JP2006284978A - 電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 互いに接続される2種類の配線基板を有する電気光学装置において、それらの配線基板の形状を複雑にしなくても、それらの配線基板を同時に曲げたときにそれらの配線基板間に不要で過剰な内部応力が発生することを防止できるようにする。
【解決手段】 液晶パネル2に接続されて曲げられる配線基板3と、液晶パネル2へ供給する光を発する光源6が実装された配線基板7とを有する液晶表示装置1である。配線基板3は配線基板7に対向する面と反対側の面にパネル側端子14を有する。配線基板7は、光源6が実装された光源実装部26と、光源実装部26から延びる延在部27と、延在部27に設けられた光源側端子28とを有する。延在部27は配線基板3の外側の辺である第2辺H2を迂回して光源側端子28をパネル側端子14へ当接させる。両端子14,28をハンダ付によって接続した上で、配線基板3,7を矢印Mのように曲げる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液晶表示装置等といった電気光学装置に関する。また、本発明は、その電気光学装置を用いて構成される電子機器に関する。
現在、携帯電話機、携帯情報端末機等といった電子機器に液晶表示装置等といった電気光学装置が広く使用されている。例えば、電子機器に関する各種の情報を文字、数字、図形等といった画像として表示する際に電気光学装置が用いられている。この電気光学装置として、従来、パネル用配線基板と光源用配線基板との2種類の配線基板を有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。パネル用配線基板は液晶パネルに接続される配線基板であり、光源用配線基板はバックライト等といった照明装置の光源が実装される配線基板である。この電気光学装置では、それらの基板がそれぞれ端子部分を有し、それらの端子部分が互いに接続され、さらにそれらの基板が一緒に曲げられる構造を有している。
特開2004−252339号公報(第6頁、図2)
上記の従来の電気光学装置では、光源用配線基板が液晶パネルの外側へ延びる延在部を有しており、その延在部に端子部分が設けられ、その端子部分がパネル用配線基板側の端子部分に接続されている。そして、光源用基板の延在部をその延在方向と交差する方向へ伸縮可能な形状、例えばS字形状に形成することにより、パネル用配線基板と光源用配線基板とを曲げたときに、それらの基板に不要で過剰な応力が発生することを防止している。しかしながら、特許文献1に開示された技術では、光源用配線基板、特にその延在部が複雑な形状を有するので、その光源用配線基板の取り扱いが難しいという問題があった。
本発明は、上記の問題点を解消するために成されたものであって、互いに接続される2種類の配線基板を有する電気光学装置及び電子機器において、それらの配線基板の形状を複雑にしなくても、それらの配線基板を同時に曲げたときにそれらの配線基板間に不要で過剰な応力が発生することを防止できるようにすることを目的とする。
本発明に係る電気光学装置は、電気光学パネルと、該電気光学パネルに接続されていて該電気光学パネルの背面側へ向けて曲げられたパネル用配線基板と、前記電気光学パネルへ供給する光を発する光源と、前記曲げられたパネル用基板と前記電気光学パネルとの間に配置されていて前記光源が実装された光源用配線基板とを有し、前記パネル用配線基板は前記光源用配線基板に対向する面と反対側の面にパネル側端子を有し、前記光源用配線基板は、前記光源が実装された光源実装部と、該光源実装部から延びる延在部と、該延在部に設けられた光源側端子とを有し、該光源側端子は該パネル側端子に接続され、前記延在部は、該延在部の延在方向に関して前記パネル用配線基板に対して相対移動しながら、前記パネル用配線基板と共に前記電気光学パネルの背面側へ向けて曲げられることを特徴とする。
上記構成において、電気光学パネルは、電気的な入力条件を制御することにより、光学的な出力状態を変化させることができるパネル構造体である。また、電気光学パネルは、液晶等といった電気光学物質を含むパネル構造体であって、その電気光学物質の電気光学的な作用を利用して表示を実現するものである。この電気光学パネルは、例えば、ガラス等から成る基板上に電気光学物質を配置したり、一対の基板間に電気光学物質を封入することによって形成される。この電気光学物質として、例えば液晶を用いれば、電気光学パネルとしての液晶パネルが構成される。
本発明に係る電気光学装置によれば、パネル用配線基板と光源用配線基板とを電気光学パネルの背面側へ向けて同時に曲げる際に、前記延在部が該延在部の延在方向に関して前記パネル用配線基板に対して相対移動するので、曲げられたパネル用配線基板及び光源用配線基板との間に残留応力が発生することがなく、両方の基板を安定した状態に保持できる。
また、残留応力の発生を防止するために行われる光源用配線基板の延在部のパネル用配線基板に対する相対移動の方向は、延在部の延在方向である。従来のように、相対移動の方向が延在部と交差する方向であると延在部をS字形状やその他の複雑な形状にしなければならなかったが、本発明のように相対移動の方向を延在部の延在方向とすれば、延在部を単純な形状にすることができる。例えば、単なる直線状とすることができる。
次に、本発明に係る電気光学装置において、前記延在部は、前記パネル用配線基板のうちの前記電気光学パネルへ接続された第1辺とは反対側の第2辺を迂回して前記光源側端子を前記パネル側端子へ当接させて該光源側端子は該パネル側端子に接続されることが望ましい。この構成によれば、パネル用配線基板及び光源用配線基板の両方を簡単な形状とすることができる。
次に、本発明に係る電気光学装置において、前記パネル用配線基板のうちの前記光源用配線基板の延在部が迂回する部分には該延在部の幅よりも広い幅を有する切欠凹部を設けることが望ましく、そして前記延在部は当該切欠凹部を通って前記パネル用配線基板を迂回することが望ましい。こうすれば、光源用配線基板の延在部を必要以上に長く形成する必要がなくなるので、光源用配線基板の取り扱いがより一層容易になり、しかも延在部を短くできる分だけ経済的である。
次に、パネル用配線基板に切欠凹部を設けるようにした本発明に係る電気光学装置において、前記切欠凹部の長さは、前記パネル用配線基板を迂回した前記延在部が前記パネル用配線基板の前記第2辺の外側へ出ないような長さであることが望ましい。こうすれば、パネル用配線基板の第2辺の外側へ光源用配線基板の延在部が張り出すことがなくなるので、パネル用配線基板及び光源用配線基板を一緒に折り曲げる作業や、その他の作業を行う際に光源用配線基板の延在部が邪魔になることを回避できる。
次に、本発明に係る電気光学装置においては、前記パネル用配線基板に貫通孔を設け、前記延在部は、前記貫通孔を通って前記光源側端子を前記パネル側端子へ当接させて該光源側端子は該パネル側端子に接続されることが望ましい。この構成は、パネル用配線基板の辺縁に、切欠凹部を設けるのに代えて、貫通孔を設ける構成である。この構成によっても、パネル用配線基板と光源用配線基板とを電気光学パネルの背面へ向けて同時に曲げる際に光源用配線基板をパネル用配線基板に対して相対移動させることができる。
次に、本発明に係る電気光学装置において、前記延在部は直線状に延びることが望ましい。こうすれば、光源用配線基板を非常に簡単な形状にすることができ、その光源用配線基板の取り扱いが容易になる。
次に、本発明に係る電気光学装置において、前記電気光学パネルは少なくとも1つの透光性基板を有することができる。そしてその場合には、前記パネル用配線基板が曲がる部分と前記光源用配線基板が曲がる部分との間隔は、前記透光性基板の厚さと、前記光源の厚さと、該透光性基板と該光源との間に配置された光学要素の厚さとの3つの厚さの合計以上の長さであることが望ましい。
前記パネル用配線基板が曲がる部分と前記光源用配線基板が曲がる部分との間隔を上記の通りに設定するということは、それらの部分間の間隔が大きくなるということである。そして、これらの部分の間隔が大きくなるということは、パネル用配線基板と光源用配線基板とを一緒に曲げたときにそれらの配線基板間で曲がり量に大きな差が生じて、発生する内部応力が大きくなるおそれがあるということである。このようにパネル用配線基板と光源用配線基板との間で曲げに際して大きな内部応力が発生するおそれがある場合に、本発明を適用すれば、内部応力の発生を回避することに関して特に大きな効果を得ることができる。
次に、前記パネル用配線基板が曲がる部分と前記光源用配線基板が曲がる部分との間隔を大きくした上記の構造の電気光学装置は、前記電気光学パネルと、前記光源と、該光源で発生した光を面状の光に変換して前記電気光学パネルへ向けて出射する導光体とを収容する支持部材をさらに有することができる。そしてその場合、前記パネル用配線基板は前記支持部材の1つの側壁の一方の端縁に設けた開放部を通して外部へ引き出されて曲げられ、他方、前記光源用配線基板の延在部は前記支持部材の側壁の他方の縁端に設けた切欠開口を通して外部へ引き出されて曲げられることが望ましい。
この構成は、パネル用配線基板及び光源用配線基板の2つの配線基板が支持部材の1つの側壁から外部へ引き出される構成であり、しかも、それらの引き出し位置がその1つの側壁内で大きく離れている構成である。このようにパネル用配線基板の引き出し位置と光源用配線基板の引き出し位置との間隔が大きく広がるということは、パネル用配線基板と光源用配線基板とを一緒に曲げたときに、それらの配線基板間で曲がり量に大きな差が生じて、発生する内部応力が大きくなるおそれがあるということである。このようにパネル用配線基板と光源用配線基板との間で曲げに際して大きな内部応力が発生するおそれがある場合に、本発明を適用すれば、内部応力の発生を回避することに関して特に大きな効果を得ることができる。
次に、本発明に係る電子機器は、以上に記載した構成の電気光学装置を有することを特徴とする。本発明に係る電気光学装置によれば、パネル用配線基板及び光源用配線基板の形状を複雑にしなくても、それらの配線基板を同時に曲げたときにそれらの配線基板間に不要で過剰な応力が発生することを防止できるようになった。従って、本発明に係る電気光学装置を用いた電子機器においても、パネル用配線基板及び光源用配線基板の形状を複雑にしなくても、それらの配線基板を安定して保持できるようになった。
(電気光学装置の実施形態)
以下、本発明に係る電気光学装置を電気光学装置の一例である液晶表示装置に適用した場合の実施形態を例に挙げて説明する。なお、本発明がその実施形態に限定されないことはもちろんである。また、これ以降の説明では図面を用いて各種の構造を例示するが、これらの図面に示される構造は特徴的な部分を分かり易く示すために実際の構造に対して寸法を異ならせて示す場合があることに注意を要する。
図1は、本発明に係る電気光学装置の一実施形態である液晶表示装置1を分解状態で示している。また、図2はこの液晶表示装置1を組み立てた状態を示している。図1において、液晶表示装置1は、電気光学パネルとしての液晶パネル2と、その液晶パネル2に接続されたパネル用配線基板3と、光入射面4a及び光出射面4bを備えた導光体4と、光入射面4aに対向して配置された光源としてのLED(Light Emitting Diode)6と、光源用配線基板7と、フレーム8とを有する。光源6は複数、本実施形態では4個、設けられている。液晶パネル2は文字、数字、図形等といった画像を表示するものであり、矢印Aが描かれた側がその表示を観察する観察側である。
導光体4の光出射面4b上に光学要素9及び10が設けられる。光学要素9としては、例えば、光拡散シート、1枚のプリズムシート、プリズム面が相対向する2枚のプリズムシート等のうちの1つ又はそれらの組合せが用いられる。また、もう1つの光学要素10として本実施形態では粘着/遮光シートが設けられる。この粘着/遮光シート10は、その表裏両面に粘着剤が塗布されていてその表裏両面が他の部材に粘着する性質を持っている。粘着とは、対象となる一対の物を人手によって剥がすことができる程度に接着する意味であり、容易には剥がすことができないように固着するよりも簡単に接着することである。
また、粘着/遮光シート10には光を透過させない処理、例えば黒色の材料層がその全面に設けられている。また、粘着/遮光シート10には導光体4の光出射面4aと略同じか、それよりも少し大きい面積の開口K2が設けられている。この開口K2を通して導光体4から液晶パネル2へ面状の光が供給される。
次に、導光体4の光出射面4bと反対側の面には、他の光学要素11が設けられる。この光学要素11としては、例えば、光反射シート等が用いられる。また、光学要素11を用いることに代えて又はそれに加えて、導光体4の表面に光反射用の凹凸パターン又はプリズム形状を形成することも考えられる。本実施形態において、導光体4、光源6、光学要素9、及び光学要素11は、液晶パネル2へ面状の光を供給するための照明装置を構成する。この照明装置は、観察側である矢印A方向から見て液晶パネル2の背面に設けられて、いわゆるバックライトとして機能する。
次に、液晶パネル2は、単純マトリクス型液晶パネル、アクティブマトリクス型液晶パネル、その他任意の方式の液晶パネルのいずれかによって構成される。単純マトリクス型はスイッチング素子を用いない液晶パネルであり、アクティブマトリクス型はスイッチング素子を用いた液晶パネルである。スイッチング素子としては、例えば、2端子型の非線形抵抗素子であるTFD(Thin Film Diode)素子や、3端子型のアクティブ素子であるTFT(Thin Film Transistor)素子等が用いられる。
また、使用される電気光学物質としての液晶としては、TN(Twisted Nematic)液晶、STN(Super Twisted Nematic)液晶、その他の種々の液晶を用いることができる。また、本実施形態の液晶表示装置は照明装置をバックライトとして用いる透過型又は半透過反射型の採光方式を用いるが、これに代えて、太陽光、室内光等といった外部光を用いる反射型の採光方式や、照明装置をフロントライトとして用いる反射型の採光方式を用いることもできる。
例えば、TFD素子をスイッチング素子として用いた半透過反射型のカラー表示可能なアクティブマトリクス型の液晶パネルを用いるものとすれば、液晶パネル2は、例えば、次のように構成される。すなわち、液晶パネル2は、ガラス、プラスチック等によって形成された透光性の第1基板16と、同じくガラス、プラスチック等によって形成された透光性の第2基板17とを有する。第1基板16の外側表面には偏光板18aが貼着等によって装着される。また、第2基板17の外側表面には偏光板18bが貼着等によって装着される。偏光板18aの偏光透過軸と偏光板18bの偏光透過軸は、互いに所定の角度だけずらせてある。
第1基板16の内側表面には、例えば、TFD素子が複数個、矢印A方向から見てドットマトリクス状に形成される。そして、個々のTFD素子に対応して1つずつの画素電極がITO(Indium Tin Oxide)等といった金属酸化物によってドット状に形成される。また、複数の画素電極の上に配向膜がポリイミド等によって形成され、その配向膜に配向処理、例えばラビングが施される。
一方、第2基板17の内側表面には、例えば、カラーフィルタ層が形成され、その上にオーバーコート膜が形成され、その上に複数の帯状電極が形成され、その上に配向膜が形成され、その配向膜に配向処理、例えばラビング処理が施される。カラーフィルタ層は、例えば、B(青色)、G(緑色)、R(赤色)や、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)等といった3原色の着色要素と、それらの着色要素を囲んでブラックマスクとして機能する遮光部材とによって形成される。
TFD素子及びその他の各要素が形成された状態の第1基板16と、カラーフィルタ層及びその他の各要素が形成された状態の第2基板17とは、所定の隙間、いわゆるセルギャップが形成されるように、正方形又は長方形で環状のシール材12によって互いに貼り合わされる。シール材12の適所には予め開口12aが設けられ、この開口12aを通して上記のセルギャップ内へ液晶が注入され、その液晶の注入後、開口12aが樹脂によって封止される。第1基板16は第2基板17の外側へ張り出す張出し部19を有し、その張出し部19の表面に駆動用IC21が実装されている。この実装は、例えば、ACF(Anisotropic Conductive Film)を用いたCOG(Chip On Glass)技術によって行われる。
TFD素子等が形成された第1基板16上には、1本1本が列方向Yに延びると共に行方向Xに平行に並べられた複数のデータ線が形成され、そしてこれらのデータ線に沿って上記の複数のドット状の画素電極がマトリクス状に形成される。また、カラーフィルタ層等が形成された第2基板17上には、1本1本が行方向Xに延びると共に列方向Yに平行に並べられた複数の帯状電極が走査線として形成される。複数の帯状電極と複数の画素電極は矢印A方向から平面的に見て、マトリクス状に並ぶ複数のドット領域で重なり合い、これらのドット領域の1つ1つが表示の最小単位であるサブ画素を形成する。そして、これら複数のサブ画素が集まって表示領域Vが形成される。
表示の最小単位をサブ画素と呼ぶのは、例えば、B,G,Rの3原色によってカラー表示を行う場合にB,G,Rの各色に属する3つのサブ画素の集まりによって1つの画素が形成されることを考慮して、その1つの画素を形成する個々の画素という意味でサブ画素と呼ぶものである。なお、白黒又は任意の2色によるモノカラー表示を行う場合には、個々のサブ画素によって1つの画素が形成される。
第1基板16上に形成される複数の画素電極は、基板張出し部19の幅方向の中央に実装された駆動用IC21の出力端子にTFD素子及びデータ線を介して接続される。そして、その駆動用IC21から各データ線へデータ信号が供給される。一方、第2基板17上に形成された複数の帯状電極は、基板張出し部19の幅方向の両側に実装された駆動用IC21の出力端子に接続される。そして、それらの駆動用IC21から各帯状電極へ走査信号が供給される。
次に、パネル用配線基板3及び光源用配線基板7は、いずれも、可撓性のベースフィルムと、そのベースフィルムの上に銅(Cu)等によって適宜のパターンで形成された配線パターンと、その配線パターンを覆うカバーレイ、レジスト等といった保護膜とを有する。配線パターンはベースフィルムの片側表面だけに形成される場合もあるし、ベースフィルムの表裏両面に形成される場合もある。配線パターンをベースフィルムの表裏両面に形成する場合には、ベースフィルムの適所に設けたスルーホールによって両面の配線パターンの導通をとることができる。
パネル用配線基板3は矢印Mで示すように曲げられて、その先端側の一部領域が液晶パネル2の背面に配置されるものであるが、そのように曲げられたときに外側になる表面S1には回路部品、例えば、抵抗素子、コイル、コンデンサ、制御用IC、電源ICが適所に実装される。これらの回路部品は、例えば、液晶パネル2を駆動するための駆動回路を構成する。また、表面S1の適所にはパネル側端子14が形成される。また、パネル用配線基板3のうち液晶パネル2へ接続された第1辺H1とは反対側の第2辺H2には切欠凹部22が形成されている。
光源用配線基板7は、複数の光源6が実装された光源実装部26と、その光源実装部26から延びる延在部27と、その延在部27に設けられた光源側端子28とを有する。光源6と光源側端子28との間の光源用配線基板7にはCu等によって適宜のパターンの配線パターンが形成される。延在部27は基本的には任意の形状に形成できるが、本実施形態では直線状に形成されている。光源側端子28は基本的には延在部27の任意の位置に形成できるが、本実施形態では延在部27の先端に設けられている。パネル用配線基板3の第2辺H2に形成された切欠凹部22の幅W1は、光源用配線基板7の延在部27の幅W2よりも広く形成されている。切欠凹部22の長さL1については後で説明する。
次に、フレーム8は樹脂を材料とする成形加工によって形成されている。詳しくは図示していないが、このフレーム8はその内周面の所定位置に内側へ張り出す複数の張出し部を備えており、それらの張出し部の働きによって次の作用を奏する。
(1) フレーム8は、図3に示すように導光体4を、矢印Aで示す観察側から見て奥側の端縁E1に近い所定位置に支持して収容する。しっかりと支持するために、フレーム8の内側への張出し部と導光体4の底面とを粘着材で粘着しても良い。
(2) フレーム8は、図3に示すように、光源用配線基板7の光源実装部26を、矢印Aで示す観察側から見て奥側の端縁E1に近い所定位置であって、導光体4の光入射面4aに隣接する位置に、支持して収容する。しっかりと支持するために、フレーム8の内側への張出し部と光源実装部26の底面とを粘着剤で粘着しても良い。
(3) フレーム8は、図3に示すように液晶パネル2を、矢印Aで示す観察側から見て手前側の端縁E2に近い位置に支持して収容する。具体的には、液晶パネル2は粘着/遮光シート10によって、フレーム8の内側への張出し部に粘着されて支持される。
フレーム8の周壁のうちパネル用配線基板3及び光源用配線基板7が外部へ引き出される部分の周壁の観察側(図1の上側)には、周壁の1辺の略全域にわたって周壁が切り欠かれて開放部29が形成されている。また、当該周壁の1辺において観察側から見て奥側(図1の下側)の隅部には、小さいが光源用配線基板7の延在部27の幅W2よりは広い切欠開口30が形成されている。
次に、図1に示す分解状態の液晶表示装置1を組み立てる際には、先ず、導光体4をフレーム8の中の所定位置に装着する。次に、光源用配線基板7を導光体4の光入射面4aに隣接する所定位置に装着する。このとき、延在部27をフレーム8の側壁の隅部の切欠開口30に通して外部へ引き出す。次に、導光体4の光出射面4bに光学要素9を装着し、導光体4の光出射面4bと反対側の面に光学要素11を装着する。
次に、フレーム8の中であって光学要素9の周囲に存在するフレーム8の張出し部に粘着/遮光シート10を粘着し、さらにフレーム8の中であってそのシート10の上の空間に液晶パネル2を入れてシート10に粘着する。このとき、液晶パネル2の基板張出し部19に接続されたパネル用配線基板3はフレーム8の側壁の開放部29を通って外部へ引き出される。以上により、液晶パネル2、導光体4、光源用配線基板7の光源実装部26、光源6、及びその他の附属する要素が、図2に示すように、フレーム8の中に収容される。
次に、光源用配線基板7の延在部27が鎖線で示す延び位置から矢印Bで示すようにパネル用配線基板3の第2辺H2を、特にその第2辺H2に形成した切欠凹部22の中に入った状態で迂回して曲げられて、光源側端子28がパネル用配線基板3上のパネル側端子14に接触する位置まで持ち運ばれる。このとき、切欠凹部22の長さL1は、曲げられた部分の延在部27がパネル用配線基板3の第2辺H2の外側へ出ないような長さに設定されている。こうすれば、パネル用配線基板3及び光源用配線基板7の取り扱いを容易にすることができる。
光源用配線基板7の光源側端子28がパネル用配線基板3のパネル側端子14に持ち運ばれてパネル側端子14に接触させられた後、図3に示すように、ハンダ31によって両端子28及び14が導電接続される。なお、ハンダ31による導電接続に代えて、パネル用配線基板3にコネクタを設け、光源側端子28をそのコネクタに差し込んで両端子を導電接続させても良い。また、光源用配線基板7側にコネクタを設け、パネル用配線基板3側のパネル側端子14をそのコネクタに差し込むようにしても良い。
光源用配線基板7側の光源側端子28とパネル用配線基板3のパネル側端子14との導電接続が完了した後、矢印Mで示すように、パネル用配線基板3が液晶パネル2へ向けて曲げられ、それに追従して光源用配線基板7が同じく矢印Mのように液晶パネル2へ向けて曲げられる。そして、図4に示すように、パネル用配線基板3及び光源用配線基板7が液晶パネル2の裏側、すなわち導光体4の裏面、すなわち光学要素11の裏面に当接する位置まで運ばれる。
光学要素11の裏面に当接したパネル用配線基板3及び光源用配線基板7は、両面粘着テープ、あるいはその他の接着手段によって、その当接状態に固定される。また、それに代えて、鎖線で示すケーシング32,32によって液晶表示装置1を外側から挟んで包囲することにより、パネル用配線基板3及び光源用配線基板7を曲げた状態に保持することもできる。以上により、液晶表示装置1が完成し、この液晶表示装置1が携帯電話機、携帯情報端末機等といった電子機器の所定の設置個所に設置される。
図2において、液晶表示装置1の周囲の外部光の強度が高い場合、液晶パネル2の内部に入った外部光が、予めその液晶パネル2の内部に設けた反射膜で反射して、その液晶パネル2の内部の液晶層に供給される。この反射光を利用して反射型表示を行うことができる。他方、液晶表示装置1の周囲の外部光の強度が低い場合、パネル用配線基板3に実装された電源ICから光源用配線基板7を介して光源6へ電力が供給されてその光源6が発光し、その光が光入射面4aから導光体4の内部へ導入される。導入された光は導光体4の内部を進む間に光学的条件が満たされたときに光出射面4bから面状の光となって液晶パネル2の内部の液晶層に透過光として供給される。この透過光によって透過型表示を行うことができる。
以上のようにして反射型又は透過型のいずれかによって液晶層に光が供給される間、図1の液晶パネル2の第2基板17上の各帯状電極に、基板張出し部19の両脇に在る駆動用IC21から走査信号が供給される。また同時に、液晶パネル2の第1基板16上の各画素電極に属するTFD素子に中央の駆動用IC21からデータ信号が供給される。これらの信号供給により、液晶層に印加される電圧がサブ画素ごとに制御され、これにより、液晶層内の液晶分子の配向がサブ画素ごとに制御され、これにより、液晶層を通過する光がサブ画素ごとに変調され、その結果、表示領域V内に文字、数字、図形等といった画像が表示されて矢印A方向から観察者によって視認される。
以上に説明した本実施形態では、光源用配線基板7の延在部27をパネル用配線基板3の第2辺H2を迂回させて配置したので、光源用配線基板7とパネル用配線基板3との2つの配線基板を矢印Mで示すように一緒に曲げたきに、光源用配線基板7の延在部27はその迂回部分で自由に変形できる。つまり、本実施形態では、光源用配線基板7の延在部27がその延在部27の延在方向に関してパネル用配線基板3に対して相対移動しながら、パネル用配線基板3と光源用配線基板7とが液晶パネル2の背面側へ向けて曲げられる。このため、その光源用配線基板7、ひいてはパネル用配線基板3に不要で過剰な応力が発生することを防止できる。
仮に、延在部27のパネル用配線基板3に対する相対移動方向が延在部27の延在方向ではなくて、その延在方向と交差する方向であるとすると、延在部27は、例えばS字形状のように複雑な形状にしなければならない。これに対し、本実施形態のように延在部27の相対移動方向を延在部27の延在方向とする場合には、その延在部27は、例えば直線状といった非常に簡単な形状にすることができ、それ故、パネル用配線基板3及び光源用配線基板7の両方を簡単な形状で形成でき、それらの基板の取り扱いも容易になる。
また、本実施形態では、図1に示したように、パネル用配線基板3の第2辺H2に切欠凹部22を設け、光源用配線基板7の延在部27の迂回部分がその切欠凹部22の中を通るようにしたので、延在部27を過剰に長くする必要が無くなり、それ故、光源用配線基板7等の取り扱いがより一層容易にできるようになった。
また、本実施形態では、切欠凹部22の中で迂回する延在部27の外縁がパネル用配線基板3の第2辺H2の外側へ張り出さないように、延在部27の長さ及び切欠凹部22の長さL1を設定したので、光源用配線基板7等の取り扱いがより一層容易にできるようになった。
また、本実施形態では、図4に示すように、パネル用配線基板3が曲がる部分と光源用配線基板7が曲がる部分との間隔K1は、第1透光性基板16の厚さと、光源6の厚さと、第1基板16と光源6との間に配置された光学要素9,10の厚さとの合計の長さ以上になっている。この長さはかなり大きな値である。両基板3,7が曲がる部分の間の間隔がこのように大きいということは、パネル用配線基板3と光源用配線基板7とを一緒に曲げたときにそれらの配線基板間で曲がり量に大きな差が生じて、それらの配線基板内に発生する内部応力が大きくなるおそれがあるということである。このようにパネル用配線基板と光源用配線基板との間で曲げに際して大きな内部応力が発生するおそれがある場合に、本実施形態のように光源用配線基板7に迂回部分を形成してその内部応力の発生を回避するようにすれば、配線基板に関して不良が発生するのを防止することに関して非常に有効である。
(電気光学装置の他の実施形態)
図5は、本発明に係る電気光学装置の他の実施形態を示している。この実施形態において、図1に示した先の実施形態と同じ構成要素は同じ符号を用いて示すことにして、その説明は省略する。図1に示した液晶表示装置1では、パネル用配線基板3の第2辺H2に光源用配線基板7の延在部27を通すための切欠凹部22を設けた。これに対し、図5に示す液晶表示装置41では、切欠凹部22に代えて、切欠部分が無くてパネル用配線基板3を表裏方向で貫通する貫通孔23を設けている。
この実施形態では、光源用配線基板7の延在部27が貫通孔23を通してパネル用配線基板3を貫通した後、延在部27の先端に設けた光源側端子28がパネル側端子14に接続される。この実施形態においても、パネル用配線基板3と光源用配線基板7とを矢印Mで示しように液晶パネル2の背面へ向けて同時に曲げたとき、光源用配線基板7の延在部27はその延在方向に関してパネル用配線基板3に対して相対移動し、これにより、両配線基板3,7の間に応力が発生することを防止している。
(電子機器の実施形態)
以下、本発明に係る電子機器を実施形態を挙げて説明する。なお、この実施形態は本発明の一例を示すものであり、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
図6は、本発明に係る電子機器の一実施形態を示している。ここに示す電子機器は、液晶装置121と、これを制御する制御回路120とを有する。制御回路120は、表示情報出力源124、表示情報処理回路125、電源回路126及びタイミングジェネレータ127によって構成される。そして、液晶装置121は液晶パネル122及び駆動回路123を有する。
表示情報出力源124は、RAM(Random Access Memory)等といったメモリや、各種ディスク等といったストレージユニットや、ディジタル画像信号を同調出力する同調回路等を備え、タイミングジェネレータ127により生成される各種のクロック信号に基づいて、所定フォーマットの画像信号等といった表示情報を表示情報処理回路125に供給する。
次に、表示情報処理回路125は、増幅・反転回路や、ローテーション回路や、ガンマ補正回路や、クランプ回路等といった周知の回路を多数備え、入力した表示情報の処理を実行して、画像信号をクロック信号CLKと共に駆動回路123へ供給する。ここで、駆動回路123は、走査線駆動回路やデータ線駆動回路と共に、検査回路等を総称したものである。また、電源回路126は、上記の各構成要素に所定の電源電圧を供給する。
液晶装置121は、例えば、図1及び図2に示す液晶表示装置1や、図5に示した液晶表示装置41を用いて構成できる。これらの液晶表示装置によれば、内蔵するパネル用配線基板及び光源用配線基板の取り扱いが容易になって、それらの配線基板を徒に損傷することが無くなって、配線基板に関する不良の発生が少なくなった。従って、この液晶表示装置を用いて構成された電子機器においても、液晶表示装置に関する不良の発生が非常に少なくなった。
次に、図7は、本発明に係る電子機器の他の実施形態である携帯電話機を示している。ここに示す携帯電話機130は、本体部131と、これに開閉可能に設けられた表示体部132とを有する。液晶装置等といった電気光学装置によって構成された表示装置133は、表示体部132の内部に配置され、電話通信に関する各種表示は、表示体部132において表示画面134によって視認できる。本体部131には操作ボタン136が配列されている。
表示体部132の一端部にはアンテナ137が伸縮自在に取付けられている。表示体部132の上部に設けられた受話部138の内部には、図示しないスピーカが配置される。また、本体部131の下端部に設けられた送話部139の内部には図示しないマイクが内蔵されている。表示装置133の動作を制御するための制御部は、携帯電話機の全体の制御を司る制御部の一部として、又はその制御部とは別に、本体部131又は表示体部132の内部に格納される。
表示装置133は、例えば、図1及び図2に示す液晶表示装置1や、図5に示す液晶表示装置5を用いて構成できる。これらの液晶表示装置によれば、内蔵するパネル用配線基板及び光源用配線基板の取り扱いが容易になって、それらの配線基板を徒に損傷することが無くなって、配線基板に関する不良の発生が少なくなった。従って、この液晶表示装置を用いて構成された電子機器においても、液晶表示装置に関する不良の発生が非常に少なくなった。
(変形例)
なお、電子機器としては、以上に説明した携帯電話機等の他にも、パーソナルコンピュータ、液晶テレビ、ビューファインダ型又はモニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話機、POS端末器等が挙げられる。
(その他の実施形態)
以上、好ましい実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はその実施形態に限定されるものでなく、請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々に改変できる。
例えば、図1に示した実施形態では、パネル用配線基板3の第2辺H2に切欠凹部22を設け、光源用配線基板7の延在部27をその切欠凹部22の中で第2辺H2を迂回させるようにした。しかしながら、本発明の別の実施形態では、第2辺H2に切欠凹部22を設けることなく、延在部27が直線状の第2辺H2を迂回するように構成しても良い。この場合には、迂回する延在部27が第2辺H2の外側に張り出すことになるので、延在部27を引っ掛けてこれを損傷しないように、パネル用配線基板3及び光源用配線基板7の取り扱いに少し注意が必要になるかもしれない。
また、図1に示した実施形態では、フレーム8の1つの側壁の端縁に開放部29を設けてパネル用配線基板3を外部へ引き出し、同じ側壁の他の端縁に切欠開口30を設けて光源用配線基板7を外部へ引き出すように構成したが、配線基板の外部への引き出し方法はこの方法に限定されるものではない。
また、図1に示した実施形態では、液晶表示装置に本発明を適用したが、本発明は液晶表示装置以外の電気光学装置、例えば、EL装置、プラズマディスプレイ装置、その他のフラットパネルディスプレイにも適用できる。
電気光学装置の一例である液晶表示装置に本発明を適用した場合の実施形態を分解状態で示す斜視図である。 図1の装置を組み立てた状態を示す斜視図である。 図2のD−D線に従った断面図である。 最終的に組み立てられた液晶表示装置の断面図である。 本発明に係る電気光学装置の他の実施形態を示す分解斜視図である。 本発明に係る電子機器の一実施形態を示すブロック図である。 本発明に係る電子機器の他の実施形態を示す斜視図である。
符号の説明
1.液晶表示装置(電気光学装置)、 2.液晶パネル(電気光学パネル)、
3.パネル用配線基板、 4.導光体、 4a.光入射面、 4b.光出射面、
6.LED(光源)、 7.光源用配線基板、 8.フレーム、 9,11.光学要素、
10.粘着/遮光シート、 12.シール材、 14.パネル側端子、
16.第1基板、 17.第2基板、 18a,18b.偏光板、 19.張出し部、
21.駆動用IC、 22.切欠凹部、 23.貫通孔、 26.光源実装部、
27.延在部、 28.光源側端子、 29.開放部、 30.切欠開口、
31.ハンダ、 32.ケーシング、 E1,E2.端縁、 H1.第1辺、
H2.第2辺、 K1.間隔、 S1.表面、 W1,W2.幅

Claims (9)

  1. 電気光学パネルと、
    該電気光学パネルに接続されていて該電気光学パネルの背面側へ向けて曲げられたパネル用配線基板と、
    前記電気光学パネルへ供給する光を発する光源と、
    前記曲げられたパネル用基板と前記電気光学パネルとの間に配置されていて前記光源が実装された光源用配線基板とを有し、
    前記パネル用配線基板は前記光源用配線基板に対向する面と反対側の面にパネル側端子を有し、
    前記光源用配線基板は、前記光源が実装された光源実装部と、該光源実装部から延びる延在部と、該延在部に設けられた光源側端子とを有し、
    該光源側端子は該パネル側端子に接続され、
    前記延在部は、該延在部の延在方向に関して前記パネル用配線基板に対して相対移動しながら、前記パネル用配線基板と共に前記電気光学パネルの背面側へ向けて曲げられる
    ことを特徴とする電気光学装置。
  2. 請求項1記載の電気光学装置において、
    前記延在部は、前記パネル用配線基板のうちの前記電気光学パネルへ接続された第1辺とは反対側の第2辺を迂回して前記光源側端子を前記パネル側端子へ当接させて該光源側端子は該パネル側端子に接続されることを特徴とする電気光学装置。
  3. 請求項2記載の電気光学装置において、
    前記パネル用配線基板のうちの前記光源用配線基板の延在部が迂回する部分には該延在部の幅よりも広い幅を有する切欠凹部が設けられ、
    前記延在部は当該切欠凹部を通って前記パネル用配線基板を迂回する
    ことを特徴とする電気光学装置。
  4. 請求項3記載の電気光学装置において、前記切欠凹部の長さは前記パネル用配線基板を迂回した前記延在部が前記パネル用配線基板の前記第2辺の外側へ出ない長さであることを特徴とする電気光学装置。
  5. 請求項1記載の電気光学装置において、
    前記パネル用配線基板に貫通孔が設けられ、
    前記延在部は、前記貫通孔を通って前記光源側端子を前記パネル側端子へ当接させて該光源側端子は該パネル側端子に接続されることを特徴とする電気光学装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の電気光学装置において、前記延在部は直線状に延びることを特徴とする電気光学装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の電気光学装置において、
    前記電気光学パネルは少なくとも1つの透光性基板を有し、
    前記パネル用配線基板が曲がる部分と前記光源用配線基板が曲がる部分との間隔は、前記透光性基板の厚さと、前記光源の厚さと、該透光性基板と該光源との間に配置された光学要素の厚さとの3つの厚さの合計の長さ以上である
    ことを特徴とする電気光学装置。
  8. 請求項7記載の電気光学装置において、
    前記電気光学パネルと、前記光源と、該光源で発生した光を面状の光に変換して前記電気光学パネルへ向けて出射する導光体とを収容する支持部材をさらに有し、
    前記パネル用配線基板は前記支持部材の1つの側壁の一方の端縁に設けた開放部を通して外部へ引き出されて曲げられ、
    前記光源用配線基板の延在部は前記支持部材の側壁の他方の縁端に設けた切欠穴を通して外部へ引き出されて曲げられる
    ことを特徴とする電気光学装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1つに記載の電気光学装置を有することを特徴とする電子機器。
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