹み38aから一旦フレーム5の外側に延びて、そのまま該第3側壁凹部38の外面の凹みを伝い、更に該第3側壁凹部38の下面側の凹みからフレーム5の底に回り込み図示しない開口部40を覆い、更に図示しないフレーム5の内側底面32の反対面に接着されている。
次に、右側分岐部123は例えば図8に示すように本体部122の右側から分岐しており、該本体部122のベース基材120a上に設けられた配線パターン121aの一部が右側分岐部のベース基材120b上に設けられた配線パターン121bに電気的に接続されている。
また、右側分岐部123は例えば図8に示すように第2側壁凹部37の上面側と反対側の下面側の凹みから一旦フレーム5の外に出て曲り、第2側壁凹部37の外面の凹みを伝い、更に該第2側壁凹部37の上面側の凹みからフレーム内に戻り、液晶パネル2の非表示領域でもある張り出し部15の第2の領域Dに接着されている。また、右側分岐部123は第2の領域Dに接着された後更に第3側壁凹部38の上面側凹み38aから本体部122の上を通りフレーム5の外に延在されている。
次に、左側分岐部124は例えば図8に示すように本体部122の左側から分岐しており、該本体部122のベース基材120a上に設けられた配線パターン121aの一部が左側分岐部のベース基材120c上に設けられた配線パターン121cに電気的に接続されている。
また、左側分岐部124は例えば図8に示すように第1側壁凹部36の上面側と反対側の下面側の凹みから一旦フレーム5の外に出て曲り、第1側壁凹部36の外面の凹みを伝い、更に該第1側壁凹部36の上面側の凹み36aからフレーム内に戻り、液晶パネル2の非表示領域でもある張り出し部15の第1の領域Eに接着されている。また、左側分岐部124は第1の領域Eに接着された後更に第3側壁凹部38の上面側凹み38aから本体部122の上を通りフレーム5の外に延在されている。
尚、本変形例では第1側壁凹部36は、表示面側の第1の側壁33の上面が例えば張出し部15付近で該上面から底面方向に向けて略左側分岐部124の厚さ分凹んでおり、その凹みの横幅は該左側分岐部124の幅分になるよう形成されている。
また、第1側壁凹部36は上面側の凹みと反対側に底面方向から上面方向に向けて略左側分岐部124の厚さ分凹んでおり、その凹みの横幅は該左側分岐部124の幅分になるよう形成されている。
更に第1側壁凹部36は、その上下面の凹みに挟まれる外面もその外面から内側に向けて左側分岐部124の厚さ分凹んでおり、その凹みの横幅は該左側分岐部124の幅分になるよう形成されている。これにより、左側分岐部124の貼付けにより該左側分岐部124がフレーム5の第1の側壁33からはみ出ることがなく液晶装置1を小型化でき、更に該左側分岐部124の位置決めが容易となる。
尚、上述の第1側壁凹部36、第2側壁凹部37及び第3側壁凹部38の夫々の上面側、その反対側及び外面の凹みは夫々左側分岐部124、右側分岐部123及び本体部122の厚さ及び幅と略同じ大きさで凹んでいるとしたが、これに限られるものではなく例えばそれらの大きさより少し大きめであっても勿論よい。これにより、多少の誤差もカバーできることとなる。
更に第1及び第2の側壁33,34のフレキシブル基板103がかかる箇所が一部切りかかれており、液晶パネル2の表示側面と各側壁上面との間に段差がないように構成されていることが好ましい。これにより、接着基材であるフレキシブル基板103が液晶パネル2の張出し部15等の表面から浮くことを防ぐことができる。
このように、フレーム5の第1の側壁33と該第1の側壁33に隣接する第1の領域Eとに連続してフレキシブル基板103を接着すると共に、同じくフレーム5の第2の側壁34と該第2の側壁34に隣接する第2の領域Dとに連続してフレキシブル基板103を接着することとしたので、液晶パネル2をしっかりフレーム5の凹部31内に固定し液晶パネル2のフレーム5からの飛び出しや位置ずれを防ぐことができる。
また、既存のフレキシブル基板103を用いるので新たな部品を必要とせず製造コストの低減を図ることができる。更に従来必要とされるフレキシブル基板103の装着工程により同時に液晶パネル等の固定がなされ、新たな工程の追加にならずより容易に液晶パネル2のフレーム5からの飛び出しや位置ずれを防ぐことができる。ここで、フレキシブル基板103の少なくとも一方の分岐部に遮光性を持たせ、液晶駆動用IC18と重ねることで遮光部材を兼ねさせても良い。また、別途遮光部材を設けて遮光しても良く、この場合遮光部材がフレキシブル基板103の分岐部を覆うように、分岐部と張り出し部15の両方に接着すれば、フレキシブル基板103及び液晶パネル2をフレーム5に対してより強固に固定することができる。逆に、フレキシブル基板103の分岐部が遮光部材を覆うように、遮光部材と張り出し部15の両方に接着すれば、遮光部材及び液晶パネル2をフレーム5に対してより強固に固定することができる。
(変形例2)
次に、本発明に係る液晶装置の第1の実施形態の変形例2について説明する。本変形例2においては遮光部材が両側面に接着されており、フレキシブル基板は側面に接着されていない点が第1の実施形態と異なるのでその点を中心に説明する。尚、第1の実施形態の構成要素と共通する構成要素については、第1の実施形態の構成要素と同一の符号を付しその説明を省略する。
図9は変形例2の液晶装置の概略斜視図である。
液晶装置201は、例えば図9に示すように液晶パネル2、その液晶パネル2に電気的に接続されたフレキシブル回路基板としてのフレキシブル基板203、更に液晶パネル2に光を照射する図示しない照明装置4、当該液晶パネル2と照明装置4とを保持するフレーム5及び遮光部材206等を有する。ここで、液晶装置201には、フレーム5の他にもその他の付帯機構が必要に応じ付設される(図示しない)。
ここで、フレキシブル基板203は例えば図9に示すようにベース基材220の上に図示しない配線パターン221が形成されると共にやはり図示しない光源24、コンデンサーやIC等の電子部品が実装されている。ここで、ベース基材220は可撓性を有するフイルム状の部材であり、配線パターン221は例えば銅等から形成されている。また、図示しないが例えばフレーム5等に固定される面には両面接着シートが接着されている。
また、フレキシブル基板203は液晶パネル側の端に図示しない接続用端子が形成されており液晶パネル2の外部用端子19に図示しないACFを介して電気的に接続されている。
更にフレキシブル基板203は例えば図9に示すように第1の実施形態と同様にフレーム5の第3側壁凹部38の上面側の凹み38aから一旦フレーム5の外側に延びて、そのまま該第3側壁凹部38の外面の凹みを伝い、更に該第3側壁凹部38の下面側の凹みからフレームの底に回り込んで開口部40を覆い、フレキシブル基板203の端部が図示しない内側底面32の反対面に接着されている。
また、遮光部材206は例えば黒色印刷されたPET(ポリエチレンテレフタレート)フイルム等のフイルム基材の上に両面接着シートが接着されており、図9に示すように第1側壁凹部36側の一部外側底面39に接着され、そこから該第1側壁凹部36の上面側と反対側の下面側の凹みへ延在されている。更に該下面側の凹みから一旦フレーム5の外に出て曲り、該第1側壁凹部36の外面側の凹みを伝い、その後該第1側壁凹部36の上面側の凹み36aで曲がりフレーム5内に戻り、第1の側壁33に隣接する第1の領域Eに接着される。
更に第1の領域Eに接着された遮光部材206は、図9に示すようにそのまま張出し部15を略覆い、第2の側壁34に隣接する第2の領域Dにも接着され、更に第2側壁凹部37の上面側の凹み37aから一旦フレーム外に出て曲り、該第2側壁凹部37の外面側の凹みを伝い該該第2側壁凹部37の上面側と反対側の下面側の凹みからフレームの底に戻る。
そして、フレーム5の底に戻った遮光部材206は、該第2側壁凹部37側の一部外側底面39に接着されている。勿論、遮光部材206は一部外側底面39から更にフレキシブル基板203にまで延びて最終的に該フレキシブル基板203の表面に接着されてもよい。
尚、本変形例では第2側壁凹部37は、表示面側の第2の側壁34の上面が張出し部15付近で該上面から底面方向に向けて略遮光部材206の厚さ分凹んでおり、その凹みの横幅は該遮光部材206の幅分になるよう形成されている。
更に第2側壁凹部37は、上面側の凹み37aと反対側に底面方向から上面方向に向けて略遮光部材206の厚さ分凹んでおり、その凹みの横幅は該遮光部材206の幅分になるよう形成されている。
また、第2側壁凹部37はその上下面の凹みに挟まれる外面(第1側壁凹部の外面と反対側の)もその外面から内側に向けて(第1側壁凹部と反対方向)遮光部材206の厚さ分凹んでおり、その凹みの横幅は該遮光部材206の幅分になるよう形成されている。これにより、遮光部材206の貼付けにより該遮光部材206がフレーム5の第2の側壁34からはみ出ることがなく液晶装置1を小型化でき、更に遮光部材206の位置決めが容易となる。
更に上述の第1側壁凹部36、第2側壁凹部37及び第3側壁凹部38の夫々の上面側、その反対側及び外面の凹みは夫々遮光部材206及びフレキシブル基板203の厚さ及び幅と略同じ大きさで凹んでいるとしたが、これに限られるものではなく例えばそれらの大きさより少し大きめであっても勿論よい。これにより、多少の誤差もカバーできることとなる。
更に第1及び第2の側壁33,34の遮光部材206がかかる箇所が一部切りかかれており、液晶パネル2の表示側面と各側壁上面との間に段差がないように構成されていることが好ましい。これにより、接着基材である遮光部材206が液晶パネル2の張出し部15等の表面から浮くことを防ぐことができる。
このように、遮光部材206をフレーム5の第1側壁凹部36側の一部外側底面39に接着させ、更に第1側壁凹部36に沿わせ接着させると共に、張出し部15の第1の領域Eと第2の領域Dとに接着させ、そのまま連続して第2側壁凹部37に沿わせ接着させて該第2側壁凹部37側の一部外側底面39に接着させることとしたので、該遮光部材206により液晶パネル2が強固にフレーム5の凹部31内に固定され、液晶パネル2のフレーム5からの飛び出しや位置ずれ等を防ぐことができる。また、遮光部材206が略張出し部15を覆っているので張出し部15に実装された液晶駆動用IC18の光による誤動作を防止できる。
更に既存の遮光部材を用いるので新たな部品を必要とせず、製造コストを低減できると共に従来の遮光部材の貼着工程でそのまま液晶パネル2の固定もでき、工程を増やすこともない。
また、フレーム5の両側の一部外側底面と側面とにも接着するので遮光部材206の接着面積が増えてより液晶パネル2等のフレームからの飛び出し等を防ぐことができる。
(変形例3)
次に、本発明に係る液晶装置の第1の実施形態の変形例3について説明する。本変形例3は、変形例1と変形例2とを組合せたものでありその点が変形例1及び変形例2と異なるのでその点を中心に説明する。尚、第1の実施形態、変形例1及び変形例2の構成要素と共通する構成要素については、第1の実施形態、変形例1及び変形例2の構成要素と同一の符号を付しその説明を省略する。
図10は変形例3の液晶装置の概略斜視図である。
液晶装置401は、例えば図10に示すように液晶パネル2、その液晶パネル2に電気的に接続されたフレキシブル回路基板としてのフレキシブル基板103、更に液晶パネル2に光を照射する図示しない照明装置4、当該液晶パネル2と照明装置4とを保持するフレーム5及び遮光部材206等を有する。ここで、液晶装置401には、フレーム5の他にもその他の付帯機構が必要に応じ付設される(図示しない)。
ここで、遮光部材206は例えば図10に示すように右側分岐部123を第2側壁凹部37側の一部外側底面39付近から覆いながら接着始め、そのまま第2側壁凹部37に沿って貼着されている右側分岐部123まで延び、更に張出し部15の第2の領域Dに貼着された右側分岐部123を覆って該右側分岐部123や該右側分岐部123からはみ出た張出し部15表面に接着されている。
また、当該遮光部材206は例えば図10に示すように第2の領域Dに貼着された右側分岐部123の所から更に延びて、張出し部15の第1の領域Eに貼着された左側分岐部124を覆って該左側分岐部124や該左側分岐部124からはみ出た張出し部15表面に接着されており、そのまま第1側壁凹部36に沿って貼着されている左側分岐部124まで延び、更に第1側壁凹部36側の一部外側底面39付近まで該左側分岐部124を覆いながら接着されている。勿論、遮光部材206は一部外側底面39から更にフレキシブル基板103の本体部122にまで延びて最終的に該本体部122の表面に接着されてもよい。
このように、右側分岐部123と左側分岐部124とで液晶パネル2とフレーム5の両側から固定し液晶パネルの飛び出しを強固に防ぐと共に更にその上から遮光部材206で覆い接着することとしたので、より確実に液晶パネル2のフレーム5からの飛び出しや位置ずれ等を防ぐことができる。しかも液晶パネル2の固定工程は、既存の遮光部材206の接着工程としてできるので、製造コストを軽減できる。
また、遮光部材206で非表示領域でもある張出し部15の略全面を覆うこととしたので、張出し部15に実装された電子部品、例えば液晶駆動用IC18の光による誤動作を防止できる。
(変形例4)
次に、本発明に係る液晶装置の第1の実施形態の変形例4について説明する。本変形例4においては遮光部材及びフレキシブル基板が両側面に接着されていない点とフレームの側壁上面に内側に張出した突起を有する点が第1の実施形態と異なるのでその点を中心に説明する。尚、第1の実施形態及び変形例2の構成要素と共通する構成要素については、第1の実施形態の構成要素及び変形例2と同一の符号を付しその説明を省略する。
図11は変形例4の液晶装置の概略斜視図である。
液晶装置501は、例えば図11に示すように液晶パネル2、その液晶パネル2に電気的に接続されたフレキシブル回路基板としてのフレキシブル基板203、更に液晶パネル2に光を照射する図示しない照明装置4、当該液晶パネル2と照明装置4とを保持するフレーム505及び遮光部材506等を有する。ここで、液晶装置501には、フレーム505の他にもその他の付帯機構が必要に応じ付設される(図示しない)。
ここで、フレーム505は図11に示すように第1の側壁533及び第2の側壁534に第1の実施形態のような第1側壁凹部や第2側壁凹部は設けられておらず、張出し部15の一部を覆うように第1の側壁533の上面には、内側に略矩形状に張出した突起550が設けられている。同様に、第2の側壁534の上面にも内側に略矩形状に張りだした突起551が設けられている。
また、遮光部材506は例えば黒色印刷されたPET(ポリエチレンテレフタレート)フイルム等のフイルム基材の上に両面接着シートが接着されており、図11に示すように第1の側壁533の上面に設けられた突起550の表面から連続的に張出し部15を覆い、更に第2の側壁534の上面に設けられた突起551の表面にまで渡って接着されている。
尚、第1及び第2の側壁533,534の遮光部材506がかかる箇所が一部切りかかれており、液晶パネル2の表示側面と各側壁上面との間に段差がないように構成されていることが好ましい。これにより、接着基材である遮光部材506が液晶パネル2の張出し部15等の表面から浮くことを防ぐことができる。
これにより、突起550,551が張出し部15の一部を覆うように液晶パネル2側に張出しているので、該突起550,551によってもフレーム505に加えられる衝撃等により液晶パネル2がフレーム505より飛出したり、位置ずれしたりすることを防ぐことができる。
また、本変形例では遮光部材506はフレーム505には第1及び第2の側壁533,534の上面にしか接着されていないが、突起550,551が張出している分遮光部材506の接着面積を大きくすることができる。側面に接着できない場合にも、より接着面積を大きくしてより液晶パネル2がフレーム505より飛出したり、位置ずれしたりすることを防ぐことができる。
(変形例5)
次に、本発明に係る液晶装置の第1の実施形態の変形例5について説明する。本変形例5においてはフレームの開口部がより大きい点とフレキシブル基板の本体部の一部が略T字状に形成されている点が第1の実施形態と異なるのでその点を中心に説明する。尚、第1の実施形態の構成要素と共通する構成要素については、第1の実施形態の構成要素と同一の符号を付しその説明を省略する。
図12は変形例5のフレームの概略斜視図及び図13は変形例5の液晶装置の概略斜視図である。
液晶装置601は、例えば図13に示すように液晶パネル2、その液晶パネル2に電気的に接続されたフレキシブル回路基板としてのフレキシブル基板603、更に液晶パネル2に光を照射する図示しない照明装置4、当該液晶パネル2と照明装置4とを保持するフレーム605及び遮光部材6等を有する。ここで、液晶装置601には、フレーム605の他にもその他の付帯機構が必要に応じ付設される(図示しない)。
ここで、フレーム605は図12に示すように張出し部15と平面的に重なるように略同じ位置および大きさの開口部640等を有している。すなわちフレーム605の凹部631は、略張出し部15に平面的に重なる部分を除く所に内側底面632を形成しており、第1の実施形態のような一部外側底面39は設けられていない。その他の第1、第2及び第3の側壁等の構造は第1の実施形態と略同様である。
また、フレキシブル基板603は例えば図示しないベース基材の上にやはり図示しない配線パターンや光源24等が形成され実装されている。ここで、ベース基材は可撓性を有するフイルム状の部材であり、配線パターンは例えば銅等から形成されている。また、図示しないが例えばフレーム605等に固定される面には両面接着シートが接着されている。
更にフレキシブル基板603は、例えば図13に示すように本体部622と、該本体部622から延設された延設部としての右側分岐部623とを有しており、該右側分岐部623は図示しない外部回路に電気的に接続されている。
また、本体部622は液晶パネル側の端に図示しない本体部接続用端子が形成されており液晶パネル2の外部用端子19に図示しないACF(Anisotropic conductive film)を介して電気的に接続されている。更に本体部622は図13に示すようにその本体部接続用端子と反対側の端部付近は略T字状に形成されており、その横方向に延びた部分が略張出し部15と平面的に重なるように形成されている。また、略T字状の横方向に延びた部分でフレーム605の略開口部を覆うように形成されている。
更に右側分岐部623は、例えば本体部622の右側から分岐しており、該本体部622のベース基材上に設けられた配線パターンの一部が右側分岐部623のベース基材上に設けられた配線パターンに電気的に接続されている。
ここで、フレキシブル基板603は図13に示すように第1の基板8の外部用端子19に電気的に接続された本体部622が、例えば第3側壁凹部38の上面側の凹み38aから一旦フレーム605の外側に延びてそのまま該第3側壁凹部38の外面の凹み38cを伝う。更に該本体部622は、該第3側壁凹部38の下面側の凹み38bからフレーム605の底に回りこんで開口部640を略覆い、その本体部622の端部が内側底面632の反対面に接着されている。
また、本体部622から分岐した右側分岐部623は例えば図12及び図13に示すように第2側壁凹部37の上面側と反対側の凹み37bから一旦フレーム5の外側に延びてそのまま該第2側壁凹部37の外面の凹み37cを伝い接着されている。
更に外面の凹み37cに接着された右側分岐部623は、該第2側壁凹部37の上面側の凹み37aからフレーム605内に戻り、第2の側壁34に隣接する張出し部15(非表示領域C)の表面の一部である第2の領域Dに接着されている。
また、その右側分岐部623の先端は第3側壁凹部38の上面側の凹み38aから本体部622の上を通りフレーム605の外に延在されることとなる。尚、その先端部は例えばコネクタ等により図示しない外部回路に電気的に接続されている。
次に、遮光部材6は例えば黒色印刷されたPET(ポリエチレンテレフタレート)フイルム等のフイルム基材の上に両面接着シートが接着されており、図13に示すように張出し部15の表示面側表面に接着された右側分岐部623を覆い、第1の側壁33に隣接する張出し部表面の一部である第1の領域Eを含み該張出し部表面の略全面にかかるように配置され接着されている。
更に張出し部15に接着された該遮光部材6は、図13に示すように張出し部15の表示面側表面から第1側壁凹部36の上面側の凹み36aに延び、該第1側壁凹部36の外面の凹み36cを伝いその上面と反対側の凹み36bからフレーム605の底に回り込んでいる。
また、該遮光部材6は図13に示すようにフレキシブル基板3の本体部622にまで延びて該本体部622の略T字状の横方向部分の表面に接着される。
尚、上述の第1側壁凹部36、第2側壁凹部37及び第3側壁凹部38の夫々の上面側、その反対側及び外面の凹みは夫々遮光部材6、右側分岐部623及び本体部622の厚さ及び幅と略同じ大きさで凹んでいるとしたが、これに限られるものではなく例えばそれらの大きさより少し大きめであっても勿論よい。これにより、多少の誤差もカバーできることとなる。
更に第1及び第2の側壁33,34の遮光部材6やフレキシブル基板603がかかる箇所が一部切りかかれており、液晶パネル2の表示側面と各側壁上面との間に段差がないように構成されていることが好ましい。これにより、接着基材である遮光部材6やフレキシブル基板603が液晶パネル2の張出し部15等の表面から浮くことを防ぐことができる。
更にフレキシブル基板603と遮光部材6とが一つに繋がりフレーム605と液晶パネル2とをより強固に固定し、液晶パネル2のフレーム605からの飛び出しや位置ずれを防止できることとなる。
また、開口部640を大きく取ったので光源24が横方向(図中のX軸方向)に長く例えばLEDが並んでいても対応できることとなる。
(第2の実施形態・電子機器)
次に、上述した液晶装置1,101,201,401,501,601を備えた本発明の第2の実施形態に係る電子機器について説明する。尚、第1の実施形態、変形例1、変形例2、変形例3、変形例4及び変形例5の構成要素と共通する構成要素については、第1の実施形態、変形例1、変形例2、変形例3、変形例4及び変形例5の構成要素と同一の符号を付しその説明を省略する。
図14は本発明の第2の実施形態にかかる電子機器の表示制御系の全体構成を示す概略構成図である。
電子機器300は、表示制御系として例えば図14に示すように液晶パネル2及び表示制御回路390などを備え、その表示制御回路390は表示情報出力源391、表示情報処理回路392、電源回路393及びタイミングジェネレータ394などを有する。
また、液晶パネル2には表示領域Iを駆動する駆動回路361を有する。
表示情報出力源391は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などからなるメモリと、磁気記録ディスクや光記録ディスクなどからなるストレージユニットと、デジタル画像信号を同調出力する同調回路とを備えている。更に表示情報出力源391は、タイミングジェネレータ394によって生成された各種のクロック信号に基づいて、所定フォーマットの画像信号などの形で表示情報を表示情報処理回路392に供給するように構成されている。
また、表示情報処理回路392はシリアル−パラレル変換回路、増幅・反転回路、ローテーション回路、ガンマ補正回路、クランプ回路などの周知の各種回路を備え、入力した表示情報の処理を実行して、その画像情報をクロック信号CLKと共に駆動回路361へ供給する。また、電源回路393は、上述した各構成要素に夫々所定の電圧を供給する。
このように本実施形態によれば、電子機器300に備えられた例えば液晶装置1は、非表示領域Cでもある張出し部15とその液晶パネル2等を保持するフレーム5とに渡って連続的に接着基材、例えば遮光部材6を接着させることとしたので、フレーム5に加えられる衝撃等により液晶パネル2がフレーム5より飛出したり、位置ずれしたりすることを防ぐことができる。
また、既存の遮光部材6を少し延ばし液晶パネル2の固定用にも用いることとしたので、新たな部品が必要となることがなく製造工程も増えることがないので製造コストの軽減化となる。更に張出し部15に液晶駆動用IC等を実装した場合も自然光や光源24からの光を遮蔽でき、液晶駆動用IC等の誤動作を防ぐことができる。
特に最近の電子機器にあっては、小型で且つ、正確な機能を発揮できることが求められており、外部衝撃等による液晶パネル等のフレームからの飛出しや位置ずれ等を低コストで確実に防止できる本発明の意義は大きいといえる。
具体的な電子機器としては、携帯電話機やパーソナルコンピュータなどの他に液晶装置が搭載されたタッチパネル、プロジェクタ、液晶テレビやビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末等が挙げられる。そして、これらの各種電子機器の表示部として、上述した例えば液晶装置1,101,201,401,501,601が適用可能なのは言うまでもない。
なお、本発明の電気光学装置及び電子機器は、上述した例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、上述した電気光学装置はいずれも液晶パネルを有する液晶装置であるが、無機或は有機エレクトロルミネッセンス装置、プラズマディスプレイ装置、電気泳動ディスプレイ装置、電子放出素子を用いた装置(Field Emission Display及びSurface‐Conduction Electron‐Emitter Display等)などの各種電気光学装置であってもよい。
以上、好ましい実施形態を上げて本発明を説明したが、本発明は上述したいずれの実施形態にも限定されず、本発明の技術思想の範囲内で適宜変更して実施できる。
例えば、上述の実施形態や変形例ではパッシブマトリクス型の液晶装置について説明したがこれに限られるものではなく、例えば薄膜トランジスタ素子アクティブマトリクス型、薄膜ダイオード素子アクティブマトリクス型の液晶装置であってもよい。更には、半透過型に限らず透過型であってもよい。これにより、多種多様な液晶装置についても、新たな部品や工程を増やさず容易にしかも低コストで液晶駆動用IC等の光による誤動作を防止しながら、液晶パネル等のフレームからの飛出し、位置ずれ等を防ぐことができる。
また、上述の実施形態や変形例では第2の基板9に張出し部を設ける場合について説明したがこれに限られるものではなく、例えば第1の基板8側に張出し部を設け、かかる第1の基板8側の張出し部とフレームの側面とに接着基材としてのフレキシブル基板や遮光部材を連続的に接着してもよい。これにより、より多種多様な液晶装置についても、新たな部品や工程を増やさず容易にしかも低コストで液晶駆動用IC等の光による誤動作を防止しながら、液晶パネル等のフレームからの飛出し、位置ずれ等を防ぐことができる。
更に上述の実施形態や変形例では例えば第2の基板9の張出し部15に液晶駆動用IC18を実装するCOGについて説明したがこれに限られるものではなく、例えば該張出し部に液晶駆動用ICを実装しないで回路基板等に実装するCOF(Chip On Film)にも適用可能である。これにより、より多種多様な液晶装置についても、新たな部品や工程を増やさず容易にしかも低コストで液晶パネル等のフレームからの飛出し、位置ずれ等を防ぐことができる。
また、上述の実施形態や変形例ではフレーム5に第1側壁凹部36、第2側壁凹部37及び第3側壁凹部38を設ける場合について説明したがこれに限られるものはなく、それらの側壁凹部の全てを設けない場合やそれらの側壁凹部のいずれか例えば第1側壁凹部36だけを設けないこととすることも可能である。これにより、より多種多様な液晶装置に無駄なく対応でき製造コストの軽減を図ることができる。
更に上述の実施形態や変形例ではフレーム5の第1及び第2の側壁33,34に遮光部材6や右側分岐部23等を接着させた場合について説明したがこれに限られるものではなく、例えば第3の側壁35や該第3の側壁35の液晶パネル2を挟んで反対側の側壁に遮光部材6や右側分岐部23等を接着させてもよい。これにより、より多種多様な液晶装置についても、新たな部品や工程を増やさず容易にしかも低コストで液晶パネル等のフレームからの飛出し、位置ずれ等を防ぐことができる。
第1の実施形態に係る液晶装置の概略斜視図である。 図1のA−A線断面図(液晶駆動用IC及び光源は切断していない。)である。 第1の実施形態に係る液晶装置の概略分解斜視図である。 フレームに照明装置及び液晶パネルを収納した状態の説明図である。 フレキシブル基板の本体部を折り曲げた状態の説明図である。 フレキシブル基板の右側分岐部を折り曲げた状態の説明図である。 遮光部材を張出し部に接着した状態の説明図である。 変形例1の液晶装置の概略斜視図である。 変形例2の液晶装置の概略斜視図である。 変形例3の液晶装置の概略斜視図である。 変形例4の液晶装置の概略斜視図である。 変形例5のフレームの概略斜視図である。 変形例5の液晶装置の概略斜視図である。 第2の実施形態に係る電子機器の表示制御系の概略構成図である。
符号の説明
1,101,201,401,501,601 液晶装置、 2 液晶パネル、 3,103,203,603 フレキシブル基板、 4 照明装置、 5,505,605 フレーム、 6,206,506 遮光部材、 7 シール材、 8 第1の基板、 9 第2の基板、 10 液晶、 11 コモン電極、 12,14 オーバーコート層、 13 セグメント電極、 15 張出し部、 16 コモン電極用配線、 17 セグメント電極用配線、 18 液晶駆動用IC、 19 外部用端子、 20,120,220 ベース基材、 21,121 配線パターン、 22,122,622 本体部、 23,123,623 右側分岐部、 24 光源、 25 導光板、 26,27 プリズムシート、 28 拡散シート、 29 反射シート、 30 遮光シート、 31,631 凹部、 32,632 内側底面、 33,533 第1の側壁、 34,534 第2の側壁、 35 第3の側壁、 36 第1側壁凹部、 37 第2側壁凹部、 38 第3側壁凹部、 39 一部外側底面、 40,640 開口部、 124 左側分岐部、 300 電子機器、 361 駆動回路、 390 表示制御回路、 550,551 突起、 B 表示領域、 C 非表示領域、 D 第2の領域、 E 第1の領域

Claims (6)

  1. 第1の基板と、前記第1の基板に電気光学材料を挟んで対向し前記第1の基板から張出し、前記電気光学材料を駆動するICが実装された張出し部を備えた第2の基板とを有する電気光学パネルと、
    前記電気光学パネルを保持し、少なくとも前記電気光学パネルの側面と対応する側壁を備えるフレームと、
    前記電気光学パネルに電気的に接続されたフレキシブル回路基板と、
    前記張出し部の前記ICが実装された側とは反対側に接着された、前記ICへの光を遮光する遮光部材と、を有し、
    前記側壁は、前記電気光学パネルの側面に対応すると共に前記張出し部を挟んで対向する第1の側壁及び第2の側壁を有し、
    前記張出し部は、前記第1の側壁側の第1の領域と、前記第2の側壁側の第2の領域とを有し、
    前記フレキシブル回路基板は、少なくとも第1の領域から前記第1の側壁の外面に沿って延設され、該第1の領域及び該第1の側壁の外面に接着されており、
    前記遮光部材は、少なくとも前記第2の領域から前記第2の側壁の外面に沿って延設され、該第2の領域及び該第2の側壁の外面に接着されていることを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記フレームは、前記第1の側壁及び前記第2の側壁に連続して設けられ、前記電気光学パネルに対向する底部を有し、
    前記フレキシブル回路基板は、少なくとも前記第1の側壁の外面から前記底部の前記電気光学パネル側とは反対側の面に延設され、該反対側の面に接着されていることを特徴とする請求項に記載の電気光学装置。
  3. 前記フレキシブル回路基板は、前記張出し部から前記第2の側壁の外面に延設され、該第2の側壁の外面に接着されていることを特徴とする請求項又は請求項に記載の電気光学装置。
  4. 前記電気光学パネルに固定され、該電気光学パネルに光を導く導光板を更に有し、
    前記フレキシブル回路基板には、前記導光板に光を供給する光源が実装されており、
    前記底部には、前記光源を挿入する為の開口部が設けられており、
    前記フレキシブル回路基板は、前記開口部を覆うように配置され、
    前記遮光部材は、前記フレキシブル回路基板の前記光源が実装された側とは反対側に接着されていることを特徴とする請求項から請求項のうちいずれか一項に記載の電気光学装置。
  5. 前記遮光部材は、前記フレキシブル回路基板の少なくとも一部に重なり、該フレキシブル回路基板に接着されていることを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の電気光学装置。
  6. 請求項1から請求項のうちのいずれか一項に記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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