JP2005339956A - 照明装置、電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】
より薄型軽量であり、点光源からの光を無駄なく電気光学パネルに供給できる照明装置、電気光学装置及びその電気光学装置を用いた電子機器を提供すること。
【解決手段】
液晶装置1の導光板34を点光源33からの光を受ける受光部42とその受光部42からの光を射出する面と反射する面とを有する本体部43とを一体的に備え、受光部42を該射出面47に連続する第1の傾斜面44と反射面48に連続する第2の傾斜面45とで互いに窄まるように形成したので、本体部43の厚さを受光部42の点光源側の厚さより薄くすることができる。その結果、その薄くなった所に光学シート、例えばプリズムシート35等を配置すれば液晶装置1としての厚さをその光学シート分薄くすることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パーソナルコンピュータや携帯電話機に用いられる照明装置、電気光学装置及びその電気光学装置を用いた電子機器に関する。
従来、パーソナルコンピュータや携帯電話機といった電子機器の表示装置として液晶装置等の電気光学装置が広く用いられており、その液晶装置の液晶パネルに光を照射する照明装置として例えば導光板を用いたもの等が知られている。
しかし、パーソナルコンピュータや携帯電話機等はより小型化、薄型化及び軽量化が求められており、その小型化、薄型化を目的として導光板を楔形にし、その厚さの薄い領域に電源等を配置した表示装置等が提案されている(例えば、特許文献1参照。) 。
特開2001−75093号公報(段落[0005]から[0024]、図2)。
しかしながら上述の表示装置により表示装置の小型化、薄型化を図ることがある程度できたが、より更なる照明装置や電気光学装置の小型化、薄型化及び軽量化を図らなければならないという問題が生じていた。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされるもので、より薄型軽量であり、点光源からの光を無駄なく電気光学パネルに供給できる照明装置、電気光学装置及びその電気光学装置を用いた電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の主たる観点に係る照明装置は、光を発する点光源と、前記点光源からの光を受ける受光部と、その受光部の前記点光源と反対側に隣接し該受光部からの光の射出面及び反射面を有する本体部とを一体的に備え、前記受光部は、前記射出面及び反射面の夫々に連続し前記点光源側から本体部側に向かって互いに窄まるように形成された第1及び第2の傾斜面を有し、その第1及び第2の傾斜面が前記点光源側から前記本体部側に向かって平面的に左右に広がるように形成されている導光板と、少なくとも前記射出面及び反射面上に配置され、前記点光源側から本体部側に向かい前記受光部の点光源側端面より所定の距離だけ離間している光学シートとを具備することを特徴とする。
ここで、「光学シート」とは、例えば反射シート、拡散シート及びプリズムシート等のことである。
本発明は、導光板を点光源からの光を受ける受光部とその受光部からの光を射出する面と反射する面とを有する本体部とを一体的に備え、受光部を該射出面に連続する第1の傾斜面と反射面に連続する第2の傾斜面とで互いに窄まるように形成したので、本体部の厚さを受光部の点光源側の厚さより薄くすることができる。その結果、その薄くなった所に光学シートを配置すれば照明装置としての厚さをその光学シート分薄くすることができる。また、従来と同じ光量を確保しながら導光板の厚さを部分的に薄くしたので、照明装置の軽量化を図ることもできる。
更に第1及び第2の傾斜部を平面的に点光源から本体部側に向かって左右に広がるように形成したので、無駄な部分がなく導光板をより軽量化することができる。また、点光源から左右に広がる散乱光も受光部の左右に延びる側面等で全反射され本体部に導かれるので、より点光源からの光を無駄なく電気光学パネルに供給できる。
また、光学シートが点光源側端面から所定の距離だけ離間しているので少なくとも点光源側端面より導光板の厚さが薄くなっている所に配置されることとなり、その分、照明装置を薄型化できる。
本発明の一の形態によれば、前記本体部の反射面は、該反射面と連続する前記第2の傾斜面より傾斜角度が小さい第3の傾斜面により形成されていることを特徴とする。これにより、反射面に例えば反射シートを照明装置全体の厚さを増やさず配置すると共に、本体部の射出面で点光源から遠い所も近い所と略均一に光を射出できることとなる。
本発明の他の観点にかかる電気光学装置は、光を発する点光源と、前記点光源からの光を受ける受光部とその受光部の前記点光源と反対側に隣接し該受光部からの光の射出面及び反射面を有する本体部とを一体的に備え、前記受光部は、前記射出面及び反射面の夫々に連続し前記点光源側から本体部側に向かって互いに窄まるように形成された第1及び第2の傾斜面を有し、その第1及び第2の傾斜面が前記点光源側から前記本体部側に向かって平面的に左右に広がるように形成されている導光板と、少なくとも前記射出面及び反射面上に配置され、前記点光源側から本体部側に向かい前記受光部の点光源側端面より所定の距離だけ離間している光学シートとを備える照明装置と、前記照明装置から光を受ける電気光学材料を保持する基板を備えた電気光学パネルとを具備することを特徴とする。
本発明は、導光板を点光源からの光を受ける受光部とその受光部からの光を射出する面と反射する面とを有する本体部とを一体的に備え、受光部を該射出面に連続する第1の傾斜面と反射面に連続する第2の傾斜面とで互いに窄まるように形成したので、本体部の厚さを受光部の点光源側の厚さより薄くすることができる。その結果、その薄くなった所に光学シートを配置すれば電気光学装置としての厚さをその光学シート分薄くすることができる。また、従来と同じ光量を確保しながら導光板の厚さを部分的に薄くしたので、電気光学装置の軽量化を図ることもできる。
更に第1及び第2の傾斜部を平面的に点光源端部から本体部側に向かって左右に広がるように形成したので、無駄な部分がなく導光板をより軽量化することができる。また、点光源から左右に広がる散乱光も受光部の左右に延びる側面で全反射され本体部に導かれるので、より点光源からの光を無駄なく電気光学パネルに供給できる。
また、光学シートが点光源側端面から所定の距離だけ離間しているので少なくとも点光源側端面より導光板の厚さが薄くなっている所に配置されることとなり、その分、電気光学装置を薄型化できる。
本発明の一の形態によれば、前記本体部の反射面は、該反射面と連続する前記第2の傾斜面より傾斜角度が小さい第3の傾斜面により形成されていることを特徴とする。これにより、反射面に例えば反射シートを電気光学装置全体の厚さを増やさず配置すると共に、本体部の射出面で点光源から遠い所も近い所と略均一に光を射出できることとなる。
本発明の一の形態によれば、前記受光部は、前記電気光学パネルの有効表示領域を除く領域に対応するように配置されていることを特徴とする。これにより、電気光学パネルの表示に寄与しない受光部が電気光学パネルの有効表示領域外に配置されるので、電気光学パネルで表示むら等が現れることを防ぐことができる。
本発明の一の形態によれば、前記光学シートは、前記反射面上に反射シートが配置され、前記射出面上に拡散シート及びプリズムシートが配置されており、夫々前記点光源側端面より受光部分だけ離間していることを特徴とする。これにより、例えば反射面及び射出面の全面に光学シートを配置して電気光学パネルの有効表示領域の全面に表示むらの無い、しかも輝度を向上させた表示を可能としながら、該光学シートを最も導光板の薄い所に配置できるので、より電気光学装置の薄型化を図ることが可能となる。
本発明の一の形態によれば、前記第1及び第2の傾斜面は、外部へ射出する光を反射する反射層が形成されていることを特徴とする。これにより、受光部から外部へ漏れる光を略導光板内へ戻すことができる。従って、点光源からの光を無駄なく電気光学パネルに供給できることとなる。
本発明の一の形態によれば、前記点光源は発光ダイオードであり、前記受光部の前記本体部側と反対側に複数配置されていることを特徴とする。これにより、受光部の点光源側端面から本体部側までの長さをより短くすることができるので、電気光学装置のより小型化が図れる。
本発明の一の形態によれば、前記点光源の前記導光板と反対側に、前記導光板からの戻り光を反射する反射部を更に備えることを特徴とする。これにより、導光板等からの戻り光や漏れ光等を受光部へ戻すので、点光源からの光を無駄なく電気光学パネルに供給できる。
本発明の一の形態によれば、前記基板は、前記電気光学材料を駆動するICが配置された張出し部を有し、前記張出し部は、前記受光部に平面的に重なるように配置されていることを特徴とする。これにより、例えば電気光学パネルの表示に寄与しない受光部を電気光学パネルの有効表示領域外の張出し部の下に配置し、電気光学装置のスペースの効率化を図り、より電気光学装置を小型にできる。
本発明の他の観点にかかる照明装置は、光を発する光源と、前記光源からの光を受ける受光部と、その受光部の前記光源と反対側に隣接し該受光部からの光の射出面及び反射面を有する本体部とを一体的に備え、前記受光部と本体部との境界に前記受光部の厚さより前記本体部の厚さが薄くなるように段部が形成されている導光板とを具備することを特徴とする。
本発明は、導光板を光源からの光を受ける受光部とその受光部からの光を射出する面と反射する面とを有する本体部とを一体的に備え、受光部と本体部との境界に受光部の厚さより本体部の厚さが薄くなるように段部を形成したので、その薄くなった所に光学シートを配置すれば照明装置としての厚さをその光学シート分薄くすることができる。また、従来と同じ受光面である光源側端面を確保しながら導光板の厚さを部分的に薄くしたので、照明装置の軽量化を図ることもできる。
本発明の一の形態によれば、前記光源は点光源であり、前記受光部は、前記本体部の射出面及び反射面の夫々に前記境界を介して平面的に隣接し相対向する第1及び第2の面を有し、その第1及び第2の面が前記点光源側から前記本体部側に向かって平面的に左右に広がるように形成されていることを特徴とする。これにより、光源が点光源である場合に無駄な部分がなく導光板をより軽量化することができる。また、点光源から左右に広がる散乱光も受光部の左右に延びる側面等で全反射され本体部に導かれるので、より点光源からの光を無駄なく電気光学パネルに供給できる。
本発明の他の観点にかかる電気光学装置は、光を発する光源と、前記光源からの光を受ける受光部とその受光部の前記光源と反対側に隣接し該受光部からの光の射出面及び反射面を有する本体部とを一体的に備え、前記受光部と本体部との境界に前記受光部の厚さより前記本体部の厚さが薄くなるように段部が形成されている導光板とを備える照明装置と、前記照明装置から光を受ける電気光学材料を保持する基板を備えた電気光学パネルとを具備することを特徴とする。
本発明は、導光板を光源からの光を受ける受光部とその受光部からの光を射出する面と反射する面とを有する本体部とを一体的に備え、受光部と本体部との境界に受光部の厚さより本体部の厚さが薄くなるように段部を形成したので、その薄くなった所に光学シートを配置すれば電気光学装置としての厚さをその光学シート分薄くすることができる。また、従来と同じ受光面である光源側端面を確保しながら導光板の厚さを部分的に薄くしたので、電気光学装置の軽量化を図ることもできる。
本発明の一の形態によれば、前記光源は点光源であり、前記受光部は、前記本体部の射出面及び反射面の夫々に前記境界を介して平面的に隣接し相対向する第1及び第2の面を有し、その第1及び第2の面が前記点光源側から前記本体部側に向かって平面的に左右に広がるように形成されていることを特徴とする。これにより、光源が点光源である場合に無駄な部分がなく導光板をより軽量化することができる。また、点光源から左右に広がる散乱光も受光部の左右に延びる側面等で全反射され本体部に導かれるので、より点光源からの光を無駄なく電気光学パネルに供給できる。
本発明の一の形態によれば、前記点光源は発光ダイオードであり、前記受光部の前記本体部側と反対側に複数配置されていることを特徴とする。これにより、受光部の点光源側端面から本体部側までの長さをより短くすることができるので、電気光学装置のより小型化が図れる。
本発明の他の観点にかかる電子機器は、上述する電気光学装置を備えたことを特徴とする。
本発明は、より薄型軽量であり、点光源からの光を無駄なく電気光学パネルに供給できる電気光学装置を備えるので、電子機器の表示性能を向上させながらより電子機器の小型化、薄型化、更に軽量化を図ることができる。
以下、本発明に実施形態を図面に基づき説明する。なお、以下実施形態を説明するにあたっては、電気光学装置の例として液晶装置、具体的には反射半透過型のパッシブマトリックス方式の液晶装置、またその液晶装置を用いた電子機器について説明するがこれに限られるものではない。また、以下の図面においては各構成を分かりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等が異なっている。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る液晶装置の概略斜視図、図2は図1のA−A線断面図(液晶駆動用IC及び点光源は切断されていない。)、図3は図2の照明装置の説明図、図4は点光源及び導光板の概略平面図及び図5は導光板が楔形状である場合の概略断面図である。
(液晶装置の構成)
液晶装置1は、例えば図1に示すように電気光学パネルとしての液晶パネル2と当該液晶パネル2に接続された回路基板3及び当該液晶パネル2に光を射出する照明装置4とを有する。ここで、液晶装置1には、照明装置4の他にも、その他の付帯機構が必要に応じて付設される(図示しない)。
液晶パネル2は、図1及び図2に示すようにシール材5を介して貼り合わされた一対の基板である第1の基板6及び第2の基板7と、両基板の隙間に封入された電気光学材料例えばSTN(Super Twisted Nematic)型の液晶8及び液晶パネル2の周縁部を保持する額縁状の枠9とを有する。
第1の基板6には、例えば図1及び図2に示すように液晶側表面に複数のコモン電極10が所定のパターンで形成されており、そのコモン電極10の上(液晶側)にはオーバーコート層11が形成され、更にその上に配向膜12が形成されている。また、第1の基板6の外側(液晶8と反対側)には偏光板13等が配置されている。
一方、第2の基板7には、例えば図1及び図2に示すように液晶側表面に、複数のセグメント電極14が所定のパターンで形成されており、そのセグメント電極14の上にはオーバーコート層15が形成され、更にその上に配向膜16が形成されている。また、第2の基板7の外側(液晶8と反対側)には偏光板17等が配置されている。
なお、第1の基板及び第2の基板6,7のいずれか一方の内側表面には図示しないが必要に応じて下地層、反射層、着色層及び光遮蔽層等を形成する。
ここで、第1の基板及び第2の基板6,7は、図1及び図2に示すように例えばガラスや合成樹脂といった光透過性材料から形成された板状部材であり、第2の基板7は第1の基板6に対し外側へ(図1及び図2中のY軸方向)張出した張出し部18を有している。
また、コモン電極10は、例えばITO(Induium Tin Oxide)の透明導電材料でストライプ状に複数形成されているが、図1及び図2に示すように一方方向(図中X軸方向)で平行になるようにストライプ形状で複数形成されている。
更にセグメント電極14はコモン電極10と同様にITO等の透明導電材料でストライプ状に複数形成されているが、図1及び図2に示すようにコモン電極10と交差するように図中のY軸方向に形成されている。これらのコモン電極10及びセグメント電極14が交差する所が、例えば像を表示するR(赤)、G(緑)、B(青)の一つ一つのサブ画素となる。
また、オーバーコート層11,15は例えば酸化ケイ素、酸化チタンまたはこれらの混合物により形成され、配向膜12,16は例えばポリイミド系樹脂により形成されている。更に偏光板13,17は例えば高分子型薄膜偏光フィルムにより形成され、夫々の基板の外側に貼着されている。
張出し部18は、図1及び図2に示すようにコモン電極及びセグメント電極10,14がシール材5で囲まれる領域(以下「液晶領域」という。)から当該張出し部18に延びたコモン電極用配線19及びセグメント電極用配線20、その各電極用配線に例えば液晶駆動用電流を供給するIC(Integrated Circuit)としての液晶駆動用IC21等を有する。
また、張出し部18は液晶駆動用IC21の実装面に対応する第2の基板7上の実装領域内に設けられた複数の電極用端子22、更に回路基板3からの電流を液晶駆動用IC21に入力する複数の入力用端子23を有する。この電極用端子22はコモン電極用配線及びセグメント電極用配線19,20に夫々電気的に接続されている。
更に張出し部18は、回路基板3からの電流を受取る外部用端子24、その外部からの電流を入力用端子23に供給する入力用配線25等を有する。
また、例えば図2に示すように張出し部18の液晶駆動用IC21の実装面と反対側には、略張出し部18の全体を覆うように遮光部材26が貼着されている。
遮光部材26は、例えば第2の基板7側は黒色で点光源側は白色等の光を反射する構成となっている。これにより、後述する点光源から光が漏れても遮光部材26で反射され、より点光源からの光を無駄なく液晶パネル2に供給できる。また、外部からの光も黒色面で吸収され液晶駆動用IC21へ反射することもなく、より安定した液晶の駆動を得ることができる。
なお、コモン電極用配線及びセグメント電極用配線19,20は例えばコモン電極及びセグメント電極10,14と同様ITO等の透明導電性材料で形成されている。
液晶駆動用IC21は、例えば回路基板3及び入力用配線25を介して表示画像等に関わる各種の信号を受信すると、この信号に応じた駆動信号を生成するものであり、その駆動信号はコモン電極用配線及びセグメント電極用配線19,20に供給される。
液晶駆動用IC21は、図1及び図2に示すようにX軸方向に長辺が来るように略長方形の外形を有し、その張出し部18への実装面である裏面には電極用端子22と入力用端子23とに電気的に接続するための複数のバンプ27を有する。この電気的接続には、例えば電極用端子及び入力用端子22,23とバンプ27との間にACF(Anisotropic coductive film)28を介して行われている。
また、枠9は例えば図1及び図2に示すようにその中央に略矩形状の表示用開口部29を有し、額縁状に形成されている。更に枠9は、第1の基板上の偏光板13を介し液晶パネル2の周縁部を保持し固定しているが表示用開口部29の周縁が、例えば図2に示すように液晶パネル2の有効表示領域Bの周縁外側の見切り部分(図示しない)に平面的に隣接するように形成されている。これにより、表示に寄与しない部分が、該枠9により覆われるので液晶表示がより鮮明になる。
次に、回路基板3には例えば図1及び図2に示すようにベース基材30の上に配線パターン31等が形成、実装されている。
ここで、ベース基材30は可撓性を有するフィルム状の部材であり、配線パターン31は例えば銅等から形成されていて、張出し部側の端に接続用端子(図示しない)が形成されている。その接続用端子は外部用端子24に外部接続用ACF32を介して電気的に接続されている。なお、外部接続用ACF32はACF28とほとんど同様の構成であるが、必要に応じて導電粒子の大きさ等を変えてある。
次に、照明装置4は例えば図1、図2、図3及び図4に示すように液晶パネル2に光を供給するバックライトユニットであり、点光源33、導光板34、2枚のプリズムシート35,36、拡散シート37、反射シート38、フレーム39及び反射部としての反射部材40等を有する。
ここで、点光源33は例えば発光ダイオード(以下「LED」(Light Emitting Diode)という。)が用いられ図1、図2、図3及び図4に示すよう導光板34の点光源側端面に発光面41が配置されている。
また、導光板34は例えば図1、図2、図3及び図4に示すように点光源33からの光を受ける受光部42とその受光部42により受けた光を導き液晶パネル2に射出する本体部43とを一体的に有する。
受光部42は、第2の基板側の面が第1の傾斜面44として、またフレーム側の面が第2の傾斜面45として形成されており、該第1及び第2の傾斜面44,45は例えば図2に示すように点光源側から本体部側に互いに窄まるように形成されている。また、例えば第1の傾斜面44の傾斜角度θ1は第2の傾斜面45の傾斜角度θ2より大きく形成されている。これにより、第1の傾斜面44に連続する本体部側の面上には、例えば図3に示すように第2の傾斜面45に連続する本体側の面上の空スペースDより大きな空スペースCができ、例えば拡散シート37や2枚のプリズムシート35,36を収納できることとなる。
更に受光部42は、例えば図4に示すように該第1及び第2の傾斜面44,45が点光源側から本体部側に向かって平面的に左右に広がるように形成されている。すなわち、受光部42は点光源側端面46を上辺とし、本体部43との境を下辺とする略台形を有している。
また、点光源側端面46は略点光源33の発光面41の大きさと略一致するように形成されている。これにより、点光源33から射出した光のほとんどを受光部42に入射させながらプリズムシート35,36や拡散シート37等が配置される本体部43ではその厚さを薄くすることが可能となる。
更に第1及び第2の傾斜面44,45の表面に図示しない反射層を設けてもよい。これにより、該第1及び第2の傾斜面44,45から外部に漏れる光を略受光部42の内部に戻すことが可能となり、点光源33からの光を無駄なく液晶パネル2に供給できる。
次に、本体部43は例えば図1、図2及び図3に示すように厚さが略等しい平板状の形状を有し、その平板形状の両面は、受光部42の第1の傾斜面44から連続する液晶パネル2に光を射出する射出面47と、その射出面47と反対側で受光部42の第2の傾斜面45から連続し光が反射する反射面48とに形成されている。
尚、本体部43は上述のように厚さが略等しい平板形状に限られるものではなく、例えば図5に示すように点光源33に遠くなるほど本体部43の厚さが薄くなるような略楔形状に形成してもよい。具体的には本体部43の反射面48が、該反射面48と連続する第2の傾斜面45の傾斜角度θ2より傾斜角度が小さい傾斜角度θ3の第3の傾斜面49として形成されている。これにより、例えば反射シート38の収納スペースを作りながら本体部43を楔形状にして、均一な輝度で光を射出することが可能となると共に液晶装置1の軽量化をより図ることができる。
ここで、受光部及び本体部42,43とも例えばアクリル系樹脂等を用いて射出成形や押出成形等により形成される。
次に、2枚のプリズムシート35,36、拡散シート37及び反射シート38は図1、図2及び図3に示すように略同じ大きさに形成されており、本体部43の反射面48上(図では下方向)に該反射面48と略同じ大きさの例えば銀箔シート等の反射シート38が貼着されている。また、本体部43の射出面47上(液晶パネル側)に射出面47と略同じ大きさの拡散シート37が貼着され、更にその上に2枚のプリズムシート35,36が配置されている。また、図2に示すように液晶パネル2の有効表示領域Bに本体部43の射出面47が対応しているので、有効表示領域Bの全体に均質で輝度の高い光を射出することができる。尚、拡散シート37は、拡散により均一な光を射出するものであり、プリズムシート35,36は拡散シート37から射出される光の輝度を向上させ液晶パネル2の偏光板17に照射するものである。
また、フレーム39は例えば図1、図2及び図3に示すように反射部材40、点光源33、反射シート38、拡散シート37及び2枚のプリズムシート35,36が備えられた導光板34が丁度収納されるように内側に凹部50を形成している。
ここで、反射部材40は、例えば図1、図2及び図3に示すように点光源33の発光面41と反対側の凹部50の内壁に設けられている。図1では平板状に形成されているがこれに限られるものではなく、例えば凹面鏡のような形状にしてもよい。材料として銀やアルミニウムを用いることができる。これにより、受光部42等で漏れ出た光を反射させ、再利用を図ることができる。
(液晶装置の動作)
次に、以上のように構成された液晶装置1の動作について導光板での光の進み方を中心に簡単に説明する。
図6は導光板の光の進み方を側面側から説明する図及び図7は導光板の光の進み方を平面側から説明する図である。
まず、図示しない駆動回路により例えばLEDである点光源33に所定の電流が供給されると該点光源33はその発光面41から所定の波長の光を発する。そして、その発光面41から射出した光は、例えば図6に示すように発光面41の略中央から射出した光E1であれば受光部42の点光源側端面46に入射しそのまま本体部43に進み、何回か全反射を繰り返しやがて本体部43の射出面47から拡散シート37へ射出する。
更に該射出光は図6のFのように2枚のプリズムシート36,35を経て液晶パネル2の第2の基板7側に入射し、液晶8により所定のサブ画素ごとに光変調され第1の基板側の偏光板13の有効表示領域から外部へ射出し、見る者に所定の画像を表示することとなる。
一方、発光面41のやや上方から射出した光E2は、受光部42の第1の傾斜面44で全反射し、その反射光が本体部43に進み上述した光E1と同様に本体部43で全反射を繰り返しやがて本体部43の射出面47から拡散シート37へ射出する。
また、発光面41のやや下方から射出した光E3は、受光部42の第2の傾斜面45で全反射し、その反射光が本体部43に進み上述した光E1と同様に本体部43で全反射を繰り返しやがて本体部43の射出面47から拡散シート37へ射出する。
このように、点光源33の発光面41と略同じ大きさを有する受光部42の点光源側端面46から本体部43では図3に示すように上下に夫々C,Dだけ(図3中のZ軸方向の長さ)小さくなっても、受光部42の第1及び第2の傾斜面44,45により点光源側端面46の大きさで反対側まで均一な導光板と略同様に点光源33からの光を液晶パネル2に供給できる。
次に、平面から見た光の進み方について説明する。
例えば図7に示すように点光源33の発光面41の略中央から射出した光G1であれば受光部42の点光源側端面46に入射しそのまま本体部43に進み、何回か全反射を繰り返しやがて本体部43の射出面47から拡散シート37へ図6のFのように射出する。
また、やや斜めに射出した光G2は、そのまま本体部43に進み本体部43の側面で全反射し、更に反射を繰り返しやがて本体部43の射出面47から拡散シート37へG1と同様に射出する。
一方、受光部42で散乱等により例えば図7のG3のように横方向(図中のX軸方向)に進む光も受光部42の側面(図中のY軸方向に対しに斜め方向に形成された側面)により反射され本体部43に進み、何回か全反射を繰り返しやがて本体部43の射出面47から拡散シート37へG1と同様に射出する。
これにより、従来であればそのまま外部に漏れてしまう散乱光等も本体部43に向かって平面的に左右に広がる第1及び第2の傾斜面44,45の側面等により無駄なく液晶パネル2に供給できることとなる。
以上で液晶装置1の動作の説明を終了する。
このように本実施形態によれば、液晶装置1の導光板34を点光源33からの光を受ける受光部42とその受光部42からの光を射出する面と反射する面とを有する本体部43とを一体的に備え、受光部42を該射出面47に連続する第1の傾斜面44と反射面48に連続する第2の傾斜面45とで互いに窄まるように形成したので、本体部43の厚さを受光部42の点光源側の厚さより薄くすることができる。その結果、その薄くなった所に光学シート、例えばプリズムシート35等を配置すれば液晶装置1としての厚さをその光学シート分薄くすることができる。また、従来と同じ光量を確保しながら導光板34の厚さを部分的に薄くしたので、液晶装置1の軽量化を図ることもできる。
更に第1及び第2の傾斜部を平面的に点光源側端面46から本体部側に向かって左右に広がるように形成したので、無駄な部分がなく導光板34をより軽量化することができる。また、点光源33から左右に広がる散乱光も受光部42の左右に延びる側面等で全反射され本体部43に導かれるので、より点光源33からの光を無駄なく液晶パネル2に供給できる。
また、受光部42は、液晶パネル2の有効表示領域Bを除く領域に対応するように配置されているので、液晶パネル2の表示に寄与しない受光部42が液晶パネル2の有効表示領域外に配置されることとなり、液晶パネル2で表示むら等が現れることを防ぐことができる。
更に反射面上に反射シート38が配置され、射出面上に拡散シート37及びプリズムシート35,36が配置されており、夫々点光源側端面46より受光部分だけ離間しているので、例えば反射面48及び射出面47の全面に反射シート38等の光学シートを配置して液晶パネル2の有効表示領域Bの全面に表示むらの無い、しかも輝度を向上させた表示を可能としながら、該光学シートを最も導光板34の薄い所に配置できるので、より液晶装置1の薄型化を図ることが可能となる。
また、第1及び第2の傾斜面44,45に外部へ射出する光を反射する反射層を形成すれば、受光部42から外部へ漏れる光を略導光板34内へ戻すことができる。従って、点光源33からの光を無駄なく液晶パネル2に供給できることとなる。
更に点光源33の導光板34と反対側に、導光板34からの戻り光を反射する反射部材40を更に備えることとしたので、導光板等からの戻り光や漏れ光等を受光部42へ戻し、点光源33からの光を無駄なく液晶パネル2に供給できる。
また、液晶装置1の第2の基板7には、液晶駆動用IC21が配置された張り出し部18を有し、該張出し部18は、受光部42に平面的に重なるように配置されているので、例えば液晶パネル2の表示に寄与しない受光部42を液晶パネル2の有効表示領域外の張出し部18の下に配置し、液晶装置1のスペースの効率化を図り、より液晶装置1を小型にできる。
(第2の実施形態)
次に、本発明に係る液晶装置の第2の実施形態について説明する。本実施形態においては点光源が2つ備えられ、受光部もそれに合わせて変形されている点が第1の実施形態と異なるので照明装置を中心に説明する。尚、第1の実施形態の構成要素と共通する構成要素については、第1の実施形態の構成要素と同一の符号を付しその説明を省略する。
図8は本発明の第2の実施形態に係る液晶装置101の概略斜視図、図9は図8の照明装置のH−H線断面図(点光源は切断されていない。)及び図10は2つの点光源と導光板との概略平面図である。
(液晶装置の構成)
液晶装置101は、例えば図8に示すように液晶パネル2と当該液晶パネル2に接続された回路基板3及び当該液晶パネル2に光を射出する照明装置104とを有する。ここで、液晶装置101には、照明装置104の他にも、その他の付帯機構が必要に応じて付設される(図示しない)。
照明装置104は、例えば図8、図9及び図10に示すように液晶パネル2に光を供給するバックライトユニットであり、2つの点光源133a,133b、導光板134、2枚のプリズムシート35,36、拡散シート37、反射シート38、フレーム39及び反射部としての反射部材40等を有する。
ここで、2つの点光源133a,133bは例えばLEDが用いられている。更に点光源133a,133bは、例えば図8及び図10に示すように図中のX軸方向に横に所定の間隔を置いて並んでおり、導光板134の点光源側端面に発光面41が配置されている。
また、導光板134は例えば図8、図9及び図10に示すように点光源133a,133bからの光を夫々受ける受光部142a,142bとその受光部142a,142bにより受けた光を導き液晶パネル2に射出する本体部43とを一体的に有する。
受光部142a,142bは、夫々第2の基板側の面が第1の傾斜面144a,144bとして、またフレーム側の面が第2の傾斜面145a,145bとして形成されており、該第1及び第2の傾斜面144a,144b,145a,145bは例えば図9に示すように点光源側から本体部側に互いに窄まるように形成されている。また、例えば第1の傾斜面144aの傾斜角度θ4は第2の傾斜面145aの傾斜角度θ5より大きく形成されている。これにより、第1の傾斜面144a,144bに連続する本体部側の面上には、例えば図9に示すように第2の傾斜面145a,145bに連続する本体側の面上の空スペースDより大きな空スペースCができ、例えば拡散シート37や2枚のプリズムシート35,36を収納できることとなる。
更に受光部142a,142bは、例えば図10に示すように該第1及び第2の傾斜面144a,144b,145a,145bが点光源側から本体部側に向かって平面的に左右に広がるように形成されている。すなわち、受光部142a,142bは点光源側端面46を上辺とし、本体部43との境を下辺とする2つの横(図中のX軸方向)に並んだ略台形を有している。
また、点光源側端面46は略点光源133a,133bの発光面41の大きさと略一致するように形成されている。これにより、点光源133a,133bから射出した光のほとんどを受光部142a,142bに入射させながらプリズムシート35,36や拡散シート37等が配置される本体部43ではその厚さを薄くすることが可能となる。
更に第1及び第2の傾斜面144a,144b,145a,145bの表面に図示しない反射層を設けてもよい。これにより、該第1及び第2の傾斜面144a,144b,145a,145bから外部に漏れる光を略受光部142a,142bの内部に戻すことが可能となり、点光源133a,133bからの光を無駄なく液晶パネル2に供給できる。
次に、本体部43は例えば図8、図9及び図10に示すように厚さが略等しい平板状の形状を有し、その平板形状の両面は、受光部142a,142bの第1の傾斜面144a,144bから連続する液晶パネル2に光を射出する射出面47と、その射出面47と反対側で受光部142a,142bの第2の傾斜面145a,145bから連続し光が反射する反射面48とに形成されている。
尚、本体部43は上述のように厚さが略等しい平板形状に限られるものではなく、第1の実施形態と同様、例えば点光源133a,133bに遠くなるほど本体部43の厚さが薄くなるような略楔形状に形成してもよい。具体的には本体部43の反射面48が、該反射面48と連続する第2の傾斜面145a,145bの傾斜角度θ5より傾斜角度が小さい傾斜角度θ3の第3の傾斜面49として形成されている。これにより、例えば反射シート38の収納スペースを作りながら本体部43を楔形状にして、均一な輝度で光を射出することが可能となると共に液晶装置101の軽量化をより図ることができる。
ここで、受光部及び本体部142a,142b,43とも例えばアクリル系樹脂等を用いて射出成形や押出成形等により形成される。
また、フレーム39は例えば図8及び図9に示すように反射部材40、点光源133a、133b、反射シート38、拡散シート37及び2枚のプリズムシート35,36が備えられた導光板134が丁度収納されるように内側に凹部50を形成している。
(液晶装置の動作)
本実施形態に係る液晶装置101の導光板の光の進み方については、略第1に実施形態と同様であるのでその説明を省略する。
このように本実施形態によれば、液晶装置101の導光板134を点光源133a,133bからの光を受ける受光部142a,142bとその受光部142a,142bからの光を射出する面と反射する面とを有する本体部43とを一体的に備え、受光部142a,142bを該射出面47に連続する第1の傾斜面144a,144bと反射面48に連続する第2の傾斜面145a,145bとで互いに窄まるように形成したので、本体部43の厚さを受光部142a,142bの点光源側の厚さより薄くすることができる。その結果、その薄くなった所に光学シート、例えばプリズムシート35等を配置すれば液晶装置1としての厚さをその光学シート分薄くすることができる。また、従来と同じ光量を確保しながら導光板134の厚さを部分的に薄くしたので、液晶装置101の軽量化を図ることもできる。
更に第1及び第2の傾斜部を平面的に点光源側端面46から本体部側に向かって左右に広がるように形成したので、無駄な部分がなく導光板134をより軽量化することができる。また、点光源133a,133bから左右に広がる散乱光も受光部142a,142bの左右に延びる側面等で全反射され本体部43に導かれるので、より点光源133a,133bからの光を無駄なく液晶パネル2に供給できる。
また、点光源が1つの場合に比べ受光部142a,142bの点光源側端面46から本体部側までの長さをより短くすることができるので、液晶装置101のより小型化が図れる。
(第3の実施形態)
次に、本発明に係る液晶装置の第3の実施形態について説明する。本実施形態においては受光部と本体部との境界に段部が形成され、受光部もそれに合わせて変形されている点が第1の実施形態と異なるので照明装置を中心に説明する。尚、第1の実施形態の構成要素と共通する構成要素については、第1の実施形態の構成要素と同一の符号を付しその説明を省略する。
図11は本発明の第3の実施形態に係る液晶装置201の概略斜視図、図12は図11のJ−J線断面図(液晶駆動用IC及び光源は切断されていない。)、図13は光源と導光板との概略説明図及び図14は段部が片面しかない場合の導光板等の概略斜視図である。
(液晶装置の構成)
液晶装置201は、例えば図11に示すように液晶パネル2と当該液晶パネル2に接続された回路基板3及び当該液晶パネル2に光を射出する照明装置204とを有する。ここで、液晶装置201は、照明装置204の他にも、その他の付帯機構が必要に応じて付設される(図示しない)。
照明装置204は、例えば図11、図12及び図13に示すように液晶パネル2に光を供給するバックライトユニットであり、光源として例えば点光源33、導光板234、2枚のプリズムシート35,36、拡散シート37、反射シート38、フレーム39及び反射部としての反射部材40等を有する。
ここで、導光板234は、例えば図11、図12及び図13に示すように全体として矩形状をなし、点光源33からの光を受ける受光部242と、その受光部242の点光源33と反対側に隣接し受光部242により受けた光を導き液晶パネル2に射出する射出面47と反射面48とを有する本体部43とを一体的に有する。
また、受光部242と本体部43との境界には、受光部側の厚さ(図12のL)より本体部43の厚さ(図12のK)が薄くなるように例えば図11、図12及び図13に示すように液晶パネル側に上段部251とフレーム側に下段部252が形成されている。
上段部251は、図11、図12及び図13に示すように矩形状である導光板234の点光源側端面246から所定の距離、少なくとも該上段部が有効表示領域Bの中に入ってこないような距離で形成されている。更に上段部251は、その上段部251の点光源側端面246に平行な壁面で、受光部242の第2の基板側の面である第1の面244と本体側の射出面47とを繋ぐように形成されている。
また、下段部252は、例えば図11、図12及び図13に示すように上段部251に平面的に重なるようにフレーム側に形成されており、その下段部252の点光源側端面246に平行な壁面で、受光部242のフレーム側の面である第2の面245と本体側の反射面48とを繋ぐように形成されている。
更に受光部242は、例えば図11、図12及び図13に示すように本体部43の射出面47及び反射面48の夫々に受光部242と本体部43との境界を介し平面的に隣接し相対向する第1の面及び第2の面244,245を有している。また、該第1の面及び第2の面244,245は略矩形状であり、お互いに平行となるように形成されている。
また、点光源側端面246は例えば図13に示すように横幅(図中X軸方向)が点光源33の発光面41より大きく、その高さ(図中Z軸方向)は発光面41と略同じに形成されている。これにより、点光源33から射出した光のほとんどを受光部242に入射させながらプリズムシート35,36や拡散シート37等が配置される本体部43ではその厚さを薄くすることが可能となる。
更に第1の面及び第2の面244,245の表面に図示しない反射層を設けてもよいことは第1の実施形態と同様である。これにより、該第1の面及び第2の面244,245から外部に漏れる光を略受光部242の内部に戻すことが可能となり、点光源33からの光を無駄なく液晶パネル2に供給できる。
次に、本体部43は例えば図11、図12及び図13に示すように厚さが略等しい平板状の形状を有している。また、その平板形状の両面は、受光部242の第1の面244から受光部242と本体部43との境界に設けられた上段部251を介して平面的に隣接する液晶パネル2に光を射出する射出面47と、その射出面47と反対側で受光部242の第2の面245から該境界に設けられた下段部252を介して平面的に隣接する光が反射する反射面48とにより形成されている。
尚、本体部43は上述のように厚さが略等しい平板形状に限られるものではなく、例えば点光源33に遠くなるほど本体部43の厚さが薄くなるような略楔形状に形成してもよい。これにより、例えば反射シート38の収納スペースを作りながら本体部43を楔形状にして、均一な輝度で光を射出することが可能となると共に液晶装置201の軽量化をより図ることができる。
ここで、受光部及び本体部242,43とも例えばアクリル系樹脂等を用いて射出成形や押出成形等により形成される。
また、上述の説明では受光部242と本体部43との境界に上段部251と下段部252との両方を設けたがこれに限られるものではなく、例えば図14のように上段部251だけでもよい。勿論、逆に下段部252だけでもよい。
例えば図14に示すように上段部251だけである場合は、反射シート38´を点光源側端面246まで延ばしてもよい。これにより、薄さは下段部252を設けた場合に比べ少し厚くなるが導光板234´の構造がより単純になり製造が容易となる。また、反射シート38´が受光部242のフレーム側まで覆うこととなるので、より点光源33からの光を無駄なく液晶パネル2に供給できる。
(液晶装置の動作)
本実施形態に係る液晶装置201の導光板の光の進み方については、略第1の実施形態と同様であるのでその説明を省略する。
このように本実施形態によれば、液晶装置201の導光板234を光源である点光源33からの光を受ける受光部242とその受光部242からの光を射出する面と反射する面とを有する本体部43とを一体的に備え、受光部242と本体部43との境界に受光部242の厚さより本体部43の厚さが薄くなるように段部、例えば上段部及び下段部251,252を形成したので、その薄くなった所に光学シート、例えばプリズムシート35等を配置すれば液晶装置201としての厚さをその光学シート分薄くすることができる。また、従来と同じ受光面である点光源側端面246を確保しながら導光板234の厚さを部分的に薄くしたので、液晶装置201の軽量化を図ることもできる。
(変形例)
次に、本発明に係る液晶装置の第3の実施形態の変形例について説明する。本変形例においては受光部が略台形をしている点が第3の実施形態と異なるので導光板を中心に説明する。尚、第1及び第2の実施形態の構成要素と共通する構成要素については、第1及び第2の実施形態の構成要素と同一の符号を付しその説明を省略する。
図15は受光部が略台形をしている場合の導光板等の概略斜視図及び図16は点光源が2つある場合の導光板等の概略斜視図である。
図15に示すように液晶装置401の導光板434は、例えば点光源33からの光を受ける受光部442と、その点光源33と反対側に隣接し受光部442により受けた光を導き液晶パネル2に射出する射出面47と反射面48とを有する本体部43とを一体的に備える。
また、受光部442と本体部43との境界には、受光部側の厚さより本体側の厚さが薄くなるように例えば図15に示すように液晶パネル側に上段部451とフレーム側に下段部452が形成されている。
上段部451は、図15に示すように点光源側端面446から所定の距離、少なくとも該上段部451が液晶パネル2の有効表示領域Bの中に入ってこないような距離で形成されている。更に上段部451は、その上段部451の点光源側端面446に平行な壁面で、受光部442の第2の基板側の面である第1の面444と本体側の射出面47とを繋ぐように形成されている。
また、下段部452は、例えば図15に示すように上段部451に平面的に重なるようにフレーム側に形成されており、その下段部452の点光源側端面446に平行な壁面で、受光部442のフレーム側の面である第2の面445と本体側の反射面48とを繋ぐように形成されている。
更に受光部442は、例えば図15に示すように本体部43の射出面47及び反射面48の夫々に受光部442と本体部43との境界を介し平面的に隣接し相対向する第1の面及び第2の面444,445を有している。また、該第1の面及び第2の面444,445は点光源側から図15に示すように本体側に向かって平面的に左右に広がるように形成されおり、互いに平行となっている。
また、点光源側端面246は例えば図15に示すように点光源33の発光面41の大きさと略一致するように形成されている。これにより、点光源33から射出した光のほとんどを受光部442に入射させながらプリズムシート35,36や拡散シート37等が配置される本体部43ではその厚さを薄くすることが可能となる。
更に本体部43は、例えば図15に示すように厚さが略等しい平板状の形状を有し、その平板形状の両面は、受光部442の第1の面444から上段部451により繋がれた液晶パネル2に光を射出する射出面47と、その射出面47と反対側で受光部442の第2の面445から下段部452により繋がれ光が反射する反射面48とに形成されている。
これにより、光源が点光源33である場合に無駄な部分がなく導光板434をより軽量化することができる。また、点光源33から左右に広がる散乱光も受光部442の左右に延びる側面等で全反射され本体部43に導かれるので、より点光源33からの光を無駄なく液晶パネル2に供給できる。
尚、本体部43が上述のように厚さが略等しい平板形状に限られるものでないこと及び第1及び第2の面444,445の表面に反射層を設けてもよいことは、第1及び3の実施形態の場合と同様である。また、上述した段部が、例えば上段部451及び下段部452のいずれか一方だけであってもよいことも同様である。
次に、点光源が2つある場合の変形例について説明する。
図16に示すように液晶装置501の導光板534は、例えば2つ点光源533a,533bからの光を夫々受ける受光部542a,542bと、その受光部542a,542bの点光源533a,533bと反対側に隣接し受光部542a,542bにより受けた光を導き液晶パネル2に射出する射出面47と反射面48とを有する本体部43とを一体的に備える。
また、受光部542a,542bと本体部43との境界には、受光部側の厚さより本体側の厚さが薄くなるように例えば図16に示すように液晶パネル側に上段部551とフレーム側に下段部552が形成されている。
上段部551は、図16に示すように点光源側端面546から所定の距離、少なくとも該上段部551が液晶パネル2の有効表示領域Bの中に入ってこないような距離で形成されている。更に上段部551は、その上段部551の点光源側端面546に平行な壁面で、受光部542の第2の基板側の面である第1の面544a,544bと本体側の射出面47とを繋ぐように形成されている。
また、下段部552は、例えば図16に示すように上段部551に平面的に重なるようにフレーム側に形成されており、その下段部552の点光源側端面546に平行な壁面で、受光部542a,542bのフレーム側の面である第2の面545a,545bと本体側の反射面48とを繋ぐように形成されている。
更に受光部542a,542bは、例えば図16に示すように本体部43の射出面47及び反射面48の夫々に受光部542a,542bと本体部43との境界を介し平面的に隣接し相対向する第1の面及び第2の面544a,544b,545a,545bを有している。また、該第1の面及び第2の面544a,544b,545a,545bは点光源側から図16に示すように本体側に向かって平面的に左右に広がるように形成されおり、互いに平行となっている。すなわち、受光部542a,542bは点光源側端面546を上辺とし、本体部43との境界を下辺とする2つの横(図16中のX軸方向)に並んだ略台形を有している。
また、点光源側端面546は例えば図16に示すように点光源533a,533bの発光面41の大きさと略一致するように形成されている。これにより、点光源533a,533bから射出した光のほとんどを受光部542a,542bに入射させながらプリズムシート35,36や拡散シート37等が配置される本体部43ではその厚さを薄くすることが可能となる。
更に本体部43は、例えば図16に示すように厚さが略等しい平板状の形状を有し、その平板形状の両面は、受光部542a,542bの第1の面544a,544bから上段部551により繋がれた液晶パネル2に光を射出する射出面47と、その射出面47と反対側で受光部542a,542bの第2の面545a,545bから下段部552により繋がれ光が反射する反射面48とに形成されている。
これにより、光源が2つの点光源533a,533bである場合に無駄な部分がなく導光板534をより軽量化することができる。また、点光源533a,533bから左右に広がる散乱光も受光部542a,542bの左右に延びる側面等で全反射され本体部43に導かれるので、より点光源533a,533bからの光を無駄なく液晶パネル2に供給できる。
尚、本体部43が上述のように厚さが略等しい平板形状に限られるものでないこと及び第1及び第2の面544a,544b,545a,545bの表面に反射層を設けてもよいことは、第1及び3の実施形態の場合と同様である。また、上述した段部が、例えば上段部551及び下段部552のいずれか一方だけであってもよいことも同様である。
(第4の実施形態・電子機器)
次に、上述した液晶装置1,101,201,401,501のいずれかを備えた本発明の第4の実施形態に係る電子機器について説明する。尚、第1の実施形態の構成要素と共通する構成要素については、第1の実施形態の構成要素と同一の符号を付しその説明を省略する。
図17は本発明の第4の実施形態にかかる電子機器の表示制御系の全体構成を示す概略構成図である。
電子機器300は、表示制御系として例えば図17に示すように液晶パネル2及び表示制御回路390などを備え、その表示制御回路390は表示情報出力源391、表示情報処理回路392、電源回路393及びタイミングジェネレータ394などを有する。
また、液晶パネル2には表示領域Iを駆動する駆動回路361を有する。
表示情報出力源391は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などからなるメモリと、磁気記録ディスクや光記録ディスクなどからなるストレージユニットと、デジタル画像信号を同調出力する同調回路とを備えている。更に表示情報出力源391は、タイミングジェネレータ394によって生成された各種のクロック信号に基づいて、所定フォーマットの画像信号などの形で表示情報を表示情報処理回路392に供給するように構成されている。
また、表示情報処理回路392はシリアル−パラレル変換回路、増幅・反転回路、ローテーション回路、ガンマ補正回路、クランプ回路などの周知の各種回路を備え、入力した表示情報の処理を実行して、その画像情報をクロック信号CLKと共に駆動回路361へ供給する。また、電源回路393は、上述した各構成要素に夫々所定の電圧を供給する。
このように本実施形態によれば、電子機器300に備えられた例えば液晶装置1は、導光板34を点光源33からの光を受ける受光部42とその受光部42からの光を射出する面と反射する面とを有する本体部43とを一体的に備え、受光部42を該射出面47に連続する第1の傾斜面44と反射面48に連続する第2の傾斜面45とで互いに窄まるように形成したので、本体部43の厚さを受光部42の点光源側の厚さより薄くすることができる。その結果、その薄くなった所に光学シート、例えばプリズムシート35等を配置すれば液晶装置1としての厚さをその光学シート分薄くすることができる。また、従来と同じ光量を確保しながら導光板34の厚さを部分的に薄くしたので、液晶装置1の軽量化を図ることもできる。従って、その様な液晶装置1を備える電子機器300は、より薄型化、小型化及び軽量化を図ることができることとなる。
更に第1及び第2の傾斜部を平面的に点光源側端面46から本体部側に向かって左右に広がるように形成したので、無駄な部分がなく導光板34をより軽量化することができる。また、点光源33から左右に広がる散乱光も受光部42の左右に延びる側面等で全反射され本体部43に導かれるので、より点光源33からの光を無駄なく液晶パネル2に供給できる。
また、受光部42は、液晶パネル2の有効表示領域Bを除く領域に対応するように配置されているので、液晶パネル2の表示に寄与しない受光部42が液晶パネル2の有効表示領域外に配置されることとなり、液晶パネル2で表示むら等が現れることを防ぐことができる。
更に反射面上に反射シート38が配置され、射出面上に拡散シート37及びプリズムシート35,36が配置されており、夫々点光源側端面46より受光部分だけ離間しているので、例えば反射面48及び射出面47の全面に反射シート38等の光学シートを配置して液晶パネル2の有効表示領域Bの全面に表示むらの無い、しかも輝度を向上させた表示を可能としながら、該光学シートを最も導光板34の薄い所に配置できるので、より液晶装置1の薄型化を図ることが可能となる。
特に携帯可能な電子機器にあっては、小型で且つ正確な機能を発揮できることが求められており、より薄型軽量であり、点光源からの光を無駄なく液晶パネル2に供給できる本発明の意義は大きいといえる。
具体的な電子機器としては、携帯電話機やパーソナルコンピュータなどの他に液晶装置が搭載されたタッチパネル、プロジェクタ、液晶テレビやビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末等が挙げられる。そして、これらの各種電子機器の表示部として、上述した例えば液晶装置1,101,201,401,501が適用可能なのは言うまでもない。
なお、本発明の電気光学装置及び電子機器は、上述した例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、上述した電気光学装置はいずれも液晶パネルを有する液晶装置であるが、無機或は有機エレクトロルミネッセンス装置、プラズマディスプレイ装置、電気泳動ディスプレイ装置、電子放出素子を用いた装置(Field Emission Display及びSurface‐Conduction Electron‐Emitter Display等)などの各種電気光学装置であってもよい。
以上、好ましい実施形態を上げて本発明を説明したが、本発明は上述したいずれの実施形態にも限定されず、本発明の技術思想の範囲内で適宜変更して実施できる。
例えば、上述の実施形態や変形例ではパッシブマトリクス型の液晶装置について説明したがこれに限られるものではなく、例えば薄膜トランジスタ素子アクティブマトリクス型、薄膜ダイオード素子アクティブマトリクス型の液晶装置であってもよい。更には、半透過型に限らず透過型であってもよい。これにより、多種多様な液晶装置についても、より薄型軽量で、点光源からの光を無駄なく液晶パネルに供給できることとなる。
また、上述の実施形態や変形例では点光源を1つ又は2つの場合について説明したがこれに限られるものではなく、例えば3つ以上設けても良い。これにより、受光部の点光源側端面から本体部までの距離を更に短くすることができ、液晶装置をより小型化、軽量化することが可能となる。
更に上述の実施形態や変形例ではプリズムシート35,36及び拡散シート37が全て本体部43の薄くなった所に収まるものとして説明したがこれに限られるものではなく、例えばそれらのシートの一部しか納まらない場合でもよい。これによっても、それらシートが収まった厚さ分だけ液晶装置を薄くし、軽量化を図ることができる。また、反射シート38も同様であり、その一部の厚さのみ反射面48に納まる場合でもよい。
第1の実施形態に係る液晶装置の概略斜視図である。 図1のA−A線断面図(IC及び点光源は切断されていない。)である。 図2の照明装置の説明図である。 第1の実施形態に係る点光源及び導光板の概略平面図である。 第1の実施形態に係る導光板が楔形状である場合の概略断面図である。 第1の実施形態に係る導光板の光の進み方を側面側から説明する図である。 第1の実施形態に係る導光板の光の進み方を平面側から説明する図である。 第2の実施形態に係る液晶装置の概略斜視図である。 図8の照明装置のH−H線断面図(点光源は切断されていない。)である。 第2の実施形態に係る2つの点光源と導光板との概略平面図である。 第3の実施形態に係る液晶装置の概略斜視図である。 図11のJ−J線断面図(IC及び光源は切断されていない。)である。 第3の実施形態に係る光源と導光板との概略説明図である。 段部が片面しかない場合の導光板等の概略斜視図である。 変形例の導光板等の概略斜視図である。 変形例の点光源が2つある場合の導光板等の概略斜視図である。 第4の実施形態に係る電子機器の表示制御系の概略構成図である。
符号の説明
1,101,201,401,501 液晶装置、 2 液晶パネル、 3 回路基板、 4,104,204 照明装置、 5 シール材、 6 第1の基板、 7 第2の基板、 8 液晶、 9 枠、 10 コモン電極、 11,15 オーバーコート層、 12,16 配向膜、 13,17 偏光板、 14 セグメント電極、 18 張出し部、 19 コモン電極用配線、 20 セグメント電極用配線、 21 液晶駆動用IC、 22 電極用端子、 23 入力用端子、 24 外部用端子、 25 入力用配線、 26 遮光部材、 27 バンプ、 28 ACF、 29 表示用開口部、 30 ベース基材、 31 配線パターン、 32 外部接続用ACF、 33,133a,133b,533a,533b 点光源、 34,134,234,234´,434,534 導光板、 35,36 プリズムシート、 37 拡散シート、 38,38´ 反射シート、 39 フレーム、 40 反射部材、 41 発光面、 42,142a,142b,242,442,542a,542b 受光部、 43 本体部、 44,144a,144b 第1の傾斜面、 45,145a,145b 第2の傾斜面、 46,246,446,546 点光源側端面、 47 射出面、 48 反射面、 49 第3の傾斜面、 50 凹部、 244,444,544a,544b 第1の面、 245,445,545a,545b 第2の面、 251,451,551 上段部、 252,452,552 下段部、 300 電子機器、 361 駆動回路、 390 表示制御回路

Claims (16)

  1. 光を発する点光源と、
    前記点光源からの光を受ける受光部と、その受光部の前記点光源と反対側に隣接し該受光部からの光の射出面及び反射面を有する本体部とを一体的に備え、前記受光部は、前記射出面及び反射面の夫々に連続し前記点光源側から本体部側に向かって互いに窄まるように形成された第1及び第2の傾斜面を有し、その第1及び第2の傾斜面が前記点光源側から前記本体部側に向かって平面的に左右に広がるように形成されている導光板と、
    少なくとも前記射出面及び反射面上に配置され、前記点光源側から本体部側に向かい前記受光部の点光源側端面より所定の距離だけ離間している光学シートと
    を具備することを特徴とする照明装置。
  2. 前記本体部の反射面は、該反射面と連続する前記第2の傾斜面より傾斜角度が小さい第3の傾斜面により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 光を発する点光源と、前記点光源からの光を受ける受光部とその受光部の前記点光源と反対側に隣接し該受光部からの光の射出面及び反射面を有する本体部とを一体的に備え、前記受光部は、前記射出面及び反射面の夫々に連続し前記点光源側から本体部側に向かって互いに窄まるように形成された第1及び第2の傾斜面を有し、その第1及び第2の傾斜面が前記点光源側から前記本体部側に向かって平面的に左右に広がるように形成されている導光板と、少なくとも前記射出面及び反射面上に配置され、前記点光源側から本体部側に向かい前記受光部の点光源側端面より所定の距離だけ離間している光学シートとを備える照明装置と、
    前記照明装置から光を受ける電気光学材料を保持する基板を備えた電気光学パネルと
    を具備することを特徴とする電気光学装置。
  4. 前記本体部の反射面は、該反射面と連続する前記第2の傾斜面より傾斜角度が小さい第3の傾斜面により形成されていることを特徴とする請求項3に記載の電気光学装置。
  5. 前記受光部は、前記電気光学パネルの有効表示領域を除く領域に対応するように配置されていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の電気光学装置。
  6. 前記光学シートは、前記反射面上に反射シートが配置され、前記射出面上に拡散シート及びプリズムシートが配置されており、夫々前記点光源側端面より受光部分だけ離間していることを特徴とする請求項3から請求項5のうちいずれか一項に記載の電気光学装置。
  7. 前記第1及び第2の傾斜面は、外部へ射出する光を反射する反射層が形成されていることを特徴とする請求項3から請求項6のうちいずれか一項に記載の電気光学装置。
  8. 前記点光源は発光ダイオードであり、前記受光部の前記本体部側と反対側に複数配置されていることを特徴とする請求項3から請求項7のうちいずれか一項に記載の電気光学装置。
  9. 前記点光源の前記導光板と反対側に、前記導光板からの戻り光を反射する反射部を更に備えることを特徴とする請求項3から請求項8のうちいずれか一項に記載の電気光学装置。
  10. 前記基板は、前記電気光学材料を駆動するICが配置された張出し部を有し、
    前記張出し部は、前記受光部に平面的に重なるように配置されていることを特徴とする請求項3から請求項9のうちいずれか一項に記載の電気光学装置。
  11. 光を発する光源と、
    前記光源からの光を受ける受光部と、その受光部の前記光源と反対側に隣接し該受光部からの光の射出面及び反射面を有する本体部とを一体的に備え、前記受光部と本体部との境界に前記受光部の厚さより前記本体部の厚さが薄くなるように段部が形成されている導光板と
    を具備することを特徴とする照明装置。
  12. 前記光源は点光源であり、前記受光部は、前記本体部の射出面及び反射面の夫々に前記境界を介して平面的に隣接し相対向する第1及び第2の面を有し、その第1及び第2の面が前記点光源側から前記本体部側に向かって平面的に左右に広がるように形成されていることを特徴とする請求項11に記載の照明装置。
  13. 光を発する光源と、前記光源からの光を受ける受光部とその受光部の前記光源と反対側に隣接し該受光部からの光の射出面及び反射面を有する本体部とを一体的に備え、前記受光部と本体部との境界に前記受光部の厚さより前記本体部の厚さが薄くなるように段部が形成されている導光板とを備える照明装置と、
    前記照明装置から光を受ける電気光学材料を保持する基板を備えた電気光学パネルと
    を具備することを特徴とする電気光学装置。
  14. 前記光源は点光源であり、前記受光部は、前記本体部の射出面及び反射面の夫々に前記境界を介して平面的に隣接し相対向する第1及び第2の面を有し、その第1及び第2の面が前記点光源側から前記本体部側に向かって平面的に左右に広がるように形成されていることを特徴とする請求項13に記載の電気光学装置。
  15. 前記点光源は発光ダイオードであり、前記受光部の前記本体部側と反対側に複数配置されていることを特徴とする請求項14に記載の電気光学装置。
  16. 請求項3から請求項10と請求項13から請求項15のうちいずれか一項に記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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JP2014078432A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Minebea Co Ltd 面状照明装置

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