JP2006276584A - 電気光学装置、配線基板の実装方法及び電子機器 - Google Patents

電気光学装置、配線基板の実装方法及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 FPC基板等といった可撓性を備えた配線基板を有する電気光学装置を小型化する。
【解決手段】 表示面に像を表示する液晶パネル3と、その液晶パネル3に接続されるFPC基板51とを有する液晶表示装置1である。FPC基板51は、液晶パネル3とそのFPC基板51とが接続された辺以外の領域51a’,51a’’で曲げられる(J1,J2)ことにより、FPC基板51の外観上の平面的な面積を小さくすることができる。これにより、FPC基板51を有する液晶表示装置1を小型に形成できる。また、逆に、FPC基板51の実質的な面積を大きくして、そのFPC基板51上に大きな回路を形成できる。
【選択図】図6

Description

本発明は、液晶表示装置等といった電気光学装置に関する。また、本発明は、電気光学装置に含まれる電気光学パネルに配線基板を実装する実装方法に関する。また、本発明は、電気光学装置を用いた電子機器に関する。
現在、携帯電話機、携帯情報端末機等といった各種の電子機器において、液晶表示装置、EL装置等といった電気光学装置が広く用いられている。例えば、電子機器に関する各種の情報を視覚的に表示するための表示部として電気光学装置が用いられている。この電気光学装置において、電気光学物質として液晶を用いた装置、すなわち液晶表示装置が知られている。
上記の液晶表示装置では、電気光学物質である液晶を一対の基板間に封入し、これにより、パネル構造体である電気光学パネルとしての液晶パネルが形成される。この液晶パネルには、一般に、液晶に所定の電圧を印加するために、配線基板、例えばFPC(Flexible Printed Circuit:可撓性プリント回路)基板が接続されることが多い。
上記のFPC基板には、液晶パネルを駆動するために必要となる回路が形成される。この回路は、通常、ベース基板上に所定のパターンで配線を形成し、さらにIC、コンデンサ、コイル、抵抗等といった電子部品をベース基板上の所定位置に実装することによって形成される。また、FPC基板には入力用端子が形成され、この入力用端子に外部電源や種々の外部機器が接続される。そして、液晶パネルを駆動するための信号や電力が、FPC基板を通して外部機器や外部電源から供給される。
このようなFPC基板を用いた液晶表示装置として、従来、液晶パネルを枠状のフレームに収容し、その液晶パネルにFPC基板を接続し、液晶パネルとFPC基板との接続部の近傍においてそのFPC基板を液晶パネル側へ折り返した構造のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、主たる表示を行う第1液晶パネルの裏側に、第1液晶パネルより小さくて副次的な表示を行う第2液晶パネルを設けた、いわゆる両面表示型の液晶表示装置も知られている。この両面表示型の液晶表示装置では、一般に、第1液晶パネル側から折り返したFPC基板が第2液晶パネルの周囲に設置されることが多い。
特開平6−273789号公報(第3頁、図1)
ところで、携帯電話機等といった電子機器は小型化が進んでおり、それに応じて、それらの電子機器に用いる液晶表示装置等といった電気光学装置に関してもその小型化が求められている。しかしながら、特許文献1に開示された液晶表示装置では、液晶パネルの表示範囲に影響を与えない部分にFPC基板を折り返しているので、必要な配線や回路部品を設置するためのFPC基板の面積を確保するために、FPCの折り返し部分が液晶パネルから大きく張り出していた。そのため、液晶表示装置を十分に小型化することが難しかった。
また、両面表示型の液晶表示装置では、その液晶表示装置を小型化しようとすると第2液晶パネルの周囲の面積が小さくなるため、FPC基板を設置する面積を確保することが難しかった。このため、従来の両面表示型の液晶表示装置に関しては、これを小型化することが難しかった。
本発明は、上記の問題点に鑑みて成されたものであって、FPC基板等といった可撓性を備えた配線基板を有する電気光学装置を小型化することを目的とする。
本発明に係る第1の電気光学装置は、表示面に像を表示する電気光学パネルと、該電気光学パネルに接続される可撓性を備えた配線基板とを有し、前記配線基板は、前記電気光学パネルと当該配線基板とが接続された辺以外の領域で曲げられることを特徴とする。
上記構成において、電気光学パネルは、電気的な入力条件を制御することにより、光学的な出力状態を変化させることができるパネル構造体である。また、電気光学パネルは、液晶等といった電気光学物質を含むパネル構造体であって、その電気光学物質の電気光学的な作用を利用して表示を実現するものである。この電気光学パネルは、例えば、ガラス等から成る基板上に電気光学物質を配置したり、一対の基板間に電気光学物質を封入することによって形成される。この電気光学物質として、例えば液晶を用いれば、電気光学パネルとしての液晶パネルが構成される。
上記構成の第1の電気光学装置によれば、配線基板は、電気光学パネルとその配線基板とが接続された辺以外の領域で曲げられる。これにより、配線基板の外観上の平面的な面積を小さくすることができるので、この配線基板を有する電気光学装置を小型に形成できる。また、逆に、配線基板の実質的な面積を大きくして、その配線基板上に大きな回路を形成できる。
次に、本発明に係る第1の電気光学装置において、前記配線基板は、前記電気光学パネルと当該配線基板とが接続された辺以外の領域で折りたたまれることが望ましい。ここで言う「折りたたむ」とは「曲げる」の一つの態様である。つまり、配線基板を折りたたむとは、その配線基板の曲り部分に折り目の線が形成されるように配線基板を曲げることである。
上記構成の第1の電気光学装置によれば、配線基板は、電気光学パネルと当該配線基板とが接続された辺以外の領域で折りたたまれる。これにより、配線基板の外観上の平面的な面積を小さくすることができるので、この配線基板を有する電気光学装置を小型に形成できる。また、逆に、配線基板の実質的な面積を大きくして、その配線基板上に大きな回路を形成できる。
次に、本発明に係る第1の電気光学装置において、前記配線基板は前記電気光学パネルの背面に向けて曲げられることが望ましい。こうすれば、配線基板は表示面側から平面的に見たときの電気光学パネルの領域に重ねて配線基板を配置できるので、この配線基板を有する電気光学装置をより一層小型に形成できる。
次に、本発明に係る第1の電気光学装置において、前記配線基板は、配線と該配線の上に形成される保護膜とを有し、該保護膜は、前記配線基板を曲げる際の曲り部分には形成されないことが望ましい。この曲り部分には、配線基板を緩やかに曲げた場合の曲り部分も含まれるし、配線基板を折りたたんだ場合の曲り部分も含まれる。このように、配線基板の曲り部分に保護膜を形成しなければ、曲り部分において配線基板の厚みを薄くできるので、又は、その曲り部分の剛性を低くできるので、その配線基板を曲げやすくできる。
次に、本発明に係る第1の電気光学装置において、前記配線基板の曲り部分にはスリットが形成されることが望ましい。スリットとは空間、特に細長い空間のことである。配線基板の曲り部分にスリットを形成すれば、曲り部分において配線基板をより一層曲げやすくできる。
次に、本発明に係る第1の電気光学装置において、前記配線基板の曲り部分の端部には切欠きが設けられることが望ましい。こうすれば、配線基板を曲げる際に曲り部分の位置決めを正確に行うことができる。
次に、本発明に係る第1の電気光学装置において、前記配線基板のうち曲げられて重なった面は接着されることが望ましい。こうすれば、曲げられた配線基板が、その配線基板が有する弾性によって元に戻ることを防止できる。なお、接着は、接着剤を塗布することによって実現でき、又は両面接着テープを間に挟むことによって実現できる。
次に、本発明に係る第1の電気光学装置は、前記電気光学パネルを支持する支持部材をさらに有し、前記配線基板は、前記電気光学パネルの表示面側から見て平面視で前記支持部材の領域内に収まるように曲げられることが望ましい。本発明の電気光学装置において、支持部材は最も外周に位置する部材であり、電気光学装置の外形寸法は支持部材の外形寸法に略等しい。そのため、電気光学パネルの表示面側から見た支持部材の領域内に収まるように配線基板を曲げれば、配線基板が支持部材から張り出すことによって電気光学装置の小型化が妨げられることを防止できる。
次に、本発明に係る第1の電気光学装置において、前記配線基板の表面には電子部品が実装され、前記配線基板は前記電子部品が実装されていない側の表面同士が向かい合うように曲げられることが望ましい。電子部品は、電気光学パネルの駆動に必要な電力や信号を供給するための回路を配線基板上に形成するための部品である。この電子部品は、例えば、抵抗、コンデンサ、IC等であり、これらの電子部品を実装した配線基板の表面を配線基板の他の表面に密着させることは難しい。前記のように、前記配線基板を前記電子部品が実装されていない側の表面同士が向かい合うように曲げれば、重なり合う配線基板の表面同士が密着できるので、それらの配線基板の表面を確実に接着できる。
次に、本発明に係る第1の電気光学装置において、前記配線基板は複数回重ねて曲げられることが望ましい。こうすれば、配線基板は配線や電子部品を形成する面積を確保しつつ、配線基板の外観上の平面的な面積をより一層小さくすることができる。従って、その配線基板を有する電気光学装置をより一層小型に形成できる。また、逆に、配線基板の実質的な面積を大きくして、その配線基板上に大きな回路を形成できる。
次に、本発明に係る第2の電気光学装置は、第1電気光学パネルと、該第1電気光学パネルの裏側に設けられた第2電気光学パネルと、前記第1電気光学パネルに接続される可撓性を備えた第1配線基板と、前記第2電気光学パネルに接続される可撓性を備えた第2配線基板とを有し、前記第1配線基板又は前記第2配線基板の少なくとも一方はその一部が曲げられることを特徴とする。第1電気光学パネルは平面視で、すなわち平面的に見てその全部又は一部が第2電気光学パネルに重なり合う。
この発明の態様としては、例えば、(1)第1配線基板の一部を曲げる、(2)第2配線基板の一部を曲げる、(3)第1配線基板及び第2配線基板のそれぞれの一部を支持部材の側面に対向するように曲げるといったものが考えられる。といったものが考えられる。いずれの態様においても、第1配線基板又は第2配線基板の少なくとも一方は、自らの外観上の平面的な面積を小さくすることができるので、これらの第1配線基板及び第2配線基板を実装して成る電気光学装置を小型に形成できる。また、逆に、第1配線基板又は第2配線基板の実質的な面積を大きくして、それらの配線基板上に大きな回路を形成できる。
次に、本発明に係る第2の電気光学装置において、前記第1配線基板は、前記第2電気光学パネルへ向けて曲げられると共に前記第1電気光学パネルに接続された辺以外の領域で前記第2電気光学パネルに重ならないように曲げられることが望ましい。第1電気光学パネルと第2電気光学パネルとを設けた電気光学装置では、一般に、第2電気光学パネル側に曲げられた第1配線基板は、第2電気光学パネルに重なってその第2電気光学パネルの表示の妨げにならないように、その第2電気光学パネルの周囲に配置される。しかしながら、この場合には、第2電気光学パネルの周囲に配線基板を配置するための十分なスペースを確保する必要があり、それ故、電気光学装置を小さく形成することが難しかった。
これに対し、上記の第2の電気光学装置によれば、第1配線基板は、第2電気光学パネルへ向けて曲げられると共に第1電気光学パネルに接続された辺以外の領域で前記第2電気光学パネルに重ならないように曲げられるようにした。これにより、第1配線基板の外観上の平面的な面積を小さくすることができるので、その第1配線基板を有する電気光学装置を小さく形成できる。また、逆に、第1配線基板の実質的な面積を大きくして、その第1配線基板上に大きな回路を形成できる。
次に、本発明に係る配線基板の実装方法は、表示面に像を表示する電気光学パネルに可撓性を備えた配線基板を接続する配線基板接続工程と、前記配線基板のうち前記電気光学パネルに接続された部分以外の領域で前記配線基板の一部を曲げる曲げ工程とを有することを特徴とする。この配線基板の実装方法によれば、配線基板は、電気光学パネルとその配線基板とが接続された辺以外の領域で曲げられる。これにより、配線基板の外観上の平面的な面積を小さくすることができるので、その配線基板を有する電気光学装置を小さく形成できる。また、逆に、配線基板の実質的な面積を大きくして、その配線基板上に大きな回路を形成できる。
次に、本発明に係る配線基板の実装方法において、前記曲げ工程は、前記配線基板接続工程の前に行われることが望ましい。こうすれば、配線基板を曲げる曲げ工程を行うときは、その配線基板に電気光学パネルが未だ接続されていないので、配線基板を曲げるための作業が電気光学パネルによって妨げられることを防止できる。また、配線基板を曲げる曲げ工程において、電気光学パネルが誤って破損することを防止できる。
次に、本発明に係る配線基板の実装方法において、前記配線基板の表面には電子部品を実装できる。そしてその場合には、前記配線基板は前記電子部品が実装されていない側の表面同士が向かい合うように曲げられることが望ましい。こうすれば、重なり合う配線基板の表面同士が密着できるので、それらの配線基板の表面を確実に接着できる。
次に、本発明に係る電子機器は、以上に記載した構成の電気光学装置を有することを特徴とする。本発明に係る電気光学装置においては、配線基板の外観上の平面的な面積を小さくすることができるので、その配線基板を有する電気光学装置を小さく形成できる。従って、この電気光学装置を用いた本発明に係る電子機器はその全体形状を小さく形成できる。
(電気光学装置及び配線基板の実装方法の実施形態)
以下、本発明に係る電気光学装置をその一実施形態を挙げて説明する。なお、本発明がこの実施形態に限定されるものでないことは、もちろんである。また、これからの説明で用いる図面では、特徴となる部分を分かり易く示すために、実際の寸法比率と異なる寸法比率で構成要素を図示することがあることに注意を要する。
図1は、本発明に係る電気光学装置の一例である液晶表示装置1を分解状態で示している。また、図2は、図1の液晶表示装置1を組み立てた状態の断面構造を示している。図1において、液晶表示装置1は、支持部材としてのフレーム2と、そのフレーム2によって支持される第1電気光学パネルとしての第1液晶パネル3と、同じくフレーム2によって支持される第2電気光学パネルとしての第2液晶パネル4とを有する。本実施形態において、第1液晶パネル3は主たる表示を行う表示要素であり、第2液晶パネル4は副次的な表示を行う表示要素である。
上記の第1液晶パネル3とフレーム2との間には、第1照明装置5が設けられる。この第1照明装置5は、光源、具体的には点状光源としてのLED(Light Emitting Diode)11と、LED11から出射する点状の光を面状に変換して出射する第1導光体12とを有する。第1導光体12は、例えば透光性の樹脂によって形成される。
LED11は、複数個、本実施形態では3個設けられている。これら3個のLED11は、例えば、可撓性の基板である第1LED基板15上に実装されている。この第1LED基板15は端子15aを有し、この端子15aを通して各LED11へ電力が供給される。図2に示すように、各LED11の発光面11aは、第1導光体12の1つの側面である光入射面12aに対向して設けられる。各LED11から出た光は、光入射面12aから第1導光体12の内部へ導入され、その第1導光体12の光出射面12bから面状の光として出射して第1液晶パネル3へ供給される。
矢印A側から見て第1導光体12の背面には光反射層13aが設けられる。また、第1導光体12の光出射面12bには光拡散層14aが設けられる。第1照明装置5は、矢印Aで示す方向から見て第1液晶パネル3の裏側に配置されていて、バックライトとして機能する。なお、第1導光体12の光出射面12bの上には、必要に応じて、光拡散層14a以外の他の光学特性を備えた層を設けることもできる。また、光源は、LED11以外の点状光源や、冷陰極管等といった線状光源によって構成することもできる。
図1に戻って、第2液晶パネル4とフレーム2との間には、第2照明装置6が設けられる。この第2照明装置6は、LED11と、LED11から出射する点状の光を面状に変換して出射する第2導光体16とを有する。第2導光体16は、例えば透光性の樹脂によって形成される。LED11は、複数個、本実施形態では3個設けられている。これら3個のLED11は、例えば、可撓性の基板である第2LED基板17上に実装されている。この第1LED基板17は端子17aを有し、この端子17aを通して各LED11へ電力が供給される。図2に示すように、各LED11の発光面11aは、第2導光体16の1つの側面である光入射面16aに対向して設けられる。各LED11から出た光は、光入射面16aから第2導光体16の内部へ導入され、その第2導光体16の光出射面16bから面状の光として出射して第2液晶パネル4へ供給される。
矢印B側から見て第2導光体16の背面には光反射層13bが設けられる。また、第2導光体16の光出射面16bには光拡散層14bが設けられる。第2照明装置6は、矢印Bで示す方向から見て第2液晶パネル4の裏側に配置されていて、バックライトとして機能する。なお、第2導光体16の光出射面16bの上には、必要に応じて、光拡散層14b以外の他の光学特性を備えた層を設けることもできる。
また、第1照明装置5と第1液晶パネル3との間には粘着シート19aが設けられる。この粘着シート19aは、第1液晶パネル3の表示領域V1と略同じ大きさの開口を有した枠状に形成されている。また、この粘着シート19aは遮光性の材料によって形成される。フレーム2と第1液晶パネル3とは、この粘着シート19aによって粘着される。ここで粘着とは、人手によって容易に剥がすことができる程度の接着の意味である。こうして第1照明装置5及び第1液晶パネル3は、図2に示すように、フレーム2の内側に収容される。
図1において、第2液晶パネル4とフレーム2との間には粘着シート19bが設けられる。この粘着シート19bは、第2液晶パネル4の表示領域V2と略同じ大きさの開口を有した枠形状に形成されている。また、この粘着シート19bは遮光性の材料によって形成される。フレーム2と第2液晶パネル4とは、この粘着シート19bによって粘着される。こうして第2照明装置6及び第2液晶パネル4は、図2に示すように、フレーム2の内側に収容される。
図1において、第1液晶パネル3は、第1の透光性の基板21と、第2の透光性の基板22と、第1透光性基板21の外側表面に貼着された偏光板23aと、第2透光性基板22の外側表面に貼着された偏光板23bとを有する。偏光板23aの偏光軸と偏光板23bの偏光軸は適宜にずらせた状態に設定されている。なお、偏光板23a,23bに加えて他の光学要素、例えば位相差板等を設けても良い。
図2に示すように、第1透光性基板21は、第2透光性基板22の一方の外側へ張り出す張出し部24を有する。この張出し部24上には駆動用IC26がACF(Anisotropic Conductive Film:異方性導電膜)を用いてCOG(Chip On Glass)技術によって実装されている。
図1に戻って、第2液晶パネル4は、第1の透光性の基板31と、第2の透光性の基板32と、第1透光性基板31の外側表面に貼着された偏光板33aと、第2透光性基板32の外側表面に貼着された偏光板33bとを有する。偏光板33aの偏光軸と偏光板33bの偏光軸は適宜にずらせた状態に設定されている。なお、偏光板33a,33bに加えて他の光学要素、例えば位相差板等を設けても良い。図2において、第2透光性基板32は、第1透光性基板31の外側へ張り出す張出し部34を有する。
詳しい図示は省略するが、第1液晶パネル3を構成する第1透光性基板21及び第2透光性基板22のそれぞれの互いに対向する表面には電極が設けられ、さらに、それらの基板間に液晶が封入される。また、第2液晶パネル4を構成する第1透光性基板31及び第2透光性基板32のそれぞれの互いに対向する表面にも電極が設けられ、さらに、それらの基板間にも液晶が封入される。第1照明装置5から第1液晶パネル3へ面状の光が供給されるとき、及び第2照明装置6から第2液晶パネル4へ面状の光が供給されるとき、各液晶パネル3,4の内部で互いに対向する一対の電極に印加する電圧を画素ごとに制御することにより、液晶を通過する光を画素ごとに変調する。
そして、第1液晶パネル3においては、変調光を偏光板23bに通すことにより、その偏光板23bの光出射側に文字、数字、図形等といった像を表示する。矢印Aで示す方向が第1液晶パネル3の表示を観察する方向であり、偏光板23bが設けられた面が表示面Cである。他方、第2液晶パネル4においては、上記の変調光を偏光板33bに通すことにより、その偏光板33bの光出射側に文字、数字、図形等といった像を表示する。矢印Bで示す方向が第2液晶パネルの表示を観察する方向であり、偏光板33bが設けられた面が表示面Eである。
第1液晶パネル3及び第2液晶パネル4には同じ表示モードの液晶パネルを用いることができる。そしてこれらは、任意の表示モードによって構成できる。例えば、液晶駆動方式でいえば、単純マトリクス方式及びアクティブマトリクス方式のいずれであっても良い。また、液晶モードの種別でいえば、TN(Twisted Nematic)、STN(Super Twisted Nematic)、負の誘電率異方性を持つ液晶(すなわち、垂直配向用液晶)、その他任意の液晶を用いることができる。また、採光方式でいえば、反射型、透過型又は透過及び反射兼用の半透過反射型のいずれであっても良い。
反射型とは、太陽光、室内光等といった外部光を第1液晶パネル3及び第2液晶パネル4の内部で反射させて表示に用いる方式である。また、透過型とは、第1液晶パネル3及び第2液晶パネル4を透過する光を用いて表示を行う方式である。また、半透過反射型とは、反射型表示と透過型表示の両方を選択的に行うことができる方式である。なお、本実施形態では第1照明装置5及び第2照明装置6がバックライトとして設けられているので、採光方式としては透過型又は半透過反射型が採用されていることになる。
単純マトリクス方式とは、各画素に能動素子を持たず、走査電極とデータ電極との交差部が画素またはドットに対応し、駆動信号が直接に印加されるマトリクス方式である。この方式に対する液晶モードとしては、TN、STN、垂直配向モードが用いられる。次に、アクティブマトリクス方式とは、画素又はドットごとに能動素子が設けられ、書き込み期間では能動素子がON状態となってデータ電圧が書き込まれ、他の期間では能動素子がOFF状態になって電圧が保持されるマトリクス方式である。この方式で使用する能動素子には3端子型と2端子型がある。3端子型の能動素子には、例えば、TFT(Thin Film Transistor)がある。また、2端子型の能動素子には、例えば、TFD(Thin Film Diode)がある。
上記のような第1液晶パネル3及び第2液晶パネル4において、カラー表示を行う場合には、一対の基板のうちの一方にカラーフィルタが設けられる。カラーフィルタは、特定の波長域の光を選択的に透過する複数のフィルタによって形成される。例えば、3原色であるB(青),G(緑),R(赤)の1色ずつを基板上の各画素に対応させて所定の配列、例えばストライプ配列、デルタ配列、モザイク配列で並べることによって形成される。
第1液晶パネル3及び第2液晶パネル4として、TFD素子を用いたアクティブマトリクス方式の液晶パネルを用いるものとすれば、その電気的な等価回路は図3に示す通りである。図3において、複数本の走査線41が行方向Xに延びるように形成され、さらに、複数本のデータ線42が列方向Yに延びるように形成されている。走査線41は、図2の第1透光性基板21,31又は第2透光性基板22,32のうちのTFD素子が設けられない方の基板上に帯状電極として形成される。また、図3のデータ線42は、図2の第1透光性基板21,31又は第2透光性基板22、32のうちのTFD素子が設けられる方の基板上にライン配線として形成される。
図3において、表示の最小単位であるサブ画素Dは走査線41とデータ線42との各交差部分に形成される。各サブ画素Dにおいては、液晶層43と、TFD素子44とが直列に接続されている。各サブ画素Dに青色(B)、緑色(G)、赤色(R)の各色フィルタのうちの1色を対応させてカラー表示を行う場合には、3色のサブ画素Dが集まって1つの画素が形成される。一方、白黒等によってモノカラー表示を行う場合にはサブ画素Dの1つが1つの画素を形成する。
図3では、液晶層43が走査線41の側に接続され、TFD素子44がデータ線42の側に接続されているが、接続関係をその逆にしても良い。各走査線41は、走査線駆動回路27によって駆動される。一方、各データ線42は、データ線駆動回路28によって駆動される。走査線駆動回路27及びデータ線駆動回路28は図2の駆動用IC26よって構成される。駆動用IC26は、共通のICによって図3の両駆動回路27及び28を賄うものであっても良いし、あるいは、両駆動回路27及び28を個別のICに割り当てても良い。
他方、第1液晶パネル3及び第2液晶パネル4として、TFT素子を用いたアクティブマトリクス方式の液晶パネルを用いるものとすれば、その電気的な等価回路は図4に示す通りである。図4において、複数本の走査線41が行方向Xに延びるように形成されている。また、複数本のデータ線42が列方向Yに延びるように形成されている。走査線41は、図2の第1透光性基板21,31又は第2透光性基板22,32の一方に形成されたTFT素子のゲート電極に繋がる線として形成され、図4のデータ線42はTFT素子のソース電極に繋がる線として形成される。図2の第1透光性基板21,31又は第2透光性基板22,32のうちのTFT素子が形成されない方の基板上には面状の共通電極が形成される。
図4において、サブ画素Dは走査線41とデータ線42との各交差部分に形成される。各サブ画素Dにおいては、TFT素子45と画素電極46とが直列に接続されている。各走査線41は、走査線駆動回路27によって駆動される。一方、各データ線42は、データ線駆動回路28によって駆動される。走査線駆動回路27及びデータ線駆動回路28は図2の駆動用IC26によって構成される。
走査信号は図4のTFT素子45のゲートへ送られ、データ信号はTFT素子45のソースへ送られる。TFT素子45がON状態になると、対応する画素電極46への通電が成されて対応するサブ画素D内の液晶への書き込みが行われる。また、引き続いてTFT素子45がOFF状態になると、書き込まれた状態が保持される。この一連の書き込み動作及び保持動作により、液晶分子が制御される。
図1に戻って、第1液晶パネル3の第1透光性基板21の張出し部24の辺端には、可撓性を備えた配線基板としての第1FPC基板51が、例えばACFを用いて接続されている。第1FPC基板51は、液晶表示装置1を組み立てる際、矢印Fで示すようにフレーム2の一辺を巻き込むように曲げられて第1液晶パネル3の背面、すなわち、第1液晶パネル3の表示面Cの反対側に配置される。また、第2液晶パネル4の第2透光性基板32の張出し部34の辺端には、可撓性を備えた配線基板としての第2FPC基板52が、例えばACFを用いて接続されている。これらの第1FPC基板51及び第2FPC基板52に関しては後に詳しく説明する。
次に、フレーム2は、第1収容空間61と、第2収容空間62とを有する。第1収容空間61は、図2において、矢印Aが描かれた側であるフレーム2の第1面2a側に設けられる。この第1収容空間61は、フレーム2の内側に形成された空間であり、この空間内に第1液晶パネル3及び第1照明装置5が収容される。また、第2収容空間62は、矢印Bが描かれた側である第2面2b側に突出した枠状部60の内側に形成された空間であり、この空間内に第2液晶パネル4及び第2照明装置6が収容される。この第2収容空間62は、第2液晶パネル4の厚さと第2照明装置6の厚さとを合わせた総厚と略同じ高さに形成されている。
図1に示すように、第2FPC基板52が設けられる側の枠状部60の一辺には、残余の突出部よりも低く、しかし第2面2bよりも高いか、あるいは第2面2bと同じ高さの面である開放部60aが形成されている。この開放部60aは、第2収容空間62を形成する枠状部60の一辺を切り取って開放した形状となっている。また、開放部60aは、第2FPC基板52を外部へ延在させるために、第2FPC基板52の幅以上の幅に形成される。また、開放部60aは、好ましくは図2に示すように、第2液晶パネル4及び第2照明装置6を第2収容空間62に収容した際、開放部60aの底面60bが第2FPC基板52に接触しない高さに形成される。これにより、第2FPC基板52は、第2液晶パネル4及び第2照明装置6を第2収容空間62に収容した際、開放部60aを通って第2収容空間62の外へ真直ぐに延び出ることができる。
図1の液晶表示装置1を組み立てる際には、第1照明装置5、第1液晶パネル3、第2照明装置6、及び第2液晶パネル4を、図2に示すようにフレーム2に装着する。その装着にあたっては、図1において、第1照明装置5を第1収容空間61に収容した上で、粘着シート19aによって第1照明装置5とフレーム2に第1液晶パネル3を粘着する。このとき、第1液晶パネル3と第1照明装置5とは、第1収容空間61によって図2の紙面左右方向及び紙面垂直方向の位置を規制され、これにより、常にフレーム2内の一定位置に位置決めされる。
次に、図1において、第2照明装置6を第2収容空間62に収容した上で、粘着シート19bによって第2照明装置6とフレーム2に第2液晶パネル4を粘着する。このとき、第2液晶パネル4と第2照明装置6とは、第2収容空間62によって図2の紙面左右方向及び紙面垂直方向の位置を規制され、これにより、常にフレーム2内の一定位置に位置決めされる。
次に、図1において、第1FPC基板51が矢印Fで示すようにフレーム2の端辺を巻き込むように曲げられる。そして、曲げられた第1FPC基板51は、第1液晶パネル3の表示面Cの反対側、すなわちフレーム2の第2面2bの表面上に運ばれる。以上のようにして、図2に示す液晶表示装置1が完成する。
以下、本実施形態における液晶表示装置に用いられる配線基板としてのFPC基板について詳しく説明する。図5(a)は、図1の第1FPC基板51を矢印A方向から平面的に見た図である。また、図5(b)は、図5(a)のG−G線に従った第1FPC基板51の断面図である。
第1FPC基板51は、例えば、ポリイミドやポリエステル等から成るフィルムを基材として形成される曲げ性に優れた基板である。この第1FPC基板51は、図1の矢印Fのように曲げられたときに、フレーム2に対面する表面S1とその反対面である表面S2とを有する。
本実施形態において、第1FPC基板51は、図5(b)に示すように、ポリイミドやポリエステル等から成るベースフィルム54の表面上に導体55を形成し、さらに導体55の上には、例えばカバーレイやレジスト等といった保護膜56を形成して成る構造を有している。これらの導体55と保護膜56とは、ベースフィルム54の両側の表面にそれぞれ形成されている。つまり、本実施形態の第1FPC基板51は、その断面が2層の配線構造を有するFPC基板である。従って、導体55は、表面S1及び表面S2のそれぞれに形成され、必要に応じてスルーホールによってそれらの導体55が電気的に導通する。
図5(a)に示すように、第1FPC基板51は、回路形成部51aと、曲げ部51bと、入力用端子51cと、出力用端子51dと、LED基板用端子51eとを有する。回路形成部51aは斜線で表した領域であり、電子回路を形成する部分である。この回路形成部51aは、第1FPC基板51を図1の矢印Fのように曲げたとき、図6(a)に示すように、フレーム2の第2収容空間62の周囲に配置される。そのため、回路形成部51aは、図5(a)のように平面的に見て、出力用端子51dと反対側の辺を開放した形状に形成されている。この開放によって形成された開放部57の幅t1は、図6(a)に示すように、第2収容空間62を形成する枠状部60のうちの互いに対向するもの同士の間の距離t2と略同じかそれより少し大きい幅に形成される。これ以降の説明で、この開放部57を挟んで入力用端子51cが設けられる側の一方の回路形成部を第1回路形成部51a’と呼び、他方の回路形成部を第2回路形成部51a’’と呼ぶことがある。
図5(a)において、第1回路形成部51a’は、H−H線に従って曲げられ、このH−H線に沿って曲り部分63が形成される。そして、曲り部分63に沿って複数、本実施形態では3個のスリット64が適宜の間隔、本実施形態では等間隔に形成されている。これらのスリット64は、図5(b)に示すように表面S1から表面S2へかけて貫通する穴である。そしてさらに、曲り部分63の両側の端部には切欠き65が設けられている。この第1回路形成部51a’は、図6(b)に矢印J1で示すように、自らに重なるように図の上方へ曲げられる。そして、曲げられて重なった第1回路形成部51a’の面は、例えば両面テープ等といった接着部材71を用いて接着される。第1回路形成部51a’の曲り部分63の断面を示す図5(b)において、保護膜56が斜線を施されない状態で描かれているように、保護膜56は曲り部分63には設けられていない。本実施形態では、図5(a)に示すように、スリット64とほぼ同じ幅で保護膜56を形成しない領域が設けられている。
このように、第1回路形成部51a’は、曲り部分63に沿ってスリット64を形成することにより曲がり易くすることができる。また、第1回路形成部51a’は、曲り部分63の両側の端部に切り欠き65を設けたことにより、その曲り部分63の位置を正確に決めることができる。また、本実施形態においては既述のように、曲り部分63上に保護膜56を形成しないようにしたので、曲り部分63における基板の厚みを薄く、しかも当該部分の剛性を低くできるので、第1回路形成部51a’をより一層曲げ易くすることができる。
一方、図5(a)において、第2回路形成部51a’’は、I−I線に従って曲げられ、このI−I線に沿って曲り部分66が形成される。そして、曲り部分66に沿って複数、本実施形態では3個のスリット67が形成されている。そしてさらに、曲り部分66の両側の端部には切欠き68が設けられている。この第2回路形成部51a’’は、図6(b)に矢印J2で示すように、自らに重なるように図の下方へ曲げられる。そして、曲げられて重なった第2回路形成部51a’’の面は、例えば両面テープ等といった接着部材71を用いて接着される。
このように、図5(a)において、第2回路形成部51a’’は、曲り部分66に沿ってスリット67を形成することにより曲がり易くできる。また、第2回路形成部51a’’は、曲り部分66の両側の端部に切り欠き68を設けたことにより、その曲り部分66の位置を正確に決めることができる。また、本実施形態において、曲り部分66に関しても曲り部分63と同様に保護膜56を形成しないようにした。こうすれば、曲り部分66における基板の厚みを薄くでき、しかも当該部分の剛性を低くできるので、第2回路形成部51a’’をより一層曲げ易くすることができる。
次に、第2回路形成部51a’’の表面S2(図5(a)参照)上であって曲り部分66よりも開放部57に近い側には、第1液晶パネル3を駆動するために必要となる複数の電子部品35aが実装されている。これらの電子部品35aとしては、例えば、抵抗、コイル、コンデンサ、電源IC等が考えられる。また、第1回路形成部51a’の表面S1上であって曲り部分63より外側には、LED基板用端子51eが設けられている。このLED基板用端子51eには、図1の第1LED基板15及び第2LED基板17が、例えばハンダ付けによって接続される。そしてさらに、図5(a)の回路形成部51aの表裏両側の表面上には、各電子部品35aや端子を接続して回路を構成する複数の配線がパターニングによって形成される。
次に、曲げ部51bは、第1FPC基板51を図1の矢印Fのように曲げたときに曲がる部分である。図5(b)に示すように、この曲げ部51bの表面S1側には、保護膜56を形成しない保護膜未形成部69を2箇所設けている。この保護膜未形成部69は、図5(b)の紙面垂直方向に真直ぐ延びるように設けられており、曲げ部51bの厚みを薄くして曲げ易くしている。本実施形態において、保護膜未形成部69は2箇所設けられている。しかしながら、この保護膜未形成部69は、1箇所でも良いし、2箇所以上の複数箇所に設けても良い。また、本実施形態において、保護膜未形成部69は表面S1側に設けているが、表面S2側に設けても良い。
次に、入力用端子51cは、第1回路形成部51a’であって曲げ部51b側と反対側の端部に、開放部57の反対側に突出するように設けられている。この入力用端子51cは、第1FPC基板51を図1の矢印Fのように曲げたときに第2FPC基板52に接続される。また、図5(a)に示す出力用端子51dは、図1に示すように、第1液晶パネル3の張出し部24上に、例えばACFを用いて接続される。出力用端子51dへ伝送された信号は、第1液晶パネル3の外部接続用端子を通して駆動用IC26へ伝送される。
次に、図1において、第2液晶パネル4の第2透光性基板32の張出し部34の辺端には、可撓性を備えた配線基板としての第2FPC基板52が、例えばACFを用いて接続されている。この第2FPC基板52は、第1FPC基板51と同じく、例えば、ポリイミドやポリエステル等から成るフィルムを基材として形成される。第2FPC基板52において、矢印B側の表面S3には第2液晶パネル4を駆動するために必要となる複数の電子部品35bが実装されている。
また、第2FPC基板52の表面S3上には、コネクタ52aが設けられている。このコネクタ52aには、第1FPC基板51の入力用端子51cが接続される。これにより、第1FPC基板51と第2FPC基板52とを介して、第1液晶パネル3と第2液晶パネル4とが電気的に接続される。なお、第2FPC基板52には、コネクタ52aに代えて端子を設けることもできる。この場合には、その端子と第1FPC基板51の入力端子51cとを、例えばハンダ付けすることによって両端子を接続できる。
また、第2FPC基板52には、入力用端子52bが形成され、この入力用端子52bに外部の入力用機器(例えば、携帯電話機等といった電子機器の制御回路)や外部電源等が接続される。そして、第1液晶パネル3及び第2液晶パネル4を駆動するための信号や電力が、第2FPC基板52及び第1FPC基板51を通して入力用機器や外部電源から供給される。
ところで、図1に示した構成の液晶表示装置1においては、第1FPC基板51を矢印Fのように曲げた際に、その第1FPC基板51を第2液晶パネル4の表示を妨げない位置に配置する必要がある。しかしながら、従来、液晶表示装置を小型化しようとすると、その液晶表示装置のフレームの領域内にFPC基板を配置する面積を確保することが難しかった。そのため、FPC基板をフレームの外側へ張り出させて設置せざるを得ず、それ故、液晶表示装置の全体を小さく形成することが難しかった。
このことに関し、本実施形態では、表示面Cに像を表示する液晶パネル3とその液晶パネル3の辺端部に接続される第1FPC基板51とを有する液晶表示装置1において、第1FPC基板51を、第1液晶パネル3とその第1FPC基板51とが接続された辺以外の領域で曲げるようにした。これにより、第1FPC基板51の外観上の平面的な面積を小さくすることができるようになり、それ故、液晶表示装置1を小型に形成できるようになった。また、逆に、第1FPC基板51の実質的な面積を大きくして、その第1FPC基板51の回路形成部51a上に大きな回路を形成できる。
次に、図7を用いて、図1の液晶表示装置1に配線基板である第1FPC基板51を実装するための実装方法について説明する。まず、図7の工程P1において、図1の第1液晶パネル3に第1FPC基板51を接続する。このとき、図5(a)に示す第1FPC基板51の出力用端子51dは、図1の第1液晶パネル3の張出し部24に形成された外部接続用端子(図示せず)に、ACFを用いて電気的に接続される。
次に、図7の工程P2において、第1FPC基板51の外観上の面積を小さくするための工程を実行する。具体的には、図5(a)に示す第1回路形成部51a’を、曲り部分63に従って曲げる。この際、第1回路形成部51a’は、図6(b)において矢印J1で示す方向に自らに重なるように曲げられる。そして、矢印J1方向に曲げて重なった第1回路形成部51a’の面は、接着部材71によって接着される。また同じく、図5(a)に示す第2回路形成部51a’’を、曲り部分66に従って曲げる。この際、第2回路形成部51a’’は、図6(b)において矢印J2で示す方向に自らに重なるように曲げられる。そして、矢印J2方向に曲げて重なった第2回路形成部51a’’の面は、接着部材71によって接着される。
次に、図7の工程P3において、液晶表示装置1を組み立てるための第1FPC基板51の曲げ工程を実行する。具体的には、図1の第1FPC基板51を曲げ部51bにおいて、矢印Fで示すように曲げる。このとき、第1FPC基板51は、フレーム2の一辺を巻き込むように曲げられて第1液晶パネル3の表示面Cの反対側に配置される。次に、図7の工程P4において、図6(b)に示すように、第1FPC基板51の第1回路形成部51a’及び第2回路形成部51a’’を、フレーム2の第2面2bに、例えば接着部材71等を用いて接着する。
次に、図7の工程P5において、図6(a)に示すように、第1FPC基板51の入力用端子51cを、第2FPC基板52のコネクタ52aに挿入する。これにより、第1液晶パネル3と第2液晶パネル4とが、第1FPC基板51と第2FPC基板52とを介して電気的に接続される。以上により、液晶表示装置1に第1FPC基板51が実装される。
以上のように、本実施形態に係る配線基板の実装方法においては、図7の工程P2において、図5(a)に示す曲り部分63に従って、第1回路形成部51a’を自らに重なるように曲げた。また同じく、曲り部分66に従って、第2回路形成部51a’’を自らに重なるように曲げた。これにより、第1FPC基板51の外観上の平面的な面積を小さくできるので、その第1FPC基板51を有する液晶表示装置1を小さく形成できる。また、逆に、第1FPC基板51の実質的な面積を大きくして、その第1FPC基板51の回路形成部51a上に大きな回路を形成できる。
(電気光学装置及び配線基板の実装方法のその他の実施形態)
以上、好ましい実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はその実施形態に限定されるものでなく、請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々に改変できる。
例えば、上記の電気光学装置の実施形態では、図1において、第1FPC基板51に回路形成部51aを設け、その回路形成部51aが曲げられる構造の液晶表示装置1を例示した。しかしながら、本発明は、回路形成部以外の領域を曲げる構造としても良い。また、本発明は、第2FPC基板52が曲げられる構造としても良い。また、第1FPC基板51及び第2FPC基板52の両方の基板において曲り部分を設け、それらの基板51,52の一部が曲げられる構造としても良い。
また、上記の電気光学装置の実施形態では、図1において、主たる表示を行う第1液晶パネル3と、副次的な表示を行う第2液晶パネル4の2個の液晶パネルを用いた構造の液晶表示装置1を例示した。しかしながら、本発明は、1個の液晶パネルを用いた液晶表示装置にも適用することもできる。
また、上記の電気光学装置の実施形態では、図5(a)において、第1回路形成部51a’及び第2回路形成部51a’’は曲り部分において1回だけ曲げられる構造とした。しかしながら、第1回路形成部51a’及び第2回路形成部51a’’は、複数回重ねて曲げることもできる。こうすれば、第1回路形成部51a’及び第2回路形成部51a’’の外観上の平面的な面積をさらに小さくすることができる。
また、上記の電気光学装置の実施形態では、図6(b)に示すように、第1FPC基板51をケース2の第2面2bに接着部材71を用いて接着した。これに代えて、液晶表示装置1を外側から覆う外枠を設け、その外枠によって第1FPC基板51をケース2の第2面2bに動かないように設置することもできる。
また、上記の配線基板の実装方法の実施形態では、図7に示すように、工程P1において図1の第1液晶パネル3に第1FPC基板51を接続し、その後、図7の工程P2において図5(a)の第1回路形成部51a’を曲り部分63に従って曲げ、同じく第2回路形成部51a’’を曲り部分66に従って曲げるようにした。本発明は、これに代えて、図5(a)の第1回路形成部51a’を曲り部分63に従って曲げ、同じく第2回路形成部51a’’を曲り部分66に従って曲げた後に、第1液晶パネル3に第1FPC基板51を接続するようにしても良い。
また、本発明は、液晶表示装置以外の電気光学装置、例えば、有機EL装置、無機EL装置、プラズマディスプレイ装置(PDP:Plasma Display)、電気泳動ディスプレイ(EPD:Electrophoretic Display)、フィールドエミッションディスプレイ装置(FED:Field Emission Display:電界放出表示装置)にも適用できる。
(電子機器の実施形態)
以下、本発明に係る電子機器を実施形態を挙げて説明する。なお、この実施形態は本発明の一例を示すものであり、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
図8は、本発明に係る電子機器の一実施形態をブロック図で示している。また、図9は、図8のブロック図で示す電子機器の一例である折り畳み式携帯電話機を示している。図8に示す電子機器は、液晶表示装置101と、これを制御する制御回路100とを有する。制御回路100は、表示情報出力源108、表示情報処理回路105、電源回路106及びタイミングジェネレータ107を有する。そして、液晶表示装置101は第1液晶パネル102a、第2液晶パネル102b及び駆動回路103を有する。
表示情報出力源108は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等といったメモリや、各種ディスク等といったストレージユニットや、ディジタル画像信号を同調出力する同調回路等を備え、タイミングジェネレータ107により生成される各種のクロック信号に基づいて、所定フォーマットの画像信号等といった表示情報を表示情報処理回路105に供給する。
次に、表示情報処理回路105は、増幅・反転回路や、ローテーション回路や、ガンマ補正回路や、クランプ回路等といった周知の各種回路を備え、入力した表示情報の処理を実行して、画像信号をクロック信号CLKと共に駆動回路103へ供給する。ここで、駆動回路103は、走査線駆動回路やデータ線駆動回路と共に、検査回路等を総称したものである。また、電源回路106は、上記の各構成要素に所定の電源電圧を供給する。
図8のブロック図に示した電子機器は、例えば、図9(a)及び図9(b)に示した折り畳み式の携帯電話機110として構成される。この携帯電話機110では、第1液晶パネル102a及び第2液晶パネル102bを備えた表示体113がヒンジ部115を介して操作本体114に開閉可能に連結されている。第1液晶パネル102aは、表示体113を開いたときに表示を行うメイン表示部116として、表示体113の内側に設けられる。一方、第2液晶パネル102bは、表示体113を操作本体114に折り重ねたときに表示を行うサブ表示部117として、表示体113の外側に設けられる。
ここで、メイン表示部116及びサブ表示部117のいずれで表示を行うかは、携帯電話機110の折り畳み操作で切替えられる。このため、図8に示すように、この電子機器には、携帯電話機110の折り畳み操作を検出する開閉検出回路104が含まれる。この開閉検出回路104はその検出結果を液晶表示装置101に出力するようになっている。
図8の液晶表示装置101は、例えば、図1に示した液晶表示装置1を用いて構成できる。液晶表示装置1においては、第1液晶パネル3と第1FPC基板51とが接続された辺以外の領域で第1FPC基板51の一部分を曲げる。これにより、第1FPC基板51の外観上の平面的な面積を小さくすることができるので、この第1FPC基板51を有する液晶表示装置1を小型に形成できる。この結果、この液晶表示装置1を用いた図9の携帯電話機110もその全体形状を小型に形成できる。
(変形例)
なお、電子機器としては、以上に説明した携帯電話機等の他にも、パーソナルコンピュータ、液晶テレビ、ビューファインダ型又はモニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話機、POS端末器等が挙げられる。
本発明に係る電気光学装置の一実施形態である液晶表示装置を分解状態で示す斜視図である。 図1に示す液晶表示装置の断面構造を示す断面図である。 図1の液晶表示装置の電気的な等価回路の一例を示す回路図である。 図1の液晶表示装置の電気的な等価回路の他の一例を示す回路図である。 配線基板の一実施形態である第1FPC基板の詳細を示す図であって、(a)は平面図、(b)は(a)のC−C線に従った断面図である。 第1FPC基板の実装状態を示す図であって、(a)は平面図、(b)は側面図を示している。 本発明に係る配線基板の実装方法の一実施形態を示す工程図である。 本発明に係る電子機器の一実施形態を示すブロック図である。 図8に示す電子機器の外観を示す図であって、(a)は電子機器が閉じた状態、(b)は電子機器が開いた状態を示している。
符号の説明
1.液晶表示装置(電気光学装置)、 2.フレーム、 2a.フレームの第1面、
2b.フレームの第2面、 3.第1液晶パネル(第1電気光学パネル)、
4.第2液晶パネル(第2電気光学パネル)、 5.第1照明装置、
6.第2照明装置、 11.LED、 12.第1導光体、 12a.光入射面、
12b.光出射面、 13a,13b.光反射層、 14a,14b.光拡散層、
15.第1LED基板、 15a.第1LED基板の端子、 16.第2導光体、
16a.光入射面、 16b.光出射面、 17.第2LED基板、
17a.第2LED基板の端子、 19a,19b.粘着シート、
21,31.第1透光性基板、 22,32.第2透光性基板、
23a,23b,33a,33b.偏光板、 24,34.張出し部、
26.駆動用IC、 35a,35b.電子部品、 41.走査線、 42.データ線、
43.液晶層、 44.TFD素子、 45.TFT素子、 46.画素電極、
51.第1FPC基板(配線基板)、 51a.回路形成部、
51a’.第1回路形成部、 51a’’.第2回路形成部、 52.第2FPC基板、
52a.コネクタ、 52b.入力用端子、60.枠状部、 60a.開放部、
60b.底面、 61.第1収容空間、 62.第2収容空間、
63,66.曲り部分、 64,67.スリット、 65,68.切欠き、
69.保護膜未形成部、 71.接着部材、 100.制御回路、
101.液晶表示装置(電気光学装置)、
102a.第1液晶パネル(第1電気光学パネル)、
102b.第2液晶パネル(第2電気光学パネル)、 103.駆動回路、
110.携帯電話機(電子機器)、 113.表示体、 114.操作本体、
115.ヒンジ部、 116.メイン表示部、 117.サブ表示部

Claims (16)

  1. 表示面に像を表示する電気光学パネルと、
    該電気光学パネルに接続される可撓性を備えた配線基板と
    を有し、
    前記配線基板は、前記電気光学パネルと当該配線基板とが接続された辺以外の領域で曲げられる
    ことを特徴とする電気光学装置。
  2. 請求項1記載の電気光学装置において、前記配線基板は、前記電気光学パネルと当該配線基板とが接続された辺以外の領域で折りたたまれることを特徴とする電気光学装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の電気光学装置において、前記配線基板は前記電気光学パネルの背面に向けて曲げられることを特徴とする電気光学装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の電気光学装置において、前記配線基板は、配線と該配線の上に形成される保護膜とを有し、該保護膜は、前記配線基板を曲げる際の曲り部分には形成されないことを特徴とする電気光学装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の電気光学装置において、前記配線基板の曲り部分にはスリットが形成されることを特徴とする電気光学装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の電気光学装置において、前記配線基板の曲り部分の端部には切欠きが設けられることを特徴とする電気光学装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の電気光学装置において、前記配線基板のうち曲げられて重なった面は接着されることを特徴とする電気光学装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1つに記載の電気光学装置において、前記電気光学パネルを支持する支持部材をさらに有し、前記配線基板は、前記電気光学パネルの表示面側から見て前記支持部材の領域内に収まるように曲げられることを特徴とする電気光学装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1つに記載の電気光学装置において、前記配線基板の表面には電子部品が実装され、前記配線基板は前記電子部品が実装されていない側の表面同士が向かい合うように曲げられることを特徴とする電気光学装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1つに記載の電気光学装置において、前記配線基板は複数回重ねて曲げられることを特徴とする電気光学装置。
  11. 第1電気光学パネルと、
    該第1電気光学パネルの裏側に設けられた第2電気光学パネルと、
    前記第1電気光学パネルに接続される可撓性を備えた第1配線基板と、
    前記第2電気光学パネルに接続される可撓性を備えた第2配線基板と
    を有し、
    前記第1配線基板又は前記第2配線基板の少なくとも一方はその一部が曲げられる
    ことを特徴とする電気光学装置。
  12. 請求項11記載の電気光学装置において、前記第1配線基板は、前記第2電気光学パネルへ向けて曲げられると共に前記第1電気光学パネルに接続された辺以外の領域で前記第2電気光学パネルに重ならないように曲げられることを特徴とする電気光学装置。
  13. 表示面に像を表示する電気光学パネルに可撓性を備えた配線基板を接続する配線基板接続工程と、
    前記配線基板のうち前記電気光学パネルに接続された部分以外の領域で前記配線基板の一部を曲げる曲げ工程と
    を有することを特徴とする配線基板の実装方法。
  14. 請求項13記載の配線基板の実装方法において、前記曲げ工程は、前記配線基板接続工程の前に行われることを特徴とする配線基板の実装方法。
  15. 請求項13又は請求項14記載の配線基板の実装方法において、前記配線基板の表面には電子部品が実装され、前記配線基板は前記電子部品が実装されていない側の表面同士が向かい合うように曲げられることを特徴とする配線基板の実装方法。
  16. 請求項1から請求項12のいずれか1つに記載の電気光学装置を有することを特徴とする電子機器。

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