JP4432549B2 - 電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、パーソナルコンピュータや携帯電話機等に用いられる電気光学装置及びその電気光学装置を用いた電子機器に関する。
従来、パーソナルコンピュータや携帯電話機等といった電子機器の表示装置として液晶装置等の電気光学装置があり、その液晶装置の光源として自然光やバックライト等が用いられている。
ところが、電子部品例えば液晶駆動用IC等をガラス基板の張り出し部に実装するCOG(Chip On Glass)等において、その液晶駆動用IC等が光源としての自然光やバックライトユニット等の光により誤動作することがあり、その光誤動作を防止する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−242445号公報(段落[0002]から[0008]、図3)。
しかしながら上述の方法により液晶駆動用IC等の自然光やバックライトユニット等の光による誤動作を防止できると共にその製造工程も減少させることは可能となったが、一方で、表示領域の拡大と外形のよりいっそうの小型化から、バックライトユニット等の照明装置を構成するプリズムシート等の光学部材を接着固定する領域が小さくなり、電子機器の外部衝撃等によりプリズムシート等の光学部材が外れたり、位置ずれしたりするという問題が生じた。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされるもので、照明装置を構成するプリズムシート等の光学部材の接着強度を強化し外部衝撃等により位置ズレ等し難い電気光学装置及びその電気光学装置を用いた電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の主たる観点に係る電気光学装置は、第1の基板と、前記第1の基板に電気光学材料を挟んで対向し前記第1の基板から張り出した第1の張り出し領域を備えた第2の基板と、前記第1の基板に接着された第3の基板と、前記第3の基板に接着された光学部材とを有する電気光学装置において、前記第3の基板は、前記第1の基板から張り出しており前記第1の張り出し領域に平面的に重なる第2の張り出し領域を備え、前記光学部材は照明装置を構成する部材であり、少なくとも前記第2の張り出し領域に重なる領域で前記第3の基板と接着されていることを特徴とする。
ここで、「照明装置」とは、バックライトユニットやフロントライトユニット等をいい、「光学部材」とは、バックライトユニット等を構成するプリズムシート、拡散シートや導光板等のことをいう。
本発明は、第3の基板が第1の基板から張り出しており第2の基板の第1の張り出し領域に平面的に重なる第2の張り出し領域を備え、光学部材が少なくとも該第2の張り出し領域に重なる領域で第3の基板と接着されているので、例えば第1の基板の有効表示領域以外の狭い領域で光学部材が接着されている場合に比較し接着面積をより広くすることができ、光学部材等を液晶パネル等に強固に接続できる。
本発明の一の形態によれば、前記第1の張り出し領域と前記第2の張り出し領域との間には、モールド材が充填されていることを特徴とする。これにより、例えば第1の張り出し領域に電子部品を実装する場合に、電極や電極と電子部品との電気的接続をごみや水分等から保護することができると共に、第3の基板を固定しより光学部材の接着強度を強化できる。
本発明の一の形態によれば、前記第3の基板は、偏光板であることを特徴とする。これにより、第3の基板として新たに部品を増やすことなく光学部材をより広い面積で接着固定することが可能となる。なお、第3の基板が透明なガラス基板である場合であっても、接着面積をより広くすることができ、光学部材等を液晶パネル等に強固に接続できる。
本発明の一の形態によれば、前記第1、第2及び第3の基板は矩形状であり、前記第3の基板は、前記第2の張り出し領域側の第1の辺と、前記第1の辺とは異なる辺側に前記第2の基板から張り出した第3の張り出し領域とを備えていることを特徴とする。これにより、第3の張り出し領域でも光学部材を接着固定することが可能となり、接着面積を更に増大させ光学部材の接着強度を強化できる。
本発明の一の形態によれば、前記第1の基板は、前記第2、第3の張り出し領域側の辺とは異なる辺で、且つ、前記光学部材との位置合わせの基準に用いられる基準辺を備えていることを特徴とする。これにより、第2、第3の張り出し領域が基準辺側に張り出していないので、例えば第1の基板と光学部材との位置合わせが容易となる。
本発明の一の形態によれば、前記第3の基板は、前記光学部材との位置合わせの基準に用いられる基準辺を備えていることを特徴とする。これにより、第3の基板と光学部材との位置合わせが容易となる。
本発明の他の観点にかかる電子機器は、上述の電気光学装置を備えていることを特徴とする。
本発明は、光学部材が少なくとも該第2の張り出し領域と重なる領域で第3の基板と接着されプリズムシート等の光学部材の接着強度を強化し、外部衝撃等により位置ズレ等し難い電気光学装置を備えるので、製造コストの低減と品質の高い電子機器を提供することができる。
以下、本発明に実施形態を図面に基づき説明する。なお、以下実施形態を説明するにあたっては、電気光学装置の例として液晶装置、具体的には反射半透過型のパッシブマトリックス方式の液晶装置、またその液晶装置を用いた電子機器について説明するが、これに限られるものではない。また、以下の図面においては各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等が異なっている。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る液晶装置1の分解斜視図、図2は図1のA−A線断面図(液晶駆動用ICは切断していない。)、図3は偏光板に両面テープを貼り付けた状態の説明図及び図4は液晶駆動用ICの実装がCOFの場合の断面図である。
(液晶装置の構成)
液晶装置1は、例えば図1に示すように液晶パネル2と、当該液晶パネル2に接続された回路基板3及び光学部材であるプリズムシート等により構成される照明装置4を有する。ここで、液晶装置1には、照明装置4の他にもその他の付帯機構が必要に応じ付設される(図示しない)。
液晶パネル2は、図1及び図2に示すようにシール材5を介して貼り合わされた一対の基板である第1の基板6及び第2の基板7と、両基板の隙間に封入された電気光学材料、例えばSTN(Super Twisted Nematic)型の液晶8とを有する。
第1の基板6には、例えば図1及び図2に示すように液晶側表面に複数のコモン電極9が所定のパターンで形成されており、そのコモン電極9の上(液晶側)にはオーバーコート層10が形成され、更にその上に配向膜11が形成されている。また、第1の基板6の外側(液晶8と反対側)には第3の基板である第1の偏光板12等が配置されている。
一方、第2の基板7には、例えば図1及び図2に示すように液晶側表面に、複数のセグメント電極14が所定のパターンで形成されており、そのセグメント電極14の上にはオーバーコート層15が形成され、更にその上に配向膜16が形成されている。また、第1の基板6の外側(液晶8と反対側)には第2の偏光板17等が配置されている。
なお、第1の基板6及び第2の基板7のいずれか一方の内側表面には図示しないが必要に応じて下地層、反射層、着色層及び光遮蔽層等を形成する。
ここで、第1の基板6及び第2の基板7は、図1及び図2に示すように例えばガラスや合成樹脂といった光透過性材料から形成された板状部材であり、第2の基板7は第1の基板6に対し外側へ(図2中のY軸方向)張り出した第1の張り出し領域である第1の張り出し部18を有している。
コモン電極9は、例えばITO(Indium Tin Oxide)の透明導電材料により形成されており、図1及び図2に示すように一方向(図中のX軸方向)で平行になるようにストライプ形状で複数形成されている。
また、セグメント電極14はコモン電極9と同様にITO等の透明導電材料でストライプ状に複数形成されているが、図1及び図2に示すようにコモン電極9と交差するように図中のY軸方向に形成されている。これらのコモン電極9及びセグメント電極14が交差する所が像を表示する画素となる。
更にオーバーコート層10,15は例えば酸化ケイ素、酸化チタン又はこれらの混合物により形成され、配向膜11,16は例えばポリイミド系樹脂により形成されている。
また、第1及び第2の偏光板12,17は例えば高分子型薄膜偏光フイルムにより形成されており、第1の偏光板12は図1、図2及び図3に示すように第1の基板6の外側(液晶8と反対側)に貼着されている。
更に第1の偏光板12は、第1の基板6の一辺13から図中のY軸方向に張り出していて、略第1の張り出し部18に平面的に重なるように第2の張り出し領域である第2の張り出し部19を有する。
ここで、第2の張り出し部19の張り出し領域と第1の張り出し部18の張り出し領域は必ずしも一致する必要はなく例えば第2の張り出し部19の張り出し長さ(図中のC)の方が、第1の張り出し部18の張り出し長さより短い場合や逆に長い場合であってもよい。これにより、より多種多様な液晶装置に適用できる。
また、第1の偏光板12は後述するプリズムシート等と略同じ大きさに形成されている。これにより、プリズムシート等の照明装置4の光学部材をより広い面積で接着固定できる。
第2の偏光板17は、例えば図1及び図2に示すように第1の基板6の一辺13にあわせて配置してもいいし、第2の基板7全体に重なるように配置してもよい。これにより、第2の基板側からの外光による電子部品等への影響を減少させることができる。
尚、図1及び図2ではコモン電極9及びセグメント電極14等を判り易くするために各電極等の間隔を実際より広く模式的に表しているが、実際は非常に狭い間隔で多数本形成されている。
次に、第1の張り出し部18は例えば図1及び図2に示すようにコモン電極9及びセグメント電極14がシール材5で囲まれる領域(以下「液晶領域」という。)から当該第1の張り出し部18に延びている電極部分であるコモン電極用配線20及びセグメント電極用配線21、その各電極用配線に例えば液晶駆動用電流を供給する電子部品である液晶駆動用IC22等を有する。
また、第1の張り出し部18は液晶駆動用IC22の実装面に対応する第2の基板7上の実装領域内に設けられた電極用端子23、更に回路基板3からの電流を液晶駆動用IC22に入力する複数の入力用端子24を有する。この電極用端子23はコモン電極用配線20及びセグメント電極用配線21に夫々電気的に接続されている。
更に第1の張り出し部18は、回路基板3からの電流を受取る外部用端子25、その外部からの電流を入力用端子24に供給する入力用配線26等を有する。
尚、コモン電極用配線20及びセグメント電極用配線21は例えばコモン電極9及びセグメント電極14と同様ITO等の透明導電材料で形成されている。
液晶駆動用IC22は、例えば回路基板3及び入力用配線26を介して表示画像等に関わる各種の信号を受信すると、この信号に応じた駆動信号を生成するものであり、その駆動信号はコモン電極用配線20及びセグメント電極用配線21に供給される。
また、液晶駆動用IC22は例えば第1の張り出し部18への実装面である裏面に電極用端子23と入力用端子24とに電気的に接続するための複数のバンプ27を有する。この電気的接続には電極用端子23及び入力用端子24とバンプ27との間にACF(Anisotropic conductive film)28を介して行われている。
次に、回路基板3には図2に示すようにベース基材29の上に配線パターン30等が形成、実装されている。
ここで、ベース基材29は可撓性を有するフイルム状の部材であり、配線パターン30は例えば銅等から形成されていて、第1の張り出し部側の端に接続用端子(図示しない)が形成されている。その接続用端子は外部用端子25に外部接続用ACF31を介して電気的に接続されている。なお、外部接続用ACF31はACF28とほとんど同様の構成であるが、必要に応じて導電粒子の大きさ等を変えてある。
更に照明装置4は、例えば図1、図2及び図3に示すように液晶パネル2に光を供給するバックライトユニットであり、光源33、導光板34、2枚のプリズムシート44,44、拡散シート45及び(図示しない)反射抑制フイルム等を有する。また、例えば図1、図2及び図3に示すようにプリズムシート44等の光学部材を第1の偏光板12に接着固定する両面接着テープ32を有する。
ここで、光源33は例えばLED(Light Emitting Diode)が用いられ、図1に示すように導光板34の第1の張り出し部側と反対側に配置されている。
また、導光板34は光源33から射出された光を例えば拡散シート45の全体に照射させるものであり、図1及び図2に示すように第1の基板6から張り出し、第2の基板7及びプリズムシート44等と略同じ大きさに形成されている。
更に両面接着テープ32は、例えば図1、図2及び図3に示すように第1の偏光板12の外側(液晶側と反対側)表面に第2の張り出し部側とその反対側とに、丁度有効表示領域を避けるように、一方の接着面が貼り付けられている。
具体的には、図3に示すようにY軸方向でBの範囲であり、かつ、X軸方向でDの範囲が、実際に表示に関与する有効表示領域であるとすると、図面上有効表示領域の左側の斜線領域が張り出し部側の反対側の両面接着テープ32である。これに対し、図面上有効表示領域の右側の斜線領域が張り出し部側の両面接着テープ32となる。これにより、従来無かった第2の張り出し部19にも両面接着テープ32を貼着できるので、より接着強度を高めることが可能となる。
また、両面接着テープ32の第1の偏光板側と反対側の接着面には、例えば図1及び図2に示すようにプリズムシート44,44が貼着されており、その上に拡散シート45、導光板34等が配置されている。
更に拡散シート45は、拡散により均一な光を射出するものであり、プリズムシート44は拡散シート45から射出される光の輝度を向上させ液晶パネル2の第1の偏光板12に照射するものである。
尚、両面接着テープ32は遮光性を有するものであってもよい。これにより、液晶駆動用IC22への光の影響をより軽減できる。
また、上述の説明では液晶駆動用IC22が第1の張り出し部18に実装されているCOGを説明したがこれに限られるわけではなく、例えば図4に示すようにフレキシブル基板37に液晶駆動用IC22が実装されているCOF(Chip On Film)であってもよい。
この場合は、第1の張り出し部18には例えば図4に示すようにセグメント電極用配線21と入力用端子24等が形成されており、その入力用端子24に外部接続用ACF31を介してフレキシブル基板37の配線パターン30の図示しない接続用端子が電気的に接続されている。そして、該配線パターンの液晶パネル側と反対側には、図示しない接続用端子がACF28を介し液晶駆動用IC22の実装面に設けられた出力側のバンプ27に電気的に接続されている。
同様に、ACF28を介し液晶駆動用IC22の実装面に設けられた入力側のバンプ27には、図示しない接続用端子及び配線パターン30が電気的に接続されている。
また、フレキシブル基板37の配線パターン30は基材であるベース基材29上に所定のパターンで形成されている。
更に第1の偏光板12の第2の張り出し部19は、例えば第1の張り出し部18に液晶駆動用IC22が実装されている場合に比べその張り出し長さ(図4中のC)は短くなっているが、その第2の張り出し部19にも両面接着テープ32によりプリズムシート等が接着固定されるので、より接着面積が大きくなりプリズムシート等の光学部材を有する照明装置4が液晶装置1に安定的に固定されることとなる。
(液晶装置の製造方法)
次に、液晶装置1の製造方法を簡単に説明する。
まず、第1の基板6上にコモン電極9の材料であるITO等をスパッタリング法により被着し、フォトリソグラフィ法によってパターニングして図1及び図2に示すようにX軸方向でストライプ状に、コモン電極9を形成する。また、その上にオーバーコート層10を形成し、更にその上に配向膜11を形成し、ラビング処理を施して第1の基板側を形成する。
次に、第2の基板7上に同様にしてセグメント電極14を図1及び図2に示すようにY軸方向にストライプ状に形成し、更にオーバーコート層15及び配向膜16を形成し、第2の基板側を形成する。尚、このセグメント電極14を形成する際に、第1の張り出し部18のコモン電極用配線20及びセグメント電極用配線21、入力用配線26等を同時に形成してもよい。
そして、第1の基板6上にギャップ材35をドライ散布等により散布し、シール材5を介して第1の基板6と第2の基板7とを貼り合わせる。その後、シール材5の開口部から液晶8を注入し、シール材5の開口部を紫外線硬化性樹脂等の封止材によって封止する。
次に、ACF28を例えば図2に示すように第1の張り出し部18の液晶駆動用IC22の実装領域に電極用端子23及び入力用端子24等を覆うように配置し、貼着する。更にそのACF28の上に該電極用端子等に対応してバンプ27が位置するように液晶駆動用IC22を配置し、該液晶駆動用IC22を押圧しACF28を加熱する。これにより、バンプ27と電極用端子23及び入力用端子24との間に導電粒子が挟まれ、単一方向の導電性を持ち、電気的に接続される。
また、回路基板3上に必要な電子部品等を実装し、回路基板3の配線パターン30に電気的に接続された接続用端子を外部接続用ACF31を介して外部用端子25に電気的に接続させる。
更に第1の偏光板12を第1の基板6の外側(液晶側の反対側)の表面に図1及び図2の示すように貼着する。また、第2の偏光板17を第2の基板7の外側(液晶側の反対側)の表面に図1及び図2の示すように貼着する。
また、第1の偏光板12の液晶側と反対側表面の所定の位置、例えば図1、図2及び図3に示すように有効表示領域を避けるように第2の張り出し部19の全面及び液晶領域の一部とその反対側端部付近(図3の左側斜線部分)とに両面接着テープ32を貼り付け、その上に2枚のプリズムシート44,44を配置し貼着する。更にその上に拡散シート45、導光板34をその順に配置する。更に光源33等を取り付け、照明装置4の取り付けが終了する。
そして最後に、その他のケース体等を取り付け電気光学装置である液晶装置1が完成する。
このように本実施形態によれば、第1の偏光板12が第1の基板6から張り出し第1の張り出し部18に平面的に重なる第2の張り出し部19を備え、プリズムシート等の光学部材は、少なくとも該第2の張り出し部19に重なる領域で第1の偏光板12と接着されているので、例えば該第2の張り出し部19を除く第1の基板6の有効表示領域以外の狭い領域で、プリズムシート等の光学部材が接着されている場合に比較し接着面積をより広くすることができ、プリズムシート等の光学部材等を液晶パネル2等に強固に接続できる。
(第2の実施形態)
次に、本発明に係る液晶装置の第2の実施形態について説明する。本実施形態においては、第1の張り出し部と第2の張り出し部との間にモールド材が充填されている点で第1の実施形態と異なるのでその点を中心に説明する。尚、第1の実施形態の構成要素と共通する構成要素については、第1の実施形態の構成要素と同一の符号を付しその説明を省略する。
図5は本発明の第2の実施形態に係る液晶装置101の第1の張り出し部付近の断面説明図である。
(液晶装置の構成)
図5に示すように例えば第1の張り出し部18と第2の張り出し部19との間に第1の張り出し部18に実装された液晶駆動用IC22も覆うようにシリコン等のモールド材36が、充填されている。少なくとも液晶駆動用IC22の実装面の反対側面と第2の張り出し部19の第1の張り出し部18に向かい合う面との間にモールド材36が、充填されていることが好ましい。勿論、第1の実施形態でも説明したように第1の張り出し部18に液晶駆動用IC22が実装されていない場合(図4)も、その第1の張り出し部18と第2の張り出し部19との間にモールド材36を充填してもよい。
(液晶装置の製造方法)
本実施形態に係る液晶装置の製造方法は、略第1の実施形態と同様であるが第1の張り出し部18と第2の張り出し部19との間にモールド材36を充填する点が異なるのでその点を簡単に説明する。
例えば第1の基板6と第2の基板7とを貼り合わせ、液晶駆動用IC22を実装し、回路基板3を接続した後、第1及び第2の偏光板12,17を貼り付ける。そして、その第1の偏光板12の液晶側と反対側表面の所定の位置に両面接着テープ32を貼り付け、その上に2枚のプリズムシート44,44を貼着し、拡散シート45、導光板34をその順に配置する。更に光源33等を取り付け照明装置4の取り付けが終了した後に、ディスペンサ等でシリコン等のモールド材36を第1の張り出し部18と第2の張り出し部19との間に充填する。
最後にその他のケース体等を取り付け電気光学装置である液晶装置101が完成する。
このように本実施形態によれば、第1の張り出し部18と第2の張り出し部19との間にモールド材36を充填することとしたので、例えば第1の張り出し部18に電子部品を実装する場合に電極や電極と電子部品との電気的接続をごみや水分等から保護することができると共に、第1の偏光板12を固定しよりプリズムシート等の光学部材の接着強度を強化できる。
(第3の実施形態)
次に、本発明に係る液晶装置の第3の実施形態について説明する。本実施形態においては、第2の張り出し部以外に更に第3の張り出し部が形成されている点で第1の実施形態と異なるのでその点を中心に説明する。尚、第1の実施形態の構成要素と共通する構成要素については、第1の実施形態の構成要素と同一の符号を付しその説明を省略する。
図6は本発明の第3の実施形態に係る液晶装置201の分解斜視図、図7は図6のF−F線断面図(液晶駆動用ICは切断していない。)、図8は偏光板に両面接着テープを貼り付けた状態の説明図及び図9は第1の偏光板の全ての辺に張り出し部を設けた場合の説明図である。
(液晶装置の構成)
第1及び第2の基板6,7は、例えば図6に示すように夫々矩形でありその長辺方向が互いに直交するように重ねられ、シール材5により貼り合わされている。これにより、第1及び第2の基板6,7は、第2の基板7による第1の張り出し部18と第1の基板6が第2の基板7に対し外側へ(図6中のX軸方向)張り出した第1の基板張り出し部38とを有する。
また、第1及び第2の基板6,7の液晶と反対側面には、夫々矩形に形成された第1及び第2の偏光板12,17が貼着されている。
ここで、第1の偏光板12は例えば図8に示すように第1の基板6の一辺13から図中のY軸方向にCだけ張り出して、略第1の張り出し部18に平面的に重なるように第2の張り出し領域である第2の張り出し部19を有する。
また、第1の偏光板12は当該第2の張り出し部19の張り出し方向(図8中のY軸方向)の張出し領域側の第1の辺39とは異なる辺側、例えば図8で上側の長辺40側の方向(図8中のX軸方向)に第2の基板7から張り出した第3の張り出し領域である第3の張り出し部41を有する。
更に第3の張り出し部41は、第1の基板張り出し部38に重なるように形成されているが、第2の張り出し部19と同様、第3の張り出し部41の張り出し領域と第1の基板張り出し部38の張り出し領域とは必ずしも一致するものではなく、例えば第3の張り出し部41の張り出し長さ(図8中のE)の方が、第1の基板張り出し部38の張り出し長さより短い場合や逆に長い場合であってもよい。これにより、より多種多様な液晶装置に適用できる。
また、第1の偏光板12は例えば図6に示すようにプリズムシート44等と略同じ大きさに形成されている。これにより、プリズムシート44等の光学部材をより広い面積で接着固定できる。
第2の偏光板17は、例えば図6及び図7に示すように第1の基板6の一辺13にあわせて配置してもいいし、第2の基板7全体に重なるように配置しても良い。これにより、第2の基板側からの外光による電子部品等への影響を減少させることができる。
次に、第1の張り出し部18は例えば図6に示すようにセグメント電極14がシール材5で囲まれる液晶領域から当該第1の張り出し部18に延びている電極部分であるセグメント電極用配線21、その電極用配線に例えば液晶駆動用電流を供給する電子部品であるセグメント用液晶駆動用IC222a等を有する。
また、第1の張り出し部18はセグメント用液晶駆動用IC222aの実装面に対応する第2の基板7上の実装領域内に図示しない電極用端子及び入力用端子等を有し、その電極用端子はセグメント電極用配線21に電気的に接続されている。
更に第1の張り出し部18は、回路基板203からの電流を受け取る図示しない外部用端子及び入力用配線等を有する。
また、セグメント用液晶駆動用IC222aは例えば実装面である裏面に電極用端子と入力用端子とに電気的に接続するための複数の図示しないバンプ27を有し、この電気的接続には電極用端子及び入力用端子とバンプ27との間に図示しないACF28を介して行われている。
次に、第1の基板張り出し部38は例えば図6及び図7に示すようにコモン電極9がシール材5で囲まれる液晶領域から当該第1の基板張り出し部38に延びている電極部分であるコモン電極用配線20、その電極用配線に例えば液晶駆動用電流を供給する電子部品である2つのコモン用液晶駆動用IC222b等を有する。
また、第1の基板張り出し部38は例えば図7に示すようにコモン用液晶駆動用IC222bの実装面に対応する第1の基板6上の実装領域内に電極用端子23、更に回路基板203からの電流をコモン用液晶駆動用IC222bに入力する複数の入力用端子24を有する。この電極用端子23はコモン電極用配線20に電気的に接続されている。
更に第1の基板張り出し部38は、回路基板203からの電流を受け取る図示しない外部用端子及び入力用配線26等を有する。
また、コモン用液晶駆動用IC222bは例えば第1の基板張り出し部38への実装面である裏面に電極用端子23と入力用端子24とに電気的に接続するための複数のバンプ27を有する。この電気的接続には電極用端子23及び入力用端子24とバンプ27との間にACF28を介して行われている。
ここで、セグメント用液晶駆動用IC222a、コモン用液晶駆動用IC222bは例えば回路基板203及び入力用配線を介して表示画像等に関わる各種の信号を受信すると、この信号に応じた駆動信号を生成するものであり、その駆動信号はセグメント電極用配線21へはセグメント用液晶駆動用IC222aが、コモン電極用配線20へはコモン用液晶駆動用IC222bが夫々供給する。
次に、回路基板203は図6に示すようにベース基材29の上に配線パターン30等が形成、実装され、液晶パネル側端部が第1の張り出し部18と第1の基板張り出し部38とに2つに分かれて接続されている。
ここで、配線パターン30は図6に示すように第1の張り出し部側の端と第1の基板張り出し部側の端とで夫々図示しない接続用端子が形成されており、その接続用端子は外部接続用ACF31を介して第1の張り出し部18及び第1の基板張り出し部38の夫々の図示しない外部用端子に電気的に接続されている。
更に照明装置4の両面接着テープ32は、例えば図6、図7及び図8に示すように第1の偏光板12の外側(液晶側と反対側)表面に第2の張り出し部側とその反対側及び第3の張り出し部側とに、丁度有効表示領域を避けるように、一方の接着面が貼り付けられている。
具体的には、図8に示すようにY軸方向でBの範囲であり、かつ、X軸方向でDの範囲が実際に表示に関与する有効表示領域であるとすると、第1の偏光板12の全体領域から当該有効表示領域等を除いた斜線領域が両面接着テープ32の部分となる。これにより、従来無かった第2の張り出し部19のみならず、更に第3の張り出し部41にも両面接着テープ32を貼着できるので、より接着面積を広くし接着強度を向上させることができる。
尚、図8では図中の有効表示領域の下側の長辺付近では両面接着テープ32を貼着していないが、その部分にも有効表示領域を避けるように両面接着テープ32を貼着してもよい。これにより、更に導光板等の照明装置4を強固に接着できる。
また、第1の基板6の第2の張り出し領域である第2の張出し部19側の一辺13と第3の張り出し領域である第3の張り出し部41側の辺である辺46とは異なる辺、例えば図6に示すようにY軸方向と平行な辺で図中の左側の辺は、光学部材であるプリズムシート44等との位置合わせする際の基準となるものであり基準辺42となる。
これにより、第1の偏光板12の第3の張り出し部41は、この基準辺42に対応する第1の偏光板12の辺の丁度反対側の辺40(図6中のY軸方向に平行な右側の辺)側に張り出していることになり、基準辺側に張り出していない。また、第2の張出し部19も同様に基準辺側に張り出しておらず、光学部材であるプリズムシート等の液晶パネル2への位置合わせが容易となる。
更に第3の基板である第1の偏光板12の張出し部に遮光性があれば、張出し部に平面的に重なる領域に設けられたICの遮光をすることができる。例えば、第3の張り出し部41でコモン用液晶駆動用IC222bの遮光をすることもできる。勿論、当該張出し部に重なる領域で貼着された両面接着テープ32に遮光性を持たせてもよい。これにより、IC等への光の影響を軽減できる。
更に上述の第1の偏光板12では、図6に示すように第3の張り出し部41は矩形状の一辺にのみ張り出していたがこれに限られるものではなく、例えば図9に示すように既に張り出している第2の張り出し部19の張り出し領域側の第1の辺39とは異なる辺側に全ての方向に張り出したものでもよい。
具体的には例えば図9に示すように第3の基板である第1の偏光板12は、第2の張り出し部19として図中のY軸右方向(第1の辺39側方向)に張り出し長さCだけ張り出しており、その反対側の辺側の方向にやはり張り出し長さCだけ張り出し、かつ、図中のX軸方向に上側の長辺40側の方向及び逆方向に夫々張り出し長さEだけ張り出している。
また、その場合の照明装置4の両面接着テープ32は、例えば図9に示すように第1の偏光板12の外側(液晶側と反対側)表面に、第2の張り出し部側と第3の張り出し部側とに、丁度有効表示領域を避けるように、一方の接着面が貼り付けられている。
具体的には、図9に示すようにY軸方向でBの範囲であり、かつ、X軸方向でDの範囲が実際に表示に関与する有効表示領域であるとすると、第1の偏光板12の全体領域から当該有効表示領域を除いた斜線領域が両面接着テープ32の部分となる。これにより、更に面積を大きくした第3の張り出し部41にも両面接着テープ32を貼着できるので、より接着面積を広くし接着強度を向上させることができる。
また、第1の偏光板12は例えば図9に示すようにY軸方向と平行な辺で図中の下側の辺に、光学部材であるプリズムシート等と第1の偏光板12とを位置合わせする際の基準となるものである基準辺43を有する。
尚、第1の実施形態と同様に図4に示すようなフレキシブル基板にセグメント用液晶駆動用IC222aやコモン用液晶駆動用IC222bを実装するCOFであってもよい。
また、第2の実施形態と同様に第1の張り出し部18と第2の張り出し部19との間にモールド材36を充填してもよい。これにより、よりプリズムシート等の光学部材を強固に接着固定できる。
(液晶装置の製造方法)
本実施形態に係る液晶装置の製造方法は、略第1の実施形態と同様であるが第3の張り出し部を有する点で異なるのでその点を中心に説明する。
第1の基板6と第2の基板7とを貼り合せて液晶8を注入し封止した後、ACF28を例えば図7に示すように第1基板張り出し部38のコモン用液晶駆動用IC222bの実装領域に電極用端子23及び入力用端子24等を覆うように配置し、貼着する。更にそのACF28の上に該電極用端子等に対応してバンプ27が位置するようにコモン用液晶駆動用IC222bを配置し、該コモン用液晶駆動用IC222bを押圧しACF28を加熱する。これにより、バンプ27と電極用端子23及び入力用端子24との間に導電粒子が挟まれ、単一方向の導電性を持ち、電気的に接続される。尚、セグメント用液晶駆動用IC222aの第1の張り出し部18への実装も同様である。
また、第1の偏光板12への両面接着テープ32の貼着は、例えば図8に示すように第1の偏光板12の全体領域からY軸方向がBの範囲であり、かつ、X軸方向がDの範囲である有効表示領域等を除いた斜線領域になされる。そして、その両面接着テープ32の第1の偏光板12への貼着面と反対側に図6及び図7に示すように2枚のプリズムシート44,44を貼着し、拡散シート45、導光板34をその順に配置する。更に光源33等を取り付け、照明装置4の取り付けが終了する。
そして最後に、そのほかのケース体等を取り付け、電気光学装置である液晶装置201が完成する。
このように本実施形態によれば、第1の偏光板12は矩形状であり、第2の張り出し部19の張り出し領域側の第1の辺39とは異なる辺側方向に張り出した第3の張り出し部41を備えているので、第3の張り出し部41でもプリズムシート等の光学部材を接着固定することが可能となり、接着面積を更に増大させプリズムシート等の光学部材の接着強度を強化できる。
また、第1の基板6は、第2の張り出し部19及び第3の張り出し部41の張り出し領域側の辺13,46と異なる辺にプリズムシート等の光学部材との位置合わせの基準に用いられる基準辺42を備えることとしたので、例えば第2の張り出し部19及び第3の張り出し部41が基準辺側に張り出さず、第1の基板6とプリズムシート等の光学部材との位置合わせが容易となる。
更に第3の基板である第1の偏光板12は、プリズムシート等の光学部材との位置合わせの基準に用いられる基準辺43を備えるので、第1の偏光板12とプリズムシート等の光学部材との位置合わせが容易にできる。
(第4の実施形態・電子機器)
次に、上述した液晶装置1、101、201を備えた本発明の第4の実施形態に係る電子機器について説明する。尚、第1の実施形態の構成要素と共通する構成要素については、第1の実施形態の構成要素と同一の符号を付しその説明を省略する。
図10は本発明の第4の実施形態にかかる電子機器の表示制御系の全体構成を示す概略構成図である。
電子機器300は、表示制御系として例えば図10に示すように液晶パネル2及び表示制御回路390などを備え、その表示制御回路390は表示情報出力源391、表示情報処理回路392、電源回路393及びタイミングジェネレータ394などを有する。
また、液晶パネル2には表示領域Iを駆動する駆動回路361を有する。
表示情報出力源391は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などからなるメモリと、磁気記録ディスクや光記録ディスクなどからなるストレージユニットと、デジタル画像信号を同調出力する同調回路とを備えている。更に表示情報出力源391は、タイミングジェネレータ394によって生成された各種のクロック信号に基づいて、所定フォーマットの画像信号などの形で表示情報を表示情報処理回路392に供給するように構成されている。
また、表示情報処理回路392はシリアル−パラレル変換回路、増幅・反転回路、ローテーション回路、ガンマ補正回路、クランプ回路などの周知の各種回路を備え、入力した表示情報の処理を実行して、その画像情報をクロック信号CLKと共に駆動回路361へ供給する。駆動回路361は、走査線駆動回路、データ線駆動回路及び検査回路を含む。また、電源回路393は、上述した各構成要素に夫々所定の電圧を供給する。
このように本実施形態によれば、第1の偏光板12が第1の基板6から張り出し第1の張り出し部18に平面的に重なる第2の張り出し部19を備え、プリズムシート等の光学部材は、少なくとも該第2の張り出し部19に重なる領域で第1の偏光板12と接着されているので、例えば該第2の張り出し部19を除く第1の基板6の有効表示領域以外の狭い領域で、プリズムシート等の光学部材が接着されている場合に比較し接着面積をより広くすることができ、プリズムシート等の光学部材等を液晶パネル2等に強固に接続できる。
特に携帯可能な電子機器にあっては、小型で且つ正確な機能を発揮できることが求められており、外部衝撃等によるプリズムシート等の光学部材の位置ずれ等を低コストで確実に防止できる本発明の意義は大きいといえる。
具体的な電子機器としては、携帯電話機やパーソナルコンピュータなどの他に液晶装置が搭載されたタッチパネル、プロジェクタ、液晶テレビやビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末等が挙げられる。そして、これらの各種電子機器の表示部として、上述した例えば液晶装置1,101,201が適用可能なのは言うまでもない。
なお、本発明の電気光学装置及び電子機器は、上述した例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、上述した電気光学装置はいずれも液晶パネルを有する液晶装置であるが、無機或は有機エレクトロルミネッセンス装置、プラズマディスプレイ装置、電気泳動ディスプレイ装置、電子放出素子を用いた装置(Field Emission Display及びSurface‐Conduction Electron‐Emitter Display等)などの各種電気光学装置であってもよい。
以上、好ましい実施形態を上げて本発明を説明したが、本発明は上述したいずれの実施形態にも限定されず、本発明の技術思想の範囲内で適宜変更して実施できる。
例えば、上述の実施形態ではパッシブマトリクス型の液晶装置について説明したがこれに限られるものではなく、例えば薄膜トランジスタ素子アクティブマトリクス型、薄膜ダイオード素子アクティブマトリクス型の液晶装置であってもよい。更には、半透過型に限らず透過型であってもよい。これにより、多種多様な液晶装置についても、簡単且つ確実に外部衝撃によるプリズムシート等の光学部材の位置ずれ等を低コストで防止できる。更に液晶装置の製造コストの低減を図ることができる。
また、上述の実施形態では第1の張り出し部18と第1の基板張り出し部38とが夫々異なる基板6,7に設けられる場合について説明したがこれに限られるものではなく、例えば第1の張り出し部18と第1の基板張り出し部38との両方とも同じ基板に設けられてもよい。これにより、同じ基板例えば第2の基板7にセグメント用液晶駆動用ICとコモン用液晶駆動用ICとを実装でき、より多種多様な液晶装置に対応できる。
第1の実施形態に係る液晶装置の分解斜視図である。 図1のA−A線断面図(液晶駆動用ICは切断していない。)である。 偏光板に両面テープを貼り付けた状態の説明図である。 COFの場合の断面図である。 第2の実施形態に係る第1の張り出し部付近の断面説明図である。 第3の実施形態に係る液晶装置の分解斜視図である。 図6のF−F線断面図(液晶駆動用ICは切断していない。)である。 第3の実施形態の偏光板に両面接着テープを貼り付けた説明図である。 第1の偏光板の全ての辺に張り出し部を設けた場合の説明図である。 第4の実施形態にかかる電子機器の表示制御系の概略構成図である。
符号の説明
1,101,201 液晶装置、 2 液晶パネル、 3,203 回路基板、 4 照明装置、 5 シール材、 6 第1の基板、 7 第2の基板、 8 液晶、 9 コモン電極、 10,15 オーバーコート層、 11,16 配向膜、 12 第1の偏光板、 13 一辺、 14 セグメント電極、 17 第2の偏光板、 18 第1の張り出し部、 19 第2の張り出し部、 20 コモン電極用配線、 21 セグメント電極用配線、 22 液晶駆動用IC、 23 電極用端子、 24 入力用端子、 25 外部用端子、 26 入力用配線、 27 バンプ、 28 ACF、 29 ベース基材、 30 配線パターン、 31 外部接続用ACF、 32 両面接着テープ、 33 光源、 34 導光板、 35 ギャップ材、 36 モールド材、 37 フレキシブル基板、 38 第1の基板張り出し部、 39 第1の辺、 40 上側の長辺、 41 第3の張り出し部、 42,43 基準辺、 44 プリズムシート、 45 拡散シート、 46 辺、 222a セグメント用液晶駆動用IC、 222b コモン用液晶駆動用IC、 300 電子機器、 361 駆動回路、 390 表示制御回路

Claims (7)

  1. 第1の基板と、前記第1の基板に電気光学材料を挟んで対向し前記第1の基板から張り出した第1の張り出し領域を備えた第2の基板と、前記第1の基板に接着された第3の基板と、前記第3の基板に接着された光学部材とを有する電気光学装置において、
    前記第3の基板は、前記第1の基板から張り出しており前記第1の張り出し領域に平面的に重なる第2の張り出し領域を備え、
    前記光学部材は照明装置を構成する部材であり、少なくとも前記第2の張り出し領域に重なる領域で前記第3の基板と接着されていることを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記第1の張り出し領域と前記第2の張り出し領域との間には、モールド材が充填されていることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記第3の基板は、偏光板であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電気光学装置。
  4. 前記第1、第2及び第3の基板は矩形状であり、
    前記第3の基板は、前記第2の張り出し領域側の第1の辺と、
    前記第1の辺とは異なる辺側に前記第2の基板から張り出した第3の張り出し領域と
    を備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載の電気光学装置。
  5. 前記第1の基板は、前記第2、第3の張り出し領域側の辺とは異なる辺で、且つ、前記光学部材との位置合わせの基準に用いられる基準辺を備えていることを特徴とする請求項4に記載の電気光学装置。
  6. 前記第3の基板は、前記光学部材との位置合わせの基準に用いられる基準辺を備えていることを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の電気光学装置。
  7. 請求項1から請求項6のうちのいずれか一項に記載の電気光学装置を備えていることを特徴とする電子機器。
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